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HPネットワーク  ユーティリティ  ユーザ 
ガイド
HP Integrityサーバ Microsoft® Windows
Server™ 2003および Windows Server™ 2008
製品番号: 5992-4448
2008年 4月 ,
©Copyright 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
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ご注意
本書で取り扱っているコンピュータ ソフトウェアは秘密情報であり、その保有、使用、または複製には、HPから使用 
許諾を得る必要があります。FAR 12.211および12.212に従って、商業用コンピュータ ソフトウェア、コンピュータ ソ 
フトウェア ドキュメンテーション、および商業用製品の技術データ(Commercial Computer Software, Computer Software 
Documentation, and Technical Data for Commercial Items)は、ベンダ標準の商業用使用許諾のもとで、米国政府に使用許 
諾が付与されます。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品およびサービスに対する保証については、当該製 
品およびサービスの保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありま 
せん。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対して、 
責任を負いかねますのでご了承ください。
Microsoftおよび Windowsは、 Microsoft Corporationの米国における登録商標です。 
Intel、インテルおよび Itaniumはインテル  コーポレーションまたはその子会社のアメリカ合衆国およびその他の国にお 
ける商標または登録商標です。
Javaは、 Sun Microsystems, Inc.の米国における商標です。 
UNIXは、 The Open Groupの登録商標です。本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用 
される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売され 
ていないものも含まれている場合があります。
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目次
このガイドについて ............. ... ............................. ................................ ............................. 5 
対象読者 .............. ... ............................. ................................ ................................ ..... 5 
この版での新しい内容および変更された内容 ............. ... ............................. ................. 5 
ドキュメント構成 ............. ... ............................. ................................ ......................... 5 
表記規約 ............ ... ............................. ................................ ................................ ....... 5 
関連情報 ............ ... ............................. ................................ ................................ ....... 6 
出版履歴 ............ ... ............................. ................................ ................................ ....... 6 
お客様のご意見 ............ ... ............................. ................................ ............................. 7 
1. SetLACState ユーティリティ ..................... ................................ ............................. ... ....... 8 
ツールの利用 ............. ... ............................. ................................ ............................... 8 
コマンド ライン構文 .... ............................. ................................ ........................ 8 
コマンド ライン引数 .... ............................. ................................ ........................ 8 
コマンド ラインの例 .... ............................. ................................ ........................ 9 
2. ネットワーク アダプタ スクリプティング ユーティリティ ..................... ........................ 10
概要 ............ ... ............................. ................................ ................................ ............ 10 
ターゲット システムのNIC の順序 ..... ................................ ................................ 10 
ターゲット システム上のチーム ............. ... ............................. .......................... 10 
CQNICCMD スクリプティング ユーティリティ ................................ .......................... 11 
スクリプト変換の問題 ............. ... ............................. ................................ ........ 11 
CQNICCMD ユーティリティの使用 ................... ................................ ................ 11 
コマンド ライン構文 ....................... ... ............................. ................................ . 12 
コマンド ライン引数 ....................... ... ............................. ................................ . 13 
コマンド ラインの例 ....................... ... ............................. ................................ . 14 
コマンド ライン ヘルプ ............. ... ............................. ................................ ....... 15
コンフィギュレーションのプロパティ ............ ... ............................. .......................... 15 
NIC のコンフィギュレーション プロパティ ............... ................................ ........ 15 
チーム設定のプロパティ ............ ... ............................. ................................ ...... 16 
XML データ ファイル ........................... ................................ ................................ .... 18 
エラーの処理とレポート ............ ... ............................. ................................ .............. 20 
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表目次
1.1. SetLACStateのコマンド  ライン引数  .. ................................ ................................ ............. 9
2.1. cqniccmdのコマンド  ライン引数  ......................... ................................ ......................... 13
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このガイドについて 
本書では、Microsoft® Windows® Server 2003およびWindows® Server 2008が動作するHP Integrity  
サーバでサポートされている一部のネットワーク ツールについて説明します。
文書の印刷日と製品番号によって、文書が最新版であるかがわかります。新しい版が印刷され 
ると、印刷日が変化します。ただし、細かい変更については、印刷日が変更されずに印刷され 
る場合があります。大幅な変更が行なわれる場合は、文書の製品番号が変化します。
誤記の訂正や文書が扱う製品の変更により、版と版の間に文書の改訂が発行される場合があり 
ます。該当の製品サポート サービスに加入していただくと、最新版または改訂版をお知らせし  
ます。詳細については、HP 販売担当者に問い合わせてください。
このガイドの最新バージョンは、http://www.hp.com/jp/manualから入手できます。 
対象読者 
このガイドは、 HP Integrityサーバの設置、設定、および管理を担当するシステム管理者および  
HPサポート担当者を対象としています。このガイドは、チュートリアルではありません。 
この版での新しい内容および変更された内容 
6.0リリースで改訂された内容 
ドキュメント構成 
このガイドは次のように構成されています。
「SetLACState 
ティ
」 (page 8) 
「
ネットワーク アダプタ 
スクリプティング ユーティ 
リティ
」 (page 10) 
ユーティリ
表記規約 
本書では、次の表記規約を使用します。
警告  けがや復旧不可能なシステム問題につながる重要な情報への注意を喚起する警告で
す。
注意  データの消失や破壊、またはハードウェアやソフトウェアの損傷につながる重要な
情報への注意を喚起する注意です。
重要  概念について説明、またはタスクを完了するための重要な情報を示します。
未使用のアダプタを含むローカル エリア接続を無効にする 
SetLACStateユーティリティ(SetLACState )について説明しま 
す。 このユーティリティを使うと、サーバの障害表示、不要な 
SNMPトラップおよびエラー メッセージの生成を防止できます。
ネットワーク アダプタ(NIC)およびネットワーク アダプタのチー 
ムを設定するネットワーク コンフィギュレーション ユーティリ 
ティについて説明します。 このユーティリティのスクリプティン 
グ機能を使うと、バッチ プロセスを使用して設定を行えます。
注  本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。
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このガイドについて
KeyCap   キーボードのキーや、グラフィカル インタフェースの項目(ボタン、タブ、メニュー 
項目など)の名前。Return とEnter は同じキーを指しています。
コン 
ピュータ 
出力
ユーザ入力入力するコマンドなどのテキスト文字列を示します。
コマンド  コマンド名または修飾子付きコマンド名を示します。 
Ctrl+x  キー  シーケンス。たとえば、 Ctrl+xというキー  シーケンスは、 Ctrlというラベルの 
[]  [ ]内の内容は、コマンド  ライン構文ではオプションです。内容が |で区切られてい 
{}  { }内の内容は、コマンド  ライン構文では必須です。内容が |で区切られているとき 
..  前にある要素を任意の回数だけ繰り返すことを示します。 
⋮  コード例が連続していることを示します。
|   選択リスト内の項目の区切りを示します。
コンピュータが表示するテキスト文字列です。
付いたキーを押したまま、別のキーまたはマウス ボタンを押す必要があることを説  
明しています。
るときには、その項目のうち1 つだけ選ばなければならないことを示します。
には、その項目のうち1 つだけ選ばなければならないことを示します。
関連情報 
HP Integrity サーバ、サーバ管理、およびソフトウェアに関する関連情報は、HP の下記のWeb サ 
イトを参照してください。
●
HP Integrityサーバ  ファミリの概要については、 HPの Webサイト  
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/integrity/を参照してください。 
●
HP Integrityサーバでの Windows Server 2003と Windows Server 2008に関連するその他の資料に  
ついては、 HPの Webサイト http://docs.hp.com/ja/hpuxhw.html (日本語)または、  
http://docs.hp.com/en/windows.html(英語)にある “Windows 64-bit on HP Integrity Servers”の項 
を参照してください。
●
テクニカル サポート リソース(ドライバ、パッチ、アップグレード、移行問題、アラート 
登録など)については、
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/Product.jsp?prodTypeId=15351&prodCatId=321933
(英語)を参照してください。
出版履歴 
以下の出版履歴は、このガイドの各版の出版日を示しています。このガイドは、必要に応じて 
改訂されます。改訂では、出版物のほか、関連するオンライン マニュアルやCD に収録される 
マニュアルも改訂されます。
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このガイドについて
製品番号
5992-4447
サポートされるオ 
ペレーティング シ  
ステム
Server 2003 for 
Itaniumベース  シス  
テム、 64ビット 
Microsoft Windows 
Server 2008 for 
Itaniumベース  シス  
テム、 64ビット 
お客様のご意見 
本書に関するご意見をお待ちしております。HP では、お客様により良いドキュメントを提供す 
るように努めています。記述の誤りや、改善に結びつくご意見、ご指摘がございましたら、電 
子メール(下記のアドレス)にてお寄せください。
feedback@fc.hp.com (英語)
マニュアル名、製造製品番号を添えて、本書に関するご意見、記述の誤り、または改善案など 
をご記入ください。
サポートされる 
SmartSetup バー 
ジョン
バージョン6.0 
改版日
品(サーバ)
2008年 4月、   
BL870c、 rx2660、  
rx3600、 rx6600、  
rx7620、 rx7640、  
rx8620、 rx8640、  
Superdome、  
Superdome/sx2000
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第 1 章 SetLACStateユーティリティ  
1台のサーバに2枚以上サーバ アダプタがあって、1枚でも接続されていないアダプタがある場 
合、一部のネットワーク管理用端末ではサーバに障害があると表示され、SNMPトラップがト 
リガされることもあります。未使用のアダプタを含むローカル エリア接続を無効にするには、 
SetLACStateユーティリティ(SetLACState )を使用します。 このユーティリティを使うと、 
サーバの障害表示や不要なSNMPトラップやエラー メッセージの発生を防止できます。
注:
ローカル エリア接続で認識できるサーバ アダプタは、HPでサポートしているア 
ダプタです。また、このユーティリティを使用してアダプタ チームの有効/無効 
を切り替えることはできません。
SetLACState ユーティリティは、Windows Server 2003 用ネットワーク コンフィギュレーション 
ユーティリティ(NCU )コンポーネント パッケージの一部としてインストールされます。イン  
ストール時に、SetLACState.exe が%SystemRoot%\System32\ ディレクトリにコピーされ 
ます。
ツールの利用 
SetLACState ユーティリティは、コマンド プロンプトから実行できます。 RDP によるインス  
トール時に使用してください。また、unattend.txt の[GuiRunOnce] セクションに追加して、 
無人インストールで使うこともできます。
コマンド ライン構文 
コマンド ラインでは、次のフォーマットを使用します。
SetLACState <Local Area Connection> [Enable | Disable] [/l 
<logfile>][LINEBREAK][/? | /help]
コマンド ライン引数 
表  1.1に掲載されているコマンド  ライン引数を使用してください。 
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SetLACStateユーティリティ 
表 1.1. SetLACState  のコマンド ライン引数
機能
<Local Area Connection>
LAN接続の名前または ID(たとえば、ローカル  エリア接続  
1、 2、または 3)を指定します。 
注 :
unattend.txt の[GuiRunOnce]セクションでこのユー  
ティリティを使用する場合、ローカル エリア接続の 
IDを指定してください。ローカル エリア接続の名前 
だけを指定するとエラーになります。たとえば、 
「ローカル エリア接続」はIDに1、「ローカル エリ 
ア接続2」はIDに2、などとしてください。ローカル 
エリア接続の名前を変更した場合、IDはなくなりま 
す。
指定したローカル エリア接続を有効または無効にします。[Enable | Disable] 
[/l <logfile>]
ログ ファイルの保存場所を指定できます。デフォルト位置は、  
システム ドライブ 
の%SystemRoot%\cpqsystem\log\setlacstate.log で 
す。
ユーティリティの使用法(オプション)を表示します。/?  
ユーティリティの使用法(オプション)を表示します。/help 
コマンド ラインの例 
次の SetLACStateコマンド  ラインの例は、ともに有効であり同じ結果を生成します。 
SetLACState 2 disable
SetLACState “Local Area Connection 2” disable
2 つのコマンドの結果
これらのコマンドは、ともにLocal Area Connection 2 を無効にします。
注:
すでに有効にした接続をenable と指定しても、すでに無効にした接続をdisable  
と指定しても、エラーにはなりません。
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第 2章 ネットワーク アダプタ スクリプ 
ティング ユーティリティ 
ネットワーク アダプタ(NIC)およびネットワーク アダプタのチームを設定するには、ネット 
ワーク コンフィギュレーション ユーティリティを使います。このユーティリティのスクリプ 
ティング機能を使うと、バッチ プロセスを使用して設定を行えます。
スクリプティング機能では、ソース サーバから保存されたコンフィギュレーション情報に基づ 
いて、ターゲット システムを設定することもできます。スクリプトを実行すると、ターゲット 
システムのNICのコンフィギュレーションが、ソース サーバのデータ ファイルで指定された 
NICのプロパティを使用して変更されます。ターゲット システムがソース サーバと同じである 
必要はなく、ソース サーバのコンフィギュレーション全体をターゲット システムに複製する 
必要もありません。
概要
ターゲット システムの設定に使われるスクリプティング ツールは、NIC をシステム内の相対順   
序によって識別します。相対順序は、システム内のスロット/ ポート順によって決定されます。 
まず、システム ボードのNIC に最小の番号が付けられ、次に残りのNIC に(スロット番号の小 
さいNIC から順番に)番号が付けられます。複数のポートを備えるNIC には、各スロット内で 
ポート番号の順(昇順)に順番が付けられます。
ターゲット システムのNIC の順序 
ターゲット システムのNICは、次の規則に従い、ソース サーバの対応する番号のNICと一致す 
るように設定されます。
●
ターゲット システム上の最初のNIC は、ソース サーバ上の最初のNIC のデータを使って設定   
されます。
●
ターゲット システム上の2 番目のNIC は、ソース サーバ上の2 番目のNIC について保存された   
データに基づいて設定され、以下のNIC も同じように設定されます。
●
ターゲット システムのNIC の数がソース サーバより多い場合、対応するNIC のないターゲッ   
ト システムのNIC は現在の設定を維持します。
●
ターゲット システムのNICの数がソース サーバよりも少ない場合は、対応するNICのない 
ソース サーバのNICのデータは無視されます。
ターゲット システム上のチーム 
ターゲット システムは、次の規則に従って、ソース サーバ上のチームと同数のチームで構成 
されます。
●
ターゲット システムで作成されるチームは、ソース サーバのチームを構成していたNICと 
同じ相対順序のNICで構成されます。たとえば、ソース サーバ上でNIC 3とNIC 5がチームを 
構成している場合、チーミング情報がデータ ファイルに保存され、ターゲット システムの
NIC 3と NIC 5でチームが構成されます。 
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ネットワーク  アダプタ  スクリプティング  ユーティリティ 
●
通常、ターゲット システムでチームを構成するNICは、ソース サーバでチームを構成して 
いたNICと同じ種類である必要はありません。ただし、チームに組み込むことのできない 
NICもあります。また、無効な組み合わせのNICを使用してチームを構成しようとすると、 
エラーが発生します。たとえば、ロード バランシング チームでは速度の異なるNICでチー 
ムを構成することはできません。
●
ソース サーバ上でチームを構成するNICがターゲット サーバ上にない場合は、エラーが発 
生します。たとえば、ソース サーバ上でNIC 3とNIC 5がチームを構成しているが、ターゲッ 
ト システム上には4枚のNICしかない場合、エラーが報告されて、コンフィギュレーション 
は適用されません。
●
ターゲット システム上でチームが設定された場合、チームのプロパティはソース サーバ上 
の対応するチームのデータ ファイルから読み出された値に設定されます。データ ファイル 
で指定されていないプロパティ(および無効なデータ値を持つプロパティ)は、そのプロ 
パティのデフォルト値を使って設定されます。
●
ソース サーバでチームが構成されていない場合、チーミング情報はデータ ファイルに書き 
込まれずに、ターゲット システムのコンフィギュレーションは個々のNICの設定だけとなり 
ます。
CQNICCMDスクリプティング  ユーティリティ  
CQNICCMDは、Windows Server 2003のユーティリティで、スクリプト ファイルを使用して1台 
のIntegrityソース サーバのNICチーミング コンフィギュレーション情報を複製し、別のIntegrity 
ターゲット サーバにコピーします。
スクリプト変換の問題 
ネットワーク コンフィギュレーション ユーティリティ(NCU)の前のバージョンで作成され 
たスクリプトはサポートされますが、スクリプトを最新バージョンのNCUで作成することをお 
すすめします。NCUバージョン7.7x以前に生成したスクリプトの動作モードは変更され、次の 
ように変換されます。
●
「手動」は、「ネットワーク  フォールト  トレランスのみ( NFT)」に変換されます。 
●
「SmartSwitch 」は、「優先順位によるネットワーク フォールト トレランスのみ」に変換さ  
れます。
●
SmartSwitch Teamsの場合、既存の ”PreferredPrimaryNic“属性は、 ”PreferredPrimaryRanking“属 
性内で他のチーム メンバーよりランクが高くなるチーム メンバーを決定します。
他のすべての指定されていないパラメータは、デフォルトが使用されます。
CQNICCMDユーティリティの使用  
このユーティリティは、コマンド プロンプト ウィンドウのコマンド ライン、Windows の[ スター    
ト] メニューの[ ファイル名を指定して実行] オプションから、およびWindows のコマンド ファイ  
ルから実行できます。HP では、このユーティリティをSmartStart Scripting Tooklit(SSST)の一  
部として使用することをおすすめします。ただし、アプリケーションはこの環境以外でも使用 
できます。
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ネットワーク アダプタ スクリプティング ユーティリティ
注:
コマンド ラインからCQNICCMDユーティリティを実行するには、まず、HPネッ 
トワーク コンフィギュレーション ユーティリティを終了する必要があります。
スクリプティング アプリケーションを使用するには、以下の手順に従ってください。
1.  ソース  サーバ上で NICチーミングを設定します。 
2.  HPネットワーク  コンフィギュレーション  ユーティリティのユーザ インタフェースの[Save] 
をクリックするか、コマンド ライン ユーティリティでCQNICCMD /S<ファイル名 > を実行 
することにより、ソース サーバ上でスクリプト ファイルを生成します。
3.   必要に応じて、スクリプト ファイルを変更します。
注:
スクリプト ファイルを変更する場合、CQNICCMD /P を実行して、変更した 
ファイルの構文を確認し、さらにログ ファイルでエラーと警告を確認するこ 
とをおすすめします。ログ ファイルのデフォルトの場所は、システム ドラ 
イブ(C:)の\cpqsystem\log\cpqteam.log です。/P オプションの構文 
は、+cqniccmd /p<ファイル名 > です。
4.  ターゲット システムにHPネットワーク コンフィギュレーション ユーティリティをインス 
トールします。
5.  次の構文を使用してコマンド ライン ユーティリティを実行します。
cqniccmd /C <ファイル名 >
6.  ログ ファイルで、エラーと警告を確認します。ログ ファイルのデフォルトの場所は、シ 
ステム ドライブ(C:)の\cpqsystem\log\cpqteam.log です。
注:
このツールをSmart Setup Scripting Toolkit(SSSTK)と組み合わせて使用する場合  
は、Smart Setup CD に収録されているSSSTK のマニュアルを参照してください。
コマンド ライン構文 
コマンド ラインでは、次のフォーマットを使用します。
cqniccmd [/F] [/C< ファイル名>] [/D] [/L< ファイル名>] [/P< ファイル名>] [/S<  
ファイル名>] [/?] 
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ネットワーク アダプタ スクリプティング ユーティリティ
注:
1 度に指定できる設定オプションは以下のいずれか1 つだけです。
/S、 /D、 /C、または /P
/Lオプションは、任意の設定オプションと一緒に使用できます。 /Fオプション  
は、 /Cオプションとだけ組み合わせることができます。 
コマンド ライン引数 
表 2.1 に掲載されているコマンド ライン引数を使用してください。
表 2.1. cqniccmd  のコマンド ライン引数
機能
/S
/D
/C
このオプションにより、ソース サーバの設定が保存されます。必ず、XML設 
定データ ファイルの名前を指定してください。データ ファイルのパスを含む 
必要があります。このオプションは、HPネットワーク コンフィギュレーショ 
ン ユーティリティのユーザ インタフェースで[保存]をクリックして、ソース 
サーバの設定を保存するのと同じはたらきをします。
この設定オプションを使用すると、ターゲット サーバ上のすべてのチームが解  
体され、すべてのVLAN が削除され、VLAN を持つすべてのNIC に対して802.1p/q  
Packet Tagging が無効になります。このオプションでは、追加の引数は不要で、 
また追加することもできません。
この設定オプションにより、データ ファイルで指定された設定がターゲット 
システムに適用されます。ターゲットのスイッチの後に既存のXML 設定データ 
ファイルを指定する必要があります。スイッチの後のスペースはオプションで 
す。
/P
/L
注:
ターゲット システム上に存在するすべてのチームは、設定の適用 
前に解体されます。それに伴い、そのチームのVLAN が削除され、
802.1p/q Packet Taggingが無効になります。チームに参加していない  
NICで VLANが定義されている場合、既存の NIC VLANが削除され 
802.1p/q Packet Taggingが無効になります。 
このオプションは、設定オプションがターゲット システムに適用されないこと  
を除いては、/C オプションと同じです。これは、XML データ ファイルの構文 
を確認する場合に便利です。
システム ドライブの\cpqsystem\log に作られるデフォルトのログ ファイル 
cpqteam.log のファイル名と保存場所を変更するには、このオプションを使 
用します。パスを指定する必要があります。無効なログ ファイル名を使用する 
と、設定の変更を保存せずに終了します。バッチ ファイルでのみ使用すること 
をおすすめします。
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ネットワーク アダプタ スクリプティング ユーティリティ
機能
/F
このオプションにより、通常、重大なエラーとして扱われないエラーもすべて 
重大なエラーとして扱われます。このオプションは、/C オプションとだけ組み 
合わせることができます。
コマンド ラインの例 
以下に、有効なcqniccmd コマンド ラインの例を示します。
例1 :
/S
cqniccmd /Sc:¥HP\teamcfg.xml
cqniccmd /S c:¥HP\teamcfg.xml
cqniccmd /S”c:\HP\teamcfg.xml”
例2 :
/D
cqniccmd /D
例3 :
/C
cqniccmd /Cc:¥HP\teamcfg.xml
cqniccmd /C c:¥HP\teamcfg.xml
cqniccmd /C”c:\HP\teamcfg.xml”
例4 :
/P
cqniccmd /Pc:¥HP\teamcfg.xml
cqniccmd /P c:¥HP\teamcfg.xml
cqniccmd /P”c:\HP\teamcfg.xml”
例5 :
/L
cqniccmd /Cc:¥HP\teamcfg.xml /Lc:\HP\config.log
cqniccmd /C c:¥HP\teamcfg.xml /L c:\HP\config.log
cqniccmd /C”c:\HP\teamcfg.xml” /L” c:\HP\config.log”
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ネットワーク  アダプタ  スクリプティング  ユーティリティ 
コマンド ライン ヘルプ 
使い方に関する情報を表示するには、次のオプションを使用します。
c/?
例:
cqniccmd /?
このオプションにより、コマンドの詳しい使い方が表示されます。
コンフィギュレーションのプロパティ 
XMLデータ ファイルには、各NICおよびNICチームのコンフィギュレーション プロパティが記 
述されています。
NICのコンフィギュレーション  プロパティ  
ソース サーバのデータを使用してターゲット サーバのNIC で設定されるプロパティは、すべて   
のHP 製NIC に共通のプロパティです。
プロパティには、以下のものがあります。
●
SpeedDuplex - NICの現在の速度と、全二重 /半二重を決定します。 Auto/Auto、 10/Half、 10/Full、  
100/Half、 100/Full、および 1000/Fullを指定できます。デフォルトは Auto/Autoです。この値  
はターゲット  システム上の NICに対して有効でなければなりません。 
●
PreferedPrimaryRanking - NICの優先プライマリ  ランキングを決定します。この値は、チーム  
に組み込まれている NICについてのみ記述されます。 
●
DualChannelGroup - デュアル チャネル チーミングを使用する場合、このプロパティにより、   
NICが所属するグループが識別されます。デフォルトは 0です。この値は、チームに組み込 
まれているNIC についてのみ記述されます。非デュアル チャネルのチームでは、この値は常  
に0 です。
●
ConguredPortCost - NICのポート  コストを決定します。デフォルトは 0です。この値は、チー  
ムに組み込まれている NICについてのみ記述されます。 
●
DefaultVlanID - NICが受信したタグ付けされていないパケットに対して使用される VLAN ID 
を決定します。これは、 VLANを定義された NICにのみ適用されます。 
●
VlanID - デバイスの VLAN識別値を指定します。 
●
VlanName - VLAN IDの名前を指定します。各 VLANには名前が割り当てられていなければ 
なりません。異なるVLAN ID に対して同じ名前を使用したい場合は、重複した名前を使用 
することもできます。
●
NetworkAddress - チームに組み込まれていないNICについてのみ記述されます。この値によっ 
て、ベンダによってあらかじめ設定されたアドレスをローカルで管理されるアドレスを使 
用して無効にすることができます。ローカルで管理されるアドレスは一意でなければなら 
ないため、XMLデータ ファイルには常にヌル値が書き込まれていなければなりません。ヌ 
ル値は有効で、ヌル値を記述するとネットワーク アドレスはベンダによってあらかじめ設
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ネットワーク アダプタ スクリプティング ユーティリティ
定されたアドレスになります。この値を変更する場合は、有効なユニキャスト アドレスで 
なければなりません。
チーム設定のプロパティ 
ターゲット  サーバで設定されるチーム設定のプロパティは以下のとおりです。 
●
TeamName - NICチームの固有の識別子を決定します。ターゲット  システム上のそれぞれの 
チーム名は一意でなければなりません。
●
OpMode - チームの動作モードを決定します。 Auto、 StaticDualSlb、 DynamicSingleSlb、  
StaticSingleSlb、 FailOnFault、 PrefPrimary、および TransmitLoadBalancingを指定できます。 
●
LoadBalAlgorithm(送信ロード  バランスの方法)  - チームのロード  バランシング  アルゴリ 
ズムを判別します。指定できる値は、[MACAddress (MAC アドレス)] 、[IPAddress(IPアド  
レス)] 、[TCPConnection] 、[RoundRobin (ラウンド ロビン)] 、および[Auto (自動)] です。 
●
TeamNetworkAddress - NICチームの MACアドレスを確立します。値は、必ず XMLデータ  ファ 
イルに記述されます。ヌル値は有効で、ヌル値を指定するとデフォルト アドレスが計算さ 
れます。この値を変更する場合は、有効なユニキャスト アドレスでなければなりません。
●
TxPathValidationMode - チームの NIC間で送信されるパケット信号を有効または無効にしま  
す。指定できる値は、有効( Enabled)および無効( Disabled)です。 
●
RxPathValidationMode - チームの NIC間で受信されるパケット信号を有効または無効にしま  
す。指定できる値は、有効( Enabled)および無効( Disabled)です。 
●
TxPathValidationInterval - パケット信号の送信頻度を判別します。可能な値の範囲は、 3から  
60です。値が 3未満の場合は 3に設定され、値が 60を超える場合は、 60に設定されます。 
●
RxPathValidationInterval - パケット信号の受信頻度を判別します。可能な値の範囲は、 3から  
60です。値が 3未満の場合は 3に設定され、値が 60を超える場合は、 60に設定されます。 
●
RxPathValidationVlanID( VLAN IDの受信経路の評価)  - 受信パス評価ハートビート  フレー 
ムが送信されるVLAN を指定します。この値は、チームのVLAN が定義されている場合にの 
み書き込まれます。チームが作成されたときのデフォルトは、チームのVLAN が最小のVLAN 
IDに設定されています。 
●
FastPathEnabled(ファースト  パス  フェールオーバ)  - ポート  コストとパス  コスト監視機能 
を有効または無効にします。指定できる値は、有効(Enabled )および無効(Disabled )で 
す。
●
FastPathSpanningTreeType - スパニング  ツリー  プロトコルを指定します。指定できる値は、  
[IEEE 802.1D]、および [Cisco PVST+]です。デフォルトは IEEE 802.1Dです。  
FastPathSpanningTreeTypeは、 FastPathEnabledが有効の場合にのみ関連があります。 
●
FastPathVlanID(ファースト  パスVLAN ID) - パス  コスト監視に使用するVLAN IDを指定し   
ます。この値は、チームのVLAN が定義されている場合にのみ書き込まれます。FastPathVlanID  
は、FastPathEnabled が有効な場合にのみ適用されます。
●
ActivePathEnabled - パケットを送るチームのメンバーがエコー ノードへのパスを持っている 
場合、チームのメンバーがパケットをリモート ノードへ送信し、確認のため応答を受信す 
ることを有効にします。指定した時間の間に応答がない場合、チーム メンバーが無効になっ  
たと判断されます。指定できる値は、有効(Enabled )および無効(Disabled )です。デフォ
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ネットワーク アダプタ スクリプティング ユーティリティ
ルトはDisabled です。Enabled の場合、有効なエコー ノードIP アドレスを入力する必要があり  
ます。
ActivePathEnabled オプションが使用されている場合、以下の値が書き込まれます。
❍
EchoNodeResponseMech(エコー ノード レスポンス メカニズム) - どのエコー モード応 
答メカニズム(DirectedARPまたはCommunityAddressARP)を使用するかを決定します。 
[CommunityAddressARP]を選択すると、[Community Probe IP Address(コミュニティ プ 
ローブIPアドレス)]、[Community Probe MAC Address(コミュニティ プローブMACアド 
レス)]、および[Use Default(デフォルトを使用)]フィールドが使用されます。
❍
EchoNodeProbeIPAddress - エコー ノードが応答するIPアドレスを決定します。このアド 
レスは、サブネット上のすべてのチームが使用できる予約アドレスです。これは、有効 
なユニキャストIPアドレスで、スクリプティングで実行されます。このフィールドは、 
[Active Path(アクティブ パス)]および[Community Address ARP(コミュニティ アドレ 
スARP)]応答メカニズムが選択されている場合に使用できます。
❍
EchoNodeProbeAddress - エコー ノードが応答するMACアドレスを決定します。このアド 
レスは、すべてのチームが使用できる予約アドレスです。これは、有効なユニキャスト 
アドレスで、スクリプティングで実行されます。このフィールドは、[Active Path(アク 
ティブ パス)]および[Community Address ARP(コミュニティ アドレスARP)]応答メカ 
ニズムが選択され、[EchoNodeUseDefMac]の値が「No」の場合にのみ使用できます。
❍
EchoNodeUseDefMac(デフォルトを使用) - NTIDで定義された予約MACアドレスを使 
用するかどうか、またはユーザによるアドレスの指定を許容するかを設定します。この 
フィールドは、[Active Path(アクティブ パス)]および[Community Address ARP(コミュ 
ニティ アドレスARP)]応答メカニズムが選択されている場合に使用できます。 有効な 
値はYesおよびNoです。Yes = デフォルトMACアドレスを使用します。No = 
EchoNodeProbeAddressを使用します。
❍
EchoNodeAddress -  (オプション)エコー ノードのMAC アドレスを指定します。
❍
EchoNodeIPAddress(エコー ノードIPアドレス) - (必須)エコー ノードのIPアドレスを 
指定します。
●
EchoNodeTime - エコー ノードに送信するパケットの間隔を指定します。デフォルトは3秒で  
す。
●
EchoNodeTimeout - エコー  ノードからの応答を待機する最大時間を定義します。この時間が  
経過すると、チーム  メンバーに障害が発生したとみなされます。デフォルトは 3秒です。 
●
ActivePathVlanID(アクティブ  パスVLAN ID) - アクティブ  パスを有効にするために使用す  
るVLAN IDを指定します。この値は、チームのVLANが定義されている場合にのみ書き込ま  
れます。ActivePathVlanID は、ActivePathEnabled が有効の場合にのみ関連があります。
●
CriteriaRanking(メカニズム優先順位)  - プライマリ  ポートになる次のポートの選択に使用  
するリダンダンシ  メカニズムの優先順位を指定します。2 = User Preference Order、 1 = Active   
Path、 0 = Fast Pathを指定できます。フォーマットは 0:1:2のようになります。 
●
DefaultVlanID - チームが受信したタグ付けされていないパケットに対して使用されるVLAN  
IDを決定します。これは、 VLANを定義されたチームにのみ適用されます。 
●
RouterPathEnabled - ルータ  パス  プロトコル機能を有効または無効に設定します。指定でき 
る値は、有効(Enabled )および無効(Disabled )です。RouterPathEnabled が有効の場合、 
チームはアドバンスト チーミングを使用します。
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ネットワーク  アダプタ  スクリプティング  ユーティリティ 
●
RouterPathProtocol - ルータ パス プロトコルを指定します。指定できる値の範囲は、HSRPv1  
およびVRRP です。デフォルトはHSRPv1 です。RouterPathProtocol は、RouterPathEnabled が有 
効の場合にのみ関連があります。
●
RouterPathIPAddress - ルータ  パスの IPアドレスを指定します。このオプションは、  
RouterPathEnabledが有効である場合にのみ書き込みされます。 
●
RouterPathVlanId - ルータ  パス検査を有効にするために使用する VLAN IDを指定します。こ  
のオプションは、チームの VLANが定義されている場合にのみ書き込まれます。  
RouterPathVlanIDは、 RouterPathEnabledが有効の場合にのみ関連があります。 
●
CDPv1Enabled - CDPv1検出プロトコル機能を有効または無効に設定します。指定できる値  
は、有効( Enabled)および無効( Disabled)です。 
●
CDPv2Enabled - CDPv2検出プロトコル機能を有効または無効に設定します。指定できる値  
は、有効( Enabled)および無効( Disabled)です。 
●
LLDPEnabled - LLDP機能を有効または無効に設定します。  指定できる値は、有効( Enabled)  
および無効( Disabled)です。 
●
RSSEnabled - RSS( Receive-Side Scaling)機能を有効または無効に設定します。指定できる 
値は、有効(Enabled )および無効(Disabled )です。
注:
RSS がサポートされるのは、Windows Server 2008 が動作するシステムのみで 
す。
XMLデータ  ファイル  
XML データ ファイルには、NIC およびチームの設定プロパティが含まれており、以下の XML 要  
素から構成されます。
●
<teamingcong> - データ  ファイル全体を囲みます。この要素は必須です。 
●
<nic> - NICのプロパティを定義します。 
●
<team> - チームとそのプロパティを定義します。 
●
<vlan> - VLANとそのプロパティを定義します。 
<team>要素のrelnics 属性は、チーム内で設定される NICを示します。 
次に、一般的な NICチーミング  スクリプトを示します。 
<teamingconfig> 
<!-- The comment lines in this file make it convenient   --> 
<!-- to reference <nic>, <team>, and <vlan> elements   --> 
<!-- within the file. It is recommended that these   --> 
<!-- comment lines remain unchanged if the user edits   --> 
<!-- the file. -->
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<!--   --> 
<!--   Version Data   --> 
<!--   -->
<version UtilityVersion='8.40.0.9' ScriptVersion='3.1'/>
<!--   --> 
<!--   Adapter Data   --> 
<!--   -->
<!-- <nic> element 1 --> 
<nic>
<property id='SpeedDuplex' value='Auto/Auto'/> 
<property id='NetworkAddress' value='' />
</nic>
<!-- <nic> element 2 --> 
<nic>
<property id='SpeedDuplex' value='Auto/Auto'/> 
<property id='PreferredPrimaryRanking' value='0'/> 
<property id='DualChannelGroup' value='0'/> 
<property id='ConfiguredPortCost' value='0'/>
</nic>
<!-- <nic> element 3 --> 
<nic>
<property id='SpeedDuplex' value='Auto/Auto'/> 
<property id='PreferredPrimaryRanking' value='1'/> 
<property id='DualChannelGroup' value='0'/> 
<property id='ConfiguredPortCost' value='0'/>
</nic>
<!-- <nic> element 4 --> 
<nic>
<property id='SpeedDuplex' value='Auto/Auto'/> 
<property id='NetworkAddress' value='' />
</nic>
<!-- <nic> element 5 --> 
<nic>
<property id='SpeedDuplex' value='Auto/Auto'/> 
<property id='NetworkAddress' value='' />
</nic>
<!-- <nic> element 6 --> 
<nic>
<property id='SpeedDuplex' value='Auto/Auto'/> 
<property id='NetworkAddress' value='' />
</nic>
<!--   --> 
<!--   Team Data   --> 
<!--   -->
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ネットワーク  アダプタ  スクリプティング  ユーティリティ 
<!-- <team> element 1 --> 
<team relnics='2 3'>
<property id='TeamName' value='HP Network Team #1'/> 
<property id='OpMode' value='TransmitLoadBalancing'/> 
<property id='LoadBalAlgorithm' value='Auto'/> 
<property id='RxHeartbeatInterval' value='3'/> 
<property id='TxHeartbeatInterval' value='3'/> 
<property id='RxHeartbeatMode' value='Enabled'/> 
<property id='TxHeartbeatMode' value='Enabled'/> 
<property id='TeamNetworkAddress' value='' /> 
<property id='FastPathEnabled' value='Enabled'/> 
<property id='FastPathSpanningTreeType' value='IEEE 802.1D'/> 
<property id='EchoNodeTime' value='3'/> 
<property id='EchoNodeTimeout' value='3'/> 
<property id='CriteriaRanking' value='9;0;1;2'/> 
<property id='RouterPathProtocol' value='HSRPv1'/> 
<property id='ActivePathEnabled' value='Enabled'/> 
<property id='EchoNodeIPAddress' value='192.168.0.2'/> 
<property id='EchoNodeResponseMech' value='CommunityAddressARP'/> 
<property id='EchoNodeProbeAddress' value='00-01-FA-FE-FE-FE'/> 
<property id='EchoNodeProbeIPAddress' value='192.168.0.3'/> 
<property id='EchoNodeUseDefMac' value='Yes'/> 
<property id='RouterPathEnabled' value='Enabled'/> 
<property id='RouterPathIPAddress' value='192.168.0.4'/> 
<property id='CDPv1Enabled' value='Enabled'/> 
<property id='CDPv2Enabled' value='Disabled'/> 
<property id='LLDPEnabled' value='Disabled'/> 
<property id='RSSEnabled' value='Disabled'/> 
<property id='DefaultVlanId' value='10'/> 
<property id='RxPathValidationVlanId' value='10'/> 
<property id='FastPathVlanId' value='10'/> 
<property id='ActivePathVlanId' value='10'/> 
<property id='RouterPathVlanId' value='10'/>
<!-- <vlan> element 1 --> 
<vlan>
<property id='VlanId' value='10'/>
<property id='VlanName' value='VLAN 10'/> 
</vlan> 
</team> 
<teamingconfig>
エラーの処理とレポート 
ソース システムとターゲット システムのNIC が異なる場合などさまざまな理由でエラーが発生   
します。また、XML データ ファイルの編集によりエラーが発生する場合もあります。XML デー  
タを読み込んで処理する間にソフトウェアは広範なエラー チェックを実行します。
無効なプロパティ値が検出されると、警告 エラー メッセージがログ ファイルに書き込まれ、 
設定はデフォルト値または既存の値を使って続けられます。
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cqniccmd をコマンド ラインまたは Windowsのコマンド ファイルから実行した場合、ログファ 
イルと画面の両方に終了コードがエラー レベルとして書き込まれます。Windowsのコマンド 
ファイルは、このエラー コードを使用して次に行う操作を判断できます。エラー レベル コー 
ドは、以下のとおりです。
●
問題なく動作開始した場合、エラー  レベル  ゼロ( 0)が返されます。 
●
致命的でないエラーについては、エラー  レベル( 1)が返されます。 
●
ログ  ファイルが無効な場合、エラー  レベル( 2)が返されます。 
●
その他の致命的なエラーの場合、エラー レベル(3 )以上が返されます。
エラーについて詳しくは、ログ ファイルを参照してください。
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