Pentax istD User Manual [ja]

デジタル一眼レフカメラ
使用説明書
カメラの正しい操作のため、ご使用前に 必ずこの使用説明書をご覧ください。
はじめに
このたびは、ペンタックス・デジタル一眼レフカメラwをお買い上 げいただき誠にありがとうございます。本製品の機能を充分活用してい ただくために、ご使用になる前に本書をよくお読みください。また本書 をお読みになった後は必ず保管してください。使用方法がわからなく なったり、機能についてもっと詳しく知りたいときにお役に立ちます。
使用できるレンズについて
このカメラで使用できるレンズは、基本的にDAおよびFA Jレンズ、または絞りA(オー ト)のポジションのあるレンズです。それ以外のレンズやアクセサリーを使用すると きは、カスタムファンクションでレンズ絞り A 以外でのレリーズ許可を設定してくだ さい。工場出荷時の設定では、カメラが作動しなくなります。 カスタムファンクションの設定については、本書の113ページをご覧ください。 絞りA(オート)以外での使用には機能制限がありますので、126ページの「絞りA以 外でのレリーズ」設定時の注意 もご覧ください。
著作権について
本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、権利 者に無断で使用できません。なお、実演や興業、展示物の中には、個人として楽しむ 目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意ください。また著作 権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内で使用する以外は、ご利 用いただけませんのでご注意ください。
本機を使用するにあたって
強い電波や磁気を発生する施設などの周囲では、カメラが誤動作を起こす場合があ ります。
液晶モニタに使用されている液晶パネルは、非常に高度な精密技術で作られていま す。99.99%以上の有効画素数がありますが、0.01%以下の画素で点灯しないものや 常時点灯するものがありますので、あらかじめご了承ください。なお、記録される 画像には影響ありません。
商標について
• CompactFlash、コンパクトフラッシュおよびCFはSanDisk Corporationの商標です。
• MicrodriveHitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V.の登録商標です。
• PENTAX PHOTO BrowserPENTAX PHOTO Laboratory はペンタックス株式会社
の商標です。
• PENTAXはペンタックス株式会社の登録商標です。
その他、記載の商品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくク ラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用されることを目的としてい ますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障 害を引き起こすことがあります。使用説明書にしたがって、正しい取り扱いをして ください。
本文中のイラストおよび液晶モニタの表示画面は、実際の製品と異なる場合があり ます。

カメラを安全にお使いいただくために

この製品の安全性については充分注意を払っておりますが、下記マーク の内容については特に注意をしてお使いください。
このマークの内容を守らなかった場合、人が重大な傷害を受
警告
ける可能性があることを示すマークです。 このマークの内容を守らなかった場合、人が軽傷または中程
注意
度の傷害を受けたり、物的損害の可能性があることを示す マークです。
警告
カメラを分解・改造などをしないでください。カメラ内部に高電圧部があり、感電 の危険があります。
落下などにより、カメラ内部が露出したときは、絶対に露出部分に手をふれないで ください。感電の危険があります。
ストラップが首に巻き付くと危険です。小さなお子様がストラップを首に掛けない ようにご注意ください。
望遠レンズを付けた状態で、長時間太陽を見ないでください。目を痛めることがあ ります。特に、レンズ単体では、失明の原因になりますのでこ注意ください。
電池は幼児の手の届かない所に保管してください。万一、電池を飲みこんだ場合は、 直ちに医師にご相談ください。
•ACアダプタは、必ず専用品を指定の電源・電圧でご使用ください。専用品以外のAC アダプタをご使用になったり、専用のACアダプタを指定以外の電源・電圧でご使用 になると、火災・感電・故障の原因になります。
使用中に煙が出ている・変なにおいがするなどの異常が発生した場合、すぐに使用 を中止し、電池またはACアダプタを取り外したうえ、サービス窓口にご相談くださ い。そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。
•ACアダプタ使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグをはずし、使用を中止してくだ さい。機器の破損・火災・感電の原因となります。
注意
電池をショートさせたり、火の中に入れないでください。また、分解しないでくだ さい。破裂・発火のおそれがあります。
充電式のニッケル水素電池以外は充電しないでください。破裂・発火のおそれがあ ります。このカメラに使用できる電池の種類で、ニッケル水素電池以外は充電がで きません。
万一、カメラ内の電池が発熱・発煙を起こした時は、速やかに電池を取り出してく ださい。その際は、やけどに充分ご注意ください。
このカメラには、使用していると熱を持つ部分があります。その部分を長時間持ち つづけると、低温やけどを起こす恐れがありますのでご注意ください。
ストロボ発光部に手を密着させたり、衣服をかぶせたまま発光させないでください。 火傷を負ったり、衣服が焦げるおそれがあります。
1
2

電池の取り扱いについての注意

このカメラでは、決められた電池以外は使用しないでください。電池の破裂、発火 の原因となります。
電池を交換するときは、違うメーカ-、違う種類の電池を混ぜて入れないでくださ い。また、新しい電池と古い電池を混ぜて入れないでください。電池の破裂、発火 の原因となります。
電池の「+」と「-」の向きを間違えて入れないでください。電池の破裂、発火の 原因となります。
3リチウム電池、単3アルカリ電池、CR-V3は充電ができません。また分解はしな いでください。無理に充電や分解をすると、破裂や液漏れの原因となります。

取り扱い上の注意

長時間使用しなかったときや、大切な撮影(結婚式、旅行など)の前には、必ず試 し撮りをしてカメラが正常に機能しているかを確認してください。本製品の故障に 起因する付随的損害(撮影に要した諸費用や逸失利益等)については、保証しかね ます。
汚れ落としに、シンナーやアルコール・ベンジンなどの有機溶剤は使用しないでく ださい。
高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでカメラを車内に 放置しないでください。
防腐剤や有害薬品のある場所では保管しないでください。また、高温多湿の場所で の保管は、カビの原因となりますので、乾燥した風通しのよい場所に、カメラケー スから出して保管してください。
このカメラは防水カメラではありませんので、雨水などが直接かかる所では使用で きません。
強い振動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・車・船などの 振動は、クッションなどを入れて保護してください。
カメラの使用温度範囲は0℃~40 ℃です。
高温では液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れば正常になります。
低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることもありますが、これは液晶の性質
によるもので、故障ではありません。
高性能を保つため、12年ごとに定期点検にお出しいただくことをお勧めします。
急激な温度変化を与えると、カメラの内外に結露し水滴が生じます。カメラをバッ
グやビニール袋などに入れ、温度差を少なくしてから取り出してください。
ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分などがカメラの中に入らないようにご 注意ください。故障の原因になります。雨や水滴などが付いたときは、よく拭いて 乾かしてください。
レンズ、ファインダー窓のホコリは、きれいなレンズブラシで取り去ってください。 スプレー式のブロワーは、レンズを破損させる恐れがありますので、使用しないで ください。
• CCDの清掃につきましては、できるだけ当社のお客様相談センターまたは、お客様 窓口にご用命ください。(有料)
コンパクトフラッシュメモリカード(CFカード)およびマイクロドライブの取り扱 いについては、149ページをご覧ください。
破損や故障の原因になりますので、液晶モニタの表面を強く押さないでください。
目次
カメラを安全にお使いいただくために ................................................1
電池の取り扱いについての注意 ...........................................................2
取り扱い上の注意.................................................................................2
目次.......................................................................................................3
本書の構成............................................................................................7
お使いになる前に 9
カメラの特長 ................................................................................. 10
付属品について .............................................................................. 11
各部の名称 ..................................................................................... 12
本体.....................................................................................................12
表示パネルの表示ガイド ....................................................................14
液晶モニタの表示ガイド ....................................................................15
ファインダーの表示ガイド.................................................................17
準備編 19
ストラップを取り付ける ............................................................... 20
電池を入れる ................................................................................. 21
電池について ......................................................................................22
電池容量の確認...................................................................................23
バックアップ電池について.................................................................23
撮影可能枚数と再生時間(電池交換時).............................................24
ACアダプタを使用する ......................................................................25
電源を入れる ................................................................................. 26
初期設定をする .............................................................................. 27
言語を設定する...................................................................................27
日時を設定する...................................................................................28
レンズを取り付ける....................................................................... 30
CFカードを入れる/取り出す ....................................................... 32
ファインダーの視度を調整する..................................................... 33
3
4
基本操作編 35
撮影の基本操作 .............................................................................. 36
カメラの構え方...................................................................................36
撮影する .............................................................................................37
再生の基本操作 .............................................................................. 39
画像を再生する...................................................................................39
前後の見たい画像を選択する.............................................................40
撮影機能編 41
ドライブモードを選択する ............................................................ 42
1コマ撮影 ...........................................................................................42
連続撮影 .............................................................................................43
セルフタイマー撮影 ...........................................................................44
リモコン撮影(リモコンF:別売品)..................................................47
記録サイズと画質を設定する ........................................................ 49
記録サイズを設定する........................................................................49
画質を設定する...................................................................................50
感度を設定する .............................................................................. 52
ホワイトバランスを設定する ........................................................ 53
測光方式を選択する....................................................................... 55
分割測光を利用する ...........................................................................55
中央重点測光を利用する ....................................................................56
スポット測光を利用する ....................................................................56
露出モードについて....................................................................... 57
グリーンモードを利用する.................................................................57
P(ハイパープログラム)モードを利用する.....................................58
Tv(シャッター優先)モードを利用する ..........................................60
Av(絞り優先)モードを利用する .....................................................62
M(ハイパーマニュアル露出)モードを利用する .............................64
B(バルブ)モードを利用する...........................................................66
AE-LAEロック)について ..............................................................67
フォーカスについて....................................................................... 68
オートフォーカスのAF. S(シングルモード)を利用する................68
オートフォーカスのAF. C(コンティニアスモード)を利用する.....69
マニュアルでピントを調整する .........................................................70
測距点を選択する...............................................................................72
フォーカスロックについて.................................................................74
AF補助光について ..............................................................................76
オートフォーカスが苦手なもの .........................................................76
AFボタンについて ..............................................................................76
露出を補正する .............................................................................. 77
ズームレンズの使い方 ................................................................... 79
オートブラケッティング撮影 ........................................................ 80
多重露出撮影 ................................................................................. 82
ストロボを使って撮影する ............................................................ 84
内蔵ストロボを使って撮影する .........................................................84
外付けストロボを使って撮影する......................................................91
再生機能編 97
拡大して再生する .......................................................................... 98
9画像ずつ表示する ........................................................................ 99
画像を消去する ............................................................................ 100
1画像ずつ消去する ...........................................................................100
まとめて消去する.............................................................................101
消去できないようにする(プロテクト)...........................................102
プリントサービスの設定をする(DPOF................................... 104
1画像ずつ設定する ...........................................................................104
全画像を設定する.............................................................................106
設定編 109
5
設定メニュー一覧 ........................................................................ 110
設定メニューの操作方法 ............................................................. 111
カメラの設定をする..................................................................... 112
CFカードをフォーマットする..........................................................112
カスタムファンクションを設定する ................................................113
彩度を設定する.................................................................................115
シャープネスを設定する ..................................................................115
コントラストを設定する ..................................................................116
クイックビューを設定する...............................................................116
オートパワーオフ.............................................................................117
電子音をオン/オフする ....................................................................117
日付の表示スタイル・日付/時刻を変更する..................................118
ワールドタイムを設定する...............................................................118
表示言語を設定する .........................................................................120
ビデオ出力方式を選択する...............................................................121
液晶モニタの明るさを設定する .......................................................121
ファイルNo.の付け方を選択する .....................................................122
6
スライドショウを設定する...............................................................123
センサークリーニング......................................................................123
設定をリセットする .........................................................................124
カスタムファンクション一覧 ...................................................... 125
ワールドタイム都市名一覧 .......................................................... 128
接続編 129
テレビと接続する ........................................................................ 130
パソコンと接続する..................................................................... 131
付録 133
撮影機能についてもっと知りたい方へ ........................................ 134
絞りとシャッター速度の効果について ............................................134
使用絞りからの撮影距離算出方法(内蔵ストロボ撮影).................137
撮影距離からの使用絞り算出方法(内蔵ストロボ撮影).................137
DAFA JFAFレンズの内蔵ストロボ適合表.............................138
マニュアルでホワイトバランスを設定する .....................................140
各種レンズを組み合わせたときの機能 ............................................142
別売りアクセサリー..................................................................... 144
バッテリーグリップD-BG1 ..............................................................144
ACアダプタK-AC10J........................................................................144
ケーブルスイッチ.............................................................................144
リモートコントロールF ...................................................................145
ストロボ関連 ....................................................................................145
ファインダー関連.............................................................................146
カメラケース ....................................................................................146
その他...............................................................................................146
CCDのクリーニングについて...................................................... 147
メモリカードについての注意 ...................................................... 149
エラーメッセージ ........................................................................ 151
困ったときは ............................................................................... 152
主な仕様....................................................................................... 153
リモートコントロールF(別売)仕様..............................................155
プログラム線図.................................................................................156
用語解説....................................................................................... 158
アフターサービスについて .......................................................... 160
ペンタックスピックアップリペアサービス................................. 161

本書の構成

本書は、次の章で構成されています。
7
1 お使いになる前に
カメラの特長や付属品、各部の名称について説明しています。
2 準備編
お買い上げ後、画像を撮るまでの準備操作について説明しています。必ずお読み になり、撮影をはじめる前に、操作を行なってください。
3 基本操作編
一番簡単な撮影方法と再生方法を説明しています。すぐに撮影・再生をしたいと きは、この操作方法をご利用ください。
4 撮影機能編
様々な撮影機能を使って、より高度な撮影を行う方法について説明しています。
5 再生機能編
再生の方法や消去のしかたを説明しています
6 設定編
カメラに関する機能の設定方法について説明します。
7 接続編
テレビやパソコンにカメラを接続する方法について説明しています。
8 付録
困ったときの対処のしかたや別売り品の案内、各種資料を記載しています。
1
2
3
4
5
6
7
8
操作説明中で使用されている表記の意味は次のようになっています。
関連する操作の説明が記述されているページを記載していま す。
知っておくと便利な情報などを記載しています。 操作上の注意事項などを記載しています。
8

1 お使いになる前に

カメラの特長 ..........................................................10
付属品について ......................................................11
各部の名称 .............................................................12
10

カメラの特長

• 23.5 × 15.7mm、有効画素数6.1メガピクセルのCCDを採用し、高精細、
高ダイナミックレンジを実現。
1
レンズ交換式デジタルカメラにおいて、小型、軽量、高剛性を達成。
秒約2.6 コマの連続撮影(最大6コマ)を実現。
お 使
新開発11 点測距AFセンサー(中央部9点はワイドクロスエリアAF)を
搭載。
倍率0.95倍で従来の35mmカメラと違和感のないファインダーにより、
な る
マニュアルによるピント合わせが向上。また、測距点が赤く光るスー
パーインポーズ機能を搭載。
• CR-V3 リチウム電池、単 3 リチウム電池、単 3ニッケル水素電池、単 3
アルカリ電池が使用可能。
•2ダイヤルによるハイパーオペレーティングシステムを搭載。
カメラと同じ電池を使用し、電池の寿命を延長するとともに縦位置レ
リーズボタンを備えたバッテリーグリップ(別売)が装着可能。
このカメラでは、さまざまなペンタックス35mm一眼レフカメラ用のレンズを使 用することができます。ただし、このカメラに搭載されているCCD のサイズは
23.5 × 15.7mm ですが35mm判カメラの撮影画面サイズは36 × 24mmとなってい るため、同じ焦点距離のレンズを使って同じ距離から撮影した場合には、画角
(写し込まれる被写体の大きさや範囲)が35mm 判カメラに対して異なります。
35mm 判カメラの撮影画面サイズはこのカメラの撮影画面サイズの約 1.5倍です ので、このカメラに35mm判カメラ用のレンズを装着した場合、その焦点距離は レンズに表記された数値を約1.5倍にした値に相当します。

付属品について

このカメラには以下の付属品が同梱されています。 カメラをお使いになる前に、付属品に不足がないかお確かめください。
ホットシューカバー FK
(カメラ装着)
アイカップF
(カメラ装着)
L
MEファインダーキャップ
11
1
お 使 い に な る 前 に
ボディーマウントカバー
(カメラ装着)
ソフトウェア(CD-ROM
S-SW10
リチウム電池CR2016
(カメラ装着)
保証書
USBケーブル
I-USB2
ストラップ
O-ST10
使用説明書(本書)
ビデオケーブル
I-VC2
リチウム電池
CR-V3(2本)
PENTAX PHOTO Browser
PENTAX PHOTO Laboratory
使用説明書
12

各部の名称

1
本体
お 使 い に な る 前
ストロボモードボタン
ドライブボタン
グリーンボタン
シャッターボタン
Tvダイヤル
マウント指標
AEロックボタン プロテクトボタン
MENUボタン
電源レバー
レンズ取外しボタン
モードダイヤル
露出補正ボタン
セルフタイマーランプ/ リモコン受光部
X
シンクロソケット
ミラー
AFカプラー
レンズ情報接点
AFボタン
十字キー/OKボタン
測距点切り替えダイヤル
マニュアル ホワイト バランスボタン
フォーカス モードレバー
消去ボタン
吊り金具
INFOボタン
再生ボタン
バックアップ電池ぶた
アクセスランプ
電池ぶた
電池ぶた開放レバー
バッテリーグリップ接続端子カバー
三脚ねじ穴
13
ストロボボタン
測光モードレバー
レリーズソケット
端子カバー
内蔵ストロボ
ホットシュー
多重露出/オートブラケットボタン
DPOFボタン
PCVIDEO端子
DC入力端子
視度調整レバー
表示パネル
Avダイヤル 9画面表示/
拡大表示ダイヤル
カードカバー
カードカバー 開放レバー
ファインダー
液晶モニタ
1
お 使 い に な る 前 に
14
お 使 い に な る 前 に

表示パネルの表示ガイド

123 4
1
5
6
7 8
9
10
11 12 13
14 15
1
画質表示〔50ページ〕
2
記録サイズ表示〔49ページ〕
3
ドライブモード表示〔42ページ〕
4
ストロボモード表示〔84ページ〕 80ページ〕
5
シャッター速度表示〔60ページ〕 感度表示〔52ページ〕
6
Tvダイヤル有効表示〔60ページ〕 露出補正値表示〔77ページ〕
7
Avダイヤル有効表示〔62ページ〕 多重露出枚数表示〔82ページ〕
8
絞り値表示〔62ページ〕
9
ホワイトバランスモード表示
10
ビジー表示
11
電池消耗警告表示〔23ページ〕
12
オートブラケット表示
13
多重露出撮影表示〔82ページ〕
14
撮影可能枚数表示
15
露出補正表示〔77ページ〕
53, 140ページ〕
暗いところで表示パネルを使用するときは、電源レバーを | の位置に合わ せると、約10 秒間表示パネルの照明をつけることができます。AF360FGZ を使用するときは、AF360FGZの表示パネルの照明も同時に点灯します。
表示パネルの\表示中は、カメラが処理中なので操作を受け付けません。

液晶モニタの表示ガイド

撮影時
15
撮影時にINFOボタンを押すと、液晶モニタに撮影機能の設定内容が表示 されます。
મૂ༭
1 2
ISO
3
WB
4
1
色空間〔126ページ〕
2
感度〔52ページ〕
3
画質・記録サイズ〔49, 50ページ〕
4
ホワイトバランス
53, 140ページ〕
5
カスタムファンクション
113ページ〕
6
フォーカスモード〔68ページ〕
200
AWB
L
sRGB 2003/10/01
AF.S
S
12:00
7 8
9 10 11 12
5
1
6 7 8
9 10
18mm
11 12
測距点〔72ページ〕 彩度〔115ページ〕 シャープネス〔115ページ〕 コントラスト〔116ページ〕 レンズ焦点距離 現時刻
1
お 使 い に な る 前 に
16
再生時
再生時にINFOボタンを押すごとに、ノーマルの再生画面→ヒストグラム 表示→詳細情報表示と切替ります。
●ヒストグラム表示 ●詳細情報表示
1
お 使 い に な る 前 に
100-0120
1
15
10 11 12
6 7 8
P
9
ISO
WB
23 4 5
1/2000 F2.8 +0.5Ev
800
L
sRGB
N
2003/10/01
13 14
100-0121
AF.S
S
12:00
100mm
15
16 17
18 19 20 21
1
ヒストグラム
2
ドライブモード〔42ページ〕
3
露出補正値〔77ページ〕
4
オートブラケット/多重露出
9
測光モード〔55ページ〕
10
感度〔52ページ〕
11
画質・記録サイズ〔49, 50 ページ〕
12
ホワイトバランス
80, 82ページ〕 53, 140ページ〕
5
フォーカスモード〔68ページ〕
6
絞り値〔62ページ〕
7
シャッター速度〔60ページ〕
8
露出モード 122ページ〕
7 :グリーンモード
57ページ〕
P :ハイパープログラム
58ページ〕
Tv :シャッター優先
60ページ〕
13
ストロボモード〔84ページ〕
14
色空間〔126ページ〕
15
フォルダ名・ファイル名
16
測距点〔72ページ〕
17
彩度〔115ページ〕
18
シャープネス〔115ページ〕
19
コントラスト〔116ページ〕
20
レンズ焦点距離
21
撮影日時
Av :絞り優先〔62ページ〕 M :ハイパーマニュアル
64ページ〕
ヒストグラム表示中に十字キー(23)を押すと、ヒストグラムの表示位置 を上下に移動することができます。

ファインダーの表示ガイド

17
12
3
4
567 8 910
1
測距点
2
スポット測光フレーム
3
AFフレーム
4
シャッター速度表示
5
ストロボ情報
6
測距点表示 露出補正値表示
7
ピント情報
8
Tvダイヤル有効表示
9
Avダイヤル有効表示
10
AEロック表示
11
絞り値表示
12
撮影可能枚数表示
13
バーグラフ
13
12
11
1
お 使 い に な
3
る 前 に
シャッターボタンを半押しにすると、測距点が赤くスーパーインポーズ表示 されます。カスタムファンクションで、スーパーインポーズ表示しないよう に設定することもできます。カスタムファンクションの設定については、113 ページをご覧ください。
18
お 使 い に な る 前 に
1

2 準備編

ストラップを取り付ける ........................................20
電池を入れる ..........................................................21
電源を入れる ..........................................................26
初期設定をする ......................................................27
レンズを取り付ける ...............................................30
CFカードを入れる/取り出す ...............................32
ファインダーの視度を調整する .............................33
20
準 備 編

ストラップを取り付ける

1
ストラップの先端をカメラの吊 り金具に通し、留め具の内側に なるように固定する
2
2
もう一方のストラップの先端を カメラのもう一方の吊り金具に 通し、留め具の内側になるよう に固定する

電池を入れる

カメラに電池をセットします。電池はCR-V32本、または単3リチウム 電池、単3 ニッケル水素電池、単3 アルカリ電池のいずれか4本を使用し ます。
21
1
電池ぶた開放レバーを矢印の方 向に押し、電池ぶたをレンズ側に スライドさせてから引き上げる
2
電池の向きを電池室内の「+」
「-」表示に合わせて、挿入する
3
電池ぶたで電池を押さえながら 電池ぶたを閉め、矢印の方向にス ライドさせる
2
準 備 編
長時間ご使用になるときは、ACアダプタをご使用ください。〔25ページ〕
電池交換をしても正しく作動しないときは、電池の向きを確認してくださ
い。
別売りのバッテリーグリップD-BG1もあります。
22
3 リチウム電池、単3 アルカリ電池、CR-V3は充電式ではありません。
電源がONのときは、電池ぶたを開けたり、電池を取り出したりしないでく
ださい。
長い間使わないときは、電池を取り出しておいてください。長期間入れたま まにしておくと、電池が液もれをすることがあります。
長時間電池を取り外して、新しく電池を入れたときに日時がリセットされて いたら、「日時を設定する」の手順に従って、設定しなおしてください。〔28 ページ〕
2
準 備 編
電池は正しく入れてください。間違った向きに入れると、故障の原因になり ます。
電池を交換するときは、全部を一度に、同一メーカー・同一種類で行なって ください。また、新しい電池と古い電池を混ぜないでください。

電池について

このカメラでは、さまざまな電池を使用することができます。電池の特 性は種類によって異なりますので、用途にあわせて電池をお選びくださ い。
CR-V3
付属のCR-V3は寿命が長いので、旅行などに便利です。
3ニッケル水素電池
充電して繰り返し使用することができるので経済的です。
3リチウム電池
低温に強く、寒い地域での撮影に向いています。
3アルカリ電池
お使いの電池が消耗してしまっても、容易に入手できる単3アルカリ電池 をご使用になれます。ただし、使用条件によっては、カメラの性能を十 分に発揮させられない場合がありますので、緊急用として以外は、使用 をお勧めしません。

電池容量の確認

表示パネルに表示された{で、電池の残量を確認することができます。
23
{
}
?
「電池容量がなく
なりました」
: 電池がまだ十分に残っています。
: 残量が少なくなった状態です。
: 残量がほとんどありません。
: メッセージの表示後、電源オフとなります。

バックアップ電池について

バックアップ電池が消耗してくると、撮影用電池交換時に日時設定画面 が液晶モニタに表示されるようになります。そのような場合は、バック アップ電池(CR2016)を交換してください(5 年に 1 回を交換の目安と してください)。
1
カメラの電源をOFFにする
2
準 備 編
2
コインなどを使ってバックアッ プ電池ぶたを開ける
24
準 備 編
3
ボールペンの先などでバック アップ電池を取り出し、新しい バックアップ電池の「+」がふた 側になるようしてセットする
2
4
バックアップ電池ぶたを「カ チッ」と音がするまで閉める

撮影可能枚数と再生時間(電池交換時)

電池
(使用温度)
CR-V3 (25°C)
(0°C)
3リチウム
ニッケル水素
3アルカリ
この数値は、当社の測定条件によるものです。露出モード、撮影状況により異 なります。
使用環境温度が下がると、電池の性能が低下しますので、寒冷地で使用する 場合は、予備の電池を用意して、衣服の中で保温するなどしてご使用くださ い。なお、一旦低下した電池の性能は、常温の環境で元に戻ります。
3 アルカリ電池は特性上、カメラの性能を十分に発揮させられない場合が ありますので、緊急用として以外は、使用をお勧めしません。
海外旅行、寒冷地での撮影や画像をたくさん撮るときは、予備電池をご用意 ください。
「バッテリーグリップ D-BG1」を使用した場合の撮影可能枚数については、 144ページをご覧ください。
(25°C) (0°C) (25°C) (0°C) (25°C) (0°C)
一般撮影
1000枚約900枚約800枚
650枚約600枚約500枚900枚約800枚約700枚800枚約700枚約600枚450枚約400枚約350枚400枚約350枚約300枚110枚約100枚約80枚
不適 不適 不適
ストロボ撮影
使用率50% 使用率100
再生時間
600分 約400分 約400分 約350分 約300分 約250分 約120
60

ACアダプタを使用する

液晶モニタを長時間ご使用になるときや、パソコンと接続するときは、 ACアダプタキットK-AC10J(別売)のご使用をおすすめします。
1
カメラの電源が切れていることを確認してから、端子カバー を開ける
25
2
準 備 編
2
ACアダプタのDC端子を、カメラのDC入力端子に接続する
3
ACコードをACアダプタに接続する
4
コンセントに電源プラグを差し込む
•ACアダプタを接続または外すときは、必ずカメラの電源が切れた状態で行 なってください。
カメラやACアダプタ、ACコード端子、コンセントはしっかり差し込んでく ださい。カメラがCFカードにデータを記録、または読み出している間に接 続部が外れると、データが破壊されます。
•ACアダプタをご使用になるときは AC アダプタキットK-AC10J の使用説明 書をあわせてご覧ください。
•ACアダプタを接続しても、カメラ内の充電池を充電することはできません。
26
準 備 編

電源を入れる

1
電源レバーを「ON」の位置に合 わせる
電源が入ります。
2
電源レバーを「OFF」の位置に合わせ ると電源が切れます。
カメラを使用しないときは、必ず電源をOFFにしてください。
電源レバーを | に合わせると、表示パネルの照明が測光タイマーと同じ時
間(初期値は 10 秒)点灯します。同時に被写界深度を確認することができ ます。被写界深度確認機能については136ページをご覧ください。
一定時間操作をしないで放置すると、オートパワーオフが働きます。(初期 値は1分)。

初期設定をする

27
工場出荷後カメラの電源を初めて入れると、 液晶モニタに「Initial Setting」(初期設定)の 画面が表示されます。下記の手順にしたがっ て、液晶モニタに表示される言語と現在の日 付や時刻を設定してください。一度設定すれ ば、次回電源を入れたときには、これらの設 定をする必要はありません。

言語を設定する

使用する言語を日本語に設定します。
1
十字キー(45)を押して、「日本 語」を選ぶ
「日本語」を選んだときにTYO(都市)、P (夏時間)、NTSC(ビデオ出力)が右図の
ように表示されていたら、手順5に進んで ください。
2
十字キー(3)を押す
Initial setting
OK
OK
:
Ok
:
ࠨ೰
English
NYC
඾ུࢊ
TYO
NTSC
City DST Video Out NTSC
Initial setting
സঌ ذশۼ ΫΟ΂ႁ
2
準 備 編
カーソルが「都市」に移動します。
3
十字キー(45)を押して、TYO(東京)を表示させる
4
手順23 を繰り返して、夏時間をP (オフ)、ビデオ出力を NTSCに設定する
5
OKボタンを押す
日時を設定する画面が表示されます。
28

日時を設定する

日時の表示スタイルと現在の日付/時刻を設定します。
1
十字キー(23)を押して、日付 の表示スタイルを設定する
2
準 備 編
2
十字キー(5)を押す
24h」の上下に23 が表示されます。
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ນাΑΗͼσ ා0࠮0඾
2003/ 01 / 01
00 00
OK
ࠨ೰
඾শ୭೰
ນাΑΗͼσ ා0࠮0඾
2003/ 01 / 01
00 00
OK
ࠨ೰
24h
24h
3
十字キー(23)を押して、24h24 時間表示)または 12h
12時間表示)を設定する
4
十字キー(5)を押す
「西暦年」の上下に23が表示されます。
඾শ୭೰
ນাΑΗͼσ ා0࠮0඾
2003/ 01 / 01
00 00
OK
24h
ࠨ೰
5
十字キー(23)を押して、西暦 年を設定する
6
十字キー(5)を押す
「月」の上下に23が表示されます。
7
十字キー(23)で月を設定し、 十字キー(5)を押す
「日」の上下に23が表示されます。
඾শ୭೰
ນাΑΗͼσ ා0࠮0඾
2003/ 01 / 01
00 00
OK
ࠨ೰
඾শ୭೰
ນাΑΗͼσ ා0࠮0඾
2003/ 01 / 01
00 00
OK
ࠨ೰
඾শ୭೰
ນাΑΗͼσ ා0࠮0඾
2003/ 01 / 01
00 00
24h
24h
24h
29
2
準 備 編
8
手順7を繰り返して、「時」「分」を設定する
9
設定が終了したら、OKボタンを押す
撮影できる状態になります。
OKボタンを押すと、時計は0秒にセットされます。
初期設定の途中でMENUボタンを押すと、それまで設定した内容がキャンセ
ルされますが、撮影することはできます。この場合は、次回電源を入れたと きに再度、初期設定を行う画面が表示されます。
ここで設定した内容は、設定後メニュー操作で変更することができます。メ ニューの呼び出し方は「日付の表示スタイル・日付/時刻を変更する」〔118 ページ〕をご覧ください。
OK
ࠨ೰
30
準 備 編

レンズを取り付ける

1
図の①と②のカバーを取り外す
2
2
カメラとレンズの赤点を合わせ、
「カチッ」と音するまでレンズを
右に回してレンズを取り付ける
レンズ取り付け後、レンズを左に回し て、確実にロックされていることを確 認してください。
3
図のように矢印部分を内側に押 してレンズキャップを取り外す。
レンズを取り外すときは、レンズ取り 外しボタンを押しながらレンズを左へ 回してください。
①のカバーは工場出荷時のキズやホコリ防止用のものです。別売りアクセサ リーとしてロック機構付きの「ボディーマウントキャップK」もあります。
レンズの着脱は、不用意なレンズの動きを防ぐため、電源 OFF で行なって ください。
外したレンズは、マウント周辺を傷付けないため、カメラに取り付く面を上 にして置いてください。
他社製レンズを本製品に使用されたことによる事故、故障、不具合などにつ きましては保証いたしかねます。
カメラやレンズのマウント面には、レンズ情報接点やAF カプラーがありま す。この部分にゴミや汚れが付いたり、腐食が生じると、電気系のトラブル の原因になる場合があります。汚れたときは、乾いた柔らかい布できれいに 拭いてください。
31
2
準 備 編
32
準 備 編

CFカードを入れる/取り出す

撮影した画像は、コンパクトフラッシュ(CF)カードに記録されます。 CFカード(市販品)を入れるときや取り出すときは、必ず電源をOFF
してください。
CFカードの他に、マイクロドライブもご使用いただけます。
2
1
カードカバー開放レバーを矢印 の方向に押し、カードカバーを開 ける
2
CF カードのラベル面(2 マーク の印刷面)を液晶モニタ側に向 け、奥まで押し込む
3
カードカバーを閉じる
CFカードを取り出すときは、カード取 り出しボタンを押します。
アクセスランプ点灯中、表示パネルの\ 表示中は、絶対に CF カードを取り出 さないでください。

ファインダーの視度を調整する

ファインダーを視力に合わせて調整します。
1
カメラを明るい方へ向けて、ファ インダーをのぞきながら視度調 整レバーを左右に動かす
ファインダー内の測距点AFフレームが はっきり見える位置に調整します。
視度は-2.5~+1.5m-1の範囲で調整できます。
33
2
準 備 編
34
準 備 編
2

3 基本操作編

撮影の基本操作 ......................................................36
再生の基本操作 ......................................................39
36

撮影の基本操作

カメラの構え方

撮影するときは、カメラの構え方が大切です。
カメラを両手でしっかりと持ってください。
シャッターボタンは指の腹で静かに押します。
3
基 本 操 作 編
横位置 縦位置
木や建物・テーブルなどを利用して、体やカメラを安定させると効果があり ます。
個人差はありますが、一般的には1/(焦点距離×1.5)が手持ちの限界シャッ ター速度とされています。たとえば、焦点距離が50mmでは175秒、100mm では1/150 秒などです。これ以下のシャッター速度になる場合には、なる べく三脚を使用してください。
望遠レンズで三脚を使用するときは、カメラやレンズの総重量より重い三脚 を使うとカメラぶれ防止に効果があります。

撮影する

1
カメラをグリーンモードにする
モードダイヤルを回して、7の位置に 合わせます。
57ページ〕
2
フォーカスモードをオート フォーカスにする
図のレバーをl に合わせます。
68ページ〕
3
ストロボボタンを押して、ストロ ボを上げる
37
3
基 本 操 作 編
ストロボを使用しないときは、ストロ ボを上げる必要はありません。
4
被写体の大きさを決める
ズームリングを回して、被写体の大き さを決めてください。
79ページ〕
38
5
ピントを合わせて撮影する
被写体をAF フレームの内側に入れて 撮影します〔17ページ〕。ストロボは 明るさに応じて自動的に発光します。
撮影が終了したら、ストロボは手で押 し下げてください。
シャッターボタンの操作
3
シャッターボタンは2段階になっています。
基 本 操 作 編
押していない状態半押し状態
(1段目)
押し切った状態
2段目)
シャッターボタンを半押しすると(1 段目まで押し込む)、ファインダー 内や表示パネルの表示が表示され、オートフォーカスが働きます。さら にシャッターボタンを押し込む(2段目まで押し込む)と撮影することが できます。
手ぶれを防ぐため、シャッターボタンはゆっくり押し込んでください。
実際にシャッターボタンを押してみて、どこまで押し込むと半押しになるの
か、感覚をつかんでおいてください。
ファインダー内表示は、シャッターボタンを半押し後、指を離しても約 10 秒間(初期値)表示されたままになります。なお、シャッターボタンの半押 しを続けると、表示は継続します。
クイックビュー
撮影直後に画像が表示される「クイックビュー」は、初期設定では1秒間 表示されます。クイックビュー表示中に消去ボタンを押すと、消去画面 が表示されます。十字キー(2)「消去」を選び、OK ボタンを押すとそ の画像を消去することができます。

再生の基本操作

画像を再生する

撮影した画像を再生します。
1
撮影後に再生ボタンを押す
39
最後に撮影した画像が液晶モニタに 表示されます。
もう一度再生ボタンを押すか、シャッ ターボタンを半押しすると、撮影でき る状態に戻ります。
画像表示中に十字キー(3)を押すと、画像が90°180°270°と回転して 表示されます。縦位置で撮影した画像を見やすく表示することができます
(回転されるのは表示のみで、記録画像は更新されません)。
再生画面に切り替えると「ファイルNo.」の数字の最も大きい画像が最初に 表示されます。
液晶モニタに表示された画像は、9画面表示/拡大表示ダイヤルで拡大して 見ることもできます。〔98ページ〕
画像が保存されていないときは、「画像がありません」と表示されます。
3
基 本 操 作 編
40

前後の見たい画像を選択する

撮影した画像を前後に一枚ずつ送って再生します。
1
撮影後に再生ボタンを押す
撮影した画像が液晶モニタに表示さ れます。
3
基 本 操
2
作 編
十字キー(4 5)を押す
4 前の画像が表示されます。 5 次の画像が表示されます。
画像を消去する
画像表示中に消去ボタンを押すと、消去 画面が表示されます。十字キー(2)「消 去」を選び、OKボタンを押すとこの画像 を消去することができます。 もう一度再生ボタンを押すか、シャッ ターボタンを半押しすると、撮影できる 状態に戻ります。
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કݲ
΅λϋΓσ
100-0120
:
OK
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4 撮影機能編

ドライブモードを選択する ....................................42
記録サイズと画質を設定する .................................49
感度を設定する ......................................................52
ホワイトバランスを設定する .................................53
測光方式を選択する ...............................................55
露出モードについて ...............................................57
フォーカスについて ...............................................68
露出を補正する ......................................................77
ズームレンズの使い方 ...........................................79
オートブラケッティング撮影 .................................80
多重露出撮影 ..........................................................82
ストロボを使って撮影する ....................................84
42

ドライブモードを選択する

このカメラには、4種類のドライブモードがあります。ドライブモードの 変更は、モードダイヤルを露出モードのいずれかに合わせてから行いま す。〔57ページ〕
9

1コマ撮影

j
連続撮影
g
セルフタイマー セルフタイマー撮影です。〔44ページ〕
h
リモコン撮影
シャッターボタンを押し込むと、1回だけシャッターがき れます。最も一般的なドライブモードです。〔42ページ〕
シャッターボタンを押し込んでいる間、連続的にシャッ ターがきれます。〔43ページ〕
カメラから離れた所から撮影することができます。
47ページ〕
4
撮 影 機 能 編
g(セルフタイマー)と h(リモコン撮影)の場合、カメラの電源を OFF するとドライブモードの選択は解除され、次回電源をON にしたとき9(1 マ撮影)となります。
1コマ撮影
シャッターボタンを押し込むと、1回だけシャッターがきれます。最も一 般的なドライブモードです。
1
ドライブボタンを押して表示パ ネルに9を表示させる

連続撮影

シャッターボタンを押し込んでいる間、連続的にシャッターがきれます。
1
ドライブボタンを押して表示パ ネルにjを表示させる
2
シャッターボタンを半押しにして、写したいものにピントを 合わせる
43
4
撮 影 機 能 編
3
シャッターボタンを押し込む
シャッターボタンを押し込んでいる間、連続して撮影されます。シャッ ターボタンを指から離すと、連続撮影を終了します。
フォーカスモードレバーがl(シングル)に設定されているときは、1枚 目のピント位置にフォーカスロックされます。
フォーカスモードレバーが k(コンティニアス)に設定されているとき は、シャッターが1 回きれるごとに、その都度ピント合わせが行われます。 ただし、この場合、ピントが合っていなくてもシャッターがきれるのでご注 意ください。
内蔵ストロボを使用している場合は、充電が完了してからシャッターがきれ ます。ただし、カスタムファンクションで、充電中でもシャッターがきれる ように設定することもできます。カスタムファンクションの設定について は、113ページをご覧ください。
44

セルフタイマー撮影

セルフタイマー撮影は、撮影者も入って記念撮影などをするときに使い ます。シャッターボタンを押し込むと、約12 秒後にシャッターがきれま す。
1
カメラを三脚などで固定する
4
撮 影 機
2
能 編
ドライブボタンを押して g を表 示パネルに表示させる
3
写したいものが画面に入ってい るかファインダーで確認し、 シャッターを半押しする
ピントが合うと、合焦マーク] が点灯 します。
4
シャッターボタンを押し込む
セルフタイマーランプが点滅し、 シャッターがきれる約 2 秒前から速い 点滅に変わり、電子音も速い「ピッ ピッピッ」という継続音に変わりま す。シャッターボタンを押しきった 後、約12 秒後にシャッターがきれま す。
セルフタイマーの電子音を消すことも できます。詳しくは、117ページをご覧 ください。
露出モードを a(ハイパーマニュアル 露出)モード以外に設定してセルフタ イマー撮影をするときは、ファイン ダーから入る光が露出に影響を与える ことがありますので、AE ロック機能
67 ページ〕や付属のファインダー
キャップをご利用ください。
ファインダーキャップなどのアクセサ リーの取り付けは、アイカップ F に引き上げ、取り外してから行ないま す。
45
4
撮 影 機 能 編
アイカップを取り外す
L を上
ファインダーキャップを
取り付ける
46
5
撮影終了後にドライブボタンを 押す
セルフタイマー撮影が解除され、1コマ 撮影に戻ります。
セルフタイマーが作動中でも、ドライブボタンを押すことで解除することが できます。
ミラーアップ機能
4
シャッターボタンを押しきった後、ミラーをアップした状態で約2秒後に
シャッターがきれるように設定することができます。ミラーアップ機能
を利用することで、ミラーの作動によるぶれを軽減することができます。
能 編
ミラーアップで撮影するときは、以下の手順で操作してください。 1 カスタムファンクションの「セルフ作動時間」を「2sec2秒)」に設
定する。カスタムファンクションの設定については、113 ページをご 覧ください。
2 撮影するときは、ドライブボタンを押してgを表示させる。 3 撮影するものにピントを合わせ、シャッターボタンを押しきる。
ミラーをアップした状態で2秒後にシャッターがきれます。ミラーアッ プ直前の露出値でAEロックされます。

リモコン撮影(リモコンF:別売品)

カメラから離れた所から撮影することができます。リモコンのシャッ ターボタンを押すと、約3秒後に撮影されます。
1
カメラを三脚などで固定する
2
ドライブボタンを押して h を表 示パネルに表示させる
リモコンの操作でピント合わせは行なわ れません。あらかじめカメラ側でピント 合わせをしてからリモコン操作をしてく ださい。
h を表示させると、セルフタイマーラン プが点滅し、リモコン待機状態であるこ とをお知らせします。
47
4
撮 影 機 能 編
3
リモコンをカメラの正面に向け て、リモコンのシャッターボタン を押す
リモコンのシャッターボタンを押し てから、3秒後に撮影されます。 撮影が終了すると、セルフタイマーラ ンプが2 秒間点灯し、その後点滅に戻 ります。撮影終了後、ドライブボタン を押すと、リモコン撮影が解除され、 1コマ撮影に戻ります。
48
撮 影 機 能 編
リモコン撮影できる距離はカメラ正面か ら約5mです。
露出モードをp(バルブ)モードに設定し てリモコン撮影を行なうと、リモコンの シャッターボタンを押している間、バルブ 撮影をすることができます。
露出モードを a(ハイパーマニュアル露 出)モード以外に設定してリモコン撮影を するときは、ファインダーから入る光が露 出に影響を与えることがありますので、AEロック機能〔67ページ〕や付属 のファインダーキャップをご利用ください。ファインダーキャップの取り付 けかたについては45ページをご覧ください。
カスタムファンクションでリモコンの作動時間を3秒から即撮影に変更する ことができます。カスタムファンクションの設定については、113 ページを ご覧ください。
4
リモコン撮影を始動後に中止したいときは、ドライブボタンを押すか、電源 OFF にしてください。
逆光時はリモコン撮影ができないことがあります。
ストロボ充電中はリモコン操作はできません。
内蔵ストロボを使用する場合は、あらかじめストロボを上げておいてくださ
い。
リモコン撮影モードのまま約5 分間放置すると、自動的に 1 コマ撮影に戻り ます。
リモコン用電池では、約 30,000 回リモコン送信することができます。電池 の交換については当社のお客様相談センターまたは、お客様窓口にお問い合 わせください。(交換は有料になります)
5m

記録サイズと画質を設定する

記録サイズを設定する

画像の記録画素数を L3008 × 2008)、 M2400 × 1600)、 S1536 × 1024)から選ぶことができます。画素数が多くなるほど、画像が大きく
なり容量も増えます。また、画像の容量は設定している画質によっても 異なります。
L 3008 × 2008 A3サイズでの印刷などに適しています。
M 2400 × 1600
S 1536 × 1024
1
モードダイヤルを回して 8 の位 置に合わせる
A4サイズでの印刷などに適しています。 A5サイズでの印刷などに適しています。
49
4
撮 影 機 能 編
2
Av ダイヤルで記録サイズを設定 する
3
表示パネルで記録サイズを確認 する
50
4
モードダイヤルを回して、8 n o以外の位置に合わせる
記録サイズ設定中にグリーンボタンを押すと、記録サイズは初期値(L)に 戻ります。
カスタムファンクションで、Sを選択したときの記録サイズを1536 × 1024 1152 × 768、960 × 640 のいずれかに設定することができます。カスタムファ ンクションの設定については、113ページをご覧ください。
画質設定がRAWの場合、記録サイズは選択できません。(3008 × 2008固定)

画質を設定する

画像の画質を設定します。画像の容量は、設定している記録サイズによっ ても異なります。
4
撮 影 機 能 編
C
1 RAW
2 TIFF
S.ファイン
D
E
ファイン
エコノミー
ペンタックス独自の保存形式です。専用のユーティリティ ソフトを使用してパソコンで加工、再生することが可能で す。
非圧縮データとして画像を記録します。パソコンでの加工 に適しています。画像は「TIFF」形式で記録されます。
圧縮率が最も低く、A4サイズなど大きな画像のプリントな どに適しています。画像は「JPEG」形式で記録されます。
圧縮率が標準で、画像のプリントおよびパソコンの画面で 画像を見るときに適しています。画像は「JPEG」形式で 記録されます。
圧縮率が最も高く、電子メールへの添付やホームページ作 成用に適しています。画像は「JPEG」形式で記録されます。
1
モードダイヤルを回して 8 の位 置に合わせる
2
Tvダイヤルで画質を設定する
3
表示パネルで画質を確認する
4
モードダイヤルを回して8 n o以外の位置に合わせる
画質設定中にグリーンボタンを押すと、画質は初期値(C(S.ファイン)) に戻ります。
51
4
撮 影 機 能 編
52
撮 影 機 能 編

感度を設定する

撮影する場所の明るさに応じて、感度を設定することができます。 感度は、ISO感度200 1600相当の間で設定することができます。
1
モードダイヤルを回してoの位 置に合わせる
4
2
Tvダイヤルで感度を設定する
数値を大きくするほど暗い所での撮影 に強くなりますが、反面、ノイズの影 響を受けザラついた画像になる傾向が あります。
3
表示パネルで感度を確認する
4
モードダイヤルを回して8 n o以外の位置に合わせる
数字を小さい方へ変化させたいときは、Tv ダイヤルを左に、大きい方へ変 化させたいときは、右に回してください。
感度設定中にグリーンボタンを押すと、感度は初期値(感度200)に戻りま す。
カスタムファンクションの「感度範囲」で「Wide」を設定した場合は、感3200まで設定することができます。〔113ページ〕

ホワイトバランスを設定する

被写体の色は光源によって変わります。例えば、日中の光があたってい るときと電球の光があたっているときとでは、同じ白い被写体であって も白の色が違います。フィルムを使用するカメラでは、フィルムを使い 分けたりフィルタを使用して調節しますが、デジタルカメラではホワイ トバランスで白の色を調節します。
F オート 調整をカメラにまかせます。(約40008000K
G 太陽光 太陽の下で撮影するときに設定します。(約5200K
H
^
J
I
b フラッシュ
K
* 色温度(K)は目安です。正確な色を示すものではありません。色温度の詳細は141 ペー
ジをご覧ください。
日陰 日陰で撮影するときに設定します。(約8000K) 曇天 曇りの日に撮影するときに設定します。(約6000K
蛍光灯で照明されたものを撮影するときに設定します。
蛍光灯
白熱灯
マニュアル マニュアルで調整して撮影するときに設定します。
蛍光灯の種類によって、W(白色(約4200K* の蛍光灯)、 N(昼白色(約5000K* の蛍光灯)、D(昼光色(約6500K* の蛍光灯)から選択することができます。
電球など白熱灯で照明されたものを撮影するときに設定 します。(約2850K
内蔵ストロボを使用して撮影するときに設定します。
(約6000K
53
4
撮 影 機 能 編
1
モードダイヤルを回して n の 位置に合わせる
2
Av ダイヤルでホワイトバランス を設定する
54
3
表示パネルでホワイトバランス を確認する
4
モードダイヤルを回して、8 n o以外の位置に合わせる
撮 影 機 能 編
4
マニュアルで調整する方法については、140ページをご覧ください。
ホワイトバランス設定中にグリーンボタンを押すと、ホワイトバランスは初
期値(F)に戻ります。

測光方式を選択する

ファインダー内のどの部分で明るさを測り、露出を決めるのかを設定し ます。測光方式には、16分割測光、中央重点測光、スポット測光方式が 用意されています。

分割測光を利用する

分割測光では、図のように画面内を16に分 割して明るさが測定されます。逆光などで 人物が暗くなるときでも、どの部分にどん な明るさのものがあるのかが自動的に判断 され、補正します。
1
測光モードレバーを回して、白い 指標を[の位置に合わせる
55
4
撮 影 機 能 編
DAFA JFAFA 以外のレンズでは、分割測光に設定しても中央重点測 光になります。(カスタムファンクションで、絞り A 位置以外でのレリーズ許 可を設定した場合のみ使用可)
56

中央重点測光を利用する

ファインダー中央部分に重点を置いて測光 します。露出を決めるときにカメラ任せでは なく、経験的に補正をして決めるときなどに 利用します。中央重点測光では、図のように 高さが高い部分(中央部分)ほど感度が高く なります。逆光の場合でも自動補正は行なわ れません。
1
測光モードレバーを回して、白い
4
撮 影 機 能 編
指標をMの位置に合わせる

スポット測光を利用する

スポット測光では、図のようにファイン ダー中央の限られた狭い範囲の明るさだけ を測光します。写したいものが非常に小さ く、適正な露出を得るのが難しいときは、 AE ロック機能と組み合わせて利用すると 便利です。〔67ページ〕
1
測光モードレバーを回して、白い 指標をNの位置に合わせる
スポット測光範囲

露出モードについて

このカメラには、グリーンモード、e(ハイパープログラム)モード、 b(シャッター優先)モード、c(絞り優先)モード、a(マニュアル) モード、p(バルブ)モードの6つの露出モードが用意されています。

グリーンモードを利用する

プログラムラインに従ってシャッター速度と絞りが自動的に設定され、 適正露出で撮影することができます。
1
モードダイヤルを回して 7 の位 置に合わせる
グリーンモードでは、AEロック撮影〔67 ページ〕、オートブラケッティング 撮影〔80ページ〕、多重露出撮影〔82ページ〕、露出補正〔77ページ〕はでき ません。
57
4
撮 影 機 能 編
58

P(ハイパープログラム)モードを利用する

プログラムラインに従ってシャッター速度と絞りが自動的に設定され、 適正露出で撮影することができます。TvダイヤルとAvダイヤルを使用し て、適正露出のままシャッター速度と絞りの組み合わせを変更すること もできます(ハイパープログラム)。
1
モードダイヤルを回して e の位 置に合わせる
4
撮 影 機 能
2
ファインダーと表示パネルで シャッター速度と絞り値を確認 する
絞りリングの付いたレンズをご使用の場 合、オートロックボタンを押しながら、絞 りをs 位置に合わせます。
カスタムファンクションで、使用するプロ グラムラインを変更することができます。 カスタムファンクションの設定について は、113ページをご覧ください。
カスタムファンクションで、設定した条件 では適正露出を得られない場合に適正露 出を得られるよう感度の自動補正を行うかどうかを設定することができま す。カスタムファンクションの設定については、113ページをご覧ください。
ハイパープログラム
●シャッター速度を変えたい場合 e(ハイパープログラム)モードでbダイヤルを回すと、シャッター優 先自動露出に切り替わります。
シャッター速度は、絞り値が連動する範囲内でしか設定できません。
明るさが変わり、絞り値が連動範囲外になったときは、表示パネルと
ファインダー内の絞り値表示が点滅します。
グリーンボタンを押すと、ハイパープログラム自動露出に戻ります。
●絞りを変えたい場合 e(ハイパープログラム)モードでcダイヤルを回すと、絞り優先自動 露出に切り替わります。
絞り値は、シャッター速度が連動する範囲内でしか設定できません。
明るさが変わり、シャッター速度が連動範囲外になったときは、表示
パネルとファインダー内のシャッター速度表示が点滅します。
グリーンボタンを押すと、ハイパープログラム自動露出に戻ります。
59
4
撮 影 機 能 編
60

Tv(シャッター優先)モードを利用する

シャッター速度を設定すると、明るさに応じて絞りが自動的に変わりま す。速い速度で動きを止めたり、遅い速度で動感を出すのに適していま す。シャッター速度の効果については、134ページをご覧ください。
1
モードダイヤルを回して b の位 置に合わせる
4
撮 影 機
2
能 編
Tv ダイヤルでシャッター速度を 設定する
3
ファインダーと表示パネルで シャッター速度と絞り値を確認 する
絞りリングの付いたレンズをご使用の場 合、オートロックボタンを押しながら、絞 りをs 位置に合わせます。
表示パネルのシャッター速度は、電源が ONであれば常に表示されます。
カスタムファンクションで、撮影したとき
にノイズリダクション処理するかどうか を設定することができます。カスタムファ ンクションの設定については、113 ページ をご覧ください。
カスタムファンクションで、設定した条件では適正露出を得られない場合に 適正露出を得られるよう感度の自動補正を行うかどうかを設定することがで きます。カスタムファンクションの設定については、113ページをご覧くだ さい。。
61
露出警告
写したい物が明るすぎたり暗すぎるとき は、表示パネルとファインダー内の絞り 値表示が点滅します。明るすぎるときは シャッター速度を速く、暗すぎるときは シャッター速度を遅くして点滅が止まれ ば適正露出で撮影することができます。 なお、シャッター速度表示と絞り値表示 の両方が点滅した場合は測光範囲外です から、シャッター速度を変えても適正露 出は得られません。明るすぎるときは、設 定感度を下げるか、NDフィルターをお使 いください。暗すぎるときは、設定感度 を上げるか、ストロボなどをご利用ください。
4
撮 影 機 能 編
62

Av(絞り優先)モードを利用する

絞り値を設定すると、明るさに応じてシャッター速度が自動的に変わり ます。ピントの合う範囲を広くしたい風景画像や、背景をぼかしたい人 物の撮影などに適しています。絞りの効果については、134ページをご覧 ください
1
モードダイヤルを回して c の位 置に合わせる
4
撮 影 機 能
2
Avダイヤルで絞り値を設定する
3
ファインダーと表示パネルで シャッター速度と絞り値を確認 する
絞りリングの付いたレンズをご使用の場 合、オートロックボタンを押しながら、絞 りをs 位置に合わせます。
表示パネルの絞りは、電源が ON であれば 常に表示されます。
カスタムファンクションで、設定した条件 では適正露出を得られない場合に適正露 出を得られるよう感度の自動補正を行う かどうかを設定することができます。カス タムファンクションの設定については、113ページをご覧ください。
露出警告
写したい物が明るすぎたり暗すぎるとき は、表示パネルとファインダー内の シャッター速度表示が点滅します。明る すぎるときは絞りを小絞り側(数字の大 きい方)に、暗すぎるときは絞りを開放 側(数字の小さい方)にして点滅が止ま れば撮影することができます。 なお、シャッター速度表示と絞り値表示 の両方が点滅した場合は測光範囲外です から、絞りを変えても適正露出は得られ ません。明るすぎるときは、設定感度を 下げるか、NDフィルターをお使いくださ い。暗すぎるときは、設定感度を上げる か、ストロボなどをご利用ください。
63
4
撮 影 機 能 編
64
b

M(ハイパーマニュアル露出)モードを利用する

常に同じシャッター速度と絞りの組み合わせで撮影する場合や、意図的に露 出オーバー(明るい画像)や露出アンダー(暗い画像)にするときに使います。
1
モードダイヤルを回して a の位 置に合わせる
4
2
影 機 能 編
グリーンボタンを押す
シャッター速度と絞りが自動的に切 り替わり、適正露出が得られます。
この状態から、TvダイヤルやAvダイヤ ルで好みの露出値に変更して、撮影す ることもできます。
絞りリングの付いたレンズをご使用の場 合、オートロックボタンを押しながら、絞 りをs 位置に合わせます。
グリーンボタンを押して適正露出を求め る際、カスタムファンクションの「a 時の グリーンボタン機能」の設定によって、 シャッター速度と絞りの求め方が変わり ます。
P : カスタム設定で選択されたプログ
Tv : グリーンボタンが押されたときの絞り値を固定して、適正露出の得
Av : グリーンボタンが押されたときのシャッター速度を固定して、適正
ラムモードに準じて、適正露出を 求めます。
られるシャッター速度を求めます。
露出の得られる絞り値を求めます。
ファインダーのバーグラフの見かた
a(ハイパーマニュアル露出)モードでは、ファインダーに バーグラフが表示されます。バーグラフの9が中心にあれば 適正、-側に並んでいるときは露出不足、+側に並んでいる ときは露出オーバーです。バーグラフの表示限界を超えた場 合は、7 または 8 が点滅します。
表示パネルのシャッター速度と絞り値は、電源がONであれば常に表示されま す。
露出警告
写したい物が明るすぎたり暗すぎるとき は、表示パネルとファインダー内の シャッター速度表示と絞り値表示が点滅 し、測光範囲外をお知らせします。シャッ ター速度や絞りを変えても適正露出は得 られません。明るすぎるときは、設定感 度を下げるか、NDフィルターをお使いく ださい。暗すぎるときは、設定感度を上 げるか、ストロボなどをご利用ください。
65
4
撮 影 機 能 編
AE-Lとの組み合わせ
ハイパーマニュアルでは、AE-Lボタン〔67ページ〕を押して、露出値を 記憶させることができます。その状態でシャッター速度あるいは絞りを 変更すると、露出値を保持したまま、シャッター速度と絞り値の組み合 わせが変化します。 例)シャッター速度が1125秒で、絞りがF5.6の状態をAE-Lボタンで記
憶した場合、Tvダイヤルでシャッター速度を1/30秒に変えると絞り 値は自動的にF11へ変わります。
66

B(バルブ)モードを利用する

花火や夜景などの撮影で長時間シャッターを開いておく必要のあるとき にご利用ください。
1
モードダイヤルを回して p の位 置に合わせる
4
撮 影 機 能 編
バルブで撮影するときは、ぶれ防止のため しっかりした三脚を使用し、別売りの
「ケーブルスイッチCS-205」を使用してく
ださい。
リモコン撮影を利用すると、リモコンの シャッターを押している間、バルブ撮影を 行うことができます。
カスタムファンクションで撮影したとき にノイズリダクション処理するかどうか を設定することができます。

AE-LAEロック)について

AEロックは、撮影前の露出を記憶させる機能です。写したいものが小さ く、適正な露出を得るのが難しいときや逆光撮影のときなどにお使いく ださい。
1
AEロックボタンを押す
その時点の露出(明るさ)をカメラが 記憶します。
もう一度押すと解除できます。
•AEロック中は、ファインダー内に@が表示されます。
•AEロックボタンから指を離しても、測光タイマーの2倍の時間は露出が記憶
されています。AE ロックボタンを押し続けたり、シャッターボタンを半押 ししている間は露出が記憶され続けます。
•AEロックボタンを押すと、電子音が鳴ります。電子音が鳴らないようにす ることもできます。〔117ページ〕
p(バルブ)モードに設定しているときは、AEロックは利用できません。
露出モードを e(ハイパープログラム)モードに設定しているときは、AE
ロックをしている間もハイパープログラムを行うことができます。
焦点距離によって開放F値が変わるズームレンズでは、AEロック中でもズー ムを動かすことで、シャッター速度と絞り値の組み合わせが変わります。た だし露光量は変わりませんので、AE ロックをした時点での明るさで画像は 撮影されます。
露出モードを a(ハイパーマニュアル)モードに設定しているときは、AE ロックボタンを押した時点の露出値を記憶します。その状態でシャッター速 度あるいは絞り値を変更すると、露出値を保持したまま、シャッター速度と 絞り値の組み合わせが変化します。
67
4
撮 影 機 能 編
68
撮 影 機 能 編

フォーカスについて

オートフォーカス
ピントを自動で調整します。オートフォーカスには、シャッターボタン を半押しにしてピントが合うと、その位置に固定するl(シングル モード)と被写体に合わせて常にピントを調整するk(コンティニア スモード)があります。〔6869ページ〕
マニュアルフォーカス
ピント調整をマニュアルで行います。〔70ページ〕
測距点の切り替え
被写体のピント調整位置を自動に設定したり、ファインダー内で指定し
4
た位置に設定したり、ファインダー中央に固定することができます。
72ページ〕
ピント調整には、以下の3つの方法が用意されています。
オートフォーカスの
1
フォーカスモードレバーを l
AF. S
の位置に合わせる
(シングルモード)を利用する
2
ファインダーを覗きながら シャッターボタンを半押しする
ピントが合うとファインダー内の合 焦マーク] が点灯します。
(点滅すると、ピントは合っていませ
ん。)
] が点灯している間は、ピントが固定(フォーカスロック)されます。別 のものにピントを合わせるときは、いったんシャッターボタンから指を離し てください。
l(シングルモード)に設定されているときは、ピントが合わない限り シャッターをきることができません。被写体に近づき過ぎている場合は、離 れた位置から撮影してください。オートフォーカスの苦手な物〔76ページ〕 の場合は、マニュアルでピントを調整してください。〔70ページ〕
69
4
撮 影 機 能 編
オートフォーカスの
1
フォーカスモードレバーを k
AF. C
の位置に合わせる
(コンティニアスモード)を利用する
70
2
ファインダーを覗きながら シャッターボタンを半押しする
ピントが合うとファインダー内の合 焦マーク] が点灯します。(点滅する と、ピントは合っていません。)
k(コンティニアスモード)では、カメラが被写体を動体と判断すると
4
撮 影 機 能 編
マニュアルでピントを調整するには、ファインダー内の合焦マークを利 用する方法と、ファインダー内のマット面を利用する方法があります。
自動的に動体予測に切り替わります。
k(コンティニアスモード)では、ピントが合っていない状態でも、 シャッターボタンを押しきるとシャッターがきれます。

マニュアルでピントを調整する

合焦マークを利用する
ファインダーの合焦マーク]を利用して、手動でピントを調整します。
1
フォーカスモードレバーを\ の位置に合わせる
2
ファインダーを覗きながら シャッターボタンを半押しに し、レンズの距離リングを回す
ピントが合うとファインダー内の合 焦マーク] が点灯し、「ピピッ」と電 子音が鳴ります。
被写体がオートフォーカスの苦手な物〔76 ページ〕に該当し、合焦マーク が点灯しないときは、ファインダーのマット面を利用したマニュアルフォー カスをしてください。
電子音が鳴らないように設定することができます。〔117ページ〕
マット面を利用する場合
1
フォーカスモードレバーを\ の位置に合わせる
71
4
撮 影 機 能 編
2
ファインダーを覗きながらファ インダー内の像が最もはっきり 見えるように、レンズの距離リ ングを回す
72

測距点を選択する

AFフレーム内には11 の測距エリアがあります。撮影する状況に応じて、 使用する測距点を選択することができます。
測距点をオートにする
被写体が中央にいなくても、自動的にファインダー内の測距点の最適な 位置でピントを合わせます。
1
測距点切り替えダイヤルを 5
4
撮 影 機 能 編
合わせる
AF フレームの内側が自動でピントの 合う範囲です。
シャッターボタンを半押しにすると、ピントが合った位置の測距点が赤く スーパーインポーズ表示されます。カスタムファンクションでスーパーイン ポーズ表示しないように設定することもできます。カスタムファンクション の設定については、113ページをご覧ください。
•DAFA J・FAFレンズ以外では、設定にかかわらず測距点は中央に固定さ れます。
任意の測距点を設定する
AFフレーム内には11 の測距エリアがあります。オートに設定していて、 思った位置にピントが合わないときは、測距点を任意に設定することが できます。
1
測距点切り替えダイヤルを j に合わせる
2
ファインダーを覗きながら、被写 体の位置を確認する
3
十字キーを押して、ピントを合わ せたい位置に測距点を設定する
十字キーを押した方向に、ファイン ダー内の測距点表示が赤く点灯(スー パーインポーズ)し、どの位置に設定 したかを確認することができます。逆 光などの条件で、スーパーインポーズ が見づらい場合は、ファインダー内の 測距点表示で確認してください。
測距点の設定を解除し、カメラによる自動設定に戻すときは、測距点切り替 えダイヤルを
•DAFA JFAFレンズ以外では、設定にかかわらず測距点は中央に固定 されます。
に合わせます。
5
73
4
撮 影 機 能 編
測距点を中央に固定する
1
測距点切り替えダイヤルを 6 に 合わせる
74
2
シャッターを半押しにする
測距点が点灯する中央部にだけピント が合います。
測距点の設定を解除し、カメラによる自動設定に戻すときは、測距点切り替 えダイヤルを5に合わせます。
4
撮 影 機 能 編

フォーカスロックについて

オートフォーカスでピントを調整するときに、ピントを合わせたいもの が測距点の範囲外にあるときは、被写体にピントを合わせることができ ません。そのような場合、いったん測距点の範囲内で被写体にピントを 合わせて固定し(フォーカスロック)、画像の構図を変えて撮影できます。 フォーカスロック撮影は、フォーカスモードをl(シングルモード) に設定しているときに行うことができます。
1
撮りたい画像の構図をファイン ダーで確認する
ピントを合わせたいものがどの測距 点の内側にも入っていないときに フォーカスロックします。
(例)
人物にピントが合人わず に背景にピントが合って しまう。
2
ピントを合わせたい被写体を ファインダーの中心にして、 シャッターボタンを半押しする
ピントが合うとファインダー内の合 焦マーク] が点灯し、「ピピッ」と電 子音が鳴ります。(点滅すると、ピン トは合っていません。)
3
フォーカスロックする
シャッターボタンを半押しにしたままにすると、そのままフォーカス ロックされます。
4
シャッターボタンを半押しした まま、撮りたい画像の構図に戻る
75
合焦マーク ] が点灯している間は、ピントが固定(フォーカスロック)さ れます。
フォーカスロックの状態で、ズームリングを回すとピントがずれることがあ ります。
電子音が鳴らないように設定することができます。〔117ページ〕
4
撮 影 機 能 編
76

AF補助光について

l(シングルモード)でストロボを上げているときは、被写体が暗い 場合には、シャッターボタンを半押しすると自動的に内蔵ストロボがマ ルチ発光され、オートフォーカスでのピントが合いやすくなります。

オートフォーカスが苦手なもの

オートフォーカス機構は、万能ではありません。写す物が下記のような 場合には、ピント合わせができないことがあります。ファインダー内の 合焦マーク]を利用した手動ピント合わせも同様です。 そんなときは、フォーカスモードレバーをzにして、従来の一眼レフカ
4
メラと同様にファインダーのマット面を利用して手動ピント合わせを行
なってください。
影 機
a) 測距点の内側が白い壁などの極端にコントラスト(明暗差)の低い物
能 編
だけの場合。
b) 測距点の内側に光を反射しにくい物がある場合。 c) 非常に速い速度で移動している物。 d) 反射の強い光、強い逆光(周辺が特に明るい物)。 e) 測距点の内側に繰り返しの縦線や横線が存在する場合。 f) 遠近のものが測距点の内側で同時に存在する場合。
f)については、合焦マーク] が出ていても、写したい物にピントが合
わないことがありますのでご注意ください。

AFボタンについて

AFボタンは、シャッターボタンの半押し と同様にオートフォーカスを作動させる ことができます(撮影はシャッターボタ ンで行います)。 l(シングルモード)の場合、AFボタ ンを押してピントが合うと、ボタンを押 し続けている間フォーカスロックが働き ます。 k(コンティニアスモード)の場合は、 AFボタンを押している間ピントを合わせ続けます(オートフォーカスが 作動し続けます)。

露出を補正する

意図的に露出オーバー(明るい画像)や露出アンダー(暗い画像)で撮 影することができます。露出補正は、-3~+3段階(EV)の範囲で、0.5 段階(EV)ごとに設定することができます。
1
露出補正ボタンを押しながら b ダイヤルで補正値を設定する
2
ファインダーと表示パネルで補 正値を確認する
補正中はm が表示されます。
77
4
撮 影 機 能 編
ファインダーのバーグラフの見かた
バーグラフの9 が-側にあれば露出アンダー、+側は露出 オーバーの方向になります。1目盛りが1段階(1EV)に相 当 します。
電源をOFFにしたり、他の露出モードにしても露出補正は解除されません。
露出補正ボタンを押しながらグリーンボタンを押すと、露出補正値は0 に戻
ります。
カスタムファンクションで、露出補正を0.3段階(EV)ごとに設定できるよ うにすることもできます。カスタムファンクションの設定については、113 ページをご覧ください。
78
撮 影 機 能 編
露出モードをグリーンモード、a(ハイパーマニュアル露出)モード、p(バ ルブ)モードに設定しているときは、露出補正はできません。
4

ズームレンズの使い方

ズームレンズを使えば写したい物を大きくしたり、小さくしたり自由に 変えることができます。好みの大きさに合わせて撮影してください。
1
ズームリングを右に回すと望遠 へ、左に回すと広角になります。
レンズの焦点距離表示の数字を小さくすると、写る範囲が広い広角側に、大 きくすると、遠いものを大きく写す望遠側になります。
このカメラでは、パワーズーム、イメージサイズ指定、ズームクリップ、露 光間ズームは使用できません。
79
4
撮 影 機 能 編
80
撮 影 機 能 編

オートブラケッティング撮影

シャッターボタンを押したときに、露出が違う画像を連続して撮影でき ます。1枚目は補正なしの画像、2枚目はアンダー露出(マイナス補正) の画像、3枚目はオーバー露出(プラス補正)の画像を撮影します。 マイナス側、プラス側の露出補正値の幅は、カスタムファンクションの
「露出設定ステップ」で、1/2Ev(±0.5、± 1.0、± 1.5)お よび 1/3Ev(±
0.3、±0.7、±1.0)の2通りから選択することができます。
4
標準露出 アンダー露出 オーバー露出
1
多重露出 / オートブラケットボタ ンを押して、表示パネルに V] を表示させる
2
多重露出 / オートブラケットボタ ンを押しながら、Tv ダイヤルで ]を選択する
3
多重露出 / オートブラケットボタ ンを押しながら、Avダイヤルで 露出補正値の幅を設定する
4
シャッターボタンを押し続ける
連続して1枚目は補正なし、2枚目はマイナス側、3枚目はプラス側にそ れぞれ補正して、3枚の画像が撮影されます。
「連続撮影」と組み合わせた場合、シャッターボタンを押し続けている間は 連続してオートブラケット撮影が行なわれます。
フォーカスモードレバーがl(シングル)に設定されているときは、1枚 目のピント位置にフォーカスロックされます。
フォーカスモードレバーが k(コンティニアス)に設定されているとき は、シャッターが1回きれるごとに、その都度ピント合わせが行なわれます。 ただし、この場合、ピントが合っていなくてもシャッターがきれるのでご注 意ください。
撮影途中でシャッターボタンから指を離しても、測光タイマーの2倍(初期 値約20秒)は設定値が保持され、次の補正値で撮影することができます。こ の場合、各コマ毎にピント合わせが行なわれます。測光タイマーの2倍(初 期値約20秒)を過ぎると1枚目からの撮影状態に戻ります。
内蔵ストロボあるいは、外付けストロボ(TTLP-TTL オートの場合のみ) とオートブラケット撮影を併用することで、ストロボの光量だけを連続的に 変化させることができます。ただし、外付けストロボでは、カメラのシャッ ターボタンを押したまま3コマ連続に撮影すると、充電完了前に2コマ目、3 コマ目が撮影されてしまうことがありますので、必ず1コマごとに充電完了 を確認してから撮影してください。
カスタムファンクションでオートブラケットの撮影順序を変更することが できます。カスタムファンクションの設定については、113ページをご覧く ださい。
81
4
撮 影 機 能 編
オーバー方向またはアンダー方向のみの画像を撮るには
露出補正機能〔77ページ〕と組み合わせることで、オーバー方向、また はアンダー方向のみのオートブラケット撮影を行うことができます。ど ちらの場合も、露出補正値を中心としたオートブラケット撮影が行なわ れます。
82
撮 影 機 能 編

多重露出撮影

複数の画像を重ね合わせて撮影することができます。例えば、暗い夜景 に明るい月の画像を重ね合わせるなどの合成画像を撮ることができま す。
1
多重露出/ オートブラケットボタ ンを押して、表示パネルにV] を表示させる
4
2
多重露出/ オートブラケットボタ ンを押しながら、Tv ダイヤルで V を選択する
3
多重露出 / オートブラケットボタ ンを押しながら、Avダイヤルで 撮影枚数を設定する
ここでは例として、撮影枚数を2 枚に 設定します。
4
多重露出 / オートブラケットボタ ンから指を離してシャッターボタ ンを押し、1 枚目の画像を撮影す
1枚目の画像が撮影され、液晶モニタに クイックビュー表示されます。
5
シャッターボタンを押し込み、重 ね合わせる画像を撮影する
合成された画像が液晶モニタに表示さ れます。
撮影が終了すると、表示パネルのV が消え多重露出モードが解除されます。
•1枚目の画像がクイックビュー表示されているときに消去ボタンを押すと、 消去画面が表示され、1枚目の画像を消去することができます。
•3枚以上撮影するときは、手順5 を繰り返します。
一度に設定できるのは9枚までです。
83
4
撮 影 機 能 編
84

ストロボを使って撮影する

内蔵ストロボを使って撮影する

暗い場所での撮影や逆光など、ストロボの使用が必要な場合、手動で内 蔵ストロボを上げてから撮影します。 内蔵ストロボは、ご使用のレンズや撮影条件によってケラレを生じるこ とがありますので、事前にテスト撮影をして、確認されることをお勧め します。138ページの「DA・FA JFA・Fレンズの内蔵ストロボ適合表」 もご覧ください。
4
1
撮 影 機 能 編
ストロボボタンを押して、ストロ ボを上げる
ストロボが跳ね上がり、ストロボの充 電が開始します。
充電が終わると、表示パネルとファイ ンダー内にb が表示されます。
2
ストロボモードボタンを押して、 ストロボの発光方式を選ぶ
85ページ〕
3
シャッターボタンを押し込んでストロボ撮影をする
4
図の部分を押し下げ、ストロボを 収納する
発光方式を設定する
1
ストロボモードボタンを押して、 ストロボの発光方式を選ぶ
ボタンを押すごとに、下記の順番でス トロボの発光方式が変わります。
85
4
撮 影 機 能 編
露出モード別のストロボ発光方式について
ストロボの発光方式は露出モードによって異なります。露出モード別の ストロボ発光方式については、以下を参照ください(表示は内蔵ストロ ボを上げた状態です)。
グリーンモード
自動発光 赤目軽減自動発光
86
e(ハイパープログラム)モード
自動発光 赤目軽減自動発光 ワイヤレスモード
赤目軽減強制発光 強制発光
ワイヤレスハイス
ピードモード
b(シャッター優先)モード/c(絞り優先)モード a(マニュアル露出モード)/p(バルブ)モード
4
撮 影 機 能 編
強制発光 赤目軽減強制発光
ワイヤレスハイス
ピードモード
ワイヤレスモード
赤目軽減機能について
このカメラには、ストロボ 2度発光による赤目軽減機能が付いています。 表示パネルに>が表示されている場合、シャッターがきれる直前に小光 量のストロボ発光が行われ、瞳径を小さくしてからストロボ撮影をする ので目が赤く写るのを目立たなくすることができます。
内蔵ストロボの赤目軽減機能と AF500FTZ AF360FGZ のスレーブ機能や ワイヤレス機能を組み合わせると、1度目の小発光で外付けストロボが発光 してしまいますので、スレーブ使用時は赤目軽減機能は使わないでくださ い。
外付けストロボのみを使用しているときも、ストロボ2度発光による赤目軽 減機能が働きます。詳しくは94ページをご覧ください。
赤目現象とは
一般に「赤目現象」といわれ、暗い中で人物のストロボ撮影を行なった ときに、目が赤く写る現象です。これは、ストロボの光が目の網膜に反 射するために起こる現象と言われています。赤目を完全に防ぐことはで きませんが、できるだけ周りを明るくして撮影するか、ズームレンズを 使用している場合には広角側にして近距離で撮影するなどの方法を利用 すると軽減することができます。外付けのストロボをご使用のときは、ス トロボをできるだけカメラから離すと効果があります。
ストロボ撮影可能距離
ストロボ撮影できる距離は、使用するレンズによっても異なりますが、被 写体との距離約4メートル以内を目安としてご使用ください。(感度が400 の場合)
ストロボで撮影できる最短距離は、開放絞り値の暗いレンズを使用しても、 約0.7m より近距離にはなりません。0.7mより近距離で撮影すると露出が正 しく制御されません。また、ケラレなどが発生しますのでご注意ください。
使用絞りからストロボ撮影の可能距離を計算する方法は、137ページをご覧 ください。
87
4
撮 影 機 能 編
ストロボお勧めマークについて
暗い場合や逆光のときは、表示パネルとファインダー内のb が点滅し、 ストロボの使用をお勧めします。
露出モードがb(シャッター優先)モード、a(ハイパーマニュアル露出) モードに設定されているときは、逆光の場合にのみ、bが点滅します。
充電完了と同時にbは点灯になります。
バルブ撮影では、bは表示されません。
88
日中シンクロについて
昼間の明るいときでも、帽子などで人物の顔が陰になってしまうような 場合に、内蔵ストロボを利用すると陰の取れたきれいな写真が撮れます。 日中シンクロのやり方は、一般のストロボ撮影と同じですから、そのま まシャッターボタンを押すだけで簡単にできます。
●撮影の方法
1 ストロボボタンを押す。 2 ストロボモードが強制発光になっていることを確認する。 3 ストロボの充電完了を確認する。 4 撮影する。
撮 影 機 能 編
4
背景が明るい場合には、露出オーバーになることがあります。
日中シンクロを行なう場合、ストロボモードボタンを押して、表示パネルの
表示を消してから撮影してください。 表示が出たままで撮影するとス
トロボが発光しないことがあります。
(グリーンモードでは、 表示を消すことはできません)
ストロボなし ストロボ使用 日中シンクロ
露出モードとストロボ撮影
b(シャッター優先)モードでストロボを使う
動きのある物を写すときに、ぶれの効果を変えてストロボ撮影をする ことができます。
•1150 秒以下のシャッター速度を自由に選んでストロボ撮影をするこ とができます。
周りの明るさに合わせて自動的に絞り値が変化します。
Av(絞り優先)モードでストロボを使う
ピントの合う範囲[被写界深度]を変えて撮影したいときや、より遠 くの物を写したいときなどに、絞りを自由に変えてストロボ撮影をす ることができます。
周りの明るさに合わせて自動的にシャッター速度が変化します。
シャッター速度は1150秒から低速側は手ぶれをしないシャッター速
度まで自動的に変化します。なお、シャッター速度の低速限界はご使 用レンズの焦点距離によって変化します。
•DAFA J・FA・Fレンズ以外のレンズを使用した場合は、1/150秒固定 になります。
低速シンクロについて
89
4
撮 影 機 能 編
夕景などを背景に人物撮影をするとき、低速シンクロを利用すると人物 も背景もきれいに写せます。
Tv(シャッター優先)モードを使う場合
1 露出モードをTv(シャッター優先)モードに設定する。 2 Tvダイヤルで好みのシャッター速度を設定する。 3 ストロボボタンを押して、ストロボを上げます。 4 撮影する。
90
シャッター速度を設定したときに絞り値が点滅していると、背景が適正露出 になりません。絞り値が点滅しないようにシャッター速度を調整してくださ い。
シャッター速度を設定する前にストロボを上げてしまうと、背景が適正露出 になりません。
低速シンクロ撮影では、シャッター速度が遅くなりますので、手ぶれを防ぐ ため、カメラを三脚などに固定してください。また、写される側が動いて も、写真はぶれてしまいますので、ご注意ください。
ハイパープログラムの b(シャッター優先)モードでも同様な操作で、低 速シンクロができます。
低速シンクロは、外付けストロボでも同様に行うことができます。
M(ハイパーマニュアル露出)モードを使う場合
1 露出モードをa(ハイパーマニュアル露出)モードに設定する。
4
2 適正露出になるように、シャッター速度(1/150秒以下)と絞り値を
撮 影 機 能 編
設定する。
3 ストロボボタンを押して、ストロボを上げる。 4 撮影する。
ハイパーマニュアル露出モードでは、撮影前のどの時点でストロボを上げて も構いません。

外付けストロボを使って撮影する

別売りの外付けストロボ AF360FGZを使用すると、P-TTLオートストロ ボ撮影、TTLオートストロボ撮影、ハイスピードシンクロ撮影、ワイヤ レス撮影などの多彩なストロボ撮影を行うことができます。ご使用の外 付けストロボにより使用できる機能は異なりますので、下表を参照の上 ご使用ください。
91
AF400FTZ
AF240FT
AF140C
カメラの機能
ストロボ
内蔵
ストロボ
AF360FGZ
AF500FTZ AF330FTZ
赤目軽減機能が使用できる ○○○× ストロボ自動発光ができる ○○○○ ストロボ充電完了で、ストロボ
の同調速度に自動的に切り替
○○○○
わる ハイパープログラム、シャッ
ター優先自動露出では絞りが自
○○○○
動セットされる ファインダー内でオート
チェックできる P-TTLオートストロボ撮影がで
きる(連動感度:2003200TTL オートストロボ撮影ができ
る(連動感度:200800
××○○
*1
*2, *6
*1
*2, *6
××
*6
*6
低速シンクロ撮影ができる ○○○○ AF補助光が使用できる ○○○○ 後幕シンクロ撮影ができる 光量比制卸モードで撮影がで
3
きる
3
スレーブ機能が働く × ○ マルチストロボが働く × × ○ ハイスピードシンクロで撮影
ができる ワイヤレスで撮影ができる ×
*1 DAFA JFA・F・Aレンズを使用した場合のみ。 *2 絞りA位置以外で使用した場合。 *3 シャッター速度は、160秒以下になります。 *4 AF360FGZAF500FTZAF330FTZまたは、AF400FTZAF240FT のストロボと組み
合わせて後幕シンクロが可能です。
*5 AF330FTZは不可。 *6 最小絞り付近では露出アンダー傾向に、開放 F 値が明るいレンズの開放絞り付近では露
出オーバー傾向になる場合があります。
*4
○○○
×○○×
*5
*5
× ×
×○××
*5
×
4
撮 影 機 能 編
92
AF360FGZLCDパネル表示について
AF360FGZ の場合、使用レンズの焦点距離による 35mm判とw と の画角差を自動で換算します。(DAFA JFAFレンズ使用時) 換算表示は 表示は消灯となります。(測光タイマーが
w
測光タイマーがonの間のみ行われ、
off
になると、
35mm
FORMAT
判表示に戻
ります)
使用レンズの焦点距離
パネル
測光タイマー 測光タイマー
AF360FGZ
LCD
85mm 77mm 50mm 35mm 28mm 24mm 20mm 18mm
85mm 70mm 50mm 35mm 28mm
off
58mm 48mm 34mm 24mm 19mm
on
※ワイドアダプター使用
P-TTLオートで使う
4
AF360FGZ と組み合わせた場合、P-TTLオートにすると、撮影直前にス
撮 影
トロボをプリ発光させ、16分割で測光するため、より正確な制御が可能
です。ワイヤレスでもP-TTLオートが可能です。
1 カメラのホットシューに付いているカバーを取り外し、ストロボを取
り付ける。
2 ストロボの電源を入れる。 3 発光モードをP-TTLオートに設定する。 4 ストロボの充電完了を確認し、撮影する。
サイズ
24mm 16mm
※ ※
•P-TTLオートはAF360FGZ との組み合わせでのみ有効です。AF360FGZ以外 のストロボでは、TTLオートになります。
ストロボの充電が完了すると、ファインダー内のbも点灯します。
操作のしかたや撮影できる距離など詳しい内容については、外付けストロボ
の説明書をご覧ください。
表示パネルに が表示中であれば、ストロボ自動発光になります。従って、 写すものが明るいと発光しませんので、日中シンクロ撮影ではご注意くださ い。
外付ストロボを取り付けた状態で、ストロボボタンは押さないでください。 外付けストロボに接触します。同時に使用する場合は、95ページの方法で 接続してください。
ハイスピードシンクロモードで使う
AF360FGZを使用することで、1/150秒より速いシャッター速度でも、ス トロボを発光して撮影することができます。ハイスピードシンクロは、ス トロボをカメラに取り付けても、ワイヤレスでも使用できます。
●ストロボをカメラに取り付けて撮影する場合 1 カメラのホットシューに付いているカバーを取り外し、ストロボを取
り付ける。
2 モードダイヤルを回して、露出モードをグリーンモード、p(バルブ)
モード以外に設定する。
3 ストロボの電源を入れる。 4 ストロボのシンクロモードをHS(ハイスピードシンクロ)に設定する。 5 ストロボの充電完了を確認し、撮影する。
ストロボの充電が完了すると、ファインダー内のbも点灯します。
シャッター速度が1/150秒を超えた場合のみハイスピードシンクロモードに
なります。ハイパープログラムモードの場合、TvまたはAv ダイヤルを回し て、シャッター優先か絞り優先で使わないと、シャッター速度を1/150秒よ り速くできません。)
露出モードがグリーンモード、p(バルブ)モードではハイスピードシンク ロはできません。
●ストロボをワイヤレスで撮影する場合
1 ストロボを発光させたい位置に固定する。 2 ストロボの電源スイッチを「WIRELESS」に合わせる。 3 ストロボのワイヤレスモードをS(スレーブ)に設定する。 4 ストロボボタンを押して内蔵ストロボを使用できる状態にする。 5 ストロボモードボタンを押して を表示させる。
93
4
撮 影 機 能 編
内蔵ストロボの充電が完了すると、ファインダー内のbも点灯します。
シャッター速度が1/150秒を超えた場合のみハイスピードシンクロモードに
なります。
ワイヤレスモードで使う
AF360FGZ を使用することで、カメラとストロボをコードで接続しない でストロボ撮影することができます。ハイスピードシンクロの機能は、ワ イヤレスでも使用できます。
1 ストロボを発光させたい位置に固定する。 2 ストロボの電源スイッチを「WIRELESS」に合わせる。 3 ストロボのワイヤレスモードをS(スレーブ)に設定する。 4 ストロボボタンを押して内蔵ストロボを使用できる状態にする。 5 ストロボモードボタンを押して を表示させる。
内蔵ストロボの充電が完了すると、ファインダー内のbも点灯します。
内蔵ストロボの代わりに、AF360FGZ をカメラに直接取り付けてもワイヤレ
スモードが有効になります。
• AF360FGZのワイヤレススレーブモードはSLAVE1に設定してください。
94
ワイヤレスストロボ制御について(P-TTL撮影)
AF360FGZをワイヤレスで使用するときには、ストロボが発光される までに内蔵ストロボとAF360FGZ間で以下のような情報伝達が行なわ れています。
1 シャッターボタンを押しきる 2 内蔵ストロボが小光量発光(カメラ側の発光モードを伝達) 3 外付けストロボが小光量発光(被写体の状態を確認) 4 内蔵ストロボが小光量発光(発光量を外付けストロボに伝達)
HS(ハイスピードシンクロ)が設定されている場合は、発光時間を
伝達するためにこの後内蔵ストロボがもう一度小発光します。
5 外付けストロボが本発光
4
撮 影 機 能 編
カスタムファンクションで内蔵ストロボを外付けストロボへの情報伝達用 としてだけ使うか、露出に影響を与える発光もするかを設定することができ ます。カスタムファンクションの設定については、113 ページをご覧くださ い。
• AF360FGZのワイヤレススレーブモードはSLAVE1に設定してください。
ワイヤレスストロボ制御のチャンネル設定について
ワイヤレス制御を行う場合、以下の方法でAF360FGZのチャンネル(例: CH1)を合わせる必要があります。 AF360FGZ をカメラに取り付け、カメラの電源を入れた後にシャッター
ボタンを半押しにすると、AF360FGZ のチャンネルがカメラ側に設定さ れます。
ストロボモードで または を設定したときに、現在のチャンネルが約 10秒間表示されます。
赤目軽減機能について
内蔵ストロボ同様、外付けストロボでも赤目軽減機能がお使いいただけ ます。ストロボの種類によってご使用いただけない場合や使用条件があ りますので、91ページの一覧表をご覧ください。
後幕シンクロについて
内蔵ストロボと後幕シンクロ機能を備えた外付けストロボを組み合わせ て同時に使用した場合、外付けストロボが後幕シンクロに設定されてい れば、内蔵ストロボも後幕シンクロになります。撮影時は、各ストロボ の充電の完了を確認してからシャッターをきってください。
内蔵ストロボと外付けストロボの同時使用方法
下の〔図1〕のようにカメラのホットシュー部分に別売りのホットシュー アダプター F プター F を付け、延長コードF5P で接続します。オフカメラシューアダ プター F の下には三脚取り付け用のねじがありますので、三脚に固定す ることができます。
[1] 内蔵ストロボと組み合わせて使用する場合
Gを、外付けストロボの下に別売りのオフカメラシューアダ
95
4
撮 影 機 能 編
ストロボの多灯撮影
2個以上の外付けストロボを同時に使用する場合は、91ページのストロボ 機能一覧表の同じタイプどうしを組み合わせるか、AF360FGZ AF500FTZAF330FTZ AF400FTZAF240FT の組み合わせでお使い ください。内蔵ストロボは、どのタイプとでも組み合わせ可能です。つ なぎ方は次ページの[2]のように、外付けストロボとホットシューアダ プター F にオフカメラシューアダプター F を付け、もう一方の外付けス トロボに付けたオフカメラシューアダプター Fと、延長コードF5Pで接 続します。
96
[2] 2 個以上の外付けストロボを組み合わせて使用する場合
4
撮 影 機 能 編
• AF500FTZでは、オフカメラシューアダプター Fを使用しなくても、直接延 長コードF5Pをつなぐことができます。
• AF360FGZを複数台、または AF360FGZと内蔵ストロボを組み合わせて使用 する場合、ストロボの制御はP-TTLで行われます。それ以外のストロボと組 み合わせた場合は、ストロボの制御はTTLで行われます。
光量比制御シンクロ撮影
外付けストロボAF330FTZAF500FTZAF360FGZ を組み合わせるか、 外付けストロボと内蔵ストロボと組み合わせることで、2 つのストロボの 光量の違いを利用した増灯撮影(光量比制御シンクロ撮影)をすること ができます。
195ページの方法で、外付けストロボをカメラから離して接続する。 2 AF360FGZAF330FTZ AF500FTZ のシンクロモードを光量比制御
モードに設定する。
3 外付けスト口ボと内蔵ストロボのストロボの充電完了を確認してから
撮影する。
光量の比率は、外付けストロボどうしの場合、光量比制御に設定しているス トロボ2 に対して、それ以外のストロボ1、外付けストロボと内蔵ストロボ の場合は、内蔵ストロボが1に対して外付けストロボは2になります。
• AF360FGZを2台、またはAF360FGZと内蔵ストロボを組み合わせて使用す る場合、ストロボの制御はP-TTLで行われます。それ以外のストロボと組み 合わせた場合は、ストロボの制御はTTLで行われます。
ホットシューグリップなど接点数の異なるアクセサリーを組み合わせると、 誤動作の原因となりますので、使用しないでください。
光量比制御シンクロ撮影では、シャッター速度の上限は 1 60 秒になりま す。
他社製ストロボを組み合わせると、故障の原因になる場合があります。ペン タックス専用オートストロボの使用をお勧めします。

5 再生機能編

拡大して再生する ...................................................98
9画像ずつ表示する ................................................99
画像を消去する ....................................................100
プリントサービスの設定をする(DPOF ............104
98
x 2.0

拡大して再生する

再生する画像を12倍まで拡大表示することができます。
1
再生ボタンを押し、十字キー
45)で画像を選ぶ
2
9 画面表示/拡大表示ダイヤルを 右に回す
再 生 機 能 編
5
画像が拡大表示(1 倍~ 12倍)表示さ れます。拡大表示中は、十字キーで拡 大位置を移動することができます。9 画面表示/拡大表示ダイヤルを左に 回すと、画像は小さくなります。
x 2.0
x 2.0
撮影できる状態に戻るには、再生ボタンを押すか、シャッターボタンを半押 しします。
拡大表示中にOKボタンを押すと、拡大表示は解除されます。
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