Bosch GKT 18V-52 User Manual

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電動工具事業部
ホームページ : http://www.bosch.co.jp
コールセンターフリーコール
(土・日・祝日を除く、 午前 9 : 00~午後 5 : 30)
* 携帯電話からお掛けのお客様は、 TEL. 03-5485-6161
をご利用ください。 コールセンターフリーコールのご利用 はできませんのでご了承ください。
1 609 92A 5EU
● 本取扱説明書に記載されている、 日本仕様の能力 ・ 型番などは、 外国語の印刷物とは異なる場合があります。
● 本製品は改良のため、 予告なく仕様等を変更する場合があります。
● 製品のカタログ請求、 その他ご不明な点がありましたら、 お買い求めになった販売店または弊社までお問い合わせください。
1 609 92A 5EU (2020.03)
コードレスプランジ丸のこ
GKT 18V-52 GC
取扱説明書
このたびは、 弊社コードレスプランジ丸のこをお買い求めいただき、 誠にあ りがとうございます。
● ご使用になる前に、 この 『取扱説明書』 をよくお読みになり、 正しくお 使いください。
● お読みになった後は、 この 『取扱説明書』 を大切に保管してください。 わからないことが起きたときは、 必ず読み返してください。
● 充電については、 『充電器の取扱説明書』 を併せてお読みください。
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安全規則.................................................................... 3
警告表示の区分 ...............................................................................3
一般安全規則...................................................................................3
全ての丸のこに関する安全規則 .......................................................8
全ての丸のこに関する安全指示 .......................................................8
全ての丸のこに関するさらなる安全指示..........................................8
プランジ式丸のこに関する安全指示.............................................. 10
安全上のご注意........................................................11
コードレス電動工具全般についての注意事項 ................................. 11
プランジ丸のこについての注意事項.............................................. 16
本製品について........................................................19
用 途........................................................................................... 19
各部の名称.................................................................................... 20
標準付属品.................................................................................... 21
仕 様........................................................................................... 22
使い方.....................................................................24
バッテリーを準備する .................................................................... 24
作業前の準備をする...................................................................... 27
切断する ....................................................................................... 37
吸じんする .................................................................................... 52
バッテリーを長持ちさせるために...............................54
リサイクルのために ................................................. 54
使用済みバッテリーのリサイクルにご協力ください ........................ 54
お手入れと保管........................................................55
クリーニング.................................................................................. 55
保 管........................................................................................... 56
電動工具(本体)の廃棄について.................................................... 56
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困ったときは ........................................................... 57
故障かな?と思ったら..................................................................... 57
修理を依頼するときは................................................................... 58
付録........................................................................ 59
別売品アクセサリー....................................................................... 59
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警告表示の区分
ご使用上 の意味を表わします。
なお、 あります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってく ださい。
の注意事項は
誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負う可 能性が大きい内容のご注意
誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負う可 能性が想定される内容のご
誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性が想定 される内容および物的損害のみの発生が想定される内容のご注 意。
に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能性が
に区分していますが、それぞれ次
注意。
一般安全規則
警 告
取扱説明 下記に記載した指示に従わなかった場合は、感電、火災、重傷を招く恐れがありま
す。 下記に記載したすべての警告における“電動工具”という用語は、電源式(コード付
き)電動工具または、電池式(コードレス)電動工具を示します。 次の事項を順守してください。
書の内容すべてをよくお読みください。
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a) 作業場
1) 作業場は整理整頓し、十分な照明を保ってください。散らかった暗い場所は、 事故の原因になります
2
) 爆発を引き起こす恐れのある可燃性液体、ガスまたは粉じんがある場所で
は、電動工具を使用しないでくださ 電動
工具は、粉じんまたはヒュームを発火させる恐れがある火花を発生する
場合がありま 電動工具の使用中は、子供および第三者を近づけないでください。注意が散
3) 漫になり、操作に集中できなくなることがあります。
す。
い。
b) 電気的安全性
1) 電動工具の電源プラグは、電源コンセントに合ったものを使用してください。 電源プラグの改造は、絶対に行わないでください。アダプタプラグを接地し た電動工具と一緒に使用しないでください 改
造していない電源プラグおよびそれに対応するコンセントを使用すれば、
感電する危険が低減されます。 パイプ、暖房器具、電子レンジ、冷蔵庫など、接地処理された媒体と身体が接
2) 触するのを避けてください。 身体
が接触すると、感電する危険が増大します。
屋外で使用する際には、3)~5)の注意が必要です。
3) 電動工具、充電器、バッテリーは、雨ざらしにしたり、湿気のある状態にさらし たりしないでください。水が入ると、感電する危険が増大します
バッテリーが発煙、発火、破裂する恐れがあります
◆ 電源コードは乱暴に扱わないでください。コードを使って電動工具を運んだり、
4) コードを引っ張ったり、コードを引っ張って電源コンセントから抜いたりしない でください。また、コードを熱、油、角のとがった場所、また可動部に近づけな いでください。コードが損傷したりもつれたりしていると、感電する危険が増 大します
) 電動工具を屋外で使用するときは、屋外使用に合った延長コードを使用して
5
ください。屋外使用に合った延長コードを使用すれば、感電する危険が低減 されます
コードが踏まれたり、引っかけられたり、無理な力を受けて損傷すること がないように充電する場所に
コードは定期的に点検し、損傷している場合は、修理を
屋外で充電する場合、キャブタイヤコード、またはキャブタイヤケーブル の延長コ
ードを使用してください。
注意してください。
依頼してください。
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c) 人的安全性
1) 電動工具の使用中は、油断せず、いま自分が何をしているかに注意し、常識 を働かせてください。疲労していたり、薬・アルコールを服用していたりする ときには、電動工具を使用しないでください。電動工具使用中に一瞬でも注 意力が低下すると、重大なけがをする危険があります。
◆ 電動工具を使用する場合は、取り扱い方法、作業の仕方、周りの状況など
十分注意して慎重に作業してくだ
2)安全保 んマスク、滑り止め付き安全靴、ヘルメット、耳栓などの安全保護具を適切に 着用することで、傷害事故が低減されます
) 意図せず作動開始しないよう、気をつけてください。電源プラグを電源コン
3
セントに差し込む前に、必ずスイッチが“切”になっていることを確認してくだ さい。指をスイッチに掛けて電動工具を運んだり、スイッチが“入”になって いる状態で電動工具の電源プラグを電源コンセントに差し込むと、事故の原 因になります
4)電動工具 ださい。電動工具の回転部に調節キーやレンチを付けたままにしておくと、 人的傷害の原因になります
5)無理 を保つようにしてください。これにより、予期せぬ状況でも電動工具をより 適切に操作することができま
6
) きちんとした服装で作業してください。だぶだぶの衣服やネックレスなどの
装身具は着用しないでください。髪、衣服、手袋を、電動工具の回転部に近づ けないでください。だぶだぶの衣服やネックレスなどの装身具、長髪は、回転 部に巻き込まれる恐れがあります。
◆ 屋外での作業の場合には、ゴム手袋と滑り止めのついた履物の使用をお
◆ 長い髪は、帽子やヘアカバーなどで覆ってください。
7) 集じん装置が接続できるものは、適切に使用されていることを確認してくだ さい。集じん機などを使用することで、粉じんに関係する危険を低減するこ とができます
護具を着用してください。常に保護めがねを着用してください。防じ
騒音の大きい作業では、耳栓、耳覆い(イヤマフ)などの防音保護具を着 用してください。騒音にさらされると、難聴の原因と
回転している先端工具が思いがけず身体に当たると、衣服に引っ掛かり、 身体が引き込まれる恐れがありま
の電源を入れる前に、調節キーやレンチなどは、必ず取り外してく
な姿勢で作業をしないでください。常に足元をしっかりさせ、バランス
す。
勧めします。
作業中に発生する粉じんは、健康を
さい。
なります
す。
害します。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
d) 電動工具の使用および手入れ
1) 電動工具を、無理に使用しないでください。目的に合った電動工具を使用し てください。より適切、安全に作業ができます。
◆ 安全に能率よく作業するために、電動工具の能力に合った速さで作業し
てください。 モーターがロックするような無理な使い方はしないでください
小型の電動工具やアタッチメントは、大型の電動工具で行う作業には使
用しないでく
指定された用途以外に使用しないでくださ
2
) スイッチで始動、および停止操作のできない電動工具は、使用しないでくだ
さい。スイッチで制御できない電動工具は危険です。修理を依頼してくださ い。
3) 調整・付属品の交換・保管をするときは、必ず電動工具の電源プラグを電源 コンセントから抜くか、電動工具本体からバッテリーを取り外してください。 このような予防的安全手段により、不意の作動によるけがの発生が軽減さ
れます
4)電動工 い。また、電動工具の取り扱いに不慣れな人や取扱説明書の内容を理解して いない人には操作させないでください。電動工具を扱いなれていない人に 渡すと、危険
5)電動工具 ある可動部分の心ずれや結合、各部品の損傷やその他の状態をチェックし てください。異常があった場合は使用せず、修理をご依頼くださ 多くの事故は
) 先端工具は鋭利で清潔な状態を保ってください。先端工具を適切に手入れ
6
し、鋭利な状態を保っておけば、作業の円滑さを失うことなく、能率よく作業 できます
7
) 電動工具、付属品、アタッチメント、先端工具などは、作業条件および作業内
容を考慮して、それらの取扱説明書に従って、使う電動工具に合うように使 用してください。 電動工具を意図した作業と異なる作業に使用すると、危険な状況になること があります。
◆ 指定されたアクセサリー以外は、取り付けられたとしても安全に作業で
8)
電動工具は、25℃での使用を前提としていますが、時折、35℃になることも 想定しています
具を使用しないときは、子供の手の届かない場所に保管してくださ
この機械で遊ぶことがないように、子供を監視することが望ま 鍵のかかる所
きない恐れがあります。
ださい。
い。
です。
に保管してください。
の保守を行ってください。電動工具の動きに影響を及ぼす恐れの
、点検作業を怠ったことが原因となっています
しい。
い。
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e) コードレス電動工具の使用および手入れ
1) 電動工具にバッテリーを挿入する前に、スイッチが“切”になっていることを 確認してください。スイッチが“入”になっている状態でバッテリーを差し込む と、事故の原因になります
) 弊社が指定した充電器だけで再充電してください。バッテリーに適さない充
2
電器を用いると、火災の危険があります。
3) 電動工具は、指定された専用のバッテリーのみを使用してください。指定外 のバッテリーを使用すると、人的被害および火災をもたらす恐れがありま す。
改造したバッテリー(分解して、セルなどの内蔵部品を交換したバッテリ
ーを含む)を使用しないでくださ
4
) バッテリーを使用しないときは、クリップ、硬貨、鍵、釘、ネジなど、バッテリー
端子を短絡させる恐れのある金属物から離してください。バッテリー端子の 短絡によって、やけどまたは火災をもたらす恐れがあります。
5) 過酷な条件のもとでは、バッテリーから液漏れが発生する場合があります。 直接触れないでください。誤って触れた場合は、水で洗い流してください。バ ッテリーの液が目に入った場合は、医師の診察を受けてください。バッテリー から漏れた液体は、炎症ややけどをもたらす恐れがあります。
い。
f) 整備
電動工具の整備は,資格をもつ修理要員が純正の交換部品だけを用いて行っ てください。これにより、電動工具の安全性を維持することができま
サービスマン以外の人は電動工具、充電器、バッテリーを分解したり、修理・ 改造は行わないでくださ
電動工具が熱くなったり、異常に気付いたときは、点検・修理に出してくださ
◆ い。
この製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないで
修理の知識や技術のない方が修理すると、十分な性能を発揮しないだけで なく、事故やけがの原因になります
損傷したり、改造した電動工具やバッテリーを使用すると、予想外の動きをし
◆ て、電動工具をコントロールできなくなります。
い。
す。
ください。
g) その他
この機器は、安全に責任を負う人の監視または指示がない限り、補助を必要と する人(子供を含む)が単独で使用しないでください
この機器で遊ぶことがないように、子供を監視することが望ま
しい。
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全ての丸のこに関する安全規則
ダイヤモンドホイ
ールは、使用しないでください。
全ての丸のこに関する安全指示
危 険
a)
手は、切断領域およびのこ刃から遠ざけてください。補佐する方の手を、補助ハ ンドルに添えてください。両手で丸のこを保持していれば、のこ刃による傷害を 回避できる場合があります
b
) 材料の下に手を入れないでください。材料の下では、カバーがのこ刃から手を
保護することはできません。
c) 切り込み深さを材料の厚さに調節してください。材料の厚さがのこ刃の歯の全
長未満の場合は、歯が材料の下から見えるように調節してくださ
d)
切断する材料に手または足を置いて材料を押さえないでください。材料は安定 した台に固定してください。身体の傷害、のこ刃の挟み込み、または制御不能を 最小限にするため、材料は適切に固定することが重要で
) 隠れた配線または丸のこのコードに、丸のこが接触する恐れがある作業を実施
e
するときは、丸のこを絶縁したグリップ面で保持してください 通電している配線との接触 者が感電する恐れがあります
f
) 木材を縦びきするときは、常にガイドレールまたは平行ガイドを使用してくださ
い。切断の精度を改善し、のこ刃の挟み込みを低減できます
g
) 常に、正しいサイズおよび形状(ひし形および丸)の取り付け穴を持つのこ刃を
使用してください。丸のこの取り付け金具に合致しないのこ刃は、偏心し、制御 不能の原因になります
h
) 破損したまたは正しくないフランジやボルトは、決して使用しないでください。
フランジおよびボルトは、動作の最適性能および安全性のために、特別に設計 されています。
い。
す。
は、丸のこの露出金属部を“通電状態”にして、作業
全ての丸のこに関するさらなる安全指示
キックバックの原因および作業者の防止策
危 険
キックバックは、材料にのこ刃が挟み込まれたり偏心したりしたのこ刃の突然の
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反発によって、制御不能になった丸のこが材料の上にせり上がり、作業者に向か って跳ね上がる原因になります。
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- のこ刃が圧迫する切り溝に強く挟まれて停止すると、モーターの反動で丸のこ
本体が急激に作業者の方向に押し返えされることがあります。
- のこ刃が切断中にねじれたり偏心したりした場合、のこ刃の後ろ側の端にある
歯が木材の表面に食い込み、のこ刃が切り溝の外にせり上がって、作業者に向 かって跳ね返ることがあります。
キックバックは、丸のこの誤用や誤った作業手順、作業状態の結果であり、次に示す 適切な事前の措置を講じることによって回避することができます
) 両手を丸のこに添えてしっかりと握り、キックバック力に耐えるように腕を構え
a
てください。身体はのこ刃の左右いずれかの側に置き、一直線上には置かない でください。キックバックは丸のこを後ろに跳ね返すことがありますが、適切な 事前の措置を講じておけば、キックバック力は作業者によって制御することが できます
b
) のこ刃が挟み込まれた場合、または何らかの理由で切断を中断した場合は、ス
イッチを“切”にし、のこ刃が完全に停止するまで、丸のこを材料の中で動かな いように保持してください。のこ刃が動いている間は、決して、丸のこを材料か ら取り外そうとしたり、丸のこを後ろに引っ張ろうとしたりしないでください。そ うしないと、キックバックが発生することがあります。のこ刃挟み込みの原因を 調べ、原因を排除するための是正措置を講じてください
c
) 材料の中で丸のこを再起動するときは、のこ刃を切り溝の中心に位置させ、の
こ刃が材料にかみ合っていないことを確認してください。材料にのこ刃がかみ 合っていると、丸のこを再起動したときに、のこ刃が材料からせり上がる、また はキックバックが起こる恐れがあります
d
) 大きなパネルを切断するときは、のこ刃の挟み込みやキックバックのリスクを
最小限にするようにパネルを支えてください。大きなパネルは質量でたわむこ とがあるため、パネルの両縁、切断線の近く、端の近くの下に支持台を置いてく ださい。
) 切れなくなったり損傷したりしたのこ刃は使用しないでください。鋭利でない、
e
または不適切に取り付けたのこ刃は、切り溝が狭くなり、過剰な摩擦やのこ刃の 挟み込み、キックバックの原因になります
f
) 切断する前に、傾斜角度固定ネジをしっかり締めて固定してください。また、作
業中に切り込み深さ調節ボタンを押さないでください。切断中にのこ刃調整が 変わると、挟み込みやキックバックを引き起こす恐れがあります。
g) 既存の壁、その他の見えない部分に、“プランジカット”を行うときは、特に注意
してください。奥に突き出たのこ刃が、キックバックを引き起こす原因になるも のを切断する恐れがありま
す。
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プランジ式丸のこに関する安全指示
警 告
a)
使用する前に、カバーが適切に閉まるか点検してください。カバーが自由に動か ず、また、瞬時にのこ刃を囲わない場合、丸のこを使用しないでください。決し て、のこ刃を露出したままでカバーを留めたり固定したりしないでください。丸 のこを誤って落とすと、カバーが曲がることがあります。切断する全ての角度お よび深さで、カバーが自由に動き、のこ刃やその他の部分に接触しないことを 確認してくださ
b
) カバーのばねの動作や状態を点検してください。カバーやばねが適切に動作し
ない場合は、使用する前に整備してください。カバーは、損傷した部品や粘着性 の付着物、破片のたい積によって動作が遅くなることがあります。
c)
のこ刃の傾斜角度が90°でない場合、“プランジカット”中に丸のこのベースプレ ートが移動しないことを確認してください。のこ刃の横方向移動は、鋸刃の挟み 込みを引き起こし、キックバックしやすくなります
d
) 丸のこを台または床の上に置く前に、カバーがのこ刃を覆っていることを常に
確認してください。保護していないのこ刃が惰性で動いて、丸のこを後退させ、 その進路内にある全てのものを切断する恐れがあります。スイッチを“切”にし た後、のこ刃が停止するまでに要する時間に注意してください
い。
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火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐため、次に述べる『安全上のご注意』
◆ を必ず守ってくださ
ご使用前に、この『安全上のご注意』すべてをよくお読みのうえ、指示に従って
◆ 正しく使用してください。
◆ お読みになった後は、ご使用になる方がいつでも見られる所に必ず保管して ください
他の人に貸し出す場合は、一緒に取扱説明書もお渡しください
い。
コードレス電動工具全般についての注意事項
ここで
は、コードレス電動工具全般の『安全上のご注意』について説明します。
危 険
● バッテリーを火中に投入したり、加熱したりしないでください。
● バッテリーに釘を刺したり、衝撃を与えたりしないでください。
◆ 内部で短絡してバッテリーが焼けたり、煙を出したり、破裂、オーバーヒートす る危険があり
● バッテリーを分解したり、改造したりしないでください。
◆ 短絡の恐れがあります。
● バッテリーを水のような導電体に浸さないでください。 また、バッテリー内部に水のような導電体を浸入させないでくだ さい。
◆ 発熱、発火、破裂の恐れがあります。
ます。
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警 告
● コードレス電動工具本体やバッテリーを火のそばや炎天下など の高温の場所で充電・使用・保管しないでください。
◆ 発熱・バッテリーの液漏れ・破裂の恐れがあります。
● 正しく充電してください。
◆ バッテリーは、取扱説明書の指示に従って充電してください。
充電器は、定格表示してある電源で使用してください。直流電源やエンジン 発電機では、使用しないでくださ
仕様に記載されている推奨充電周囲温度範囲外で、バッテリーを充電しない でくださ
バッテリーは、換気の良い場所で充電してください。充電中、バッテリーや充
電器を布などで覆わないでください
充電器を使用しない場合は、電源プラグを電源コンセントから抜いてくださ い。
不適切に充電したり、指定された範囲外の温度で充電すると、バッテリーが
破損したり、火災が発生したりする恐れがありま
い。
い。
す。
● 感電に注意してください。
◆ ぬれた手で電源プラグに触れないでください。
● 加工するものをしっかりと固定してください。
◆ 加工するものを固定するために、クランプや万力などを利用してください。
手で保持するより安全で、両手でコードレス電動工具を使用できます
● 使用時間が極端に短くなったバッテリーは使用しないでくださ い。
● ご使用済みのバッテリーは、一般家庭ゴミとして捨てないでくだ さい。 捨てられたバッテリーが、ゴミ収集車内などで破壊されてショー トし、発火・発煙の原因になる恐れがあります。
● 充電池以外のバッテリー(マンガン乾電池等)は、充電しないでく ださい。
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● 作業領域に電線管や水道管、ガス管などが埋設されていないか、 適切な探知器で十分確認するか、公益事業者へ連絡をして、助言 を求めてください。
◆ 埋設物があると、先端工具が触れたとき事故の原因になります。
電気配線と ガス配管の損傷は、爆発につながる恐れがあります。 水配管の貫通は、器物破損の原因になり
の接触は、発火や感電につながる恐れがあります。
ます。
● 先端工具が埋設された配線などに接触する恐れがある場合、電 動工具本体の絶縁された握り部を持って作業を行ってください。
◆ 絶縁部分を持っていないと、先端工具が通電している配線に接触して、電動
工具本体の金属部に通電した場合、作業者が感電する恐れがあります 絶縁部分
で保持していると、感電する危険が小さくなりま
す。
● 作業中にコードレス電動工具本体の調子が悪くなったり、異常音 がしたりしたときは、直ちにスイッチを切ってください。使用を 中止し、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセ ンターに点検・修理を依頼してください。
◆ そのまま使用していると、事故の原因になります。
● 誤って落としたり、ぶつけたりしたときは、コードレス電動工具 本体や先端工具、付属品などに破損や亀裂、変形がないことをよ く点検してください。
◆ 破損や亀裂、変形があると、事故の原因になります。
● 鉛コーティングしてある作業材料やある種の木材、鉱物や金属へ の作業から出るホコリやクズなどによっては、健康に悪影響を与 えたり、アレルギー反応を引き起こしたりするものがあり、呼吸 器の感染症やガンなどの原因となる可能性があります。
◆ アスベストを含む材料への作業は、専門知識のある方にのみ許されていま
す。 -できる限り -作業場
DS2クラス以上のフィルター付防じんマスクの着用をお勧めします。
- 作業を行う材料に関して、自国の関連規則を遵守してくださ
、材料に合った集じん装置を使用してくださ
所の換気に注意してくだ
さい。
い。
い。
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● フル充電されたバッテリーを複数個続けて使用する作業では、コ ードレス電動工具本体が冷めるための時間を設けてください。
◆ 複数個による連続作業は、コードレス電動工具本体に支障をきたすばかりで
なく、コードレス電動工具本体の温度を上昇させて低温やけどをする恐れが あります
● 損傷したバッテリーを使用したり、不適切な使い方をしたりしな いでください。バッテリーから蒸気が発生する場合があります。 蒸気が発生したときは、直ちに周囲を換気し、医者の診断を受け てください。
◆ 蒸気は呼吸器を刺激する恐れがあります。
● 作業場で粉じんの堆積は避けてください。
◆ 容易に発火する恐れがあります。
● 定期的にコードレス電動工具の通気口を清掃してください。
◆ 通気口にほこりなどが蓄積されると、故障や事故の原因になります。
● コードレス電動工具を火のそばや、高温の場所に置かないでく ださい。
◆ 爆発の恐れがあります。
● 握り部は乾燥させ、油やグリースが付着していない状態を保って ください。
◆ 握り部が滑りやすいと、コードレス電動工具本体を確実にコントロールするこ
とができず、けがや事故の原因になります
● 安全上のご注意は、必ず守ってください。
◆ コードレス電動工具の取り扱いに慣れると、安全の注意事項厳守を怠りがち
です。コードレス電動工具操作中に、一瞬でも注意力が低下すると、重大なけ がをする危険があります
● 搬送について
内蔵のリチウムイオンバッテリーは危険物法令条件に該当しますが、お客様自 身で陸送される場合はそれ以上の制約はありませ
第三 ルの明記が必要です。出荷準備をされる際、有害物質取り扱いの専門家に相談 してください
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ん。
者が運搬する場合(例えば空輸あるいは代理店経由)、特別な梱包とラベ
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注 意
● 先端工具や付属品は、取扱説明書に従って確実に取り付けてくだ さい。
◆ 確実でないと外れたりし、けがの原因になります。
● 高所作業のときは、下に人がいないことをよく確かめてくださ い。
◆ 材料や機体などを落としたときなど、事故の原因になります。
● 電源プラグやコードが損傷した充電器や、落としたり何らかの 損傷を受けた充電器は使用しないでください。
● 破損した保護カバー、その他の部品交換や修理については、お買 い求めの販売店、またはボッシュ電動工具サービスセンターにお 問い合わせください。
この取扱説明書は、大切に保管してください。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
プランジ丸のこについての注意事項
コードレス電 ここでは、プラ
事項について説明します。
動工具全般の『安全上のご注意』について、前項では
ンジ丸のこをお使いになるうえで、さらに守っていただきたい注意
説明しました。
警 告
● 本機に
Bluetooth
内など、無線通信に制限がある場所では、それぞれの指示に従っ てください。 他の機器との干渉が起こることがあります。
Bluetooth
®
送信機が装着されている電動工具を使用する場合、近
くの人や動物に対して影響を与える可能性があります。
● のこ刃は、銘板に表示してある範囲内のものを使用してくださ い。
◆ 指定外ののこ刃は、けがの原因になります。
● 電動工具本体を万力などで固定して使用しないでください。
◆ 固定して使用すると、思わぬ事故の原因になります。
®
送信機が装着されている場合、航空機内・病院
● 使用中は、回転部や切り粉の排出部に手や顔などを近づけない でください。
◆ 近づけると、けがの原因になります。
● 保護カバーは絶対に固定しないでください。また、円滑に動くこ とを確認してください。
◆ のこ刃が露出していると、けがの原因になります。
● 切断する材料は、必ず安定性のよい台に置いてください。
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● 材料の切り落とし側が大きいときは、切り落とし側にも安定性 の良い台を設けてください。 また、切り落とした材料がのこ刃と接触し飛散するのを防ぐた めに、台の高さは、のこ刃の出しろの3倍以上にしてください。
◆ このような台がないと、けがの原因になります。
● 切断途中で作業を中断する場合は、「メインスイッチ」を切り、回 転が完全に止まってから電動工具本体を持ち上げてください。
◆ のこ刃を回転させたまま電動工具本体を持ち上げたり、戻したりすると、強
い反発が生じ、けがの原因になります。
● スタンドなどの使用による定置作業は行わないでください。
◆ 定置作業は、事故の原因になります。
注 意
● のこ刃にヒビや割れがないことを確かめてください。
◆ のこ刃が破損し、けがの原因になります。
● 作業前に、人のいない方向にのこ刃を向けて空転させ、機体の振 動やのこ刃のぶれなどの異常がないことを確認してください。
◆ 異常があるとけがの原因になります。
● ブレーキが働くときの反発力に注意してください。
◆ 機体を落としたりし、けがの原因になります。
● 切断する材料の下に障害物がないことを確認してください。
◆ 強い反発が生じ、けがの原因になります。
● 材料に釘などの異物がないことを確かめてください。
◆ 歯先が欠けたり、反発によりけがの原因になります。
● 作業中は、軍手など巻き込まれる恐れのある手袋は着用しない でください。
◆ 回転部に巻き込まれ、けがの原因になります。
17
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● 切断直後、のこ刃は高温になっていますので、触れないでくださ い。
◆ やけどの原因になります。
● 市販ののこ刃を使用する場合は、のこ刃に表示されている回転 数が丸のこ本体の回転数を上回っているか確認してください。
のこ刃の回転数
◆ 電動工具本体の回転数以下ののこ刃を使用すると、のこ刃が外れたりし、け
がの原因になります
丸のこ本体の回転数
5
500min
-1
(回転/分)
● のこ刃は不用意に触れると危険です。取り付けなどの取り扱い の際には、手袋などを着用してください。
◆ 手袋などを着用しないと、けがの原因になります。
● 電動工具本体を作動させたまま、床などに放置しないでくださ い。
● 電動工具本体をバイスなどで保持して、のこ刃を上向きにした 使い方はしないでください。
18
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
用 途
◆ 木材の切断
軽量素材、プラスチックの切断
*1 適切なのこ刃を使用した場合
1
*
コネクティビティチップ(別売品)を取り付けると、 本体の設定ができます。 鉄の切断には使用しないでください。
Bluetooth
®
機能を利用して電動工具
19
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
各部の名称
①メインスイッチ ②安全ロックスイッチ ③のこ刃 ④補助ハ ⑤コネクティ ⑥コネクティ ⑦六角棒 ⑧ベース ⑨切り込 ⑩切り込 ⑪傾斜角
20
レバー
交換
ンド
ビティチップ取り付け部カ ビティチップGCY
レン
プレー
さマーク
み深
さゲージ
み深
ージ
度ゲ
⑫平行ガ ⑬傾斜角度固定ネジ(前) ⑭傾斜角度47°/-1°ボタ ⑮45°
バー
42
◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。
⑯0°切 ⑰保護カバー ⑱傾斜角 ⑲平行ガイド固定用ボルト穴(後) ⑳切り粉排出
㉑ ㉒
イド固定用ボルト穴(前)
切断微
ユーザーイ グリッ
調整ネジ
断微調
整ネジ
度固定ネジ(後)
ンターフェース
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
標準付属品
モデル名 型 番 GKT 18V-52 GCH
六角棒
レンチ
L-BOXX 238N
GKT 18V-52 GC
1本
1個
21
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
仕 様
本 体
モデル名 GKT 18V-52 GC 型 番 GKT 18V-52 GCH 定格電圧 D.C.18V 無負荷回転数 2800~5500min-1(回転/分) 最大切り込み深さ
0° 45°
ベースプレート寸法 305×169mm 使用できるのこ刃の直径 140mm 使用できるのこ刃の厚さ 1.0~1.4mm 使用できるのこ刃の取り付け穴径 20mm 最大刃先圧(アサリ幅) 2.4mm 傾 斜 -1°~47°
2
振動3軸合成値
3*4
質 量
*
*
<2.5m/s
4.6~5.5kg
推奨充電周囲温度範囲 0℃~+35℃
5
使用可能周囲温度範囲
*
保管可能周囲温度範囲 -20℃~+50℃
*2 EN60745-2規格に基づき測定 *3
使用するバッテリーの容量により異なり
EPTAプロシージャー01/2014に準拠
*4
ます。
*5 0℃以下の環境では、設計上の十分な能力を発揮できないことがあります。
52mm 32mm
2
2050
データ送信
Bluetooth
®
バージョン 信号間隔 8秒 通信距離 最大30m
*6 転送先の携帯端末機器は、
Bluetooth
コネクティビティチップは、一般的なアクセスプロファイル(ジェネリックアクセ スプロファイル)(GAP)をサポートしています
7 通信距離は、使用する受信機器を含む外部条件によって大きく変わる可能性
*
があります。密室内や金属製の障害物(壁、棚、箱など)があると、通信距離は著 しく短くなります。
22
Bluetooth
®
との互換性がなければなりません。
®
4.2(Low Energy)
4
*
5
*
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使用可能ボッシュ充電器(別売)
8
品 番 AL 18. . .
*
GAL 18. . .
GAL 3680CV
使用可能ボッシュリチウムイオンバッテリー(別売)
8
品 番 A 18. . .
GBA 18V. . .
ProCORE 18V. . .
*8 プロフェッショナル18Vシリーズに限る
本製品には、バッテリー・充電器は付属されておりません。別途お買い求めください。
使用可能なバッテリー・充電器の品番は、ボッシュ電動工具カタログを参照いただくか、 弊社コールセンターフリーコールまでお問い合わせください。(フリーコールの番号は、本 取扱説明書の裏表紙に記載されています。)
*
23
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
◆ 不意
の作動によるけがの発生を防ぐため、「安全ロックスイッチ
②」が押し込まれていないことを確認してください。
バッテリーを準備する
バッテリー(別売)を点検する
● バッテリーは弊社指定のものか?
● バッテリーから液漏れが発生していないか?
● バッテリー端子が傷んでいたり、汚れていたり していないか?
● バッテリーは十分に充電されていて、消耗して
いか?
いな
バッテリー(別売)を充電する
充電については、充電器(別売)に付属されている取扱説明書をお読みになり、 正しく充電してください。
バッテリーを取り付ける・取り外す
◆ 不意の作動によるけが ①」に指が掛からないように注意してください
の発生を防ぐため、「メインスイッチ
24
取り付け
バッテリーを、電動工具本体のバッテリー差 し込み口に“カチッ”“カチッ”と2回音がす るまで押し込みます。
本機は、「バッテリー取り外しボタン」が押
されただけではバッテリーが外れないよ う、バッテリーの取り付けが二重ロックにな っています。
◆ 不意の脱落を防ぐため、確実に固定されているか確認してく ださい
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
取り外し
バッテリーを引き出す際、けがをしないよう注意してくださ い。
「バッテリー取り外しボタン」を押しながら、バッテリーを電動工具本 出します。
体から引き
バッテリー残量表示
バッテリーの残量状態を、バッテリー残量表示ランプで確認することができま す。
「バッテリー残量表示ボタン」を押すと、バッテリー残量表示ランプが点灯しま す。
安全のため、電動工具本体が停止しているときのみ、充電状態を確認することがで
きます。
「バッテリー残量表示ボタン」を押しても、バッテリー残量表示ランプが1つも点灯・
点滅しないときは、バッテリーが損傷しています。
バッテリーを交換してください。 充電状態は、バッテリーを電動工具本体から外していても、確認できます。 充電状態は、ユーザーインターフェース㉑でも確認できます。
(46ページ「ユーザーインターフェースの表示」参照)
25
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GBA 18V...
バッテリー残
量表示ランプ バッテリー残量 緑色3つ点灯 60~100% 緑色2つ点灯 30~60% 緑色1つ点灯 5~30% 緑色3つ点滅 0~5%
ProCORE 18V...
バッテリー残
量表示ランプ バッテリー残量 緑色5つ点灯 80~100% 緑色4つ点灯 60~80% 緑色3つ点灯 40~60% 緑色2つ点灯 20~40% 緑色1つ点灯 5~20% 緑色1つ点滅 0~5%
26
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作業前の準備をする
不意の作動によるけがの発生を防ぐため、作業前の準備をすると きは、電動工具本体からバッテリーを取り外してくだ
さい。
のこ刃を選ぶ
この取扱説明書に記載されている仕様に適合しているのこ刃のみを使用してく ださい。
のこ刃は、加工する材料の種類、品質、縦びき、横びきなどによって、適切なもの を選んでください。
のこ刃は、電動工具本体の最高回転数以上の回転数に対応し ているものを選んでください
研磨用の先端工具を絶対に取り付けないでくださ
い。
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のこ刃を取り付ける・交換する
のこ刃の取り付け、取り外しは、付属の六角棒レンチ⑦を使 用して作業を行ってください。他の工具を使用して作業する と、締め過ぎや締め付け不足になり、けがの原因になります
のこ刃は、歯先に触れないように注意して扱ってくだ
◆ けがの発
のこ刃の取り付け・交換には、六角棒レンチ⑦を使用します。六角棒レンチ⑦は、バ
ッテリー取り付け部の下に収納されています。
生を防ぐため、手袋を着用して扱ってください
さい。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
取り付け
初めて使用される場合は、下記の手順でのこ刃を取り付けてください。
1. 「切り込み深さ調節ボタン」を押し込 みながら切り込み深さマーク⑨を動 かし、“max52”に合わせ
ます。
2.
のこ刃交換レバー③を開きま
3
. 「安全ロックスイッチ②」を矢印の方
向にスライドさせます
す。
29
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
4. のこ刃交換位置で固定されるまで、補助ハンドル④を矢印の方向に押し込 みます。 のこ刃交換位置では、“カチッ”と音がして止まります。
5.
保護カバー⑰を上にして、電動工具 本体を横にします。
6. 固定ボル
トと外フランジ周辺のゴミを取り除きます。
7. 「スピンドルロックボタン」を押し込 みながら、六角棒レンチ⑦(標準付 属品)で固定ボルトを反時計方向に 回し、取り外
スピンドルには「スピンドルロックボ タン」がかみ合う位置があります。 「スピ がら固定ボルトを回し、スピンドル が確実にロックする位置を探してく ださい。スピンドルがロックする位 置では、「スピンドルロックボタン」 が一段深く押し込めます。
します。
ンドルロックボタン」を押しな
30
8.
スピンドルから外フランジを取り外します。
9. 取り付けるのこ刃と外フランジを清掃します。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
10. のこ刃をスピンドルにはめ込みます。 の
こ刃に刻印された矢印が、保護カバー⑰の矢印と同じ向きになるように、
のこ刃をはめ込んでくださ
1
1. 外フランジの凸部(高い側)をのこ刃側に向けてスピンドルにはめ込みま
い。
す。 外フランジはスピンドルの形状に合わせてはめ込んでください。
12.
固定ボルトをスピンドルに差し込みます
「スピンドルロックボタン」を押しながら、六角棒レンチ⑦で固定ボルトを時
13.
計方向に回して締めます。
スピンドルがロックされていないと、固定ボルトを締め付けることはできませ ん。 締め付けトルク:6~9Nm
14
. 「スピンドルロックボタン」を離します
. のこ刃が作業台に当たらないよう
15
に保護カバー⑰を外側にして、作 業台の端で電動工具本体を起こし ます。
のこ刃が作業台に当たらない程
度、電動工具を作業台から外に 出して置いてください。
電動工具本体を必要以上に作業台から外に出すと、不安 定になり、安全に作業できない可能性があります。のこ 刃が作業台に当たらない程度、作業台から外に出してく ださい
. グリップ㉒と補助ハンドル④を握って現在の位置で保持し、のこ刃交換レ
16
バー③を閉じ
ます。
グリップ㉒と補助ハンドル④を握って保持していない と、のこ刃交換レバー③を閉じると同時に保護カバー⑰ が勢いよく元の位置に戻りますので注意してください
31
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01 GKT18V-52GC 本文
2020年3月19日(木) 午前9時3分
17. グリップ㉒補助ハンドル④を握ったまま、矢印の方向にゆっくり戻します。
交 換
1. 「切り込み深さ調節ボタン」を押し込みながら切り込み深さマーク⑨を動か し、“max52”に合わせます。 (29ページ「取り付け」1項のイラスト参
照)
2.
のこ刃交換レバー③を開きま
9ページ「取り付け」2項のイラスト参
(2
保護カバー⑰を外側にして、電動工具本体を作業台の端に置きます。
3.
す。
照)
(31ページ「取り付け」15項のイラスト参照)
のこ刃が作業台に当たらない程度、電動工具を作業台から外に出して置いてく
ださい。
電動工具本体を必要以上に作業台から外に出すと、不安定 になり、安全に作業できない可能性があります。のこ刃 作業台に当たらない程度、作業台から外に出してくださ い。
「安全ロックスイッチ②」を前方にスライドさせます
4. (2
9ページ「取り付け」3項のイラスト参
. のこ刃交換位置で固定されるまで、補助ハンドル④を矢印の方向に押し込
5
みます のこ刃交 (3
保護カバー⑰を上にして、電動工具本体を横にします
6. (3
換位置では、“カチッ”と音がして止まります
0ページ「取り付け」4項のイラスト参
0ページ「取り付け」5項のイラスト参
照)
照)
照)
32
固定ボルトと外フランジ周辺のゴミを取り除きます
7.
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
8. 「スピンドルロックボタン」を押し込みながら、六角棒レンチ⑦(標準付属 品)で固定ボルトを反時計方向に回し、取り外します。
スピンドルには「スピンドルロックボタン」がかみ合う位置があります。「スピン ドルロックボタン」を押しながら固定ボルトを回し、スピンドルが確実にロック する位置を探 ックボタン」が一段深く押し込めます。
9
. スピンドルから外フランジとのこ刃を取り外します。
してください。スピンドルがロックする位置では、「スピンドルロ
10. 取り付けるのこ刃と外フランジを清掃します。
のこ刃をスピンドルにはめ込みます
11.
こ刃に刻印された矢印が、保護カバー⑰の矢印と同じ向きになるように、
の のこ刃をはめ込んでくださ
1
2. 外フランジの凸部(高い側)をのこ刃側に向けてスピンドルにはめ込みま
い。
す。 外
フランジはスピンドルの形状に合わせてはめ込んでください。
固定ボルトをスピンドルに差し込みます
13.
「スピンドルロックボタン」を押しながら、六角棒レンチ⑦で固定ボルトを時
14.
計方向に回して締めます。
スピンドルがロックされていないと、固定ボルトを締め付けることはできませ ん。 締め付けトルク:6~9Nm
15
. 「スピンドルロックボタン」を離します
のこ刃が作業台に当たらないように保護カバー⑰を外側にして、作業台の
16. 端で電動工具
のこ刃が作業台に当たらない程度、電動工具を作業台から外に出して置いて
ください。
本体を起こします。
電動工具本体を必要以上に作業台から外に出すと、不安 定になり、安全に作業できない可能性があります。のこ 刃が作業台に当たらない程度、作業台から外に出してく ださい
33
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
17. グリップ㉒と補助ハンドル④を握って現在の位置で保持し、のこ刃交換レ バー③を閉じ
ます。
グリップ㉒と補助ハンドル④を握って保持していない と、のこ刃交換レバー③を閉じると同時に保護カバー⑰ が勢いよく元の位置に戻りますので注意してください
18
. グリップ㉒と補助ハンドル④を握ったまま、ゆっくり戻します
切り込み深さを調節する
材料の厚さに合わせて、切り込み深さを調節してください。
. 「切り込み深さ調節ボタン」を押し込みながら切り込み深さマーク⑨を動か
1
し、任意の切り込み深さに調節しま
切り込み深さ:材料の厚さ+のこ刃の刃チップの高さ
最適な切断をするためには、のこ刃の歯先が材料下面から3mm以上はみ出さ
ないようにしてください。
切り込み深さゲージの寸法は、ボッシュオリジナルガイドレール(別売)を使用し
た場合の切り込み深さです。ガイドレールを使用しない場合、ガイドレールの厚 さ分切り込み深さが深くなります。
す。
34
2.
「切り込み深さ調節ボタン」を離します。
切り込み深さゲージ⑩の目盛りは目安です。正確な深さに調節したいときは、実際
に測って調節してください。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
傾斜角度を調節する
のこ刃をベースプレート⑧に対して傾けて切ることができます。
傾斜角度:-1°~47°
傾斜切断の場合、切り込み深さが切り込み深さゲージ⑩で示された寸法より浅くな
ります。
0°(直角)~45°に調節する
1. 傾斜角度固定ネジ(前)⑬を矢印(緩む)の方向に回して緩めます。
2.
傾斜角度固定ネジ(後)⑱を矢印(緩む)の方向に回して緩めます。
傾斜角度ゲージ⑪の目盛りを見ながら、任意の角度に傾けます
3.
角度計(直角の場合はスコヤ)などを使用し、希望通りの角度になっているか
4. 確認します
切断作業前に再度角度を確認してください。
5.
傾斜角度固定ネジ(後)⑱を矢印(締まる)の方向に回して締めます。
傾斜角度固定ネジ(前)⑬を矢印(締まる)の方向に回して締めます。
6.
35
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
47°傾斜に調節する
1. 傾斜角度固定ネジ(前)⑬を矢印(緩む)の方向に回して緩めます。
2.
傾斜角度固定ネジ(後)⑱を矢印(緩む)の方向に回して緩めます。
「傾斜角度47°/-1°ボタン⑭」を押して、保持します
3.
ベースプレート⑧を傾斜角度ゲージ⑪の目盛り47°まで傾けます
4.
傾斜角度固定ネジ(後)⑱を矢印(締まる)の方向に回して締めます。
5.
傾斜角度固定ネジ(前)⑬を矢印(締まる)の方向に回して締めます。
6.
-1°傾斜に調節する
1. 傾斜角度固定ネジ(前)⑬を矢印(緩む)の方向に回して緩めます。
2.
傾斜角度固定ネジ(後)⑱を矢印(緩む)の方向に回して緩めます。
「傾斜角度47°/-1°ボタン⑭」を押して、保持します
3.
ベースプレート⑧を傾斜角度ゲージ⑪の目盛り-1°まで傾けます
4.
傾斜角度固定ネジ(後)⑱を矢印(締まる)の方向に回して締めます。
5.
傾斜角度固定ネジ(前)⑬を矢印(締まる)の方向に回して締めます。
6.
角度を微調整する
45°切断微調整ネジ⑮および0°切断微調整ネジ⑯で、角度を微調整することが できます
電動工具本体が衝撃を受けた後などは、微調整ネジで角度を調整してくださ い。
36
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
切断する
材料は、安定した台に置いてください
切り落とし寸前や切断中に、のこ刃が材料の重みで挟みつけら れないよう、切断箇所の近くに支える台を設けてくだ
材料の切り落とし側が大きいときは、切り落とし側にも安定性 の良い台を設けてください。また、切り落とした材料がのこ刃と 接触し飛散するのを防ぐために、台の高さは、のこ刃の出しろの 3倍以上にしてくださ
「メインスイッチ①」から指を離すと同時にブレーキがかかりま す。 ブレーキがか っかり保持してください。電動工具本体をしっかり保持していな いと、電動工具本体を落としたりして、けがの原因になります
ご使用前に、ブレーキがかかることを確認してくださ
◆ 万一、正常に作動しない場合は使用を中止し、お買い 店またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してく ださい
樫材やブナ材から出る粉じんは、発がん性があると考えられてい
◆ ます。必ず材料に合った集じん装置を使用してくださ
かると反発力が発生しますので、電動工具本体をし
い。
さい。
い。 求めの販売
い。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
キックバックを防ぐには
● 電動工具本体をしっかり握り、常に両手で保持する
● 指定されたのこ刃を取り付け
切れ味の悪くなったのこ刃は 板や大きな材料を切断するときは、台を置
8ページ「キックバックの原因および作業者の防止策」をよくお読みください。
交換する
本機には、
Bluetooth
®
送信機“コネクティビティチップGCY42(別売)”を装着す ることができます。取り扱いについては、『コネクティビティチップ』の取扱説明 書をお読みください。
“コネクティビティチップ”を装着すると、専用アプリ「BOSCH Toolbox」をダ ウンロードした携帯端末機器と
Bluetooth
®
により接続できます。
(専用アプリ「BOSCH Toolbox」は、Apple App Store, Google Play Store からダウンロードすることができます)
携帯端末機器を
Bluetooth
®
接続が有効な状態にして、「BOSCH Toolbox」ア
プリを起動し、アプリ内の「My Tools」を開きます。 “コネクティビティチップ”とバッテリー(別売)が装着された電動工具本体に携
帯端末機器を近づけると、アプリが電動工具本体を認識します。 その後は、アプリの指示に従って接続作業を進めてください。
接続完了後、アプリでは電動工具本体の設定変更やバッテリー残量の状況確認 等が行えます。
Bluetooth
◆ とボタン電池を取り外してください
コネクティビティチップGCY30-4は取り付けできません。
®
が利用できない場所では、コネクティビティチップ
38
Bluetooth
®
のワードマークとロゴは、Bluetooth SIGInc.の登録商標であり、
Robert Bosch Ltd.は商標使用の許諾を得てこれらを使用しています。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
のこ刃、保護カバー⑰を点検する
下記を点検してください。問題があった場合は、対処してください。
切断する材料に適したのこ刃が取り付けられているか? のこ刃がしっかりと取り付けられている
● のこ刃が曲がったり、歯先が欠けたりしていない
のこ刃が摩耗していないか 切り粉がたまっていないか?
● 保護カバー⑰が、のこ刃や他の部分に触れてないか?
か?
か?
材料を確実に固定する
材料の固定には、クランプや万力を使用してください。
切り込み深さを確認する
切り込み深さが正しく調節されているか確認してください。 最適な切断をするためには、のこ刃の歯先が材料下面から3㎜以上はみ出さな
いようにしてください。
ガイドレールを使用しないで45°切断するときは、角度の精度と、切断品質を確保す
るために、切り込み深さを40mm以下にしてください。
本体にバッテリー(別売)を取り付ける
(24ページ「バッテリーを取り付ける・取り外す」参照)
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
回転数を設定する
回転数は、ユーザーインターフェース㉑の「回転数設定ボタン」を押して設定しま す。
必要な回転数は、使用するのこ刃と切断する材料によって異なります。 「回転数設定ボタン」を押すたびに、回転数設定/モード表示が下記のように切り
替わります。
6
E
6
5
4
3
2
6 ← 5 ← 4 ← 3 ← 2 ← 1
“E(エコモード)”が選択されると、「エコ表示ECO」が緑色に点灯します。 作業中でも「回転数設定ボタン」を押して、回転数を変更できます。
、6段階の速度とエコモードは下表のように設定されています。
出荷時
40
表示 E 1 2 3 4 5 6
回転数(回転/分) 4260 2800 3300 3900 4400 5000 5500
回転数は目安です。 回転数設定表示は、前回電源を切ったときの設定が最初に点灯します。
エコモードでは、バッテリーの連続使用時間が最大20%向上します。
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
本体を材料にセットする
材料の上にベースプレート⑧の先端部を置 きます。
けがき線に切断位置マークを合わせます。
のこ刃が材料に当たらないようにしてくだ
さい。
切断位置マーク
ベースプレート⑧には、切断位置マークがあります。
0
°切断マーク :0°(直角)切断するときののこ刃の位置
(ガイドレールあり、またはガイドレールなしで切断するとき)
45°切断マーク :45°切断するときののこ刃の位置
(ガイドレールなしで切断するとき)
プランジマーク :プランジ切断するとき、のこ刃が材料に入り込む位置
(ガイドレールありで切断するとき)
41
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
「メインスイッチ①」を操作する
のこ刃が材料に当たらない位置で“入”にしてください。
スイッチの“入”“切”
入: 「安全ロックスイッチ②」を矢印の方
向にスライドさせ、「メインスイッチ ①」を引き込みます 「安全ロ させないと、「メインスイッチ①」は 引き込めません 「メイン あとは、「安全ロックスイッチ②」を 離します
切:
「メインスイッチ①」から指を離しま す。
ックスイッチ②」をスライド
スイッチ①」を引き込んだ
「メインスイッチ①」は、“入”の状態で固定されません。引き込み続けてください。
42
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01 GKT18V-52GC 本文 2020年3月19日(木) 午前9時3分
材料を切断する
作業中に振り回されないよう、電動工具本体をしっかり保持 して、作業してください
切断時、電動工具本体は軽く押すだけで十分です。必要以上 に強く押し付けると、のこ刃を傷めて切断効率が下がったり、 電動工具本体が故障したりします 負荷が掛 スイッチ①」を切り、作業を中断してください
電動工具本体をこじったり、材料に強く押しつけるような使
◆ い方はしないでください。反発(キックバック)の起こる可能 性があり、大変危険です。
材料の下に手を入れないでください
かりすぎてのこ刃が止まった場合は、直ちに「メイン
のこ刃に衝撃を与えないでください。 「メインスイッチ①」を“入”にし、回転が十分に上がってからのこ刃を材料に当てて
ください。
電動工具本体の絶縁されたグリップ
と補助ハンドル④をしっかり持ってくだ さい。
電子セル保護システム(ECP機能)について
本機には、電子セル保護システム(ECP機能)がついております。 電動工具本体が過負荷になった場合や、バッテリーが過放電または作業可能温
度外になった場合などに、バッテリー保護のために電動工具本体が自動的に停 止します。
上記の状態が解消されると、再始動することができます。 電動工具本体が停止している状態で「メインスイッチ①」を引き込み続けると、
故障の原因になります。電動工具本体が突然停止したときは、作業を一時中断 してください。
コンスタントスピード
負荷が掛かっても、モーターの回転数を維持します。 効率の良い作
業ができます。
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のこ刃の厚みによって製品の寸法が短くならないよう、製品を切断する前に試し切
断をしてください。
切断手順
1. 「メインスイッチ①」をいっぱいに引き込んで、回転を十分に上げます。
2. 補助ハンドル④を矢印の方向に押し込んで、設定した切り込み深さまでのこ 刃を下げます
3.
そのままゆっくり電動工具本体を押し進めます
プレート⑧を材料に密着させ、けがき線に沿って、まっすぐ電動工具本
ベース 体を押し進めてくださ
い。
作業のアドバイス
木材を切断する場合
● 木材の種類、木材の品質、縦びき・横びきなどによって、適したのこ刃を選択 してください
トウヒ材を縦びきすると、長いらせん状の切り粉が発生します
ブナ材とオーク材の粉じんは、特に健康に有害です。必ず集じん機を使用し て作業してください
プラスチック
● プラスチック(特にPVC)を切断すると、静電気を帯びる可能性のある、長い らせん状の切り粉が発生します。これにより、切り粉排出口⑳が詰まる恐れ があります。必ず集じん機を使用して作業してください
● のこ刃をゆっくり材料に当てます。その後、のこ刃が材料に挟み込まれない ように、素早く、途中で止めずに作業を続けてくださ
を切断する場合
い。
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非鉄金属を切断する場合
● 非鉄金属に適した、鋭いのこ刃のみを使用してください。これにより、きれい な切断が保証され、のこ刃が材料に挟み込まれるのを防ぎます
のこ刃をゆっくり材料に当てます。その後、少しずつ、途中で止めずに作業を 続けてくださ
い。
profileを切
断する場合
● 保留
軽量素材
(鉱物を含む材料)を切断する場合
軽量素材を切断する場合は、材料メーカーの法律規定と推奨事項を考慮してくださ
い。
● 乾式切断で、必ず集じんシステムを接続して作業してください。
● 必ず、ガイドレール(別売)を使用してくださ 集じん機は、石紛を集じんするために認可されたものでなければなりませ
● ん。(ボッシュでは、適切な集じん機を取り扱っており
い。
ます。)
切断を終了する
「メインスイッチ①」から指を離すと、のこ刃が止まります。
のこ刃の回転が完全に止まるまで、電動工具本体を床や台な どに置かないでくださ
スイッチを切ったあと、のこ刃の動きを無理に止めないでく ださい
い。
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ユーザーインターフェースの表示
バッテリー残量表示
バッテリー残量表示 残 量 対 処
緑色 5つ点灯 80~100% ― 緑色 4つ点灯 60~80% ― 緑色 3つ点灯 40~60% ― 緑色 2つ点灯 20~40% ― 黄色 1つ点灯 5~20% バッテリーを交換するか
早めに充電する
赤色 1つ点灯 0~5% バッテリーを交換または
充電する
過負荷保護表示
過負荷保護表示 状 態 対 処
黄色点灯 電動工具本体(モーター・
電子部品)またはバッテ リーが高温に
赤色点灯 電動工具本体が過熱し、
電源が切れた
なった
電動工具本体を最高速 度で無負荷で運転し、冷 ます
電動工具本体が冷える のを待つ
スマートフォン表示
スマートフォン表示 状 態 対 処
黄色点灯 サービス通知 詳しくは、
Bosch Toolboxアプリ をご覧ください
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状態表示
状態表示 状 態 対 処 緑色点灯 異常なし ― 黄色点灯
赤色点灯
赤色点滅 「再始動安全機構」が作
電動工具本体が高温に なった
バッテリーの残量がほと んどない
電動工具本体が高温に なった
バッテリーの残量がなく なった
動した
電動工具本体を最高速 度で無負荷運転し、冷ま す
バッテリーを交換するか 早めに充電する
電動工具本体が冷える のを待つ
バッテリーを交換または 充電する
「メインスイッチ①」を一 度“切”にし、再度“入”に する
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ガイドレールを使用して切断する
ガイドレール(別売)を使用すると、まっすぐな切断ができます。 ガイドレール(別売)を使用して切断するときは、下記の手順で作業してくださ
い。
1. ご購入後初めて、またはラバーリップを交換して初めて使用されるときは、 下記の手順でラバーリップの余分な部分
1)
電動工具本体を、切り込み深さ9mm、傾斜角度0°(直角)に調節す
2)
作業台の上にガイドレールを設置する。
3)
電動工具本体の溝を、ガイドレールのレールに合わせ
4)
電動工具の電源を“入”にする
5)
のこ刃を下げる
6)
電動工具本体をガイドレールに沿ってゆっくり均等に押し進め、ラバーリッ
プの余分な部分を切り落とす。 電動工具の電源を“切”にする
7)
電動工具本体をガイドレールから取り外す
8)
を切り落とします。
て載せる。
る。
材料の全長に沿って、ガイドレールを配置します。
2. ガイドレール
は、ラバーリップの側面をけがき線に合わせて配置してくださ
い。
ガイドレールは、コネクターを使用して接続できます。
コネクターは、4本のネジで取り付け・取り外しができます。
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3. ガイドレールの両端をクランプで固 定します。
4.
電動工具本体のガイド溝を、ガイド レールのレールに合わせて載せま す。
5. の
こ刃の刃がガイドレールのラバー リップにピッタリ接触するように、ガ イド溝クリアランス設定スライダー で調節します。
ガイドレールのラバーリップは、木
材を切断するときに表面が割れな いように、割れ防止ガードとして機 能します。この機能を有効にするに は、のこ刃の刃がゴム製リップにぴ ったり合うように位置決めする必 要があります。
6.
電動工具本体を一定の速度で動か して切断します
。 (切断については、37ページ「切断 する」を参照してくださ
い)
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市販のガイドレールで幅が広いガイド
リングを備えたガイドレールをご使用 になる場合は、プラスチックインサート を取り外してください。
平行ガイドを使用して切断する
平行ガイド(別売)を使用すると、材料に沿って正確に同じ寸法の製品を切断で きます。
平行ガイド(別売)を使用して切断するときは、下記の手順で作業してください。
平行ガイドをベースプレート⑧縁に沿わせてに差し込みます
1.
50
. 平行ガイド固定用ボルト穴(前)⑫と平行ガイド固定用ボルト穴(後)⑲に蝶
2
ボルトを差し込み、軽く締めます
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3. 平行ガイドを材料の側面に当て、切 断する幅を設定します
のこ刃の厚みにより、希望の寸法と
実際の寸法に差が出る場合があり ます。 のこ刃の厚みを測り、平行ガイドの 位置を調節してください。
4.
蝶ボルトを締め、平行ガイドを固定します
実に固定されたことを確認してください。
平行ガイ
5.
ドを材料に押し当てなが ら、電動工具本体を一定の速度で動 かして切断し (切断については、3 する」を参照してくださ
ます。
7ページ「切断
い)
角材などを使用して切断する
角材などを使用して平行切断を行う場 合は、切断材料と角材などを固定具(ネ ジ式クランプなど)で確実に固定してく ださい。
切断作業は、ベースプレート⑧を角材な どに押し当てながら、電動工具本体を 一定の速度で動かしてください。
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吸じんする
最適な切り粉の排出を保つため、切り粉排出口⑳は定期的に清掃してください。
ダストバッグを接続する
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切り粉排出口⑳を回して、向きを調節
1. 切り粉排出
カチッ”とかみ合う位置で止めてください。
口⑳は、かみ合う位置があり
します。
ます。
2. 切り粉排出口⑳にダストバッグのノズルを差し込みます。
作業中に切り粉でダストバッグがいっぱいになった場合は、直ちに作業を中断し、ダ
ストバッグ内の切り粉を捨ててください。 ダストバッグは布製ですので、中の切り粉を捨てれば、何度でも使用できます。
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吸じんシステムと接続する
ボッシュ集じん機と接続することで、吸じんしながら作業ができます。
加工する材料に適した集じん機を接続してください。
◆ 乾燥した切り粉や人体に有害な材料の切り粉、発がん性物質 の切り粉を吸じんするときは、特別な吸じんシステムを接続 してください
切り粉排出口⑳を回して、向きを調節
1. 切り粉排出 “
カチッ”とかみ合う位置で止めてください。
2. 切り粉排出口⑳に吸じんホース(φ35㎜)を差し込みます。
3. 吸じんホースとボッシュ集じん機を接続します。
口⑳は、かみ合う位置があり
します。
ます。
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長時間(6か月以上)使用しない場合は、満充電にしてから保管してくだ
◆ 満充電にしたバッテリーを、再度充電しないでください。
◆ 工具の力が弱くなってきたと感じた場合は使用を中止し
、充電してください。
使用済みバッテリーのリサイクルにご協力ください
さい。
ボッシュは一 使用済みコードレス電動工具用バッテリー のリサイクルを推進しております。
恐れ入りますが使用済みのバッテリーは、 ボッシュ電動工具取扱店、ボッシュ電動工 具サービスセンター、またはJBRCリサイク ル協力店へお持ちくださいますようお願 いいたします
本製品は、リチウムイオンバッテリーを使用しています。リチウムイオンバッテ は、リサイクル可能な貴重な資源です。使用済みバッテリーのリサイクル活動にご 協力くださいますよう、お願いいたします。
ご使用済みのリチウムイオンバッテリーは、コードレス電動工具本体から取り外し、 ショート防止のためバッテリー端子部に絶縁テープを貼ってお出しくださ
般社団法人JBRCに加盟し、
リー
い。
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不意の作動によるけがの発生を防ぐため、バッテリーを電動工具 本体から取り外し、お手入れしてくださ
い。
クリーニング
通風口や保護カバー⑰、ダストバッグ、切り粉排出口⑳、ベース プレート⑧、ガイドレール、および電動工具本体ガイド溝などの 切り粉、ホコリを取り除く
のこ刃に付着した樹脂またはのりを、使用後すぐに掃除する
のこ刃に樹脂またはのりが付着していると、切断の品質に悪影響を及ぼします。
乾いた、柔らかい布で電動工具本体の汚れをふき取る
変色の原因になるベンジンなど、溶剤を使わない
でください。
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保 管
電動工具を使った後は、きちんと保管する
● 子供の手が届くところ、または錠が掛からない
ところに置か
風雨にさらされたり、湿度の高いところに置か ない。
直射日光が当たったり、車中など高温になると
ころに置かない。特に、バッテリーは50℃以上 になるところに置かな
バッテリーは、-20℃~+50℃の範囲で保管
する。 ガソリンなど、引火性が高いものの近くに置か
ない。
ショートを防ぐため、バッテリー端子に絶縁テー プを貼る。
ない。
い。
オイルを薄く塗る
(コーティングされていないのこ刃のみ)
オイルを薄く塗ることでさびを防げます。
切断前にはオイルを取り除いてください。オイルを取り除かないと、材料が汚れま す。
電動工具(本体)の廃棄について
ッテリー以外の電動工具本体および付属品(充電器など)の廃棄については、各
地域自治体にその方法を確認し、正しく廃棄してください。
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故障かな?と思ったら
『取扱説明書』を読み直し、使い方に誤りがないか確かめてください。
充電については、『充電器の取扱説明書』を読み直してください
次の代表的な症状が当てはまるかどうか確かめてくださ
原 因 対 処
「メインスイッチ①」を引 き込んでも、回らない
切断に時間がかかる(切 断できない)
「メインスイッチ①」が引 き込めない
充電しても、フル充電し ない。または、フル充電し ても、使用時間が短い
バッテリーが消耗している (電子セル保護システム が作動した)
バッテリーの温度が最適 温度範囲外になっている
本体の温度が最適温度範 囲外になっている
のこ刃が摩耗している のこ刃を交換する
「安全ロックスイッチ②」を スライドさせていない
バッテリーの寿命が尽きた バッテリーを交換する
い。
バッテリーを充電するか交 換する
バッテリーが最適温度範 囲内になるまで待つか交 換する
作業可能温度範囲内にな るまで待つ
「安全ロックスイッチ②」を スライドさせてながら「メ インスイッチ①」を引き込 む
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修理を依頼するときは
『故障かな?と思ったら』を読んでもご不明な点があるときは、お買い求めの販
◆ 売店または弊社コールセンターフリーコールまでお尋ねください
修理を依頼されるときは、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サー ビスセンターにご相談くだ
この製品は厳重な品質管理体制の下に製造されています。万一、本取扱説明
◆ 書に書かれたとおり正しくお使いいただいたにもかかわらず、不具合(消耗部 品を除きます)が発生した場合は、お買い求めの販売店または、ボッシュ電動 工具サービスセンターまでご連絡ください 弊社で
現品を点検・調査のうえ、対処させていただきます。お客様のご使用状 況によって、修理費用を申し受ける場合があります。あらかじめご了承くださ い。
さい。
コールセンターフリーコール 0120-345-762
土・日・祝日を除く、午前9:00~午後5:30 ※携帯電話からお掛けのお客様は、TEL.03-5485-6161をご利用くださ
コールセンターフリーコールのご利用はできませんのでご了承くだ
さい。
ボッシュ株式会社ホームページ http://www.bosch.co.jp
ボッシュ電動工具サービスセンター
〒355-0813 埼玉県比企郡滑川町月輪1464番地4 TEL 0493-56-5030 FAX 0493-56-5032
ボッシュ電動工具サービスセンター西日本
〒811-0104 福岡県糟屋郡新宮町的野741-1 TEL 092-963-3486 FAX 092-963-3407
い。
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別売品アクセサリー
ダストバッグ
ガイドレール
コネクター
アングルガイド
品番:2
品番:1
品番:1
品番:1
608 000 696
600 Z00 005 (800mm) 1 600 Z00 006 (1100mm) 1 600 Z00 00F (1600mm) 1 600 Z00 007 (2100mm)
600 Z00 009
600 Z00 00A
クランプ
品番:1
600 A00 1F8
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平行ガイド
GCY 42
品番:1
600 Z00 00X
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