Yamaha DD-35 User Manual [ja]

安全上のご注意

ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財 産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願 いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいとい う 強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程 度を明示するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
う可能性が想定される」 内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
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警告
電源 /電源アダプター
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源アダプターを使用する場合は、必ず指定のもの
(PA-3B)を使用する。
(異なった電源アダプターを使用すると)故 障、発
必ず実行
必ず実行
禁止
熱、火災などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこり をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。ま
た、電源コードに重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因 になります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解した り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因にな ります。
禁止
異常を感じた場合など、点検や修理は、必ずお買い 上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サー
ビス拠点にご依頼ください。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置か ない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いと
ころで使用しない。
禁止
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど 火気のある ものを置かな い。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま
禁止
す。
異常に気づいたら
電源アダプターコード / プラグがいたんだ場合、ま たは、使用中に音が出なくなったり異常なにおいや
煙が出たりした場合は、すぐに電源スイッチを切り、
必ず実行
電源プラグをコンセントから抜く。(乾電池を使用し ている場合は、乾電池を本体から抜く。)
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、 お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製
品サービス拠点に点検をご依頼ください。
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注意
電源 /電源アダプター
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコードを 持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原
必ず実行
必ず実行
禁止
因になることがあります。
長期間使用しないとき や落雷のおそ れがあると き は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火 災の原因になることがあります。
禁止
必ず実行
禁止
禁止
設置
禁止
使い切りタイプの乾電池は、充電しない。
充電すると液漏れや破裂の原因になります。
長時間使用しない場合や 乾電池を使 い切った場合 は、乾電池を本体から抜いておく。
乾電池が消耗し、乾電池から液漏れが発生し、本体 を損傷するおそれがあります。
乾電池は子供の手の届くところに置かない。
お子様が誤って飲み込むおそれがあり ます。また、 電池の液漏れなどにより炎症を起こすおそれがあり
ます。
乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触 れない。 万一液が目や口に入ったり皮膚に付いたりした場合
は、すぐに水で洗い流し、医師に相談する。
失明や化学やけどなどのおそれがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストー ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温
度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多い ところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障した りする原因になります。
4
乾電池
必ず実行
必ず実行
禁止
乾電池はすべて+ / −の極性表示どおりに正しく入 れる。
正しく入れていない場合、発熱、火災、液漏れのお それがあります。
乾電池は一度に全部を交換する。乾電池は新しいも のと古いものを一緒に使用しない。また、種類の異
なったもの(アルカリとマンガン、メーカーの異な るもの、メーカーは同じでも商品の異なるものなど)
を一緒に使用しない。
発熱、火災、液漏れの原因になります。
乾電池を分解したり、火の中に入れたりしない。
乾電池の中のものが目に入ると危険です。また、火 の中に入れると破裂するおそれがあります。
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禁止
禁止
必ず実行
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気 製品の近くで使用しない。
楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生じる 場合があります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけ がをしたりする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコード などの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒した りするおそれがあります。
接続
使用時の注意
必ず実行
手入れ
禁止
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を 切った上で行なう。また、電源を入れたり切ったり
する前に、必ず機器のボリュームを最小にする。さ らに、演奏を始める場合も必ず両機器のボリューム
を最小にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げ ていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷 の原因になる ことがあり ま す。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗 剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま す。お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
禁止
禁止
禁止
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製 品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま す。
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。ま た、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力
を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。また、データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしか ねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源アダプターをご使用の場合、電源スイッチを切った状態(電源スイッチが「STANDBY」の状態)でも微電流が流れています。スタ
ンバイ時の消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源アダプターのプラグをコンセントか ら抜いてください。
使用済みの乾電池は、各自治体で決められたルールに従って廃棄しましょう。
* この取扱説明書に記載されているイラストはすべて操作説明のためのものです。したがって実際の仕様と異なる場合があります。
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ごあいさつ
このたびはヤマハデジタルパーカッションDD-35をお買い求めいただき、まこと にありがとうございます。 DD-35は、打楽器演奏を手軽に楽しめるように開発した機器です。 ご使用にあたっては、この取扱説明書の活用をお願い申しあげるとともに、ご一読 いただいたあとも不明な点が生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管いた だきますよう、お願いいたします。
目次
演奏の準備 7
電源の準備.......................................................... 7
各部の名称 8
デモ曲を聞いてみよう 10
パッドを鳴らしてみよう 11
パッドの名前....................................................11
スティックでたたくか、
手でたたくかを設定 ..................................12
ドラムキットの選びかた.................................12
パッドの音色変更(CU: カスタムキット)........13
ソングを聞いて、演奏してみよう 14
ソングを選んで聞く ........................................14
タップスタート................................................15
テンポの設定....................................................15
パッドライトのオン/オフ ..............................16
ゲーム 17
ゲームを選んで演奏........................................17
巻末資料 18
故障かな?と思ったら....................................18
ドラム音色リスト............................................19
ソングリスト....................................................21
ドラムキットリスト........................................22
仕様...................................................................24
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これは日本 電子機 械工業会「音のエチ ケット」キャンペー ンのマークです。
● 音楽を楽しむエチケット
音楽を楽しむエチケット楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるもの です。隣近所への配慮を充分にしましょう。 静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやす く、思わぬところに迷惑をかけてしまうことがあります。適当な音量を心がけ、 窓を閉めたり、ヘッドフォンを使用するのもひとつの方法です。 お互いに心を配り、快適な生活環境を守りましょう。
● 同梱品について
同梱品を確認してください。
・ドラムスティック ×2 ・取扱説明書 ・保証書

演奏の準備

電源を入れる前に必要な準備について説明します。

電源の準備

DD-35は電源として別売の電源アダプターか乾電池をご使用になれますが、基本的には電源アダプター
をご使用になることをおすすめします。
家庭用コンセントから電源をとるときは
本体の電源スイッチが切れている(スタンバイ側になってい
q
る)ことを確認してください。
・ 電源アダプターをご使用になる場合は、必ず別売のアダ
プターPA-3Bをご使用ください。他の電源アダプター の使用は故障、発熱、発火などの原因になります。この ような場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合が ございますので、充分にご注意ください。
アダプターのDCプラグをサイドパネルのDC IN 12V(電源
w
アダプター接続)端子にさし込みます。 アダプターのACプラグを家庭用(AC100V)コンセントに
e
さし込みます。
・ 使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ずコンセ
ントから電源プラグを抜いてください。
アダプターを抜くときは、本体の電源スイッチを切り、アダプ
ターのACプラグ、DCプラグの順で抜いてください。
DD-35を柔らかい布などの上で裏返し、電池ブタをはずし
q
ます。
PA-3B
乾電池を使うときは
市販の乾電池(単3乾電池)を6本入れます。イラストに合わ
w
せて、向きを間違えないように入れてください。 乾電池はアルカリ電池の使用をおすすめします。
電池ブタを閉めます。
e
・ 乾電池が入っていても、電源アダプターが接続される
と、自動的に電源アダプターから電源が供給されるよう になります。
・ 乾電池が入っている状態で、電源アダプターをさし込ん
だり抜いたりすると、DD-35は電源を入れ直した状態 になります。
乾電池はお早めにお取りかえいただくことをおすすめします。
電池が少なくなると、音量が小さくなったり、音質が劣化したりディスプレイの表示が消えたりします。
このようなときは、以下のことに注意して乾電池を交換してください。
・ 乾電池はすべて+/−の極性表示どおりに正しく入れてください。正しく入れていない場合、発熱、
発火、液漏れのおそれがあります。
・ 乾電池は一度に全部を交換してください。乾電池は新しいものと古いものを一緒に使用しないでくだ
さい。また、種類の異なったもの(アルカリとマンガン、メーカーの異なるもの、メーカーは同じで も商品が異なるものなど)を一緒に使用しないでください。発熱、発火、液漏れの原因になります。
・ 長時間使用しない場合は、乾電池を本体から抜いてください。乾電池が消耗し、乾電池から液漏れが
発生し、本体を損傷するおそれがあります。
7

各部の名称

88
q
!4
フロントパネル
フロントパネル
q
ディスプレイ...................................................12
ダイアル ..........................................................10
w
PAD(パッド)ボタン......................................13
e
KIT(キット)ボタン........................................12
r
SONG(ソング)ボタン .................14, 16, 17
t
TEMPO/TAP
y
(テンポ/タップ)ボタン........................ 15, 16
DRUM GAME(ドラムゲーム)ボタン ........17
u
LIGHT ON/OFF
i
(ライトオン/オフ)ボタン.............................16
8
o
HAND PERC
(ハンドパーカション)ボタン....................... 12
START/STOP(スタート/ストップ)
!0
ボタン..................................... 10, 14, 15, 17
DEMO(デモ)ボタン......................................10
!1
VOLUME(ボリューム)[▲][▼]ボタン.....10
!2
STANDBY/ON(電源)スイッチ.................10
!3
ドラムパッド×4 ...........................................11
!4
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