II
OWNER'S MANUAL
BEDIENUNGSANLEITUNG
MODE D'EMPLOLI
MANUAL DE INSTRUCCIONES
取扱説明書
EN
DE
FR
ES
JA
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産
への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■ 記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度
を明示するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡
警告
する可能性または重傷を
負う可能性が想定される」
内容です。
注意
警告
装着前に装着可能であるか確認する。
カードを装着する前に装着する機器本体がこのカードに対応しているか、あるいは他のヤ
マハまたはサードパーティー製のカードと組み合わせて何枚まで挿入可能かを、機器本体
必ず実行
の取扱説明書またはヤマハのウェブサイトで確認してください。
ヤマハ プロオーディオ ウェブサイト:http://proaudio.yamaha.co.jp/
ヤマハがご案内していない組み合わせで、ヤマハ製の機器本体にカードを装着しない
感電や火災、または故障の原因になります。
禁止
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MY16-CII
取扱説明書
この表示の欄は、「傷害
を負う可能性または物的
損害が発生する可能性が
想定される」内容です。
。
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カード上の基板部分やコネクター部に無理な力を加えたり、分解したり改造したりしない。
感電や火災、または故障の原因になります。
禁止
カードを装着する前に、装着する機器の電源を切り、電源プラグを抜く。
感電の原因になります。
必ず実行
カードを装着する前に、装着する機器の周辺機器の電源を切り、接続しているケーブルを
抜く。機器の故障の原因になります。
必ず実行
注意
カードを持つとき、基板裏の電子部品のリード(金属の足)をさわらない。
手を傷つけるおそれがあります。
禁止
作業するときは、厚手の手袋を着用する。
装着する機器やカード上の金具で手を傷つけるおそれがあります。
必ず実行
基板上の金属部分が露出している部分にさわらない。
接触不良などの原因になります。
禁止
カードを持つときは、前もって衣類や身体の静電気を除去する。
静電気は故障の原因になります。あらかじめ塗装面以外の金属部分やアースされている機
必ず実行
器のアース線などに触れるなどしてください。
カードを落としたり衝撃を与えない。
破損や故障の原因になります。
禁止
ネジ類を装着する機器の内部に落とさない。
落としたネジを装着する機器の内部に放置したまま電源を入れると、正常に動作しなく
禁止
なったり、故障したりする場合があります。落としたネジが回収できない場合は、巻末の
ヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。
・データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
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・不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
MY16-CII
取扱説明書
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目次
安全上のご注意.............................................................................................. 2
注意 ................................................................................................................. 3
目次 ................................................................................................................. 4
はじめに .........................................................................................................5
パッケージの内容 ..........................................................................................5
CobraNetについて......................................................................................6
MY16-CII の仕組み ..................................................................................... 9
各部の名称と機能 ....................................................................................... 10
接続例 .......................................................................................................... 12
CobraNet Managerのインストール.................................................... 14
ソフトウェアのご使用条件 ....................................................................... 15
Specifications ......................................................................................... 16
サービスについて ....................................................................................... 19
無償修理規定............................................................................................... 21
・ 市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など、著作権上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用する
ことが禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いいたします。
・
この取扱説明書に記載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
・ Ethernetはゼロックス社の商標です。
・ その他記載の社名および製品名は、各社の商標および登録商標です。
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MY16-CII
取扱説明書
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はじめに
このたびはヤマハCobraNet ™インターフェースカードMY16-CII をお買い上げいただきまして
まことにありがとうございます。
MY16-CII は、ヤマハプロオーディオ機器用 CobraNet ™* 拡張カードです。CobraNet ™規格に
準拠していて、CobraNet ™ネットワークに対して
最大32チャンネル
(16イン/16アウト) の非圧
縮デジタルオーディオ信号を送受信できます。
*CobraNet
チャンネルの非圧縮デジタルオーディオ信号をリアルタイムに伝送する規格です。1本のネットワークケーブルで
最大64 チャンネル×双方向=128チャンネルのオーディオデータが伝送できます。
:米Cirrus Logic社が提唱する、Fast Ethernet( 転送速度100 メガビット/秒 )ネットワーク上で多
™
MY16-CII の優れた機能を使いこなしていただくために、この取扱説明書をご活用いただきますよ
うご案内申し上げます。
また、ご一読いただいた後も不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管されますようお願い申し
上げます。
MY16-CII を装着する前に、装着する機器が MY16-CII に対応しているか、ほかのヤマハ製または
サードパーティー製のカードと組み合わせて何枚まで装着できるかを、ヤマハのウェブサイトで必
ずご確認ください。
ヤマハプロオーディオウェブサイト: http://proaudio.yamaha.co.jp/
パッケージの内容
・MY16-CII 本体
・取扱説明書 (本書)
・CD-ROM (CobraNet Manager)
巻末にCobraNet Manager のソフトウェア使用許諾契約が記載されています(15ページ)。ソフ
トウェアをインストールする前に、必ずこのライセンス契約をお読みください。CD-ROM を開封
すると、この契約に同意したことになります。
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MY16-CII
取扱説明書
5
について
CobraNetとは
■
CobraNetは米Cirrus Logic社によって開発された伝送技術で、非圧縮デジタルオーディオ信号を
Fast Ethernet ケーブルによってリアルタイム伝送できます。
CobraNetネットワークでは、最大で入出力各64 チャンネル、計128 チャンネルの信号(リピー
ターハブ使用のネットワーク上では64 チャンネル)が同時に伝送できます。(ただし、機器の性能
や、オーディオ信号の条件などでチャンネル数は制限されます。)
現在CobraNet ネットワークは16/20/24 ビットの各解像度で48/96kHz のサンプリング周
波数に対応しています。
また、CobraNetネットワークはオーディオ信号と同時に制御データも伝送できます。伝送できる
制御データの種類は機器により異なります。
CobraNet を通過したオーディオ信号には5.33ミリ秒
という一定のレイテンシー(遅延)が発生します。レイテンシーやビット数はCobraNet Manager
で設定できます。
CobraNetの詳細についてはCobraNetのホームページをご覧ください。
(設定によっては2.67または1.33ミリ秒)
CobraNetのホームページ :
バンドル
■
CobraNetネットワークでは、デジタルオーディオデータをバンドルという単位にして送信し、受
信後はバンドルを元のオーディオデータに戻します。MY16-CII の場合、1つのバンドルに最大8
チャンネルのデジタルオーディオ信号が入ります。各バンドルには1〜65,279までのバンドル番
号が付けられていて、送信側と受信側が同じバンドル番号を設定すると、CobraNetネットワーク
を通してオーディオ信号を伝送できます。CobraNetネットワーク全体ではネットワーク資源に余
裕がある限り送受信できるバンドル数に制限はありません。扱えるバンドル数は機器によって異な
ります。
MY16-CIIでは出力に4バンドル、入力に8バンドル使用できます。バンドル番号は、CobraNet
Managerで指定します。
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MY16-CII
取扱説明書
http://www.cobranet.info/
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■
マルチキャストバンドルとユニキャストバンドル
CobraNetのバンドルにはマルチキャストバンドルとユニキャストバンドルがあります。マルチ
キャストバンドルは1台の機器からネットワーク上の複数の機器への送信に、ユニキャストバンド
ルは1台の機器から別の1台の機器への送信に使用されます。
ユニキャストバンドルは送信機器と同じバンドル番号に受信設定した機器にだけ送信されますが、
マルチキャストバンドルは機器の受信設定に関係なくネットワーク上のすべての機器に送信し、受
信側では設定したバンドルだけを処理します。マルチキャストバンドルの伝送はネットワーク資源
を多く使いますので、
通常は4つ(最大32チャンネル)までのバンドル数をおすすめします。
5つ以上の
バンドルが必要な場合はユニキャストバンドルを使用してください。なお、ユニキャストバンドル
でも受信設定した機器が複数ある場合、送信機器によっては1バンドルにつき最大4台の機器が同
時に受信できます。これをマルチユニキャストバンドルと呼びます。MY16-CIIでは、マルチユニ
キャストバンドルに対応しています。マルチキャストバンドルとユニキャストバンドルはバンドル
番号で区別され、マルチキャストバンドルは1〜255、ユニキャストバンドルは256〜65,279と
なります。
マルチキャストバンドル
機器Aが送信するバンドルが、マルチ
キャストバンドルの場合は、CobraNet上の
すべての機器(図の場合は機器B〜D)に
送信されます。
ユニキャストバンドル 63
機器Aが送信するバンドルがユニキャスト
バンドルの場合は、機器Aの送信バンドル番
号と同じ受信バンドル番号に設定して
ある機器Dだけに送信されます。
CobraNet 機器
A
CobraNet 機器
B
ネットワーク
C
CobraNet 機器
CobraNet 機器
A
D
CobraNet 機器
CobraNet 機器
B
ネットワーク
C
CobraNet 機器 CobraNet 機器
D
デジタルオーディオデータ
デジタルオーディオデータ
MY16-CII
取扱説明書
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