Denon DHT-S7000 Owner's Manual [ja]

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ホームシアターシステム
DHT-S7000
取扱説明書
安全にお使いいただくためにー必ずお守りください。
お買い上げいただき、ありがとうございます。
ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくご使用ください。
ご使用になる前に ………………………………………………………………3〜10
簡単セットアップと操作のしかた …………………………………………11〜16
他の機器との接続のしかた …………………………………………………17〜19
基本操作のしかた ……………………………………………………………20〜27
応用操作のしかた …………………………………………………………………28
その他について ………………………………………………………………29〜36
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ご使用になる前に
総目次
スピーカーシステムのレイアウト ………………………11 スピーカーの接続のしかた ………………………………12 テレビ(モニター)を接続する …………………………13 DVDプレーヤー(DVDレコーダー)を接続する ………13 リモコンについて
リモコンの乾電池の入れかた ……………………………14 リモコンの使いかた ………………………………………14
ワイヤレスレシーバーアンプの設定 ……………………15 ルーム設定 …………………………………………………16 DVDディスクをサラウンド再生する ……………………16
簡単セットアップと操作のしかた
再生のしかた
入力ソースを再生する ……………………………………20 入力モードについて ………………………………20、21
サラウンド機能の操作のしかた
テストトーンによる再生レベルの確認と調節 …………22 ディレイタイムの設定(距離の設定) …………………22 再生中のチャンネルレベルの調節 ………………………23 オートデコードモードで音を聴く ………………23、24 ドルビーバーチャルスピーカーモードで音を聴く ……25 音楽専用2チャンネル再生モードで音を聴く …………25 DENONオリジナルサラウンドについて ………………26 ドルビーヘッドホンモードで音を聴く …………26、27
スリープタイマーの設定 …………………………………27 音質の調節 …………………………………………………27 ラストファンクションメモリー機能 ……………………27
基本操作のしかた
接続ケーブルの表示 ………………………………………17 ビデオデッキの接続 ………………………………………18 BS/CSデジタルチューナーの接続 ………………………18 CDプレーヤーの接続 ………………………………………18 カセットデッキやMD/CDレコーダーの接続 ……………19 アンプ内蔵サブウーハーの接続 …………………………19 ポータブルプレーヤーの接続 ……………………………19 スピーカー接続コードの変えかた ………………………19
他の機器との接続のしかた
安全上のご注意 …………………………………………3〜5 取り扱い上のご注意 ……………………………………6〜8 付属品について ………………………………………………8 各部の名前について
AVサラウンドアンプ(AVC-S7000)……………………9 ワイヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000) …………10 リモコン ……………………………………………………10
サラウンドについて …………………………………29〜34 保証とサービスについて …………………………………34 故障かな?と思ったら ……………………………………35 主な仕様 ……………………………………………………36
その他について
リモコンによる他機器の操作のしかた …………………28 マイコンの初期化について ………………………………28 ペアリングの初期化について ……………………………28
応用操作のしかた
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rご使用になる前にq
正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に必ずよくお読みください。
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他 の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。 その絵表示と意味は次のようになっています。 内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険が 差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
絵表示の例
記号は注意(危険・警告を含む)を促す 内容があることを告げるものです。 図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感 電注意)が描かれています。
記号は禁止の行為であることを告げるも のです。 図の中や近傍に具体的な禁止内容(左図の場 合は分解禁止)が描かれています。
記号は行為を強制したり指示する内容を 告げるものです。 図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電 源プラグをコンセントから抜け)が描かれて います。
絵表示について
ご使用になる前に
安全上のご注意
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され る内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
水が入ったり、濡らしたりしないように
雨天・降雪中・海岸・水辺での使用は特に ご注意ください。 火災・感電の原因となります。
内部に異物を入れない
通風孔などから内部に金属類や燃えやすい ものなどを差し込んだり、落とし込んだり しないでください。火災・感電の原因とな ります。特にお子様のいるご家庭ではご注 意ください。万一内部に異物が入った場合 は、まず本体の電源を切り、電源プラグを コンセントから抜いて販売店にご連絡くだ さい。
安全上お守りいただきたいこと
万一異常が発生したら、電源プラグをすぐに抜く
煙が出ている、変なにおいがする、異常な 音がするなどの異常状態のまま使用すると、 火災・感電の原因となります。すぐに本体 の電源を切り、必ず電源プラグをコンセン トから抜いて、煙が出なくなるのを確認し てから販売店に修理をご依頼ください。 お客様による修理は危険ですので絶対にお やめください。
電源プラグを
コンセント
から抜け
警告
ご使用は正しい電源電圧で
表示された電源電圧以外の電圧で使用しな いでください。 火災・感電の原因となります。
電源コードは大切に
電源コードを傷つけたり、破損したり、加 工したりしないでください。また重いもの をのせたり、加熱したり、引っ張ったりす ると電源コードが破損し、火災・感電の原 因となります。 電源コードが傷んだら、すぐに販売店に交 換をご依頼ください。
乾電池は充電しない
池の破裂・液漏れにより、火災・けがの
原因となります。
雷が鳴り出したら
電源プラグには触れないでください。 感電の原因となります。
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安全上お守りいただきたいこと
警告 つづき
落としたり、キャビネットを破損した場合は
まず本体の電源を切り、電源プラグをコン セントから抜いて販売店にご連絡くださ い。そのまま使用すると火災・感電の原因 となります。
この機器の上に花瓶・植木鉢・コップ・化粧品・ 薬品や水などが入った容器を置かない
こぼれたり、中に入った場合、火災・感電 の原因となります。
風呂・シャワー室では使用しない
火災・感電の原因となります。
水場での使用禁止
この機器の上に小さな金属物を置かない
万一内部に異物が入った場合は、まず本体 の電源を切り、電源プラグをコンセントか ら抜いて販売店にご連絡ください。そのま ま使用すると火災・感電の原因となります。
取り扱いについて
安全上お守りいただきたいこと
注意
電源コードは確実に接続し、 束ねたまま使用しない
電源コードを接続するときは接続口に確実 に差し込んでください。差し込みが不完全 な場合、火災・感電の原因となることがあ ります。 また、電源コードは束ねたまま使用しない でください。発熱し、火災の原因となるこ とがあります。
電源コードを熱器具に近付けない
コードの被ふくが溶けて、火災・感電の原 因となることがあります。
電源プラグを抜くときは
電源プラグを抜くときは、電源コードを 引っ張らずに必ずプラグを持って抜
いてく ださい。コードが傷つき、火災・感電の原 因となることがあります。
キャビネット(裏ぶた)を外したり、 改造したりしない
内部には電圧の高い部分がありますので、 触ると感電の原因となります。内部の点 検・調整・修理は販売店にご依頼ください。 この機器を改造しないでください。火災・ 感電の原因となります。
電池を交換する場合は
極性表示に注意し、表示通りに正しく入れ てください。間違えますと電池の破裂・液 漏れにより、火災・けがや周囲を汚損する 原因となることがあります。指定以外の電 池は使用しないでください。また新しい電 池と古い電池を混ぜて使用しないでくださ い。電池の破裂・液漏れにより、火災・け がや周囲を汚損する原因となることがあり ます。
機器の接続は説明書をよく読んでから接続する
テレビ・オーディオ機器・ビデオ機器など の機器を接続する
場合は、電源を切り、 各々の機器の取扱説明書に従って接続して ください。
また接続は指定のケーブルを使 用してください。指定以外のケーブルを使 用したり、ケーブルを延長したりすると発 熱し、やけどの原因となることがあります。
電源を切るときには音量を最小にする
音量が大きいまま電源を入れると突然大き な音が出て聴力障害などの原因となること があります。
長時間音が歪んだ状態で使わない
スピーカーが発熱し、火災の原因となるこ とがあります。
ヘッドホンを使用するときは、 音量を上げすぎない
耳を刺激するような大きな音量で長時間続 けて聞くと、聴力に悪い影響を与えること があります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因となることがあります。
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置き場所について
不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や傾いたところなど不安 定な場所に置かないでください。落ちたり 倒れたりして、けがの原因となることがあ ります。
次のような場所には置かない
火災・感電の原因となることがあります。
調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気が 当たるようなところ
湿気やほこりの多いところ
直射日光の当たるところや暖房器具の近 くなど高温になるところ
壁や他の機器から少し離して設置する
壁から少し離して据え付けてください。ま た放熱をよくするために、他の機器との間 は少し離して置いてください。ラックなど に入れるときは、機器の天面や背面から少 し隙間をあけてください。内部に熱がこも り、火災の原因となることがあります。
取り扱いについて
移動させる場合は
まず電源を切り、必ず電源プラグをコンセ ントから抜き、機器間の接続ケーブルなど 外部の接続ケーブルを外してからおこなっ てください。コードが傷つき、火災・感電 の原因となることがあります。 この機器の上にテレビなどを載せたまま移 動しないでください。倒れたり、落下して、 けがの原因となることがあります。
この機器に乗ったり、ぶら下がったりしない
特に幼いお子様のいるご家庭では、ご注意 ください。倒れたり、壊れたりして、けが の原因となることがあります。
重いものをのせない
機器の上に重いものや外枠からはみ出るよ うな大きなものを置かないでください。バ ランスがくずれて倒れたり、落下して、け がの原因となることがあります。
通風孔をふさがない
内部の温度上昇を防ぐため、ケースの上部 や底部などに通風孔が開けてあります。次 のような使いかたはしないでください。内 部に熱がこもり、火災の原因となることが あります。
あお向けや横倒し、逆さまにする
押し入れ・専用のラック以外の本箱など風通しの悪 い狭い場所に押し込む
テーブルクロスをかけたり、じゅうたん・布団の上 に置いて使用する
長期間の外出・旅行の場合は
安全のため必ず電源プラグをコンセントか ら抜いてください。火災の原因となること があります。
お手入れの際は
安全のため電源プラグをコンセントから抜 いておこなってください。感電の原因とな ることがあります。
5年に一度は内部の掃除を
販売店などにご相談ください。内部にほこ りがたまったまま、長い間掃除をしないと 火災や故障の原因となることがあります。 特に、湿気の多くなる梅雨期の前におこな うと、より効果的です。 なお、内部の掃除費用については販売店な どにご相談ください。
お手入れについて
使わないときは
注意 つづき
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■ スピーカーシステムについて
スピーカーシステムの音質は、部屋の大きさ・形態(洋室、
和室)・設置のしかたによって変わりますので、次のこと に留意して設置してください。
本機をレコードプレーヤーと同じ台や棚の上に設置すると ハウリングを起こすことがありますのでご注意ください。
本機の背面や前面に壁やガラス戸などがある場合には、共 振や反射を防止するために厚手のカーテンなどを掛けるよ うにしてください。
本機はテレビとの近接使用が可能な防磁型スピーカーシス テムですが、テレビの種類によっては色むらを生じる場合 があります。その場合には一度テレビの電源を切り、少し 離して、15〜30分後に再びスイッチを入れてください。 テレビの自己消磁回路により、画面への影響が改善されま す。その後も色むらが残るような場合には、スピーカーを さらに離してご使用ください。
フロント/センター/サラウンドスピーカー(SC­A7000/SC-C70/SC-A700)を台などの上に設置する場合、 付属のすべり止め(厚さ約2mmのコルク)を底面のコーナ ー4ケ所に貼ってください。(下図参照) 床に直接置いて低音域が不自然に強調されたりする場合に は、コンクリートブロックなどの固い台の上にのせるよう にしてください。
取り扱い上のご注意
設置の際のご注意
300Ωフィーダー線 75Ω同軸ケーブル
放熱のため、本機の天面、後面および両側面と壁や他の
AV機器などとは十分離して設置してください(下図参照)。
※十分離す
■AVサラウンドアンプ(AVC-S7000)/ ワイヤレス レシーバーアンプ(RV-S7000)について
本機やマイコンを搭載した電子機器をチューナーやテレビ
と同時に使用する場合、チューナー・テレビの音声や映像 に雑音や画面の乱れが生じることがあります。このような 場合には次の点に注意してください。
本機をチューナーやテレビからできるだけ離してください。
チューナーやテレビのアンテナ線を本機の電源コードおよ び入出力などの接続コードから離して設置してください。
特に室内アンテナや300Ωフィーダー線をご使用の場合に 起こりやすいので、屋外アンテナおよび75Ω同軸ケーブ ルのご使用をおすすめします。
※十分離す
警 告
天井や壁への取り付けは安全性確保のた め、専門施工業者へ依頼してください。
スピーカーコードを足や手に引っ掛けて本 機を落下させることのないように、コード は必ず壁などに固定してください。
取り付け後は必ず安全性を確認してください。また、 その後定期的に落下や転倒の可能性がないか安全点検 を実施してください。取り付け場所、取り付け方法の 不備によるいかなる損害、事故について当社は一切の 責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
フロントスピーカー(SC-A7000)およびサラウンドスピ ーカー(SC-A700)をスタンドまたはブラケットに取り付 ける場合は、フロントスピーカーおよびサラウンドスピー カーの底面の取り付けネジ穴を利用してください。 別売りの床置きスタンド(ASS-100、ASS-80)、天井吊 りブラケット(ASG-10、ASG-20)およびテレビサイド ブラケット(ASG-11R)に取り付けることができます。 取り付けに際しましては、スタンドやブラケットの説明書 に従い、十分注意してしっかりと設置してください。
フロント/サラウンドスピーカー(SC-A7000/SC-A700) を壁に掛けて使用する場合、フロント/サラウンドスピー カーの背面にある壁掛け穴を利用して壁に掛けて使用でき ます。その場合、壁掛け用フックの穴にネジ頭などを差し 込みます。 スピーカーの質量に耐えられるしっかりとした壁に取り付 けてください。
サラウンドスピーカー(SC-A700)を天井吊りブラケット に取り付けた際、取り付けの角度により逆さになります。 DENONマークが逆さになりますので、サランネットを外 して逆さにして取り付けてください。
スーパーウーハー(DSW-70)と同じ台や棚の上にレコー ドプレーヤーやDVDプレーヤーなどのAV機器を設置しな いでください。音とびを起こすことがあります。
スーパーウ−ハ−を付属の台座に設置する場合は、設置例
(11ページ)を参照してください。
スピーカースタンド/スピーカー ブラケット取り付けネジ穴
すべり止め 貼り付け位置
すべり止め 貼り付け位置
すべり止め 貼り付け位置
すべり止め 貼り付け位置
壁掛け用フック
【フロント/サラウンドスピーカー(SC-A7000/A700)背面図】
【センタースピーカー(SC-C700)底面図】
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この機器の使用周波数帯(2.4GHz)では、電子レンジ等 の産業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ライン等 で使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要 する無線局)、特定小電力無線局(免許を要しない無線局)、 およびアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用 されています。
1. この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内 無線局、特定小電力無線局およびアマチュア無線局が 運用されていないことを確認してください。
2. 万が一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対 して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、速や かに使用周波数を変更するか、または電波の発射を停 止した上、下記連絡先にご連絡いただき、混信回避の ための処置等についてご相談してください。
3. その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線 局またはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の 事例が発生した場合など、何かお困りのことが起きた ときには、次の連絡先へお問い合わせください。
連絡先:株式会社デノンコンシューマーマーケティング
お客様相談センター 03(6731)5555 http://denon2.jp/info/
7
rご使用になる前にq rご使用になる前にq
キャビネットや操作パネル部分の汚れを拭き取るときは、
柔らかい布を使用して軽く拭き取ってください。
化学ぞうきんをご使用の際は、その注意書に従ってくだ さい。
◎ ベンジン、シンナーなどの有機溶剤および殺虫剤などが
本機に付着すると、変質したり変色することがあります ので使用しないでください。
お手入れについて
使わないときは
■ ふだん使わないとき
電源ボタンを押してスタンバイ状態にしてください。
電源ボタンを押してスタンバイ状態にして も、一部の回路は通電していますので、長期 間の外出やご旅行の場合には、必ず電源プラ グをコンセントから抜いてください。
■ 移動させるとき
衝撃を与えないでください。
必ず電源プラグをコンセントから抜 いて、他のオーディオ機器との接続 コード類を取り外してから移動させ てください。
本機では、2.4GHzの周波数帯の電波を利用している関係
で、下記機器と干渉し、音が途切れたり、雑音が発生した りする可能性があります。このような場合には、AVサラ ウンドアンプ(AVC-S7000)のSTATUS表示またはワイ ヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)の状態表示LEDが 点滅または消灯しますが故障ではありません。
2.4GHzの周波数帯を使用している主な機器】
電子レンジ
無線LANを利用した機器(ノートパソコン、
無線ルーター
無線LAN対応AV機器等)
コードレスフォン
Bluetooth対応機器
ワイヤレス対応AV機器
ワイヤレスコントローラー
音が途切れたり雑音が発生したりする場合には、下記の方 法で改善する可能性があります。
1.
AVサラウンドアンプ(AVC-S7000)のWIRELESS CHANNELボタンを押し干渉されない他のチャンネルを選択 する。
(15ページ)
2. 干渉している機器との距離を離す。
3. 干渉している機器の電源を切る。
ペースメーカ−等の医療用電気機器をご使用の場合には、
各医療用電気機器メーカ−または販売店に電波による影響 をご確認の上ご使用ください。
人ごみの中で使用したり、AVサラウンドアンプ(AVC­S7000)とワイヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)の間 に鉄筋コンクリートの壁や家具などの障害物があると、通 信状態が悪くなり音が途切れたり、雑音が発生したりする ことがあります。音が途切れたり、雑音が発生したりする 場合には、見通しの良い場所に設置し直して下さい。
設置の距離や障害物がない場合でも、電波の反射等により
受信がうまくいかない場合があります。その場合にはワイ ヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)の向きや位置を変え ると改善することがあります。
ラジオやテレビ、BS/CSチューナーなどの電波を利用し
た機器のそばで使用すると、ノイズを発生することがあり ます。その場合には機器から遠ざけて設置してください。
◎ 現品表示について
2.4DS4
2.4 2.4GHz帯を使用する無線設備を表します。
DS 変調方式を表します。
4 移動体識別装置の構内無線局に対して想定され
る与干渉距離を表します(約40m)。
2.4GHz帯の全帯域を使用し、かつ移動体識別
装置の帯域を回避可能であることを意味します。
本機は盗聴防止機能を搭載しておりますが、第三者が故意
または偶然に受信する可能性があります。
本機はご家庭内での音楽、映画等の再生を目的にしたホー
ムシアターシステムです。他の環境、目的での使用はおや めください。
電波に関するご注意
本機は電波法に基づく工事設計認証を取得した小電力デー
タ通信システムの無線局設備を内蔵しています。
本機を使用するときに無線局の免許は必要ありません。
本機は日本国内でのみ使用できます。
以下のことをおこなうと法律で罰せられることがあります。
内蔵する小電力データ通信システムの無線局設備を分 解/改造すること
内蔵する小電力データ通信システムの無線局設備に貼 ってある証明ラベルをはがすこと
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すべり止め(1シート4個)
8
rご使用になる前にq rご使用になる前にq
AVサラウンドアンプの入力端子に機器を接続していない 状態で入力の切り替えをおこなうと、クリックノイズが発 生することがあります。このような場合には、主音量調節 つまみを絞るか、入力端子に機器を接続してください。
AVサラウンドアンプのスピーカー端子にはミューティン グ回路が組み込まれています。そのため、電源投入後数 秒間は出力信号が大幅に減衰されます。この動作時に音 量を調節するとミューティング終了後、非常に大きな出 力となりますので音量調節は必ず、ミューティング終了 後におこなってください。
近くにマグネット(磁石)など磁気を発生するものが置か れている場合には、本機との相互作用により、テレビに色 むらを発生する場合がありますのでご注意ください。
【例】
ラック、置き台などの扉に装着されたマグネットがあ るとき
マグネットを用いた健康器具などが近くに置かれてい るとき
その他、マグネットを使用した玩具などが近くに置か れているとき
長時間直射日光を受ける場所やストーブなどの暖房器具の 近くに置くことは避けてください。
湿気の多い場所やホコリの多い場所に置くと、故障の原因 となる場合があります。
本機の近くで携帯電話を使用すると、雑音(ノイズ)が入 ることがあります。携帯電話は本機から離れた位置でお使 いください。
説明のためのイラストは、実際の機器と異なる場合があり ます。
その他のご注意 付属品について
本体とは別に下記の付属品がついています。ご使用の前にご確認ください。
リモコン(RC-1025) 1個 光伝送ケーブル(長さ:0.9m) 1本
取扱説明書(本書)
1冊
製品のご相談と 修理・サービス窓口一覧表 1枚
保証書
(梱包箱に添付されています。)1
接続コードA(長さ:約3m) 4本
(接続コードのプラグ
およびラベル色:白色/赤色/緑色/紫色)
※フロント用スピーカー(SC-A7000)、
センター用スピーカー(SC-C70)およ びスーパーウーハー(DSW-70)の接続 に使用します。
接続コードB(長さ:約5m) 2本
(接続コードのプラグ
およびラベル色:青色/灰色)
※サラウンド用スピーカー(SC-A700)
の接続に使用します。
単4乾電池 2本
ステレオ音のエチケット
楽しい音楽も、時と場所によっては気になるも のです。
隣り近所への配慮(おもいやり)を十分にいた しましょう。
ステレオの音量は、あなたの心がけ次第で小さ くも大きくもなります。
特に静かな夜間は、小さな音でも通りやすいも のです。夜間の音楽鑑賞には、特に気を配りま しょう。
窓を閉めたり、ヘッドホンをご使用になるのも 一つの方法です。
お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
スーパーウ−ハ−用台座 2個
スピーカー用(コルク)
5枚
ワイヤレスレシーバー アンプ用(ゴム)
1枚
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9
rご使用になる前にq rご使用になる前にq
各部の名前について
各部のはたらきなど、詳しい説明については( )内のページを参照してください。
AVサラウンドアンプ(AVC-S7000)
zz
ONオン/STANDBY
スタンバイ
(電源)ボタン
………………………………………(15)
xx
WIRELESS
ワイヤレス
CHANNEL
チャンネル
ボタン …(15)
cc
FUNCTION
ファンクション
ボタン …………(16、20)
vv
SURROUND
サラウンド
MODE
モード
ボタン ……(20)
bb
SDB/P.EQ ボタン …………………(27)
nn
SELECT
セレクト
01)ボタン
……………………………(15、20、22)
mm
MENU
メニュー
/SET
セット
ボタン …………(15、20)
,,
SURROUND
サラウンド
PARAMETER
パラメーター
ボタン
…………………………………(23〜27)
..
MASTER
マスター
VOLUME
ボリウム
(主音量)
調節つまみ…………………………(16)
00
ディスプレイ ………………………(9)
11
STANDBY
スタンバイ
(電源)表示 ………(15)
22
選択チャンネル(CH.1〜CH.4) 表示
………………………………………(15)
33
STATUS
ステイタス
表示 ………………………(15)
44
PORTABLE
ポータブルINイン
ジャック…………(19)
55
PHONES
ヘッドホン
ジャック ………………(26)
66
リモコン受光部 …………………(14)
z xcvbnm,
⁄1⁄3⁄4⁄5⁄6 ⁄2 ⁄0 .
zz
スピーカー端子
(SPEAKERSYSTEMS
FL/FR/C/SW)……………………(12)
xx
サブウーハープリアウト端子
(SUBWOOFERPREOUT) …(19)
cc
デジタル音声入力端子
(DIGITALIN(OPT.))
……………………………(13、18、19)
vv
VCRアナログ音声入出力端子
(AUDIOIN/OUT)………………(18)
bb
MD/TAPEアナログ音声入出力端子
(AUDIOIN/OUT)………………(19)
nn
TV/AUX1アナログ音声入力端子
(AUDIOIN)………………………(18)
mm
DVDアナログ音声入力端子
(AUDIOIN)………………………(13)
,,
モニター映像出力端子
(MONITOROUT)………………(13)
..
VCR映像入出力端子
(S-VIDEO/VIDEOIN/OUT)…(18)
00
TV/AUX1映像入力端子
(S-VIDEO/VIDEOIN)…………(18)
11
DVD映像入力端子
(S-VIDEO/VIDEOIN)…………(13)
z x c v b n ,m . ⁄1⁄0
■ リアパネル
■ フロントパネル
¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡
xz
bnm,. cv
zz
入力ソース名、サラウンドモードおよび 設定値などを表示します。
xx
音量レベルを表示します。
cc
リモコン信号を受信したときに点灯し ます。
vv
スリープタイマー設定時に点灯します。
bb
デノンオリジナルサラウンド設定時に点 灯します。
nn
SDB(スーパーダイナミックバス)が
ONの状態のときに点灯します。
mm
トーンコントロール(BASS、TREBLE) がONの状態のときに点灯します。
,,
本機内蔵のデコーダーが作動していると きにそれぞれの表示が点灯します。
..
入力信号/モードに合わせてそれぞれの 表示が点灯します。
■ ディスプレイ
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rご使用になる前にq rご使用になる前にq
zz
SEARCH
サーチ
ボタン …………………(15)
xx
状態表示LED………………………(15)
各部のはたらきなど、詳しい説明については( )内のページを参照してください。
ワイヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)
■ リアパネル■ フロントパネル
cc
スピーカー端子
(SPEAKERSYSTEMSSL/SR)
………………………………………(12)
各部のはたらきなど、詳しい説明については( )内のページを参照してください。
リモコン
DVDプレーヤー(DVD) の操作ボタン……………(28)
音量
ボタン ……………(16)
スリープ
ボタン ………(27)
SDB/P.EQ
ボタン ……(27)
パラメーター
ボタン
……………………(23〜27)
テープデッキ(TAPE) の操作ボタン……………(28)
インプットモード
ボタン
……………………………(20)
テストトーン
ボタン …(22)
消音
ボタン ……………(20)
チャンネル選択
ボタン
……………………(22、23)
電源
ボタン ……………(15)
入力切替
ボタン ………(20)
MDレコーダー(MD) の操作ボタン …………(28)
オートデコート
ボタン
……………………(20〜23)
サラウンド
ボタン ……(20)
バーチャル
ボタン
……………………(20、25)
選択
ボタン
………………(15、20、22)
z
c
x
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11
r簡単セットアップと操作のしかたq
簡単セットアップと操作のしかた
本機は付属されているそれぞれのコードを使って、AVサラウンドアンプ(AVC-S7000)、 ワイヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)、スピーカー(SC-A700/SC-C70/SC-A7000)、 スーパーウーハー(DSW-70)、およびお手持ちのテレビとDVDプレーヤーを接続するだけ で簡単にホームシアターが楽しめます。 ここでは接続からDVDディスクを再生するまでを簡単にガイドします。
スピーカーシステムのレイアウト
保護回路について
AVサラウンドアンプには高速プロテクタ ー回路が内蔵されています。これはパワ ーアンプの出力が誤って短絡された際に 大電流が流れたり、本機の周囲の温度が 異常に高くなったり、または長時間にわ たり、本機を大出力で使用した際の極端 な温度上昇などが発生した場合に、スピ ーカーを保護するためのものです。 保護回路が動作すると、スピーカー出力 は遮断され、STANDBY表示が点滅します。 このような場合は、電源コードを抜いて からスピーカーコードや入力コードの配 線に異常がないかを確認の上、本機の温 度が極端に上がっている場合は本機が冷 えるのを待って、周囲の通風状態を良く してから、もう一度電源コードを挿入し て、本機の電源を入れ直してください。 配線や本機の周囲の通風に問題がないの にも関わらず、保護回路が動作してしま う場合は、本機が故障していることも考 えられますので、電源を切った上で、弊 社お客様相談窓口または修理相談窓口に ご連絡ください。
スーパーウーハー(DSW-70)
フロント用スピーカー
(SC-A7000)
テレビやスクリーンの左右に、 できるだけ画面と同一面に設置 してください。
サラウンド用スピーカー(SC-A700)
視聴ポイントの真横からやや斜め後ろの間で 耳の高さより60cm〜90cm高い位置に設置す るようにしてください。
センター用スピーカー(SC-C70)
AVサラウンドアンプ
(AVC-S7000)
ワイヤレスレシーバーアンプ
(RV-S7000)
ご注意
すべての接続が終わるまで、電源プラ グをコンセントに差し込まないでくだ さい。
AVサラウンドアンプには付属の接続コ ードで、付属のスピーカー以外は接続 しないでください。 指定機器以外を接続すると、誤動作を起 こすだけでなく、AVサラウンドアンプ の故障や火災などの原因にもなります。
電源プラグはしっかり差し込んでくだ さい。不完全な接続は、雑音発生の原 因になります。
電源コードを接続コードと一緒に束ね たり、電源トランスなど他の電気製品 の近くに接続コードを設置すると、ハ ムや雑音の原因となることがあります。
通電中は絶対にスピーカー端子に触れ ないでください。感電する場合があり ます。
■ 基本的なシステムレイアウト
スピーカーシステム(6台)とテレビを組み合わせた基本的なシステムレイアウトの例です。
付属の台座
前面
スーパーウーハ−
(DSW-70)
【設置例】
背面
■ スーパーウーハー(DSW-70)
スーパーウーハー(DSW-70)を付属の
台座に設置する場合、下図のようにスー パーウーハーの前面および背面に合わせ て台座をそれぞれ設置してください。
すべり止め貼り付け位置
ワイヤレスレシーバーアンプ
(RV-7000)
ワイヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)
ワイヤレスレシーバーアンプ(RV-
S7000)を横置きで使用する場合は、付 属のすべり止めを枠に合わせて貼り付け てください。
すべり止め貼り付け位置
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12
r簡単セットアップと操作のしかたq r簡単セットアップと操作のしかたq
スピーカー設置時のご注意
テレビまたはモニター受像機に近づける とスピーカーの磁気により画面に色ズレ が生じることがあります。この場合は影 響のない位置に離してください。
ご注意
通電中は絶対にスピーカー端子に触れないでください。感電す る場合があります。
接続コードのプラス(+)とマイナス(−)を間違って接続し たり、左右のスピーカーを間違えて接続しないでください。
回路の故障を防ぐため、接続コードの芯線のプラス(+)と マイナス(−)を絶対にショートさせないでください。
フロント用スピーカー
(SC-A7000)
スピーカーの接続のしかた
スピーカーとスピーカーコードの接続
① レバーを押し下げる。
② コードの芯線を
穴の中に差し込む。
③ レバーから手を離す。
④ コードを軽く引っ張っ
て抜けないことを確認 する。
アンプとスピーカーコードの接続
① スピーカー端子の色とスピーカーコー
ドの色を合わせる。
② ロックレバーの方向を確認して差し
込む。 赤/白:ロックレバー上 緑/紫:ロックレバー下
灰:ロックレバー右 青:ロックレバー左
※ プラグは「カチッ」と音がするまで、
しっかり奥まで差し込んでください。
※ コードを外すときはプラグのロックレ
バーを押しながら抜きます。
ロックレバー
白
赤
紫
緑
>< ><
><
>< ><><
色ラベル付き
色ラベル付き
色ラベル付き 色ラベル付き 色ラベル付き 色ラベル付き
白
白 赤 紫 青 灰
緑
緑
紫
青 灰
赤
(L)(
R
)
(L)(
R
)
■ スピーカーの接続
センター用スピーカー
(SC-C70)
スーパーウーハー
(DSW-70)
サラウンド用スピーカー
(SC-A700)
付属の接続コードはプラグおよびラベルで色分けがされていますので、アンプのスピーカー 端子と同色になるように接続してください。
付属の接続コードの色ラベル付きの方をプラス(+)側に接続してください。
接続コード
(3m)
接続コード
(3m)
(AVC-S7000)
(RV-S7000)
極性を間違えると、位相が変わったり低 音域のない不自然な再生音になってしま います。
メモ
接続コード
(5m)
接続コード
(3m)
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13
r簡単セットアップと操作のしかたq r簡単セットアップと操作のしかたq
接続の際は、テレビの取扱説明書も合わせてご覧ください。
テレビの映像信号は、市販の映像用75ΩピンプラグケーブルまたはS端子用接続ケーブル のどちらかで本機と接続します。
DVDプレーヤー
S VIDEO
OUT
R
L
AUDIO OUT
VIDEO
OUT
OPTICAL
OUT
テレビ(モニター)
D2 VIDEO
IN
D2 VIDEO
OUT
R
L
R
L
: 音声信号の方向
: 映像信号の方向
IN OUT
IN OUT
テレビ(モニター)を接続する
テレビ(モニター)
S VIDEO
IN
VIDEO
IN
S映像端子に入力された映像信号はS映像端子から、映像端子(黄)に入力された映像信 号は映像端子(黄)からのみ出力されます。
本機にはD映像入出力端子がありませんので、D映像信号で楽しみたい場合は、直接DVD プレーヤーからテレビに接続してください。
付属の光伝送ケーブル挿入時には、先端のキャップを外してください。
メモ
DVDプレーヤー(DVDレコーダー)を接続する
接続の際は、DVDプレーヤーの取扱説明書も合わせてご覧ください。
DVDプレーヤーの映像信号は、テレビ(モニター)の接続に合わせ市販の映像用75Ωピ ンプラグケーブルまたはS端子用接続ケーブルのどちらかで本機と接続します。
デジタル音声を再生する場合は、付属の光伝送ケーブルで接続します。
DVDプレーヤーでDTSダウンミックス機能を搭載していない機器では、DTSソースのア ナログステレオ音声が出力されません。他の録音機器へのアナログ録音はできません。詳 細はDVDプレーヤーの取扱説明書を参照してください。
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r簡単セットアップと操作のしかたq r簡単セットアップと操作のしかたq
リモコンについて
① 矢印のように押して引き上げます。
② 単4形乾電池(2本)をそれぞれ乾電池
収納部の表示通りに入れてください。
③ 裏ぶたを元通りにしてください。
乾電池についてのご注意
リモコンの使用回数にもよりますが、 乾電池は約1年毎に新しいものと交換 してください。
1年経っていなくてもリモコンを本機の 近くで操作して本機が動作しないとき は、新しい乾電池と交換してください。
(付属の乾電池は動作確認用です。早目
に新しい乾電池と交換してください。)
乾電池を入れるときは、リモコンの乾 電池収納部の表示通りに
<側・> 側を
合わせて正しく入れてください。
破損・液漏れの恐れがありますので、
新しい乾電池と使用した乾電池を混 ぜて使用しないでください。
違う種類の乾電池を混ぜて使用しな いでください。
乾電池をショートさせたり、分解や 加熱、または火に投入したりしない でください。
リモコンを長時間使用しないときは、 乾電池を取り出してください。
万一、乾電池の液漏れがおこったとき は、乾電池収納部内についた液をよく 拭き取ってから新しい乾電池を入れて ください。
乾電池を交換するときはあらかじめ交 換用の乾電池を用意し、できるだけ速 やかに交換してください。
リモコンの乾電池の入れかた
付属のリモコン(RC-1025)は本機の操作だけでなく、DENON製リモコン対応のコンポー ネント製品を操作することができます。( 28ページ)
リモコンの使いかた
リモコンは図のようにリモコン受光部に向けてご使用ください。
直線距離では約7m離れたところまで使用できますが、障害物があったり、リモコン受光 部に向いていないと受信距離は短くなります。
リモコン受光部を基準にして左右30°までの範囲で操作できます。
30°
30°
約7m
ご注意
リモコン受光部に直射日光や照明器具の強い光が当たっているとリモコンが動作しに くくなります。
本機とリモコンの操作ボタンを同時に押さないでください。誤動作の原因となります。
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r簡単セットアップと操作のしかたq r簡単セットアップと操作のしかたq
ワイヤレスレシーバーアンプの設定
1
すべての接続が正しいか確認し、それぞれの機器 の電源コードを壁の電源コンセントに差し込む。
2
ON/STANDBY ボタンまたは
電源
ボタンを押す。
AVサラウンドアンプの STANDBY 表示が消え、電 源が入り、ディスプレイが点灯します。
ワイヤレスレシーバーアンプと通信が開始し、
STATUS 表示と
状態表示LED
が青色に点滅して通信
状態の良いチャンネルを自動的に選択します。
(オート選択モード)
チャンネルを選択すると青色に点灯します。 選択されたチャンネルの表示が点灯します。
ON/STANDBY ボタンまたは
電源
ボタンを押してから 音声が出力されるまで数秒間かかります。これは、電 源ON/OFF時の雑音を防止するミューティング回路が 内蔵されているためです。ミューティング動作中は STANDBYと表示が赤色に点滅します。
手動でチャンネルを選択するには(マニュアル選択モード)
WIRELESS CHANNEL ボタンを押す。
ボタンを押すたびにチャンネルが順番に切り替わります。
選択チャンネル
表示は選択したチャンネルが点灯します。
■ もう一度オート選択モードにするには
STANDBYSTATUS
ON/STANDBY
選択チャンネル
WIRELESS CHANNEL
電源
SEARCH
状態表示LED
電波の状態によっては音が出なくなったり、ノイズが入っ たりすることがありますが故障ではありません。その場合 は、ワイヤレスレシーバーアンプの位置や向きを変えるこ とで改善することがあります。
STATUS 表示が点滅または消灯し、ワイヤレスレシーバー
アンプ(RV-S7000)と通信していない場合には
SEARCH
ボタンを押すと通信が回復することがありあます。
AVサラウンドアンプとワイヤレスレシーバーアンプとの 間に金属やコンクリートの壁などの障害物があると電波を さえぎってしまい、音が出なくなることがあります。その 場合は、ワイヤレスレシーバーアンプを見通しの良い場所 に移動してください。
AVサラウンドアンプとワイヤレスレシーバーアンプとの 通信可能距離は約10mですが、使用環境によってはこの距 離以下でも通信できない場合があります。
メモ
※ もう一度 ON/STANDBY ボタンまたは
電源
ボタンを押
すと
STANDBY 表示と
状態表示LED
は赤色になり、AV サラウンドアンプ、ワイヤレスレシーバーアンプとも にスタンバイ状態になります。
※ 本機では、10分以上サラウンドスピーカーに音声出
力がない場合(PCMステレオのソフトを2chまたは
2.1ch再生した場合等)は節電のため、ワイヤレスレ シーバーアンプ( RV-S7000)は自動的にスタンバイ モードになり、
STATUS 表示が消灯します。サラウン
ドスピーカーに音声が出力されるとワイヤレスレシー バーアンプの電源は自動で入りますが、切り替えのた め始めの数秒間は音声がサラウンドスピーカーから出 力されません。
※ 本機では、お買い上げ後、初めて電源を入れたときに
AVサラウンドアンプとワイヤレスレシーバーアンプ が自動的に通信相手を認識し混信を防止するシステム になっています。(ペアリング機能)
【マニュアル選択モード】
WIRELESS CHANNEL
ボタンを押してチャンネルを選択し
たときに本モードに切り替わります。
通信状態が悪くなっても選択したチャンネルで接続し続けます。
次回電源を入れ直したときも同じチャンネルを選択します。
(ラストチャンネルメモリー機能)
電源を入れたときには選択したチャンネル表示のみが点 灯します。
■ チャンネル選択モードについて
本機では2つのチャンネル選択モードがあります。
【オート選択モード】
お買い上げ後、初めて電源を入れたときに通信状態の良 いチャンネルを自動的に選択します。
電波の障害があり、通信状態が悪くなると自動的に通信 状態の良いチャンネルを選択します。
通信状態が良いチャンネルを一度選択すると、次回電源 を入れ直したときも同じチャンネルを選択します。(ラス トチャンネルメモリー機能)
現在オート選択モードであることを示すため、電源を入 れたときに
選択チャンネル
表示が順に点灯します。
1
WIRELESS CHANNEL ボタンを3秒以上押す。
STATUS 表示が点滅に変わります。
2
ON/STANDBY ボタンを押してスタンバイ状態
にする。
3
もう一度 ON/STANDBY ボタンを押す。
選択チャンネル
表示が順に点滅しオート選択モード
に切り替わります。
チャンネルは前回選択したチャンネルが選択され ます。(ラストチャンネルメモリー機能)
操作 1 の点滅中、点滅終了後にかかわらず次回
ON/STANDBY ボタンを押し、セットのON/STANDBYを
切り替えたときにオート選択モードに切り替わります。
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r簡単セットアップと操作のしかたq r簡単セットアップと操作のしかたq
DVDディスクをサラウンド再生する
4
SURROUND MODE ボタンまたは
オートデコード
ボタンを押してAUTO DECODEを選択する。
再生するディスクの信号によって、ドルビーデジタ ル/DTS/PCMを選択し、ドルビーデジタル/DTS/ オートステレオのいずれかの方法で自動的にデコー ドおよび再生をおこないます。
5
DVDディスクを再生する。
ディスクの種類によって、下記の表示に変わります。
工場出荷時(初期値)の設定でサラウンド再生を楽しむこと ができますが、より最適なサラウンド再生をおこなうために は、テストトーンによる各チャンネルレベルの調節( 22ページ)やスピーカーの距離設定(ディレイタイム)
22ページ)などを設定することをおすすめします。
DIGITAL DVD
DTS DVD
AUTO ST DVD
マークのディスク再生時
マークのディスク再生時
C
マークのディスク再生時
6
音量を調節する。
音量がディスプレイに 表示されます。
(本体) (リモコン)
3
FUNCTION ボタンまたは
入力切替
ボタンを押し
てDVDを選択する。
ルーム設定
本機は工場出荷時に、あらかじめ一般的な内容にシステム設 定がされており、システム変更をおこなう必要がなければ、 そのままの状態で使用できます。 6畳以上の広いスペースにスピーカーを設置する場合には、 ルーム設定をおこなってから使用してください。
1
ON/STANDBY ボタンまたは
電源
ボタンを押し
て電源を切る。
スタンバイ状態になり、STANDBY 表示が赤色にな ります。
2
MENU/SET ボタンを2秒以上押す。
ディスプレイが点灯し、ROOM SETUPが表示 されます。
4
MENU/SET ボタンを押す。
スタンバイ状態に戻ります。
3
SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを
押してスピーカーの設置スペースを選択する。
ROOM SETUP
8(3.6×3.6):
6〜8畳のときに選択します。
6(2.7×3.6)<工場出荷時>:
6畳以下のときに選択します。
12(3.6×5.4):
8〜12畳のときに選択します。
15(4.5×5.4):
12〜15畳のときに選択します。
20(4.5×7.2):
15〜20畳のときに選択します。
1
DVDプレーヤーの電源を入れ、DVDディスクを セットする。
2
テレビの電源を入れて、DVDプレーヤーの映像 を見ることができるようにテレビの入力を切り 替える。
※ 音量は0(最小)〜69(最大)の範囲で調節できます。
ON/STANDBY FUNCTION MENU/SETSTANDBY
SURROUND MODE
SELECT0 1
電源 入力切替
音量
選択
0 1
オートデコード
MASTER VOLUME
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17
r他の機器との接続のしかたq
映像ケーブル音声ケーブル
信号方向
電源コンセントから電源コードを外した後で、他の機器を接続してください。 下図に示す接続ケーブル(市販)を使用して、他の機器を接続してください。
ご注意
接続の際は、各機器の取扱説明書も合わせてご覧ください。
左右のチャンネルを確かめてから、正しくLとL、RとRを接続してください。
接続ケーブルと電源コードを一緒に束ねたり、電源トランスなど他の電気製品の 近くに接続ケーブルを設置すると、ハムや雑音の原因となることがあります。
他の機器との接続のしかた
接続ケーブルの表示
アナログ端子(ステレオ)
A
R
L
R
L
2ピンプラグケーブル
光デジタル端子(Optical)
C
光伝送ケーブル(付属または市販)
映像端子
E
映像用75Ωピンプラグケーブル
S映像端子
F
S端子用接続ケーブル
(黄)
(音声信号)
(映像信号)
(白) (赤)
入力 出力 出力 入力
入力 出力 出力 入力
1ピンプラグケーブル
アナログ端子(モノラル、サブウーハー用)
B
ミニジャック(ステレオ、ポータブルプレーヤー用)
D
φ
3.5mmステレオミニプラグケーブル
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18
r他の機器との接続のしかたq r他の機器との接続のしかたq
ご注意
本機のVCR(OUT)端子はDVD、TV/AUX1、MD/TAPE、PORTABLE端子に接続さ れたアナログ映像、音声信号のみ出力されるように設定されています。デジタル音声 入力端子に入力した音声信号は出力されません。
VCR(OUT)端子に接続された機器で録音をおこなう際には、必ず本機の電源をON にしてください。STANDBY状態では、正しく録音ができません。
本機を通して録画するときは再生機器のケーブルの種類と本機の映像出力端子に接続 するケーブルの種類を同じにしてください。
CDプレーヤーの接続
ビデオデッキの接続
ビデオデッキの映像信号は、テレビ(モニター)の接続に合わせ市販の映像用75Ωピンプ ラグケーブルまたはS端子用接続ケーブルのどちらかで本機と接続します。
映像および音声入出力信号は本機のVCRIN/OUT端子に接続します。
※ 各接続ケーブルの詳細は接続ケーブルの表示( 17ページ)をご覧ください。
BS/CSデジタルチューナーの接続
BS/CSデジタルチューナーの映像信号は、テレビ(モニター)の接続に合わせ市販の映像 用75ΩピンプラグケーブルまたはS端子用接続ケーブルのどちらかで本機と接続します。
映像および音声入力信号(デジタル音声は入力のみ)は本機のTV/AUX1端子に接続します。
BS/CSデジタル
チューナー
S VIDEO
OUT
R
L
AUDIO OUT
VIDEO
OUT
OPTICAL
OUT
C
F
E
R
L
R
L
A
CDプレーヤーの音声入力信号は本機のTV/AUX1端子に接続します。
ビデオデッキ
E
F
F
E
A
L
R
L
R
A
L
R
L
R
AUDIO IN
AUDIO OUT
VIDEO
OUT
S VIDEO
OUT
S VIDEO
IN
VIDEO
IN
L R
L R
CDプレーヤー
A
L
R
C
AUDIO OUT
L
R
L R
OPTICAL
OUT
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r他の機器との接続のしかたq r他の機器との接続のしかたq
ご注意
本機のMD/TAPE(OUT)端子はDVD、TV/AUX1、VCR端子に接続されたアナログ 音声信号のみ出力されるように設定されています。デジタル音声入力端子に入力した 音声信号は出力されません。
MD/TAPE(OUT)端子に接続された機器で録音をおこなう際には、必ず本機の電源 をONにしてください。STANDBY状態では、正しく録音ができません。
アンプ内蔵サブウーハーの接続
① ロックレバーと反対側のリリースボタン
を押しながら、コードをプラグから抜き ます。
② 交換するコードの先端の被覆をはがし
て、先端がばらけないようにしっかりよ じります。
③ リリースボタンを押しながら、コードの
極性+と−をプラグの+と−に合わせて 芯線を差し込みます。
④ リリースボタンを離し、コードを軽く
引っ張って抜けないことを確認します。
付属の接続コードを延長したい場合など、スピーカー接続コードを交換することができます。
スピーカー接続コードの変えかた
本機のスピーカープラグに接続できるスピーカー接続コードの太さは最大1.2mm程度です。
リリースボタン側を机など平らな面に押し付けて、コードの抜き差しをすると簡単です。
メモ
ポータブルプレーヤーの接続
本機のポータブルジャックにポータブルプレーヤーを接続することで、ポータブルプレーヤ ーの音楽を再生できます。
PORTABLEIN端子の最大許容入力は1Vrmsです。
ポータブル プレーヤー
音声出力端子
D
リリースボタン
10mm
リリースボタン
ご注意
必ず、AVサラウンドアンプの電源プラグをコンセントから抜いた後で交換をおこなっ てください。
コードの+側と−側の芯線どうしがショートしていないことを確認してください。
コードの芯線がプラグからはみ出して他の端子に接触しないことを確認してから、極 性をまちがえないように正しく接続してください。
カセットデッキやMD/CDレコーダーの音声入出力信号は本機のMD/TAPEIN/OUT端子に 接続します。
デジタル音声は入力のみで、本機のDIGITALINMD/AUX2端子に接続します。
ファンクションをMD/TAPEにした場合はアナログ音声のみ、ファンクションを MD/AUX2にした場合はデジタル音声のみ出力されます。
MD/CDレコーダーにデジタル録音をする場合は、直接録音する機器どうしを接続してく ださい。
カセットデッキやMD/CDレコーダーの接続
カセットデッキ/
MDレコーダー/
CDレコーダー
A
L
R
A
L
R
C
AUDIO OUT
L
L
R
R
AUDIO IN
L
L
R
R
OPTICAL
OUT
OPTICAL
CDプレーヤー
OPTICAL
OUT
IN
アンプ内蔵
B
サブウーハー
IN
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20
r基本操作のしかたq
再生のしかた
基本操作のしかた
入力ソースを再生する
1
FUNCTION ボタンまたは
入力切替
ボタンを押し
て再生したい入力ソースを選択する。
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
VCR
※1 ※1
※1 ※2
TV/AUX1DVD
MD/AUX2
PORTABLE
MD/TAPE
2
SURROUND MODE ボタンまたは
サラウンド
タン押してサラウンドモードを選択する。
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
MONO MOVIE5CH STEREOAUTO DECODE
ROCK ARENAJAZZ CLUB
MATRIXVIDEO GAME
STEREO DOLBY VSDIRECT
3
選択した機器の再生を始める。
※ 操作のしかたは各機器の取扱説明書をご覧ください。
※ 音量は 0(最小)〜 69(最大)の範囲で調節できます。
ただし、入力信号、サラウンドモード、スピーカー設 定およびチャンネルレベルの設定によっては、音量が
69まで調節できない場合があります。
MENU/SET ボタンを押してSTATUSを表示さ
せ、SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを
押す。
SELECT 01ボタンまたは
選択
01
ボタンを押すたび に、現在のプログラムソースやサラウンドの各種設定が ディスプレイに表示されます。
※ ボタン操作を止めて数秒経つと、表示が通常状態に戻
ります。
■ 再生しているプログラムソース、各種設定などを確 認するには
4
音量を調節する。
音量がディスプレイに 表示されます。
(本体)
(リモコン)
消音
ボタンを押す。
※ 解除するためには再度
消音
ボタンを押すか、MASTER
VOLUME つまみを回すまたは
音量
ボタンを押してくだ
さい。
■ 一時的に音を消すには(ミューティング)
入力モードについて
本機には、入力された音声信号の種類を自動で識別する
AUTOモードを使用しますが、入力された音声信号に対し、
手動で切り替えるモードも装備しています。
DVD、TV/AUX1およびMD/AUX2のファンク
ションについて選択できます。
入力モードは各ファンクションごとに選択できます。また、 選択された入力モードは各ファンクションごとに記憶され ます。
※AUTODECODEはリモコンの
オートデコード
ボタ
ン、DOLBYVSはリモコンの
バーチャル
ボタンを押
すとダイレクトに選択できます。
※ 入力するソースによって表示されないものがあります。
※1…… アナログ音声のみ ※2…… デジタル音声のみ
インプットモード
ボタンを押す。
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
DTSPCMAUTO
ANALOG
FUNCTION MENU/SET
SURROUND MODE
インプットモード
消音
サラウンド バーチャル
SELECT 0 1
入力切替
音量
選択
0 1
オートデコード
MASTER VOLUME
Page 21
21
r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
CDソースの再生をおこなう場合の入力モード
『AUTO』モードにしてライブ録音などのCDを再生した
場合、再生の始めの音声が若干途切れる場合がありま す。このような場合は、『PCM』モードで再生してくだ さい。
DTSソースの再生をおこなう場合の入力モード
DTS対応のCDを『PCM』モードで再生してもDTS再生 できないため、ノイズが出力されます。DTS対応のソ ースを再生する場合は、必ず入力モードを『AUTO』ま たは『DTS』に設定してください。
『AUTO』モードでDTSを再生した場合、再生の始めお
よびサーチ中にノイズを発生する場合があります。こ のような場合は、『DTS』モードで再生してください。
■ 入力モードの表示
入力信号によって点灯
AUTOモード時
PCMモード時
ANALOGモード時
DTSモード時
デジタル信号が正常に入力されるとDIGが点灯します。 点滅している場合は接続が正しいか、または入力機器の電 源が入っているかを確認してください。
オーディオ以外のデータが記録されたCD-ROMディスクを 再生した場合は、ディスプレイにDIGが点灯しますが 音声は聞けません。
DVDプレーヤーの中にはデジタル出力の有無を機器側の設 定でおこなうものがありますので、プレーヤーの取扱説明 書も確認してください。
メモ
DOLBYDIGITAL
PCM
AAC
DTS
■ 入力信号の表示
AUTO(オートモード):
選択されたファンクションごとにデジタル入力端子・アナ ログ入力端子に入力されている信号の種類を検出し、自動 的に本機のサラウンドデコーダー内部のプログラムを切り 替えて再生するモードです。デジタル入力をしているファ ンクションで選択することが可能です。
デジタル信号の有無を検出し、デジタル入力端子に入力さ れている信号を判断し、DTS/ドルビーデジタル/AAC/ PCMいずれかの方式で自動的にデコードおよび再生をお こないます。 デジタル信号が入力されていない場合は、アナログ入力端 子を選択します。
PCM(PCM信号再生専用モード):
PCM信号が入力されたときだけデコードおよび再生をお こないます。
ノイズを発生する場合がありますので、PCM信号を再生 する場合以外はこのモードを使用しないでください。
DTS(DTS信号再生専用モード):
DTS信号が入力されたときだけデコードおよび再生をおこ ないます。
ANALOG(アナログ音声信号再生専用モード):
アナログ入力端子に入力されている信号を再生します。
(ファンクションがMD/AUX2では選択できません。)
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22
r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
サラウンド機能の操作のしかた
MASTER VOLUME
SURROUND MODE
SELECT 0 1
FUNCTION
SURROUND PARAMETER
入力切替
オートデコード
パラメーター
選択
0 1
音量
チャンネル選択
テストトーン
インプットモード
テストトーンによる再生レベルの確認と調節
より最適なサラウンド再生をおこなうためには、サラウンド 再生の前にテストトーンにより各スピーカーの再生レベルの 確認と調節をおこなってください。 テストトーンで調節したチャンネルレベルはすべてのサラウ ンドモードに適用されます。
1
オートデコード
ボタンを押してAUTODECODE
を選択し、
テストトーン
ボタンを押す。
下記の順序で2秒間隔でテストトーンが各スピーカー より自動的に出力されます。
フロント左
(FL)
センター
(C)
フロント右
(FR)
サラウンド右
(SR)
サラウンド左
(SL)
スーパーウーハー
(SW)
2
各スピーカーの音量が同じになるように
SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを
押す。
各チャンネルレベルは−12dB〜12dBの範囲で、 1dB単位で調節できます。
3
調節が終わったら、もう一度
テストトーン
ボタ
ン押す。
テストトーンの音量は MASTER VOLUME つまみまたは
音量
ボタンで調節しやすい音量にしてからおこなってください。
メモ
ディレイタイムの設定(距離の設定)
より正確なサラウンド再生をおこなうためには、各スピーカー からリスニングポジションまでの距離を設定します。 リスニングポジションと各スピーカーとの距離を入力して、 サラウンドのディレイタイムを設定します。
1
チャンネル選択
ボタンを押してチャンネルレベル
とディレイタイム選択表示を表示させ、
選択
1
ボタンを押してDELAYを選択する。
フロントスピーカーおよびスーパーウーハーのリ スニングポジションとの距離が表示されます。
2
チャンネル選択
ボタンを押してディレイタイムを
設定したいスピーカーを選択し、
選択
01
ボタ
ンを押してディレイタイムを設定する。
チャンネル選択
ボタンを押すたびに下記のように切
り替わります。
各ディレイタイムは0.3m単位ずつ設定できますの で、測定した距離に最も近い値を設定します。
L2L1
L1
L3 L3
L1
センター(C) フロント右(FR)フロント左(FL)
リスニングポジション
サラウンド左(SL) サラウンド右(SR)
準備】リスニングポジションと各スピーカーとの距離下図
のL1〜L3)を測定します。
FRT/SW< 1.8m>
フロント/スーパーウ−ハ−
(FRT/SW)
センター
(CENTER)
END サラウンド
(SURR)
※ 各スピーカーに設定した距離の差はどれも4.5m以下に
してください。 不適切な距離を設定すると距離表示が点滅しますので、 スピーカーの位置を変更して再設定してください。
LEVEL</>DELAY
L1:フロント左/右およびスーパーウ−ハ−とリスニングポジショ
ンとの距離 L2:センタースピーカーとリスニングポジションとの距離 L3:サラウンド左/右スピーカーとリスニングポジションとの距離
3
設定が終了したら
チャンネル選択
ボタンを押して
ENDを選択する。
数秒経つと表示が通常状態に戻ります。
スーパーウーハー(SW)
Page 23
二重音声出力について
PCMソース、アナログソースおよび二重音声の情報を 持たないAACとドルビーデジタルソースの入力に対し て、本機は主音声と副音声のどちらかを選択して音声 出力する機能がありませんので、その場合はアナログ 音声出力を使用し、出力機器側のアナログ音声出力設 定で主音声と副音声を切り替えてください。出力機器 側の主音声と副音声の切り替えについては出力機器側 の取扱説明書をご覧ください。
23
r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
オートデコードモードで音を聴く
オートデコードモードでは入力された信号フォーマットに 応じてドルビーデジタルのマルチチャンネル、DTSおよび AACのマルチチャンネルソースに対して自動的にデコード し、マルチチャンネル再生ができます。
2チャンネルソースに対しても、2チャンネルモード設定に より再生できます。
■ ドルビーデジタル/DTS/AACサラウンドモードの再 生(デジタル入力のみ)
1
FUNCTION ボタンまたは
入力切替
ボタンを押し
て入力ソースを選択する。
※ DTSソースは入力モードDTSでも再生できます。
2
インプットモード
ボタンを押して入力モードを
AUTOに設定する。
4
マークが付いたプログラムソ
ースまたはAACのプログラムソースを再生する。
ドルビーデジタルソース再生中は、ドルビーデジ タル表示( )が点灯します。
DTSソース再生中は、DTS表示( )が点灯し ます。
AACソース再生中は、AAC表示( )が点灯し ます。
※ 再生ソースのフォーマットに応じて自動的に切り替わ
ります。
3
SURROUND MODE ボタンまたは
オートデコー
ボタン押してサラウンドモードをAUTO
DECODEに設定する。
5
二重音声の情報があるソースを再生した場合:
SURROUND PARAMETER ボタンまたは
パラメ
ーター
ボタンを押してサラウンドパラメーター
を表示させ、 SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを押して設定する。
< MAIN >
SUB:
副音声が出力されます。
MAIN<工場出荷時>:
主音声が出力されます。
MAIN/SUB:
左チャンネルから主音声、右チャンネルから副音声が 出力されます。
再生中のチャンネルレベルの調節
テストトーンによる調節後も、再生するプログラムソースま たはお好みに合わせて、各スピーカーの音量の調節をおこな うことができます。 調節したチャンネルレベルは各サラウンドモードごとに自動 的に記憶されます。
1
チャンネル選択
ボタンを押してチャンネルレベル
とディレイタイム選択表示を表示させ、
選択
0
ボタンを押してLEVELを選択する。
フロントスピーカーおよびスーパーウーハーのリ スニングポジションとの距離が表示されます。
2
チャンネル選択
ボタンを押してチャンネルレベル
を調節したいスピーカーを選択し、
選択
01
タンを押してチャンネルレベルを調節する。
チャンネル選択
ボタンを押すたびに下記のように切
り替わります。
各チャンネルレベルは1dB単位ずつ、−12dB〜 12dBまで調節できます。
FL VOL< 0dB>
フロント左
(FL)
センター
(C)
フロント右
(FR)
サラウンド右
(SR)
サラウンド左
(SL)
END スーパー
ウーハー(SW)
LEVEL</>DELAY
3
設定が終了したら
チャンネル選択
ボタンを押して
ENDを選択する。
数秒経つと表示が通常状態に戻ります。
※ サラウンドパラメーターの設定が終了したらボタン操
作を止めてください。数秒間経つと表示が通常状態に 戻り、設定した内容は自動的に確定されます。
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24
r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
■ 2チャンネルモードの再生
入力信号が2チャンネルの場合には、2チャンネルモードの 設定により2つのデコードモード(ドルビープロロジック
II/
オートステレオ)から1つを選択して設定できます。
5
SURROUND PARAMETER ボタンまたは
パラメ
ーター
ボタンを押してサラウンドパラメーター
を表示させ、SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを押して選択する。
SELECT 01ボタンまたは
選択
01ボタンを押
すたびに、下記のように切り替わります。
AUTO ST PLIIC PLIIM PLIIG
■ サラウンドパラメーター ①
AUTOST(オートステレオモード)
<デジタル入力の工場出荷時>:
2chソースをステレオ2chで再生します。 オートデコードモードでこのモードを選択すると、DVDや BSデジタルなどのマルチチャンネルソースはマルチチャ ンネルのまま再生し、CDなどの2chソースは自動的にス テレオで再生します。
※アナログ入力では表示されません。
PLII C(ドルビープロロジックIIシネマモード)
<アナログ入力の工場出荷時>:
ドルビーサラウンド録音された映画ソースをはじめ、一般 的なステレオ録音ソースの再生に適したモードです。高精 度デコーダーによる5チャンネルデコードをおこない、2 チャンネルソースでも360度均一なサラウンド音場を実現 します。 主にステレオ音楽成分を多く含むソースの場合、MUSIC モードの方がより効果的な場合もあります。試聴結果によ って、効果的なモードを選択してください。
PLII M(ドルビープロロジックII ミュージックモード):
ステレオ音楽信号のサラウンド再生に適したモードです。 音楽信号の残響成分に多く含まれる逆相信号の再生をサラ ウンドチャンネルでおこない、同時にサラウンドチャンネ ルの周波数特性をサラウンド音に最適化させることによ り、自然で、かつ広がり感のある音楽再生をおこないます。
PLII G(ドルビープロロジックIIゲームモード):
従来のMUSIC/CINEMAモードに加えて、ゲームに最適な GAMEモードに対応しています。 GAMEモードは、2チャンネル音声に対してのみ使用でき ます。
リニアPCM96kHzソースの場合は、自動的にSTEREO モードで再生されます。サラウンドモードはSTEREO およびDIRECTモードのみ選択できます。
アナログ入力を再生しているときは、2チャンネルモード のAUTO STは選択できません。ステレオ再生をおこ なう場合は、サラウンドモードでSTEREOを選択して ください( 25ページ)。
オートデコードモード(入力モードAUTO、2チャンネ ルモードAUTOSTの時)で再生するとディスクや放送 の内容によって再生モードが自動的に次のようになります。
メモ
ソフトの内容 再生モードメディア
CD
DVD
ドルビーデジタル 5.1ch/6.1ch 5.1ch再生
5.1ch再生
5.1ch再生
デジタル放送
ドルビーデジタル 2ch
(ドルビーサラウンド 2ch含む)
ステレオ再生
(*)
DTSデジタル 5.1ch/6.1ch
AAC5.1chサラウンド
ステレオ再生
(*)
ステレオ再生
(*)
AAC2ch
(ドルビーサラウンド 2ch含む)
PCMステレオ
*:2chサラウンド(ドルビーサラウンド)やステレオのソフトを
5.1chサラウンドで再生する場合は、2チャンネルモードを
AUTOST以外に設定してください。
SURROUND MODE
SELECT0 1
FUNCTION
SURROUND PARAMETER
入力切替
オートデコード
パラメーター
バーチャル
インプットモード
サラウンド
選択
0 1
※ サラウンドパラメーターの設定が終了したらボタン操
作を止めてください。数秒間経つと表示が通常状態に 戻り、設定した内容は自動的に確定されます。
4
プログラムソースを再生する。
1
FUNCTION ボタンまたは
入力切替
ボタンを押し
て入力ソースを選択する。
※ DTSソースは入力モードDTSでも再生できます。
2
インプットモード
ボタンを押して入力モードを
AUTOに設定する。
3
SURROUND MODE ボタンまたは
オートデコー
ボタン押してサラウンドモードをAUTO
DECODEに設定する。
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r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
ドルビーバーチャルスピーカーモードで音 を聴く
フロントL、Rとスーパーウーハーの2.1chでマルチチャン ネルサラウンドの音場を再生できるモードです。
ドルビーデジタル/DTS/AACのマルチチャンネルソースだ けでなく2チャンネルソースにも効果的です。 2チャンネルソースに対しては、ドルビープロロジック
II
ネマによるドルビーバーチャルスピーカー再生ができます。
本機では3種類のスピーカーモードが選択できます。
1
FUNCTION ボタンまたは
入力切替
ボタンを押し
て入力ソースを選択する。
※ DTSソースは入力モードDTSでも再生できます。
2
インプットモード
ボタンを押して入力モードを
AUTOに設定する。
5
バーチャル
ボタンを押してスピーカーモードを選
択する。
3
SURROUND MODE ボタンまたは
バーチャル
ボ タン押してサラウンドモードをDOLBY VS に設定する。
4
プログラムソースを再生する。
3-SPEAKER:
3.1ch再生(2.1ch+センタースピーカー)でフロントL、 Rスピーカーの音場について標準モードとワイドモード が選択できます。 サラウンドスピーカーの設置がむずかしいときに便利 です。
2-SPEAKER<工場出荷時>:
2.1ch再生でフロントL、Rスピーカーの音場について 標準モードとワイドモードが選択できます。 サラウンドスピーカーの設置がむずかしいときに便利 です。
5-SPEAKER:
5.1ch(3.1ch+サラウンドスピーカー)再生でフロン トL、Rスピーカー音場を拡げるワイドモードで再生し ます。 フロントスピーカーの間隔が充分とれないときに便利 です。
6
SURROUND PARAMETER ボタンまたは
パラメ
ーター
ボタンを押してサラウンドパラメーター
を表示させ、SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを押してRef.またはWide
を選択する。
■ サラウンドパラメーター ②
DOLBYVS(ドルビーバーチャルスピーカーモード):
Ref.(標準モード):
標準的なモードです。
Wide(ワイドモード):
フロントチャンネルの音場を拡大します。
音楽専用2チャンネル再生モードで音を聴く
本機には音楽専用の2チャンネル再生モードとして、2つの モードを装備しています。お好みに合わせてご使用ください。
SURROUND MODE ボタンまたは
サラウンド
ボタン
押してサラウンドモードをSTEREOに設定する。
■ ステレオモード
トーンを調節して自在に音の印象を変化させて楽しむモード です。
SURROUND MODE ボタンまたは
サラウンド
ボタン
押してサラウンドモードをDIRECTに設定する。
■ ダイレクトモード
音の良い2チャンネル再生ができるモードです。音声信号の 処理経路がトーン回路などを通らずストレートに伝送される ので、よりよい音質で再生ができます。
7
サラウンドパラメーターの設定が終了したらボ タン操作を止める。数秒間経つと表示が通常状 態に戻り、設定した内容は自動的に確定される。
2-SPEAKER、3-SPEAKERを選択した場合は、操作 6 に進んでください。
5-SPEAKERを選択した場合は、操作 7 に進んでください。
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26
r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
■ パーソナルメモリープラスについて
本機には、入力ソースごとに選択されたサラウンドモードな どが自動的に記憶される『パーソナルメモリープラス』とい う機能を搭載しています。ファンクションを切り替えるたび に、前回使用されたときの記憶が自動的に呼び出されます。
パーソナルメモリープラス機能で各ファンクションごとに 自動的に記憶される内容
① サラウンドモード ② 入力モード選択機能
※ サラウンドパラメーター、SDB/プリセットイコライザ−
の設定および各出力チャンネルの再生レベルは、サラウ ンドモードごとに記憶します。
注:モノラル録音ソースを再生する場合、LまたはRの片チャ
ンネル入力では音が片寄るため、両チャンネルに入力し てください。 サンプリング周波数が96kHzのPCM信号再生時は
「DIRECT」「STEREO」モードでのみお楽しみいただけ
ます。他のサラウンドモードで再生中にこの信号が入力 されますと、サラウンドモードは自動的に「STEREO」 モードに切り替わります。
※ 再生するソースによっては、十分な効果が得られないこ
とがあります。この場合には、サラウンドモードの名称 にこだわらずに各モードを試して、お好みの音場を創り 出してください。
DENONオリジナルサラウンドについて
本機はデジタル信号処理により、音場を疑似的に再現する高 性能なDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)を内蔵し ています。再生するソースに合わせて用意された6つの DENONオリジナルサラウンドモードを選択して、リスニン グルームの状態によりパラメーターを調節することで、より リアルでパワフルな音場を再現することができます。なお、 各サラウンドモードはドルビーサラウンドプロロジックまた はドルビーデジタル録音されていないソースでもその効果を お楽しみいただけます。
MONOMOVIE
(注)
5CHSTEREO
サラウンド信号のLチャンネルにはフロ ントLチャンネルの信号、サラウンド信 号のRチャンネルにはフロントRチャン ネルの信号を出力し、センターチャン ネルにはLチャンネルとRチャンネルの 同相成分を出力します。ステレオサウ ンドを楽しむためのモードです。
モノラル録音の映画ソースを広がりの ある音場の雰囲気で楽しみたいときに 選択します。
2
1
ROCKARENA
反射音が回り込んでくるアリーナでの ライブコンサートの雰囲気で楽しみた いときに使用します。
3
JAZZCLUB
天井が低く、固い壁に囲まれたライブ ハウスのような場所で、アーティスト がすぐ近くで演奏するような雰囲気で 楽しみたいときに選択します。
4
VIDEOGAME
ビデオゲームで楽しみたいときに使用 します。
5
MATRIX
ステレオ録音された音楽ソースを、広 がり感を強調して楽しみたいときに選 択します。サラウンドチャンネルから は、入力された信号の差の成分(広が り感の成分)に遅延処理を加えた信号 が出力されます。
6
■ 各サラウンドモードとその特長
本機のヘッドホン端子にヘッドホンプラグを挿入するとド ルビーヘッドホンモードになります。
ドルビーヘッドホンモードは音場効果により、4つのモー ドから選択できます。
ドルビーデジタル、DTSおよびAACのマルチチャンネルソ ースに対応しており、2チャンネルソースに対しても2チャ ンネルモード設定により、シネマとミュージックモードで のドルビーヘッドホン再生が選択できます。
1
PHONES ジャックにヘッドホン(別売り)を差
し込む。
ヘッドホンプラグを差し込むと、自動的にスピー カーより音が出なくなります。
ドルビーヘッドホンモードで音を聴く
2
SURROUND PARAMETER ボタンまたは
パラメ
ーター
ボタンを押してサラウンドパラメーター
を表示させ、SELECT
01
ボタンまたは
選択
01
ボタンを押して選択する。
SELECT 01ボタンまたは
選択
01ボタンを押
すたびに、下記のように切り替わります。
H DH2H DH1 H DH3
H BYPASS
SURROUND MODE
スリープ
SDB/P.EQ
サラウンド
SURROUND PARAMETER
SDB/P.EQPHONES
SELECT 0 1
選択
0 1
パラメーター
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27
r基本操作のしかたq r基本操作のしかたq
2チャンネルソースの2チャンネルモード再生時は ドルビーヘッドホンモードの選択後、再度
パラメー
ター
ボタンを押すと下記の選択ができます。
■ サラウンドパラメーター ③
H(ドルビーヘッドホンモード)
DH1:リファレンスルーム(小さな残響音の少ない部屋)
DH2:ライブな部屋(DH1よりやや残響音の多い部屋)
DH3:大きな部屋(DH1より大きな部屋で距離感や音の拡
散効果が得られます。)
BYPASS:ステレオ再生になります。
アナログ、PCMなどの2チャンネルソースを再生中に選択で きます。以下のデコーダーでマルチチャンネル化してからド ルビーヘッドホンで再生します。
CINEMA:ドルビープロロジックIIのシネマモード
MUSIC :ドルビープロロジックII のミュージックモード
MUSICCINEMA
■ 通常の2チャンネルステレオで再生したい場合
SURROUND MODE ボタンまたは
サラウンド
ボタン
押してSTEREOまたはDIRECTを選択する。
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
STEREODOLBY H
DIRECT
※ サラウンドパラメーターの設定が終了したらボタン操
作を止めてください。数秒間経つと表示が通常状態に 戻り、設定した内容は自動的に確定されます。
スリープタイマーの設定
付属のリモコンを使用して、電源をスタンバイ状態にする 時間(スリープタイマー)を最大120分まで設定できます。
設定した時間(分)後に、自動的に電源をスタンバイ状態 にすることができます。
【例】50分後に電源がスタンバイになるように設定するとき
1
お好みのファンクションを選び、再生する。
2
スリープ
ボタンを押す。
120が表示され、SLEEP表示が点滅します。
ボタンを押すたびに下記のように表示が切り替わり ます。
120
90120 60 50 3040 20 10
OFF
50
3
SLEEP表示が点滅している間に
スリープ
タンを押し50を表示させる。
50が表示され、SLEEP表示が点滅します。
約5秒後、スリープタイマー設定前の状態に戻り
SLEEP表示が点灯します。(これでスリープタイマ
ーの設定が完了です。)
4
50分後に電源がスタンバイになる。
スリープタイマーを止めるときは、OFFが表示され るまで
スリープ
ボタンをくり返し押してください。
※ スリープタイマー動作中(SLEEP表示中)に
スリー
ボタンを押すと、動作開始までの残り時間を表示し ます。設定時間を変えたいときは、残り時間が表示さ れているときに
操作 3
をおこない時間を変更してくだ
さい。
DEFEAT:
SDB、DRCおよびプリセットイコライザーともOFF になります。
DRCON:
DRC(ダイナミック レンジ コンプレッション)を
ONにします。ドルビーデジタルおよびDTS音声の
ダイナミックレンジを抑え、深夜など小さな音量で再 生するときに便利です。(DTSソースの場合、DRC対応 のソフトのみ表示されます。ソフトによっては効果が わかりにくい場合があります。)
※ 各表示で約4秒間操作しないとディスプレイ表示は元
の表示に戻ります。
P.EQ1〜5(プリセットイコライザー1〜5):
低音と高音のバランスとサラウンドチャンネルのディ レイを5種類プリセットしました。お好みに応じて選択 してください。 P.EQ1:ロックに向いた音 P.EQ2:ポップスに向いた音 P.EQ3:ボーカルを強調する音 P.EQ4:ジャズに向いた音 P.EQ5:クラシックに向いた音
SDBON:
SDB(スーパー ダイナミック バス)をONにし、 迫力ある重低音が楽しめます。
ラストファンクションメモリー機能
本機には電源をOFFにする直前の各種ボタンの設定状 態を記憶するラストファンクションメモリー機能を備えて います。電源をONにすると、電源をOFFにする 直前の入出力状態が呼び出されますので、再度設定し直す 必要はありません。
また、本機にはバックアップメモリー機能を備えています。 これにより電源がOFFになったとき、および電源コー ドを抜いた場合でも各種の設定状態を保持することができ ます。
音質の調節
1
SDB/P.EQ ボタンを押す。
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
P.EQ1DRC ONSDB ON
P.EQ5
P.EQ4 P.EQ3DEFEAT
P.EQ2
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28
r応用操作のしかたq
リモコンによる他機器の操作のしかた
応用操作のしかた
付属のリモコン(RC-1025)で、DENON製リモコン対応 のコンポーネント製品を操作することができます。
操作する前に各機器の電源を入れてください。
お手持ちの機器の形式、年式によって操作できないボタン もあります。
67 : マニュアルサーチ(早戻し、早送り)
2 :停止 0 : 逆方向再生 1 : 正方向再生
DVDプレーヤー(DVD)の操作ボタン:
2 :停止
3 : 一時停止 1 :再生
89 : オートサーチ(頭出し)
MDレコーダー(MD)の操作ボタン:
2 :停止 1 :再生
3 : 一時停止
操作 3 の状態にならない場合は、もう一度操作 1 からや り直してください。
マイコンの初期化をおこなった場合は、各種ボタンや設定 内容がすべて工場出荷時の初期設定に戻ります。
メモ
マイコンの初期化について
本体のディスプレイ表示が正常でない、または本体やリモコ ンのボタンで操作できない場合は、下記の操作でマイコンの 初期化をおこなってください。
1
ON/STANDBY ボタンまたは
電源
ボタンを押し
てスタンバイ状態にする。
STANDBY 表示が赤色になります。
2
10秒以上経ってから SURROUND MODE ボタ ンを押し、 SDB/P.EQ ボタンを押してから、再SURROUND MODE ボタンを2秒以上押す。
3
数秒後、ディスプレイにINITIALIZEが表示 され、電源が入る。
マイコンが初期化します。
テープデッキ(TAPE)の操作ボタン:
ペアリングの初期化について
AVサラウンドアンプ(AVC-S7000)とワイヤレスレシーバー アンプを近づけて、
SEARCH ボタンを押しても
状態表示LED
が赤色のまま変らない場合は、AVサラウンドアンプとワイヤ レスレシーバーアンプのペアリングに問題がある可能性があり ます。下記の操作でペアリングの初期化をおこなってください。
SEARCH
状態表示
1
ワイヤレスレシーバーアンプ(RV-S7000)の 電源プラグをコンセントから抜く。
2
WIRELESS CHANNEL ボタンを3秒以上押す。
STATUS 表示が点滅に変わります。
3
ワイヤレスレシーバーアンプの電源プラグをコ ンセントに入れる。
ペアリングを開始し、通信状態の良いチャンネル を自動的に選択します。
ON/STANDBY
STATUS
WIRELESS CHANNEL
SURROUND MODE
SDB/P.EQ
電源
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29
rその他についてq
ドルビーデジタル
出力端子
再生方法メディア
ドルビー
プロロジック
ドルビーデジタル
家庭用サラウンド
方式比較
その他について
サラウンドについて
ドルビーサラウンドについて
■ ドルビーデジタル
ドルビーデジタルは、ドルビー研究所が開発したマルチチャ ンネルデジタル信号フォーマットです。 再生チャンネルはCDと同等以上の再生帯域(高域は 20kHz以上再生可)を持つフロント3ch(フロント左(FL)、 フロント右(FR)、センター(C))とサラウンド2ch(サ ラウンド左(SL)、サラウンド右(SR))に加え、低域
(〜120Hz)効果音専用のLFE(ロー・フリクエンシー・
エフェクト)の合計5.1chに対応しており、さらにモノラ ル1chやステレオ2ch、ドルビープロロジック信号の伝送 など幅広い対応ができます。
また、各チャンネルの信号はそれぞれ完全に独立して記録 されるため、各信号間の干渉、クロストークなどで劣化す る心配がありません。これらのデジタル信号を、高効率符 号化技術によってCDの半分以下のデータ量(最大 640kbps)にて伝送可能といった特徴を持っています。
この特徴を映画のサウンドトラックに生かし、映画館用に 開発されたサラウンドシステムが『DOLBY SR-D(ドル ビーステレオデジタル)』です。従来一般的であったドル ビーサラウンド(ドルビープロロジック)がアナログ・マ トリクス方式であったのに対して、各チャンネルが完全に 独立したデジタル・ディスクリート方式となり、音の遠近 感、移動感、定位感のある音場をよりリアルに再現するこ とができるようになりました。そしてドルビーデジタル対 応メディアであるLD、DVDなどは、AVルームでDOLBY SR-Dのサラウンドトラックをそのまま再現することを可 能にしたため、映画館と同様に驚くほどリアルで圧倒的な 臨場感を生み出します。
◎ ドルビーデジタルとドルビープロロジック
[ドルビーデジタル対応LDの記録信号スペクトラム]
35mmドルビー SR-Dフィルム
光学アナログ 音声トラック
光学デジタル音声トラック
(5.1チャンネル)
12 46814(MHz)
FM音声信号
(dB)
デジタル 音声信号
FM 音声信号
音声信号
(圧縮)
記 録 レ ベ ル
サラウンドchの
高域再生限界
記録(素材)ch数 5.1ch 2ch
再生ch数 5.1ch 4ch
再生ch構成(MAX) L/R/C/SL/SR/SW L/R/C/S(SWは推奨)
音声処理
デジタルディスク
リート処理
ドルビーデジタル
エンコード/デコード
アナログマトリックス
処理
ドルビーサラウンド
20kHz 7kHz
◎ SR-Dとドルビーデジタルの関係
◎ ドルビーデジタル対応メディアとその再生方法
ドルビーデジタル対応マーク: 以下の内容は一般的な例です。 必ずお手持ちの再生機器の取扱説明書とあわせて確認してく ださい。
その他
(衛星放送、
CATVなど)
LD(VDP)
ドルビーデジタルRF
出力専用同軸端子
※1
入力モードを『AUTO』
に設定します
(2021ページ)。
DVD
光デジタル出力
(PCMと共通)
入力モードを『AUTO』
に設定します
(2021ページ)。
光デジタル出力
(PCMと共通)
入力モードを『AUTO』
に設定します
(2021ページ)。
※1:デジタル入力端子にドルビーデジタルRFを接続するときは、
市販のアダプターを使用してください。(アダプターの取扱説 明書を参照してください。)
■ ドルビープロロジックII
ドルビープロロジックIIは、従来のドルビープロロジック 回路をさらに進化させたフィードバックロジックステアリ ング技術を用いて、ドルビー研究所により開発された新し いマルチチャンネル再生方式です。
ドルビーサラウンド録音されたソース(*)に加え、音楽 ソースなどの通常のステレオ録音ソースも5ch(FL、FR、 C、SL、SR)の信号にデコードし、サラウンド再生を楽 しむことができます。
サラウンドチャンネルの再生周波数帯域は、帯域制限のあ った従来のドルビープロロジックに比較して広帯域(20〜 20kHz以上)になっています。また、従来サラウンドチャ ンネルはサラウンドL(左)=サラウンドR(右)のモノラ ル再生でしたが、新たにステレオ信号として再生する方式 をとっています。
再生するソースの種類や内容に合わせて最適なデコード処 理をおこなえるように、各種パラメーターを設定すること が可能になりました。(24ページ参照)
Page 30
30
rその他についてq rその他についてq
再生方法
DTSデジタル
出力端子
メディア
ドルビーラボラトリーズからの実施権に基づき製造され ています。
Dolby、Pro LogicおよびダブルD記号はドルビーラ
ボラトリーズの商標です。
DTSデジタルサラウンドについて
DTSデジタルサラウンド(または単にDTSと呼ばれます) は、デジタル・シアター・システムズ社が開発したマルチ チャンネルデジタル信号フォーマットです。
再生チャンネルや再生帯域はドルビーデジタルと同様、FL、 FR、C、SL、SRの5chに加えてLFE0.1chを持つ5.1chで、 他にステレオ2chモードがあります。いずれも各チャンネ ルの信号は完全に独立して記録されるため、各信号間の干 渉、クロストーク等で劣化する心配はありません。
◎ DTS対応メディアとその再生方法
DTS対応マーク: または
本機はデジタル・シアター・システムズ社からのライセ ンス契約に基づき製造されています。 US Pat. No. 5.451.942、5.956.674、5.974.380、
5.978.762、6.226.616、6.487.535その他、国外特 許および特許出願物。DTS、DTS 96/24はデジタ ル・シアター・システムズ社の商標です。1996,2003 DigitalTheaterSystems,Inc.版権所有。
DVD
CD
光デジタル出力
(PCMと共通)※3
入力モードを『AUTO』または 『DTS』に設定します (2021ページ)。
絶対に『ANALOG』や『PCM』
モードには切り替えないでく
ださい。※2
LD
(VDP)
光デジタル出力
(PCMと共通)※3
入力モードを『AUTO』または 『DTS』に設定します (2021ページ)。
絶対に『ANALOG』や『PCM』
モードには切り替えないでく
ださい。※2
光デジタル出力
(PCMと共通)※4
入力モードを『AUTO』または 『DTS』に設定します (2021ページ)。
※2:CDやLDのDTS信号は、通常のCDやLDにおけるPCM信号がそ
のままDTS信号に置き換わった形で記録されています。その ためCD、LDプレーヤーのアナログ出力からはDTS信号がノイ ズとなって出力されます。このノイズをアンプによって再生 した場合、最悪のケースでは本機やスピーカーなどの周辺機 器が故障する可能性があります。これらの問題を避けるため、 DTSで記録されたCDやLDを再生する前に、入力モードを必ず
『AUTO』または『DTS』モードへ切り替えてから、ディスク
の再生をおこなうようにしてください。また再生中は絶対に
『ANALOG』および『PCM』モードへは切り替えないでくだ
さい。本機やLD/DVDコンパチプレーヤーでDTS録音された CDやLDの再生をおこなうときも同様です。なおDVDメディア の場合は、DTS信号は専用の記録方式で記録されているため、 問題はありません。
※3:CDまたはLDプレーヤーなどで、デジタル出力に何らかの信号
処理(出力レベル調整、サンプリング周波数変換など)がお こなわれている場合があります。この場合誤ってDTS信号に 信号処理がおこなわれてしまい、本機と接続しても正しく再 生できずノイズなどが発声することがありますので、はじめ てDTS再生をおこなう場合はまずマスターボリウムを絞り、 DTSディスクの再生を開始すると本機のDTSインジケーター
(23ページ)が点灯することを確認してからマスターボ
リウムを上げるようにしてください。
※4:DVDのDTSメディアは、その再生に対応したプレーヤーが必
要です。お手持ちのDVDプレーヤーがDTS対応であるかは DVDプレーヤーのメーカーまたは販売店にご確認ください。
*:ドルビーサラウンド録音されたソースとは
3ch以上で構成されるサラウンド信号を、ドルビーサラ ウンドエンコード技術によって2chの信号として記録し たソースです。
DVD、LD、ステレオVCRで再生される映画のサウンドト ラックをはじめ、FM、TV、BS、CSなどのステレオ放 送信号にて用いられています。
この信号に対して、プロロジックIIデコードを施すことに より、マルチチャンネルでのサラウンド再生が可能にな りますが、一般的なステレオ機器でそのままステレオ再 生することも可能です。
ドルビーサラウンド録音信号には2種類あります。
① PCMステレオ2ch信号
② ドルビーデジタル2ch信号 いずれの信号が本機に入力されても『AUTO DECODE』 モードで2chモードを『プロロジック
II』に選択すると、
サラウンドモードは自動的に『ドルビープロロジック
II
となります。
◎ ドルビーサラウンド録音されたソースには以下のロゴマー
クが表示されています。
ドルビーサラウンド対応マーク:
以下の内容は一般的な例です。必ずお手持ちの再生機器の取 扱説明書とあわせて確認してください。
DTSはドルビーデジタルに対して比較的高いビットレート
(CD/LDで1234kbps、DVDは1536kbpsか768kbps)と
なり、相対的に低い圧縮率で動作するのが特徴です。その ためデータ量が多く、映画館においてのDTS再生はフィル ムと同期をとったCD-ROMを別途再生する方法がとられて います。 もちろんLDやDVDにおいてはそういった心配はなく、1枚 のディスクに映像とサウンドが同時に記録できるため、他 のフォーマットと同様の取り扱いができます。
この他のメディアにはDTS録音されたCDがあります。こ れは従来の(2ch録音された)CDと同様のメディアに
5.1chのサラウンド信号が記録されたもので、映像はあり ませんが、本機やCDプレーヤーを使ってサラウンド再生が 可能となるという特徴があります。 DTSによるサラウンドトラック再生も映画館とAVルーム の間で基本的な違いはなく、映画館と同様の緻密で雄大な サウンドを楽しむことができます。
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31
rその他についてq rその他についてq
AACについて
MPEG2-AAC( Advanced Audio Coding) は MPEG
(Moving Picture Experts Group)が開発したマルチチャ
ンネル音声フォーマットです。
その特長は、高音質・高圧縮率を両立できることです。 特に低ビットレート(高圧縮率)の環境においてドルビー デジタルやMP3(MPEG Layer-3)など、従来のフォーマ ットに比べて高い音質を維持することができます。具体的 にはわずか96kbpsという低ビットレートで、CD並みとい われる品質のステレオ音声を伝送することができます。
その特長を生かしてポータブルオーディオなどへの応用が 増加している一方、多チャンネルに対応しても全体のビッ トレートを低く抑えることができるため、日本のBSデジタ ル放送における5.1chサラウンド放送をはじめとする、サ ラウンドシステムへの応用が始まりました。
MPEG2-AACは元々映像信号と音声信号の複合データであ るMPEGデータの音声規格として開発されたため、その用 途に応じて求められるスペックは多岐に渡ります。映像と 組み合わせたトータルのビットレートを低く抑えるため低 ビットレートでの音質確保、また多チャンネル伝送時のデ ータ量低減、業務用途のみに特化することなく使えるデー タ処理の簡略化、それらは相反する要素を持ちますが、い ずれの要求も満たせる様配慮され非常に柔軟性の高い規格 になっています。そのため音声信号の種類やそのデータ作 成環境に適合させるためにMAIN/LC/SSRプロファイルと いう3種類のデータ構造を持っています。
DTS-96/24について
現在音楽などのスタジオ録音に関して、ハイサンプリン グ・ハイビット化、並びにマルチチャンネル化が進んでお り、96kHz/24bit 5.1chなどの高品質な信号ソースが増加 しています。 例えば、DVD-Videoにおける高音質録音ソースとしては、 96kHz/24bitのステレオPCM音声トラックをもつものが あります。しかし、それらは音声トラックのデータレート が非常に高いため2chの収録が限界で、さらに映像の品質 を制限せざるを得なく静止画像のみの収録が一般的です。 また、DVD-Audioでは96kHz/24bitの5.1chサラウンドを 実現可能としていますが、この品質での再生にはDVD­Audioプレーヤーが必要です。 DTS 96/24はこのような状況の中に登場した、デジタ ル・シアターシステムズ社の開発した新しいマルチチャン ネルデジタル信号フォーマットです。
従来のサラウンドフォーマットではサンプリング周波数が 48kHzまたは44.1kHzであったため再生信号周波数の上限 は20kHz程度で留まっていたのに対して、DTS 96/24で はサンプリング周波数を96kHzまたは88.2kHzに引き上げ ることにより、40kHzを超える広い周波数帯域を実現して います。また、24bitの分解能を持ち、96kHz/24bitの PCMと同等の周波数帯域、ダイナミックレンジを実現し ています。
DTS96/24は、従来のDTSサラウンドと同様に最大5.1ch まで対応しており、DTS 96/24を用いて録音されたソー スはDVD-VideoやCDといった通常のメディアにおいてハ イサンプリングマルチチャンネル音声の再生を可能としま す。従って、DTS 96/24は従来のDVD-Videoプレーヤー
(※1)を使用して、DVD-Audioと同等の96kHz/24bitマ
ルチチャンネルサラウンドを、DVD-Videoの映像と共に楽 しむことができます。また、DTS 96/24対応CDメディア の場合、一般的なCD/LDプレーヤー(
※5)を使用して
88.2kHz/24bitマルチチャンネルサラウンドを楽しむこと ができます。
このように高音質なマルチチャンネル信号を確保している にも関わらず、収録時間は従来のDTSサラウンドソースと 変わりません。さらに、DTS 96/24は従来のDTSサラウ ンドフォーマットと完全な互換性を持っています。DTS 96/24の信号ソースは、従来のDTSまたはDTS-ESサラウ ンドデコーダーにおいても、48kHzまたは44.1kHzの周波 数帯域での再生が可能です(
※6)。
※5:DTSデジタル出力に対応したDVDプレーヤー(CD/LDプレー
ヤーの場合、従来のDTS-CD/LDメディアに対応したデジタル 出力を持つプレーヤー)と、DTS96/24にて収録されたメディ アが必要です。
※6:分解能は、そのデコーダーによって24bitまたは20bitとなります。
◎ MPEG2-AACのスペック(概要)
アルゴリズム:
MAINプロファイル LC(LowComplexity)プロファイル SSR(ScalableSamplingRate)プロファイル
サンプリング周波数:
8kHzから96kHzまで対応
チャンネル数:
最大48チャンネルのマルチチャンネル伝送に対応
その他の機能:
LFE(LowFrequencyEffect)サポート マルチリンガル(複数言語)サポート
この中で本機は、BSデジタル放送にて使用される32kHzか ら48kHzまでのサンプリング周波数と、LCプロファイルの 再生に対応しております。またチャンネル数は最大5.1chの データに対応します。 ※ MPEGによる音声規格は他にLayer-1、2、3等がありま
すが、それらとAACの間に互換性はありません。本機は その中でさきに述べたAACの再生に対応します。
以下がAACに関する米国パテントナンバーです。
08/937,950 5848391 5,291,557 5,451,954 5400433 5,222,189 5,357,594 5752225 5,394,473 5,583,962 5,274,740 5,633,981
5297236 4,914,701 5,235,671 07/640,550 5,579,430 08/678,666 98/03037 97/02875 97/02874 98/03036 5,227,788 5,285,498
5,490,170 5,264,846 5,268,685 5,375,189 5,581,654 05-183,988 5,548,574 08/506,729 08/576,495 5,717,821 08/392,756
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32
rその他についてq rその他についてq
ドルビーバーチャルスピーカーについて
ドルビーバーチャルスピーカー(DolbyVirtualSpeaker)技 術は、ドルビーラボラトリーズ社の専有技術により、フロン ト2チャンネルスピーカーだけでサラウンド音場の仮想化を おこなっており、実際にサラウンドスピーカーを設置してい るかのような再生が体験できます。
■ ドルビーバーチャルスピーカーの特長
正確なサラウンド音場定位 仮想サラウンドスピーカーの位置は、左方向に105°右方 向に105°として処理されます。
マルチチャンネルプログラムを制作者の意図通りに再生 各チャンネルの音はミキシング時に、設定された位置に再 生されます。例えば、左後方に設定されたものは左後方か ら聞こえます。
ステレオプログラムがサラウンドに ドルビープロロジック
IIとの連携動作によりステレオプロ
グラムからも豊かなサラウンド音場を創造します。
リスニングモード選択 標準(REFERENCE)モードとワイド(WIDE)モードが 提供されます。
ワイドモード
:フロント2チャンネル :ドルビーバーチャルスピーカーによる仮想音源
標準モード
ドルビーヘッドホンについて
ドルビーラボラトリーズと豪州レイクテクノロジー社との共 同開発による立体音響技術で、サラウンド音場を通常のヘッ ドホンで再生できる技術です。 元来、ヘッドホンではすべての音が頭の中でなってしまい長 時間の鑑賞は苦痛となりますが、部屋でのスピーカー再生を シミュレートしたドルビーヘッドホンは音源が前方あるいは 側面にしっかり頭外定位するため、まるで映画館かホームシ アターにいるような迫力のあるサウンドを聞くことが可能で す。この技術は主としてドルビーデジタルまたはドルビー プロロジックサラウンドのデコード機能を組み込んだマル チチャンネルオーディオ/ビデオ機器を対象にしており、高 性能デジタル信号処理用チップ(DSP)に組み込んで動作 させます。 ドルビーヘッドホンはマルチチャンネル音源だけでなくステ レオプログラムにも効果的です。
※ 本機ではスピーカー構成を変更した場合も、それぞれの
ドルビーバーチャルスピーカーモード再生に対応してい ます。 ① 3スピーカー(フロント2チャンネル+センター):
標準/ワイドモード
② 5スピーカー(フロント2チャンネル+センター+サラ
ウンド2チャンネル):ワイドモード
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33
rその他についてq rその他についてq
各モードにおける信号の有無と制御の可否
チャンネル出力
フロント
L/R
センター
サラウンドモード
DVS:
Dolby Virtual Speaker
DH:
Dolby Headphone
AUTO DECODE
CC
: 再生信号あり、または選択可能
EE
: 再生信号なし、または選択不可能
ファンクションごとの再生信号とサラウンドモード
DVD, TV/AUX1, MD/AUX2
ドルビーデジタル信号
再生時
DTS信号
再生時
2
チャンネル
マルチ
チャンネル2チャンネル
DVD, VCR, MD/TAPE, PORTABLE, TV/AUX1
アナログ信号
再生時
2チャンネル
AAC信号
再生時
2
チャンネル
マルチ
チャンネル
サラウンド
L/R
スーパー ウーハー
マルチ
チャンネル
Fs:96kHz
PCM信号
再生時
2
チャンネル
Fs:96kHz
サラウンドモードとパラメーター一覧表
DVS
Dolby Digital
DTS Surround
DTS 96/24
MPEG2 AAC
Dolby PLII Cinema Dolby PLII Music Dolby PLII Game
AUTO STEREO
2 SPEAKER
3 SPEAKER
5 SPEAKER
DH1
DH2
DH3
BYPASS
DH
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
(H/Pのみ)
CC
(H/Pのみ)
CC
(H/Pのみ)
CC
(H/Pのみ)
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
STERO
DIRECT
5CH STEREO
MONO MOVIE
ROCK ARENA
JAZZ CLUB
VIDEO GAME
MATRIX
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
(D.MIX)
CC
(D.MIX)
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
(D.MIX)
CC
(D.MIX)
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
(D.MIX)
CC
(D.MIX)
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
EE
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
D.MIX : ダウンミックス処理により対応
H/P : ヘッドホン
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rその他についてq rその他についてq
保証とサービスについて
z この商品には保証書が添付されております。
保証書は所定事項をお買い上げの販売店で記入してお渡 し致しますので、記載内容をご確認のうえ大切に保存し てください。
x 保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
万一故障した場合には、保証書の記載内容により、お買 い上げの販売店またはお近くの修理相談窓口が修理を申 し受けます。 但し、保証期間内でも保証書が添付されない場合は、有 料修理となりますので、ご注意ください。 詳しくは、保証書をご覧ください。
※ 修理相談窓口については、付属品『製品のご相談と修
理・サービス窓口一覧表』をご参照ください。
c 保証期間後の修理については、お買い上げの販売店また
はお近くの修理相談窓口にご相談ください。 修理によって機能が維持できる場合は、お客様のご要望 により有料修理致します。
v 本機の補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後8
年です。
b お客様にご記入いただいた保証書の控えは、保証期間内
のサービス活動およびその後の安全点検活動のために記 載内容を利用させていただく場合がございますので、あ らかじめご了承ください。
n この商品に添付されている保証書によって、保証書を発
行している者(保証責任者)およびそれ以外の事業者に 対するお客様の法律上の権利を制限するものではありま せん。
m 保証および修理についてご不明の場合は、お買い上げの
販売店またはお近くの修理相談窓口にご相談ください。 ※ 当社製品のお問い合わせについては、お客様相談窓口
にご連絡ください。 詳しくは、付属品『製品のご相談と修理・サービス窓 口一覧表』をご参照ください。
各モードにおける信号の有無と制御の可否
SDB/P.EQ
(初期設定:DEFEAT=すべてオフ)
SDB ON
DRC ON(*1)
サラウンドモード
DVS:
Dolby Virtual Speaker
DH:
Dolby Headphone
AUTO DECODE
CC
: 選択可能
EE
: 選択不可能
: 該当せず
サラウンドパラメーター
多重信号(1+1)(*2) DVSモード
Main Sub Main/Sub
PLIIモード(*3)
Cinema MusicP.EQ1~5
Ref. Wide
DVS
Dolby Digital
DTS Surround
DTS 96/24
MPEG2 AAC
Dolby PLII Cinema Dolby PLII Music Dolby PLII Game
AUTO STEREO
2 SPEAKER
3 SPEAKER
5 SPEAKER
DH1
DH2
DH3
BYPASS
DH
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
STERO
DIRECT
5CH STEREO
MONO MOVIE
ROCK ARENA
JAZZ CLUB
VIDEO GAME
MATRIX
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
CC
CC
CC
EE
CC
CC
CC
EE
*1 : DOLBYおよびDTSのDRC(ダイナミックレンジ圧縮)対応ソフトのみ選択可能 *2 : DOLBYおよびAACの多重信号(信号フォーマット:1+1)ソフトのみ選択可能 *3 : PCM、DOLBY、DTSおよびAAC(信号フォーマット:2/0/0)ソフトのみ選択可能
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rその他についてq rその他についてq
関連ページ処 置原 因現 象
関連ページ処 置原 因現 象
■ 各接続は正しいですか
■ 取扱説明書に従って正しく操作していますか
■ スピーカーや接続した機器は正しく動作していますか
本機が正常に動作しないときは、次の表に従ってチェックしてみてください。 なお、この表の各項にも該当しない場合は本機の故障とも考えられますので、電源を切り、 電源プラグを電源コンセントから抜きとり、お買い上げの販売店にご相談ください。 もし、お買い上げの販売店でお分かりにならない場合は、当社のお客様相談窓口またはお近 くの修理相談窓口にご連絡ください。
故障かな?と思ったら
電源を入れてもディス プレイが点灯せず、音 も出ない。
電源コードの差し込みが不 完全である。
電源コンセントへの電源プ ラグの差し込みを点検して ください。
ディスプレイは点灯す るが、音が出ない。
スピーカーコードの接続が 不完全である。
ファンクションが不適当で ある。
VOLUMEつまみが絞ってあ る。
ミューティングがかかって いる。
デジタル信号が入力されて いない。
パワーアンプの保護回路が 動作している。
しっかり接続してください。
正しいファンクションに切 り替えてください。
適当な位置まで回してくだ さい。
ミューティングを解除して ください。
デジタル信号の入力ソース を正しく選択してください。
電源プラグを抜いて配線や 接続を確認してください。
ディスプレイの音量表 示が点滅している。
本体の温度上昇による保護
回路が動作している。
電源プラグを抜いて本体が 冷えるのを待って、周囲の 通風状態を良くしてからも う一度電源を入れ直してく ださい。
サラウンドスピーカー から音が出ない。
(STATUS表示が青色
に点滅または消灯して いる。)
AVサラウンドアンプ
(AVC-S7000)とワイヤレ
スレシーバーアンプ(RV­S7000)との通信がうまく いってない。
AVサラウンドアンプとワイ ヤレスレシーバーアンプと の距離が離れ過ぎている。
見通しの良いところへワイ ヤレスレシーバーアンプを 移動してください。
SEARCHボタン押してくだ さい。
WIRELESS CHANNELボタ ンを押して通信チャンネル を変更してください。
設置場所を変えてみてくだ さい。
ペアリングをやりなおして ください。
電波の届く範囲内で使用し てください。
12
20
20
20
20、23
11
11
15
15
28
15
モニターが映らない。
出力機器の映像出力端子と
モニターの入力端子の接続 が不完全である。
モニターTVの入力設定が違 う。
接続が正しいか確認してく ださい。
テレビの入力切り替えを映 像入力を接続した端子に設 定してください。
DVDからVCRにダビン グできない。
ほとんどの映画ソフトには コピー防止信号が入ってい ます。
コピーはできません。
13、17、
18
サブウーハーから音が 出ない。
サブウーハーの電源が入っ ていない。
サブウーハーの出力が接続 されていない。
電源を入れてください。
正しく接続してください。ー12、19
テストトーンが出ない。
サラウンドモードがオート デコード以外のモードにな っている。
オートデコードモードにし てください。
22
AAC表示が点灯しない。
BSデジタルチューナーと本 機がアナログ接続になって いる。
デジタル接続にしてくださ い。
18
DTS音声が出ない。
DVDプレーヤーの音声出力
設定がビットストリームに なっていない。
DVDプレーヤーがDTS対応 になっていない。
本機の入力モードが
ANALOGになっている。
DVDプレーヤーの初期設定 をしてください。
DTS対応のプレーヤーを使 用してください。
AUTOまたは DTS
に設定してください。
20、23
リモコンで操作できない。
乾電池が消耗している。
リモコンとリモコン受光部 との間が離れすぎている。
リモコン受光部との間に障 害物がある。
乾電池の< >が間違って いる。
新しい乾電池に交換してく ださい。
リモコン受光部に近づいて ください。
障害物を取り除いてくださ い。
< >を確かめて正しく入
れてください。
14
14
14
14
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36
rその他についてq rその他についてq
入力インピーダンス 最大許容入力 クロスオーバー周波数 最大外形寸法
質量
センタースピーカー 形式
再生周波数帯域 入力インピーダンス 最大許容入力 クロスオーバー周波数 最大外形寸法
質量
サラウンドスピーカー 形式
再生周波数帯域 入力インピーダンス 最大許容入力 クロスオーバー周波数 最大外形寸法
質量
スーパーウーハー 形式
再生周波数帯域 入力インピーダンス 最大許容入力 最大外形寸法
質量
■ オーディオ部
パワーアンプ部 定格出力
出力端子 入力感度
周波数特性
S/N比 プリアウト定格出力 電源 消費電力
最大外形寸法
質量
■ リモコンユニット
リモコン方式 電源 最大外形寸法 質量
■ スピーカー部
フロントスピーカー 形式
再生周波数帯域
主な仕様
AVC-S7000
フロント :50W+50W(負荷6Ω)(EIAJ) センター :50W (負荷6Ω)(EIAJ) スーパーウーハー:50W (負荷6Ω)(EIAJ)
RV-S7000
サラウンド :50W+50W(負荷6Ω)(EIAJ) 6Ω〜16Ω 300mV/47kΩ(PORTABLEを除く) 150mV/47kΩ(PORTABLE) 10Hz〜50kHz:+1.5dB、−3dB
(アナログ入力ダイレクトモード時、総合)
90dB(アナログ入力ダイレクトモード時)
0.6V AC100V50/60Hz
AVC-S7000
電源入り(ON)時 :140W(電気用品安全法による) 待機(スタンバイ)時 :1W以下
RV-S7000
電源入り(ON)時 :47W(電気用品安全法による) 待機(スタンバイ)時 :1W以下
AVC-S7000
434(幅)× 70(高さ)× 318(奥行き)mm
RV-S7000
80(幅)× 160(高さ)× 182(奥行き)mm
(フット、つまみ、端子を含む)
AVC-S7000
6.4kg
RV-S7000
0.9kg
RC-1025
赤外線パルス式 DC3V単4形(R03/AAA)乾電池2本使用 46(幅)× 180(高さ)× 28(奥行き)mm 100g(乾電池を含む)
SC-A7000
2ウェイ/3スピーカー、密閉型、防磁設計、ブックシェルフ、P.P.D.D. ウーハー(8cmコーン形×2)、 ツィーター(2.5cmバランスドーム形×1) 120Hz〜20kHz
6Ω 30W(EIAJ)、80W(PEAK) 約9kHz 88(幅)× 250(高さ)× 118(奥行き)mm
(サランネット、DENONマークを含む)
1.6kg(1台当り)
SC-C70
2ウェイ/3スピーカー、密閉型、防磁設計、センター、P.P.D.D. ウーハー(8cmコーン形×2)、 ツィーター(2.5cmバランスドーム形×1) 120Hz〜20kHz 6Ω 30W(EIAJ)、80W(PEAK) 約9kHz 250(幅)× 88(高さ)× 118(奥行き)mm
(サランネット、DENONマークを含む)
1.6kg(1台当り)
SC-A700
2ウェイ/2スピーカー、密閉型、防磁設計、ブックシェルフ ウーハー(8cmコーン形×1)、 ツィーター(2.5cmバランスドーム形×1) 120Hz〜20kHz 6Ω 30W(EIAJ)、80W(PEAK) 約8kHz 88(幅)× 160(高さ)× 118(奥行き)mm
(サランネット、DENONマークを含む)
1.0kg(1台当り)
DSW-70
1ウェイ/1スピーカー、バスレフ型、防磁設計 16cmコーン形×1 30Hz〜240Hz 6Ω 60W(EIAJ)、120W(PEAK) 135(幅)× 420(高さ)× 304(奥行き)mm
(DENONマークを含む)
5.5kg(1台当り)
※仕様および外観は改良のため、予告なく変更
することがあります。
※本機を使用できるのは日本国内のみで、外国
では使用できません。
※本機は国内仕様です。必ず
AC100Vのコンセントに電源プ ラグを差し込んでご使用くださ い。AC100V以外の電源には絶 対に接続しないでください。
※ EIAJ:(社)電子情報技術産業協会(略称:JEITA)が制定した規格です。
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メモ
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本   社 〒104-0033東京都中央区新川1-21-2
茅場町タワー 14F
お客様相談センター TEL:
03-6731-5555
【電話番号はお間違えのないようにおかけください。】
受付時間 9:30〜12:00、12:45〜17:30
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