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取扱説明書
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このたびは、ヤマハエレクトロニックピアノ P-120/120S をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。
P-120/120S の優れた機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。また、お読みになっ
たあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管してください。
取扱説明書(本書)について
取扱説明書(本書)は、「準備」「本編」「付録」の 3 部構成になっています。
準 備 最初にお読みください。
本 編 P-120/120S の使い方を詳しく説明しています。
付 録 「音色一覧」などの資料を掲載しています。
表記上の決まり
【 】の意味
準
備
【 】: パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、スライダー、ジャック(端子)といった
マスター ボリューム
言葉は省略します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で【MASTER VOLUME】
と表記します。
、 の意味
○○○ ※※※ ○○○の操作を行なった結果、※※※の状態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
○○○ ☆☆☆ ○○○の操作を行なったあと、☆☆☆の操作をすることを示しています。
(操作の手順を示します。)
、 、 、 の意味
(用語集)P-120/120S に関する用語や、専門用語を説明しています。
(ワンポイント説明)機能の詳細や基本設定、補足事項を説明しています。
(ご注意いただくこと)操作するときにご注意いただく内容、できない内容を説明しています。
(クエスチョン)〜するには? 〜すると? といった目的や、機能・操作上の疑問にお答えしています。
※ この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる
場合があります。
※ 本文中では、P-120 と P-120S を代表して P-120 と表記します。
● Macintosh は、米国および他の国々で登録された Apple Computer, Inc. の商標です。
● Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
● 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
P-120/120S 取扱説明書(本書)について
2
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目 次
準 備
取扱説明書(本書)について................................... 2
目次 ............................................................................... 3
目的別目次................................................................... 4
安全上のご注意........................................................... 5
付属品(お確かめください)..................................... 9
P-120 でこんなことができます .............................. 10
ご使用前の準備.........................................................11
譜面立て..................................................................... 11
電源アダプターや外部機器との接続..................... 11
電源を入れる............................................................. 14
音量 ( ボリューム ) 調節.......................................... 14
本 編
各部の名前 ................................................................. 16
デモ曲を聞く............................................................. 18
ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く........... 19
ピアノ 50 曲の片手練習をする ............................... 20
ピアノ 50 曲の部分練習をする ............................... 21
音色を楽しむ............................................................. 22
音色を選ぶ................................................................. 22
音に変化を付ける・・・【VARIATION
ブリリアンス
【BRILLIANCE
タッチ感を変える・・・【TOUCH
キー(調)を変える・・・【TRANSPOSE
2 つの音色を混ぜる(デュアル)............................ 26
鍵域を左右に分けて別々の2 つの音色で弾く・・・
スプリット
【SPLIT
メトロノームを使う(METRONOME
】/【REVERB
】..................................................................... 27
演奏を録音(記録)する......................................... 29
最初のトラックに録音する..................................... 29
録音し直す................................................................. 30
続いて 2 つめのトラックに録音する..................... 31
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を
変更する..................................................................... 32
録音した曲を再生する............................................. 33
再生の手順................................................................. 33
再生に関する便利な機能 ......................................... 34
各種の便利な設定をする・・・
ファンクション
【FUNCTION
】............................................................ 35
ファンクションでの基本操作 ................................. 36
各ファンクション項目の説明 ................................. 38
F1. 音程の微調整................................................ 38
F2. 音律(調律法)の選択................................ 38
F3. デュアルの諸設定........................................ 39
F4. スプリットの諸設定.................................... 40
F5. ペダルの諸設定............................................ 41
リバーブ
メトロノーム
バリエーション
】/【EFFECT
タッチ
】/
エフェクト
】....................... 24
トランスポーズ
)................ 28
】...... 22
】.......... 25
F6. メトロノーム音量の設定 ............................ 42
F7. ピアノ 50 曲のパート再生 OFF
音量設定 ........................................................ 42
ミディ
F8. MIDI
ミディ
MIDI
F9. バックアップ ON/OFF
について.......................................................... 46
機能の諸設定...................................... 43
オン / オフ
オフ
時の
の設定.................. 45
パーソナルコンピューターと接続する................. 47
故障かな ? と思ったら ............................................. 51
付 録
音色一覧..................................................................... 54
基本設定一覧............................................................. 56
ミディ
MIDI
データフォーマット...................................... 58
別売品のご紹介.........................................................62
仕様............................................................................. 62
索引............................................................................. 63
保証とアフターサービス......................................... 65
準
備
本
編
付
録
P-120/120S 目次
3
Page 4
目的別目次
●聞く
・音色ごとのデモ曲が聞きたい ....................................................................................................................「デモ曲を聞く」(P18 )
・「ピアノで弾く名曲 50 選」の曲が聞きたい ..........................................「ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く」(P19 )
・録音した演奏が聞きたい ............................................................................................................「録音した曲を再生する」(P33 )
●弾く
・ペダルを使いたい ...............................................................................【SUSTAIN PEDAL
サステイン ペダル
】端子、【AUX PEDAL
・一人一人のキーに合った伴奏をしたい .................................................「キー(調)を変える・・・【TRANSPOSE
・音の強弱の付き方を変えたい ..............................................................................「タッチ感を変える・・・【TOUCH
・他の楽器や CD の音楽に合わせて演奏したい.........................................................................................「音程の微調整」(P38 )
●音を変える
ペダル
】端子(P41 )
トランスポーズ
タッチ
】」(P25 )
】」(P24 )
準
・どんな音に変えられるのか知りたい ................................................................................................................「音色一覧」(P54 )
・コンサートホールで弾いているような音にしたい .........................................「音に変化を付ける・・・【REVERB
・2 つの音色を組み合わせたい ....................................................................................「2 つの音色を混ぜる(デュアル)」(P26 )
・右手と左手を違う音で弾きたい ..............................「鍵域を左右に分けて別々の2つの音色で弾く・・・【SPLIT
・明るく鋭い音や柔らかくまろやかな音にしたい .....................................「音に変化を付ける・・・【BRILLIANCE
・広がり感を付けた音や揺れるような音にしたい .............................................「音に変化を付ける・・・【EFFECT
・違った表情の音にしたい ...............................................................................「音に変化を付ける・・・【VARIATION
リバーブ
ブリリアンス
エフェクト
バリエーション
】」(P22 )
スプリット
】」(P27 )
】」(P22 )
】」(P22 )
】」(P22 )
●練習する
・右手または左手パートの音を消して練習したい ......................................................「ピアノ 50 曲の片手練習をする」(P20 )
・同じところを繰り返し練習したい ..............................................................................「ピアノ 50 曲の部分練習をする」(P21 )
・正確なテンポで練習したい ...........................................................................「メトロノームを使う(METRONOME
メトロノーム
)」(P28 )
・自分で録音した曲を使って練習したい ................................................................................「演奏を録音(記録)する」(P29 )
●録音する
・演奏を録音したい ....................................................................................................................「演奏を録音(記録)する」(P29 )
●設定する
・いろいろな機能をもっと細かく設定したい ...................................「各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】」(P35 )
備
4
●他の機器と接続して使う
ミディ
・MIDI
って何?.............................................................................................................................................「MIDI
・演奏を録音したい ..........................................................................................................................................AUX OUT
・もっと大きな音を出したい ..........................................................................................................................AUX OUT
・パソコンとつなぎたい ....................................................................................「パーソナルコンピューターと接続する」(P47 )
P-120/120S 目的別目次
ミディ
について」(P46 )
アウト
端子(P12 )
アウト
端子(P12 )
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま
す。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください 」という注意喚起を示します。
〜しない でくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す
るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
警告
この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器
店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
(3)-7
1/4
P-120/120S 安全上のご注意
準
備
5
Page 6
警告
電源 / 電源アダプター
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源アダプターは、必ず指定のもの(PA-300)を
使用する。
必ず実行
必ず実行
(異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、
火災などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこり
をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近
づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。ま
た、電源コードに重いものをのせない。
禁止
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因に
なります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解した
り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。異
禁止
常を感じた場合など、点検や修理は、必ずお買い上げ
の楽器店または 巻末のヤマハ電気音響製品サービス
拠点にご依頼ください。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置か
ない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いと
ころで使用しない。
禁止
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かな
い。
ろうそく などが倒れたりして、火災の原因になりま
禁止
す。
異常に気づいたら
電源アダプターコード / プラグがいたんだ場合、ま
たは、使用中に音が出なくなったり異常なにおいや
煙が出たりした場合は、すぐに電源スイッチを切り、
必ず実行
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、
お買い上げ の楽器店または巻末のヤマハ電気音響製
品サービス拠点に点検をご依頼ください。
準
備
6
P-120/120S 安全上のご注意
2/4
(3)-7
Page 7
注意
電源 / 電源アダプター
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコードを
持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原因
必ず実行
必ず実行
禁止
になることがあります。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるとき
は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災
の原因になることがあります。
必ず実行
必ず実行
接続
必ず実行
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコード
などの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したり
するおそれがあります。
指定のスタンドを使用する。また、付属のネジがある
場合は必ずそれを使用する。
本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりす
る原因になります。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を
切った上で行なう。また、電源を入れたり切ったり
する前に、必ず機器のボリュームを最小にする。さ
らに、演奏を始める場合も必ず両機器のボリューム
を最小にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げ
ていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
設置
禁止
禁止
禁止
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストー
ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温
度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多い
ところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり
する原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気
製品の近くで使用しない。
楽器本体または
場合があります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけが
をしたりする原因になります。
テレビ やラジオなどに雑音が生じる
手入れ
禁止
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗
剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま
す。お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
準
備
(3)-7
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P-120/120S 安全上のご注意
7
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使用時の注意
データの保存
ご注意
ください
禁止
禁止
禁止
本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を
入れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあり
ます。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電
源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの
楽器店または巻 末のヤマハ電気音響製品サービス拠
点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製
品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。ま
た、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力
を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたり
する原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
作成したデータの保存とバックアップ
内部のデータは、バックアップの設定 (P45 ) によっ
て、電源を切っても約 1 週間保持されます。約 1 週
間以上過ぎるとこのデータは消えてしまいますの
必ず実行
で、1 週間以内に数分間は電源を入れてください。ま
た、このデータは故障や誤操作などのために失われ
ることがあります。大切なデータは、ヤ マハ MIDI
データファイラーMDF3 などの外部メディアに保存
してください。
外部メディアのバックアップ
保存した外 部メディアの万一の事故に備えて、大切
なデータは 予備の外部メディアにバックアップとし
て保存されることをおすすめします。
必ず実行
準
備
禁止
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。また、データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承
ください。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
電源スイッチを 切った状態(電源スイッチが「STANDBY」の状態)でも微電流が流れていま す。スタンバイ時の消費電力は、最小限の 値で設計されて
います。この製品を長時間使用しないときは必ず電源アダプターのプラグをコンセントから抜いてください。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間に
音のエチケット 音のエチケット
音のエチケット
これは日本電子
機械工業会「音
のエチケット」
キャンペーンの
マークです。
は小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがありま
す。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互
いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
P-120/120S 安全上のご注意
8
4/4
(3)-7
Page 9
付属品(お確かめください)
・保証書
・取扱説明書(本書)
・ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)
・電源アダプター PA-300
・フットペダル FC3
・譜面立て
P-120/120S 付属品(お確かめください)
準
備
9
Page 10
P-120 でこんなことができます
ヤマハエレクトロニックピアノ P-120/120S は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWM ダイナミックステレオ
サンプリング」による豊かな音色と、鍵域により鍵盤の重さを変えてグランドピアノのタッチ感に近付けた「グレードハ
ンマー鍵盤」による自然な弾き心地を備えた電子ピアノです。
グランドピアノ
GRAND PIANO
グランドピアノ
GRAND PIANO
グ)、さらに、ピアノの響板の響きを加える「サウンドボードリバーブ」、サステインペダルを踏んだときの響板や弦の共
鳴音をサンプリングした「サステインサンプリング」、鍵盤を離したときの微妙な発音をサンプリングした「キーオフサ
ンプリング」を採用し、ぜいたくな音作りを行なっています。
1/2 の音色は、フルコンサートグランドピアノから新たにサンプリングしました。
1/2 の音色では、鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしており(ダイナミックサンプリン
テンポを調節したり、各種の便利
な機能を利用できます。
(P35〜45)
メトロノームの機能を利
用できます。
(P28)
音色ごとのデモ
曲を聞くことが
できます。
(P18)
音の明るさを調節できます。
(P22)
音量を調節できます。
(P14)
本体にピアノ50曲の演奏データが入っています。これらを
鑑賞するだけでなく、便利な練習機能を使って練習すること
ができます。また、ご自身の演奏を録音/再生できます。
(P19〜21,29〜34)
音に残響(リバーブ)や、効果(エフェ
クト)をかけることができます。
(P22)
グランドピアノをはじめとした
14種類の音色をお楽しみいただ
けます。
(P22)
鍵盤を左右の領域に分けて、別々の音色
で演奏することができます。
(P27)
弾く鍵盤を変えずに、
他の楽器や歌う人の声
の高さに合わせて、キー
(調)を簡単に変える
ことができます。
(P25)
弾く強さに対する音
の強弱の付き方(タ
ッチ感)を調節する
ことができます。
(P24)
準
備
10
ペダルを接続します。音を長く響かせたり、いろ
いろな機能を割り当てて使うことができます。
(P13,41〜42)
P-120の音を外部オーディオ機器から出したり、
カセットテープレコーダーなどを接続して、ご自
身の演奏を録音したりできます。
(P12)
P-120/120S P-120 でこんなことができます
MIDI機器を接続して、MIDIを活用すること
ができます。
(P43〜44) →MIDIについて(P46)
パーソナルコンピューターと接続して、パーソナルコン
ピューター用の音楽ソフトを楽しむことができます。
(P47〜50)
スピーカーのON/OFFを切り替
えることができます。
(P12)
オン/オフ
ミディ ミディ
ミディ
ヘッドフォンで練習がで
きます。
(P12)
Page 11
ご使用前の準備
譜面立て
本体奥側の穴に差し込んで使用します。
電源アダプターや外部機器との接続
7 8 9 6
1
2
ディーシーイン
【DC IN
1
付属の電源アダプター PA-300 を接続します。
1. 本体の電源スイッチ【STANDBY/ON
切れている(「STANDBY
ボルト
16 V
】端子
スタンバイ / オン
スタンバイ
」になっている)こ
とを確認します。
2. AC ケーブルの一方の端を PA-300 に接続しま
す。
3. PA-300 の本体側プラグを【DC IN
ディーシーイン
16 V
差し込みます。
4. AC ケーブルの電源プラグをコンセント(家庭
用 AC100V)に差し込みます。
PA-300 を抜くときは、本体の電源スイッチ
【STANDBY/ON
スタンバイ/ オン
】が切れている(「STANDBY
スタンバイ
になっている)ことを確認後、逆の手順で行なっ
てください。
ボルト
4 3 5
ACケーブル
】が
準
】に
PA-300
備
」
電源アダプターは、必ず付属の PA-300 をご使用く
ださい。他の電源アダプターを使用する と、故障、
発熱、火災などの原因になります。このような場合
は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がござい
ますので、十分ご注意ください。
電源は必ず AC100V を使用してください。
使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜いてください。
P-120/120S ご使用前の準備
11
Page 12
スタンバイ /オン
P-120本体
ステレオ
ピンプラグ
アンプ内蔵スピーカーへ
オーディオ接続コード
ピンプラグ
AUXIN
フォーン
プラグ
(標準)
P-120の【MASTERVOLUME】
を気にせず、オーディオ機器で音量
を調節する場合や外部機器で録音す
る場合(ピンジャック)
(LEVELFIXED)
マスターボリューム
アウト レベル フィックス
P-120の【MASTER
VOLUME】 でオーディ
オ機器から出る音の音
量を調節する場合
(標準ジャック)
マスター
ボリューム
※AUXOUT(LEVELFIXED)からの出力音
にはP-120のボリュームは効きません。
2
【STANDBY/ON
】スイッチ
電源スイッチです。「電源を入れる」(P14)をご参
照ください。
アウト
AUX OUT
3
【L】【R】( ピン端子 )、
【L/L+R】【R】( 標準フォーン端子 )
オーディオケーブルを使って 外部のオ ーディオ機
器を接続します。
P-120 の音声信号を AUX OUT
部のオーディオ機器から音 を出し たり、カセット
テープレコーダーなどに接続 して演奏 を録音した
りすることができます。
モノ出力には、【L/L+R】(標準フォーン端子)をご
使用ください。
外部のオーディオ機器と接続するときは、すべての機器
の電源を切った上で行なってください。また、電源を入
れたり切ったりする前に、必ず機器のボリュームを最小
(0)にしてください。感電または機器の損傷の原因 に
なることがあります。
アウト
端子から出力し、外
オーディ オケーブルや変換プラグは、抵抗のないものをお使いくだ
さい。
【SPEAKER
4
スピーカーの ON/OFF
ます。
ノーマル
NORMAL
ONオン..................................常 にスピ ー カー が鳴り ま
準
OFFオフ.................................スピーカーは鳴りません。
5
【PHONES
備
(標準ステレオフォーン端子)
ヘッドフォンを接続します。
12
P-120/120S ご使用前の準備
フォーンズ
【PHONES
ンを 2 本接続して 2 人で演奏を楽しむこともできま
す。(1 本だけ接続する場合は、どちらの端子をご使
用いただいても構いません。)
スピーカー
】スイッチ
オン / オフ
を切り替えることができ
(HP. SW) ...ヘッドフォンが接続され て
いないときだけスピーカ ー
が鳴ります。
す。
フォーンズ
】端子
】端子は 2 つありますので、ヘッドフォ
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用 しないでく だ
さい。聴覚障害の原因になります。
Page 13
サステイン ペダル
6
【SUSTAIN PEDAL
】端子
フットペダル FC3 / フットスイッチ FC4/ フットス
イッチ FC5 を接続します。
ペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離
しても長く響か せることが できます 。フットペダル FC 3 の
場合は、踏み込むほど音が長く伸びます(ハーフペダ
ル対応)。フットスイッチ FC4/フットスイッチ FC5 の場合
は音が長く伸びるか伸びないかの ON/OFF
グランドピアノ
になります。【GRAND PIANO
オン / オフ
スイッチ 式
1/2】の音色では、ペ
ダルを踏んでいる間、響 板や弦の共鳴効果(サステイ
ンサンプリング)も加わります 。
ペダルの抜き差しは、電源を切った状態で行なってください。
響板や弦の共鳴効果(サステインサンプリング)の深さをファン
クションで変更できます。(P41)
接続し たペダルによっ て踏 んだ時 の効 果(ON/OFF
ど)が逆になる場合があります。そのような場合は「【 SUSTAIN PEDAL
タイプの設定(P42)」をご参照ください。
ペダル
7
【AUX PEDAL
】端子
オン / オフ
サステイン ペダル
や強 弱な
フットペダル FC3/ フットスイッチ FC4/ フットスイッ
チ FC5/ フットコントローラー FC7 を接続します。
ソフトペダル機能などいろいろ な機能を 割り当て
て使用することができます。機能の割り当てはファ
ンクションで行ないます。(P41)
フットコントローラー FC7 は「エクスプレッション」をコント
ロールする場合に使用します。(P41)
接続し たペダルによっ て踏 んだ時 の効 果(ON/OFF
ど)が逆になる場合があります。そのような場合は「【AUX PEDAL
イプの設定(P42)」をご参照ください。
ミディ
8
MIDI
ミディ
MIDI
ます。
ミディ
MIDI
を「MIDI
ミディ
「MIDI
【INイン】【OUT
ケーブルを使って外部の MIDI
端子を使う場合は、HOST SELECT
ミディ
」に設定してください。
について」(P46)もご参照ください。
アウト
】端子
ホストセレクト
オン / オフ
ミディ
機器を接続し
や強 弱な
ペダル
】タ
スイッチ
】
準
トゥーホスト
【TO HOST
9
ホストセレクト
HOST SELECT
トゥーホスト
【TO HOST
を接続します。HOST SELECT
子を使う場合は「MIDI
端子を使ってパーソナルコンピ ューター を接続す
】端子には、パーソナルコンピューター
】端子と
スイッチ
ホストセレクト
ミディ
」に設定します。【TO HOST
スイッチは、MIDI
ミデ ィ
トゥーホスト
端
ミディ
る場合は、コンピューターの種類に応じて「MIDI
以外に設定します。
パーソナルコンピューターとの接続については、
「パーソナルコンピューターと接続する」(P47)を
ご参照ください。
】
」
P-120/120S ご使用前の準備
備
13
Page 14
電源を入れる
電源アダプターや外部機器との接続については、P11 〜 13 をご
参照ください。
電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボリュー
ムを最小 (0) にしてください。電源を入れるときは P120 →外部オーディオ機器の順に、電源を切るときは外
部オーディオ機器→ P-120 の順に行なってください。感
電または機器の損傷の原因になることがあります。
電源アダプターの接続を確認し、左サイドパネルの
スタンバイ / オン
【STANDBY/ON
ディスプレイに表示が現れます。
】スイッチを押します。
準
電源を切るときは、もう一度【STANDBY/ON
スタンバイ / オン
スイッチを押します。
電源スイッチが「STANDBY
流れています。P-120を長時間使用しないときは必ずコ
ンセントから電源プラグを抜いてください。
スタンバイ
」になっていても微電流が
音量(ボリューム)調節
本体パネル左の【MASTER VOLUME
かして調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しな
がら、音量を調節してください。
マスター ボリューム
】を左右に動
】
備
14
P-120/120S ご使用前の準備
Page 15
● P-120 の使い方を詳しく説明しています。
.............................................................................
16
デモ曲を聞く..............................................................18
ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く............19
ピアノ 50 曲の片手練習をする.........................................20
ピアノ 50 曲の部分練習をする.........................................21
音色を楽しむ..............................................................22
音色を選ぶ ...........................................................................22
音に変化を付ける・・・【VARIATION
ブリリアンス
【BRILLIANCE
】/【REVERB
タッチ感を変える・・・【TOUCH
キー(調)を変える・・・【TRANSPOSE
2 つの音色を混ぜる(デュアル)...................................... 26
鍵域を左右に分けて別々の 2 つの音色で弾く・・・
スプリット
【SPLIT
】................................................................................ 27
メトロノームを使う(METRONOME
リバーブ
タッチ
メトロノーム
バリエーション
】/【EFFECT
】/
エフェクト
】................ 22
】................................24
トランスポーズ
】....................25
).......................... 28
演奏を録音(記録)する..........................................29
最初のトラックに録音する...............................................29
録音し直す ...........................................................................30
続いて 2 つめのトラックに録音する............................... 31
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する ...32
録音した曲を再生する..............................................33
再生の手順 ...........................................................................33
再生に関する便利な機能 ...................................................34
各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクションでの基本操作 ...........................................36
各ファンクション項目の説明 ...........................................38
・F1. 音程の微調整.............................................................38
・F2. 音律(調律法)の選択.............................................38
・F3. デュアルの諸設定.....................................................39
・F4. スプリットの諸設定.................................................40
・F5. ペダルの諸設定.........................................................41
ファンクション
】....35
・F6. メ
・F7. ピアノ 50 曲のパート再生時の音量設定...............42
・F8. MIDI
・F9. バックアップ ON/OFF
ミディ
MIDI
パーソナルコンピューターと接続する ................. 47
ロノーム音量の設定.........................................42
ミディ
機能の諸設定..................................................43
オン / オフ
の設定...............................45
について...........................................................46
故障かな ? と思ったら.............................................. 51
P-120/120S
15
Page 16
各部の名前
トップパネル
1
2
3
45
6
8
7
9
0
A
B
C
本
編
16
C0 D0 E0 F0 G0 A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4
B-1 A-1
マスター ボリューム
【MASTER VOLUME
1
【BRILLIANCE
2
【DEMOデモ】............................................ P18
3
4
【TEMPO/FUNCTION
5
6
【− /NOノー】/【+ /YES
7
【PRESET
【USER
【TRACK
【REC
P-120/120S 各部の名前
ブリリアンス
】.................................P23
メトロノーム
METRONOME
テンポ / ファンクション
【START/STOP
ディスプレイ .......................................P17
プリセット
ユーザー
トラック
ソング
SONG
レコード
】
ユーザー
1】【USER
1】【TRACK
スタート / ストップ
【START/STOP
】................... P19 〜 21、29 〜 34
】...................... P14
スタート / ストップ
#▲▼】...P28、36
イエス
】
ユーザー
2】【USER
トラック
3】
2】
】
】.... P28
C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7
音色ボタン .......................................... P22
8
スプリット
【SPLIT
9
【REVERB
0
【EFFECT
A
【TOUCH
B
【TRANSPOSE
C
】............................................ P27
リバーブ
エフェクト
タッチ
】........................................P23
】......................................... P23
】.......................................... P24
トランスポーズ
】............................... P25
Page 17
サイドパネル
H
D
I
E
F
G
K
L J
サステイン ペダル
【SUSTAIN PEDAL
D
【AUX PEDAL
ミディ
MIDI
E
HOST SELECT
F
【TO HOST
G
ペダル
【INイン】【OUT
ホスト セレクト
トゥーホスト
】.....................P13, 47 〜 50
】.......................P41 〜 42
アウト
】
】............P13, 46 〜 50
...............P13, 47 〜 50
ィーシー イン
【DC IN
H
【STANDBY/ON
I
AUX OUT
J
K
L
スピーカー
【SPEAKER
フォーンズ
【PHONES
ディスプレイ
・ 操作の結果をパネル中央のディスプレイで確認しながら進めてください。
・ 場面に応じて、たとえば下記のような表示になります。
テンポ
(通常の表示)
ピアノ50曲の曲番号 ファンクション項目番号 各種設定値
】.............................................P11
スタンバイ / オン
アウト
】......................P12, 14
......................................... P12
】..................................... P12
】....................................... P12
本
編
P-120/120S 各部の名前
17
Page 18
デモ曲を聞く
P-120 には、音色ごとに 1 曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。
25
操作
1. 電源を入れる
(まだ電源を入れていない場合)【STANDBY/ON
電源が入ります。
音量はデモ曲を再生しながらでも調節できますが、【MASTER VOLUME
を中程まで上げておいてください。
2. デモ曲モードに入る
【DEMOデモ】を押します。
音色ボタンのランプが流れるように点滅します。
3. 選曲と再生スタート
聞きたいデモ曲の音色ボタンを押します。(音色ボタンを押さずに
ソング
SONG
デモ曲の再生がスタートします。その後、ストップするまで順番に別の
音色のデモ曲が連続して再生されます。
音量の調節
デモ曲を聞きながら 【MASTER VOLUME
スタート /ス トップ
【START/STOP
】を押すと、GRAND PIANO
マスター ボリューム
スタンバイ / オン
】を押します。
グラ ンドピ アノ
1 の曲が再生されます。)
】で音量を調節します。
4
マスターボリューム
3
デモ曲について…
音色ごとのデモ曲は、各 音色の特徴
を生かしたオリジナル曲です。
(© 2001 Yamaha Corporation)
】
デモ曲の再生データは MIDI
されません。また、デモ曲 モード中
ミデ ィ
はMIDI
受信を行ないません。
録音 モ ード(P29)の とき、
録音した曲の再生中(P33)は…
デモ曲モードには入れません。
モードとは…
ある機能を実行できる状 態を意味し
ます。ここでは、デモ曲を 再生でき
る状態のことを「デモ 曲モード」と
呼んでいます。
デモ曲では、テンポの調節や「片
手練習」(P20)、「部分練習」(P21)
はできません。
ブリリアンス
【BRILLIANCE
節することもできます。
ミデ ィ
送信
】(P23)を調
本
編
18
4. 再生ストップ
再生をストップする場合は、SONG
タン(再生中は点滅しています)を押します。
5. デモ曲モードを抜ける
【DEMOデモ】を押します。
音色ボタンのランプの流れるような点滅が止まります。
P-120/120S デモ曲を聞く
ソング
【START/STOP
スタート/ ス トップ
】か再生中の音色ボ
Page 19
ピアノ50曲 (プリセットソング) を聞く
P-120 には、ピアノ 50 曲の演奏データが入っています。付属の『ピアノで弾く名曲 50 選』の楽譜集には、
ピアノ 50 曲の楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。
2
-1
14
23
操作
1. ピアノ曲 ( プリセットソング ) モードに入る
2. 選曲と再生スタート
2-1 【− /NO
2-2 SONG
プリセット
【PRESET
】を押します。
プリセット
【PRESET
ノー
】【+ /YES
】のランプが点灯します。
イエス
】を押して、聞くピアノ曲を選
びます。
1 〜 50:聞く曲番号を指定して 1 曲だけ再生する
オール
ALL
ランダム
rnd
ソング
モードです。
: ピアノ 50 曲を順番に、ストップするまで
連続再生するモードです。
:
ピアノ50 曲を順不同に、ストップするまで連続再生するモードです。
スタート/ ストップ
【START/STOP
】を押すと再生がスタートします。
音量の調節
ピアノ曲を聞きながら 【MASTER VOLUME
マスター ボリューム
】で音量を調節します。
テンポの調節
ピアノ曲ごとに固有のテンポが設定され
ていますが
【TEMPO/FUNCTION
してテンポを変更できます。
【▼】【▲】 を同時に押すと曲固有のテン
ポに戻ります。
テンポ / ファンクション
#▼▲】を押
操作時、曲 固有のテンポに対してのプラスマ
イナスの値(-50〜50)で表示されます。(曲に
よって 増 減 幅は 異 なります。)曲固有のテン
ポのときは「―――」と表 示されます。
3. 再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中に(ま
たは連続再生中に)ストップする場合は、
・続いて他の曲を再生する場合は、操作 2 に戻ります。
ソング
SONG
【START/STOP
スタート/ ス トップ
-2
】
を押します。
曲番号
デモ曲モード(P18)のとき、
録音モード(P29)のとき、曲の
再生中(P33) は・・・
ピアノ曲モードには入れません。
SONG ソングとは・・・
P-120 では、演奏データを総称して
「ソング(SONG)」と呼んでいます。
デモ 曲やピアノ 曲も 演 奏デ ータ で
す。
再生に合わせて、ご自身で鍵
盤を弾くこともでき ます。音色も変
えられます
手弾き音と再生音用に
ブリリアンス
【BRILLI ANCE
(P23)を、手弾き音用に【EFFECT
(P23)【TOUCH
ることもできます。
テンポのリセット(再設定)
新しい曲を選ぶと(ま たは、連続再
生で新しい曲がスタ ートすると)テ
ンポは自動的にその曲の 固有のテン
ポにリセットされます。
【REVERB
と(または、連続再生で新 しい曲が
スタートすると)その曲 に合ったリ
バーブの種類になります。
】(P23)【REVERB
タッチ
】(P24)を切り替え
リバーブ
】は 新しい曲を選ぶ
リバーブ
エフェクト
】
】
本
編
4. ピアノ曲モードを抜ける
プリセット
【PRESET
プリセット
【PRESET
】を押します。
】のランプが消灯します。
次に、ピアノ 50 曲の、右手または左手パートの再生を OFFオフにしてご自分で練
習する方法(片手練習)と、曲中のフレーズを指定して繰り返し練習する方法
(部分練習)を説明します。
P-120/120S ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く
ピ アノ曲の再生データは、MIDI
送信されません。また、ピアノ曲モー
ミデ ィ
ド中は MIDI
受信を行ないません。
ミデ ィ
19
Page 20
ピアノ 50 曲の片手練習をする
オン / オフ
ピアノ 50 曲では、右手パートと左手パートが別々のトラックに入っています。それぞれの再生を ON/OFF
し、再生を OFFオフにしたパートをご自分で練習することができます。右手パートが【TRACK
トが【TRACK
トラック
2】に入っています。
1
23
トラック
1】に、左手パー
操作
1. 練習するパートの再生を OFF にする
選曲したあと【 TRACK
トラック
1】【TRACK
す。(選曲した時点では【TRACK
す。)
押した方のボタンのランプが消灯します。
・ それぞれのボタンは、押すごとに再生の ON/OFF
トラック
トラック
2】の再生を OFF オフにしたい方を押しま
1】【TRACK
トラック
2】共ランプが点灯していま
オン / オ フ
が切り替わります。
オール
ピアノ 50 曲を ALL
で再生しているとき は、パートの再
オフ
生を OFF
にすることはできません。
ランダム
とrnd
(P19)
本
編
2. 再生スタート / 演奏
ソング
SONG
スタート/ ストップ
【START/STOP
】を押して再生をスタートします。再生を OFF オフに
したパートをご自身で演奏してください。
弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート)
鍵盤を弾くと同時に再生をスタート(シンク ロス
タート)することができます。
再生 ONオンのパートのボタンを押したまま SONG
スタート / ストップ
【START/STOP
】を押すとシンクロスタート待
機状態になります。
ディスプレイにシン クロ スタ ートのマーク
「.」が現れ、点滅します。
(もう一度同じ操作をすると、シンクロスタートは
解除されます。)
このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。
ペダルでスタート / ストップする
ペダルでスタート / ストップすることができます。
ファンクション(P41 〜 42)でペダルの機能をスタート / ストップ(パネルの
ソング
SONG
スタート/ ストップ
【START/STOP
】と同じ機能)に切り替えます。
ソング
曲番号
シンクロスタートの
マーク
再生中の、パートごとの再
オン / オフ
生 ON/OFF
再生中でも、パートごとの再生 ON/
OFFオフを切り替えることができます。
の音量調節…
再生をOFFオフにしたパートは演奏タイ
ミングのガイドのた めに、完全に音
を消すのではなく、少し だけ音を出
しています。この音量加減の調節や、
完全 に音を消 す設 定 が、フ ァン ク
ション (P41 〜 42)でできます。
る
を押したまま
ソング
SONG
押すと…
そのパートの再生が ONオンになると共
に、シンクロスタート待 機状態にな
ります。
…
再生を OFFオフにしたパート
シンクロ=同時 の、同時に起こ
再生 OFFオフのパートのボタン
スタート / ストップ
【START/S TOP
オン /
】を
20
3. 再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中で
ストップする場合は、SONG
P-120/120S ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く
ソング
【START/STOP
スタート/ ストップ
】を押します。
パート再生のリセット(再設
定)…
新しい曲を選ぶと自動的 に両パート
とも再生 ONオンにリセットされます。
Page 21
ピアノ 50 曲の部分練習をする
曲中のフレーズを指定して繰り返し練習(部分練習)することができます。前ページの「ピアノ 50 曲の片手
練習」も一緒にお使いいただけます。
操作
1.
フレーズの始まり(A 点)と終わり(B 点)の指定と練習スタート
選曲し、再生をスタートします。聞きながら、始まり
(A 点)にしたいところで
を押します。
始まり(A点)が設定され、ディスプレイに
と表示されます。
続いて、終わり(B 点)にしたいところでもう一度
【TEMPO/FUNCTION#
同時に、A 点に戻って繰り返し 再生 が自動的にス
タートします。練習してください。
テンポ / ファンクション
終わり(B点)が設定され、ディスプレイに
と表示されます。
1
テンポ / ファンクション
【TEMPO/FUNCTION#
】を押します。
】
2
オール
ピアノ 50 曲を ALL
で再生しているとき は、繰り返し練
習はできません。
曲の先頭から繰り返しを始め
たいときは…
再生をスタートする前に【TEMPO/
ファンクシ ョン
FUNCTION
点)を設定します。
いときは…
再生が終了し、 の 表示が
消える前 に【TEMPO/FUNCTION#
を押してください。
#】を押して始まり(A
曲の終わりを B点に設定した
ランダム
とrnd
テンポ / ファンクション
(P19)
テンポ/
】
2. 練習ストップ
A 点、B 点の設定を保ったまま一時練習をストップするときは SONG
スタート /ス トップ
【START/STOP
を押すと、再び A 点〜 B 点の繰り返し再生がスタートします。)
A 点、B 点の設定を解除するときはもう一度【TEMPO/FUNCTION
押します。
】を押します。(この場合、再度 SONG
ソング
テンポ / ファンクション
ソング
スタート/ ス トップ
【START/STOP
#】を
再生 の出だしでタイミ ング
をとる ためのタクト音が鳴 ります。
ただし、曲の先頭からの 繰り返しの
場合はタクト音は鳴りません。
】
新しい曲を選ぶと…
A 点、B 点は自動的に解除されます。
本
編
P-120/120S ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く
21
Page 22
音色を楽しむ
音色を選ぶ
操作
音色ボタン
使いたい音色ボタンを押します。
ランプが点灯します。
【MASTER VOLUME
マスター ボリューム
】で音量を調節しながら演奏してください。
バリエーション
音に変化を付ける・・・ 【VARIATION
ブリリアンス
【BRILLIANCE
【BRILLIANCE 】
】/【REVERB
ノー ブリリアンス
【−/NO 】【+/YES 】
リバーブ
】/【EFFECT
バリエーション
【VARIATION 】
音色の特徴をつかむには
…
音色ごとのデモ曲を聞い てみてくだ
さい。(P18)
「音色 一覧」(P54)もご参照くださ
い。
音色ボタンの下に印 刷されてい
ボイス
る「VOICE
の意味があります。
けることができます が、音色によっ
ては音の強弱が付かない ものがあり
ます。「音 色一覧」(P54)をご 参照
ください。
」は 、「声」や「音」など
タッ チにより音の強弱 を付
】/
エフェクト
】
リバーブ イエス
【REVERB 】
エフェクト
【EFFECT 】
本
編
22
バリエーション
【VARIATION
違った表情の音にします。音色ごとのバリエーションの特徴について は、「音色一覧」
(P54)をご参照ください。
】
操作
バリエーション
【VARIATION
ます。
ランプが点灯したときが ONオンです。
P-120/120S 音色を楽しむ
】 または選ばれている音色ボタンを押すごとに ON/OFF
オン / オフ
が切り替わり
基本設定…
オフ
OFF
基本設定とは…
本書では、初めて電源を入れたときの設
定のことを「基本設定」と呼んでいます。
ペダ ルで バリエーションの
オン / オフ
ON/OFF
を切 り替えるように設定する
こともできます。(P41)
Page 23
ブリリアンス
【BRILLIANCE
音質を調節します。BRIGHT
】
ブライト
にするほど明るく鋭い音になり、MELLOW
メロー
にするほど柔
らかくまろやかな音になります。
リバーブ
【REVERB
】
音に残響を付けます。種類により、その場所で演奏しているような臨場感を 味わえま
す。その深さ(かかり具合)を変えることもできます。
オフ
: リバーブはかかりません。
OFF
ルーム
ROOM
HALL
HALL
STAGE
: 部屋の中にいるような響きになります。
ホール
1: 小さいコンサートホールにいるような響きになります。
ホール
2: 大きいコンサートホールにいるような響きになります。
ステージ
: ステージにいるような響きになります。
ブライト
【BRIGHT
し大きくなりますので、【MASTER
ボリューム
VOLUME
ゆがむ ことがあります。こ の場合、
【MASTER VOLUME
ご使用ください。
】にする と、音量が少
】が上がっていると、音が
マスター ボリューム
】を少し下げて
マスター
基本設定…
音色ごとにリバーブの種類(OFFオフも
含む)が設定されています。
操作
リバーブ
【REVERB
【GRAND PIANO
ドボードリバーブ)を残すようになっています。
深さ(かかり具合)を変える
【REVERB
深さの値が表示されます。
【REVERB
を押すと、深さの値(0 〜 20)が変わります。
【EFFECT
音に効果を付け加えます。
その深さ(かかり具合)を変えることもできます。
オフ
OFF
コーラス
CHORUS
フェーザー
PHASER
TREMOLO
ディレイ
DELAY
】を押すごとに種類が切り替わります。
選ばれている種類のランプが点灯します。OFF
ん。
グランドピアノ
1/2】の音色では、OFF オフの場合でも、ピアノの響板の響き(サウン
リバ ー ブ
】を押している間はディスプレイにリバーブ の
リバーブ
】を押したまま【− /NO ノー】または 【+ /YES
エフェクト
】
: エフェクトはかかりません。
: 広がり感を付けます。
: うねりを持たせます。
トレモロ
: 音量を揺らします。
: 反響音を付けます。
オフ
の場合はどのランプも点灯しませ
イエス
】
深さ
リバーブの種類は
リバーブ
【REVERB
り替わります。【REVERB
まま深 さを変更したときは、
【REVERB
わりません。
】を押して離したときに切
リバーブ
リバーブ
】を離しても種類は切り替
深さ 0 :効果なし〜
深さ 20 :深さ最大
】を押した
基本設定…
音色ごとに標準の深さが 設定されて
います。
基本設定…
音色ごとにエフェク トの種類(OFF
も含む)が設定されています。
オフ
操作
エフェクト
【EFFECT
深さ(かかり具合)を変える
【EFFECT
深さの値が表示されます。
【EFFECT
を押すと、深さの値(0 〜 20)が変わります。
】 を押すごとに種類が切り替わります。
選ばれている種類のランプが点灯します。OFF
ん。
エフェクト
】を押している間はディスプレイにエフェクトの
エフェクト
】を押したまま【− /NO ノー】または【+ /YES
オフ
の場合はどのランプも点灯しませ
イエス
】
深さ
エフェク トの種類は
エフェクト
【EFFECT
【EFFECT
】を押して離したときに切
り替わります。【EFFECT
まま深 さを変更したときは、
エフェクト
わりません。
深さ 0 :効果なし〜
深さ 20 :深さ最大
エフェクト
】を押した
】を離しても種類は切り替
基本設定…
音色ごとに標準の深さが 設定されて
います。
P-120/120S 音色を楽しむ
本
編
23
Page 24
タッチ
タッチ感を変える・・・ 【TOUCH
】
弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感)を 4 種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによっ
て使い分けてください。
ハード
HARD
MEDIUM
SOFT
FIXED
: 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッシモか
ミディアム
ソフト
: 軽いタッチで大きい音を出すことができます。比較的音のつぶがそろい
フィックス
: タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。その場合の音量
らフォルティッシモまで表現豊かな演奏ができます。
: 標準的なタッチです。
やすいタッチです。
を任意に設定することもできます。
ノー イエス タッチ
【−/NO 】【+/YES 】
鍵盤 の重さ自体は変わ りま
せん。
ハード
HARD
=「強い」
ミディアム
=「中間の、中位の」
MEDIUM
ソフト
SOFT
=「やさしい、楽な」
フィックス
=「固定された」
FIXED
基本設定…
ミディアム
MEDIUM
タッ チの種類は全音色 に共
通の設定となりま す。ただし、音色
によっては、ここでの設 定にかかわ
らず、タッチによる音の 強弱がつか
ないものもあります。「音 色 一覧」
(P54)をご参照ください。
【TOUCH 】
本
編
操作
タッチ
【TOUCH
フィックス
FIXED
フィックス
FIXED
き)、【TOUCH
す値が表示されます。
【TOUCH
押すと、音量を示す値(1 〜 127、基本設定= 64)が変わります。
】 を押すごとに種類が切り替わります。
フィックス
選ばれている種類のランプが点灯します。FIXED
ません。
の場合の音量を変える
を選んでいるとき(どのラン プも点 灯して いないと
タッチ
】を押している間はディスプレイに音量を示
タッチ
】を押したまま【− /NO ノー】または 【+ /YES
のときは、どのランプも点灯し
イエス
】を
音量
1 :最小音量 〜
127 :最大音量
フィックス
FIXED
の場合 の音量も全音
色に共通の設定となります。
タ ッチの種類 は【TOUCH
を押して離したときに切 り替わりま
タッチ
す。【TOUCH
の場合の音量を変更したときは、
タッチ
【TOUCH
わりません(FIXED
す)。
】を押したまま FIXED
】を離しても種 類は切り替
フィックス
タッチ
フィック ス
のままとなりま
】
24
P-120/120S 音色を楽しむ
Page 25
トランスポーズ
キー(調)を変える・・・ 【TRANSPOSE
】
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー(調)を合わせたり、演奏する曲を移調したり
することができます。半音単位でトランスポーズ量を設定できます。
たとえばトランスポーズ量を「5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いた ときに「ファ」の音が出ることにな
り、「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
ノー イエス トランスポーズ
【−/NO 】【+/YES 】
【TRANSPOSE 】
操作
トランスポーズ
【TRANSPOSE
スポーズ量の半音単位の値が表示されます。
トランスポーズ
【TRANSPOSE
イエス
YES
】を押すと、トランスポーズ量の半音単位の値(-12 〜
】を押している間はディスプレイにトラン
】を押したまま【− /NO ノー】または【+ /
0 〜 12、基本設定 =0)が変わります。
トランスポーズ
【TRANSPOSE
ランスポーズ量を 0
ゼロ
0
以外に設定したあとは、【TRANSPOSE
】 のランプは、【TRANSPOSE
ゼロ
以外に設定したときは、操作後も引き続き、点灯し続けます。
トランスポーズ
トランスポーズ
】を押すごとに、トランスポーズのON/OFF
を切り替えることができます。
トランスポーズ量
】 を押している間点灯しますが、ト
オン / オフ
移調:曲全体の音程を上 げたり下げ
たりしてキー(調)を変えること。
-12 :-12 半音(-1 オクターブ)
0 :標準音程
12 :12 半音(+1 オクターブ)
場合の発音域について…
トランスポーズによって、元の 88 鍵
の最高音(C7)より高くなる音は 1
オクターブ下の音で、元の 88 鍵の最
低音(A-1)より低くなる音は1 オク
ターブ上の音で発音します。
トランスポーズ
TRANSPOSE
トランスポーズ量…
トランスポーズをかけた
:移調する
P-120/120S 音色を楽しむ
本
編
25
Page 26
2 つの音色を混ぜる(デュアル)
2 種類の音色を混ぜて使うことができます。2 つの音色でメロディをデュエットさせたり、同系統の音色を混
ぜて厚みのある音を作り出したりすることができます。
12
操作
1. デュアルモードに入る
2 つの音色ボタンを同時に押します。(または 1 つの音色ボタンを押したまま
もう 1 つの音色ボタンを押します。)
2 つの音色ボタンのランプが点灯します。
※ 右記の優先順位で 2 つの音色のう
ち番号の若い方の音色が第 1 音色
になります(もう一方 は第 2 音
優先順位
12
34567
色)。
8 9 10 11
12 13 14
デュアルでの音量バランスやオクターブ設定をはじめとした、いろいろな設定
が「ファンクション F3」(P39 〜 40)でできます。(特に設定しなくても基本
の設定が音色ごとに自動的に選ばれます。)
デュアル= 2 つ
デュアルとスプリット…
デュアルとスプリット(P27 )を同時に
使うことはできません。
デュアルのときの
バリエーション
【VARIATION
両方または片方の音色の【VARIATION
オン
がON
になっているときにランプが点
灯します。両音色ともOFF
消灯します。
その後【VARIATION
音色とも ON
替えることができます。片方だけ
オン / オフ
ON/OFF
の音色ボタン を押した まま、バリエー
ションの ON/OFF
ボタンを押してから、【VARIATION
押します。
】…
バリエーション
オン
、両音色とも OFFオフを切り
を切 り替えたい場合は、他方
オン / オフ
バリエーション
オフ
の場合には
】を押すごとに両
の切り替えたい音色
バリエーション
】を
】
本
編
2. デュアルモードを抜ける
新たに 1 つの音色ボタンを押すとデュアルモードを抜け、通常の演奏状態に戻
ります。
デュアルのときの
リバーブ
【REVERB
第 1 音色のリバーブの種類が、優先さ
れます。(OFF
になります。)深さの調節(【REVERB
を押したまま【− /NO
押す)は、第 1 音色にだけ影響します。
【EFFECT
状況に応じて 1 つのエフェクトの種類
が優先されます。
深さは、音色の組み合わせごとに基本
設定を持っていますが、「ファンクショ
ンF3」(P39 〜 40)で音色ごとに任意
に設定することもできます。
パネルでの深さの調節(【EFFECT
押したまま【− /NO
す)は、第 1 音色にだけ影響します。
】…
オフ
の場合は第 2 音色のもの
デュアルのときの
エフェクト
】…
ノー
ノー
】【+ /YES
エフェクト
イエス
】【+ /YES
リバーブ
イエス
】を押
】を
】を
】
26
P-120/120S 音色を楽しむ
Page 27
スプリット
鍵域を左右に分けて別々の 2つの音色で弾く・ ・ ・ 【SPLIT
ウッドベ ース
鍵盤全体を左 右の 領域に分け、別々の音色 で演 奏することができま す。左の領域で「WOOD BASS
エレクトリックベース
「 E.BASS
操作
1. スプリットモードに入る
」などの音色でベースパートを、右の領域でメロディパートを演奏したりすることができます。
音色ボタン
スプリット
【SPLIT
】を押します。
ランプが点灯します。
ウッドベース
この時点で、左側音色に基本設定の音色 【WOOD BASS
】が選ばれます。
スプリットでの音量バランスやオクターブ設定をはじめとした、いろいろな設
定が「ファンクション F4」(P40 〜 41)でできます。(特に設定しなくても基
本の設定が音色ごとに自動的に選ばれます。)
スプリット
【SPLIT 】
スプリットとデュアル…
スプリッ トとデュアル(P26)を同
時に使うことはできません。
スプ リットポイントの 鍵盤
は左側に含まれます。
スプリットポイントは「ファ
ンクション F4」(P40 〜 41)でも設
定できます。
】
」や
2. スプリットポイント(2 音色の境め)を決める
スプリット
【SPLIT
】を押している間
はディスプレイにスプリッ
スプリットポイントの鍵盤名の表示の例
トポイントの鍵盤名が表示
されます。
スプリット
【SPLIT
】を押したまま、ス
プリットポイントにしたい
鍵盤を押します。
♯
2)
(F
シャープのとき
上に−
(G2) (A♭2)
スプリットポイントの基本設定は「F♯2」です。変える必要がない場合はこ
の操作は必要ありません。
3. 右側の音色を決める
演奏したい音色ボタンを押します。
4. 左側の音色を決める
5. スプリットモードを抜ける
スプリット
【SPLIT
している間は左側の音色ボタンのランプが点灯します。)
【SPLIT
押すと、バリエーションの ON/OFF
【SPLIT
】を押したまま、演奏したい音色ボタンを押します。(【SPLIT
スプリット
】を押したまま、【VARIATIO
バリエーション
オン / オフ
N】 または選ばれている音色ボタンを
が切り替わります。
スプリット
】を押します。
ランプが消灯します。
フラットのとき
下に−
スプリット
】を押
スプリットのときの
バリエーション
【VARIATION
音色ごとに【VARIATION
オン/ オフ
ON/OFF
通常の状態では、パネル の音色ボタ
ンは右 側の音色の状態を示 します。
(右側 の音色に選ばれて いる音 色ボ
タンの ランプが点灯し、
バリエーション
【VARIATION
ンプが点灯します。)
スプリット
【SPLIT
の音色ボタンは左側の音 色の状態を
示します。(左側の音色に選ばれてい
る音色ボタンのランプが点灯し、
バリエーション
【VARIATION
ンプが点灯します。)
リバーブ
【REVERB
右側の音色のリバー ブの種類が、優
先されます。(OFF
音色のものになります。)深さの調節
リバーブ
(【REVERB
イエス
【+ /YES
にだけ影響します。
エフェクト
【EFFECT
状況に応じて 1 つのエフェクトの種
類が優先されます。
深さは、音色の組み合わ せごとに基
本設定を持っていますが、「ファンク
ション F4」(P40 〜 41)で音色ごと
に任意に設定することもできます。
パネルでの深さの調節(【EFFECT
を押したま ま【− /NO
を押す)は、右側の音色に だけ影響
します。
】…
バリエーション
】の
が設定できます。
】がONオンのとき、そのラ
】を押している間は、パネル
】がONオンのとき、そのラ
スプリットのときの
】…
オフ
の場合 は左側の
】を押したまま【− /NOノー】
】を押す)は、右側の音色
スプリットのときの
】…
エフェクト
ノー
イエス
】【+ /YES
本
編
】
】
P-120/120S 音色を楽しむ
27
Page 28
メトロノーム
メトロノームを使う(METRONOME
)
P-120 は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご使用
ください。
1
【TEMPO/FUNCTION # ▼▲】
2
ノー イエス テンポ/ファンクション
【−/NO 】【+/YES 】
操作
1. メトロノームを鳴らす
メトロノーム
METRONOM
E【START/STOP
スタート / ストップ
します。
メトロノームが鳴り出します。
】 を押
メトロノームが鳴っている間、
テンポに合わせて点滅します。
本
編
テンポの調節
【TEMPO/FUNCTION
【TEMPO/FUNCTION
拍数〕、基本設定 =120)が変わります。
テンポ / フ ァンクション
#】の TEMPO
テンポ / ファンクション
#▼ ▲】を押すとテンポの値(32 〜 280〔1 分間の
拍子の設定
メトロノーム
METRONOME
間はディスプレイに拍子が表示されます。
メトロノーム
METRONOME
【− /NO
ノー
】または 【+ /YES
2、3、4、5、6、基本設定 =0〔無拍子〕)が変わります。
2. メトロノームを止める
メトロノーム
METRONOME
メトロノームが止まります。
スタート / ストップ
【START/STO
スタート / ストップ
【START/STO
イエス
スタート/ ストップ
【START/STO
テン ポ
のランプが点灯して いる 状態で、
P】を押している
P】を押したまま
】を押すと、拍子(0、
P】を押します。
拍子
テンポ /ファンクション
【TEMPO /FUNCT ION
FUNCTION# のランプが点灯してい
る場 合は、【TEMPO/FUNCTION
を押して、TEMPO
させてください。
メトロノームの音量は…
ファンク ション(P42)で設定 でき
ます。
テンポ / フ ァンクション
テンポ
のラ ンプを点灯
#】の
#】
28
P-120/120S 音色を楽しむ
Page 29
演奏を録音(記録)する
P-120 の
って
る方法を説明します。
練習の中で、ご自身の演奏 を録音 して聞いてみた
り、左手 ( 右手 ) パートだけ録音しておいて、再生
させながら右手 ( 左手 ) パートを練習したりするこ
ともできます。
また、2 つの録音トラックに別々に録音できますの
で、右手パートと左手パートを分けて録音したり、
連弾曲を1パートずつ録音して完成させたりするこ
ともできます。
3 曲まで録音することができます。
最初のトラックに録音する
別の録音方法・・・
アウト
AUX OUT
ディオ録音することもできます。
カセットテー プに録音するのと P-120 の録音機能を使って録音(記録)
するのとでは、録音されるデータの形式が異なります。
カセットテ ープでは音そのものが「録音」されますが、P-120 の録音機
能では音そのものではなく、「どの音をどのタイミングで弾いた。音色は
これで、テ ンポはいくつで…」という情報が「記録」されます。再生の
際は記録された情報どおりに、「音源」部が鳴ります。
P-120 の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、
広義に 捉えて、本書では一般的に理解しやすい「録音」という言葉を使
います。ただし、特に区別してご理解いただきたい場合は、「記録」とい
う場合もあります。
5 4 16 7 3
端子を使 ってカセットテープレコーダーなどに接続し、オー
「録音」と「記録」
2
操作
1. 録音する曲を選ぶ
ユーザー
【USER
1/2/3】を押して、録音する曲を選びます。
選ばれた【USER
します。(どれも点灯しない状態では、何も選ばれていません。)
ユーザー
1】または【USER
ユーザー
2】【USER
2. 録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定
(テンポ、リバーブなど)も選んでください。【MASTER VOLUME
やすい音量に設定してください。再生のときにも【MASTER VOLUME
音量を調節することができます。
ユーザー
3】のランプが 点灯
マスターボリューム
マスターボリューム
】は弾き
】で
デモ曲モードのときは…
ユーザー
【USER
1/2/3】で曲を選ぶことはでき
ません。
録音済みのトラックに再録音
すると…
すでに録音されているト ラックは緑
に点灯します。このトラ ックに録音
すると、それまでの録音 データは消
えて しまいます ので ご 注意 くだ さ
い。
本
編
P-120/120S 演奏を録音(記録)する
29
Page 30
3. 録音モードに入る
レコード
【REC
【TRACK
】を押します。
トラック
1】または【TRACK
トラック
赤く点灯します。
ディスプレイにP-120の記憶残容量の数値(KB
の数値)が表示されます。また、右端の点「.」
が現在のテンポのタイミングで点滅します。
録音を中止する場合は、もう一度【REC
4. 録音トラックを選ぶ
トラック
【TRACK
1】または 【TRACK
トラック
2】で録音するトラックを選びます。
ランプが赤く点灯します。
5. 録音をスタートする
演奏を始めると自動的に録音がスタートします。または、 SONG
スタート /ス トップ
【START/STOP
ディスプレイに録音
中の小節番号がリア
ルタイムで表示され
ます。
6. 録音をストップする
ソング
SONG
【START/STOP
録音したトラックのランプが緑に点灯します。(録音モードは自動的に解
除されます。)
7. 録音した演奏を聞いてみる
ソング
SONG
【START/STOP
もう一度 SONG
】を押すと録音がスタートします。
スタート/ ストップ
】または 【REC
スタート/ ストップ
ソング
】を押すと、今録音した演奏が再生されます。
スタート/ ス トップ
【START/STOP
2】のランプが
キロバイト
レコード
】を押します。
レコード
】を押します。
】を押すと、再生が止まります。
点滅
ソング
記憶残容量とは…
P-120 に録音できるスペースがあと
どれ だけ残って いる か を示 す値 で
す。データの量を表す単位 KB(キロ
バイト)で示されます。何 も録音さ
れて いない場合 で、47KB(およ そ
10,000 音符分)となります。
ユーザー
1/2/3】のどれも選ば
【USER
れていない状態(どのラ ンプも点灯
しな い状態)で【REC
ユーザー
【USER
1】の【TRACK
機状態に なります。この 場合
トラック
【TRACK
2】にデータがあっても再生
オフ
(P34)になります。
OFF
メトロノームを使う…
メトロノーム
METRONOME
ともできます。ただしメ トロノーム
の音は、録音されません。
録音 されるデータの種 類に
ついては、P31 をご覧ください。
ペダルを使ってスタート
する…
ファンクション(P41 〜 42)でペダ
ルをパネルの
ソン グ
SONG
【START/STOP
能に切り替えること ができます。そ
うすると、ペダルで録音 をスタート
することができます。
録音中に記憶残容量が少なく
なってきた場合…
録音中のトラックのラン プが赤く点
滅しだします。そして記 憶残容量が
なくなると画面に「FULフル」のメッセー
ジが出て録音が自動的に ストップし
ます。(それまでの演奏データは録音
され、残ります。)
トラックのデータを削除する
には…
ソン グ
SONG
【START/STOP
スタートし、何もせず
ソン グ
SONG
【START/STOP
スト ップする と、その ト ラ ック の
データがすべて削除されます。
レコード
】を押 すと、
トラッ ク
1】が録音待
を使 って録音するこ
スタート / ストップ
スタート / ストップ
スタート / ストップ
】と 同 じ 機
】で 録 音 を
】で 録 音 を
本
編
30
録音し直す
録音した演奏がうまくいかなかった場合など、もう一度録音し直したい場合の手順を説明します。
1. 必要に応じて、録音する音色(とそのほかの設定)を選び直す
先に録音したときと設定を変えたい場合に行なってください。
2. 再び録音モードに入る
再び 【REC
このあと、上記 5 以降の手順に従って録音します。
P-120/120S 演奏を録音(記録)する
レコード
】を押します。
今録音したトラックが自動的に録音トラックとして選ばれ、ランプが赤く点
灯します。
テンポ、拍子、【REVERB
種類、【EFFECT
録音モードに入ったあと で行なって
ください。
できません。
エフェクト
曲 の途中から録音し直すことは
リバーブ
】の
】の種類 の変更は、
Page 31
続いて 2 つめのトラックに録音する
続いて 2 つめのトラックに録音する場合の手順を説明します。
1. 録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定も選
んでください。
2. 再び録音モードに入る
再び 【REC
レコード
】を押します。
前に録音したトラックが自動的に録音トラックとして選ばれ、ランプが赤く
点灯します。
3. 録音トラックを選ぶ
テンポ、拍子、【REVERB
種類、【EFFECT
録音モードに入ったあと で行なって
ください。
タの再生を OFF
には…
再び録音モードに入る前(手順 2 の
前)に、前に録音したトラ ックのボ
タンを押します。
緑のランプが消灯し、再生が OFF
なります。
エフェクト
】の種類 の変更は、
前に録音したトラックのデー
オフ
にして録音する
前に録音したトラックと違う方のトラックを選びます。
ランプが赤く点灯します。(今録音したトラックのランプは緑に点灯します。)
前に録音したトラックのデータを再生させながら録音することができます。
このあと、前記 5 以降の手順(P30)に従って録音します。
■録音(記録)されるデータの種類
実際には、弾いた音や音色のほかにも録音(記録)されるデータがあります。
下記のように「トラックごとに録音されるデータ」と「2 つのトラックで共通に録音されるデータ」があります。
リバーブ
】の
オフ
に
トラックごとに録音されるデータ
・ ノートデータ(弾いた音)
・音色
・【VARIATION
・ ペダル操作(サステイン、ソフト、ソステヌート、エクスプレッション)
・【REVERB
・【EFFECT
バリエーション
リバーブ
エフェクト
オン / オ フ
】の ON/OFF
】の深さ
】の深さ
・ デュアルの音色
・ デュアル音量バランス
・ デュアルデチューン
・ デュアルオクターブシフト
・ スプリットの音色
・ スプリット音量バランス
・ スプリットオクターブシフト
2 つのトラックで共通に録音されるデータ
・テンポ
・拍子
リバーブ
・ 【REVERB
エフェクト
・ 【EFFECT
】の種類(OFF オフも含む)
】の種類(OFF オフも含む)
本
編
P-120/120S 演奏を録音(記録)する
31
Page 32
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更
する
録音を終えたあとでも、曲の初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更することができます。たとえば、録音したあ
とで音色を変更して違った雰囲気の曲にしたり、曲を適切なテンポに調節したりすることができます。
以下のデータの初期値を変更することができます。
トラックごとのデータ
音色
バリエーション
【VARIATION
リバーブ
【REVERB
エフェクト
【EFFECT
】の深さ
】の深さ
デュアルの音色
スプリットの音色
2 つのトラックに共通のデータ
テンポ
拍子
リバーブ
【REVERB
エフェクト
【EFFECT
】の種類 (OFF オフも含む )
】の種類 (OFF オフも含む )
オン / オ フ
】の ON/OFF
本
編
1. 録音モードに入り、初期値を変更するトラックを選びます。
ランプが赤く点灯します。(2 つのトラックで共通に録音されるデータはどち
らのトラックを選んでも変更されます。)
2. 変更したい項目をパネルで操作して変更します。
たとえば、録音した 【E. PIANO
エレクトリックピアノ
は、ここで【E. PIANO
ここで鍵盤や SONG
エレクトリックピアノ
ソング
2】を押します。
【START/STOP
1】の音色を【E. PIANO
スタート / ストップ
】を押さないようご注意ください。録音
エレクトリックピアノ
2】に変更したい場合
がスタートしてしまい、録音済みのデータが消えてしまいます。
レコード
3.【REC
】を押して録音モードを抜けます。
ここで SONG
ソン グ
スタート / ストップ
【START/STOP
】を押さないよう ご注 意く ださい。録音がス
タートしてしまい、録音済みのデータが消えてしまいます。
■録音上のご注意
録音した曲は、電源 OFFオフ後約 1 週間記憶され続けます。1 週間以上続けて記憶させる場
合は、少なくとも 1 週間以内に数分間は電源を ONオンにしてください。また、P-120 に MIDI
データファイラー MDF3 などを接続して演奏データを送信し、曲をディスクに保存して
おくこともできます。(「録音データのバルク送信」(P44))
初期値変更を中止するには…
操作 2 のあと、初期値を変更するト
ラックを変えて、何もし ないで操作
3 で録音モードを抜けると初期値変
更は中止されます(2 つのトラック
で共通に録音されるデー タの変更も
中止されます)。
ミディ
32
P-120/120S 演奏を録音(記録)する
Page 33
録音した曲を再生する
録音機能(P29 〜 32)を使って録音した曲を再生します。再生しながら、ご自身で演
奏することもできます。
再生の手順
2 13
操作
1. 再生する曲を選ぶ
2. 再生スタート
ユーザー
【USER
1/2/3】を押して、再生する曲を選びます。
選ばれた 【USER
ユーザー
1】または【USER
ユーザー
2】【USER
ユーザー
3】のランプが 点灯
します。(どれも点灯しない状態では、何も選ばれていません。)
ソング
SONG
スタート/ ストップ
【START/STOP
】を押すと再生がスタートします。
ディスプレイにはス
タート後、再生中の小
節番号が表示されま
す。
・ 再生しながら、演奏すること もできます。この場合、録音された音色とは
違う音色をパネルで選ぶと、再生音と違う音色で演奏することができます。
音量の調節
【MASTER VOLUME
マスター ボリューム
】で音量を調節します。
テンポの調節
再生スタート前でも再生中でも、【TEMPO/FUNCTION
てテンポを変更することができます。【▼】【▲】を同時に押すと、録音された
曲に設定されているテンポに戻ります。
テンポ / フ ァンクション
#▼▲】を押し
曲の再生データは、MIDI
れません。
デモ曲モードのときは…
ユーザー
【USER
1/2/3】で曲を選ぶことはでき
ません。
録音データがないときは…
ソン グ
SONG
も再生はスタートしません。
の曲の一方のパート を録音し、それ
を再 生しながら 自分 で もう 一方 の
パートを弾く」という方法で、1 人
でアンサンブルを楽しむ こともでき
ます。
ノームを使うことも できます。この
場合、再生をストップ すると、メト
ロノームも同時に止まります。
種類を切り替えた場合…
再生中に【REVERB
ル操作で切り替えた 場合、再生音も
手弾き音もリバーブの種 類が切り替
わります。
種類を切り替えた場合…
再生中に【EFFECT
ル操作で切り替えた 場合、再生音に
はエフェクトがかからな くなる場合
があります。
スタート / ストップ
【START/STOP
「連弾や 2 台のピアノのため
再生といっ しょにメトロ
再生中に【REVERB
リバーブ
再生 中に【EFFECT
エフェクト
ミデ ィ
送信さ
】を 押 し て
リバーブ
】の種類をパネ
エフ ェクト
】の種類を パネ
】の
本
】の
編
3. 再生ストップ
曲が終わると、自動的に再生が終了します。再生 の途中でス トップする 場合
ソング
は、 SONG
【START/STOP
スタート/ ストップ
】を押します。
P-120/120S 録音した曲を再生する
33
Page 34
再生に関する便利な機能
オン / オフ
トラックの再生 ON/OFF
録音後は、録音したデータが入っているトラックボタン(【TRACK
の片方または両方)のランプが緑に点灯します。
ランプが点灯しているトラックのボタンを押すと、ランプが消灯し、そのト ラックの
データが再生されなくなります。ボタンを押すごとに再生の ON/OFF
ます。
弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート)
鍵盤を弾くと同時に再生をスタート(シンクロスタート)することができます。
オン
再生 ON
SONG
のトラックのボタン( 【TRACK
ソング
スタート/ ストップ
【START/STOP
】を押すとシンクロスタート待機状態になります。
ディスプレイの右端の点「.」が現在のテンポのタイミ
ングで点滅します。
(もう一度同じ操作をすると、シンクロスタートは解除され
ます。)
トラック
1】または 【TRACK
トラック
オン / オフ
トラック
2】)を押したまま
1】【TRACK
トラック
が切り替わり
点滅
2】
トラックの再生 ON/OFF
オン / オフ
の切り替えは…
再生前でも再生中でもできます。
両トラックとも再生OFF
は、再生スタートできません。(また
は、再生がストップします。)
オフ
にした場合
再生を OFFオフにしたパート
の音量は…
ピアノ 50 曲では、再生を OFFオフにし
たパートの音 量を調節できます
(P20、41 〜 42)が、録音した曲を
再生する場合、再生を OFF
ラックの音量は 0
オフ
ゼロ
に固定です。
にしたト
再生 OFFオフのトラックのボタ
ンを押したまま
ソング
SONG
スタート / ストップ
【START/S TOP
】を
押すと…
そのトラックの再生が ONオンになると
共に、シンクロスタート 待機状態に
なります。
このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。
再生しながらご自身も弾く場合、再生とご自身の演奏の出だしを合わせたい ときに便
利です。
ペダルでスタート / ストップする
ペダルでスタート / ストップすることができます。
ファンクション(P41 〜 42)でペダルの機能をスタート / ストップ(パネルの SONG
スタート /ス トップ
【START/STOP
】と同じ機能)に切り替えます。
自分が先に弾き出して、途中から再生をスタートさせたいときに便利です。
ソング
シンクロ=同時 の、同時に起こ
る
本
編
34
P-120/120S 録音した曲を再生する
Page 35
各種の便利な設定をする・・・
ファンクション
【FUNCTION
P-120 では、「音程を微調整」したり、「メトロノームの音量を設定」したりなど、いろいろ便利な設定をすることができ
ます。それらをまとめて「ファンクション」と呼んでいます。
ファンクション = 機能
まず、ファンクション一覧表を見てください。
ファンクションには大項目が 9 個あります(F1 〜 F9)。
大項目の中には小項目をいくつか持つものもあります。
】
ファンクション一覧
大項目 小項目 P-120 ページ
音程の微調整 −F 1 3 8
音律(調律法)の設定 音律(調律法)の種類の設定 F2.1 39
基音の設定 F2.2 39
デュアルの諸設定 2音色の音量バランスの設定 F3.1 39
2音色の音程を微妙にずらす設定 F3.2 39
第1音色のオクターブシフトの設定 F3.3 39
第2音色のオクターブシフトの設定 F3.4 39
第1音色のエフェクトの深さの設定 F3.5 39
第2音色のエフェクトの深さの設定 F3.6 39
基本設定に戻す操作 F3.7 40
スプリットの諸設定 スプリットポイントの設定 F4.1 40
2音色の音量バランスの設定 F4.2 41
右側音色のオクターブシフトの設定 F4.3 41
左側音色のオクターブシフトの設定 F4.4 41
右側音色のエフェクトの深さの設定 F4.5 41
左側音色のエフェクトの深さの設定 F4.6 41
サステインペダルの有効域の設定 F4.7 41
AUX ペダルの有効域の設定 F4.8 41
基本操作に戻す設定 F4.9 41
ペダルの諸設定 AUX ペダル機能の設定 F5.1 41
共鳴効果の深さの設定 F5.2 42
ソフトペダル効果の深さの設定 F5.3 42
【SUSTAIN PEDAL
【AUX PEDAL
メトロノーム音量の設定 − F6 42
ピアノ50曲のパート再生OFFオフ時の音量設定
ミディ
MIDI
機能の諸設定 MIDI
バックアップ ON/OFF
オン / オフ
の設定
サステインペダル
ペダル
−F 7 4 2
ミディ
送信チャンネルの設定
ミディ
MIDI
受信チャンネルの設定
ローカルコントロール ON/OFF
プログラムチェンジ送受信 ON/OFF
コントロールチェンジ送受信 ON/OFF
ミディ
MIDI
送信データにトランスポーズをかける設定
セットアップデータの MIDI
録音データのバルク送信 F8.8 44
音色関連項目のバックアップ設定 F9.1 45
ミディ
MIDI
関連項目のバックアップ設定
音程、音律関連項目のバックアップ設定 F9.3 45
ペダル関連項目のバックアップ設定 F9.4 45
】タイプの設定
】タイプの設定
オン / オフ
の設定
オン / オフ
の設定
オン / オフ
の設定
ミディ
送信
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
F5.4 42
F5.5 42
F8.1 43
F8.2 43
F8.3 43
F8.4 43
F8.5 44
F8.6 44
F8.7 44
F9.2 45
ファンクション
】
本
編
35
Page 36
ファンクションでの基本操作
ファンクションの各項目は以下の手順で操作します。
(ファンクションの各項目の説明で、操作がわからなくなった場合はここに戻ってご覧ください。)
12 4 4 5
3
操作
1. ファンクションモードに入る
【TEMPO/FUNCTION
2. 大項目を選ぶ
【TEMPO/FUNCTION
選びます。
テンポ / ファンクション
ファンクション
FUNCTION
#】を押します。
# のランプが点灯し、ファンクションモードのディスプレ
イ になります。(* . *のところは、そのときの使用状態によっ
て異なる表示になります。)
テンポ / ファンクション
#▼ ▲】でファンクションの大項目(F1 〜 F9)を
デモ曲 / ピ アノ曲(プリセッ
トソング)モードのときと、曲の
再生中、録音中は…
ファンクションモードに 入ることは
できません。
手 順 2.3.4 で フ ァン ク
ションの操作を中止したいときは
…
ファ ンクション
【FUNCTION
ファンクションモードか ら抜けるこ
とができます。
#】を押せばいつでも
本
編
ノー
3.【− /NO
】【+ /YES
小項目がない場合: 直接設定の操作に入ります。
小項目がある場合: 【+ /YES
4. これ以降次の 2 種類のボタンを使って操作します。
【TEMPO/FUNCTION
1
大項目または小項目の選択に使います。
2
【− /NO
テンポ /ファンクション
ノー
】【+ /YES
大項目または小項目を選んだあと、ON/OFF
【− /NOノー】【+ /YES
イエス
】で…
イエス
】で小項目を選択する操作に進みます。
#▼▲】
イエス
】
オン / オフ
イエス
】を同時に押すと基本設定(= 初めて電源を入れたとき
の設定、種類の設定、数値の設定をします。
の設定)に戻る場合があります。
項 目を選んだあと、最 初に
【− /NOノー】【+ /YES
は、現在の設定状態(設 定値)が表
示されます。
イエス
】を押したとき
36
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
Page 37
操作例 1(F1.「音程の微調整」)
ファンクション
モードに入る
数値を設定する
大項目を選ぶ
操作例 2(F3.1「(デュアルの)2 音色の音量バランスの設定」)
ファンクション
モードに入る
小項目を選択する
操作に入る
大項目を選ぶ
小項目を選ぶ
数値を設定する
5. 操作が完了したら…
【TEMPO/FUNCTION
テンポ / ファンクション
テンポ
TEMPO
のランプが点灯し、ディスプレイがテンポ表示に戻ります。
#】を押してファンクションモードから抜けます。
本
編
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
37
Page 38
各ファンクション項目の説明
本
編
38
F1. 音程の微調整
楽器全体の音程を微調整する機能です。合奏のとき
や、CD の再生に合わせて演奏するときなど、ほか
の楽器やCD の再生音などと音程を正確に合わせた
い場合に使います。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
2.【− / NO
ノー
】【+ /YES
の数値で設定します(約 0.2Hz 単位)。
小数点以下の数値は、下記のような点「.」で示され
ます。
表示 値
ヘルツ
とは…
Hz
音の高さを示す単位です。(音の高さは音波の振動数によっ
て決まります。1 秒間に何回振動するかという数値の単位が
ヘルツ
Hz
です。)
鍵盤を使った設定方法もあります…(フ ァン
クションモードでないときに操作できます。)
音程を上げる(約 0.2Hz 単位)…
A-1 と B-1(左端の白鍵 2 つ)を同時に押したまま、C3 〜 B3
の 1 つの鍵盤を押す。
音程を下げる(約 0.2Hz 単位)…
A-1 と A♯-1(左端の白鍵と黒鍵)を同時に押したまま、C3
〜 B3 の 1 つの鍵盤を押す。
基本設定に戻す…
A-1 と A♯-1 と B-1(左端の白鍵 2 つと黒鍵 1 つ)を同時に
押したまま、C3 〜 B3 の 1 つの鍵盤を押す。
・ 鍵盤と鍵盤名の対応については、「各部の名前」(P16)
をご参照ください。
(上記操作中、ディスプレイがHz
に切り替わります。操作後、元のディスプレイに戻ります。)
約 1Hz 単位で設定す る方 法 もあります…
(ファンクションモードでないときに操作できます。)
約 1Hz 単位で音程を上下させる…
「A-1 と B-1」または「A-1と A♯-1」(左端の白鍵 2 つ、また
は左端の白鍵と黒鍵)を同時に押したまま、【− /NO
イエス
】を押す。
/YES
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
イエス
】で、 A3 の鍵盤の音程を Hz
…… ……
440.0 設定範囲:
440.2 427.0 〜 453.0(Hz)
440.4 基本設定:
440.6 440.0(Hz)
440.8
ヘルツ
表示(…)
ノー
】【+
ファンクション
】
ヘルツ
基本設定に戻す…
「A-1 と B-1」または「A-1と A♯-1」(左端の白鍵 2 つ、また
は左端の白鍵と黒鍵)を同時に押したまま、【− /NO
イエス
/YES
】を同時に押す。
(上記操作中、ディスプレイがHz
ヘルツ
表示(…)
ノー
】【+
に切り替わります。操作後、元のディスプレイに戻ります。)
F2. 音律(調律法)の選択
音律(調律法)を選ぶ機能です。
現在もっとも一般的なピアノの調律法「平均律」が
完成するまでには、時代と共に様々な音律が考えら
れ、またそれによる音楽が誕生しました。
当時の調律法で演奏する ことで その曲が誕生した
時の響きを味わうことができます。
次の 7 種類の音律(調律法)が用意されています。
イコールテンペラメント
平均律 (Equal Temperament
1 オクターブを 12 の間隔で等分した音律です。現在もっ
ともポピュラーなピアノの調律法です。
ピュア テンペラメント
純正律(長調)(Pure Temperament
ピュア テンペラメント
純正律(短調)(Pure Temperament
自然倍音を基準とするため、主要 3 和音が美しく純粋に
響くのが特長です。現在でも合唱のハーモニーなどで見
られます。
ピタゴリアン テンペラメント
ピタゴラス音律(Pythagorean Temperament
ギリシャ時代の哲学者ピタゴラスによって考えられた 5
度音程だけの組み合わせからできた音律です。3 度はう
なりが生じますが 5 度と 4 度の音程が美しく、旋律の演
奏に向いています。
ミーントーン テンペラメント
中全音律 (Meantone Temperament
ピタゴラス音律の 3 度の音程のうなりをなくすために改
良された音律です。
十六世紀後半から 十八 世紀 後半までにかけて広く普 及
し、ヘンデルも使用しました。
ヴェルクマイスター音律 (Werckmeister
キルンベルガー
キルンベルガー音律 (Kirnberger
中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、両者
はその組み合わせ方が異なります。転調により曲想が変
化するのが特長です。
バッハやベートーベン時代に使用され、現在でもその時
代の音楽をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏
するときにはしばしば用いられます。
)
メジャー
)(Majer
マイナー
)(minor
)
ヴェルクマイスター
)
)
)
)
)
Page 39
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
2.【+ /YES
イエス
#▼ ▲】
を押して確定し、
】
【TEMPO/FUNCTION
で以下の小項目を選び、
テンポ/ ファンクション
イエス
【− /NOノー】【+ /YES
で設定します。
】
F3. デュアルの諸設定
デュアルモードでの各種設定をします。
2 音色の音量バランスを調節したりなど、弾く曲に
最適な設定を作ることができます。
音色の組み合わせごとに個別に設定されます。
小項目
音律(調律法)の種類の設定
設定範囲: 1 ......... 平均律
2 ......... 純正律(長調)
3 ......... 純正律(短調)
4 ......... ピタゴラス音律
5 ......... 中全音律
6 ......... ヴェルクマイスター音律
7 ......... キルンベルガー音律
基本設定: 1 ......... 平均律
基音の設定
平均律以外のときは、基音(演奏する曲の調の主音)を
設定する必要があります。設定した基音の調に対して各
音律の効果が得られます。(平均律を選んでいても基音の
設定はできますが、平均律では意味を持ちません。他の
音律を選んだときに意味を持つようになります。)
設定範囲 :
基本設定:
C,C♯,D,E♭,E,F,F♯,G,A♭,A,B♭,B
C
1. デュアルモ ードで音 色を選ん でからファンクション
モードに入り、大項目 を選びます。
2.【+ / YES
イエス
#▼ ▲】
を押して確定し、
】
【TEMPO/FUNCTION
で以下の小項目を選び、
テンポ/ ファンクション
イエス
【− /NOノー】【+ /YES
で設定します。
デュアルモードでないときには…
1. での表示が になり、 【+ /YES
も反応しません。
ファンクションモードに入ったあとで、デュアルモードに入
ることもできます。
イエス
】を押して
小項目
2 音色の音量バランスの設定
設定範囲: 0 〜 20 (20 に近付くほど第 1 音色の音量
が大きくなる、10 で同音量)
基本設定: 音色の組み合わせごと
片方の音をメイン にし ても う片方の音を薄く混ぜる な
ど、2 音色の音量バランスを工夫してみてください。
】
・ 基音表示の例
シャープのとき
上に−
(F)( G )
(A)
フラットのとき
下に−
2 音色の音程を微妙にずらす設定
設定範囲: -10 〜 0 〜 10 (+ 方向で第 1 音色の音程が
高く、第 2 音色の音程が低くなる。
- 方向で第 2 音色の音程が高く、第 1 音色
の音程が低くなる。)
ずらすことができる音程幅は、低音域ほど大きく(A1 で± 60 セント)、高音域ほど小さく(C7 で± 5 セント)
なっています。(100 セント =1 半音です。)
基本設定: 音色の組み合わせごと
2 音色の音程を微妙にずらすと音に厚みが出ます。
第 1 音色のオクターブシフトの設定
第 2 音色のオクターブシフトの設定
設定範囲: -1、0、1
基本設定: 音色の組み合わせごと
音程を 1 オクターブ上下にシフトさせます。第 1 音色と
第 2 音色別々に設定できます。音の響き方が違ってきま
す。
第 1 音色のエフェクトの深さの設定
第 2 音色のエフェクトの深さの設定
本
編
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
39
Page 40
設定範囲: 0〜 20
基本設定: 音色の組み合わせごと
エフェクトの深さを第 1 音色と第 2 音色別々に設定しま
す。
エフェクトが OFFオフのときは設定できません。(ファンク
ションモードに入ってからではエフェクトの種類を選ぶ
ことができませんので、ファンクションモードを一度抜
けてからエフェクトの種類を選んでください。)
F4. スプリットの諸設定
スプリットモードでの各種設定をします。
スプリットポイントを変更したりなど、弾く曲に最
適な設定を作ることができます。
1. スプリット モードで 音色を選 んでからファンクショ
ンモードに入り、大項目 を選びます。
・「第 1 音色」「第 2 音色」については、P26をご覧ください。
基本設定に戻す操作
イエス
【+ /YES
み合わせが持つ基本設定に戻ります。
】を押すと上記すべての設定が、その音色の組
ショートカット操作…
デュアルの 2つの音色ボタンを押したまま
#】
を押すと直接ファンクションモードの に入ることができ
ます。
この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の
操作(【TEMPO/FUNCTION
のランプ点灯)が必要です。
テンポ / ファンクション
【TEMPO/FUNCTION
#】を押 す TEMPO
テンポ /ファンクション
テンポ
2.【+ / YES
イエス
#▼▲】
を押して確定し、
】
【TEMPO/FUNCTION
で以下の小項目を選び、
テンポ/ ファンクション
イエス
【− /NOノー】【+ /YES
で設定します。
スプリットモードでないときには…
1. での表示が になり、【+ /YES
反応しません。
ファンクションモードに入ってからでは スプリット モード
に入ることができませんので、ファンクションモードを一度
抜けてからスプリットモードに入ってください。
イエス
】を押しても
小項目
スプリットポイントの設定
設定範囲: 全鍵盤
基本設定: F
左鍵域と右鍵域の境め(スプリットポイント)にする鍵
盤を指定します。スプリットポイントの鍵盤自体は左鍵
域に含まれます。
・【− /NO ノー】【+ /YES
ントにしたい鍵盤を押しても設定できます。
♯
2
イエス
】の代わりに、スプリットポイ
】
本
編
・ ファンクションモードでないとき、 【SPLIT
スプリット
ながら鍵盤を押しても設定できます。(P27)
・ スプリットポイントの鍵盤名表示の例
(F2) (G2)
シャープ のとき
上に−
(A2)
フラットのとき
下に−
】を押し
40
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
Page 41
2 音色の音量バランスの設定
設定範囲: 0 〜 20 (20 に近付くほど右側音色の音量
が大きくなる、10 で同音量)
基本設定: 音色の組み合わせごと
組み合わせる音色により、2 音色の音量バランスを好み
の状態に設定します。(音色の組み合わせごとに個別に設
定されます。)
右側音色のオクターブシフトの設定
左側音色のオクターブシフトの設定
設定範囲: -1、0、1
基本設定: 音色の組み合わせごと
音程を 1 オクターブ上下にシフトさせます。右側音色と
左側音色別々に設定できます。弾く曲の音域などに応じ
て選んでください。(音色の組み合わせごとに個別に設定
されます。)
この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の
操作(【TEMPO/FUNCTION
のランプ点灯)が必要です。
テンポ / ファンクション
#】を押す TEMPO
テンポ
F5. ペダルの諸設定
AUX ペダルの機能を切り替えたり、サステインペ ダル
の共鳴効果の深さを設定します。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
2.【+ / YES
イエス
#▼▲】
で設定します。
小項目
を押して確定し、
】
【TEMPO/FUNCTION
で以下の小項目を選び、
テンポ/ ファンクション
イエス
【− /NOノー】【+ /YES
】
右側音色のエフェクトの深さの設定
左側音色のエフェクトの深さの設定
設定範囲: 0〜 20
基本設定: 音色の組み合わせごと
エフェクトの深さを右側音色と左側音色別々に設定します。
(音色の組み合わせごとに個別に設定されます。)
エフェクトが OFF
オフ
のときは設定できません。(ファンク
ションモードに入ってからではエフェクトの種類を選ぶ
ことができませんので、ファンクションモードを一度抜
けてからエフェクトの種類を選んでください。)
サステインペダルの有効域の設定
オール
ALL
設定範囲:
基本設定: ALL
サステインペダル効果を両音色にかけるか(ALL
(両音色)、1(右側の音色)、2(左側の音色)
オール
オール
)、右側
音色にだけかけるか(1)、左側音色にだけかけるか(2)
を設定します。
AUX ペダルの有効域の設定
オール
ALL
設定範囲:
基本設定:
AUX ペダル効果を両音色にかけるか(ALL
(両音色)、1(右側の音色)、2(左側の音色)
オール
ALL
オール
)、右側音色に
だけかけるか(1)、左側音色にだけかけるか(2)を設定
します。
AUX ペダルの機能にサステインが割り当てられてい
る場合() は、ここでの設定は無効となり
の設定が有効になります。
基本設定に戻す操作
イエス
【+ /YES
合わせが持つ基本設定に戻ります。
【SPLIT
】を押すと上記すべての設定がその音色の組み
ショートカット操作…
スプリット
】を押したまま【TEMPO/FUNCTION
押すと直接ファンクションモードの に入ることが
できます。
テンポ / ファンクション
#】を
AUX ペダル機能の設定
設定範囲 :
1(ソフトペダル)
ペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた
音の音量をわずかに下げ、音の響きを柔らかくするこ
とができます。(ペダルを踏んだときに押さえていた
鍵盤の音には効果はかかりませんので、効果をかけた
い音を弾く直前に踏みます。)
2(ソステヌートペダル)
ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、
鍵盤から指を離しても長く響かせることができます。
ペダルを踏んだあとに弾いた 音には効 果はかか りま
せん。
オルガンやストリングス、クワイアの音色では…
ソステヌートペダルを踏むと、音が減衰せず、踏んでいる間
鳴り続けます。
3(エクスプレッション)
演奏中に音の強弱を付けることができます。
4(サステインペダル ON/OFF
ペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離
しても長く響かせることができます。
オン /オ フ
ON/OFF
スイッチ式です。
5(サステインペダル連続式)
ペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離
しても長く響かせることができます。
踏み込むほど音が長く伸びます(ハーフペダル対応)。
バリエーション
6( 【VARIATION
音色のバリエーションの ON/OFF
パネルの【VARIATION
ソング
7( SONG
曲のスタート / ストップをコントロールします。パネ
【START/STOP
ソング
ルの SONG
ます。
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
オン / オフ
式)
】)
バリエーション
スタート/ ストップ
オン / オフ
】と同じ機能になります。
】)
スタート / ス トップ
【START/STOP
を切り替えます。
】 と同じ機能になり
ファンクション
】
本
編
41
Page 42
基本設定 : 1( ソフトペダル )
「3( エクスプレッション )」では、フットコントロー
ラー FC7 をご使用になることをお勧めします。この場合、
・ 【SUSTAIN PEDAL
・ 【AUX PEDAL
は 2 にしてください。「5( サステインペダル連続式 )」では、
フットペダル FC3 をご使用になることをお勧めします。そ
のほかの機能では、フットペダルFC3/ フットスイッチ FC4/
フットスイッチFC5 をご使用になることをお勧めします。付
属のペダルは FC3 です。別売のペダルについては、「別売品
のご紹介」(P62)をご参照ください。
サステイン ペダル
ペダル
】タイプの設定
】タイプの設定
共鳴効果の深さの設定
設定範囲: 0〜 20
基本設定: 12
【GRAND PIANO
グランドピアノ
1/2】の音色でサステインペダル(ま
たはサステインを割り当てた AUX ペダル)を踏んだとき
に加わる響板や弦の共鳴効果の深さを設定します。
ソフトペダル効果の深さの設定
設定範囲 : 1 〜 5
基本設定 : 3
ソフトペダル効果の深さを設定します。
サステイン ペダル
【SUSTAIN PEDAL
ペダル
【AUX PEDAL
設定範囲 : 1、2
基本設定 : 1
【SUSTAIN PEDAL
サステイン ペダル
たペダルによって、踏んだときの効果 (ON/OFF
など ) が逆になる場合があります。そのような場合に切
り替えてください。
】や 【AUX PEDAL
】タイプの設定
】タイプの設定
ペダル
オン / オフ
】 に接続し
や強弱
F6. メトロノーム音量の設定
メトロノームの音量を設定します。
メトロノームの音量を大きくしたいときや、小さく
したいときに使います。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
2.【− / NO
ノー
】【+ /YES
設定範囲: 1〜20
基本設定: 10
ショートカット操作…
メトロノーム
METRONOME
【TEMPO/FUNCTION
F7. ピアノ 50 曲のパート再生
OFF
テンポ/ ファンクション
モードの に入ることができます。
この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の
操作(【TEMPO/FUNCTION
のランプ点灯)が必要です。
オフ
時の音量設定
P-120 に入っているピアノ 50 曲(プリセットソン
グ)の再生時、再生を OFFオフにしたパートの音量を
設定します。ガイドとして大きく鳴らしたい場合や
小さく鳴らしたい場合、あるいはまったく音を鳴ら
したくない場合とに応じて、音量を調節してくださ
い。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
イエス
】で設定します。
スタート / ストップ
【START/STOP
#】を押すと直接ファンクション
テンポ / ファンクション
】を押したまま
#】を押す TEMPO
テンポ
本
編
42
ペダルの抜き差しは、電源を切った状態で行なってくだ
さい。
【SUSTAIN PEDAL
たままペダルを抜くと、そのあともサステイン効果がかかっ
たままの状態になります。その場合は一度電源を切り、入れ
直してください。
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
サステイン ペダル
】タイプを 2 にして、電源が入っ
ファンクション
】
ノー
2.【− / NO
】【+ /YES
選択範囲: 0〜20
基本設定: 5
イエス
】で設定します。
Page 43
ミディ
F8. MIDI
ミディ
MIDI
に関する各種設定 / 操作をします。
ミディ
MIDI
についての簡単なご紹介が「MIDI
機能の諸設定
ミディ
について」
(P46)にあります。ご参照ください。
ミディ
【MIDI
ミディ
をMIDI
トゥー ホスト
【TO HOST
端子】を使う場合は、HOST SELECT
に設定してください。
】端子を使う場合は、HOST SELECT
接続するコンピューターの種類に応じて、正しく設定してく
ださい。(P47 〜 50)
ここでの MIDI
ミディ
に関する設定は、【TO HOST
の入出力に対しても有効です。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
イエス
を押して確定し、
2.【+ /YES
#▼▲】
】
で以下の小項目を選び、
で設定します。
ホスト セレクト
ホスト セレクト
トゥー ホスト
テンポ/ ファンクション
【TEMPO/FUNCTION
スイッチ
スイッチを、
】端子での信号
イエス
【− /NOノー】【+ /YES
小項目
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信
側と受信側で
合わせておく必要があります。ここで P-120 から
データを送信するときのチャンネルを設定します。
選択範囲: 1 〜 16、OFF
基本設定: 1
デュアルのときの第 2 音色、スプリットのときの
左側音色は…
ここで設定したチャンネルの次のチャン ネルで送信さ れま
す。(第 1 音色、右側音色は、ここで設定したチャンネルで
送信されます。)ただし、上記設定チャンネルを OFFオフに設定
した場合は送信されません。
デモ曲 / ピアノ 50 曲(プリセットソング)の再生デー
タ、録音した曲の再生データは MIDI
ミディ
MIDI
楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信
側と受信側で MIDI
合わせておく必要があります。ここで P-120 が MIDI
タを受信するときのチャンネルを設定します。
選択範囲: ALL
基本設定: ALL
送信チャンネルの設定
ミディ
MIDI
チャンネル(1 〜 16 チャンネル)を
オフ
ミディ
MIDI
受信チャンネルの設定
ミデ ィ
チャンネル(1 〜 16 チャンネル)を
オール
、1&2、1 〜 16
オール
(送信しない)
ミデ ィ
送信されません。
MIDI
ミディ
デー
ミディ
オール
ALL
の場合は…
「マルチティンバー」と 呼ば れる仕 様に なっており、外部
ミディ
MIDI
機器から送信される複数のチャンネルのデータを、同
時にチャンネルごとに独立して受信します。
この状態で、シーケンサーなどから送信される複数のチャン
ネルを使って作られた演奏データを、P-120 で受信して再生
させることができます。
「1&2」の場合は…
シーケンサーなどの外部 MIDI
ミディ
機器から 1、2 チャンネルの
データだけ受信し、P-120 本体で再生することができます。
P-120 では、P-120 本体のパネル設定や 手弾き音は、
送信されてくるプログラムチェンジ(音色切り替え)などの
チャンネルメッセージから影響を受けません。
デモ曲 / ピアノ 50 曲(プリセットソング)モード中は、
ミディ
MIDI
受信を行いません。
】
ローカルコントロール ON/OFF
オン / オフ
通常、P-120 の鍵盤を弾くと本体内部の「音源部」から音
が出ます。この状態は「ローカルコントロール ON
オフ
呼ばれます。「ローカルコントロールを OF
「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いても P-120
からは音が出なくなります。一方、鍵盤を弾いた演奏デー
ミデ ィ
タは MIDI
ミディ
MIDI
カルコントロールを OFF
選択範囲: ON/OFF
送信されますので、P-120 では音を鳴らさずに
接続した外部の音源を鳴らしたいときなどに、ロー
オン
オン /オフ
オフ
にします。
基本設定: ON
プログラムチェンジ送受信 ON/OFF
ミデ ィ
MIDI
で送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替
える情報をプログラムチェンジと言います。
たとえば P-120 から プログ ラムチ ェンジを送信すると
ミデ ィ
MIDI
接続した外部機器の音色を切り替えることができ
ます。(P-120 のパネル上で音色を切り替えたときに、切
り替えた音色のプログラムチェンジナンバーが送信され
ます。)逆に MIDI
グラムチェンジを P-120 が受信すると、同時に受信して
いる MIDI
とき鍵盤での手弾き音色は切り替わりません。)
このプログラムチェンジの送 / 受信ができたほうが便利
な場合(=MIDI
させたい場合)と、できないほうが便利な場合(=MIDI
接続した外部機器と音色切り替えを連動させたくない場
合)があります。音色切り替えを連動させたい場合は ON
に、連動させたくない場合は、OFFオフにします。
ミディ
接続した外部機器から送信されたプロ
ミデ ィ
の演奏データの音色が切り替わります。(この
ミディ
接続した外部機器と音色切り替えを連動
の設定
オン
F」にすると、
オン / オフ
の設定
」と
ミデ ィ
オン
本
編
各音色のプログラムチェンジナンバーについては
ミディ
「MIDI
選択範囲: ON/OFF
データフォーマット」(P58)をご覧ください。
オン /オフ
オン
基本設定: ON
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
43
Page 44
ミディ
コントロールチェンジ送受信 ON/OFF
MIDI
で送信側の機器から受信側の機器にサステインペ
オン / オ フ
の設定
ダルの操作やボリュームなどの演奏表現を伝える情報を
コントロールチェンジと言います。
たとえば P-120 からコントロールチェンジを送信すると
ミディ
MIDI
接続した外部機器の演奏をコントロールすること
ができます。(P-120 でサステインペダルを操作をしたと
きなどにコントロールチェンジが送信されます。)逆に
ミディ
MIDI
接続した外部機 器か ら送 信されたコントロー ル
チェンジを P-120 が受信すると、同時に 受信 してい る
ミディ
MIDI
の演奏データがそれに反応します。(このとき鍵盤
での手弾き音は影響を受けません)。
このコントロールチェンジの送 / 受信ができたほうが便
利な場合と、できないほうが便利な場合があります。送
/ 受信ができたほうが便利な場合は ONオンに、できないほ
うが便利な場合は、OFF
P-120がコントロールチェンジとして扱える情報につ
いては「MIDI
ミディ
選択範囲: ON/OFF
オフ
にします。
データフォーマット」(P58)をご覧ください。
オン /オフ
オン
基本設定: ON
送信したデータの受信方法…
データを送信した機器と P-120 を MIDI
ミディ
接続します。
データを送信した機器側で送信操作をします。
自動的に P-120 がそのデータを受信し、パネルの設定状
態に反映されます。
(送信した機種と同じ機種でだけ受信することができます。)
セットアップデータ MIDI
ミディ
送受信の操作については、
接続する外部機器の取扱説明書もご覧ください。
録音データのバルク送信
ミディ
MIDI
データファイラー MDF3 やシーケンサーなどを P-
120 に接続し、P-120 で録音したデータを MIDI
データとして送信し、ディスクに保存しておくことがで
きます。
保存しておいた録音データを再生する場合は、送信した
機器から P-120本体にバルクデータを送り戻した上で、通
常の再生操作で再生します。
バルクデータとは…
ミディ
MIDI
で、データの種類を表す用語で「データのかたまり」
といった意味です。
ミディ
のバルク
本
編
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
送信データにトラン スポー ズをか ける設定です。
送信データにトランスポーズをかける設定
(本体のトランスポーズの設定とは連動しません。)
選択範囲: -12 〜 0 〜 12(半音単位)
基本設定: 0
ミデ ィ
セットアップデータの MIDI
P-120 のパネル設定状態のセットアップデータを、MIDI
接続した MIDI
ミデ ィ
データファイラー MDF3 やシーケンサー
送信
ミディ
などに送信します。
MDF3 や外部 シーケンサー に演奏データを録音する際、
演奏データの頭に、録音データを再生しながら自分で演
奏するためのセットアップデータを送信して記録してお
くと、再生しながらの演奏の際、便利です。
セットアップデータとは…
P-120 のパネル設定状態一式のデータです。
操作
送信するパネル設定を作ります。
シーケンサーなどと MIDI
ミディ
接続し、シーケンサー側
のセットアップデータ受信準備を整えます。
ファンクションモードに入って を選びま
す。
イエス
【+ /YES
】を押すと送信が実行されます。
操作
P-120 で演奏を録音します。
ミディ
MIDI
データファイラーMDF3などと MIDI
ミディ
接続し、
MDF3 などの側 のバルクデー タ受信準備を整えま
す。
ファンクションモードに入って を選びま
す。
イエス
【+ /YES
バルクデータ送信中は、手弾き音のデータやパネル情報
ミデ ィ
はMIDI
データを送信した機器と P-120 を MIDI
データを送信した機器側で送信操作をします。
自動的に P-120 がそのデータを受信し、本体内にデータ
が入ります。(このとき、本体内にあったデータは消されま
す。)
このあと、通常の再生操作で再生できます。
(送信した機種と同じ機種でだけ受信することができます。)
デモ曲モードのとき、ピアノ曲(プリセットソング)モー
ドのとき、ファンクションモードのとき、録音モードのとき
と再生中は、バルクデータ受信はできません。
部機器の取扱説明書もご覧ください。
】 を押すと送信が実行されます。
送信されません。また、MIDI
送信したデータの受信(送り戻し)方法…
バルクデータ送受信の操作については、接続する外
ミディ
受信を行いません。
ミデ ィ
接続します。
44
送信される「セットアップデータ」の内容…
ミディ
「MIDI
データフォーマット」(P59 パネルデータ詳細)に掲
載されている内容が送信されます。
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
Page 45
オン / オフ
F9. バックアップ ON/OFF
の設定
バックアップとは…
ご自身で設定した音色選択や、リバーブのタイプなどをはじ
めとする設定内容を、電源を切っても消さずに残しておくこ
とを言います。
バックアップを ONオンにしておくと、次回電源を入れたときに
も前回の設定が有効になります。
バックアップを OFFオフにしておくと、電源を OFFオフにした時点
でメモリーの内容は消され、次回電源を入れたときには基本
設定(= 初めて電源を入れたときの設定)に戻ります。(基
本設定一覧が P56 に掲載されています。)
ただし「本体内に録音された演奏データ」、ここでの「バッ
クアップ ON/OFF
オン / オ フ
の設定」自体は常にバックアップさ
れます。
バックアップの設定を ONオンにしていても、電源を切って
約 1 週間以上過ぎると、バックアップされている内容が消
え、すべての設定内容が基本設定(= 初めて電源を入れたと
きの設定)に戻ってしまいます。したがって、バックアップ
されている内容を 1 週間以上保持したい場合は、少なくとも
1 週間以内に数分間は電源を ONオンにしてください。
機能グループごと(以下 の小項 目ごと)にバック
アップの ON/OFF
オン / オフ
を設定します。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選
びます。
2.【+ /YES
イエス
#▼ ▲】
を押して確定し、
】
【TEMPO/FUNCTION
で以下の小項目を選び、
テンポ/ ファンクション
イエス
【− /NOノー】【+ /YES
で設定します。
小項目
】
・ スプリットの諸設定( の設定内容)(音色の組
み合わせごと)
・ リバーブの種類と深さ(音色ごと)
・ エフェクトの種類と深さ(音色ごと)
・ バリエーションの ON/OFF
・ タッチの設定(FIXED
オン / オ フ
フィックス
時の音量も含む)
(音色ごと)
・ メトロノームの拍子と音量(音量は、 の設定内
容)
・ ピアノ 50 曲のパート再生 OFFオフ時の音量設定( の設
定内容)
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
機能の諸設定( の設定内容)
関連項目のバックアップ設定
( を除く)
音程、音律関連項のバックアップ設定
・ トランスポーズの設定
・ 音程の微調整( の設定)
・ 音律(調律法)の種類と基音の設定( の設定
内容)
ペダル関連項目のバックアップ設定
・ ペダルの諸設定( の設定)
基本設定(= 初めて電源を入れたときの設定)に戻すには…
いったん電源を OFFオフにし、右端の鍵盤(C7)を押したま
ま電源を ON
この操作でいつでも基本設定(= 初めて電源を入れたと
きの設定)に戻すことがで きま す。(ここ での「バック
アップ ON/OFF
設定に戻ります。また、本体内に録音された演奏データ
も消えます。)(基本設定一覧がP56に掲載されています。)
オン
にします。
オン / オ フ
の設定」も含めたすべての項目が基本
音色関連項目のバックアップ設定
ミディ
MIDI
関連項目のバックアップ設定
音程、音律関連項のバックアップ設定
ペダル関連項目のバックアップ設定
設定範囲: ON/OFF
基本設定: OFF オフ(すべてのグループ)
オン /オフ
・各小項目の内容
音色関連項目のバックアップ設定
・ 音色選択
・ デュアルモードの ON/OFF
・ デュアルの諸設定( の設定内容)(音色の組み
合わせごと)
・ スプリットモードの ON/OFF
オン / オ フ
と音色
オン / オ フ
と音色
P-120/120S 各種の便利な設定をする・・・【FUNCTION
ファンクション
】
本
編
45
Page 46
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
(Musical Instrument Digital Interface) とは、MIDI
ミディ
MIDI
機器とパーソナルコンピューター間で演奏データや命令を送受信しあうための、
各種送受信データ様式についての統一規格です。
ミディ
MIDI
機器間(MIDI
ことにより、P-120 から外部の MIDI
について
ミディ
ミディ
機器とパーソナルコンピューター間)で MIDI
ミディ
機器の演奏をコントロールしたり、外部の MIDI
端子を備えた MIDI
ミディ
ミディ
データを送受信する
機器間や、
ミデ ィ
機器やパーソナルコンピューターから P-120 をコントロールしたりすることができま
す。
ミディ
MIDI
端子
ミディ
MIDI
【INイン】:MIDI
ミディ
【OUT
MIDI
ミディ
MIDI
ケーブル
専用の MIDI
トゥーホスト
【TO HOST
ミディ
アウト
ミデ ィ
データを受信する端子です。
ミディ
】 :MIDI
データを送信する端子です。
ケーブルをご用意ください。
】端子
P-120 とパーソナルコンピューターを接続する場合に使います。
ミディ
MIDI
では、演奏データや命令
を、数値に置き替えたデータで送受信
します。
ミディ
MIDI
機器の中でも、機種ごと
ミディ
に送受信できる MIDI
同じではないため、接続している MIDI
機器間で共通に扱え るデータや命令
だけが送受信できることになります。
共通に扱えるデータや命令は、各機種
ミディ
の「MIDI
チャート」を照合して調べることがで
きます。P-120 の MIDI
テーションチャートは P61 に掲載さ
れています。
HOST SELECT
設定してください。(P49)
インプ リメンテーション
ミディ
端子を使う場合は、
MIDI
ホスト セレクト
YAMAHA MIDI
データの内容が
ミディ
インプリメン
スイッチを【MIDI
ミディ
ミディ
ケーブ
ミデ ィ
】に
ル…
MIDI01(長さ1m)
MIDI03(長さ3m)
MIDI15(長さ15m)
トゥー ホスト
【TO HOST
ホスト セレクト
HOSTSELECT
ンピューターの種類に応じて、正しく
設定してください。(P49)
は、各種の音楽雑誌や書籍で得ること
ができます。
】端子を使う場 合は、
スイッチを接続するコ
ミディ
MIDI
についての詳しい知識
本
編
46
P-120/120S MIDI
ミディ
について
Page 47
パーソナルコンピューターと接続する
パーソナルコンピューター用の音楽ソフトを、P-120 の【TO HOST
トゥー ホスト
】(または MIDI
ミディ
端子)とパーソナルコン
ピューターをつないで楽しむことができます。
P-120 を音源として使う場合、P-120 にない音色が使われている演奏データは、正しく再生されません。
P-120 とコンピューターを接続する場合、3 つの方法があります。
1. コンピューターのシリアルポートと、P-120 の【TO HOST
ミディ
2. MIDI
インターフェース機器と、P-120 の MIDI
3. コンピューターの USB 端子と、USB インターフェース機器を使った接続方法(P50)
詳しくは次ページ以降をご覧ください。
パーソナルコンピューターと接続する場合は、最初に、P-120 とコンピューターの電源を切った状態でケーブル接続、HOST SELECT
を行ない、その後コンピューター → P-120 の順番で、電源を入れてください。
P-120 とパーソナルコンピューターをつないで使用しない場合は、必ず【TO HOST
だと、P-120 が正常に動作しないことがあります。
ディスプレイに と表示された場合は、コンピューターの電源が切れているか、ケーブルが正しく接続されていない、または、HOST SELECT
スイッチが正しく設定されていないか、コンピューター側のドライバーや MIDI
とコンピューターの電源を切り、ケーブルの接続、HOST SELECT
入れ直し、コンピューター側のドライバーや MIDI
ホスト セレクト
HOST SELECT
せん。(MIDI データを送受信しません。)
逆に、HOST SELECT
ホス ト セレク ト
スイッチを【PC-2】【PC-1】【Mac】に設定しているときは、【TO HOST
スイッチを【MIDI
を送受信しません。)
ミディ
ミディ
】に設定しているときは、MIDI
ミディ
ホス ト セレク ト
アプリケーションが正しく機能しているか確認してください。
トゥー ホスト
】端子を使った接続方法(P48)
端子を使った接続方法(P49)
ホス ト セレ クト
トゥー ホスト
】端子からケーブルを抜いてください。ケーブルを接続したまま
ミディ
アプリケーションが正しく機能していません。この場合は、いったんP-120
スイッチの設定を確認してください。その後、コンピューター→ P-120 の順番で電源を
ミデ ィ
端子(【INイン】【OUT
トゥー ホスト
】端子が使えますが、MIDI
アウト
】共)が使えますが、【TO HOST
ミディ
端子(【INイン】【OUT
トゥー ホスト
】端子は使えません。(データ
スイッチの設定
ホス ト セレク ト
アウト
】共)は使えま
P-120/120S パーソナルコンピューターと接続する
本
編
47
Page 48
トゥー ホスト
1. コンピューターのシリアルポートと、P-120 の【TO HOST
】端子を使った接続方法
コンピューターのシリアルポート(RS-232C 端子や RS-422 端子)と P-120 の【TO HOST
この方法では、P-120 が MIDI
ミデ ィ
すため、専用の MIDI
ミディ
インターフェース機器(コンピューターと MIDI
インターフェース機器は不要です。
トゥー ホスト
ミディ
】 端子を接続します。
機器の仲立ちをする機器)の役割も果た
接続方法
コンピューターのシリアルポート(RS-232C 端子や RS-422 端子)を、専用のシリアルケーブルで、P-120 の【TO HOST
端子に接続します。
トゥー ホスト
P-120
ウィンドウズ
TO HOST
CCJ-MAC(別売) CCJ-PC2(別売)
CCJ-PC1NF(別売)
RS-232C ( D-SUB9 ピン) RS-232C ( D-SUB25 ピン) モデムポート
Windows
ミディ
(MIDI
コンピューターのシリアルポートと
P-120 の【TO HOST
データのやり取りをするためには、指
定の MIDI
Driver [Windows
ターにインストールする必要があり
ます。
YAMAHA CBX Driver [Windows
応]は、インターネットのヤマハホー
ムページ /XG ライブラリー→
http://www.yamaha.co.jp/xg
から、ダウンロードして入手す るこ
とができます。
をご使用のお客様へ
ドライバーについて)
トゥー ホスト
】端子を接続して、
ミディ
ドライバー(YAMAHA CBX
ウィンドウズ
対応 ])をコンピュー
ウィンドウズ
対
】
本
編
Windows Windows Macintosh
接続するシリアルケーブルの種類と内部配線図
接続するコンピューターの種類に合わせて、下記のシリアルケーブルを使用してください。
ウィンドウズ
・Windows
8 ピンミニ DIN → D-SUB 9 ピンケーブル
(YAMAHA CCJ-PC2 または同等品)
ウィンドウズ
・Windows
8 ピンミニ DIN → D-SUB 25 ピンケーブル
(YAMAHA CCJ-PC1NF または同等品)
用(シリアル端子が D-SUB9 ピンの場合)
ミニDIN
1
2
8-ピン
3
4
8
5
用(シリアル端子が D-SUB25 ピンの場合)
ミニDIN
8-ピン
1
2
3
4
8
5
8 (CTS)
7 (RTS)
2 (RxD)
5 (GND)
3 (TxD)
5 (CTS)
4 (RTS)
3 (RxD)
7 (GND)
2 (TxD)
D-SUB
9ピン
D-SUB
25ピン
マッキントッシュ
・Macintosh
システムペリフェラル→ 8 ケーブル
(YAMAHA CCJ-MAC または同等品)
ミニDIN
8-ピン
用
1
2
3
4
5
6
7
8
・プラグのピン番号
各プラグのピン番号は下記のとおりです。
オモテから見たピン番号
ミニ DIN
8-ピン
D-SUB
25-ピン
2 (HSK i)
1 (HSK O)
5 (RxD-)
4 (GND)
3 (TxD-)
8 (RxD+)
7 (GP-)
6 (TxD+)
ミニDIN
8-ピン
D-SUB
9-ピン
48
P-120/120S パーソナルコンピューターと接続する
Page 49
ホ スト セ レクト
P-120 の HOST SELECT
スイッチの設定
ホスト セレクト
接続するパーソナルコンピューターの種類によって、P-120 の HOST SELECT
マッキントッシュ
・Macintosh
【Mac】(ボーレート =31,250bps、1MHz
ウィンドウズ
・Windows
:
:
メガヘルツ
のクロックを使用)
【PC-2】 (ボーレート =38,400bps)
スイッチを切り替えます。
使用するソフトウェアの種類によって、上記の設定では動作しないものがあります。お使いになる ソフトウェアの取扱説明書をよく読んで、適合
するボーレートの位置に HOST SELECT
ミディ
2. MIDI
インターフェース機器と、P-120 の MIDI
ホスト セレクト
スイッチを設定してください。(【PC-1】のボーレートは、31,250bps です。)
ミディ
端子を使った接続方法
接続方法
ミディ
MIDI
インターフェース機器を通じて P-120 の MIDI
ミディ
端子に接続します。専用の MIDI
ミディ
ケーブルを使います。
P-120
MIDI
OUT
MIDI
IN
MIDI
IN
MIDI
インター
MIDI OUT
MIDI
OUT
MIDI
IN
MIDI
インター
フェース
YAMAHA MIDI
MIDI01(長さ 1m)
MIDI03(長さ 3m)
MIDI15(長さ 15m)
ミディ
ケーブル
フェース
Windows Macintosh
ホ スト セ レクト
P-120 の HOST SELECT
P-120 の HOSTSELECT
ホスト セレクト
スイッチを【MIDI
スイッチの設定
ミディ
】に設定します。
P-120/120S パーソナルコンピューターと接続する
本
編
49
Page 50
3. コンピューターの USB 端子と、USB インターフェース機器を使った接続方法
コンピューターの USB 端子と、USB インターフェース機器(UX256、UX96 など)を USB ケーブルで接続します。USB
インターフェースに付属のドライバーをインストールします。USB インターフェースと P-120 をシリアルケーブル (CCJ-
MAC など ) または MIDI
詳しくは、USB インターフェース機器に付属の取扱説明書をご参照ください。
・USB インターフェース機器と P-120 をシリアルケーブルでつなぐ場合
コンピューター
ミディ
ケーブルで接続します。
P-120
UX256など
本
編
ミディ
・USB インターフェース機器と P-120 を MIDI
コンピューター
UX256など
ケーブルでつなぐ場合
P-120
50
P-120/120S パーソナルコンピューターと接続する
Page 51
故障かな ? と思ったら
現象 考えられる原因 解決法
P-120 の電源が入らない。 電源ア ダプタ ーのプラグが差し込まれ
ていません(本体側と家庭用コンセント
側)。
AC ケーブルがアダプターに差し込まれ
ていません。
スタンバイ / オン
【STANDBY/ON
】を押して電 源
電気が流れたためです。 異常ではありません。
を入れたとき、または切った と
き、「カチッ」と音がする。
P-120 から雑音が出る。 P-120 の近くで携帯電話 を使って いま
す(または呼び出し音が鳴っています)。
全体的に音が小さい。まった く
マスター ボリューム
【MASTER VOLUME
】が下がっています。【MASTER VOLUME
音が出ない。
ヘッドフォンを接続して いま す(ただ
し、スピーカーの設定が NORMAL
ノー マル
(HP.
SW)の場合)。(P12)
オフ
スピーカーが OFF
ローカルコントロールが OFF
になっています。 スピーカーを NORMAL
オフ
になって
います。
オン
ヘッドフォンを差してもスピ ー
スピーカーが ON
になっています。 スピーカーを NORMAL
カーからの音が切れない。
電源アダプターのプラグを 本体と 家庭
用(AC100V)コンセントに、確実に差
し込んでください。(P11)
AC ケーブルを確実にアダプターに差し
込んでください。(P11)
P-120 の近くでは、携帯電話の電源を
切ってください。P-120 の近くで携帯電
話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりす
ると、雑音が出る場合があります。
マスター ボリューム
】を上げてくださ
い。(P14)
ヘッドフォンのプラグを抜 いてく ださ
い。
ノーマ ル
または ONオンにし
てください。(P12)
ローカルコントロールをONオンにしてくだ
さい。(P43)
ノーマル
にしてくださ
い。
特定の音域でピアノ音色の音
程、音質がおかしい。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をでき
る限り忠実に再現しようと してお りま
異常ではありません。
す。その結果、音域により倍音が強調さ
れて聞こえるなど、音程や音域が異質に
感じる場合があります。
鍵盤を弾くと、機構音がカタ カ
タ鳴る。
P-120 の鍵盤機構は、ピアノの鍵盤機構
をシミュレートして設計されています。
異常ではありません。
ピアノの場合でも機構音は 実際に 出て
いるものです。
ディスプレイに が表示された場合は、P-120 の内部に異常がありますので、お買い上げの楽器店か、巻末のヤマハ電気
音響製品サービス拠点までご連絡ください。
本
編
P-120/120S 故障かな ? と思ったら
51
Page 52
本
編
52
Page 53
●「音色一覧」などの資料を掲載してます。
音色一覧.......................................................................................... 54
基本設定一覧.................................................................................. 56
ミディ
MIDI
データフォーマット ............................................................. 58
別売品のご紹介............................................................................... 62
仕様................................................................................................. 62
索引................................................................................................. 63
保証とアフターサービス ................................................................65
P-120/120S
53
Page 54
音色一覧
付
録
GRAND PIANO 1
(グランドピアノ 1)
VARIATION
(バリエーション)
GRAND PIANO 2
(グランドピアノ 2)
VARIATION
(バリエーション)
E.PIANO 1
(エレクトリックピアノ1)
VARIATION
(バリエーション)
E.PIANO 2
(エレクトリックピアノ2)
VARIATION
(バリエーション)
HARPSICHORD
(ハープシコード)
VARIATION
(バリエーション)
E.CLAVICHORD
(エレクトリッククラ
ビコード)
VARIATION
(バリエーション)
VIBRAPHONE
( ビブラフォン)
VARIATION
(バリエーション)
CHURCH ORGAN
(チャーチオルガン)
VARIATION
(バリエーション)
ステレオ
サンプリング
○ ○ ○ ○ フルコンサートグランドピアノから新たにサンプ
○ ○ ○ ○ 明るめにした音です。ポピュラー系の音楽に最適
○ ○ ○ ○ 明るい響きを持ったブライトピアノの音です。
○ ○ ○ ○ ホンキートンク風のピアノの音です。グランドピ
― ○ ○ ― FM シンセサイザーによる電 子ピア ノの音です。
― ○ ― ― ポピュラー音楽でよく耳にするシンセサイザーに
― ○ ○ ○ 金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピア
― ○ ― ― 異なるタイプの電気ピアノの音です。ロック、ポ
○ ― ― ○ バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッ
○ ― ― ○ オクターブ上の音がミックスされたハープシコー
― ○ ― ○ 電磁ピックアップの付いた 鍵盤式 打弦楽器です。
― ○ ― ○ 個性的なエフェクトをプリセットしています。
○ ○ ○ ― 比較的柔らかなマレットでたたいたビブラフォン
○ ○ ○ ― オクターブ上の 音を 重 ねた音です。アタック が
○ ― ― ― パイプオルガンのプリンシパル系 (金管楽器系 )の
○ ― ― ― バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプ
タッチ
による
音の強弱
ダイナミック
サンプリング
(※ 1)
キーオフ
サンプリング
(※ 2)
リングしました。3 段階のダイナミックサンプリ
ング(※ 1)、サステインペダル使用時の音色変化、
鍵盤を離した時の微妙な発音まで、アコース
ティックピアノに極限まで近づけたぜいたくな音
作りです。
クラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ
曲にも合います。
です。
ロック系の音楽に最適です。
アノと異なったキャラクターをお楽しみくださ
い。
タッチの強弱に応じ て音色 の変化 も楽しめます。
スタンダードなポピュラーな曲に最適です。
よる電子ピアノの音です。ピアノとのデュアルで
も楽しめます。
ノの音です。弱く弾いた時は柔らかく、強く弾く
と芯のある音がします。
ピュラー音楽によく使われています。
チによって音量は変わらず、鍵盤を離した時には
独特の発音があります。
ドの音です。より華やかさが感じられます。
ファンキーなサウンドはブラックコンテンポラ
リー音楽などでおなじみです。その構造から、鍵
盤を離した時には独特の発音があります。
の音です。強く弾くほど金属的な音になります。
くっきりとして、明るい感じを強調しています。
混合音栓の音(8フィート+4フィート+2
フィート)です。バロック時代の教会音楽の演奏
に適しています。
オルガンのフルカプラーの音です。
音色のご紹介
54
P-120/120S 音色一覧
Page 55
JAZZ ORGAN
(ジャズオルガン)
VARIATION
(バリエーション)
STRINGS
(ストリングス)
VARIATION
(バリエーション)
CHOIR
(クワイア)
VARIATION
(バリエーション)
GUITAR
(ギター)
VARIATION
(バリエーション)
WOOD BASS
(ウッドベース)
VARIATION
(バリエーション)
E.BASS
(エレクトリックベース)
VARIATION
(バリエーション)
ステレオ
サンプリング
タッチ
による
音の強弱
ダイナミック
サンプリング
(※ 1)
キーオフ
サンプリング
(※ 2)
音色のご紹介
― ― ― ― 歯車回転式電気オルガンの音です。ジャズ、ロッ
クなどの音楽で良く用いられます。
― ― ― ― エフェクトである回転スピーカー効果のスピード
が異なり、バリエーションの方が速い効果の音で
す。また、押鍵中にバリエーション切り替えする
と徐々にスピードが変化するしくみになっていま
す。
― ○ ― ― 大編成弦楽アン サン ブ ルの音です。ピアノと の
デュアルでも楽しめます。
― ○ ― ― 立ち上がりの緩やかな弦楽アンサンブルの音で
す。ピアノや電子ピアノとのデュアルに向いてい
ます。
― ○ ― ― 空間に広がる心和む合唱の音です。スローな曲で
和音の広がりが得られます。
― ○ ― ― 立ち上がりの緩やかな合唱の音です。ピアノや電
子ピアノとのデュアルに向いています。
○ ○ ― ― ステレオサンプリングの臨場感あるナイロンギ
ターの音です。強く弾くとハーモニクスの音が出
てギターらしさを感じることができます。ソロの
フレーズでその表現力を感じてください。
○ ○ ― ― アタックが柔らかい感じの音です。メローな曲に
最適です。
― ○ ― ― アップライトベースを指で弾く奏法の音です。
ジャズやラテン音楽などによく用いられます。
― ○ ― ― シンバルの音を重ねてあります。ジャズのウォー
キングベースに用いると効果的です。
― ○ ― ― エレクトリックベースの音です。ジャズ、ロック、
ポピュラーなどの音楽によく用いられます。
― ○ ― ― フレッドレスベースの音です。ジャズ、フュージョ
ンなどの音楽に向いています。
※1 ダイナミックサンプリングとは・・・
鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしたものです。よりピアノらしいダイナミックな表現を実現します。
※ 2 キーオフサンプリングとは・・・
鍵盤を離したときの微妙な発音をサンプリングしたものです。
付
録
P-120/120S 音色一覧
55
Page 56
基本設定一覧
基本設定(= 初めて電源を入れたときの設定)を一覧にしました。
グランドピアノ
音色選択 GRAND PIANO
オフ
バリエーション OFF
オフ
デュアル機能 OFF
オフ
スプリット機能 OFF
ウッドベース
スプリット左側音色 WOOD BASS
バックアップグループ
1
リバーブの種類 音色ごと
F9.1
リバーブの深さ 音色ごと
エフェクトの種類 音色ごと
エフェクトの深さ 音色ごと
タッチの種類 MEDIUM
ミディアム
タッチが FIXED
メトロノーム OFF
フィックス
のときの音量 64
オフ
−
メトロノームの拍子 0(無拍子) F9.1
テンポ 120 −
トランスポーズ 0 F9.3
「−」の項目はバックアップはありません。
付
録
56
P-120/120S 基本設定一覧
Page 57
ファンクションの基本設定
項目 基本設定値
F1. 音程 A3=440Hz
F2.2 基音 C
F3.1 デュアル 音量バランス 音色の組み合わせごと
F3.2 デュアル 音程のずらし方の設定 音色の組み合わせごと
F3.3、F3.4 デュアル オクターブ設定 音色の組み合わせごと
F3.5、F3.6 デュアル エフェクトの深さ 音色の組み合わせごと
F4.1 スプリット ポイント F
♯
2
F4.2 スプリット 音量バランス 音色の組み合わせごと
F4.3、F4.4 スプリット オクターブ設定 音色の組み合わせごと
F4.5、F4.6 スプリット エフェクトの深さ 音色の組み合わせごと
F4.7 スプリット サステインペダルの有効域 ALL
オール
F4.8 スプリット AUX ペダルの有効域 ALL
オール
F5.1 AUX ペダル機能 1 (ソフトペダル)
バックアップ
グループ
F9.3 F2.1 音律 1 (平均律)
F9.1
F5.2 共鳴効果の深さ 12
F5.3 ソフトペダルの効果の深さ 3
F5.4 【SUSTAIN PEDAL
F5.5 【AUX PEDAL
サステイン ペダル
】タイプ 1
ペダル
】タイプ 1
F6. メトロノーム音量 10
F7. ピアノ50曲のパート再生OFF
F8.1 MIDI
F8.2 MIDI
ミディ
送信チャンネル 1
ミディ
受信チャンネル ALL
オフ
時の音量 5
オール
オン
F8.3 ローカルコントロール ON
F8.4 プログラムチェンジ送受信 ON
オン
F8.5 コントロールチェンジ送受信 ON
オン
F8.6 MIDI
ミディ
トランスポーズ量 0
オフ
F9. バックアップの設定 すべて OFF
F9.4
F9.1
F9.2
*
「*」の項目は常にバックアップされます。
P-120/120S 基本設定一覧
付
録
57
Page 58
ミディ
MIDI
1. ノートオン/ オフ
[9nH]→[kkH]→[vvH]
9nH = ノートオン / オフ・イベント(n =チャンネル
No.)
kkH = ノート No.
(送信:09H 〜 78H = A-2 〜 C8)
(受信:00H 〜 7FH = C-2 〜G8)* 1
vvH = ベロシティ
(ノートオン= 01H〜 7FH、ノートオフ= 00H)
[8nH]→[kkH]→[vvH](受信のみ)
8nH = ノートオフ (n =チャンネル No.)
kkH = ノート No. (00H 〜 7FH= C-2 〜 G 8)
vvH = ベロシティ
* 1 ただ し音色 によって 発音可能範囲を超えた場 合
は、オクターブ単位で折り返して発音します。
2. コントロールチェンジ
[BnH]→[ccH]→[vvH]
BnH = コントロール・チェンジ(n =チャンネルNo.)
ccH = コントロール No.
vvH = コントロール値
1)バンク選択
ccH パラメーター 値(vvH)
00H バンク選択 MSB 00H:ノーマル
20H バンク選択 LSB 00H 〜 7FH
※ プログラムチェンジを受信するまで、バンク選択の
処理は保留されます。
2)メインボリューム(受信のみ)
ccH パラメーター 値(vvH)
07H ボリューム 00H 〜 7FH
3)エクスプレッション
ccH パラメーター 値(vvH)
0BH エクスプレッション 00H 〜 7FH
4)サステインペダル
ccH パラメーター 値(vvH)
40H ダンパー 00H 〜 7FH
5)ソステヌートペダル
ccH パラメーター 値(vvH)
42H ソステヌート 00H〜 3FH:オフ、40H 〜 7FH:オン
6)ソフトペダル
ccH パラメーター 値(vvH)
43H ソフトペダル 00H 〜 3FH:オフ、
7)エフェクト1 デプス(リバーブ・センドレベル)
ccH パラメーター 値(vvH)
5BH エフェクト 1デプス 00H 〜 7FH
※ リバーブ・エフェクトに 対するセンドレベルを設 定
します。
8)エフェクト4 デプス(バリエーション・エフェクト
・センドレベル )
ccH パラメーター 値(vvH)
5EH エフェクト 4デプス 00H 〜 7FH
データフォーマット
40H 〜 7FH:オン
3. モード・メッセージ
[BnH]→[ccH]→[vvH]
BnH = コントロール・イベント(n =チャンネル No.)
ccH = モード・メッセージ No.
vvH = モード・メッセージ値
1)オール・サウンド・オフ
ccH コントローラー 値(vvH)
78H オール・サウンド・オフ 00H
※ 該当チャンネルの発音中の音を、すべて消します。
2)リセット・オール・コントローラー
ccH コントローラー 値(vvH)
79H リセット・オール・コントローラー 00H
※ 以下のようにリセットされます。
コントローラー 設定値
エクスプレッション 127(最大)
サステインペダル 0(オフ)
ソステヌート 0(オフ)
ソフトペダル 0(オフ)
3)ローカルコントロール(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH)
7AH ローカルコントロール 00H(オフ)、7FH(オン)
4)オール・ノート・オフ
ccH コントローラー 値(vvH)
7BH オール・ノート・オフ 00H
※ 該当チャ ンネルの オンして いるノー トをすべ てオ
フにします。ただし、ダンパーもしくはソステヌー
トがオンの場合は、それらがオフになるまで発音は
終了しません。
5)オムニ・オフ(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH)
7CH オムニ・オフ 00H
※ オール・ノ ート・オ フを受信 したとき と同じ動 作を
行ないます。
6)オムニ・オン(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH)
7DH オムニ・オン 00H
※ オール・ノ ート・オ フを受信 したとき と同じ動 作を
行ないます。
7)モノ(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH)
7EH モノ 00H
※ オール・サ ウンド・ オフを受 信したと きと同じ 動作
を行ないます。
8)ポリ(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH)
7FH ポリ 00H
※ オール・サ ウンド・ オフを受 信したと きと同じ 動作
を行ないます。
◆補足
1. ファンクションでコントロールチェンジ ON/OFF
が OFF されているときは、コントロールチェンジ
は送受信されません。ただし、Bank MSB/LSB、モー
ドメッセージを除きます。
2. ローカル・オン / オフ、オムニ・オン / オフは送信し
ません。(オール・ノート・オフは、送信時もノート・
オフ数を合わせます。)
3. ボイス・バ ンク(MSB、LSB)受信時は、順 番に関
係なく受け付 けた番号を内部バッファ ーに保存し、
プログ ラムチェ ンジを受信した時 点のバッフ ァー
値を用いて実際の音色を決めます。
4. 本機は常にマルチティンバー・モード、ポリ・モード
であり、オムニ・オン / オムニ・オフ / モノ / ポリ・
モードを受信しても、モードは変わりません。
4. プログラムチェンジ
[CnH]→[ppH]
CnH = プログラムチェンジ(n =チャンネルNo.)
ppH = プログラムチェンジ No.
※ ファンクションでプログラムチェンジ・ ON/OFF が
OFF されているときは、プログラムチェンジは送受
信されませ ん。Bank MSB/LSB も送受信 されませ
ん。
各音色のプログラムチェンジナンバーについては、
<付表 1>をご参照ください。
5. システム・リアルタイム・メッセージ
1)アクティブ・センシング
[FEH]
※ 200msec ごとに送信します。
※ 一度 FEH を受信した後、約 400msec 以上 MIDI か
らの信号がこ ない場合は、オール・サウ ンド・オフ、
オール・ノート・オフ、リセット・オール・コントロー
ラーを受信したときと同じ処理をします。
2)クロック
[F8H]
※ 96 分タイミングで送信します。
※ エクスクルー シブ・メッセージでクロッ クがエクス
ターナルにセットされた場合に、96 分タイミングと
して受信します。
3)スタート
[FAH]
※ レコーダースタート時に送信します。
※ 受信するとソングがスタートします。
※ クロックが Internal に設定されているときは受信し
ません。
4)ストップ
[FCH]
※ レコーダーストップ時に送信します。
※ 受信するとソングがストップします。
※ クロックが Internal に設定されているときは受信し
ません。
※ MIDI 受信時にエラーが起こったときは、全チャン
ネルのダンパー、ソステヌート、ソフト効果をオフ
し、オール・ノート・オフします。
付
録
58
<付表 1>
各音色のプログラムチェンジナンバー
P.C.#=Program Change number
MSB
GRAND PIANO 1 0 112 1
VARIATION 0 113 1
GRAND PIANO 2 0 112 2
VARIATION 0 113 2
E.PIANO 1 0 112 6
VARIATION 0 112 89
E.PIANO 2 0 112 5
VARIATION 0 113 5
HARPSICHORD 0 112 7
VARIATION 0 113 7
E.CLAVICHORD 0 112 8
VARIATION 0 113 8
VIBRAPHONE 0 112 12
VARIATION 0 113 12
P-120/120S MIDI
ミディ
データフォーマット
(0-127)
P-120
LSB
(0-127)
P.C.#
(1-128)
P-120
MSB
LSB
(0-127)
CHURCH ORGAN 0 112 20
VARIATION 0 113 20
JAZZ ORGAN 0 112 17
VARIATION 0 113 17
STRINGS 0 112 49
VARIATION 0 113 49
CHOIR 0 112 53
VARIATION 0 113 53
GUITAR 0 112 25
VARIATION 0 113 25
WOOD BASS 0 112 33
VARIATION 0 113 33
E.BASS 0 112 34
VARIATION 0 113 34
(0-127)
P.C.#
(1-128)
Page 59
6. システム・エクスクルーシブ・メッセージ
(ヤマハ MIDI フォーマット)
[F0H]→[43H]→[0nH]→[7CH]→....→ [F7H]
F0H,43H,0nH,7CH :n =チャンネル No.
00H,2DH :データ長
43H,4CH,20H,20H :CL
43H,4CH,50H,27H,30H,31H :CLP01
30H,30H :(バージョン x.y)
[パネルデータ]
[チェックサム( 1バイト)]=0 −(43H + 4CH + 20H+ .......+データエンド)
F7H : エンド・オブ・エクスクルーシブ
[パネルデータ詳細]
(1) 1'st Voice
(2) Dual On/Off
(3) Dual Voice
(4) Dual Balance
(5) Dual Detune
(6) Dual Voice1 Octave
(7) Dual Voice2 Octave
(8) Dual Voice1 Effect Depth
(9) Dual Voice2 Effect Depth
(10)Split On/Off
(11)Split Voice
(12)Split Point
(13)Split Balance
(14)Split Voice1 Octave
(15)Split Voice2 Octave
(16)Split Voice1 Effect Depth
(17)Split Voice2 Effect Depth
(18)Split Dumper Mode
(19)AUX Pedal Mode
(20)Reverb Type 1
(21)Reverb Type 2
(22)Reverb Depth1
(23)Reverb Depth2
(24)Effect Type1
(25)Effect Type2
(26)Effect Depth
(27)Variation On/Off
(28)Touch Sensitivity
(29)Fixed Data
(30)AUX Pedal
(31)Soft Pedal Depth
(32)テンポ(絶対値 下位 byte)
(33)テンポ(絶対値 上位 byte)
※ パネルデータ送信要求は受信しません。
7. システム・エクスクルーシブ・メッセージ
(ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ)
1)ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ
[F0H]→[7FH]→[XnH]→[04H]→[01H]→[ rrH]
→[mmH]→ [F7H]
MIDI マスターボリューム
※ 全チャンネルの音量が一度に変化します。
※ MIDIマスター・ボリュームを受信したときは、MIDI
入力 チ ャンネル の みに 効果 が あり、パネルの ボ
リュームは変化しません。
F0H :エクスクルーシブ・ステータス
7FH :ユニバーサル・リアルタイム
7FH :ターゲットデバイスの ID
04H :サブ ID #1(機種コントロール・メッセージ)
01H :サブ ID #2(マスターボリューム)
H :ボリューム LSB
rr
mmH :ボリューム MSB
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
または
F0H :エクスクルーシブ・ステータス
7FH :ユニバーサル・リアルタイム
XnH :X は無視、n は0 〜 F を受信
04H :サブ ID #1(機種コントロール・メッセージ)
01H :サブ ID #2(マスターボリューム)
H :ボリューム LSB
rr
mmH :ボリューム MSB
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
2)ユニバーサル・ノン・リアルタイム・メッセージ(GM ON)
[F0H]→[7EH]→[XnH]→[09H]→[01H]→[F7H]
ジェネラル MIDI モード・オン
F0H :エクスクルーシブ・ステータス
7EH :ユニバーサル・ノン・リアルタイム
7FH :ターゲットデバイスの ID
09H :サブ ID #1(ジェネラル MIDIメッセージ)
01H :サブ ID #2(ジェネラル MIDIオン)
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
または
F0H :エクスクルーシブ・ステータス
7EH :ユニバーサル・ノン・リアルタイム
XnH :X は無視、n は0 〜 F を受信
09H :サブ ID #1(ジェネラル MIDIメッセージ)
01H :サブ ID #2(ジェネラル MIDIオン)
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
※ オンを受信することにより、MIDI がリセットされ
て初期 状態にな ります。このメッセー ジの実行 に
は、約 50msec かかるため、次のメッセージとの間
隔を注意してください。
8. システム・エクスクルーシブ・メッセージ
(XG 規格)
1)XG ネイティブ・パラメーター・チェンジ
[F0H]→[43H]→[1nH]→[4CH]→[hhH]→[mmH]
→[ rrH]→[ddH]→……→[F7H]
F0H :エクスクルーシブ・ステータス
43H :ヤマハ
1nH :n=CLP からの送信時は常に0、受信時は 0〜F
4CH :XG モデル ID
hhH :アドレス High
mmH :アドレス Mid
rr
H :アドレス Low
ddH :データ
¦ : ¦
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
※ データ サイズは パラメー ターのサ イズに一致 する
必要があります。
※ XG システム・オンを受信することにより、MIDI が
リセットされて初期状態になります。このメッセー
ジの実行には、約 50msec かかるため、次のメッセー
ジとの間隔を注意してください。
2)バルクダンプ(受信のみ)
[F0H]→[43H]→[0nH]→[4CH]→[aaH]→[bbH]
→[hhH]→[mmH]→[ rrH]→[ddH]→……→
[ccH]→[F7H]
F0H :エクスクルーシブ・ステータス
43H :ヤマハ
0nH :n=CLP からの送信時は常に0、受信時は 0〜F
4CH :XG モデル ID
aaH :バイト・カウント
bbH :バイト・カウント
hhH :アドレス High
mmH :アドレス Mid
H :アドレス Low
rr
ddH :データ
¦ : ¦
ccH :チェック・サム
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
※ X G システム ・オンを受信すると、必要なパラメーター、コ
ントロール・ チェンジ等 をリセットし、初期状態になります 。
この メッセージの実行には、約 50msec かかるため、次
のメッセージとの 間 隔を注 意してください。
※XGネイティブ ・パラメーター・チェンジで、データサイズが
2または4のパラメーターは 、そ のサイズ分の データを送
信します 。
※XGバルクダンプ のアドレスおよび バイトカウントは、付表 2
の「MIDI パラメーター・チェンジ表(システム )」を参照
してください 。付表中トータルサイズで 区 切られた データシ
リーズが一つのバルクになり、 その シリーズの先頭アドレ
ス (0 0 H 、0 0 H、 0 0 H) の み バル クデータのアドレスとし
て有効です。
<付表 2>
MIDI パラメーター・チェンジ表(システム)
アドレス(H) サイズ(H) データ(H) パラメーター 記述 初期値(H)
00 00 00 4
01
02
03
04 1 00 〜 7F
05 1
06 1 34 〜 4C トランスポーズ -12 〜 +12[セミトーン] 40
7E 0 XG システム・オン 00 = XGシステム・オン
7F 0
トータルサイズ 07
020C 〜 05F4
マスター・チューン
マスター・ボリューム
オール・パラメーター・リセット
-50 〜 +50[セント] 00 04 00 00
1st ビット3 〜 0 →ビット 15 〜 12
2nd ビット 3 〜 0→ビット 11 〜 8
3rdビット 3 〜 0 →ビット7 〜 4
4th ビット 3 〜 0 →ビット3 〜0
0 〜 127 7F
00 =オン(受信のみ)
400
※ 020CH 以下の値は -50 セントになります。
05F4H 以上の値は +50 セントになります。
※ 28H 〜 33Hの値は -12 〜 -1 に 折り返ります。
4DH 〜58H の値は +1 〜+12 に折り返ります。
付
録
P-120/120S MIDI
ミディ
データフォーマット
59
Page 60
<付表 3>
MIDI パラメーター・チェンジ表(エフェクト 1)
※ リバーブ、コーラス、バリエーション・タイプのナンバーは、エフェクト MIDI マップを参照してください。
アドレス(H) サイズ(H) データ(H) パラメーター 記述 初期値(H)
02 01 00 2 00 〜 7F
00 〜 7F
リバーブ・タイプ MSB
リバーブ・タイプ LSB
エフェクト MIDIマップを参照
00:ベーシック・タイプ 00
01(= ホール1)
02 01 40 2 00 〜 7F
注意:ここでいうバリエーション・エフェクトとは、本機のパネルのエフェクトに相当します。
<付表 4>
MIDI パラメーター・チェンジ表(マルチパート)
アドレス(H) サイズ(H) データ(H) パラメーター 記述 初期値(H)
08 nn 11 1 00 〜 7F ドライレベル 0 〜 127 7F
<付表 5>
エフェクト MIDI マップ(Reverb)
ROOM 02H 10H
HALL1 01H 10H
HALL2 01H 11H
STAGE 03H 10H
SOUNDBOARD 03H 12H
<付表 6>
エフェクト MIDI マップ(Effect)
CHORUS 42H 10H
PHASER 48H 10H
TREMOLO 42H 12H
DELAY 05H 10H
MSB LSB
MSB LSB
00 〜 7F
9. システム・エクスクルーシブ・メッセージ
(クラビノーバ MIDI 準拠)
[F0H]→[43H]→[73H]→[xxH]→[nnH]→[F7H]
F0H : エクスクルーシブ・ステータス
43H : ヤマハ
73H : クラビノーバ
xxH : 機種 ID(P-120:75H または CLP 共通:01H)
nnH : サブステータス
コントロール nn
内部クロック 02H
外部クロック 03H
バルクデータ 06H(06Hの後にバルクデータが続く)
F7H : エンド・オブ・エクスクルーシブ
※ nn=02H,03H の機種 ID は、機種(50H)の代わりに、
クラビノーバ共通 ID(01H)がきても受け付けます。
シーケンスデータバルクダンプ
F0H,43H,73H
xxH :機種 ID(P-120:75H)
06H :バルク ID
05H :シーケンスデータ
0nH,0nH,0nH,0nH,0nH,0nH,0nH,0nH :データレングス
[バルクデータ] :
[チェックサム(1 バイト)]:0 − sum(バルクデータ)
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
バリエーション・タイプ MSB
バリエーション・タイプ LSB
10.システム・エクスクルーシブ・メッセージ
(特殊操作子)
[F0H]→[43H]→[73H]→[xxH]→[11H]→[0nH]
→[ccH]→[vvH]→[F7H]
F0H : エクスクルーシブ・ステータス
43H : ヤマハ
73H : クラビノーバ
75H : 機種 ID(P-120)
11H : SK 特殊操作子
0nH : コントロール MIDIチェンジ(n= 特殊操作子チャンネルNo.)
cc : コントロール No.
vv : 値
F7H : エンド・オブ・エクスクルーシブ
コントロール オン ccH vvH
スプリット・ポイント 常に 00H 14H スプリット・キー No.
メトロノーム 常に 00H 1BH 00H:オフ
ダンパーレベル Ch:00〜 0FH 3DH(Ch ごとのピアノ・
チャンネル・デチューン Ch:00〜 0FH 43H(Ch ごとのデチューン
ボイス・リザーブ Ch:00〜 0FH 45H 00H:リザーブ・オフ
* 1 リ ザーブ・オンの間に 受信したボリュー ム、エク
ス プレッションは次の キー・オン時から有効にな
ります。通常はリザーブ・オフです。
エフェクト MIDI マップ参照
00:ベーシック・タイプ 00
01H:--02H:2/4
03H:3/4
04H:4/4
05H:5/4
06H:6/4
7FH:ビートなし
ダンパー量を設定する)
00H 〜 7FH
量を設定する)
00H 〜 7FH
7FH:オン* 1
00(= エフェクトなし)
11.システム・エクスクルーシブ・メッセージ
(その他)
[F0H]→[43H]→[1nH]→[27H]→[30H]→[00H]
→[00H]→[mmH]→[ rrH]→[ccH]→[F7H]
※ マスター・チューニング(XG と後着優先)で、全
F0H : エクスクルーシブ・ステータス
43H : ヤマハ
1nH : n= CLP からの送信時は常に 0、受信時は 0〜 F
27H : TG100 の機種ID
30H : サブ ID
00H :
00H :
mmH : マスターチューニング MSB
rr
ccH : cc はなんでもよい。(7FH 以下)
F7H : エンド・オブ・エクスクルーシブ
チャン ネルの音 程を一度に変えら れるメッセ ージ
です。
H:マスターチューニング LSB
付
録
60
P-120/120S MIDI
ミディ
データフォーマット
Page 61
MIDI インプリメンテーションチャート
YAMAHA[ElectronicPiano]
ミディ
P-120/120SMIDI インプリメンテーションチャート
ファンクション
オン
ベーシック
電源ON時
チャンネル 設定可能
モード
オン
電源ON時
メッセージ
代用
ノートナンバー
音域
ベロシティ ノートオン
ノートオフ
アフタータッチ キー別
チャンネル別
ビッチベンダー
1チャンネル
1-16チャンネル
モード3
×
**************
9-120
**************
◯9nH,v=1-127
◯9nH,v=0
×
×
×
送信
受信
1チャンネル
1-16チャンネル
モード1
*1
×
×
0-127
0-127
◯9nH,v=1-127
◯
9nH,v=0or8nH
×
×
×
Date:1AUG2001
Version:1.0
備考
ポリモードのみ
コントロールチェンジ 0,32
7
11
64
66
67
91
94
プログラムチェンジ
設定可能範囲
システムエクスクルーシブ
コモン ソングポジション
ソングセレクト
チューン
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
**************
◯
×
×
×
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
×
×
×
バンクセレクト
ボリューム
エクスプレッション
ダンパー
ソステヌート
ソフトペダル
リバーブデプス
エフェクトデプス
リアルタイム クロック
コマンド
その他
オールサウンドオフ
リセットオールコントロール
ローカルオン/オフ
オールノ
アクティブセンシング
リセット
備考
ートオフ
◯
◯
×
×
×
×
◯
×
*1 受信モードは、常にマルチティンバー、ポリモードです。
モード1:オムニオン、ポリ モード2:オムニオン、モノ
モード3:オムニオフ、ポリ モード4:オムニオフ、モノ
◯
◯
(120,126,127)
◯
◯(121)
(122)
◯
◯(123-125)
◯
×
P-120/120S MIDI
ミディ
◯:あり
×:なし
データフォーマット
付
録
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別売品のご紹介
ヘッドフォン HPE-160
フットペダル FC3
フットスイッチ FC4
フットスイッチ FC5
フットコントローラー FC7
キーボードスタンド L-120/120S
キーボードスタンド LU-80
仕様
鍵盤 88 鍵 (A-1 〜 C7)
音源 AWM ダイナミックステレオサンプリング
最大同時発音数 最大 64 音
音色数 14 + 各音色バリエーション
効果 ブリリアンス、リバーブ(ルーム / ホール 1/ ホール 2/ ステージ)、
エフェクト(コーラス / フェーザー / トレモロ / ディレイ)
ボリューム マスターボリューム
コントロール デュアル、スプリット、メトロノーム、
トランスポーズ、タッチ(ハード / ミディアム / ソフト / フィックス)、
各種ファンクション、スピーカー ON/OFF
レコーダー 2 トラック録音 / 再生(3 曲)、テンポ、シンクロスタート
ペダル サステイン(ハーフペダル対応)、多機能割り当て
デモ 各音色デモ曲、ピアノ曲 50 曲
付属端子
アウト
AUX OUT
サステインペダル
SUSTAIN PEDAL
フォーンズ
PHONES
レベルフィックス
(LEVEL FIXED
)(L,R) 端子、AUX OUT
端子、AUX PEDAL
(ヘッドフォン)端子× 2、TO HOST
メインアンプ 12.5W × 2
スピーカー 楕円(12cm × 6cm)× 2
定格電源 電源アダプター PA-300
消費電力 26W
寸法[間口×奥行き×高さ] 1354mm × 334mm × 137mm
質量 18.6kg
付属品 電源アダプター PA-300、フットペダル FC3、譜面立て、取扱説明書(本書)、
ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)、保証書
ペダル
オン /オフ
端子
アウト
トゥー ホスト
(L/L+R,R) 端子、
ミディ
端子、MIDI
端子(INイン、OUT
アウト
)
付
録
62
・ 仕様および外観は改良のため予告無く変更することがあります。
P-120/120S 別売品のご紹介 / 仕様
Page 63
索引
・ この取扱説明書の全体の流れを見たい場合は、「目次」(P3 )をご覧ください
・ ファンクション項目の説明を捜したい場合は、「ファンクション一覧表」(P35 )をご利用ください。
・「*」印はそのページの欄外注に説明があることを示しています。
数字・ABC 順
2 つの音色を混ぜる............................................................................... 26
ALL(ディスプレイ表示)...................................................................... 19
AUX OUT 端子 ................................................................................ 12, 17
AUX PEDAL 端子 .................................................................................. 13
BRILLIANCE ................................................................................... 16, 23
DC IN 16V 端子 ..................................................................................... 11
DEMO.............................................................................................. 16, 18
EFFECT .......................................................................................... 16, 23
FUL(ディスプレイ表示).................................................................... 30*
FUNCTION...................................................................................... 16, 36
HOST SELECT スイッチ .......................................................... 13, 17, 49
HST(ディスプレイ表示)..................................................................... 47
IN/OUT(MIDI)端子 ...................................................................... 13, 17
MASTER VOLUME ......................................................................... 14, 16
METRONOME................................................................................. 16, 28
MIDI....................................................................................................... 46
MIDI 機能の諸設定(ファンクション).................................................. 43
MIDI ケーブル ........................................................................... 46, 49, 50
MIDI 接続(パソコン接続).................................................................... 50
MIDI 端子................................................................................... 17, 46, 49
MIDI データフォーマット ..................................................................... 58
MIDI ドライバー.................................................................................... 48
PHONES 端子 ................................................................................. 12, 17
PRESET .......................................................................................... 16, 19
REC................................................................................................. 16, 30
REVERB.......................................................................................... 16, 23
rnd(ディスプレイ表示)....................................................................... 19
Scn(ディスプレイ表示)...................................................................... 51
SPLIT .............................................................................................. 16, 27
STANDBY/ON................................................................................. 14, 17
START/STOP(METRONOME)..................................................... 16, 28
START/STOP(SONG)................................................ 16, 18, 19, 30, 33
SUSTAIN PEDAL 端子 .......................................................................... 13
TEMPO................................................................................ 16, 19, 28, 33
TO HOST 端子 .......................................................................... 17, 46, 48
TOUCH............................................................................................ 16, 24
TRACK1、TRACK2(ピアノ 50 曲)..................................................... 20
TRACK1、TRACK2(録音).................................................................. 30
TRANSPOSE................................................................................... 16, 25
USB ケーブル........................................................................................ 50
USB 接続(パソコン接続).................................................................... 50
USER1,USER2,USER3 .................................................................. 29, 33
VARIATION ...........................................................................................22
VOICE ............................................................................................. 16, 22
あいうえお順
あ
アフターサービス → 保証とアフターサービス ............................... 65
安全上のご注意 ....................................................................................... 5
移調 → トランスポーズ ................................................................... 25
一覧表(音色) → 音色一覧.............................................................. 54
一覧表(基本設定) → 基本設定一覧 ......................................... 56, 57
一覧表(ファンクション) → ファンクション一覧.......................... 35
エフェクト ...................................................................................... 16, 23
音に変化を付ける ................................................................................. 22
音色 ................................................................................................. 16, 22
音色一覧 ................................................................................................ 54
音程の微調整(ファンクション).......................................................... 38
音律の選択(ファンクション).............................................................. 38
音量設定(ピアノ 50 曲のパート再生 OFF) → ピアノ 50 曲のパート
再生 OFF 時の音量設定(ファンクション).................................. 42
音量設定(メトロノーム) →
メトロノーム音量の設定(ファンクション)................................. 42
音量調節 ................................................................................................ 14
音量調節(デモ曲)................................................................................ 18
音量調節(ピアノ 50 曲)...................................................................... 19
音量調節(録音した曲の再生).............................................................. 33
か
外部機器との接続 ................................................................................. 11
各種の便利な設定(ファンクション)................................................... 35
楽譜立て → 譜面立て....................................................................... 11
キータッチ → タッチ....................................................................... 24
キー(調)の変更 → トランスポーズ ............................................. 25
基本設定 ....................................................................................... 56 ‐ 57
基本設定一覧................................................................................ 56‐ 57
鍵域を左右に分けて弾く....................................................................... 27
鍵盤タッチ → タッチ....................................................................... 24
効果(エフェクト) → エフェクト............................................. 16, 23
効果(ブリリアンス) → ブリリアンス...................................... 16, 23
効果(リバーブ) → リバーブ .................................................... 16, 23
故障かな ? と思ったら.......................................................................... 51
ご使用前の準備 ..................................................................................... 11
コンピューター端子 → TO HOST 端子............................... 17,46, 48
コンピューター → パーソナルコンピューター ...................... 47 ‐ 50
さ
再生スタート / ストップ(デモ曲)....................................................... 18
再生スタート / ストップ(ピアノ 50 曲).............................................. 19
再生スタート / ストップ(録音した曲)................................................ 33
サステインペダル ................................................................................. 41
残響 → リバーブ .............................................................................. 23
仕様 ....................................................................................................... 62
初期設定 → 基本設定.............................................................. 56‐ 57
初期値 .......................................................................................... 56 ‐ 57
シリアルケーブル ................................................................................. 48
シリアル接続(パソコン接続).............................................................. 48
シンクロスタート(ピアノ 50 曲)........................................................ 20
シンクロスタート(録音した曲の再生)............................................... 34
スタート / ストップ(ソング)...................................... 16, 18, 19, 30, 33
スタート / ストップ(ペダル)........................................................ 20, 34
スタート / ストップ(メトロノーム).............................................. 16, 28
付
録
P-120/120S 索引
63
Page 64
付
録
スプリットの諸設定(ファンクション)............................................... 40
スプリット → 鍵域を左右に分けて弾く .................................... 16, 27
選曲(デモ曲)....................................................................................... 18
選曲(ピアノ 50 曲).............................................................................. 19
ソステヌートペダル .............................................................................. 41
ソフトペダル ......................................................................................... 41
た
タッチ.............................................................................................. 16, 24
他の機器と接続する .............................................................................. 11
端子(AUX OUT) → AUX OUT 端子......................................... 12, 17
端子(MIDI IN/OUT) → IN/OUT(MIDI)端子 .......................... 13, 17
端子(PEDAL) → PEDAL 端子 ................................................. 13, 17
端子(PHONES) → PHONES 端子 .......................................... 12, 17
端子(TO HOST) → TO HOST 端子................................... 17, 46, 48
端子(コンピューター) → TO HOST 端子 .......................... 17,46, 48
チューニング → 音程の微調整(ファンクション).......................... 38
調律法 → 音律の選択(ファンクション)........................................ 38
テープ録音 → オーディオ接続 ........................................................ 12
デモ演奏 → デモ曲 .......................................................................... 18
デモ曲..................................................................................................... 18
デュアルの諸設定(ファンクション)................................................... 39
デュアル → 2 つの音色を混ぜる ..................................................... 26
電源アダプター ..................................................................................... 11
テンポ調節(ピアノ 50 曲)................................................................... 19
テンポ調節(メトロノーム)........................................................... 16, 28
テンポ調節(録音した曲の再生).......................................................... 33
トラック 1、トラック 2(ピアノ 50 曲)............................................... 20
トラック 1、トラック 2(録音)............................................................ 30
トラックの再生 ON/OFF....................................................................... 34
トランスポーズ ............................................................................... 16, 25
な
音色 ................................................................................................. 16, 22
は
パーソナルコンピューター .......................................................... 47 ‐ 50
初めて電源を入れた時の設定 → 基本設定 ....................... 36, 56 ‐ 57
パソコン → パーソナルコンピューター ................................. 47 ‐ 50
バックアップ ......................................................................................... 45
バックアップ ON/OFF の設定(ファンクション)................................ 45
バリエーション ..................................................................................... 22
ピアノ 50 曲 .......................................................................................... 19
ピアノ 50 曲の片手練習 ........................................................................ 20
ピアノ 50 曲のパート再生 OFF 時の音量設定(ファンクション)....... 42
ピアノ 50 曲の部分練習 ........................................................................ 21
ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)........................................................ 19
ピッチ → 音程の微調整(ファンクション)..................................... 38
拍子設定(メトロノーム)..................................................................... 28
ファンクション一覧 ............................................................................... 35
ファンクション → 各種の便利な設定(ファンクション)............... 35
フォーンズ → ヘッドフォン ...................................................... 12, 17
付属品...................................................................................................... 9
2 つの音色を混ぜる............................................................................... 26
譜面立て ................................................................................................ 11
プリセットソング → ピアノ 50 曲................................................... 19
ブリリアンス ................................................................................... 16, 23
ペダル.............................................................................................. 17, 41
ペダルの諸設定(ファンクション)....................................................... 41
ヘッドフォン ......................................................................................... 62
別売品.................................................................................................... 62
ボイス(VOICE) → 音色 ........................................................... 16, 22
保証とアフターサービス ....................................................................... 65
ホストセレクトスイッチ ........................................................... 13, 17, 49
ボリューム調節 → 音量調節 ...................................................... 14, 16
ま
マスターボリューム → 音量調節 ............................................... 14, 16
メトロノーム ................................................................................... 16, 28
メトロノーム音量の設定(ファンクション)........................................ 42
ら
リバーブ .......................................................................................... 16, 23
レコード → 録音 ........................................................................ 16, 30
録音 ....................................................................................................... 29
録音されるデータの種類....................................................................... 31
録音し直し ............................................................................................ 30
録音上のご注意 ..................................................................................... 32
録音スタート / ストップ ....................................................................... 30
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P-120/120S 索引
Page 65
保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。
●保証書
本機には保証書がついています。
保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お
買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管
してください。
●保証期間
お買い上げ日から 1 年間です。
●保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保
証書をご覧ください。
●保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修
理させていただきます。
下記の部品については、使用時間により劣化しやすいた
め、消耗に応じて部品の交換が必要となります。消耗部
品の交換は、お買い 上げ 店ま たはヤマハ電気音響製 品
サービス拠点へご相談ください。
消耗部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー
類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点など
●補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間
は、製造打切後 8 年です。
●修理のご依頼
まず本書の「故障かな ? と思ったら」をよくお読みのう
え、もう一度お調べください。
それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、また
は最寄りのヤマハ電気音響製品サービス拠点へ修理をお
申し付けください。
●製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などと
合わせて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせくだ
さい。
ヤマハ電気音響製品サービス拠点(修理受付および修理品お持込み窓口)
北海道サービスステーション 〒 064-8543 札幌市中央区南 10 条西 1 丁目 1-50 ヤマハセンター内 TEL.(011)512-6108
仙台サービスステーション 〒 984-0015 仙台市若林区卸町5−7 仙台卸商共同配送センター 3F TEL.(022)236-0249
首都圏サービスセンター 〒 143-0006
浜松サービスステーション 〒 435-0016 浜松市和田町 200 ヤマハ ( 株 ) 和田工場内 TEL(053)465-6711
名古屋サービスセンター 〒 454-0058 名古屋市中川区玉川町 2 −1 − 2 ヤマハ( 株 ) 名古屋倉庫 3F TEL.(052)652-2230
大阪サービスセンター 〒 565-0803 吹田市新芦屋下 1 − 16 ヤマハ ( 株 ) 千里丘センター内 TEL.(06)6877-5262
四国サービスステーション 〒 760-0029 高松市丸亀町 8-7 ( 株 ) ヤマハミュージック神戸 高松店内 TEL.(087)822-3045
九州サービスステーション 〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前 2-11-4 TEL.(092)472-2134
[本社]
CS センター 〒 435-0016 静岡県浜松市中沢町 10-1 TEL.(053)465-1158
東京都大田区平和島2 丁目1番1号 京浜トラックターミナル内14号棟A-5F
* 名称、住所、電話番号などは変更になる場合があります。
TEL.(03)5762-2121
付
P-120/120S 保証とアフターサービス
録
65
Page 66
◆ヤマハ電子ピアノに関するお問い合わせ窓口
クラビノーバ・ポータブル楽器インフォメーションセンター
〒430-8650 静岡県浜松市中沢町10-1 TEL.053-460-5272
●受付日 月曜日〜土曜日(日・祝およびセンターの休業日を除く)
●受付時間 10:30〜19:00
http://www.yamaha.co.jp/supportandservice/index.html
国内楽器営業本部
EM営業部企画推進室 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
TEL(03)5488-5476
PA・DMI事業部
EKB営業部CL・PK営業課 〒430-8650 静岡県浜松市中沢町10-1
TEL(053)460-3275
◆インターネットホームページのご案内
製品等に関する情報をホームページ上でご案内しております。ご参照ください。
・ヤマハ株式会社のホームページ http://www.yamaha.co.jp/
・電子ピアノ/キーボードのホームページ http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/
・ヤマハマニュアルライブラリー http://www2.yamaha.co.jp/manual/japan/
・「音楽する人、音楽したい人の
ための頼れるポータルサイト」
ミュージックイークラブ・ドットコム http://www.music-eclub.com/
・よくあるご質問(Q&A/FAQ) http://www.yamaha.co.jp/supportandservice/index.html
* 名称、住所、電話番号、URLなどは変更になる場合があります。
この取扱説明書は
エコパ ルプ(ECF:無塩素系漂白パルプ)
を使用しています。
この取扱説明書は
大豆油インクで 印 刷しています。
この取扱説明書は再生紙を使用しています。
V813480404APAP15.2-10D0
U.R.G.,PA・DMIDivision,YamahaCorporation
©2001YamahaCorporation