デジタル一眼レフカメラ
使用説明書
カメラの正しい操作のため、ご使用前に
必ずこの使用説明書をご覧ください。
はじめに
このたびは、ペンタックス・デジタル一眼レフカメラwをお買い上
げいただき誠にありがとうございます。本製品の機能を充分活用してい
ただくために、ご使用になる前に本書をよくお読みください。また本書
をお読みになった後は必ず保管してください。使用方法がわからなく
なったり、機能についてもっと詳しく知りたいときにお役に立ちます。
使用できるレンズについて
このカメラで使用できるレンズは、基本的にDAおよびFA Jレンズ、または絞りA(オー
ト)のポジションのあるレンズです。それ以外のレンズやアクセサリーを使用すると
きは、カスタムファンクションでレンズ絞り A 以外でのレリーズ許可を設定してくだ
さい。工場出荷時の設定では、カメラが作動しなくなります。
カスタムファンクションの設定については、本書の113ページをご覧ください。
絞りA(オート)以外での使用には機能制限がありますので、126ページの「絞りA以
外でのレリーズ」設定時の注意 もご覧ください。
著作権について
本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、権利
者に無断で使用できません。なお、実演や興業、展示物の中には、個人として楽しむ
目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意ください。また著作
権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内で使用する以外は、ご利
用いただけませんのでご注意ください。
本機を使用するにあたって
• 強い電波や磁気を発生する施設などの周囲では、カメラが誤動作を起こす場合があ
ります。
• 液晶モニタに使用されている液晶パネルは、非常に高度な精密技術で作られていま
す。99.99%以上の有効画素数がありますが、0.01%以下の画素で点灯しないものや
常時点灯するものがありますので、あらかじめご了承ください。なお、記録される
画像には影響ありません。
商標について
• CompactFlash、コンパクトフラッシュおよびCFはSanDisk Corporationの商標です。
• MicrodriveはHitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V.の登録商標です。
• PENTAX PHOTO Browser、PENTAX PHOTO Laboratory はペンタックス株式会社
の商標です。
• PENTAXはペンタックス株式会社の登録商標です。
• その他、記載の商品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくク
ラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用されることを目的としてい
ますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障
害を引き起こすことがあります。使用説明書にしたがって、正しい取り扱いをして
ください。
本文中のイラストおよび液晶モニタの表示画面は、実際の製品と異なる場合があり
ます。
カメラを安全にお使いいただくために
この製品の安全性については充分注意を払っておりますが、下記マーク
の内容については特に注意をしてお使いください。
このマークの内容を守らなかった場合、人が重大な傷害を受
警告
ける可能性があることを示すマークです。
このマークの内容を守らなかった場合、人が軽傷または中程
注意
度の傷害を受けたり、物的損害の可能性があることを示す
マークです。
警告
• カメラを分解・改造などをしないでください。カメラ内部に高電圧部があり、感電
の危険があります。
• 落下などにより、カメラ内部が露出したときは、絶対に露出部分に手をふれないで
ください。感電の危険があります。
• ストラップが首に巻き付くと危険です。小さなお子様がストラップを首に掛けない
ようにご注意ください。
• 望遠レンズを付けた状態で、長時間太陽を見ないでください。目を痛めることがあ
ります。特に、レンズ単体では、失明の原因になりますのでこ注意ください。
• 電池は幼児の手の届かない所に保管してください。万一、電池を飲みこんだ場合は、
直ちに医師にご相談ください。
•ACアダプタは、必ず専用品を指定の電源・電圧でご使用ください。専用品以外のAC
アダプタをご使用になったり、専用のACアダプタを指定以外の電源・電圧でご使用
になると、火災・感電・故障の原因になります。
• 使用中に煙が出ている・変なにおいがするなどの異常が発生した場合、すぐに使用
を中止し、電池またはACアダプタを取り外したうえ、サービス窓口にご相談くださ
い。そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。
•ACアダプタ使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグをはずし、使用を中止してくだ
さい。機器の破損・火災・感電の原因となります。
注意
• 電池をショートさせたり、火の中に入れないでください。また、分解しないでくだ
さい。破裂・発火のおそれがあります。
• 充電式のニッケル水素電池以外は充電しないでください。破裂・発火のおそれがあ
ります。このカメラに使用できる電池の種類で、ニッケル水素電池以外は充電がで
きません。
• 万一、カメラ内の電池が発熱・発煙を起こした時は、速やかに電池を取り出してく
ださい。その際は、やけどに充分ご注意ください。
• このカメラには、使用していると熱を持つ部分があります。その部分を長時間持ち
つづけると、低温やけどを起こす恐れがありますのでご注意ください。
• ストロボ発光部に手を密着させたり、衣服をかぶせたまま発光させないでください。
火傷を負ったり、衣服が焦げるおそれがあります。
1
2
電池の取り扱いについての注意
• このカメラでは、決められた電池以外は使用しないでください。電池の破裂、発火
の原因となります。
• 電池を交換するときは、違うメーカ-、違う種類の電池を混ぜて入れないでくださ
い。また、新しい電池と古い電池を混ぜて入れないでください。電池の破裂、発火
の原因となります。
• 電池の「+」と「-」の向きを間違えて入れないでください。電池の破裂、発火の
原因となります。
• 単3リチウム電池、単3アルカリ電池、CR-V3は充電ができません。また分解はしな
いでください。無理に充電や分解をすると、破裂や液漏れの原因となります。
取り扱い上の注意
• 長時間使用しなかったときや、大切な撮影(結婚式、旅行など)の前には、必ず試
し撮りをしてカメラが正常に機能しているかを確認してください。本製品の故障に
起因する付随的損害(撮影に要した諸費用や逸失利益等)については、保証しかね
ます。
• 汚れ落としに、シンナーやアルコール・ベンジンなどの有機溶剤は使用しないでく
ださい。
• 高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでカメラを車内に
放置しないでください。
• 防腐剤や有害薬品のある場所では保管しないでください。また、高温多湿の場所で
の保管は、カビの原因となりますので、乾燥した風通しのよい場所に、カメラケー
スから出して保管してください。
• このカメラは防水カメラではありませんので、雨水などが直接かかる所では使用で
きません。
• 強い振動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・車・船などの
振動は、クッションなどを入れて保護してください。
• カメラの使用温度範囲は0℃~40 ℃です。
• 高温では液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れば正常になります。
• 低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることもありますが、これは液晶の性質
によるもので、故障ではありません。
• 高性能を保つため、1~2年ごとに定期点検にお出しいただくことをお勧めします。
• 急激な温度変化を与えると、カメラの内外に結露し水滴が生じます。カメラをバッ
グやビニール袋などに入れ、温度差を少なくしてから取り出してください。
• ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分などがカメラの中に入らないようにご
注意ください。故障の原因になります。雨や水滴などが付いたときは、よく拭いて
乾かしてください。
• レンズ、ファインダー窓のホコリは、きれいなレンズブラシで取り去ってください。
スプレー式のブロワーは、レンズを破損させる恐れがありますので、使用しないで
ください。
• CCDの清掃につきましては、できるだけ当社のお客様相談センターまたは、お客様
窓口にご用命ください。(有料)
• コンパクトフラッシュメモリカード(CFカード)およびマイクロドライブの取り扱
いについては、149ページをご覧ください。
• 破損や故障の原因になりますので、液晶モニタの表面を強く押さないでください。
目次
カメラを安全にお使いいただくために ................................................1
電池の取り扱いについての注意 ...........................................................2
取り扱い上の注意.................................................................................2
目次.......................................................................................................3
本書の構成............................................................................................7
お使いになる前に 9
カメラの特長 ................................................................................. 10
付属品について .............................................................................. 11
各部の名称 ..................................................................................... 12
本体.....................................................................................................12
表示パネルの表示ガイド ....................................................................14
液晶モニタの表示ガイド ....................................................................15
ファインダーの表示ガイド.................................................................17
準備編 19
ストラップを取り付ける ............................................................... 20
電池を入れる ................................................................................. 21
電池について ......................................................................................22
電池容量の確認...................................................................................23
バックアップ電池について.................................................................23
撮影可能枚数と再生時間(電池交換時).............................................24
ACアダプタを使用する ......................................................................25
電源を入れる ................................................................................. 26
初期設定をする .............................................................................. 27
言語を設定する...................................................................................27
日時を設定する...................................................................................28
レンズを取り付ける....................................................................... 30
CFカードを入れる/取り出す ....................................................... 32
ファインダーの視度を調整する..................................................... 33
3
4
基本操作編 35
撮影の基本操作 .............................................................................. 36
カメラの構え方...................................................................................36
撮影する .............................................................................................37
再生の基本操作 .............................................................................. 39
画像を再生する...................................................................................39
前後の見たい画像を選択する.............................................................40
撮影機能編 41
ドライブモードを選択する ............................................................ 42
1コマ撮影 ...........................................................................................42
連続撮影 .............................................................................................43
セルフタイマー撮影 ...........................................................................44
リモコン撮影(リモコンF:別売品)..................................................47
記録サイズと画質を設定する ........................................................ 49
記録サイズを設定する........................................................................49
画質を設定する...................................................................................50
感度を設定する .............................................................................. 52
ホワイトバランスを設定する ........................................................ 53
測光方式を選択する....................................................................... 55
分割測光を利用する ...........................................................................55
中央重点測光を利用する ....................................................................56
スポット測光を利用する ....................................................................56
露出モードについて....................................................................... 57
グリーンモードを利用する.................................................................57
P(ハイパープログラム)モードを利用する.....................................58
Tv(シャッター優先)モードを利用する ..........................................60
Av(絞り優先)モードを利用する .....................................................62
M(ハイパーマニュアル露出)モードを利用する .............................64
B(バルブ)モードを利用する...........................................................66
AE-L(AEロック)について ..............................................................67
フォーカスについて....................................................................... 68
オートフォーカスのAF. S(シングルモード)を利用する................68
オートフォーカスのAF. C(コンティニアスモード)を利用する.....69
マニュアルでピントを調整する .........................................................70
測距点を選択する...............................................................................72
フォーカスロックについて.................................................................74
AF補助光について ..............................................................................76
オートフォーカスが苦手なもの .........................................................76
AFボタンについて ..............................................................................76
露出を補正する .............................................................................. 77
ズームレンズの使い方 ................................................................... 79
オートブラケッティング撮影 ........................................................ 80
多重露出撮影 ................................................................................. 82
ストロボを使って撮影する ............................................................ 84
内蔵ストロボを使って撮影する .........................................................84
外付けストロボを使って撮影する......................................................91
再生機能編 97
拡大して再生する .......................................................................... 98
9画像ずつ表示する ........................................................................ 99
画像を消去する ............................................................................ 100
1画像ずつ消去する ...........................................................................100
まとめて消去する.............................................................................101
消去できないようにする(プロテクト)...........................................102
プリントサービスの設定をする(DPOF)................................... 104
1画像ずつ設定する ...........................................................................104
全画像を設定する.............................................................................106
設定編 109
5
設定メニュー一覧 ........................................................................ 110
設定メニューの操作方法 ............................................................. 111
カメラの設定をする..................................................................... 112
CFカードをフォーマットする..........................................................112
カスタムファンクションを設定する ................................................113
彩度を設定する.................................................................................115
シャープネスを設定する ..................................................................115
コントラストを設定する ..................................................................116
クイックビューを設定する...............................................................116
オートパワーオフ.............................................................................117
電子音をオン/オフする ....................................................................117
日付の表示スタイル・日付/時刻を変更する..................................118
ワールドタイムを設定する...............................................................118
表示言語を設定する .........................................................................120
ビデオ出力方式を選択する...............................................................121
液晶モニタの明るさを設定する .......................................................121
ファイルNo.の付け方を選択する .....................................................122
6
スライドショウを設定する...............................................................123
センサークリーニング......................................................................123
設定をリセットする .........................................................................124
カスタムファンクション一覧 ...................................................... 125
ワールドタイム都市名一覧 .......................................................... 128
接続編 129
テレビと接続する ........................................................................ 130
パソコンと接続する..................................................................... 131
付録 133
撮影機能についてもっと知りたい方へ ........................................ 134
絞りとシャッター速度の効果について ............................................134
使用絞りからの撮影距離算出方法(内蔵ストロボ撮影).................137
撮影距離からの使用絞り算出方法(内蔵ストロボ撮影).................137
DA・FA J・FA・Fレンズの内蔵ストロボ適合表.............................138
マニュアルでホワイトバランスを設定する .....................................140
各種レンズを組み合わせたときの機能 ............................................142
別売りアクセサリー..................................................................... 144
バッテリーグリップD-BG1 ..............................................................144
ACアダプタK-AC10J........................................................................144
ケーブルスイッチ.............................................................................144
リモートコントロールF ...................................................................145
ストロボ関連 ....................................................................................145
ファインダー関連.............................................................................146
カメラケース ....................................................................................146
その他...............................................................................................146
CCDのクリーニングについて...................................................... 147
メモリカードについての注意 ...................................................... 149
エラーメッセージ ........................................................................ 151
困ったときは ............................................................................... 152
主な仕様....................................................................................... 153
リモートコントロールF(別売)仕様..............................................155
プログラム線図.................................................................................156
用語解説....................................................................................... 158
アフターサービスについて .......................................................... 160
ペンタックスピックアップリペアサービス................................. 161
本書の構成
本書は、次の章で構成されています。
7
1 お使いになる前に
カメラの特長や付属品、各部の名称について説明しています。
2 準備編
お買い上げ後、画像を撮るまでの準備操作について説明しています。必ずお読み
になり、撮影をはじめる前に、操作を行なってください。
3 基本操作編
一番簡単な撮影方法と再生方法を説明しています。すぐに撮影・再生をしたいと
きは、この操作方法をご利用ください。
4 撮影機能編
様々な撮影機能を使って、より高度な撮影を行う方法について説明しています。
5 再生機能編
再生の方法や消去のしかたを説明しています
6 設定編
カメラに関する機能の設定方法について説明します。
7 接続編
テレビやパソコンにカメラを接続する方法について説明しています。
8 付録
困ったときの対処のしかたや別売り品の案内、各種資料を記載しています。
1
2
3
4
5
6
7
8
操作説明中で使用されている表記の意味は次のようになっています。
関連する操作の説明が記述されているページを記載していま
す。
知っておくと便利な情報などを記載しています。
操作上の注意事項などを記載しています。
8
1 お使いになる前に
カメラの特長 ..........................................................10
付属品について ......................................................11
各部の名称 .............................................................12
10
カメラの特長
• 23.5 × 15.7mm、有効画素数6.1メガピクセルのCCDを採用し、高精細、
高ダイナミックレンジを実現。
1
• レンズ交換式デジタルカメラにおいて、小型、軽量、高剛性を達成。
• 秒約2.6 コマの連続撮影(最大6コマ)を実現。
お
使
• 新開発11 点測距AFセンサー(中央部9点はワイドクロスエリアAF)を
い
搭載。
に
• 倍率0.95倍で従来の35mmカメラと違和感のないファインダーにより、
な
る
マニュアルによるピント合わせが向上。また、測距点が赤く光るスー
前
パーインポーズ機能を搭載。
に
• CR-V3 リチウム電池、単 3 リチウム電池、単 3ニッケル水素電池、単 3
アルカリ電池が使用可能。
•2ダイヤルによるハイパーオペレーティングシステムを搭載。
• カメラと同じ電池を使用し、電池の寿命を延長するとともに縦位置レ
リーズボタンを備えたバッテリーグリップ(別売)が装着可能。
このカメラでは、さまざまなペンタックス35mm一眼レフカメラ用のレンズを使
用することができます。ただし、このカメラに搭載されているCCD のサイズは
23.5 × 15.7mm ですが35mm判カメラの撮影画面サイズは36 × 24mmとなってい
るため、同じ焦点距離のレンズを使って同じ距離から撮影した場合には、画角
(写し込まれる被写体の大きさや範囲)が35mm 判カメラに対して異なります。
35mm 判カメラの撮影画面サイズはこのカメラの撮影画面サイズの約 1.5倍です
ので、このカメラに35mm判カメラ用のレンズを装着した場合、その焦点距離は
レンズに表記された数値を約1.5倍にした値に相当します。
付属品について
このカメラには以下の付属品が同梱されています。
カメラをお使いになる前に、付属品に不足がないかお確かめください。
ホットシューカバー FK
(カメラ装着)
アイカップF
(カメラ装着)
L
MEファインダーキャップ
11
1
お
使
い
に
な
る
前
に
ボディーマウントカバー
(カメラ装着)
ソフトウェア(CD-ROM)
S-SW10
リチウム電池CR2016
(カメラ装着)
保証書
USBケーブル
I-USB2
ストラップ
O-ST10
使用説明書(本書)
ビデオケーブル
I-VC2
リチウム電池
CR-V3(2本)
PENTAX PHOTO Browser
PENTAX PHOTO Laboratory
使用説明書
・
12
各部の名称
1
本体
お
使
い
に
な
る
前
ストロボモードボタン
に
ドライブボタン
グリーンボタン
シャッターボタン
Tvダイヤル
マウント指標
AEロックボタン
プロテクトボタン
MENUボタン
電源レバー
レンズ取外しボタン
モードダイヤル
露出補正ボタン
セルフタイマーランプ/
リモコン受光部
X
シンクロソケット
ミラー
AFカプラー
レンズ情報接点
AFボタン
十字キー/OKボタン
測距点切り替えダイヤル
マニュアル
ホワイト
バランスボタン
フォーカス
モードレバー
消去ボタン
吊り金具
INFOボタン
再生ボタン
バックアップ電池ぶた
アクセスランプ
電池ぶた
電池ぶた開放レバー
バッテリーグリップ接続端子カバー
三脚ねじ穴
13
ストロボボタン
測光モードレバー
レリーズソケット
端子カバー
内蔵ストロボ
ホットシュー
多重露出/オートブラケットボタン
DPOFボタン
PC/VIDEO端子
DC入力端子
視度調整レバー
表示パネル
Avダイヤル
9画面表示/
拡大表示ダイヤル
カードカバー
カードカバー
開放レバー
ファインダー
液晶モニタ
1
お
使
い
に
な
る
前
に
14
お
使
い
に
な
る
前
に
表示パネルの表示ガイド
123 4
1
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
1
画質表示〔50ページ〕
2
記録サイズ表示〔49ページ〕
3
ドライブモード表示〔42ページ〕
4
ストロボモード表示〔84ページ〕 〔80ページ〕
5
シャッター速度表示〔60ページ〕
感度表示〔52ページ〕
6
Tvダイヤル有効表示〔60ページ〕 露出補正値表示〔77ページ〕
7
Avダイヤル有効表示〔62ページ〕 多重露出枚数表示〔82ページ〕
8
絞り値表示〔62ページ〕
9
ホワイトバランスモード表示
10
ビジー表示
11
電池消耗警告表示〔23ページ〕
12
オートブラケット表示
13
多重露出撮影表示〔82ページ〕
14
撮影可能枚数表示
15
露出補正表示〔77ページ〕
〔53, 140ページ〕
• 暗いところで表示パネルを使用するときは、電源レバーを | の位置に合わ
せると、約10 秒間表示パネルの照明をつけることができます。AF360FGZ
を使用するときは、AF360FGZの表示パネルの照明も同時に点灯します。
• 表示パネルの\表示中は、カメラが処理中なので操作を受け付けません。
液晶モニタの表示ガイド
撮影時
15
撮影時にINFOボタンを押すと、液晶モニタに撮影機能の設定内容が表示
されます。
મૂ༭
1
2
ISO
3
WB
4
1
色空間〔126ページ〕
2
感度〔52ページ〕
3
画質・記録サイズ〔49, 50ページ〕
4
ホワイトバランス
〔53, 140ページ〕
5
カスタムファンクション
〔113ページ〕
6
フォーカスモード〔68ページ〕
200
AWB
L
sRGB
2003/10/01
AF.S
S
12:00
7
8
9
10
11
12
5
1
6
7
8
9
10
18mm
11
12
測距点〔72ページ〕
彩度〔115ページ〕
シャープネス〔115ページ〕
コントラスト〔116ページ〕
レンズ焦点距離
現時刻
1
お
使
い
に
な
る
前
に
16
再生時
再生時にINFOボタンを押すごとに、ノーマルの再生画面→ヒストグラム
表示→詳細情報表示と切替ります。
●ヒストグラム表示 ●詳細情報表示
1
お
使
い
に
な
る
前
に
100-0120
1
15
10
11
12
6
7
8
P
9
ISO
WB
23 4 5
1/2000 F2.8 +0.5Ev
800
L
sRGB
N
2003/10/01
13 14
100-0121
AF.S
S
12:00
100mm
15
16
17
18
19
20
21
1
ヒストグラム
2
ドライブモード〔42ページ〕
3
露出補正値〔77ページ〕
4
オートブラケット/多重露出
9
測光モード〔55ページ〕
10
感度〔52ページ〕
11
画質・記録サイズ〔49, 50 ページ〕
12
ホワイトバランス
〔80, 82ページ〕 〔53, 140ページ〕
5
フォーカスモード〔68ページ〕
6
絞り値〔62ページ〕
7
シャッター速度〔60ページ〕
8
露出モード 〔122ページ〕
7 :グリーンモード
〔57ページ〕
P :ハイパープログラム
〔58ページ〕
Tv :シャッター優先
〔60ページ〕
13
ストロボモード〔84ページ〕
14
色空間〔126ページ〕
15
フォルダ名・ファイル名
16
測距点〔72ページ〕
17
彩度〔115ページ〕
18
シャープネス〔115ページ〕
19
コントラスト〔116ページ〕
20
レンズ焦点距離
21
撮影日時
Av :絞り優先〔62ページ〕
M :ハイパーマニュアル
〔64ページ〕
ヒストグラム表示中に十字キー(23)を押すと、ヒストグラムの表示位置
を上下に移動することができます。
ファインダーの表示ガイド
17
12
3
4
567 8 910
1
測距点
2
スポット測光フレーム
3
AFフレーム
4
シャッター速度表示
5
ストロボ情報
6
測距点表示 露出補正値表示
7
ピント情報
8
Tvダイヤル有効表示
9
Avダイヤル有効表示
10
AEロック表示
11
絞り値表示
12
撮影可能枚数表示
13
バーグラフ
13
12
11
1
お
使
い
に
な
3
る
前
に
シャッターボタンを半押しにすると、測距点が赤くスーパーインポーズ表示
されます。カスタムファンクションで、スーパーインポーズ表示しないよう
に設定することもできます。カスタムファンクションの設定については、113
ページをご覧ください。
18
お
使
い
に
な
る
前
に
1
2 準備編
ストラップを取り付ける ........................................20
電池を入れる ..........................................................21
電源を入れる ..........................................................26
初期設定をする ......................................................27
レンズを取り付ける ...............................................30
CFカードを入れる/取り出す ...............................32
ファインダーの視度を調整する .............................33
20
準
備
編
ストラップを取り付ける
1
ストラップの先端をカメラの吊
り金具に通し、留め具の内側に
なるように固定する
2
2
もう一方のストラップの先端を
カメラのもう一方の吊り金具に
通し、留め具の内側になるよう
に固定する
電池を入れる
カメラに電池をセットします。電池はCR-V3を2本、または単3リチウム
電池、単3 ニッケル水素電池、単3 アルカリ電池のいずれか4本を使用し
ます。
21
1
電池ぶた開放レバーを矢印の方
向に押し、電池ぶたをレンズ側に
スライドさせてから引き上げる
2
電池の向きを電池室内の「+」
「-」表示に合わせて、挿入する
3
電池ぶたで電池を押さえながら
電池ぶたを閉め、矢印の方向にス
ライドさせる
2
準
備
編
• 長時間ご使用になるときは、ACアダプタをご使用ください。〔25ページ〕
• 電池交換をしても正しく作動しないときは、電池の向きを確認してくださ
い。
• 別売りのバッテリーグリップD-BG1もあります。
22
• 単3 リチウム電池、単3 アルカリ電池、CR-V3は充電式ではありません。
• 電源がONのときは、電池ぶたを開けたり、電池を取り出したりしないでく
ださい。
• 長い間使わないときは、電池を取り出しておいてください。長期間入れたま
まにしておくと、電池が液もれをすることがあります。
• 長時間電池を取り外して、新しく電池を入れたときに日時がリセットされて
いたら、「日時を設定する」の手順に従って、設定しなおしてください。〔28
ページ〕
2
準
備
編
• 電池は正しく入れてください。間違った向きに入れると、故障の原因になり
ます。
• 電池を交換するときは、全部を一度に、同一メーカー・同一種類で行なって
ください。また、新しい電池と古い電池を混ぜないでください。
電池について
このカメラでは、さまざまな電池を使用することができます。電池の特
性は種類によって異なりますので、用途にあわせて電池をお選びくださ
い。
CR-V3
付属のCR-V3は寿命が長いので、旅行などに便利です。
単3ニッケル水素電池
充電して繰り返し使用することができるので経済的です。
単3リチウム電池
低温に強く、寒い地域での撮影に向いています。
単3アルカリ電池
お使いの電池が消耗してしまっても、容易に入手できる単3アルカリ電池
をご使用になれます。ただし、使用条件によっては、カメラの性能を十
分に発揮させられない場合がありますので、緊急用として以外は、使用
をお勧めしません。
電池容量の確認
表示パネルに表示された{で、電池の残量を確認することができます。
23
{
↓
}
↓
?
↓
「電池容量がなく
なりました」
: 電池がまだ十分に残っています。
: 残量が少なくなった状態です。
: 残量がほとんどありません。
: メッセージの表示後、電源オフとなります。
バックアップ電池について
バックアップ電池が消耗してくると、撮影用電池交換時に日時設定画面
が液晶モニタに表示されるようになります。そのような場合は、バック
アップ電池(CR2016)を交換してください(5 年に 1 回を交換の目安と
してください)。
1
カメラの電源をOFFにする
2
準
備
編
2
コインなどを使ってバックアッ
プ電池ぶたを開ける
24
準
備
編
3
ボールペンの先などでバック
アップ電池を取り出し、新しい
バックアップ電池の「+」がふた
側になるようしてセットする
2
4
バックアップ電池ぶたを「カ
チッ」と音がするまで閉める
撮影可能枚数と再生時間(電池交換時)
電池
(使用温度)
CR-V3 (25°C)
(0°C)
単3リチウム
ニッケル水素
単3アルカリ
• この数値は、当社の測定条件によるものです。露出モード、撮影状況により異
なります。
• 使用環境温度が下がると、電池の性能が低下しますので、寒冷地で使用する
場合は、予備の電池を用意して、衣服の中で保温するなどしてご使用くださ
い。なお、一旦低下した電池の性能は、常温の環境で元に戻ります。
• 単3 アルカリ電池は特性上、カメラの性能を十分に発揮させられない場合が
ありますので、緊急用として以外は、使用をお勧めしません。
• 海外旅行、寒冷地での撮影や画像をたくさん撮るときは、予備電池をご用意
ください。
•「バッテリーグリップ D-BG1」を使用した場合の撮影可能枚数については、
144ページをご覧ください。
(25°C)
(0°C)
(25°C)
(0°C)
(25°C)
(0°C)
一般撮影
約1000枚約900枚約800枚
約650枚約600枚約500枚
約900枚約800枚約700枚
約800枚約700枚約600枚
約450枚約400枚約350枚
約400枚約350枚約300枚
約110枚約100枚約80枚
不適 不適 不適
ストロボ撮影
使用率50% 使用率100%
再生時間
約600分
約400分
約400分
約350分
約300分
約250分
約120分
約60 分
ACアダプタを使用する
液晶モニタを長時間ご使用になるときや、パソコンと接続するときは、
ACアダプタキットK-AC10J(別売)のご使用をおすすめします。
1
カメラの電源が切れていることを確認してから、端子カバー
を開ける
25
2
準
備
編
2
ACアダプタのDC端子を、カメラのDC入力端子に接続する
3
ACコードをACアダプタに接続する
4
コンセントに電源プラグを差し込む
•ACアダプタを接続または外すときは、必ずカメラの電源が切れた状態で行
なってください。
• カメラやACアダプタ、ACコード端子、コンセントはしっかり差し込んでく
ださい。カメラがCFカードにデータを記録、または読み出している間に接
続部が外れると、データが破壊されます。
•ACアダプタをご使用になるときは AC アダプタキットK-AC10J の使用説明
書をあわせてご覧ください。
•ACアダプタを接続しても、カメラ内の充電池を充電することはできません。
26
準
備
編
電源を入れる
1
電源レバーを「ON」の位置に合
わせる
電源が入ります。
2
電源レバーを「OFF」の位置に合わせ
ると電源が切れます。
• カメラを使用しないときは、必ず電源をOFFにしてください。
• 電源レバーを | に合わせると、表示パネルの照明が測光タイマーと同じ時
間(初期値は 10 秒)点灯します。同時に被写界深度を確認することができ
ます。被写界深度確認機能については136ページをご覧ください。
• 一定時間操作をしないで放置すると、オートパワーオフが働きます。(初期
値は1分)。
初期設定をする
27
工場出荷後カメラの電源を初めて入れると、
液晶モニタに「Initial Setting」(初期設定)の
画面が表示されます。下記の手順にしたがっ
て、液晶モニタに表示される言語と現在の日
付や時刻を設定してください。一度設定すれ
ば、次回電源を入れたときには、これらの設
定をする必要はありません。
言語を設定する
使用する言語を日本語に設定します。
1
十字キー(45)を押して、「日本
語」を選ぶ
「日本語」を選んだときにTYO(都市)、P
(夏時間)、NTSC(ビデオ出力)が右図の
ように表示されていたら、手順5に進んで
ください。
2
十字キー(3)を押す
Initial setting
OK
OK
:
Ok
:
ࠨ
English
NYC
ུࢊ
TYO
NTSC
City
DST
Video Out NTSC
Initial setting
സঌ
ذশۼ
ΫΟႁ
2
準
備
編
カーソルが「都市」に移動します。
3
十字キー(45)を押して、TYO(東京)を表示させる
4
手順2、3 を繰り返して、夏時間をP (オフ)、ビデオ出力を
NTSCに設定する
5
OKボタンを押す
日時を設定する画面が表示されます。
28
日時を設定する
日時の表示スタイルと現在の日付/時刻を設定します。
1
十字キー(23)を押して、日付
の表示スタイルを設定する
2
準
備
編
2
十字キー(5)を押す
「24h」の上下に23 が表示されます。
শ୭
ນাΑΗͼσ ා00
2003/ 01 / 01
00 00
OK
ࠨ
শ୭
ນাΑΗͼσ ා00
2003/ 01 / 01
00 00
OK
ࠨ
24h
24h
3
十字キー(23)を押して、24h(24 時間表示)または 12h
(12時間表示)を設定する
4
十字キー(5)を押す
「西暦年」の上下に23が表示されます。
শ୭
ນাΑΗͼσ ා00
2003/ 01 / 01
00 00
OK
24h
ࠨ