P
取扱説明書
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、
正しくお使いください。
本書は、お読みになったあとも、大切に保管して
ください。
(保証書別添)
AP65R-JA-1
安全上のご注意
このたびは、カシオ製品をお買い上げいただき、誠
にありがとうございます。
●
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの
上、正しくお使いください。
●
本書は、お読みになった後も大 切 に 保 管してくだ
さい。
絵表示について この取扱説明書および製品へ
の表示では、製品を安全に正し
くお 使 い い た だ き、あなたや 他
の人々への危害や財産への損
害を未然に防止するため、いろ
いろな絵表示をしています。そ
の表示と意味は次のようになっ
ています。
この表示を無視して誤った取
警 告
注 意
絵表示の例
扱いをすると、人が死亡また
は重傷を負う危険が想定され
る内容を示しています。
この表示を無視して誤った取扱
いをすると、人が傷害を負う危
険が想定される内容および物
的損害のみの発生が想定され
る内容を示しています。
警 告
電源・電圧について
●
表示された電源電圧(交流100ボル
ト)以外の電圧で使用しないでくださ
い。火災・感電の原因となります。
電源コードの取り扱いについて
●
電源コードが傷んだら(芯線の露出、
断線など)販売店またはカシオテク
ノ・サービスステーションに交換を
ご依頼ください。そのまま使用する
と火災・感電の原因となります。
●
電源コードを傷つけたり、破損した
りしないでください。また、重いも
のをのせたり、加熱したりしないで
ください。電源コードが破損し、火
災・感電の原因となります。
●
電源コードを加工したり、無理に曲
げたり、ねじったり、引っ張ったり
しないでください。火災・感電の原
因となります。
本機やスタンド・イスを不安定な場所に置か
ないでください
●
ぐらついた台の上や傾いた所など、
不安定な場所に置かないでください。
落ちたり、倒れたりして、けがの原
因となります。スタンドは、必ずネ
ジで固定してご使用ください。
2
2
記号は「気をつけるべきこと」を意
味しています。(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」を意
味しています。(左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」
を意味しています。(左の例は電源プ
ラグをコンセントから抜く)
水などの入った容器などを置かないでください
●
本機、または鍵カバーの上に次のも
のを置かないでください。こぼれた
り、中に入った場合、火災・感電の
原因となります。
*
水などの入った容器。(花びん、植
木鉢、コップ、化粧品、薬品など)
*
小さな金属物。(ヘアピン、縫い針、
硬貨など)
*
燃えやすいもの。
万一、異物が本機の内部に入った場
合は、次の処置を行なってください。
1. 電源スイッチを切る。
2. 電源プラグをコンセントから抜く。
3.
販売店またはカシオテクノ・サー
ビスステーションに連絡する。
660A-J-002A
安全上のご注意
警 告 注 意
分解・改造はしないでください
●
本機、および付属品、別売品を分解、
または改造しないでください。火
災・感電の原因となります。内部の
点検・調整・修理は、販売店または
カシオテクノ・サービスステーショ
ンにご依頼ください。
異常・故障状態で使用しないでください
●
煙が出ている、へんな臭いがするな
どの異常状態で使用しないでくださ
い。また、電源が入らない、音が出
ないなどの故障状態で使用しないで
ください。火災・感電の原因となり
ます。すぐに次の処置を行なってく
ださい。お客様による修理は危険で
すから、絶対におやめください。
1. 電源スイッチを切る。
2. 電源プラグをコンセントから抜く。
3. 修理を販売店またはカシオテク
ノ・サービスステーションに依
頼する。
本機を落としたときは
●
万一、本機を落としたり、破損した
場合は、次の処置を行なってくださ
い。そのまま使用すると火災・感電
の原因となります。
1. 電源スイッチを切る。
2. 電源プラグをコンセントから抜く。
3.
販売店またはカシオテクノ・サー
ビスステーションに連絡する。
鍵カバーの開け閉めについて
●
鍵カバーは完全に開けてご使用ください。
閉めるときは鍵カバーの手前を持ち、ゆっ
くりと閉めてください。本機と鍵カバーと
の間に指をはさみ、けがの原因となりま
す。
ポリ袋をかぶらないでください
●
本機や付属品または別売品が入っているポ
リ袋をかぶらないでください。特に小さな
お子様のいるご家庭ではご注意ください。
窒息の原因となります。
電源コードや差し込みプラグについて
●
電源コードをストーブ等の熱器具に
近付けないでください。コードの被
覆が溶けて、火災・感電の原因とな
ることがあります。
●
電源プラグをコンセントから抜くと
きは、必ずプラグを持って抜いてく
ださい。コードを引っ張るとコード
が傷ついたり切れたりして、火災・
感電の原因となることがあります。
●
濡れた手で、コンセントに差し込んであ
る電源プラグに触れないでください。感
電の原因となることがあります。
●
旅行などで長期間本機をご使用になら
ないときは、安全のため必ず電源プラ
グをコンセントから抜いてください。
●
使用後は本機の電源スイッチを切
り、電源プラグをコンセントから抜
いてください。
移動させるときは
●
本機を移動させる前には、必ず次の
処置を行ってください。
コードが傷つき、火災・感電の原因
となることがあります。
1.
電源プラグをコンセントから抜く。
2.
ペダル接続用のコードや背面接続
コードなどを外したことを確認する。
お手入れについて
●
お手入れの際は、安全のため電源プ
ラグをコンセントから抜いて行なっ
てください。
設置場所について
●
湿度の高い場所やほこりの多い場所
には置かないでください。火災・感
電の原因となることがあります。
●
調理台や加湿機のそばなど、油煙や
湯気があたるような場所に置かない
でください。火災・感電の原因とな
ることがあります。
●
本機を、家具などの塗装面に直接置
かないでください。本機底面のゴム
足と塗料が反応し、塗装面が汚れた
り、傷つくことがあります。ゴム足
の下にフェルトなどの布を敷いて、
ご使用ください。
660A-J-003A
3
1
3
安全上のご注意
注 意
本機に重いものを置かないでください
●
本機に重いものを置かないでください。倒れ
たり、落ちたりしてけがの原因となることが
あります。
音量について
●
本機のみ、あるいは本機をヘッドホン、アン
プ、スピーカーなどと組み合わせて使用する
場合、設定によっては難聴になる程度の音量
となることがあります。大きい音量で長時間
ご使用しないでください。万一、聴力の低下
や耳鳴りを感じたら、専門の医師にご相談く
ださい。
液晶表示について
●
液晶表示を強く押したり、強い衝撃を与えな
いでください。液晶表示のガラスが割れてけ
がの原因となることがあります。
●
液晶表示が割れた場合、表示内部の液体には
絶対に触れないでください。皮膚の炎症の原
因となることがあります。
*
万一、口に入った場合は、すぐにうがいをして
医師に相談してください。
*
目に入ったり、皮膚に付着した場合は、清
浄な流水で最低15 分以上洗浄した後、医
師に相談してください。
注 意
スタンドについて
●
本機の本体は、スタンドにネジでしっかりと
固定してください。本体が落ちて、けがの原
因となることがあります。
*
本体をスタンドにのせるときは、本体とス
タンドの間に手をはさまないようご注意く
ださい。
*
本機は重いので、移動や設置は必ず二人以
上で行ってください。
●
スタンドのネジが温度、湿度の変化や振動な
どの影響でゆるんでいないか、時々点検して
ください。
ゆるんでいたら、再度ネジをしっかりと締め
直してください。
本体が落ちて、けがの原因となることがあり
ます。
イスについて
●
説明にしたがって、しっかりと組み立ててご
使用ください。イスをゆらしたり、傾けた
り、イスの上で飛び跳ねたりしないでくださ
い。変形したり、ネジがゆるんだりすると、
倒れてけがの原因となることがあります。
本機の上やスタンドに乗らないでください
●
本機の上やスタンドに乗らないでください。
特に、小さなお子様のいるご家庭ではご注意
ください。倒れたり、こわれたりしてけがの
原因となることがあります。
2
4
4
660A-J-004A
主な特長
■演奏内容を録音してオリジナル曲が作れます(ソングシーケンサー機能)■
最大 6 パートの演奏内容を本体内に録音し、パートごとの音色、音量、左右の再生位置などを調節して聞くことができます。自
動伴奏機能と組み合わせることで、本格的なアンサンブルの曲作りも行えます。
■オリジナルの自動伴奏パターンが作れます(パターンシーケンサー機能)■
本機にあらかじめ内蔵されている 72 の伴奏パターンを元に、オリジナルの伴奏パターンを作ることができます。作ったオリジ
ナル伴奏パターンは 6 個まで登録することができ、内蔵のパターンと同様に使うことができます。
■ 78 種類のリズムに合わせて演奏できます(78 リズム)■
ロックやポップス、ジャズなど、72 プリセットリズム+ 6 ユーザーリズムを備えています。
20
■一人でアンサンブル演奏のような楽しさが味わえます(自動伴奏機能)■
コードを指定するだけでリズム、ベース音、コード楽器の伴奏が自動的に演奏されます。また、リズムごとにプログラムされた、
リズムにふさわしい音色、テンポ設定などを瞬時に呼び出したりすることもできます(ワンタッチプリセット機能)。
34
■いろいろな音色が楽しめます(232 音色)■
本機には、グランドピアノやパイプオルガンなど、ボタン操作で簡単に選べる 32 種類の「パネル音色」があります。また、ミキサー
機能を使えば、200 種類の内蔵音色もあわせて楽しむことができます(128GM 音色 +64 バリエーション音色 +8 ドラム音色)。
16
41
52
20
■ DTM 用の入力キーボード/音源として利用できます(GM 対応)■
コンピューターを利用した DTM(デスクトップ・ミュージック)が楽しめる GM(GeneralMIDI)準拠の音色を内蔵。DTM
用の入力キーボード/音源として利用できます。
74
■演奏パート/MIDIチャンネルごとに、個別に詳細な楽音設定が可能です(ミキサー機能)■
37
自動伴奏の各パートや、シーケンサーに録音した曲の各トラックごとの音色、音量、ステレオ定位などといった楽音の設定を、自
在に行うことができます。また MIDI 入力に対して、入力チャンネル別に同様の楽音設定が可能です。
■本機の各種の設定をすばやく呼び出すことができます(レジストレーション機能)■
曲に応じた音色、リズムの種類、テンポなどの各種の設定を一括して登録(レジストレーション)しておいて、後からすばやく
呼び出すことができます。20 セット(5 セットx4 バンク)まで登録可能です。
■ 10 種類の音響効果を内蔵しています(デジタルエフェクト)■
リバーブ、コーラスをはじめとしたデジタルエフェクトを 10 種類内蔵しており、演奏に応じて使い分けることができます。
■フロッピーディスクドライブを装備■
フロッピーディスクに、本機で作成したユーザーリズムやシーケンサーに録音した曲などを保存することができます。また、フ
ロッピーディスクに保存されている SMF(スタンダード MIDI ファイル)を、直接本機で再生することも可能です。
65
28
35
660A-J-005A
5
3
5
目次
安全上のご注意 .................................. 表紙裏
主な特長 ...................................................3
目 次 ......................................................... 4
各部の名称................................................ 6
デモ演奏の聴き方 .................................................... 9
液晶表示の見方 ............................................... 10
電源について ......................................... 12
設定とメモリー内容について ....................... 13
接続のしかた ......................................... 14
◆◇
◆◇
基本操作編
基本操作編
◇◆
◇◆
基本的な操作をしてみましょう ................ 16
同じリズムで演奏パターンを
変化させるには ............................................... 25
バリエーションのリズムにフィルインを
入れるには ....................................................... 25
伴奏とリズムを同時にスタートさせるには ...
エンディングを付けて曲を終わらせるには ...
オートハーモナイズを使うには ................... 26
ワンタッチプリセットを使うには ............... 27
不要なパートの音を消すには ....................... 27
メトロノームを使うには ............................... 28
デジタルエフェクトを使ってみましょう .... 28
タッチレスポンス機能を利用するには........ 29
トランスポーズ機能を利用するには ........... 30
チューニング機能を使うには ....................... 31
◆◇
◆◇
応用操作編
応用操作編
◇◆
◇◆
25
25
音を出してみましょう................................... 16
音色を選ぶには .............................................. 16
レイヤー機能を利用するには ....................... 17
スプリット機能を利用するには ................... 17
レイヤーとスプリットを同時に使うには .... 18
ペダルの効果をかけるには ........................... 19
自動伴奏を鳴らしてみましょう ................ 20
モードボタンについて................................... 20
リズムを選ぶには .......................................... 20
リズムを鳴らすには ...................................... 21
コード自動伴奏を鳴らすには ........................ 21
テンポを調節するには ................................... 24
伴奏の音量を変えるには ............................... 24
イントロを入れるには ................................... 24
フィルインを入れるには ............................... 24
音色を選ぶには(パネル音色以外)............ 34
レジストレーション機能を使ってみましょう ....
レジストレーション機能でできること........ 35
登録するには .................................................. 36
登録した設定を呼び出すには ....................... 36
35
ミキサー機能を利用するには ................... 37
ミキサー機能でできること ............................ 37
ミキサーモードについて ............................... 37
チャンネルごとのオン/オフを設定するには ....
特定のチャンネルの設定を変えるには........ 39
38
演奏を録音してみましょう
(ソングシーケンサー機能)....................... 41
ソングシーケンサー機能について ............... 41
4
660A-J-006B
目次
演奏をそのまま録音するには
(リアルタイム録音)....................................... 43
途中から録音をやり直すには
(パンチイン録音)........................................... 45
録音した内容を再生するには ....................... 48
ソングシーケンサーとミキサーの
関係について ................................................... 48
録音全般に関わる設定をするには
(グローバル設定)........................................... 49
オリジナル伴奏パターンを作ってみましょう
(パターンシーケンサー機能).................... 52
パターンシーケンサー機能を理解する........ 52
伴奏パターンを作成する
(パターンクリエイト・モード).................. 54
作成する伴奏パターンの設定
(パターンエディット・モード).................... 57
作成した伴奏パターンの保存と破棄
(クイット・モード)....................................... 62
◆◇
◆◇
附録
附録
◇◆
◇◆
困ったときは ......................................... 82
ディスクドライブ使用時のエラーについて ...
85
製品仕様 ................................................ 86
イスの組み立てかた ................................ 88
スタンドの組み立てかた.......................... 89
ご使用上の注意 ...................................... 92
保証・アフターサービス.......................... 93
資料 ....................................................... 94
トーンリスト .................................................. 94
ドラム音色リスト .......................................... 96
フィンガードコード一覧表 ........................... 98
フロッピーディスクドライブを使うには .... 65
フロッピーディスクドライブでできること ...
フロッピーディスクについて ....................... 65
フロッピーディスクドライブの基本操作 .... 66
SMF を再生するには ..................................... 67
データの保存と呼び出し ............................... 68
ユーティリティを使う................................... 71
65
MIDI を使ってみましょう ........................ 74
MIDI について ................................................. 74
GM について ................................................... 74
MIDI の設定を変えるには .............................. 75
本機で送受信可能なメッセージ ................... 76
ミキサー機能との関連と活用 ....................... 78
内部データのバルク送受信 ........................... 79
660A-J-007A
MIDIインプリメンテーション・チャ−ト ...
巻末
5
各部の名称
OUT
IN
RL RL
MIDI
LINE OUT
LINE IN
EFFECT
CONTRAST
MUSICAL INFOR
123
POWER
ON
OFF
FULL RANGE
CHORD
CASIO CHORD
FINGERED
MAIN ACCOMP
FOR PIANO
MODE VOLUME
RHYTHM
INTRO
MAX
MIN
MAX
EUROPEAN
POPS
MIN
ROOM
BALL-
16 BEAT
LATIN
ROCK
VARIOUS
JAZZ
RAGTIME
JAZZ/
BALLAD
CLASSIC
LATIN/
OLDIES
METRONOME
ONE TOUCH
PRESET
RHYTHM
POPS/
USER
FILL-IN FILL-IN ENDING
START/STOP TEMPO
NORMAL / VARIATION / SYNCHRO /
SELECT
AUTO
EXTERNAL
INTERNAL
TONE EXPANDER
CH 1
UPPER1
MIXER SELECT
HARMONIZE
CH 2
UPPER2
CH 3
LOWER1
CH 4
LOWER1
CH 5 CH 6
CHORD1
CH 7
CHORD2
A
16 CHAN
456
● ☞ マーク右の数字は、参照ページです。
●各部の名称は、本書の説明文中で太字で記載されます。
●スタンドについては、89 ページをご参照ください。
【背面図】
【底面図】
MIDI 端子[ミディ端子]☞74
LINEOUT 端子
[ラインアウト端子]☞14
【前面図】
ヘッドホン端子 ☞14
LINEIN端子[ラインイン端子]☞14
電源ランプ ☞12
【打楽器イラスト】
☞34
6
コード名 ☞22
660A-J-008A
各部の名称
注意
本機を演奏する際、必ず本機のスライド式鍵カバーを完全に開けるようにしてください。不完全な
開け方で演奏した場合、演奏の際の振動でカバーが閉まり、本機とカバーとの間に指をはさむこと
があり、危険です。
【譜面立ての立て方】
下図のように組み立ててください。
裏面
留め金の内側に
入れる。
【底面図】
ペダルコネクタ ☞91
留め金
<完成図>
【フロッピー部】
MATION SYSTEM
NEL MIXER
CH 8
CHORD3
CCOMP
アクセスランプ ☞66
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
LAYER
SPLIT
TRANSPOSE
CH 9
CH 10
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
BASS
CH 15
RHYTHM
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
TR 5
SEQUENCER TRACK
PIANO
SELECT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
HARP
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
CH 16
TR 6
DION
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
STRINGS
BRASS
FLUTE
SAX
REGISTRATION
BCDE
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 2
E. ORGAN 1
DRUM
SET
W.BASS
BRIGHT-
E.BASS
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
− +
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
TOUCH
RESPONSE
DELETE
2HD/2DD FLOPPY DISK DRIVE
イジェクトボタン ☞66
譜面立て
参考
音名の対応
ドCレDミEファFソGラAシ
(H)
ド
B
C
C4 などの数字は鍵盤の位置を示しています。
C1
▲
C2
▲
C3
▲
C4
▲
C5
▲
C6
▲
C7
▲
C8
▲
660A-J-009A
7
POWER
ON
OFF
FULL RANGE
CHORD
CASIO CHORD
FINGERED
MAIN ACCOMP
FOR PIANO
MODE VOLUME
RHYTHM
INTRO
MAX
MIN
MAX
EUROPEAN
POPS
MIN
ROOM
BALL-
16 BEAT
LATIN
ROCK
VARIOUS
JAZZ
RAGTIME
JAZZ/
BALLAD
CLASSIC
LATIN/
OLDIES
METRONOME
ONE TOUCH
PRESET
RHYTHM
POPS/
USER
FILL-IN FILL-IN ENDING
START/STOP
NORMAL / VARIATION /
SYNCHRO /
SE
1
4
FOR PIANO
RHYTHM
INTRO
EUROPEAN
POPS
ROOM
BALL-
16 BEAT
LATIN
ROCK
VARIOUS
JAZZ
RAGTIME
JAZZ/
BALLAD
CLASSIC
LATIN/
OLDIES
METRONOME
ONE TOUCH
PRESET
RHYTHM
POPS/
USER
FILL-IN FILL-IN ENDING
START/STOP TEMPO
NORMAL / VARIATION /
SYNCHRO /
SELECT
123
45
6
AUTO
HARMONIZE
EXTERNAL
INTERNAL
TONE EXPANDER
CH 1
UPPER1
MIXER SELECT
CH 2
UPPER2
CH 3
LOWER1
CH 4
LOWER2
CH 5 CH 6
CHORD1
CH 7
CHORD2
CH 8
CHORD3
CH 9
BASS
CH 10
RHYTHM
CH 11
TR 1
CH 12
TR 2
CH 13
TR 3
CH 14
TR 4
CH 15
TR 5
CH 16
TR 6
ACCOMP SEQUENCER TRACK
16 CHANNEL MIXER
1
2 3 4
5
6
7 8 9 0 A B E
C
F
G
L M
D
EFFECT
CONTRAST
各部の名称
1
電源ボタン☞
2
モードボタン☞
3
全体の音量スライダー☞
4
伴奏の音量スライダー☞
5
リズムボタン☞
6
リズムセレクトボタン☞
7
イントロボタン☞
8
ノーマル/フィルインボタン☞
9
バリエーション/フィルインボタン☞
0
シンクロ/エンディングボタン☞
A
メトロノームボタン☞
B
スタート/ストップボタン☞
C
ワンタッチプリセットボタン☞
D
オートハーモナイズボタン☞
E
テンポボタン☞
F
エフェクトボタン☞
12,16
20
16
24
20
20
24
24
25
25
28
9,21,43,55,67
27
26
24
28
G
コントラストボタン☞
H
液晶表示☞
I
レイヤーボタン☞
J
スプリットボタン☞
K
トランスポーズボタン☞
L
ミキサーセレクトボタン☞
M
チャンネルボタン(CH1〜CH16)☞
N
トーンセレクトボタン☞
O
トーンボタン☞
P バンクセレクトボタン☞35
Q レジストレーションボタン(A〜E)☞35
R ストアボタン☞36
S
シーケンサー
(a) レコードボタン☞
(b) ソングボタン☞42,43,45,47
(c) パターンボタン☞53,54,57,62
10
11
17
17
30
38
27,37
16
16
43,45,47,56
8
660A-J-010A
LAYER
SPLIT
TRANSPOSE
H
I
J
K
N
O
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
SELECT
BANK A
PIANO
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKY-
PIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
HARP
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
TONE
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
DION
STRINGS
BRASS
FLUTE
SAX
REGISTRATION
BCDE
ORGAN
E. ORGAN 1
W.BA SS
E.BASS
E. ORGAN 2
P Q R
ORGAN
DRUM
SET
BRIGHT-
STORE
各部の名称
各部の名称
LECT
23
5
6
AUTO
HARMONIZE
TEMPO
EFFECT LAYER
CONTRAST
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
EXTERNAL
CH 1
CH 2
UPPER1
UPPER2
INTERNAL
MIXER SELECT
TONE EXPANDER
T
カーソルボタン☞
LOWER1
CH 3
LOWER1
16 CHANNEL MIXER
CH 4
CH 5 CH 6
CH 7
CH 8
CHORD1
CHORD2
CHORD3
ACCOMP
34,39
本文中では[▼][▼][▲][▼]と表記
U
エンターボタン☞
V
+/−ボタン[YES/NO ボタン]☞
W
デモ演奏ボタン☞
X
ディスクボタン☞
Y
チューニング/ MIDI ボタン☞
Z
タッチレスポンスボタン☞
34,39
9
66
29
CH 9
BASS
CH 10
RHYTHM
31,76
TRANSPOSE
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
TR 1
TR 2
TR 3
SEQUENCER TRACK
29,30,31,34
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
SPLIT
CH 15
TR 4
TR 5
SELECT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKY-
PIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
CH 16
TR 6
TONE
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
HARP
STRINGS
BRASS
REGISTRATION
BCDE
PHONE
FLUTE
ORGAN
DION
ORGAN
E. ORGAN 2
E. ORGAN 1
DRUM
SET
SAX
W.BASS
BRIGHT-
E.BASS
STORE
SEQUENCER
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
DELETE
PATTE R N
DEMO
DISK
TUNE/MIDI
TOUCH
RESPONSE
a b c
SEQUENCER
S
T
U
RECORD
ENTER / NO / YES
SONG
CURSOR
VOLUME
CH CH
VOLUME
PATTERN
DELETE
DEMO
DISK
TUNE/MIDI
TOUCH
RESPONSE
W
X
Y
Z
※
V
※デモ演奏の聴き方
デモ演奏ボタンを押すとデモ演奏が開始されます。デモ演奏は 12 曲あり、繰り返し再生を続けます。デモ演奏を停止したいときはデモ演奏
ボタンまたはスタート/ストップボタンを押します。
■
NOTE
●
●
●
●
660A-J-011A
■
デモ演奏中に+/−ボタンを押すと、次のデモ演奏にスキップします。
デモ演奏を始める前に鍵盤の音色を決めておくと(16 ページ参照)、デモ演奏に合わせてその音色で鍵盤演奏ができます。
デモ演奏中は MIDI 機能が使用できません。
デモ演奏が始まると、オートハーモナイズ、レイヤー、スプリット、自動伴奏モードが解除されますが、演奏が終了すると、デモ演奏開始
前の設定状態に戻ります。
9
各部の名称
液晶表示の見方
3
19
rand nPo
G
18
17
1
音色、リズム表示
音色の選択/表示状態のときにはTONE、リズム
の選択/表示状態のときにはRHYTHMが点灯し
ます。
2
リズム番号、音色番号(ミキサーで選択した場合)
現在選択されているリズムの番号が表示されます。
また、ミキサー機能で音色を選んだ場合、音色番
号が表示されます。他にも、パターンシーケン
サー機能やソングシーケンサー機能の使用中の状
態表示などに使われます。
3
コード名
自動伴奏を利用するときに、コード名が表示され
ます。
4
トーン名、リズム名
現在選択されている音色またはリズムの名称が表
示されます(現在どちらの名称が表示されている
かは、
1
で確認できます)。他にも、使用中の機能
に応じた各種の表示に使われます。
5
録音表示
ソングシーケンサー機能またはパターンシーケン
サー機能の使用中で、録音待機状態のときに点滅、
録音中のときに点灯します。
16 15 14
5 6
13 11 10
6
7
8
9
10
11
7421 8 9
12
音量表示
ミキサー機能使用時に、チャンネル別ボリューム
の設定中に点灯します。
カーソルキー表示
現在操作可能なカーソルボタンのうち、使用中の
機能と直接関連のあるものが点灯表示されます。
オクターブ記号 1
本機で発音中の音が、
ターブ高いときに1つ、2オクターブ高いときに
2つ点灯します。
五線譜
弾いた鍵盤の音の高さや、メモリー機能の演奏内
容、コードフォーム、MIDI で受信したデータなど
を五線譜上に表示します。
オクターブ記号 2
本機で発音中の音が、
ターブ低いときに点灯します。
拍数
リズムや自動伴奏、ソングシーケンサー機能、パ
ターンシーケンサー機能の利用中に、拍数を表示
します。他にも、機能ごとにさまざまな表示に使
われます。
9
の音符表示より 1 オク
9
の音符表示より、1 オク
10
660A-J-012A
12
小節数
リズムや自動伴奏、ソングシーケンサー機能、パ
ターンシーケンサー機能の利用中に、演奏開始時
からの小節数を表示します。
13
テンポ
リズムや自動伴奏、ソングシーケンサー機能、パ
ターンシーケンサー機能を利用する際のテンポを、
1 分間当たりの拍数で表示します。他にも、ミキ
サー機能の設定値表示など、機能ごとにさまざま
な表示に使われます。
14
メトロノーム
ビート(拍)のタイミングをメトロノームの絵で
表示します。
15
レベルメーター
1〜16 の数字は、ミキサー機能の各チャンネル番
号に対応します。各チャンネルのオン/オフ表示等
に使われます。
16
鍵盤
本機の鍵盤上での演奏や、ソングシーケンサー機
能で録音した内容の再生、MIDIで受信したデータ
などを表示します。
各部の名称
■
NOTE
■
●
本書中では、液晶画面の図が機能説明や操作説明などと共に掲載
されています。これらの図は、それぞれの説明の中で一例として
挙げているもので、数値や文字表示などは必ずしも本体と一致し
ない場合があります。あらかじめご了承ください。
●
電源を入れた直後に、液晶表示の明るさが不安定になることがあ
りますが故障ではありません。数秒後には明るさが安定するよう
になります。
液晶表示のバックライトは、長時間使用すると暗くなることがあ
ります。表示が暗くなり見にくくなった時は、お買い上げの販売
店またはカシオテクノ・サービスステーションに交換をご依頼く
ださい。有償にて交換いたします。
■液晶表示のコントラスト調節
●
液晶表示のコントラストを 100 段階で調節することができます。
●
見る角度によってコントラストが変わります。お使いになる状況で
よく見えるように、調節してください。
●
調節するには、コントラストボタンを押した後、約7秒以内に+/
−ボタンを押します。+ボタンを押すごとに数値が 1 ずつ大きく
なり、コントラストが強くなります(液晶表示が濃くなります)。−
ボタンを押すごとに数値が 1 ずつ小さくなり、コントラストが弱
くなります(液晶表示が淡くなります)。
●
画面に「Contrast」と表示されている間は、+/−ボタンを使っ
て、直接コントラスト設定を数値で入力できます。
設定可能範囲は 0 〜 99 の範囲です(初期値は 50 です)。
17
ミキサーモード表示
ミキサー機能の使用中に、現在のミキサーのモー
ド(インターナル/エクスターナル)を表示しま
す。
18
レイヤー表示、スプリット表示
レイヤーおよびスプリット状態のときに点灯しま
す。
19
エフェクト表示
デジタルエフェクトが使われているときに点灯し
ます。
660A-J-013A
11
電源について
本機は、電源として家庭用電源を使用します。
ご使用後は、必ず電源を切ってください。
1.
ピアノ本体の電源ボタンがOFFの状態になっ
ているのを確認してください。
• もしONになっていたら、ボタンを押してOFFの状
態にしてください。
【スイッチ図】
電源ボタン
POWER
ON
OFF
ON
(電源ランプ点灯)
OFF
(電源ランプ消灯)
【前面図】
2.
電源プラグを家庭用コンセントに差し込みます。
3.
電源ボタンをONにします。
重要
• 電源プラグを抜き差しするときは、電源ボタンがOFFになっ
ている事を確認してください。
12
電源ランプ
660A-J-014A
電源について
RHYTHM
MODE VOLUME
MAIN ACCOMP
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
16 BEAT
ROCK
BALLROOM
LATIN
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
FOR PIANO
JAZZ
BALLAD
JAZZ/
VARIOUS
RAGTIME
SYNCHRO /
POPS
EUROPEAN
MAX
MAX
INTRO
MIN
MIN
POPS/
OLDIES
LATIN/
CLASSIC
USER
RHYTHM
METRONOME
START/STOP TEMPO
SELECT
123
45
6
AUTO
ONE TOUCH
HARMONIZE
PRESET
EFFECT LAYER
CONTRAST
EXTERNAL
CH 1
CH 2
CH 3
CH 4
UPPER1
UPPER2
LOWER1
LOWER1
INTERNAL
TONE EXPANDER
MIXER SELECT
設定とメモリー内容について
■設定の保持
本機では、電源ボタンの操作で電源が切れた後も、いくつかの設定
(下記参照)は記憶され、次に電源を入れたときに同じ設定になりま
す。
記憶される設定
ソングシーケンサーの設定(曲番号、メトロノーム設定、クォ
ンタイズ分解能)、パターンシーケンサーの設定(メトロノーム
設定、クォンタイズ分解能)、コントラストの設定
■メモリー内容の保持
上記の設定と同様、レジストレーション機能、ソングシーケンサー機
能、パターンシーケンサー機能で本機に記憶させた内容も(電源を
切っても)残っています。
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
16 CHANNEL MIXER
CH 5 CH 6
CH 7
CH 8
CHORD1
CHORD2
CHORD3
ACCOMP
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
STRINGS
BRASS
FLUTE
REGISTRATION
BCDE
DION
SAX
SELECT
SPLIT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
TRANSPOSE
CH 9
CH 10
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
BASS
CH 15
RHYTHM
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
TR 5
SEQUENCER TRACK
HARP
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
CH 16
TR 6
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 1
E. ORGAN 2
DRUM
W.BASS
SET
E.BASS
BRIGHT-
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
−+
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
−
TOUCH
RESPONSE
DELETE
YESボタンエンターボタン
■保持されている設定や記録内容をまとめて消去
●
本機全体の初期化
本機を工場出荷状態に戻します。
1.
エンターボタンを押しながら電源を入れてくださ
い。
Res
2.
YES ボタンを押すと本機全体を初期化して、工
et?
場出荷時の状態になります。
• NO ボタンを押した場合は、初期化せずに電源が入るだけで
す。
■設定や記憶内容を保つためには
ソングシーケンサーやパターンシーケンサーで作成した曲や伴奏パ
ターンなどのデータを、本機の電源を切った後も保持するために、本
機はリチウム電池を内蔵しています。このリチウム電池が消耗する
と、本体の電源を切ると同時に記録内容は消去されてしまいます。内
蔵のリチウム電池の寿命は、本機の製造より約5年ですので、お買い
あげより相当の年数が立ちましたら、最寄りのカシオサービスセン
ターにご連絡ください。有償にて電池交換をいたします。
なお、本機に記憶した各種のデータは、以下の方法でバックアップす
ることができます。
●
MIDI バルク送受信でコンピューターなどの外部機器に保存(79
ページ「内部データのバルク送受信」を参照)
●
フロッピーディスクに保存
(65 ページ「フロッピーディスクドライブを使うには」を参照)
660A-J-015A
13
接続のしかた
オ−ディオ機器や楽器用アンプと接続すれば、それらの機器のスピ−カ−の能力に応じたより迫力のある音量や音質で、演奏を楽しめます。
【背面部】 【底面部】
オーディオアンプのAUXIN等
重要
3
LEFT
(白)
RIGHT
(赤)
ギターアンプ
4
キーボードアンプ等
INPUT1
INPUT2
• 接続の際は、本機の全体の音量スライダーを(接続す
る機器側にも音量調節があればそちらも)絞ってお
き、接続後、適切な音量に調節してください。
また、接続に際しては、接続機器の取扱説明書も合わ
せてお読みください。
MIDI
OUT
標準ジャック
標準プラグ
ピンプラグ
LINE OUT
IN
RL RL
LINE IN
■ヘッドホンを接続するには(図 1)
ヘッドホンをヘッドホン端子に接続します。本機のスピ−カ−からは
音が出なくなり、夜間なども周囲に気がねなく演奏が楽しめます。な
お、耳の保護のために音量を上げすぎないようにご注意ください。
■外部機器の音を、本機から鳴らすには(図 2)
R(Right)に接続すれば右スピーカーから、L(Left)に接続すれば
左スピーカーから音が出ます。相手の機器の出力端子に応じた、市販
の接続コードをご利用ください。
1
ヘッドホン
2
テープレコーダー
MIDI音源
■オーディオ機器を接続するには(図 3)
R(Right)が右スピーカー、L(Left)が左スピーカーの音です。市
販の接続コードで図 3 のように、両方とも接続してください。通常
はオーディオ機器のインプットセレクターを、接続した端子(AUX
IN等)に切り替えます。音量は本機の全体の音量スライダーでも調節
できます。
■楽器用アンプを接続するには(図 4)
R(Right)が右スピーカー、L(Left)が左スピーカーの音です。市
販の接続コードで図 4 のように、両方とも接続してください。
音量は本機の全体の音量スライダーでも調節できます。
* アンプにインプットジャックが1つしかないときは、市販の二股ソ
ケットなどを利用して、R と L を1本にまとめてください。
標準プラグ
14
標準ジャック
二股ソケット
660A-J-016A
660A-J-017C
基本的な操作をしてみましょう
全体の音量スライダー
RHYTHM
FOR PIANO
USER
ROCK
JAZZ
LATIN
VARIOUS
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
SYNCHRO /
POPS/
BALLAD
OLDIES
RHYTHM
123
45
JAZZ/
LATIN/
RAGTIME
CLASSIC
METRONOME
ONE TOUCH
PRESET
START/STOP TEMPO
電源ボタン
POWER
ON
OFF
MODE VOLUME
MAIN ACCOMP
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
POPS
16 BEAT
BALL-
EUROPEAN
ROOM
MAX
MAX
INTRO
MIN
MIN
ここでは本機の基本操作について説明します。
音を出してみましょう
1.
電源ボタンを押します。
2.
全体の音量スライダーを調節します(弾く前は小
さめにしておきましょう)。
3.
鍵盤を弾いてみましょう。
➠ 表示されている音色が鳴ります。
音色を選ぶには
基本編では、ボタン操作で簡単に選べる 32 種類の「パネル音色」に
ついて説明します。
1.
パネル上の音色の中から、鳴らしたい音色を選び
ます。
レイヤーボタン
SELECT
EFFECT LAYER
CONTRAST
6
AUTO
HARMONIZE
EXTERNAL
INTERNAL
MIXER SELECT
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
CH 1
CH 2
CH 3
CH 4
CH 5 CH 6
UPPER1
UPPER2
LOWER1
LOWER1
TONE EXPANDER
CHORD1
16 CHANNEL MIXER
CH 7
CHORD2
ACCOMP
SPLIT
TRANSPOSE
CH 8
CH 9
CH 10
CH 11
CH 12
CH 13
CHORD3
CH 14
BASS
RHYTHM
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
SEQUENCER TRACK
SELECT
BANK A
CH 15
CH 16
TR 6
TR 5
トーンセレクトボタン
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKY-
PIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
HARP
STRINGS
BRASS
REGISTRATION
BCDE
DION
ORGAN
PHONE
E. ORGAN 1
W.BASS
FLUTE
SAX
E.BASS
SEQUENCER
ORGAN
E. ORGAN 2
DRUM
SET
BRIGHT-
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
+
+
−
−+
DELETE
DEMO
PATTERN
DISK
TUNE/MIDI
TOUCH
RESPONSE
トーンボタン
3.
選びたい音色のボタンを押します。
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
TONE
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
HARP
STRINGS
BRASS
ORGAN
PHONE
FLUTE
ORGAN
DION
E. ORGAN 1
E. ORGAN 2
DRUM
W.BASS
SET
SAX
E.BASS
BRIGHT-
例:VIOLINの場合、トーンセレクトボタンを押して下側の
ランプを点灯させてから、HARP/VIOLIN ボタンを押し
ます。
V
ol
i
i
n
➠ バイオリンの音色で鍵盤演奏できます。
■
NOTE
■
●
GRANDPIANOの音色は、ステレオサンプリングになって
います。
●
音色番号 000 〜 199 については、応用編の「音色を選ぶには
(パネル音色以外)」(34 ページ)をご参照ください。
●
パネル音色を選んだときは、画面に音色番号が表示されません。
2.
トーンセレクトボタンを押して、選びたい音色と
同じ側のランプを点灯させます。
押すごとにランプの
点灯が切り替わりま
す。
【上側の音色】
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
SELECT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
【下側の音色】
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
SELECT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
TONE
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
DION
HARP
STRINGS
BRASS
FLUTE
SAX
TONE
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
DION
HARP
STRINGS
BRASS
FLUTE
SAX
16
ORGAN
E. ORGAN 1
W.BASS
E.BASS
ORGAN
E. ORGAN 1
W.BASS
E.BASS
ORGAN
E. ORGAN 2
DRUM
BRIGHT-
ORGAN
E. ORGAN 2
DRUM
BRIGHT-
■同時発音数について
●
本機は、同時に最大 32 音まで発音します。ただし、一部の音色
では2種類の音色を組み合わせているため最大16音になるもの
もあります。
●
SET
SET
リズムや自動伴奏が鳴っているときは、鍵盤での演奏音の同時発
音数が少なくなります。
660A-J-018A
基本的な操作をしてみましょう
■デジタルサンプリングの音色について
本機で鳴らすことのできる音色のいくつかは、「デジタルサンプリン
グ」という電子技術により、生の楽器の音を録音・加工したものです。
こうした音色の中には、元になっている楽器音の音域ごとの音質を再
現するために、低域・中域・高域など複数の音域ごとに元の楽器音を
録音し、ひとつの音色に仕上げたものがあります。
一部の音色で、鍵盤によって音質や音量が若干異なる箇所があります
が、これは上記のようなサンプリング処理における音域の境目(スプ
リットポイント)で、故障ではありません。
レイヤー機能を利用するには
レイヤー機能とは、2種類の音色を重ねて演奏するための機能です。
この機能を利用すれば内蔵音色の中から2つの音色(メイン音色とレ
イヤー音色)を選んで同時に発音させることで、まったく新しいサウ
ンドを作ることができます。
メイン音色(UPPER1)+レイヤー音色(UPPER2)
レイヤー機能を使うには、次の手順で操作します。
1.
メイン音色を選びます。
2.
レイヤーボタンを押して、レイヤー機能をオンに
します。
• 画面上のLAYERの表示が点灯します。
3.
レイヤー音色を選びます。
4.
鍵盤を弾いてみましょう。
• 2 音色の重なった音で演奏できます。
5.
レイヤー機能を解除するには、レイヤーボタン
を再度押してください。
• 画面上のLAYERの表示が消灯します。
■
NOTE
■
●
レイヤー機能は、ミキサー機能のインターナル・モードの CH1
(UPPER1)と CH2(UPPER2)を同時に鳴らすことで実現し
ています。このため、ミキサー機能※を使えば、メイン音色とレ
イヤー音色それぞれの音量バランスや、ステレオ定位などといっ
た設定も行うことができます。
●
パネル音色以外の 200 音色から、メイン音色とレイヤー音色を
選べます。あらかじめミキサー機能
ヤー音色)を設定した場合は、レイヤーボタンを押すだけで、2
つの音色の重なった音で鍵盤演奏できます。
※
で音色(メイン音色とレイ
※ミキサー機能については、37 ページをお読みください。
スプリット機能を利用するには
スプリット機能とは、2つの音色を鍵盤の高音部(メイン音色)と低
音部(スプリット音色)に分ける機能です。両手で鍵盤を演奏すると
き、この機能で鍵盤の高音部と低音部に異なる音色を割り当てれば、
2種類の楽器を左右に分けて演奏できます。
スプリットポイント(F
3)
• このとき、画面上にレイヤー音色が表示されます。レイヤー
音色の表示中は、音色ボタンでレイヤー音色を選択できます。
(音色変更の操作などを行わないと、約7秒間でメイン音色表
示に戻ります。)
660A-J-019A
スプリット音色
(LOWER1)
スプリット機能を使うには、次の手順で操作します。
メイン音色
(UPPER1)
17
基本的な操作をしてみましょう
レイヤーボタン
RHYTHM
FOR PIANO
BALLAD
16 BEAT
ROCK
JAZZ
MAIN ACCOMP
MAX
MIN
MAX
MIN
POPS
EUROPEAN
INTRO
BALL-
LATIN
VARIOUS
ROOM
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
SYNCHRO /
JAZZ/
RAGTIME
MODE VOLUME
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
1.
メイン音色を選びます。
2.
スプリットボタンを押して、スプリット機能をオ
POPS/
OLDIES
LATIN/
CLASSIC
USER
RHYTHM
METRONOME
START/STOP TEMPO
SELECT
123
6
45
AUTO
ONE TOUCH
HARMONIZE
PRESET
ンにします。
• 画面上のSPLITの表示が点灯します。
• このとき、画面上にスプリット音色が表示されます。スプ
リット音色の表示中は、音色ボタンでスプリット音色を選択
できます。(音色変更の操作などを行わないと、約7 秒間でメ
イン音色表示に戻ります。)
3.
スプリット音色を選びます。
4.
鍵盤を弾いてみましょう。
• 鍵盤の低音部(左側)はスプリット音色で、高音部(右側)は
メイン音色で演奏できます。
• 低音部と高音部の境目(スプリットポイント)は変更するこ
とができます。「スプリットポイントを変更するには」を参照
してください。
5.
スプリット機能を解除するには、スプリットボタ
ンを再度押してください。
• 画面上のSPLITの表示が消灯します。
■
NOTE
■
●
スプリット機能は、ミキサー機能のインターナル・モードのCH1
(UPPER1)と CH3(LOWER1)を同時に使うことで実現し
ています。このため、ミキサー機能
プリット音色それぞれの音量バランスや、ステレオ定位などと
いった設定も行うことができます。
●
パネル音色以外の 200 音色から、メイン音色とスプリット音色
を選べます。あらかじめミキサー機能※で音色(メイン音色とス
プリット音色)を設定した場合は、スプリットボタンを押すだけ
で、2 つの音色を高音部と低音部にわけて鍵盤演奏できます。
※
を使えば、メイン音色とス
EFFECT LAYER
CONTRAST
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
CH 2
UPPER2
TONE EXPANDER
16 CHANNEL MIXER
CH 3
CH 4
CH 5 CH 6
CH 7
CH 8
CH 9
LOWER1
LOWER1
CH 10
CHORD1
CHORD2
CHORD3
BASS
RHYTHM
ACCOMP
EXTERNAL
CH 1
UPPER1
INTERNAL
MIXER SELECT
■スプリットポイントを変更するには
スプリット機能を使う際の、低音部と高音部の境目(スプリットポイ
ント)を変更することができます。
スプリットボタンを押しながら、鍵盤をひとつだけ押
してください。押した鍵盤が、高音部の最低音(左端)
になります。
• このとき、鍵盤を押しても音は鳴りません。
レイヤーとスプリットを同時に使うには
レイヤー機能がオンの状態からスプリットボタンを押すと、レイヤー
とスプリット両方の特徴を兼ね備えた「レイヤースプリット」という
状態で利用できます。この状態では、2種類のレイヤーサウンドが鍵
盤の高音部(メイン音色+レイヤー音色)と低音部(スプリット音色
+レイヤースプリット音色)で発音します。
レイヤースプリット音色
(LOWER1 + LOWER2)
1.
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
STRINGS
BRASS
FLUTE
REGISTRATION
BCDE
DION
SAX
SELECT
SPLIT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
TRANSPOSE
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
CH 15
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
TR 5
SEQUENCER TRACK
HARP
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
CH 16
TR 6
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 1
E. ORGAN 2
DRUM
W.BASS
SET
E.BASS
BRIGHT-
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
−+
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
−
TOUCH
RESPONSE
DELETE
スプリットボタン
スプリット音色+
メイン音色+レイヤー音色
(UPPER1 + UPPER2)
メイン音色、レイヤー音色、スプリット音色、レ
イヤースプリット音色をそれぞれ選びます。
•「特定のチャンネルの設定を変えるには」(39 ページ)を参
照して、メイン音色(UPPER1)、レイヤー音色(UPPER2)、
スプリット音色(LOWER1)およびレイヤースプリット音
色(LOWER2)を指定してください。
※ミキサー機能については、37 ページをお読みください。
18
660A-J-020A
2.
レイヤーとスプリットの両方の機能をオンにし
て、「レイヤースプリット」の状態にします。
• レイヤーボタンを押して、レイヤー機能をオンにします。
• スプリットボタンを押して、スプリット機能をオンにします。
• 画面上のLAYERとSPLITの表示が両方とも点灯し
ます。
• このとき、画面上にはレイヤースプリット音色が表示されま
す。レイヤースプリット音色の表示中は、レイヤースプリッ
ト音色を選択できます。(音色変更の操作などを行わないと、
約 7 秒間でメイン音色表示に戻ります。)
3.
鍵盤を弾いてみましょう。
4.
レイヤースプリットの状態を解除するには、レイ
ヤーボタンとスプリットボタンを再度押してくだ
さい。
■
NOTE
■
●
レイヤースプリットは、ミキサー機能のインターナル・モードの
CH1(UPPER1)、CH2(UPPER2)、CH3(LOWER1)、CH4
(LOWER2)の4つのチャンネルを同時に使うことで実現してい
ます。このため、ミキサー機能を使えば、各音色それぞれの音量
バランスや、ステレオ定位などといった設定も行うことができま
す。詳しくは「ミキサー機能を利用するには」(37ページ)をお
読みください。
●
ミキサー機能を使うと、例えばCH4(LOWER2)だけを消音す
ることが可能です。こうすると、レイヤースプリットの使用時
に、低音部は単音色、高音部は2音色を重ねた音色で演奏すると
いったこともできます。「チャンネルごとのオン/オフを設定す
るには」(38 ページ)を参照してください。
基本的な操作をしてみましょう
ペダルの効果をかけるには
ダンパー、ソフト、ソステヌートの3つのペダルがあります。ペダル
の効果は下記の通りです。
ソフトペダル
ソステヌートペダル
【各ペダルの働き】
ダンパーペダル
................ 演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音が響き、
音に余韻が残ります。PIPEORGAN や STRINGS の
音色のとき、鍵盤を押している間にペダルを踏むと、踏
んでいる間は音が持続して発音されます。
ソフトペダル
................ 演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音の音色が
柔らかくなり音量が若干小さくなります。ペダルを踏み
こんだ後に弾いた音のみにかかる効果であり、鍵盤を押
してからペダルを踏んでも音は変化しません。
ソステヌートペダル
................ 演奏中にこのペダルを踏むと、ダンパーペダルと同様に
鍵盤で弾いた音が響き、音に余韻が残ります。ダンパー
ペダルとの違いは、効果をかけるタイミングにあり、鍵
盤を押してから、その鍵盤を離す前にペダルを踏んだ場
合にのみ、その音に対して効果がかかります。
ダンパーペダル
660A-J-021A
■
MEMO
■
• ペダルの効果は、それぞれ下記のようにかかります。
(ただし、MIDI の送信時を除きます。)
メモリーの再生中、デモ演奏中 ............. 鍵盤で弾いている音の
み。
シーケンサー機能で演奏中 ............. 演奏の音と鍵盤で弾
いている音の両方。
19
自動伴奏を鳴らしてみましょう
リズムセレクトボタン
SELECT
123
45
ONE TOUCH
PRESET
START/STOP TEMPO
EFFECT LAYER
CONTRAST
6
AUTO
HARMONIZE
EXTERNAL
CH 1
UPPER1
INTERNAL
MIXER SELECT
スタート/ストップボタン
CH 2
UPPER2
TONE EXPANDER
MODE VOLUME
MAIN ACCOMP
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
モードボタン
リズムボタン
POPS
EUROPEAN
MAX
MAX
INTRO
MIN
MIN
16 BEAT
ROCK
BALLROOM
LATIN
VARIOUS
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
RHYTHM
FOR PIANO
USER
POPS/
JAZZ
BALLAD
OLDIES
RHYTHM
JAZZ/
LATIN/
RAGTIME
CLASSIC
METRONOME
SYNCHRO /
本機では曲に出てくるコードを押さえることで、ベースパート(低音
部)とコード伴奏パートを鳴らすことができます。これらのパートは
リズム(打楽器音)と連動しており、リズムの種類ごとに、その雰囲
気に合った音色が鳴ります。
これらの伴奏に合わせて右手でメロディーを弾けば、一人でもアンサ
ンブル演奏のような楽しさが味わえます。
CH 3
CH 4
LOWER1
LOWER1
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
16 CHANNEL MIXER
CH 5 CH 6
CH 7
CH 8
CHORD1
CHORD2
CHORD3
ACCOMP
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
STRINGS
BRASS
FLUTE
REGISTRATION
BCDE
DION
SAX
SELECT
SPLIT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
TRANSPOSE
CH 9
CH 10
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
BASS
CH 15
RHYTHM
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
TR 5
SEQUENCER TRACK
HARP
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
CH 16
TR 6
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 1
E. ORGAN 2
DRUM
W.BASS
SET
E.BASS
BRIGHT-
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
−+
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
−
TOUCH
RESPONSE
DELETE
リズムを選ぶには
本機にはロック、ポップス、ジャズなど、72 種類のリズムが搭載さ
れています。
1.
リズムリスト(21ページ参照)から鳴らしたい
リズムを選び、該当するリズムボタンとリズム番
号を確認します。
2.
選びたいリズムボタンを押します。
➠ 選んだボタン上のランプが点灯し、現在選択されているリズ
ム番号とリズム名が表示されます。
例:16BEATSHUFFLEを選ぶ場合は、まず 16BEAT
ボタンを押します。
モードボタンについて
自動伴奏を鳴らすための入口に当たるのがモードボタンです。モード
ボタンを使って、自動伴奏を鳴らすか鳴らさないか、鳴らす場合はど
んな方法で鳴らすかを指定します。
モードボタンを押すごとに、状態が下図のように変わります。
MODE
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
●
すべてのランプが消灯している場合は、リズム音だけを鳴らすこと
ができます。
●
いずれかのランプが点灯している場合は、点灯しているランプに対
応した方法で自動伴奏を鳴らすことができます。それぞれの方法
(カシオコード、フィンガード、フルレンジコード)については、
22 ページ以降で詳しく説明します。
自動伴奏を使わない
「フルレンジコード」
「フィンガード」
「カシオコード」
1
6Bea t 1
3.
リズムセレクトボタン(1 〜 6)でリズム番号を
入力します。
例:リズムセレクトボタンの6を押します。
20
660A-J-022A
自動伴奏を鳴らしてみましょう
■リズムリスト
番号
POPS
1 8 BEAT BALLAD 1
2 8 BEAT
3 ROCK BALLAD
4 60'S SOUL
5 80'S ROCK
6 80'S POP
16 BEAT
1 16 BEAT 1
2 16 BEAT 2
3 16 BEAT BALLAD
4 16 BEAT SOUL
5 80'S DISCO
6 16 BEAT SHUFFLE
ROCK
1 8 BEAT ROCK
2 70'S ROCK 1
3 SHUFFLE ROCK
4 R & B
5 SLOW ROCK
6 ROCK WALTZ
JAZZ
1 SWING
2 BIG BAND
3 SLOW SWING
4 ORCH SWING
5 HARD BOP
6 JAZZ WALTZ 1
EUROPEAN
1 POLKA
2 MARCH 1
3 MARCH 2
4 EURO FOX
5 WALTZ 1
6 VIENNESE WALTZ
BALLROOM
1 BALLROOM FOX
2 QUICKSTEP
3 TANGO 1
4 MAMBO
5 CHA-CHA-CHA
6 BALLROOM WALTZ
リズム名
番号
LATIN
1 BOSSA NOVA 1
2 SAMBA
3 RHUMBA
4 MERENGUE
5 BEGUINE
6 REGGAE
VARIOUS
1 SLOW GOSPEL
2 SKA
3 BLUEGRASS
4 COUNTRY
5 HAWAIIAN
6 BROADWAY
BALLAD
1 8 BEAT BALLAD 2
2
3 POP BALLAD
4 SOUL BALLAD
5 BLUES BALLAD
6 CONCERTO
POPS / OLDIES
1 POP SHUFFLE
2 70'S ROCK 2
3 OLDIES SHUFFLE
4 50'S R&R
5 50'S BALLAD
6 NEW ORLNS R&R
JAZZ / RAGTIME
1 MELLOW JAZZ
2 JAZZ COMBO 1
3 JAZZ COMBO 2
4 RAGTIME
5 BOOGIE-WOOGIE
6 JAZZ WALTZ 2
LATIN / CLASSIC
1 SALSA
2 BOSSA NOVA 2
3 TANGO 2
4 ARPEGGIO
5 6/8 MARCH
6 WALTZ 2
リズム名
ELEC PIANO BALLAD
リズムを鳴らすには
スタート/ストップボタンを押すと、現在選択されているリズムが鳴
り始めます。リズムに合わせて鍵盤演奏を楽しむことができます。
リズムを止めるには、再度スタート/ストップボタンを押してくださ
い。
■
NOTE
■
●
モードボタンの上の3つのランプのいずれかが点灯している場合
は、リズムと一緒に「コード自動伴奏」が鳴る状態です。リズム
だけを鳴らしたい場合は、モードボタンを押してすべてのランプ
が消灯した状態にしておいてください。
コード自動伴奏を鳴らすには
準備
●
リズムを選び、テンポを調節します。
1.
モードボタンを押してカシオコードフィン
ガードフルレンジコードのいずれかのラン
プを点灯させ、コードの指定方法を選びます。
2.
スタート/ストップボタンを押してリズムをス
タートさせます。
3.
伴奏鍵盤でコードを指定してみましょう。
• 伴奏鍵盤や具体的な方法については、モードスイッチの設定
に応じて、
「カシオコードについて」・・・22 ページ
「フィンガードについて」・・・22 ページ
「フルレンジコードについて」・・・23 ページ
をご参考ください。
指定されたコード名を表示します。
➠ 選んだリズムと連動したコード自動伴奏が始まります。
• スタート/ストップボタンを押すと自動伴奏が停止します。
現在の小節数と拍数を表示します。
■
NOTE
■
●
LATIN/CLASSIC ジャンルの4〜6番のリズムは、コード伴奏
音だけで構成されており、ドラムなどのリズム音は入っていない
ため、モードボタンの上のすべてのランプが消灯している状態で
は発音しません。いずれかのランプが点灯している状態で、コー
ドを指定してご使用下さい。
660A-J-023B
21
自動伴奏を鳴らしてみましょう
■カシオコードについて
この方法では、コードを知らなくても伴奏鍵盤の押し方により4種類
のコードが簡単に指定できます。伴奏鍵盤とコードの指定方法は次の
とおりです。
【カシオコードの伴奏/メロディー鍵盤】
伴奏鍵盤 メロディー鍵盤
●
重要
メジャーコード
伴奏鍵盤の上側にアル
ファベットで音名が書い
てあります。コード名と
同じ音名の鍵盤を1つ押
します(伴奏鍵盤の範囲
内であれば、1オクター
ブ違う同音でもかまいま
せん)。
カシオコードの伴奏鍵盤は「コード指定スイッチ」と
してのみ働き、通常の鍵盤演奏はメロディー鍵盤の
範囲でのみ可能となります。
コードの種類
音名
C
例
#
DE F F
C
C
(C メジャー)
E#G
#
E
DE F
A
C
B
C
AB
■フィンガードについて
この方法で指定できるコードは15 種類です。伴奏鍵盤とコードの指
定方法(Cを根音とした場合)は次のとおりです。
【フィンガードの伴奏/メロディー鍵盤】
伴奏鍵盤 メロディー鍵盤
●
重要
C(メジャー)
C
aug
(オーギュメント)※1
フィンガードの伴奏鍵盤は「コード指定スイッチ」と
してのみ働き、通常の鍵盤演奏はメロディー鍵盤の
範囲でのみ可能となります。
Cm(マイナー)
C
sus
4
(サスフォー)
C dim
(ディミニッシュ)
C 7(セブンス)
2
※
マイナーコード
メジャーコードの押さえ
方に加えて、伴奏鍵盤内
の、それより右の鍵盤を
Cm
(Cマイナー)
#
E#G
A
DE F F
C
B
C
AB
1つ押します。
セブンスコード
メジャーコードの押さえ
方に加えて、伴奏鍵盤内
の、それより右の鍵盤を
C7
(Cセブンス)
#
E#G
A
DE F F
C
B
C
AB
2つ押します。
マイナーセブンスコード
メジャーコードの押さえ
方に加えて、伴奏鍵盤内
の、それより右の鍵盤を
Cm7
(C マイナー
セブンス)
#
E#G
A
DE F F
C
B
C
AB
3つ押します。
■
NOTE
■
●
2つ目以降の伴奏鍵盤は、1つめより右側なら白鍵/黒鍵を問わ
ずどれでも使用できます。
#
E
DE F
C
C
#
E
DE F
C
C
#
E
DE F
C
C
Cm 7
(マイナーセブンス)※2
C 7-5(セブンス
フラットファイブ)
Cm add9(マイナー
アドナインス)
NOTE
※1
※2
CM 7
(メジャーセブンス)※
2
C 7sus4
(セブンスサスフォー)
CmM7(マイナーメ
ジャーセブンス)
※2
Cm7-5(マイナーセ
ブンスフラットファイ
ブ)
C add9
(アドナインス)
C dim7(ディミ
ニッシュセブンス)
1
※2
※
★ 根音がC以外のときは、伴奏鍵盤の範囲内での対応となりま
す(98 ページ「フィンガードコード一覧表」参照)。
※ 1 : 転回形(下の
■
NOTE
■
を参照)は使えません。最低音が根
音となります。
※ 2 : 5度のソの音を押さえなくても、同じコードが指定できま
す。
22
660A-J-024A
自動伴奏を鳴らしてみましょう
■
NOTE
■
●
伴奏鍵盤であれば上記の押さえ方(例えばCを「ドミソ」と押さ
える)だけでなく、転回形(コードの構成音は同じで並び方の違
う押さえ方。例えばCを「ミソド」や「ソドミ」と押さえる)も
有効です。
・・・※ 1 のコードを除く。
●
原則として上記の例のように、コードの構成音すべてを押さえる
必要があります。構成音を省略したり1音のみを押さえても無効
となり、意図したコードは指定されません。
・・・※ 2 のコードを除く。
■フルレンジコードについて
この方法で指定できるコードは、フィンガードの 15 種類に 28 種類
加えた計 43 種類です。この場合、本機が判別できるコードの指定方
法で鍵盤を3つ以上押したときに限り、コードが指定されます。それ
以外(本機が判別できないコードや2つ以下の鍵盤を押している場
合)ではメロディー鍵盤と同様に発音しますので、すべての鍵盤で
コードの指定とメロディー演奏が行えます。
【フルレンジコードの伴奏/メロディー鍵盤】
伴奏鍵盤/メロディー鍵盤
(例)Cメジャーの場合
Cメジャーの構成音は、「ド・ミ・ソ」です。
鍵盤で「ド・ミ・ソ」と押さえると、下記のように指定されます。
1
ミソ ド
ミ
《ポイント》
• 転回形についてはフィンガードと同様です。(1)
• 最低音と右隣の音との間に、半音が6つ以上はさまる場合には、
最低音をベース音として判別します。(2)
ソ ド
2
Cのコード
C
のコード
E
《本機で判別できるコード》
分類 コードの種類
フィンガードの
対象コード
15種類(98ページ「フィンガード一覧表」
参照)
28 種類
以下は、Cをベース音とした場合の例で
す。
C6 • Cm6 • C69
それ以外の
コード
C
CDCECFC
B
C
Am
C
F7
C
•
••••••
Cm
B
•
•
C
C
Am
•
C
Fm7CGm7CA
•••
G
C
Dm
Fm
••••
C
C
BmCDm7
Bm
C
add9
C
A
G
CAC
C
Gm
Gm
C
C
-5
A
7
••••
C
C
660A-J-025A
23
自動伴奏を鳴らしてみましょう
伴奏の音量スライダー
MODE VOLUME
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
イントロボタン
ノ−マルフィルインボタン
MAIN ACCOMP
MAX
MIN
MAX
MIN
POPS
EUROPEAN
INTRO
RHYTHM
FOR PIANO
USER
POPS/
RHYTHM
OLDIES
BALLAD
16 BEAT
ROCK
JAZZ
LATIN/
JAZZ/
BALL-
CLASSIC
LATIN
VARIOUS
RAGTIME
ROOM
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
SYNCHRO /
METRONOME
START/STOP TEMPO
シンクロ/エンディングボタン
バリエ−ション/フィルインボタン
テンポボタン
SELECT
123
45
6
AUTO
ONE TOUCH
HARMONIZE
PRESET
スタート/ストップボタン
テンポを調節するには
テンポ(1分間に演奏される拍数)を30〜255 の範囲で調節しま
す。
テンポボタンを押します。
▲……数値が増える(速くなる)
▼……数値が減る(遅くなる)
■
NOTE
■
●
テンポボタンの▲/▼ボタンを同時に押すと、現在指定されてい
るリズムのお勧めのテンポになります。
●
表示されるテンポの数値は、1分間に演奏される四分音符の拍数
です。
EFFECT LAYER
CONTRAST
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
CH 2
UPPER2
TONE EXPANDER
16 CHANNEL MIXER
CH 3
CH 4
CH 5 CH 6
CH 7
CH 8
CH 9
LOWER1
LOWER1
CH 10
CHORD1
CHORD2
CHORD3
BASS
RHYTHM
ACCOMP
EXTERNAL
CH 1
UPPER1
INTERNAL
MIXER SELECT
イントロを入れるには
リズム演奏や自動伴奏を始める前にイントロ(前奏)を加えることが
できます。
準備
• リズムを選び、テンポを調節する。
• モードボタンでコードの指定方法を選ぶ。
イントロボタンを押します。
➠ 選んだリズムに応じたイントロを開始します。
• このとき伴奏鍵盤を弾くと、イントロに自動伴奏が加わります。
■
NOTE
●
イントロが鳴り終わると通常のリズムに戻ります。
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
STRINGS
BRASS
FLUTE
REGISTRATION
BCDE
DION
SAX
SELECT
SPLIT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
GUITAR
TRANSPOSE
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
CH 15
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
TR 5
SEQUENCER TRACK
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
CH 16
TR 6
HARP
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 1
E. ORGAN 2
DRUM
W.BASS
SET
E.BASS
BRIGHT-
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
−+
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
−
TOUCH
RESPONSE
DELETE
■
伴奏の音量を変えるには
伴奏パートの音量を通常の演奏とは独立して調節できます。
伴奏の音量を調節するには、伴奏の音量スライダーを
使います。
24
フィルインを入れるには
フィルインとは演奏中のリズムパターンを一時的に変化させた演奏
で、リズムにメリハリを付けることができます。
1.
スタート/ストップボタンを押してリズムを鳴ら
します。
2.
ノーマル/フィルインボタンを押します。
➠ リズムにフィルインが入ります。
■
NOTE
■
●
イントロが鳴っている最中にボタンを押しても、フィルインは鳴
りません。
660A-J-026A
自動伴奏を鳴らしてみましょう
同じリズムで演奏パターンを変化させるには
通常のリズムと演奏パターンを異なるリズム(バリエーション)に切
り替え、伴奏の雰囲気を変化させます。
1.
スタート/ストップボタンを押してリズムを鳴ら
します。
2.
バリエーション/フィルインボタンを押します。
➠ 選んだリズムのバリエーションに切り替わります。
■
NOTE
■
●
通常(ノーマル)のリズムに戻すには、ノーマル/フィルインボ
タンを押します。
バリエーションのリズムにフィルインを入れるには
バリエーションのリズムに変化を付けます。
バリエーションのリズムが鳴っているときに、バリ
エーション/フィルインボタンを押します。
➠ バリエーションのリズムにフィルインが入ります。
伴奏とリズムを同時にスタートさせるには
伴奏鍵盤を押すと同時にリズムとコード伴奏を同時にスタートさせる
方法です。
準備
• リズムを選び、テンポを調節する。
• コードの指定方法を選ぶ。
1.
シンクロ/エンディングボタンを押してシンクロ
スタートの待機状態にします。
2.
伴奏鍵盤でコードを指定します。
➠ リズムとコード伴奏が同時にスタートします。
■
NOTE
■
●
モードボタンのランプがすべて消灯している状態のときは、リズ
ムのみが鳴り始めます。
●
鍵盤を押す前にイントロボタンを押しておくと、イントロからシ
ンクロスタートします。
●
シンクロスタートの待機状態のときに、もう一度シンクロ/エン
ディングボタンを押すと待機状態が解除されます。
660A-J-027A
エンディングを付けて曲を終わらせるには
選ばれたリズムに最適なエンディングを加え、伴奏を自動的に停止し
ます。
リズム(伴奏)が鳴っているときに、シンクロ/エン
ディングボタンを押します。
➠ リズムに応じたエンディングに切り替わり、リズム(伴奏)を終了
します。
■
NOTE
■
●
各小節の2拍目より前にボタンを押すと瞬時にエンディングを開
始し、2拍目以降に押すと次の小節からエンディングを開始しま
す。
25
自動伴奏を鳴らしてみましょう
ワンタッチプリセットボタン
POPS
MODE VOLUME
MAIN ACCOMP
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
16 BEAT
BALL-
EUROPEAN
ROOM
MAX
MAX
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
INTRO
MIN
MIN
RHYTHM
FOR PIANO
USER
POPS/
RHYTHM
ROCK
JAZZ
BALLAD
OLDIES
JAZZ/
LATIN/
LATIN
VARIOUS
RAGTIME
CLASSIC
METRONOME
SYNCHRO /
START/STOP TEMPO
オ−トハ−モナイズボタン
SELECT
123
45
6
ONE TOUCH
AUTO
HARMONIZE
PRESET
EXTERNAL
INTERNAL
MIXER SELECT
EFFECT LAYER
CONTRAST
CH 1
CH 2
UPPER1
UPPER2
TONE EXPANDER
モ−ドボタン
オートハーモナイズを使うには
コード自動伴奏を鳴らしながらメロディー鍵盤を弾いたときに、弾い
た音に合わせて自動伴奏のコードの構成音のうちの適切な1音を自動
的に付加して、メロディーラインに厚みを出すことができます。これ
がオートハーモナイズ機能です。
オートハーモナイズを使うには、次の手順で操作します。
1.
モードボタンを押して、カシオコード、フィン
ガードのいずれかのランプを点灯させ、自動伴奏
が使える状態にします。
MODE
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
2.
オートハーモナイズボタンを押します。
• ボタン上のランプが点灯し、オートハーモナイズがオンの状
態になります。
3.
自動伴奏をスタートさせ、メロディー鍵盤で演奏
してください。
自動伴奏を使わない
フルレンジコード
フィンガード
カシオコード
CH 3
CH 4
LOWER1
LOWER1
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
16 CHANNEL MIXER
CH 5 CH 6
CH 7
CH 8
CHORD1
CHORD2
CHORD3
ACCOMP
■
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
HARP
STRINGS
BRASS
REGISTRATION
BCDE
DION
FLUTE
SAX
SELECT
SPLIT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
■
CH 15
CH 16
TR 5
TR 6
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
BANK A
TRANSPOSE
CH 9
CH 10
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
BASS
RHYTHM
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
SEQUENCER TRACK
NOTE
●
以下の場合には、一時的にオートハーモナイズは中断されます
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 2
E. ORGAN 1
DRUM
SET
W.BASS
BRIGHT-
E.BASS
STORE
RECORD
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
SONG
−+
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
−
TOUCH
RESPONSE
DELETE
が、使用するのを止めた時点で、再びオートハーモナイズが有効
な状態に復帰します。
• デモ曲の演奏
• フロッピーディスクドライブ機能の使用
●
オートハーモナイズとレイヤーを同時に使用することはできませ
ん。
●
「フィンガード」、「カシオコード」のいずれかのモードに設定さ
れている場合のみ、オートハーモナイズが有効になります。
■ハーモナイズ音の音色変更
オートハーモナイズ機能の使用中に自動的に付加される音のことを、
鍵盤演奏による「メロディー音」に対して「ハーモナイズ音」と呼び
ます。通常メロディー音の音色とハーモナイズ音の音色は同じ音色で
すが、ミキサー機能(37 ページ)を使ってハーモナイズ音の音色を
変更することができます。ハーモナイズ音はミキサーの CH2 に対応
していますので、CH2 の音色を変更してください。また、音色だけ
でなく、ミキサーのさまざまな設定(音量バランスの変更など)も変
更することができます。操作については、「特定のチャンネルの設定
を変えるには」(39 ページ)を参照してください。
■
NOTE
■
●
オートハーモナイズをオンにした時点で、ハーモナイズ音色は自
動的に鍵盤音色と同じ音色に設定されます。
●
鍵盤音色を変更すると、その時点でハーモナイズ音色も自動的に
鍵盤音色と同じ音色に設定されます。
4.
オートハーモナイズをオフにするには、オート
ハーモナイズボタンを押してください。
• ボタン上のランプが消灯します。
26
660A-J-028A
自動伴奏を鳴らしてみましょう
ワンタッチプリセットを使うには
ワンタッチプリセットとは、各リズムパターンごとに、そのリズムに
良くマッチした音色やテンポ設定などを、ワンタッチで呼び出すこと
ができる機能です。
ワンタッチプリセットでは、次の設定がリズムパターンごとにあらか
じめ設定されています。
●
鍵盤の音色と音量
●
レイヤーまたはオートハーモナイズのオン/オフ
●
レイヤーがオンの場合のレイヤー音色と音量、またはオートハー
モナイズがオンの場合のハーモナイズ音色と音量
●
テンポ
■ワンタッチプリセットの操作手順
1.
リズムを選択します。
2.
モードボタンを使って、コードの指定方法を選択
します。
3.
ワンタッチプリセットボタンを押します。
• 鍵盤の音色やテンポなどが、現在選択されているリズムに対
応した設定にセットされます。
• ボタン上のランプが点灯します。
不要なパートの音を消すには
本機の自動伴奏は、コード1、コード2、コード3、ベース、リズム
の 5 パートで構成されています。自動伴奏の演奏時は、通常これら
のすべてのパートが鳴っていますが、演奏時の気分や自分のイメージ
に合わせて、必要に応じて個別のパートを鳴らしたり(オン)、消し
たり(オフ)することができます。
各パートのオン/オフは、CH6 〜 CH10 のチャンネルボタンで行
います。
自動伴奏パート 対応するチャンネルボタン
コード 1 CH6
コード 2 CH7
コード 3 CH8
ベース CH9
リズム CH10
各パートのオン/オフについて詳しくは、ミキサー機能の「チャンネ
ルごとのオン/オフを設定するには」(38 ページ)を参照してくだ
さい。
■
NOTE
■
●
リズムによっては、あるパートが全休符になっていることがあり
ます。
4.
リズムとコード自動伴奏をスタートさせ、鍵盤演
奏を行ってみてください。
• ワンタッチプリセットによる設定での演奏ができます。
• ワンタッチプリセットがオンの状態でリズムを変えると、各
リズムパターンに対応した設定に変わります。
660A-J-029A
27
自動伴奏を鳴らしてみましょう
MODE VOLUME
MAIN ACCOMP
FULL RANGE
CHORD
FINGERED
CASIO CHORD
メトロノ−ムボタン
POPS
16 BEAT
ROCK
BALL-
EUROPEAN
ROOM
MAX
MIN
INTRO
LATIN
NORMAL / VARIATION /
FILL-IN FILL-IN ENDING
MAX
MIN
RHYTHM
FOR PIANO
USER
POPS/
JAZZ
BALLAD
OLDIES
RHYTHM
JAZZ/
LATIN/
VARIOUS
RAGTIME
CLASSIC
METRONOME
SYNCHRO /
123
45
ONE TOUCH
PRESET
START/STOP TEMPO
SELECT
リズムセレクトボタン
エフェクトボタン
EFFECT LAYER
CONTRAST
6
AUTO
HARMONIZE
EXTERNAL
CH 1
UPPER1
UPPER2
INTERNAL
TONE EXPANDER
MIXER SELECT
テンポボタン
スタ−ト/ストップボタン
メトロノームを使うには
本機はメトロノーム音を鳴らすことができます。メトロノーム音には
小節の1拍目に鳴るベル音と、その他の拍に鳴るクリック音がありま
す。伴奏(リズム)の無い曲の練習に活用できます。
1.
メトロノームボタンを押してから、リズムセレク
トボタン(1 〜 6)で拍子を決めます。
6
BEAT
■
NOTE
■
●
1を押したときは、ベル音は鳴らず、クリック音のみが鳴り
ます。拍子数にかかわらず練習するのに便利です。
2.
スタート/ストップボタンを押して、メトロノー
ムを鳴らします。
• メトロノーム音が鳴り、スタート/ストップボタンの上のラ
ンプが拍にあわせて点灯します。
3.
テンポボタンを押してテンポを調節します。
• ▲ ......... 数値が増える(テンポが速くなる)
• ▼ ......... 数値が減る(テンポが遅くなる)
テンポ値
CH 2
LOWER1
CH 3
CH 4
CH 5 CH 6
LOWER1
MUSICAL INFORMATION SYSTEM
16 CHANNEL MIXER
CH 7
CH 8
CH 9
CHORD1
CHORD2
CHORD3
BASS
ACCOMP
TONE
GRAND E.GRAND HARPSI- VIBRA- ACCOR- PIPE DRAWBAR
PIANO
PIANO
E.PIANO 1
CHORD
PHONE
HARP
STRINGS
BRASS
REGISTRATION
BCDE
DION
FLUTE
SAX
SELECT
SPLIT
BRIGHT OCTAVE E.PIANO 2 CLAVI CELESTA HONKYPIANO PIANO TONK
GUT TENOR
BANK A
CH 15
CH 16
TR 6
TR 5
GUITAR
ACOUS. VIOLIN CHOIR NEWAGE CLARINET TRUMPET
GUITAR NESS
TRANSPOSE
CH 10
CH 11
CH 12
CH 13
CH 14
RHYTHM
TR 1
TR 2
TR 3
TR 4
SEQUENCER TRACK
SEQUENCER
ORGAN
ORGAN
E. ORGAN 1
E. ORGAN 2
DRUM
SET
W.BASS
BRIGHT-
E.BASS
STORE
RECORD
SONG
CURSOR
VOLUME
CH−CH
VOLUME
ENTER / NO / YES
−+
DEMO
PATTERN
DISK
+
+
TUNE/MIDI
−
TOUCH
RESPONSE
DELETE
+/−ボタン
タッチレスポンスボタン
デジタルエフェクトを使ってみましょう
デジタルエフェクトとは、音にさまざまな音響効果を追加する機能で
す。本機は以下の 10種類のデジタルエフェクトを備えており、いず
れか一つを選んで使用することができます。
No. エフェクト名 表示 効果
0 リバーブ 1 Reverb1 深い残響効果
1 リバーブ 2 Reverb2 中くらいの残響効果
2 リバーブ 3 Reverb3 浅い残響効果
3 コーラス Chorus 音に厚みと広がりを加え
る
4 トレモロ Tremolo 小刻みに音を大きくした
り小さくしたりして音を
揺らす
5
フェイズシフター
6
オルガンスピーカー
7 エンハンサー Enhancer 高次倍音を強調しアタッ
8 フランジャー Flanger 音にジェット機の上昇下降
9
EQ ラウドネス
Phaser ジュワーンという感じの
回転感を加える
OrganSp 電子オルガン用回転ス
ピーカーと同じドップ
ラー効果
ク感を出す
音のような 響 きとうねりを
加える
Loudness
低音を強調する
4.
スタート/ストップボタンを押すとメトロノーム
がとまります。
28
660A-J-030A