

バ ージョン 1.0
2017 年 9 月発行
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明のためにのみ 使 用されます。
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たは特定の目的への適合性を含め、かつそれらに限定されず、いかなる種類の保証もい
たしません 。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起因する損害
の可能性を事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役員、従業員、または代理
人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必然的な損害(利益の損失、事業の損失、
データの損失、事業の中断などを含む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に従
い ま す:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信したすべての
干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決されたベス
トマ ネ ジ メントプ ラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を含んでいます。
米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する規制に従って行ってく
ださい。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。
詳しくは 、www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate を ご 覧くだ さ い 」
ASRock ウェブ サ イト :http://www.asrock.com

オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いています。購入
者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的に予見可能な損
失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製品が許容できる品質を
満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない場合は、購入者は製品を修理
または交換する権利を有します。ご不明な点がありましたら ASRock までお問い合わせく
ださい : 電話番号 +886-2-28965588 内線 123(標準的な国際通話料金が適用されます)
HDMI ™ および HDMI 高解像度マルチメディアインターフェース、ならびに HDMI のロ
ゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商標または登録商標です。

CE 警告
この機器は、欧州共同体委員会発行の指令 2014/53/EU に適合しています。
この装置は、制御されていない環境に対して規定された EU 被爆制限に適合しています。
本装置はラジエータと人体が最低 20cm 離れた状態で設置および操作してください。
5.15-5.35GHz 帯での操作は屋内での使用に制限されています。
送受信機タイプ当たりの無線送信電力
機能 周波数 最大出力電力(EIRP)
2400-2483.5 MHz 18.5 + / -1.5 dbm
5150-5250 MHz 21.5 + / -1.5 dbm
WiFi
Bluetooth 2400-2483.5 MHz 8.5 + / -1.5 dbm
5250-5350 MHz
5470-5725 MHz
18.5 + / -1.5 dbm (no TPC)
21.5 + / -1.5 dbm (TPC)
25.5 + / -1.5 dbm (no TPC)
28.5 + / -1.5 dbm (TPC)

内容
第 1 章 はじめ に
1.1
パッケージの内容
1.2
仕様
1.3
マザーボードのレイアウト
1.4
1.5
I/O
WiFi-
アンテナ
1
パネル
802.11ac
モジュールと ASRock WiFi
2.4/5
1
2
7
9
GHz
11
第 2 章 取り付け 13
2.1
CPU を取り付ける
2.2
CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
2.3
メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
2.4
拡張スロット(PCI Express スロット)
2.5
ジャンパー設定
2.6
オンボードのヘッダーとコネクタ
14
17
18
20
21
22
2.7
M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド
26
第 3 章 ソフトウェアとユ ー ティリティの 操 作 30
3.1
ドライバを取り付ける
3.2
A-Tuning
3.2.1
A-Tuning をインストールする
3.2.2
A-Tuning を使用する
30
31
31
31

3.3
ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ
更新と APP ショップ)
34
3.3.1
UI 概要
3.3.2
Apps(アプリ)
3.3.3
BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
3.3.4
Setting ( 設定 )
34
35
38
39
第 4 章 UEFI セットアップ ユ ー ティリティ 40
4.1
はじめに
4.2
EZ Mode(EZ モード)
4.3
Advanced Mode(アドバンスドモード)
4.3.1
UEFI メニューバー
4.3.2
ナビゲーションキー
4.4
Main ( メイン ) 画面
4.5
OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
4.6
Advanced ( 詳細 ) 画面
4.6.1
CPU Conguration (CPU 設定 )
40
41
42
42
43
44
45
55
56
4.6.2
Chipset Conguration ( チップセット設定 )
4.6.3
Storage Conguration ( ストレージ設定 )
4.6.4
Super IO Conguration(スーパー IO 設定)
4.6.5
ACPI 設定
4.6.6
USB 設定
4.6.7
Trusted Computing(トラステッド・
コンピューティング)
4.7
Tools ( ツール )
58
61
62
63
64
65
66

4.8
Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア
ヘルス イベント監視 ) 画面
69
4.9
Security ( セキュリティ ) 画面
4.10
Boot ( ブート ) 画面
4.11
Exit ( 終了 ) 画面
71
72
75

Z370M-ITX/ac
第 1 章 はじめに
ASRock Z370M-ITX/ac マザーボードをお買い上げいただきまして誠にありがとう
ございます。ASRock Z370M-ITX/ac マザーボードは、ASRock の一貫した厳格な品
質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボードです。ASRock の製品は一貫
した厳格な品質管理の下で製造されております。優れた品質と耐久性を兼ね備え
つつ、優れたパフォーマンスを提供致します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインストール
ガイドが記載されています。第 3 章 には 、ソフトウェアとユ ー ティリティー の 操 作 ガイ
ドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの設定ガイドが含まれています。
マザーボードの仕様とBIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュアル
の内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変更があった場
合には、更新されたバージョンは、予告なくASRock のウェブサイトから入 手できるように
なります。このマザーボードに関する技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモ
デルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock のウェブサイ
トでは、最新の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。ASRock ウェブ
サイト http://www.asrock.com.
日本語
1.1 パッケージの内容
• ASRock Z370M-ITX/ac マ ザ ー ボ ー ド( Mini-ITX フォー ム ファクタ )
• ASRock Z370M-ITX/ac クイックインストー ル ガ イド
• ASRock Z370M-ITX/ac サ ポ ート CD
• 2 x シリアル ATA(S ATA)データケーブル(オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
• 2 x ASRock Wi-Fi 2.4/5 GHz アンテナ( オプ ション )
• 1 x M.2 ソケット用 ねじ ( オプ ション )

1.2 仕様
日本語
プ ラット
フォー ム
CPU
チップ
セ ット
メモリ
• ミニ ITX フォーム ファクタ ー
• 第 8 世代 Intel® CoreTM プロセッサーに対応(ソケット 1151)
• デジタル電源設計
• 6 電源フェーズ設計
• Intel® ターボブースト 2.0 テクノロジーをサポート
• Intel® K シリーズ アン ロック CPU に対応
• ASRock BCLK フルレン ジ オーバ ークロッキング に 対 応
• Intel® Z370
• デュアルチャンネル DDR4 メモリ機能
• 2 x DDR4 DIMM スロット
• DDR4 4000+(OC)*/3866(OC)/3800(OC)/3733(OC)/3600
(OC)/3200(OC)/2933(OC)/2800(OC)/2666/2400/2133 ノン
ECC、アン バッファードメモリに 対 応
* 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート一
覧を参照してください。(http://www.asrock.com/)
* 第 8 世代 Intel® CPU は最大 2666 までの DDR4 に対 応します。
• ECC UDIMM メモリモジュー ル に対応(non-ECC モ ードで
動作)
• システムメモリの最大 容 量:32GB
• Intel® エクストリームメモリプ ロファイ ル( XMP)2.0 に対応
• DIMM ス ロ ット に 15 μゴールドコンタクトを採用
拡張
ス ロ ット
• 1 x PCI Express 3.0 x16 ス ロ ッ ト( PCIE1:x16 モ ード)
* 起 動 ディスクとして NVMe SSD に対応
• 1 x 垂直 M.2 ソ ケ ッ ト( Key E)、WiFi-802.11ac モジュール が
バンドルされています(リア I/O)
2 3

Z370M-ITX/ac
グラフ
ィックス
* Intel® UHDグラフィックス内 蔵 ビジュアルおよび VGA 出力は、
GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされます。
• Intel® UHD グラフィックス内 蔵ビジュアル を サポ ート:AVC 、
MVC (S3D) および MPEG-2 Full HW Encode1 が装備された
Intel® ク イ ッ ク・シ ン ク・ビ デ オ 、Intel® InTruTM 3D, Intel® クリア
ー・ビ デ オ HD テクノロジー、Intel® InsiderTM, Intel® UHD グラ
フィックス
• DirectX 12
• HWA エンコード / デコード :VP9 8-ビ ット、VP9 10- ビット ( エ
ンコードのみ )、VP8、HEVC (MPEG-H Part2、h.265)、AVC
(MPEG4、h.264)、MPEG2-Part2 (h.262)、JPEG/MJPEG、VC-1
• 最大共有メモリ1,024MB
* 最大共 有メモリのサイズ はオペレ ーティングシステムによって
異なることがあります。
• 3 つ のグ ラフィックス出 力 オプ ション :DisplayPort 1.2 ポート
と 2 x HDMI ポ ート
• 3 台のモニターに対 応
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 30Hz
• DisplayPort 1.2 テクノロジーに対応、最大解像度 4K x 2K
(4096x2304) @ 60Hz
• HDMI ポートで、オートリップシンク、ディープカラー(12bpc)、
xvYCC、お よ び 、HBR( 高ビットレ ートオー ディオ)に対 応
(HDMI 対応モニターが必要です)
• HDMI ポ ートと DisplayPort 1.2 ポ ートで HDCP に対応
• HDMI ポ ートと DisplayPort 1.2 ポ ートで 4K Ultra HD(UHD)
再生に対応
日本語
オー ディオ
• 7.1 CH HD オーディオ、コンテンツプロテクション付き(Realtek
ALC892 オー ディオコ ー デック)
*7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパ
ネルのオーディオモジュールを使用し、オーディオドライバを
通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要が
ありま す。
• プレミアム・ブルーレイ・オーディオ・サポート
• サージ保護に対応
• ニチコン 製ファインゴ ー ルドシリーズ オ ーディオコンデンサ

LAN
• ギ ガ ビ ット LAN 10/100/1000 Mb/s
• 1 x Giga PHY Intel ョ I219V、1 x GigaLAN Intel® I211AT
• Wake-On-LAN( ウェ イク オン ラ ン )に 対 応
• 雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
• PXE をサポート
日本語
ワイヤレス
LAN
リアパ ネ ル
I/O
ストレ ー ジ
• Intel® 802.11ac WiFi モジュール
• IEEE 802.11a/b/g/n/ac をサポート
• デュアルバンド(2.4/5 GHz)をサポート
• 最高 433 Mbps の高速ワイヤレス接続をサポート
• ブ ル ートゥース 4.2/3.0 + ハ イスピードクラス II をサポート
• 2 x アン テ ナ ポ ート
• 1 x PS/2 マウス / キ ーボ ードポ ート
• 2 x HDMI ポ ート
• 1 x DisplayPort 1.2
• 2 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
• 6 x USB 3.1 Gen1 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
• 2 x LED 付き RJ-45 LAN ポ ー ト( ACT/LINK LED とSPEED
LED)
• HD オー ディオジャック : ライン イン / フロントスピーカー /
マイク
• 6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、RAID(RAID 0、RAID 1、RAID 5、
RAID 10、Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジ ー 15)、NCQ、
AHCI およびホットプラグ機能に対応 *
* SATA タイプ M.2 デ バイスで M2_1 を使用している場合は、
SATA3_0 は無効になります。
• 1 x ウルトラ M.2 ソ ケ ット 、M Key タイプ 2230/2242/2260/2280
M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュールと最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) ま
での M.2 PCI Express モジュー ル に対 応 **
** Intel® OptaneTMテクノロジ ー に対応
** 起 動 ディスクとして NVMe SSD に対応
** ASRock U.2 キット に 対 応
4 5

Z370M-ITX/ac
コネクタ
BIOS 機能
• 1 x TPM ヘッダ ー
• 1 x シャー シ イントル ージョンヘッダ ー
• 1 x CPU ファンコ ネクタ(4 ピン)
* CPU ファンコネクタは 最 大 1A (12W) の電力の CPU ファン に
対応します。
• 1 x シャーシファンコネクタ(4 ピン)
• 1 x シャーシオプション / ウォーターポンプファンコネクタ(4
ピン)
* シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファンは最大 1.5A
(18W) の出力のウォータークーラーに対応します。
• 1 x 24 ピン AT X 電源コネクタ
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ
• 1 x 前 面 パ ネ ル オ ー ディオコ ネクタ
• 1 x USB 2.0 ヘ ッ ダ ー( 2 つの USB 2.0 ポートに対応)(静電気
放 電( ESD)保護に対応)
• 1 x USB 3.1 Gen1 ヘ ッ ダ ー( 2 つの USB 3.1 Gen1 ポ ートに 対
応)(静電気放電(ESD)保護に対応)
• AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
• ACPI 6.0 準 拠ウェイクアップ イ ベ ント
• SMBIOS 2.7 サポ ート
• CPU、DRAM、PCH 1.0V、VCCST、CPU 内部 PLL 電圧マルチ
調整
日本語
ハ ード ウェ
アモニター
OS
認証
• 温度センシング :CPU、シャーシ、シャーシオプション / ウォー
ターポンプファン
• ファン タコメー タ :CPU、シャーシ、シャーシオプション / ウォ
ーターポンプファン
• 静 音 フ ァ ン( CPU 温度に従ってシャーシファン速度を自動調
整):CPU、シャーシ、シャーシオプション / ウォーターポンプ
ファン
• ファンマルチ速度制御 :CPU、シャーシ、シャーシオプション /
ウォーターポンプファン
• ケース開閉検知
• 電圧監視 :+12V、+5V、+3.3V、CPU Vcore
Microso® Windows® 10 64-bit
• FCC、CE
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)

日本語
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。 http://www.asrock.com
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティのオー
バークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリスクを伴います
のでご 注 意ください。オーバ ークロックするとシステムが 不 安 定 になったり、システムのコ
ンポーネントやデバイスが破損することがあります。ご自分の責任で行ってください。弊
社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
6 7

PCIE1
DDR 4_A1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_B1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
CPU_FAN1
CHA_FAN1/W_PUMP
6
RoHS
Z370M-ITX/ac
3
7
9
14
8
USB 2.0
T: USB1
B: USB2
PS2
Keyb oard
/Mou se
18
17
16
15
AUDIO
CODEC
5
1
HD_AUDIO1
1
SPEAKER 1
Intel
Z370
ATXPWR1
USB3_ 6_7
1
HDM I2
4
2
PANEL1
HDLED RESET
PLED PWRBTN
1
TPMS1
1
1
CI1
HDM I1
Top:
LINE I N
Cent er:
FRON T
Bott om:
MIC IN
SATA3_3
SATA3_2
1
CLRMOS1
SATA3_1
SATA3_0
1
USB_3_4
SATA3_5
SATA3_4
M2_ 1
C 4
C 3C 2C 1
T
T
T
T
Top:
RJ-45
USB 3.1 Gen1
T: USB4
B: USB5
Top:
RJ-45
USB 3.1 Gen1
T: USB2
B: USB3
USB 3.1 Gen1
T: USB0
B: USB1
1
10
11
12
13
19
BIOS
ROM
M2_WIFI1
DIS PLAY1
CHA_FAN 2
20
Ultra M.2
PCIe Gen3 x4
1.3 マザーボードのレイアウト
Z370M-ITX/ac
日本語

日本語
番号 説明
1
ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2
シャーシファン / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN1/W_PUMP)
3
CPU ファンコネクタ( CPU_FAN1)
4
2 x 288 ピン DDR4 DIMM ス ロ ッ ト( DDR4_A1、DDR4_B1)
5
ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
6
シャーシファンコネクタ(CHA_FAN2)
7
USB 3.1 Gen1 ヘッダ ー (USB3_6_7)
8
SATA3 コ ネ ク タ( SATA3_1)
9
SATA3 コ ネ ク タ( SATA3_0)
10
SATA3 コ ネ ク タ( SATA3_3)
11
SATA3 コ ネ ク タ( SATA3_2)
12
システムパネルヘッダー(PANEL1)
13
USB 2.0 ヘ ッ ダ ー( USB_3_4)
14
クリア CMOS ジ ャ ン パ ー( CLRMOS1)
15
シャーシ イントリュージョン ヘッダ ー(CI1)
16
SATA3 コ ネ ク タ( SATA3_4)
17
SATA3 コ ネ ク タ( SATA3_5)
18
シャーシスピーカーヘッダー(SPEAKER1)
19
TPM ヘ ッ ダ ー( TPMS1)
20
フロントパネ ル オーディオヘッダー( HD_AUDIO1)
8 9

1.4 I/O パネル
1
Z370M-ITX/ac
6
2
3 4
5
7
14
13
12
11
910
8
番号 説明 番号 説明
1
USB 2.0 ポ ー ト( USB12)
2
USB 3.1 Gen1 ポート (USB3_01)
3
LAN RJ-45 ポート *
4
LAN RJ-45 ポート *
5
アン テ ナ ポ ート (M2_WIFI1)
6
ライン入力(明るい青色)**
7
フロントスピーカー(ライム色)**
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED が ありま す。LAN ポ ートの LED 表示については下の表を参照してく
ださい。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
8
マイクロフォン(ピンク色)**
9
USB 3.1 Gen1 ポート (USB3_45)
10
USB 3.1 Gen1 ポート (USB3_23)
11
HDMI ポート (HDMI2)
12
HDMI ポート (HDMI1)
13
ディスプ レ イ ポ ート (DISPLAY1)
14
PS/2 マウス / キー ボードポ ート
アクティビ ティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続
点滅 デ ータアクティビティ オレンジ 色 100Mbps 接続
点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
日本語

日本語
**7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパネルのオーディオモジュールを使用し、オーディ
オドライバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要があります。
Realtek HD オーディオマネージャでスピーカー設定を「7.1 Speaker」に 設 定 し て く だ さ い 。
7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポ ート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力
ライム色(リアパネル ) フロントスピーカー出 力
ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー出力
ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー 出 力
10 11

Z370M-ITX/ac
1.5 WiFi-802.11ac モジュールと ASRock WiFi 2.4/5 GHz ア
ンテナ
WiFi-802.11ac + BT モジュール
このマザーボードには独自の WiFi 802.11 a/b/g/n/ac + BT v4.2 モジュールが装備されて
い ま す
( 背面 I/O パネルに事前に取り付けられています)。WiFi 802.11 a/b/g/n/ac 接続規
格および Bluetooth v4.2 に対応 します。WiFi + BT モジュー ル は 、WiFi + BT に対応 する使
い易いワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アダプタで す。Bluetooth v4.2 規
格には、モバイルデバイスにまったく新しいクラスの機能を追加するスマート・レディ・テ
クノロジーが採用されています。BT 4.2 にはロー・エネルギー・テクノロジーも採用さ
れており、PC 向けの超低消費電力をお約束します。
* 伝送速度は環境によって異なることがあります。
日本語

日本語
WiFi アンテナ取り付けガイド
手順 1
付属の WiFi 2.4/5 GHz アンテナを準 備します。
手順 2
2 本の WiFi 2.4/5 GHz アンテナをアンテナコネ
クタに接続します。アンテナを右方向に回して
しっかりと接続します。
手順 3
図 に あ るように WiFi 2.4/5 GHz アンテナを設 定
します。
* 信号を強化するためにアンテナの方向を調整
する必要があることがあります。
12 13

Z370M-ITX/ac
第 2 章 取り付け
これは Mini-ITX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取付ける
前に、ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、マザーボードを
取り付けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更する前に、
次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてください。電源
コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボードが破損する可能
性がござ います。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザーボード
はカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストストラップを着用す
るか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防止パッ
ドの上に置くが、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けすぎない
でください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することがあります。
日本語

2.1 CPU を取り付ける
1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入 する前に、PnP キャップ がソケット上にあること、CPU
表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないことを確認してくだ
さい。PnP キャップ がソケット上 に な か ったり、CPU 表面が汚れていたり、または、ソケッ
ト内に曲がったピンがある場 合は、CPU を無理にソケット内に挿入しないでください。
CPU を無理にソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
日本語
A
B
2
14 15

Z370M-ITX/ac
3
4
日本語
5

日本語
プロセッサーを 取り外した 場 合 は、カ バーを保 管して取り付 け直してください 。アフター
サービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必ず取り付けてください。
16 17

2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
Z370M-ITX/ac
1 2
日本語
FAN
CPU_

日本語
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 2 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4)DIMM スロッ
トが搭載されています。
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付 けることはで きま
せん 。取り付 けると、マ ザ ーボ ードと DIMM が損 傷することがあります。
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間違った方向
に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながります。
18 19

Z370M-ITX/ac
1
2
日本語
3

日本語
2.4 拡張スロット(PCI Express スロット)
このマザーボードには 1 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コードが取
り外されていることを確認してください。取り付け作 業を始める前に、拡張カードに添付
されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行ってください。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 3.0 x16 ス ロ ッ ト )は PCI Express x16 レ ーン 幅グラフィックスカ ード向
けに使用します。
20 21

2.5 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャップがピン
に被さって いると、ジャン パ ー は「 ショート」です。ジャンパ ー キャップ が ピン に被さっ
ていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
CMOS クリアジャンパー
(CLRMOS1)
(p.7、No. 14 参照)
2 ピンジャン パ ー
Z370M-ITX/ac
日本語
CLRMOS1 を
システムパラメーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、電源から電源
コードを抜いてください。15 秒間待ってから、ジャンパーキャップを 使 用して CLRMOS1
上のピンを 5 秒間ショートさせます。ただし、BIOS をアップデートした直後に、CMOS を
クリアしないでください。BIOS をアップ デ ート後 、CMOS をクリアする必要があれば、最
初にシステムを起動し、それから CMOS クリアアクション を 行 う前 にシャットダ ウ ン して
ください。パスワード、日付、時間、ユーザーのデフォルトプロファイルは、CMOS の電池
を取り外した場合にのみ、消去されることにご注意ください。CMOS をクリアし た 後 で 、
ジャンパーキャップを必ず取り外してください。.
使って CMOS 内 のデ ータをクリアできます。クリアして、デ フォルト設 定 に
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前のシャーシイン
トルージョンステータス記録を消去するには、BIOS オ プ シ ョ ン か ら「 Clear Status(ステー
タスの消去)」で調整してください。

2.6 オンボードのヘッダーとコネクタ
オンボ ードヘッダーとコネクタはジャンパ ーで はありません。これらヘッダーとコネクタ
にはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダーおよびコネクタにジャンパー
キャップを被せると、マザーボードに物理損傷が起こることがあります。
日本語
システムパネルヘッダー
(9 ピン PANEL1)
(p.7、No. 12 参照)
PWRBTN( 電 源 ス イ ッ チ ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使用して、シス
テムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ 前 面 パ ネ ル のリセットスイッチに接 続してください。コンピューターがフリーズし
たり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットスイッチを押して、コンピューター
を再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接 続してください。システム稼
働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場合には、LED は点滅を
続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ(S5)のときには、LED はオフです。
HDLED(ハ ードドライブアクティビティ LED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティLED に 接 続 し て く だ さ い 。ハ ー ド ド
ライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオ ン になりま す 。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネルモジュール
は、主に電源 スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドライブアクティビティ LED、
スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面パネルモジュールとこのヘッダーを接
続する場合 には、配線 の割り当てと、ピンの割り当てが 正しく合致していることを確かめ
てくだ さ い 。
HDLED+
HDLED-
GND
GND
PLED+
PLED-
PWRBTN#
GNDRESET#
電 源 スイッチを 接 続し、スイッ
チをリセットし、下 記 のピン割り
当てに従って、シャーシのシステ
ムステータス表示ランプをこの
ヘッダーにセットします。ケーブ
ルを接続するときには、ピンの +
と−に気をつ けてください。
22 23

Z370M-ITX/ac
シリアル ATA 3 コネクタ
(SATA3_0:
(p.7、No. 9 参照)
(SATA3_1:
(p.7、No. 8 参照)
(SATA3_2:
(p.7、No. 11 参照)
(SATA3_3:
(p.7、No. 10 参照)
(SATA3_4:
(p.7、No. 16 参照)
(SATA3_5:
(p.7、No. 17 参照)
USB 2.0 ヘッダ ー
(9 ピン USB_3_4)
(p.7、No. 13 参照)
USB 3.1 Gen1 ヘッダ ー
(19 ピン USB3_6_7)
(p.7、No. 7 参照)
SA TA 3_4
DUMMY
GNDGND
P+4
P-4
USB_PWR
Vbus
IntA_PA_SSRX-
IntA_PA_SSRX+
GND
IntA_PA_SSTX-
IntA_PA_SSTX+
GND
IntA_PA_D-
IntA_PA_D+
SA TA 3_1
SA TA 3_3
P+3
P-3
USB_PWR
VbusVbus
IntA_PB_SSRX-
IntA_PB_SSRX+
GND
IntA_PB_SSTX-
IntA_PB_SSTX+
GND
IntA_PB_D-
IntA_PB_D+
Dummy
1
これら 6 つの SATA3コネクター
は 、最 高 6.0 Gb/ 秒のデータ転
送速度で内部ストレージデバイ
ス用の SATA データケーブルを
サポ ートします。
* SATA タイプ M.2 デ バイスで M2_1 を
使用している場合は、SATA3_0 は無効
SA TA 3_2
になりま す 。
このマザーボードには 1 つの
USB2.0 ヘッダーが装備されてい
ま す 。こ の USB 2.0 ヘッダーは、2
つ の ポ ートをサ ポ ートで きます。
このマザーボードには 1 つの
ヘッダーが装備されています。こ
の USB 3.1 Gen1 ヘッダーは、2
つ の ポ ートをサ ポ ートで きます。
日本語

日本語
フロントパネルオーディ
オヘッダ ー
(9 ピン HD_AUDIO1)
(p.7、No. 20 参照)
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしていますが、正しく
機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが H DA をサポートしていることが必要
です。お使いのシステムを取り付けるには、当社のマニュアルおよびシャーシのマニュ
アルの指示に従ってください。
2.
ACʼ97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネルオーディオ
ヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC) を MIC2_L に 接 続します。
B. Audio_R (RIN) を OUT2_R に、Audio_L (LIN)を OUT2_L に接続します。
C. アース (GND) をアース (GND) に接 続します。
D. MIC_RETと OUT_RET は、HD オーディオパネル 専用です。ACʼ97 オーディオパネ
ルではこれらを接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効にするには 、 Realtek コントロールパネルの 「FrontMic」 タブで 、
「録音音量」を調整してください。
1
PRESENCE#
MIC_RET
J_SENSE
OUT2_R
MIC2_R
OUT_RET
OUT2_L
このヘッダーは、フロントオー
ディオ パ ネ ル に オ ーディオ デ バ
イスを接 続 するためのものです。
シャーシスピーカーヘッ
ダー
(4 ピン SPEAKER1)
(p.7、No. 18 参照)
シャーシファン / ウォータ
ーポン プ ファンコネクタ
(4 ピン
SPEAKER
DUMMY
DUMMY
+5V
1
FAN_VOLTAGE
CHA_FAN_SPEED
FAN_SPEED_CONTR
シャーシスピーカーはこの ヘッ
ダーに接続してください。
ファンケ ー ブ ル はファンコネクタ
に接 続し、黒 線とアースピンを 合
わ せ てくだ さ い 。
CHA_FAN1/W_PUMP)
(p.7、No. 2 参照)
シャーシファンコネク
ター
(4 ピン CHA_FAN2)
(p.7、No. 6 参照)
24 25
1 2 3 4
GND
FAN_VOLTAGE
CHA_FAN_SPEED
FAN_SPEED_CONTR
ファンケ ー ブ ル はファンコネクタ
に接 続し、黒 線とアースピンを 合
わ せ てくだ さ い 。

Z370M-ITX/ac
CPU ファンコネクタ
(4 ピン CPU_FAN1)
(p.7、No. 3 参照)
ATX 電源コネクタ
(24 ピン ATXPWR1)
(p.7、No. 5 参照)
ATX 12V 電源コネクタ
(4 ピン ATX12V1)
(p.7、No. 1 参照)
ケ ー ス イントリュ ー ジョン
ヘッダ ー
(2 ピン CI1)
(p.7、No. 15 参照)
FAN_VOLTAGE
CPU_FAN_SPEED
D
FAN_SPEED_CONTRO
1 2 3 4
1
このマザーボードは 4 ピン CPU
ファン(静 音ファン )コネクタが
装備されています。3 ピンの CPU
ファンを接続する場合には、ピン
1-3 に 接 続 し てくだ さ い 。
この
マザ ーボ ードは 24 ピン
ATX 電源コネクタが装備されて
います。
13
ATX 12V 電源をこのコネクタに
接 続 してくだ さ い 。
1
1
GND
このマザーボードはシャーシカ
バーが開けられたことを検知す
日本語
る、ケース開閉検知機能をサポー
トします。この機能 には、シャー
シイントルージョン検知
設計さ
れたシャーシが必要です。
TPM ヘッダ ー
(17 ピン TPMS1)
(p.7、No. 19 参照)
SER IRQ
S_P WRD WN#
GND
LAD 1
LAD 2
SMB _CL K_MA IN
GND
このコネクターはトラステッドプ
#
N
GNDGND
ラットフォームモジュー ル(TPM)
+3V SB
システムをサポートし、鍵、デジ
LAD 0
+3V
タル証明書、パスワード、データ
LAD 3
を安全に保管することができま
PCI RST
FRA ME
す。TPM システムはまた、ネット
K
PCI CL
1
ワークセキュリティを高 め、デジ
タル証明書を保護し、プラット
フォームの完全性を保証します。

2.7 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ばれます。M.2
は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe と mSATA に代 わ ること を 目 的とし
ます。1 x ウルトラ M.2 ソケット (M2_1)、SATA3 6.0 Gb/s モジュールおよび、最大 Gen3 x4 (32
Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応。
ウルトラ M.2 ソ ケ ッ ト( M2_1)が SATA タイプ M.2 デバイスで使用されている場合は、
SATA3_0 は無効になります。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
手順 1
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび
ねじを準 備します。
手順 2
3
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の
長さに合わせて、一致するねじの位
置を選んでください。
2
1
A
BCD
番号 1 2 3 4
ナットの 場 所 A B C D
PCB 長さ 3cm 4.2cm 6cm 8cm
モジュール のタイプ Type2230 Type 2242 Type2260 Type 2280
26 27

Z370M-ITX/ac
手順 3
モジュールのタイプと長さに基づい
てスタンドオフを移動します。
デフォルトでは、スタンドオフはナッ
A
BCD
A
BCD
ト位置 D にあります。デ フォルトの
ナットを使用する場合は、手順 3 と
手順 4 をスキップして手 順 5 に進み
ます。
その他の場合はスタンドオフを手で
緩めます。
手順 4
ねじに貼付されている黄色の保護
フィルムをはがします。デバイスを
取り付ける場所にあわせて、手でね
じを締めてください。
手順 5
日本語
M.2 (NGFF) SSD モジュールを整列
A
BC
し て 、丁 寧 に M.2 ス ロ ット に 挿 入 し
ます。M.2 (NGFF) SSD モジュー ル は
1 方向にしか取り付けることができ
ません。
ABCD
手順 6
ドライバでねじをしっかりと留めて
ください。しかし、きつく締めるすぎ
NUT1NUT2D
るとモジュールが破損する恐れがあ
るのでご注意ください。

日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA SATA3 AXNS330E-32GM-B
ADATA SATA3 AXNS381E-128GM-B
ADATA SATA3 AXNS381E-256GM-B
ADATA SATA3 ASU800NS38-256GT-C
ADATA SATA3 ASU800NS38-512GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-128GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-256GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-256GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-512GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-512GT-C
Apacer PCIe3 x4 AP240GZ280
Corsair PCIe3 x4 CSSD-F240GBMP500
Crucial SATA3 CT120M500SSD4
Crucial SATA3 CT240M500SSD4
Intel SATA3 Intel SSDSCKGW080A401/80G
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF256G7
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF512G7
Kingston SATA3 SM2280S3
Kingston PCIe3 x4 SKC1000/480G
Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G
OCZ PCIe3 x4 RVD400-M2280-512G (NVME)
PATRIOT PCIe3 x4 PH240GPM280SSDR NVME
Plextor PCIe3 x4 PX-128M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-1TM8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-256M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-512M8PeG
Plextor PCIe PX-G256M6e
Plextor PCIe PX-G512M6e
Samsung PCIe3 x4 SM961 MZVPW128HEGM (NVM)
Samsung PCIe3 x4 PM961 MZVLW128HEGR (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250BW) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV256HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV512HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL)
SanDisk PCIe SD6PP4M-128G
SanDisk PCIe SD6PP4M-256G
Team SATA3 TM4PS4128GMC105
Team SATA3 TM4PS4256GMC105
Team SATA3 TM8PS4128GMC105
Team SATA3 TM8PS4256GMC105
28 29

Z370M-ITX/ac
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2240G0C101
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2480GC110
Transcend SATA3 TS256GMTS400
Transcend SATA3 TS512GMTS600
Transcend SATA3 TS512GMTS800
V-Color SATA3 VLM100-120G-2280B-RD
V-Color SATA3 VLM100-240G-2280RGB
V-Color SATA3 VSM100-240G-2280
V-Color SATA3 VLM100-240G-2280B-RD
WD SATA3 WDS100T1B0B-00AS40
WD SATA3 WDS240G1G0B-00RC30
WD PCIe3 x4 WDS256G1X0C-00ENX0 (NVME)
WD PCIe3 x4 WDS512G1X0C-00ENX0 (NVME)
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブサイ
トで詳細をご確認ください。http://www.asrock.com
日本語

第 3 章 ソフトウェアとユ ー ティリティの 操 作
3.1 ドライバを取り付ける
マザーボードに付属しているサポート CD には、必要なドライバ、および、マザーボードの
機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート CD を実行する
サポ ート CD を使用するために、CD を CD-ROM ドライブ に 挿 入します。コンピュータで
「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、CD がメインメニューを自動的に
表示します。メインメニューが自 動 的 に表示されない場合は、サポ ート CD 内 の ファイル
「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニューを表示します。
日本語
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート CD ドライバページに
一覧表示されます。
下へ の 順番で 必 要なドライバをインストー ルしてください 。このようにインストールするこ
とで、ドライバが 正しく動作するようにします。
Install All
(すべてインストールする)をクリックするか、または、上から
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには 、マザーボードが対応するアプリケーションソフトウェアが
表示されます。特 定 の 項 目をクリックして、インストールウィザードに従ってインストール
します。
30 31

Z370M-ITX/ac
3.2
A-Tuning
A-Tuning は ASRock の多目的ソフトウェアスイートです。新しいインターフェースを 有し、
数々の新しい機能が追加されており、ユーティリティが改善されてました。
3.2.1
A-Tuning をインストールする
A-Tuning を ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新と APP シ ョ ッ プ )か
らダウンロードできます。インストール後、デスクトップに「A-Tuning」アイコンが表示さ
れ ま す 。「 A-Tuning」 アイコンをダブルクリックすると、A-Tuning のメインメニュー
が表示されます。
3.2.2
A-Tuning を使用する
A-Tuning のメインメニューには次の 5 つの セクションが あります :Operation Mode(操作
モ ー ド )、OC Tweaker(OC 調 整 )、System Info( シ ス テ ム 情 報 )、FAN-Tastic Tuning(FAN-Tastic
チ ュ ー ニ ン グ )、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
日本語

日本語
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
System Info ( システム情報 )
システムに関 する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
32 33

Z370M-ITX/ac
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に達する
と、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
日本語
Settings(設定)
ASRock A-Tuning を設 定します。Windows オペレーションシステムを起動する際
に A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup(Windows 起動
時に自動実行)」 をクリックして 選 択 します 。

3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新
と APP ショップ)
ASRock ライブ更新と APP ショップ は 、ASRock コンピュータ用 のソフトウェアアプリケー
ションを 購 入したりダウンロードできるオンラインストアです。さまざまなアプリケーショ
ンとサポートユーティリティを素早く簡単にインストールできます。ASRock APP ショップ
を使用すれば、数回クリックするだけで、システムを最適化して、マザーボードを最新の
状態に維 持できます。
デ スクトップ 上 の を ダ ブ ルクリックして ASRock ライブ更新と APP ショップ ユ ー ティ
リティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインターネットに接
続している必要があります。
日本語
3.3.1 UI 概要
Category Panel(カテゴリパ ネ ル )
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパ ネ ル ):カテゴリパネルにはいくつかのタブまたはボタンがあ
ります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情報パネルに関係する情報が表示
されます。
Information Panel(情報パネル):中央にある情報パネルには、現在選択されているカテ
ゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係するタスクを実行できます。
Hot News(ホットニュース)
Hot News(ホットニュース):ホットニュースセクションにはさまざまな最新ニュースが表
示されます。画像をクリックして選択したニュースのウェブサイトを開いて詳しく読むこと
ができます。
34 35

Z370M-ITX/ac
3.3.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選 択 すると、ダウンロードできるすべ てのアプリが 画面 上 に表 示さ
れます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
日本語
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。その他のさまざまなアプリは右側
に表 示されます。上下にスクロールして一覧にあるアプリを検 索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既 にインストールしているかどうかを確認できます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合は「Free(無料)」
と表示されます。
- 緑 色 の「 Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリがコンピュータに
インストールされていることを意 味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。

日本語
手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックして ダ ウン
ロードを開 始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンが表
示されます。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックしま す。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
36 37

Z370M-ITX/ac
アプリをアップグレードする
アップグレードできるの はインストール済み のアプリのみです。アプリの新しい バージョ
ンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に「New Version(新しいバージョン)」
のマークが 表 示されます。
手順 1
日本語
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
手順 2
黄 色 の アイコン をクリックしてアップグレードを開 始します。

日本語
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはドライバ用の推奨更
新または重要な更新が一覧表示されます。速やかにすべて更新してください。
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細情報が表
示されます。
手順 2
更新したい 項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
38 39

Z370M-ITX/ac
3.3.4 Setting ( 設定 )
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択したり、Windows 起
動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に実行するかどうかを決めることが
できます。
日本語

第 4 章 UEFI セットアップ ユ ー ティリティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、システムを構 成する
方法を説明します。UEFI セ ットアップ ユ ー ティリティ は、コンピューターに電源を入れた
直後に <F2> または <Del> を押すことによって起動できます。ユーティリティーを起動し
なければ、電源投入時セルフテスト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に
UEFI セットアップ ユ ー ティリティを開 始するには、<Ctrl> + <Alt> + <Delete> または本 体
のリセットボタンを 押して、システムを再起 動します。システムをシャットダウンした後、再
度電源を入れても、ユーティリティーを起動することができます。
日本語
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみを
目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
40 41

Z370M-ITX/ac
4.2 EZ Mode(EZ モード)
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを 開くと、「EZ Mode(EZ モード)」画面が表
示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざまな読み取り値が表示されるダッ
シュボ ードで す。CPU 速度、DRAM 周波数、SATA 情報、ファン速度など、システムの最も
重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode(アドバンスドモード)」に切り替えてその他のオプションを表示するには、
<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode(アドバンスドモード)] ボ
タン を クリックし ま す。
日本語
番号 機能
Help(ヘルプ)
1
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
2
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
3
Discard Changes ( 変更を破棄 )
4
Change Language ( 言語の変更 )
5
Advanced Mode(アドバンスドモード)に切り替える
6

4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード)
Advanced Mode(アドバンスドモード)は BIOS 設定を設定するためのその他のオプション
を提供します。詳しい設定については次のセクションを参照してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [EZ Mode(EZ
モード)] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
日本語
Main
( メイン )
OC Tweaker
(OC 調整 )
Advanced
( 詳細設定 )
Tool
( ツール )
H/W Monitor
(H/W モニ
ター )
Security
( セキュリティ )
Boot
( ブ ート )
システムの時 間 / 日付情報の設定
オー バ ークロック設 定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
Exit
( 終了 )
現在の画面または UEFI セットアップ ユ ー ティリティ
を終了
42 43

Z370M-ITX/ac
4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバ ー のカテゴリーを選 択 するには、< > キーまたは < > キーを使 用します。
カーソルを上下に動かしアイテムを選択するには、< > キーまたは < > キーを使用し、
<Enter> を押してサブ画面に移動します。マウスでクリックして、必要なアイテムを選択す
ることもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選 択 し た アイテムの オプ ションを 変 更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
お気に入りの追加 / 削除
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティを終 了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を 保 存して、セットアップ ユ ー ティリティを終 了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
日本語

日本語
4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユ ー ティリティに入ると、メイン画面が現れ、システムの概要が表示さ
れます。
お気に入り
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お 気に入り」の中のコレクションを 追 加 / 削
除する場合は F5 を押してください。
44 45

4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
Z370M-ITX/ac
日本語
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみを
目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
Advanced Turbo ( アドバンス ターボ )
このオプションにより、システムのパフォーマンスを向 上 することができます。このオプシ
ョン は 、CPU がこの機能に対応しているときにのみ表示されます。このオプションは、K-
シリーズ の CPU を採用しているときにのみ表示されます。
Load Optimized CPU OC Setting ( 最適な CPU OC 設定の読込み )
こ の オ プ シ ョ ン に よ り 、最 適 な CPU オーバークロック設定を読み込むことができます。オ
ーバ ークロックすると、CPU とマザーボードが損傷する原因となります。ご自分の責任で
行ってください。
Load Optimized GPU OC Setting ( 最適な GPU OC 設定の読込み )
こ の オ プ シ ョ ン に よ り 、最 適 な GPU オーバークロック設定を読み込むことができます。オ
ーバ ークロックすると、GPU やマザーボードが破損することがあります。ご自分の責任で
行ってください。このオプションは、K- シリーズ の CPU を採用しているときにのみ表示さ
れます。

CPU Conguration (CPU 設定 )
CPU Conguration (CPU 設定 )
BCLK Frequency(BCLK 周波数)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。BCLK を 上 げ る と 、内
部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック速度にも影響
をします。
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
デフォルト設 定 は Max Non-Turbo( 最 大ノンター ボ )パフォー マンス モ ードで す。OS ハン
ドオフまで cpu Flex- レシオを維持します。Max Battery(最大バッテリー)モードは OS ハ
ンドオフまで CPU レシオを 8 倍に設 定します。このオプション は BCLK オーバークロッキ
ング向けに推奨します。
日本語
FCLK Frequency(FCLK 周波数)
FCLK 周波数を設定します。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサーを複数の周波
数および電圧ポイントで切り替え可能です。
Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・テク
ノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシステムが最高水準の
パフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動作周波数以上で実行可能です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テク
ノロジー)
Intel Speed Shi Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー )サポ ートを 有 効 /
無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェースをハードウェア制 御の P ステ ート
向けに使用できます。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指定します。
制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設定することで、CPU
が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォーマ
ンスが向上します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レシオの下げら
れるスピードを設定します。
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数で指定します。
制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制限を低く設定することで、
CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォー
マンスが 向 上します。
46 47

Z370M-ITX/ac
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護され、電力の
消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上します。
GT Slice Current Limit(GT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護され、電
力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上しま
す。
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
DRAM Tweaker (DRAM 調整 )
チェックボックスをオン / オ フ す ること に より 、DRAM 設定を調整します。新しい設定を確
認して適用するには、[OK] をクリックしま す 。
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設定を読み込んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能を実現しま
す。
BCLK Frequency(BCLK 周波数)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。BCLK を 上 げ る と 、内
部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック速度にも影響
をします。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメモリモジュール
を検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
Primary Timing(プライマリタイミング)
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの 送 信 から、デ ータが 応答まで の 時 間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge
(行プリチャージ)(tRCDtRP) O
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を 開 いてから、そのうちの
列へのアクセスまでに要 するクロックサイクル数。
Row Precharge( 行プリチャージ ): プリチャージ コマンドを発行してから、次の行が開かれ
るまでに 要 するクロックサイクル数 。
日本語

RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要 するクロック
サイクル 数 。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング)
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるまでに必要な遅
延量。
日本語
Refresh Cycle Time (tRFC) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの 最 初 のアクティブ コマンドまでのクロック数 。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの 異 なるバ ンクで有 効 化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの 異 なるバ ンクで有 効 化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅延
(tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ
ック数 。
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りまでの遅延
(tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ
ック数 。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに挿入され たクロッ
ク数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンドウ
(tFAW))
1 つのランクに 4 つ のアクティベ ートが 可 能 な 時 間 ウィンドウ。
48 49

Z370M-ITX/ac
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング)
tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で 少 なくとも 1 つ のリフレッシュコ マンド
を開始する間隔を設定します。
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
日本語
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。

日本語
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
Fourth Timing (4 番目のタイミング )
twRPRE
twRPRE を設 定します。
Write_Early_ODT
Write_Early_ODT を設 定します。
tAONPD
tAONPD を設 定します。
tXP
tXP を設 定します。
tXPDLL
tXPDLL を設 定します。
tPRPDEN
tPRPDEN を設 定します。
tRDPDEN
tRDPDEN を設 定します。
50 51

twRPDEN
twRPDEN を設 定します。
OREF_RI
OREF_RI を設 定します。
tREFIx9
tREFIx9 を設 定します。
txSDLL
txSDLL を設 定します。
txs_oset
txs_oset を設 定します。
Z370M-ITX/ac
tZQOPER
tZQOPER を設 定します。
tMOD
tMOD を設定します。
ZQCS_period
ZQCS_period を設定します。
tZQCS
tZQCS を設定します。
RTL Init Value(ラウンドトリップレイテンシ初期化値)
ラウンドトリップレイテンシトレーニングのレイテンシ初期化値を設定します。
IO-L Init Value(IO レイテンシ初期化値)
IO レイテン シトレ ー ニング の IO レイテンシ初期化値を設定します。
RTL (CH A)
チャン ネ ル A の往 復レイテンシーを 設 定します。
RTL (CH B)
チャン ネ ル B の往 復レイテンシーを 設 定します。
日本語

日本語
IO-L (CH A)
チャン ネ ル A の IO レイテンシーを設定します。
IO-L (CH B)
チャン ネ ル B の IO レイテンシーを設定します。
IO-L Oset (CH A)(IO レイテンシオフセット(チャンネル A))
チャン ネ ル A の IO レイテンシオフセットを設 定します。
IO-L Oset (CH B)(IO レイテンシオフセット(チャンネル B))
チャン ネ ル B の IO レイテンシオフセットを設 定します。
RFR Delay (CH A)(RFR 遅延(チャンネル A))
チャン ネ ル A の RFR 遅延を設定します。
RFR Delay (CH B)(RFR 遅延(チャンネル B))
チャン ネ ル B の RFR 遅延を設定します。
Advanced Setting(詳細設定)
ODT WR (CH A)
チャン ネ ル A のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (CH B)
チャン ネ ル B のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT PARK (CH A)
チャン ネ ル A 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (CH B)
チャン ネ ル B 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT NOM (CH A)
これを使って ODT (CH A) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値は
[Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (CH B)
これを使って ODT (CH B) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値は
[Auto] ( 自動 ) です。
Dll Bandwidth 0(Dll 帯域幅 0)
Dll 帯域幅 0 (1067 MHz) を設定して、統合メモリコントローラの性能を最大化します。
52 53

Z370M-ITX/ac
Dll Bandwidth 1(Dll 帯域幅 1)
Dll 帯域幅 1 (1,333 MHz) を設定して、統合メモリコントローラの性能を最大化します。
Dll Bandwidth 2(Dll 帯域幅 2)
Dll 帯域幅 2 (1,600 MHz) を設定して、統合メモリコントローラの性能を最大化します。
Dll Bandwidth 3(Dll 帯域幅 3)
Dll 帯域幅 3 (1,867 MHz) を設定して、統合メモリコントローラの性能を最大化します。
Command Tristate(コマンド・トライステート)
Command Tristate(コマンド・トライステ ート)サポ ートを 有 効または 無 効 にします。
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)
リアルタイム・メモリタイミングを有 効 / 無効にします。有効な場合は、MRC_DONE の後で、
システムがリアルタイムメモリ変 更を許 可します
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなります。
Voltage Conguration ( 電圧設定 )
日本語
CPU Vcore Voltage(CPU Vcore 電圧)
CPU Vcore の電圧を設定します。
CPU Load-Line Calibration (CPU ロードライン キャリブレーション )
システムの負 荷 が大きいときに、CPU の電圧垂下を防ぐのを助けます。
GT Voltage(GT 電圧)
統合 GPU の電圧を設定します。
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
PCH +1.0 Voltage(PCH +1.0 電圧)
チップセット電圧 を 設 定します( 1.0V)。

日本語
VCCST Voltage(VCCST 電圧)
VCCST の電圧を設定します。
CPU Internal PLL Voltage(CPU 内部 PLL 電圧)
デフォルト値 は 0.900V です。それぞれのステップは 0.015 V です。9 〜 15 ステップを 追 加
して、液体窒素(Ln2)冷却による高周波数中に、CPU PLL が 内 部クロックを ロックで きる
よ う に し ま す 。例 :1.020V 〜 1.125V が適切な値です。ただし、それぞれのプロセッサーの
電圧レベルは異なります。ユーザーは、使用するプロセッサーに最適な値を見つけなけ
ればなりません。CPU Vcore Voltage(CPU Vcore 電 圧 )は CPU Internal PLL Voltage(CPU
内部 PLL 電圧)よりも高くなければなりません。高くないとプロセッサーが停止します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアップポ
ートフォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存します。
Load User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアッププ
ロファイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
54 55

Z370M-ITX/ac
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration(CPU 設 定 )、
Chipset Conguration(チップセット設定 )、Storage Conguration,(ストレージ設定)、Super
IO Conguration(スーパー IO 設 定 )、ACPI Conguration(ACPI 設 定 )、USB Conguration
(USB 設 定 )、Trusted Computing( ト ラ ス テ ッド・コ ン ピュ ー テ ィ ン グ )。
日本語
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になることがあります。
UEFI Conguration(UEFI 設定)
UEFI Setup Style (UEFI セットアップスタイル )
UEFI セットアップ ユ ー ティリティに入ったときのデフォルトモードを 選 択しま す。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユ ーティリティに入ったとき の デ フォルトペ ージ を 選択します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご使用のモニター
がフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対応であれば、解像度は
1024 x 768 に設 定されます。「Disable( 無効 )」に設定すると、モニタの解像度は 1024 x
768 に設 定されます。

日本語
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Intel Hyper Threading Technology (Intel ハイパースレッド技術 )
Intel Hyper reading のテクノロジーにより、各コアで 複 数のスレッドを実行し、スレッド
ソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することができます。
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで 有効にするコアの 数 を 選 択します。
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。C3、C6、お よ び C7 を維持
することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止ステート (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C3 State Support (CPU の C3 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
56 57

Z370M-ITX/ac
Package C State Support ( パッケージの C ステートの有効化 )
CPU、PCIe、メ モ リ 、グ ラ フ ィ ッ ク の C 状態サポートを有効にすると、電力消費が削
減されます。
CFG Lock(CFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を 無 効または有効にできます。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオペレーティングシ
ステムやアプリケーションを独立したパーティションで実 行し、単一のコンピューターシ
ステムを 複 数 の バ ーチャルシステムとして機 能させることができます。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサー にデータとコードを自動 的 にプリフェッチし、パフォーマンスを向 上します。
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュラインのプリフ
ェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュラインを自動的にプ
リフェッチし、パフォーマンスを向上します。
Software Guard Extensions(ソフトウェア・ガードエクステンショ
ン)(SGX)
この項目を使用して、Soware Controlled Soware Guard Extensions( ソ フトウェア 制 御ソ
フト ウ ェ ア・ガ ー ド エ クス テ ン ショ ン )( SGX)を有効または無 効 にできます。
日本語

日本語
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプター )
プライマリ VGA を選 択します。
Top of Lower Usable Dram(トップ・オブ・ロウアー・ユーザブル
Dram)
TOLUD の最大値を設定します。この項目を「Dynamic(ダイナミック)」に設定して
TOLUD がインストー ルしたグラフィックコントローラの最大 MMIO 長さに基づいて自動
的に調整できるようにします。
Above 4G Decoding(4G を超えるデコーディング)
Above 4G Address Space(4G を超えるアドレス空間)でデコードする 64 ビット対応デバイ
スを有効または無効にします(システムが 64 ビット PCI デコ ー ディングに 対 応 する場 合
のみ)。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d) は 、ア プ
リケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、セキュリティ、分離、および I/O 性
能のレベルを高めることにより、バーチャルマシンモニターのハードウェアのさらなる活
用を 助 けます。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速 度を選択します。
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコントロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効にします。
58 59

Z370M-ITX/ac
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデ バイスの ASPM サポートを有効 / 無
効にします。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイス の ASPM サポートを有効 / 無 効 にします。
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効 / 無効 にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバ イスの ASPM サポートを有効 / 無 効 にします。
IOAPIC 24-119 Entries(IOAPIC 24-119 エントリ)
IOAPIC 24-119 エントリを 有 効 / 無 効 にします。IRQ24-119 は PCH デバイスで使 用
できます。これらの割り込みを無効にすると特定のデバイスのエラーにつながること
が あります。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが 起 動したときに統 合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリのサイズを
設定します。
日本語
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを無効にす
るには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効のまま保ちます。
Onboard LAN ( 内蔵 LAN)
内 蔵 の ネ ット ワ ー ク インターフェース コントローラーを有効 / 無 効にします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。[Auto] ( 自動 ) に設定すると、内蔵の HD オー
ディオは 有 効 化され 、サウンドカードがインストールされたときにのみ自動的に無 効にさ
れます。
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパ ネ ル の HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
Riser Card Support(ライザーカードサポート)
ライ ザ ーカードサ ポ ートを 有 効 / 無 効 にします。

日本語
WAN Radio(WAN ラジオ)
WiFi モジュールの接続を有効または無効にします。
Bluetooth
Bluetooth の有効 / 無効。
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューター がシャットダウンされ たときの 節 電を 目 的とした ディープスリープ
を設定します。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。[Power O ( 電源オフ )] が選択されていると、電力が復
活したときにも、電源はオフのままになります。[Power On ( 電源オン )] が選択されている
と、電力が復活したときには、システムが再起動します。
60 61

4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラを有 効 / 無 効にします。
Z370M-ITX/ac
日本語
SATA Controller Speed(SATA コントローラスピード)
SATA コントローラが対応できる最大速度が表示されます。
SATA Mode Selection (SATA モード選択 )
AHCI: パフォーマンスを向上する新機能をサポートします。
RAID:複数のディスクドライブを組合せ、論理ユニットを構成しています。
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源積極管理 )
これにより、非 アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電力消費を削減
します。AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T. ( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は 、Self-Monitoring ( セルフモニタリング)、Analysis ( 分析)、Reporting ( 報告)、
Technology ( テクノロジー ) を表します。コンピューター の ハ ードディスク ドライブの監視
システムであり、信頼性に関するさまざまな指標を検知して報告します。

日本語
4.6.4 Super IO Conguration(スーパー IO 設定)
PS2 Y-Cable(PS2 Y ケーブル)
PS2 Y ケーブルを有効にするか、またはこのオプションを Auto(自動)に設定します。
62 63

4.6.5 ACPI 設定
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サス ペンドタイプ は S1 に設 定されます。[Auto] ( 自動 ) として
電力消費の少ない ACPI S3 を選 択することをお 勧めします。
Z370M-ITX/ac
日本語
ACPI HEPT Table (ACPI HEPT 表 )
パフォーマンスを優先される場合、高精度イベントタイマーを有効にしてください。
PS/2 Keyboard Power On (PS/2 キーボードによる電源オン )
PS/2 キーボードでシステムを 起 動 できるようになります。
PCIE Devices Power On(PCIE デバイス電源オン)
PCIE デバイスでシステムをウェイクアップできます。また、LAN 上 で の ウェイクアッ
プを 有 効 にできます。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
リアルタイム クロックのアラームでシステムを起動できるようになります。オペレー
ティングシステムに処理を委ねるには、[By OS] (OS により ) に設定します。
USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード / リモコンによる
電源オン )
USB キー ボ ードまたはリモコンでシステム を 起 動できるようになります。
USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムを起動できるようになります。

日本語
4.6.6 USB 設定
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシ ー OS のサポートを有効 / 無 効にします。USB の互換性に関す
る問題が発生した場合は、レガシー USB を無 効にすることをお 勧 めします。UEFI 設定お
よび Windows/Linux オペ レ ーティング システムの みで USB デバイスに対応するには、
[UEFI Setup Only] (UEFI 設定のみ ) を 選 択します。
PS/2 Simulator ( PS/2 シミュレータ )
I/O ポート 60h/64h エミュレーションのサポートを有効にします。これは USB 非対応 OS
向けの完全 USB キーボードレガシーサポート用に有効にします。
XHCI Hand-o(XHCI ハンドオフ)
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS(オペレーティングシステム)向けの
応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求します。
64 65

Z370M-ITX/ac
4.6.7 Trusted Computing(トラステッド・コンピューテ
ィング)
日本語
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポート )
セ キ ュリティ デバイスの BIOS サポ ートを有 効また は 無 効にします。

日本語
4.7 Tools ( ツール )
UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお問い合わせく
ださい。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス ) を利用するには、まずネットワー
クの設定をする必要があります。
Easy RAID Installer ( 簡単 RAID インストーラー )
該当する CD から USB ストレ ー ジ デバイスへの RAID ドライバーのコピーが簡単にでき
ます。ドライバーをコピーしたら、モードを SATA から RAID へ変更すると、RAID モード
でのオペレーティング システムのインストール が 開始できます。
66 67

Z370M-ITX/ac
Boot Manager(ブートマネージャ)
Boot Manager(ブートマネージャ)はデュアル OS プ ラット / マルチ OS プラットフォーム
ユーザーがブートメニューを簡単にカスタマイズして管理できるように特別設計され
ています。
* このツールを使用するために、1 台以上のブートデバイスを接続してください。
日本語
Boot Manager(ブートマネージャ)
ブ ートマネ ージャを 有 効 / 無 効にします。
Boot Manager Timeout(ブートマネージャタイムアウト)
ブートマネ ージャタイムアウトを有 効 / 無 効にします。
Timeout Seconds(タイムアウトまでの秒数)
ブートマネージャを待つ秒数を設定します。
Instant Flash ( インスタント フラッシュ )
UEFI ファイル を USB ストレ ー ジ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタント フラッ
シュ )] を実行すると、UEFI が更新されます。
Internet Flash(インターネットフラッシュ)- DHCP(自動 IP)、
AUTO(自動 )
ASRock の [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) は、サーバーから最新の UEFI
ファー ムウェア を ダ ウンロ ードして更 新します。[Internet Flash] ( インターネット フラッ
シュ ) を利用するには、まずネットワークの設定をする必要があります。
*BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ドライブを
差し込 むことをお 勧 めします。

日本語
Network Conguration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] ( インター ネット フラッシュ ) で必要なインターネット接続を設定
します。
Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユ ー ティリティでの サ ウンドエフェクトを オン / オフします。
UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
68 69

Z370M-ITX/ac
4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘ
ルス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電圧などのパラメー
ターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視できます。
日本語
Fan Tuning ( ファン・チューニング )
ファンの 最 小 デュー ティサイクル を 測 定します。
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
CPU ファン 1 および 2 の ファン モ ードを 選 択しま す。ま た は [Customize ( カスタマイズ )]
を選 択 すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割当て
ることができます。
CPU Fan 1 Setting (CPU ファン 1 設定 )
CPU ファン のファンモ ードを 選 択します。また は [Customize] ( カスタマイズ ) を選択する
と、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割当てることができ
ます。
CPU Fan Step Up(CPU ファンステップアップ)
CPU ファンステップ アップの 値
CPU Fan Step Down(CPU ファンステップダウン)
CPU ファンステップダウンの値
CHA_FAN1 / W_PUMP 切り替え
CHA_FAN1 / W_PUMP ヘッダー機 能 を 切り替えます

日本語
Chassis Fan 1 Control Mode(シャーシファン 1 制御モード)
シャーシファン 1 の DC/PWM モードを選 択します。
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシファンのファンモードを選択します。または [Customize] ( カスタマイズ ) を選択
すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割当てることが
できます。
Chassis Fan 1 Temp Source(シャーシファン 1 温度ソース)
シャーシファンのファン温度ソースを選択します。
Chassis Fan 1 Step Up(シャーシファン 1 ステップアップ)
シャーシファン 1 ステップアップ の 値
Chassis Fan 1 Step Down(シャーシファン 1 ステップダウン)
シャーシファン 1 ステップダウンの値
Chassis Fan 2 Setting ( シャーシファン 2 設定 )
ファン の ファン モ ードを 選 択しま す。ま た は [Customize] ( カスタマイズ ) を選択すると、5
つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割当てることができます。
Chassis Fan 2 Temp Source(シャーシファン 2 温度ソース)
シャーシファン 2 の温度の測定対象を選択します。
Chassis Fan 2 Step Up(シャーシファン 2 ステップアップ)
シャーシファンステップアップの値
Chassis Fan 2 Step Down(シャーシファン 2 ステップダウン)
シャーシファンステップダウンの値
Case Open Feature ( ケースの開閉検知機能 )
有効 / 無効が選択可能。有効にするとケースカバーが取り外されていないかを検知し
ます。
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Z370M-ITX/ac
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面
このセクションでは、システムのスーパーバイザーまたはユーザーのパスワードを設定お
よび変更できます。ユーザー パスワードを消去することもできます。
日本語
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI セ ットアッ
プ ユーティリティの設定を変更する権限があります。パスワードを消去するには、空欄に
して <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または 変 更します。ユーザーは、UEFI セット ア ッ
プ ユーティリティの設定を変更することはできません。パスワードを消去するには、空欄
にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
この項目を使用して Secure Boot(セキュアブート)のサポートを有効または無効に
します。
Intel(R) Platform Trust Technology(Intel(R) プラットフォーム・トラ
スト・テクノロジー)
ME で Intel PTT を有効 / 無効 にします。ディスクリート型 TPM モジュールを使用
する場合 はこのオプションを無効 にします。

日本語
4.10 Boot ( ブート ) 画面
このセクションは、ブートおよびブート優先順位の設定ができる、システム上のデバイス
を表示します。
Fast Boot ( 高速ブート )
コンピューターのブート時間を最小化します。高速モードでは、USB ストレ ー ジ デバイス
からブートすることはできません。外付けグラフィックスカードを使用する場合は、VBIOS
は UEFI GOP に対応しなければなりません。超高速モードは、このUEFI セ ットアップ ユー
ティリティで CMOS を消去したり、Windows で UEFI に再起動したりするためにのみ使用
する高速ブートですので、ご注意ください。
Boot From Onboard LAN ( 内蔵 LAN からのブート )
内蔵の LAN でシステムを起動できるようになります。
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
ホットキー設定のための待機時間を秒数で指定します。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
起動時にテンキーに数値ロックをかけるかを選択します。
Boot Beep ( ブート ビープ音 )
起動時にビープ音をならすかを選択します。ブザーが必要になります。
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Z370M-ITX/ac
Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
有効にすると、ブートロゴが表示され、無効にすると通常の POST メッセージが表
示されます。
AddOn ROM Display ( アドオン ROM 表示 )
有効にすると、アドオン ROM メッセージが表示されます。また [Full Screen Logo ( 全画面
ロゴ )] が有効の場合は、アドオン ROM の設定もできます。ブート速度を重視する場合は、
無効 にします。
Boot Failure Guard Message ( ブートフェイラーガードメッセージ )
コンピューターが何度もブートに失敗すると、システムがデフォルトの設定を自動的に復
元します。
CSM: Compatibility Support Module (CSM:互換性サポート モジュ
ール )
日本語
CSM
[Compatibility Support Module ( 互換性サポート モジュール )] を起動します。WHCK テ
ストを実行している場合以外は、無効にしないでください。
Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプ ション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択します。レガ
シー オプ ション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガシー )] を選
択 し ま す 。「 Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよび UEFI オプ ション
ROM の両方が実行されません。

日本語
Launch Storage OpROM Policy ( ストレージ OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプ ション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択します。レガ
シー オプ ション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガシー )] を選
択 し ま す 。「 Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよび UEFI オプ ション
ROM の両方が実行されません。
Launch Video OpROM Policy ( ビデオ OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプ ション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択します。レガ
シー オプ ション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガシー )] を選
択 し ま す 。「 Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよび UEFI オプ ション
ROM の両方が実行されません。
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Z370M-ITX/ac
4.11 Exit ( 終了 ) 画面
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
このオプションを選択すると、「Save conguration changes and exit setup? ( 設定の変更
を保存して設定を終了しますか?)」というメッセージが表示されます。変更を保存して
UEFI セットアップ ユ ー ティリティを終了するには、[OK] を選 択します。
日本語
Discard Changes and Exit ( 変更を保存しないで終了 )
このオプションを選択すると、「Discard changes and exit setup? ( 設定の変更を保存しない
で終 了します か? )」というメッセージが表示されます。変更を保存することなく、UEFI セッ
トアップ ユ ー ティリティ を終了するには、[OK] を選択します。
Discard Changes ( 変更を破棄 )
このオプションを選択すると、「Discard changes? ( 変更を破棄しますか? )」と い う メ ッ セ ー
ジが表示されます。すべての変更を破棄するには、[OK] を選択します。
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
すべてのオプションで既定値を読み込みます。この操作には <F9> キ ー を ショ ートカット
として使用できます。
Launch EFI Shell from lesystem device ( ファイルシステム デバイス
から EFI シェルを起動 )
ル ート ディレクトリへ shellx64.e をコピーして、EFI シェル を 起 動します。


連絡先情報
ASRock に連絡する必要がある場合、または、ASRock に関する詳細情報をお知りになり
たい場合は、ASRock のウェブサイト http://www.asrock.com をご覧 になるか、または、詳
細情報について弊社取扱店までお問い合わせください。
http://www.asrock.com/support/tsd.asp
ASRock Incorporation
2F., No.37, Sec.2, Jhongyang S. Rd., Beitou District,
Taipei City 112, Taiwan (R.O.C.)
ASRock EUROPE B.V.
Bijsterhuizen 11-11
6546 AR Nijmegen
e Netherlands
電話 :+31-24-345-44-33
ファックス :+31-24-345-44-38
ASRock America, Inc.
13848 Magnolia Ave, Chino, CA91710
U.S.A.
電話 :+1-909-590-8308
ファックス :+1-909-590-1026

DECLARATION OF CONFORMITY
Per FCC Part 2 Section 2.1077(a)
Responsible Party Name: ASRock Incorporation
Address:
Phone/FaxNo:
hereby declares that the product
Product Name : Motherboard
13848 Magnolia Ave, Chino, CA91710
+1-909-590-8308/+1-909-590-1026
Model Number :
Conforms to the following specications:
FCC Part 15, Subpart B, Unintentional Radiators
Supplementary Information:
Z370M-ITX/ac
is device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the
following two conditions: (1) is device may not cause harmful interference,
and (2) this device must accept any interference received, including interference
that may cause undesired operation.
James
Representative Person’s Name:
Signature :
Date :
May 12, 2017

EU 適合宣言書
EMC —Directive 2014/30/EU (from April 20th, 2016)
当該装置 :
マザーボード
(製品名)
Z370M-ITX/ac / ASRock
(型式番号 / 商品名)
ASRock Incorporation
(製造者名)
2F., No.37, Sec.2, Jhongyang S. Rd., Beitou District, Taipei City 112, Taiwan (R.O.C.)
(製造者住所)
☐ EN 55022:2010/AC:2011 Class B EN 55024:2010/A1:2015
ڛ EN 55032:2012+AC:2013 Class B ڛ
ڛ EN 61000-3-2:2014
ڛ RED
ڛ RoHS — Directive 2011/65/EU
ڛ CE marking
—
Directive 2014/53/EU
EN 300 328 V2.1.1 EN 301 489-17 V3.1.1
☐
☐
EN 301 893 V2.1.1 ☐ EN 301 489-3 V2.1.1
☐ EN 300 220 V3.1.1
☐
LVD —Directive 2014/35/EU (from April 20th, 2016)
☐
EN 60950-1 : 2011+ A2: 2013 ☐ EN 60950-1 : 2006/A12: 2011
ASRock EUROPE B.V.
(会社名)
Bijsterhuizen 1111 6546 AR Nijmegen e Netherlands
(会社住所)
本宣言書について責任を持つ個人 :
(名前、苗字)
A.V.P
(役職名 / 肩書)
2017 年 9 月 22 日
(日付)
P/N:15G062057000AK V1.0
ڛ
EN 61000-3-3:2013
ڛ