Pentax OPTIO M20 User Manual [ja]

デジタルカメラ
使用説明書
カメラの正しい操作のため、ご 使用前に必ずこの使用説明書を ご覧ください。
はじめに
このたびは、ペンタックス・デジタルカメラOptio M20をお買い上げいただ き誠にありがとうございます。本製品の機能を十分活用していただくため に、ご使用になる前に本書をよくお読みください。また本書をお読みになっ た後は必ず保管してください。使用方法がわからなくなったり、機能につ いてもっと詳しく知りたいときにお役に立ちます。
著作権について
本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、 権利者に無断で使用できません。なお、実演や興行、展示物の中には、個人と して楽しむ目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意く ださい。また著作権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内 で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。
商標について
PENTAXおよびペンタックス、Optioおよびオプティオはペンタックス株式会社 の登録商標です。
SDロゴおよびSDHC ロゴは商標です。 QuickTime™およびQuickTimeロゴは、ライセンスに基づいて使用される商標です。 QuickTimeは、米国およびその他の国々で登録された商標です。
その他、記載の商品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。
本機を使用するにあたって
強い電波や磁気を発生する施設などの周囲では、カメラが誤動作を起こす場合
があります。
液晶モニターに使用されている液晶パネルは、非常に高度な精密技術で作られ
ています。99.99%以上の有効画素数がありますが、0.01%以下の画素で点灯 しないものや常時点灯するものがありますので、あらかじめご了承ください。 なお、記録される画像には影響ありません。
本製品はPRINT Image Matching III に対応しています。PRINT Image Matching 対応プリンターでの出力及び対応ソフトウェアでの画像処理において、撮影時 の状況や撮影者の意図を忠実に反映させることが可能です。なお、PRINT Image
Matching IIIより前の対応プリンターでは、一部機能が反映されません。 PRINT Image MatchingPRINT Image Matching IIPRINT Image Matching III
に関する著作権はセイコーエプソン株式会社が所有しています。
PictBridgeについて
PictBridgeは、プリンターとデジタルカメラを直接接続して、画像をプリントア ウトするダイレクトプリントの統一規格で、カメラ側から簡単な操作で画像を プリントできます。
ImageLinkについて
ImageLinkおよび ImageLink print systemのロゴは米国Eastman Kodak Company の登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(
B
情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用されることを目的としています
ス が、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引 き起こすことがあります。使用説明書にしたがって、正しい取り扱いをしてください。
VCCI
)の基準に基づくクラ
本文中のイラストおよび液晶モニターの表示画面は、実際の製品と異なる場合 があります。

ご注意ください

この製品の安全性については充分注意を払っておりますが、下 記マークの内容については特に注意をしてお使いください。
警告
このマークの内容を守らなかった場合、人が重 大な傷害を受ける可能性があることを示すマー クです。
注意
このマークの内容を守らなかった場合、人が軽 傷または中程度の傷害を受けたり、物的損害の 可能性があることを示すマークです。
本体について
警告
カメラを分解・改造などしないでください。カメラ内部に高電圧部が
あり、感電の危険があります。
落下などにより、カメラ内部が露出したときは、絶対に露出部分に手
をふれないでください。感電の危険があります。
•SDメモリーカードは、乳幼児の手の届くところに置かないでくださ
い。誤って飲み込む恐れがあります。万一、飲み込んだと思われる場 合は、直ちに医師にご相談ください。
ストラップが首に巻き付くと危険です。小さなお子様がストラップを
首に掛けないようにご注意ください。
•ACアダプターは、必ず専用品を指定の電源・電圧でご使用ください。
専用品以外のAC アダプターをご使用になったり、専用のAC アダプ ターを指定以外の電源・電圧でご使用になると、火災・感電・故障の 原因になります。
使用中に煙が出ている、変なにおいがするなどの異常が発生した場
合、すぐに使用を中止して電池またはACアダプターを取り外したう え、サービス窓口にご相談ください。そのまま使用すると、火災や感 電の原因となります。
1
注意
電池をショートさせたり、火の中に入れないでください。また、分解
しないでください。破裂・発火の恐れがあります。
充電式のニッケル水素電池以外は充電しないでください。破裂・発火
の恐れがあります。このカメラに使用できる電池の種類で、ニッケル 水素電池以外は充電ができません。
ストロボの発光部に手を密着させたまま発光させないでください。や
けどの恐れがあります。
ストロボの発光部を衣服などに密着させたまま発光させないでくだ
さい。変色などの恐れがあります。 電池の液が目に入ったときは、失明の恐れがありますので、こすらずに
すぐにきれいな水で洗ったあと、直ちに医師の治療を受けてください。
電池の液が皮膚や衣服に付着したときは、皮膚に障害をおこす恐れが
ありますので、すぐにきれいな水で洗い流してください。
万一、カメラ内の電池が発熱・発煙を起こした時は、速やかに電池を
取り出してください。その際は、やけどに充分ご注意ください。
このカメラには、使用していると熱を持つ部分があります。その部分
を長時間持ちつづけると、低温やけどを起こす恐れがありますのでご 注意ください。 万一液晶が破損した場合、ガラスの破片には十分ご注意ください。中の
液晶が皮膚や目に付いたり、口に入らないよう十分にご注意ください。
電池の取り扱いについてのご注意
このカメラは、単3形アルカリ電池、単 3形リチウム電池、単3形ニッ
ケル水素電池、単3 形ニッケルマンガン電池のいずれか 2本を使用し ます。これら以外の電池は使用しないでください。カメラの性能が十 分に発揮できない場合や、電池の破裂、発火の原因となることがあり ます。
3形アルカリ電池、単3形リチウム電池、単3形ニッケルマンガン電
池は充電ができません。また電池は分解しないでください。無理に充 電や分解をすると、破裂や液漏れの原因となります。
電池の外装シールは剥がさないでください。シールを剥がすと電池内
部がショートした状態になり、発火や破裂、液漏れ、発熱の原因とな ります。
電池を交換するときは、メーカー、種類、容量の異なる電池を混ぜて
入れないでください。また、新しい電池と古い電池を混ぜて入れない でください。電池の破裂、発火の原因となります。
電池の「+」と「-」の向きを間違えて入れないでください。電池の
破裂、発火の原因となります。
2
ACアダプターについて
注意
•ACコードの上に重いものを載せたり、落としたり、無理にまげたり
してコードを傷めないでください。もしACコードが傷んだら、当社 お客様相談センター、またはお客様窓口にご相談ください。
コンセントに差し込んだまま、AC コードの接続部をショートさせた
り、さわったりしないでください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因とな
ります。
強い衝撃を与えたり、落としたりしないでください。故障の原因とな
ります。

取り扱い上の注意

海外旅行にお出かけの際は、国際保証書をお持ちください。また、旅
行先での問い合わせの際に役立ちますので、製品に同梱しております ワールドワイド・サービス・ネットワークも一緒にお持ちください。
長時間使用しなかったときや、大切な撮影(結婚式、旅行など)の前
には、必ず試し撮りをしてカメラが正常に機能しているかを確認して ください。万一、カメラや記録媒体(SD メモリーカード)などの不 具合により、撮影や再生、パソコン等への転送がされなかった場合、 画像や音声などの記録内容の保証についてはご容赦ください。
このカメラはレンズ交換式ではありません。レンズの取り外しはでき
ません。
汚れ落としに、シンナーやアルコール、ベンジンなどの有機溶剤は使
用しないでください。
高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでカ
メラを車内に放置しないでください。
防腐剤や有害薬品のある場所では保管しないでください。また、高温
多湿の場所での保管は、カビの原因となりますので、乾燥した風通し のよい場所に、カメラケースから出して保管してください。
このカメラは防水カメラではありませんので、雨水などが直接かかる
所では使用できません。
強い振動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・
車・船などの振動は、クッションを入れて保護してください。
カメラの使用温度範囲は0℃~40℃です。
3
高温では液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れば正常に
なります。
低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることもありますが、これ
は液晶の性質によるもので、故障ではありません。
高性能を保つため、1 2 年ごとに定期点検にお出しいただくことを
お勧めします。
急激な温度変化を与えると、カメラの内外に結露し水滴が生じます。
カメラをバッグやビニール袋などに入れ、温度差を少なくしてから取 り出してください。
ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分などがカメラの中に入ら
ないようにご注意ください。故障の原因になります。雨や水滴などが 付いたときは、よく拭いて乾かしてください。
•SDメモリーカードの取り扱いについては、「SD メモリーカード使用
上の注意」(p.28)をご覧ください。
•SDメモリーカードや内蔵メモリーに記録されたデータは、カメラや
パソコン等の機能による消去やフォーマットを行っても、市販の修復 ソフトを使用すると、データを再び取り出せることがあります。デー タの取り扱いや管理は、お客様の責任において行ってください。
破損や故障の原因になりますので、液晶モニターの表面を強く押さな
いでください。
カメラを腰のポケットに入れた状態で椅子などに座ると、カメラが変
形したり液晶モニターが破損する恐れがありますのでご注意くださ い。
三脚使用時は、ネジの締め過ぎに十分ご注意ください。
4
目次
ご注意ください ................................................................................1
取り扱い上の注意.............................................................................3
目次 ..................................................................................................5
本書の構成......................................................................................11
このカメラの楽しみ方..........................................................................12
主な同梱品の確認...........................................................................14
各部の名称......................................................................................15
操作部の名称..................................................................................16
画面の表示......................................................................................16
準備 19
ストラップを取り付ける ......................................................................19
電源を準備する.....................................................................................20
電池をセットする...........................................................................20
家庭用電源で使用する....................................................................23
海外でACアダプターを使用する ...................................................24
SDメモリーカードをセットする..........................................................26
静止画の記録サイズと画質 ............................................................29
動画の記録サイズ、画質、フレームレート ...................................30
電源をオン/オフする..........................................................................32
再生専用モード ..............................................................................33
初期設定をする.....................................................................................34
言語を設定する ..............................................................................34
日時を設定する ..............................................................................37
クイックスタート 39
静止画を撮影する .................................................................................39
静止画を再生する .................................................................................41
画像を再生する ..............................................................................41
前後の画像を再生する....................................................................41
表示された画像を回転表示する .....................................................42
機能共通操作 43
ボタンの機能を使用する ......................................................................43
Aモード時.....................................................................................43
Qモード時 ....................................................................................45
5
カメラの機能を設定する ......................................................................47
メニューで設定する .......................................................................47
メニュー一覧..................................................................................50
撮影モードを設定する....................................................................52
特定のメニューをすばやく呼び出す..............................................56
再生モードを設定する....................................................................58
撮影 61
撮影する................................................................................................61
カメラに撮影モード選びをまかせて撮影する
(オートピクチャーモード)............................................................61
カメラまかせで撮影する(プログラムモード)..............................62
手ぶれや被写体ぶれを軽減して撮影する(ぶれ軽減モード)........63
簡単撮影モードで撮影する(グリーンモード)..............................64
暗いシーンを撮影する(夜景モード)............................................66
フレームをつけて撮影する(フレーム合成モード).......................67
人物を撮影する(ポートレートモード).........................................69
ペットを撮影する(ペットモード)................................................71
セルフタイマーを使って撮影する..................................................72
連続して撮影する...........................................................................73
ズームを使って撮影する................................................................74
露出を補正する ..............................................................................76
撮影情報を確認する..............................................................................77
撮影のための機能を設定する...............................................................79
ピントの合わせ方を選ぶ(フォーカスモード)..............................79
ストロボの発光方法を選択する .....................................................81
記録サイズを選択する....................................................................83
画質を選択する ..............................................................................85
ホワイトバランスを調整する.........................................................87
オートフォーカス範囲を設定する(AFエリア).............................89
感度を設定する ..............................................................................90
クイックビューの時間を設定する..................................................92
シャープネスを設定する................................................................93
彩度を設定する ..............................................................................94
コントラストを設定する................................................................95
設定を保存する(モードメモリ)..........................................................96
動画を撮影する.....................................................................................98
動画を撮影する ..............................................................................98
動画の記録サイズを選択する.......................................................100
動画の画質を選択する..................................................................102
フレームレートを選択する ..........................................................103
白黒やセピア色で動画を撮影する(カラーモード).....................104
手ぶれ補正を設定する..................................................................105
6
画像の再生と消去 106
再生する..............................................................................................106
AモードとQモードの切り替え ................................................106
静止画を再生する.........................................................................107
9画面表示、フォルダ表示、カレンダー表示をする ....................108
再生画像を拡大する .....................................................................110
撮影時の情報を表示する..............................................................112
スライドショウで連続再生する ...................................................113
動画を再生する...................................................................................115
動画を再生する ............................................................................115
AV機器と接続する..............................................................................116
消去する..............................................................................................117
1画像/音声ずつ消去する............................................................117
選択して消去する(9画面表示で消去)........................................119
まとめて消去する.........................................................................121
消去できないようにする(プロテクト)....................................... 122
画像の編集と印刷 124
編集する..............................................................................................124
画像のサイズと画質を変更する(リサイズ)...............................124
画像をトリミングする..................................................................126
画像や音声をコピーする..............................................................127
デジタルフィルタを使う..............................................................129
明るさフィルタを使う..................................................................130
フレーム合成をする .....................................................................131
赤目を補正する ............................................................................133
DPOFの設定をする ............................................................................134
1画像ずつ設定する.......................................................................134
全画像を設定する.........................................................................136
カメラとプリンターをつないでプリントする(PictBridge).............137
カメラをプリンターに接続する ...................................................137
1画像ずつプリントする ...............................................................138
全画像をプリントする..................................................................140
DPOFの設定でプリントする .......................................................141
プリンターからケーブルを取り外す............................................141
ImageLink print systemについて ..................................................141
7
音声の録音と再生 143
音声を録音する(ボイスレコーディングモード)...............................143
音声を再生する...................................................................................145
画像に音声を付ける(ボイスメモ)....................................................146
ボイスメモを録音する..................................................................146
ボイスメモを再生する..................................................................147
設定 148
カメラの設定をする............................................................................148
SDメモリーカード/内蔵メモリーをフォーマットする.............. 148
サウンドの設定を変更する ..........................................................149
日時を変更する ............................................................................151
ワールドタイムを設定する ..........................................................153
表示言語を変更する .....................................................................155
画像のフォルダ名を変更する.......................................................156
USB接続モードを変更する ..........................................................157
ビデオ出力方式を選択する ..........................................................158
液晶モニターの明るさを自動調節させる(オートディマー)......159
オートパワーオフを設定する.......................................................160
ガイド表示を設定する..................................................................161
設定をリセットする .....................................................................162
起動画面を変更する .....................................................................163
付録 164
都市名一覧..........................................................................................164
初期設定一覧 ......................................................................................166
撮影モードごとの使える機能/使えない機能....................................169
別売アクセサリー一覧........................................................................170
メッセージ一覧...................................................................................171
こんなときは?...................................................................................173
主な仕様..............................................................................................175
索引.....................................................................................................179
アフターサービスについて.................................................................182
ペンタックスピックアップリペアサービス........................................183
8
操作説明中で使用されている表記の意味は次のようになっています。
1
Aモード
Qモード 静止画と動画、音声を再生するモードです。
s, b, R, A,
d, O, q, <,
I, i, \, c,
Q, E, D, Y
関連する操作の説明が記述されているページを記載しています。
知っておくと便利な情報などを記載しています。
操作上の注意事項などを記載しています。
静止画と動画の撮影、音声の録音をするモードです。本書では、 静止画を撮影するモードを「静止画撮影モード」、動画を撮影す るモードを「dモード」、音声を録音するモードを「O モード」と 表記します。
タイトルの上に表示されたマークは、その機能が使える撮影モー ドを表します。
例)
シャープネスを設定する
R c Y
9
メモ
10

本書の構成

本書は、次の章で構成されています。
1 準備 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
お買い上げ後、写真を撮るまでの準備操作について説明しています。撮影 をはじめる前に必ずお読みになり、操作を行ってください。
2 クイックスタート –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
一番簡単な撮影方法と再生方法を説明しています。すぐに撮影、再生した いときは、このページをご覧ください。
3 機能共通操作 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
各ボタンの機能、メニューの設定方法など、各機能に共通する操作につい て説明しています。詳しい内容は、4章以降をご覧ください。
4 撮影 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
さまざまな撮影の方法や、撮影に関する機能の設定方法について説明して います。
5 画像の再生と消去 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
静止画や動画をカメラやテレビで再生する方法、カメラから消去する方法 について説明しています。
6 画像の編集と印刷 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
撮影した静止画を印刷するためのさまざまな方法や、カメラで編集する方 法について説明しています。撮影した画像のパソコンへの保存方法と ACDSee for PENTAXのインストール方法に関しては別紙の「PC接続ガイ ド」を、パソコンでの画像の加工や印刷方法に関してはACDSee for PENTAXのヘルプをご覧ください。
7 音声の録音と再生 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
音声の録音や静止画像に音声(ボイスメモ)を追加する方法、音声の再生 のしかたを説明しています。
8 設定 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
カメラに関する機能の設定方法について説明しています。
9 付録 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
困ったときの対処のしかたや、別売品の案内などをしています。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
11

このカメラの楽しみ方

Optio M20
リエーションに富んだ撮影方法をお楽しみいただけます。ここでは、
Optio M20
あわせてご覧いただき、ぜひ
では、一般的な写真撮影のほか、いろいろなシーンに応じたバ
の特長的な楽しみ方をご紹介しましょう。操作説明のページも
Optio M20
の楽しさを味わってみてください。
撮影も再生も、カメラがナビゲートしてくれる!
Optio M20は、大きく見やすい2.5型液晶モニターを搭載。毎秒 60フレー ムのなめらかで高品質な表示性能を備えていますので、スムーズに構 図を決めることができます。また撮影や再生、編集のためのさまざま な機能の設定も、液晶モニターに表示されるわかりやすいアイコンを 選ぶだけのカンタン操作です。 撮影モード選びに迷ってしまったら、まずはb(オートピクチャー)
p.61)を選択。撮影シーンに応じた適切な撮影モード*を、カメラが判
断して選んでくれます。 各モードの機能や使い方も、アイコンを選んだときに表示されるガイ ドで確認できる親切設計です。(p.60)
* b(オートピクチャーモード)では、-(標準モード)、A(夜景モード)、
q(風景モード)、I(ポートレートモード)の中から最適な撮影モードが選
ばれます。
12
めんどうな設定はカメラにまかせて。 グリーンモードを使うと、標準設定で手軽に撮影可能。
p.64
フレームをあらかじめ選んで構図を決められる!
Opito M20では、子供やペットの写真 を撮るときにかわいいフレームを合 成することができます。(p.67)撮 影 した写真に後からフレームを合成す るのも、もちろんOK!フレームの形 や大きさに合わせて被写体の位置を 微調整したり、写真を縮小・拡大し て合成することもできます。フレー ムと被写体のバランスが微妙に合わ ない・・・なんていうことはありま せん。
フレームを使った記念写真に。
パソコンがなくても簡単にプリントできる!
PictBridge対応のプリンターなら、カメラをUSBケーブルでつないでダ イレクトにプリントできます。また、付属のドックインサートをセッ トしたKodak EasyShareプリンタードックなら、そのままカメラをプ リンターにセット、ボタンひとつで誰でも簡単に写真のプリントを楽 しめます。 せっかく撮った写真を家庭でプリントしたいけど、パソコンの操作は どうも難しくて・・・なんてあきらめる必要はありません。
パソコンを使わず、お手軽ラクラクプリント。
カレンダー形式で表示できる!
Optio M20では、撮影した画像や録音した音声を日付ごとにカレンダー 形式で表示できます。(p.109)再生したい写真や音声を、すばやく見 つけることができます。
13

主な同梱品の確認

本体
Optio M20
ソフトウェア(CD-ROM)
(※)の製品は、別売アクセサリーとしてもご用意しております。
その他の別売アクセサリーについては、「別売アクセサリー一覧」(p.170)をご 覧ください。
14
S-SW58
3形アルカリ電池
2本)
簡単ガイド
ストラップ
O-ST51(※)
USBケーブル
I-USB7(※)
PC接続ガイド 使用説明書
保証書
ドックインサート
O-DI58
AVケーブル
I-AVC7(※)
(本書)

各部の名称

前面
背面
ストラップ取り付け部 シャッターボタン 照度センサー スピーカー
電源スイッチ ストロボ セルフタイマーランプ(赤)
マイク
レンズ
接続ケーブルカバー
PCAV端子部
液晶モニター(LCD
ImageLink接続部
電池/カードカバー
三脚ネジ穴
15

操作部の名称

2 0 0 6 / 1 0 / 1 4
1 4 : 2 5
+ 1 . 0
3 8
電源スイッチ
シャッターボタン
ズーム/w/x/f/yボタン
Qボタン
十字キー
4/Wボタン
グリーン/i ボタン
グリーン/i ボタン
3ボタン
各ボタンの機能は、「ボタンの機能を使用する」(p.43p.46)を ご 覧 く ださい。

画面の表示

静止画撮影モード 通常表示
撮影条件などを表示します。
38
1 2 3 4
38
10
6 7
8 9
16
5
2006/10/14
2006/10/14
+1.0
13
14:25
14:25+1.0
11
12
1
F 3 . 3
1 / 2 5 0
+ 1 . 0
3 8
200
ISO
撮影モード(p.52
2
ストロボモード(p.81
3
ドライブモード(p.72p.73)10フォーカスフレーム(p.39
4
フォーカスモード(p.79
5
手ぶれ警告表示(p.77
6
デジタルズーム表示(p.74
7
メモリー状態表示(p.32 アイコンなし:現在地
8
撮影可能枚数
9
電池残量表示(p.22
11
露出補正値(p.76
12
現在の日時(p.37
13
ワールドタイム(p.154
+ :内蔵メモリー(カードなし) X :目的地 a SDメモリーカード r :カードロック状態
静止画撮影モード フル表示
(説明のためにすべてを表示させたイラストで記載しています。)
38
38
7
M
5
1
6 7
2
200
ISO
200
3 4
1/250
1/250 F3.3
F3.3
+1.0
+1.0
ISO
8
9
1
白とび(赤で点滅)
2
黒つぶれ(黄色で点滅)
3
シャッター速度
4
絞り値
5
記録サイズ(p.83
3 4は、シャッターボタンを半押ししたときのみ表示されます。
6
画質(p.85
7
ホワイトバランス(p.87
8
感度(p.90
9
ヒストグラム(p.78
「白とび」「黒つぶれ」表示について
被写体の中で明るすぎて白くとんでしまう部分がある場合、その部分 が赤の点滅で警告表示されます。また暗すぎて黒くつぶれてしまう部 分がある場合、その部分が黄色の点滅で警告表示されます。
17
静止画再生モード フル表示
F 3 . 3
1 / 2 5 0
2 0 0 6 / 1 0 / 1 4
1 0 0
0 0 3 8
1 4 : 2 5
200
ISO
(説明のためにすべてを表示させたイラストで記載しています。)
撮影条件などを表示します。A1A11 は「通常表示」、「ヒストグラム +情報」表示のいずれの場合も表示されます。B1B9は「ヒストグラ ム+情報」表示のときにのみ表示されます。(p.112
A11
A1 B1 B2
7
M
B3 B4
B5
200
ISO
200
ISO
B6
1/250
1/250
B7
F3.3
F3.3
B8
A1
再生モード(p.58
A2
フォルダ番号(p.156
A3
ファイル番号
A4
画像プロテクト表示(p.122
A5
ボイスメモ表示(p.147
A6
電池残量表示(p.22
A7
音量表示(p.147
A8
メモリー状態表示(p.32
内蔵メモリー(カードなし)B6黒つぶれ(黄色で点滅)(
+ a SDメモリーカード r :カードロック状態
-
0038
100
100-0038
2006/10/14
2006/10/14
14:25
14:25
A9
撮影日時(p.37
A10
十字キーガイド表示
A11
キーロック表示(p.64
B1
白とび(赤で点滅)(p.17
B2
記録サイズ(p.83
B3
画質(p.85
B4
ホワイトバランス(p.87
B5
感度(p.90
B7
シャッター速度
B8
絞り値
B9
ヒストグラム(p.78
A2 A3
A4 A5
A6 A7 A8
B9
A9
A10
通常表示時にボタン操作を2 秒間何も行わないと、A6A9の表示は消 えます。
ガイド表示について
操作中は液晶モニターにボタン操作のガイドが表示されます。 ガイド表示では、ボタンは次のように表されます。
十字キー(2) 十字キー(3) 十字キー(4) 十字キー(53ボタン
18
MENU
2 3 4 5
ズームボタン 4/Wボタン シャッターボタン グリーン/iボタン |
p.17
OK
SHUTTER
i
準備

ストラップを取り付ける

付属のストラップ(O-ST51)を取り付けます。
2
1
1 ストラップの細いひもの部分を、本体のストラップ取り付
け部に通す
2 ストラップ端を細いひもの輪にくぐらせて引き締める
1
準 備
19

電源を準備する

1
準 備
1
2

電池をセットする

カメラに電池をセットします。電池は単3 形アルカリ電池、単 3 形リチ ウム電池、単3形ニッケル水素電池、単 3 形ニッケルマンガン電池のい ずれかを2本使用します。
1 電池/カードカバーを開ける
1の方向に引き出してから2の方向に引き上げます。
2 電池の向きを電池室内の+-表示に合わせて、挿入する 3 電池/カードカバーを閉めて、水平方向に押し込む
20
長時間連続してご使用になるときは、ACアダプターキットK-AC51J(別 売)をご使用ください。(p.23
3形アルカリ電池、単3形リチウム電池、単3形ニッケルマンガン電池 は充電式ではありません。
電源スイッチがオンのときは、電池/カードカバーを開けたり、電池を 取り出したりしないでください。
長い間使わないときは、電池を取り出しておいてください。長期間入れ たままにしておくと、電池が液もれすることがあります。
カメラの購入直後や、電池を取り出して長期間経過してから電池を入れ た直後に、電源スイッチを押すと「電池容量がなくなりました」のメッ セージが表示されることがありますが、異常ではありません。しばらく 待ってから再度電源スイッチを押すと、正常に電源が入ります。また、 このとき、日時の設定がリセットされることがあります。
電池は正しく入れてください。間違った向きに入れると、故障の原因に なります。また、電池の電極をよく拭いてから装填してください。
静止画撮影可能枚数と動画撮影、音声録音、再生時間の目安
23℃・液晶モニター点灯・電池交換時)
各種の電池を利用したときの撮影可能枚数と再生時間です。
電池種別 静止画撮影枚数※1動画撮影時間※2音声録音時間※2再生時間
3形リチウ
ム電池
3形ニッケ
ル水素電池
3形ニッケ
ルマンガン
3形アルカ
リ電池
700 300 1340 900
460 200 680 640
330 120 630 570
220 90 570 500
2
1:撮影可能枚数は CIPA 規格に準じた測定条件による目安であり、使用
条件により変わります。(CIPA 規格抜粋:液晶モニター ON、ストロ ボ使用率50%、23℃)
2
:時間は当社の測定条件による目安であり、使用条件により変わります。
1
準 備
21
使用環境温度が下がると、電池の性能が低下します。寒冷地で使用す る場合は、予備の電池を用意して衣服の中で保温するなどしてご使用 ください。なお、低温によって低下した電池の性能は、常温の環境で
1
準 備
元に戻ります。
3形アルカリ電池は特性上、カメラの性能を十分に発揮できない場 合がありますので、緊急用として以外は、使用をおすすめしません。
3形アルカリ電池、単3形ニッケルマンガン電池は特性上、低温では カメラの性能を十分に発揮できないことがあります。低温でご使用の 際は、単3形リチウム電池など他の電池の使用をお勧めします。
海外旅行などの長期のおでかけ、寒冷地で撮影する場合や、大量に撮 影する場合は、予備電池をご用意ください。
電池の残量表示
液晶モニターに表示されたwで、電池の残量を確認できます。
画面表示 電池の状態
w (緑) 電池がまだ十分に残っています。
(緑) 少し減っています。
x y (黄) だいぶ減っています。 z (赤) 残量がほとんどありません。
「電池容量がなくなりました」 メッセージ表示後、電源がオフとなります。
3形ニッケルマンガン電池使用時、電池特性の関係で電池残量が正し く表示されないことがあります。十分使用された電池であっても、電池 残量表示がwになる場合があります。また、表示がwのまま、警告 なく電源がオフになることがあります。
22
ACコード
6
ACアダプター
5
DC端子
接続ケーブル
カバー
4
3
2
1
DCカプラー
接続ケーブル
DC入力端子

家庭用電源で使用する

長時間ご使用になるときや、パソコンと接続するときは、ACアダプター キットK-AC51J(別売)を接続して、家庭用電源でのご使用をおすす めします。 ※AC アダプターキット K-AC51J は、AC アダプター D-AC5DC カプ
ラー D-DC51AC コードD-CO2Jのセットです。
1 ACアダプターのDC端子を、DCカプラーのDC 入力端子に
接続する
2 カメラの電源が切れていることを確認してから、電池/
カードカバーを開ける
1の方向に引き出してから2の方向に引き上げます。
3 DCカプラーの向きを電池室内の+-表示に合わせて、挿入
する
4 接続ケーブルで接続ケーブルカバーを押し開きながら、電
池/カードカバーを閉める
電池/カードカバーは、1 と逆方向へ水平に押し込みます。電池/ カードカバーが開かないよう、奥までしっかり押し込んでください。
5 ACコードをACアダプターに接続する 6 電源プラグをコンセントに差し込む
1
準 備
23
•ACアダプターを接続または外すときは、必ずカメラの電源が切れた 状態で行ってください。
電源および接続ケーブルはしっかりと差し込んでください。記録中に
1
準 備
ケーブルが外れると、データが破壊されることがあります。
•ACアダプターを使用する場合は、火災や感電に十分ご注意ください。 ご使用の前に、必ず「ご注意ください」(p.1)をお読みください。
•ACアダプターをご使用になるときは、ACアダプターキットK-AC51J に同梱の使用説明書をあわせてご覧ください。

海外でACアダプターを使用する

AC アダプターキットK-AC51J(別売)は、自動で全世界の電源 電圧
100-240V)、電源周波数(50Hz60Hz)に切り替わるように設計され
ています。 ただし、国、地域、滞在先によって電源コンセントの形状は異なりま す。海外旅行をされる場合は、「主な国、地域の代表的な電源コンセン トのタイプ」(p.25)を参考に電源コンセントの形状を確かめ、その国、 地域、滞在先に合った変換プラグを準備してください。
変換プラグ
市販の変圧器などを使用すると、故障する恐れがあります。 ご使用にならないときは、変換プラグをコンセントから外してください。
24
タイプ
形 状
 換不要です
A B BF C S
ACアダプターキット K-AC51J(別売)に付属のAC コード D-CO2J は、 タイプAです。
主な国、地域の代表的な電源コンセントのタイプ
A B BF C S
北米 アメリカ合衆国、カナダ ○ ヨーロッパ、
旧ソ連地域
アジア 日本、台湾
オセアニア オーストラリア、トンガ、ニュージーランド、
中南米 コロンビア、ジャマイカ、ハイチ、パナマ、バハ
中東 イスラエル、イラン
アフリカ カナリア諸島、ギニア、モザンビーク、モロッコ
アイスランド、アイルランド、イタリア、ウクラ イナ、オーストリア、オランダ、カザフスタン、 ギリシャ、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、 ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フラン ス、ベラルーシ、ベルギー、ルーマニア、ロシア
イギリス ○ スペイン ○ スイス、ポーランド、ポルトガル
スリランカ、モルジブ ○ ネパール、バングラデシュ、モンゴル ○ ベトナム ○ インド、インドネシア、パキスタン、マカオ特別区 ○ タイ ○ 大韓民国 ○ ○ ○ フィリピン ○ シンガポール、香港特別行政区 ○ 中 ○○○○○ マレーシア
フィジー グァム島 ○ タヒチ
マ、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ ブラジル、ペルー ○ チリ ○ アルゼンチン
クウェート ○ ヨルダン
ケニア、南アフリカ共和国 ○ アルジェリア ○ ○ ○ エジプト ○ ザンビア、タンザニア
1
準 備
25

SDメモリーカードをセットする

1
SDメモリーカード
ソケット
準 備
1
SDメモリー
2
カード
このカメラで使用できるカードは、SDメモリーカードです。撮影した 画像や録音した音声は、カメラにセットしたSD メモリーカードに記録 されます。SDメモリーカードをセットしていないときは、内蔵メモリー に記録されます。(p.32
未使用または他のカメラで使用したSD メモリーカードは、必ずこの カメラでフォーマットしてからご使用ください。フォーマットについ ては「SD メモリーカード/内蔵メモリーをフォーマットする」
p.148)をご覧ください。
•SDメモリーカードをセットするときや取り出すときは、必ず電源を オフにしてください。
撮影できる静止画の枚数は、使用するSDメモリーカードの容量と画像 の記録サイズ、画質によって異なります。(p.29
データバックアップのおすすめ
内蔵メモリーに記録されたデータは、故障などの原因でまれに読み出しができ なくなることがあります。大切なデータは、パソコンなどを利用して、内蔵メ モリーとは別の場所に保存しておくことをおすすめします。
26
1 電池/カードカバーを開ける
1の方向に引き出してから2の方向に引き上げます。
2
SD
メモリーカードのラベル面をカメラの液晶モニター側に
向け、カメラの
カードはカチッと音がするまでしっかり押し込んでください。カード がしっかり入っていないと、画像や音声が正常に記録されないことが あります。
SD
メモリーカードソケットに挿入する
3 電池/カードカバーを閉めて、水平方向に押し込む
SDメモリーカードを取り出す
1 電池/カードカバーを開ける 2 SDメモリーカードを中に押し込む
SDメモリーカードが少し飛び出しますので、そのまま引き抜いてく ださい。
1
準 備
27
SDメモリーカード使用上の注意
•SDメモリーカードには、ライトプロテクト スイッチが付いています。スイッチを
LOCK 側に切り替えると、新たにデータを
1
記録、消去またはカードのフォーマットを することが禁止され、それまで保存した
データが保護されます。
液晶モニターではrと表示されます。
カメラ使用直後に SD メモリーカードを取り出すと、カードが熱くなってい る場合がありますのでご注意ください。
•SDメモリーカードへのデータ記録中や、画像・音声の再生中、または USB ケーブルでパソコンと接続中には、カードを取り出したり電源を切ったりし ないでください。データの破損やカードの破損の原因となります。
•SDメモリーカードは、曲げたり強い衝撃を与えないでください。また、水 に濡らしたり、高温になる場所に放置しないでください。
•SDメモリーカードのフォーマット中には絶対にカードを取り出さないでく ださい。カードが破損して使用できなくなることがあります。
•SDメモリーカードに保存したデータは、以下の条件で消去される場合があ りますので、ご注意ください。消去されたデータについては、当社では一切 の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
1)使用者がSDメモリーカードの取り扱いを誤ったとき (2SDメモリーカードを静電気や電気ノイズのある場所に置いたとき3)長期間カードを使用しなかったとき (4SDメモリーカードにデータ記録中、またはデータ読み出し中にカードを
取り出したり、電池を抜いたとき
•SDメモリーカードには寿命があります。長期間使用しない場合は、保存し たデータが読めなくなることがあります。必要なデータは、パソコンなどへ 定期的にバックアップを取るようにしてください。
静電気や電気ノイズの発生しやすい場所での使用や保管は避けてください。
急激な温度変化や、結露が発生する場所、直射日光のあたる場所での使用や
保管は避けてください。
一部の書込み速度の遅いSD メモリーカードでは、カードに空き容量があっ ても動画撮影時に途中で撮影が終了したり、撮影、再生時に動作が遅くなる 場合があります。
•SDメモリーカードご購入の際は、あらかじめ動作確認済みのものであるか を当社ホームページでご確認いただくか、お客様相談センターにお問い合わ せください。
ライトプロテクト
スイッチ
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