取扱説明書
保証書付
耳式体温計
CT820
ご使用の前にかならずお読みに
なり、いつでも見られるところに
保管してください。
もくじ
安全上の注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
特長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
体温の正しい測り方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
使用方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
電池交換の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
お手入れと保管方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
修理・サービスを依頼する前に・・・・・・・・・・・・14
保証規定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
保証書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
安全上の注意
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警 告
●本機は、通常の操作に従って耳に挿入したとき、鼓膜や耳の中を傷つける
ことが 無い よう十 分 に配慮して設計されておりますが、耳に挿入する際に
は十分慎重にお取り扱いください。
●外耳に炎症等がある場合、本機のご使用はお控えください。感染や症状の
悪化の原因となります。
● 耳式体温計は、プローブの挿入方法、耳垢の溜まり具合等により、測定誤差
を生じる場合があります。おかしいと感じたときは、本機の測定結果のみ
に頼らず、必ず医師にご相談くだ さい 。
● プローブ窓が割れるなど本体が破損した場合、使用しないでください。
けがの原因、測定値の異常、故障の原因となります。また、プローブ窓が
割れた場合、破片はすぐに処分してくだ さ い 。尚、万一飲み込んだ 場合、
ただちに医師にご相談くだ さい 。
注 意
● 耳と腋の下で測定した体温は測定する部位が違うため、検温結果が違う場
合があります。単純に比較せずに、耳で定期的に検温し、平常時の検温値
と比較してくださ い 。
● プローブの窓をいつもきれいにしてください。
● 耳内温度以外の温度測定目的には使用しないでください。風呂のお湯や
冷蔵庫の温度等の測定に使用しますと故障の原因となります。
● 耳内検温以外の目的には使用しないでください。また、人間以外の動物の
測定には使用しないでください。けがや故障の原因となります。
● 本体に水をかけないでください。故障の原因となります。
●修理・改 造・分 解 は 絶 対 行 わ な い で く だ さ い 。事 故 や 故 障 の 原 因 と な り
ます。
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特 長
<お願い>
●落としたり、強いショックを与えないでくだ
さい。故障の原因となります。
●高温や直射日光の当たるところ、湿気の多い
ところなどに保管しないでください。故障の
原因となります。
●汚れは、中性洗剤をしみ込ませた布で軽く
拭いてください。シンナー、ガソリン や ベ ン
ジンなどは、変質や故障の原因となりますの
で使用しないでください 。
s 約2秒で測定できる耳で測る体温計です。
s
2つのセンサーの働きにより、室内の温度変化に影響されにくく、より正 確
に測定できます。
s 体温表示は、読みやすい大きなデジタル表示です。
s 検温精度は、±
0.1℃の高精度です。
(13ページの「仕様 」をご 参 照ください。)
s 長さ131mm、重さ約45gと小型・軽 量 で す。
s 電池(
LR44相当品)1個で約3,000回測定できます。
s プローブ の 方向を 確認し易いストレート形状の採用で正確で安定した測
定ができます。
s プローブ カバ ーが不要であり、経済的にご使用になれます。
s 電源を切り忘 れても、約
1分後に自動的に電源が切れる省エネ設計です。
s 電池残量が なくなるとお知らせする電圧検出機能を備えています。
s 検温が終了するとお知らせする検温ブザーがついています。
s 前回の測定値を自動記憶する前回の測定値記憶機能を備えています。
s 本機は、安全性の高い抗菌樹脂を使用しています。抗菌樹脂の使用により、
付着した雑菌の繁殖を抑制します。
s 先端のプローブ部は水洗いができるので衛生的にご使用になれます。
5
体温の正しい測り方
1. 耳式体温計の基礎知識
すべての物 体 からは熱放射が出射されています。本機は、プローブに組み込 まれ
ている赤外線センサーで、鼓膜およびその周辺からの熱放射を検出して体温を
測定しています。一般的に耳の穴は図1)のように曲がりくねっています。図2)の
ように耳 を持ち、斜め 後ろに、または、後ろに軽 く引くと耳の 穴はまっすぐに
なります。個人差がありますので、測定前に必ず確認してください。正確に測定
するためには、耳の穴をまっすぐにして図 3)のようにプローブの 先 端 を耳の奥に
まっすぐ向 けることが大 切 です。
1)通常の耳の穴の状態
2)耳の引きかた
3)プローブの方向
〔上側から見 た図 〕
〔上側から見 た図 〕
後ろへ
斜め後ろへ