Yamaha P-105 User Manual [ja]

P
-
105
DIGITAL PIANO
MIDIリファレンス
JA
目次
MIDI送信/受信チャンネルの設定.....................................................................2
ローカルコントロールオン/ オフの設定 ..........................................................2
プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定...................................................3
コントロールチェンジ送受信オン/ オフの設定...............................................3
MIDI(ミディ )データフォーマット ......................................................... 4
MIDI(ミディ )インプリメンテーションチャート .................................. 7
MIDI送信チャンネル
(E0〜G#1)
MIDI受信チャンネル
(A#1〜D#3)
D6
ミディ

MIDIに関する設定

MIDIに関する各種設定や操作について説明します。

MIDI送信/受信チャンネルの設定

この楽器とコンピューターのあいだで演奏情報を送受信するためには、送信側と受信側でMIDIチャンネル (1〜16チャンネル)を合わせておく必要があります。ここで楽器本体からMIDIデータを送受信するときの チャンネルを設定します。
MIDI送信チャンネルの設定
[DEMO/SONG]ボタンを押したまま、[METRONOME/RHYTHM]ボタンを押し、その状態でE0〜 G#1鍵盤のどれかを押します。
MIDI受信チャンネルの設定
[DEMO/SONG]ボタンを押したまま、[METRONOME/RHYTHM]ボタンを押し、その状態でA#1〜 D#3鍵盤のどれかを押します。
G#1A#1 D#3
E0
710125
3 15
12468911131416
OFF
13 16
11
9641
7523 810121415
ALL
1+2
デュアル、スプリット、デュオ のときの第2音色は
ここで設定したチャンネルの次 のチャンネルで送信されます。 (第1 音色は、ここで設定した チャンネルで送信されます。)た だし、上記設定チャンネルを OFFに設定した場合は送信され ません。
ALLの場合は
「マルチティンバー」と呼ばれる
仕様になっており、コンピュー ターから送信される複数のチャ ンネルのデータを、同時に受信 します。複数のチャンネルを 使って作られた演奏データを、 この楽器で受信して再生させる ことができます。
「1+2」の場合は
コンピューターから受信する データのうち1、2チャンネル のデータだけを受信し、この楽 器本体で再生することができま す。
この楽器では、楽器本体のパネ ル設定や手弾き音は、送信され てくるプログラムチェンジ(音色 切り替え)などのチャンネルメッ セージから影響を受けません。
音色デモ曲/ピアノ50曲の再生 データはMIDI送信されません。

ローカルコントロールオン/オフの設定

通常、この楽器の鍵盤を弾くと本体内部の「音源」から音が出ます。この状態は「ローカルコントロールオン」と呼ばれます。「ローカルコン トロールをオフ」にすると、「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いてもこの楽器からは音が出なくなります。一方、鍵盤を弾いた演奏 データはMIDI送信されますので、この楽器の音を鳴らさず接続したコンピューター側の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロール をオフにします。
[DEMO/SONG]ボタンを押したまま、[METRONOME/RHYTHM]ボタンを押し、その状態でD6鍵盤 を押します。D6鍵盤を押すたびにローカルコントロールオン/オフが設定されます。
初期設定:オン
P-105 MIDIリファレンス2
MIDIに関する設定

プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定

MIDIで送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替える情報をプログラムチェンジと言います。たとえばこの楽器からプログラムチェンジ を送信すると、接続したコンピューター上のシーケンサーソフトなど、外部音源の音色を切り替えることができます。(この楽器のパネル上で 音色を切り替えたときに、切り替えた音色のプログラムチェンジナンバーが送信されます。)逆に、接続したコンピューター側から送信された プログラムチェンジをこの楽器が受信すると、同時に受信しているMIDIの演奏データの音色が切り替わります。(このとき鍵盤での手弾き音 色は切り替わりません。) このプログラムチェンジの送/受信ができたほうが便利な場合(=接続したコンピューターと音色切り替えを連動させたい場合)と、できないほ うが便利な場合(=接続したコンピューターと音色切り替えを連動させたくない場合)があります。音色切り替えを連動させたい場合はオンに、 連動させたくない場合は、オフにします。
[DEMO/SONG]ボタンを押したまま、[METRONOME/RHYTHM]ボタンを押し、その状態でD#6鍵 盤を押します。D#6鍵盤を押すたびにプログラムチェンジ送受信オン/オフが設定されます。
D#6
各音色のプログラムチェンジナ ンバーについては「MIDIデータ フォーマット」(4ページ)をご 覧ください。
初期設定:オン

コントロールチェンジ送受信オン/オフの設定

コントロールチェンジデータとは、MIDIデータのうち、演奏表現など(たとえば、ペダルの情報)に関するデータのことです。 この楽器からコントロールチェンジを送信すると接続したコンピューター側の演奏をコントロールすることができます。(この楽器でペダルを 操作したときなどにコントロールチェンジが送信されます。)逆に、接続したコンピューター側から送信されたコントロールチェンジをこの楽 器が受信すると、同時に受信しているMIDIの演奏データがそれに反応します。(このとき鍵盤での手弾き音は影響を受けません。) このコントロールチェンジの送/受信ができたほうが便利な場合と、できないほうが便利な場合があります。送/受信ができたほうが便利な場 合はオンに、できないほうが便利な場合は、オフにします。
[DEMO/SONG]ボタンを押したまま、[METRONOME/RHYTHM]ボタンを押し、その状態でE6鍵盤 を押します。E6鍵盤を押すたびにコントロールチェンジ送受信オン/オフが設定されます。
E6
この楽器がコントロールチェン ジとして扱える情報については
「MIDIデータフォーマット」(4
ページ)をご覧ください。
初期設定:オン
P-105 MIDIリファレンス
3
Loading...
+ 4 hidden pages