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(PC 活用編)
デジタルカメラで
撮影した画像を
パソコンで
楽しむには
Page 2
はじめに
本書は、ペンタックス・デジタルカメラOptio MX4 を使用して撮影した
画像をパソコンで閲覧する方法について説明しています。本書をお読
みになった後は、必ず保管してください。
著作権について
本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、
権利者に無断で使用できません。なお、実演や興行、展示物の中には、個人と
して楽しむ目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意く
ださい。また著作権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内
で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。
商標について
PENTAX およびペンタックス、Optio およびオプティオ、smc PENTAX はペン
タックス株式会社の登録商標です。
SDロゴは商標です。
QuickTime™および QuickTime ロゴは、ライセンスに基づいて使用される商標で
す。QuickTime は、米国その他の国で登録された商標です。
その他、記載の商品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。
本製品はPRINT Image Matching III に対応しています。PRINT Image Matching対
応プリンタでの出力及び対応ソフトウェアでの画像処理において、撮影時の状況
や撮影者の意図を忠実に反映させることが可能です。なお、PRINT Image
Matching IIIより前の対応プリンタでは、一部機能が反映されません。
PRINT Image Matching、PRINT Image Matching II、PRINT Image Matching IIIに
関する著作権はセイコーエプソン株式会社が所有しています。
PictBridgeについて
PictBridge は、プリンタとデジタルカメラを直接接続して、画像をプリントアウ
トするダイレクトプリントの統一規格で、カメラ側から簡単な操作で画像をプ
リントできます。
●本書で使用されている表記の意味は次のようになっています。
1
本文中のパソコンの画像表示は、パソコンの種類によって異なる場合があります。
関連する操作の説明が記述されているページを記載しています。
知っておくと便利な情報などを記載しています。
操作上の注意事項などを記載しています。
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目次
パソコンで楽しむ、デジタル写真、動画の世界 2
デジタル写真と動画を楽しむための準備 4
付属ソフトウェアのご紹介.......................................................... 4
システム環境 ............................................................................... 5
ドライバとソフトウェアをインストールする(Windows )........ 8
ソフトウェアをインストールする(Macintosh )...................... 13
カメラ側の準備.......................................................................... 16
カメラ内の画像や動画を転送する 17
Windowsパソコンへの転送 ...................................................... 17
Macintoshへの転送 ................................................................... 23
見て楽しむ 25
ACDSee for PENTAXを起動する ............................................. 25
画像や動画を一覧表示する........................................................ 26
ひとつの画像、映像をじっくり楽しむ...................................... 33
創って楽しむ 36
画像を編集する.......................................................................... 36
パノラマ合成する ...................................................................... 40
動画を編集する.......................................................................... 46
発表して楽しむ 57
画像を印刷する.......................................................................... 57
画像をメールで送る................................................................... 61
ACD Showtime! for PENTAXで創った動画を再生する ........... 62
ACDSee for PENTAXをもっと楽しもう 63
ヘルプの使い方 .......................................................................... 63
ACDInTouchを利用する ........................................................... 64
1
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パソコンで楽しむ、デジタル写真、動画の
世界
デジタルカメラで撮影した写真や動画は、パソコンを活用して整理し
たり編集加工するなど、さまざまな方法でお楽しみいただけます。
ダイレクトプリント
カメラとPictBridge 対応プリンタを
直接USB ケーブルで接続してプリン
トします。
1 「Optio MX4」使用説明書(p.118 )
テレビで見る
カメラとテレビをAV ケーブルでつな
いで画像や動画を表示できます。
1 「Optio MX4 」使用説明書( p.104 )
お店でプリント
カードに保存した画像をプリ
ントショップでプリントでき
ます。
• カメラでDPOF 設定をしてプ
リントショップでプリント
1 「Optio MX4 」使用説明書
(p.115 )
• ショップでプリントする画
像を選ぶ
2
お使いのパソコンは...
•USBインターフェイスを標準装備
•
OSはWindows 98/98SE/Me/2000/XP
Mac OS 9.2/X(Ver.10.1、10.2、10.3
カメラとパソコンをUSB
ケーブルで接続してカメ
ラ内の画像をパソコンに
転送できます。
お使いのパソコンは...
• Windows 95/NT、
Mac OS 8.6
内蔵カードスロット+PC
カードアダプタ、カード
リーダーなどを使って画像
を転送できます。
• カードを取り出して他の
機器で転送する場合は、ご
使用の機器の説明書もご
覧ください。
、
)
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インターネットで活用
パソコンに転送した画像や動画は、パソコンのメールソフトを使
用してメールに添付して送ったり、ホームページの素材として利
用することができます。
• メールへの添付方法などについては、
• ホームページの素材としてご利用の場
ACDSee for PENTAX 1p.25~ 64
• 画像の表示 • 動画の再生 • 画像の印刷
• 画像や動画の編集加工 • 画像や動画の整理保存
• メールでの画像/動画送付
• ホームページでの画像/動画の発表
• 上記の作業は、市販の画像編集ソフトでも行え
ます。ご使用のソフトの説明書をご覧ください。
ご使用のメールソフトの説明書をご覧
ください。
合は、ご使用のソフトの説明書をご覧
ください。
プリントする
パソコンに転送した画像は、
プリンタで印刷することがで
きます。
プリンタによっては、直接
カードから印刷できるタイプ
もあります。
• 詳しくは、ご使用のプリンタ
の説明書をご覧ください。
メディアに保存
パソコンに転送した画像は、CD-R などに記
録して保存できます。
3
Page 6
デジタル写真と動画を楽しむための準備
本製品に付属するCD-ROM に収録されているソフトウェアをお手持ち
のパソコンにインストールし、デジタルカメラとパソコンをUSB ケー
ブルで接続すると、デジタルカメラで撮影した画像や動画をパソコン
上に転送し、整理、表示、加工、印刷、共有することができます。こ
こでは、まずはじめに付属ソフトウェア「ACDSee for PENTAX」のイ
ンストールなど、デジタル写真と動画をパソコンで楽しむために必要
な準備についてご説明します。
付属ソフトウェアのご紹介
付属の CD-ROM( S-SW23)には、次のソフトウェアが含まれます。
Windows
•「 ACDSee for PENTAX」(画像閲覧・編集用ソフト)
「ACD FotoCanvas 」(画像編集ソフト)
「ACD photostitcher 」(パノラマ合成ソフト)
「FotoSlate 」(画像レイアウトソフト)
「ACD Showtime! for PENTAX 」(動画編集ソフト)
•QuickTime 6
Macintosh
•「 ACDSee for PENTAX」(画像閲覧ソフト)
•「 ACD photostitcher」(パノラマ合成ソフト)
デジタルカメラとパソコンの接続には、付属のUSB ケーブル(I-USB7 )
をお使いください。
4
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システム環境
デジタルカメラで撮影した画像や動画をパソコンでお楽しみいただく
には、以下のシステム環境が必要です。
Windowsのシステム環境
Windows 95ではご使用になれません。
●USB 接続
• Windows 98/98SE/Me/2000/XP (Home Edition ・Professional)
がプリインストールされたパソコン(Windows 98/98SEのみド
ライバのインストールが必要)
•USB ポートが標準で搭載されていること
●アプリケーションソフト
< ACDSee for PENTAX、 ACD FotoCanvas、 ACD photostitcherおよび
FotoSlate>
( 9言語対応:英・仏・独・西・伊・露・中 [繁体字 /簡体字 ]・韓・日)
• OS Windows 98SE/Me/NT/2000/XP( Home Edition・
Professional)
• CPU Pentium以降を推奨
• メモリ 64MB以上
• ハードディスクの空き容量 40MB以上
• モニタ 256色以上表示可能なディスプレイアダプタ
• Internet Explorer 5.5以降
※一部のフォーマットを表示させるには、 QuickTime 6以降、DirectX
9.0以降、 Windows Media Player 9.0 以降が必要となることがあり
ます。
※ACDSee for PENTAX をインストールするには、Windows Installer
Service のVersion2.0 が必要になることがあります。
※ACDSee for PENTAX を標準インストールする際に、ACD Showtime!
for PENTAXのインストールも併せて行われます(ただし、ACD
Showtime! for PENTAXのシステム環境を満たしている場合)。
※推奨環境に該当するすべてのパソコンについて動作を保証するも
のではありません。
5
Page 8
<ACD Showtime! for PENTAX >
(6 言語対応:英・仏・独・西・伊・日)
• OS Windows 98SE/Me/NT/2000/XP( Home Edition・
Professional)
•CPU
PentiumⅢ 500MHz
以上(
Pentium4 2.0GHz
以上を推奨)
• メモリ 128MB以上( 512MB以上を推奨)
• ハードディスクの空き容量 50MB以上
• モニタ 256色以上表示可能なディスプレイアダプタ
• Internet Explorer 5.5以降
•QuickTime 6以降
• Windows Media Player 7.1以降( Windows Media Player 9.0以
降推奨)
• DirectX 9.0 以降
<QuickTime 6 >
(6 言語対応:英・仏・独・西・伊・日)
• OS Windows 98/98SE/Me/NT/2000/XP( Home Edition・
Professional)
• CPU Pentium以降を推奨
• メモリ 128MB以上
※ACDSee for PENTAX 、ACD Showtime! for PENTAX 上で動画を再
生するには、QuickTime 6 以降が必要です。
「ACDSee for PENTAX 」および「ACD Showtime! for PENTAX 」のご使用に必要
なバージョンのInternet Explorer 、Windows Media PlayerおよびWindows Installer
Service は、本製品に付属のCD-ROM (S-SW23 )からはインストールされませ
ん。必要に応じて以下のサイトからダウンロードし、インストールしてください。
• Internet Explorer
http://www.microsoft.com/japan/ie/
• Windows Media Player
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
• Windows Installer Service
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP292539
6
Page 9
Macintoshのシステム環境
● USB接続
• Mac OS 9.2/X (Ver.10.1、10.2 、10.3 )がプリインストールさ
れたMacintosh
•USB ポートが標準で搭載されていること
※ドライバのインストールは必要ありません。
●アプリケーションソフト
<ACDSee for PENTAX および ACD photostitcher >
(6 言語対応:英・仏・独・西・伊・日)
• OS Mac OS 9.2 以降(QuickTime 6 以降および CarbonLib 最
新版が必要)
• CPU PowerPC 266MHz以上
• メモリ 8MB以上
• ハードディスクの空き容量 6MB以上
※ACD photostitcher をMac OS X 以降で使用する場合は、Classic環境
が必要になります。
※推奨環境に該当するすべてのパソコンについて動作を保証するも
のではありません。
7
Page 10
ドライバとソフトウェアをインストールする
(Windows )
USB ドライバと必要なソフトウェアをインストールします。
画像処理ソフトウェア(ACDSee for PENTAX )のインストール 1 p.10
USBドライバをインストールする( Windows 98/98SEのみ)
1 パソコンの電源を入れる
2 付属のCD-ROM(S-SW23)をパソコンのCD-ROMドライ
ブにセットする
画面上に「PENTAX Software Installer 」の画面が表示されます。
•「PENTAX Software Installer」の画面が表示されない場合
以下の手順で「 PENTAX Software Installer」の画面を表示させます。
1)デスクトップ画面から「マイコンピュータ」をダブルクリックする
2)「CD-ROMドライブ(S-SW23)」のアイコンをダブルクリックする
3)「Setup.exe」のアイコンをダブルクリックする
3 「日本語」をクリックする
インストールするソフトウェアの選
択画面が表示されます。
4 「USB Driver」をクリックする
セットアップ画面が表示されます。
画面の指示に従い、インストールの作
業を進めてください。
8
Page 11
5 「完了」をクリックする
セットアップ画面が閉じたら、パソコンを再起動してください。
6 カメラの電源をオフにして、付属のUSBケーブルでパソコ
ンとカメラを接続する
カメラのUSB 接続モードが「PC 」に設定されていることを確認してか
ら、USB ケーブルを接続してください。(1p.16 )
7 カメラの電源を入れる
デスクトップ画面に「新しいハードウェアが見つかりました」
(Windows XP )または「新しいハードウェアの検出」(Windows 98/
98SE/Me/2000 )と表示され、USBドライバがインストールされます。
8 デスクトップ画面から「マイコンピュータ」をダブルクリッ
クする
インストールが完了すると、カメラがリムーバブルディスクとして認
識されます。「マイコンピュータ」を開いて「リムーバブルディスク」
が表示されていることを確認してください。
Windows XP の場合、SD メモリーカードにボリュームラベルがついて
いると、「リムーバブルディスク」と表示されずにボリュームラベル名
が表示されます。フォーマットされていない新しいカードは、メーカー
名や型番が表示される場合があります。
9
Page 12
画像処理ソフト( ACDSee for PENTAX)をインストールする
撮影した画像を閲覧・編集するためのソフトウェア( ACDSee for
PENTAX)をインストールします。
Windows 2000および Windows XPで複数のアカウントを設定している
場合は、administrator(管理者)権限でログオンしてからインストール
を始めてください。
1 パソコンの電源を入れる
2 付属のCD-ROM(S-SW23)をパソコンのCD-ROMドライ
ブにセットする
画面上に「PENTAX Software Installer 」の画面が表示されます。
•「PENTAX Software Installer」の画面が表示されない場合
以下の手順で「 PENTAX Software Installer」の画面を表示させます。
1)デスクトップ画面から「マイ コンピュータ」をダブルクリックする
2)「CD-ROMドライブ(S-SW23)」のアイコンをダブルクリックする
3)「Setup.exe」のアイコンをダブルクリックする
3 「日本語」をクリックする
インストールするソフトウェアの選択
画面が表示されます。
4 「ACDSee™」をクリックする
10
Page 13
パソコンにQuickTime や DirectX がイ
ンストールされていない場合は、図の
ようなメッセージが表示されます。
「OK 」をクリックして、インストール
作業を進めてください。
なお、QuickTime や DirectX のインストールを行う場合、インストー
ル途中に特別な設定を行う必要はありません。すべて初期設定のま
ま、「次へ」ボタンなどをクリックしてください。
Windows 98SE をご使用の場合、イン
ストールの途中で図のようなメッセー
ジが表示されることがあります。
その場合、以下の手順で
Internet Explorer
をアップデートしてからインストール
してください。
1 ACDSee for PENTAXのインストールをいったん終了します
「OK 」をクリックし、その後表示される完了画面で「完了」をク
リックしてください。
2 最新の Internet Explorerをインストールします
以下のサイトからダウンロードしてください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=fh;JA;DOWNLOADOVER
Internet Explorerのアップデート後、上記のサイトからWindows
Updateを行うと、より動作を安定させることができます。
※パソコンがインターネットに接続されていない場合は、弊社のお客
様相談センターにご相談ください。
セットアップ画面が表示されたら、画
面の指示に従い、登録情報を入力し、
インストール作業を進めてください。
インストールが完了したら、Windows
を再起動してください(インストール
の途中に特別な設定を行う必要はあり
ません)。
ACDSee for PENTAX を標準インストールすると、パノラマ合成ソフト
「ACD photostitcher 」、画像レイアウトソフト「FotoSlate 」、画像編集ソ
フト「ACD FotoCanvas 」および動画編集ソフト「ACD Showtime! for
PENTAX 」も同時にインストールされます。
11
Page 14
ユーザー登録する
お客様へのサービス向上のため、お手数ですがユーザー登録にご協力
いただきますよう、お願い申し上げます。
• パソコンがインターネットに接続できる環境の場合
パソコンがインターネットに接続でき
る環境にあれば、ACDSee for PENTAX
のインストール手順4(1 p.10 )で表示
されるソフトウェアの選択画面で、
「ユーザー登録」をクリックします。
図のような地図画面が表示されたら、
「Japan 」をクリックしてください。弊
社ホームページのユーザー登録画面が
表示されます。画面の指示に従って、登
録の作業を行ってください。
ユーザー登録画面が表示されない場合は、下記アドレスから直接アク
セスしてください。
https://service.pentax.jp/pentax/user
• パソコンがインターネットに接続できない場合
同梱のユーザー登録カードでユーザー登録を行ってください。
12
Page 15
ソフトウェアをインストールする( Macintosh)
Macintosh環境に必要なソフトウェアをインストールします。
画像処理ソフト(ACDSee for PENTAX )をインストールする
撮影した画像を閲覧・編集するためのソフトウェア( ACDSee for
PENTAX)をインストールします。
1 Macintoshの電源を入れる
2 付属のCD-ROM(S-SW23)を、MacintoshのCD-ROMド
ライブにセットする
3 CD-ROM( S-SW23)のアイコンをダブルクリックする
4 「Install ACDSee」のアイコンをダブルクリックする
画面上に「PENTAX Software Installer 」の画面が表示されます。
「Master Installer 」のアイコンが表示されたら、そのアイコンをダブ
ルクリックすると、「PENTAX Software Installer」の画面が表示され
ます。
5 「日本語」をクリックする
Mac OSの選択画面が表示されます。
6 使用するMac OSをクリックする
インストールするソフトウェアの選択
画面が表示されます。
13
Page 16
7 「ACDSee™」をクリックする
セットアップ画面が表示されます。画
面の指示に従い、登録情報を入力し、
インストール作業を進めてください。
インストール中に「CarbonLib-xxxxx- が見つからない」のメッセージが
表示されたら…
Mac OS 9.2 上で付属のソフトウェアをインストールするには、
“CarbonLib ”という機能拡張ファイルをシステムフォルダ内の機能拡
張フォルダに追加しておく必要があります。
この機能拡張ファイルが存在しないか、またはバージョンが古い場合
に、このメッセージが表示されます。
Carbon Lib の最新バージョンはアップルコンピュータ社のWeb サイ
トで公開されていますので、ダウンロードの上、インストールをして
ください。
アップルコンピュータ社のサイト : http://www.apple.co.jp/
※CarbonLib の詳しい使用方法についてはアップルコンピュータ社へお
問合せください。
ACD photostitcherをインストールする
続いて、パノラマ合成に使用するソフトウェア(ACD photostitcher )を
インストールします。
1 「ACD photostitcher」をクリック
する
「ソフトウェア使用許諾書」が開きま
す。読み終わったら、「続ける」ボタン
をクリックします。
14
Page 17
2 「インストールする場所」を選
び、「インストール」ボタンをク
リックする
インストールが始まります。終了する
と確認画面が表示されますので、「終
了」ボタンをクリックしてください。
ユーザー登録する
お客様へのサービス向上のため、お手数ですがユーザー登録にご協力
いただきますよう、お願い申し上げます。
• パソコンがインターネットに接続できる環境の場合
パソコンがインターネットに接続でき
る環境にあれば、ACDSee for PENTAX
のインストール手順7(1 p.14 )で表示
されるソフトウェアの選択画面で、
「ユーザー登録」をクリックします。
図のような地図画面が表示されたら、
「Japan 」をクリックしてください。弊
社ホームページのユーザー登録画面が
表示されます。画面の指示に従って、登録の作業を行ってください。
ユーザー登録画面が表示されない場合は、下記アドレスから直接アク
セスしてください。
https://service.pentax.jp/pentax/user
• パソコンがインターネットに接続できない場合
同梱のユーザー登録カードでユーザー登録を行ってください。
15
Page 18
カメラ側の準備
お使いのパソコンに必要なソフトウェアのインストールが完了した
ら、デジタルカメラ内の画像をパソコンに転送するための、カメラ側
の準備も行いましょう。
カメラの USB接続モードを「 PC」に設定する
1 カメラのMENUボタンを押す
「A 撮影」または「Q 再生」メニューが表示されます。
2 十字キー(5 )を 押 し て「 B 詳細設定」メニューを表示する
3 十字キー(23 )を押して「USB 接
続」を選ぶ
4 十字キー(45 )で「PC」あるいは
「 PC-F」を選ぶ
5 OKボタンを押す
• 「USB 接 続 」で「 PictBridge 」に設定したままカメラをパソコンに接続
しないでください。
• 「USB 接続」で「PC 」および「PC-F 」に設定したままカメラをプリ
ンタに接続しないでください。
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USB
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MENU
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୪
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NTSC NTSC
PCPC
11
33
OK
ࠨ
16
Page 19
カメラ内の画像や動画を転送する
デジタルカメラで撮った写真や動画をパソコンで楽しむための準備が
整ったら、早速写真や動画をパソコンに転送してみましょう。
Windowsパソコンへの転送
Windows パソコンにカメラを接続し、カメラの電源を入れると、自動
的にカメラが認識され、画像の転送が開始されます。
カメラとパソコンを接続する
1 パソコンの電源を入れる
2 カメラの電源をオフにして、USBケーブルでパソコンとカ
メラを接続する
カメラにSD メモリーカードが入っていることを確認してください。
3 カメラの電源をオンにする
自動的に「デバイス検出」の画面が表示されます。
「デバイス検出」が表示されない場合は、「デバイス検出が表示されな
い場合」(1p.19 )の手順に従って、画像を表示・コピーしてください。
USB 接続時、パソコンと通信中およびカードアクセス中は、セルフタ
イマーランプが点滅してお知らせします。
17
Page 20
カメラの USB接続モードを「 PictBridge」に設定した状態でパソコンと
USB 接続した場合は、画像を転送できません。いったんカメラをパソ
コンから取り外し、「カメラ側の準備」(1p.16 )に従ってカメラのUSB
接続モードを「PC」あるいは「PC-F 」に設定したのち、接続し直して
ください。
画像を転送する
4 「画像をハードドライブにコ
ピー」「ACDSee を起動」がチェッ
クされていることを確認して、
「次へ」をクリックする
5 「参照」をクリックする
「フォルダの参照」の画面が表示されま
す。
6 コピー先のフォルダを選んで
「 OK」をクリックする
7 「次へ」をクリックする
18
Page 21
画像がパソコンにコピーされ、
for PENTAX
動します。
ACDSee for PENTAX を最初に起動する際、「コンポーネントが見つかり
ません(中略)ACDSee for PENTAX 日本語版は、Ghostscript 7.0 をサ
ポートしていません。」というメッセージが表示されることがあります。
カメラ内の画像を表示、編集するだけの場合はACDSee for PENTAX に
Ghostscript 7.0 をサポートさせる必要はありませんので、「閉じる」ボ
タンをクリックして、メッセージウィンドウを閉じてください。
のブラウザ(1
ACDSee
p.26
)が起
「デバイス検出」が表示されない場合
4 デスクトップ画面の「ACDSee
for PENTAX」アイコンをダブル
クリックする
5 「マイ コンピュータ」をダブルク
リックする
6 「リムーバブルディスク」をダブ
ルクリックする
SD メモリーカードにボリュームラベルがついていると、「リムーバブル
ディスク」と表示されずにボリュームラベル名が表示されます。フォー
マットされていない新しいSD メモリーカードは、メーカー名や型番が
表示される場合があります。
19
Page 22
7 「DCIM」フォルダをダブルク
リックする
8 「XXXPENTX」(XXX は 3 桁の数
字)フォルダをクリックする
9 「編集」メニューから「フォルダ
へコピー」を選ぶ
「ファイルをコピー」の画面が表示され
ます。
10 「詳細」をクリックしてコピー先
のフォルダを選ぶ
11 「OK」をクリックする
画像がパソコンにコピーされます。
20
Page 23
パソコンからカメラを取り外す
Windows XPの場合
1 タスクバーの「ハードウェアの
安全な取り外し」アイコンをダ
ブルクリックする
「ハードウェアの安全な取り外し」画
面が表示されます。
2 「PENTAX USB DISK Device」を
選択して「停止」をクリックする
「ハードウェアデバイスの停止」画面が
表示されます。
3 「PENTAX USB DISK Device」を
選択して「 OK」をクリックする
取り外し許可のメッセージが表示され
ます。
4 カメラをパソコンから取り外す
Windows 2000/Meの場合
1 タスクバーの (ホットプラグ
アイコン)をダブルクリックす
る
「ハードウェアの取り外し」画面が表
示されます。
21
Page 24
2 「PENTAX USB DISK Device」を
選択して「停止」をクリックする
「ハードウェアデバイスの停止」画面が
表示されます。
3 「PENTAX USB DISK Device」を
選択して「 OK」をクリックする
取り外し許可のメッセージが表示され
ます。
4 「OK」をクリックする
5 USBケーブルを取り外す
USBケーブルをカメラとパソコンから取り外します。
• ACDSee for PENTAXなどのアプリケーションで、カメラ(リムーバ
ブルディスク)を使用中の場合は、アプリケーションを終了しない
と、カメラを取り外すことはできません。
•USB ケーブルを取り外すと、カメラの電源は自動的にオフになります。
22
Page 25
Macintoshへの転送
カメラと Macintoshを接続する
1 Macintoshの電源を入れる
2 カメラの電源をオフにして、USB ケーブルで Macintoshと
カメラを接続する
カメラにSD メモリーカードが入っていることを確認してください。
3 カメラの電源をオンにする
カメラはデスクトップ上の「名称未設定」(Mac OS X の
場合は「NO_NAME 」)として認識されます。ドライブ名
は変更できます。
•SD メモリーカードにボリュームラベルがついていると、「名称未設
定」と表示されずにボリュームラベル名が表示されます。フォーマッ
トされていない新しいSD メモリーカードは、メーカー名や型番が表
示される場合があります。
•USB 接続時、パソコンと通信中およびカードアクセス中は、セルフタ
イマーランプが点滅してお知らせします。
23
Page 26
画像を転送する
画像をコピーする方法については、Macintoshの使用説明書をご覧くだ
さい。
• カメラ内の画像の表示は、画像を転送しなくても、Macintosh に接続
したカメラから直接行うことができます。カメラ内の画像を直接表示
する方法については、p.32 を参照してください。
• 画像を編集するときは、画像をMacintosh に転送してから行ってくだ
さい。
Macintoshからカメラを取り外す
1 デスクトップ上の「名称未設定」をゴミ箱にドラッグする
SD メモリーカードにボリュームラベル名が記載されている場合は、
その名称のアイコンをゴミ箱にドラッグします。
2 USBケーブルを取り外す
USBケーブルをカメラと Macintoshから取り外します。
• ACDSee for PENTAXなどのアプリケーションで、カメラ(リムーバ
ブルディスク)を使用中の場合は、アプリケーションを終了しないと
カメラを取り外すことはできません。
•USB ケーブルを取り外すと、カメラの電源は自動的にオフになります。
24
Page 27
見て楽しむ
一度デジタルカメラからパソコンに転送した画像や動画は、先にイン
ストールした付属ソフト「ACDSee for PENTAX 」を使って、いろいろ
な方法で表示したり、再生することができます。ここでは、ACDSee
for PENTAX を使って画像や動画を閲覧する、ごく基本的な機能につい
て説明します。より詳しい各機能の説明は、オンラインヘルプ(1p.63 )
をご覧ください。
ACDSee for PENTAXを起動する
ACDSee for PENTAX を最初に起動する際、「コンポーネントが見つか
りません(中略)ACDSee for PENTAX 日本語版は、Ghostscript 7.0 を
サポートしていません。」というメッセージが表示されることがありま
す。カメラ内の画像を表示、編集するだけの場合はACDSee for PENTAX
にGhostscript 7.0 をサポートさせる必要はありませんので、「閉じる」
ボタンをクリックして、メッセージウィンドウを閉じてください。
Windowsの場合
1 デスクトップ画面の「ACDSee for PENTAX」アイコンを
ダブルクリックする
ACDSee for PENTAXが起動し、画像一覧(ブラウザ)が表示されます。
Macintoshの場合
1 デスクトップ画面の「ACDSee for PENTAX」フォルダを
ダブルクリックする
2 「ACDSee for PENTAX」のプログラムアイコンをダブルク
リックする
ACDSee for PENTAXが起動し、画像一覧(ブラウザ)が表示されます。
ACDSee for PENTAXを終了するには
ブラウザまたはビューアの「ファイル」メニューから「終了」を選択
します。
25
Page 28
画像や動画を一覧表示する
ACDSee for PENTAX を起動すると、「ブラウザ」と呼ばれる画面が表
示されます。ブラウザでは、パソコン内に保存した画像やパソコンに
接続したカメラ内の画像をサムネイル形式(小さい画像による一覧形
式)で閲覧できるほか、動画の再生も行えます。また画像一覧の表示
方法をお好みの方法に変更し、多数の画像を探しやすいように整理す
ることもできます。
ここでは、ブラウザの構成、各部の名称、機能について、簡単に説明
します。
Windowsの場合
c
d
g
h
e
i
f
c メニューバー
ACDSee for PENTAXの多様な機能の実行や各種設定を行います。
d ブラウザツールバー
よく使う機能やツールのショートカットボタンを表示します。これら
のボタンをクリックすると、ダイアログボックスやコマンド拡張ボタ
ンが表示されます。
また、ボタンのサイズやラベルの表示位置を変えたり、ツールバーに
表示するボタンを、ご自分の使いやすいようにカスタマイズすること
ができます。
26
j
Page 29
e ナビゲーションペイン
パソコンや外部ドライブなどのフォルダツリーを表示します。
ナビゲーションペインには、検索/カレンダー/カテゴリー/フォル
ダ/フォトディスクタブがあります。各タブを選ぶと、それぞれのタ
ブ内の画像がファイルペインに表示されます。またフォルダタブでは、
Windows のエクスプローラと同様に、フォルダの名称変更、削除、移
動なども行うことができます。
f プレビューペイン
ファイルペインで選択されている画像が表示されます。ファイルペイ
ンで動画やサウンドファイルを選択した場合は、プレビューペインで
再生することができます。
g ファイルリストツールバー
ショートカットボタンを使い、ファイルペインに表示するファイルや
フォルダの選択、画像の移動や削除、並べ替えが行えます。
また、ボタンのサイズやラベルの表示位置を変えたり、ツールバーに
表示するボタンを選ぶことで、ご自分の使いやすいようにカスタマイ
ズすることができます。
h パスボックス
ファイルペインに表示中の画像が格納されているフォルダの場所が表
示されます。
i ファイルペイン
ナビゲーションペインで選択されたフォルダ内の画像を、リスト形式
やサムネイル形式で表示します。
ファイルは名前順、拡張子名順、サイズ順、日付順などに並べ替える
ことができます。(1p.30 )
j ステータスバー
選択されているファイルやフォルダのプロパティが表示されます。
これらの項目が表示されない場合は、「表示」メニューで表示させたい
項目を選択し、 (チェックマーク)を付けてください。
27
Page 30
Macintoshの場合
c
d
e
g
f
c メニューバー
ACDSee for PENTAXの多様な機能の実行や各種設定を行います。
d ブラウザツールバー
よく使う機能やツールのショートカットボタンを表示します。これら
のボタンをクリックすると、ダイアログボックスやコマンド拡張ボタ
ンが表示されます。
e ナビゲーションペイン
コンピュータや外部ドライブなどのフォルダツリーを表示します。
f プレビューペイン
ファイルペインで選択されている画像が表示されます。
g ファイルペイン
ナビゲーションペインで選択されているフォルダ内の画像を、リスト
形式やサムネイル形式で表示します。
ファイルは名前順、サイズ順、日付順などに並べ替えることができま
す。(1p.30 )
28
Page 31
ブラウザの表示方法を変更する
ブラウザのファイルペインに表示される画像一覧の表示方法を7 通り
の中から選ぶことができます。
「表示」メニューの「モード」を選択し、サブメニューから表示方法を
選択します。選択できる表示方法には、以下のようなものがあります。
サムネイル+詳細
画像ファイルのサムネイルとファイル情報を、リスト形式で表示しま
す。表示するファイル情報は変更することができます。(1p.31 )
サムネイル
画像ファイルのサムネイルを表示します。
大きいアイコン
大きいアイコンとファイル名を表示します。
小さいアイコン
小さいアイコンとファイル名を表示します。
一覧
小さいアイコンとファイル名を、リスト形式で表示します。
詳細
小さいアイコンとファイル情報を、リスト形式で表示します。表示す
るファイル情報は変更することができます。(1p.31 )
タイル
大きいアイコンとファイル情報を、タイル形式で表示します。
29
Page 32
画像一覧の並び順を変更する
ファイルペインに表示される画像ファイルの順番を並べ替えることが
できます。
並べ替える項目を選ぶ
「表示」メニューの「並び替え」のサブメニューから、並べ替えの基準
となる項目を選択します。
並べ替えの基準となる項目 : 拡張子順、名前順、サイズ順、タイプ順、
日付順、画像プロパティ順、詳細順
昇順/降順を指定する
「表示」メニューの「並び替え」のサブメニューから「昇順」または
「降順」を選択します。
• ファイルペインの背景部分(画像がサムネイルやアイコンで表示され
ていない空白部分)をマウスの右ボタンでクリックすると、カーソル
の位置にメニューが表示されます。ここからも同じ手順で並べ替える
ことができます。
•Macintosh の場合は、ファイル名順、ファイルサイズ順、イメージタ
イプ順、日付順、逆順に整列の中から選択できます。
キーボードから並べ替える
キーボードのテンキーを使い、画像ファイルの並べ替え、昇順/降順
を指定することもできます。
テンキーへの割り当て :0 (拡張子順)、 1 (名前順)、 2 (サイズ順)、 3
(タイプ順)、4 (日付順)、5 (画像プロパティ
順)、6 (詳細順)、+ (昇順)、-(降順)
30
テンキーを使って並べ替える場合は、キーボードの「NumLock 」キー
を押して、NumLock をオンにしてください。
Page 33
詳細表示項目を設定する
ファイルペインが詳細表示の場合、リストに表示する項目を指定した
り、項目列の順番を並べ替えることができます。
表示する項目を選ぶ
「表示」メニューの「列」のサブメニューから、リストに表示する項目
を選択します。
リストに表示する項目 :サイズ、種類、日付、画像プロパティ、説明
なお、非表示にする場合は、項目を再選択しチェックをはずします。
ファイルリストの列ヘッダー部分(名前、サイズなどの項目が書かれた
部分)をマウスの右ボタンでクリックすると、メニューが表示されま
す。ここからも同じ手順で表示項目を設定することができます。
表示項目列の幅を調整する
リストに表示される各項目の文字数に合わせ、列の幅を調整すること
ができます。列ヘッダーの区切り部分にカーソルを合わせ、カーソル
が左右矢印の形に変わったらドラッグし、列の幅を調整します。
列ヘッダーの区切り部分をマウスの左ボタンでダブルクリックすると、
リストの文字数に合わせて、列の幅が自動調整されます。
見たい画像が入っているフォルダを選ぶ
他のフォルダにある画像を見る場合は、ブラウザのナビゲーションペ
インのフォルダツリーで見たいフォルダを選択するか、パスボックス
で直接指定します。
フォルダツリーで他のフォルダを選択する
フォルダツリーにあるフォルダを選択すると、それが現在のフォルダ
として指定され、そのフォルダにある画像がファイルペインに表示さ
れます。
サブフォルダを表示するには
フォルダにサブフォルダがある場合、フォルダアイコンの隣に、 が表
示されます。 をクリックすると、サブフォルダが表示されます。サブ
フォルダが表示されているフォルダには が表示されます。 をク
リックすると、サブフォルダを隠すことができます。
31
Page 34
• デジタルカメラがUSB 接続されている場合には、外部ドライブのひと
つとして、デジタルカメラがナビゲーションペインに表示されます。
デジタルカメラが表示される名称は、Windows では「リムーバブル
ディス ク」、Macintosh では「名称未設定」(Mac OS X の場合は
「NO_NAME 」)となります。もしくは、SDメモリーカードにボリュー
ムラベル名が記載されている場合はその名称が表示されます。デジタ
ルカメラのアイコンをダブルクリックして開き、「DCIM 」内のフォル
ダ(XXXPENTX )を開くと、カメラ内にある画像を直接ブラウザか
ら閲覧することができます。
• 画像を編集するときは、画像をパソコンに転送してから行ってくだ
さい。
ブラウザツールバーのボタンで他のフォルダを選択する
ブラウザツールバーの をクリックすると、現在表示されているフォ
ルダの一階層上のフォルダ内容を閲覧できます。
をクリックすると、現在表示されているフォルダの前に表示してい
たフォルダ内容を閲覧できます。
をクリックすると、 で表示フォルダを変更する前に表示されてい
たフォルダに戻ることができます。
パスボックスで他のフォルダを指定する
「表示」メニューの「パスボックス」を選択すると、ファイルペインに
パスボックスが表示されます。閲覧したい画像のあるフォルダの名称
(パス)をパスボックスに直接入力すると、ファイルペインにそのフォ
ルダにある画像が表示されます。
また、パスボックス右の をクリックすると、最近使用したフォルダ
の履歴がドロップダウンリストとして表示されます。リストから閲覧
したい画像のあるフォルダを選ぶと、ファイルペインにそのフォルダ
にある画像が表示されます。
32
Page 35
ひとつの画像、映像をじっくり楽しむ
ブラウザのファイルペインに一覧表示された画像ファイルをダブルク
リックすると、「ビューア」と呼ばれるウィンドウが開き、その画像が
画像サイズに応じた大きさで表示されます。また動画ファイルやサウ
ンドファイルをダブルクリックすると、その動画や音声を再生するた
めの「ACDSee メディアウィンドウ」というウィンドウが開きます。
「ACDSee メディアウィンドウ」では、動画をそのオリジナルサイズ
(本来設定されている画面サイズ)やフルスクリーンで再生することが
できます。
画像を大きく表示する(ビューア)
ビューアの構成、各部の名称、機能について説明します。
c
d
e
f
c メニューバー
ACDSee for PENTAXの多様な機能の実行や各種設定を行います。
d ビューアツールバー
ズームなどよく使うツールのショートカットボタンを表示します。
また、ボタンのサイズやラベルの表示位置を変えたり、ツールバーに
表示するボタンを追加/削除するなど、ご自分の使いやすいようにカ
スタマイズすることができます。
33
Page 36
e ビューアペイン
画像がフルサイズで一枚ずつ表示されます。
f ステータスバー
表示されている画像ファイルのプロパティが表示されます。
ビューアが表示されているときに以下のような操作をすると、ビューア
を閉じてブラウザに切り替わります。
• (閉じる)ボタンをクリックする。
• ビューアペインの範囲をダブルクリックする。
• キーボードの「 Esc」キーを押す。
動画を大きく再生する(ACDSee メディアウィンドウ)
ACDSee メディアウィンドウの構成、各部の名称、機能について説明
します。
c
d
e
c メニューバー
ACDSee メディアウィンドウの多様な機能の実行や各種設定を行いま
す。表示メニューでは、動画再生時の画面サイズを設定することがで
きます。
34
f
Page 37
d メディアウィンドウツールバー
動画ファイルを開くなど、よく使うツールのショートカットボタンを
表示します。「クリップボード」をクリックすると、動画の中の表示中
のフレームをクリップボードにコピーすることができます。また「プ
ロパティ」をクリックすると、表示中の動画/サウンドファイルに関
する情報が表示されます。
e プレビューペイン
動画が表示/再生されます。
f 操作ボタン
動画/サウンドの再生、一時停止、早送り、巻戻し、音量などをコン
トロールします。
35
Page 38
創って楽しむ
ACDSee for PENTAX では、画像や動画を表示、再生して楽しむだけで
なく、画像にさまざまな加工を施したり、動画や静止画を使ってストー
リーのある作品を仕上げたりなど、「創る」楽しさも味わうことができ
ます。ここでは、ACDSee for PENTAXの多彩な画像/動画編集機能に
ついて、説明します。
画像を編集する
ACDSee for PENTAX から画像編集ソフト「ACD FotoCanvas 」を呼び
出すと、画像の修正や編集加工、合成などを行うことができます。
ACD FotoCanvasを呼び出す
ACD FotoCanvas を呼び出すには、ブラウザのファイルペインで編集し
たい画像を選択したのち、「動作」メニュー ´ 「編集」´ 「エディタ」
´ 「FotoCanvas 」を選択します。
もしくは、ブラウザのファイルペインで編集したい画像の上で右ク
リックし、メニューから「編集」を選択します。
画像の明るさを調整する
画像の明るさやコントラスト、諧調をお好みに応じて調整することが
できます。
1 編集したい画像を ACD FotoCanvasで開いたのち、「レベ
ル調整」ボタンをクリックする
「輝度/ コントラスト/ ガンマ」ウィ
ンドウが表示されます。
36
Page 39
2 各スライダを調整し、画像を好みの明るさにする
「輝度」は画像全体の明るさを、「コントラスト」は画像内の明度差
(暗い部分と明るい部分の差)を、「ガンマ」は明るい部分から暗い部
分への滑らかさ(画像の諧調)を調整します。
画像に字や色を描き足す
写真の上に文字のメッセージを追加したり、色を塗り足したりして、オ
リジナルのビジュアル作品を創ることができます。
1 編集したい画像をACD FotoCanvasで開いたのち、ドロー
イングツールバーから「エアブラシ」「四角形」「テキスト」
などのツールを選択する
「表示」メニューから「ツールオ
プション」を選択しておくと、各
ツールの詳細設定を行うことが
できます。
ドローイング
ツールバー
ツールオプション
カラーオプションと
ブレンドモード
2 画像内でマウスをクリックもしくはドラッグし、塗りや線、
字を描き足す
塗りや線、字の色は、ウィンドウ右上のカラーオプションで選ぶこと
ができます。また画像への色の乗せ方(合成の仕方)と不透明度(画
像の上に乗せた色の透け具合)を設定することができます。
画像を合成する
写真の上に別の写真やイラストを重ね合わせ、合成することができます。
1 別の写真やイラストをコピーする
写真やイラストをコピーする方法は、その際にお使いのソフトウェア
のマニュアルもしくはオンラインヘルプをご覧ください。
37
Page 40
2 ACD FotoCanvas で別の画像を重ねたい写真を開き、「編
集」メニュー¼「貼り付け」¼「新しい選択範囲」を選択する
貼り付けた画像は点線で囲まれて表
示されます。この点線が表示されてい
る間は、マウスでドラッグして好きな
位置に動かすことができます。
3 貼り付けた画像の位置を決めたら、「ブレンドモード」と
「不透明度」を設定する
ブレンドモード(背景になる画像との
合成方法)と不透明度(透け具合)を
設定します。
4 貼り付けた画像を囲む点線の外側をクリックする
貼り付けた画像が、元の画像に定着されます。
その他の便利な機能
ACD FotoCanvas のその他の機能で、覚えておくと便利で楽しいもの
を、いくつかご紹介しておきます。詳しい使い方は、ACD FotoCanvas
のオンラインヘルプをご覧ください。
赤目修整
「赤目修整」ツールを使うと、フラッシュの光で目の色が赤くなった画
像を、自然な目の色に修整することができます。
38
Page 41
クローン
「クローン」ツールを使うと、画像の
中の一部分を自然な形で複写するこ
とができます。「空などの背景をク
ローンツールで複写して、画像の中の
不要な部分を消す」といった使い方も
できます。
フィルタ
「フィルタ」メニューに用意されたさ
まざまなフィルタを用いると、画像を
ぼかす、変形する、写真を絵のように
加工するなど、いろいろな画像編集を
簡単に楽しんでいただくことができ
ます。
編集した画像を保存する
ACD FotoCanvas で編集加工した画像は、さまざまな画像ファイル形式
で保存することができます。
1 「ファイル」メニュー ¼ 「名前を付けて保存」を選択する
2 「画像に名前をつけて保存」
ダイアログボックスで「ファ
イル名」を入力し、「ファイ
ルの種類」を選択する
「ファイルの種類」は、画像の使用
目的に応じて選択します。
3 「保存する場所」で画像を保
存するフォルダを選択した
のち、「保存」ボタンをクリッ
クする
39
Page 42
パノラマ合成する
「ACD photostitcher 」を使うと、パノラマアシストモードで撮影した画
像をパノラマ合成することができます。
なお、以下の説明用の画面に表示されるフォルダや画像の名前はお使
いになっているパソコンの環境によって異なります。
• Windows 2000 およびWindows XP で複数のアカウントを設定してい
る場合は、administrator(管理者)権限でログオンしてから使用して
ください。
•Macintosh では、ACD photostitcher は ACDSee for PENTAX と別にイ
ンストールする必要があります。(1p.14 )
• 記録サイズの異なる画像はパノラマ合成ができません。
Windowsパソコンでパノラマ合成をする
1 ACDSee for PENTAX を起動する
画像一覧が表示されます。
2 画像一覧で、パノラマ合成したい写真を選択する
キーボードの「Ctrl 」キーを押して、写真をクリックしながら複数の
画像を一度に選択します。
画像を選択後、メニューバーから「動作」の「その他」を選択し、サ
ブメニューから「PhotoStitcher」を選択します。
画像を2 枚以上選択していない場合「PhotoStitcher 」は有効になりま
せん。
40
画像を選択
Page 43
3 写真の位置を修正する
ACD photostitcher が起動し、選択した画像がパノラマの状態で表示さ
れます。
写真の上にマウスポインタを置くと、e マークに変わります。
マウスの左ボタンを押しながら、それぞれの画像を移動させて合成位
置を調整します(A)。
位置を調整後、「STITCH 」ボタンをクリックします(B )。
(B )「STITCH 」ボタン
をクリック
(A )マウスの左ボタンを押
しながら位置を調整
4 合成方法を選ぶ
合成方法には「大平面」と「円筒面」があります。ここでは、平面の
パノラマを作成するので、「大平面」ボタンをクリックします。
確認のメッセージが表示されるので「OK 」をクリックします。
「大平面」をクリック
左のような表示がされた場合
は、「OK 」をクリックして作業
を続けます。
41
Page 44
5 画像をトリミングする
画像を囲んでいる点線にマウスポインタを置くと、 マークに変わり
ます。マウスの左ボタンを押しながら点線を移動させて画像のトリミ
ング範囲を設定します(A)。
範囲を設定後「トリミング」ボタンをクリックします(B)。
(B )「トリミング」ボタン
をクリック
(A )画像をトリミング
6 画像を保存する
トリミングを確認後、「保存」ボタンをクリックし、画像を保存しま
す。トリミングを取り消す場合は「トリミングのキャンセル」ボタン
をクリックしてください。
「保存」ボタン
「トリミングのキャンセル」
ボタン
42
Page 45
Macintoshでパノラマ合成をする
1 ACD photostitcher を起動する
2 ウィンドウ1で「読み込み」ボタンをクリックする
フォルダの選択画面が表示されます。
3 合成したい画像のあるフォルダを選び、「選択」ボタンをク
リックする
画像一覧にフォルダ内のファイルが表示されます( A)。
4 ウィンドウ 1 でパノラマ合成に使用する写真をすべて選択
し、「配置画像を選択」ボタンをクリックする
選択した画像が、「位置合わせ」ウィンドウ(ウィンドウ2 )の画像配
置パレットに表示されます(B)。
(C )「合成方法」ボタン
(B )選択した画像
(A )選択したフォルダ
内のファイル
5 合成方法を選ぶ
ウィンドウ2 で「合成方法」ボタン(C )をク
リックすると、合成方法の設定画面が表示され
ます。
合成方法には、「大平面」と「円筒面」があり
ます。ここでは平面のパノラマを作成するの
で、「大平面」を選択し、「OK 」ボタンをクリッ
クします。
6 「自動配置」ボタンをクリックする
選択した画像がパノラマ状態に整列します。
43
Page 46
7 写真の位置を修正する
ウィンドウ2 で画像をクリックすると、赤枠で囲まれ移動できるよう
になります。マウスのボタンを押しながら、それぞれの画像を移動さ
せて合成位置を調整します。
「2 枚配置」タブをクリックすると、隣り合う2枚の合わせ目を拡大表
示して調整できます。
マウスボタンを押し
ながら位置を調整
8 「合成実行」ボタンをクリックする
合成が始まります。しばらくすると合成結果が表示されます。
9 画像をトリミングする
「合成結果」ウィンドウで「切り抜き」ボタンをクリックすると、画
像が点線で囲まれます(A)。
画像を囲んでいる点線にマウスポインタを置くと、 マークに変わり
ます。マウスのボタンを押しながら点線を移動させて画像のトリミン
グ範囲を設定します(B)。
範囲を設定後もう一度「切り抜き」ボタンをクリックします(C)。
トリミングを取り消す場合は「元にもどす」ボタンをクリックしてく
ださい。
トリミングを確認後、「OK 」ボタンをクリックします(D)。
(A )「切り抜き」ボタンをクリック
(C )「切り抜き」ボタンをクリック
(D )「OK 」ボタンをクリック
44
( B)画像をトリミング
Page 47
10 画像を保存する
「合成結果表示」ウィンドウ(ウィンドウ3 )で「保存」ボタンをク
リックし、画像を保存します。
45
Page 48
動画を編集する
「ACD Showtime! for PENTAX 」を使うと、デジタルカメラで撮影した
複数の動画を一本につなぎ合わせることができます。また、動画と静
止画、静止画どうしを組み合わせて、時間軸に沿ったストーリー展開
なども表現できる「ショー」創りを楽しむことができます。
ACD Showtime! for PENTAXを呼び出す
ACD Showtime! for PENTAX は、スタートメニューやデスクトップのア
イコンから起動できるほか、ACDSee for PENTAXの中から呼び出すこ
とができます。
1 ACDSeeの「動作」メニュー¼「作成」¼「ACD Showtime! 」
を選択する
ACD Showtime! for PENTAX の初
期画面が表示されます。
ACDSee for PENTAX のファイル
ペインで画像や動画ファイルを
選択した状態で、「動作」メニュー
´ 「作成」´「ACD Showtime!」を
選択すると、ファイルペインで選
択されている画像や動画ファイ
ルが読み込まれた状態で ACD
Showtime! for PENTAX が起動し
ます。
46
Page 49
「プロジェクト」をつくる
ACD Showtime! for PENTAX では、動画や静止画の組み合わせ方や、表
示/再生時間などの設定を、「プロジェクト」と呼びます。ACD
Showtime! for PENTAX での作業は、まずこの「プロジェクト」を新規
作成するところから始まります。
1 ACD Showtime! for PENTAX の初期画面で、「ビデオファ
イルの作成」をクリックする
新規プロジェクトが作成され、
「ショーの編集」画面が表示され
ます。
この「ショーの編集」画面で、左上の「プロジェクト」メニューの中
にある「新規」をクリックしても、新しいプロジェクトを作成するこ
とができます。その際、現在「ショーの編集」画面で開かれているプ
ロジェクトは閉じられ、保存していない場合は保存を促されます。
ビデオ、画像、音楽/オーディオを追加して並べ替える
ACD Showtime! for PENTAX では、新規プロジェクトにビデオ、画像、
音楽/オーディオを追加し、表示/再生される順番を並べ替えていく
ことで、ショーをつくっていきます。
1 画面左側の「ショー」メニューから、「ビデオの追加」「画
像の追加」「音楽/ オーディオの追加」のいずれかをクリッ
クする
「ビデオ(画像、音楽/ オーディオ)
の追加」ダイアログボックスが表
示されます。
プロジェクトに追加したいビデ
オ、画像、音楽/オーディオファ
イルを選択し、「開く」をクリック
します。
47
Page 50
もしくは、ACDSee for PENTAX
やデスクトップからファイルをド
ラッグ&ドロップして追加するこ
ともできます。
なお、「ショーの編集」画面で、ビデオ、画像、音楽/オーディオが
並べられるエリアを、「タイムライン」と呼びます。
2 動画や画像をドラッグ&
ドロップして並べ替える
オーディオを読み込んでいる場合
は、そのオーディオの再生開始位
置を、オーディオトラックをド
ラッグすることで変更することが
できます。
48
オーディオトラックを表示したい場合は、「表示モードの切り替え」ボ
タンをクリックしてください。
Page 51
3 「プレビュー」ボタンをクリックする
現在編集中のショーが、プレ
ビューエリアで再生されます。
ビデオの編集
「ショーの編集」画面に読み込んだ動画ファイルを選択すると、特殊効
果の適用や動画の長さの変更などの編集が行えます。
1 編集したいビデオを選択する
画面左側に、「ビデオ」メニューが表示されます。
2 「ビデオ」メニューから「効果」もしくは「トリム」を選択する
「効果」を選ぶと、画面をぼかした
り、エンボス化したりなど、いろ
いろな特殊効果や画質補正を行う
ことができます。
「トリム」を選択すると、ショーの
中でその動画が再生される範囲を
指定することができます。
49
Page 52
画像の編集
プロジェクトに読み込んだ静止画は、表示される時間の長さを変える
ことができます。また一部分だけを拡大したり、特殊効果を適用した
りなどの編集を加えることもできます。
1 編集したい画像を選択する
「ショーの編集」画面左側に、「画
像」メニューが表示されます。
2 編集したい項目を選択し、設定する
「画像」メニューでは、以下の画像編集が行えます。
回転 / 反転 画像を左右 90 度に回転、もしくは左右/上下に反転し
ます。
トリミング 画像の一部を切り取り、拡大します。
長さ 画像を表示する時間の長さを、ミリセカンド単位で設定
します。
効果 エンボスなどの特殊効果、ガンマ補正などの画像補正を
適用します。
50
Page 53
シーンの切り替わりの演出
タイムラインに読み込んだ動画や画像が切り替わる際、前後の映像が
重なり合ったり、いったん暗くなったのち次の画像が表示されたりな
ど、さまざまな効果を適用することができます。この動画/画像切り替
え時の効果のことを、「トランジション」と呼びます。
1 「表示モードの切り替え」ボタンをクリックする
タイムラインを図の表示に切り替
えます。
トランジション
2 トランジションを選択する
トランジションをクリックして選択します。
「ショーの編集」画面の左側に、
「トランジション」メニューが表
示されます。
51
Page 54
3 「トランジション」メニューから「トランジション」をク
リックする
トランジションを選択するダイア
ログボックスが表示されます。
お好みのトランジションを選択
し、OK をクリックします。
4 「トランジション」メニューから「長さ」をクリックする
「トランジションの長さ」ダイアロ
グボックスが表示されますので、
スライダを操作し、ミリセカンド
単位でトランジションの長さを設
定します。
実際のトランジションの効果、長さについては、「プレビュー」ボタ
ンをクリックしてショーを再生し、確認してください。
オーディオの編集
「ショーの編集」画面のタイムラインに追加した音楽/オーディオは、
長さを変えたり、他の音楽/オーディオとの音量バランスを調整する
などの編集が行えます。
音楽/オーディオの長さを変える
1 「表示モードの切り替え」をクリックし、タイムラインに
オーディオトラックを表示する
52
オーディオ
トラック
Page 55
2 長さを変えたいオーディオトラックを選択する
「ショーの編集」画面左側に、「オー
ディオ」メニューが表示されます。
3 「オーディオ」メニューの「トリム」をクリックする
4 「トリム」ウィンドウで、開始点と終了点を指定し、音楽/
オーディオの長さを指定する
再生ボタンをクリックすると、変
更後の開始点と長さを確認でき
ます。
音楽/オーディオの開始点を動画や画像の開始点に合わせる
タイムライン上に複数の動画や画像を並べている場合、どの動画や画
像の始まりから音楽/オーディオの再生を開始するのかを選択でき
ます。
1 タイムライン上のオーディオトラックの上で右クリック
する
53
Page 56
2 メニューの「次に合わせる」から、「開始」「前」「次」「終
了」のいずれかを選択する
開始 タイムラインの先頭から再
生が開始
前 ひとつ前の動画/画像の先
頭から再生が開始
次 ひとつ後の動画/画像の先
頭から再生が開始
終了 一番最後の動画/画像の先
頭から再生が開始
オーディオトラック上の音楽/オーディオは、ドラッグして好きな開始
位置に移動することができます。
動画/画像の長さに合わせる
開始点が同じ動画や画像の長さに合わせて、音楽/オーディオの長さ
を短くすることができます。
1 タイムライン上のオーディオトラックの上で右クリック
する
2 メニューから「スライドにトリム」を選択する
開始位置が同じ動画や画像の長さ
に合わせて、音楽/オーディオの
長さが短くなります。
54
「タイムライン」メニューから「オーディオに合わせる」を選ぶと、「ス
ライドにトリム」とは反対に、ショー全体がオーディオトラックに追
加されている音楽/オーディオの長さに合わせられます。音楽の曲に
合わせてスライドショーをつくるといった場合に使用すると、便利で
しょう。
Page 57
音量バランスを調整する
動画に埋め込まれたオーディオと、オーディオトラック 1 、2 の間の音
量バランスを調整することができます。
1 「ショーの編集」画面の「タイムライン」メニューから、
「オーディオミキサー」をクリックする
2 「オーディオミキサー」ウィ
ンドウで、音量バランスを調
整する
動画に埋め込まれたオーディオをミュートしたい場合は、タイムライン
上で動画を右クリックし、メニューから「埋め込みオーディオをミュー
ト」を選択します。
プロジェクトの保存/ビデオの保存
「ショーの編集」画面で編集している「プロジェクト」は、動画や画像、
音楽/オーディオといった素材がどのように組み合わされ編集されて
いるかが記録されている大事な情報です。こまめに保存するように注
意しましょう。また編集結果の「ショー」は、Windows Media Videoや
AVI 、MPEG-1 などの形式を選び、デジタルビデオファイルとして書き
出すことができます。
プロジェクトの保存
1 「ショーの編集」画面の「プロジェクト」メニューから、「保
存」をクリックする
「名前を付けて保存」ダイアログ
ボックスが表示されるので、ファ
イル名と保存場所を設定し、「保
存」ボタンをクリックして保存し
ます。
55
Page 58
一度「名前を付けて保存」すると、それ以降は「プロジェクト」メニュー
の「保存」をクリックするたびに、上書き保存されます。
次に説明する「ビデオ/プロジェクトの保存」画面でも、プロジェクト
を保存することができます。
ビデオの保存
1 「ショーの編集」画面で、画面右下にある「次へ」をクリッ
クする
2 「ビデオ/プロジェクトの保
存」画面が表示されるので、
「ビデオの保存」から「フォー
マット」と「出力ファイル名」
を設定する
出力ファイルは、初期状態では「マ
イ ドキュメント」フォルダに保存
されるように設定されています。
「出力ファイル名」を設定する際
は、あとで保存先がわからなくならないよう、「無題.wmv 」の部分の
み変更するように注意してください。
また拡張子(ファイル名末尾の「.」以下のアルファベット。初期状
態では「.wmv 」)を削除したり変えたりすると、パソコン上でビデオ
ファイルとして認識されなくなる場合がありますので、注意しましょ
う。もし誤って削除したり変えてしまった場合は、「フォーマット」
からビデオファイル形式を選び直すと、自動的に適切な拡張子が付け
られます。
3 「次へ」をクリックする
ビデオの保存が開始されます。
また同時に、手順2 の「ビデオ/プロジェクトの保存」画面の「プロ
ジェクトの保存」で設定されているとおりに、プロジェクトも保存さ
れます。
56
Page 59
発表して楽しむ
ASDSee for PENTAX のブラウザやビューアから、画像ファイルを印刷
することができます。また、画像をメールで送ったり、ACD Showtime!
for PENTAX で編集した「ショー」をパソコンで再生したりなど、ご自
分の作品をいろいろな形で「発表」することができます。
画像を印刷する
ブラウザから印刷する
ブラウザから画像を印刷できます。
1 印刷する画像を選ぶ
複数の画像を印刷するときは、キーボードの「Ctrl 」キーを押したま
ま、印刷したい画像をすべてクリックします。
2 「ファイル」メニューから「画像の印刷」を選ぶ
「印刷」画面が表示されます。
3 必要に応じて各種設定を行う
4 「印刷」をクリックする
コンタクトシートを作成し、印刷する
コンタクトシート(画像のサムネイル一覧)を作成し、印刷すること
ができます。それぞれの画像にラベルを貼ったり、タイトルをつけた
り、画像のサイズを変えたりすることができます。
1 ブラウザでコンタクトシートにする画像を選ぶ
キーボードの「Ctrl 」キーを押したまま、印刷したい画像をすべてク
リックします。
2 「ファイル」メニューから「コンタクトシートの印刷」を選ぶ
「コンタクトシート印刷」画面が表示されます。
3 必要に応じて各種設定を行う
4 「OK」をクリックする
「コンタクトシート印刷」画面の「ヘルプ」ボタンをクリックすると、コ
ンタクトシートの作成、印刷についてより詳しく知ることができます。
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ビューアから印刷する
ビューアからは現在表示されている画像や、その画像を含むフォルダ
内の全画像を印刷できます。
1 ファイルメニューから「画像の印刷」または「すべての画
像の印刷」を選ぶ
「画像の印刷」は、現在表示されている画像を印刷するときに選びます。
「すべての画像の印刷」は、現在表示されている画像を含むフォルダ
内の全画像を印刷するときに選びます。
いずれかを選ぶと、「印刷」画面が表示されます。
2 必要に応じて各種設定を行う
3 「印刷」をクリックする
日付を入れて印刷するには
画像ファイルに日付を入れて印刷するこ
とができます。日付を入れる設定は「印
刷」画面で行います。
1 「印刷画面」の「キャプション」
タブを選ぶ
2 「画像の取得日付を画像の隅に
印刷する」チェックボックスに
チェックを入れる
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写真をレイアウトして印刷する
ACDSee for PENTAX に付属する「FotoSlate 」を使うと、写真を台紙の
上にレイアウトし、テキストのメッセージを添えて印刷することがで
きます。FotoSlate の利用方法を、簡単に説明します。
1 ACDSee for PENTAX上でレ
イアウトに用いたい画像を
選択し、「動作」メニュー ¼
「印刷」¼「FotoSlate 」を選
択する
「FotoSlate」ウィンドウが表示さ
れます。
2 「FotoSlate」ウィンドウの
ツールバーで、「ページの追
加」をクリックする
3 「ページの追加」ウィンドウ
から、レイアウトに使用した
いテンプレートを選ぶ
ウィンドウ左側のツリーリストか
らカテゴリーを選び、右側のボッ
クスに表示されるテンプレートの
サムネイルからひとつを選んだの
ち、「OK 」をクリックします。
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4 画像をテンプレートにド
ラッグする
「FotoSlate」ウィンドウの左側の
ボックスから、右側のボックスに
表示されたテンプレートに、画像
をドラッグして追加します。
5 テキストを入力する
テンプレート内の濃いグレーの
部分は、テキストの入力を行える
スペースです。ここをダブルク
リックすると、「テキストの入力」
ウィンドウが表示されますので、
お好きなメッセージを入力して
ください。フォントやサイズ、文
字の色、テキストの回転なども設
定できます。
6 印刷する
ツールバーの「印刷」ボタンをク
リックします。
「印刷」ダイアログボックスが表示
されますので、印刷範囲(複数の
ページがある場合の印刷ページ
数)や印刷部数などの設定を行っ
たのち、「OK 」ボタンをクリック
して印刷します。
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画像をメールで送る
ACDSee for PENTAX から直接、画像をメールで送ることができます。
画像ファイルはすべてJPEG 形式に変換され、メールに添付されて送信
されます。画像サイズが大きい場合は縮小して送信されますが、パソ
コンに保存されている元の画像を変更することはありません。
なお、メールで画像を送るにはあらかじめ「電子メールアカウント」の
設定が必要です。
ACDSee for PENTAXのメール機能は、Macintosh には対応していません。
1 ブラウザで、送信したい画像を
選ぶ(複数でも可)
複数選ぶ場合は、キーボードの「Ctrl 」
キーを押しながら、送信したい画像を
すべてクリックします。
2 「動作」メニューから「共有」を
選び、「電子メール」を選ぶ
メールの送信画面が表示されます。
3 「宛先」など、必要な情報を入力する
4 「送信」をクリックする
• メールの送信画面の「ヘルプ」ボタンをクリックすると、画像のメー
ル送信についてより詳しく知ることができます。
• ご使用のメールサーバのセキュリティ設定によっては、エラーが表示
されて、メールが送信できない場合があります。
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ACD Showtime! for PENTAX
ACD Showtime! for PENTAX で創った動画(ビデオファイル)は、パソ
コン上で再生することができます。その方法について、簡単にご紹介
しましょう。
ACDSee for PENTAX で再生する
で創った動画を再生する
1 ナビゲーションペインから、再生したい動画を探す
2 ファイルペインに再生した
い動画のサムネイルが表示
されたら、クリックして選択
する
3 プレビューペインで再生ボタンをクリックする
動画の再生が開始されます。
ファイルペインで動画のサムネイルをダブルクリックすると、ACDSee
メディアウィンドウ(1p.34)が開き、動画をフルサイズやフルスク
リーンサイズで再生することができます。
パソコンに付属の動画再生ソフトなどで再生する
ご自分のパソコンで創った動画を友人のパソコンで再生するなど、
ACDSee for PENTAX がない環境で動画を再生する場合は、パソコンに
付属の動画再生ソフトなどを利用します。
各動画再生ソフトの「ファイル」メニュー ´ 「開く」などから再生し
たいビデオファイルを選択し、再生を開始してください。
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Macintosh 環境での再生を前提に動画を創る場合は、QuickTime 形式で
保存すると安全です。詳しくは、「プロジェクトの保存/ビデオの保存」
(1p.55 )をご覧ください。
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ACDSee for PENTAXをもっと楽しもう
ACDSee for PENTAX には、ここでご紹介した以上に、画像や動画を
パソコン上で楽しむための機能が満載されています。ACDSee for
PENTAX をさらに楽しむための機能や操作方法の見つけ方についてご
紹介しましょう。
ヘルプの使い方
ACDSee for PENTAX および各付属ソフトウェアには、使い方や機能を
詳細に説明したヘルプが用意されています。操作に迷ったら、ぜひ利
用しましょう。
知りたいことを探す
1 「ヘルプ」メニューから「トピックの検索」を選択する
ヘルプウィンドウが表示されます。
2 「目次」「キーワード」「検索」タ
ブのいずれかを選択し、知りた
い項目を探す
「検索」タブでは、知りたい語句を入
力し「検索開始」ボタンをクリックす
ることで、知りたいことをダイレクト
に見つけることができます。
ヒントを利用する
1 「ヘルプ」メニューから「ワンポイント…」を選択する
2 「便利な使い方」が表示される
使い方に関するヒントが、ランダムに
表示されます。「次を表示」をクリッ
クすると、次々に新しいトピックスが
表示されますので、ちょっとしたヒン
トを探すのに利用ください。
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ACDInTouchを利用する
ACDInTouch は、インターネットを使用して、ACDSee™ の最新情報を
入手できるサービスです。最新ニュースやTIPS の購読が行えるほか、
特別オファーや無料のデジタル画像素材の提供なども受けることがで
きます。
ACDInTouchに接続するには
1 「ヘルプ」メニューから「ACDInTouch」を選択する
「ACDInTouch に接続」画面が表示されます。
2 「今すぐ接続」をクリックする
ACDInTouchサービスについて
ACDInTouch はACDSee for PENTAX に直接情報を送信するサービスで
す。接続時に情報が送信されるので、ACDInTouchペインで直接最新情
報を読み取ることができます。この情報は、ACDSYSTEMS™ からの
アップグレード、アドオン、および関連ソフトウェアなど、使用中の
製品に直接関連しています。
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メモ
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お客様窓口のご案内
ペンタックスホームページアドレス http://www.pentax.co.jp/
お客様相談センター(弊社製品に関するお問い合わせ)
〒174-8639 東京都板橋区前野町 2-36-9
営業時間午前9 :00 ~午後6 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ナビダイヤル0570-001313
(市内通話料金でご利用いただけます。)
携帯電話、PHS の方は、下記の電話番号をご利用ください。
03-3960-3200(代) 03-3960-0887 デジタルカメラ専用
[ショールーム・写真展・修理受付]
ペンタックスフォーラム 03-3348-2941 (代)
〒163-0401 東京都新宿区西新宿 2-1-1 新宿三井ビル1 階(私書箱 240 号)
営業時間午前10 :30 ~午後6 :30 (年末年始および三井ビル点検日を除き年中無休)
[修理受付]
ペンタックス札幌営業所お客様窓口 011-612-3231 (代)
〒060-0010 札幌市中央区北 10 条西18-36 ペンタックス札幌ビル2 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックス仙台営業所お客様窓口 022-371-6663 (代)
〒981-3133 仙台市泉区泉中央 1-7-1 千代田生命泉中央駅ビル5 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックス名古屋営業所お客様窓口 052-962-5331 (代)
〒461-0001 名古屋市東区泉 1-19-8 ペンタックスビル3 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックス大阪営業所お客様窓口 06-6271-7996 (代)
〒542-0081 大阪市中央区南船場 1-17-9 パールビル2 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックス広島営業所お客様窓口 082-234-5681 (代)
〒730-0851 広島市中区榎町 2-15 榎町ビュロー 1 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックス福岡営業所お客様窓口 092-281-6868 (代)
〒810-0802 福岡市博多区中洲中島町 3-8 パールビル2 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
[宅配便・郵便修理受付・修理に関するお問い合わせ]
ペンタックスサービス(株) 東日本修理センター 03-3975-4341(代)
〒175-0082 東京都板橋区高島平 6-6-2 ペンタックス(株) 流通センター内
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
ペンタックスサービス(株) 西日本修理センター 06-6271-7996(代)
〒542-0081 大阪市中央区南船場 1-17-9 パールビル2 階
営業時間午前9 :00 ~午後5 :00 (土・日・祝日および弊社休業日を除く)
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