ご使用前に「安全上のご注意」
(取扱説明書 P.2 〜 4)と「使用上の注意」(取扱説明書 P.5 〜 6)をよくお
読みください
。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくために
も、取扱説明書と資料をよくお読みください。取扱説明書と資料は必要な
ときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
資料
2002 ローランド株式会社
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
ローランド・ホームページ http://www.roland.co.jp/
2
目次
MIDI について...........................................................................................4
「故障かな ?」と思ったら .........................................................................5
録音/再生........................................................................................................................................................ 5
ディスク・ドライブ....................................................................................................................................... 6
内蔵エフェクト ............................................................................................................................................... 7
MIDI 機器 .......................................................................................................................................................... 8
その他................................................................................................................................................................ 8
Q&A...........................................................................................................9
基本性能............................................................................................................................................................ 9
エフェクト......................................................................................................................................................11
CD-R/RW ドライブ .....................................................................................................................................12
ハード・ディスク .........................................................................................................................................13
デジタル I/O ..................................................................................................................................................13
MIDI 機器 ........................................................................................................................................................14
他の VS シリーズとの互換性.....................................................................................................................15
その他..............................................................................................................................................................15
エラー・メッセージ一覧 ........................................................................17
目次
用語解説..................................................................................................19
ショートカット一覧................................................................................22
パラメーター一覧 ...................................................................................25
エフェクト・プリセット・パッチ一覧 ...................................................36
アルゴリズム一覧 ...................................................................................43
MIDI インプリメンテーション................................................................98
トラック・シート .................................................................................144
デモ演奏について .................................................................................147
主な仕様................................................................................................149
索引 .......................................................................................................152
3
MIDI について
ここでは、MIDI の基礎知識と、VS-2400CD での MIDI メッ
セージの扱いについて説明します。
MIDI とは
Musical Instrument Digital Interface の略です。これは、電
子楽器やコンピューターとの間で、演奏情報や音色の切り換
え情報などをやり取りするために考えられた世界共通の規格
です。MIDI 規格に対応していれば、メーカーや楽器の種類
が異なっていても機器に応じて演奏情報が伝えられます。
MIDI コネクター
MIDI メッセージ(MIDI で扱う情報)は、以下の 3 種類のコ
ネクターでやり取りします。VS-2400CD は MIDI OUT と
MIDI THRU が兼用になっています。操作に応じて切り換え
てください(取扱説明書 P.369)。
MIDI IN: 他の MIDI 機器からの MIDI メッセージを受け
ます。
MIDI OUT: VS-2400CD からの MIDI メッセージを送り
ます。
MIDI THRU: MIDI IN コネクターからの MIDI メッセージ
をそのまま送ります。
MIDI チャンネル
MIDI では、複数の MIDI 機器にそれぞれ違った情報を 1 本
の MIDI ケーブルで送ることができます。これは、MIDI チャ
ンネル という考えかたがあるからです。MIDI チャンネルは
テレビのチャンネルと考えかたが似ています。テレビのチャ
ンネルを切り換えると、いろいろな放送局の番組が見られま
す。これは、送信側と受信側のチャンネルが一致している
チャンネルの情報が伝わるからです。
MIDI の場合も同様です。送信側の MIDI チャンネルが1
のときは、受信側の MIDI チャンネルも1に設定してお
かないと、MIDI メッセージは伝わりません。
VS-2400CDで扱う MIDI メッセージ
VS-2400CD で扱う MIDI メッセージには以下のものがあり
ます。
● ノート・メッセージ
音を鳴らすときに使うメッセージです。鍵盤楽器でいえば、
どの鍵(ノート・ナンバー)をどのくらいの強さ(ベロシ
ティー)で弾いたかということを伝えます。VS-2400CD で
は、MIDI 音源を使ってメトロノームを鳴らすときに使用し
ます。
● コントロール・チェンジ・メッセージ
一般には、ビブラート、ホールド、ボリュームなどの演奏表
現を高めるための情報を伝えます。各機能は 0 〜 127 のコ
ントローラー・ナンバーで区別され、機能に応じてナンバー
が決められています。また、コントロールできる機能は機器
によって異なります。
VS-2400CD では V. フェーダー機能を使って、外部 MIDI 機
器にコントロール・メッセージを送ることができます。
● システム・エクスクルーシブ・メッセージ
ノート・メッセージやコントロール・チェンジ・メッセージ
とは異なり、機器固有の設定を伝えるために使います。VS2400CD では、VE-7000 からメッセージを受け取り、VS2400CD のミキサー・パラメーターをコントロールします。
エクスクルーシブ・メッセージをやり取りするときは、
MIDI チャンネルの代わりにデバイス ID で機器を区別しま
す。エクスクルーシブ・メッセージをやり取りするときは、
相互の機器のデバイス ID を合わせてください。
MIDI インプリメンテーション・
チャートについて
MIDI を使用することで、さまざまな電子楽器と会話ができ
るようになります。しかし、すべての機器間ですべての
MIDI メッセージをやり取りできるわけではありません。相
互の機器で共通している MIDI メッセージだけがやり取りで
きます。
MIDI 機器の取扱説明書には、MIDI インプリメンテーショ
ン・チャート (P.97)が付いています。このチャートは、
送受信できる MIDI メッセージを簡単に確認できるように
なっています。MIDI 機器を使うときは相互の機器のチャー
トを比べ、対応している MIDI メッセージを確認してくださ
い。
4
「故障かな ?」と思ったら
VS-2400CD を使っていて正しく動作しないときは、故障と
思う前に以下の点をチェックしてください。確認しても正し
く動作しないときは、お近くのローランド・サービス、また
はお買い上げ店にご相談ください。
録音/再生
音が出ない
•
VS-2400CD、接続機器の電源が入っていない。
オーディオ・ケーブルが正しく接続されていない。
•
オーディオ・ケーブルが断線している。
•
•
接続しているアンプやミキサーのボリュームが下がって
いる。
•
VS-2400CD の各音量レベルが下がっている。
→ チャンネル・フェーダー
→ マスター・フェーダー
→ MONITOR つまみ
→ PHONES つまみ
•
接続している出力ジャックと、ミキサーのマスター部で
設定されている出力ジャックの指定が違う(取扱説明書
P.255、P.282、P.408)。
0.5 秒以内の短いフレーズを再生しようとしている。
•
INPUT ジャックに接続した機器の音量が小さい。
•
→ 抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?
抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS
シリーズなど)をご使用ください。
[PLAY] を押しても録音/再生されない。
•
→ PLAY インジケーターが緑色に点滅していません
か? EXT SYNC インジケーターが点灯していると
きは、外部 MIDI 機器からの MTC受信待機状態です。
外部 MIDI 機器を操作するか、または[STOP] を押
します。
→ ディスプレイにPOWER OFF / RESTARTと表
示されているときは、シャット・ダウン操作がされ
ています。
[SHIFT] を押しながら[PLAY(RESTART)] を押
します。VS-2400CD が再起動します。
特定のチャンネルから音が出ない
•
インプット・ミキサー/トラック・ミキサーの切り替え
が正しくない(取扱説明書 P.28、P.103)。
チャンネルの音量レベルが下がっている。
•
トラック・ステータスがオフになっている(STATUS イ
•
ンジケーターが消灯)。
•
ソロ機能/ミュート機能(取扱説明書 P.123)を使って
いる。
•
レコーディング・モードがM24、M16または
CDRのプロジェクトを選んでいる。
→ レコーディング・モードがM24、M16のとき
は、16 トラックのレコーダー(トラック 1 〜 16)
として動作します。また、レコーディング・モード
がCDRのときは、ステレオ 8 系統のレコーダー
(チャンネル・リンクがオンの状態:トラック 1/2、
3/4 〜)として動作します。トラック 17 〜 24 は使
用できません。
詳しくは「VS-2400CD の基礎知識 : レコーダー部」(取扱説明
書 P.47)をお読みください。
録音できない
録音トラックが選ばれていない(STATUS インジケー
•
ターが赤色に点滅していない)。
•
録音トラック・ソース/再生トラック/エフェクトが割
り当てられていない。
•
ディスク・ドライブの容量が不足している。
•
プロジェクトのイベント数が不足している(取扱説明書
P.42)。
•
同時録音トラック数が減ってしまう。
→ プロジェクト・データの構成やディスク・ドライブ
の性能によって、最大同時録音トラック数は異なり
ます。
→ サンプル・レートが64kHz以上のときや、バリ・
ピッチ(P.100)がオンのと きには、最 大同時 録音
トラック数に制限があります。
詳しくは「VS-2400CD の基礎知識 : レコーダー部」(取扱説明
書 P.47)をお読みください。
デジタル信号を録音できない
CD プレーヤーとのデジタル接続が許されていない(取
•
扱説明書 P.222、P.363)。
•
MASTER CLOCK (マスター・クロック)が INT に設定
されている(取扱説明書 P.366)。
•
デジタル・イン・コネクター(オプティカル/コアキ
シャル/ R-BUS)を正しく選んでいない。
•
録音先のプロジェクトとデジタル・オーディオ機器のサ
「故障かな ?」と思ったら
5
「故障かな ?」と思ったら
ンプリング周波数が異なっている。
→ デジタル・オーディオ機器のサンプリング周波数を
プロジェクトの設定に合わせてください。デジタル・
オーディオ機器のサンプリング周波数が変えられな
いときは、そのサンプリング周波数のプロジェクト
を新しく作成してください。
•
デジタル・オーディオ機器からデジタル信号が送られて
きていない。
→ デジタル・オーディオ機器によっては、プレイ状態
にしないとデジタル信号を出力しないものがありま
す。このようなときは、お使いのデジタル・オーディ
オ機器をスタンバイ(一時停止)状態にしてから、
VS-2400CD を録音状態にしてください。
デジタル信号のフォーマットが違う
•
→ お使いのデジタル・オーディオ機器によっては、専
用のデジタル信号のフォーマットを採用しているも
のがあります。EIAJ CP-1201 に準拠したデジタル・
オーディオ機器を接続してください。
録音した音に雑音や歪みが多い
入力感度が適切でない。
•
→ 入力感度が高すぎると録音される音が歪み、逆に感
度が低すぎると雑音に埋もれてしまいます。
-12dB 〜 0dB の範囲でできるだけ大きくレベル・
メーターが振れるように、SENS つまみを調節して
ください。
インプット・ミキサーでイコライザーを使っている。
•
→ イコライザーの設定によっては、PEAK インジケー
ターのチャンネルが反転していないときでも音が歪
むことがあります。イコライザーを調節しなおして
ください。
•
ATT (アッテネーター)が適切でない(取扱説明書
P.115)。
→ トラック・バウンシングの後で雑音や歪みがあると
きは、トラックの出力レベルが大きすぎます。
ディスク・ドライブ
内蔵ハード・ディスクの空き容量
リージョン・イレースで不要なトラックを消去しても、
•
ハード・ディスクの空き容量が増えない。
→ リージョン・カット(取扱説明書 P.173、P.323)/
イレース(取扱説明書 P.323)やフレーズ・デリー
ト(取扱説明書 P.341)など実行すると、見かけ上
演奏データはなくなります。しかし、消去された演
奏データは、アンドゥ機能のためハード・ディスク
からは削除されていません。ハード・ディスクの空
き容量を増やしたいときは、プロジェクト・オプティ
マイズをしてください(取扱説明書 P.293)。
内蔵 CD-R/RW ドライブが使えない
CD-R/RW ドライブをカレント・ドライブにできない
•
(バックアップ・データが記録されている CD-R/RW
ディスクが入ったドライブをカレント・ドライブにして
いる)(取扱説明書 P.288)。
→ CD-R/RW ドライブをカレント・ドライブにして録
音や再生をさせることはできません。カレント・ド
ライブは内蔵ハード・ディスクを選択してください。
•
CD-R/RW ディスクが入っていない。
→ CD-R/RW ディスクを入れてから CD-R/RW ドライ
ブに対して操作を行ってください。
•
CD-R/RW ディスクへ保存したバックアップ・データ
が、パーソナル・コンピューター内蔵の CD-ROM ドラ
イブで認識できない。
→ VS-2400CD のバックアップ・データのフォーマッ
トは、当社 VS シリーズ特有のものです。VS シリー
ズ以外の機器でお使いになることはできません。
•
CD-R/RW ディスクへの書き込み中や読み出し中に
Medium Error!、Unusable Sector!、Operation
Failed!などのエラー・メッセージが表示されて作業が
中断してしまう。
再生したときのピッチがおかしい
バリ・ピッチ機能(取扱説明書 P.100)がオンになって
•
いる(ディスプレイの左上にバリ・ピッチ・アイコンが
表示)。
•
リージョン・コンプレッション/エクスパンション機能
を使っている(取扱説明書 P.325)。
6
→ CD-R/RW ディスクに傷が付いているなど、ディス
クが壊れていることが考えられます。別のディスク
(新しいディスク)に交換してみて、同じような症状
が出るかどうかを確認してください。
→ CD-R/RW ドライブが壊れていることが考えられま
す。CD-R/RW ドライブに組み込まれている書き込
み/読み出し装置(レーザー・ピックアップ)は消
耗品です。正常に書き込み/読み出しができない状
態が続く場合は商品をお求めの販売店か「サービス
の窓口」(保証書に同封、もしくは封筒の裏面)に記
載の営業所、またはサービス・ステーションまでご
相談ください。
「故障かな ?」と思ったら
VS-2400CD 内蔵の CD-RW ドラ
イブで作ったオーディオ CD が、市販
の CD プレーヤーで聴けない
•
ファイナライズ処理がされていません。FINALIZE
(ファイナライズ)を On または OnlyFin. に設定して
オーディオ CD を作成してください(取扱説明書
P.422)。
•
CD-RWディスクを使用していませんか? CD-RW ディ
スクにオーディオを書き込んだときは、一般の CD プ
レーヤーで再生できません(VS-2400CD の CD プレー
ヤー機能で試聴できます)。
CD-R/RW ディスクへ書き込みでき
ない
プロジェクトのサンプリング周波数が44.1kHz 以外に設
•
定されている(取扱説明書 P.289)。
内蔵 IDE ハード・ディスクに十分な空き容量がない(取
•
扱説明書 P.285)。
CD-R/RW ディスクに十分な空き容量がない。
•
市販の CD ソフトウェアに対して書き込みを行おうとし
•
ている。
ファイナライズ済みの CD-R/RW ディスクに対して書き
•
込みを行おうとしている。
内蔵エフェクト
エフェクトが使用できない
VS8F-2 が正しく内蔵されていない(取扱説明書 P.22)。
•
•
VS8F-2 が 1 枚しか内蔵されていない(EFFECT 3、4が
使用できないとき)。
•
FX2 および FX4 で、リバーブ/ゲート・リバーブ/ボ
コーダー 2(19)/ボイス・トランスフォーマー/マス
タリング・ツール・キットのアルゴリズムを使ったパッ
チを選ぼうとしている(取扱説明書 P.143)。
すでに FX1 および FX3 で、ボコーダー 2(19)/ボイ
•
ス・トランスフォーマー/マスタリング・ツール・キッ
トのアルゴリズムを使ったパッチを選んでいる(取扱説
明書 P.143)。
サンプリング周波数が 64kHz 以上のプロジェクトでリ
•
バーブ/ゲート・リバーブ/ボコーダー 2(19)/ボイ
ス・トランスフォーマー/マイク・モデリング/スピー
カー・モデリング/マスタリング・ツール・キットのア
ルゴリズムを使ったパッチを選ぼうとしている(取扱説
明書 P.143)。
サンプリング周波数が64kHz以上のプロジェクトで FX2
•
および FX4 を使おうとしている(取扱説明書 P. 143)。
•
アナライザー(取扱説明書 P.387、P.388)を使用して
いる。
•
RSS パン(取扱説明書 P.107)を使用している。
「故障かな ?」と思ったら
エフェクト・アルゴリズムの接続順序
を変更できない
→ エフェクト・アルゴリズムの接続順序を変えること
はできません。オン/オフだけが対応しています。各
アルゴリズムの接続順序がどのようになっているか
は「アルゴリズム一覧」(P.43)をお読みください。
7
「故障かな ?」と思ったら
MIDI 機器
VS-2400CD をマスターにしている
ときに、MIDI シーケンサーが追従し
ない
•
MIDI ケーブルが正しく接続されていない。
•
MIDI ケーブルが断線している。
MIDI OUT/THRU(MIDI スルー・スイッチ)が Out に設
•
定されていない(取扱説明書 P.369)。
•
MIDI OUT SYNC Gen.(MIDI アウト・シンク・ジェネ
レーター)が正しく選ばれていない(MTC、MIDI ク
ロック、シンク・トラック)(取扱説明書 P.372)。
EXT SYNC インジケーターが点滅している(SYNC
•
MODE(シンク・モード) が EXT に設定されている)。
相互の機器の MTC タイプが異なっている(MTC 同期の
•
とき)。
•
シンク・トラックに MIDI クロックが記録されていない
(シンク・トラック同期のとき)。
•
MIDI シーケンサーの設定が間違っている。
その他
ディスク・ドライブのデータが正しく
保存されていない
シャットダウンの操作をしないで VS-2400CD の電源を
•
切った。
ディスク・ドライブの動作中に電源を切った。
•
•
ディスク・ドライブに強い衝撃を与えた。
→ ディスク・ドライブをフォーマット・ドライブ(物
理フォーマットも実行)しなおしてください(取扱
説明書 P.315)。また、サーフェイス・スキャンも合
わせて実行されることをおすすめします。
•
MIDI シーケンサーが再生できる状態になっていない。
MIDI シーケンサーをマスターにして
いるときに、VS-2400CD が追従し
ない
MIDI ケーブルが正しく接続されていない。
•
•
MIDI ケーブルが断線している。
•
MIDI クロックで同期させようとしている。
VS-2400CD がスレーブ動作できるのは MTC だけで
→
す。
EXT SYNC インジケーターが消灯している
•
(SYNC MODE が INT に設定されている)。
相互の機器の MTC タイプが異なっている。
•
MIDI シーケンサーの設定が間違っている。
•
•
VS-2400CD が再生待機状態(PLAY インジケーターが
点滅)になっていない。
MTC の受信状態が悪い。
•
→ ERROR LEVEL(エラー・レベル) を 5 以上に設定
すると、状況が改善されることがあります。
8
Q&A
基本性能
■ VS-1880 や VS-1824 との主な違いは
なんですか?
→ VS-1880、VS-1824 と比べた主な違いは以下のとお
りです。
•
サンプリング・レート 96kHz に対応
24 ビット・リニアの録音が可能
•
16 チャンネルのインプット・ミキサー、24 チャンネ
•
ルのトラック・ミキサー、および 4 ステレオのエフェ
クト・リターン・ミキサーを搭載
•
R-BUS を装備
アナログ・インプットのプリアンプを改良、新開発の
•
プリアンプ回路を搭載
•
13 本のモーターライズド・フェーダーを装備
VGA 画面とマウスによるオペレーションが可能
•
M16(マスタリング 16 ビット)
•
CD プレーヤーやDAT レコーダーと同程度の 16 ビッ
トのリニア・データとして録音/再生します。
MT1(マルチトラック 1)
•
高音質を保ちながら、録音時間はM16の約 2 倍と
なります。トラック・バウンシングを多用したいとき
に適しています。
MT2(マルチトラック 2)
•
高音質を保ちながら、MT1より長い時間録音でき
ます。
LIV(ライブ 1)
•
MT2よりも長い時間録音できます。ディスク・ド
ライブの空き容量が少ないときや、生演奏を録音した
いときなどに適しています。
LV2(ライブ 2)
•
もっとも長い時間録音できます。
Q&A
ハード・ディスクが内蔵されパーティション・サイズ
•
が 10GB までに拡張
チャンネル単位でダイナミクスが使用可能(インプッ
•
ト・ミキサー 1 〜 8、トラック・ミキサー 1 〜 24)
チャンネル EQ が 4 バンドに(サンプリング周波数
•
48/44.1/32kHz 時、インプット・ミキサー 1 〜 8、
トラック・ミキサー 1 〜 24)
サラウンド・パンニングに対応
•
■ 各レコーディング・モードについて
教えてください。
→ 各レコーディング・モードの特徴は以下のとおりです。
M24(マスタリング 24 ビット)
•
VS-2400CD の 24 ビット A/D コンバーターを通した
アナログ・インプットの音声や 24 ビットのデジタル・
インプットからの音声データを、リニア・データとし
て録音/再生します。
•
MTP(マルチトラック・プロ)
VS-2400CD の 24 ビット A/D コンバーターを通した
アナログ・インプットの音声や 24 ビットのデジタル・
インプットからの音声データを、ローランドが開発し
たコーディング技術(R-DAC)により録音/再生しま
す。通常はこのモードを選ぶとよいでしょう。
CDR(CD ライティング)
•
■ 音声データは圧縮されていますか?
→ VS-2400CD では圧縮記録の録音モードとリニアの録
音モードを選択できます。
たとえば、おすすめしているマルチトラック・プロ
(MTP)モードの場合、ローランドのコ ーディング技
術である R-DAC により、24 ビットの音声データの録
音時間を 3 倍に延ばす処理をしています。
また、24 ビット・リニアのマスタリング 24 ビット
(M24)、および 16 ビット・リニアのマスタリング 16
ビット(M16)のモードもお使いいただけます。ただ
し、このときの最大同時録音/再生トラック数は、
48kHz 以下の場合には 16 トラックまで、96kHz の場
合には 8 トラックまでに制限されます。
■ 24 トラックすべてに録音してある場
合にもミックスダウンできますか?
→ マスタリング・ルームにて、トラック 23/24 の空いた
V トラックへ、24 トラックすべてを再生しながら 2 ト
ラックにミックス・ダウンすることが可能です。
■ 録音時間はどれくらいですか?
→ サンプリング周波数やレコーディング・モードによっ
て記録できる長さが変わります。「録音時間 」(P.149)
をお読みください。
オーディオ CD 作成時に、イメージ・データへの変換
作業を省略できるモードです。CD プレーヤーや DAT
レコーダーと同程度の 16 ビットのリニア・データと
して録音/再生します。
9
Q&A
■ 同時に録音/再生できるのは何ト
ラックですか?
→ 各レコーディングモードでのサンプリング周波数ごと
の最大同時録音/再生トラック数は次のとおりです。
レコーディング
・モード
M24/M16/CDR 最大同時録音 :8 最大同時録音 :16
MTP/MT1/ 最大同時録音 :8 最大同時録音 :16
MT2/LIV/LV2 最大同時再生 :12 最大同時再生 :24
ただし、プロジェクトの構成によってこれ以下になる場合があ
ります。
96/88.2/64kHz 48/44.1/32kHz
最大同時再生 :8 最大同時再生 :16
■ 異なるプロジェクト間でもトラック・
コピーはできますか?
→ サンプリング周波数とレコーディング・モードが同じ
プロジェクトのトラックをインポートすることができ
ます。
■ オートミックスにはエフェクトのパ
ラメーターを記憶させることもでき
ますか?
→ エフェクト・パラメーターをオートミックスで記録/
再生することはできません。
■ ミキサーとしてのみ使用することは
できますか?
→ 使用可能です。
■ ミキサーのフェーダー位置は記録で
きますか? SENS つまみ位置は記録
できますか?
→ シーン・メモリーにプロジェクトあたり最大 100 のパ
ターンを記録できます。
ただし、SENS つまみ、及び PHONES つまみ、
MONITOR つまみの位置は記録できません。
■ ヘッドホンから特定のバスの音をモ
ニターすることはできますか?
→ ヘッドホンは常にモニター・バスの信号のみモニター
できます。
ただし、違ったバスの信号をモニター・バスへアサ
インすることが可能です。
■ ロケーターは一度にいくつまで呼び
出せるのですか?
→ 一度に呼び出せるのは1つだけです。
ただし、プロジェクトあたり 100(10 ポイント×
10 バンク)のロケーターを記録できます。
■ オートミックスをアンドゥ/リドゥ
することはできますか?
→ VS-2400CD のオートミックス機能は、1レベルのア
ンドゥ/リドゥが可能です。
10
Q&A
エフェクト
■ エフェクトは標準装備されています
か?今までの VS シリーズのエフェク
トボードは使えますか?
→ お買い上げ時の状態で最大 2 系統のステレオ・エフェ
クトを使用できます。
VS-2400CD にはお買い上げ時、VS8F-2 が 1 枚標
準装備されています。VS8F-2 は本体に 2 枚装着可
能ですので、最大 4 系統のステレオ・エフェクトを
使用できます。
VS8F-1 は VS-880 専用のエフェクト・ボードのため、
VS-880 以外では使用できません。
■ マイク・モデリングを使用するには
どのようなマイクが推奨ですか?
→ ローランドのダイナミック・マイク DR-20、また、コ
ンデンサー・マイクであれば、AKG 社製の C-3000B
がお使いいただけます。
■ ボーカルなどのピッチを修正するよ
うなピッチ・コレクト用のエフェク
トはありますか?
→ エフェクトのアルゴリズムに Pitch Shifter(ピッチ・シ
フター)を用意していますが、特定の音節だけを補正す
るなどの機能は搭載していません。
■ 外部エフェクターを任意のチャンネ
ルへインサートして使用することは
できますか?
→ インサート端子は装備していませんが、外部エフェク
ターを使用することはできます。
お持ちの外部エフェクターを通して録音したい場合
には、一旦インプット・ミキサー・チャンネルに音源
を入力し、その信号を AUX バスを経由して、AUX A
などのアナログ・アウト端子、またはコアキシャル/
オプティカル・デジタル端子に個別に出力して外部エ
フェクターに出力することが可能です。外部エフェク
ターの出力を別のインプット・ミキサー・チャンネル
に入力して、その信号をトラックにアサインすること
で、外部エフェクターをインサートした信号の録音が
可能です。取扱説明書「外部エフェクトを使う」
(P.154)をお読みください。
Q&A
■ VM-7000 シリーズのように 31 バン
ド・グラフィック・イコライザーや
リアルタイム・スペクトラム・アナ
ライザー機能は使えますか?
→ サンプリング・レートが 48kHz 以下の時、スペクトラ
ム・アナライザー機能を使用できます。
また、ホワイト・ノイズ、ピンク・ノイズやサイン波
のジェネレーターも併せて使用できます。
なお、VM-7000 シリーズに搭載の 31 バンド・グラ
フィック・イコライザーは装備していません。
■ INPUT1 〜 8 に入力した音に、それぞ
れ違ったマイク・モデリングの設定
を割り当てることもできますか?
→ VS シリーズに搭載のマイク・モデリングのアルゴリズ
ムは、2系統別々の設定ができる 2in/2out 構成となっ
ていますので、最大 2 枚の VS8F-2 搭載時には 4 つの
エフェクトを使用して、最大 8 チャンネルまで別々の
マイク・モデリングが可能です。
なお、音質やノイズ低減、操作性などを考えた場合で
は、VS シリーズの内蔵エフェクトをインサートして
使用することをおすすめします。
11
Q&A
CD-R/RW ドライブ
■ 今までの他の VS で使用していた
CD-R/RW ドライブは対応しています
か?また、他社のドライブは使えま
すか?
→ お使いいただけません。
本体内蔵の CD-RW ドライブをお使いください。
■ 内蔵の CD-RW ドライブを交換するこ
とはできますか?
→ 交換はできません。
■ どのようなディスクが使用できます
か?
→ 特に制約はありませんが、まれにディスクとドライブ
の相性やメディアの品質が問題を引き起こす場合があ
ります。
大量に CD-R をご購入になる場合などは、前もって
同じメーカーのディスク数枚で正常に記録できるこ
とをご確認ください。
バックアップにお使いになる場合には、複数のバッ
クアップを作ることをおすすめします。また、
CD-R/RW ディスクはデリケートなメディアですの
で、記録後の保管については、各ディスクの注意書
きに従って、大切に保管してください。
■ オーディオ CD を作るときプロジェク
トを追加して書き込んだ場合は、曲
間に無音部分はできますか?
→「Track at Once」で書き込む場合、曲間に約 2 秒の無
音部分が自動的に挿入されます。
■ VS-2400CD で作成した CD-R ディス
クは、CD を大量にプレスするための
マスターとして使えますか?
→ 「ディスク・アット・ワンス方式」で書き込むことに
より使用できます。
オーディオ CD(CD-R ディスク)の書き込みには、
「ディスク・アット・ワンス方式」と「トラック・
アット・ワンス方式」があり、一般にプレス・マス
ターとして使えるのは「ディスク・アット・ワンス
方式」です。VS-2400CD で書き込む際に「ディス
ク・アット・ワンス方式」で書き込むようにしてく
ださい。
■ バックアップした CD-R/RW ディス
クに、プロジェクトを追加してバッ
クアップできますか?
→ CD-R バックアップでは、「Disk at Once」での書き込
みとなるため、書き込み終了時には Finalize(ファイ
ナライズ)が行われ、追加して書き込むことはできま
せん。
CD-RW ディスクの場合にも、全体を消去した後での
み書き込みができます。
■ CD-R/RW バックアップにかかる時間
はどのくらいですか?
→ プロジェクトの容量が 600MB の場合、CD-R/RW
ディスク1枚に相当します。これをバックアップする
のに CD SPEED を4倍速にした場合、書き込みに約
15 分かかります。
また、正常に書き込まれたことを確認するベリファ
イを行うと約 15 分かかりますので、理論的には合計
で最低 30 分かかります。
ただし、プロジェクトのデータ構成によっては、
バックアップ時間は若干延びることがあります。
■ 8 倍速で CD ライト/ CD バックアッ
プできますか?
→ CD-R/RW への書き込みスピードは最大 4 倍速までに
制限されています。
■ CD ライトでオーディオ CD を作ると
き、著作権ビットの書き込みはでき
ますか?
→ 著作権ビットは Off の状態で CD-R へ書き込みます。
12
■ どのような PQ 信号が記録できます
か?
→ 基本的に VS-2400CD では P および Q サブ・チャン
ネル情報を生成せず、内蔵 CD-RW ドライブが CUE
シートをもとに自動的に生成します。
TNO(トラック番号)、INDEX(インデックス番号)、
P-Time(プログラム時間)および A-Time(アブソ
リュート時間)など通常のオーディオ CD の信号が
記録されます。
Q&A
■ プロジェクトの容量が 1GB あります
が、CD-R/RW ディスクにバックアッ
プできますか?
→ 複数の CD-R/RW にわたってバックアップすることが
できます。
■ オーディオ CD の音声を読み込むこと
はできますか?
→ 可能です。
オーディオ CD の標準規格に準拠していない「コピー・ コント
ロール CD(コピー・ガード付き CD)」など、特殊ディスクの
再生については動作保証しておりません。VS-2400CD の CD
プレーヤー機能を使ってオーディオ CD を再生する場合は、
オーディオ CD パッケージにある記載事項をよくお読みくださ
い。
■ CD-R/RW ディスクにバックアップし
たプロジェクトをそのまま聴くこと
はできますか?
→ できません。そのような機能は搭載していません。
デジタル I/O
■ R-BUS 端子を装備していますか?ま
た、R-BUS ケーブルは別売ですか?
→ R-BUS 端子を標準装備しています。
→ R-BUS ケーブルは付属していません。
お使いの R-BUS 機器付属のものか、別途下記のケー
ブルをご注文ください。
•
RBC-1(1m)
•
RBC-3(3m)
■ 2台の VS-2400CD を R-BUS でカス
ケード接続できますか?音声データ
だけでなくコントロールや同期も
R-BUS の接続だけで可能ですか?
→ VS-2400CD を R-BUS 経由で音声信号とともに同期
させることが可能です。
VS-2400CD の R-BUS 端子経由でやり取りできるの
は、8 チャンネルの音声データと、同期のためのタイ
ム・コード(MTC)と制御メッセージ(MMC)で
す。3 台以上の VS-2400CD を同期させるためには、
MIDI による同期を併用する必要があります。
Q&A
ハード・ディスク
■ 内蔵のハード・ディスクを交換する
ことはできますか?
→ 交換はできません。
RBC-5(販売終了)をご使用の場合、サンプリング周波数
64kHz 以上には対応しておりません。サンプリング周波数
64kHz 以上でお使いになる場合は RBC-1 または RBC-3 をご
使用ください。
RBC-5(販売終了)を DIF-AT や AE-7000 でご使用になると
動作が不安定になることがあります。これらの機器をお使いに
なる場合は RBC-1 または RBC-3 をご使用ください。
■ デジタル・アウトプットから DTS や
ドルビー・デジタルのようなマルチ
チャンネル・オーディオ出力はでき
ますか?
→ できません。
VS-2400CD には DTS フォーマットなどのマルチ・
チャンネル・デジタル・オーディオの変換(エン
コード)機能を搭載しておりません。また、
VS-2400CD のデジタル入力に DTS 信号などは入力
しないでください。VS-2400CD はそれらの信号を
マルチ・チャンネルに変換(デコード)する機能を
搭載しておりません。別途、エンコーダー/デコー
ダー機器を用意してください。
13
Q&A
■ サンプリング周波数を 96kHz にした
ときデジタル接続できる周辺機器を
教えて下さい。
→ ローランド VS-2480 などが接続できます。
■ デジタル・イン・コネクターが 2 つ
ありますが、同時に使えますか?
→ 使えません。
オプティカルかコアキシャルのどちらかを切り替え
て使用します。
■ デジタル・アウト・コネクターが 2
つありますが、違う内容の音声を出
力できますか?
→ できません。
オプティカル、コアキシャルとも同じ信号が出力さ
れます。
MIDI 機器
■ MTC スレーブ同期時にもデジタル接
続はできますか?
→ 可能です。
ただし、MTC の進みとデジタルのマスター・クロッ
クの進みのズレが大きくなると VS-2400CD は停止
し、ロケートが発生する場合があります。
■ 各フェーダーやパンつまみに任意の
MIDI 情報をアサインして外部機器の
コントローラーとして使うことはで
きますか?
→「V フェーダー」機能を使って、12 本のフェーダー位
置を MIDI のコントロール・チェンジ・メッセージと
して MIDI OUT から出力することができます。
■ VE-7000 や J.L. クーパーの MCS パ
ンナーを使って 5.1ch サウンド・ミ
キシングすることはできますか?
→ VE-7000 を MIDI 接続して、各チャンネル・パラメー
ターをコントロールすることができます。
VE-7000 のジョイ・スティックはサラウンド・パン
に対応しています。
その他の機器については、今後のバージョン・アッ
プにて対応の予定です。
■ パソコン上のソフトウェアから MIDI
を利用したミキサー部のコントロー
ルはできますか?
→ 外部 MIDI 情報(エクスクルーシブ・メッセージ)に
よるフェーダー・コントロールが可能です。
14
Q&A
他の VS シリーズとの互換性
■ 他の VS シリーズとのデータ互換性は
ありますか?
→ VS-880/880EX/890/1680/1880/1824/1824CD/
2480/2480CD、VSR-880 の演奏データを取り込む
(プロジェクト・インポート)ことや、VS-2400CD の
データを各 VS で使えるように変換する(プロジェク
ト・エクスポート)ことができます。
VS-840 シリーズへのデータ・エクスポート対応の予定はあり
ません。
■ 他の VS で使用していたハード・ディ
スクは使用できますか?
→ 交換ができないため使用できません。
■ 他の VS で DAT バックアップしたソ
ングを復元することはできますか?
→ できません。
その他
■ 内蔵液晶ディスプレイ(LCD)に表
示される内容をそのまま外部ディス
プレイ(VGA)に出力して操作する
ことはできますか?
→ プレイリストとチャンネル情報など、別の情報を表示
することが可能です。
外部に接続したディスプレイは内蔵の LCD に比べて
4 倍のドット数と 256 色のカラー表示が可能で、そ
の性能を生かしてより多くの情報を一度に表示する
ことができます。
その特長を生かし、専用の情報表示器として機能し
ますので、モノクロの LCD より多くの情報を視覚的
にとらえやすい形で表示します。
また、この外部に接続したディスプレイと付属のマ
ウスを使った編集操作機能を搭載しています。
■ VGA モニターはどのようなものが使
えますか?
→ VGA モニターの画面の大きさには制約はありません。
Q&A
VS-2400CD は DAT バックアップ/リカバー機能を
搭載していません。
■ VS-2400CD で CD-R バックアップさ
れたディスクを他の VS シリーズでリ
カバーできますか?
→ VS-2400CD で CD-R バックアップされたディスクを
他の VS シリーズで読み込むことはできません。
VS-2400CD 側でリフレッシュ・レート(垂直走査
周波数)を、60Hz/66Hz/70Hz/75Hz から選択する
ことや、表示位置の修正も可能です。
ブラウン管タイプ、または液晶タイプのディスプレ
イで、VGA(640x480 ドット)表示が可能なディス
プレイ、上記リフレッシュ周波数に対応したものを
お選びください。
液晶タイプの VGA モニターを接続してお使いの場合、そのモ
ニターの機種によっては表示される映像がぼやける場合があり
ます。これは液晶 VGA モニター側の「スムージング機能」や
「ズーム機能」などによるものです。リフレッシュ・レートの
調整で改善されることもありますが改善が見られない場合は液
晶 VGA モニター側のこれらの機能をオフにしてお使いくださ
い。ただしこの場合は映像が荒くなったり表示領域が小さくな
ることがあります。
■ マウスには、付属マウス以外に市販
のものやペン・タブレット、トラッ
ク・ボールに差し替えて使うことは
できますか?
→ PS/2 仕様ですが、付属のマウス以外での動作は保証
いたしません。
15
Q&A
■ プロジェクトを Windows の WAV 形
式のファイルや Macintosh の AIFF 形
式のファイルで CD に書き込むことは
できますか?
→ トラックやフレーズ単位であれば Windows の WAV
形式(非圧縮形式)ファイルで書き込むことができま
す(トラック・エクスポート、フレーズ・エクスポー
ト)。
→ AIFF 形式で書き込むことはできません。
CD へは ISO9660 フォーマットで記録されます。
■ VS-2400CD のプロジェクトをパソコ
ンで扱うことはできますか?
→ できません。
VS-2400CD のプロジェクトのバックアップした
CD-R/RW メディアをパソコンで使用することはで
きません。
■ DAT バックアップ/リカバー機能は
ありますか?
→ VS-2400CD には DAT バックアップ/リカバー機能
を搭載していません。
■ SSL のコンソールのようにフェー
ダーに触れるだけで現在値を感知す
るようなタッチ・センサーはついて
いますか?
→ タッチ・センス機能は搭載していません。
オートミックスを記録する場合、AUTOMIX
STATUS を WRITE 状態にする必要があります。
■ バリ・フレーズのような機能はあり
ますか?
→ そのような機能は搭載しておりません。
■ ステレオ・リンクしたフェーダーの
追従が少し遅いのですが、データ上
の問題はありますか?
→ 内部データはすぐに切り替わっています。フェーダー
の動きのみが遅れています。
■ アナログ・インプットに入力された
レベルが低いのですが?
→ 接続ケーブルに抵抗入りのものを使用していません
か?
■ プロツールズのデータとの互換性は
ありますか?
→ 互換性はありません。
ただし WAV 形式を経由したやりとりが可能です。
■ 波形画面は何倍まで拡大できます
か? VP-9000 にあるような、細かな
ウェーブ編集も可能ですか?
→ 録音された音声データをサンプル単位まで拡大して、
編集ポイントを指定することができます。
ただし VS シリーズでは、編集時の時刻指定の最小単
位が 16 サンプルまでに制限されています。
■ 映像機器と同期運転させることはで
きますか?
→ MIDI 端子を装備していますので、MDI 信号を出力でき
る機器であれば同期運転が可能です。
接続ケーブルは抵抗の入っていないもの(ローラン
ド PCS シリーズなど)をお使いください。
■ デジタル入力/出力時にサンプリン
グ・レートの変換はできますか?
→ できません。
そのような機能は搭載していません。
16
エラー・メッセージ一覧
● Aborted Command!
● Illegal Request!
VS-2400CD では使用できないハード・ディスクです。
● Arbitration Failed!
● Check Condition!
● Drive Status Error!
本体とハード・ディスクとの間で正常な通信ができませんで
した。ハード・ディスクが何らかのトラブルを起こしている
可能性があります。
● Blank Disc
演奏データが記録されていない CD-R/RW ディスクに対して
CD プレーヤー機能を実行しようとしています。市販の CD ソ
フトウェア、またはすでに記録済みの CD-R/RW ディスクと
入れ換えてください。
● Can't Communicate!
● Drive Time-out!
● Message Error!
● Phase Mismatch!
● Undefined Sense!
● Unknown Drive Error!
ハード・ディスクとの接続に問題があります。ハード・ディ
スクが正しく接続されていることを確認してください。
● Cannot write in "Track at Once" format
on CD-RW Disc!
CD-RW ディスクにトラック・アット・ワンス方式によるオー
ディオ CD 作成をしようとしました。
● Can't record CD!
お買い上げ時の VS-2400CD は CD プレーヤーとデジタル接
続できません。「ルーティング(内部接続)の切り替えをす
る」(取扱説明書 P.400)、「CD Digital REC パラメータ」(取
扱説明書 P.222、P.363)をお読みください。
● Can't Set Marker!
4 秒以内に 2 つ以上のトラック番号用マーカーは設定できま
せん。
● DIGITAL In Lock
● R-BUS Lock
サンプリング周波数の基準クロックが、上記のデジタル・イ
ンターフェースから入力されるデジタル信号に設定されまし
た。デジタル接続で録音ができます。
● DIGITAL In Unlock
Change to Internal Clock?
● R-BUS Unlock
Change to Internal Clock?
上記のデジタル・インターフェースにデジタル信号が入力さ
れていません。または、プロジェクトに設定されているサン
プリング周波数と、デジタル・イン・コネクターに接続され
ているデジタル機器のサンプリング周波数が異なっていま
す。このままではデジタル接続で録音できません。デジタル
機器が正しく接続されているか、または相互の機器のサンプ
リング周波数が合っているかを確認してください。[ENTER]
を押すと内部クロックに切り換わります。
● Drive Busy!
ハード・ディスクに記録されたデータが分散したためにデー
タの読み出し/書き出しが遅くなっています。トラック・エ
ディットや、パンチ・イン/アウトをした後にこのメッセー
ジが表示されることがあります。
トラック・バウンシングの操作で他のトラックに演奏データ
を録音しなおすか、オプティマイズの操作をしてください。
これらの操作をしても改善がされないときは、CD-R/RW
ディスクにプロジェクトをバックアップし、問題のハード・
ディスクをフォーマットしてください。
● Drive Not Ready!
ハード・ディスクの準備ができていません。しばらくお待ち
ください。
● Exceeding limit of RSS PAN Channels!
RSS パンとして使えるチャンネル数の上限に達しています。
● Finalized Disc!
市販の CD ソフトウェア、またはファイナライズされた CDR ディスクに対して書き込みをしようとしています。ブラン
ク・ディスク、またはファイナライズされていないディスク
と入れ換えてください。
● Found Illegal Track Pair!
● Found Illegal Phrase Pair!
● Illegal Track Pair!
● Illegal Phrase Pair!
レコーディング・モードがCDR、または CDR レコーディ
ング・モードがオンの V トラックと、通常の V トラックとの
間で、リージョン・エディットまたはフレーズ・エディット
(コピー/ムーブ/エクスチェンジなど)をしようとしていま
す。対象トラックを選びなおしてください。
● FX Board for RSS PAN is not installed!
エラー・メッセージ一覧
プロジェクトやシーンをロードしたとき、RSS パンを使うた
めのエフェクト・ボードが搭載されていません。
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エラー・メッセージ一覧
● Hardware Error!
ハード・ディスクに異常があります。商品をお求めの販売店、
弊社営業所、サービス・ステーションまでご相談ください。
● Illegal Track!
レコーディング・モードがCDR、または CDR レコーディ
ング・モードの V トラック(テイク)と、通常の V トラック
(テイク)との間で、フレーズ・ニューをしようとしていま
す。対象トラックを選びなおしてください。
● V.Tr of MASTERING Tr must be same.
23、24 トラックのカレント V トラック番号が異なっていま
す。23、24 トラックのカレント V トラック番号が異なると
選択された V トラック番号とマスタリング・トラックで選択
された V トラック番号が同一の場合 CDR Rec Mode をオン
にして録音できません。23、24 トラックのカレント V トラッ
ク番号を同じに設定してください。
● Event Memory Full!
● AUTOMIX: Event Memory Full!
VS-2400CD が 1 プロジェクトで扱うことのできるイベント
をすべて消費しました。不要なオート・ミックスのデータを
削除してください。または、プロジェクト・オプティマイズ
の操作をしてください。
● Lack Of Event!
イベントの残数が 1000 未満のときに、オート・ミックスの
リアルタイム・レコーディングを実行しようとしました。ま
たは、イベントの残数が 200 未満のときに、アンドゥやリ
ドゥを実行しようとしました。これらの操作は実行できませ
ん。
● Error Disc!
● Track 0 Not Found!
● Medium Error!
ハード・ディスクまたは CD に異常があります。そのディス
クは VS-2400CD で使用できません。ハード・ディスクの場
合、ドライブ・チェック(取扱説明書 P.313)を実行すると、
修復できる場合があります。
● Invalid Disc!
ISO9660 形式の CD ではありません。
● No Data on the Source Tracks!
オーディオ CD の書き込み対象として、演奏データが存在し
ないトラックを選んでいます。
● Not 44.1kHz Project!
プロジェクトのサンプリング周波数が 44.1kHz ではないの
で、オーディオ CD の書き込みができません。
● Operation Failed!
ディスクの空き容量が足りなかったり、ハード・ディスクそ
のものにエラーがあったりするなどの理由で、操作が中断さ
れました。ハード・ディスクの信頼性を確認してください。
● Project Protected!
プロジェクト・プロテクトがオンになっているため、操作が
実行できません。
● TOC Error!
CD-R/RW ディスクからの読み出しに失敗しました。CD-R/
RW ドライブや CD-R/RW ディスクに異常があります。
● Disk Memory Full!
● Lack of IDE Memory!
ハード・ディスクに十分な空き容量がないか、または 1 パー
ティションに録音できる最大プロジェクト数(200)を越え
ています。不要なプロジェクトを削除するか、または他のハー
ド・ディスクを選んでください。
● CD-RW Memory Full!
CD-R/RW ディスクに、プロジェクトを書き込むだけの十分
な空き容量がありません。
● MARKER Memory Full!
VS-2400CD が 1 プロジェクトで扱うことのできるマーカー
(1,000 個)をすべて消費しました。不要なマーカーを削除し
てください。
● Too Many Index!
1 枚の CD に設定できるトラック番号数(98 個)を越えてト
ラック番号用マーカーを作成しようとしました。
● Drive Unformatted!
ハード・ディスクが VS-2400CD でイニシャライズされてい
ません。
イニシャライズ済みのハード・ディスクに対して表示された
ときは、ハード・ディスクとの接続に問題があります。
● Operation Canceled!
[EXIT/NO]が押されたことによって操作が中止されました。
● Write Protected!
ハード・ディスクにプロテクトがかかっています。
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用語解説
ATA
AT Attachment の略です。PC 互換機用のハード・ディスク
用のインターフェースで、IDE と呼ばれるインターフェース
の正式な規格です。かつての IDE と比べ転送速度の向上など
の改善がされています。
ATAPI
ATA Packet Interface の略です。ATA 規格に CD-ROM ドラ
イブなどのハード・ディスク以外の装置を接続するために考
案された規格です。
CD-R
Compact Disc Recordable の略です。これは、CD(CD-ROM
や音楽用 CD)と同様のフォーマットで読み書 きできるディ
スクを作成するシステムのことです。CD-R ドライブを使用
して、ディスクへ一度だけの書き込みができるようになって
います。ただしファイナライズを行わない限り、複数回に分
けてプロジェクトを追記できます。ライトワンス CD(Write
Once CD)、CD-Write Once などと呼ばれることもあります。
CD-RW
Compact Disc ReWritable の略です。これは、CD(CD-ROM
や音楽用 CD)と同様のフォーマットで読み書 きできるディ
スクを作成するシステムのことです。専用の CD-RW ドライ
ブを使用するところまでは CD-R と似ていますが、何度でも
書き換えができるようになっています。
EIAJ CP-1201
日本電子機械工業会(Electronic Industries Association of
Japan)で定められている、民生用/放 送用デジタル・オー
ディオ機器の相互接続に関する規格です。
GPI
General Purpose Interface の略です。これは、映像編集機や
テロッパーなど、業務用/民生用のビデオ関連機器に備えら
れているコントロール・ジャックのことです。GPI に対応し
た機器を VS-2400CD の FOOT SWITCHジャックへ接続し、
フット・スイッチ・アサインをGPIに設定することによっ
て、VS-2400CD の再生/停止をコントロールすることがで
きます。
GUITAR(Hi-Z)
エレクトリック・ギターを直接接続するための高インピーダ
ンス入力端子です。
IDE
Integrated Device and Electronics の略です。これは、パー
ソナル・コンピューターでディスク・ドライブのインター
フェースとして採用されているデータ転送の規格です。現在
は ATA という正式な標準規格に準拠するようになっていま
す。VS-2400CD に内蔵されたハード・ディスクおよび
CD-R/RW ドライブは、IDE(ATA )規格に対応しています。
COSM
Composite Object Sound Modeling の略です。これは、ロー
ランド V・Guitar System、VG-8 に最初に搭載された「複数
のサウンド・モデリングを組み合わせて、さらに新しい音を
作り出す技術」です。たとえば、ローランド V ギター・シス
テム VG-8 で作り出される音は、ピックアップ、ギターのボ
ディ、ギター・アンプ、マイク、スピーカーなど、さまざま
なサウンド・モデリング(要素)から成り立っています。
DAT
Digital Audio Tape の略です。これは、音声をデジタル化し
て磁気テープに録音/再生するシステム、またはそのテープ
のことです。DAT テープにはデジタル化された音声信号のほ
か、頭出しやトラッキングの情報、デジタル・コピーの可否
についての情報なども合わせて記録されます。
DSP
Digital Signal Processing(デジタル信号処理)の略です。デ
ジタル化した音声や画像の信号を、専用回路やソフトウエア
による演算で加工し、 ミキサーやフィルター、エフェクト付
加装置などを実現する機能です。転じて、それによるエフェ
クト機器、エフェクト機能を DSP と称する場合もあります。
IEC
International Electrotechnical Commission(国際電気標準会
議)の略です。本機のデジタル入出力でやりとりされる信号
は IEC60958(民生用)に準拠しています。
MMC
MIDI Machine Control の略です。これは、MIDI システム・エ
クスクルーシブ・メッセージによって、複数の録音機器をひ
とつの機器から操作するための約束です。VS-2400CD は
MMC に対応しています。プロジェクトの再生、停止、早送
りなどの他、録音トラックの指定なども行うことができます。
VS-2400CDに対応している MMCコマンドについては「MIDI
インプリメンテーション」(P.97)をお読みください。
MTC
MIDI Time Code(ミディ・タイム・コード)の略です。これ
は、複数の MIDI 機器間で同期を取るために送受信される信
号のことです。MIDI クロック とは異なり 絶対時間を 示しま
す。また、SMPTE タイム・コードと同じように、さまざま
なフレーム・レートがあります。MTC を使って同期を取りた
いときは、双方の機器のフレーム・レートを合わせる必要が
あります。
用語解説
19
用語解説
NTSC 方式
日本やアメリカ合衆国などで使用されているカラーテレビ方
式です。NTSC 方式で録画されたテープは、SECAM 方式/
PAL 方式のビデオ・デッキでは再生できません。
PS/2 キーボード、PS/2 マウス
米 IBMが開発した PS/2 コンピューターに採用された端子に
接続できるキーボードとマウスです。VS-2400CD では、
PS/2 キーボードを使い、名前の入力や PS/2 マウスを使っ
て各種操作ができるようになっています。
R-BUS
アール・バスと読みます。機器間のオーディオや制御情報の
やりとりを目的とする、ローランドのデジタル通信仕様です。
多チャンネルのオーディオ信号/ワード・クロック/ MIDI に
準ずる操作情報/同期信号などをやりとりできます。1 個の
R-BUS 端子で 8 チャンネルまでのデジタル音声信号が、双方
向同時にやりとりできます。コネクターは 25 ピン D-Sub タ
イプで、専用ケーブルを使って接続します。SCSI など、他の
規格にも同形状のコネクターが使われることもありますが、
故障の原因となりますので、R-BUS 接続タイプ以外の機器は
接続しないでください。
RSS
Roland Sound Space の略です。これは、通常のステレオ・
システムで音源を立体的に定位させるローランド独自のエ
フェクト技術のことです。聞き手の正面や横だけでなく、上、
下、後ろといった方向と、遠い、近いといった距離とを自由
にコントロールして音源を定位させることができます。
TOC
Table Of Contents の略です。これは、曲の開始時刻、終了
時刻、順序などの情報を管理している CD-R ディスク上の領
域で、ディスクの目次に相当します。オーディオ CD を CD
プレーヤーに入れると、収録曲や演奏時間を表示することが
できますが、これは自動的にこの TOC が読み込まれるため
です。TOC は音楽データとは別に記録されており、瞬時に目
的の曲の頭出しができるなどの、ディスク・アクセスの大き
な特長を創り出しています。
VGA
Video Graphics Array の略です。米 IBM が開発した 640 ×
480 ドット 16 色の表示が可能なグラフィックス・システム
を指しますが、各社により高解像度・多色表示が可能な VGA
互換モードが開発されました。現在 VGA はグラフィックス・
システムを指す意味よりも解像度の指標のことだけを意味す
るようになってきています。VS-2400CD は、VGA 出力端子
を備えており市販の VGA モニターを接続することで 640 ×
480 ドット 256 色の表示が可能になります。
アナライザー
入力音を周波数別に細かく分け、それぞれの成分をレベル・
メーター状に画面表示することで、周波数成分を分析する機
器です。
エクスパンダー
入力された信号のうち、小さいレベルの信号はより小さく、
大きい信号はより大きくというように、一定の割合で音量の
大小の差を拡大するエフェクトです。
SCMS
Serial Copy Management System の略です。これは、DAT
レコーダーや MD レコーダーなどの民生用デジタル・オー
ディオ機器において、デジタル接続による二世代以降の録音
を禁止し、制作者の著作権を保護する機能です。この機能を
持つデジタル・レコーダーにデジタル接続で録音した場合、
デジタル・オーディオ信号といっしょに、SCMS のための符
号も記録されます。この符号が記録されているデジタル・オー
ディオ信号からは、再びデジタル接続で録音することができ
ません。
SECAM 方式/ PAL 方式
ヨーロッパなどで使用されているカラーテレビ方式です。
SECAM 方式/ PAL 方式で録画されたテープは、NTSC 方式
のビデオ・デッキでは再生できません。
SMPTE タイム・コード
アメリカの SMPTE(Society of Motion Picture and
Television Engineers)が定めた、複 数のビデ オ機器間 また
はオーディオ機器間で同期を取るために送受信される信号の
ことです。これは「時間:分:秒:フレーム」で表され、ビ
デオ映像の各フレームの番地を示しています。
オシレーター
発振器のこと。本システムではアナライザーによる測定など
の基準音を鳴らすための、内蔵オシレーターを指します。
20Hz 〜 20kHz のサイン波が出力できます。また、ピンク・
ノイズ、ホワイト・ノイズを発生させることもできます。
→アナライザー
→サイン波
→ピンク・ノイズ
→ホワイト・ノイズ
カレント・プロジェクト
現在録音/再生/編集の対象になっているプロジェクトのこ
とです。
20
用語解説
コンプレッサー
音量の変化を圧縮するエフェクト。入力された信号が、一定
のレベル(スレッショルド)を超えたとき、入力信号が大き
くなるにつれてゲインを減少させ、過大信号を押さえます。
同じアルゴリズムで、リミッタ−(ピークを瞬間的に抑える
エフェクト)としても使えます。
本システムのエフェクトのうち、ギター・マルチ 1 〜 3 に含
まれるコンプレッサーのみは、ギター用コンパクト・コンプ
レッサーをモデリングしたもので、リミッタ−と挙動が異な
ります。(過大信号を抑えるとともに、小さなレベルの信号を
持ち上げて音量を揃えます。)
サイン波
正弦波。特定の一周波数以外の成分を全く含まない、最も単
純な波形。本システムでは内蔵のオシレーターにより、20Hz
〜20kHzの範囲の任意の周波数のサイン波を発生させること
ができます。
シャットダウン
VS-2400CD の電源を安全に切るために、録音した演奏を確
実にハード・ディスクへ保存し、ハード・ディスクのヘッド
を退避させる操作のことです。
ダイナミクス(エフェクター)
音量変化の幅を圧縮・伸長するエフェクト。テープ録音時に
雑音を低減したり、テープやワイヤレス・マイクなどのダイ
ナミック・レンジを広げるのに用います。本システムのもの
は、エンハンサー、エキスパンダー、コンプレッサー、リミッ
タ−などで構成されています。
トラック・ミニッツ
1 トラックにモノラルで連続録音できる総時間を基準として
示した録音可能時間のことです。
ピンク・ノイズ
すべての周波数成分を、聴感上一定のレベルで含んだノイズ
(雑音)。本システムでは、内蔵のオシレーター(発振器)で、
可聴域のピンク・ノイズを発生させることができます。
→オシレーター
→アナライザー
ファイナライズ
作成したオーディオ CD へ TOC を書き込む操作のことです。
VS-2400CD では、ファイナライズを行っていないディスク
へは追記ができますが、そのディスクを一般のCDプレーヤー
で再生することはできません。
ファンタム電源
コンデンサー・マイクなどの電源をマイク・ケーブルから供
給する方法です。一般的にはミキサーに内蔵されたファンタ
ム電源装置を使用し、6 〜 48V(直流)を供給します。ダイ
ナミック・マイクやオーディオ再生機器などにファンタム電
源を供給すると、故障の原因になります。ファンタム電源供
給の必要なコンデンサー・マイクを接続したときに限り、ファ
ンタム電源スイッチをオンにし、それ以外のときはオフにし
てください。
フォルマント
音声の特徴を決める要素のひとつで、声帯の大きさによる固
定倍音のことを言います。従来のピッチ・シフターでは、ピッ
チを変えることによって、本来変化しないはずのフォルマン
トまで変化していました。たとえば、ピッチを上げると声帯
が小さくなったような「ダック・ボイス」になり、ピッチを
下げると声帯が大きくなったような「巨人の声」といった具
合です。ボイス・トランスフォーマーでは、基音ピッチとフォ
ルマントを別々に変更することにより、さまざまなボイス・
キャラクターを作り出すことができます。
フレーム
ビデオ・レコーダーなどでは画像を構成する単位となる静止
画像をフレームと呼びます。画面を「毎秒 30 フレーム書き
換える」というように使います。ハード・ディスク・レコー
ダーやシーケンサーなどでも、動画との同期を考える場合に
通常 1/30 秒を 1 フレームとして時間管理します。
ホワイト・ノイズ
すべての周波数成分を均一に含んだノイズ(雑音)。本システ
ムでは内蔵のオシレーター(発振器)で、可聴域のホワイト・
ノイズを発生させることができます。聴感やアナライザーで
の観察では、高域ほどレベルが高くなります。本システムの
内蔵オシレーターでも、可聴域のホワイト・ノイズを発生さ
せることができます。
→アナライザー
→オシレーター
リミッタ−
コンプレッサーと似た働きをするエフェクト。入力音が一定
のレベル(スレッショルド)以上になったときに、瞬時にゲ
インを下げて出力レベルを抑えます。圧縮の程度はレシオ
(Ratio)で設定できます。一般的にレシオが 1:10 程度以下の
ものをコンプレッサーと呼び、リミッタ−と区別します。
用語解説
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ショートカット一覧
複数のボタンを組み合わせて操作したとき、ボタンと TIME/VALUE ダイヤルを組み合わせたときに有効になる動作の一覧を示
します。
● CH EDIT/SELECT/AUTOMIX STATUS ボタン
[AUTOMIX] +[AUTOMIX STATUS] (*1) 各チャンネルのオートミックスのステータス切り替え
(オートミックス・モードがオンのとき)
[CLEAR]+ [CH EDIT] チャンネル・レベルを 0dB、パンをセンターに合わせる
[CH EDIT]+ [CH EDIT](*2) チャンネル・リンクのオフ/オン
(*1)INPUT1-12、INPUT13-16、AUX1-8、TRACK1-12、TRACK13-24、FX1-4RTN
(*2)奇数チャンネルの[CH EDIT] を押しながらとなりあった次のチャンネル(偶数)の[CH EDIT] を押す。
● TRACK STATUS ボタン
[TRACK STATUS] を押しつづける 録音トラックへの割り当て(クイック・ルーティング)画面へ
(クイック・ルーティングを表示させて)
[TRACK STATUS] +[CLEAR]
トラック・アサインをすべて解除
● トランスポート・コントロール・ボタン
[SHIFT]+ [ZERO(STORE)] カレント・プロジェクトをディスク・ドライブに保存
[SHIFT]+ [STOP(SHUTDOWN)] シャットダウン
[SHIFT]+ [REW(PROJECT TOP)] プロジェクトの最初の音が録音されている時刻に移動
[SHIFT]+ [FF(PROJECT END)] プロジェクトの最後の音が録音されている時刻に移動
(シャットダウン後)
[SHIFT]+ [PLAY(RESTART)]
[REC]+ [TRACK STATUS](1 〜 24) トラック・ステータスを REC(録音待機状態)に切り換え
[STOP]+ [TRACK STATUS](1 〜 24) トラック・ステータスを PLAY(再生状態)に切り換え
再起動
(REC インジケーターが赤色に点滅)
(PLAY インジケーターが緑色に点灯)
● LOCATOR/SCENE ボタン
[LOCATOR] →[CLEAR]+ [0]〜[9] ロケーターの削除
[SHIFT]+ [LOCATOR(BANK)]
[0]〜[9]
[SCENE] →[CLEAR]+ [0]〜[9] シーンの削除
→
ロケーター・バンクの切り換え
[SHIFT]+ [SCENE(BANK)] →[0]〜[9] シーン・バンクの切り換え
[CLEAR]+ [TAP] マーカーの削除
[SHIFT]+ [CLEAR]+ [TAP]
[ENTER/YES]
[AUTOMIX]+ [TAP(SNAPSHOT)] スナップ・ショットの実行(オートミックスがオンのとき)
[AUTOMIX]+ [REC] オートミックスのリアルタイム・レコーディング(オートミックスが
[SHIFT]+ [4(IN)] 現在時刻をイン・ポイントに登録(*3)
[SHIFT]+ [5(OUT)] 現在時刻をアウト・ポイントに登録(*3)
[SHIFT]+ [9(FROM)] 現在時刻をフロム・ポイントに登録(*3)
→
全てのマーカーを削除
オンのとき)
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ショートカット一覧
[SHIFT]+ [0(TO)] 現在時刻をトゥー・ポイントに登録(*3)
[SHIFT]+ [CLEAR]+ [4(IN)] トラック・エディットのイン・ポイントを削除
[SHIFT]+ [CLEAR]+ [5(OUT)] トラック・エディットのアウト・ポイントを削除
[SHIFT]+ [CLEAR]+ [9(FROM)] トラック・エディットのフロム・ポイントを削除
[SHIFT]+ [CLEAR]+ [0(TO)] トラック・エディットのトゥー・ポイントを削除
[A.PUNCH]+ [4(IN)] 現在時刻をパンチ・イン・ポイントに登録
[A.PUNCH]+ [5(OUT)] 現在時刻をパンチ・アウト・ポイントに登録
[A.PUNCH]+ [TAP] 現在時刻をパンチ・イン・ポイントに登録し、パンチ・アウト・ポイ
ントを削除
[LOOP]+ [9(FROM)] 現在時刻をループ・フロム・ポイントに登録
[LOOP]+ [0(TO)] 現在時刻をループ・トゥー・ポイントに登録
[LOOP]+ [TAP] 現在時刻をループ・フロム・ポイントに登録し、ループ・トゥー・ポ
イントを削除
[A.PUNCH]+ [CLEAR]+ [4(IN)] パンチ・イン・ポイントを削除
[A.PUNCH]+ [CLEAR]+ [5(OUT)] パンチ・アウト・ポイントを削除
[LOOP]+ [CLEAR]+ [9(FROM)] ループ・フロム・ポイントを削除
[LOOP]+ [CLEAR]+ [0(TO)] ループ・トゥー・ポイントを削除
(*3)時刻がポイントに登録されていてかつグローバル・パラメーターの EDIT POINT Sw TYPE が「Same as Locator」のとき
は各ポイントの時刻へジャンプ。
● PHRASE/MARKER ボタン
[PREVIOUS] 現時刻にフレーズが存在すればそのフレーズの先頭時刻へ移動(*4)
存在しなければ 1 つ前のフレーズの終りの時刻へ移動(*4)
1 つ前のマーカーへ移動(*5)
[NEXT] 現時刻にフレーズが存在すればそのフレーズの終りの時刻へ移動(*4)
存在しなければ次のフレーズの先頭時刻へ移動(*4)
次のマーカーへ移動(*5)
[CD-RW MASTERING]+[TAP] オーディオ CD のトラック番号用マーカーを設定
(*4)グローバル・パラメーターの PREVIOUS/NEXT Sw が「PHRASE」のとき。
(*5)グローバル・パラメーターの PREVIOUS/NEXT Sw が「MARKER」のとき。
● その他
[SHIFT]+ [CD-RW MASTERING] マスタリング・ルーム画面へ
[SHIFT]+ [HOME(DISPLAY)] 表示画面の切り換え(ホーム画面)
[SHIFT]+ [UNDO(REDO)] リドゥ(アンドゥの取り消し)
[SHIFT]+ [TAP] テンポ・マップの設定画面へ
ショートカット一覧
[SHIFT]+ [NUMERICS(EXT SYNC)] 外部同期(EXT SYNC )のオフ/オン
[SHIFT]+ [LOOP] ループ・スタート/エンド・ポイント設定画面へ
[SHIFT]+ [AUTO PUNCH] パンチ・イン/アウト・ポイント設定画面へ
[SHIFT]+ [MASTER EDIT(VGA ↔LCD)] オペレーション・ディスプレイ切り替え
[SHIFT]+ [] []
[SHIFT]+ [] []
[SHIFT]+ (CH PARAMETER)[PAN] RSS セットアップ画面へ
プレイリストの同時表示トラック数の切り替え
プレイリストの時間軸表示幅の切り替え
23
ショートカット一覧
[SHIFT] +TIME/VALUE ダイヤル 通常の 10 倍の速度で設定値を変更
カーソルが現在時刻のサブ・フレームにある場合は、1/100 フレーム
単位で時刻を移動
チャンネル・レベル、AUX センド・レベル値を 0.1dB 単位で変更
[CLEAR]+ [SOLO] 全チャンネルのソロをオフ
[CLEAR]+ [MUTE] 全チャンネルのミュートをオフ
[SHIFT]+ [EZ ROUTING(PHANTOM)] パッチ・ベイ(ファンタム電源設定)画面へ
[SHIFT]+ [AUTOMIX] オートミックス画面へ
[HOME]+ 電源 ON オペレーション・ディスプレイを強制的に本体 LCD に切り替えて起動
[CLEAR]+ フェーダー フェーダー・グループの一時解除
● マウス操作
[SHIFT]+ ドロップ データのコピー
● ASCII キーボード
〈 〉は ASCII キーボード上のキーを表します。
〈SPACE〉 プロジェクトの PLAY/STOP
〈 ↓〉〈 ↑〉〈 ←〉〈 →〉 本体カーソルと同等
〈Shift〉+ (〈 ↓〉〈 ↑〉〈 ←〉〈 →〉)(*6) プレイリスト・ズーム
〈Ctrl〉+ 〈Alt〉+ 〈Delete〉 シャットダウン
〈Enter ↵〉 [ENTER/YES]と同等
〈Esc〉
〈Tab〉 [PAGE]と同等
〈Shift〉+ 〈Tab〉(*6) 時刻ジャンプ
〈F1〉〜 〈F6〉 [F1]〜 [F6]と同等
〈Shift〉+ 〈F1〉(*6) プロジェクト・コンディションへ
〈Shift〉+ 〈F2〉(*6) トラック・コンディションへ
〈Shift〉+ 〈F3〉(*6)
〈Shift〉+ 〈F4〉(*6) ユーティリティー・コンディションへ
〈Shift〉+ 〈F5〉(*6) ウェーブ・ディスプレイ表示をオフ/オン
〈Shift〉+ 〈F6〉(*6) マーカー設定画面へ
〈F7〉 EZ ルーティング・コンディションへ
〈Shift〉+ 〈F7〉(*6) パッチ・ベイ(ファンタム電源設定)画面へ
〈F8〉 CD-RW マスタリング・コンディションへ
[EXIT/NO]と同等
エフェクト・コンディションへ
〈Shift〉+ 〈F8〉(*6) マスタリング・ルーム画面へ
〈F12〉 [NUMERICS]と同等
〈Ctrl〉+ 〈S〉 プロジェクト・ストア
〈Home〉 [HOME]と同等
〈Shift〉+ 〈Home〉 表示画面の切り換え(ホーム画面)
(*6)ASCII キーボードの〈Shift〉 と各種キーとの組み合わせは、ASCII キーボード上のみで有効。したがって ASCII キーボー
ドの〈Shift〉 と本体パネル上の各種ボタン、または本体パネル上の[SHIFT] と ASCII キーボードのキーを組み合わせることは
不可。
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パラメーター一覧
● インプット・ミキサー
[IN1-12](or[IN13-16])→[CH EDIT](IN 1 〜 12, 13 〜 16)
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
パッチ・ベイ - ANALOG INPUT 1 〜 8, R-BUS 1 〜 8, COAXIAL, OPTICAL
チャンネル・リンク ChLINK Off ,On
アッテネーター ATT -42.0 〜 0.0 〜 +6.0 dB
フェイズ PHASE NRM , INV
フェーダー・グループ GROUP Off ,1〜12
フェーダー・リンク F.LINK Off ,On
レベル・メーター - Pre , Pst
ソロ SOLO Off ,On
ミュート MUTE Off ,On
オフセット・レベル - -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 2)
フェーダー FADER -∞〜 +6.0 dB
ミックス・センド・スイッチ MIX Off, On
オフセット・パン PAN L63 〜 C 〜R63(※3)
ミックス・センド・パン PAN L63 〜 C 〜R63
パン・モード - NRM , RSS
RSS パン PAN 0 〜 R?? 〜 180 〜 L?? 〜 0 (※ 17)
ダイナミクス・スイッチ DYN Sw
ダイナミクス・タイプ DYN Type COMPRESSOR , EXPANDER(※ 5)
コンプレッサ−・オートゲイン・スイッチ AutoGain Off, On (※ 4)(※ 5)
コンプレッサ−・キー・イン KeyIn IN 1 〜 16(初期値はカレント・チャンネル)(※ 4)(※ 5)
コンプレッサ−・スレッショルド・レベル Threshold -24.0 〜0.0 dB(※4)(※ 5)
コンプレッサー・レシオ Ratio 1.00:1 〜 2.00:1 〜∞ :1(※ 4)(※ 5)
コンプレッサー・アタック Attack 0.0 〜 10.0 〜 800.0 ms(※ 4)(※ 5)
コンプレッサー・リリース Release 0〜500 〜 8000 ms(※ 4)(※ 5)
コンプレッサー・レベル Level -24.0 〜 0.0 〜 +24.0 dB(※ 4)(※ 5)(※ 6)
エクスパンダー・キー・イン KeyIn IN 1 〜 16(初期値はカレント・チャンネル)(※ 5)(※ 7)
エクスパンダー・スレッショルド・レベル Threshold -80.0 〜 -40.0 〜 0.0 dB(※ 5)(※ 7)
エクスパンダー・レシオ Ratio 1.00:1 〜 2.00:1 〜∞ :1(※ 5)(※ 7)
エクスパンダー・アタック Attack 0.0 〜 800.0 ms(※ 5)(※ 7)
エクスパンダー・リリース Release 0〜500 〜 8000 ms(※ 5)(※ 7)
イコライザー・スイッチ EQ Sw Off, On (※ 5)
イコライザー・ロー・ゲイン EQ Low G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ロー・フリケンシー EQ Low F 20 Hz 〜 80 Hz 〜 1.0 kHz(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ロー・ミッド・ゲイン EQ Lo-Mid G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ロー・ミッド・フリケンシー EQ Lo-Mid F 20 Hz 〜 400 Hz 〜 20.0 kHz( ※ 5)(※ 8)
イコライザー・ロー・ミッド Q EQ Lo-Mid Q 0.36 〜 2.00 〜 16.0(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ハイ・ミッド・ゲイン EQ Hi-Mid G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ハイ・ミッド・フリケンシー EQ Hi-Mid F 20 Hz 〜 2.00 kHz 〜 20.0 kHz(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ハイ・ミッド Q EQ Hi-Mid Q 0.36 〜 2.00 〜 16.0(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ハイ・ゲイン EQ High G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 5)(※ 8)
イコライザー・ハイ・フリケンシー EQ High F 1.0 kHz 〜 10.0 kHz 〜 20.0 kHz(※ 5 )(※ 8)
AUX センド・スイッチ AUX(1 〜 8) Off, Pre/Pst (※ 9)
AUX センド・レベル AUX センド・パン - L63 〜 C 〜 R63(※ 11)
ダイレクト・パス・センド・スイッチ DIR(1 〜 8) Off ,On
エフェクト・インサート・スイッチ FX INS(1 〜 4)
エフェクト・インサート・センド・レベル Snd -∞〜 0.0 〜 +6.0 dB(※ 13)
エフェクト・インサート・リターン・レベル Rtn -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 13)
サラウンド・パン SURROUND PAN L63 〜 C 〜 R63(※ 14)
サラウンド・デプス SURROUND DEPTH F63 〜 C 〜 R63(※ 14)
サラウンド・LR:C レイト SURROUND LR:C 0〜50 〜 100 %(※ 14)(※ 15)
サラウンド・サブ・ウーハー・レベル SURROUND Sub.W -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 14)(※ 16)
※ 1 パッチ・ベイはペアで機能するため、奇数チャンネルは奇数インプットまたは Lch、偶数チャンネルは偶数インプットまたは
Rch を選択できる。パッチ・ベイの選択範囲は、プロジェクト・パラメーターのデジタル・イン・セレクトの設定によって変わ
る。
※ 2 チャンネル・リンクがOnのときに有効。
※ 3 チャンネル・リンクがオンのとき、Panはオフセット・パンとして動作する。
※ 4 ダイナミクス・タイプがCOMPRESSORのときに有効。
※ 5 サンプリング周波数 48/44.1/32kHz のときインプット・ミキサー・チャンネル 1 〜 8 で有効。
サンプリング周波数 94/88.2/64kHz のときインプット・ミキサー・チャンネル 1 〜 4 で有効。
※ 6 コンプレッサー・オートゲイン・スイッチがOnのときは最大 +6.0 dB。
(※ 1)
Off,On
-∞〜 +6.0 dB(※ 10)
Off, Ins, InsL, InsR, InsS(※12)
パラメーター一覧
25
パラメーター一覧
※ 7 ダイナミクス・タイプがEXPANDERのときに有効。
※ 8 パラメーターの設定は随時有効。設定された効果はイコライザー・スイッチがOnのときに有効。
※ 9 Pre/Pst は、MASTER EDIT の中でバスごとに一括して切り替える。
※ 10 AUX スイッチがOff以外のときに有効。
※ 11 AUX バス・リンクがOnのときに有効。
※ 12 チャンネル・リンクがOnのときは、OffまたはInsが有効。
※ 13 エフェクト・インサート・スイッチがOff以外のときに有効。
※ 14 サラウンド・ミックス・スイッチがOnのときに有効。
※ 15 サラウンド・ミックス・モードが2+2以外のときに有効。
※ 16 サラウンド・ミックス・モードが3+2+1のときに有効。
※ 17 パン・モードがRSSときに有効。パラメーターの変化は次のとおり。
0 からパラメータを増加:0 → R3 → R6 → ... → R177 → 180 → L177 → L174 → ... → L3 → 0
0 からパラメータを減少:0 → L3 → L6 → ... → L177 → 180 → R177 → R174 → ... → R3 → 0
● トラック・ミキサー
[Tr 1-12](or[Tr13-24])→[CH EDIT](Tr 1 〜 12, 13 〜 24)
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
V トラック V.Track 1 〜16
チャンネル・リンク ChLINK
アッテネーター ATT -42.0 〜 0.0 〜 +6.0 dB
フェイズ PHASE NRM , INV
フェーダー・グループ GROUP
フェーダー・リンク F.LINK Off ,On
レベル・メーター - Pre , Pst
ソロ SOLO
ミュート MUTE Off ,On
オフセット・レベル - -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 1)
フェーダー FADER -∞〜0.0 〜 +6.0 dB
ミックス・センド・スイッチ MIX
オフセット・パン PAN L63 〜 C 〜R63(※2)
ミックス・センド・パン PAN L63 〜 C 〜R63
パン・モード - NRM , RSS
RSS パン PAN 0 〜 R?? 〜 180 〜 L?? 〜 0 (※ 15)
ダイナミクス・スイッチ DYN Sw Off ,On
ダイナミクス・タイプ DYN Type
コンプレッサ−・オートゲイン・スイッチ AutoGain Off, On (※ 3)
コンプレッサ−・キー・イン KeyIn TR 1 〜 24(初期値はカレント・チャンネル)(※ 3)
コンプレッサ−・スレッショルド・レベル Threshold
コンプレッサー・レシオ Ratio 1.00:1 〜 2.00:1 〜∞ :1(※ 3)
コンプレッサー・アタック Attack 0.0 〜 10.0 〜 800.0 ms(※ 3)
コンプレッサー・リリース Release 0〜500 〜 8000 ms(※ 3)
コンプレッサー・レベル Level -24.0 〜 0.0 〜 +24.0 dB(※ 3)(※ 4)
エクスパンダー・キー・イン KeyIn TR 1 〜 24(初期値はカレント・チャンネル)(※ 5)
エクスパンダー・スレッショルド・レベル Threshold -80.0 〜 -40.0 〜 0.0 dB(※ 5)
エクスパンダー・レシオ Ratio 1.00:1 〜 2.00:1 〜∞ :1(※ 5)
エクスパンダー・アタック Attack 0.0 〜 800.0 ms(※ 5)
エクスパンダー・リリース Release 0〜500 〜 8000 ms(※ 5)
イコライザー・スイッチ EQ Sw Off, On
イコライザー・ロー・ゲイン EQ Low G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 6)
イコライザー・ロー・フリケンシー EQ Low F 20 Hz 〜 80 Hz 〜 1.0 kHz(※ 6)
イコライザー・ロー・ミッド・ゲイン EQ Lo-Mid G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 6)
イコライザー・ロー・ミッド・フリケンシー EQ Lo-Mid F 20 Hz 〜 400 Hz 〜 20.0 kHz(※ 6)
イコライザー・ロー・ミッド Q EQ Lo-Mid Q 0.36 〜 2.00 〜 16.0(※ 6)
イコライザー・ハイ・ミッド・ゲイン EQ Hi-Mid G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 6)
イコライザー・ハイ・ミッド・フリケンシー EQ Hi-Mid F 20 Hz 〜 2.00 kHz 〜 20.0 kHz(※ 6)
イコライザー・ハイ・ミッド Q EQ Hi-Mid Q 0.36 〜 2.00 〜 16.0(※ 6)
イコライザー・ハイ・ゲイン EQ High G -15.0 〜 0.0 〜 15.0 dB(※ 6)
イコライザー・ハイ・フリケンシー EQ High F 1.0 kHz 〜 10.0 kHz 〜 20.0 kHz(※ 6)
AUX センド・スイッチ AUX(1 〜 8) Off, Pre/Pst (※ 7)
AUX センド・レベル - -∞〜 +6.0 dB(※ 8)
AUX センド・パン - L63 〜 C 〜R63(※9)
ダイレクト・パス・センド・スイッチ DIR(1 〜 8) Off ,On
エフェクト・インサート・スイッチ FX INS(1 〜 4) Off , Ins, InsL, InsR, InsS(※10)
エフェクト・インサート・センド・レベル Snd -∞〜 0.0 〜 +6.0 dB(※ 11)
エフェクト・インサート・リターン・レベル Rtn -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 11)
サラウンド・パン SURROUND PAN L63 〜 C 〜 R63(※ 12)
Off,On
Off,1〜12
Off,On
Off,On
COMPRESSOR, EXPANDER
-24.0 〜0.0 dB(※3)
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パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
サラウンド・デプス SURROUND DEPTH F63 〜 C 〜 R63(※ 12)
サラウンド・LR:C レイト SURROUND LR:C 0〜50 〜 100 %(※ 12)(※ 13)
サラウンド・サブ・ウーハー・レベル SURROUND Sub.W -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 12)(※ 14)
※ 1 チャンネル・リンクがOnのときに有効。
※ 2 チャンネル・リンクがオンのとき、Panはオフセット・パンとして動作する。
※ 3 ダイナミクス・タイプがCOMPRESSORのときに有効。
※ 4 コンプレッサー・オートゲイン・スイッチがOnのときは最大 +6.0 dB。
※ 5 ダイナミクス・タイプがEXPANDERのときに有効。
※ 6 パラメーターの設定は随時有効。設定された効果はイコライザー・スイッチがOnのときに有効。
※ 7 Pre/Pst は、MASTER EDIT の中でバスごとに一括して切り替える。
※ 8 AUX スイッチがOff以外のときに有効。
※ 9 AUX バス・リンクがOnのときに有効。
※ 10 チャンネル・リンクがOnのときは、OffまたはIns
※ 11 エフェクト・インサート・スイッチがOff以外のときに有効。
※ 12 サラウンド・ミックス・スイッチがOnのときに有効。
※ 13 サラウンド・ミックス・モードが2+2以外のときに有効。
※ 14 サラウンド・ミックス・モードが3+2+1のときに有効。
※ 15 パン・モードがRSSときに有効。パラメーターの変化は次のとおり。
0 からパラメータを増加:0 → R3 → R6 → ... → R177 → 180 → L177 → L174 → ... → L3 → 0
0 からパラメータを減少:0 → L3 → L6 → ... → L177 → 180 → R177 → R174 → ... → R3 → 0
パラメーター一覧
● エフェクト・リターン・ミキサー
[AUX1-8 FX1-4]→ [CH EDIT](FX1RTN 〜 4)
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
アサイン ASSIGN AUX1 〜 AUX8, DIR1 〜 DIR8
フェーダー・グループ GROUP
モノ・スイッチ MONOSw
レベル・メーター - Pre , Post
ソロ Solo Off ,On
ミュート Mute
エフェクト・リターン・レベル FADER -∞〜0.0 〜 +6.0 dB
エフェクト・リターン・バランス BAL L63 〜 C 〜R63
ミックス・センド・スイッチ MIX
AUX センド・スイッチ AUX(1 〜 8) Off, On
AUX センド・レベル - -∞〜 +6.0 dB
AUX センド・パン - L63 〜 C 〜R63
ダイレクト・パス・センド・スイッチ DIR(1 〜 8) Off ,On
サラウンド・パン SURROUND PAN L63 〜 C 〜R63(※1)
サラウンド・デプス SURROUND DEPTH F63 〜 C 〜R63(※1)
サラウンド・LR:C レイト SURROUND LR:C 0〜50 〜 100 %(※ 1)(※ 2)
サラウンド・サブ・ウーハー・レベル SURROUND LR:C -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 1)(※ 3)
※ 1 サラウンド・ミックス・スイッチがOnのときに有効。
※ 2 サラウンド・ミックス・モードが2+2以外のときに有効。
※ 3 サラウンド・ミックス・モードが3+2+1のときに有効。
Off,1〜12
Off,On
Off,On
Off,On
パラメーター一覧
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パラメーター一覧
● マスター・ブロック
[MASTER EDIT]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
マスター・レベル MST -∞〜0.0 〜 +6.0 dB
マスター・バランス - L63 〜 C 〜R63
モニター・レベル MON - ∞〜 +6.0 dB
モニター・バランス - L63 〜 C 〜R63
AUX マスター・ポジション(1 〜 8) AUX(1 〜 8) Pre, Pst
AUX マスター・レベル(1 〜 8) AUX(1 〜 8) -∞〜0.0 〜 +6.0 dB
AUX バス・リンク LINK Off ,On
AUX マスター・バランス AUX L63 〜 C 〜R63(※1)
DIR マスター・ポジション(1 〜 8) DIR(1 〜 8) Pre, Pst
DIR マスター・レベル(1 〜 8) DIR(1 〜 8) -∞〜0.0 〜 +6.0 dB
DIR マスター・バランス DIR(1 〜 8) L63 〜 C 〜R63(※2)
REC バス・アッテネーター REC ATT -42 〜 -6.0 〜 0.0 dB
モニター・ソース MONITOR MASTER , REC BUS, AUX1, ..., AUX8, DIR1, ..., DIR8
AUX A AUX A L/R MASTER, MONITOR,AUX1/2 , ..., AUX7/8, DIR1/2, ...,
AUX B AUX B L/R MASTER, MONITOR, AUX1/2, AUX3/4 , ..., AUX7/8,
アナログ・マルチ・アウトプット A.MULTI(1/2 〜 7/8) TR1/2, ..., TR23/24, MONITOR(※ 3)
R-BUS 1/2 R-BUS 1/2 MASTER, MONITOR, AUX1/2 , ..., AUX7/8, DIR1/2, ...,
R-BUS 3/4 R-BUS 3/4 MASTER, MONITOR, AUX1/2, AUX3/4 , ..., AUX7/8,
R-BUS 5/6 R-BUS 5/6 MASTER, MONITOR, AUX1/2, ..., AUX5/6 , AUX7/8,
R-BUS 7/8 R-BUS 7/8 MASTER, MONITOR, AUX1/2, ..., AU X7 /8 , DIR1/2, ...,
デジタル・アウト COAX/OPT L/R MASTER , MONITOR, AUX1/2, ..., AUX7/8, DIR1/2,
エフェクト・インサート・スイッチ(1 〜 4) FX(1 〜 4)
エフェクト・インサート・センド・レベル Snd -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 7)
エフェクト・インサート・リターン・レベル Rtn -∞〜0.0 〜 +6.0 dB(※ 7)
トラック・ダイレクト・アウト TRACK DIRECT OUT
トラック・ダイレクト・ソース TRACK DIRECT SOURCE PostFader, PreFader
※ 1 AUX バス・リンクがOnのときに有効。
※ 2 DIR がチャンネル・リンクされたチャンネル、または FX RTN チャンネルから選ばれたときに有効。
※ 3 トラック・ダイレクト・アウトがOnのときに有効。
※ 4 サラウンド・ミックス・スイッチがOn、かつサラウンド・ミックス・モードが2+2のときに有効。
※ 5 サラウンド・ミックス・スイッチがOn、かつサラウンド・ミックス・モードが3+1のときに有効。
※ 6 サラウンド・ミックス・スイッチがOn、かつサラウンド・ミックス・モードが3+2+1のときに有効。
※ 7 エフェクト・インサート・スイッチがOnのときに有効。
DIR7/8
DIR1/2, ..., DIR7/8
MASTER, MONITOR, AUX1/2, AUX3/4, L/R, Ls/Rs,
DIR1/2, ..., DIR7/8(※ 4)
MASTER, MONITOR, AUX1/2, AUX3/4, L/R, C/RC,
DIR1/2, ..., DIR7/8(※ 5)
MASTER, MONITOR, AUX1/2, L/R, Sub.W/C,
Ls/Rs, DIR1/2, ..., DIR7/8(※ 6)
DIR7/8
DIR1/2, ..., DIR7/8
DIR1/2, ..., DIR7/8
DIR7/8
..., DIR7/8
Off, Ins
Off,On
28
● システム・パラメーター
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F1(SYSTEM)]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
アナログ・インプット・ファンタム・スイッチ ANALOG INPUT Off ,On
外部レベル・メーター・ディスプレイ・セクション DISPLAY SECTION Off , ANALOG INPUT 1-8,
R-BUS/COAX/OPT IN, INPUT MIXER 1-16,
TRACK MIXER 1-24, FX1-4 RETURN,
AUX1-8/DIR1-8, ANALOG OUT,
メーター・ポジション METER POSITION Pre , Post
MB-24 タイム・ディスプレイ TIME DISPLAY MEASURE/BEAT, TIME CODE , CLOCK/
MB-24 メ−タ−・スケール METER SCALE X1,X 1/2
VGA 出力 VGA OUT Off, On
垂直走査周波数 REFRESH RATE 60 Hz, 66 Hz, 70 Hz, 75 Hz
水平表示位置 H.POSITION -5 〜 0 〜+5
垂直表示位置 V.POSITION REFRESH RATE=60 Hz:-21 〜 0 〜+22
操作対象(オペレーション・ターゲット) OPERATION TARGET LCD , VGA
PS/2 マウス PS/2 MOUSE Off, On
ポインター・スピード POINTER SPEED 1, 2, 3 ,4,5
マウス・ボタン入れ替えスイッチ MOUSE BUTTON SWAP Sw Off ,On
PS/2 キーボード PS/2 KEYBOARD
キーボード・タイプ KEYBOARD TYPE 101/104 , 106/109 , PS/2(French), PS/
R-BUS/COAX/OPT OUT
SCENE
REFRESH RATE=66 Hz:-15 〜 0 〜+16
REFRESH RATE=70 Hz:-37 〜 0 〜+37
REFRESH RATE=75 Hz:-11 〜 0 〜+11
Off ,On
2(Germany), PS/2(Italian), PS/2(Spanish)
パラメーター一覧
● グローバル・パラメーター
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F2(GLOBAL)]
パラメーター名
インプット・ピーク・レベル INPUT PEAK LEVEL 0 dB, -3 dB, -6 dB
フット・スイッチ・アサイン FOOT SWITCH ASSIGN Play/Stop , Record,TapMarker, Next, Previous, GPI
CD デジタル・レコーディング CD DIGITAL REC Off ,On
スクリーン・セーバー SCREEN SAVER Off , 1 〜 30 min
シフト・ロック SHIFT LOCK Off, On, Once
スイッチング・タイム SWITCHING TIME 0.3 〜 0.5 〜 2.0 sec
ロケーター/シーン・タイプ LOCATOR/SCENE TYPE Safe, Quick
プリビアス/ネクスト・スイッチ PREVIOUS/NEXT Sw PHRASE , MARKER
リターン・トゥ・ロケート・スイッチ RETURN TO LOCATE Sw Off, On
ヌーメリックス・タイプ NUMERICS TYPE Up , Down
エディット・ポイント・スイッチ・タイプ EDIT POINT Sw TYPE OVERWRITE , Same LOCATOR
アンドゥ・メッセージ UNDO MESSAGE Off, On
エディット・メッセージ EDIT MESSAGE Off, On
グリッド・モード GRID MODE Only TO , ALL EDIT POINT
デート/リメイン・スイッチ DATE/REMAIN Sw
リメイニング・ディスプレイ・タイプ REMAIN DISP TYPE Time , CapaMB, Capa %, Event
本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
Date, Remain
● プロジェクト・パラメーター
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F3(Proj)]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
マスター・クロック MASTER CLOCK INT , R-BUS, DIGITAL IN(SELECT=COAXIAL, OPTICAL),
ディザー DITHER Off , 24bit, 23bit, ... , 8bit
デジタル・コピー・プロテクト DIGITAL COPY PROTECT Off ,On
デジタル・イン・セレクト DIGITAL IN SELECT COAXIAL , OPTICAL
ディスプレイ・オフセット・タイム DISPLAY OFFSET TIME 00:00:00:00.00 〜 23:59:59:29.99(※)
タイム・ディスプレイ・フォーマット TIME DISPLAY FORMAT ABS , REL
ピーク・ホールド・スイッチ PEAK HOLD Sw Off,On
※ オフセットの設定範囲は、シンク・パラメーターの MTC タイプの設定によって多少変わる。
EXT TIME CODE (Sync=MIDI IN, R-BUS)
パラメーター一覧
29
パラメーター一覧
● プレイ/レコーディング・パラメーター
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F4(PlyRec)]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
レコード・モニター RECORD MONITOR Auto , Source
マーカー・ストップ MARKER STOP Off ,On
フェード・カーブ FADE CURVE Linear , Exp
フェード・レングス FADE LENGTH 2, 10 , 20, 30, 40, 50 ms
バリ・ピッチ・スイッチ VARI PITCH Sw Off ,On
バリ・ピッチ Vari Pitch 16.00 kHz 〜 96.00 kHz 〜 98.00 kHz( fs=96.0 kHz)
16.00 kHz 〜 88.20 kHz 〜 98.00 kHz( fs=88.2 kHz)
16.00 kHz 〜 64.00 kHz 〜 98.00 kHz( fs=64.0 kHz)
16.00 kHz 〜 48.00 kHz 〜 50.00 kHz( fs=48.0 kHz)
16.00 kHz 〜 44.10 kHz 〜 50.00 kHz(fs=44.1 kHz)
16.00 kHz 〜 32.00 kHz 〜 50.00 kHz(fs=32.0 kHz)
ソロ/ミュート・スイッチ・タイプ SOLO/MUTE Sw TYPE All BUS Send , MIX BUS Send
スクラブ・レングス SCRUB LENGTH 25 〜 45 〜 100 ms
プレビュー・トゥー・レングス PREVIEW TO LENGTH 1.0 〜 1 0.0 sec
プレビュー・フロム・レングス PREVIEW FROM LENGTH 1.0 〜 1 0.0 s ec
● MIDI パラメーター
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F5(MIDI)]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
MIDI スルー・スイッチ MIDI OUT/THRU Out , Thru
デバイス ID DEVICE ID 1〜17 〜32
コントロール・ローカル・スイッチ CONTROL LOCAL Sw Off,On
システム・エクスクルーシブ受信・スイッチ SysEx. Rx Sw Off, On
システム・エクスクルーシブ送信・スイッチ
ミキサー・コントロール・タイプ MIXER CONTROL TYPE Off , C.C., Excl
シーン・プログラム・チェンジ受信スイッチ SCENE P.C. Rx Sw Off
エフェクト・プログラム・チェンジ受信スイッチ EFFECT P.C. Rx Sw
エフェクト・コントロール・チェンジ受信スイッチ EFFECT C.C. Rx Sw
MMC モード MMC MODE Off, MASTER , SLAVE
MMC ソース MMC SOURCE MIDI , R-BUS
SysEx. Tx Sw
Off ,On
, On
On
Off
,
On
Off
,
● MIDI Bulk Dump
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F5(MIDI)]→ [F5(BlkDmp)]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
シーン・バルク送信ターゲット
シーン・バルク・ダンプ送信スイッチ SCENE BULK TX SW Off, On
EZ Routing User Template Bulk Transmit Target EZR Usr Tmplt BULK Tx Target ALL ,00〜19
EZ ルーティング・ ユーザー・テンプレート・
バルク・ダンプ送信スイッチ
User Effect Bulk Transmit Target Usr FX BULK Tx Target ALL , U000 〜 U199
ユーザー・エフェクト・バルク・ダンプ送信スイッチ Usr FX BULK TX SW Off, On
SCENE BULK Tx Target
EZR Usr Tmplt BULK TX SW Off, On
ALL ,00〜99
● シンク・パラメーター
[SHIFT]+ [F4(UTILITY)]→ [(Page1)F6(SYNC)]
パラメーター名 本体 LCD での表示 設定範囲、初期値
シンク・モード
シンク・ウィズ・ギャップ SYNC with Gap Off
外部シンク・ソース EXT SYNC SOURCE MIDI IN , R-BUS
外部シンク・フレーム自動設定 SYNC AUTO
シンク・オフセット・タイム SYNC OFFSET TIME 00:00:00:00.00 〜 23:59:59:29.99(※ 2)
フレーム・レート FRAME RATE 30 , 29N, 29D, 25, 24
エラー・レベル ERROR LEVEL 0〜5 〜10
MIDI アウト・シンク・ジェネレーター MIDI OUT SYNC Gen. Off , MTC, MIDIclk, SyncTr
R-BUS アウト・シンク・ジェネレーター R-BUS SYNC Gen. Off , MTC
※ 1 シンク・モードが EXT のときのみ有効。
※ 2 オフセットの設定範囲は、シンク・パラメーターの MTC タイプの設定によって多少変わる。
SYNC MODE
INT , EXT
, On
Off ,On(※1)
30