Hp INTEGRITY RX2620, INTEGRITY RX6600, INTEGRITY RX4640, INTEGRITY RX2660, INTEGRITY RX1620 User Manual [ja]

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HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack
インストレーション ガイド
製品番号 352869-592
11 20078
製品バージョン:3.70
© Copyright 2001, 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
本書で取り扱っているコンピュータ ソフトウェアは秘密情報であり、その保有、使用、または複製には、HPから使用許諾を得る必要が あります。FAR 12.211および12.212に従って、商業用コンピュータ ソフトウェア、コンピュータ ソフトウェア ドキュメンテーショ ン、および商業用製品の技術データ(Commercial Computer Software, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items)は、ベンダ標準の商業用使用許諾のもとで、米国政府に使用許諾が付与されます。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービス の保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万 全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。
MicrosoftおよびWindowsは、Microsoft Corporationの米国における登録商標です。Windows Server 2003は、Microsoft Corporationの米 国における商標です。Intelおよびインテルはインテル コーポレーションまたはその子会社のアメリカ合衆国およびその他の国における 商標または登録商標です。
本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。
本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含まれている場合があります。
製品バージョン:3.70
目次
1 ライセンス .................................................................................................................................................. 4
ライセンス オプション .............................................................................................................................................. 4
ライセンスの入手...................................................................................................................................................... 4
評価用ライセンス ................................................................................................................................................ 4
購入用ライセンス ................................................................................................................................................ 5
ライセンス ファイルの適用........................................................................................................................................ 5
初期インストール時のライセンス ファイルの適用 .................................................................................................. 5
アップグレード インストレーション時のライセンス ファイルの適用........................................................................5
既存のインストレーションへのライセンスの追加 ................................................................................................... 5
既存のインストレーションへのライセンスの交換 ................................................................................................... 6
2 前提条件 ..................................................................................................................................................... 7
ネットワーク インフラストラクチャ要件..................................................................................................................... 7
Deployment Serverの要件............................................................................................................................................ 7
3 インストール............................................................................................................................................... 8
はじめに................................................................................................................................................................... 8
アップグレード前の注意 ............................................................................................................................................ 8
インストール ............................................................................................................................................................ 8
4 HPのサポート情報 ..................................................................................................................................... 25
参考資料................................................................................................................................................................. 25
オンライン情報 ....................................................................................................................................................... 25
HPのソフトウェア テクニカル サポートとアップデート サービス................................................................................ 26
付録A ディストリビューション ファイルの手動インストール.................................................................................. 27
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更....................................................................................................... 28
表示名とコンピュータ名の同期化オプション ............................................................................................................. 28
プライマリ検索キー オプション................................................................................................................................ 29
PXE初期展開ブート タイムアウト オプション ............................................................................................................ 30
クライアント/サーバ ファイル転送ポート オプション................................................................................................ 31
IIS FTP仮想ディレクトリの作成オプション ................................................................................................................. 32
Windowsプロダクト キー......................................................................................................................................... 33
付録C IIS FTPサーバのインストール ....................................................................................................................... 34
付録D 自動起動メディアの作成と使用.................................................................................................................... 35
索引 .................................................................................................................................................................... 36
目次 3

1 ライセンス

実際のサーバの場合でも仮想マシンの場合でも、Altiris Deployment Serverでサーバをデプロイメントおよび管 理するには、ライセンスが必要です。管理するサーバごとに、1つのライセンスが必要です。特定のサーバに ライセンスを適用した後では、ライセンスを削除したり、別のサーバに転送したりすることはできません。
ライセンス ファイルには、事前に決定された数のサーバ用のライセンスが入っています。ライセンス ファイ ルは、Rapid Deployment Packのバージョンに固有ではありません。

ライセンス オプション

Rapid Deployment Packには、5つのライセンス購入オプションがあります。
1ノード ライセンス - このライセンスを使用するとDeployment Serverを通じて1台のサーバをデプロイメ
ント、管理することができます。
10ノード ライセンス - このライセンスを使用するとDeployment Serverを通じて10台のサーバをデプロ
イメント、管理することができます。
任意数ライセンス - このオプションを使用すると、単一のソフトウェア オプション キットの購入時に正
確な数のライセンスを入手できます。
暗証キー契約 - このオプションを使用すると、特定期間にわたって必要数のキーを注文し、以後デプロ
イメントされるサーバごとにライセンスを購入することができます。
HP BladeSystemエンクロージャ(筐体)グループ - このオプションは、HP BladeSystemエンクロージャ
8または20のライセンスを提供します。
任意数ライセンス オプションと暗証キー契約オプションについて詳しくは、HPWebサイトhttp://www.hp.
com/jp/servers/rdp/のProLiant Essentialsライセンスを参照してください。

ライセンスの入手

ここでは、サーバの評価用ライセンスまたは購入用ライセンスを入手する方法について説明します。

評価用ライセンス

2種類の評価用ライセンスが提供されています。
10ノード、7日間の評価用ライセンスは、Deployment Serverに組み込まれています。ライセンス ファイ
ルは不要です。評価用ライセンスは、Deployment Serverのインストール中に適用できます。
10ノード、30日間の評価用ライセンス。このライセンスを入手して使用するには、以下の手順に従って
ください。
a. HPWebサイト
b. 画面の指示に従って、登録プロセスを完了します。評価用ライセンスが電子メールで送信されます。
http://www.hp.com/servers/rdp/eval(英語)にアクセスします。
ライセンス 4

購入用ライセンス

ライセンス ファイルを入手するには、固有の製品登録番号を使用してください。16文字または20文字の英数 字の製品登録番号は、購入したソフトウェア パッケージ ボックスの背面パネルのラベルに記載されていま す。登録番号の書式は、次のとおりです。
xxxx-xxxx-xxxx-xxxx または xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
重要:将来の参照用に、製品登録番号を保管してください。
1. HPWebサイトhttp://www.hp.com/servers/rdp/register(英語)にアクセスします。
2. 画面の指示に従って、登録プロセスを完了します。ライセンスが電子メールで送信されます。
追加の購入用ライセンスは、転送したり、登録済みのライセンスと組み合わせたりすることができます。HPWebサイトhttp://www.hp.com/servers/rdp/register(英語)の指示を参照してください。

ライセンス ファイルの適用

ここでは、評価用ライセンスまたは購入用ライセンスをサーバに適用する方法、および既存のライセンスに追 加または交換する方法について説明します。
ライセンスされたノードの数をコンソールから表示するには、[ヘルプ]、[バージョン情報]をクリックします。

初期インストール時のライセンス ファイルの適用

10ノード、7日間の評価用ライセンスは、Deployment Serverに組み込まれています。このライセンスを適用す るには、初期インストール時に、[Deployment Shareの情報]画面で、[7日間ライセンス無料]を選択します。
購入用ライセンス ファイルまたは評価用ライセンス ファイルを適用するには、インストール時に、 [Deployment Shareの情報]画面の[ライセンス ファイル]フィールドに、ライセンス ファイルのパスを入力し ます。

アップグレード インストレーション時のライセンス ファイルの 適用

アップグレードを実行した後で既存のライセンスを使用するには、Deployment Serverクライアントのインストー ル時に、[Deployment Shareの情報]画面で、[既存のライセンスを使ってアップグレード]を選択します。

既存のインストレーションへのライセンスの追加

既存のインストレーションに追加購入用ライセンスを適用するには、Deployment Serverに新しいライセンス ファイルを追加します。
1. Deployment Server ConsoleおよびDeployment Server Web Consoleへの接続をすべて停止します。
2. [スタート][プログラム][Altiris][Deployment Solution][Product Licensing Utility]をクリッ
クしてAltiris社の製品ライセンス ユーティリティを起動します。
3. [アクティベーション キーファイルの情報]フィールドに新しいライセンス ファイルへのパスを入力し、
[次へ]をクリックします。
4. 画面の指示に従って、追加ライセンスを適用します。
ライセンス 5

既存のインストレーションへのライセンスの交換

すでにライセンスを購入、返却、または転送し、既存のライセンス ファイルを交換するために新しいライセ ンスを入手した場合は、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Server ConsoleおよびDeployment Server Web Consoleへの接続をすべて停止します。
2. [スタート][プログラム][Altiris][Deployment Solution][Product Licensing Utility]をクリッ
クしてAltiris社の製品ライセンス ユーティリティを起動します。
3. [アクティベーション キーファイルの情報]フィールドに新しいライセンス ファイルへのパスを入力し、
[次へ]をクリックします。
4. 画面の指示に従ってライセンスを適用し、[この新しいキーを使用して既存のすべてのアクティベーショ
ン キーを置き換えます]チェックボックスを選択します。
ライセンス 6

2 前提条件

ネットワーク インフラストラクチャ要件

サーバのリモート デプロイメントにPXEを使用する場合は、インストールを開始する前に、DHCPをインストー ルして、ネットワーク上でアクセスできるようにする必要があります。

Deployment Serverの要件

ハードウェア
o 2GB RAMと2基以上のプロセッサを搭載するProLiant G3またはG4サーバ、または同等の仮想マシン
o 正しい日付と時間
注:仮想マシンは、デモンストレーション用または規模の非常に小さい環境でのみ使用してください。
Microsoft® Windows®オペレーティング システム:
o Microsoft Windows Server™ 2003 x86(SP1、R2、SP2)StandardまたはEnterprise Edition
注:サーバをドメイン コントローラとして使用しないでください。
ディスクに以下の空き容量がある。
o 基本インストール用に2GB
o 各Windowsディストリビューション用に1GB
o 各VMware ESXディストリビューション用に1GB
o 各Linuxディストリビューション用に4GB
o キャプチャするディスク イメージおよびソフトウェア パッケージの格納に使用する追加領域
固定IPアドレスが設定されたネットワーク接続
注:インストール後にIPアドレスの設定を変更するのは難しいため、インストール開始前に適切なIP
ドレスを設定してください。
Deployment Server Web Consoleを使用するには、ASP.NETを含むIISをインストールする必要があります。
VMware ESXまたはLinuxをデプロイメントするには、FTPサーバをインストールする必要があります。
Microsoft IIS FTPサーバのインストールについて詳しくは、「 照してください。
Deployment Serverの要件について詳しくは、HPWebサイトAltiris Deployment Solution 6.8 SP2 Deployment and Migration Guide』を参照してください。
付録C IIS FTPサーバのインストール」を参
http://www.hp.com/servers/rdp(英語)の
前提条件 7

3 インストール

はじめに

Rapid Deployment Packを、ターミナル サービス、リモート シェル、またはネットワーク共有接続を通
じてインストールすることはできません。
ライセンス ファイルを入手します(購入用ライセンスまたは評価用ライセンス)。
該当するWindows、VMware ESX、またはLinuxディストリビューション ファイルを収集します。
該当するWindowsプロダクト キーを入手します。

アップグレード前の注意

Rapid Deployment Packのアップグレードは、Rapid Deployment Packの自動実行ユーティリティを使用し
て行う必要があります。
提供されるジョブまたはバッチ ファイルを変更した場合は、バックアップ コピーを作成していることを
確認してから、アップグレードを開始してください。
Deployment Server Consoleのセキュリティを使用している場合は、無効にしてからアップグレードを開
始し、アップグレードが完了した後で再び有効にします。
Deployment Server ConsoleおよびDeployment Server Web Consoleへの接続をすべて停止します。

インストール

1. 次のいずれかのタスクを選択し、autorun.exeを実行することでRapid Deployment Packの自動実行ユーティ
リティにアクセスします。
a. DVDメディアをDVDドライブに挿入します。
b. ISOイメージを、構築するDeployment Serverに解凍します。
c. ISOイメージをマウントします。
2. ProLiant Essentialsのエンド ユーザ使用許諾契約書(EULA)を読んでから、[同意します]をクリックします。
3. 概要情報を読んでから、[次へ]をクリックします。
4. インストール前のステップを参照して、[次へ]をクリックします。
インストール 8
5. 適切なコンポーネントがインストールされるように選択されていることを確認してから、[インストール]
をクリックします。Microsoft .NET FrameworkMicrosoft SQLがサーバにインストールされていない場 合は、これらのコンポーネントが自動的に選択されます。既存のデータベースを使用する場合は、 [Microsoft SQL Server 2005 Express]オプションの選択を解除します。
6. Microsoft .NET FrameworkおよびMicrosoft SQL Serverがインストールされている間、待機します。
7. Altiris Deployment Serverのインストールを選択した場合は、Altiris EULAをよく読んで[はい]をクリックし
ます。Altiris Deployment Serverをインストールするように選択していない場合は、手順
8. サーバに複数のネットワーク アダプタが取り付けられている場合は、Deployment Server用の適切なイン
タフェースを選択して、[続行]をクリックします。
24に進みます。
インストール 9
9. 適切なライセンスオプションを選択して、[次へ]をクリックします。ライセンスについて詳しくは、「
イセンス」の項を参照してください。
o 初期インストールの場合は、[7日間無料ライセンス]または[ライセンス ファイル]を選択してライセ
ンス ファイルのパスと名前を入力します。
o アップグレード インストールの場合は、[既存のライセンスを使ってアップグレード]を選択している
ことを確認します。
注:アップグレード インストールの場合は、既存のライセンスが消失しないように、[既存のライ
センスを使ってアップグレード]を選択する必要があります。
インストール 10
10. Deployment Server用のサービス証明書を入力し、[次へ]をクリックします。
注:インテグレーション モジュールのインストールが失敗する原因になるため、リモート サーバに
Deployment Serverコンポーネントをインストールしないでください。
インストール 11
11. データベースをインストールするサーバ インスタンスの名前を選択して、[次へ]をクリックします。
12. データ ベースがリモート サーバに存在する場合、証明書を要求するプロンプトが表示される場合があり
ます。管理特権を持つユーザ名とパスワードを入力してください。
13. 適切なデータベース認証方法を入力して、[次へ]をクリックします。
インストール 12
14. アップグレードしている場合は、既存のデータベースのデータを保持するプロンプトが表示されたら、
[はい]をクリックします。
15. [プリブート オペレーティング システム]画面で[次へ]をクリックします。
注:Rapid Deployment Pack 3.00以降でサポートされている自動環境は、LinuxおよびWindows PEのみ
です。MS-DOSプリブート環境はサポートされていません。
インストール 13
16. PXEサーバをインストールする場所を指定して、[次へ]をクリックします。PXEを使用しない場合は、「
付録D 自動起動メディアの作成と使用」を参照してください。
17. DHCPが別のサーバにインストールされている場合は、DHCPサービスが必要なプロンプトが表示された
ら、[OK]をクリックします。
インストール 14
18. Deployment Serverへのクライアントの接続方法を指定し、[次へ]をクリックします。
インストール 15
19. Deployment Server Consoleをインストールする場所を指定し、[次へ]をクリックします。
注:インテグレーション モジュールのインストールに失敗する場合があるため、初期Deployment
Consoleコンポーネントをリモート サーバにインストールしないでください。
インストール 16
20. Deployment Server Web Consoleをインストールするかどうか、およびインストールする場所を指定し、
[次へ]をクリックします。
インストール 17
21. [インストール情報]画面で[インストール]をクリックします。
22. アップグレードしている場合は、eXpress共有を交換するプロンプトが表示されたら、[はい]をクリック
します。
23. インストールが完了したら、[完了]をクリックします。
24. Proliantインテグレーション モジュール ソフトウェアをインストールするように選択している場合は、
[必要条件]画面で[確認]をクリックします。ProLiantインテグレーション モジュール ソフトウェアを選択 しない場合は、手順34に進みます。
25. 確認プロセスが完了したら、[次へ]をクリックします。
インストール 18
26. ターゲット サーバにデプロイメントされるオペレーティング システムを選択し、[次へ]をクリックし
ます。
インストール 19
27. 適切な設定オプションを指定して、[次へ]をクリックします。VMware ESXまたはLinuxインストール用の
IIS FTPサーバを使用していない場合は、[IIS FTP仮想ディレクトリ"DSLIB"を作成]オプションの選択を解
除します。詳しくは、「
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更」を参照してください。
28. [インストールおよび設定]画面で[インストール]をクリックします。
29. アップグレードの場合は、既存の設定ファイルのバックアップを作成してから上書きするかどうかを尋
ねるメッセージが表示されたら[OK]をクリックし、既存のジョブを再インポートします。
インストール 20
30. 選択したオペレーティング システムで現在存在しないものについて、オペレーティング システムごと
に、ディストリビューション ファイルのルート ディレクトリを指定して[コピー]をクリックします。 ディストリビューションのコピーを省略する場合は、「付録A ディストリビューション ファイルの手動 インストール」を参照してください。
31. Rapid Deployment Packメディアの再挿入を指示するメッセージが表示されたら、挿入して[OK]をクリッ
クします。
32. ディストリビューションのコピーを省略した場合は、警告メッセージが表示されます。メッセージが表
示されたら[OK]をクリックします。
33. [インストールおよび設定]画面で[終了]をクリックします。
インストール 21
34. Integrityインテグレーション モジュール ソフトウェアをインストールするように選択している場合は、
[プロパティ]画面で[確認]をクリックします。Integrityインテグレーション モジュール ソフトウェアを 選択しない場合は、手順
35. 確認プロセスが完了したら、[次へ]をクリックします。
36. ターゲット サーバにデプロイメントされるオペレーティング システムを選択し、[次へ]をクリックし
ます。
44に進みます。
インストール 22
37. 適切な設定オプションを指定して、[次へ]をクリックします。Linuxインストール用のIIS FTPサービスを使
用していない場合は、[IIS FTP仮想ディレクトリ"DSLIB"を作成]オプションの選択を解除します。詳し くは、「
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更」を参照してください。
38. [インストールおよび設定]画面で[インストール]をクリックします。
39. アップグレードの場合は、既存の設定ファイルのバックアップを作成してから上書きするかどうかを尋
ねるメッセージが表示されたら[OK]をクリックし、既存のジョブを再インポートします。
40. 選択したオペレーティング システムで現在存在しないものについて、オペレーティング システムごと
に、ディストリビューション ファイルのルート ディレクトリを指定して[コピー]をクリックします。 ディストリビューションのコピーを省略する場合は、「 インストール」を参照してください。
41. Rapid Deployment Packメディアの再挿入を指示するメッセージが表示されたら、挿入して[OK]をクリッ
クします。
42. ディストリビューションのコピーを省略した場合は、警告メッセージが表示されます。メッセージが表
示されたら[OK]をクリックします。
43. [インストールおよび設定]画面で[終了]をクリックします。
付録A ディストリビューション ファイルの手動
インストール 23
44. 自動実行ユーティリティで、[次へ]をクリックします。
45. インストール後の手順を参照して、[終了]をクリックします。
46. サーバを再起動するプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックします。
以上でインストールは完了です。
設定に関する手順については、『HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Packユーザ ガイド』の第1章を参照 してください。
インストール 24

4 HPのサポート情報

参考資料

以下の資料を参照することをおすすめします。
『HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Packプラニング ガイド』
『HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Packユーザ ガイド』
HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Packナレッジ ベース(http://www.hp.com/servers/rdp/kb(英
語))。デプロイメント サポートに関する最新情報を掲載しています。
PDFドキュメントは、すべてHPWebサイト
ディレクトリで入手できます。

オンライン情報

Rapid Deployment Packに関する情報および最新のアップデートは、HP ProLiant Essentials Rapid Deployment
PackWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/rdp/から入手できます。
他のIT技術者から寄せられる問題解決のための情報やアイデアは、ITRCIT Resource Center)ユーザ
フォーラムの「ProLiant Deployment & Provisioning」から入手できます。このフォーラムには、HP Webサイト クセスできます。
Altiris Deployment Solutionに関する情報およびリソースは、Altiris社のWebサイト
から入手できます。
http://forums.itrc.hp.com/(英語)の[Management Software and System Tools]リンクからア
http://www.hp.com/servers/rdp(英語)および製品CDの¥docs
http://www.altiris.com
HPのサポート情報 25

HPのソフトウェア テクニカル サポートと アップデート サービス

HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Packには、1年間のソフトウェア テクニカル サポートおよびソフトウェ
ア アップデートが含まれます。このサービスは、ソフトウェアの実行の解決またはオペレーション問題をア シストするためにHPテクニカル リソースへのアクセスを提供します。このサービスはさらにソフトウェア アッ プデートおよびリファレンス マニュアルへのアクセスを提供します。
このサービスで、HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Packをご使用のお客様は、ソフトウェア アップデー トの通知と入手だけでなく効率の良い問題解決も受けることができます。
HP ProLiant Essentials Rapid Deployment PackのHPソフトウェア テクニカル サポートおよびアップデート サー ビスを有効にするには、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/go/insightcontrolregistration(英語)を参照し て、記載されている手順に従ってソフトウェアを登録してください。
登録されないと、十分なサービスを受けることができない場合があります。
新しいソフトウェア テクニカル サポートおよびアップデート サービスに加えて、HPはさらに多くの追加のソ フトウェア サポート サービスを提供し、そのほとんどは追加費用なしでお客様に提供します。
保証 - HPは購入日から90日以内であれば、問題のある配布メディアを交換します。この保証は、Insight
Control ManagementHP Systems Insight Manager、およびProLiant Essentials製品に適用されます。
スタートアップ テクニカル ソフトウェア サポート - HPのソフトウェア保証規定に基づき、購入日から
最大90日間、HPのサービス窓口に電話することによって無償で利用できます。これには、インストール 方法についての質問や問題に対応する電話サポートが含まれます。HPサポートの連絡先電話番号につい ては、HPWebサイト
ディスカッションへの参加(
HPユーザがユーザ同士の中でHP製品に関して情報の交換のために利用できます(英語)。Insight Control およびProLiant Essentials Softwareに関連したディスカッションに参加するためには、「Management Software and System Tools」ページを参照してください。
ソフトウェアおよびドライバ ダウンロード ページ(
最新のソフトウェアおよびドライバを提供します。
マネジメント セキュリティ(
フトウェアの品質とセキュリティには積極的に取り組んでいます。最新のダウンロード可能なセキュリ ティアップデートがないかどうか必ずこのWebサイトを確認してください。
最新のSmartStartの入手(
びFirmware CDは、現在SmartStart Webサイトから以下の簡単な登録をすることによって、無料でダウン ロードすることができます。毎回のリリースごとに実際のキットを入手したい場合には、SmartStart Web サイトからシングル リリース キットを注文することができます。SmartStartがリリースされたときに、事 前通知を受け取るためには、Subscriber's Choice ださい(英語)。
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/contact_us.htmlを参照してください。
http://forums.itrc.hp.com) - HP Support Forumがベースのコミュニティで、
http://www.hp.com/jp/support) - ProLiant製品の
http://www.hp.com/servers/manage/security)- HPはそのすべての管理ソ
http://www.hp.com/jp/servers/smartstart) - SmartStart、Management、およ
http://www.hp.com/go/subscriberschoiceを購読してく
HPのサポート情報 26

付録A ディストリビューション ファイルの 手動インストール

インストール時に、Windows、VMware、またはLinuxディストリビューション ファイルをコピーしなかった 場合、スクリプト インストール ジョブを正しく機能させるには、これらのファイルを手動でコピーする必要 があります。ディストリビューション ファイルを手動でコピーするのと、インストール時にコピーするのと では、結果は同じです。
ディストリビューション ファイルを手動でコピーするには、各ディストリビューションCDまたはDVDの全内 容を該当する.¥lib¥osdist¥yyyyディレクトリにコピーします。ここで、yyyy はオペレーティング システムの ショートカット名です。
表1 オペレーティング システムのディレクトリ名
オペレーティング システム ディレクトリ名
Windows 2000 - Advanced Server w50as-ja
Windows 2000 - Server w50s-ja
Windows 2003 - Enterprise Edition w52e-ja
Windows 2003 - Standard Edition w52s-ja
Windows 2003 - Web Edition w52w-ja
Windows 2003 x64 - Enterprise Edition w52e-ja.64
Windows 2003 x64 - Standard Edition w52s-ja.64
Windows 2003 IA64 - Enterprise Edition w52e-ja.ia64
VMware ESX Server 2.5.3 vmesx253
VMware ESX Server 3.0.2 vmesx302
Red Hat Enterprise Linux AS 4 Update 5 for x86 rhas4u5
Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 5 for x86 rhes4u5
Red Hat Enterprise Linux AS 4 Update 5 for AMD64およびIntel® EM64T rhas4u5.64
Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 5 for AMD64およびIntel EM64T rhes4u5.64
Red Hat Enterprise Linux AS 4 Update 5 for Intel Integrity rhas4u5.ia64
Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 5 for Intel Integrity rhes4u5.ia64
Red Hat Enterprise Linux 5 for x86 rhel5
Red Hat Enterprise Linux 5 for AMD64およびIntel EM64T rhel5.64
Red Hat Enterprise Linux 5 for Intel Integrity rhel5.ia64
SUSE Linux Enterprise Server 10 Service Pack 1 for x86 sles10sp1
SUSE Linux Enterprise Server 10 Service Pack 1 for AMD64およびIntel EM64T sles10sp1.64
SUSE Linux Enterprise Server 10 Service Pack 1 for Intel Integrity sles10sp1.ia64
付録A ディストリビューション ファイルの手動インストール 27

付録B コンフィギュレーション設定の手動変更

表示名とコンピュータ名の同期化オプション

Deployment Serverは、実際のコンピュータ名と異なるコンソール ディスプレイ名を使用できます。ただし、 コンソール名には、コンピュータ名と同じ名前を使用することもできます。
表示名とコンピュータ名の同期化を手動で有効にするには、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Server Consoleで、[ツール][オプション]を選択します。
2. [プログラム オプション]画面から、[グローバル]タブをクリックします。
3. [表示名とコンピュータ名を同期する]チェックボックスを選択します。
4. [OK]をクリックします。
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更 28

プライマリ検索キー オプション

Deployment Serverは、プライマリ検索キーを使用して、サーバがすでにデータベースに記録されているかどう かを決定します。プライマリ検索キーをサーバのシリアル番号に設定することをおすすめします。プライマリ 検索キーをサーバのシリアル番号に設定することには、2つの利点があります。
MACアドレスのような分かりにくいキーでなく、シリアル番号でサーバをインポートできる。
サーバに複数のNICが挿入されているとき、データベースに重複項目が発生することを防止できる。
プライマリ検索キーを手動でシリアル番号に設定するには、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Server Consoleで、[ツール][オプション]を選択します。
2. [プログラム オプション]ウィンドウから、[グローバル]タブをクリックします。
3. [プライマリ検索キー]ドロップダウン リストから、[シリアル番号]を選択します。
4. [OK]をクリックします。
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更 29

PXE初期展開ブート タイムアウト オプション

デフォルトでは、新しいコンピュータ(Deployment Serverデータベース上のリストにないコンピュータ)が PXEブートを実行すると、PXEサーバはそのコンピュータにPXEメニューを送信して初期展開オプションが手
動で選択されるまで待機します。この処理は、サーバ(特にローカル キーボード、マウス、またはディスプ レイを備えていないサーバ ブレード)には実用的ではありません。
初期展開ブート オプションを手動で変更するには、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Server Consoleメニューで、[ツール][PXEの構成]の順に選択します。
2. [DS]タブをクリックします。
3. [デフォルトのタイムアウトを使用]を選択します。
4. [保存][OK]の順にクリックします。
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更 30

クライアント/サーバ ファイル転送ポート オプション

adlagentVMware ESX 3.xの下で正しくファイルを転送するために、クライアント/サーバのファイル転送ポー トが付属のESX kickstartファイルの値と一致するように設定する必要があります。
クライアント/サーバ ファイル転送ポートを手動で4300に設定するには、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Server Consoleで、[ツール][オプション]を選択します。
2. [プログラム オプション]ウィンドウから、[グローバル]タブをクリックします。
3. [クライアント/サーバのファイル転送ポート]チェックボックスを選択し、4300を入力します。
4. [OK]をクリックします。
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更 31

IIS FTP仮想ディレクトリの作成オプション

VMware ESXおよびLinuxのスクリプト インストールのデプロイメントでは、IISなどのFTPサーバに仮想ディレ クトリを設定する必要があります。
IIS以外のFTPサーバを使用する場合は、同じエントリ設定を使用します。
IIS FTPを手動で設定するには、以下の手順に従ってください。
1. インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャを起動します。
2. 左ペインでディレクトリを展開して、[既定のFTPサイト]または別の既存FTPサイトを選択します。
3. [FTPサイト]を右クリックして、[新規作成][仮想ディレクトリ]を選択します。
4. プロンプトが表示されたら以下の情報を入力して、仮想ディレクトリ ウィザードを完了します。
2 仮想ディレクトリの情報
フィールド エントリ
仮想ディレクトリ エイリアス
FTPサイトのコンテンツ ディレクトリ
仮想ディレクトリのアクセス権限 読み込み
この値は、Deployment ServerC:ドライブにインストールされていることを前提としています。
1
DSLIB
C:¥Program Files¥Altiris¥eXpress¥Deployment Server¥lib
1
5. [FTPサイト]を右クリックして、[プロパティ]を選択します。
6. [セキュリティ アカウント]タブをクリックします。
7. [匿名接続を許可する]を選択して、[OK]をクリックします。
8. FTPサイト名の後に「(停止)」と表示されている場合は、サイト名を右クリックして[開始]を選択します。
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更 32

Windowsプロダクト キー

Windowsスクリプト インストールのデプロイメントの場合は、Windowsプロダクト キーが提供されます。
Windowsプロダクト キーを手動で設定または再設定するには、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Server Consoleで、[ツール]、[Integration Module][User Tokens Editor]の順に選択
します。
2. 該当するエントリを追加または編集します。
3. [保存]ボタンをクリックします。
表3 ユーザ トークン テーブル エントリ
名前(Name) 値(Value)
w50productkey XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
w52productkey XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
w52.64productkey XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
w52.ia64productkey XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
付録B コンフィギュレーション設定の手動変更 33

付録C IIS FTPサーバのインストール

IIS FTPサーバをインストールするには、以下の手順に従ってください。
1. Deployment Serverに管理者権限のあるユーザとしてログインします。
2. [スタート]メニューから、[コントロール パネル][プログラムの追加と削除]の順に選択します。
3. [Windowsコンポーネントの追加と削除]をクリックします。
4. [アプリケーション サーバー]を選択して、[詳細]をクリックします。
5. [インターネット インフォメーション サービス(IIS]を選択して、[詳細]をクリックします。
6. [FTPFile Transfer Protocol)サービス]を選択して、[OK]をクリックします。
7. [OK]をもう一度クリックします。
8. [次へ]をクリックします。
付録C IIS FTPサーバのインストール 34

付録D 自動起動メディアの作成と使用

デプロイメント インフラストラクチャでPXEを使用しない場合は、使用する自動環境ごとに自動起動メディア を作成する必要があります。起動メディアを使用すると、サーバにいっさいのファイルを残すことなく、ター ゲット サーバを起動して自動環境に組み込むことができます。起動メディアは、DVD、CD、またはUSBキー にインストールできます。起動メディアは、Boot Disk Creatorユーティリティを使用すると、簡単に作成でき ます。ただし、次の点に注意してください。
構成の作成ステップで、[OEM拡張機能]ドロップダウンから[すべて]を選択して、最新のHPドライバを
含むようにしてください。
WinPEの場合、[ネットワーク アダプタ]ステップで、[ネットワークアダプタを自動検出する]を選択して
[次へ]をクリックしてください。LinuxPEの場合は、ドライバは選択せずに[次へ]をクリックします。
USBキーを作成する場合は、[最後のディスクとして検出する]を選択してください。
Integrityターゲット サーバ用のUSBキーを作成する場合は、キーをサーバに挿入し、USBキーのEFIブート
エントリを作成し「Altiris Automation」という名前を付けてください。
起動メディアを使用する場合は、次の点にも注意してください。
ジョブがターゲット サーバ上で複数の自動環境を使用する場合は、ジョブ実行中の適切な時期に自動起
動メディアを交換する必要があります。
アップグレード後、起動メディアをすべて再作成して最新のHP
サポートを取得する必要があります。
付録D 自動起動メディアの作成と使用 35
索引
Altiris
製品ライセンス ユーティリティ 5
Deployment Server
プライマリ検索キー 29 要件 7
FTPサーバ
インストール 34
HPのソフトウェア テクニカル サポートとアップデート
サービス 26
IIS
FTP仮想ディレクトリの作成 32
FTPサーバのインストール 34
PXE初期展開ブート オプション 30
SQL Server 8 SQL Server, accessing 8
VMware
オペレーティング システム、CD/DVD、インストー
27
Windows
オペレーティング システム、CD/DVD、インストー
27
プロダクト キー 33
アップグレード
アップグレード前の注意 8
アップデート 25
インストール 8
FTPサーバ 34
オペレーティング システム、CD/DVD 27 はじめに 8
オプション
ライセンス
オペレーティング システム
要件 7
オンライン情報 25
仮想ディレクトリ、作成 32
交換
ライセンス 6 購入用ライセンス 5 コンフィギュレーション 28
作成
FTP仮想ディレクトリ 32 参考資料 25
シリアル番号、プライマリ検索キー 29
設定、プライマリ検索キー 29 前提条件 7
ソフトウェア
要件 7
追加
ライセンス 5
データベース
保持 13
同期化、表示名 28
名前、同期化 28
4
索引 36
入手
ライセンス 4
ネットワーク要件 7
ハードウェア、要件 7 はじめに 8
インストール 8
評価用ライセンス 4 表示名、同期化 28
プライマリ検索キー、設定 29 プロダクト キー 33
要件
Deployment Server 7
ネットワーク 7
ライセンス
購入用 5 ライセンス 4
オプション 4
交換 6
追加 5
適用 5
同意 8
入手 4
評価用 4 ライセンス ファイルの適用 5
索引 37
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