Yamaha ME2000 User Manual [ja]

ME2000
取扱説明書
このたびは、ヤマハメモリー拡張キット ME2000 をお買い上げいただきまして、まことにありが とうございます。この ME2000 を DM2000 の CPU ボードと取り替えることによって、DM2000 のオートミックスの保存容量が 1MB から 7MB に増えます。容量が増えることで、さらに DM2000 を快適にお使いいただけます。
ME2000 の取り付けは、お買い上げの販売店または DM2000 取扱説 明書の巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。決 してお客さま自身で行なわないでください。
サービスマンが取り付け作業をする前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害 を未然に防止するためのものです。 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じる ことが想定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保 全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
* お読みになった後は、DM2000 取扱説明書とあわせて、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管し
てください。
記号表示について
記号は、危険、警告または注意を示します。
記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が 描かれているものもあります。
この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または
警告
重傷を負う可能性があります。
ME2000の基板部分やコネクター部に無理 な力を加えたり、分解したり改造したりし ないでください。 感電や火災、または故障などの原因になり ます。
ME2000 を取り付ける前に、必ず取り付け る DM2000 本体の電源プラグを抜いてく ださい。 感電の原因になります。
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この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発
注意
生する可能性が想定されます。
作業 中は指を 挟まな いよう にご注意 くだ さい。
ME2000 を持つとき、基板裏の電子部品の リード(金属の足)を触らないでください。
ME2000 を持つとき、前もって他の金属に 触れるなどして、静電気が起きないように ご注意ください。
ME2000 を取り付けると、DM2000 本体の 設定内容がすべて初期化されます。取り付 け作 業に入 る前に、大 切なデ ータを 外部 MIDI 機器 などに必ずバックア ップしてお いてください。
DM2000 のデータを バックアップ するた めに、付属のリチウム電池を必ず取り付け てください。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 また、データが破損したり、失われたりした場合の補償もいたしかねますので、ご了承ください。
* 使用済みの電池は、各自治体で決められたルールに従って廃棄しましょう。 * この取扱説明書に掲載 されているイラストは、すべて取り付け作業のため のものです。したがって実際の
仕様と異なる場合があります。 * この取扱説明書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 * DM2000 本体に付属の Studio Manager インストールガイドにこのソフトウェアのご注意およびご使用条
件が記載されています。こ のソフトウェアをインストールする前に、必ずこの ご注意およびご使用条件を
お読みください。ディスク の包装を解かれた場合は、このソフトウェアのご使 用条件に同意したことにな
ります。 * 仕様および外観は改良のため予告なく変更することがあります。
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ME2000
● バージョンアップする場合
システムソフトウェア :
ME2000 には、システムソフトウェア V1.20 以上がすでにインストールされています。バージョ ンアップする場合は、バージョンアップデータがV1.20 以上であることを確認してください。V1.20 より前のシステムソフトウェアは、ME2000 に対応していません。
Studio Manager:
V1.1.1 より前のStudio Managerは、ME2000に対応していません。ご使用のStudio Manager が V1.1.1 より前の場合は、付属の CD-ROM から Studio Manager をインストールしてください。イ ンストールについては、DM2000 本体に付属のStudio Manager インストールガイドをご覧くださ い。ただし、Macintosh の動作環境は以下のようになります。
Macintosh の動作環境
コンピュータ Macintosh G3/233 MHz 以上、USB 端子搭載
OS Mac OS 8.6 〜 9.2.2 (Mac OS X は対応していません )
メモリー 120MB 以上の空きメモリー ( 仮想メモリーはオフにしてください )
ハードディスク 7MB 以上
ディスプレイ 1024 × 768 ピクセル、256 色以上
その他 OMS 2.3.3 以上
NOTE: PowerBook をバッテリーでお使いの場合は、「省エネルギー設定」コントロールパ
ネルを開き、「プロセッサーサイクリング」をオフにしてください。
システムソフトウェアと Studio Managerの最新情報につきましては、以下のヤマハウェブサイト をご覧ください。 ヤマハウェブサイト : http://proaudio.yamaha.co.jp/
1280 × 1024 ピクセル、32000 色推奨
● データのバックアップ
ME2000 を取り付けると、DM2000 本体の設定内容がすべて初期化されます。取り付け作業に入る 前に、大切なデータを外部 MIDI 機器などに必ずバックアップしておいてください。
MIDI バルクダンプを使い、MIDI データファイラーなどの外部 MIDI 機器に DM2000 のデータを セーブします。
Studio Manager を使ってコンピューターにセーブしたり、DM2000 のスマートメディアにセーブした りすることができます。詳しくは、PDF 形式の Studio Manager 取扱説明書または DM2000 取扱説明 書をご覧ください。
1.
DISPLAY ACCESS [MIDI] キーで BULK DUMP ページを表示します。
2.
CATEGORY パラメーターの [ALL] を選択したあと、[TRANSMIT] ボタンを選択してから [ENTER] キーを押します。
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