Denon DHT-M370 Owner's Manual [ja]

目 次
は じ め に
01 安全上のご注意 ……………………………2〜5 02 取り扱い上のご注意 ………………………6〜8 03 主な特長 …………………………………………9 04 付属品について ………………………………10 05 保証とサービスについて ……………………10 06 各部の名前とはたらき …………………11、12 07 リモコンについて ………………………13〜15
基 本 操 作
ーホームシアター簡単マニュアルー
08 簡単にDVDホームシアターを楽しむ …15〜22
(1)スピーカーシステムの接続 …………16〜19 (2)クイックセットアップのしかた ……19、20 (3)
DVDプレーヤーとTVを接続する
……21、22
(4)DVDソフトをサラウンド再生する ………22
そ の 他 の 接 続
09BS、地上波デジタルチューナーや
VTR音声の接続
のしかた
……………………23
10
D-M33シリーズ機器との システム接続のしかた
……………………24、25
い ろ い ろ な 操 作
11 ポータブル機器と接続して使う ……………26 12 サラウンド機能の操作のしかた ………27〜39 13 サラウンドについて ……………………40〜45
14 スリープタイマーについて …………………46 15
システム機能について
(DVDーM330、DMD-M33、DRR-M33)
47〜51
そ の 他
16 ラストファンクション
メモリーについて ……………………………52
17 マイコンの初期化について …………………52 18 故障かな?と思ったら …………………53、54 19 主な仕様 …………………………………54、55
DHT-M370
HOMETHEATERSYSTEM
ホームシアターシステム
B
取扱説明書
安全にお使いいただくためにー必ずお守りください。
お買い上げいただき、ありがとうございます。
ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みのうえ、正し くご使用ください。
お読みになった後は、後日お役に立つこともありますの で、必ず保管してください。
ホームシアターシステム DHT-M370は、AVサラウンド アンプ(AVC-M370)とスピーカーシステムパック SYS-M370(フロント/サラウンド用スピーカー(SC­A70×4台)、センター用スピーカー(SC-C70×1台) とスーパーウーハー(DSW-70×1台))で構成されてい ます。
AVサラウンドアンプ
AVC-M370
スピーカーシステムパック
SYS-M370
センター用スピーカー
(SC-C70)
スーパーウーハー
(DSW-70)
フロント/サラウンド用スピーカー
(SC-A70)
2
安全上のご注意1
正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に必ずよくお読みください。
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いい ただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するた めに、いろいろな絵表示をしています。その絵表示と意味は次のように なっています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
絵表示について
警告 注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または 重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示し ています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う 可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される 内容を示しています。
[絵表示の例]
記号は注意(危険・警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は禁止の行為であることを告げるものです。
図の中や近傍に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。 図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜け)が 描かれています。
内部に異物を入れない
通風孔などから内部に金属類や 燃えやすいものなどを差し込ん だり、落とし込んだりしないで ください。火災・感電の原因と なります。特にお子様のいるご 家庭ではご注意ください。万一 内部に異物が入った場合は、ま ず本体の電源を切り、電源プラ グをコンセントから抜いて販売 店にご連絡ください。
警告
安全上お守りいただきたいこと
万一異常が発生したら、 電源プラグをすぐに抜く
煙が出ている、変なにおいがする、 異常な音がするなどの異常状態の まま使用すると、火災・感電の原 因となります。すぐに本体の電源 を切り、必ず電源プラグをコンセ ントから抜いて、煙が出なくなる のを確認してから販売店に修理を ご依頼ください。お客様による修 理は危険ですので絶対におやめく ださい。
電源プラグを コンセント から抜け
3
安全上のご注意(つづき)
警告つづき
安全上お守りいただきたいこと
水が入ったり、濡らしたりしないように
雨天・降雪中・海岸・水辺での使 用は特にご注意ください。火災・ 感電の原因となります。
キャビネット(裏ぶた)を外したり、 改造したりしない
内部には電圧の高い部分がありま すので、触ると感電の原因となり ます。内部の点検・調整・修理は 販売店にご依頼ください。 この機器を改造しないでください。 火災・感電の原因となります。
電源コードは大切に
電源コードを傷つけたり、破損 したり、加工したりしないでく ださい。また重いものをのせた り、加熱したり、引っ張ったり すると電源コードが破損し、火 災・感電の原因となります。 電源コードが傷んだら、すぐに 販売店に交換をご依頼ください。
落としたり、キャビネットを破損した 場合は
まず本体の電源を切り、電源プ ラグをコンセントから抜いて販 売店にご連絡ください。そのま ま使用すると火災・感電の原因 となります。
ご使用は正しい電源電圧で
表示された電源電圧以外の電圧で 使用しないでください。火災・感 電の原因となります。
取り扱いについて
この機器の上に小さな金属物を置かない
万一内部に異物が入った場合は、 まず本体の電源を切り、電源プ ラグをコンセントから抜いて販 売店にご連絡ください。そのま ま使用すると火災・感電の原因 となります。
この機器の上に花瓶・植木鉢・コップ・ 化粧品・薬品や水などが入った容器を 置かない
こぼれたり、中に入った場合、火 災・感電の原因となります。
風呂・シャワー室では使用しない
火災・感電の原因となります。
水場での 使用禁止
乾電池は充電しない
電池の破裂・液漏れにより、火 災・けがの原因となります。
雷が鳴り出したら
電源プラグには触れないでくだ さい。感電の原因となります。
4
安全上のご注意(つづき)
注意
安全上お守りいただきたいこと
電源プラグを抜くときは
電源プラグを抜くときは電源コ ードを引っ張らずに必ずプラグ を持って抜いてください。コー ドが傷つき、火災・感電の原因 となることがあります。
電源コードを熱器具に近付けない
コードの被ふくが溶けて、火災・ 感電の原因となることがあります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因となることがあります。
電池を交換する場合は
極性表示に注意し、表示通りに正 しく入れてください。間違えます と電池の破裂・液漏れにより、火 災・けがや周囲を汚損する原因と なることがあります。指定以外の 電池は使用しないでください。ま た新しい電池と古い電池を混ぜて 使用しないでください。電池の破 裂・液漏れにより、火災・けがや 周囲を汚損する原因となることが あります。
機器の接続は説明書をよく読んでから 接続する
テレビ・オーディオ機器・ビデオ 機器などの機器を接続する場合は、 電源を切り、各々の機器の取扱説 明書に従って接続してください。 また接続は指定のコードを使用し てください。指定以外のコードを 使用したり、コードを延長したり すると発熱し、やけどの原因とな ることがあります。
ヘッドホンを使用するときは、 音量を上げすぎない
耳を刺激するような大きな音量で 長時間続けて聞くと、聴力に悪い 影響を与えることがあります。
電源を入れる前には音量を最小にする
突然大きな音が出て、聴力障害な どの原因となることがあります。
置き場所について
次のような場所には置かない
火災・感電の原因となることがあ ります。
調理台や加湿器のそばなど、油 煙や湯気が当たるようなところ
湿気やほこりの多いところ
直射日光の当たるところや暖房 器具の近くなど、高温になると ころ
不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や傾いたところ など不安定な場所に置かないでく ださい。落ちたり倒れたりして、 けがの原因となることがあります。
長時間音が歪んだ状態で使わない
スピーカーが発熱し、火災の原因 となることがあります。
付属の電源コードを使用する
他の機器の電源コードを本機に使 用しないで下さい。また、付属の 電源コードは本機以外には使用し ないで下さい。電流容量などの違 いにより火災・感電の原因となる ことがあります。
5
安全上のご注意(つづき)
注意つづき
置き場所について
壁や他の機器から少し離して設置する
壁から少し離して据え付けてくだ さい。また放熱をよくするために、 他の機器との間は少し離して置い てください。ラックなどに入れる ときは、機器の天面や背面から少 し隙間をあけてください。内部に 熱がこもり、火災の原因となるこ とがあります。
重いものをのせない
機器の上に重いものや外枠からは み出るような大きなものを置かな いでください。バランスがくずれ て倒れたり、落下して、けがの原 因となることがあります。
移動させる場合は
まず電源を切り、必ず電源プラグ をコンセントから抜き、機器間の 接続コードなど外部の接続コード を外してからおこなってください。 コードが傷つき、火災・感電の原 因となることがあります。 この機器の上にテレビなどを載せ たまま移動しないでください。倒 れたり、
落下して、けがの原因と
なることがあります。
通風孔をふさがない
内部の温度上昇を防ぐため、ケー スの上部や底部などに通風孔があ けてあります。次のような使いか たはしないでください。内部に熱 がこもり、火災の原因となること があります。
仰向けや横倒し、逆さまにする
押し入れ、専用のラック以外の 本箱など風通しの悪い狭い場所 に押し込む
テーブルクロスをかけたり、じ ゅうたんや布団の上に置いて使 用する
この機器に乗ったり、 ぶら下がったりしない
特に幼いお子様のいるご家庭で は、ご注意ください。倒れたり、 壊れたりして、けがの原因となる ことがあります。
取り扱いについて
使わないときは
長時間の外出・旅行の場合は
安全のため必ず電源プラグをコン セントから抜いてください。火災 の原因となることがあります。
お手入れの際は
安全のため電源プラグをコンセ ントから抜いておこなってくだ さい。感電の原因となることが あります。
5年に一度は内部の掃除を
販売店などにご相談ください。内 部にほこりがたまったまま、長い 間掃除をしないと火災や故障の原 因となることがあります。特に、 湿気の多くなる梅雨期の前におこ なうと、より効果的です。 なお、内部の掃除費用については 販売店などにご相談ください。
お手入れについて
6
取り扱い上のご注意2
(1)AVサラウンドアンプ(AVC-M370)
設置の際のご注意
■放熱のため、アンプユニットの天面、後面および 両側面と壁や他のAV機器などとは十分に離して 設置してください。(下図参照)
■本機やマイクロコンピューターを搭載した電子機 器をチューナーやテレビと同時に使用する場合、 チューナー・テレビの音声や映像に雑音や画面の 乱れが生じることがあります。このような場合に は次の点に注意してください。
本機をチューナーやテレビからできるだけ離し てください。
チューナーやテレビのアンテナ線を本機の電源 コードおよび入出力などの接続コードから離し て設置してください。
特に室内アンテナや300Ωフィーダー線をご使用 の場合に起こりやすいので、屋外アンテナおよび 75Ω同軸ケーブルのご使用をおすすめします。
300Ωフィーダー線 75Ω同軸ケーブル
十分に離す
その他のご注意
■入力端子に機器を接続していない状態で入力の切 り替えをおこなうと、クリックノイズが発生する ことがあります。このような場合は、主音量調節 つまみを絞るか、入力端子に機器を接続してくだ さい。
■電源ボタンを押してスタンバイ状態にしても、一 部の回路は通電していますので、外出やご旅行の 場合は必ず電源プラグをコンセントから抜いてく ださい。
■スピーカー端子には、ミューティング回路が組み 込まれています。このため、電源投入後数秒間は 出力信号が大幅に減衰されます。この動作時に音 量を調節しますと、ミューティング終了後非常に 大きな出力となりますので、音量調節は必ずミュ ーティング終了後におこなってください。
■説明のためのイラストは、原型と異なる場合があ ります。
■取扱説明書を保存してください。 この取扱説明書をお読みになった後は、保証書と ともに大切に保存してください。また、裏表紙の 記入欄に必要事項を記入しておくと便利です。
お手入れについて
■キャビネットや操作パネル部分の汚れを拭き取る ときは、柔らかい布を使用して軽く拭き取ってく ださい。
化学ぞうきんをご使用の際は、その注意書に従っ てください。
■ベンジン・シンナーなどの有機溶剤および殺虫剤 などが本機に付着すると、変質したり変色するこ とがありますので使用しないでください。
使わないときは
ふだん使わないとき
電源ボタンを押してスタンバイ状態に してください。
外出やご旅行の場合は、必ず電源プラ グをコンセントから抜いてください。
移動させるとき
衝撃を与えないでください。
必ず電源プラグをコンセントか ら抜いて、接続コードを外した ことを確認してからおこなって ください。
7
取り扱い上のご注意(つづき)
(2)スピーカーシステムパックSYS-M370(SC-A70、SC-C70、DSW-70)
設置の際は設置場所・設置方法の安全性を十分ご確認ください。
スタンド、ブラケットなどを使用する場合はそれらの説明書に従い、安全性を確認の上ご使用または設置し てください。落下によるいかなる損害、事故についても当社はその責を負いません。
設置の際のご注意
スピーカーシステムの音質は、部屋の大きさ・形態
(洋室、和室)・設置のしかたによって変わりますの
で、次のことに留意して設置してください。
■スピーカーシステムをレコードプレーヤーと同じ 台や棚の上に設置するとハウリングを起こすこと がありますので、ご注意ください。
■スピーカーシステムの背面や前面に壁やガラス戸な どがある場合には、共振や反射を防止するために厚 手のカーテンなどを掛けるようにしてください。
スピーカーシステムパック SYS-M370
(SC-A70、SC-C70、DSW-70)はテレビとの近
接使用が可能な防磁形スピーカーシステムですが、 テレビの種類によっては色むらを生じる場合があ ります。その場合には一度テレビの電源を切り、 15〜30分後に再びスイッチを入れてください。テ レビの自己消磁回路により、画面への影響が改善 されます。その後も色むらが残るような場合には、 スピーカーをさらに離してください。
センター用スピーカーSC-C70)を台などの上 に設置する場合、付属のすべり止め(厚さ約2mm のコルク)を底面のコーナー4ケ所に貼ってくだ さい。(下図参照) 床に直接置いて低音域が不自然に強調されたりす る場合には、コンクリートブロックなどの固い台 の上にのせるようにしてください。
フロント/サラウンド用スピーカー(SC-A70) を台などの上に設置する場合、付属のすべり止め
(厚さ約2mmのコルク)を底面のコーナー4ケ所
に貼ってください。(下図参照) 床に直接置いて低音域が不自然に強調されたりす る場合には、コンクリートブロックなどの固い台 の上にのせるようにしてください。必要に応じて、 別売りの床置きスタンド(ASS-100、ASS-80)、 天井吊りブラケット(ASG-10、ASG-20)、テレ ビサイドブラケット(ASG-11R)のご使用をお すすめします。
スピーカーとスタンドとの取り付けは、スタンド に付属の取り付けねじを使用して、スピーカー底 面の取り付けねじ穴(ナット)にゆるみがなくな るまで完全に締め付けてください。
【フロント/サラウンド用スピーカー
(SC-A70)背面図】
【フロント/サラウンド用スピーカー
(SC-A70)底面図】
壁 掛 け 用 フ ッ ク
スピーカースタンド/ スピーカーブラケット 取り付けねじ穴
す べ り 止 め 貼 り 付 け 位 置 ︵ 厚 さ 約
2
m
m の コ ル ク ︶
す べ り 止 め 貼 り 付 け 位 置 ︵ 厚 さ 約
2
m
m の コ ル ク ︶
フロント/サラウンド用スピーカーSC-A70) を壁に掛けて使用する場合、フロント/サラウン ド用スピーカー(SC-A70)の背面にある壁掛け 用フックを利用して壁に掛けて使用できます。そ の場合、壁掛け用フックの穴にネジ頭などを差し 込みます。(上図参照)スピーカーの質量に耐え られるしっかりした壁に取り付けてください。落 下によるいかなる損害・事故についても当社はそ の責を負いません。
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す べ り 止 め 貼 り 付 け 位 置 ︵ 厚 さ 約
2
m
m の コ ル ク ︶
す べ り 止 め 貼 り 付 け 位 置 ︵ 厚 さ 約
2
m
m の コ ル ク ︶
【センタ−用スピーカー(SC-C70)底面図】
取り扱い上のご注意(つづき)
フロント/サラウンド用スピーカー(SC-A70) をスタンドまたはブラケットに取り付ける場合 フロント/サラウンド用スピーカー(SC-A70)の 底面にはM5のナットが60mm間隔で埋め込まれ ています。別売りの床置きスタンド(ASS-100、 ASS-80)、天井吊りブラケット(ASG-10、 ASG-20)、テレビサイドブラケット(ASG-11R) に取り付けることができます。取り付けに際しま しては、ブラケットやスタンドの説明書に従い、 十分注意してしっかりと設置してください。
フロント/サラウンド用スピーカー(SC-A70) を天井吊りブラケットに取り付けた際に取り付け の角度により逆さになります。
スーパーウーハー(DSW-70)を付属の台座に設 置する場合、下図のようにスーパーウーハーの前 面及び背面に合わせて台座をそれぞれ設置してく ださい。
8
■近くにマグネット(磁石)など磁気を発生するも のが置かれている場合には、本機との相互作用に より、テレビに色むらを発生する場合があります のでご注意ください。
【例】
ラック、置き台などの扉に装着されたマグ ネットがあるとき
マグネットを用いた健康器具などが近くに 置かれているとき
その他、マグネットを使用した玩具などが 近くに置かれているとき
スーパーウーハー(DSW-70)の上にレコードプ レーヤー、DVDプレーヤーなどを置くと針とび、 音とびを起こすことがあります。このような場合 はレコードプレーヤー、DVDプレーヤーを別の場 所に設置してください。
■長時間直射日光を受ける場所やストーブなどの暖 房器具の近くに置くことは避けてください。
■湿気の多い場所やホコリの多い場所に置きます と、故障の原因となる場合があります。
警  告
天井や壁への取り付けは安全性確保のた
め、専門施工業者へ依頼してください。
スピーカー接続コードを足や手に引っ掛
けて本機を落下させることのないように、コー ドは必ず壁などに固定してください。
取り付け後は必ず安全性を確認してください。
また、その後定期的に落下の可能性がないか安 全点検を実施してください。取り付け場所、取 り付け方法の不備によるいかなる損害、事故に ついても当社はいっさいその責を負いません。
ご注意
本書に使用しているイラストは、取り扱い方法を 説明するためのもので、実物とは異なる場合があ ります。
ご注意
安全にお使いいただくため、本体の上に物をのせたり、寄り掛かったりしないでください。
スピーカー側面に力が掛かった場合、スピーカーが落下する恐れがあります。けがなど重大事故 の原因になりますので、十分注意してください。
付属の台座
前面
スーパーウーハ−
(DSW-70)
【設置例】
背面
9
主な特長3
1.ドルビーデジタルデコーダー搭載
デジタル・ディスクリート方式のドルビーデジタルは、各チャンネルが独立して記録されているため、再 生時のクロストークが極めて小さく、音の遠近感、移動感、定位感など立体感のある音場をよりリアルに 再現。また低音効果用の0.1チャンネルを除く5チャンネルは、CDと同等以上の再生帯域を持ち、より表現 力豊かでクリアな音の再現を実現しています。
2.DTSデコーダー搭載
再生チャンネルや再生帯域はドルビーデジタルと同様、FL、FR、C、SL、SRの5chに加えてLFE0.1chを 持つ5.1chで、他にステレオ2chモードがあります。いずれも各チャンネルの信号は完全に独立して記録さ れるため、各信号間の干渉、クロストークなどで劣化する心配はありません。DTSはドルビーデジタルに 対して比較的高いビットレートとなり、相対的に低い圧縮率で動作するのが特徴です。
3.パーソナルメモリープラス機能を採用
従来のパーソナルメモリー機能をさらに進化させ、すべての入力ソースに対し、それぞれにサラウンドモ ードを自動的に記憶します。
4.ドルビープロロジックIIデコーダー搭載
ドルビープロロジックIIは、ステレオソースを5チャンネルで全帯域再生します。音楽再生に適した MUSICモード、映画再生に適したCINEMAモード、ゲームをお楽しみになる場合に適したGAMEモードに 対応しています。
5.AACデコーダー搭載
BSデジタル放送、地上デジタル放送にて使用される32kHzから48kHzまでのサンプリング周波数と、LC プロファイルの再生に対応しております。またチャンネル数は最大5.1chのデータに対応しています。
6.ドルビーバーチャルスピーカー、ドルビーヘッドホン機能搭載
限られたスピーカーで、5.1chサラウンド仮想音場を再現するドルビーバーチャルスピーカーを採用しま した。(ドルビーバーチャルスピーカーはドルビーラボラトリーの専有技術です。) フロント、サブウーハーだけで再生する2.1chモードと、センターチャンネルを追加した3.1chモードおよ び5.1ch再生時フロントチャンネルの音場を拡大する5.1ch(wide)モードを搭載しています。 また、夜間などスピーカー再生できない環境でも、お手持ちのステレオヘッドホンで迫力サラウンド音場 が楽しめるドルビーヘッドホン機能を搭載しています。
7.便利なシステム機能を装備
DVDプレーヤー(DVD-M330)やD-M33シリーズのMDレコーダー(DMD-M33)やカセットデッキ
(DRR-M33)とシステム接続するとオートファンクション、シンクロ録音などの操作が簡単にできるシス
テム機能を装備しています。
★本体とは別に下記の付属品が入っています。ご使用の前にご確認ください。
付属品について4
10
リモコン(RC-1025) 1個 単4乾電池 2本
光伝送ケーブル
(長さ:0.9m) 1本
取扱説明書(本書)
…………………………………1冊
保証書
(梱包箱に貼り付けられています。)
接続コード A(長さ:約10m)……………………2本
サラウンド用スピーカー(SC-A70)の接続に使用 します。
(接続コードのプラグおよびラベル色:青色/灰色)
接続コード B(長さ:約3m) ……………………4本
フロント用スピーカー(SC-A70)センター用スピ ーカー(SC-C70)スーパーウーハー(DSW-70) の接続に使用します。
(接続コードのプラグおよびラベル色:白色/赤色/緑色/紫色)
保証とサービスについて5
z この商品には保証書が添付されております。
保証書は所定事項をお買い上げの販売店で記入し てお渡し致しますので、記載内容をご確認のうえ 大切に保存してください。
x 保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
万一故障した場合には、保証書の記載内容により、 お買い上げの販売店またはお近くの修理相談窓口 が修理を申し受けます。
但し、保証期間内でも保証書が添付されない場合 は有料修理となりますので、ご注意ください。詳 しくは、保証書をご覧ください。
修理相談窓口については、付属品『製品のご 相談と修理・サービス窓口一覧表』をご参照 ください。
c 保証期間後の修理については、お買い上げの販売
店またはお近くの修理相談窓口にご相談ください。 修理によって機能が維持できる場合は、お客様の ご要望により有料修理致します。
v 本機の補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切
り後8年です。
b お客様にご記入いただいた保証書の控えは、保証
期間内のサービス活動およびその後の安全点検活 動のために記載内容を利用させていただく場合が ございますので、あらかじめご了承ください。
n この商品に添付されている保証書によって、保証
書を発行している者(保証責任者)およびそれ以 外の事業者に対するお客様の法律上の権利を制限 するものではありません。
m 保証および修理についてご不明の場合は、お買い
上げの販売店またはお近くの修理相談窓口にご相 談ください。
当社製品のお問い合わせについては、お客様 相談窓口にご連絡ください。 詳しくは、付属品『製品のご相談と修理・サ ービス窓口一覧表』をご参照ください。
ス−パ−ウーハー用台座 2個
すべり止め(1シート4個) 5枚
製品のご相談と修理・サービス 窓口一覧表 ……………………1枚
11
各部の名前とはたらき6
(1)フロントパネル
xz c v b n m , .
⁄0
⁄1
⁄2
⁄3
★各部のはたらきなど、詳しい説明については( )内のページを参照してください。
z 電源ボタン(ON/STANDBY)
押して『ON』にすると電源が入り、もう一度押 すとスタンバイ状態になります。………(22)
x 電源表示インジケーター
スタンバイ状態のときに赤色に点灯します。(電 源コードをコンセントから抜いたときに消灯し ます。)
ミュート時には、緑色に点滅します。(約1秒に 1回)……………………………………(22)
動作状態では緑色に点灯します。
温度上昇による保護回路動作時に、赤色に点滅 します。 ………………………………(15)
c リモコン受光部
リモコン(RC-1025)をこの受光部に向けて操 作してください。………………………(13)
v ポータブルジャック
(PORTABLEIN
お手持ちのポータブル機器の音声出力端子に 接続するとポータブル機器の音楽を聴くこと ができます。……………………………(26)
b サラウンドモード切り替えボタン
(SURROUNDMODE)
サラウンドモードを切り替えるときに使用し ます。 …………………………………(28)
n スーパーダイナミックバス/プリセット
イコライザーボタン(SDB/P.EQ)
SDBや各種イコライジングで好みの音質で楽し むときに押します。 ……………………(36)
m メニュー/セットボタン(MENU/SET)
電源オン時は押すと本機の各種機能の確認がで きます。(ステータス表示モード)………(29)
電源スタンバイ時に2秒以上押すとクイックセッ トアップモードになり、各種設定ができます。
………………………………………(20)
, セレクトボタン(SELECT0,1)
各種モードの選択に使用します。1ボタンで次へ 進み0ボタンで戻ります。
………………………(20、27、29〜37)
. サラウンドパラメーターボタン
(SURROUNDPARAMETER)
再生中のサラウンドモードに関係するサラウン ドパラメーターを切り替えます。選択はセレク ト0,1ボタンでおこないます。…………(30)
⁄0 ヘッドホンジャック(PHONES)
ヘッドホンでお楽しみいただくときに使用します。
(ヘッドホンは別売り、ステレオミニプラグ対応)
ヘッドホンを差し込むと、音声はヘッドホンか らのみ聞こえ、スピーカーからの音声は聞こえ なくなります。…………………………(35)
⁄1 主音量調節つまみ(MASTERVOLUME)
音量を調節します。
つまみを右(,)に回すと音が大きくなり、左
(.)に回すと小さくなります。…………(22)
⁄2 ディスプレイ
入力モードやサラウンドモードが表示されます。
⁄3 ファンクション切り替えつまみ
(FUNCTION)
入力を切り替えるときに使用します。 …(28)
次ページへつづく
12
⁄3 ⁄4 ⁄5 ⁄6
⁄9
⁄8
⁄7
各部の名前とはたらき(つづき)
(2)リアパネル
★各部のはたらきなど、詳しい説明については( )内のページを参照してください。
⁄3 デジタル音声入力端子
(DIGITALINPUTS)
DVDプレーヤー、BSデジタル/地上デジタルチ ューナーなどのデジタル音声出力(OPTICAL) 端子と光伝送ケーブル(角形)で接続します。
……………………………………(21、23、24)
⁄4
アナログ音声入出力端子(MDINPUT/OUTPUT)
MDレコーダーなどの録音入力(LINEINまたは REC)端子および再生出力(LINEOUTまたは PB)端子をピンプラグコードで接続します。
………………………………………………(24)
⁄7 スピーカー端子(SPEAKERSYSTEMS)
フロント用スピーカー(SC-A70)とスピーカ ー端子(左(FL)/右(FR))を付属のスピーカ ーコードBで接続します。
センター用スピーカー(SC-C70)とスピーカ ー端子(C)を付属のスピーカーコードBで接続 します。
サラウンド用スピーカー(SC-A70)とスピー カー端子(左(SL)/右(SR))を付属のスピ ーカーコードAで接続します。
スーパーウーハー(DSW-70)とスピーカー端 子(SW)を付属のスピーカーコードBで接続し ます。…………………………………………(16)
⁄8
サブウーハープリアウト端子(SWPREOUT)
お好みにより市販のアンプ内蔵サブウーハーを 市販のピンコードを使用して接続することがで きます。
⁄9 システム端子
(SYSTEMCONNECTOR1,2)
DVDプレーヤー(DVD-M330)、MDレコーダー
(DMD-M33)またはカセットデッキ(DRR-
M33)を組み合わせて使用するときに、これら の機器に付属のシステムコードで接続します。
…………………………………………(21、24)
ご注意
本機のMD(OUT)端子はDVDまたはTAPE(IN) 端子に接続されたアナログ音声信号のみ出力さ れるよう設定されています。デジタル音声入力 端子に接続された機器からの音声信号は出力さ れません。
同様に本機のTAPE(OUT)端子はDVDまたは MD(IN)端子に接続されたアナログ音声信号の み出力されます。
また、MDやTAPE(OUT)端子に接続された機 器で録音をおこなう際には必ず本機の電源をON にしてください。スタンバイ(STANDBY)状 態では正しい録音ができません。
⁄6 アナログ音声入出力端子
(TAPEINPUT/OUTPUT)
テープデッキなどの録音入力(LINEINまたは REC)端子および再生出力(LINEOUTまたは PB)端子をピンプラグコードで接続します。
……………………………………………………
(24)
ご注意
本機と組み合わせてシステム動作が可能な機器 はDVD-M330、DMD-M33、DRR-M33のみで す。他の機器(CDプレーヤーやCDレコーダー、 チューナーなど)を接続しても、システム動作 はしません。
⁄5 アナログ音声入力端子(DVD)
DVDプレーヤーなどのアナログ音声出力(ANALOG OUT)端子とピンプラグコードで接続します。
………………………………………………
(21、24)
13
リモコンについて7
★付属のリモコン(RC-1025)を使うと、離れたところから本システムをコントロールすることができます。
(1)乾電池の入れかた
①矢印のように押してスライドさせ裏ぶたをはずし
ます。
②単4形乾電池(2本)をそれぞれ乾電池収納部の
表示通りに入れてください。
③裏ぶたを元通りにしてください。
ご注意
リモコンには単4形乾電池をご使用ください。
リモコンの使用回数にもよりますが、乾電池は 約1年毎に新しいものと交換してください。
1年経っていなくてもリモコンを本機の近くで操 作して本機が動作しないときは、新しい乾電池 と交換してください。
付属の乾電池は動作確認用です。早めに新しい 乾電池と交換してください。
乾電池を入れるときは、リモコンの乾電池収納 部の表示通りに<側・>側を合わせて正しく入れ てください。
破損、液漏れの恐れがありますので、 ・新しい乾電池と使用した乾電池を混ぜて使用し
ないでください。
・違う種類の乾電池を混ぜて使用しないでくださ
い。
・乾電池をショートさせたり、分解や加熱または
火に投入したりしないでください。
リモコンを長時間使用しないときは、乾電池を 取り出してください。
万一、乾電池の液漏れがおこったときは、乾電 池収納部内についた液をよく拭き取ってから新 しい乾電池を入れてください。
乾電池を交換するときはあらかじめ交換用の乾 電池を用意し、できるだけ速やかに交換してく ださい。
(2)リモコンの使いかた
リモコンは、図のようにリモコン受光部に向けて使 用してください。
直線距離で約7m離れたところまで使用できますが 障害物があったり、リモコン受光部に向いていない と受信距離は短くなります。
リモコン受光部を基準にして左右30°までの範囲 で操作できます。
ご注意
リモコン受光部に直射日光や照明器具の強い光 が当たっていたり、リモコン受光部との間に障 害物があるとリモコンが動作しにくくなります。
本体とリモコンの操作ボタンを同時に押さない でください。誤動作の原因になります。
30°
30°
約7m
次ページへつづく
14
リモコンについて(つづき)
(3)リモコンボタンの名前とはたらき
★各ボタンのはたらきなど、詳しい説明については( )内のページを参照して下さい。
z ⁄0
⁄1
⁄2
⁄3 ⁄4
⁄6 ⁄7
⁄5
x
c
v b
n
m , .
z スリープボタン
スリープタイマーを設定するときに押します。
…………………………………………………(46)
x カセットデッキの操作ボタン
正方向プレイボタン(1) カセットデッキの正方向の再生または録音をは じめるときに押します
逆方向プレイボタン(0) カセットデッキの逆方向の再生または録音をは じめるときに押します。
ストップボタン(2) 再生または録音を停止するときに押します。
早送りボタン(7) カセットテープを早送りするときに押します。 再生中に押すと、次の曲の頭出しができます。
巻き戻しボタン(6) カセットテープを巻き戻すときに押します。 再生中に押すと、現在の曲の頭出しができます。
c DVD操作ボタン
プレイボタン(1) DVDの再生を始めるときに押します。
ポーズボタン(3) DVDを一時停止するときに押します。
ストップボタン(2) 再生を停止するときに押します。
オートマチックサーチボタン(8/9) 曲の頭出しをおこなうときに押します。
…………………………………………(47〜51)
v テストトーンボタン
各チャンネルの再生レベルを調整するテストト ーンをON/OFFします。……………………(27)
b
インプットモードボタン
入力信号のモードを切り替えます。………(28)
n 音量+,−ボタン
主音量を調節します。………………………(22)
m 消音ボタン
一時的に音を消します。もう一度押すと音が出 ます。…………………………………………(36)
,
SDB/P.EQ(SDB/プリセットイコライザー)ボタン
SDBやプリセットイコライザーで音質を切り替 えます。………………………………………(36)
.
サラウンドボタン
サラウンドモードを切り替えます。…………(28)
⁄0 電源
ボタン
電源を『ON/STANDBY』にします。……(22)
⁄1
入力切替えボタン
選ばれた入力ソースに切り替えます。……(28)
⁄2 MD操作ボタン
プレイボタン(1) MDの再生を始めるときに押します。(DMD­M33とシステム接続時はプレイ/ポーズ(
1/3
ボタンとして動作します。)
ストップボタン(2) 再生または録音を停止するときに押します。
⁄3 選択(セレクト0,1)ボタン
サラウンドパラメータの選択やテストトーンや チャンネルレベル設定のレベル調節などに使用 します。 ……………………(20、27、29〜37)
⁄4
パラメーター(サラウンドパラメーター)ボタン
再生中のサラウンドモードに関係する各種パラメ ータを切り替えます。 ………………………(30)
⁄5
チャンネル選択ボタン
再生レベルやディレイタイムを調節するチャンネ ルを選択します。 ………………………(27、37)
15
簡単にDVDホームシアターを楽しむ8
ご注意
すべての接続が終わるまで、電源プラグをコンセントに差し込まないでください。
接続の際、本機に付属の接続コード A、Bを使用します。コードの色とAVサラウンドアンプ(AVC-M370)の スピーカー端子の色を合わせて接続してください。
AVサラウンドアンプ背面のスピーカー端子は、付属のスピーカーの接続専用に設計されています。これら の端子には、絶対に指定以外の機器を接続しないでください。誤動作を起こすだけでなく、AVサラウンド アンプの故障や火災などの原因にもなります。
電源プラグはしっかり差し込んでください。不完全な接続は、雑音発生の原因になります。
接続コードと電源コードを一緒に束ねたり、電源トランスの近くに接続コードを設置しますと、ハムや雑 音の原因となることがあります。
通電中は絶対にスピーカー端子に触れないでください。感電する場合があります。
保護回路について
AVサラウンドアンプ(AVC-M370)には保護回路が内蔵されています。これはパワーアンプの出力が誤ってシ ョートされた際に大電流が流れたり、非常に大きな出力があった場合に、スピーカーを保護するためにスピー カー出力を遮断します。 また、内部温度が異常に上昇した場合に保護回路が動作し本体を保護します。(温度上昇による保護回路動作 時は、ディスプレイのボリューム表示が点滅しスピーカー出力が制限されます。さらに内部温度が上昇した場 合、電源がスタンバイになり電源表示インジケーターが赤色に点滅します。)このような場合は、必ずAVサラ ウンドアンプの電源プラグをコンセントから抜き、接続コードや入力コードの配線に異常がないかを確認の上、 AVサラウンドアンプが冷えるのを待って周囲の通風状態を良くしてからもう一度電源を入れ直してください。 配線やAVサラウンドアンプの周囲の通風に問題がないにも関わらず、保護回路が動作してしまう場合は、 AVサラウンドアンプが故障していることも考えられますので、AVサラウンドアンプの電源プラグをコンセ ントから抜いた上で弊社のお客様相談窓口または修理相談窓口にご連絡ください。
リモコンについて(つづき)
⁄6
オートデコードボタン
サラウンドモードをオートデコードモードに します。入力された信号により自動的にドル ビーデジタル、DTS、AACサラウンドモード に切り替わります。…………………………(30)
ホームシアター簡単マニュアル
次ページへつづく
⁄7 バーチャルボタン
サラウンドモードをドルビーバーチャルスピーカ ーモードにします。このモード中に押すと、再生 チャンネルを2.1ch、3.1ch、と5.1chに切り替え ます。…………………………………………(34)
16
接続コードA
(長さ:約10m)(付属)
接続コードA
(長さ:約10m)(付属)
接続コードB
(長さ:約3m)(付属)
接続コードB
(長さ:約3m)(付属)
接続コードB
(長さ:約3m)(付属)
白
赤
緑
紫
青
灰
AVサラウンドアンプ (AVC-M370) 
スーパーウーハー(DSW-70)
センター用スピーカー
(SC-C70)
フロント用スピーカー
(SC-A70)
フロント用スピーカー
(SC-A70)
サラウンド用スピーカー
(SC-A70)
サラウンド用スピーカー
(SC-A70)
右 左
右 左
FR
C FL
SR SW SL
★本機に付属の接続コード A、Bを使用します。コードの色と、AVサラウンドアンプのスピーカー端子の色を合
わせて接続してください。
付属の接続コードの色ラベル付の方をプラス(+)側に接続してください。
スピーカー設置時のご注意
テレビまたはモニター受像機に近付けるとスピー カーの磁気により画面に色ズレが生じることがあ ります。この場合は影響のない位置に離してくだ さい。
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
(1)スピーカーシステムの接続
[スピーカーラベルの説明]
白
赤
青
灰
スピーカーを設置する 位置に応じて、その色 の接続コードを使用し て、AVサラウンドアン プと接続します。
17
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
ご注意
プラス(+)とマイナス(−)を間違って接続したり、左右のスピーカーを間違え て接続しないでください。
付属の接続コードの表示色の方をプラス(+)側に接続してください。
回路の故障を防ぐため、接続コードの芯線のプラスとマイナスまたはL/Rを絶対に ショートさせないでください。
★本機に付属の接続コード A、Bを使用します。接続コードは色別プラグおよびラベルで色分けがされていますの
で、AVサラウンドアンプのスピーカー端子と同色になるように接続してください。
付属の接続コードの色ラベル付の方をプラス(+)側に接続してください。
接続コードA(10m)、B(3m)は、次のように接続してください。
AVC-M370のスピーカー
端子へ
各スピーカーのスピーカー
端子へ
FL
FR C
SW SL
SR
白
赤 緑
紫 青
灰
白
赤
緑
紫
青
灰
+
− +
− +
− +
− +
− +
−
(3m)
(3m)
(3m)
(10m)
(3m)
(10m)
①スピーカー端子の色に合わせて接続します。 ②プラグは「カチッ」と音がするまで、しっかり奥
まで差し込んでください。
赤、緑、白 :ロックレバーを上にして差し込む。 灰、紫、青 :ロックレバーを下にして差し込む。
③プラグをはずすときは、ロックレバーを押しなが
ら抜きます。
スピーカー端子への接続方法
①端子レバーを押し下げます。
②コードの芯線を穴の中に差し込
みます。
③レバーを離します。
④接続コードを軽く引っ張って抜
けないことを確認してください。
接続コードのプラグはしっかりと奥まで差し込んでください。接続が不完全ですと、雑音や動作不良の原因 になります。
次ページへつづく
ロックレバ
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
18
スピーカー接続コードの交換方法
★付属の接続コードを延長したい場合など、スピーカー接続コードを交換することができます。
①ロックレバーと反対側のリリースボタンを押
しながら、コードをプラグから抜きます。
②交換するコードの先端の被覆をはがして、先
端がばらけないようにしっかりよじります。
③リリースボタンを押しながら、コードの極
性+と−をプラグの+と−に合わせて芯線を 差し込みます。
④リリースボタンを離し、コードを軽く引っ張
って抜けないことを確認してください。
スピーカー接続コード交換時のご注意
かならずAVサラウンドアンプの電源を切ってからおこなってください。
+と−の芯線がショートしていないこと確認してから、極性をまちがえないように正しく接続して下さい。
本機のスピーカープラグに接続できるスピーカー接続コードの太さは1.2mm程度までです。
リリースボタン側を机など平らな面に押し付けてコードの抜き差しをすると簡単です。
コードの芯線がプラグからはみ出したり、ショートしていないことを確認してから使用してください。
リリースボタ
10mm
リリースボタ
< 6(2.7E3.6) >
6畳相当
:工場出荷時の設定
< >:ディスプレイ表示内容
19
★スピーカーシステムのレイアウト(基本的なシステムレイアウト)
スピーカーシステム(6台)とテレビを組み合わせた基本的なシステムレイアウトの例です。
AVサラウンドアンプ
(AVC-M370)
スーパーウーハー(DSW-70)
フロント用スピーカー
(SC-A70)
サラウンド用スピーカー
(SC-A70)
センター用スピーカー(SC-C70)
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
スピーカー設置のしかた
次ページへつづく
(2)クイックセットアップのしかた
★本機は工場出荷時に、あらかじめ一般的な内容にシステム設定がされており、システム変更をおこなう必要
がなければ、そのままの状態で使用できます。
★次のような場合はクイックセットアップをおこない、システム設定をしてからご使用ください。
ルーム設定
6畳以上の広いスペースにスピーカーを設置する場合、下記ルーム設定で部屋の大きさを選択して下さい。
設定項目 設定内容
ルーム設定
<ROOMSETUP>
(部屋の大きさの目安)
< 8(3.6E3.6)
8畳相当
< 12(3.6
E
5.4)
12畳相当
< 15(4.5
E
5.4) < 20(4.5E7.4)
15畳相当 20畳相当
設定項目
<TV/AUX1>を選択したとき
<MD/AUX2>を選択したとき
メニュー/セットボタンを押す ごとに設定したい項目を表示し ます。
押すごとに次のように変わります。
20
クイックセットアップのしかた
1 2, 3 4
1
電源を切ります。
スタンバイ状態になり、電源表示インジケータ ーが赤色になります。
(本体) (リモコン)
メニュー/セットボタンを2秒以上 押します。
ディスプレイが点灯し、QUICK SETUPが表示されます。
2
(本体)
3
(本体)
FUNC.SETUP
ROOM SETUP
(終了)
1 2
FUNC.SETUP
設定する項目で1秒たつと、現在の設定値が表示 されます。
セレクト01ボタンで設定したい内容を 選択します。
変更しない場合は、そのままメニュー/セットボ タンで送ります。
4
(本体) (リモコン)
メニュー/セットボタンを押して一巡する と終了し、スタンバイ状態にもどります。
5
ファンクション設定
MD、TAPE、TV/AUX1、MD/AUX2ファンクションのデジタル入力、アナログ入出力設定を行います。 1つのファンクションにデジタル入力とアナログ入出力の割り当てを行えば、本機とデジタル信号接続して サラウンド再生をしながら、MDなどの録音機器にステレオアナログ録音を同時に行うことができます。
(他の機器との接続のしかたは、23〜26ページを参照してください。)
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
設定項目
<TAPE>を選択したとき
入力ソース
ファンクション設定1 <FUNC.SETUP1>
割り当て
TAPE
TV/AUX1
アナログ入出力
デジタル入力
入力ソース 割り当て
TAPE
TV/AUX1
E(無効)
アナログ入出力/デジタル入力
<MD>を選択したとき
入力ソース 割り当て
MD
MD/AUX2
アナログ入出力
デジタル入力
入力ソース 割り当て
MD
MD/AUX2
アナログ入出力/デジタル入力
E(無効)
ファンクション設定2 <FUNC.SETUP2>
この設定により切替え可能なファンクションの数は次のようになります。
DVD
TV/AUX1
PORTABLE
MD
TAPE
ファンクション設定 1 ファンクション設定 2
TV/AUX1
TAPE
TV/AUX1
MD
MD
MD/AUX2
MD/AUX2
:工場出荷時の設定
< >:ディスプレイ表示内容
:工場出荷時の設定
DVD
DVD
DVD
MD TAPE
MD/AUX2
MD
MD/AUX2
MD TAPE
PORTABLE
TV/AUX1
PORTABLE
TV/AUX1
PORTABLE
TV/AUX1
21
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
(3)DVDプレーヤーとTVを接続する
IN
VIDEO IN
D VIDEO
S-VIDEO IN
DVDプレーヤー
(DVD-M330の例)
AVサラウンドアンプ
(AVC-M370)
光伝送 ケーブル (付属または市販)
システムコード
音声ピンプラグコード
(DVD-M330付属または市販)
D端子用映像コード(市販)
映像用ピンプラグコード (DVD-M330付属または市販)
S端子用映像コード(市販)
テレビ
DVDプレーヤーの接続
デジタル入力端子への接続について
DIGITALOUTPUT端子が付いている機器を接続します。
光伝送(OPTICAL)の接続は、付属品または市販の光
 伝送ケーブル(角形)を使用して接続してください。
アナログ音声入力端子への接続について
プレーヤーの音声出力(AUDIO OUT)端子と本機の  DVD音声入力(IN)端子を付属または市販の音声ピン  プラグコードで接続します。
テレビ映像入力端子への接続について
DVDプレーヤーの映像出力端子とテレビ  の映像入力端子を使用する端子のビデオ   コードで接続します。 
★接続の際は、各機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。 ★接続コードをそれぞれの端子に間違えないように接続してください。 ★MDレコーダーやカセットデッキへのアナログ録音のため音声ピンプラグコードも接続してください。 ※
ドルビーデジタル、DTSなどマルチチャンネル信号を再生する場合は、デジタル音声の接続が必要です。MD レコーダーやカセットデッキへのアナログステレオ録音のため音声ピンプラグコードも接続してください。
ご注意
本機には、映像信号入出力端子と切り替え機能がありません。テレビの切り替えをご使用ください。
DVDプレーヤーとテレビの映像接続の方法は、各機器の取扱説明書をご覧ください。
DVDプレーヤー(DVD-M330)でDTSダウンミックス機能を搭載していない機器では、DTSソースのアナ ログステレオ音声が出力されません。他の録音機器へのアナログ録音はできません。詳細はDVDプレーヤ ーの取扱説明書を参照ください。
付属の光伝送ケーブル挿入時には先端のキャップをはずしてください。
次ページへつづく
22
電源を入れます。
(本体)
緑色
1
(リモコン)
2
入力ソースDVDを選択します。
(本体)
(本体)
(リモコン)
3
サラウンドモードをAUTODECODEにします。 下記の表示になります。
(リモコン)
5
音量を調節します。
(本体) (リモコン)
4
DVDソフトの再生をします。ソフトの種類によって、下記の表示に変わります。
例)    ソフト再生時 例)ソフト再生時 例)ソフト再生時
ディスプレイが点灯します。
電源を入れてから音声が出力されるまで、雑音を防止する
 ミューティングが動作し、数秒かかります。
入力モード「AUTO」、サラウンドモード  「AUTODECODE」では、再生したディスクの  信号によって、ドルビーデジタル/DTS/PCMを選択し、  ドルビーデジタル/DTS/オートステレオのいずれかの方法で  自動的にデコードおよび再生をおこないます。
サラウンドモードやサラウンドパラメータなどの詳細は『12.サラウンド機能の操作のしかた』  (27〜39ページ)を参照ください。
ドルビーデジタルサラウンド  再生します。
DTSサラウンド再生します。
オートステレオではステレオ
 再生します。
信号が入力されていない場合
音量が主音量 レベル表示に 表示されます。
AUTO DE EOCD
G DI IT DLA DV
AUTO ST DD  V
D TS D DVA UTO ST D DV
最適なサラウンド再生を楽しむために
工場出荷時(初期値)の設定でサラウンド再生を楽しむことができますが、より最適なサラウンド再生を おこなうためには、テストトーンによる各チャンネルレベルの調整やスピーカーの距離設定(ディレイタ イム)などを設定することをおすすめします。 詳細は(27ページ)を参照して設定をおこなってください。
(4)DVDソフトをサラウンド再生する
16〜21ページを参照して、接続に間違いがないことを確認します。
簡単にDVDホームシアターを楽しむ(つづき)
23
BS、地上波デジタルチューナーやVTR音声の接続のしかた
9
★映像信号は直接テレビに接続して、テレビで切り替えてください。 ★接続の際は、各機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
AUDIO OUT
L
R
L
R
AUDIO
OUT
L
R
LR
OUT IN
L
R
AUDIO
OUT
OPTICAL
B
ビデオデッキ
BS/CS/地上波デジタルチューナー
R
L
R
L
L
R
L
R
L
R
L
R
L
R
R
L
ビデオデッキの接続
ビデオデッキの音声出力(AUDIOOUT) と音声入力(AUDIOIN)端子を本機の空 いているMDまたはTAPEのINとOUT端子 にピンプラグコードで接続します。
テレビなどの接続
テレビなどのアナログ音声出力(AUDIO OUTPUT)を本機の空いているMDまた はTAPE IN端子にピンプラグコードで接 続します。
 
本機でテレビ音声を再生する 場合はテレビの音量を0(最小)  にします。 
BS/CS/地上波デジタルチューナーの接続
光デジタル出力端子付きの機器はデジタ ル出力(DIGITAL OUTPUT)端子と本 機のDIGITALTV/AUX1端子を光伝送ケー ブルで接続します。
音声出力(AUDIO OUTPUT)を接続す る場合は、本機の空いているMD INまた はTAPEIN端子に接続します。
光デジタル入力端子への接
続について
光デジタル入力端子に入力さ
れるのは音声信号のみです。
光伝送(OPTICAL)の接続 には付属または市販の光伝送 ケーブルを使用してください。
ご注意
本機のMD(OUT)端子はDVDまたはTAPE(IN)端子に接続されたアナログ音声信号のみ出力されるよう設 定されています。デジタル音声入力端子に接続された機器からの音声信号は出力されません。
同様に本機のTAPE(OUT)端子はDVDまたはMD(IN)端子に接続されたアナログ音声のみ出力されます。
上記デジタルチューナーのように光デジタル出力をTV/AUX1に、アナログ音声出力をTAPE(IN)端子に接続 して使用する場合は、クイックセットアップのファンクション設定をTV/AUX1に設定してください。(設定 は20ページ参照)デジタル入力TV/AUX1とアナログ音声入力TAPE(IN)がTV/AUX1ファンクションとして 同時に選択され、本機でデジタル入力のサラウンド再生をしながら、MDなどの録音機器にステレオアナログ 録音することができます。
MDやTAPE(OUT)端子に接続された機器で録音をおこなう際には必ず本機の電源をONにしてください。 スタンバイ(STANDBY)状態では正しい録音ができません。
付属の光伝送ケーブル挿入時には先端のキャップをはずしてください。
AC 100V 50/60Hz
UNSWITCHED
60W MAX
AC OUTLET
5.1chスピーカーへ 
接続 
R
L
R
L
R
L
RLR
L
R
L
24
D-M33シリーズ機器とのシステム接続のしかた
10
★本機はDVDプレーヤー(DVD-330)やD-M33シリーズのMDレコーダー(DMD-M33)、カセットデッキ
(DRR-M33)とシステム接続して使用することができます。
★別売りのDVDプレーヤー(DVD-330)やMDレコーダー(DMD-M33)、カセットデッキ(DRR-M33)
の操作のしかたは、各機器に付属の取扱説明書をご覧ください。
本機と直接システム接続できる機器はDVDプレーヤー(DVD-M330)、MDレコーダー(DMD-M33)、カセ ットデッキ(DRR-M33)です。
すべての接続が終わるまで、電源プラグをコンセントに差し込まないでください。
左右のチャンネルを確かめてから、正しくLとL(白)、RとR(赤)を接続してください。
電源プラグは確実に差し込んでください。不完全な差し込みは雑音発生の原因になります。
接続コード類と電源コードを一緒に束ねたり、他の電気製品の近くに接続コード類を近づけたりすると雑 音の原因のなることがあります。
ファンクション切り替えボタン(FUNCTION)で選択されたファンクションの入力端子に、機器を接続し ていない場合、他の入力端子に接続された機器の再生音が漏れることがあります。
ご注意
『スピーカーシステムの接続』(16ペ
ージ)により正しく接続してください。
スピーカーシステムの接続
電源コンセント
AC100V 50/60Hz
ステレオ音声コード
光伝送ケーブル
システムコード
AVサラウンドアンプ
(AVC-M370)
MDレコーダー
(DMD-M33)別売り
システムコード
AVC-M370
DRR-M33
DVD-M330
DMD-M33
テレビ
POWERLOADINGMECHANISM
25
DVDプレーヤー
(DVD-M330)(別売り)
各機器の配置は図のように おこなってください。 いずれの場合も本機の通風孔 をふさがないようにご注意く ださい。
本機とシステム接続してシステム動作をおこなえるDVDプレーヤー、MDレコーダーおよびカセットデッキ はそれぞれ1台です。DVDプレーヤー、MDレコーダーやカセットデッキを2台システム接続すると、正常 なシステム動作がおこなわれません。
各機器間のすべてのステレオ音声コードとシステムコードを接続しないと、オートファンクション機能 などのシステム動作がおこなわれません。各機器間のすべての接続コードは確実に接続してください。
動作中にシステムコードなどを抜くと誤動作の原因になりますので、必ず電源プラグをコンセントから 抜いた後で接続の変更をおこなってください。
システムコードは他機器のあいている端子1または2に差し込んでください。
MDレコーダーの光デジタル出力を本機のMD/AUX2端子に接続して使用する場合はクイックセットアッ プのファンクション2設定をMD/AUX2に設定してください。(20ページ参照)
システム接続について
カセットデッキ
(DRR-M33)(別売り)
テレビへの接続
『DVDプレーヤーとTVを 接続する』(21ページ)に より接続してください。
26
(本体)
1
(リモコン)
2
ファンクションつまみを回すか、入力切替ボ タンを押してPORTABLEに切り替えます。
音が歪む場合には、音源からの出力レベル(ボ リューム)を下げて、本機のボリュームをあげ ると改善されることがあります。
ノイズが多い場合には、ポータブル機器の出力 レベル(ボリューム)を上げて、本機のボリュ ームを下げると改善されることがあります。
ポ−タブル機器と接続して使う11
★お手持ちのポータブル機器の音声出力端子を本機のポータブル入力端子につなぐと、簡単に高音質で音楽を
楽しむことができます。 ★接続する前に各機器の電源を切ってください。 ★各プラグは確実に差し込んでください。
ポータブル機器の音声出力端子と本機の PORTABLEIN端子を接続します。
メモ
接続前に各機器の電源を切ってください。
プラグはしっかりと差し込んでください。不完全 な接続は、雑音発生の原因になります。
接続コードと電源コードを一緒に束ねますと、ハ ムや雑音の原因になることがあります。
PORTABLEIN端子は、ポータブルオーディオプレ ーヤーの出力レベルに合わせた感度設定になってい ます。そのためこの端子に据置型プレーヤーの音声 出力を接続すると、突然に大きな音が出て聴力障害 などの原因になることがあります。
据置型プレーヤーなど出力レベルの高い機器は本機 背面の外部機器入力端子をご利用ください。
PORTABLEIN端子の最大許容入力は1Vrmsです。
音声出力端子へ
市販のステレオ
ミニプラグコード
(ø3.5)
27
チャンネルレベルの設定が終了したら操作3でEND
(終了)を選択します。数秒たつと表示が通常状態に戻
ります。
(1)サラウンド再生の前に
z
テストトーンによる再生レベルの確認と 調節
★再生の前に、必ずテストトーンにより各スピ
ーカーの再生レベルの確認と調節をおこなっ てください。
★テストトーンで調節したチャンネルレベルは
すべてのサラウンドモードに適用されます。
音量がディスプレイ に表示されます。
(本体)
1
オートデコードボタン を押してオートデコー ドモードにしてからテ ストトーンボタンを押します。
(リモコン)
テストトーンが各スピーカーから出力され ますので、本体のMASTERVOLUMEつま みを回すか、またはリモコンの音量ボタン を押して調節しやすい音量にします。
2
3
再生中に、レベル調節したいスピ ーカーを選択します。
チャンネル選択ボタンを押すたび に次のように切り替わります。
(リモコン)
チャンネルレベル表示中に 選択したスピーカーの音量 レベルを調節します。
各チャンネルレベルは± 12dBまで調節できます。
4
フロント左
(END)
フロント右センター
サラウンド左 サラウンド右サブウーハー
1, 4
2
3
1
1, 3
2, 4
調節が終わったら、もう一度 テストトーンボタンを押して、 終了します。
(リモコン)
3
各スピーカーから出力される音量が同じにな るように選択0
,
1ボタンで調節します。
各チャンネルレベルは±12dBまで調節できます。
4
(リモコン)
サラウンド機能の操作のしかた12
x
再生中のチャンネルレベルの調節
★テストトーンによる調節後も、再生するプロ
グラムソースまたはお好みに合わせて、下記 の操作により各チャンネルレベルの調節をお こなうことができます。
★調節したレベルは各サラウンドモードごとに
自動的に記憶されます。
1
リモコンのチャンネル選択ボタン を押します。
下記が表示されます。
(リモコン)
上記表示中に選択0 ボタンで LEVELを選択します。
下記のレベル表示となります。
2
(リモコン)
(リモコン)
次ページへつづく
A-UTO FL D DV
LLEVE </ LD>E YA
FOL V L< B0 d >
ファンクションが次のように切り替わります。 リモコンで操作した場合は、 方向のみ切り 替わります。
28
(2)入力モードの設定
MD TV/AUX1
TV/AUX1TV/AUX1TV/AUX1
15
3
1
2
5
3
1
ファンクションつまみを回して(リモコンは 入力切替ボタンを押して)再生したい入力フ ァンクションを選択します。
(リモコン)(本体)
2
つづき
クイックセットアップの『ファンクション設定2』
(FUNCSETUP2)でMD/AUX2を選択した場合、
MDファンクションの入力モード選択をおこなう ことができます。
【入力モード選択機能について】
DVD、TV/AUX1、MD/AUX2の入力ファンクシ ョンについて選択することができます。
入力モードは、各入力ファンクションごとに選択 ができます。また、選択された入力モードは入力 ファンクションごとに記憶されます。
上記以外の入力ファンクションではANALOG ONLYと表示され、選択できません。
AUTO(オートモー
ド)
選択された入力ファンクションごとにデジタル 入力端子・アナログ入力端子に入力されている 信号の種類を検出し、自動的に本機のサラウン ドデコーダー内部のプログラムを切り替えて再 生するモードです。
デジタル信号の有無を検出して、入力されている 信号を判断し、DTS/ドルビーデジタル/AAC /PCMいずれかの方式で自動的にデコードおよび 再生をおこないます。
デジタル信号が入力されていないDVDの場合は、 アナログ入力端子を選択します。
PCM(PCM信号再生専用モード)
PCM信号が入力されたときだけデコードおよび 再生をおこないます。
DTS(DTS信号再生専用モード)
DTS信号が入力されたときだけデコードおよび再 生をおこないます。
ANALOG(アナログ音声信号再生専用モード)
アナログ入力端子に入力されている信号の再生を おこないます。
(TV/AUX1、MD/AUX2では選択で
きません。)
クイックセットアップの『ファンクション設定1』
(FUNC.SETUP1)でTV/AUX1を選択した場合
は『ANALOG』も選択できます。
3
(リモコン)
(本体)
本体のサラウンドモードボタンまたはリモ コンのサラウンドボタンを押してサラウン ドモードを選択します。
AUTODECODE 5CHSTEREO
HALL
STEREO
DIRECT
DOLBYVS
CINEMA
CONCERT
GAME
入力信号:PCM.アナログの場合
下記のように切り替わります。
入力ファンクションにDVD、 TV/AUX1またはMD/AUX2を選ん だときは、リモコンのインプット モードボタンを押して入力モード を選択します。
通常は「AUTO」モードで使用します。
(リモコン)
2
AUTO PCM DTS ANALOG
サラウンド機能の操作のしかた
(つづき)
入力ファンクションにTV/AUX1、MD/AUX2を
選んだ場合は、『ANALOG』は選択できません。
AUTODECODE
STEREO DIRECT
DOLBYVS
入力信号:デジタル(DolbyDigital、DTS、AAC)の場合
DVD
TAPE PORTABLE
MD/AUX2
29
音量がディスプレイ に表示されます。
(本体)
4
(リモコン)
本体のMASTERVOLUMEつまみを回すか、 またはリモコンの音量ボタンを押して音量 を調節します。
5
音量は0(最小)〜60(最大)の範囲で調節で きます。但し、入力信号、サラウンドモード、 スピーカー設定およびチャンネルレベルの設定 によっては、音量が60まで調整できないことが あります。
再生しているプログラムソース、各種設 定などを確認するには
本体のメニュー/セットボタンを押して
STATUSを表示させてからセレクト0
,
1
タンで表示します。
(本体)(本体)
DTSソースの再生をおこなう場合の入力モード
DTS対応のCDを『PCM』モードで再生すると、 DTS再生できないためノイズが出力されます。
DTS対応のソースを再生する場合は、必ず入力 モードを『AUTO』または『DTS』に設定して ください。
AUTO』モードでDTSを再生した場合、再生
の始め、およびサーチ中にノイズを発生する場 合があります。このような場合は、『DTS』モ ードで再生してください。
セレクト0
,
1ボタン押すたびに、ディスプレ
イに現在のプログラムソースやサラウンドの各 種設定が確認できます。
ボタン操作を止めて数秒たつと表示が通常状態 に戻ります。
入力モードの表示
DIGITALPCM
モード
DIGITALDTS
モード
入力信号によって点灯
〈AUTOモード〉
点灯
入力信号の表示
デジタル信号が正常に入力されると
DIG
が点灯し ます。点滅している場合は接続が正しいか、または入 力機器の電源が入っているかを確認してください。
〈AAC〉
〈DTS〉
〈PCM〉
CDソースの再生をおこなう場合の入力モード
『AUTO』モードでライブ録音などのCDを再生
した場合、再生の始めの音声が若干途切れる場 合があります。このような場合は、『PCM』モ ードで再生してください。
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
選択した機器の再生をはじめます。
操作のしかたは、各機器の取扱説明書をご覧く ださい。
次ページへつづく
G DI IT DLA DV
適応ソース
デジタル入力
(DVD、TV/AUX1、MD/AUX2ファンクション)
ドルビーデジタルマルチチャンネルソース DTSソース、AACマルチチャンネルソース
30
(3)オートデコードモードでの再生のしかた
★オートデコードモードでは入力された信号フォーマットに応じてドルビーデジタル、DTS、AACのマルチチ
ャンネルソースに対して自動的にデコードし、マルチチャンネル再生ができます。
★2チャンネルソースに対しても2チャンネルモード設定によりオートステレオ、ドルビープロロジックIIで再
生できます。
オートステレオ :ステレオ2チャンネル再生をします。
ドルビープロロジックII :シネマ、ミュージック、ゲームモードでマルチチャンネル再生します。
z ドルビーデジタル、DTS、AACサラウンドの再生(デジタル入力のみ)
1
デジタル入力ファンクションを選択します。
(DVDまたはTV/AUX1、MD/AUX2のデジタ
ル入力)
(リモコン)(本体)
入力モードを『AUTO』に設定し ます。
DTSソースは入力モード『DTS』で
も再生できます。
(リモコン)
2
3
サラウンドモードを『AUTODECODE』に 設定します。
マークが付いたプログラ
ムソースまたはAACのプログラムソースを 再生します。
ドルビーデジタルソ ース再生中は、ドル ビーデジタル表示が 点灯します。
DTSソース再生中 は、DTS表示が点灯 します。
AACソース再生中 は、AAC表示が点灯 します。
再生ソースのフォーマットに応じて自動的に切 り替わります。
4
(リモコン)(本体)
リモコンはオートデコードボタンで選択でき ます。
点灯
点灯
点灯
5
サラウンドパラメータボタンを押すとソー スに合わせてサラウンドパラメーターを表 示します。
調節できるパラメータが無い場合は表示されません。
(リモコン)(本体)
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
1
35
6
1
2
6
5
33
31
6
各種サラウンドパラメーターを表示中にセ レクト
0,1ボタンまたは選択0,1ボタンで
設定します。
パラメーター表示中に4秒間操作しないと、定 常表示に戻ります。
(本体)
サラウンドパラメーターの設定が終了したら、ボタ ン操作を止めてください。数秒間経つと表示が通常 状態に戻り、設定した内容は自動的に確定されます。
二重音声の情報があるAACまたはドルビーデ ジタルソースを再生する場合
音声出力内容を設定することができます。
二重音声出力モードが表示されます。
<M AI N >
MAIN/SUB SUBMAIN
←→
二重音声ソースの時のみ表示され調節できます。 MAIN :主音声が出力されます。 SUB :副音声が出力されます。 MAIN/SUB :左チャンネルから主音声、右チ
ャンネルから副音声が出力され ます。
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
(リモコン)
次ページへつづく
適応ソース
デジタル入力
(DVD、TV/AUX1、MD/AUX2ファンクション)
ドルビーデジタル2chソース、AAC2chソース PCMソース(96kHzPCMソース以外)
アナログ入力
DVD、
MD、TAPEファンクション)
アナログ 2chソース
32
サラウンドパラメーターボタンを 押して、2chモードを選択します。
x 2チャンネルモードの設定(オートデコードモードでの2チャンネルソースの再生)
★入力信号が2chの場合には、2チャンネルモードの設定により2つのデコードモード(ドルビープロロジック
II、オートステレオ)から選択して設定できます。
ドルビープロロジックII :2chソースをドルビープロロジックII処理によりマルチチャンネル再生します。
(アナログ入力の工場出荷設定:ドルビープロロジックIIシネマ)
オートステレオ :2chソースを2chステレオ再生します。(デジタル入力の工場出荷設定)
サラウンドモードを『AUTODECODE』に します。
サラウンドモードを表示した後、現在の2チ
ャンネルモードを表示します。
ドルビーデジタル、AACの5.1ch 信号やDTS信号が入力されている ときは、2chモードの設定はでき ません。
セレクト0,1ボタンで希望する2chモード を選択します。
サラウンドパラメーターの設定が終了したら、ボタン 操作を止めてください。数秒間経つと表示が通常状態 に戻り、設定した内容は自動的に確定されます。
1
(リモコン)(本体)
(リモコン)
2
(本体)
3
ご注意
DVD、MD、TAPEファンクションのアナログ 入力を再生しているときは、2chモード「オー トステレオ」は選択できません。ステレオ再生 をおこなう場合は、サラウンドモードで
「STEREO」を選択してください。
(本体)
(リモコン)
3
12
1
2
3
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
AUTO ST
PL CPL M
PL G
AUTOSTはDVD、TV/AUX1、MD/AUX2の デジタル入力で選択できます。(アナログ入力 ではAUTOSTは表示されません。)
押すごとに次のように切り替わります。
(リモコン)
リモコンはオートデコードボタンで選択でき ます。
2chモードの設定内容の詳細は33ページサラ ウンドパラメーターについてを参照してく ださい。
<U ATO S T>
33
サラウンドパラメーターについて①(オートデコード2チャンネルモード)
1. AUTO-ST(オートステレオモード)
2chソースをステレオ2chで再生します。 オートデコードモードでこのモードを選択すると、DVDやBSデジタルなどのマルチチャンネルソースはマルチチャ ンネルのまま再生し、CDなどの2chソースは自動的にステレオで再生します。
2. DOLBYPLΙΙ CINEMA/PLΙΙ MUSIC/PLΙΙ GAME
2chソースに対してもドルビープロロジックΙΙ処理により、マルチチャンネルで再生します。
PLΙΙ CINEMA(ドルビープロロジックΙΙ シネマモード)
ドルビーサラウンド録音された映画ソースをはじめ、一般的なステレオ録音ソースの再生に適したモードです。高 精度デコーダーによる5チャンネルデコードをおこない、2チャンネルソースでも360度均一なサラウンド音場を実 現します。 主にステレオ音楽成分を多く含むソースの場合、MUSICモードの方がより効果的な場合もあります。試聴結果によ って、効果的なモードを選択してください。
PLΙΙ MUSIC(ドルビープロロジックΙΙ ミュージックモード)
ステレオ音楽信号のサラウンド再生に適したモードです。音楽信号の残響成分に多く含まれる逆相信号の再生をサ ラウンドチャンネルでおこない、同時にサラウンドチャンネルの周波数特性をサラウンド音に最適化させることに より、自然な、且つ広がり感のある音楽再生をおこないます。
PLΙΙ GAME(ドルビープロロジックΙΙゲームモード)
従来のMUSIC/CINEMAモードに加えて、ゲームに最適なGAMEモードに対応しています。 GAMEモードは、2チャンネル音声に対してのみ使用できます。
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
オートデコードモードで再生するとディスクや放送の内容によって再生モードが自動的に次のようになり ます。(入力モード『AUTO』、2チャンネルモード『AUTOST』の時)
メディア ソフトの内容
DVD
ドルビーデジタル 5.1ch/6.1ch
デジタル放送AA
C
CD PCM ステレオ
ドルビーデジタル 2ch
(含むドルビーサラウンド2ch)
DTSデジタル 5.1ch
5.1chサラウンド 2ch
(含むドルビーサラウンド2ch)
再生モード
5.1ch再生
ステレオ再生(*)
ステレオ再生(*)
5.1ch再生
5.1ch再生 ステレオ再生(*)
(*)2chサラウンド(ドルビーサ
ラウンド)やステレオのソ フトを5.1chサラウンドで再 生する場合は、2チャンネル モードを『AUTOST』以外 に設定をしてください。
次ページへつづく
(4)ドルビーバーチャルスピーカーモードでの再生のしかた
★ドルビーバーチャルスピーカーモードは、ドルビーラボラトリーズの立体音響技術です。 ★フロントとサブウーハーの2.1chでマルチチャンネルサラウンドの音場を再生できるモードです。 ★本機では2.1ch再生の2スピーカーモード以外に、センターチャンネルを加えた3.1ch再生の3スピーカーモ
ードと5.1chで再生する5スピーカーモードが選択できます。(工場出荷設定:2スピーカーモード) ★2スピーカー、3スピーカーモードでは標準とワイドの2モードが選択できます。 ★ドルビーデジタル、DTS、AACのマルチチャンネルソースだけでなく2チャンネルソースにも効果的です。
2チャンネルソースに対しては、ドルビープロロジックIIシネマによるドルビーバーチャルスピーカー再生
ができます。
HALL
ホール
反射音が回り込んでくるコンサートホールの雰囲気で楽しむためのモードです。
CINEMA
シネマ
CONCERT
コンサート
4
天井が低いライブハウスのような場所でアーティストがすぐ近くで演奏しているような 雰囲気で楽しむためのモードです。
モノラル録画の映画ソースを広がりのある音場の雰囲気で楽しむためのモードです。
ビデオゲームソースで楽しむためのモードです。
サラウンド信号のLchにはフロントLchの信号、サラウンド信号のRchにはフロン トRchの信号を出力し、センターchにはLchとRchの同相成分を出力します。ステ レオサウンドを楽しむためのモードです。
34
(4)ドルビーバーチャルスピーカーモードでの再生のしかた(つづき)
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
x
2チャンネルソースのドルビーバーチャルスピーカー再生
★2チャンネルソースでも、ドルビープロロジック IIシネマデコードによるドルビーバーチャルスピーカー再
生ができます。
上記zと同様、2スピーカー/3スピーカーモード(標準とワイド)と5スピーカーモード(ワイド)再生 ができます。
各サラウンドモードとその特長
★本機はデジタル信号処理により、音場を疑似的に再現する高性能なDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)
を内蔵しています。なお、各サラウンドモードはアナログソースとPCM(96kHzソースを除く)ソースでお 楽しみいただけます。
(5)DSPサラウンド再生のしかた
2
1
5CH
チャンネル
STEREO
ステレオ
再生するソースによっては、十分な効果が得られないことがあります。
サラウンドパラメーターについて②(ドルビーバーチャルスピーカーモード)
1. Ref.(標準モード)
標準的なモードです。5スピーカーモードでは選択できません。
2. Wide(ワイドモード)
フロントチャンネルの音場を拡大します。
3
5
GAME
ゲーム
z
ドルビーデジタル、DTS、AACのドルビーバーチャルスピーカー再生(デジタル入力のみ)
★適応ソース、操作のしかたは、30ページ『(3)オートデコードモードでの再生のしかた』の『z ドルビー
デジタル、DTS、AACサラウンド再生(デジタル入力のみ)』と同様です。
操作3でサラウンドモードを『 VS』に設定します。入力された信号フォーマットに応じてドルビーバ ーチャルスピーカー再生されます。(リモコンではVIRTUALボタンで選択できます。)
ドルビーバーチャルスピーカー再生中にリモコンのVIRTUALボタンを押すと、2スピーカーモード、3ス ピーカーモード、5スピーカーモードの切り替えができます。
2/3スピーカーモード :フロント2chスピーカーの音場について標準モードとワイドモードが選択でき
ます。サラウンドスピーカーの設置がむずかしいときに便利です。
5スピーカーモード :5.1ch再生+フロント2chスピーカー音場を拡げるワイドモードで再生します。
フロントスピーカーの間隔が充分とれないときに便利です。
標準とワイドモードの切り替えは、操作5、6のサラウンドパラメーターで選択します。 操作6のセレクト0,1ボタンで下記のように切り替わります。
(2スピーカーの例)
2SP Ref. 2SP Wide
35
本機には、入力ファンクションごとに選択されたサ ラウンドモードなどが自動的に記憶される『パーソ ナルメモリープラス』 という機能を搭載しています。 入力ファンクションを切り替えるたびに、前回使用 されたときの記憶が自動的に呼び出されます。
パーソナルメモリープラス機能で各入力ファンクショ ンごとに自動的に記憶される内容
①サラウンドモード ②入力モード選択機能
サラウンドパラメーターおよびSDB/プリセットイコ ライザーの設定、各出力チャンネルの再生レベルは、 サラウンドモードごとに記憶します。
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
(6)ドルビーヘッドホンでの再生のしかた
★本機はドルビーラボラトリーズとレイクテクノロジー社との共同開発によるヘッドホン再生における立体音
響技術であるドルビーヘッドホンモードを搭載しています。
★本機のヘッドホン端子にヘッドホンプラグを挿入するとドルビーヘッドホンモードになります。(ステレオ、
ダイレクトも選べます。)
★ドルビーヘッドホンモードは、音場効果によりDH1、DH2、DH3のモードと通常のステレオ再生をする
BYPASSの4モードが選択できます。
ドルビーデジタル、DTS、AAC、のマルチチャンネルソースに対応しており、2チャンネルソースに対して も2チャンネルモード設定により、シネマとミュージックモードでのドルビーヘッドホン再生が選択できます。
3
2
1
3
2
ヘッドホンジャックにヘッドホン(別売り) を差し込みます。
ヘッドホンプラグを差し込むと自動的にスピー カー出力がOFFとなり、スピーカーより音は出 ません。
PHONES
1
サラウンドパラメーターボタンを押してサ ラウンドパラメーターを表示させます。
2
(リモコン)(本体)
DOLBYHモードの設定
各種サラウンドパラメーターを設定します。
パラメーター表示中に4秒間操作しないと定常表
示に戻ります。
3
(本体) (リモコン)
DH1 DH2 BYPASSDH3
←→
通常の2chステレオで再生したい場合は、サラウンドモ ードボタンを押しSTEREOまたはDIRECTモー ドを選択します。 ヘッドホン使用時は、サラウンドモードボタンを押すご とに下記のように切り替わります。
2チャンネルモードの設定(2チャンネルソースのみ DOLBYHモード選択後、再度サラウンドパラ メーターボタンを押すと選択できます。
パーソナルメモリープラスについて
次ページへつづく
<H D>1H
<N CI EM A>
CINEMA MUSIC
DOLBY H
DIRECT STEREO
36
DOLBYH(ドルビーヘッドホンモード)
DH1 ……………リファレンスルーム
(小さな残響音の少ない部屋)
DH2 ……………ライブな部屋
(DH1よりやや残響間の多い部屋)
DH3 ……………大きな部屋
(DH1より大きな部屋で距離感
や音の拡散効果が得られます。)
BYPASS ………ステレオ再生になります。
2チャンネルモード
アナログ、PCMなど2チャンネルソースを再生中 に選択できます。下記デコーダーでマルチチャン ネル化してからドルビーヘッドホンで再生します。
CINEMA ………
ドルビープロロジックIIシネマモード
MUSIC…………
ドルビープロロジックIIミュージック モード
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
DRCONのとき
DRC(ダイナミックレンジコンプレッション) をONにします。ドルビーデジタル、DTS音声の ダイナミックレンジを抑え、深夜など小さな音 量で再生するときに便利です。(DTSソースの場 合、DRC対応のソフトのみ表示されます。 ソフトによっては効果がわかりにくい場合があ ります。)
P.EQ1〜5(プリセットイコライザー1〜5のとき)
低音と高音のバランスとサラウンドチャンネル のディレイを5種類プリセットしました。お好み に応じて選択して下さい。
各表示で約4秒間操作しないとディスプレイ表示 は元の表示に戻ります。
(7)その他の操作のしかた
z
音質を調節するには
1
1
x
一時的に音を消すには(ミューティング)
1
消音ボタンを押します。
解除するときは、もう一度、消音 ボタンを押してください。
1
(リモコン)
ご注意
本体のMASTERVOLUMEつまみやリモコンの音 量ボタンを操作すると解除されます。
本機の電源をOFFにすると設定が解除されます。
DEFEAT表示のとき
SDB、DRC、プリセットイコライザーともOFF になります。
SDBONのとき
SDB(スーパーダイナミックバス)をONにし、 迫力ある重低音が楽しめます。
SDB/プリセットイコライザーボタンを押し ます。
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
(リモコン)
(本体)
お好みに合わせて選択します。
1
1
つづき
サラウンドパラメーターについて③
SDB ON
DEFEAT
P.EQ2
P.EQ5
DRC ON P.EQ1
P.EQ3
P.EQ4
37
L1: センタースピーカーと
リスニングポジションとの距離
L2: フロントスピーカーと
リスニングポジションとの距離
L3: サラウンドスピーカーと
リスニングポジションとの距離
FRFL
SRSL
Center
L2
L1
L3
リスニングポジション
c
ディレイタイムの設定(距離の設定)
★より正確なサラウンド再生をおこなうためには、各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を設定し
ます。 ★ リスニングポジションと各スピーカーとの距離を入力して、サラウンドのディレイタイムを設定します。 ★ 工場出荷時は20ページ『クイックセットアップ』のルーム設定で設定されています。
準備:リスニングポジションと各スピーカーとの距離(下図のL1〜L3)を測定します。
1
2
リモコンのチャンネル選択ボタ ンを押します。
下記が表示されます。
ディレイタイム表示中に選 択0 ,1 ボタンでスピーカー とリスニングポジションと の距離を設定します。
セレクトボタン(0,1)を押すたびに数値が
0.3m単位で変化しますので、測定した距離に最 も近い値を選択してください。
各スピーカーに設定した距離の差はどれも4.5m 以下にしてください。 不適切な距離を設定すると距離表示が点滅しま すので、スピーカーの位置を変更して再設定し てください。
4
設定が終了したらチャンネル選択 ボタンでENDを選択します。数秒 間操作しないと終了します。
表示が通常状態に戻ります。
5
(リモコン)
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
(リモコン)
リモコンのチャンネル選択ボタ ンを押し、距離設定するスピー カーを選択します。
チャンネル選択ボタンを押すたび に次のように切り替わります。
(リモコン)
フロント/SW サラウンドセンター
(END)
上記表示中に選択1 ボタンで DELAYを選択します。
下記のレベル表示となります。
(リモコン)
3
(リモコン)
2, 4
1, 3, 5
リニアPCM96kHzソースの場合について
自動的に『DIRECT』モードで再生されます。
サラウンドモードは『STEREO』および『DIRECT』モードのみ選択できます。
次ページへつづく
サラウンドモードによって設定するチャンネル 選択表示が変わります。
LLEVE </ LD>E YA
FSRT/ W< 81 .>m
38
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
各モードにおける信号の有無と制御の可否
サラウンドモード
スピーカー スピーカー/プリアウト
SubWooferSurroundL/RCenterFrontL/R
ドルビーデジタル
DTSサラウンド
DTS96/24
ドルビープロロジックIIシネマ
ドルビープロロジックIIミュージック
ドルビープロロジックIIゲーム
オートステレオ
DVS(
1)
2スピーカーモード 3スピーカーモード
5スピーカーモード ドルビーヘッドフォン1 ドルビーヘッドフォン2 ドルビーヘッドフォン3
Bypass
ステレオ
ダイレクト
5チャンネルステレオ
ホール シネマ
コンサート
ゲーム
C
C
C
C
C
C
C
C
(H/Pのみ)
C
C
C
C
C
C
C
C
(H/Pのみ)
C
(H/Pのみ)
C
(H/Pのみ)
C
C
C
E
C
C
C
C
C
C
E
C
C
E
E
E
E
E
E
C
C
C
C
C
E
C
C
C
C
C
C
E
E
C
E
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
C
C
C
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
E
1:ドルビーバーチャルスピーカー※2:ドルビーヘッドフォン
サラウンドパラメーター一覧表(1)
C:再生信号あり。または選択可能 E
再生信号なし。または選択不可能
入力信号
サラウンドモード
デジタル
PCM信号再生時AAC信号再生時DTS信号再生時
ドルビーデジタル信号再生時
ドルビーデジタル
DTSサラウンド
DTS96/24
ドルビープロロジックIIシネマ
ドルビープロロジックIIミュージック
ドルビープロロジックIIゲーム
オートステレオ 2スピーカーモード 3スピーカーモード 5スピーカーモード
ドルビーヘッドフォン1 ドルビーヘッドフォン2 ドルビーヘッドフォン3
Bypass
ステレオ
ダイレクト
5チャンネルステレオ
ホール シネマ
コンサート
ゲーム
2ch
C
(D.Mix)
サラウンドパラメーター一覧表(2)
マルチ
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
(D.Mix)
E
E
E
E
E
E
E
E
2ch
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
E
E
E
E
マルチ
E
C
E
E
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
(D.Mix)
C
(D.Mix)
E
E
E
E
E
Fs:96kHz
E
E
C
E
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
E
E
E
E
2ch マルチ
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
E
E
E
E
E
E
E
C
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
(D.Mix)
C
(D.Mix)
E
E
E
E
E
2ch Fs:96kHz
E
E
E
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
E
アナログ
E
E
E
C
C
C
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
DH(
2)
オートデコード
DVS(
1)
DH(
2)
オートデコード
MPEG2-AAC
CC C C
MPEG2-AAC
E
39
サラウンド機能の操作のしかた(つづき)
パラメーター
サラウンドモード
サラウンドパラメーター
DVSMode多重信号(1+1)(※4)
ドルビーデジタル
DTSサラウンド
DTS96/24
ドルビープロロジックIIシネマ
ドルビープロロジック
II
ミュージック
ドルビープロロジックIIゲーム
オートステレオ 2スピーカーモード 3スピーカーモード 5スピーカーモード
ドルビーヘッドフォン1 ドルビーヘッドフォン2 ドルビーヘッドフォン3
Bypass
ステレオ
ダイレクト
5チャンネルステレオ
ホール シネマ
コンサート
ゲーム
SDB/P.EQ
(初期設定:DEFEAT=全てOFF)
C
サラウンドパラメーター一覧表(3)
DRCON
(
3)
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
C
C
C
C
C
C
E
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
C
C
C
C
C
P.EQ1-5
C
C
C
C
4
C
C
C
C
C
C
C
C
C
E
C
C
C
Main
C
C
4
4
4
C
C
C
C
C
C
C
C
4
4
4
4
4
Sub
C
4
4
C
4
4
4
4
C
C
C
C
C
C
C
4
4
4
4
4
Main/
Sub
Ref.
C
4
4
C
4
4
4
4
C
C
C
C
C
C
C
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
C
C
E
4
4
4
4
4
4
4
4
4
Wide Cinema
4
4
4
4
4
4
4
4
C
C
C
4
4
4
4
4
4
4
4
4
C
E
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
C
4
C
Music
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
C
C
C
E
4
4
4
4
4
SDBON
MPEG2-AAC
DVS(
1)DH(
2)
オートデコード
C
C
C
C
C
C
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
C
:選択可能
E
選択不可能
4
該当せず
1:ドルビーバーチャルスピーカー
2:ドルビーヘッドフォン
3:ドルビーおよびDTSのDRC(ダイナミックレンジ圧縮)対応ソフトのみ選択可能
4:ドルビーおよびAACの多重信号(信号フォーマット:1+1)対応ソフトのみ選択可能
5:PCM、DOLBY/DTS/AAC(信号フォーマット:2/0/0)ソフトのみ選択可能
PLIIMode(※5)
40
サラウンドについて13
再生方法(参照ページ)
サラウンドchの 高域再生限界
★ 本機に内蔵のデジタル信号処理回路のはたらきにより、プログラムソースを映画館と同じ臨場感でサラウ
ンド再生をお楽しみいただけます。
z
ドルビーデジタル
ドルビーデジタルは、ドルビー研究所が開発したマルチチャンネルデジタル信号フォーマットです。 再生チャンネルはCDと同等以上の再生帯域(高域は20kHz以上再生可)を持つフロント3ch(フロント左
(FL)、フロント右(FR)、センター(C))とサラウンド2ch(サラウンド左(SL)、サラウンド右(SR))に
加え、低域(〜120Hz)効果音専用のLFE(ロー・フリクエンシー・エフェクト)の合計5.1chに対応してお り、更にモノラル1chやステレオ2ch、ドルビープロロジック信号の伝送など幅広い対応ができます。
また、各チャンネルの信号はそれぞれ完全に独立して記録されるため、各信号間の干渉、クロストークな どで劣化する心配がありません。これらのデジタル信号を、高効率符号化技術によってCDの半分以下のデ ータ量(最大640kbps)にて伝送可能といった特徴を持っています。
この特徴を映画のサウンドトラックに生かし、映画館用に開発されたサラウンドシステムが『DOLBY SR-D(ドルビーステレオデジタル)』です。従来一般的であったドルビーサラウンド(ドルビープロロジ ック)がアナログ・マトリクス方式であったのに対して、各チャンネルが完全に独立したデジタル・ディ スクリート方式となり、音の遠近感、移動感、定位感のある音場をよりリアルに再現することができるよ うになりました。そしてドルビーデジタル対応メディアであるLD、DVDなどは、AVルームでDOLBY SR-Dのサラウンドトラックをそのまま再現することを可能にしたため、映画館と同様に驚くほどリアル で圧倒的な臨場感を生み出します。
【ドルビーデジタルとドルビープロロジック】
家庭用サラウンド 方式比較
ドルビーデジタル
ドルビー・プロロジッ
記録(素材)ch数 5.1ch 2ch 再生ch数 5.1ch 4ch 再生ch構成(MAX) L,R,C,SL,SR,SW L,R,C,S(SWは推奨)
音声処理
デジタル・ディスクリート 処理 ドルビーデジタル エンコード、デコード
アナログ・マトリックス 処理 ドルビーサラウンド
20kHz 7kHz
SR-Dとドルビーデジタルの関係】
[ドルビーデジタル対応LDの記録信号スペクトラム]
35mmドルビー
SR-Dフィルム
光学アナログ 音声トラック
光学デジタル音声トラック
(5.1チャンネル)
1246814
(MHz)
FM音声信号
(dB)
デジタル 音声信号
FM
音声信号
音声信号 (圧縮)
記 録 レ ベ ル
ドルビーデジタル対応メディアとその再生方法 ドルビーデジタル対応マーク:
以下の内容は一般的な例です。必ずお手持ちの再生機器の取扱説明書とあわせて確認してください。
メディア ドルビーデジタル出力端子
ドルビーデジタルRF出力
専用同軸端子
(注1)
入力モードを『AUTO』に設定します。
(28、29ページ参照)
LD(VDP)
DVD
光または同軸デジタル出力
(PCMと共通)
入力モードを『AUTO』に設定します。
(28、29ページ参照)
入力モードを『AUTO』に設定します。
(28、29ページ参照)
光または同軸デジタル出力
(PCMと共通)
その他
(衛星放送、CATVなど)
注1 : デジタル入力端子にドルビーデジタルRF出力信号を接続するときは、市販のアダプターを使用してください。
(アダプターの取扱説明書を参照してください。)
(1)ドルビーサラウンドについて
41
x
ドルビープロロジック
II
ドルビープロロジックII は、従来のドルビープロロジック回路を更に進化させたフィードバックロジッ クステアリング技術を用いて、ドルビー研究所により開発された新しいマルチチャンネル再生方式です。
ドルビーサラウンド録音されたソース(※)に加え、音楽ソースなどの通常のステレオ録音ソースも 5ch(FL、FR、C、SL、SR)の信号にデコードし、サラウンド再生を楽しむことができます。
サラウンドチャンネルの再生周波数帯域は、帯域制限のあった従来のドルビープロロジックに比較して 広帯域(20〜20kHz以上)になっています。また、従来サラウンドチャンネルはサラウンドL(左)=サ ラウンドR(右)のモノラル再生でしたが、新たにステレオ信号として再生する方式をとっています。
再生するソースの種類や内容に合わせて最適なデコード処理をおこなえるように、各種パラメーターを 設定することが可能になりました。(38、39ページ参照)
※ドルビーサラウンド録音されたソースとは
3ch以上で構成されるサラウンド信号を、ドルビーサラウンドエンコード技術によって2chの信号 として記録したソースです。
DVD、LD、ステレオVTRで再生される映画のサウンドトラックをはじめ、FM、TV、BS、CSな どのステレオ放送信号にて用いられています。
この信号に対して、プロロジックIIデコードを施すことにより、マルチチャンネルでのサラウンド 再生が可能になりますが、一般的なステレオ機器でそのままステレオ再生することも可能です。
ドルビーサラウンド録音信号には2種類あります。
① PCMステレオ2ch信号 ②ドルビーデジタル2ch信号
いずれの信号が本機に入力されても『AUTODECODE』モードで2CHモードを『プロロジ ック
II』に選択すると、
サラウンドモードは自動的に『ドルビープロロジックII』となります。
ドルビーサラウンド録音されたソースには以下のロゴマークが表示されています。 ドルビーサラウンド対応マーク:
ドルビーラボラトリーズからの実施権に基づき製造されています。
Dolby、ProLogicおよびダブルD記号はドルビーラボラトリーズの商標です。
サラウンドについて(つづき)
次ページへつづく
42
サラウンドについて(つづき)
DTSデジタルサラウンド(または単にDTSと呼ばれます)は、デジタル・シアター・システムズ社が開発した マルチチャンネルデジタル信号フォーマットです。 再生チャンネルや再生帯域はドルビーデジタルと同様、FL、FR、C、SL、SRの5chに加えてLFE0.1chを持 つ5.1chで、他にステレオ2chモードがあります。いずれも各チャンネルの信号は完全に独立して記録される ため、各信号間の干渉、クロストーク等で劣化する心配はありません。 DTSはドルビーデジタルに対して比較的高いビットレート(CD/LDで1234kbps、DVDは1536kbpsか 768kbps)となり、相対的に低い圧縮率で動作するのが特徴です。そのためデータ量が多く、映画館において のDTS再生は、フィルムと同期をとったCD-ROMを別途再生する方法がとられています。 もちろんLDやDVDにおいてはそういった心配はなく、1枚のディスクに映像とサウンドが同時に記録可能なた め、他のフォーマットと同様の取り扱いが可能です。 この他のメディアにはDTS録音されたCDがあります。これは従来の(2ch録音された)CDと同様のメディア に5.1chのサラウンド信号が記録されたもので、映像はありませんが、CDプレーヤーを使ってサラウンド再生 が可能となるという特徴があります。 DTSによるサラウンドトラック再生も映画館とAVルームの間で基本的な違いは無く、映画館と同様の緻密で 雄大なサウンドを楽しむことができます。
本機はデジタル・シアター・システムズ社からのライセンス契約に基づき製造されています。 USPat. No. 5.451.942、5.956.674、5.974.380、5.978.762、6.226.616、6.487.535その他、国外特 許および特許出願物。DTS、DTS-ESExtendedsurround、Neo:6はデジタル・シアター・システ ムズ社の商標です。1996,2003DigitalTheaterSystems,Inc.版権所有。
(2)
DTSデジタルサラウンドについて
DTS対応メディアとその再生方法 DTS対応マーク: または
以下の内容は一般的な例です。必ずお手持ちの再生機器の取扱説明書と合わせて確認してください。
入力モードを『AUTO』または『DTS』に設定し ます(
28、29ページ
参照)。
入力モードを『AUTO』または『DTS』に設定します 28、29ページ参照)。絶対に『ANALOG』および
『PCM』モードには切り替えないでください。(注1)
再生方法(参照ページ)メディア DTSデジタル出力端子
光または同軸デジタル出力
(PCMと共通)(注2)
入力モードを『AUTO』または『DTS』に設定します (28、29ページ参照)。絶対に『ANALOG』および 『PCM』モードには切り替えないでください。(注1)
CD
光または同軸デジタル出力
(PCMと共通)(注2)
LD(VDP)
光または同軸デジタル出力
(PCMと共通)(注3)
DVD
注1 :CDやLDのDTS信号は、通常のCDやLDにおけるPCM信号がそのままDTS信号に置き換わった形で記録されてい
ます。そのためCD、LDプレーヤーのアナログ出力からはDTS信号がノイズとなって出力されます。このノイズ をアンプによって再生した場合、最悪のケースでは本機やスピーカーなどの周辺機器が故障する可能性がありま す。これらの問題を避けるため、DTSで記録されたCDやLDを再生する前に、入力モードを必ず『AUTO』また は『DTS』モードへ切り替えてから、ディスクの再生をおこなうようにしてください。また再生中は絶対に
『ANALOG』および『PCM』モードへは切り替えないでください。DVDプレーヤーやLD/DVDコンパチプレーヤ
ーでCDやLDの再生をおこなうときも同様です。なおDVDメディアの場合は、DTS信号は専用の記録方式で記録 されているため、問題はありません。
注2 : CDまたはLDプレーヤーなどで、デジタル出力に何らかの信号処理(出力レベル調整、サンプリング周波数変換
など)がおこなわれている場合があります。この場合誤ってDTS信号に信号処理がおこなわれてしまい、本機と 接続しても正しく再生できずノイズなどが発声することがありますので、はじめてDTS再生をおこなう場合はま ず主音量調節つまみを絞り、DTSディスクの再生を開始すると本機のDTSインジケーター(29ページ参照)が点 灯することを確認してから主音量調節つまみを上げるようにしてください。
注3 : DVDのDTSメディアは、その再生に対応したプレーヤーが必要です。お手持ちのDVDプレーヤーがDTS対応であ
るかはDVDプレーヤーのメーカーまたは販売店にご確認ください。
現在音楽などのスタジオ録音に関して、ハイサンプリング・ハイビット化、並びにマルチチャンネル化が進ん でおり、96kHz/24bit 5.1chなどの高品質な信号ソースが増加しています。
例えば、DVD-Videoにおける高音質録音ソースとしては、96kHz/24bitのステレオPCM音声トラックをもつ ものがあります。 しかしそれらは音声トラックのデータレートが非常に高いため2chの収録が限界で、さらに映像の品質を制限 せざるを得なく静止画像のみの収録が一般的です。 また、DVD-Audioでは96kHz/24bitの5.1chサラウンドを実現可能としていますが、この品質での再生には DVD-Audioプレーヤーが必要です。
DTS96/24はこのような状況の中に登場した、デジタル・シアター・システムズ社の開発した新しいマルチチ ャンネルデジタル信号フォーマットです。
従来のサラウンドフォーマットではサンプリング周波数が48kHzまたは44.1kHzであったため再生信号周波数 の上限は20kHz程度で留まっていたのに対して、DTS96/24ではサンプリング周波数を96kHzまたは88.2kHz に引き上げることにより、40kHzを超える広い周波数帯域を実現しています。 また24bitの分解能を持ち、96kHz/24bitのPCMと同等の周波数帯域、ダイナミックレンジを実現しています。
DTS96/24は、従来のDTSサラウンドと同様に最大5.1chまで対応しており、DTS 96/24を用いて録音され たソースはDVD-VideoやCDといった通常のメディアにおいてハイサンプリングマルチチャンネル音声の再生 を可能とします。 従って、DTS96/24は従来のDVD-Videoプレーヤー(※1)を使用して、DVD-Audioと同等の96kHz/24bit マルチチャンネルサラウンドを、DVD-Videoの映像と共に楽しむことができます。またDTS96/24対応CDメ ディアの場合、一般的なCD/LDプレーヤー(※1)を使用して88.2kHz/24bitマルチチャンネルサラウンドを 楽しむことができます。
このように、高音質なマルチチャンネル信号を確保しているにも関わらず、収録時間は従来のDTSサラウンド ソースと変わりません。 さらに、DTS96/24は従来のDTSサラウンドフォーマットと完全な互換性を持っています。DTS96/24の信 号ソースは、従来のDTSまたはDTS-ESサラウンドデコーダーにおいても、48kHzまたは44.1kHzの周波数帯 域での再生が可能です(※2)。
1 DTSデジタル出力に対応したDVDプレーヤー(CD/LDプレーヤーの場合、従来のDTS-CD/LDメディア
に対応したデジタル出力を持つプレーヤー)と、DTS96/24にて収録されたメディアが必要です。
2 分解能は、そのデコーダーによって24bitまたは20bitとなります。
サラウンドについて(つづき)
(3)
DTS-96/24について
43
次ページへつづく
44
サラウンドについて(つづき)
(4)AACについて
MPEG2-AAC(AdvancedAudioCoding)はMPEG(MovingPictureExpertsGroup)が開発したマルチチ ャンネル音声フォーマットです。 その特長は、高音質・高圧縮率を両立できることです。特に低ビットレート(高圧縮率)の環境においてドル ビーデジタルやMP3(MPEGLayer-3)等従来のフォーマットに比べて高い音質を維持することが出来ます。 具体的にはわずか96kbpsという低ビットレートで、CD並みといわれる品質のステレオ音声を伝送することが 出来ます。 その特長を生かしてポータブルオーディオ等への応用が増加している一方、多チャンネルに対応しても全体の ビットレートを低く抑えることが出来るため、日本のBSデジタル放送における5.1chサラウンド放送をはじめ とする、サラウンドシステムへの応用が始まりました。 MPEG2-AACは元々映像信号と音声信号の複合データであるMPEGデータの音声規格として開発されたため、 その用途に応じて求められるスペックは多岐に渡ります。映像と組み合わせたトータルのビットレートを低く 抑えるため低ビットレートでの音質確保、また多チャンネル伝送時のデータ量低減、業務用途のみに特化する ことなく使えるデータ処理の簡略化、それらは相反する要素を持ちますが、いずれの要求も満たせる様配慮さ れ非常に柔軟性の高い規格になっています。そのため音声信号の種類やそのデータ作成環境に適合させるため にMAIN/LC/SSRプロファイルという3種類のデータ構造を持っています。
【MPEG2-AACのスペック(概要)】
アルゴリズム :MAINプロファイル
LC(LowComplexity)プロファイル SSR(ScalableSamplingRate)プロファイル
サンプリング周波数 : 8kHzから96kHzまで対応
チャンネル数 :最大48チャンネルのマルチチャンネル伝送に対応
その他の機能 :LFE(LowFrequencyEffect)サポート
マルチリンガル(複数言語)サポート この中で本機は、BSデジタル放送にて使用される32kHzから48kHzまでのサンプリング周波数と、LCプ ロファイルの再生に対応しております。またチャンネル数は最大5.1chのデータに対応します。
MPEGによる音声規格は他にLayer-1,2,3等がありますが、それらとAACの間に互換性はありません。 本機はその中でさきに述べたAACの再生に対応します。
以下がAACに関する米国パテントナンバーです。
08/937,950 5848391 5,291,557 5,451,954 5400433 5,222,189 5,357,594 5752225 5,394,473 5,583,962 5,274,740 5,633,981
5297236 4,914,701 5,235,671 07/640,550 5,579,430 08/678,666 98/03037 97/02875 97/02874 98/03036 5,227,788 5,285,498
5,481,614 5,592,584 5,781,888 08/039,478 08/211,547 5,703,999 08/557,046 08/894,844 5,299,238 5,299,239 5,299,240 5,197,087
5,490,170 5,264,846 5,268,685 5,375,189 5,581,654 05-183,988 5,548,574 08/506,729 08/576,495 5,717,821 08/392,756
45
サラウンドについて(つづき)
(5)ドルビーバーチャルスピーカーについて
ドルビーバーチャルスピーカー(DolbyVirtualSpeaker)技術は、ドルビーラボラトリーズ社の専有技術 により、フロント2チャンネルスピーカーだけでサラウンド音場の仮想化をおこなっており、実際にサラウ ンドスピーカーを設置しているかのような再生が体験できます。
■ドルビーバーチャルスピーカーの特長
正確なサラウンド音場定位
仮想サラウンドスピーカーの位置は、左方向に105°右方向に105°として処理されます。
マルチチャンネルプログラムを制作者の意図通りに再生
各チャンネルの音はミキシング時に設定された位置に再生されます。例えば左後方に設定されたものは左 後方から聞こえます。
ステレオプログラムがサラウンドに
ドルビープロロジック
IIとの連携動作によりステレオプログラムからも豊かなサラウンド音場を創造しま
す。
リスニングモード選択
標準(REFERENCE)モードとワイド(WIDE)モードが提供されます。
本機ではスピーカー構成を変更した場合も、下記のドルビーバーチャルスピーカーモード再生に対応してい ます。
3スピーカー(フロント2チャンネル+センター):標準/ワイドモード
5スピーカー(フロント2チャンネル+センター+サラウンド2チャンネル):ワイドモード
標準モード
ワイドモード
:フロント2チャンネル :ドルビーバーチャル
 スピーカーによる仮想音源
(6)ドルビーヘッドホンについて
ドルビーラボラトリーズと豪州レイクテクノロジー社との共同開発による立体音響技術で、サラウンド音場 を通常のヘッドホンで再生できる技術です。 元来、ヘッドホンではすべての音が頭の中でなってしまい長時間の鑑賞は苦痛となりますが、部屋でのスピ ーカー再生をシミュレートしたドルビーヘッドホンは音源が前方あるいは側面にしっかり頭外定位するた め、まるで映画館かホームシアターにいるような迫力のあるサウンドを聞くことが可能です。この技術は主 としてドルビーデジタルまたはドルビープロロジックサラウンドのデコード機能を組み込んだマルチチャン ネルオーディオ/ビデオ機器を対象にしており、高性能デジタル信号処理用チップ(DSP)に組み込んで動 作させます。 ドルビーヘッドホンはマルチチャンネル音源だけでなくステレオプログラムにも効果的です。
46
■スリープタイマーの予約のしかた(リモコンのみ)
★付属のリモコンを使用して、電源をスタンバイ状態にする時間を最大120分まで設定できます。
(スリープタイマー)
★設定した時間(分)後に、自動的に電源をスタンバイ状態にすることができます。
【例】50分後に電源をスタンバイになるように設定するとき
2, 3
スリープボタンを押します。
120が表示され、SLEEP表示
が点滅します。
2
お好みのファンクションを選び、再生します。
1
SLEEP表示が点滅している間に、さらに
スリープボタンを押し50を表示させます。
50が表示され、SLEEP表示が
点滅します。
3
スリープボタンを押すたびに、表示が次のように
切り替わります。
スリープ動作中(SLEEP表示中)にスリープボタン
を押すとスタンバイ状態になるまでの残り時間を表示 します。この状態でさらにスリープボタンを押すと設 定時間が120に戻ります。
スリープタイマーを止めるときは、SLEEP表示が消
灯するまでスリープボタンをくり返し押してください。 また、本機またはリモコンの電源ボタンを押して、シ ステム全体の電源をスタンバイにしたときもスリープ タイマーを止めることができます。
約5秒後、スリープタイマー設定前の状態に戻り、
スリープ表示が点灯します。(これでスリープ
タイマーの設定が完了します。)
4
50分後に電源がスタンバイになります。
304060  50 20 10
120 90
SLEEP表示消灯
(リモコン)
(リモコン)
(リモコン) (本体) (リモコン)
スリープタイマーについて1447システム機能について15
    12   0   
     5   0   
本機とDVDプレーヤ ーがスタンバイ状態 のとき、DVDプレー ヤー本体のプレイボ タンまたはリモコン のDVDプレイボタンを押すだけで、本機と DVDプレーヤーの電源が入ります。ディス
クが装着されている場合は、ディスクの再生 をはじめます。
D-M33シリーズのMDレコーダー(DMD-M33)またはカ セットデッキ(DRR-M33)とシステム接続すると、同様 にリモコンのプレイボタンでオートパワーオン機能が働き ます。 MDディスクやカセットテープが入っている場合は、 各機器のプレイボタンでも働きます。
(1)オートパワーオン機能
★電源がスタンバイ状態のとき、DVDプレーヤー本体のプレイボタン(1)またはリモコンのDVDプレイボ
タン(1)を押すだけでDVDプレーヤーと本機の電源が入り、DVDプレーヤーにディスクが装着されてい ればディスクの再生をおこなうことができます。
1
1
★本機をDVDプレーヤー(DVD-M330)やD-M33シリーズのMDレコーダー(DMD-M33)またはカセットデ
ッキ(DRR-M33)とシステム接続すると、さらに使いやすさが向上します。(接続のしかたは、24〜25ペ ージの『10.D-M33シリーズ機器とのシステムの接続のしかた』を参照してください。)
★本機と組み合わせてシステム動作ができるのは上記機器に限られます。
(リモコン)(DVDプレーヤー)
(2)オートファンクション機能
1
★ボタン1つの操作でファンクションを『DVD』に切り
替えて、ディスクの再生をおこなうことができます。
本機以外の機器(カセ ットデッキ、MDレコー ダー)の再生中にDVD プレーヤー本体のプレ イボタンまたはリモコ ンのDVDプレイボタンを押します。
再生中の機器の再生が停止します。同時に本機の ファンクションが『DVD』に切り替わり、ディス クが装着されていればディスクの再生をはじめま す。
1
D-M33シリーズのMDレコーダー(DMD-M33)または カセットデッキ(DRR-M33)とシステム接続すると、 リモコンのプレイボタンで同様にオートファンクション 機能が働きます。MDディスクやカセットテープが入って いる場合は、各機器のプレイボタンでも働きます。
TV/AUX1やMD/AUX2に接続された機器に対しては、オ ートファンクション機能は働きません。
1
DVDプレーヤー(DVD-M330)
(リモコン)(DVDプレーヤー)
システムパワーオフ機能
本機の電源をスタンバイにすると、システム接続された機 器すべての電源がスタンバイになります。
本機(AVC-M370)
次ページへつづく
1
48
(3)CD→MD録音機能
(AVC-M370、DVD-M330、DMD-M33システムコード接続時)
★CDを簡単にミニディスクに録音することができます 。あらかじめ録音入力の切り替え(アナログ、デジタ
ル)と録音レベルの確認と調節をおこなってください。
同期録音機能
1
各機器の電源を入れます。
1
DVDプレーヤーのディスクホル ダーを開けてCDを載せ、ディス クホルダーを閉めます。
3
7
2
1
POWER LOADING MECHANISM
5
16
本機(AVC-M370)
2
本機のファンクションを『DVD』にします。
4
DVDプレーヤーの
本体のプレイ
ボタンまたは
リモコンのDVDプレイボタンを押します。
自動的にCDの録音をはじめます。
7
DVDプレーヤーのディスプレイにCDの総曲 数と総時間が表示されるのを確認します。
(本機) (リモコン)
(本機) (リモコン)
(DVDプレ−ヤ−)
(リモコン)(DVDプレ−ヤ−)
MDレコーダー(DMD-M33)
】総曲数:16曲、総時間:53分20秒のCDの場合
MDレコーダーのMD挿入口に、録音するMD を入れます。
5
MDレコーダーの録音ボタンを1 回押して、録音一時停止状態にし ます。
6
(MDレコーダー)
DVDプレーヤーを停止したり、CDの再生が終わると、
録音一時停止状態になります。
録音を止めるときはMDレコーダーのストップ(2)ボ タンを押します。
システム機能について(つづき)
(DVDプレ−ヤ−) (MDレコーダー)
DVDプレーヤー(DVD-M330)
DVD-M330は操作3のボタンでも電源が入ります。
2
1
14
37
MDレコーダーのCDシンクロ録音 ボタンを押して、シンクロ録音モ ードを選びます。
ボタンを押すたびに、次のように 切り替わります。
49
シンクロ録音機能(CDのみ)
2
6
CDに収録されているすべての曲の再生が終わると、 DVDプレーヤーとMDレコーダーは自動的に停止します。
また、CDの再生が終わらないうちにMD一杯に録音され
たときも、DVDプレーヤーとMDレコーダーは自動的 に停止します。
シンクロ録音を止めるときは、DVDプレーヤーまたは
MDレコーダーのストップボタン(
2)を押してくださ
い。
z1〜5と同じ操作をおこないます。
1
5
ご注意
本機のファンクションがDVD以外のときは、動 作しません。
(MDレコーダー)
SRS1disc Rec?
SRS Make Gp?
SRS1Tr Rec?
:1枚のCDをすべて録音し  ます。 :1枚のCDをすべて録音し  自動的に1つのグループ  として登録されます。 :CDの最初の1曲のみを  録音します。
*
MDレコーダーのエンター ボタンを押します。
自動的にCDの録音がはじまり ます。
7
(MDレコーダー)
システム機能について(つづき)
2
1
2
1
MDレコーダー(DMD-M33)
DVDプレーヤー(DVD-M330)
本機(AVC-M370)
次ページへつづく
3
14
5
POWER LOADING MECHANISM
16
7
50
システム機能について(つづき)
(4)CD→TAPE録音機能
(AVC-M370、DVD-M330、DRR-M33システムコード接続時)
★CDを簡単にカセットテープに録音することができます。
同期録音機能
1
各機器の電源を入れます。
DVD-M330は操作3 5ボタンでも電源が入り ます。
DRR-M33は操作5 の5ボタンでも電源が入ります。
1
DVDプレーヤーのディスクホル ダーを開けてCDを載せ、ディス クホルダーを閉めます。
3
2
本機のファンクションを『DVD』にします。
4
DVDプレーヤーの
本体のプレイ
ボタンまたは
リモコンのDVDプレイボタンを押します。
自動的にCDの録音をはじめます。
7
DVDプレーヤーのディスプレイにCDの総曲 数と総時間が表示されるのを確認します。
(本機) (リモコン)
(本機) (リモコン)
(DVDプレーヤー)
(リモコン)(DVDプレーヤー)
】総曲数:16曲、総時間:53分20秒のCDの場合
カセットホルダーを開けて、録音 するカセットテープを載せ、カセ ットホルダーを閉じます。
5
カセットデッキの録音ボタンを1 回押して、録音一時停止状態にし ます。
6
(カセットデッキ)
DVDプレーヤーを停止したり、CDの再生が終わると、
録音一時停止状態になります。
録音を止めるときはカセットデッキのストップ(2)ボ タンを押します。
(DVDプレーヤー)(カセットデッキ)
(カセットデッキ)
2
1
7
2
1
本機(AVC-M370)
カセットデッキ(DRR-M33)
DVDプレーヤー(DVD-M330)
37
14
5
61
51
シンクロ録音機能(CDのみ)
2
z1〜5と同じ操作をおこないます。
1
5
カセットデッキのCDシンクロ 録音ボタンを押します。
自動的にCDの録音をはじめます。
6
(カセットデッキ)
CDに収録されているすべての曲の再生が終わると、
DVDプレーヤーとカセットデッキは自動的に停止しま す。
また、CDの再生が終わらないうちにカセットテープ一
杯に録音されたときも、DVDプレーヤーとカセットデ ッキは自動的に停止します。
シンクロ録音を止めるときは、DVDプレーヤーまたは
カセットデッキのストップボタン(2)を押してくだ さい。
ご注意
本機のファンクションがDVD以外のときは、動 作しません。
システム機能について(つづき)
2
1
5
16
2
1
本機(AVC-M370)
カセットデッキ(DRR-M33)
DVDプレーヤー(DVD-M330)
14
3
52
ラストファンクションメモリーについて16
★ 本機には電源をOFFにする直前の各種ボタンの設定状態を記憶するラストファンクションメモリー機能を
備えています。電源をONにすると、電源をOFFにする直前の入出力状態が呼び出されますので、再度設定 し直す必要はありません。
★また、本機にはバックアップメモリー機能を備えています。これにより電源がOFFになったとき、および
電源コードを抜いた場合でも各種の設定状態を保持することができます。
★ 本体のディスプレイ表示が正常でない、または本体やリモコンのボタンで操作できない場合は、下記の操
作でマイコンの初期化をおこなってください。
2
10秒以上たってから本機のサラウンドモー ドボタンを押し、SDB/プリセットイコラ イザーボタンを押してから、再度、サラウ ンドモードボタンを2秒以上押します
3
数秒後、ディスプレイ表示に『INITIALIZE』 と表示され電源が入ります。
マイコンが初期化されます。
ご注意
操作3の状態にならない場合は、もう一度操作1から やり直してください。
マイコンの初期化をおこなった場合は、各種ボタンや セットアップの設定内容がすべて工場出荷時の初期設 定に戻ります。
22
1
1
電源ボタンを押してスタンバ イ状態にします。
マイコンの初期化について17
赤色
53
故障かな?と思ったら18
各接続は正しいですか
取扱説明書に従って正しく操作していますか
スピーカーや接続した機器は正しく動作して いますか
本機が正常に動作しないときは、次の表に従ってチェック してみてください。なお、この表の各項にも該当しない場 合は本機の故障とも考えられますので、電源を切り、電源 プラグを電源コンセントから抜きとり、お買い上げの販売 店にご相談ください。もし、販売店でおわかりにならない 場合は、当社のお客様相談窓口またはお近くの修理相談窓 口にご連絡ください。
原  因 処  置
電源コードの差し込みが不完全である。●電源コンセントへの電源プラグの差し
込みを点検してください。
現  象
電源を入れてもディスプレ イが点灯せず、音も出ない。
ディスプレイは点灯するが、 音が出ない。
モニターが映らない。
スピーカーコードの接続が不完全であ る。
入力切り替えつまみの位置が不適当で ある。
主音量調節つまみが絞ってある。
ミューティングがかかっている。
デジタル信号が入力されていない
パワーアンプの保護回路が動作してい る。
本体の温度上昇による保護回路が動作 している。
しっかり接続してください。
正しい位置に切り替えてください。
適当な位置まで回してください。
ミューティングを解除してください。
デジタル信号の入力ソースを正しく選 択してください。
電源プラグを抜いて配線や接続を確認 してください。
電源プラグを抜いて本体が冷えるのを 待って、周囲の通風状態を良くしてか らもう一度電源を入れ直してください。
出力機器の映像出力端子とモニターの 入力端子の接続が不完全である。
モニターTVの入力設定が違う。
接続が正しいか確認してください。
映像を入力した端子にTVの入力を切り 替えてください。
24
16
28
22、27
36 30
15〜18
15
21
21
関連
ページ
リモコンを操作しても正常 に動作しない。
乾電池が消耗している。
リモコンの距離が離れ過ぎている。
本体とリモコンの間に障害物がある。
操作したいボタン以外のボタンを押し ている。
乾電池の<、>が正しくセットされて いない。
新しい乾電池と交換してください。
近づいて操作してください。
障害物を取り除いてください。
操作したいボタンを押してください。
乾電池を正しくセットしてください。
13 13 13 14
13
ほとんどの映画ソフトにはコピー防止 信号が入っています。
コピーはできません。DVDからVCRにダビングで
きない。
サブウーハーの出力が接続されていな い。
正しく接続してください。
サブウーハーが鳴らない。 16
故障?と思っても、もう一度確かめてみましょう
DTS音声が出ない
DVDプレーヤーの音声出力設定がビッ トストリームになっていない。
DVDプレーヤーがDTS対応になっていない。
本機の入力設定がアナログになっている。
DVDプレーヤーの初期設定をしてくだ さい。
DTS
対応のプレーヤーを使用してください。
AUTOまたは
DTS
に設定してください。
28
サラウンドモードがオートデコード以 外のモードになっている。
オートデコードモードにしてください。
テストトーンが出ない 27
BSデジタルチューナーと本機がアナロ グ接続になっている。
デジタル接続にしてください。
AACのインジケーターが点 灯しない。
23
ディスプレイの音量表示が 点滅している。
54
故障かな?と思ったら(つづき)
ご注意
AVサラウンドアンプ(AVC-M370)は小型で高出力アンプ搭載のため、内蔵の空冷ファンを動作させ、内部 温度を下げるよう設計されています。 異常により温度が高くなった場合は保護回路が働き、スピーカーからの出力が制限されます。(ディスプレ イのボリューム表示が点滅します。さらに温度が高くなると電源がスタンバイになり、電源表示インジケ ーターが赤色に点滅します。) 本体が熱くなり音声が出力されなくなった場合、すぐに電源プラグをコンセントから抜いた上で本書6ペー ジ『設置の際のご注意』に従い、きちんと設置されているかを確認してください。 設置、接続に問題がない場合は故障が考えられますので、電源プラグをコンセントから抜いたまま弊社の お客様相談窓口にご連絡ください。
主な仕様19
フロント: 20W+20W(負荷6Ω、EIAJ) センター: 20W(負荷6Ω、EIAJ) サラウンド: 20W+20W(負荷6Ω、EIAJ) スーパーウーハー:20W(負荷6Ω、EIAJ) 6Ω〜16Ω 300mV/47kΩ(PORTABLE除く)、150mV/47kΩ(PORTABLE) 10Hz〜50kHz:+1.5、−3dB(アナログ入力ダイレクトモード時、総合) 90dB(アナログ入力ダイレクトモード時)
0.6V AC100V 50/60Hz 電源入り(ON)時: 70W(電気用品安全法による) 待機(スタンバイ)時:1W以下 210(幅)×70(高さ)×325(奥行き)mm
(フット・つまみ・端子を含む)
3.9kg
実用最大出力
出力端子 入力感度 周波数特性 S/N比 プリアウト定格出力 電源 消費電力
最大外形寸法
質量
(1)AVサラウンドアンプ(AVC-M370)
(RC-1025)
赤外線パルス式 R03/AAA(単4形)乾電池2本使用 46(幅)×180(高さ)×28(奥行き)mm 100g(乾電池を含む)
リモコン リモコン方式 乾電池 外形寸法 質量
55
仕様および外観は改良のため、予告なく変更す ることがあります。
本機を使用できるのは日本国内のみで、外国で は使用できません。
『防磁設計』とは、(社)電子情報技術産業協会
(略称JEITA)の技術基準に適合したスピーカー
システムです。
本機は国内仕様です。 必ずAC100Vのコンセントに電源プ ラグを差し込んでご使用ください。 AC100V以外の電源には絶対に接続 しないでください。
2ウェイ・2スピーカー、密閉型、防磁設計、ブックシェルフ 120Hz〜20kHz 6Ω 30W(EIAJ)、80W(PEAK) 約8kHz ウーハー(8cmコーン形×1)、ツィーター(2.5cmバランスドーム形×1) 88(幅)×160(高さ)×118(奥行き)mm
(サランネット、DENONマークを含む)
1.0kg(1台当り)
フロント/サラウンド用 スピーカー(SC-A70) 形式 再生周波数帯域 入力インピーダンス 最大許容入力 クロスオーバー周波数 スピーカーユニット 寸法
質量
(2)スピーカーシステムパックSYS-M370(SC-A70、SC-C70、DSW-70)
2ウェイ・3スピーカー、密閉型、防磁設計、センター 120Hz〜20kHz 6Ω 30W(EIAJ)、80W(PEAK) 約9kHz ウーハー(8cmコーン形×2)、ツィーター(2.5cmバランスドーム形×1) 250(幅)×88(高さ)×118(奥行き)mm
(サランネット、DENONマークを含む)
1.6kg(1台当り)
センター用スピーカー
(SC-C70)
形式 再生周波数帯域 入力インピーダンス 最大許容入力 クロスオーバー周波数 スピーカーユニット 寸法
質量
1ウェイ・1スピーカー、バスレフ型、防磁設計 30Hz〜240Hz 60W(EIAJ)、120W(PEAK) 6Ω 16cmコーン型×1 135(幅)×420(高さ)×304(奥行き)mm
(DENONマークを含む)
5.5kg(1台当り)
スーパーウーハー
(DSW-70)
形式 再生周波数帯域 最大入力 入力インピーダンス スピーカーユニット 寸法
質量
EIAJ:(社)電子情報技術産業協会(略称JEITA)が制定した規格です。
主な仕様(つづき)
PrintedinChina 00D5114395208A
本   社 〒104-0033東京都中央区新川1-21-2
茅場町タワー 14F
お客様相談センター TEL:045-670-5555
【電話番号はお間違えのないようにおかけください。】
受付時間 9:30〜12:00、12:45〜17:30
(弊社休日および祝日を除く、月〜金曜日)
故障・修理・サービス部品についてのお問い合わせ先(サービスセンター)については、 次の URLでもご確認できます。
http://denon.jp/info/info02.html
後日のために記入しておいてください。
購入店名: 電 話( - - ) ご購入年月日:     年   月  
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