Sony PCM-M1 User Manual [ja]

3-861-322-01(4)
デジタルオーディオ レコーダー
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
警告
     火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の 取り扱いかたを示しています。この取扱説明書と別冊の「安全の ために」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。 お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管して ください。
PCM-M1
© 1997 by Sony Corporation
主な特長
の優れた音質と操作性
DAT
音ゆれがせず、周波数特性に優れ、ひずみ、 雑音の少ないリアルな録音/再生が可能で す。また、高速の早送り/巻き戻しや頭出し など、操作性にも優れています。
●コピー情報の設定
自分の演奏を録音したときなど、コピー情報
を設定することができます。
(ID6)
IEC958
コピー情報 す。
●スタジオ録音に便利な各種機能
−スタートIDのオートモード時の検出レベル を設定できます。
−最初の1回だけ、自動でスタートIDを書き 込む、セミオート機能。
−録音レベルの調節時に便利なピークホール ド機能。
●長時間録音
充電式ニッケル水素電池2本で、最長約 間の連続録音が可能です。屋外での収録に便 利です。
●高音質マイク録音
スーパービットマッピングプアダプター
SBM-1
用しています。
業務用フォーマットの入力が可
を設定することもできま
(ID6)
3.5
にも搭載の高音質マイクアンプを採
●録音レベルを手動/自動で設定可能
原音に忠実な録音ができるマニュアルレベル 設定録音と、レベル設定が不要なオートレベ ル設定録音を、用途により使い分けることが できます。
●マイクリミッター
不意に大きな音が入ってきたとき、ある一定 のレベル以上の音を自動的に抑えることがで きます。
●3種類のサンプリング周波数に対応
デジタル機器からの録音時はSP(
44.1kHz、32kHz
応しているので、CD、MD、 らの録音が可能です。マイクやアナログ機器 からの録音時は たは
LP (32kHz)
)およびLP(
SP (48kHz、44、1kHz)
が選べます。
●スタートIDなどのアフレコ機能
スタートID、プログラム番号を後から記録し たり、消したりできます。
●暗いところでも動作状況を確認できる
バックライト付き液晶表示
EL
動作状況や電池残量を液晶表示で確認できま す。
●液晶リモコン付きヘッドホン
本体をポケットに入れたまま、情報の確認、 操作ができます。
48kHz
32kHz
BS/CS
)に対
などか
録音についてのご注意
本機は業務用ではありません。改造して他の業務用音響機器などに接続したり、データ記録用に使用した りしないでください。
録り直しのきかない録音の場合は、必ず事前にためし録りをしてください。
デジタルオーディオレコーダーの不具合により録音されなかった場合の録音内容の補償については、ご容
赦ください。
あなたが録音したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断で使用できませ ん。なお、この商品の価格には、著作権法上の定めにより、私的録音補償金が含まれております。
(お問い合わせ先(社)私的録音補償金管理協会 
正常な使用状態で本製品に事故が生じた場合、当社は本製品の保証書に定められた条件に従って修理をい たします。ただし、本製品の故障、誤動作または不具合により、録音、再生などにおいて利用の機会を逸 したために発生した損害などの付随的損害の補償については、当社は一切その責任を負いませんので、あ らかじめご了承ください。
はじめに
2
Tel.03-5353-0336
目次
録音
他の機器から録音する ・・・・・・・・・・・・
アナログ出力(   機器から録音する(アナログ接続)・・  デジタル出力端子のある機器から  
録音する(デジタル接続)・・・・・・・・・
録音レベルを手動で調節する  —マニュアル録音 ・・・・・・・・・・・・・
 ピークレベルを見やすくする   —ピークホールド ・・・・・・・・・・・・・・
録音の便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 長時間録音する―  無音録音する   ―
レックミューティング機能 ・・・・・・
コピー情報を設定する
スタートIDを記録する ・・・・・・・・・・・
 録音中に記録する   —マニュアルモード ・・・・・・・・・・・・  初めの1回だけ自動で記録する   —セミオートモード ・・・・・・・・・・・・
録音中に自動で記録する   —オートモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  再生中に記録する ・・・・・・・・・・・・・・・・  スタートIDを消す ・・・・・・・・・・・・・・・・  プログラム番号をつける ・・・・・・・・・・
LINE OUT
LP REC
—ID6
)端子のある
・・・・・・・・・
再生
他の機器につないで聞く ・・・・・・・・・・
 アナログ機器につないで聞く ・・・・・・  デジタル入力端子のある機器に
つないで聞く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再生中の便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・
を使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
AVLS
各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アルカリ乾電池を入れる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 時計を合わせる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カセットを入れる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 録音する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 再生する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電源について
充電式ニッケル水素電池で使う ・・・ 電池を取り換える ・・・・・・・・・・・・・・・・ 低消費電力モードについて ・・・・・・・・ 家庭用AC電源や車で使う・・・・・・・・・
 家庭用AC電源で使うには ・・・・・・・・・  車で使うには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その他
その他の機器をつないで使う ・・・・・・
 アダプターキット   つないで使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  スーパービットマッピングアダプター
SBM-1
シリアルコピーマネージメント  システムについて( メッセージ一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・ 使用上のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 長時間テープについて ・・・・・・・・・・・・  結露について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  置き場所について ・・・・・・・・・・・・・・・・  異常や不具合が起きたら ・・・・・・・・・・
お手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  表面の汚れについて ・・・・・・・・・・・・   ヘッドのクリーニングについて ・・
保証書とアフターサービス ・・・・・・・・ 主な仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
RM-D100K
をつないで使う ・・・・・・・・・・
SCMS
)・・・・・
設定 ・・
20
20 21
22
23
24
24 24
25
26
26 27 28
29 30 30
32
32 32
33
33
4
10 11 12 14 17
34 35 36 37
37 37
38
38 38
39 40 42 44
44 44 44 44
45
45 45
46 47 50
はじめに
3
各部の名称
( )内のページに詳しい説明があります。
■本体表面
1 2 3 4 5 6 7
8 9
!º !¡ !™
!£ !¢ !∞
スタート
1
START ID・MODE
え)ボタン(26〜31)
スタート
2
START ID・ENTER
タン(26〜31)
ライト
3
(表示窓用照明)ボタン
LIGHT
モード
エンター
(スタート
(スタート
ID
ID
本機を暗いところで使うときに押します。 照明を消すには、もう一度押します。
ボリューム
4
VOL+、–
5
HOLD HOLD
(音量調節)ボタン(17、33)
ホールド
(誤操作防止)スイッチ(13、36)
側にずらすと、なにかのはずみでボ タンが押され、不必要な操作に切り換わっ てしまうことを防ぎます。録音/再生中は、 常に します。ただし、
COUNTER
位置にしておくことをおすすめ
HOLD
CLOCK/SET
・ーボタン、
RESET
ボタン、
・+ボタ ンによる表示の切り換えは可能(低消費電 力モードを除く)です。 また、電池使用時は、停止状態で
HOLD
側にずらすと、低消費電力モードになりク ロック表示となります。
リモート
6
REMOTE/
(リモコン/ヘッドホン)ジャッ
2
ク(16、17)
切り換
入力)ボ
ライン アウト
7
LINE OUT
(16、32)
レコーディング レ ベ ル
8REC LEVEL
マイク
9
MIC/LINE IN
入力)ジャック(14、20、
(アナログライン出力)ジャック
(録音レベル調節)つまみ(22)
ライン イン
(マイク入力/アナログライン
22,24
モノラル標準プラグのマイクをつなぐとき は、付属のマイクロホンプラグアダプター をお使いください。
テープ操作ボタン(17)
!¡ !™ !£
!∞
(巻き戻し/レビュー・
=0
ストップ
ボタン
pSTOP
プレイ
(PLAY
)+
rREC PPAUSE
DC IN 4.5V OPEN RESET
せ、各種機能選択)ボタン(8、9、11)
COUNTER
わせ、各種機能選択)ボタン(8、9、11)
CLOCK/SET
ボタン
(早送り/キュー・
レコーディング
(録音)ボタン
ポーズ
(一時停止)ボタン
オープン
リセット
カウンター
クロック セット
(外部電源入力)ジャック(37)
つまみ(13)
・+(カウンターリセット/時計合わ
・ー(表示時間切り換え/時計合
(時計表示/時計合わせ、各種
AMS
AMS
)ボタン
機能切り換え、決定)ボタン(9、11)
)ボタン
4
各部の名称
■本体裏面
!§
@º
各 部 の 名 称
!¶
!•
!ª @™
マイク
アッテネーター
(15)
!•
(15、
!ªSP・LP(標準モード/長時間モード切り換
(マイク感度切り換え)スイッチ
MIC ATT
マイク  ライン   イン
MIC/LINE IN
力切り換え)スイッチ(15、20)
マニュアル
(マイク/アナログライン入
マイク リミッター オート
MANUAL・MIC LIMITER・AUTO
(録音モード切り換え)スイッチ
(AGC)
20,22
え)スイッチ(15、21、24)
リモート
REMOTE・DIGITAL I/O
力)ジャック(21、32) 付属の接続ケーブル 売りの接続ケーブル
RK-DA10P D100K
ビットマッピングアダプター 接続します。
電池ぶた(10) @™
(快適音量)スイッチ(33)
AVLS
デジタル
、アダプターキット
、リモコン
@¡
(デジタル入出
POC-DA12P
または別
DA12MP/DA12SP
RM-
RMT-D100
、スーパー
SBM-1
などを
各部の名称
5
各部の名称(つづき)
■液晶リモコン付きヘッドホン
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1 ステレオミニプラグ
カウンター モード
2
COUNTER MODE
タン(8)
ボリューム
3
VOL+、–
クロック
4CLOCK 5
AVLS
ホールド
6HOLD
矢印の方向にずらすと、リモコンのボタン
が働かなくなります。ただし、
MODE
タンは働きます。
各部の名称
6
(表示時間切り換え)ボ
(音量調節)ボタン(17、33)
(時計表示)ボタン(9)
(快適音量)ボタン(33)
(誤操作防止)スイッチ(13、36)
COUNTER
ボタン、
CLOCK
ボタン、
AVLS
7テープ操作ボタン(17)
(早送り/キュー・
+
(再生)ボタン
(
停止)ボタン
p(
(巻き戻し/レビュー・
=
8 表示窓 9 接続プラグ
AMS
)ボタン
AMS
)ボタン
液晶表示窓
■本体
1 2 3
4 5 6
1 長時間モード表示(24) 2 プログラム番号・曜日・
18
3 カウンター/クロック・各種機能/音量/メッ
セージ表示(8、9、33、40)
4 スタートID自動記録・消去・リナンバー表
示(26〜31)
5 スタートID表示(26〜31)
-dB-
AM/PM
表示(11、
■リモコン
-
6 ピークレベルメーター(22) 7 電池残量表示(35) 8 マイクリミッター表示 9
表示
AGC
録音表示一時停止表示 !™ 再生表示
7 8
9
!º !¡
!™
各 部 の 名 称
1 2
3
4 5
1 プログラム番号・曜日・
示(11、18)
2 結露表示(44) 3 カウンター/クロック表示(8、9) 4 スタートID表示(26〜31) 5 ピークレベルメーター(22) 6 電池残量表示(35)
AM/PM
・音量表
6 7
8
9 !º
!¡
!™
7
(快適音量)表示(33)
AVLS
8 長時間モード表示(24) 9 ホールド(誤操作防止)表示(13) !º 一時停止表示再生表示 !™ 録音表示
各部の名称
7
表示窓の見かた
本体
AM/PM
表示
曜日・
-dB-
カウンター/クロック・各種機能設定表示
リモコン
曜日・
AM/PM
カウンター
カウンター表示
COUNTER
押すごとに、表示は次のように変わります。 例:本体表示
ボタン(リモコンでは
クロック表示
/
COUNTER MODE
テープカウンター(通常の表示)
アブソリュートタイム(テープの頭か らの絶対時間)
表示
ボタン)を
ご注意
カウンターは時計ではありま せん。 実際の時間とカウンター表示 には誤差が生じますので、カ ウンターは時計がわりにせず あくまでも目安としてお使い ください。
各部の名称
8
テープの残量時間
テープカウンターを「
テープカウンターが表示されているときに、本体の ンを押します。
0H00M00S
」に戻すには
RESET
ボタ
テープの残量時間表示について
テープを再生し始めてから、標準モードでは約16秒後に表示さ れます。テープによっては表示に誤差が生じることがあります。
録音年・月・日と録音時・
*
分・秒は再生時のみ表示さ れます。
ちょっと一言
RECORDED TIME
に録音・録音モニター・録 音一時停止になると、現在 の時・分・秒が表示されま す。
時計の 示を切り換えるには、
RESET
上押したままにします。
メッセージ表示について
「メッセージ一覧」(
ジ)をご覧ください。
時間/24時間表
12
・+ボタンを2秒以
40,41
表示中
ペー
クロック表示
CLOCK/SET
に、クロック表示は次のように変わります。 例:本体の表示
各種機能設定表示
CLOCK/SET
す。
RESET
示は次のように変わります。
ボタン(リモコンでは
ボタンを2秒以上押すと各種機能設定表示になりま
・+または
COUNTER
CLOCK
録音年・月・日
RECORDED TIME)
録音時・分・秒
RECORDED TIME
現在の年・月・日
現在の時・分・秒
・−ボタンを押すごとに、表
ボタン)を押すごと
*
*
各 部 の 名 称
時刻合わせ (11ページ)  
コピー情報設定 (25ページ
スタートIDオートモードの検出 レベル設定 (28ページ
録音開始時スタート 設定 (26ページ
ピークホールド設定 (23ページ)
)
)
)
ID on、off
各部の名称
9
アルカリ乾電池を入れる
ここでは乾電池の使いかたを説明 します。
電池ぶた
付属の充電式電池または家庭用電源(コンセント)で使うには
1 電池ぶたを開ける。
2
形アルカリ乾電池2本(別
3
売り)を入れる。
+、ーの向きを正しく入れてください。
3 電池ぶたを閉める。
n34
、37ページ
アルカリ乾電池を入れる
10
時計を合わせる
録音を始める前に、まず時計を 合わせてください。時計を合わ せていないと、正確な録音日時 を記録できません。 乾電池を抜いたまま長時間放置 すると時計は初期設定(
97Y11M1D/AM12H00M00S
に戻ります。この場合は、時計 を合わせ直してください。
準備→カセットを入れて操作しているときは停止状態にする。
CLOCK/SET
1
SA/
CLOCK/SET
上押す。
2 が表示されている
CLOCK/SET
ときに、 を もう一度押す。
HOLD
+
HOLD
ボタンを2秒以
CLOCK/SET
は解除する。
ボタン
CLOCK/SET
ア ル カ リ 乾 電 池 を 入 れ る / 時 計 を 合 わ せ る
3
+
ボタンで「年」を合わ
+、–
せ、
CLOCK/SET
ボタン
を押す。
4 同様に「月、日、時、分、秒」を
CLOCK/SET
ちょっと一言
正確な時刻に合わせるに は、手順 たあと、時報と共に
CLOCK/SET
ます。
4で「00
ボタンを押し
」秒に合わせ
合わせる。
+
秒は、+または−ボタンを押すと「00」に なります。 点滅が止まり、時計が動き始めます。
CLOCK/SET
設定前に戻るには
ボタンを押します。元の時計表示に戻ります。ただし、
pSTOP
日まで設定すると年・月・日・曜日は確定されます。
ボタンを押すと
時計を合わせる
11
カセットを入れる
大切な録音をする場合、録音時 間に余裕をもったテープ
を、いったんテープの終わ
まで
)
りまで早送りし、再度頭まで巻 き戻してからお使いください。
(120
HOLD
カセットぶた
OPEN
準備
nHOLD
を解除する。
1 カセットぶたを開ける。
1OPEN
2
つまみをずらす。
ふたが少し開いたらふたを開ける。
2 カセットを入れる。
カセットは必ずテープの見える面を上に して入れてください。上下を逆に入れる とカセットが取り出せなくなることがあ ります。
テープの見える面を上に
3 カセットぶたを閉める。
テープが自動的にセット( す。
ロード
LOAD
)されま
カセットを入れる
12
ご注意
本体のホールド機能が働い ているときは、カセットぶ たは開きません。解除させ
OPEN
つまみをずら
てから してください。
カセットを出し入れすると きは、上下をつまんで持た ないでください。故障の原 因となることがあります。
カセットを取り出すには
テープを停止させたあと、
つまみをずらします。
OPEN
OPEN
誤って録音内容を消さないために
誤消去防止ツメを左へ動かします。
カ セ ッ ト を 入 れ る
電源(電池またはACパワー アダプター)は必ずカセット ぶたを閉めてから抜いてく ださい。カセットぶたが開 いた状態や、 をずらした直後に抜くと、 ふたが閉まらなくなること があります。この場合は電 源を入れ直してください。
ちょっと一言
電池使用時、停止状態で本体 のホールド機能を働かせると 低消費電力モードに切り換わ ります。(
表示の切り換え、時計合わ
*
せ、 タンは働きます。
ページ)
36
機能の入・切のボ
AVLS
OPEN
つまみ
録音できない(孔が開いている状態)
録音できる(孔が閉じている状態)
カセットについて
DAT
アナログカセットとは異なり、再生と録音は片面しかでき
ません。
カセットは通常の使用では内部にほこりが入りにくい構造 になっています。無理に内部を開けないでください。
カセットの裏面の穴に物を入れないでください。
誤操作を防ぐために―ホールド機能
本体
リモコン
スイッチを黄色のホールドマークの見える位置に
:HOLD
ずらしておきます。ホールド時にボタンを押すと、
」が約3秒間点滅し、本体のボタンが働かなくなりま
HOLD
す*。
スイッチを矢印の方向にずらします。表示窓に
:HOLD
が点灯し、リモコンのボタンが働かなくなります*。
H
カセットを入れる
13
録音する
ここではマイクの録音のしか たを説明します。
マイクロホン
(別売り)
MIC/LINE IN
他の機器から録音する→20ページ
ご注意
次の場合、アブソリュートタ イムが正しく記録されないこ とがあります。
未録音部分(一度も録音され ていない部分)の途中から録 音する。
アブソリュートタイムの記 録されていないテープに途 中から重ねて録音する。
ご注意
「 るときに■ 押さないでください。アブ ソリュートタイムが「
M--S
録されません。
プログラム番号に「 滅を始めたら、未録音部分 です。
「--」が点灯するまでテープ
を巻き戻してください。そ の後、再度 で録音終了位置を探してく ださい。
」と表示されてい
bLANK
STOP
」となり、それ以降記
0
=
)
ボタンを
--H--
」が点
– –
ボタンで
ボタン
+
PPAUSE
MIC ATT
MIC/LINE IN
REC
r
MANUAL LIMITER
(PLAY
MIC
AUTO (AGC)
SP•LP
録音したい位置を探す
本機は、録音と同時に「アブソリュートタイム」を自動的に記録し ます。 アブソリュートタイムは、テープの頭からの位置を時間で示した もので、テープの頭からの経過時間を知りたいときに便利です。 録音時は必ず録音開始位置(テープの頭から録音するときはテー プの頭、途中まで録音済みのテープにつづけて録音するときは前 回の録音終了位置)を探し、未録音部分を作らないようにしてく ださい。一度記録されたアブソリュートタイムは消すことはでき ません。 無音録音部分を作りたいときはレックミューティング機能を使っ て無音録音をしてください。(24ページ)
テープの頭から録音するときは
= 0
を巻き戻します。頭まで戻ると
ボタンを押して、テープ
」が点滅します。
TOP
テープの途中から録音するときは
ボタンを押します。録音
) +
終了位置を見つけると「 を表示し、録音終了位置で停止し ます。
bLANK
14
録音する
マイクで録音する
1 カセットを入れ、録音開始位置を
探す。
MIC/LINE IN
2
MIC
MIC/LINE IN
スイッチを
MIC
する。
LINE IN
3
0dB
20dB
MIC ATT
MIC ATT
(マイクアッテネーター)
を切り換える。
通常はこの位置
0dB :
大きい音を録音するとき
20dB :
4 録音モードを選ぶ。
MANUAL
AUTO(AGC) MIC LIMITER
ここでは「 適切なレベル補正が行われます。
手動で調整するときは「
LIMITER
コピー情報を設定することができます。詳しく は25ページ「コピー情報を設定する」をご覧くだ さい。
AUTO (AGC)
」を選びます。(22ページ
」を選びます。自動的に
MANUAL
」または「
)
MIC
録 音 す る
48kHz
REC
SP
ここでは「SP」(標準モード を選びます。
LP
PAUSE
長時間モードで録音するときは「LP」を選びま す。(24ページ)
rREC
ボタンと
PPAUSE
48kHz
または
ボタンを
44.1kHz
5 サンプリング周波数を切り換える。
44.1kHz
6
押す。
7
PLAY
REC MUTING
PAUSE
録音一時停止状態になります。 けを押すと録音モニター状態に りません。
(PLAY
ボタンまたは
ボタンだ
rREC
なり、録音は始ま
PPAUSE
タンを押す。
または
録音が始まります。
録音する
15
16
ちょっと一言
テープが停止または再生状
態のときに 押しながら を押すと、すぐに録音が始 まります。 録音、録音一時停止中にサ
ンプリング周波数が切り換 わったときは自動的に表示 されます。録音中は切り換 わったときに、一時停止中 は次の録音が始まったとき に表示されます。 録音一時停止状態が5分以
上続くと、テープやヘッド の消耗を防ぐため、自動的 に停止状態になります。 電池使用時、停止状態が
分以上続くと、テープや電 池の消耗を防ぐため、自動 的に低消費電力モード( ページ)になります。 テープの終わりまで録音さ
れると、自動的にテープの 頭まで巻き戻され、停止し ます。(オートリワインド機 能)
rREC (PLAY
ボタンを
ご注意
電池使用時でも、録音モニ
ター状態のときは低消費電 力モードには切り換わりま せん。 録音中にサンプリング周波
数を切り換えると、一時音 がとぎれますので、できる だけ切り換えないでくださ い。 録音中に
録音する
MIC/LINE IN
イッチを切り換えると、雑 音が録音されることがあり ます。 表示窓用照明をつけたまま 録音すると、雑音が録音さ れることがあります。その 場合は照明を消してくださ い。 録音モードが のときに が点灯す るときは、 チを クロホンを音源から離して ください。
MIC ATT
にするか、マイ
20dB
AUTO(AGC)
ボタン
3
36
スイッ
その他の操作
こんなときは 押すボタン
録音を止める
録音を一時停止する
録音一時停止を解除する
pSTOP PPAUSE PPAUSE
または
(PLAY
音源を確認する 録音、録音モニター、録音ポー
スタート
(
検出レベルが同時に点滅しま す。
サンプリング周波数を 録音中に
ページ参照
:28
オートモードの
ID
ズ中に
ボタンを表示が出
rREC
るまで押し続ける
)
(PLAY
ボタンを表示
確認する が出るまで押し続ける
録音中の音を確認するには
ヘッドホンまたはステレオ機器を、それぞれ本機のREMOTE/2 ジャックまたは
LINE OUT
ジャックにつなぎます。
小さい音を録音するときは
録音レベルを下げ(マニュアル録音時)、マイクロホンをできるだ け音源に近づけて録音レベルを調節してください。雑音の少な い、きれいな録音ができます。
目的に合ったマイクロホンを選ぶ
録音の特性は、マイクロホンの性能によって左右されます。本格 的な録音をするには、高音質のマイクロホン り)または
ECM-MS907
(別売り)の使用をおすすめします。
ECM-MS957
(別売
使用できるマイクロホンについて
プラグインパワー方式のマイクロホンもお使いいただけます。
オートパワーサプライ方式のマイクロホンはお使いになれませ
ん。
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