

バージョン 1.0
2016 年 7 月発行
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とした購入者による文書のコピーを除いては、いかなる形式や方法によっても、複
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当文書に記載されている仕様および情報は、情報提供のみを目的として付属され
ており、予告なく変更する場合があります。その整合性や正確性について、ASRock
がなんらの確約をするものではありません。ASRock は、当文書での誤記や記載漏
れについて一切の責任を負いかねます。
本文書の内容について、ASRock は、明示または黙示にも、黙示の保証、商品性の
条件、または特定の目的への適合性を含め、かつそれらに限定されず、いかなる
種類の保証もいたしません。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起因す
る損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役員、従業員、
または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必然的な損害(利益の
損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含む)への責任を負いかねま
す。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に従いま
す:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信したすべての
干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決されたベス
トマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を含んでいます。
米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する規制に従って行ってく
ださい。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、
www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト:http://www.asrock.com

オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いています。購入
者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的に予見可能な損
失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製品が許容できる品質を
満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない場合は、購入者は製品を修理
または交換する権利を有します。ご不明な点がありましたら ASRock までお問い合わせく
ださい : 電話番号 +886-2-28965588 内線 123(標準的な国際通話料金が適用されます)
HDMI ™ および HDMI 高解像度マルチメディアインターフェース、ならびに HDMI
のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商標または登
録商標です。

内容
第 1 章 はじめに 1
1.1 パッケージの内容 1
1.2 仕様 2
1.3 マザーボードのレイアウト 6
1.4 I/O パネル 8
第 2 章 取り付け 10
2.1 CPU を取り付ける 11
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける 14
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける 15
2.4 拡張スロット(PCI Express スロット) 17
2.5 オンボードのヘッダーとコネクター 18
2.6 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド 22
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 25
3.1 ドライバを取り付ける 25
3.2 A-Tuning 26
3.3 ASRock Live Update & APP Shop
(ASRock ライブ更新と APP ショップ) 30
3.3.1 UI 概要 30
3.3.2 Apps(アプリ) 31
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ) 34
3.3.4 Setting ( 設定 ) 35
3.4 Windows® 7 をインストールするために USB ポート
を有効にする 36

第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ 39
4.1 はじめに 39
4.2 EZ モード 40
4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード) 41
4.3.1 UEFI メニューバー 41
4.3.2 ナビゲーションキー 42
4.4 Main ( メイン ) 画面 43
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 44
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面 53
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 ) 54
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 ) 56
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 ) 58
4.6.4 ACPI Conguration (ACPI 設定 ) 59
4.6.5 USB Conguration (USB 設定 ) 61
4.6.6 Trusted Computing
(トラステッド・コンピューティング) 62
4.7 Tools ( ツール ) 63
4.8 Hardware Health Event Monitoring
( ハードウェア ヘルス イベント監視 ) 画面 66
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面 68
4.10 Boot ( ブート ) 画面 69
4.11 Exit ( 終了 ) 画面 72

第 1 章 はじめに
ASRock の一貫した厳格な品質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボー
ドである ASRock Z170M-PIO2 マザーボードをお買い上げいただきありがとうご
ざいます。ASRock の品質と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持つ、優
れたパフォーマンスを提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインストール
ガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティリティーの操作ガ
イドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの設定ガイドが含まれてい
ます。
マザーボードの仕様と BIOSソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュ
アルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変更が
あった場合には、更新されたバージョンは、予告なくASRock のウェブサイトから
入手できるようになります。このマザーボードに関する技術的なサポートが必要な
場合には、ご使用のモデルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照くだ
さい。ASRock のウェブサイトでは、最新の VGA カードおよび CPU サポート一覧
もご覧になれます。ASRock ウェブサイト http://www.asrock.com.
1.1 パッケージの内容
• ASRock Z170M-PIO2 マザーボード(uDTX フォームファクター)
• ASRock Z170M-PIO2 クイックインストールガイド
• ASRock Z170M-PIO2 サポート CD
• シリアル ATA(SATA)データケーブル(オプション)
• I/O パネルシールド ( オプション )
• 2 x M.2 ソケット用ねじ(オプション)
Z170M-PIO2
日本語
1

1.2 仕様
日本語
プラット
フォーム
CPU
チップセット
メモリ
• uDTX フォームファクタは PIO および Micro ATX に対応
します
• 固体コンデンサ設計
• 第 6 世代 Intel® CoreTM i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® プロセッ
サーに対応(ソケット 1151)
• 最大 95W までの CPU に対応
• デジタル電源設計
• 5 電源フェーズ設計
• Intel® ターボブースト 2.0 テクノロジーをサポート
• Intel® K シリーズ アンロック CPU に対応
• ASRock BCLK フルレンジオーバークロッキングに対応
• Intel® Z170
• デュアルチャンネル DDR4 メモリテクノロジー
• 2 x DDR4 DIMM スロット
• DDR4 3466+(OC)*/3200(OC)/2933(OC)/2800(OC)/2400
(OC)/2133 ノン ECC、アンバッファードメモリに対応
• ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モードで
動作)
* 3466+(OC) メモリ周波数を達成できるのは、シングルメモリ
モジュールが取り付けられている場合だけです(シングルチ
ャンネルメモリ)。
* 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート
一覧を参照してください。(http://www.asrock.com/)
• システムメモリの最大容量:32GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0 に対応
• DIMM スロットに 15μゴールドコンタクトを採用
拡張スロット
• 1 x 直角 PCI Express 3.0 x16 スロット(PCIE1: x16 モード)*
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 1 x M.2 ソケット(キー E)、タイプ 2230 WiFi/BT モジュール
に対応
2

Z170M-PIO2
グラフィックス
オーディオ
• Intel®HD グラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力
は、GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされ
ます。
• Intel®HD グラフィックス内蔵ビジュアルをサポート:AVC、
MVC (S3D)、MPEG-2 フル HW エンコード 1 の Intel®
Quick Sync Video、Intel® InTruTM 3D、Intel®クリアビデオ
HD テクノロジー、Intel® インサイダーTM、Intel® HDグラフ
ィックス 510/530
• Pixel Shader 5.0, DirectX 12
• 最大共有メモリ 1,024MB
* 最大共有メモリのサイズはオペレーティングシステムによっ
て異なることがあります。
• デュアルグラフィックス出力 : 独立したディスプレイコント
ローラーで D-Sub ポートと HDMI ポートに対応
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 24Hz /
(3840x2160) @ 30Hz
• D-Sub をサポート。最大解像度 1920x1200 @60Hz
• HDMI ポートでオートリップシンク、ディープカラー(12bpc)、
xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーディオ)に対応
(HDMI 対応モニターが必要です)
• アクセラレイテッド・メディア・コーデックに対応 :HEVC,
VP8, VP9
• HDMI ポートで HDCP に対応
• HDMI ポートで Full HD 1080p Blu-ray (BD) 再生に対応
• 7.1 CH HD オーディオ (Realtek ALC887 Audio Codec)
*7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパ
ネルのオーディオモジュールを使用し、オーディオドライバを
通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要が
あります。
• サージ保護に対応(ASRock 完全スパイク保護)
• ELNA 製オーディオコンデンサ
日本語
LAN
• PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/ 秒
• Realtek RTL8111GR
• Wake-On-WAN(ウェイク・オン・ワン)に対応
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク
保護)
• LAN ケーブル検出に対応
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
• PXE をサポート
3

日本語
リアパネル
I/O
• 1 x PS/2 マウスポート
• 1 x PS/2 キーボードポート
• 1 x D-Sub ポート
• 1 x HDMI ポート
• 2 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock
完全スパイク保護))*
*ACPI ウェークアップ機能に対応するのは USB01 ポート上だ
けです。
• 2 x USB 3.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock
完全スパイク保護))
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LEDと SPEED
LED)
• HD オーディオジャック : ラインイン / フロントスピーカー
/ マイク
ストレージ
コネクタ
• 4 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、RAID(RAID 0、RAID 1、
RAID 5、RAID 10、Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジ
ー 14 および Intel スマート・レスポンステクノロジー)、
NCQ、AHCI、および、ホットプラグ機能に対応
• 1 x ウルトラ M.2 ソケット、タイプ 2260/2280 M.2 SATA3 6.0
Gb/s モジュールと最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI
Express モジュールに対応 *
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
* ASRock U.2 キットに対応
• 1 x COM ポートヘッダー
• 1 x TPM ヘッダー
• 1 x シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
• 1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)
• 1 x シャーシファンコネクタ(4 ピン)
* CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファン
に対応します。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
• 1 x 4 ピン 12V 電源コネクタ
• 1 x 前面パネルオーディオコネクタ
• 2 x USB 2.0 ヘッダー(4 個の USB 2.0 ポートに対応)(静電
気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
• 1 x USB 3.0 ヘッダー(2 個の USB 3.0 ポートに対応)(静電
気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保護))
4

Z170M-PIO2
BIOS 機能
ハードウェア
モニター
OS
認証
• AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
• ACPI 5.0 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.7 サポート
• DRAM、PCH 1.0V、VCCSA 複数電圧設定
• CPU/ シャーシ温度センシング
• CPU / シャーシファンタコメータ
• CPU/ シャーシクワイエットファン(CPU 温度に従ってシャ
ーシファン速度を自動調整)
• CPU/ シャーシファンマルチ速度制御
• ケース開閉検知
• 電圧監視 :+12V, +5V, +3.3V, CPU Vcore, DRAM, PCH 1.0V,
VCCSA
• Microso® Windows® 10 64-bit / 8.1 64-bit / 7 32-bit / 7 64bit
* Windows® 7 OS をインストールするために、xHCI ドライバ
が ISO ファイルに含まれる変更されたインストールディスク
が必要です。詳しい説明については 36 ページを参照してくだ
さい。
* 更新された Windows® 10 ドライバについては、ASRock のウ
ェブサイトで詳細をご確認ください :http://www.asrock.com
• FCC, CE, WHQL
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
日本語
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。http://www.asrock.com
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティ
のオーバークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリス
クを伴いますのでご注意ください。オーバークロックするとシステムが不安定に
なったり、システムのコンポーネントやデバイスが破損することがあります。ご自分
の責任で行ってください。弊社では、オーバークロックによる破損の責任は負いか
ねますのでご了承ください。
5

日本語
Intel
Z170
DDR 4_B1 ( 64 bit , 288 -pin m odul e)
DDR 4_A1 ( 64 bit , 288 -pin m odul e)
ATXP WR1
Top:
RJ-4 5
USB 2.0
T: USB 0
B: U SB1
HDLED RESET
PLED PWRBTN
PANEL1
1
USB_2_3
1
1
SPK_CI1
1
HD_AUD IO1
Z170M-PIO2
RoH S
VGA 1
USB 3.0
T: USB1
B: USB2
CMO S
Bat tery
USB3_3_4
1
CPU_FAN1
1
TPMS1
PCI Exp re ss 3.0
Fro nt USB 3.0
Top:
LINE IN
Cente r:
FRONT
Botto m:
MIC IN
ATX12V1
SATA3_1
PCIE1
CHA_FAN1
BIOS
ROM
PS2
Keyb oard
PS2
Mous e
SATA3_2
M2_ 2
CLRMOS1
COM1
1
HDM I1
USB_4_5
1
SATA3_3
SATA3_4
1.3 マザーボードのレイアウト
6

番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
3 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN1)
4 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
5 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
6 SATA3 コネクタ(SATA3_4)
7 SATA3 コネクタ(SATA3_3)
8 SATA3 コネクタ(SATA3_2)
9 SATA3 コネクタ(SATA3_1)
10 システムパネルヘッダー(PANEL1)
11 シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (SPK_CI1)
12 USB 2.0 ヘッダー(USB_4_5)
13 TPM ヘッダー(TPMS1)
14 USB 3.0 ヘッダー(USB3_3_4)
15 COM ポートヘッダー(COM1)
16 USB 2.0 ヘッダー(USB_2_3)
17 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
Z170M-PIO2
日本語
7

1.4 I/O パネル
1 2
3
4
日本語
10 56
番号 説明 番号 説明
1 PS/2 マウスポート 6 USB 2.0 ポート (USB01)***
2 LAN RJ-45 ポート * 7 USB 3.0 ポート(USB3_12)
3 ライン入力(明るい青色)** 8 HDMI ポート
4 フロントスピーカー(ライム色)** 9 D-Sub ポート
5 マイクロフォン(ピンク色)** 10 PS/2 キーボードポート
* LAN ポートには LED が 2 つのあります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参照してください。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続
点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続
点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
9
8
7
8

Z170M-PIO2
**7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパネルのオーディオモジュールを使用し、オーディ
オドライバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要があります。
Realtek HD オーディオマネージャでスピーカー設定を「7.1 Speaker」に設定してください。
日本語
7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力
ライム色(リアパネル) フロントスピーカー出力
ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー出力
ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー出力
*** ACPI ウェークアップ機能に対応するのは USB01 ポート上だけです。
9

日本語
第 2 章 取り付け
これは uDTX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取付ける前に、
シャーシの設定を確認し、マザーボードを取り付けることができることを確認して
ください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更する前に、
次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてください。電源
コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボードが破損する可能
性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザーボード
はカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストストラップを着用す
るか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに触れてください。
• 基盤の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防止パッ
ドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けすぎない
でください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することがあります。
10

2.1 CPU を取り付ける
1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上にあること、
CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないことを確
認してください。PnP キャップがソケット上になかったり、CPU 表面が汚れていた
り、または、ソケット内に曲がったピンがある場合は、CPU を無理にソケット内に
挿入しないでください。CPU を無理にソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破
損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
Z170M-PIO2
A
B
日本語
2
11

日本語
3
4
12
5

プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してください。アフ
ターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必ず取り付けて
ください。
Z170M-PIO2
日本語
13

日本語
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
1 2
14
FAN
CPU_

2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 2 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4)DIMM スロッ
トが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応します。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一(同じブランド、同じ速度、同じサイ
ズ、同じチップタイプ)の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要があります。
2.
メモリモジュールを 1 基しか取り付けていない場合は、デュアルチャンネルメモ
リ技術を有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けること
はできません。取り付けると、マザーバードと DIMM が破損することがあります。
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間違っ
た方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の永久的な破損につながりま
す。
Z170M-PIO2
日本語
15

1
日本語
2
3
16

2.4 拡張スロット(PCI Express スロット)
このマザーボードには 1 つの直角 PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コード
が取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始める前に、拡張カー
ドに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行ってく
ださい。
直角 PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィックスカード向
けに使用します。
Z170M-PIO2
日本語
17

2.5 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッダーとコ
ネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダーおよびコネクター
にジャンパーキャップを被せると、マザーボードに永久損傷が起こることがありま
す。
日本語
システムパネルヘッダー
(9 ピンパネル 1)
(p.6、 No. 10 参照)
PWRBTN(電源スイッチ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使用して、
システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピューターがフ
リーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットスイッチを押して、
コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。システ
ム稼働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場合には、LED
は点滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ(S5)のときには、
LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティLED に接続してください。ハー
ドドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンになります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネルモ
ジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドライブアクティ
ビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面パネルモジュール
とこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピンの割り当てが正しく
合致していることを確かめてください。
1
PLE D+
PLE D-
HDL ED-
HDL ED+
PWR BTN#
GND
RES ET#
GND
GND
電源スイッチを接続し、
スイッチをリセットし、下
記のピン割り当てに従っ
て、シャーシのシステムス
テータス表示ランプをこ
のヘッダーにセットしま
す。ケーブルを接続すると
きには、ピンの+と−に
気をつけてください。
18

Z170M-PIO2
シャーシイントルージョン
とスピーカーヘッダー
(7 ピン SPK_CI1)
(p.6、No. 11 参照)
シリアル ATA3
コネクター
(SATA3_1:p.6、No. 9 参照)
(SATA3_2:p.6、No. 8 参照)
(SATA3_3:p.6、No. 7 参照)
(SATA3_4:p.6、No. 6 参照)
USB 2.0 ヘッダー
(9 ピン USB_2_3)
(p.6、No. 16 参照)
(9 ピン USB_4_5)
(p.6、No. 12 参照)
DUM MY
+5V
1
SIG NAL
USB _PW R
P-
P+
GND GND
USB _PWR
SPE AKE R
DUM MY
GND
P-
P+
DUM MY
SATA3_1 SATA3_2 SATA3_3 SATA3_4
GND
DUM MY
USB _PW R
P-
P+
DUM MY
シャーシイントルージョン
とシャーシスピーカーを
このヘッダーに接続して
ください。
これら 4 つの SATA3 コネ
クターは、最高 6.0 Gb/ 秒
のデータ転送速度で内部
ストレージデバイス用の
SATA データケーブルを
サポートします。
日本語
このマザーボードには 2
つのヘッダーが装備され
ています。各 USB 2.0 ヘッ
ダーは、2 つのポートをサ
ポートできます。
USB 3.0 ヘッダー
(19 ピン USB3_3_4)
(p.6、No. 14 参照)
1
USB _PWR
Vbus
IntA _PA_SSR X-
IntA _PA_SSR X+
GND
IntA _PA_SST X-
IntA _PA_SST X+
GND
IntA _PA_D-
IntA _PA_D+
GND
P+
P-
VbusVbus
IntA _PB_S SRX-
IntA _PB_S SRX+
GND
IntA _PB_S STX-
IntA _PB_S STX+
GND
IntA _PB_D -
IntA _PB_D +
Dumm y
1
I/O パネルの 2 つの USB
3.0 ポートに加えて、この
マザーボードには 1 つの
ヘッダーがあります。各
USB 3.0 ヘッダーは、2 つ
のポートをサポートでき
ます。
19

日本語
GND
FAN_V OLTAGE_ CONT ROL
FAN_S PEED
FAN_S PEED _CONT ROL
GND
FAN_V OLTAGE_ CONT ROL
FAN_S PEED
FAN_S PEED _CONT ROL
フロントパネルオーディ
オヘッダー
(9 ピン HD_AUDIO1)
(p.6、No. 17 参照)
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしていますが、
正しく機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサポートしてい
ることが必要です。お使いのシステムを取り付けるには、当社のマニュアルおよ
びシャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
ACʼ97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネルオー
ディオヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC) を MIC2_L に接続します。
B. Audio_R (RIN) を OUT2_R に、Audio_L (LIN) を OUT2_L に接続します。
C. アース (GND) をアース (GND) に接続します。
D. MIC_RETと OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。ACʼ97 オーディ
オパネルではこれらを接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効にするには、Realtekコントロールパネルの「FrontMic」タ
ブで、「録音音量」を調整してください。
OUT _RET
MIC _RE T
PRE SEN CE#
GN D
1
OUT 2_L
J_S ENS E
OUT 2_R
MIC 2_R
MIC 2_L
このヘッダーは、フロント
オーディオパネルにオー
ディオデバイスを接続す
るためのものです。
20
シャーシファン
コネクター
(4 ピン CHA_FAN1)
(p.6、 No. 3 参照)
CPU ファンコネクタ
(4 ピン CPU_FAN1)
(p.6、 No. 2 参照)
ATX 電源コネクタ
(24 ピン ATXPWR1)
(p.6、No. 5 参照)
12 124
ファンケーブルはファン
コネクターに接続し、黒線
とアースピンを合わせて
ください。
このマザーボードは 4 ピ
ン CPUファン(静音ファン)
コネクターを提供します。
3 ピンの CPU ファンを接
続する場合には、ピン 1-3
に接続してください。
このマザーボードは 24 ピ
ン ATX 電源コネクタを提
供します。20 ピンの ATX
電源を使用するには、ピ
ン 1と 13 番に合わせて
13
接続してください。

Z170M-PIO2
ATX 12V 電源コネクター
(4 ピン ATX12V1)
(p.6、No. 1 参照)
シリアルポートヘッダー
(9 ピン COM1)
(p.6、No. 15 参照)
TPM ヘッダー
(17 ピン TPMS1)
(p.6、No. 13 参照)
このマザーボードは 4 ピ
ン ATX12V 電源コネク
ターを提供します。
この COM1 ヘッダーはシ
1
RRXD 1
TTXD 1
DDCD #1
DDTR #1
DDSR #1
GND
CCTS #1
RRI# 1
RRTS #1
リアルポートモジュール
をサポートします。
このコネクターはトラステッドプ
ラットフォームモジュール(TPM)
GN D
LAD 0
+3 V
+3V S B
D
GN
GN D
LAD 1
SER IRQ #
S_P WRDW N #
PC ICL K
LAD 3
PC IRST #
FRA ME
システムをサポートし、鍵、デジ
1
タル証明書、パスワード、データ
を安全に保管することができま
GN D
LAD 2
す。TPM システムはまた、ネット
日本語
ワークセキュリティを高め、デジ
SMB _CLK _MAI N
SMB _DAT A_MA IN
タル証明書を保護し、プラット
フォームの完全性を保証します。
21

日本語
2.6 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ばれます。M.2
は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe and mSATA に代わることを目的と
します。ウルトラ M.2 ソケット (M2_1)、最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モ
ジュールに対応。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
手順 1
このマザーボードが対応するのは
M.2_SSD (NG FF ) モジュールタイプ
2260 と 2280 だけです。モジュールの
正しい P CB 長さ、ねじ、スタンドオフ
を準備します。
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の
長さに合わせて、一致するねじの位
2
1
置を選んでください。
22
A
B
番号 1 2
ナットの場所 A B
PCB 長さ 6cm 8cm
モジュールのタイプ Type2260 Type 2280

Z170M-PIO2
手順 3
デフォルトでは、スタンドオフは
ナット位置 B にあります。M.2_SSD
(NGFF) モジュールがタイプ 2280 の
B
B
A
A
A
B
場合は、手順 4 をスキップして手順
5 に進みます。M.2_SSD (NGFF) モ
ジュールがタイプ 2260 の場合は、
手順 4 に進みます。
手順 4
ナット位置 A にある黄色の保護フィ
ルムをはがします。スタンドオフを
マザーボードのナット位置 A に手で
締め付けます。
手順 5
M.2 (NGFF) SSD モジュールを整列
して、丁寧に M.2 スロットに挿入し
ます。M.2 (NGFF) SSD モジュールは
1 方向にしか取り付けることができ
ません。
日本語
AB
手順 6
ドライバでねじをしっかりと留めて
ください。しかし、きつく締めるすぎ
るとモジュールが破損する恐れがあ
AB
るのでご注意ください。
23

日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー サイズ インター
フェース
ADATA 128GB SATA3 2280 AXNS381E-128GM-B
ADATA 256GB SATA3 2280 AXNS381E-256GM-B
ADATA 32GB SATA3 2230 AXNS330E-32GM-B
Crucial 120GB SATA3 2280 CT120M500SSD4
Crucial 240GB SATA3 2280 CT240M500SSD4
Intel 80GB SATA3 2280 Intel SSDSCKGW080A401/80G
Kingston 120GB SATA3 2280 SM2280S3
Kingston 480GB PCIe2 x4 2280 SH2280S3/480G
Plextor 256GB PCIe 2280 PX-G256M6e
Plextor 512GB PCIe 2280 PX-G512M6e
Samsung 256GB PCIe3 x4 2280 SM951 (MZHPV256HDGL)
Samsung 512GB PCIe3 x4 2280 SM951 (MZHPV512HDGL)
Samsung 512GB PCIe x4 2280 XP941-512G (MZHPU512HCGL)
SanDisk 128GB PCIe 2260 SD6PP4M-128G
SanDisk 256GB PCIe 2260 SD6PP4M-256G
Team 128GB SATA3 2280 TM8PS4128GMC105
Team 256GB SATA3 2280 TM8PS4256GMC105
Transcend 512GB SATA3 2280 TS512GMTS800
Transcend 512GB SATA3 2260 TS512GMTS600
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブサイ
トで詳細をご確認ください。http://www.asrock.com
長さ 部品番号
24

第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作
3.1 ドライバを取り付ける
マザーボードに付属しているサポート CD には、必要なドライバ、および、マザー
ボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート CD を実行する
サポート CD を使用するために、CD を CD-ROM ドライブに挿入します。コンピュー
タで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、CD がメインメニュー
を自動的に表示します。メインメニューが自動的に表示されない場合は、サポート
CD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニューを表示します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート CD ドライバ
ページに一覧表示されます。Install All(すべてインストールする)をクリックするか、
または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてください。このよう
にインストールすることで、ドライバが正しく動作するようにします。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフトウェ
アが表示されます。特定の項目をクリックして、インストールウィザードに従ってイ
ンストールします。
Z170M-PIO2
日本語
Windows 7 との互換性を向上させるために、Microso が提供する次のホットフィッ
クスをダウンロードしてインストールしてください。
“KB2720599”:http://support.microso.com/kb/2720599/en-us
25

3.2 A-Tuning
A-Tuning は ASRock の多目的ソフトウェアスイートです。新しいインターフェース
を有し、数々の新しい機能が追加されており、ユーティリティが改善されてました。
3.2.1 A-Tuning のインストール
A-Tuning を ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新と APP ショップ)
からダウンロードできます。インストール後、デスクトップに「A-Tuning」アイコンが
表示されます。「A-Tuning」 アイコンをダブルクリックすると、A-Tuning のメイ
ンメニューが表示されます。
日本語
3.2.2 A-Tuning の使用
A-Tuning のメインメニューには次の 6 つのセクションがあります :Operation Mode
(操作モード)、OC Tweaker(OC 調整)、System Info(システム情報)、FAN-Tastic
Tuning(FAN-Tastic チューニング)、Tech Service(技術サービス)、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
26

OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
Z170M-PIO2
日本語
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
27

日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に達する
と、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
Tech Service ( テクニカルサービス )
コンピュータに問題がある場合は、技術サポートまでご連絡ください。問題の詳細
とともに、ご連絡先をお伝えください。
28

Settings(設定)
ASRock A-Tuning を設定します。Windows オペレーションシステムを起動する際
に A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup(Windows 起動時
に自動実行)」 をクリックして選択します。
Z170M-PIO2
日本語
29

日本語
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新
と APP ショップ)
ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェアア
プリケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアです。USB キー、
XFast LAN、XFast RAM などのさまざまなアプリケーションとサポートユーティ
リティを素早く簡単にインストールできます。ASRock Live Update & APP Shop
(ASRock ライブ更新と APP ショップ)を使用すれば、数回クリックするだけで、シ
ステムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持できます。
デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP ショップ
ユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインターネットに接
続している必要があります。
3.3.1 UI 概要
Category Panel(カテゴリパネル)
Hot News(ホットニュース)
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル):カテゴリパネルにはいくつかのタブまたはボタ
ンがあります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情報パネルに関係す
る情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル):中央にある情報パネルには、現在選択されてい
るカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係するタスクを実
行できます。
Hot News(ホットニュース):ホットニュースセクションにはさまざまな最新ニュース
が表示されます。画像をクリックして選択したニュースのウェブサイトを開いて詳し
く読むことができます。
30

3.3.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリが画面上に
表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
Z170M-PIO2
日本語
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。その他のさまざまなアプリは
右側に表示されます。上下にスクロールして一覧にあるアプリを検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを確認で
きます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合は
「Free(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリがコンピュータに
インストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
31

日本語
手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックしてダウン
ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済み)」アイコ
ンが表示されます。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックします。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
32

アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。アプリの新しい
バージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に「New Version(新
しいバージョン)」 のマークが表示されます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
Z170M-PIO2
日本語
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
33

日本語
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはドライバ用の
推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。速やかにすべて更新してくださ
い。
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細情報が表
示されます。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
34

3.3.4 Setting ( 設定 )
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択したり、
Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に実行するかどう
かを決めることができます。
Z170M-PIO2
日本語
35

日本語
3.4 Windows® 7 をインストールするために USB ポートを
有効にする
Intel® Braswell と Skylake は Enhanced Host Controller Interface (EHCI – USB2.0) 向
けのサポートを削除して、eXtensible Host Controller Interface (XHCI – USB3.0) だ
けを継続しました。Windows 7 インボックスドライバには XHCI が含まれていない
ので、USB ポートがマザーボードで動作しないために Windows 7 オペレーティン
グシステムをインストールできないことがあります。USB ポートが正しく機能する
ように、Intel® USB 3.0 eXtensible Host Controller (xHCI) ドライバが ISO ファイルに
含まれる Windows® 7 インストールディスクを作成してください。
要件
• Windows® 7 インストールディスクまたは USB ドライブ
• USB 3.0 ドライバ(ASRock サポート CD に含まれています。または、弊社ウェブサイト
からダウンロードしてください。)
• Windows® PC
• Win7 USB Patcher(ASRock サポート CD に含まれています。または、弊社ウェブサイ
トからダウンロードしてください。)
シナリオ
ODD と PS/2 ポートがある場合 :
お使いのコンピュータに光学ディスクドライブ、PS/2 ポートおよび PS/2 キーボードがある
場合は、下の手順をスキップして Windows® 7 OS をインストールできます。
ODD しかない場合
お使いのコンピュータに光学ディスクドライブがあり PS/2 ポートがない場合は、
UEFI SETUP UTILITY(UEFI セットアップユーティリティ) > Advanced(詳細) > USB
Conguration(USB 設定)
ンを有効にしてください。「PS/2 Simulator(PS/2 シミュレータ)」オプションを有効にする
ことで、USB ポートが PS/2 ポートとして機能するようにします。これで Windows® 7 OS を
インストールできます。インストールが完了したら、PS/ S シミュレータの設定を「Disabled
(無効)」に戻してください。
(Intel Skylake プラットフォームのみ):
の順に進んで、「PS/2 Simulator(PS/2 シミュレータ)」オプショ
何もない場合 :
光学ドライブがない場合は、他のコンピュータで次の説明に従って , 「Win 7 USB Patcher
(Win 7 USB パッチャー)」で新しい ISO ファイルを作成してください。次に、新たに書き
込んだ Windows® 7 インストール USB ドライブを使用して Windows® 7 OS にインストール
します。
36

Z170M-PIO2
説明
手順 1
Windows® 7 インストールディスクまたは USB ドライブをシステムに挿入します。
手順 2
ツール(Win7 USB パッチャー)を解凍して開始します。
手順 3
下の図にあるように、赤い丸の箇所をクリックしてステップ 1 から「Win7 Folder(Win7 フ
ォルダ)」を選択します。
日本語
手順 4
下の図にあるように、赤い丸の箇所をクリックして「USB Driver Folder(USB ドライバフォ
ルダ)」を選択します。
USB 3.0 ドライバ用の ASRock のサポート CD を使用する場合は、お使いの CD-ROM を
選択してください。
37

日本語
手順 5
下の図にあるように、赤い丸の箇所をクリックして ISO ファイルを保存する場所を選択し
ます。
手順 6
パッチした画像を CD に書き込みたい場合は、「Burn Image(画像を書き込む)」にチェッ
クを入れて、「Target Device to Burn(書き込むターゲットデバイス)」を選択してください。
CD に書き込まない場合は、パッチした ISO 画像は 手順 5 で選択したエクスポート先に
エクスポートされます。次に、[Start(開始)] を押して処理を開始します。
手順 7
これで、新たに書き込んだ CD を使用して Windows® 7 を Braswell または Skylake にイン
ストールできます。または、パッチした ISO 画像を使用して OS USB ドライブを作成し OS
をインストールしてください。
38

第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、システムを構成
する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、コンピューターに電
源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによって起動できます。さもなく
ば、電源投入時セルフテスト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に
UEFI セットアップ ユーティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> また
は本体のリセットボタンを押して、システムを再起動します。システムの電源を切り
また入れても、再起動できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照
のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
Z170M-PIO2
日本語
39

日本語
4.2 EZ モード
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode(EZ モード)」画
面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざまな読み取り値が
表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、SATA 情報、ファン速度
など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode(アドバンスドモード)」に切り替えてその他のオプションを表示す
るには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode(アドバンス
ドモード)] ボタンをクリックします。
1 2 3 4 5 6
40
番号 機能
Help(ヘルプ)
1
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
2
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
3
Discard Changes ( 変更を破棄 )
4
Change Language ( 言語の変更 )
5
Advanced Mode(アドバンスドモード)に切り替える
6

4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード)
Advanced Mode(アドバンスドモード)は BIOS 設定を設定するためのその他のオ
プションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [EZ
Mode(EZ モード)] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
Z170M-PIO2
Main ( メイン )
OC Tweaker
(OC 調整 )
Advanced
( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor
(H/W モニター )
Boot ( ブート )
Security
( セキュリティ)
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
日本語
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
ブート設定およびブートの優先順位の設定
セキュリティ設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティリ
ティを終了
41

4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーのカテゴリーを選択するには、< > キーまたは < > キーを使
用します。カーソルを上下に動かしアイテムを選択するには、< > キーまたは <
> キーを使用し、<Enter> を押してサブ画面に移動します。マウスでクリックして、必
要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
日本語
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
お気に入りの追加 / 削除
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティを終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
42

4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システムの概要が
表示されます。
My Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お気に入り」の中のコレクションを追加 / 削
除する場合は F5 を押してください。
Z170M-PIO2
日本語
43

日本語
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照
のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
CPU Conguration (CPU 設定 )
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサーを複数
の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
Intel Turbo Boost Technology(Intel Turbo Boost のテクノロジー)
Intel Turbo Boost のテクノロジーにより、オペレーティングシステムが最高水準の
パフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動作周波数以上で実行可
能です。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワットで指定しま
す。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設定するこ
とで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定するこ
とで、パフォーマンスが向上します。
44

Z170M-PIO2
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レシオの
下げられるスピードを設定します。
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワットで指定しま
す。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制限を低く設定する
ことで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定する
ことで、パフォーマンスが向上します。
GT Frequency (GT 周波数 )
統合 GPU の周波数を設定します。
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
DRAM Tweaker (DRAM 調整 )
チェックボックスをオン / オフすることにより、DRAM 設定を調整します。新しい設定を確
認して適用するには、[OK] をクリックします。
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック )
最適な設定には [Auto] ( 自動 ) を選択します。
日本語
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメモリモ
ジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
Primary Timing(プライマリタイミング)
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge
(行プリチャージ)(tRCDtRP)
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いてから、そのうちの
列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。
Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、次の行が開かれ
るまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要するクロック
サイクル数。
45

Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング)
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるまでに必
要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでのクロッ
ク数。
日本語
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅延
(tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ
ック数。
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りまでの遅延
(tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ
ック数。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに挿入され
たクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンドウ
(tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング)
46

tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフレッシュコ
マンドを開始する間隔を設定します。
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
Z170M-PIO2
日本語
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
47

日本語
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
RTL Init Value(ラウンドトリップレイテンシ初期化値)
ラウンドトリップレイテンシトレーニングのレイテンシ初期化値を設定します。
IO-L Init Value(IO レイテンシ初期化値)
IO レイテンシトレーニングの IO レイテンシ初期化値を設定します。
RTL (CH A)
チャンネル A の往復レイテンシーを設定します。
RTL (CH B)
チャンネル B の往復レイテンシーを設定します。
IO-L (CH A)
チャンネル A の IO レイテンシーを設定します。
IO-L (CH B)
チャンネル B の IO レイテンシーを設定します。
IO-L Oset (CH A)(IO レイテンシオフセット(チャンネル A))
チャンネル A の IO レイテンシオフセットを設定します。
IO-L Oset (CH B)(IO レイテンシオフセット(チャンネル B))
チャンネル B の IO レイテンシオフセットを設定します。
RFR Delay (CH A)(RFR 遅延(チャンネル A))
チャンネル A の RFR 遅延を設定します。
48

RFR Delay (CH B)(RFR 遅延(チャンネル B))
チャンネル B の RFR 遅延を設定します。
Fourth Timing(4 番目のタイミング)
twRPRE
twRPRE を設定します。
Write_Early_ODT
Write_Early_ODT を設定します。
tAONPD
tAONPD を設定します。
tXP
tXP を設定します。
tXPDLL
tXPDLL を設定します。
tPRPDEN
tPRPDEN を設定します。
Z170M-PIO2
日本語
tRDPDEN
tRDPDEN を設定します。
twRPDEN
twRPDEN を設定します。
OREF_RI
OREF_RI を設定します。
tREFIx9
tREFIx9 を設定します。
txSDLL
txSDLL を設定します。
txs_oset
txs_offset を設定します。
49

日本語
tZQOPER
tZQOPER を設定します。
tMOD
tMOD を設定します。
ZQCS_period
ZQCS_period を設定します。
tZQCS
tZQCS を設定します。
Advanced Setting(詳細設定)
ODT WR (CH A)
チャンネル A のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (CH B)
チャンネル B のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT PARK (CH A)
チャンネル A 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (CH B)
チャンネル B 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT NOM (CH A)
これを使って ODT (CH A) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (CH B)
これを使って ODT (CH B) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなります。
Dll Bandwidth 0(Dll 帯域幅 0)
Dll 帯域幅 0 を設定します。
50

Dll Bandwidth 1(Dll 帯域幅 1)
Dll 帯域幅 1 を設定します。
Dll Bandwidth 2(Dll 帯域幅 2)
Dll 帯域幅 2 を設定します。
Dll Bandwidth 3(Dll 帯域幅 3)
Dll 帯域幅 3 を設定します。
Margin Limit(マージン限度)
「Margin Limit(マージン限度)」を調整してメモリマージンを改善します。
Voltage Conguration ( 電圧設定 )
CPU Vcore Voltage(CPU Vcore 電圧)
CPU Vcore の電圧を設定します。
CPU Load-Line Calibration (CPU ロードライン キャリブレーション )
システムの負荷が大きいときに、CPU の電圧垂下を防ぐのを助けます。
GT Voltage(GT 電圧)
統合 GPU の電圧を設定します。
Z170M-PIO2
日本語
GT Load-Line Calibration (GT ロードライン・キャリブレーショ
ン )
GT ロードライン・キャリブレーションは、システムの負荷が高くなった場合に、内
蔵 GPU 電圧が降下することを防止します。
SET OV(OV の設定)
この機能を使用して、通常の動作を 2.455 の過電圧にオーバーライドできます。
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
PCH Voltage (PCH 電圧 )
チップセット電圧を設定します。
VCCSA Voltage(VCCSA 電圧)
VCCSA の電圧を設定します。
VCCST Voltage(VCCST 電圧)
VCCST の電圧を設定します。
51

日本語
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押
します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
52

4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration(CPU
設定)、Chipset Conguration(チップセット設定)、Storage Conguration,(ストレー
ジ設定)、ACPI Conguration(ACPI 設定)、USB Conguration(USB 設定)、Trusted
Computing(トラステッド・コンピューティング)。
Z170M-PIO2
日本語
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になることがあ
ります。
UEFI Conguration(UEFI 設定)
UEFI Setup Style (UEFI セットアップスタイル )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご使用のモニ
ターがフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対応であれば、
解像度は 1024 x 768 に設定されます。「Disable( 無効 )」に設定すると、モニタの解
像度は 1024 x 768 に設定されます。
53

日本語
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Intel Hyper Threading Technology (Intel Hyper Threading 技術 )
Intel Hyper reading のテクノロジーにより、各コアで複数のスレッドを実行し、ス
レッドソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することができます。
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで有効にするコアの数を選択します。
CPU C States Support (CPU の C 状態の有効化 )
CPU の C 状態を有効にすると、電力消費が削減されます。C3、C6、および C7 を維
持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止状態 (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C3 State Support (CPU の C3 状態の有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 状態の有効化 )
ディープスリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 状態の有効化 )
ディープスリープさせ、電力消費を抑えます。
54

Package C State Support ( パッケージの C 状態の有効化 )
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力消費が削
減されます。
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にします。
No-Execute Memory Protection ( 未実行メモリ保護 )
未実行メモリ保護テクノロジーを搭載したプロセッサーは、特定クラスのバッ
ファーオーバーフロー攻撃を防ぐことができます。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオペレーティ
ングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行し、単一のコン
ピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能させることができま
す。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上し
ます。
Z170M-PIO2
日本語
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュラインのプリフ
ェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュラインを自動
的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
SW Guard Extensions(ソフトウェア・ガードエクステンション)
(SGX)
Intel SGX はアプリケーションで使用してコードとデータのプライベート領域を隔
離できる新しい CPU 命令セットです。
55

日本語
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプター )
プライマリ VGA を選択します。
Top Of Lower Usable Dram(トップ・オブ・ロウアー・ユーザブル
Dram)
TOLUD の最大値。動的割り当てが、インストールしたグラフィックコントローラの
最大 MMIO 長さに基づいて TOLUD(トップ・オブ・ロウアー・ユーザブル DRAM)
を自動的に調整します。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d)
は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、セキュリティ、分離、
および I/O 性能のレベルを高めることにより、バーチャルマシンモニターのハード
ウェアのさらなる活用を助けます。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有効 / 無
効にします。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします。
56

Z170M-PIO2
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効 / 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします。
IOAPIC 24-119 Entries(IOAPIC 24-119 エントリ)
I/O APIC にはリダイレクション・テーブルが含まれています。このテーブルを使用して、周
辺バスから受信する割り込みを 1 つまたは複数のローカル APIC に転送します。IOAPIC
24-119 Entries(IOAPIC 24-119 エントリ)を有効 / 無効にして PIROI-PIROX に拡張します。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリのサイズを
設定します。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを無効にす
るには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効のまま保ちます。
Onboard LAN ( 内蔵 LAN)
内蔵のネットワーク インターフェース コントローラーを有効 / 無効にします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。[Auto] ( 自動 ) に設定すると、内蔵の
HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされたときにのみ自
動的に無効にされます。
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
WAN Radio(WAN ラジオ)
WiFi モジュールの接続を有効または無効にします。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。[Power Off] ( 電源オフ )] が選択されていると、
電力が復活したときにも、電源はオフのままになります。[Power On ( 電源オン )]
が選択されていると、電力が復活したときには、システムが再起動します。
日本語
57

日本語
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラーを有効 / 無効にします。
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源積極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電力消費
を削減します。AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T. ( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )、Analysis ( 分析 )、
Reporting ( 報告 )、Technology ( テクノロジー ) を表します。コンピューターのハー
ドディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関するさまざまな指標を検知
して報告します。
58

4.6.4 ACPI Conguration (ACPI 設定 )
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サスペンドタイプは S1 に設定されます。[Auto] ( 自動 ) として
電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
Z170M-PIO2
日本語
ACPI HEPT Table (ACPI HEPT 表 )
パフォーマンスを優先される場合、高精度イベントタイマーを有効にしてください。
PS/2 Keyboard Power On (PS/2 キーボードによる電源オン )
PS/2 キーボードでシステムをウェイクアップできるようになります。
PCIE Devices Power On(PCIE デバイス電源オン)
PCIE デバイスでシステムをウェイクアップできます。また、LAN 上でのウェイクアッ
プを有効にできます。
Ring-In Power On (RI による電源オン )
内蔵の COM ポートモデムの RI 入力信号でシステムをウェイクアップできるようになりま
す。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
リアルタイム クロックのアラームでシステムをウェイクアップできるようになります。
オペレーティングシステムに処理を委ねるには、[By OS] (OS により) に設定します。
59

日本語
USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード / リモコンによる
電源オン )
USB キーボードまたはリモコンでシステムをウェイクアップできるようになります。
USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムをウェイクアップできるようになります。
60

4.6.5 USB Conguration (USB 設定 )
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシー OS のサポートを有効 / 無効にします。USB の互換性
に関する問題が発生した場合は、レガシー USB を無効にすることをお勧めします。
UEFI 設定および Windows/Linux オペレーティング システムのみで USB デバイス
に対応するには、[UEFI Setup Only] (UEFI 設定のみ ) を選択します。
Z170M-PIO2
日本語
PS/2 Simulator ( PS/2 シミュレータ )
PS/2 シミュレータを有効にします。これは USB 非対応 OS 向けの完全 USB キー
ボードレガシーサポート用に有効にします。
*Windows 7 をインストールする場合はこのオプションを有効にします。
XHCI Hand-o(XHCI ハンドオフ)
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS(オペレーティングシステム)向
けの応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求します。
61

日本語
4.6.6 Trusted Computing(トラステッド・コンピューテ
ィング)
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポート )
セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効または無効にします。
62

4.7 Tools ( ツール )
System Browser ( システム ブラウザー )
ASRock System Browser は、現在の PC と接続されたデバイスの概要を表示します。
Z170M-PIO2
日本語
OMG (Online Management Guard) (OMG ( オンラインの管理と防御 ))
OMG により、管理者は特定の時間帯にインターネットアクセスを制限することが
できます。インターネットアクセスをその他のユーザーに許可する開始時間と終了
時間をスケジュールすることができます。OMG をユーザーがバイパスするのを防
ぐためには、システム時間を変更する権限のないゲストアカウントが必要となりま
す。
UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお問い
合わせください。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス) を利用するには、
まずネットワークの設定をする必要があります。
Easy RAID Installer ( 簡単 RAID インストーラー )
該当する CD から USB ストレージ デバイスへの RAID ドライバーのコピーが簡
単にできます。ドライバーをコピーしたら、モードを SATA から RAID へ変更すると、
RAID モードでのオペレーティング システムのインストールが開始できます。
63

日本語
Easy Driver Installer ( 楽々ドライバー インストーラー )
付属の CD を挿入するディスク ドライブがない場合に便利な UEFI のツールで
す。USB ストレージ デバイス経由で LAN ドライバーをお使いのシステムにインス
トールし、その後、その他の必要なドライバーも自動的にダウンロードします。
Boot Manager(ブートマネージャ)
Boot Manager(ブートマネージャ)はデュアル OS プラット / マルチ OS プラット
フォームユーザーがブートメニューを簡単にカスタマイズして管理できるように
特別設計されています。
* このツールを使用するために、1 台以上のブートデバイスを接続してください。
Boot Manager(ブートマネージャ)
ブートマネージャを有効 / 無効にします。
Boot Manager Timeout(ブートマネージャタイムアウト)
ブートマネージャタイムアウトを有効 / 無効にします。
Timeout Seconds(タイムアウトまでの秒数)
ブートマネージャを待つ秒数を設定します。
Instant Flash ( インスタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタント
フラッシュ )] を実行すると、UEFI が更新されます。
64

Internet Flash(インターネットフラッシュ)- DHCP(自動
IP)、AUTO(自動 )
ASRock の [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) は、サーバーから最新の
UEFI ファームウェアをダウンロードして更新します。[Internet Flash] ( インターネッ
ト フラッシュ) を利用するには、まずネットワークの設定をする必要があります。
*BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ドラ
イブを差し込むことをお勧めします。
Network Conguration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) で必要なインターネット接続を設定
します。
Z170M-PIO2
日本語
Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユーティリティでのサウンドエフェクトをオン / オフします。
UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
65

日本語
4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘ
ルス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電圧などの
パラメーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視できます。
Fan-Tastic Tuning ( ファン調整 )
CPU ファン のファンモードを選択します。または [Customize] ( カスタマイズ ) を
選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割
当てることができます。
CPU Fan 1 Setting (CPU ファン 1 設定 )
CPU ファン のファンモードを選択します。または [Customize] ( カスタマイズ ) を
選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割
当てることができます。
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシファンのファンモードを選択します。または [Customize] ( カスタマイズ )
を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を
割当てることができます。
Chassis Fan 1 Temp Source(シャーシファン 1 温度ソース)
シャーシファンのファン温度ソースを選択します。
66

Z170M-PIO2
Over Temperature Protection ( 過熱保護 )
有効にすると、マザーボードが過熱したとき、システムは自動的にシャットダウンします。
Case Open Feature ( ケースの開閉検知機能 )
有効 / 無効にすると、ケースカバーが取り外されていないかを検知します。
日本語
67

日本語
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面
このセクションでは、システムのスーパーバイザーまたはユーザーのパスワードを
設定および変更できます。ユーザー パスワードを消去することもできます。
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI セッ
トアップ ユーティリティの設定を変更する権限があります。パスワードを消去する
には、空欄にして <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または変更します。ユーザーは、UEFI セッ
トアップ ユーティリティの設定を変更することはできません。パスワードを消去す
るには、空欄にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
この項目を使って Windows 8.1 セキュアブートへのサポートを有効 / 無効にしま
す。
Intel(R) Platform Trust Technology(Intel(R) プラットフォーム・トラ
スト・テクノロジー)
ME で Intel PTT を有効 / 無効にします。ディスクリート型 TPM モジュールを使用
する場合はこのオプションを無効にします。
68

4.10 Boot ( ブート ) 画面
このセクションは、ブートおよびブート優先順位の設定ができる、システム上のデ
バイスを表示します。
Z170M-PIO2
日本語
Fast Boot ( 高速ブート )
コンピューターのブート時間を最小化します。高速モードでは、USB ストレージ
デバイスからブートすることはできません。超高速モードは、Windows 8.1 および
VBIOS のみが対応しており、外部グラフィックカードを使用している場合は、UEFI
GOP に対応している必要もあります。超高速モードは、この UEFI セットアップ ユー
ティリティで CMOS を消去したり、Windows で UEFI に再起動したりするためにの
み使用する高速ブートですので、ご注意ください。
Boot From Onboard LAN ( 内蔵 LAN からのブート )
内蔵の LAN でシステムをウェイクアップできるようになります。
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
ホットキー設定のための待機時間を秒数で指定します。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
起動時にテンキーに数値ロックをかけるかを選択します。
Boot Beep ( ブート ビープ音 )
起動時にビープ音をならすかを選択します。ブザーが必要になります。
69

日本語
Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
有効にすると、ブートロゴが表示され、無効にすると通常の POST メッセージが表
示されます。
AddOn ROM Display ( アドオン ROM 表示 )
有効にすると、アドオン ROM メッセージが表示されます。また [Full Screen Logo ( 全
画面ロゴ )] が有効の場合は、アドオン ROM の設定もできます。ブート速度を重視
する場合は、無効にします。
Boot Failure Guard Message ( ブートフェイラーガードメッセージ )
コンピューターが何度もブートに失敗すると、システムがデフォルトの設定を自動
的に復元します。
70

Z170M-PIO2
CSM (Compatibility Support Module) (CSM:互換性サポート モジュ
ール )
CSM
[Compatibility Support Module ( 互換性サポート モジュール )] を起動します。
WHCK テストを実行している場合以外は、無効にしないでください。なお、
Windows 8.1 64-ビットをお使いで、すべてのデバイスが UEFI に対応している場
合は、CSM を無効にすることでブート時間を高速化できます。
日本語
Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択しま
す。レガシー オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガ
シー )] を選択します。「Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよ
び UEFI オプション ROM の両方が実行されません。
Launch Storage OpROM Policy ( ストレージ OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択しま
す。レガシー オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガ
シー )] を選択します。「Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよ
び UEFI オプション ROM の両方が実行されません。
Launch Video OpROM Policy ( ビデオ OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択しま
す。レガシー オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガ
シー )] を選択します。「Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよ
び UEFI オプション ROM の両方が実行されません。
71

日本語
4.11 Exit ( 終了 ) 画面
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
このオプションを選択すると、「Save conguration changes and exit setup? ( 設定の
変更を保存して設定を終了しますか? )」というメッセージが表示されます。変更を
保存して UEFI セットアップ ユーティリティを終了するには、[OK] を選択します。
Discard Changes and Exit ( 変更を保存しないで終了 )
このオプションを選択すると、「Discard changes and exit setup? ( 設定の変更を保存
しないで終了しますか? )」というメッセージが表示されます。変更を保存すること
なく、UEFI セットアップ ユーティリティ を終了するには、[OK] を選択します。
Discard Changes ( 変更を破棄 )
このオプションを選択すると、「Discard changes? ( 変更を破棄しますか?)」という
メッセージが表示されます。すべての変更を破棄するには、[OK] を選択します。
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
すべてのオプションで既定値を読み込みます。この操作には <F9> キーをショート
カットとして使用できます。
Launch EFI Shell from lesystem device ( ファイルシステム デバイス
から EFI シェルを起動 )
ルート ディレクトリへ shellx64.e をコピーして、EFI シェルを起動します。
72

連絡先情報
ASRock に連絡する必要がある場合、または、ASRock に関する詳細情報をお知り
になりたい場合は、ASRock のウェブサイト http://www.asrock.com をご覧になるか、
または、詳細情報について弊社取扱店までお問い合わせください。技術的なご質
問がある場合は、http://www.asrock.com/support/tsd.asp でサポートリクエスト用紙
を提出してください。
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Fax:+1-909-590-1026
日本語
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