取扱説明書
IH クッカー
KM6379
お客様の安全を確保し、機器の損傷を避ける
ため、本製品を初めてご使用になる前には、
必ずこの取扱説明書をお読みください。
M.-Nr. 09 754 120ja - JP
目次
安全上のご注意 ......................................................................................................................4
各部の名称 ...........................................................................................................................12
KM 6379..........................................................................................................................12
操作パネル ...........................................................................................................................13
調理ゾーン ...........................................................................................................................15
環境保護のために ................................................................................................................16
梱包材の廃棄処分...........................................................................................................16
使用済み製品の廃棄処分................................................................................................16
初めてお使いになる前に......................................................................................................17
初めてお使いのときのクリーニング....................................................................................17
初めてお使いになる前に......................................................................................................17
IH 機能について...................................................................................................................18
IH 機能の原理 ......................................................................................................................18
使用中の音 ...........................................................................................................................19
鍋..........................................................................................................................................20
火力レベルの範囲 ................................................................................................................21
操作 ......................................................................................................................................22
操作方法...............................................................................................................................22
本体の電源をオンにするには、以下の操作を行います。.....................................................23
調理ゾーンの有効化.............................................................................................................23
火力レベルの設定 ................................................................................................................23
火力レベルの変更 ................................................................................................................23
パワーフレックス調理領域 ..................................................................................................24
自動加熱...............................................................................................................................25
ブースター機能 ....................................................................................................................27
保温機能...............................................................................................................................29
電源の切り方と余熱表示......................................................................................................30
上手に節電するためのポイント...........................................................................................31
タイマー...............................................................................................................................32
キッチンタイマー ................................................................................................................33
目次
調理ゾーンの電源を自動的に切る .......................................................................................36
両方のタイマー機能を同時に使用する ................................................................................37
安全機能...............................................................................................................................38
セーフティロック / システムロック ....................................................................................38
Stop & Go 機能 .....................................................................................................................40
スイッチオフ機能 ................................................................................................................41
過熱防止機能........................................................................................................................42
掃除とお手入れ ....................................................................................................................43
プログラミング ....................................................................................................................45
こんなとき、どうしたらいい ? ...........................................................................................48
オプションの付属品.............................................................................................................52
設置に関する安全上の注意..................................................................................................55
ビルトイン寸法 ....................................................................................................................56
KM 6379..........................................................................................................................56
本体の設置 ...........................................................................................................................57
電源接続...............................................................................................................................58
アフターサービス、型式表示シール....................................................................................59
安全上のご注意
表示 表示の意味
警 告
注 意
■ 重傷とは、失明、けが、やけど(高温、低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るも
の、及び治療に入院・長期の通院を要するものを言います。
■ 中程度の傷害とは、治療に入院・長期の通院を要しないけが、やけど、感電などを指し、
物的損害とは、財産の破損及び機器の損傷にかかわる拡大損害を指します。
ここに示した注意事項は、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の方々への危害や損
害を未然に防止するため、注意事項をマークで表示しています。内容をよく理解してから
本文をお読みください。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う
可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が中程度の傷害を負う
可能性、もしくは物的損害の発生が想定される内容を示します。
図記号の例
禁 止
具体的な禁止内容は、図記号の中や文章で指示します。
(してはいけないこと)
強 制(必ずすること)
具体的な強制内容は、図記号の中や文章で指示します。
注 意(警告を含む)
具体的な注意内容は、図記号の中や文章で指示します。
禁止行為
分解禁止
水場、湿気の多い場所での使用禁止
接触禁止
強制/指示
電源接続に関する注意
必ずアース線を接続
安全上のご注意
本製品は、現行の安全基準に適合しています。しかし、不適切な使用は、人体への危害お
よび、物的損害の恐れがあります。本製品を初めてご使用になる前に、この取扱説明書を
よくお読みください。お客様の安全を守り本製品の損傷も防ぐことができます。本取扱説
明書は大切に保管し、製品を譲渡する場合は、必ず本書を添付してください。
4
潜在的な危険・警告・注意
感電注意
機器に損害を与える可能性のある場合
発火注意
高温注意
破裂注意
安全上のご注意
本製品は、すべての安全要件に適合していま
す。ただし、正しくお使いにならなければ、
人的傷害または物的損害を招く危険性があ
ります。
事故や製品の損傷および故障を防ぐために、
本製品を設置するときや初めてご使用にな
る前に、本書をよくお読みください。
不適切な用途または操作による損傷や故障
は、保証対象外となり、このために生じる被
害や損害の製造者責任は負いません。
本書には、製品を正しく安全にお使いいただ
くための注意事項と、本製品の設置、操作、
お手入れに関する重要な情報が記載されて
います。
正しい用途
本製品は、業務用ではありません。ご
家庭での使用、またはそれに類似する
職場や居住環境での使用を想定して
います。
本製品は、調理および食品の保温のた
めの家電機器としてのみお使いくだ
さい。
その他の用途で使用した場合の製造
者責任は負いかねます。用途を誤る
と、事故や損傷を招く危険性がありま
す。
本製品は屋外での使用を想定してい
ません。
身体的、感覚的、または精神的に介護
を要する方、操作経験のない方、操作
方法を理解していない方が本製品を
使用する場合は、安全にお使いになれ
るよう周囲の方が操作中に十分配慮
し、操作に伴う危険について説明する
ようにしてください。
5
安全上のご注意
お子様の安全
お子様による操作や設定の変更を防ぐ
には、セーフティロック / システムロッ
クを使用してください。
8 歳未満のお子様は、周囲に常に監督
者がいる場合を除き、本製品に近づけ
ないでください。
周囲に監督者のいない状況で、お子様
が本製品の清掃やメンテナンスを行
わないようにしてください。
8 歳以上のお子様には、操作方法を分
かりやすく説明し、本製品を安全に使
用することができ、誤使用の危険性が
理解できた場合のみ、使用を許可して
ください。
本製品は、使用中はもちろんのこと、
電源を切った後もしばらくは高温の
状態が続きます。やけどの恐れがある
ため、どのような状況でもお子様を本製
品に近づけないようにしてください。
鍋は必ずお子様の手の届かない場所
に保管してください。鍋の取っ手の部
分は、クッカーからはみ出さないよう
に内側に向けてください。やけどの恐
れがあります。
ラップ、ポリスチレン、ビニール袋な
どの包装は、乳幼児の手の届かない場
所に保管してください。窒息する恐れ
があります。梱包材は、できるだけ早
く安全に廃棄するか、リサイクルして
ください。
お子様の興味を引きそうなものを本
製品付近の収納に保管しないでくだ
さい。
お子様が本製品の上に登ってやけど
をする恐れがあります。
6
安全上のご注意
技術的安全性
本製品を設置する前に、損傷がないか
をチェックしてください。損傷の見ら
れる機器は、危険ですので設置しない
でください。
お住まいの地域および国の電気設備基
準に従った有効な接地システムと本製
品が完全に接続されている場合のみ、
本製品の電気的安全性が保証されま
す。この基本的な安全要件を満たし、
定期的なテストを行う必要がありま
す。何か問題がありそうな場合は、資
格を有する電気技師に家屋内の電気配
線の検査を依頼する必要があります。
不適切な接地工事による問題(感電事
故など)は、保証対象外となり、この
ために生じる被害や損害の製造者責任
は負いません。
本製品の電源プラグをコンセントに
差し込む前に、ご使用の電圧と定格消
費電力が型式表示シールに記載され
た仕様に適合しているか確認してく
ださい。本製品の損傷を防ぐため、こ
の仕様を満たしている必要がありま
す。不明点がある場合は、資格を有す
る電気技師にご相談ください。
安全性を確保するため、電気工事がす
べて正しく行われている場合にのみ本
製品を使用してください。
本製品のキャビネットを開けないで
ください。
配線、電気部品、または機械的部品の
改造や修理はきわめて危険であり、人
的傷害または機械的損害や故障を招
く恐れがあります。
設置、メンテナンス、および修理は、
必ずお住まいの地域および国の電気
設備基準に厳密に従って、ミーレによ
り認められた者が行う必要がありま
す。無資格者による修理などは危険で
す。正規の修理技術者以外による作業
によって生じた損害は、保証対象外と
なります。
本製品の設置や修理、点検に際して
は、必ず電源が完全に遮断されている
ことを確認してください。本製品が電
源から完全に遮断されるのは以下の
場合のみです。
- ブレーカーが切られた場合
- プラグがコンセントから抜いて
ある場合
本製品に通信モジュールが装備され
ている場合、本製品の設置やメンテナ
ンス、修理の際には必ず電源を遮断し
てください。
本製品が保証期間中の場合、製造元の
認定を受けたサービス技術者が修理
を行う必要があります。
それ以外の人物が修理を行った場合、
保証が無効になります。
7
安全上のご注意
問題のある部品を交換する場合は、
ミーレ製の純正部品のみを使用して
ください。ミーレ製の交換部品が使用
されている場合のみ、製造元により本
製品の安全が保証されます。
電源コードが損傷した場合は、資格を
有する電気技師が専用接続ケーブル
と交換する必要があります。この接続
ケーブルはミーレ代理店または販売
店でご購入いただけます。
延長コードやマルチソケットを使用
したたこ足配線で電源に接続するこ
とはお止めください。
これらを使用すると過熱などの恐れ
があり、危険です。
製品に問題がある場合、または、セラ
ミックガラス表面にひび割れや欠け、
破損がある場合は使用しないでくだ
さい。すぐに電源をオフにして、製品
を主電源から外してください。感電事
故の恐れがあります。
ゴキブリなどの害虫が出やすい環境
では、本製品とその周辺を常に清潔な
状態に保つよう特に注意してくださ
い。害虫による損傷は、本製品の保証
対象外となります。
安定していない場所(船上など)で本
製品を使用しないでください。
本製品は外付けのタイマースイッチ
や遠隔制御の使用を想定していませ
ん。
正しい使用方法
心臓ペースメーカーをご使用の方は、
以下をお読みください。
本製品の近辺は、電磁性を帯びていま
す。ペースメーカーへの影響について
不明点がある場合は、ペースメーカー
の製造元または担当医にご相談くだ
さい。
磁場の影響を受けやすいもの(クレ
ジットカード、ディスケット、小型電
卓など)の損傷を防ぐために、これら
のものを本製品のすぐそばに放置し
ないでください。
本製品は、使用中はもちろんのこと、
電源を切った後もしばらくは高温の
状態が続きます。余熱表示ランプが消
えるまでは、やけどの恐れがあります。
使用中は、本製品から離れないでくだ
さい。鍋が空になるまで加熱すると、
セラミックガラス表面に損傷が生じ
る可能性があり、この場合、製造者責
任は負いかねます。
脂肪や油を沸騰させると発火したり
火災が発生する恐れがあります。
油や脂肪が発火した場合は、水で炎を
消そうとしないでください。適切な防
火毛布、鍋ぶた、湿ったタオル、また
は同様のものを使用し、炎を覆って消
火してください。
8
安全上のご注意
より安全にお使いいただくために、本製
品をご使用になるときは、耐熱性の鍋つ
かみや手袋を使用することをお奨めし
ます。鍋つかみや手袋は、湿った状態や
濡れた状態で使用しないでください。熱
が伝わりやすくなるため、やけどをする
恐れがあります。
レンジフードの下でフランベは行わ
ないでください。
炎がレンジフードに引火する恐れが
あります。
本製品を他のものを置く台として使用
しないでください。本製品の上にナイ
フやフォークなどの小物類またはその
他の金属物を絶対に置かないようご注
意ください。故意に、または誤って本
体の電源を入れた場合や余熱があると
きは、金属部分が加熱する危険があり、
やけどの恐れがあります。
材質によっては、本製品上に置かれた
ものが溶け出したり発火する可能性
があります。濡れた鍋ぶ たは、セラ
ミックガラス表面に接着して取り外
しにくくなる場合があります。
使用後は、調理ゾーンの電源を切って
ください。
本製品で、缶詰を密閉したまま加熱し
ないでください。缶の中の圧力が高
まって破裂します。それによって負傷
ややけどを負ったり、損傷する恐れが
あります。
本製品では、鉄鍋などの、ふちや底に
凹凸のついた鍋は使用しないでくだ
さい。本体の表面に取れない傷が付く
可能性があります。滑らかな底の鍋の
みお使いください。
空の鍋を加熱しないでください。IH は
非常に短時間で鍋が加熱されるので、
鍋の底の温度が急激に上昇し、油や脂
肪が発火する恐れがあります。
本製品を清潔な状態に保ってくださ
い。塩、砂糖、砂(洗う前の野菜に付
着した)の粒子により、傷が付く可能
性があります。
操作パネルの付近には、加熱した鍋を
置かないでください。下にある電子回
路が損傷を受ける可能性があります。
本製品を布やキッチンホイルなどで
覆わないでください。誤って本体の電
源を入れてしまった場合、火災の原因
となる恐れがあります。
プラスチックやアルミホイル製の容
器を使用しないでください。このよう
な容器は高温になると溶け出し、発火
する恐れがあります。
セラミックガラス表面には物を落と
さないようにしてください。軽いもの
でも場合によっては損傷の原因とな
る可能性があります。
9
安全上のご注意
調理ゾーンが熱くなっているときに、
調理ゾーンに固体または液体の砂糖
や、プラスチック製またはアルミニウ
ム製のホイルを落とさないでくださ
い。落としてしまった場合は本体の電
源を切って、まだ熱いうちに傷の付か
ないスクレーパーで注意して砂糖、プ
ラスチック、またはアルミニウムの残
留物をすべてこすり落とします。
手袋を着用してやけどをしないよう
に注意してください。残留物が取り除
く前に冷めてしまった場合、セラミッ
クガラス表面に穴が開いたりひびが
入ってしまう恐れがあります。
汚れを取り除いた後は、本製品が冷め
るのを待ち、適切な専用クリーナーで
お手入れしてください。
本製品付近のコンセントを使用する
場合は、ハンディタイプのフードブレ
ンダーのような電気器具のケーブル
が本製品の調理ゾーンに触れないよ
うに注意してください。ケーブルの断
熱材が損傷し、感電事故が発生する危
険性があります。
スプレー缶、エアゾール、およびその
他の引火性物質を、本製品の下の引き
出しに保管しないでください。
カトラリーを入れる引き出しには、耐
熱性のある材質を使用してください。
本製品を長時間集中的に使用した場
合、本製品の下にある引き出しに保管
した金属製の器具が熱くなる可能性
があります。金属製の物を引き出しに
保管しないでください。
本製品には冷却ファンが装備されて
います。本製品のすぐ下に引き出しが
装備されている場合は、本製品に十分
な換気を確保できるよう、引き出しと
その中身、および本製品の下側の間に
十分な隙間があることを確認してく
ださい。先のとがったもの、小さなも
の、紙などを引き出しに保管しないで
ください。換気スロットに入り込んだ
り、ファンによって本体に吸い込まれ
たりして、ファンが損傷したり換気の
妨げになったりする恐れがあります。
調理したり温め直したりする場合は、
食品を十分に加熱してください。
1つの調理/拡張ゾーン/ パワーフレッ
クスゾーンで同時に2 つの鍋を使用し
ないでください。
本製品を扉付きの家具の中に設置す
る場合は、必ず扉を開けた状態で使用
してください。本製品の使用中、また
は本製品に余熱が残っている間は、扉
を閉めないでください。
油煙が多く出たら通電を切ってくだ
さい。油が高温になっています。続け
て加熱すると発火し火災になります。
揚げ物調理中は、飛び散る油に注意し
てください。油が飛び散ってやけどの
原因になります。
10
安全上のご注意
調理直後の熱い鍋やフライパンのふ
たをクッカーの表面にかぶせるよう
に置くと、表面のガラスが割れる可能
性があります。ご注意ください。
油や脂肪は1分以上加熱しないでくだ
さい。ブースター機能で油や脂肪を加
熱しないでください。
油量が少なかったり、一度使った油を
再利用する場合には発火温度が下が
るので、調理中はそばを離れないでく
ださい。
過熱防止装置はヒーター内部の温度
を監視しております。なべ底の温度と
は誤差がありますので、調理中はそば
を離れないでください。
衣類の乾燥など調理以外の目的で使
用しないでください。過熱・異常作動
して発火・やけどをすることがありま
す。
お手入れ
スチームクリーナーで本製品を掃除
しないでください。蒸気が電気部品に
達しショートする恐れがあります。
ミーレのパイロリティック機能付き
オーブンの上に装備されている場合
は、本製品をパイロリティック(熱洗
浄)機能作動中に使用しないでくださ
い。本製品の過熱防止機能が作動する
可能性があります。
安全上の警告や注意に従わない誤った取
り扱いによる損傷については、製造者責任
を負いません。
他の器具(ガスコンロなど)であらか
じめ加熱した油を使用しないでくだ
さい。過熱防止装置が働かず、異常加
熱し火災の原因になります。
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各部の名称
KM 6379
①④ 調理ゾーン(シングルブースター付き)
②③ パワーフレックス調理ゾーン(ツインブースター付き)
② + ③を組み合わせてパワーフレックス調理領域にすることができます。
⑤ 操作パネル
12
操作パネル
各部の名称
13
各部の名称
センサーコントロール
① 電源のオン / オフ
② セーフティロック / システムロック
③ 時間
④ – タイマーの選択
– タイマー機能の切り替え
– スイッチを切る時間の選択(「調理ゾーンの電源を自動的に切る」を参照)
⑤ Stop & Go 機能
⑥ 火力レベル設定用
⑦ シングルブースター / ツインブースター
⑧ パワーフレックス調理領域の電源オン
⑨ – 時刻設定用
– 中央後方の調理ゾーン(ある場合)の火力レベル設定用
⑩ 保温機能
表示ランプ
⑪ 余熱表示ランプ
⑫ 99 分を超える時間をキッチンタイマーで設定したときに、分数を 0.5 時間単位で示す
表示ランプ
⑬ セーフティロック / システムロック
⑭ 右後方の調理ゾーンなど関連するゾーンの表示ランプ
⑮ ツインブースター
レベル 1
レベル 2
⑯ タイマー表示
~ = 1 分単位の時間
~ = 1 時間単位の時間
14
調理ゾーン
各部の名称
調理ゾーン
最小~最大
(cm ) *
14 – 20
15 – 23
15 – 23
10 – 16
+
* 記載されている範囲内の直径であれば、すべての大きさの鍋をご使用になれます。
** 記載されているワット数は、使用する鍋の大きさや材質によって異なります。
22 – 23/
15 x 23 – 23 x 39
KM 6379
200 V での消費電力(W)**
標準 1500
シングルブースター 2600
標準 1800
ツインブースターレベル 1 2500
ツインブースターレベル 2 3200
標準 1800
ツインブースターレベル 1 2500
ツインブースターレベル 2 3200
標準 1100
シングルブースター 1900
標準 3000
ツインブースターレベル 1 4000
ツインブースターレベル 2 5900
合計 0095:
15
環境保護のために
梱包材の廃棄処分
輸送時の保護用の詰物には、廃棄する際に
環境への影響が少ない材質が使用されてい
ます。これらはリサイクルしてください。
梱包材のリサイクルは、製造工程で使用さ
れる原材料の削減だけでなく、埋め立て処
分場のゴミの量の削減にもつながります。
プラスチックの包装や袋は確実に安全に処
分し、乳幼児に近づけないでください。窒
息する恐れがあります。
使用済み製品の廃棄処分
電気および電子機器の中には、取り扱いや
廃棄方法を誤ると、人体や環境に悪影響を
及ぼす恐れのある物質が含まれていること
があります。
ただし、このような物質は製品が正常に機
能するために不可欠なものです。
したがって、不要になった製品は家庭ゴミ
としては出さないでください。
不要になった製品を廃棄する際には、お住
まいの自治体の指定する廃棄物処理施設に
廃棄を依頼するか、弊社代理店のアドバイ
スを受けてください。
16
処分するまでの間、ご自宅で保管するとき
は、お子様に危険が及ばないように正しく
管理してください。
本製品に同梱の予備の型式表示シールを、本書の「アフターサービ
ス、型式表示シール」のページに貼り付けてください。
初めてお使いのときのクリーニング
保護材とラベルなどをすべて取り外してください。
初めて使用する前に、湿らせた布で本体を拭いてから、乾いた布
で水気を拭き取ります。
初めてお使いになる前に
金属部品には保護被膜があり、最初に加熱したときに多少臭う場合
があります。また、誘導コイルも、初めて作動させてから数時間は、
多少臭う場合があります。この臭いは使用に伴って徐々に薄くなり、
完全に消えます。
発生する臭いや蒸気などは、接続不良や本製品の不具合ではなく、健
康を害するものではありません。
IH クッカーの加熱時間は、従来の電気クッカーに比べて非常に短
時間ですのでご注意ください。
初めてお使いになる前に
17
IH 機能について
IH 機能の原理
各調理ゾーンの下には、誘導コイルが設置されています。調理ゾー
ンのスイッチを入れると、このコイルで磁界が発生し、それが鍋の
底に直接作用して加熱します。調理ゾーン自体も、鍋から発生する
熱によって間接的に加熱されます。
IH 調理ゾーンは、磁性体の底を持つ鍋がのせられた場合(「鍋」を参
照)にのみ作用します。IH 調理ゾーンは、鍋の大きさを自動的に認
識します。
以下の場合に、対応するキーパッドの数字 1 ~ 9 が点滅します。
- 所定の場所に鍋が置かれていない、または使用に適さない(磁性
- 鍋の底の直径が小さすぎる場合
- スイッチが入った状態で鍋が調理ゾーンから離された場合
3 分以内に適切な鍋が調理ゾーンに置かれれば、 数字の点滅は消え
て通常通り使用できるようになります。
鍋が置かれない、または使用に適さない鍋が置かれた場合、調理ゾー
ンの電源は 3 分後に自動的にオフになります。
体のない)鍋を置いた状態でスイッチを入れた場合
18
やけどの恐れがあります。
金属物(ナイフやフォークなど)を本製品の上に置かないでくださ
い。故意に、または誤って本体の電源を入れた場合や余熱があると
きは、金属部分が加熱する危険があり、やけどの恐れがあります。
使用後は本製品の電源を切ってください。
使用中の音
IH 機能について
IH 調理ゾーンの使用中に、鍋から以下のような音がする場合があり
ます。発生する音は、鍋の材質や製造方法によって異なります。
- 火力レベルが高い場合は、ブーンという音がすることがありま
す。火力レベルを下げることで、音は小さくなるか、完全に止ま
ります。
- 鍋の底が異なる素材からなる複数の層(サンドイッチ構造)でで
きている場合、ひび割れるような音がすることがあります。
- リンクするゾーン(「ブースター機能」を参照)を同時に使用し
ており、鍋の底が異なる材質からなる複数の層でできている場
合、ヒューッと笛のような音がすることがあります。
- 特に火力レベルが低いときに、電子スイッチからクリック音がす
ることがあります。
- 冷却ファンが作動すると、ヒュー(ブーン)という音がすること
があります。本製品が集中的に使用されると、電子回路の保護の
ために冷却ファンが作動します。ファンは、本製品のスイッチが
オフになった後も動作し続ける場合があります。
19
IH 機能について
鍋
使用に適した鍋には、以下のようなものがあります。
- 底に磁性体のあるステンレス鍋
- ほうろう加工のスチール鍋
- 鋳鉄鍋
使
- 底に磁性体のないステンレス鍋
- アルミ製または銅製の鍋
- ガラス製または陶磁器の鍋
- 底が反っている / もしくは凸凹のある場合
IH クッカーでの使用に適した鍋かどうか確認するには、鍋の底に磁
石を近づけます。磁石が付く場合、その鍋は使用できます。
鍋底の性質は、鍋の中の食品が加熱される際の均一性に影響する可
能性がありますのでご注意ください。
調理ゾーンを効果的にご使用になるには、直径が一番内側のマーク
よりも大きく、一番外側のマークよりも小さい鍋を選んでください。
鍋の直径が一番内側のマークよりも小さい場合、IH は機能しません。
調理ゾーンは鍋が置かれていない場合と同じ動作をします。
用に適さない鍋には、以下のようなものがあります。
20
鍋のメーカーが表示する最大径は、鍋の上部の直径を示すことが多
いので注意してください。鍋の底の直径(通常、上部より小さい)の
方が重要です。
やけどの恐れがあります。鍋は、必ず調理ゾーンの中央に置いてく
ださい。鍋が調理ゾーンの一部にしか乗っていない場合、持ち手が
非常に熱くなる恐れがあります。