Sony GY-8240UWD Operating Instructions

DTF TAPE DRIVE
GY-8240UWD
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災 や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製 品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよく お読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつ でも見られるところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL
[Japanese/English]
1st Edition (Revised 4)
安全のために
本機は安全に十分に配慮して設計されています。しかし、電気製品はまち がった使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故 につながることがあり、危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
2(J)〜 4(J)ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめ します。点検の内容や費用については、サービス窓口にご相談ください。
故障したら使用を中止する
サービス窓口にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
1 電源を切る。
煙が出たら
異常な音、においが
したら 内部に水、異物が
入ったら 製品を落としたり、
キャビネットが破損 したときは
,
2 電源コードや接続コードを抜く。 3 サービス窓口に修理を依頼する。
警告表示の意味
このオペレーションマニュアル および製品では、次のような表 示をしています。表示の内容を よく理解してから本文をお読み ください。
この表示の注意事項を守らない と、火災や感電などにより死亡 や大けがなど人身事故につなが ることがあります。
この表示の注意事項を守らない と、感電やその他の事故により けがをしたり周辺の物品に損害 を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
炎が出たら
すぐに電源を切り、消火する。
,
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
目次
警告 ...........................................................................
注意 ...........................................................................
概要 ................................................................................
範囲 ...............................................................................5(J)
用語 ...............................................................................5(J)
システム構成 .................................................................5(J)
GY-8240UWDの主な特長 ...........................................5(J)
取り扱い上のご注意.......................................................
装置の取り扱い.............................................................7(J)
DTFカセットの取り扱い ................................................7(J)
テレファイル ...................................................................8(J)
バーコードラベル ...........................................................9(J)
各部の名称と働き ........................................................
準備 ..............................................................................
基本的なセットアップ ..................................................13(J)
SCSIアドレスの設定....................................................14(J)
接続 .............................................................................14(J)
表示部のコントラス トの調整........................................14(J)
操作 ..............................................................................
操作開始と終了 ..........................................................15(J)
カセットの出し入れ......................................................15(J)
フォーマッ ト(DTF) ......................................................16(J)
ロード(DTF) ...............................................................17(J)
アンロー ド(DTF) ........................................................18(J)
リカバー(DTF) ...........................................................21(J)
データ圧縮 ...................................................................22(J)
DTF-1カセットの 再生 ..................................................22(J)
DIRカセットの 再生 ......................................................22(J)
表示 ..............................................................................
システム立ち上げ時の表示........................................23(J)
操作中の表示 .............................................................23(J)
正常動作時のステータス表示 ....................................24(J)
ワーニングコー ド .........................................................24(J)
HoursMeter表示 .......................................................24(J)
エラーメッセージ ..........................................................25(J)
エラーコード.................................................................26(J)
エラー発生時の内部コマンド .....................................28(J)
2 (J) 3 (J) 5 (J)
7 (J)
10 (J) 13 (J)
15 (J)
23 (J)
メニューの使いかた.....................................................
メニュー選 択モー ド.....................................................29(J)
CUSTOMメニュー......................................................29(J)
DIAGメニュー.............................................................30(J)
UPDATEメニュー.......................................................30(J)
SETUPメニュー..........................................................31(J)
ROMメニュー..............................................................37(J)
OPERATIONメニュー................................................38(J)
保守 ..............................................................................
クリーニング.................................................................39(J)
定期メンテナンス ........................................................39(J)
ソニーサービス窓口へ送り 返すための梱包に
ついて .............................................................39(J)
仕様 ..............................................................................
GY-8240UWD .............................................................40(J)
DTF-2テープレイアウト................................................41(J)
トラックセッ トのレイアウト..............................................41(J)
ピン配置.......................................................................
OPTION-1/OPTION-2端子 ......................................42(J)
OPTION-3端子 ...........................................................42(J)
SCSI端子 .....................................................................43(J)
RS-232Cの接続 ...........................................................44(J)
29 (J)
39 (J)
40 (J)
42 (J)
日 本 語
注意
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会
(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置です。この装置
は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置
がラ ジオやテ レビジョン受信機に近接して使用されると、受信障 害を引き起こすことがあ り ます。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
1 (J)
下記の注意を守らないと、
火災感電により死亡大けがにつながることがあります。
外装を外さない、改造しない
外装を外したり、改造したりすると、感電の原因となります。 内部の調整や設定および点検を行う必要がある場合は、サービス窓口ご依頼 ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コードや接続コー ドを抜いて、サービス窓口ご相談ください。
指定された
指定以外のAC 電源コードを使用すると、火災や感電の原因となります。
電源コードを使用する
AC
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となります。
電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
ラックマウントするとき、レールにはさみ込まない。
万一、電源コードが傷んだら、サービス窓口ご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置•使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
2 (J)
ファンが止まったままの状態で使用しない
ファンモーターが故障すると、火災の原因となることがあります。 交換は、サービス窓口ご依頼ください。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
ぬれた手で
ぬれた手でAC電源コードのプラグに触れると、感電の原因となることがあ ります。
電源コードのプラグに触れない
AC
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因となることがあります。次の方法で アースを接続してください。
電源コンセントが3極の場合
別売りの電源コードセットを使用することで安全アースが接続されます。
電源コンセントが2極の場合
別売りの3極→2極変換プラグを使用し、変換プラグから出ている緑色の アース線を建物に備えられているアース端子に接続してください。
変換プラグ
アース線
安全アースを取り付けることができない場合は、本機を購入された販売会社 またはソニー株式会社にご連絡ください。
安定した場所に設置する
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に設置しないでくださ い。製品が落ちたり傾いたりして、けがの原因となることがあります。
台以上積み上げない
2
ラックを使用せずに2台以上積み上げると、機器が落下してけがの原因とな ることがあります。
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の原因となることがあります。
逆さまや横倒しにしない。
風通しの悪い、狭いところに押し込まない。
毛足の長いじゅうたんや布団の上に置かない。
布をかけない。
3 (J)
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
重い物を載せない、踏み台にしない
本機の上に重い物を載せたり、踏み台にしたりすると、載せたものが落下し たり、本機が倒れたりして、けがの原因となることがあります。
カセットテープ挿入口に手を入れない
カセットテープ挿入口に手を入れると、けがの原因となることがあります。
運搬時には、接続ケーブルを取り外す
本機を運搬する際には、AC電源コードおよび接続ケーブルを必ず取り外し てください。接続ケーブルに引っ掛かると、転倒や落下の原因となることが あります。
運搬時には2人以上で必ず底面を持つ
カセットテープ挿入口や前面パネルの前扉下部に手を差し込んで本機を持ち 上げたりすると、挿入口や前扉が壊れてけがをすることがあります。本機は 重量物ですので、2人以上で必ず底面を持って正しい姿勢で運搬してくださ い。不安定な姿勢で運搬すると、腰痛になったり、落下によるけがをするこ とがあります。
4 (J)
概要
範囲
このマニュアルでは、 ハー ドウェア、設置、操作など、 DTFテープ
ドライブGY-8240UWDを扱う際に必要な情報を説明します。
用語
このマニュアルでは、以下のような略称を使用します。
6
M=mega =10 G=giga =10 T=tera =10 P=peta =10
9
12
15
なお、これら は2進数の累乗ではなく10進数の累乗を意味します。
1M =10 1G =10
6=1,000,000(2 9=1,000,000,000(2
20=1,048,576ではない)
30=1,073,741,824ではない)
システム構成
GY-8240UWD
の主な特長
GY-8240UWDは、1/2インチテープを記録媒体とするDTF(Digital TapeFormat)の第2世代フォーマット「DTF-2」を採用した、テー プストリーマーです。 インターフェースにはUltraSCSIを採用しており、ホストコンピュー
ターと接 続して、 大容量のデータを、高速で記録・再生することが
でき ます。
DTF-2 1巻200GB
フォーマットを採用し、従来比約5倍の
の大容量記録を実現
カセット(DTF-2専用Lカセット)1巻に、非圧縮時には200GB、圧
縮時(ALDC圧縮)には518GBのデータを保管します(Sカセット
1)
では、 非圧縮時60GB、圧縮時155GB)
。 これは、新開発テープ、高感度ヘ ッドの採用と狭トラックピッチトラッ キング技術の開発により、記憶容量約5倍の高密度化を実現した ものです。
超大容量データストレージシス テム 「PetaSite」に本機を搭載すれ ば、 従来の2.3PB
(ペタバイト) 容量から、11.2PB(非圧縮時)まで向
上させる ことが可能です。
GY-8240UWD
DTF TAPE DRIVE GY-8240
ホストコンピューター
SCSI
バス
ERROR DTF-2 I/O LOCKCOMP
+
SHUT DOWN
EJECT
UNLOAD
ESC
SELECT
ENTER
GY-8240UWDは、UltraWideDifferential(HVD)のインター フェースを備えています。適切なインターフェースと接 続ケーブ ルを ご使用ください。
異なるタイプ の SCSIインターフェースと接 続すると、正し い動作が
行われません。   
24MB/
秒(連 続 )の高速データ記録
業界最高域の24MB/秒の転送速度でテープ上に連続記録・再 生することが可能です。大規模なデータのバックアップ、アーカイ
ブを短時間に行うことが できます 。
Ultra Wide Differential SCSI
を標準装備
GY-8240UWDは、SCSI-2規格に準拠したUltraWideDifferential (HVD)インターフェースを備えています。 SCSI標準のPケーブルでホストコンピューターと接 続でき、最 大 40MB/秒の高速で、ホストコンピューターとデータの やり取りを行
なえます。
DTF-1
フォーマットとの再生互換機能搭載
従来のDTF-1フォーマットで 記録され たカセッ トを、従来比2倍の 24MB/秒の高速で再生することが可能です。
...................................................................................................................................................................................................................................
1)圧縮比2.59を想定
5 (J)
概要
1
インチデータレコーダーテープの再生機能搭載
/
2
1
/2インチデータレコーダー(DIR-240シリーズ)で記録されたカセッ
トを、30MB/秒の高速で再生できます。
非接触メモリーラベル テレファイル による
テープ管理機能
DTF-2カセットには、新開発の非接触メモリーラベルシステム「テレ ファイル 」 が組み込まれています。カセットをGY-8240UWDに挿入
する と 、メモリ ーラベルの内容は 、微弱電波を使用し た非接触通信 によ り 瞬時に読み込まれます。これによ り 、カセットの高速識別や使
用履歴管理が可能となり、ロード時間の高速化などを実現しまし
た。
高速ロード機能
テレファイ ル の採用や、テープ上のディレクトリデータ構造の改良、 ロー ドシーケンスの変更等によ り 、 従来比5分の1(FastLoadモー
ド時)という高速ロー ドを実 現しました。
テープ中央からのアンロード機能
データの高信頼性設計
万に一つのデータ エラ ーも見逃さないように、記録データにはECC の他にCRC(CyclicRedundancyCheck)コー ドを付加し、 再生時
にチェックします。 バッ フ ァーメ モ リ ーには、ECC(エラー訂正)回
路を搭載しました。また、すべてのデータ パスにパリティチェ ックを つけ、 データ の完全性を保証しています。
長寿命、高信頼性設計
定評あるDTF-1ドライブからさらに改 良された優れたテープ トランス ポートや、新開発ヘッド、長寿命モーターの採用、エアフ ロ ーの改 良などにより、長寿命、高信頼性を確保し、大切なデータを守りま す。
強力な自己診断機能
強力な自己診断機能を搭載しており、電源投入時や動作時に異 常が発見された場合は、エラーメッセージを表 示します。
この他に、オフ ラインで本機をチェックする自己診断モードも搭 載し
ています。また、動作状態は、機器内部に常にロギングされてお
り、 そのデータは本機の動作を継続したまま読み出せるため、シス
テムを止める こ となく 機器の情報を取得できます。
従来のNormalUnload(テー プを巻 き戻してアンロードする)、Fast
Unload(テープトップかデータエンドのどちらか近いほうから アン ロー ドす る)に加 え、FastUnloadonthehalfway(テープの中央
付近でアンロードする) 機能を搭載 し ました。
3種類の中から、システム に最適なアン ロード方式を選択することが
でき ます。
Normal Unload : Fast Unload
記が多いシステム に
Fast Unload on the half way
ンダムなデータアクセスの多いシステムに FastUnloadonthehalfway方式では、HSM(階層型ストレージ 管理)システムな どで大量のデータを比較的ランダムに読む場合
に、平均サーチ時間を従来の約半分に短縮することができます。
データ 交換用に
リロード時間を重視するシステムや、データ の追
アーカイブシス テムなど、ラ
優れたエラー訂正機能
新開発ASICによる強力なECC(エラー訂正)回路、リード・ リトラ
イ、ライト・リトライ 機能によ り 、テープ上のデータの記録・再生に対
−17
し、10
以下の超低ビットエラーレー トを実現 してい ま す 。
◆自己診断機能の操作は、サー ビストレーニングを受けたメンテナン ス担 当者におま かせ ください。
各種のテープライブラリーに搭載可能
大容量のテープライブラリーシ ステム 「DMS-B9」(カセット9 巻収納 オートローダー)や「DMS-B35」(ドライ ブ1台とカセット35 巻、また
はドライブ2台とカセット30 巻の収納が可能)、ペタバイト領域まで
の超大容量データに対応す るストレージシステム「PetaSite(ペタサ
イト)」などに組み込むことが可能です。
大容量の高速データバック アップやアーカイブを必要とする研究機 関や企業の研究部門におけ る研究データ管理、企業のシステム部 門における 顧客データ や経営情報の管理などの 用途に最適のライ
ブラ リーシステムが選択できます。
6 (J)
取り扱い上のご注意
万一の故障を防ぎ、高い性能を維持するために、装置、メディ アの 取り扱い の際は 、以下の点にご注意ください。
装置の取り扱い
振動、衝撃を与えないでください。
本機は精密に作られていますので、振動、衝撃が故障の原因に なる ことがあ り ます。
装置の通風口をふさがないでください。
背面の通風口と壁の間を10cm以上、正面の通風口と壁の間を 5cm以上あけてください。
電源を入れたまま、装置の移動はしないでください。
使用中は、テープが高速で走行していますので、装置を動かす
と、動作が不安定になったり、テープを損傷する可能性がありま
す。 装置の移動はおやめください。
カセットを入れたままでの装置の移動はおやめください。
装置 を使用しない場合は、必ずカセットを取り出しておいてくださ い。
性能を維持するために、装置の定期点検は必ず受けてください。
次のような場所に設置して使用しないでください。
−湿気の多い所
−温度の高い所
−直射日光の当たる所
−ほこりの多い所
−激しい振動のある所
−温度変化の激しい所
−水平でない所
携帯電話などによる電磁波障害を防止するために
携帯電話などを本機の近くで使用すると、誤動作を引き起こ す可能性があります。 携帯電話などの取り扱いに際しては、下記のようにご注意く ださい。
本機の近くでは、携帯電話の電源はできるだけ切ってください。
PHSは、出力が小さいので携帯電話ほどの影響はないと考えら
れますが、性能の安定を確保するため、同様にできるだけ電源を 切ってください。
輸送時の梱包について
本機を輸送する場合は、必ず納品時と同じ梱包をして輸送してく
ださい。異なる梱包によって輸送中等に生じた損傷については、
責任を負いかねますのでご了承ください。
カセットの取り扱い
DTF
DTF-2カセットを初めてお使いになるときは、フォーマッ ト(初期
化)してください。
◆フ ォ ーマットの 方法については、「フ ォ ーマツト(DTF)」(16ページ)をご覧 ください。
カ セットは、常 温・常湿の場所に保管してください。
強い衝撃や振動 を与えないでください。カセ ットに損傷を 与えるこ
とがあり ます。
強い磁気が発生する場所での使用お よ び保管は避け てください。
テープ引き出し部を手で開けたり 、内部の部品やテープに指など
を触れないでください。
テー プの記録内容 を誤って消 してしま うのを防ぐには、カセット裏
面の誤消去防止タブ(赤いタブ)を押し込みます 。再び記録する
には、誤消去防止タブを元の位置に戻します。
◆詳しくは、 次ペー ジの「誤消去防止について」をご覧く ださい。
装置の中に使用しないまま放置しないでください。
強い電波を発生するもの(携帯電話など)を近づけないでくださ
い。
背ラベルのメモリーICが損傷を受けると使用できなくなることが
あります。次 のような使用・保管は避けてく ださい。
−背ラベルを分解する。
−カセットから背ラベルを剥がす。
−金属または金属製のステッカーを背ラベルに貼りつける。
−ボールペンま た は先の尖ったも ので背ラベルに強く書く。
−次のよ うな場所で使用・保管する。
極端にほこりの多い場所
直射日光があたる場所
暖房機器の近く
湿気の多い所
かびのある所
強い磁気を発生するところ
一般的な半導体を破壊する環境
7 (J)
取り扱い上のご注意
誤消去防止について
DTFカセットの 裏面は 、図のようになっています。 Sサイズカセットの場合は右側、Lサイズカセットの場合 は左側にあ
る赤いタブを、 カ セットの裏面 から表面に向かって押し込むとプロ
テクトが か かり、書き込みができない状態になります。 元の位置に引き出すと、書き込みが できるようになります 。 出荷時は、書き込みができる状態になっています。
DTF-2
カセット
L
カセット
S
カセット
: GW2-200GL
Tele-File
: GW2-60GS
非接触式メモリー
IC
サイズ
L
カセットの 赤いタブ
サイズ
S
カセットの 赤いタブ
ご注意
赤い タブは1つのカセットに 1 つ だけ左右どちらかについています。
テレファイル
テレファイ ルは、 DTF-2カセットの背ラベルに不揮発性の非接触式
メモリ ーI Cを内蔵 し 、非接触でテープのファイル情報などに関する
デー タ の書き 込み/読み出しを行うシステムです。 DTF-1カセットに はテレファイルは ついていま せん。
カセット
DTF-1
カセット
L
カセット
S
: GW-730L
ラベル貼付け用くぼみ
: GW-240S
ラベル貼付け用くぼみ
Tele-File
非接触式メモリー
IC
DTF-1テープドライブでは、テープ内部に書き込まれるDIT
(DirectoryInformationTable)によ り 高速でのフ ァ イ ルアクセス を
実現していました。GY-8240UWDでは、カセットラベルに内蔵され た非接触メモリー「テレファ イルシステム」に、このDITに関する情 報を記録し、ロード時にメモ リーか ら読み出しま す。この新機能とそ
れに伴うアルゴ リズムの改善によってフ ァ ストロー ド時のロ ード時間 を大幅に短縮、 高速なデー タアク セ スを実現し ました。 また、「テ レファ イルシステ ム 」には、この他にテープサイズ、テープ
IDなどのカートリッジ情報や、アンロード時の状態やロード/アン ロー ド回数なども記録され、信頼性の向上にも貢献しています。
ご注意
テレファイル は交換できません。
背ラベルのメモリーICが損傷を受けると使用できなくなることが
あります。次 のような使用・保管は避けてく ださい。
−背ラベルを分解する。
−カセットから背ラベルを剥がす。
−金属または金属製のステッカーを背ラベルに貼りつける。
−ボールペンま た は先の尖ったも ので背ラベルに強く書く。
−次のよ うな場所で使用・保管する。
極端にほこりの多い場所
直射日光があたる場所
暖房機器の近く
湿気の多い所
かびのある所
強い磁気を発生するところ
一般的な半導体を破壊する環境
8 (J)
バーコードラベル
カセットに バ ーコードラベ ルを貼る場合は、背ラベルの上から貼って ください。 この際、バーコードラベルが背ラベル周囲の枠からはみ
ださないよう にしてく ださい。 1度貼ったバーコー ドラベルは剥がさない でください。背ラベルのメ モリーIC が損傷し、カセットが使用できなくなる場合があり ます。 バーコードを変 更したい場合は、1枚目のラベルの上に2枚目を 貼ってください。さらに変更したい場合は、2枚目のラベルだけを剥 がし、 1枚目のラベルの上に3枚目を貼ってください。 以降、これを繰り返 して ください。
9 (J)
各部の名称と働き
1)
前面
1 カセット挿入口
2 コントラスト調整ボタン
3
SHUT DOWN
4 電源スイッチ
インジケーター
5
EJECT
1)前面はフロントパネルを開けた状態を示しています。
ホール
/
ホール
後面
SHUT DOWN
EJECT
+
ERROR DTF-2 I/O LOCKCOMP
6
7
DTF TAPE DRIVE GY-8240
SELECT
ESC
ENTER
Revision Label
ERROR DTF-2
UNLOAD
インジケーター
インジケーター
8
COMP
9
I/O
0
LOCK
qa
SELECT
qs
ESC
qd
UNLOAD
qf メニュー操作ボタン
qg
ENTER
qh
表示部
インジケーター
インジケーター
インジケーター
ボタン
ボタン
ボタン
ボタン
qj
OPTION-1
qk
OPTION-2
ql
COLLISION
インジケーター
w;
wa
インジケーター
LINK OPTION-3
端子
端子
端子
OPTION
OPTION-1
SCSI SCSI
OPTION-2
TERM POWER
wd
TERM POWER
インジケーター
ws
SCSI
端子
COLLISION
LINK
OPTION-3
POWER
wf
主電源スイッチ
- AC IN
wg
wh
AC IN
U
アース端子
端子
機銘板
10 (J)
1
カセット挿入口
カセットを挿入 します。
2
コントラスト調整ボタン
表示部のコントラストを調整し ます。
3
SHUT DOWN
強制的に電源をOFFにします。
ご注意
このホールを使うと、中に入っているテープが使用できなくなる こ と
があ りますので、通常の運用時には使用しないでください。
4
電源スイッチ/インジケーター(緑)
本機の電源をON/OFFします。電源ON時にインジケーターが緑 で点灯します。
このスイッチは、 後面の主電源スイッチが ON (
いる ときの み有効です。
電源がONのとき、このス イッチ(インジケーター点灯時)を押す と、 シャ ットダ ウン 処 理( テープ が ロードされ ていたらアンロードする な ど)を行っ た後に電源が切れます。
5
EJECT
挿入したカセットが 本 機から取り出せなく なった と き 、先の細いピン
でこの穴を突いてください。
(緊急イジェクト)ホール
(緊急シャットダウン)ホール
1)
側)に設定 されて
8
COMP
圧縮ブロックの読み込み時、および圧縮モードでの書き込み時に 点灯します。
9
I/O
本機のSCSIインターフェースが動作中に点滅します。
0
LOCK
パネルロック(Prevent)時に点灯し ま す。点灯中は、前面のすべ ての操作ボタンが使用できません。
qa
SELECT
メニューの表示内容を選択します。
qs
ESC
メニューの変更をキャンセルして表示を戻します。
qd
UNLOAD
テープをロード/アンロードする ときに押 し ます。
qf
メニュー項目の選択、設定の変更に使用します。
◆メニュー操作について詳 しくは、「メニュ ー の使いかた」(29ページ)を ご覧ください。
(データ圧縮)インジケーター (橙)
インジケーター(緑)
インジケーター(橙)
ボタン
ボタン
(アンロード)ボタン
メニュー操作ボタン
1)
1)
1)
ご注意
このホールを使うと、中に入っているテープが使用できなくなる こ と
があ りますので、通常の運用時には使用しないでください。
◆「緊急イ ジェクト」(16ページ)を参照してく ださい。
6
ERROR
本機の起動時にエラーが発生したとき、または動作中に次のような エラーが発生したときに点灯します。
テープへの読み込み/書き込み時のエラー
ロー ド/アンロード/フォーマット/リカバーのエラ ー
7
DTF-2
DTF-2モード時に点灯しま す。
..................................................................................................................................................................................................................................
1)電源投入後、初期化の最初にすべてのインジケーターが点灯します。電 源インジケーターとDTF-2インジケーター以 外のすべてのインジケーター が消灯し、システム立ち上げ時の表示(23ページ)が終了すると、SCSI コマンドおよび前面のボタンの操作を受けられる よ う にな り ます。
(エラー)インジケーター(赤)
インジケーター(緑)
1)
1)
qg
ENTER
メニューの変更を確定するときに押します。
qh
表示部
本機の動作ステータス、設定メニュー、エラーメッセージなどを 表 示します。
qj
OPTION-1
サー ビス 用ですので、通常は使用しないでください。
qk
OPTION-2
DMSシリーズなどのライブラ リーとの接続用です。
それ以外の用途には使用しないでください。
ボタン
端子(
端子(
D-sub 25
D-sub 25
ピン、メス)(
ピン、メス)(
RS-232C
RS-232C
11 (J)
各部の名称と働き
ql
COLLISION
ネッ トワークのコリ ジョン検出時に点灯します。
インジケーター(橙)
wh
アース端子
信号用のアース端子です。
w;
ネッ トワークが接続されている ときに点 灯します。
wa
ネッ トワーク接続用です。
サー ビス 用ですので、通常は使用しないでください。
ws
68
ホストコンピ ューターと接 続します。
wd
SCSIバスに接続されているデバイスのいずれかひとつ以上のデバ イスから、SCSI端子のTERMPWRピンに電力が供給されていると きに点 灯します。 どのデバイスからも供給されないと きは消灯 し、 ター ミネーターが機能しないため、SCSIバスは動作しません。
本機は、電源ON時、TERMPWRピンに常に電力を供給します。
wf
通常はON( されている と、 前面の電源スイッチで本機の電源をON/OFFする ことが できます。
長期間本機をご使用にならないときや、本機のメンテナンスを行う ときは OFF(
インジケーター(緑)
LINK
OPTION-3
SCSI
ピン)
端子(
端子(
Ultra Wide Differential (HVD) SCSI
TERM POWER
主電源スイッチ
側)に設定 し ておきます。 このスイッチが ON に設定
側)にしてください。
10BASE-T
(終端電力)インジケーター(緑)
ご注意
一次側電源制御1)について
本機は、一次側の電源がONになると、それ以前の電源スイッチ の
操作に関わらず電源ON状態になります。ただし、前面の電源ス イッチで電源をOFFした直後に一次側の電源スイッチを入れ直す ときは、 前面の電源スイッチ OFFと一次側ONの間隔を1分以上あ けてください。
wg
AC IN
電源コードでAC 電源に接続します。
..................................................................................................................................................................................................................................
1)一次側電源制御: 主電源スイッチあるいは本機への電源供給そのもの
をON/OFFすること
端子
12 (J)
準備
基本的なセットアップ
本機では各種セットアップを、表示部のSETUP(セットアップ )メ
ニューで行います。
SETUP
SETUPメニューでは、下記の項目を設定します。
それぞれ表に示す値やモードにデフォルト設定されています。
項目 デフォルト設定
SCSIID 05 Option3portIPaddress 127.0.0.1 Option3portSubnetmask 255.255.255.0 Option3portGatewayaddress 0.0.0.0 Unloadmode FAST Fastunloadlocation NORM Autoloadmode ON Autoformatmode OFF On-the-halfwaymode OFF Compressionmode SCSI
メニュー項目およびデフォルト設定
メニュー項目とデフォルト設定
SETUP
セットアップモード
SETUPメニューで設定する本機の基本動作モードは、次のとおり です。
Unload mode
アンロー ドの方法を選択します。
NORM: FAST:
Fast unload location
NORM:
中央に
DIT
TOP:
(アンロードモード)
通常のアンロードを行う。
フ ァ ストアンロードを行う。
(ファストアンロードロケーション)
通常モード。DIT(DirectoryInformationTable)を
書く 位置を、下記の選択ロジックを使って決定する。
中央に
YES
を書く
テープトップに
フ ァ ストモー ド。常にテープ トップに DITを書く。
を書く領域がある
DIT
NO
現在のテ−プ位置がテープトップに近い
の後に
NO
DIT
YES
DIT
を書く
EOD
を書く
◆設定を変更する場合は、「メ ニューの使いかた」(29ページ)を参照 して ください。
Auto load mode
カセットを挿入 したと きに、自動的にロードする かどうかを 指定しま
す。
自動的にロードする(オートロー ドモード)。
ON: OFF:
Auto format mode
フォーマッ トされていないカセットを挿入 したと きに、自動的にフォー
マットするかどうかを指定します。
自動的にフォーマットする。
ON: OFF:
On-the-halfway mode
このモードをONにしてフォーマットしたテー プでは、テープ使用量 が50% を越 えた ときにDITを書く領域がテープ中央に作られま す。
テープ中央にDITを書く領域を作る。
ON: OFF:
Compression mode
デー タ 記録時の圧縮方法を指定します。
SCSI:
記録時にデータを圧縮する。
ON: OFF:
(オートロードモード)
ロー ドは手動で実行する(マニュアル ロードモード)。
(オートフォーマットモード)
フォーマッ トは手動で実行する。
(ハーフウェイモード)
テープ中央にDITを書く領域を作らない。
(コンプレッションモード)
SCSIからの制御で圧縮をON/OFFします。
記録時にデータを圧縮しない。
13 (J)
準備
SCSI
アドレスの設定
工場出荷時のSCSIアドレスは「05」に設定されています。 SCSIアドレスの設定変更が必要な場合は、電源を入れて、表示部 のSETUPメニューで設定します。00〜15までのSCSIIDを指定 でき ます。
◆設定については「SETUPメニュー」の「1.SCSIID」(31ページ)をご 覧く ださい。
変更した設定は、一旦電源をOFFし、再びONにすると有効にな
ります 。
ご注意
ホストコンピューターと接続する前にSCSIIDを設定してください。
設定するアドレスは、ホス トコンピューターや、 他のSCSI周辺機
器と重複しないよ うにし てください。
接続
表示部のコントラストの調整
表示部のコントラス トは、 フロン トパネル 内のコン トラス ト調整 ボタンで 調整することができます。
+ボタン
−ボタン
コン トラス トを強めます。最大値まで達すると、ボタ ンを押
:
して もそれ以上強くなりません。
コン トラス トを弱めます。最小値まで達すると、ボタ ン を押
:
して もそれ以上弱くなりません。
SCSI
ケーブル
SCSI
ホストコンピューター
ケーブルおよび
ターミネーターについて
SCSI
SCSIケーブルは、ホストコンピューターとGY-8240UWDのコネク
ターの形状に合わせてお選びください。
本機が終端の装置となる場合は、使用しないSCSI端子にターミ
ネーターを必 ず取り付けてく ださい。
GY-8240UWD
OPTION
OPTION-1
SCSI SCSI
SCSI
OPTION-2
TERM POWER
SCSI
(付属)
OPTION-3
COLLISION
LINK
SCSI
ターミネーター
POWER
電源コード
AC
- AC IN
U
- AC IN
ご注意
ケーブルおよび終端コネク ターを接続するときは、必ず装置の電源 を切ってください。
AC
電源へ
14 (J)
操作
操作開始と終了
立ち上げ
後面の主電源スイッチが
「」側を押してONにすると電源が入ります。
後面の主電源スイッチがON(
前面の電源スイッチを
電源が入ると、本機の初期化に関する各種の表示が、
表示部に表示され、その後動作可能になります。
ル内の
◆この時の表示について詳しくは、「システム立ち上げ時の表示」(23ペー
ジ)をご覧 ください。
押すと電源が入り ます。
終了
すべての作業が終了し、電源を切るときは、次のように操作してく ださい。
前面
の電源スイッチを押します。
カ セットが 入ってい て、 テープがロードされ ている場合は、自動的
にアン ロ ードし てか らカセッ トを排出し 、電源が切れます。
カ セットが入ってい て、テープ がロー ドされ てい ない場合は、 カ
セッ トを排出 してか ら、 電源が切れま す。
カ セットが入ってい ない場合は、内部処理を行なった後、数秒で
電源が切れます。
アンロー ド時にエラ ーが発生した 場合は、エラーを表示 して停止 し ます。 電源は切れません。この場合、 前面の電源スイッチをもう 一
度押すと、電源が切れます。
( 側)になっている場合
OFF
側)になっている場合
フロン トパネ
カセットの出し入れ
使用可能カセット
本機では、下記のカセットを使用 してください。
カセット:GW-240S、GW-730L(Readのみ)
DTF-1
カセット:GW2-60GS、GW2-200GL
DTF-2
カセット:DI-74GS、DI-250GL(Readのみ)
DIR
上記以外のカセットを挿入すると、自動的に排出されます。
カセットの挿入
本機の立ち上げが終了したら、前面のカセット挿入口 にカセッ トを入 れます。適切なカセットと判断される とテープが ドラ ムに巻き付けら れ、 次の操作のための準備をします。
[Format?]
場合
テープが新しいテープで、フォーマッ トする必 要があることを示して
います。
◆フォーマットの 方法につい ては 、「フォ ーマ ット(DTF)」(16ページ)をご覧く ださい。
[Recover?]
カセットが前回取り出されたときに 、テープが正し く アンロー ドされな
かったこ とを示 しています。記録 されているデータの管理情報が更 新されていないため、そのデー タ の読み書きをするための準備が できない状態にあります。この場合、リカバー 処 理を行い、管理情 報の領域を再構築する必要があります。
または
[[E]Load>0002]
が表示部に表示された場合
が表示部に表示された
長期間使用しない場合は、後面の主電源スイッチの「
てOFFにしてください。
◆リカバーの方法については、「リカバー(DTF)」(21ページ)をご覧ください。
」側を押し
カセットの取り出し
ホストコンピューターからLOADビットを0にしてLOAD/UNLOAD コマンドを発行するか、本機のUNLOADボタンを押します。
本機は アンロード処理に入り、デー タ 管理情報の更新を行ってから テープを巻き戻し、排出します。 アンロー ドされ ている場合は、表示部のOPERATION メニューから もイ ジェクトできます。
◆ OPERATIONメニューについては、「OPERATIONメニュー」(37ペー ジ)をご覧ください。
15 (J)
操作
ご注意
カセットを取 り出した後は、取り出したときのテープ位置を動かさ
ないでください。他の機器や手で巻き戻したり、進め たりしないよ
うにし てください。
UNLOADボタンは、ホストコンピューターが Preventビットを1に設
定した PREVENTALLOWMEDIUMREMOVALコマンドを発 行していると働 きません。この状態では、LOCKインジケーターが 点灯し、UNLOADボタンを押しても何も起こらず、アンロー ド処理
も行われません。 この状態を解除するには、Preventビットを0に
設定してPREVENTALLOWMEDIUMREMOVALコマンドを 発行してください。
緊急イジェクト
カセットの 取り出し操作をしても本機からカセットが 取り出せなく なっ
てしまった場合は、フロン トパネル内のEJECTホールを細いピンの
ようなもの で突いてください。カセットが イジェクトされます。
緊急イジェクトされたカセットは、 正しくアンロー ド処理を さ れていま せんので、次の操作をするときに、リカバー処理が必要になります。
フォーマット
DTF-2にフォーマットされていないテープを本機で使用するときに
は、テープの初期化が必要です。この初期化のことをフォーマット
する といいます。 DTF-2にフォーマットされていないテープをロードする と 、表示部に
[Format?](オートローディングモードの場合)または、[[E]Load
>0002](マニュアルローディングモー ドの場合)と表示されます。
フォーマッ トを行 うと、テープ上に下図で示すVSIT(VolumeSet
InformationTable)と、ボリ ュームが1つ作成されます。
その後、テ ープはテープの先頭まで巻き戻されます。
LBOT
(DTF)
ボリューム
DIT
EODVSIT
ダミー
◆リカバーの方法については、「リカバー(DTF)」(21ページ)をご覧ください。
誤消去防止について
DTFカセットの 裏面は、図のようになっています。 Sサイズカセットの場合は右側、Lサイズカセットの 場合は左側にあ
る赤いタブを、 カ セ ットの裏面 から表面に向かって押し込むとプロ
テクトが か かり、書き込みができない状態になります。 元の位置に引き出すと、書き込みが できるよ うになります。 出荷時は、書き込みができる状態になっています。
サイズ
L
カセットの 赤いタブ
ご注意
サイズ
S
カセットの 赤いタブ
オートロードモードの場合
方法
1
カセットを挿入すると、[Format?]と表示 されます。 ホストコンピューターからERASEコマンドを発 行します。
方法
2
カセットを挿入すると、[Format?]と表示 されます。 ホストコンピューターからWRITEコマンドを発 行します。
方法
3
SETUPメニューでAutoformatmodeがONに設定されている場 合、フォーマッ トされていないカセットを挿入すると、 [Format?]の表 示な しでフォ ー マットを開始 します 。
どの方法でも、フォーマッ ト動作完了後、テープの先頭まで巻き戻 します。 次に、次項で説明するロードを行います。
エラーが発生しても、カセットは イジェクトされません。
赤い タブは1つのカセットに 1 つ だけ左右どちらかについています。
16 (J)
マニュアルロードモードの場合
オートロードモードの場合
カセットを挿入すると、[Unloaded]と表示されます。
挿入したカセットがフォーマッ トされていないことが分かっ ている場 合は、ホストコンピューターからERASEコマンドを発行するか、また
は本機の表示部で OPERATIONメニュー(37ページ)の
「Format」を実行します 。
フォーマッ ト動作完了後、テープの先頭まで巻き戻します。
エラーが発生すると、カセットはイジェ クトされます。
フォーマッ トされていないカセットでは、[Unloaded]と表示されてい るときにUNLOADボタンを押すと、[[E]Load>0002]が表示され、 カセットが イジェクトされます。 その場合は、 カセットをもう一度挿入 し、[Unloaded]と表示されたらフォーマットを行ってください。
ロー ド状態すなわち [Loaded]と表示されているときにフォーマットを
行う と、データが消失します。 ただ し、OPERATIONメニューの「Format」は無視されます。
フォーマットに失敗した場合
何らかの 原因でフォー マットに失敗すると 、表示部にエラーメッセー
ジが表示されます。
◆フォーマット中 の表 示およびエラーメッセージについては、「表示」 (23ページ)をご覧く ださい。
ロード
(DTF)
本機の電源を入れ,カセットを挿入 します 。 カセットが挿入されると自動的にVSITとDITのチェックと内部メモ リーへの読み込みを行います。 ロー ド中にエラーが発生すると、表示部にエラーが表示されます。 この場合、カセッ トは イジェクトされません。
マニュアルロードモードの場合
次の2つの方法があります。
方法
1
1 本機の電源を入れる。
2 カセ ットを挿入する。
3 UNLOADボタンを押す。
方法
2
1 本機の電源を入れる。
2 カセ ットを挿入する。
3 MOUNTビットを1に設定したMOUNT/UNMOUNTコマンド
を発行する。
実際にテー プにデータの読み書きを行うには、挿入されたカセット からテープのロー ドを行う必要 があります。
ロー ド処理では、テープ上のVSITとDITが本機の内部メモリーに
読み込まれ、書かれている情報のチェックを行います。 VSITとDITのチェックが正常に終了すると、ロード完了です。
ご注意
ロー ド終了後のテープ位置は、それ以前のアン ロ ードの方法によっ
て異なりますが 、ロード終了後の論理的なテープ位置は、実際の テープ位置に関わらず、常にユー ザー データの先頭にな ります。 例えば、ロー ド終了後にSCSIから書き込みが行われると、自動的
にユーザーデータ の先頭にテー プを巻 き戻 してから書き込みが実
行されます。
どち らの方法でもVSITとDITのチェックと内部 メモリーへの読み込
みを行います。 ロー ド中にエラーが発生すると、表示部にエラーが表示されます。
方法1の場合、カセッ トは イジェクトされます。方法 2 の場合は、 イ ジェクトされません。
17 (J)
操作
アンロード
デー タ の読み書きが終了し、カセ ットを本機か ら 取り 出すと きには、 アンロー ド処理が必要です。 アンロー ド処理では、本機の内部メモリで更新された情報がDITに
書き込まれます。
(DTF)
オートロードモードの場合
次の3つの方法があります。
方法
1
UNLOADボタンを押します。 アンロー ド処理後、カセットは 自動的にイジェクトされます。SETUPメ
ニューでUnloadmodeがFASTに設定されているときは、ファス ト アンロー ドを実行します。
方法
2
LOADビットを0に設定して LOAD/UNLOADコマンドを発行しま
す。アン ロード処理後、カセットは自動的にイジェクトされます。
方法
3
1 MOUNTビットを0に設定してMOUNT/UNMOUNTコマンド
を発行します。
2 EJECTコマンドを発 行します。
ファストアンロード/ファストロード
ファストアンロード
通常のアンロード処理では、テー プは先頭まで巻き戻されてイ ジェ クトされます。テープエンド近くで作業している場合は、カセットをイ ジェクトするまでに 時間がかかります。ファストアンロードでは、ドラ イブまたはテープのコン フ ィギュ レー シ ョンに従って最適な位置に移
動し、そこに仮のDIT情報とアンロード情報を一時的に書き込みま
す。 書き込み後EJECTコマンドを発行すると、テープはその位置
でイジェ クトされます。 ファストアンロードを実行するには次の3つの方法があります。
Fastビットを1に設定したMOUNT/UNMOUNTコマンド
方法
1:
を発行します。
方法
3
1 MOUNTビットを0に設定して MOUNT/UNMOUNTコマン
ドを発 行します。
2 EJECTコマンドを発 行します。
カセットが イジェクトされます。
マニュアルロードモードの場合
次の3つの方法があります。
方法
1
UNLOADボタンを押します。
アンロー ド処理後、カセットは 自動的にイジェクトされます。SETUPメ
ニューでUnloadmodeがFASTに設定されているときは、FASTに 設定されているときは、ファストアンロードを実 行します。
方法
2
LOADビットを0に設定して LOAD/UNLOADコマンドを発行しま す。
アンロー ド処理後、カセットは自動的にイジェクトされます。
SETUPメニューでUnloadmodeをFASTに設定した状態
方法
2:
で、ファストアンロード が必要になった時点で LOAD/ UNLOADコマンドを発 行します。
SETUPメニューでUnloadmodeをFASTにに設定した状
方法
3:
態で、ファストアンロードが必要になった時点でUNLOAD
ボタ ンを押します。
ファストロード
ロー ド時の操作方法は通常のロードと同じ です。
本機は、カセ ットが挿入されると通常のアンロード処理を したカセッ
トか、ファス トアンロードした カセッ トかを 自動的に判別します。
ファストアンロードした カセッ トの 場合は、アンロー ド情報を読み込み ます。
ご注意
アンロー ドし たカセッ トは、イジェクトした時点のテープの位置を絶対 に動かさないでください。正常なロー ド処理ができなくなります。
18 (J)
ロード/アンロードの状態遷移
オートロードモード時
失敗
マニュアルロードモード時
No Tape
カセット挿入
方法1/方法2成功
EJECT
UNLOADED
方法
LOADING UNLOADING
成功
LOADED
方法
1: UNLOAD
方法
2: UNLOAD
方法
3: UNMOUNT
ボタン押下 コマンド
コマンド
UNLOADED
UNLOAD UNLOAD
ボタン押下 コマンド
3
成功
コマンド
失敗
方法
1: UNLOAD
方法
2: UNMOUNT
ボタン押下
コマンド
No Tape
カセット挿入
UNLOADED
方法 方法
成功
1/ 2
EJECT
UNLOADED
方法3成功
LOADING UNLOADING
失敗
成功
LOADED
方法
1: UNLOAD
方法
2: UNLOAD
方法
3: UNMOUNT
ボタン押下 コマンド
コマンド
コマンド
19 (J)
操作
アンロード判別シーケンス
UNLOAD
コマンドまたはボタン
Rec Inhibit?
OFF
Normal
Unload Mode?
Fast
Fast Unload?
Normal
Halfway Area?
あり
Normal Unload
ご注意
リカバーで EODが判別できなかった場合など、EODアンロードが
できない場合は、テープトップに DITを書き込みます。
Fast Unload Half
ON
前回と同じアンロード
TOP
なし
テ−プ位置?
EOD
Fast Unload EOD
TOP
に近い
Fast Unload TOP
に近い
OFF
Normal Unload
MOUNT
コマンド
Rec Inhibit?
CDB
CDB
OFF
Fast Unload?
テ−プ位置?
Fast Unload EOD
(SCSI/PSC)
OFF
fast bit?
ON
half bit?
Normal
EOD
ON
ON
TOP
に近い
TOP
に近い
Fast Unload TOP
前回と同じアンロード
なし
Halfway Area?
Fast Unload Half
あり
20 (J)
リカバー
(DTF)
マニュアルロードモード
これは、 正しく アンロー ドされなかった カ セットの DITを再構築する
機能です。
ロー ドされたテープはイ ジェクトする前に、DITを更新するアンロード
処理をしなければなりません。
しか し、何らかの原因で正 しくアンロー ドされ ずにイジェ クトされた場
合は、DITの再構築をしない限り、そのテープをロードすることは で
きません。
リカバ ー 処 理 では、正しく アンロー ドされなかったテー プ内にある
ユーザーデー タに付加された管理情報を読みとり、その情報を もと
にDITの再構築を行い、テープに書き込みます。
表示部に[Recover?]と表示されたとき は、 この処理が必要にな
ります 。
ご注意
リカバ ーは DITを再構築するための機能であり、失われたユー
ザーデー タを回復するものではありません。
次の2つの方法があります。
方法
1
カセット挿入後、表示部のOPERATIONメニュー(37ページ)でリ カバーを実行します。
方法
2
カセット挿入後、RECOVERコマンドを発行します。
正しく アンロー ドされ なかったテープ内にあ るすべてのユーザー
データに付加された管理情報を読み込み、DITの再構築を行い、 テープに書き込みます。 その後、テ ー プは先頭まで巻き戻されます。
オートロードモードの場合
カセットを挿入すると、自動的にロードを実 行します。その後表示部 に[Recover?]と表示されますので、リカバーを 実 行し てください。 リカバ ー の 実 行には、 次の2つの方法があります。
方法
1
カセット挿入後、表示部のOPERATIONメニュー(37ページ)でリ カバーを実行します。
方法
2
カセット挿入後、RECOVERコマンドを発行します。
正しく アンロー ドされなかったテ ープ内にあるすべてのユーザー デー タを読み、そこに付加された管理情報をも とにDITの再構築を 行い、テープに書き込みます。その後、そのテープのロ ードを行 い、 ユーザーデータ領域の前で止まります 。
21 (J)
操作
データ圧縮
本機はALDCアルゴリズムを採用したデータ圧縮機能により、書き 込むデータを圧縮してより 大量のデ ータを書き 込むこと ができま す 。 デー タを圧縮するかどうかは、表示部のSETUPメニューとMODE SELECTコマンドで設定し ます。 表示部の設定が終わったら、電 源を一旦切って入れ直してください。 デー タを読み込むときは、デー タ が圧縮されているかどうかを自動 的に識別 し ま す。スイッチやコマン ドの設定は必要ありません。
◆メ ニューの設定について詳しくは、「SETUPメニュー」の「8.Compress」 (35ページ)をご覧く ださい。
MODE SELECT
MODESELECTコマンドのDataCompressionControlPage (ページコード0Fh)で、データを圧縮するかどうかを設定します。
ご注意
この方法で圧縮を制御する場合は、表示部のSETUPメニューの
「8.Compress」設定を「SCSI」にしてください。
コマンドでの設定
DTF-1
DTF-1フォーマットのカセットを読むには、ロー ド処理をする必要が
あります。本機に、DTF-1カセットを挿入すると、自動認識しますの
で、その後、DTF-2フォーマットのカセッ トの場合と同 様に、ロード処 理を行ってください。
ロー ドの方法は「ロ ード
DTF-1フォーマットのカセットを ロードすると、自動的に READ ONLYモードになり ます。
DIR
DIRフォーマットのカセッ トを読むには、ロー ド処理をする必要があり
ます。 本機に、DIRカセットを挿入すると、自動認識しますので、そ
の後、DTF-2フォーマットのカセッ トの場 合と同 様に、ロード処理を 行ってください。
ロー ドの方法は 「ロ ード
DIRフォーマットのカセッ トをロー ドすると、自動的にREADONLY モードになり ます
カセットの再生
(DTF)」(17ページ)と同様です。
カセットの再生
(DTF)」(17ページ)と同様です。
表示部の
テープをロードする前に SETUPメニューを使って圧縮モードを設 定します。
データを圧縮するには
SETUPメニューの「8.Compress」を「ON」にします。
データを圧縮しないときは
SETUPメニューの「8.Compress」を「OFF」にします。 この場合 MODESELECTコマンドによる圧縮の制御は無効になります。
ご注意
表示部の設定後は、電源を一旦切って入れ直してください。
SETUP
メニューでの設定
22 (J)
表示
システム立ち上げ時の表示
システム起動時、前面のインジケーターが すべ て点 灯し、すぐに消
灯します。表示部には以下のような順番で表示されます。
表示 内容
Initializing... 起動ダイアグチェ ックの実行中を示す。
GY-8240 機種名を表示。
SCSI-ID [x] 本機のSCSIアドレスを 示す。
Rev.XXX.XX FirmwareのRevisionを示す。
操作中の表示
ロード
(DTF)
Loading...START テープを巻き戻しています。
Loading....0% テープのロード
テープをロード
Loading....100%
Loaded[00] ロード
アンロード
(DTF)
(DTF)が終了しました。
Unloading.START テープをアンロード領域に移動してい ま す。
Unloading... アンロード
Unloading...REW アンロード
戻しています 。
(DTF)を開始しました。
(DTF)しています。
(DTF)を しています。
(DTF)が終了し、テープを巻き
リカバー
(DTF)
Recovering.START VSIT領域にヘッドを進ませ ています。
Recovering..CHK リカバー条件を検出しています。
Recovering.0% リカバーを開始しました。
EOD(EndofData)までユーザデータを
テープから読んでいます。
Recovering..DIT ヘッダー領域を変更しています。
Recovering..REW リカバーが終了し、テープを巻き戻 していま
す。
リカバ ー 中 の %表示は、テープ全長に渡ってデータ が書かれてい ることを 前提に 計 算され ています。 従っ て、テー プの途中でEOD
が見つかった場合は100%になる前に次の処理へ進みます。
ファストロード
(DTF)
Loading...START ファストロード(DTF)が可能かどうかの
チェ ック を行います。
FastLoading... ファストロー ド
(DTF)を行っています。
Loaded[00] ファストロー ド
ファストアンロード
(DTF)
(DTF)が終了しました。
Unloading.START テープをアンロード領域に移動してい ま す。
FastUnloading. ファストアンロード
(DTF)を行っています。
ご注意
フォーマッ ト関連の%表示 は、動作の 進行状況のおおよそ を示す値
です。そのため、必ずしも100%で終了するとは限りません。
フォーマット
(DTF)
Formatting.START テープを巻き戻しています。
Formatting.0% フォーマット (DTF)を開始しま した。
フォーマッ ト(DTF)を しています。
Formatting.100%
Formatting..REW フォーマット (DTF)が終了し、テープを巻
き戻しています。
23 (J)
表示
正常動作時のステータス表示
本機が正常に動作しているときは、以下のような表示が表示部に 表示されます。
表示 内容
Cleaning クリーニン グカセッ ト挿入中 Cleaning(R)1)リモー トからのクリーニン グ 制御モ ードでのクリー ニン
グ実行中 FastForward テープの早送り中 Loaded[00] テープがロード(DTF)されている。 Locate テープに対するREAD/WRITEの準備中 NoTape カセットが挿入されていない ReadMode バンクメモリがREADモードで動作している Rewind テープの巻き戻し中 Threading テ ープが挿入途中 Unloaded カセットが挿入されているがロー ド(DTF)されていない Unthreading カセットが イジェクト途 中 WriteMode バンクメモリがWRITEモードで動作 している
1)システムアップされていない状態で、 この表示のまま停止している場合 は、本機の内部設定が誤っています。サー ビス窓口に連絡して ください。
Hours Meter
表示
本機は、デー タを読み書きしたおおよその時間を表示部に表示す
る機能があります。定期点検の目安としてご利用ください。
このメ ッセージは、カセットが挿入されていない場合のステータス表
示NoTapeと、カセットが 挿 入されているがロー ドされていない 場 合のステータス表 示Unloadedの右側に常時表示されます。ワーニ
ングコードは、 HOURSMETER表示の右側に表示されます。
No Tape xyzH 1 Unloaded xyzH *1
表示は100分の1の値です。実際の読み書きの時間は、xyz×100 時間になります。200Hの場合は、20000時間の読み書きが行われ たこ とになり ます。
ご注意
この表示はデータの読み書きの時間を表すもので、本機の 通電時
間などを示すも のではありません。
ワーニングコード
本機にはヘッドク リーニン グの時期およびDIPス イッチの設定 ミスを
知らせる機能があり ます。 このメ ッセージは正常動作時に、表示部のステータス表示の右に ワーニングコー ドと して表示され点滅します。
Write mode*1
↑↑
ステータス表示
ワーニングコー ドの内容は次のとおりです。
ワーニング 内容 コード
------*1 クリーニング カセットを使用 してのクリー ニングが必要で す。
------*Q 本機のファームウェアバージョンに不整合があり ます。
サー ビス窓口に連絡して ください。
------*X 内部スイッチの設 定に問 題があります。
サー ビス窓口に連絡して ください。
ワーニングコード(点滅)
24 (J)
エラーメッセージ
本機に致命的エラーが発生した場合、以下のような表示が表示部
に表示 されます。xxxxはエラーコードを表します。
表示例
LCD
[E] Fatal >xxxx
>xxxx
◆エラーコードの意味については、メジャー / マイナーに 関 わらず 、次ペ ー ジ以降の「エラーコード一覧」を参照 し てく ださい。
←メジャ ーエ ラーコー ド: エラーの内容を示す ←マイナー エラーコード: メジャー エラーコードに対する詳細
内容です
詳細内容なしの場合は
(
0000)
表示 内容
Format?
MemoryCheckErr Recover?
[E]BlkTbl >xxxx
[E]CpWrite >xxxx
[E]CpRead >xxxx
[E]DataIN >xxxx
[E]DataOUT >xxxx
[E]Drive >xxxx
[E]Fatal >xxxx
[E]Flush >xxxx
[E]Format >xxxx
[E]Initialize1)>xxxx
フォーマッ トされていないカセットをロー ドしよう
とした→「 フォーマット(DTF)」(16ページ)に従っ
て処理をしてください 起動時にメモリーチェックエラーが発生した 正しく アンロー ドされなかったテー プ を ロードし
ようとし た →「リカバー (DTF)」(16ページ)に従っ て処理をしてください
ブロ ッ ク管理テーブルが壊れている
>xxxx
コピー中、テ ー プへの書き 込み中にエラーが
>xxxx
起きた コピー中、テ ー プか ら の読み込み中にエラー
>xxxx
が起きた SCSIプロトコル の デ ータインフェーズ が中断さ
>xxxx
れた SCSIプロトコル の デ ータアウ トフェーズ が中断
>xxxx
された
その他のエラー が起き た
>xxxx
致命的エラーが発生した(システムエラー発
>xxxx
生) バッフ ァー内の全てのデータをテープ に書き込
>xxxx
むときのエラー フォーマッ ト(DTF)処理に失敗した
>xxxx
システム立ち上げ時に何ら かのエラーが発生
>xxxx
した
表示 内容
[E]Load >xxxx
[E]MngTbl >xxxx
[E]Parity >xxxx
[E]PreWrite >xxxx
[E]Read >xxxx
[E]Recover >xxxx
[E]Subcode >xxxx
[E]TeleFile >xxxx
[E]Unload >xxxx
[E]VolFull >xxxx
[E]Write >xxxx
ロー ド(DTF)処理に失敗した
>xxxx
管理テーブルが一杯になった
>xxxx
メモリ ーのパリ ティ ーエ ラ ー が発生した
>xxxx
書き込み準備処理でエラーが起きた
>xxxx
読み込み中にエラーが起きた
>xxxx
リカバ ー(DTF)処理に失敗した
>xxxx
サブコード領域が壊れている
>xxxx
テレファイ ル のエラーが 起きた
>xxxx
アンロー ド(DTF)処理に 失敗した
>xxxx
論理ボリュー ムのサイズを越えて書き込みを
>xxxx
行った 書き込み中にエラーが起きた
>xxxx
1)2行目の表示は、どのCPUでの通信エラーかを表示します。
[E] Initialize >xxxx
IF-SV
間のエラー
IF-SV >xxxx
25 (J)
表示
エラーコード
本機の動作中に、何らかの致命的エラーが発生した場合、エラー
メッセージ の右にエラーコードが表示されます。
各エラーコードは、メジャーエラーコード4桁、マイ ナーエラ ー コード 4桁で表示されます。
エラー コード
0001 正しくアンロー ド(DTF)されなかった
テープをロード(DTF)しよう とし た。
0002 初期化されていないテープをロード
(DTF)しよ うとし た。
0003 SCSIシーケンス中にSCSIバスリセッ
トがかかった。
0004 サブコードが壊れている。
0005 データインフェーズが中断された
0006 データアウトフェーズ が中 断された
0007 論理ボリュームのエンドに達した 0008 ブロック管理テーブルが壊れている 0009 SCSIバスにパリティエラーが起こった
000D VSITに反映されていないボリューム
をリカバ ー (DTF)しようとした 0014 PCIバスエラー 0020 目的外のカセットが挿入された 0021 ファームウェアアップデート中 0030 Tele-FileReadエラー 0040 Tele-FileWriteエラー 0050 リカバー条件不成立のため、リカバ ー
できなかっ た
00E0 ROMUpdateエラー
00F0 Tele-File情報では、ブランニュー
テープでないにも かかわ ら ず、テー プ上にデータがない
00FE 本機にFC 基板(FC-82)がインストー ル
されている 00YY その他のエラー 1x10 SYSブロックがアボートした
1)但し、DTF-1カセットおよ び DIRカセットは GY-8240UWDではフォーマッ トできませ ん。
エラーの内容
対処方法
リカバ ー実 行
フォーマッ ト実行
・上位装置側確認 ・ターミネータ、ケーブル 確認
・クリー ニン グカセッ トで
クリーニングを実行
・カセット交 換
・上位装置側確認 ・ターミネータ、ケーブル 確認
上位装置側操作ミス カセット交換
ター ミネータ、ケーブル
確認 上位装置側操作ミス
サー ビス窓口へ
カセット交換
サー ビス窓口へ
カセット交換
サー ビス窓口へ
テープからの Updateの
場合はクリーニングした 後、ROMのUpdateをも
う一度行う
サー ビス窓口へ
マイ ナーエラ ーコ ード確
1)
26 (J)
以下の説明は、メジャーエラーコード、マイ ナーエラ ーコ ードに共通 です。
◆ 1x10〜1xYY、2x10〜2xYY、3x01〜3xYYの2桁目のxについては、「エ ラー発生時の内部コマンド」(28ページ)をご覧ください。
エラー コード
1x11 DRV-CPUで管理しているIDと不整
合 1x12 SYSコマンドがタ イ ムアウトした 1x13 notape時に動作系コマンドを受信 1x14 起動時にSVがタイムアウトした 1x15 Sync割り込みが来ない 1x19 FMTコマンドがタ イ ムアウトした 1x1B FMTからのDownloadコマンド失敗 1x1C FMTからのDIAGの失敗 1x23 Uncorrectederrorが発生した
1x24 IN点でロックしていなかった 1x25 LostLockが起こった 1x26 サーチに失敗した 1x27 サーボがロックしなかった 1x28 InPointSetError 1x29 IDDislocation 1x2A IN点でLTCに異常があった 1x2B CTL/TCCONFIでエラーがあった 1x39 転送アボートがタイムアウトした 1x3A データレディタイ ムアウト 1x3C READ(Forward)時にIDが読めな
かった 1x40 W(2)/R(2)のパリティエラー 1x41 W(3)のパリティエラー 1x42 W(4)のパリティエラー 1x43 W(5)のパリティエラー 1x44 W(6)/R(1)のパリティエラー 1x45 W(1)のEDCCORRECTIONエラー 1x46 W(1)のEDCのFATALエラー 1x47 W(3)のFRAMINGエラー 1x48 R(1)のFRAMINGエラー 1x49 R(2)のFRAMINGエラー 1x4A W(6)/R(1)のCRCエラー 1x4F システムが動作できない状態になっ
た 1x5B カセットが記録禁止になっていた。ま
たは、DTF-1に書こうとした。
エラーの内容
対処方法
サー ビス窓口へ
マイ ナーエラ ーコ ード確認 アンロー ドし てからクリー
ニングカセットを挿入 し てクリー ニング実行
サー ビス窓口へ
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