Sony XM-7527 User Manual [ja]
主な特長
最大出力
•
•
•
•
•
•
•
•
•NFB
•
* パルス電源
180 W × 2
最大出力
600 W
デジタルソースに対応する広いダイナミックレンジ、低ひずみ率（
アンプ内部の温度上昇やスピーカー保護のための保護回路内蔵
安定した電源を供給する高効率パルス電源*を採用
フィルターおよびローブースト回路をパスし、より高音質が楽しめるソースダイレクトスイッチを搭載
カットオフ周波数連続可変ローパスフィルターおよびハイパスフィルター回路を内蔵
ハイカレントモード（
（ネガティブフィードバック）オン/オフ回路搭載
電圧増幅段用独立電源搭載
のバッテリー電源を半導体スイッチによって高速パルスに変換し、それをパルストランスで昇圧、さらに3#電源
DC12V
にふり分けたあと再び直流（
ています。
の余裕あるパワー（4Ω負荷）
のハイパワーが得られるモノラルパワーアンプとしても使用可能（ブリッジ接続）
0.005％、NFB ON
Ω）とハイボルテージモード（2〜8Ω）の切り換えスイッチを搭載
0.5〜2
）に戻すコンバーターのことで、小型軽量で、低出力インピーダンスを有する特性をもっ
DC
）
各部の名称と働き
MODE
HI-CURRENT HI-VOLT A GE
POWER/PROTECTORMODE
HI–CURRENT HI–VOLTAGE OVER CURRENT OFFSET
BOOST/
LOW CUT
FREQ
7Hz 40Hz
NFB
OFF ON
BOOST
LEVEL
0dB +10dB
1 モードインジケーター
ハイカレント（
パワー プロテクター
2
POWER/PROTECTOR
•
OVER CURRENT
HI-CURRENT
オーバーカレント
：
）モードかハイボルテージ（
（電源/保護回路）インジケーター
本機の動作中、緑色に点灯します。スピーカー端子がショート（短絡）している時や異常に大きな音が
入ったときにアンバー（橙色）に変わります。
•OFFSET
：
本機の動作中、緑色に点灯します。入出力端子（スピーカー端子もしくはピンジャック）に異常電圧が
生じたときにアンバー（橙色）に変わります。
サーマル
•
THERMAL
：
本機の動作中、緑色に点灯します。アンプ内部の温度が異常に高くなったときにアンバー（橙色）に変
わります。ハイカレントモードにすると発熱を抑えることができます。
3 ハイカレント/ハイボルテージモード切り換えスイッチ
ハイカレント
•
HI-CURRENT
モード：
スピーカーのインピーダンスがチャンネルあたり1Ω（または
を並列接続することでパワフルなサウンドをお楽しみいただけます。
ハイボルテージ
•
HI-VOLTAGE
モード：
スピーカーのインピーダンスがチャンネルあたり4Ω（または2Ω）のときに設定します。ダイナミック
レンジの広い抜けの良い音質でお楽しみいただけます。
テスト トーン
4
TEST TONE
ボタン
ボタンを押すと内蔵している発振器が作動しシステムの状態をチェックします。ボタンを押して音が聞
こえれば正常です。
ブースト ローカット
5
BOOST/LOW CUT
超低域周波数（7〜
ブースト レベル
6
BOOST LEVEL
BOOST/LOW CUT
レベル
7
LEVEL
つまみ
周波数（サブソニックフィルター）設定つまみ
）をコントロールする周波数を設定します。
40Hz
つまみ （図1参照）
周波数設定つまみ（5）でセットした周波数の音を最大
他社のカーオーディオなどを接続する場合、このつまみで入力レベルを調節します。入力レベルが小さ
い場合は
の方向に、大きい場合は
MAX
の方向につまみを回してください。
MIN
ノイズを少なくしたい場合には、レベルつまみ（ゲイン）を
リュームを大きくしてください。
ダイレクト
8
DIRECT
ON
スイッチ
にするとローパスフィルター、ハイパスフィルターおよびローブースト回路を通さなくなります。
ちょっと一言
HPF/LPF
をご使用にならない場合は、
DIRECT
けます。
ネガティブフィードバック
9
切り換えスイッチ
NFB
にすると、
ON
回路が働き、アンプにより発生する音のひずみを低減します。
NFB
ちょっと一言
回路はアンプにより発生する静特性のひずみを低減する効果があるものの、スピーカーが発生する
NFB
逆起電力による音の濁りの影響を受けます。濁りのない澄んだ音で再生するためには、
にしてください。
OFF
q; カットオフ周波数設定つまみ （図2参照）
ローパスまたはハイパスフィルターのカットオフ周波数（50〜
フィルター
qa
選択スイッチ
FILTER
側にするとローパス（低音域通過）フィルターがかかり、
LPF
ルターがかかります。
スイッチをONにするとフィルターはかかりません。
DIRECT
THERMAL
LEVEL
MIN MAX
50Hz 200Hz
DIRECT
OFF ON
FILTER
LPF
OFF HPF
HI-VOLTAGE
0.5
の方向に回し、カーオーディオのボ
MIN
）モードかを表示します。
Ω）のときに設定します。スピーカー
まで増幅します。
10dB
スイッチをONにした方がより良い音質でお聞きいただ
NFB
）を設定します。
200Hz
側にするとハイパス（高音域通過）フィ
HPF
TEST TONE
スイッチを
ご注意
設置上のご注意
本機は12ボルトマイナスアース車専用です。大型トラックや寒冷地仕様のディーゼル車など、24ボルト車では使
•
えません。
次のような場所への取り付けはお避けください。
•
直射日光が当たる場所、ヒーターの熱風を直接受ける場所など、温度が極端に高いところ
—
雨が吹き込んだり、水がかかったりする場所や湿気の多いところ
—
ほこりの多いところ
—
ヒートシンク面を上にして取り付けてください。ヒートシンクの上にマットやカーペットをかけないでください。
•
本機には
•
放送の受信に障害をおよぼすことがあります。なるべく離れた位置に設置してください。
運転の妨げにならない場所で、同乗者に危険が およばないところを選んで取り付けてください。
•
取り付けと接続が終わったら、ブレーキランプやライト、ホーン、ウインカーなどすべての電装品が正しく動作す
•
ることを必ず確認してください。
使用上のご注意
窓を閉めきった自動車を直射日光下に放置すると、車内は相当な高温になります。このようなときは、車内の温度
•
を下げてからご使用ください。
次のような場合には、出力トランジスターやスピーカーを保護するため、アンプ内部の保護回路が働
•
き、
POWER/PROTECTOR
なります。
アンプ内部の温度が異常に高くなった場合
—
異常が発生してDC電圧が発生した場合
—
出力端子がショートした場合
—
このような場合には、すぐに接続してある機器の電源を切り、異常の原因をお調べください。温度上昇が原因と考
えられる場合は、しばらく放置して本機の温度を下げてからお使いください。
弱ったバッテリーで使用しないでください。本機の性能は電源の状況に左右されるため、十分に性能を発揮できま
•
せん。
安全のため、運転中は車外の音が十分聞こえる程度の音量でご使用ください。
•
ヒューズの取り換えかた
ショートしたときや、本機に故障があるときは、
ヒューズが切れ、本機に過大電流が流れることを防
ぎます。ヒューズが切れた場合は、電源コード、アー
スコードの接続を再確認してからヒューズを交換し
てください。交換したあともすぐ切れる場合は、お
近くのソニーサービス窓口にご相談ください。
ご注意
指定のアンペア数のヒューズ以外はお使いにならないでください。故障の原因になります。
•
ヒューズは2本とも使用していないと、十分な性能を発揮できません。
•
ブロック図
OUTPUT
(THROUGH)
周波数特性（代表例）
コンバーターを使用していますので、ラジオやアンテナの近くに取り付けると、ラジオやテレビ
DC-DC
パワー プロテクター
Buffer
L
Buffer
R
L
R
インジケーターの色が緑から橙に変わり、スピーカーから音が聞こえなく
H.P.F
OFF
L.P.F
H.P.F
OFF
L.P.F
周波数
Filter
Filter
周波数
BOOST
BOOST
OFF
Direct
ON
Direct
OFF
Direct
ON
Direct
Power Amp
(Voltage Stage)
NFB
Power Amp
(Voltage Stage)
NFB
−図1−
OFF
ON
OFF
ON
H.P.F
Level
Control
L.P.F
TEST
TONE
H.P.F
Level
Control
L.P.F
BOOST/LOW CUT
dB
+12
0
-12
-24
-36
1 10 100 1k
Power Amp
(Final Stage)
Power Amp
(Final Stage)
Hz
カットオフ周波数
dB
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
HIGH PASS
50Hz
80Hz
150Hz
200Hz
10 100 1k
周波数
LOW PASS
200Hz
150Hz
80Hz
50Hz
−図2−
Hz
安全のために
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、次のような表示をしています。表示の内容
をよく理解してから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電などによ
り死亡や大けがなど人身事故の原因となります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故
によりけがをしたり自動車に損害を与えたりすることが
あります。
下記の注意を守らないと火災・感電に
より
死亡や大けがの原因となります。
本機は
DC12V
本機に付属の電源コードを、大型トラックや寒冷地
仕様のディーゼル車など、
などの原因となります。
運転操作や車体の可動部を妨げないように
取り付ける
運転の妨げになる場所、車体の可動部の妨げになる
場所に取り付けや配線をすると、事故や感電、火災
の原因となります。
ネジやシートレールなどの可動部にコード類をはさ
•
み込まない。
コード類はまとめる。
•
ステアリングやシフトレバー、ブレーキペダルなど
•
が正しく操作できることを確認する。
取り付け、接続作業をするときには、必ずイ
グニッションキーを
抜いておく
イグニッションキーをONにしたまま作業をする
と、バッテリーあがりや、ショートによりヒュー
ズ飛びや発煙などの危険があります。
ステアリングやブレーキ系統、タンクなど
にある車の性能を維持するための部品を使
わない
車体のボルトやナットを利用するとき、ステアリング
やブレーキ系統、タンクなどの部品を使うと、制動不
能や火災の原因となります。
付属の部品で正しく取り付ける
他の部品を使うと、機器の内部を傷つける、しっか
り固定できないなどで、火災やけがの原因となるこ
とがあります。
安定した場所に取り付ける
振動の多いところや、天井などに取り付けると、製
品が動く、落ちるなどにより、事故やけがの原因と
なることがあります。
マイナスアース車専用です
車で使用すると火災
24V
にするか、キーを
OFF
下記の注意を守らないとけがをしたり
自動車に損害を与えたりすることがあります。
雨、水がかかる場所、湿気、ほこりの多い
場所には取り付けない
上記のような場所に取り付けると、火災や感電の原
因となります。
パイプ類、タンク、電気配線などを傷つけ
ない
火災の原因となります。車体に穴を開けて取り付け
るときは、パイプ類、タンク電気配線などの位置を
確認してください。
分解や改造をしない
火災や感電、事故の原因となります。
電源リード線の被覆を切って、他の機器の電源を取る
と、リード線の電流容量を超えてしまいます。内部の
点検や修理はお買い上げ店またはソニーサービス窓口
にご依頼ください。
規定容量のヒューズを使う
ヒューズを交換するときは、必ず電源コードの
ヒューズケースまたは本体に記された規定容量のア
ンペア数のものをお使いください。規定容量を超え
るヒューズを使うと、火災の原因となります。
本機の通風口や放熱板をふさがない
通気口や放熱板などをふさぐと、内部に熱がこもり、
火災の原因となることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
ヒューズ
ステレオパワーアンプ
取扱説明書
お買上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と
製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよ
くお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みに
なったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してく
ださい。
取り付けはお買上げ店に依頼する
本機の取り付けは車種や年式により異なり、専門知識
が必要です。万一、ご自分で取り付けるときは、この
取扱説明書に従って、正しく取り付けてください。正
しい取り付けをしないと、火災や感電または自動車の
損傷の原因となります。
XM-7527
Sony Corporation ©1999 Printed in Japan
主な仕様
回路方式
入力コネクター
出力コネクター スピーカー端子
適合インピーダンス
最大出力（ハイカレント／ハイボルテージ）
定格出力（
14.4 V、20Hz〜20kHz、NFB ON
ハイカレント／ハイボルテージ
ハイカレント
周波数特性
高調波ひずみ率
入力感度
ハイパスフィルター50〜
ローパスフィルター50〜
ローブースト＆ローカット0〜
電源
電源電圧
消費電流
リモート消費電流
外形寸法 約
質量 約
付属品 取り付けビス（4）、保護カバー（1）、
別売りアクセサリー 電源コード
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することが
ありますが、ご了承ください。
Pure Direct Drive SEPP
パルス電源
ピンジャック
RCA
Ω（ステレオ）
0.5*〜8
Ω（ブリッジ接続）
1*〜8
*ハイカレントモード時
90/180 W × 2（4
180/300 W × 2（2
360/600 W × 1（4
37.5/75 W × 2（0.04%THD、4
75/150 W × 2（0.1%THD、2
150/300 W × 1（0.1%THD、4
150W × 2（0.3%THD、1
180W × 2（0.3%THD、0.5
300W × 1（0.1%THD、2
360W × 1（0.3%THD、1
5Hz〜100kHz
0.005%
）
ON
0.2〜4.0V
10dB（7〜40Hz
DC12V
10.5〜16V
23 A（4
ジモード）
58 A（1
モード）
1.5 mA
322 × 83.5 × 260 mm（303 mm
カバー付き）
（幅/高さ/奥行き）
5.0 kg
六角レンチ（
取扱説明書（1）、
ソニーご相談窓口のご案内（1）、
保証書（1）
RCA
RC-65（5m
スピーカーコード
（
以下（
1kHz、4
200Hz、-12dB/oct
200Hz、-12dB/oct
カーバッテリー（マイナスアース）
Ω、定格出力、ハイボルテー
Ω、定格出力、ハイカレント
（リモート入力）
（付属品含まず）
3 mm） （1
RC-46
ピンコード
）
回路
Ω負荷）
Ω負荷）
Ω負荷）
）
Ω負荷）
Ω負荷）
Ω負荷）
）
dB
Ω負荷、
）
）、
RC-64（2m
RC-86
Ω負荷）
Ω負荷）
Ω負荷）
Ω負荷）
NFB
）、
3-867-640-01 (2)
保証書とアフターサービス
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買
•
い上げの際お受け取りください。
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、
•
大切に保存してください。
保証期間は、お買い上げ日より１年間です。
•
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
それでも具合の悪いときは
お買い上げ店、または添付の「ソニーご相談窓口
のご案内」にあるお近くのソニーサービス窓口に
ご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただき
ます。くわしくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望に
より有料修理させていただきます。
部品の保有期間について
当社ではカーオーディオの補修用性能部品(製品の
機能を維持するために必要な部品）を、製造打切
り後最低6年間保有しています。この部品保有期間
を修理可能の期間とさせていただきます。保有期
間が経過したあとも、故障箇所によっては修理可
能の場合がありますので、お買い上げ店か、サー
ビス窓口にご相談ください。
「
Sony online
トロニクスとエンターテインメントのホームページです。
」は、インターネット上のソニーのエレク
TEST TONE
MONO
A + B
SPEAKER OUT
BA
25A
25
MODE
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
25A
+12V REMOTE
GND
FILTER
LPF HPFOFF
LOW BOOST/
LOW CUT
FREQ
BOOST
LEVEL
DIRECT
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
LEVEL
MINMAX
50Hz200Hz
NFB
OFF ON
INPUT OUTPUT
(THROUGH)
L
(MONO)
RLR
25
TEST TONE
MONO
A + B
SPEAKER OUT
BA
25A
25
MODE
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
25A
+12V REMOTE
GND
FILTER
LPF HPFOFF
LOW BOOST/
LOW CUT
FREQ
BOOST
LEVEL
DIRECT
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
LEVEL
MINMAX
50Hz200Hz
NFB
OFF ON
INPUT OUTPUT
(THROUGH)
L
(MONO)
RLR
25
TEST TONE
MONO
A + B
SPEAKER OUT
BA
25A
25
MODE
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
25A
+12V REMOTE
GND
FILTER
LPF HPFOFF
LOW BOOST/
LOW CUT
FREQ
BOOST
LEVEL
DIRECT
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
LEVEL
MINMAX
50Hz200Hz
NFB
OFF ON
INPUT OUTPUT
(THROUGH)
L
(MONO)
RLR
25
TEST TONE
MONO
A + B
SPEAKER OUT
BA
25A
25
MODE
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
25A
+12V REMOTE
GND
FILTER
LPF HPFOFF
LOW BOOST/
LOW CUT
FREQ
BOOST
LEVEL
DIRECT
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
LEVEL
MINMAX
50Hz200Hz
NFB
OFF ON
INPUT OUTPUT
(THROUGH)
L
(MONO)
RLR
25
取り付け
取り付ける前に
本機は、トランクルームに水平に取り付けてください。
•
本機を取り付けるには、十分な厚み（
•
カーペットの下は放熱効果が著しく減少しますのでお避けください。
•
ご自分での取付け、接続が難しいときは、お買い上げ店、またはカーディーラーにご相談ください。
取り付けかた
十分な厚み（
本機を取り付け板にあて取り付け位置を決め、穴の位置に印をつけます。次に、印をつけたところに
直径
以内の穴をあけ、付属のビスを使って本機を取り付け板に固定します。
3mm
以上）と強度をもつ取り付け板をご用意ください。
15mm
保護カバーの取り付け
各つまみやスイッチの設定、各コードの接続が完了したら、図のように付属の六角レンチで保護カ
バーを取り付けてください。
六角レンチ
(3mm)
参考［単位：mm］
83.5
以上）と強度をもつ取り付け板が必要です。
15mm
ご注意
本機を取り付け板に固定してから保護カバーを
取り付けてください。
322
298
4-ø6
接続
接続する前に
作業中のショート事故防止のため、本機の電源コードの接続は、必ずイグニッションキーを
•
して行ってください。
電源コードは必ず最後に接続してください。
•
入出力コードと電源コードを近づけて配線するとノイズが出ることがありますので、できるだけ離
•
して配線してください。
本機はハイパワーアンプのため、車に既設のスピーカーコードを使うと性能が十分に発揮されない
•
ことがあります。
スピーカーの#側を車のシャーシなどに接続したり、スピーカーの#側どうしを接続したりすると
•
故障の原因になります。
十分な許容入力を持つスピーカーをお使いください。このアンプは大出力が得られますので、許容
•
入力の小さいスピーカーを使用すると、アンプの性能が十分に発揮されないばかりでなく、スピー
カーを破損することがあります。
適合インピーダンススピーカーをお使いください。
•
ハイカレントモード
Ω（ブリッジ接続時1〜4Ω）
0.5〜2
ハイボルテージモード2〜8Ω（ブリッジ接続時4〜8Ω）
本機のスピーカー端子にアクティブスピーカー（アンプ内蔵のスピーカー）を接続しないでくださ
•
い。スピーカーを破損する恐れがあります。
この取扱説明書（取り付けと接続）に記載されている取り付け、接続先の機器は、全て別売り品（市
•
販品）です。（付属品は除きます。）
下図のように、コードを接続してください。
ネジを傷めないよう、
#ドライバー
締め付けトルクは
以下で締め付け
1N•m
てください。
11mm
コード径
0.3〜1.25mm（AWG 22〜16
）
電源コードの接続
OFF
スピーカーシステムの接続
2
各スイッチおよびつまみの
設定は「各部の名称と働き」
をご覧ください。
カーオーディオ
に
ラインアウト
ウェイシステムの接続
2
ラインアウトが1系統ある場合
ご注意
THROUGH OUT
端子に
接続するアンプは3台まで
にしてください。それ以上
カーオーディオ
ラインアウト
THROUGH OUT
に使用します。この端子からは
端子はアンプ増設時
INPUT
端子に入力された信号がそのまま出力
されます。（
LPF
LOW BOOST、HPF
はかかりません。）
、
接続すると音量が小さくな
左スピーカー
（
0.5〜2Ω/2〜8
Ω*）
右スピーカー
（
0.5〜2Ω/2〜8
Ω*）
るなどの症状が出ます。
INPUT INPUTTHROUGH OUT
*ハイカレント/ハイボルテージモード
各スイッチおよびつまみの
設定は「各部の名称と働き」
モノラルアンプとして使う（ブリッジ接続）
各スイッチおよびつまみの
設定は「各部の名称と働き」
をご覧ください。
カーオーディオ
ラインアウト
右チャンネル左チャンネル
ラインアウトが2系統ある場合
をご覧ください。
フルレンジスピーカー
（
0.5〜2Ω/2〜8
*ハイカレント
Ω*
）
ハイボルテージモード
/
サブウーファー
（
0.5〜2Ω/2〜8
Ω*
）
カーオーディオ
25A
GND
25
25
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
25A
+12V REMOTE
MONO
SPEAKER OUT
LOW BOOST/
A + B
MODE
TEST TONE
LOW CUT
BA
FREQ
7Hz 40Hz 0dB +10dB
NFB
OFF ON
左スピーカー
（1〜4Ω/4〜8Ω*）
ご注意
カーオーディオのラインアウトはL（
INPUT OUTPUT
BOOST
DIRECT
LEVEL
(THROUGH)
LEVEL
L
(MONO)
OFF ON
MINMAX
RLR
FILTER
50Hz200Hz
LPF HPFOFF
*ハイカレント/ハイボルテージモード
）端子につないでください。
MONO
25A
25A
+12V REMOTE
GND
MODE
25
25
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
右スピーカー
（1〜4Ω/4〜8Ω*）
MONO
SPEAKER OUT
LOW BOOST/
A + B
TEST TONE
LOW CUT
BA
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
INPUT OUTPUT
BOOST
DIRECT
LEVEL
(THROUGH)
LEVEL
L
FREQ
(MONO)
OFF ON
MINMAX
RLR
NFB
FILTER
50Hz200Hz
LPF HPFOFF
25A
25A
+12V REMOTE
GND
25
25
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
MONO
SPEAKER OUT
LOW BOOST/
A + B
MODE
TEST TONE
LOW CUT
BA
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
INPUT OUTPUT
BOOST
DIRECT
LEVEL
(THROUGH)
LEVEL
L
FREQ
(MONO)
OFF ON
MINMAX
RLR
NFB
FILTER
50Hz200Hz
LPF HPFOFF
25A
25A
+12V REMOTE
GND
25
25
MODE
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
ラインアウト
MONO
A + B
TEST TONE
SPEAKER OUT
LOW BOOST/
LOW CUT
BA
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
INPUT OUTPUT
BOOST
DIRECT
LEVEL
(THROUGH)
LEVEL
L
FREQ
(MONO)
OFF ON
MINMAX
RLR
NFB
FILTER
50Hz200Hz
LPF HPFOFF
各スイッチおよびつまみの
設定は「各部の名称と働き」
をご覧ください。
サブウーファー用モノラルアンプとして使う
フルレンジスピーカー
（
0.5〜2Ω/2〜8
Ω*
サブウーファー
）
（
0.5〜2Ω/2〜8
Ω*
）
288
260
303
272
316
故障かな？と思ったら
症状
POWER/PROTECTOR
インジケーターが点灯しない。
ヒューズが切れている。t ヒューズを交換する。
アースコードが接続されていない。
t
車体の金属部にしっかり接続する。
本機のリモート端子への入力電圧が発生していない（または低い）。
•
接続しているカーオーディオの電源が入っていない。
•
t
電源を入れる。
バッテリーの電圧が適切であるか（
OVER CURRENT
インジ
ケーターが橙色に点灯する。
OFFSET
インジケーターが
橙色に点灯する。
THERMAL
インジケーターが
橙色に点灯する。
オルタネーターの雑音が入る。
スピーカー出力がショートしている。
t
ショートの原因を取り除く。
電源を切り、スピーカーコードおよびアースコードがきちんと接続
•
されているか確かめる。
接続しているカーオーディオのグランドが浮いている。
•
適合インピーダンスのスピーカーを使用する。
•
風通しの良い場所へ移設する。
•
電源コードが
ピンコードに近い。t
RCA
ピンコードが車両ハーネスに近い。t 離して配線する。
アースが不十分である。t 車体の金属部にしっかり接続する。
スピーカーの端子が車体に接触している。t 車体から離す。
が効かない。
DIRECT
LEVEL
FILTER
各選択スイッチが完全に切り替わっていない。
配線が正しく行われていない。t 再度接続し直す。
HPF、LPF
音が小さい。
音がこもる。
音が出ない。
テストトーンが鳴らない。
以上の処置を行っても効果が見られないときは、接続に問題があるか、故障と考えられます。お買い
スイッチが「ON」になっている。
つまみが「
MIN
選択スイッチが「
上げ店またはお近くのソニーサービス窓口にご相談ください。
原因（処置）
」になっている。
」になっている。
LPF
10.5〜16V
RCA
）確認する。
ピンコードから離す。
25A
車体の金属部分へ
バッテリー
12V
ヒューズ
（
50 A
GND
25
25
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
25A
+12V REMOTE
アンプリモート出力*
（
REM OUT
）
MONO
SPEAKER OUT
LOW BOOST/
A + B
MODE
TEST TONE
LOW CUT
BA
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
INPUT OUTPUT
BOOST
DIRECT
LEVEL
(THROUGH)
LEVEL
L
FREQ
(MONO)
OFF ON
MINMAX
RLR
NFB
FILTER
50Hz200Hz
LPF HPFOFF
）
カーオーディオ
*
純正カーオーディオなどでアンプリモート出力がない場合は、本機のリモート入力（
REMOTE
）端子
をアクセサリー電源に接続してください。
ご注意
電源コードはすべての接続を済ませてから、一番最後に接続してください。
•
パワーアンプのアースコードは車の金属部分に確実に接続してください。確実に接続しないと、故障の原
•
因になることがあります。
カーオーディオのリモート出力コードを本機のリモート入力（
•
REMOTE
ディオにアンプリモート出力がない場合は、車のアクセサリー電源と本機のリモート入力（
）に接続してください。カーオー
REMOTE
子を接続してください。
車のバッテリーから直接電源をとる（車のバッテリーから直接、本機の電源端子（
•
合、使用する配線コードは太さ8ゲージ（
バッテリーに近い位置に必ずヒューズ（
別売りの電源コード
•
をご使用になるときは、そちらの説明書をご覧ください。
RC-46
、断面積
AWG-8
）を配置してください。
50 A
2
）以上のコードを使用し、可能なかぎり
8 mm
）端子に配線する）場
+12V
）端
（ブリッジ接続）
サブウーファー
（1〜4Ω/4〜8Ω*）
*ハイカレント/ハイボルテージモード
ご注意
この接続では、サブウーファーの音はL（
なります。
カーオーディオ
ラインアウト
各スイッチおよびつまみの
設定は「各部の名称と働き」
をご覧ください。
）端子とR端子に入力された信号を合わせたものに
MONO
*ハイカレント/ハイボルテージモード
ご注意
この接続では、サブウーファーの音量をカーオーディオのフェーダーで調節することができます。
デュアルモード接続
25A
25A
+12V REMOTE
GND
25
25
HI-CURRENT HI-VOLTAGE
C1 C2
左スピーカー
コイルのインダクタンスおよびコンデンサーのキャパシタンスとクロスオーバー周波数
の関係表（
6dB/oct、4
クロスオーバー周波数
単位（
Hz
50 12.7 800
80 8.2 500
100 6.2 400
130 4.7 300
150 4.2 270
200 3.3 200
260 2.4 150
400 1.6 100
600 1.0 68
800 0.8 50
1000 0.6 39
ご注意
パッシブクロスオーバーネットワークを用いてマルチウェイスピーカーシステムを組む場合、システム全体のイン
•
ピーダンスが適合インピーダンス以下にならないようにご注意ください。
コンデンサーとコイルを直列に組み込んだ
•
ならずスピーカーを接続してください。スピーカーの3
のインピーダンスが低下しショートに近い状態になるため、異常発熱や故障の原因になります。
MONO
SPEAKER OUT
LOW BOOST/
A + B
MODE
TEST TONE
LOW CUT
BA
7Hz 40Hz 0dB +10dB
OFF ON
INPUT OUTPUT
BOOST
DIRECT
LEVEL
(THROUGH)
LEVEL
L
FREQ
(MONO)
OFF ON
MINMAX
RLR
NFB
FILTER
50Hz200Hz
LPF HPFOFF
カーオーディオ
ラインアウト
右スピーカー
L
各スイッチおよびつまみの
設定は「各部の名称と働き」
をご覧ください。
サブウーファー
Ω）
（コイル）（市販品）
L
）
単位（
12dB/oct
）
mH
のパッシブクロスオーバーネットワークを設置する際には、か
#端子のどちらか一方でもはずれていると、共振周波数付近
/
（コンデンサー）
C1/C2
（市販品）単位（
µ
）
F
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