Zebra MC3300 Quick Start Guide [ja]

MC33XX
モバイル コンピュータ
クイック スタート ガイド
MN-003143-04JA 改訂版 A
MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
著作権
ZEBRA および図案化された Zebra ヘッドは、Zebra Technologies Corporation の商標であり、世界各地の多数の法域で登 録されています。Google、Android、Google Play などの商標は、Google LLC の商標です。その他のすべての商標は、該 当する各所有者が権利を有しています。©2019 Zebra Technologies Corporation および/ またはその関連会社。無断複写、 転載を禁じます。
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保証 : 保証に関する詳細情報については、 www.zebra.com/warranty
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所有権の表明

本書には、Zebra Technologies Corporation およびその子会社 ( 「Zebra Technologies」) に所有権が属している情報が含 まれています。本書は、本書に記載されている機器の操作および保守を行うユーザー向けに、情報の閲覧とその利用を目 的として提供するものです。当社に所有権が属している当該情報に関しては、Zebra Technologies の書面による明示的な 許可がない限り、他の目的で利用、複製、または第三者への開示を行うことは認められません。

製品の改

Zebra Technologies は、会社の方針として、製品の継続的な改善を行っています。仕様および設計は、すべて予告なしに 変更されることがあります。

免責条項

Zebra Technologies は、一定の手続きを通じて、公開したエンジニアリングの仕様とマニュアルが適正であることを確認 しています。ただし、エラーが発生する可能性は皆無ではありません。Zebra Technologies は、かかるエラーを修正する 権利を留保し、それに起因する責任は負わないものといたします。

責任の限定

業務の逸失利益、業務の中断、業務情報の損失などを含めて、またはこれらに限定することなく、当該製品の使用、使用 の結果、またはその使用不能により派生した損害に関しては、いかなる場合でも、Zebra Technologies、または同梱製品 ( ハードウェアおよびソフトウェアを含む) の開発、製造、または納入に関与したあらゆる当事者は、損害賠償責任を一切 負わないものとします。さらにこれらの損害の可能性を事前に指摘されていた場合でも、損害賠償責任を一切負わないも のとします。一部の管轄区域では、付随的または間接的損害の除外または制限が認められないため、上記の制限または除 外はお客様に適用されないことがあります。
保証
Zebra の完全なハードウェア製品の保証については、サイト (www.zebra.com/warranty) にアクセスしてください。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

サービスに関する情報

本機器を使用する前に、お客様のネットワーク環境で運用するための設定、およびお使いのアプリケーションを実行する ための設定を行ってください。
本機器の使用中に問題が発生する場合は、お客様の使用環境を管理する技術サポートまたはシステム サポートにお問い 合わせください。本機器に問題がある場合、各地域の技術サポートまたはシステム サポートの担当者が、Zebra グローバ ル カスタマー サポート (www.zebra.com/support) に問い合わせます。
このガイドの最新版は、www.zebra.com/support から入手可能です。

マニュアルに関するフィードバック

このガイドについてのご意見、ご質問またはご提案がある場合は、EVM-Techdocs@zebra.com まで電子メールにてご連 絡ください。
構成
特に記載のない限り、このガイドで使用されている MC33XX は、すべての構成をさします。MC33XX-G はトリガ構成を さします。MC33XX-R は回転構成をさします。MC33XX-S はストレート構成をさします。
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MC33XX-G の機能

図 1 MC33XX-G 正面図
表 1 MC33XX-G の機能 - 正面図
番号 項目 機能
1 ディスプレイ MC33XX-G の操作に必要なすべての情報が表示されます。
2 充電 / アプリケーシ
ョン通知 LED また
3 トリガ スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
4 バッテリ リリース
5 ハンド ストラップ デバイスを確実に持つため使用します。
6 マイク ハンドセット モードでの通信に使用します。
はスキャン / デコー ド ステータス
ラッチ
充電中のバッテリ充電状態、アプリケーション通知を受信したこと、 またはスキャン / デコード状態を示します。
バッテリをデバイスから取り出します。
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表 1 MC33XX-G の機能 - 正面図 (続き )
番号 項目 機能
7 電源ボタン 押し続けると MC33XX-G の電源がオンになります。ボタンを押すと、画面がオンま
たはオフになります。ボタンを押し続けて、次のオプションから 1 つを選択します。
[Power off] (電源オフ ) - MC33XX-G の電源をオフにします。 [Reboot] (リブート ) - ソフトウェアが応答を停止した場合に、MC33XX-G を再起動
します。
[Airplane mode] (機内モード ) - すべての無線接続が無効になります。 [Silent mode]
8 キーパッド データの入力と画面機能の操作に使用します。
9 スキャン ボタン スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
図 2 MC33XX-G 背面図
( サイレント モード )
- アラーム以外のすべての通知が無効になります。
表 2 MC33XX-G の機能 - 背面図
番号 項目 機能
10 バッテリ デバイスの動作に必要な電力を供給します。
11 バッテリ リリース
バッテリをデバイスから取り出します。
ラッチ
12 スピーカ ビデオと音楽の再生にオーディオを出力します。
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表 2 MC33XX-G の機能 - 背面図 (続き )
番号 項目 機能
13 スキャナ
ウィンドウ
14 NFC アンテナ 他の NFC 対応デバイスとの通信を提供します。
スキャナを使用したデータ読み取りに使用します。
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MC33XX-R の機能

図 3 MC33XX-R 正面図
表 3 MC33XX-R の機能 - 正面図
番号 項目 機能
1 回転式ヘッド スキャンしやすい位置に回転します。
2 ディスプレイ MC33XX-R の操作に必要なすべての情報が表示されます。
3 充電 / アプリケーシ
ョン通知 LED また はスキャン / デコー ド ステータス
4 側面キー スキャン
ボタン
5 バッテリ リリース
ラッチ
6 電源ボタン 押し続けると MC33XX-R の電源がオンになります。ボタンを押すと、画面がオンま
充電中のバッテリ充電状態、アプリケーション通知を受信したこと、 またはスキャン/ デコード状態を示します。
スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
バッテリをデバイスから取り出します。
たはオフになります。ボタンを押し続けて、次のオプションから 1 つを選択します。
[Power off] (電源オフ ) - MC33XX-R の電源をオフにします。 [Reboot] (リブート ) - ソフトウェアが応答を停止した場合に、MC33XX-R を再起動
します。
[Airplane mode] (機内モード ) - すべての無線接続が無効になります。 [Silent mode]
( サイレント モード )
- アラーム以外のすべての通知が無効になります。
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表 3 MC33XX-R の機能 - 正面図 (続き )
番号 項目 機能
7 マイク ハンドセット モードでの通信に使用します。
8 キーパッド データの入力と画面機能の操作に使用します。
9 スキャン ボタン スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
図 4 MC33XX-R 背面図
表 4 MC33XX-R の機能 - 背面図
番号 項目 機能
10 バッテリ デバイスの動作に必要な電力を供給します。
11 バッテリ リリース
ラッチ
12 側面キー スキャン
ボタン
13 スピーカ ビデオと音楽の再生にオーディオを出力します。
14 オーディオ
ジャック
バッテリをデバイスから取り出します。
スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
ヘッドセット (2.5 mm ジャック) に接続します。
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停止位置
停止位置
停止位置
表 4 MC33XX-R の機能 - 背面図 (続き )
番号 項目 機能
15 スキャナ
ウィンドウ
16 NFC アンテナ 他の NFC 対応デバイスとの通信を提供します。
17 カメラ / フラッシュ カメラの照明に使用します。
18 ハンド ストラップ デバイスを確実に持つため使用します。
スキャナを使用したデータ読み取りに使用します。

回転式スキャン ヘッド

MC33XX-R には、3 箇所で停止する回転式ヘッドが搭載されています。この機能により、スキャン位置を柔軟に調整でき ます。
注意 ヘッドは、横の停止位置を越えて無理に回転させないでください。デバイスを損傷する可能性があ
ります。
図 5 MC33XX-R 回転式ヘッド
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MC33XX-S の機能

図 6 MC33XX-S 正面図
表 5 MC33XX-S の機能 - 正面図
番号 項目 機能
1 ディスプレイ MC33XX-S の操作に必要なすべての情報が表示されます。
2 充電 / アプリケーシ
ョン通知 LED また はスキャン / デコー ド ステータス
3 側面キー スキャン
ボタン
4 バッテリ リリース
ラッチ
5 電源ボタン 押し続けると MC33XX-S の電源がオンになります。ボタンを押すと、画面がオンま
6 マイク ハンドセット モードでの通信に使用します。
充電中のバッテリ充電状態、アプリケーション通知を受信したこと、 またはスキャン/ デコード状態を示します。
スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
バッテリをデバイスから取り出します。
たはオフになります。ボタンを押し続けて、次のオプションから 1 つを選択します。
[Power off] (電源オフ ) - MC33XX-S の電源をオフにします。 [Reboot] (リブート ) - ソフトウェアが応答を停止した場合に、MC33XX-S を再起動
します。
[Airplane mode] (機内モード ) - すべての無線接続が無効になります。 [Silent mode]
( サイレント モード )
- アラーム以外のすべての通知が無効になります。
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表 5 MC33XX-S の機能 - 正面図 (続き )
番号 項目 機能
7 キーパッド データの入力と画面機能の操作に使用します。
8 スキャン ボタン スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
図 7 MC33XX-S 背面図
表 6 MC33XX-S の機能 - 背面図
番号 項目 機能
9 バッテリ デバイスの動作に必要な電力を供給します。
10 バッテリ リリース
ラッチ
11 側面キー スキャン
バッテリをデバイスから取り出します。
スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始します。
ボタン
12 スピーカ ビデオと音楽の再生にオーディオを出力します。
13 オーディオ
ジャック
14 スキャナ
ウィンドウ
ヘッドセット (2.5 mm ジャック) に接続します。
スキャナを使用したデータ読み取りに使用します。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
表 6 MC33XX-S の機能 - 背面図 (続き )
番号 項目 機能
15 NFC アンテナ 他の NFC 対応デバイスとの通信を提供します。
16 カメラ / フラッシュ カメラの照明に使用します。
17 ハンド ストラップ デバイスを確実に持つため使用します。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
設定
MC33XX を初めて使用する際には、次のことを行います。
microSD カードの取り付け (オプション)
バッテリの取り付け
MC33XX の充電
MC33XX の電源をオンにする

microSD カードの取り付け

microSD カード スロットに microSD カードを挿入して不揮発性のセカンダリ ストレージとして使用できます。スロット はバッテリ パックの下にあります。詳細については、カードに添付されているマニュアルを参照し、メーカー推奨の使用 方法に従ってください。
注意 microSD カードを損傷しないように、静電気放電 (ESD) に関する注意事項をお守りください。
ESD に関する注意事項には、ESD マット上での作業や、作業する場合の適切な接地などが記載 されています。
1. コインや指で microSD カード カバーを取り外します。
図 8 microSD カード カバーの取り外し
2. microSD カード ホルダーをスライドさせて開きます。
図 9 microSD カード ホルダーのロック解除
3. microSD カード ホルダーを持ち上げます。
図 10 microSD カード ホルダーを持ち上げる
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
4. 端子が下になるように microSD カードを端子部に置きます。
図 11 microSD カードの取り付け
5. microSD カード ホルダーを閉じ、microSD カード ホルダーを上にスライドさせてロックします。
図 12 microSD カード ホルダーのロック
6. microSD カード カバーを再び取り付け、正しく取り付けられていることを確認します。
図 13 カバーの取り付け
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

MC33XX-G のバッテリの取付け

MC33XX-G では、次のバッテリを使用できます。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
バッテリを取り付けるには、次の手順に従います。
1. 必要に応じて、ハンド ストラップを緩めます。
2. バッテリをバッテリ収納部に合わせます。
図 14 バッテリの取り付け
3. バッテリの下部を回転させバッテリ収納部に入れます。
4. バッテリを下方向にしっかり押します。MC33XX-G の両側のバッテリ リリース ボタンがホーム ポジションに戻った
ことを確認します。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
図 15 バッテリを下方向に押す
5. 必要に応じて、ハンド ストラップを締めます。
6. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオンにします。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

MC33XX-R/S のバッテリの取り付け

MC33XX-R/S では、次のバッテリを使用できます。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
バッテリを取り付けるには、次の手順に従います。
1. 必要に応じて、ハンド ストラップを緩めます。
2. バッテリをバッテリ収納部に合わせます。
図 16 バッテリの取り付け
3. バッテリの下部を回転させバッテリ収納部に入れます。
4. バッテリを下方向にしっかり押します。MC33XX-R/S の両側のバッテリ リリース ボタンがホーム ポジションに戻っ
たことを確認します。
図 17 バッテリを下方向に押す
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
5. 必要に応じて、ハンド ストラップを締めます。
6. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオンにします。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

MC33XX-G のバッテリの交換

1. 2 つのバッテリ リリース ボタンを押し込みます。
バッテリが少し外に出ます。ホット スワップ モードでは、ユーザーがバッテリを取り外すと、ディスプレイがオフ になり、デバイスは低電力状態になります。MC33XX-G は RAM データを約 5 分間保持します。メモリ内容を保持す るために、5 分以内にバッテリを交換してください。
図 18 バッテリの取り外し
2. バッテリをバッテリ収納部から取り出します。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
図 19 バッテリの取り外し
3. バッテリをバッテリ収納部に合わせます。
図 20 バッテリの取り付け
4. バッテリの下部を回転させバッテリ収納部に入れます。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
5. バッテリを下方向にしっかり押します。MC33XX-G の両側のバッテリ リリース ボタンがホーム ポジションに戻った
ことを確認します。
図 21 バッテリを下方向に押す
6. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオンにします。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

MC33XX-R/S のバッテリを交換します。

1. 2 つのバッテリ リリース ボタンを押し込みます。
バッテリが少し外に出ます。ホット スワップ モードでは、ユーザーがバッテリを取り外すと、ディスプレイがオフ になり、デバイスは低電力状態になります。MC33XX-R/S は RAM データを約 5 分間保持します。メモリ内容を保持 するために、5 分以内にバッテリを交換してください。
図 22 バッテリの取り外し
2. バッテリをバッテリ収納部から取り出します。
図 23 バッテリの取り外し
3. バッテリをバッテリ収納部に合わせます。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
図 24 バッテリの取り付け
4. バッテリの下部を回転させバッテリ収納部に入れます。
5. バッテリを下方向にしっかり押します。MC33XX-R/S の両側のバッテリ リリース ボタンがホーム ポジションに戻っ
たことを確認します。
図 25 バッテリを下方向に押す
6. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオンにします。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
互換性
以下の表は、MC33XX と MC32N0 モバイル コンピュータとアクセサリの互換性を示しています。
表 7 互換性
MC33XX モバイル コンピュータ
MC32N0 モバイル コンピュータ
MC33XX PP+ バッテリ
MC32N0 PP バッテリ
MC33XX PP+
バッテリ
〇〇〇〇
×〇×〇N/AN/A
N/A N/A × ×
N/A N/A
MC32N0 PP
バッテリ
MC33XX
クレードル
MC32N0
クレードル
アダプタあり
MC33XX
バッテリ充電器
N/A N/A
バッテリ充電器
MC32N0
MC33XX モバイル コンピュータは、すべてのバッテリ (MC33XX PowerPrecision+ および MC32N0 PowerPrecision)
と互換性があります。
MC33XX モバイル コンピュータはすべてのクレードルに対応しています。
MC32N0 クレードル スロットを使用するには、追加のアダプタが必要です。これは、充電のみで、通信機能は提 供されません。
MC33XX バッテリ充電スロットは、すべてのバッテリ (MC33XX PowerPrecision+ および MC32N0 PowerPrecision)
と互換性があります。
MC32N0 モバイル コンピュータは MC33XX クレードルと互換性がありません。

バッテリの比較

以下の表は、MC33XX バッテリと MC32N0 バッテリの比較を示しています。
表 8 バッテリの比較
機能 MC32N0 MC33XX
バッテリのタイプ PowerPrecision PowerPrecision+
Zebra と PowerPrecision+ の型押し風ロゴが含まれ ています
バックラベル グレー ブルー
×〇
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

バッテリの互換性

MC33XX PowerPrecision+ バッテリは、すべての MC33XX モバイル コンピュータおよびアクセサリと互換性が
あります。
MC33XX PowerPrecision+ バッテリは、MC32N0 モバイル コンピュータおよびアクセサリと互換性がありま
せん。
MC32N0 PowerPrecision バッテリは、すべての MC32N0 モバイル コンピュータおよびアクセサリと互換性があ
ります。
MC32N0 PowerPrecision バッテリは、すべての MC33XX モバイル コンピュータおよびアクセサリと互換性があ
ります。
MC33XX-G は、MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリおよび MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡
張バッテリと互換性があります。
MC33XX-R/S は、MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ、MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡
張バッテリ、MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ、MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテ リと互換性があります。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

MC33XX の充電

MC33XX や予備バッテリを充電するには、次のアクセサリのいずれかを使用します。
表 9 充電と通信
充電機能 通信
説明 部品番号
1 スロット USB 充電クレードル
CRD-MC33-2SUCHG-01 ×
バッテリ
( デバイス内 )
予備バッテリ USB
イーサ ネット
( 予備バッテリ充電器付き )
5 スロット充電専用 ShareCradle CRD-MC33-5SCHG-01 × × ×
5 スロット イーサネット
CRD-MC33-5SETH-01 × ×
ShareCradle
5 スロット充電 ShareCradle
CRD-MC33-4SC4BC-01 × ×
(4 スロット バッテリ充電器付き)
5 スロット イーサネット
CRD-MC33-4SE4BC-01 × 〇 ShareCradle (4 スロット バッテ リ充電器付き )
4 スロット予備バッテリ充電器 SAC-MC33-4SCHG-01 × × ×
20 スロット予備バッテリ充電器 SAC-MC33-20SCHG-01 × × ×
USB 充電ケーブル CBL-MC33-USBCHG-01 × ×
MC32N0 1 スロット クレードル (MC33XX クレードル アダプタ 付き )
CRD3000-1001RR
ADP-MC33-CRDCUP-01
〇〇
( 予備バッテリ ス ロットに MC32N0 バッテリのみを 充電 )
〇×
MC33XX User Guide』に記載されている、バッテリの安全に関するガイドラインに従っていることを確認
してください。
1. メイン バッテリを充電するには、充電アクセサリを適切な電源に接続します。
2. MC33XX をクレードルにセットするか、ケーブルを接続します。MC33XX の電源がオンになり、充電が開始されま
す。充電中は、充電/ 通知 LED が黄色で点滅し、充電が完了すると緑色で点灯します。

充電温度

バッテリの充電は、0 ~ 40°C (32 ~ 104°F) の温度で行います。デバイスまたはクレードルは、常に安全で適切な方法で 充電が行われます。高温時 ( 約 +37°C (+98°F) など ) には、バッテリを適切な温度に保つため、短時間バッテリの充電を 中止したり再開したりすることがあります。異常な温度のため充電を中止した場合には LED が点灯します。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

予備バッテリの充電

1. 予備バッテリ スロットに、予備バッテリを挿入します。
2. バッテリが正しく取り付けられていることを確認してください。
充電中であることを示す、予備バッテリ充電 LED が点滅します。充電インジケータについては、表 10 を参照してく ださい。
表 10 充電 / 通知 LED インジケータ
状態 意味
消灯 バッテリが充電されません。
バッテリが正しくクレードルに挿入されていないか、電源に接続され ていません。
クレードルに電源が供給されていません。
黄色でゆっくり点滅 3 秒ごと
黄色の点灯 バッテリが充電中です。
緑色の点灯 バッテリの充電が完了しました。
赤色で速く点滅 (1 秒間に 2 回点滅)
赤色の点灯 予備バッテリが充電中です。バッテリの寿命が近づいています。
青色で点滅 アプリケーション通知を受信したことを示します。
バッテリは充電中ですが、完全に空になっており、まだデバイスを使 用するには十分な充電がされていません。
充電エラーです。次のような場合に、この状態になります。
温度が低すぎる、または高すぎる。
充電完了までの時間が長すぎる ( 通常は 8 時間 )。
充電が完了しました。バッテリの寿命が近づいています。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

1 スロット USB 充電クレードル

1 スロット USB 充電クレードルには、次のような機能があります。
モバイル コンピュータおよびバッテリの充電用に 9 V の DC 電力を供給する。
予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
モバイル コンピュータとホスト コンピュータやその他の USB デバイス (プリンタなど) の間のデータ通信用に
USB ポートを提供する。
モバイル コンピュータとホスト コンピュータの間で情報を同期する。カスタマイズされたソフトウェアやサー
ドパーティ製のソフトウェアを使用すれば、モバイル コンピュータと会社のデータベースを同期することも可 能です。
以下のバッテリと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 26 1 スロット USB 充電クレードル
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
電源 LED

5 スロット充電専用 ShareCradle

5 スロット充電専用 ShareCradle には、次のような機能があります。
モバイル コンピュータの動作およびバッテリの充電用に 9 V の DC 電力を供給する。
最大 5 台のモバイル コンピュータを同時に充電する。
以下のバッテリを使用するデバイスと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 27 5 スロット充電専用 ShareCradle
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
1000 LED 100/10 LED

5 スロット イーサネット ShareCradle

5 スロット イーサネット ShareCradle には、次のような機能があります。
モバイル コンピュータの動作およびバッテリの充電用に 9 V の DC 電力を供給する。
最大 5 台のモバイル コンピュータを同時に充電する。
以下のバッテリを使用するデバイスと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 28 5 スロット イーサネット ShareCradle
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
電源 LED
予備バッテリ 充電 LED
予備バッテリ スロット
MC33XX 充電スロット

5 スロット ShareCradle (4 スロット バッテリ充電器付き )

5 スロット ShareCradle (4 スロット バッテリ充電器付き) には、次のような機能があります。
モバイル コンピュータの動作およびバッテリの充電用に 9 V の DC 電力を供給する。
予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
最大 4 台のモバイル コンピュータと 4 台の予備バッテリを同時に充電する。
以下のバッテリと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 29 5 スロット ShareCradle (4 スロット バッテリ充電器付き)
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
1000 LED 100/10 LED
予備バッテリ 充電 LED
予備バッテリ スロット
MC33XX 充電 スロット

5 スロット イーサネット ShareCradle (4 スロット バッテリ充電器付き )

5 スロット イーサネット ShareCradle (4 スロット バッテリ充電器付き) には、次のような機能があります。
モバイル コンピュータの動作およびバッテリの充電用に 9 V の DC 電力を供給する。
予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
最大 4 台のモバイル コンピュータと 4 台の予備バッテリを同時に充電する。
以下のバッテリと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 30 5 スロット イーサネット ShareCradle (4 スロット バッテリ充電器付き)
32
MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
電源 LED
予備バッテリ充電 LED

4 スロット予備バッテリ充電器

4 スロット 予備バッテリ充電器には、次のような機能があります。
最大 4 個の MC33XX の予備バッテリを充電する。
予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
以下のバッテリと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 31 4 スロット予備バッテリ充電器
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
電源 LED
予備バッテリ充電 LED

20 スロット予備バッテリ充電器

20 スロット 予備バッテリ充電器には、次のような機能があります。
最大 20 個の MC33XX の予備バッテリを充電する。
予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
以下のバッテリと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 32 20 スロット予備バッテリ充電器
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

USB 充電ケーブル

USB/ 充電ケーブルは、次を行います。
バッテリの充電に必要な 5 V の DC 電力を供給する。
ホスト コンピュータと USB 経由でデバイスへの電源供給および/ または通信を行う。
以下のバッテリを使用するデバイスと互換性があります。
MC33XX 2740 mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ。
MC33XX 5200 mAh PowerPrecision+ 拡張バッテリ。
MC32N0 2740 mAh PowerPrecision 標準バッテリ。
MC32N0 5200 mAh PowerPrecision 拡張バッテリ。
図 33 USB 充電ケーブル
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

MC33XX 充電専用アダプタ

MC32N0 クレードルと MC33XX モバイル コンピュータとの下位互換性を保つために、MC33XX 専用アダプタを使用 してください。
MC33XX 充電専用アダプタは、MC32N0 1 スロット USB クレードル、MC32N0 4 スロット充電専用クレードル、
および MC32N0 4 スロット イーサネット クレードルをサポートします。
MC33XX 充電専用アダプタは充電のみをサポートします。 MC32N0 クレードルと一緒に使用すると通信は行え
ません。
MC32N0 1 スロット USB クレードルは、デバイスを充電するために 5.4 V の DC 電力を供給します。
MC32N0 1 スロット USB クレードル (MC33XX 充電専用アダプタ付き) は、MC33XX PowerPrecision+ バッテリ
または MC32N0 PowerPrecision バッテリを充電する MC33XX モバイル コンピュータと互換性がありますが、 MC32N0 1 スロット USB クレードルの予備バッテリ スロットは、MC32N0 PowerPrecision バッテリのみと互換 性があります。

MC33XX 充電専用アダプタの取り付け

MC33XX 充電専用アダプタを取り付けるには、次の手順に従います。
1. アルコール ウェット ティッシュを指で前後に動かして、MC32N0 クレードルと端子をクリーニングします。
クリーニングの詳細については、『MC33XX Mobile Computer User Guide』の 「メンテナンスとトラブルシューテ ィング」の章を参照してください。
図 34 MC32N0 クレードルのクリーニング
2. アダプタの背面から接着テープをはがして取り外します。
図 35 接着テープの取り外し
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド
3. アダプタを MC32N0 クレードルに挿入し、クレードルの下部に装着します。
図 36 クレードルへのアダプタの挿入と装着
4. MC32N0 クレードルに MC33XX デバイスを装着します。
図 37 MC33XX デバイスを MC32N0 クレードルに挿入
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

スキャン

MC33XX では、以下の方法でデータを読み取ることができます。
イメージャ :
SE4750-SR 2D
SE4850-ER 2D
レーザー スキャナ :
SE965 1D
詳細については、『MC33XX Mobile Computer User Guide』を参照してください。

イメージャによるバーコード キャプチャ

バーコード データを読み取るには、次の手順に従います。
1. アプリケーションがデバイスで開かれていることと、テキスト フィールドがフォーカスされている (テキスト カーソ
ルがテキスト フィールドにある) ことを確認します。
2. デバイスの先端をバーコードの方に向けます。
3. スキャン ボタンまたはトリガを押し続けます。
照準を合わせるための赤色のレーザー照準パターンがオンになります。
4. 照準パターンの十字の領域にバーコードが納まっていることを確認します。明るい照明下でもよく見えるようにドッ
トの照準を使用しています。 スキャン LED が緑色で点灯してビープ音が鳴り (デフォルト設定の場合)、バーコードの読み取りが正常に完了した
ことを示します。デバイスがピック リスト モードの場合、十字の照準の中心がバーコードに当たるまでデバイスは バーコードを読み取りません。
図 38 照準パターン : 基準範囲および基準範囲外
図 39 ピック リスト モード ( 複数のバーコードが照準パターン内にある場合 ): 基準範囲および基準範囲外
5. スキャン ボタンまたはトリガを放します。
6. バーコード コンテンツ データが、テキスト フィールドに表示されます。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

レーザー スキャナによるバーコード キャプチャ

バーコード データを読み取るには、次の手順に従います。
1. アプリケーションがデバイスで開かれていることと、テキスト フィールドがフォーカスされている (テキスト カーソ
ルがテキスト フィールドにある) ことを確認します。
2. デバイスの先端をバーコードの方に向けます。
3. スキャナ ウィンドウをバーコードに向けます。
4. 照準を合わせるための赤色のレーザー照準パターンがオンになります。
照準を合わせるための赤色のスキャン ラインがオンになります。スキャン ラインがバーコードのすべてのバーとス ペースを横切るようにします。
スキャン LED が緑色で点灯してビープ音が鳴り (デフォルト設定の場合)、バーコードの読み取りが正常に完了した ことを示します。
図 40 レーザー スキャナの照準パターン
5. スキャン ボタンを放します。
6. 読み取られたデータがテキスト フィールドに表示されます。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

人間工学に関する考慮事項

作業時は適度な休憩を取ることを推奨します。

スキャン位置が低い場合の最適姿勢

図 41 スキャン位置が低い場合
左右の膝を交互に使用してください。
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MC33XX モバイル コンピュータ クイック スタート ガイド

スキャン位置が高い場合の最適姿勢

図 42 スキャン位置が高い場合
左右の手を交互に使用してください。

腰を曲げて作業しないでください

図 43 腰を曲げて作業しないでください
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無理に腕を曲げないでください

図 44 無理に腕を曲げないでください

手首を極端に曲げないでください

図 45 手首を極端に曲げないでください
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