取扱説明書
ҨȪɘșൡɽʽʞʯ˂ʉ˂ʩʁʽ
ÅÍÌ°´ ʁʴ˂ʄ
ǴȧΈႊȾȽɞҰȾȭᝢంɥȝᝣɒȾȽɝǾඩȪȢȝΈȗȢȳȨȗǿ
ǴᝢంɂȽȢȨȽȗɛșȾ۾ҒȾίከȪǾȗȷȺɕȾȻȶȹɜɟɞɛșȾȪȹȢȳȨȗǿ
はじめに
このたびは、本製品をお買い上げいただき、まこ
とにありがとうございます。
お使いになる前に「安全にお使いいただくために」
をよくお読みいただき、取扱説明書で機能や正し
い使い方を十分にご理解のうえ、末永くご愛用く
ださい。
また取扱説明書は、読み終わったあとも、いつで
もご覧になれるところに保管してください。
安全にお使いいただくた
めに
安全にお使いいただくために
警 告
一般家庭用電源 AC100V の電源以外で
は、絶対に使用しないでください。
火災・感電・故障の原因となります。
以下のようなときは電源スイッチを切
り、電源プラグを抜いてください。
火災・感電・故障の原因となります。
・ ミシンのそばを離れるとき
・ ミシンを使用したあと
・ 使用中に停電したとき
・ 接触不良、断線などで正常に動作しな
いとき
・ 雷が鳴りはじめたとき
取扱説明書および本製品で使われている表示や絵
文字は、本製品を安全に正しくお使いいただき、
お使いになる方や他の人々への危害や損害を未然
に防ぐためのものです。
その表示や意味は次のとおりです。
この表示を無視して誤った使い方を
すると、人が死亡または重傷を負う
警 告
注 意
危険が想定される内容を示していま
す。
この表示を無視して誤った使い方を
すると、人が傷害を負う危険が想定
される内容および物的損害のみの発
生が想定される内容を示していま
す。
取扱説明書で使用されている絵文字の意味は次の
とおりです。
特定しない
禁止事項
水に濡らしては
いけません
電源プラグを
抜いてください
分解しては
いけません
特定しない
義務行為
特定しない
危険通告
注 意
延長コードや分岐コンセントを使用し
た、たこ足配線はしないでください。火
災・感電の原因となります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししな
いでください。感電の原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込ん
でください。差し込みが不完全ですと、
感電や発熱による火災の原因となりま
す。傷んだプラグ・ゆるんだコンセン
トは使用しないでください。
電源プラグを抜くときはまず電源ス
イッチを切り、必ずプラグの部分を
持って抜いてください。電源コードを
引っ張って抜くとコードが傷つき、火
災・感電の原因となります。
電源コードを傷つけたり、破損したり、
加工したり、無理に曲げたり、引っ張っ
たり、ねじったり、たばねたりしないで
ください。また、重い物をのせたり、加
熱したりすると電源コードが破損し、火
災・感電の原因となります。
電源コードまたは電源プラグが破損し
たときはミシンの使用をやめてお買い
上げの販売店または「お客様相談室(ミ
119
シン
電源コードは、赤い印以上に引き出さ
ないでください。
番)」にご連絡ください。
感電の危険が
あります
針の下に指を入
れないでくださ
い
火災の危険が
あります
本製品を安全にお使いいただくために、次の事柄
を守ってください。
長期間ご使用にならないときは、必ず
電源プラグをコンセントから抜いてく
ださい。火災の原因となります。
直射日光の当たるところや、ストーブ、
アイロンのそばなど温度の高いところ
では使用しないでください。ミシンの
使用温度は 0 ~ 40 ℃です。ミシン内部
の温度が上がったり、ミシン本体や電
源コードの被膜が溶けて火災・感電の
原因となります。
火の気のあるもののそばでは使用しな
いでください(火の消えていないたば
こ、ろうそくなど)。
火災の原因となります。
1
安全にお使いいただくために
野外でのご使用は避けてください。雨
などが降り、本体が濡れて感電の原因
となります。また濡れたときはお買い
上げの販売店または「お客様相談室(ミ
シン 119 番)」にご連絡ください。
温度や湿度の高い所でのご使用や保管
は避けてください。
スプレー製品などを使用する部屋では
使用しないでください。スプレーへの
引火によるやけどや火災の原因となり
ます。
ぐらついた台の上や傾いたところなど、
不安定な場所には置かないでください。
バランスが崩れて倒れたり、落下などし
てけがをする原因となります。
ミシンは安定した平らなテーブルや机
の上でご使用ください。
ミシン本体の換気口をふさがないでく
ださい。換気口は、必ず壁から 30cm
以上離して使用してください。また、
換気口やフットコントローラーに糸く
ずやほこりがたまらないようにしてく
ださい。火災の原因となります。
ミシン本体の上に花びんや水の入った
容器を置くなどして、ミシン本体に水
をこぼさないでください。万一、内部
に水などが入った場合は、電源スイッ
チを切り、電源プラグをコンセントか
ら抜いてお買い上げの販売店または
「
お客様相談室(ミシン 119 番)」にご
連絡ください。そのまま使用すると火
災・感電の原因となります。
ミシン本体の換気口や内部に異物を入
れたり、ドライバーなどを差し込まな
いでください。高圧部に触れて感電の
おそれがあります。万一、異物が入っ
た場合は、使用をやめてお買い上げの
販売店または「お客様相談室(ミシン
119 番)」にご連絡ください。
ミシン本体の重さは約
ミシン本体を持ち運びする際は急激ま
たは、不用意な動作をしないでくださ
い。腰や膝を痛める原因となります。
以下の場所に設置、保管をしないでく
ださい。故障の原因になります。
・温度が著しく高くなる場所
・温度が著しく低くなる場所
・急激に温度が変化する場所
・湿気、湯気の多い場所
・火気や熱器具、冷暖房機器などに近い
場所
・屋外や直射日光の当たる場所
・ほこり、油煙の多い場所
ミシン本体は、必ずハンドルを持って
持ち運びをしてください。他の部分を
持つとこわれたりすべって落としたり
して、けがの原因となります。
ミシン本体には取扱説明書に記載され
ている付属品を使用してください。他の
部品を使用するとけが・故障の原因とな
ります。
9.3kg
あります。
お客様ご自身での分解、修理および改造
は行わないでください。火災・感電およ
びけがの原因となります。指定以外の内
部の点検・調整・掃除・修理は、お買い
上げの販売店または「お客様相談室(ミ
119
シン
取扱説明書に記載されている整備は、
必ず電源プラグをコンセントから抜い
て行ってください。
けが・感電の原因となります。
ミシン操作中は、針の動きに十分ご注
意ください。また、針、プーリー、て
んびんなどすべての動いている部品に
手を近づけないでください。けがの原
因となります。
リッパーで穴を開ける方向に、手や指を
置かないでください。すべったときにけ
がをするおそれがあります。本来の使用
目的以外での使用はしないでください。
針や押えなどの交換およびそのほかの
機能に関する使用については、取扱説
明書の指示どおりに正しく行ってくだ
さい。
縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押
したりしないでください。けが・針折
れの原因となります。
針の下などに指を入れないでくださ
い。けがをするおそれがあります。
上糸、下糸などに関する操作については、
取扱説明書の指示どおりに正しく行って
ください。取り扱いを誤ると、縫製中に
糸がらみなどが発生し、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
曲がった針は絶対に使用しないでくだ
さい。針折れの原因となります。
万一、ミシン本体を落としたり、破損し
たり、故障したりした場合は、ただちに
使用をやめてお買い上げの販売店また
は「お客様相談室(ミシン
ご連絡ください。そのまま使用すると火
災・感電の原因となります。
万一、煙が出ている、異臭がする、異常
音がするなどの状態のときはすぐに電
源プラグをコンセントから抜いて、お買
い上げの販売店または「お客様相談室
(ミシン
のまま使用すると火災・感電の原因とな
ります。お客様による修理は危険ですか
ら絶対にしないでください。
本製品が入っていた袋は、お子様がか
ぶって遊ばないように、お子様の手の
届かないところに保管するか廃棄して
ください。かぶって遊ぶと窒息のおそ
れがあります。
お子様の玩具として使用しないでくだ
さい。お子様が使用するときや、お子様
の近くで使用するときは、お子様がけが
をしないよう十分注意してください。
フットコントローラーの上に物をのせ
ないでください。
けが・故障の原因となります。
番)」にご依頼ください。
119
119
番)」にご連絡ください。そ
番)」に
2
● このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国
では使用できません。
This sewing machine can not be used in a
foreign country as designed for Japan.
職業用としてご使用になった場合の保証はいた
しかねますので、ご了承ください。
● 仕様および外観は品質改良のため、予告なく変
更することがありますので、ご了承ください。
● 取扱説明書の内容を許可なく無断で複製するこ
とは禁じられておりますので、ご了承ください。
● 取扱説明書の内容は予告なく変更することがあ
りますので、ご了承ください。
● 取扱説明書の内容について、万一不審な点や誤
りなどお気づきの点がありましたら「お客様相
談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
● 本機をご使用になる方(お子様を含む)が、身
体/知覚/精神的能力になんらかの障がいを持
つ場合、あるいは経験や知識が十分でない場合
には安全を保証できる責任者の監視の下でのみ
本機を使用してください。
● お子様が使用するときは、玩具として使用しな
いよう、十分な監視の下で使用してください。
警告表示について
商標
App Store は、 Apple Inc. のサービスマークです。
Android、 Google Play は、 Google Inc. の商標です。こ
れらの商標の使用は、Google 使用許諾の対象となり
ます。
警告表示について
ミシン本体には下記の警告が表示されています。
警告表示の注意事項を守って作業を行ってください。
また、警告ラベルは、はがれたり、傷ついたりしない
よう十分注意してください。
万一ラベルがはがれていたり、読みとれなくなった場
合は速やかに「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご
連絡ください。
オープンソースライセン
スの公開
オープンソースライセンスに関する記述は、弊社サ
ポートサイト(ブラザーソリューションセンター)
( http://s.brother/cphah/ )の製品マニュアルをご覧く
ださい。
3
目次
目次
第 1 章 ぬう前の準備 5
各部の名称 ........................................................... 5
付属品.................................................................................... 7
別売品.................................................................................... 8
電源の入れ方........................................................ 9
液晶画面............................................................. 10
液晶画面の見方 ................................................................... 10
設定画面 .............................................................................. 12
操作キーの感度を調節する ................................................. 13
下糸の準備 ......................................................... 14
下糸を巻く .......................................................................... 14
下糸をセットする................................................................ 16
上糸通し............................................................. 18
上糸を通す .......................................................................... 18
下糸を引き出す ................................................................... 20
布地と糸の種類による針の使い分け.................. 21
針の交換............................................................. 22
正しい針の見分け方............................................................ 22
針の交換 .............................................................................. 22
押えの交換 ......................................................... 23
押えを交換する ................................................................... 23
押えホルダーを取り外す/取り付ける ............................... 24
第 2 章 基本のぬい方 25
ぬってみましょう .............................................. 25
模様の種類 .......................................................................... 25
基本的なぬい方 ................................................................... 25
模様を組み合わせる............................................................ 27
返しぬい/止めぬいをする ................................................. 28
自動で返しぬい/止めぬいをする ...................................... 29
自動で糸を切る ................................................................... 30
振り幅/ぬい目の長さ/ぬい目の基線位置(L/R シフト)を
調節する .............................................................................. 30
糸調子を調節する .............................................. 31
上手にぬうためのヒント.................................... 32
上手にぬうコツ ................................................................... 32
布端から一定の距離をぬう ................................................. 33
いろいろな素材をぬう ........................................................ 34
ニーリフターを使用する..................................................... 36
刺しゅうする ..................................................... 74
刺しゅう模様を選択する .................................................... 74
模様を刺しゅうする ........................................................... 77
糸調子を整える................................................................... 79
刺しゅう模様を使用してアップリケをする ....................... 80
枠模様を使用してアップリケをする.................................. 81
分割模様をぬう................................................................... 82
刺しゅうの速度を調節する................................................. 82
編集のしかた ..................................................... 83
縫製設定画面で編集する ................................... 85
模様と針の位置を合わせる................................................. 86
文字をつなげて刺しゅうする............................................. 86
刺しゅう模様の記憶 .......................................... 87
刺しゅう模様を記憶させる................................................. 88
刺しゅう模様を呼び出す .................................................... 88
第 5 章付 録 89
お手入れのしかた .............................................. 89
注油に関して ...................................................................... 89
ミシンを保管するときのご注意 ......................................... 89
かまの掃除 .......................................................................... 89
タッチパネルが反応しない................................................. 90
困ったとき......................................................... 91
上糸がつる .......................................................................... 91
布裏で糸がからまる ........................................................... 91
糸調子が合わない............................................................... 92
布がミシンに入り込んでとれなくなった........................... 93
ボビン受け座の下に糸がからまってしまった.................... 95
こんなときは ...................................................................... 95
エラーメッセージ............................................................... 99
電子音について................................................................. 101
仕様 ................................................................. 101
ミシンをアップグレードする .......................... 101
索引 ................................................................. 102
第 3 章 いろいろなぬい方 37
ぬい方早見表...................................................... 37
実用ぬい............................................................. 43
布端を始末する ................................................................... 43
すそ上げをする ................................................................... 44
ボタン穴かがり ................................................................... 45
ボタンつけ .......................................................................... 48
ファスナーつけ ................................................................... 49
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい............................ 50
その他のぬい方 ................................................................... 55
模様の調整をする .............................................. 62
ステップ模様を作る........................................... 63
模様の記憶 ......................................................... 64
模様を記憶させる................................................................ 64
模様を呼び出す ................................................................... 64
マイイラスト機能 .............................................. 65
第 4 章 刺しゅう 67
刺しゅうの準備 .................................................. 67
刺しゅう押えを取り付ける
刺しゅう機を取り付ける..................................................... 68
きれいに刺しゅうするために.............................................. 69
刺しゅう枠に布地を張る..................................................... 70
刺しゅう枠をセットする..................................................... 72
....................................................... 67
4
各部の名称
a
b
c
d
e
f
h
k
l
m
n
g
i
j
第1 章
各部の名称
■ 主要部
ぬう前の準備
q 押えレバー
押えを上げ下げします。
r ドロップレバー
送り歯を下げるときと、元に戻すときに使用します。(
s 電源コード( P.9 )
t フットコントローラー( P.27 )
u 電源スイッチ( P.9 )
v 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを使用しているときはふさ
がないでください。
w フットコントローラージャック( P.27 )
x USB ポートコネクタ( P.64 、 88 )
■
針と押え部分
P.54
1
ぬう前の準備
)
a 上ふた
上糸を通すときや下糸を巻くときに開けます。
b 糸案内板( P.15、 P.19 )
c 下巻き案内( P.15 )
d 糸こま押え( P.14 )
e 糸たて棒( P.14 )
f 下糸巻き装置( P.14 )
g 液晶画面( P.10 )
h 操作パネル( P.6 )
i ニーリフター差し込み口( P.36 )
j ニーリフター( P.36 )
k 操作スイッチとスピードコントロールレバー( P.6 )
l 補助テーブル( P.7 )
m 糸切り( P.20 )
n 糸通しレバー( P.20 )
o プーリー
p ハンドル
ぬい目を 1 針ずつ送るときや、針を上げ下げするときに、手前
に回します。
ミシンを持ち運ぶために使用します。
a 針棒糸かけ( P.19 )
b 針板( P.33 )
c 針板カバー( P.17 )
d 針板ふた/内かま( P.17、 90 )
e 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
f 押え
布地を押さえます。ぬい方に合った押えを取り付けてください。
g 押えホルダー( P.24 )
h 押えホルダーのネジ( P.24 )
i ボタン穴かがりレバー( P.47 )
■ 刺しゅう機
a 刺しゅう枠固定レバー( P.72 )
b コネクタ( P.69 )
c キャリッジ( P.69 )
d 刺しゅう機取り外しレバー( P.69 )
5
各部の名称
■ 操作スイッチ
c
b
a
a スタート/ストップスイッチ
このスイッチを押すと、ミシンをスタートまたは停止します。
スイッチの色はミシンの状態によって変わります。
緑: スタートできる状態のとき/縫製中
赤: スタートできない状態のとき
橙: 下糸を巻いているとき/下糸巻き軸が右側に入っ
ているとき
b 返しぬいスイッチ
返しぬいスイッチを押すと、模様によって返しぬいまたは止め
ぬいをします。( P.28 )
c 止めぬいスイッチ
このスイッチを押すと1針ぬいを繰り返した後で、止めぬいし
ます。( P.28 )
飾り模様をぬっているときにこのスイッチを押すと、模様を最
後までぬってから止めぬいをします。
ボタンの横にある LED は、模様をぬっている時に点灯し、ぬ
い終わると消灯します。
d 針上下スイッチ
このスイッチを押すと、針の位置が上下に切り換わります。
2 回押すと、 1 針ぬいができます。
e 糸切りスイッチ
ぬい終わった後にこのスイッチを押すと、上糸と下糸を切りま
す。
f スピードコントロールレバー
このレバーを左右に動かして、ぬう速さを調節します。飾り模
様をぬうときや刺しゅうをするときは、ぬう速さは変わりませ
ん。
de
f
■ 操作パネルと操作キー
i
h
g
f
a 液晶画面(タッチパネル)
選択した模様の設定値や、操作を誤ったときのエラーメッセー
ジが表示されます。
液晶画面のキーを押すことで、操作をします。
詳細は、「液晶画面」( P.10 )を参照してください。
b 前ページキー
液晶画面に表示されていない項目があるときに、前の画面を表
示します。
c 次ページキー
液晶画面に表示されていない項目があるときに、次の画面を表
示します。
d ミシンの使い方キー
ミシンの使い方を確認するときに押します。
e 設定キー
針上下位置や操作音などの設定をするときに押します。
f 刺しゅうキー
刺しゅうをするときに押します。
g 実用/文字模様キー
実用模様や飾り模様をぬうときに押します。
h 戻るキー
液晶画面の表示を 1 つ前に戻すときに押します。
i 針・押え交換キー
針や押えを交換するときなどに押します。ミシンが作動しないよ
うに他のすべての操作キーと操作スイッチがロックされます。
e
a
b
c
d
• 操作キーは静電容量式タッチセンサーです。
指で直接触れて操作してください。操作する
人によって反応が異なりますが、キーを押す
強さによって反応が変わるわけではありませ
ん。
• 操作キーは操作する人によって反応が異なり
ますので、感度設定を調節して使用してくだ
さい。( P.13 )
• 市販の静電容量式に対応したタッチペンを使
用する場合は、タッチペンの先が 8mm 以上
のものを使用してください。先の細いタッチ
ペン、特殊な形状のタッチペンは使用しない
でください。
6
各部の名称
付属品
箱を開けたら、付属品が揃っていることを確認してください。不足しているときや破損しているときは、お買
い上げの販売店にお問い合わせください。
補助テーブルのふたを開けると、付属品収納スペースがあります。中には押え収納トレイが入っています。
1
1 付属品収納スペース
2 押え収納トレイ
3 刺しゅう押え< Q >
1. 2. 3. 4. 5. 6.
N
ジグザグ押え< J >
(ミシンに取り付けてあります)
7. 8. 9. 10. 11. 12.
ボタン穴かがり押え< A > 刺しゅう押え< Q > ミシン針( HA×1 )
13. 14. 15. 16. 17. 18.
模様ぬい押え< N > たち目かがり押え< G > 片押え< I > まつりぬい押え< R > ボタン付け押え< M >
黄# 11 ( 2 本)
赤# 14 ( 2 本)
緑# 16 ( 1 本)
ニット用・金 # 11 ( 1 本)
二本針 #11 ボビン< 4 個>
(1 つはミシンに取り付けて
あります)
リッパー
ぬう前の準備
M
はさみ ミシンブラシ はとめ穴パンチ ドライバー ネジ回し 補助糸たて棒
19. 20. 21. 22. 23. 24.
糸こま押え(大) 糸こま押え(中)<2個>
( 1 つはミシンに取り付けて
あります)
糸こま押え(小) 糸こま押え(特殊) 糸こまネット ニーリフター
25.* 26.* 27.* 28.
刺しゅう枠( L )・刺しゅうシート( L )
縫製範囲 縦 18cm × 横 13cm
刺しゅう枠( M )・刺しゅうシート( M )
縫製範囲 縦 10cm × 横 10cm
刺しゅう用下糸
( #60 ・白)
29. 30. 31. 32. 33.
ハードケース マイイラスト用紙 取扱説明書 かんたん操作ガイド
(下糸・上糸の準備、
刺しゅうの準備)
模様一覧
* 刺しゅう機の箱に同梱されています。
付属品バッグ
7
各部の名称
別売品
別売品・部品についてはお買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にお問い合わせくだ
さい。
1. 2. 3. 4. 5. 6.
オープントゥキルト押え
<O>(モデル名:
キルト押え
F061J
)
(モデル名: F005N )
ウォーキングフット
(モデル名: F033 )
ガイド付きピーシング押え
(モデル名: F057 )
キルター
(モデル名: F016N )
サイドカッター押え
(モデル名: F054 )
7. 8. 9. 10.
ウィングニードル
(モデル名: WN001 )
11.
直線針板と直線押え
(モデル名: SNP02AP )
刺しゅう枠( LL )・刺しゅうシート( LL ) *1
縫製範囲 縦 30cm × 横 13cm (モデル名: EF85 )
刺しゅう枠( S )・刺しゅうシート( S )
縫製範囲 縦 2cm × 横 6cm
(モデル名: EF82 )
刺しゅう糸
ウルトラポス 39 色セット
(モデル名: ETS39 )
12. 13. 14. 15. 16.
刺しゅう用接着芯 L
(モデル名: BM3 )
水溶性シート
(モデル名: BM4/BM6 )
ワイドテーブル
(モデル名: WT14AP )
フットコントローラー
(モデル名: FC32291 、
型式: MODEL T )
マルチ機能
フットコントローラー
(モデル名: MFFC2AP 、
型式: MODEL W )
17.
ボビン
(モデル名:
(モデル名:
B051(5
B101(10
個入り))
個入り))
*1 枠を取り付ける位置を変更することにより、布地を張り替えずに 30 cm × 13 cm の範囲に刺しゅうすることができます。縫製範囲は
18 cm × 13 cm です。
• 仕様は予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
8
電源の入れ方
電源スイッチが「切」になっている
a
(「 」側を押してある)ことを確認しま
す。
電源の入れ方
•
一般家庭用電源
対に使用しないでください。火災・感電・故
障の原因となります。
• 次のようなときは電源スイッチを切り、
電源プラグを抜いてください。火災・感
電・故障の原因となります。
• ミシンのそばを離れるとき
• ミシンを使用したあと
• 使用中に停電したとき
• 接触不良、断線などで正常に動作しない
とき
• 雷が鳴りはじめたとき
•
延長コードや分岐コンセントを使用した、
たこ足配線はしないでください。火災・感
電の原因となります。
• 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
でください。感電の原因となります。
• 電源プラグを抜くときはまず電源スイッ
チを切り、必ずプラグの部分を持って抜
いてください。電源コードを引っ張って
抜くとコードが傷つき、火災・感電の原
因となります。
•
電源コードを傷つけたり、破損したり、加
工したり、無理に曲げたり、引っ張った
り、ねじったり、たばねたりしないでくだ
さい。また、重い物を載せたり、加熱した
りすると電源コードが破損し、火災・感電
の原因となります。電源コードまたは電源
プラグが破損したときはミシンの使用をや
めて、お買い上げの販売店または「お客様
相談室(ミシン
い。
• 長期間使用しないときは、必ず電源プラ
グをコンセントから抜いてください。火
災の原因となります。
AC100V
119
の電源以外では、絶
番)」にご連絡くださ
電源コードを引き出し、電源プラグを家庭
b
用電源コンセント( AC100V )に差し込
みます。
a 電源コード
b 電源プラグ
c 赤い印
d 電源スイッチ
• 電源コードは、赤い印以上引き出さないでく
ださい。
ミシン本体右側面の電源スイッチの右側
c
( I 側)を押して「入」にします。
電源が入り、ライトと液晶画面、スタート/ス
トップスイッチが点灯します。針や送り歯が動
くと音がしますが、故障ではありません。
オープニング画面が表示されたら、液晶画
d
面を指で押します。
• 初めて本機の電源を入れたときは、液晶画面
に表示する言語を選択してください。
1
ぬう前の準備
ミシンの電源を切るには、電源スイッチの
e
左側( 側)を押して「切」にします。
9
液晶画面
0
A
8 7 6
5
4
3
F E C
1
2
B
9
0
A
8 7 6
5
4
3
F E C
1
2
B D
M
9
液晶画面
液晶画面の見方
模様や機能を選択したり、操作をするには、キーを指で押します。
操作パネルの を押すと、次の画面が表示されます。
a 実用模様
b 文字/飾り模様
■ 実用模様画面 ■ 実用模様編集画面
■ 文字/飾り模様画面 ■ 文字/飾り模様編集画面
• 模様の種類によって、使用できない編集機能があります。使用できる編集機能の場合は、模様を選
択しているときにキーが表示されます。
番号 画面表示 名称 はたらき 参照ページ
1
2
3
–
模様 ぬいたい模様のキーを押します。
表示サイズ 選択した模様が実際と比べてどのくらいのサイズで表示されているかを、
–
模様イメージ 選択した模様イメージを表示します。
おおよその数値で表しています。
100%: 実際とほぼ同じサイズで表示されています。
50%: 実際の半分のサイズで表示されています。
25%: 実際の 1/4 のサイズで表示されています。
25
–
–
10
液晶画面
番号 画面表示 名称 はたらき 参照ページ
4
押え表示 押え記号を表示します。ぬう前に、ここに表示されている押えを取り付け
てください。
ジグザグ押え< J > まつりぬい押え< R >
23
5
6
7
8
9
0
A
B
C
D
E
F
G
H
模様ぬい押え< N > ボタン付け押え< M >
たち目かがり押え< G > サイドカッター押え< S >
ボタン穴かがり押え< A >
* 片押え<
針位置設定表示 一本針と二本針のどちらが設定されているかを表示します。針位置が上下
どちらに設定されているかも表示します。
振り幅設定表示 選択した模様について、振り幅の現在の設定値を表示します。
ぬい目の長さ設定表示 選択した模様について、ぬい目の長さの現在の設定値を表示します。
L/R シフト設定表示 選択した模様について、 L/R シフト(ジグザグの振り幅の中心位置を左右
のどちらかにずらすこと)の設定値を表示します。
糸調子設定表示 選択した模様について、糸調子の現在の設定値を表示します。
マニュアル調整キー 振り幅、ぬい目の長さ、
します。
ページ表示 総ページ数と、現在のページを表示します。
画面切り替えキー 模様編集画面と模様画面を切り替えるときに押します。
イメージキー 選択した模様のイメージを拡大して確認するときに押します。
記憶キー 組み合わせた模様を記憶するときに押します。
自動糸切りキー 自動糸切り機能を有効にするときに押します。
自動返しぬい/止めぬいキー 自動返しぬい/止めぬい機能を有効にするときに押します。
連続/単独ぬいキー 単独ぬいと連続ぬいの切り替えをします。選択した模様によっては、この
機能が使用できないこともあります。
ぬっている途中でこのキーを押すと、そのときぬっていた模様を 1 サイク
ル分ぬって自動的に止まります。
模様の頭出しキー 停止時に押すと、縫製中の模様を先頭に戻すことができます。
I
>やキルト押えなど、液晶画面に表示されない押えもあります。
: 一本針/針位置下
: 一本針/針位置上
L/R
シフト、糸調子の調整画面を表示するときに押
を押して画面の糸色を変更することができます(青/赤/黒)。
: 二本針/針位置下
: 二本針/針位置上
1
ぬう前の準備
12
30
31
31
31
30
–
28
–
64
30
29
–
–
I
J
K
L
以下のキーは、選択した模様によって表示/非表示が変わります。
M
左右反転キー 模様を選択してから押すと、模様が左右に反転します。
ステップ模様キー ステップ模様を作るときに押します。
大きさキー 模様を選択してから押すと、模様の大きさが変わります(大/小)。
模様の長さキー
糸密度キー
文字間隔キー 文字模様の文字間隔を調整できます。入力した文字(入力前、入力中、入
削除キー 選択した模様を取り消すときに押します。模様の組み合わせを間違えたと
サテンステッチ模様 を選択してから押すと、振り幅・ぬい目の長さ
を変更せず、模様の長さを 5 段階から選択することができます。
飾りサテンステッチ模様 を選択してから押すと、模様の糸密度を変更
することができます。
:密度が低い
糸密度を にして模様が盛り上がるときは、 に戻してください。そ
のままぬい続けると、針が折れたり曲がったりするおそれがあります。
力後)に対して、文字間の設定が適用されます。
きも、このキーを押して模様を取り消します。
–
63
–
–
–
:密度が高い
–
–
11
液晶画面
設定画面
を押すと、ミシンのさまざまな設定(針上下位
置、オープニング画面など)を変更することができ
ます。設定を変更した後は、 または を押しま
す。
•USB メモリーが USB ポートコネクタに差し
込まれているときに、 を押すと、現在の
設定画面を、画像として USB メモリーに保
存することができます。画像は「 bPocket 」
フォルダーに保存されます。
■ ぬいの設定
a この設定を[ON ]にすると、スピードコントロー
ルレバーがジグザグの振り幅調節レバーに切り替
わります。( P.54 )
b 文字・飾りぬいの模様を調節します。( P.62 )
c二
本針を使用するときに[ON]に設定します。
P.60
)
(
d
押え圧を調節します。数字が大きいほど押え圧は
強くなります。通常は[
e 電源を入れたときに自動的に選択される模様と
して、「 1-01 直線(左基線)」または「 1-03
直線(中基線)」を選択します。
f この設定を[
ぬうと、返しぬいスイッチを押しても止めぬい
をします。
ON
3
]に設定してください。
]にして止めぬいをする模様を
■ 刺しゅうの設定
a 表示する刺しゅう枠のサイズを選択します。
b 中心マークと格子線の表示を選択します。
c この設定を[ ON ] にすると、 1 で選択した
刺しゅう枠のサイズに対応している刺しゅう模
様が選択できます。( P.75 )
d 刺しゅうの糸色表示を、糸番号または糸色名の
いずれかに設定します。( P.78 )
e 刺しゅうの糸色表示を糸番号にしたとき、
刺しゅう糸のメーカーを選択します。( P.78 )
f 刺しゅうのときの最高速度を調節します。
( P.82 )
g 表示単位(ミリ/インチ)を選択します。
h 刺しゅうの糸調子を調整します。( P.79 )
i 模様キーのサイズを選択できます。
j 模様表示エリアの背景色を選択します。
k 模様キーの背景色を選択します。
12
■ 共通の設定
液晶画面
操作キーの感度を調節する
操作キーの感度は、5段階から選択することができ
ます。設定画面で、使いやすい感度を選択してくだ
さい。
1
a ミシンが停止したときの針位置(上/下)を選
択します。
b 操作音の[ ON ]/[ OFF ]を選択します。
c 電源を入れて始めに表示される画面を選択しま
す。
d 液晶画面に表示される言語を選択します。
e
ミシンのライトの[ON]/[
f 操作キーの感度を選択します。( P.13 )
g ミシンの前回のメンテナンス以降にぬわれた針
数を表示します。ミシンの定期メンテナンスを
受けられる時期の目安としてご利用いただけま
す。定期メンテナンスの時期については、お買
い上げの販売店にご相談ください。
h 本機でぬわれた累積針数を表示します。
i ミシンのプロダクトナンバーです。
j ミシンにインストールされているプログラムの
バージョンです。
OFF
]を選択します。
a
/ を押して、 7 ページを表示します。
を押して、設定画面を表示します。
b
[スタート]を押します。
c
調整画面が表示されます。
/ を押して、[操作キーの感度]を
d
調節します。
• 数値が高いほど感度は高くなります。初期設定値
は、[ 3 ]です。
• 市販の静電容量式に対応したタッチペンを使用す
る場合は、感度を最高に設定することをおすすめ
します。
• 感度を調節しているときに、 を押すと操作
キーが反応しているかどうかを確認することがで
きます。操作キーが反応している場合、感度を示
す設定値が点滅します。
ぬう前の準備
e
を押して、元の画面に戻ります。
■ 操作キーを押してもミシンが動かな
いときは
ミシンの電源を切ったあと、 (糸切りスイッチ)
を押しながらミシンの電源を入れてください。
[操作キーの感度]の設定がリセットされます。
そのあと、設定画面で[操作キーの感度]を調節し
てください。
13
下糸の準備
下糸の準備
• 付属のボビンは本機純正品です。必ず純
正ボビンをご使用ください。ボビンの高
さは 11.5mm です。違うボビンを使用す
ると、ミシンが破損するおそれがありま
す。
• 過去に製造された純正ボビンには「 b 」
マークが刻印されていないことがありま
すが、高さ 11.5mm の純正ボビンである
場合、使用できます。
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。
•
ボビンの向きを確認しておくと、後の手順で参
考になります。同じ向きでボビンをかまにセッ
トする(
方向で下糸がセットされます。
本機付属ボビンの片面には「
されていますので、参考にご使用ください。
P.17
手順f)ことで、正しい巻き
b
」マークが刻印
糸こま押えを取り外し、下糸用の糸こまを
c
糸たて棒に取り付けます。
糸こまを糸たて棒に差し込み、糸が正面下から出る
ようにセットします。正しくセットしないと、糸が
糸たて棒にからまるおそれがあります。
• 実用ぬい用に下糸を巻くときは、布地に適し
た糸を使用してください( P.21) 。通常は上
糸と同じ糸を使用します。
• 刺しゅう用に下糸を巻くときは、ブラザーの
刺しゅう用下糸を使用してください。
上ふたを開けます。
a
ボビンのミゾと下糸巻き軸のバネの位置を
b
合わせてセットし、カチッと音がするまで
右側に押します。
a ミゾ
b 下糸巻き軸の
バネ
a 糸が正面下から出ています。
糸こま押えを糸たて棒に差し込みます。
d
糸こま押えの丸みをおびている面を外側にして、奥
までしっかりと差し込みます。
• 糸こまや糸こま押えが正しくセットされ
ていないと、糸たて棒に糸がからまり、
針折れの原因となります。
• 糸こま押え(大)(中)(小)は糸こま
の大きさに合わせて使用してください。
糸こまより小さい糸こま押えを使用する
と、糸こまの切り欠きなどに糸が引っか
かり、故障の原因となります。使用する
糸こまによっては、糸こま押え(特殊)
を使用します。詳細は、「お知らせ」
( P. 1 5 )を参照してください。
14
• 下図のような糸こまを使用するときは、糸こ
a 糸こま押え
(特殊)
b 12mm
c 75mm
ま押え(小)を使用し、糸こま押えと糸こま
との間に少しすきまを残してください。
下糸巻き案内のツメに糸をかけて、皿の下
f
に通します。
1
2
下糸の準備
1
• ナイロン透明糸やメタリック糸などの張りが
強い糸を使用する場合は、糸こまネットを糸
こまに付けてから糸たて棒にセットしてくだ
さい。ネットが長い場合は、糸こまの大きさ
に合わせて折って使用します。
• 高さ 75mm 、芯の直径が 12mm の糸こまを使
用する場合は、糸こま押え(特殊)を使用し
てください。
a 下糸巻き案内のツメ
b 皿
c しっかり奥まで入れるようにひっぱります。
• 糸が皿の下を確実に通っていることを確認し
てください。
糸を時計回りに5~6 回巻き付けて、ボビン受
g
け座のガイドミゾにひっかけ、糸の端を切り
ます。
a ガイドミゾ(カッター付)
3
ぬう前の準備
糸を糸案内カバーの後ろに通してから、糸案
e
内板の下に通します。
a 糸案内カバー
b 糸案内板
• 糸は、必ず時計回りに巻いてください。逆方
向に巻くと、下糸巻き軸に糸が巻きつくこと
があります。
• 必ずガイドミゾのカッターで糸を切って
ください。正しく糸を切らずに下糸を巻
くと、縫製中に糸量が少なくなったとき
にボビンに糸がからまり、針が折れたり
曲がったりするおそれがあります。
スピードコントロールレバーで下糸を巻く
h
速度を調節します。右に動かすと速く、左
に動かすと遅くなります。
• ナイロン透明糸などの伸縮性のある糸は、伸
びるおそれがあるため、遅い速度で巻くこと
をおすすめします。
15
下糸の準備
電源を入れます。
i
下糸をセットする
スタート/ストップスイッチを1回押して、
j
下糸巻きをスタートします。
フットコントローラーを接続している場合は、
フットコントローラーを踏み込みます。
• ナイロン透明糸をボビンに巻くときは、 1/2 ~
2/3 程度巻いたところで止めてください。
ナイロン透明糸をボビンいっぱいまで巻くと、
巻きくずれや縫製不良の原因となります。
また、ボビンに圧力がかかり、ボビンが下糸巻
き軸から抜けなくなったりボビンが破損したり
する原因となります。
ボビンの回転がゆっくりになったら、
k
スタート/ストップスイッチを
1
回押して、
下糸巻きを停止します。
フットコントローラーを接続している場合は、
フットコントローラーから足を離します。
下糸を巻いたボビンをかまにセットします。
ボビンをかまに入れ、針板カバーのミゾにそって糸
を通してセットするだけで、すぐにぬい始めること
ができます(下糸を引き出す必要はありません)。
• 糸を引いてギャザーを寄せたいとき、フリー
モーションキルトをするときなどぬい始めの
糸の始末をしたいときは、あらかじめ下糸を
引き出しておきます。詳細は、「下糸を引き
出す」( P.20 )を参照してください。
• 必ず正しく巻かれた下糸を使用してくだ
さい。巻き方が悪い下糸を使用すると、
針折れや糸調子不良の原因となります。
• 下糸をセットするときや交換するとき
は、必ず操作パネルの (針・押え交
換キー)を押して、操作キーと操作スイ
ッチをすべてロックしてください。
が押されていない状態でスタート/
ストップスイッチまたは他のスイッチを
押すと、ミシンが作動してけがをするお
それがあります。
• ボビンの回転がゆっくりになったら、必
ず下糸巻きを停止してください。無理に
続けると故障の原因となります。
糸を切り、下糸巻き軸をカチッと音がする
l
まで左へ戻し、ボビンを取り外します。
スピードコントローラーを元の位置へ戻し
m
ます。
糸こまを糸たて棒から外します。
n
電源を入れます。
a
(針上下スイッチ)を1回または2回押
b
して、針を上げます。
を押します。
c
画面が以下のように変わり、 以外の操作キー
と操作スイッチがすべてロックされます。
押えレバーを上げます。
d
16
下糸の準備
針板ふたの横のつまみを右側へスライドさ
e
せ、針板ふたを取り外します。
糸が左巻きになるようにしてボビンをかま
f
に入れます。
•
下糸巻き軸セット時(
向きでボビンをセットすると、左巻きになりま
す。
P.14
手順b)と同じ
右手でボビンを軽く押さえたまま(1 )、
h
ツメにかけた糸を針板カバーのミゾにそっ
て通し( 2 )、左手で糸を軽くひっぱり
ます( 3 )。
• この図の 2 のように、糸を針板カバーのツメ
にかけてから糸を通し、 3 の位置で糸を軽く
ひっぱることで、内かまの板ばねの間に糸が
入り、ぬうときに下糸に適切な張力を加える
ことができるようになります。
右手でボビンを軽く押さえたまま(1)、
i
左手で残りのミゾに糸を通します(
最後に手前に引いてカッターで糸を切りま
す(
3
)。
2
1
ぬう前の準備
)。
本機付属ボビンの片面には「
されていますので、参考にご使用ください。
b
右手でボビンを軽く押さえながら( 1 )、
g
左手で巻き終わりの糸を針板カバーのツメ
にかけます( 2 )。
a ツメ
」マークが刻印
• 必ずこの手順に従って正しく下糸をセットし
てください。針板カバーのミゾに糸をはめこ
むだけでは、下糸が正しくセットできず、縫
製不良・糸調子不良の原因となります。
針板ふたを元に戻します。
j
針板ふたのタブを針板カバーに差し込んでから、針
板ふたの右側を上から軽く押して取り付けます。
• 下糸を引き出さずにぬい始めることができま
す。下糸を引き出してからぬう場合は、「下
糸を引き出す」( P.20 )を参照してくださ
い。
•
ボビンは必ず指で押さえ、正しい方向から糸
が出るようにセットしてください。万一、ボ
ビンを逆の方向にセットすると、針折れや糸
調子不良の原因となります。
k
を押して、すべてのキーとスイッチの
ロックを解除します。
17
上糸通し
上糸通し
• 上糸は、手順に従って正しく通してくだ
さい。上糸を正しく通していない場合、
糸がからんで針が折れたり曲がったりす
るおそれがあります。
•2 0 番以下の太い糸は使用しないでくだ
さい。
• 針と糸は、「布地と糸の種類による針の
使い分け」( P. 2 1 )を参照して、適切
な組み合わせで使用してください。
上糸を通す
c
して、針を上げます。
針上下スイッチで針を上げないと、糸が正しくかか
りません。
を押します。
d
画面表示が変わり、 以外の操作キーと操作
スイッチがすべてロックされます。
•
針に糸を通すときは、必ず操作パネルの
(針・押え交換キー)を押し、操作キーと
操作スイッチをすべてロックしてください。
が押されていない状態でスタート/ストッ
プスイッチまたは他のスイッチを押すと、ミシ
ンが作動してけがをするおそれがあります。
(針上下スイッチ)を1回または2回押
上糸を通すときは、以下手順に従って正しく行
ってください。
電源を入れます。
a
押えレバーで押えを上げます。
b
シャッターが開いて、糸通しできるようになり
ます。
糸こま押えを取り外し、糸こまを糸たて棒に
e
差し込みます。
糸こまを糸たて棒に差し込み、糸が正面下から出る
ように差し込みます。正しく差し込まないと、糸が
糸たて棒にからまるおそれがあります。
a 糸が正面下から出るように差し込みます。
糸こま押えを糸たて棒に差し込みます。
f
糸こま押えの丸みをおびている面を外側にして、奥
までしっかりと差し込みます。
a
a シャッター
• 押えが上がっていない状態で上糸を通すこと
はできません。
18
• 糸こま押えは糸こまの大きさに合わせて
使用してください。
適切な糸こま押えの選び方については、
P. 1 5 を参照してください。
• 糸こまや糸こま押えが正しく取り付けら
れていないと、糸が糸たて棒にからまっ
たり、針が折れたりするおそれがありま
す。
糸を糸案内カバーの後ろに通してから、糸
g
案内板の下に通します。
針棒糸かけに糸をかけます。
i
図のように、左手で糸を押さえ、右手で糸端を持っ
てかけると、針棒糸かけの後ろに通しやすくなりま
す。針棒糸かけのツメの左側に糸が通っていること
を確認してください。
2
1
a 針棒糸かけ
b ツメ
針や糸が糸通し装置に対応していることを
j
確認します。対応している場合は、次の手
順に進みます。
• 糸通し装置は、 11 ~ 16 番のミシン針のみに使
用できます。
• ウィングニードルまたは二本針を取り付けてい
るときは、糸通し装置は使用できません。
• ナイロン透明糸や特殊な糸を使用するときは、
糸通し装置は使用できません。
• 糸通し装置が使用できない場合は、手で糸を持
ち、針穴の手前から後ろへ糸を通します。この
とき手順
スイッチをすべてロックしてください。
d で示したように、操作キーと操作
上糸通し
1
ぬう前の準備
a 糸案内カバー
b 糸案内板
矢印のように、ミゾにそって糸を通します。
h
• 押えを上げるとシャッターが開きます。上糸
を通すときや通した上糸を外すときは、必ず
押えを上げてください。
• このミシンには、てんびんの位置を確認する
窓があります。てんびん確認窓から、糸が確
実にてんびんに通っていることを確認してく
ださい。
針棒糸かけに通した糸の端を左へ引いて、
k
糸ガイドのミゾにかけたら、糸を前からし
っかりと引き、番号 7 の糸案内皿のすき間
に糸を入れます。
a 糸ガイドのミゾ
b 糸案内皿
押えレバーで押えを下げます。
l
19
上糸通し
ミシン本体左側面の糸切りで糸を切ります。
m
• メタリック糸など、糸こまからほどけやすい
糸を使用する場合、糸切りで糸を切ると糸通
しができないことがあります。このようなと
きは、糸案内皿( 7 のしるし)に糸をかけた
後、糸切りを使用せずに、糸を 8cm 以上 引
き出してください。
ミシン本体左側面の糸通しレバーをガチャ
n
と音がするまで下げ、ゆっくりと元に戻し
ます。
下糸を引き出す
糸を引いてギャザーを寄せたいとき、フリーモーション
キルトなどでぬい始めの糸の始末をしたいときは、あら
かじめ下糸を引き出しておきます。
「上糸を通す」(P.18 )を参照して、針に
a
糸を通します。
「下糸をセットする」( P.16 )のa ~f
b
を参照して、ボビンをかまに入れます。
引き出した糸をミゾにそって途中まで通し
c
ます。
下糸が引き出しにくくなるので、糸切りで糸を切ら
ないでください。
a フック
b 糸通しレバー
フックが回転し、針穴に糸が通ります。
• 針が一番上の位置にないと、糸通し装置が正
常に作動しません。一番上の位置にないとき
は、 (針上下スイッチ)で針を上げてくだ
さい。
P.18 の手順
c を参照してください。
針穴を通った糸をゆっくりひっぱります。
o
針穴を通った糸が輪になった場合は、輪をゆっくり
ひっぱり、針穴から糸を引き出します。
押えレバーを上げ、上糸を押えの穴から押え
p
の下に通して、後ろ側へ 10cm ほど引き出し
ます。
d
ロックを解除します。
左手で上糸の端を軽く持ち、 (針上下ス
を押して、すべてのキーとスイッチの
e
イッチ)を 2 回押して、針を上げます。
下糸が針板から輪になって引き出されます。
上糸をゆっくりと上へ引き、下糸の糸端を
f
引き出します。
上糸を押えの穴から押えの下に通して、下糸
g
とそろえて押えの下から後ろ側へ 10cm ほど
引き出します。
q
ロックを解除します。
20
を押して、すべてのキーとスイッチの
針板ふたを元に戻します。
h
布地と糸の種類による針の使い分け
布地と糸の種類による針の使い分け
•
このミシンで使用できる針:家庭用ミシン針(
• このミシンで使用できる糸: 30 ~ 90 番
* 20 番以下の太い糸は使用しないでください。故障の原因となります。
•
布地により、ミシン針や糸を使い分けます。次の表を参考にして、布地に適した糸と針を選択してください。
- 表は目安です。必ず試しぬいをしてください。使用する布地を、実際にぬう枚数分重ねてぬってください。
- ミシン針は消耗品です。美しい仕上がりと安全のために、折れる前の早めの針交換をおすすめします。
針交換の目安は「正しい針の見分け方」( P.22 )を参照してください。
HA×1
シリーズの太さ9~16番) 例)
HA×1、HA×1SP
など
1
ぬう前の準備
* 基本として、薄い布地には細い針と細い糸、厚い布
地には太い針と太い糸を使用します。
* 薄い布地をぬうときはぬい目を細かく、厚い布地を
ぬうときは粗くします。( P.30 )
布地の特徴・種類
薄地
普通地 ブロード、タフタ、ギャバジン、フラノ、
厚地
のびる布地
(ニット素材
など)
ステッチをかける場合
*
20
番以下の太い糸(ステッチ糸)を使用しないでください。
糸通し装置の故障や、針折れの原因となります。
ローン、ジョーゼット、ポーラ、オー
ガンジー、シフォン、ボイル、ガーゼ、
チュール、綿サテン、裏地 など
サッカー、ダブルガーゼ、リネン(麻
布)、ちりめん、タオル地、ワッフル、
シーチング、ポプリン、シャンブレー、
ダンガリー、サテン、サージ など
デニム( 12 オンス以上)、帆布 など
デニム(12オンス以上)、帆布、ツィー
ド、コーデュロイ、ベロア、キルティン
グ、メルトン、モッサ、ビニールコーテ
ィング地
ジャージー、トリコット、 T シャツ地、
フリース、スムース など
など
数字が小さいほど
太い糸です。
細い←
90~60~30
ミシン糸
種類 太さ
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ポリエステル糸、
綿糸
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ニット用糸
ポリエステル糸
数字が大きいほど
太い針です。
→太い
60 ~ 90
50 ~ 80
60 ~ 90
50 ~ 60
30 ~ 50
50 ~ 60 11 ~ 14
細い← 9~11~14~
針の太さ
9 ~ 11
11 ~ 14
30 16
60
50
30
14 ~ 16
ニット用針(金)
11 ~ 14
14 ~ 16
16
布地に適した模様を選
択し、ぬい目の長さを
→太い
調節してください。
ぬい目の長さ
細かいぬい目
( 1.8 ~ 2.5 )
普通のぬい目
( 2.0 ~ 3.0 )
粗いぬい目
( 2.5 ~ 4.0 )
布地の厚みに応じて設定
*
伸びる布地に適した模様の
選択をおすすめします。
(「伸びる布地をぬう」
(
P.34
布地の厚みに応じて
mm
))
設定
■ ナイロン透明糸
布地や糸にかかわらず
14 ~ 16
番の針を使用します。
■ 文字模様・飾り模様をぬうとき(針・糸)
針は、薄地・普通地・伸びる布地のときは、ニット用針(金色)11番、厚地のときは家庭用ミシン針14番
を使用します。糸は
50~60
番を使用します。
■ 刺しゅう用の針
11
番を使用します。
• 布地と糸と針の組み合わせは、上記に従ってください。組み合わせが適切でない場合、ぬい目がふ
ぞろいになり、ぬいじわや目とびの原因になります。特に、厚い布地(デニムなど)を
細い針( 9 ~ 11 番)でぬうと、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
21
針の交換
針の交換
• 針は必ず家庭用ミシン針( HA × 1 )を
使用してください。そのほかの針を使用
すると、針が曲がったり、ミシンが故障
する原因となります。
• 曲がった針は絶対に使用しないでくださ
い。けがをするおそれがあります。
正しい針の見分け方
針を使用する前に、針の平らな面を平らな板など
に合わせて確認し、すき間が平行にならない針は
使用しないでください。
a 平らな面
b 針の種類の刻印
c 平らな板
d 平行
e 平行でない
c
画面表示が変わり、 以外の操作キーと操作
スイッチがすべてロックされます。
• 針を交換するときは、必ず操作パネルの
(針・押え交換キー)を押して、操作
キーと操作スイッチをすべてロックしてく
ださい。 が押されていない状態でスタ
ート/ストップスイッチまたは他のスイッ
チを押すと、ミシンが作動してけがをする
おそれがあります。
「押えを交換する」( P.23 )のc ~d を
を押します。
d
参照して、押えを取り外します。
左手で針を持ち、ドライバーで針のとめネ
e
ジを手前(時計と反対回り)に回し、針を
取り外します。
• 針は消耗品です。次の事例にあてはまるとき
は、針を交換して下さい。
-
針が布地に刺さる際に通常と異なる音(パツ
パツやバスッバスッなど)が出るとき(針先
が折れていたりつぶれていたりする可能性が
あります。)
- 目とびが起きるとき(針が曲がっている可
能性があります。)
- 目安として、洋服などを 1 作品ぬい終えた
とき
針の交換
「正しい針の見分け方」で確認した新しい針と、
付属のドライバーを用意します。
a
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回押
して、針を上げます。
• とめネジをしめたりゆるめたりするときに、無
理に力を加えないでください。ミシンの部品が
破損するおそれがあります。
新しい針を平らな面が後ろ側になるように、針棒
f
のストッパーに当たるまで差し込みます。
そのあと、ドライバーで針のとめネジを奥側
(時計回り)に回し、針のとめネジをしめます。
1
• 針は必ずストッパーに当たるまで差し込
み、ドライバーでとめネジを確実にしめ
てください。針が正しく取り付けられて
いないと、針折れや故障の原因となりま
す。
a 針棒のストッパー
ミシン内部に針が落ちるのを防ぐために、
b
押えの下に布または紙を置いて、針板の穴
をふさぎます。
22
「押えを交換する」( P.23 )のe ~g を
g
参照して、押えを元に戻します。
を押して、すべてのキーとスイッチの
h
ロックを解除します。
押えの交換
押えホルダーの後ろ側の黒いボタンを押し、
d
押えを取り外します。
a 黒いボタン
b 押えホルダー
押えの交換
1
• 模様に適した押えを使用してください。
誤った押えを使用すると、針が押えに当
たり、折れたり曲がったりするおそれが
あります。各模様で使用する押えについ
ては、「ぬい方早見表」( P. 3 7 )を参
照してください。
• 押えは必ず純正品を使用してください。
純正品以外の付属品使用による故障は、
保証期間中でも有償修理となります。
※ 純正品以外のものすべてが必ず不具
合を起こすわけではありません。
•
模様を選択すると、使用する押えが液晶画面に
表示されます。ぬい始める前に押えを確認して
ください。他の押えが取り付けられている場合
は、正しい押えを取り付けてください。
取り付ける押えのピンと押えホルダーのミ
e
ゾが合う位置に押えを置きます。
a 押えホルダー
b ミゾ
c ピン
d 押え記号
押えレバーをゆっくり下げて、押えホルダー
f
のミゾを押えのピンにはめます。
ぬう前の準備
押えを交換する
a
b
c
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回押
して、針を上げます。
を押します。
画面表示が変わり、 以外の操作キーと操作
スイッチがすべてロックされます。
• 押えを交換するときは、必ず操作パネルの
(針・押え交換キー)を押して、操作
キーと操作スイッチをすべてロックしてく
ださい。 が押されていない状態でスタ
ート/ストップスイッチまたは他のスイッ
チを押すと、ミシンが作動してけがをする
おそれがあります。
押えレバーを上げます。
a 押えレバー
b 押えホルダー
c ミゾ
d ピン
押えが押えホルダーに取り付けられます。
押えレバーを上げて、押えが確実に取り付
g
けられていることを確認します。
を押して、すべてのキーとスイッチの
h
ロックを解除します。
23
押えの交換
押えホルダーを取り外す/取り
右手で押えホルダーを支え、左手でドライ
d
バーを使用してネジをしめます。
付ける
お手入れをするとき、また、ウォーキングフットなど、押
えホルダーを使用しない押えを取り付けるときは、押えホ
ルダーを取り外します。
■ 押えホルダーを取り外すとき
a
b
c
を押します。
画面表示が変わり、 以外の操作キーと操作
スイッチがすべてロックされます。
押えを取り外します。
• 詳細は、「押えを交換する」( P.23 )を参照し
てください。
ドライバーで押えホルダーのネジをゆるめ
ます。
ネジは奥側(時計と反対回り)に回します。
• 押えホルダーのネジは、ネジ回しでも回すことが
できます。
ネジは手前(時計回り)に回します。
•
押えホルダーのネジは、確実にしめてくだ
さい。しめ方がゆるいと、押えホルダー
が落ちて針に当たり、針が曲がったり折れ
たりするおそれがあります。
を押して、すべてのキーとスイッチの
e
ロックを解除します。
d
ロックを解除します。
■ 押えホルダーを取り付けるとき
を押して、すべてのキーとスイッチの
a
b
c
を押します。
画面表示が変わり、 以外の操作キーと操作
スイッチがすべてロックされます。
押えレバーを上げます。
押えホルダーのミゾを、ネジに合わせます。
a ネジ
b 押えホルダーのミゾ
24
ぬってみましょう
第2 章
基本のぬい方
ぬってみましょう
• ミシン操作中は、針の動きに十分注意し
てください。また、針やプーリーなど、
動いているすべての部品に手を近づけな
いでください。けがの原因となります。
• 縫製中は、布地を無理に引っ張ったり押
したりしないでください。けがや針折れ
の原因となります。
• 曲がった針は絶対に使用しないでくださ
い。折れやすく、けがの原因となりま
す。
• 縫製中は、まち針などが針に当たらない
ように注意してください。針が折れたり
曲がったりするおそれがあります。
基本的なぬい方
• 最初に、実際に使用する布地のはぎれと糸を
使用して、試しぬいをしてください。
布地に適した針と糸を準備します。(
a
必要に応じて、針を交換します。(
下糸をボビンに巻いて、ミシンにセットし
b
ます。( P.14 )
上糸を通します。( P.18 )
c
操作パネルの を押し、模様の種類を選
d
択します。
P.22
)
P.21
2
基本のぬい方
)
模様の種類
a 実用模様( P.37 )
直線模様、たち目かがり模様、ボタン穴かがり
模様、基本的な飾り模様などを選択できます。
b 飾り模様
c 飾りサテンステッチ
d サテンステッチ
e クロスステッチ
f 実用飾り模様
g 文字模様
h マイイラスト( P.65 )
オリジナルの模様を作成することができます。
i ミシンまたは USB メモリーに記憶させたマイイ
ラストの呼び出し( P.66 )
j ミシンに記憶させた模様の呼び出し( P.64 )
k USB メモリーに記憶させた模様の呼び出し
( P.64 )
模様を選択します。
e
を押すと前ページを、 を押すと次ページを表
示します。
• キーの機能については、「液晶画面の見方」
( P.10 )を参照してください。
• 必要に応じて、振り幅やぬい目の長さを設定
してください。( P.30 )
画面左上に表示されている押えを確認し
f
て、押えを取り付けます。
ここでは、ジグザグ押え< J >を取り付け
ます(購入時はミシンに取り付けられてい
ます)。
•
押えの交換については、「押えの交換」(
を参照してください。
P.23
)
25
ぬってみましょう
• 模様に適した押えを使用してください。
誤った押えを使用すると、針が押えに当
たり、折れたり曲がったりするおそれが
あり、けがの原因となります。
模様に適した押えについては、「ぬい方
早見表」( P. 3 7 ) を参照してくださ
い。
布地を押えの下に置き、左手で布地と糸端
g
を押さえ、プーリーを時計と反対回りに回
すか、 (針上下スイッチ)を押してぬ
い始めの位置に針を刺します。
ぬい終わったら、もう一度スタート/スト
k
ップスイッチを押します。(フットコント
ローラーで操作している場合は、フットコ
ントローラーから足を離します。)
(糸切りスイッチ)を押して上糸と下
l
糸を切ります。
針が自動的に上がります。
押えレバーを下げます。
h
スピードコントロールレバーでぬう速さを
i
調節します。(実用模様を選択時)
ぬっている途中でも、ぬう速さを調節することがで
きます。
a はやく
b ゆっくり
スタート/ストップスイッチを押して、ぬ
j
い始めます。(フットコントローラーで操
作している場合は、フットコントローラー
をゆっくり踏み込みます。)
布地に軽く手を添えます。
• 糸を切った後は、 (糸切りスイッチ)
を押さないでください。糸がからまった
り、針が折れたり、ミシンが故障する原
因となります。
• 押えの下に布地がないときは、 (糸
切りスイッチ)を押さないでください。
糸がからまったり、ミシンが故障する原
因となります。
• ナイロン糸などの特殊な糸を切る場合は、本
体左側面の糸切りを使用してください。
針が完全に止まったら、押えレバーを上げ
m
て布地を取り出します。
26
• フットコントローラーを接続しているとき
は、スタート/ストップスイッチは使用でき
ません。
仕上がりを確認します。必要に応じて、糸
n
調子を調節してください。( P.31 )
■
フットコントローラー(別売)を使用
する
別売りのフットコントローラーを使用して、ミシ
ンを操作することもできます。
• フットコントローラーを接続しているとき
は、スタート/ストップスイッチは使用でき
ません。
下糸巻きもフットコントローラーで操作しま
す。
• フットコントローラーは、刺しゅうするとき
には使用できません。
電源を切ります。
a
ぬってみましょう
模様を組み合わせる
以下のカテゴリーの模様は組み合わせることができま
す。
例:
2
基本のぬい方
ミシンのフットコントローラージャックに、
b
フットコントローラーのプラグを差し込みま
す。
a フットコントローラー
ジャック
電源を入れます。
c
フットコントローラーをゆっくり踏み込み、
d
ぬい始めます。
a
を押します。
以下の模様を選択します。
b
を押します。
c
模様を選択する画面に戻ります。
を押します。
d
• スピードコントロールレバーで、フットコン
トローラーの最高速度を調節することができ
ます。
ぬい終わりの位置まできたら、フットコン
e
トローラーから足を離します。
書体を選択します。
e
タブを押して選択画面を切り替え、文字を
f
入力します。
a タブ
27
ぬってみましょう
• 入力した模様を取り消すときは、 を押してく
ださい。最後に選択した模様から 1 つずつ順番
に削除されます。
• スペースを入力するときは、 を押してくださ
い。
連続ぬいをしたいときは、 を押して模
g
様編集画面を表示し、 を押します。
組み合わせた模様が連続になります。 を押
すとイメージを確認できます。
• ぬい終わったら、文字の間の余分な糸(渡り
糸)を切り取ります。
返しぬい/止めぬいをする
ぬい始めとぬい終わりは、糸の端がほつれないよう
に、返しぬいまたは止めぬいをします。
止めぬいは同じ場所で 3 ~ 5 針ぬいます。返しぬい
は反対方向にぬいます。
(返しぬいスイッチ)を押している間、選択した
模様によって返しぬいまたは止めぬいをします。
• 返しぬい模様または止めぬい模様を選択した
ときに、 (返しぬいスイッチ)を押すと、
返しぬいをします。
それ以外の模様を選択したときに、 (返し
ぬいスイッチ)を押すと、止めぬいをしま
す。
詳細は、「ぬい方早見表」( P.37 )を参照
してください。
• (止めぬいスイッチ)を長押しすると、い
ずれの模様を選択していても、同じ場所で 3
~ 5 針ぬってから止まります。
a 返しぬい
b 止めぬい
c (返しぬいスイッチ)
d (止めぬいスイッチ)
• 文字模様・飾り模様をぬっているときに
(止めぬいスイッチ)を押すと、模様の途中
でスイッチが押されたときも、1模様がぬい
終わってから止めぬいがぬわれます。
•1 模様をぬっている間、 (止めぬいスイッ
チ)の左横にある緑の LED が点灯します。止
めぬいが終わると、 LED は消えます。
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