Yamaha DSR112 User Manual [ja]

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POWERED SPEAKER
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DSR series
DSR118W
OWNER’S MANUAL
BEDIENUNGSANLEITUNG
MODE D’EMPLOI
MANUAL DE INSTRUCCIONES
MANUALE DI ISTRUZIONI
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JA

安全上のご注意

「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しな いでくださ いという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強 制を示します。
警告
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が 想 定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または 物 的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
電源 / 電源コード
必ず実行
分解禁止
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
■「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
必ず実行
必ず実行
禁止
60 DSR112/DSR115/DSR215/DSR118W取扱説明書
警告
電源は本体に表示している電源電圧で使用する。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
電源コードは、必ず付属のものを使用する。 また、付属の電源コードを他の製品に使用しない。
故障、発熱、火災などの原因になります。
電源プラグは保護接地されている適切なコンセントに接続 する。
確実に接地しないと、感電の原因になります。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものをの せない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
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この機器の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造し たりしない。
感電や火災、けが、または故障の 原因になります。異常を感じた
禁止
場合など、点検や修理は、必ずお 買い上げの販売店または巻末の ヤマハ修理ご相談センターにご 依頼ください。
水に注意
禁止
禁止
異常に気づいたら
電源 / 電源コード
必ず実行
必ず実行
設置
必ず実行
必ず実行
禁止
禁止
禁止
禁止
禁止禁止禁止
この機器の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かな い。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用 しない。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原 因になります。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電 源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの販売店 または巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼く ださい。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。感電のおそれがあ ります。
注意
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり ます。
必ず実行
必ず実行
必ず実行
電源コードやプラグがいたんだ場合、または使用中に音が出 なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐに 電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い上 げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検 をご依頼ください。
この機器を落とすなどして破損した場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い上 げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検 をご依頼ください。
この機器を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケー ブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも 微電流が流れています。この製品を長時間使用しないとき は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
風通しの悪い狭いところに押し込めたりしない。
この機器を壁や他の機器から左右に 30cm、後ろに 30cm、 上に30cm以上離してください。機器内部に熱がこもり、故 障や火災の原因になることがあります。
必ず実行
必ず実行
禁止
DSR118Wのポールソケットに取り付けるスピーカーは必 ず DSR112 または DSR115 とする。その場合、外径が 35mmで、長さが90cmより短いスピーカーポールを使用 する。
この機器が転倒して破損したり、内部の部品を傷つけたり、 お客様や他の方々がけがをしたりする原因になります。 また、DSR112、DSR115 以外のスピーカーを取り付ける と、スピーカーが転倒して破損する原因になります。
取り付け工事は、必ずお買い上げの販売店に依頼する。また、 取り付ける場合は、以下の点に注意する。
・この機器の重量に十分に耐えられる取り付け器具と場所
を選ぶ ・ウォールブラケットは使用しない ・継続して振動があるような場所は避ける ・定期的に保守点検を行なう
この機器を持ち運びする場合は、必ず 2人以上で行なう。
この機器を1人で無理に持ち上げると、腰を痛めたり、この 機器が落下して破損したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
この機器の底面を持って運搬しない。
この機器の底面に手をはさんで、お客様や他の方々がけがを したりする原因になります。
この機器のリアパネルを壁に押しつけない。
この機器を壁に押しつけたときに、プラグが壁に接触し、電 源コードが外れてショートしたりして故障や火災の原因に なることがあります。
スピーカーを横向きでつり下げない。
この機器が落下して破損したり、お客様や他の方々がけがを したりする原因になります。
スピーカーをつり下げるためにスピーカーのハンドルを使 用しない。
この機器が落下して破損したり、お客様や他の方々がけがを したりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところに置かない。
この機器のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりす る原因になります。
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがを したりする原因になります。
塩害や腐食性ガスが発生する場所に設置しない。
故障の原因になります。
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DSR112/DSR115/DSR215/DSR118W取扱説明書 61
接続
必ず実行
使用時の注意
禁止
必ず実行
必ず実行
禁止
他の機器と接続する場合は、すべての電源を切った上で行な う。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器の音量
(ボリューム)を最小にする。
感電、聴力障害または機器の損傷の原因になることがありま す。
スピーカーユニットの故障を防ぐために、電源を入れるとき は、最後にこの機器の電源を入れる。また、電源を切るとき は、最初にこの機器の電源を切る。
機器の周囲温度が極端に変化する( 機器の移動時や急激な冷 暖房下など)と、結露することがあります。そのまま使用する と故障の原因になることがありますので、電源を入れずに数 時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
この機器のパネルのすき間から金属や紙片などの異物を入 れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあります。 入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ ンセントから抜いた上で、お買い上げの販売店または巻末の ヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。
大きな音量で長時間スピーカーを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
音がひずんだ状態ではこの機器を使用しない。
機器が発熱し、火災の原因になることがあります。
禁止
この機器の上にのったり重いものをのせたりしない。また、 ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
この機器が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりす る原因になります。
禁止
マイクなどのケーブルを引っ張らない。
接続されたケーブルを引っ張ると、スピーカーが転倒して破 損したり、お客様や他の方々がけがをしたりする原因になり ます。
禁止
XLR タイプコネクターのピン配列は、以下のとおりです。
(IEC60268 規格に基づいています)
1:グラウンド(GND)、2:ホット(+)、3:コールド(−)
携帯電話からの影響について
この機器のすぐ近くで携帯電話を使用すると、この機器にノイズが入ることがありま す。そのようなときは、少し離れた場所で携帯電話をご使用ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
スイッチ、ボリュームコントロール、接続端子などの消耗部品は、使用時間により劣 化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要になります。消耗部品の交換は、お 買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。
この製品は、JISC61000-3-2に適合しています。
* この取扱説明書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商 標です。 * この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。し たがって、実際の仕様と異なる場合があります。
62 DSR112/DSR115/DSR215/DSR118W取扱説明書
* 仕様および外観は改良のため、予告なく変更することがあります。
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はじめに

DSR112 DSR115 DSR215 DSR118W
はじめに
このたびは、ヤマハパワードスピーカーDSR シリーズをお買い求めいただきまして、まことにありがとうございます。 DSR シリーズの優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただくために、ご使用前に必ずこの取扱説明書をお
読みください。
目次
はじめに................................................................................................ 63
DSRシリーズの主な特長................................................................... 63
各部の名称と機能 ................................................................................ 64
セットアップ例.................................................................................... 66

DSR シリーズの主な特長

■内蔵 DSP によるスピーカープロセッシング (DSR112/DSR115/DSR215)
内蔵 DSP で、DSR シリーズ各モデル専用に最適化されたス ピーカープロセッシングを行なうことにより、解像度の高い音 を実現しました。
■FIR-Xtuning搭載 (DSR112/DSR115/DSR215)
直線位相のFIRフィルターの使用により、クロスオーバーポイ ント付近での位相干渉のないスムーズな周波数特性と自然な 音質を実現しました。
困ったときは? ....................................................................................68
アフターサービス ................................................................................69
仕様一覧(References) .......................................................................71
■強力な保護機能
スピーカー部、アンプ部、電源部のそれぞれに先進的な保護回 路を搭載していますので、安心してお使いいただけます。
付属品
• 電源コード
• 取扱説明書(本書) 保証書は70ページに記載されています。
■D-CONTOUR(DynamicCONTOUR) 機能 (DSR112/DSR115/DSR215)
D-CONTOUR(ディーコンター)は、新開発の 3バンドのマ ルチバンドコンプレッサーです。スピーカーの音量に応じて各 周波数のレベルをダイナミックに調整します。小音量時には低 域および高域をブーストし、大音量時にはブースト量を減らす ことで、人間の聴感に合わせた迫力のある音を出力します。た とえばダンスミュージックなどリズムを強調したい場合にお 使いいただくと効果的です。
■軽量コンパクト
Class-D アンプ、PFC 付きスイッチング電源、さらに軽量強 磁力のネオジムマグネット(DSR112と DSR115 のみ)を 採用して、クラストップレベルの軽量コンパクトなボディーを 実現しました。
DSR112/DSR115/DSR215/DSR118W取扱説明書 63

各部の名称と機能

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DSR112、DSR115、DSR215 DSR118W
各部の名称と機能

リアパネル

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1 INPUT端子
XLRタイプとフォーンタイプのバランス型入力端子です。 DSR118WはXLRタイプの端子 (L、R) のみになります。
XLR タイプとフォーンタイプの端子を同時に使用することはできません。 どちらか一方の端子だけを使ってください。
2 THRU端子
XLRタイプのバランス型出力端子です。INPUT端子とパラレ ル接続されていますので、入力信号がそのまま出力されます。
3 PEAKインジケーター
入力レベルがクリッピングの手前3dBに達すると赤く点灯します。 PEAKインジケーターが頻繁に点灯する場合は、入力元の音量を調 節し、信号の最大入力時に PEAKインジケーターが一瞬点灯する程 度にしてください。
4 LEVELコントロール
出力レベルを調節します。出力規定レベルが+4dBuの機器
(ミキサーなど)を接続する場合、DSR112、DSR115、
DSR215のMIC/LINE スイッチ (5)を LINEに設定し、 LEVELコントロールを12 時の位置に合わせると十分な出力 を得ることができます。
5
MIC/LINEスイッチ
(DSR112/DSR115/DSR215)
INPUT 端子の入力信号のレベルに応じて切り替えます。マイ クなどのレベルが低い入力信号を接続するときは MIC(O)、 電子楽器やオーディオ機器などのレベルが高い入力信号を接 続するときはLINE(N)にします。
6 POLARITYスイッチ (DSR118W)
サブウーファーの極性を切り替えます。通常はNORMAL(N) で使用しますが、組み合わせるスピーカーや設置場所によって は INVERTED(O) の方が低音域再生が良好になる場合があ ります。試聴をして好ましい低音域再生になる方を選んでくだ さい。
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7 LIMITインジケーター
出力リミッターが作動しているときに点灯します。以下の場合 に出力リミッターが作動してアンプへの出力信号が減衰され ます。
• アンプの最大出力電圧を超えたとき
• 過大な積算電力を検出したとき
• アンプが過熱したとき
• 積算電力とは、単位時間あたりにスピーカーユニットへ供給された電力 量の総和のことです。
• (DSR112/DSR115/DSR215)アンプの最大出力電圧を超えた場合、または 過大な積算電力を検出した場合、LIMIT インジケーターは減衰量が 3dB 以 上になると点灯します。
8 PROTECTIONインジケーター
保護回路が作動しているときに点灯します。以下の場合に保護 回路が作動します。
異常を検出して保護回路が作動した場合、アンプの熱が下がるまでしばら く待つか、電源を入れ直すと復帰します。復帰しない場合は、ヤマハ修理 ご相談センター(69ページ)にお問い合わせください。
アンプの過熱を検出したとき スピーカー出力がミュートされます。
DC 出力を検出したとき インジケーターが点灯したあと、スピーカー出力がミュート され、電源部がシャットダウンされます。
過電流を検出したとき スピーカー出力がミュートされます。
電源をオンにしたとき 起動時に約2秒間点灯します。正常に起動するとインジケー ターが消灯します。
電源をオフにしたとき 電源スイッチをオフにした場合、または予期せぬエラーによ り電源がオフになった場合、ノイズ防止のため保護回路が作 動しシャットダウンされます。
64 DSR112/DSR115/DSR215/DSR118W取扱説明書
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