Yamaha YPP-100 User Manual [ja]

ごあいさつ
このたびはヤマハ Light Piano YPP-100 をお買いもとめいただき、
まことにありがとうございます。YPP-100 のさまざまな機能を十分に活用するために、
この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
なお、読み終わったあとも、保証書とともに大切に保管して、
操作のしかたがわからないときにお読みください。
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するた めに、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器 店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
う可能性が想定される」 内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
2
YPP-100 安全上のご注意
1/4
(3)-7
警告
電源 / 電源アダプター
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源アダプターは、必ず指定のもの(PA-5D)を使 用する。
必ず実行
必ず実行
(異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、
火災などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこ り をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具 に近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしな い。ま た、電源コードに重いものをのせない。
禁止
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原 因 になります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解し た り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。異
禁止
常を感じた場合など、点検や修理は、必ずお買い上げ の楽器店または 巻末のヤマハ電気音響製品サービス 拠点にご依頼ください。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったも のを置か ない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の 多いと ころで使用しない。
禁止
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かな い。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因に なりま
禁止
す。
異常に気づいたら
電源アダプターコード / プラグがいたんだ場合、ま たは、使用中に音が出なくなったり異常なに おいや
必ず実行
煙が出たりした場合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、 お買い上げ の楽器店または巻末のヤマハ電気音響製 品サービス拠点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源アダプター
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコード を 持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原因
必ず実行
になることがあります。
注意
必ず実行
(3)-7
2/4
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるとき は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
YPP-100 安全上のご注意
3
禁止
設置
禁止
禁止
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 火 災の原因になることがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やスト ー ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に 温 度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多 い ところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障し た りする原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電 気 製品の近くで使用しない。
楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生 じる 場合があります。
接続
他の機器と接続する場合は、すべての機器の 電源を 切った上で行なう。また、電源を入れたり切 ったり する前に、必ず機器のボリュームを最小 にする。さ
必ず実行
らに、演奏を始める場合も必ず両機器のボリ ューム を最小にし、演奏しながら徐々にボリューム を上げ ていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
手入れ
本体を手入れするときは、ベンジンやシ ンナー、洗 剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま
禁止
す。お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
使用時の注意
本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
必ず実行
必ず実行
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけが をしたりする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコー ド などの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒し た りするおそれがあります。
指定のスタンドを使用する。また、付属のネジがある 場合は必ずそれを使用する。
本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりす る原因になります。
ご注意
ください 
禁止
禁止
禁止
禁止
パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの 異物を 入れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になるこ とがあ ります。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お 買い上 げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製 品サービ ス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製 品、ゴム製 品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま す。
本体の上にのったり重いものをのせたり しない。ま た、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無 理な力 を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたり する原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
4
YPP-100 安全上のご注意
(3)-7
3/4
データの保存
音のエチケット音のエチケット
音のエチケット
これは日本電子 機械工業会「音 のエチケット」 キャンペーンの シンボルマーク です。
内部のデータ す。約 1 週間以上過ぎるとこのデータは消えてしまい ますので、1 週間以内に数分間は電源を入れてくださ
必ず実行
い。また、このデータは故障や誤操作などのために失 われることがあります。大切なデータは、 データファイラー MDF3 などの外部メディア
は電源を切っても約 1 週間保持されま
ヤマハ MIDI
に保
外部メディアのバックアップ
保存した外部メディアの万一の事故に備 えて、大切 なデータは予備の外部メディアにバックア ップとし て保存されることをおすすめします。
必ず実行
存してください。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。また、データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご 了 承 ください。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを 切った状態(電源スイッチが「STANDBY」の状態)でも微電流が流れていま す。スタンバイ時の消費電力は、最小限の 値で設計されて
います。この製品を長時間使用しないときは必ず電源アダプターのプラグをコンセントから抜いてください。
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱しています。その著作物と は、すべてのコンピュー タープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、WAVE データ、音声記録データなどのコンテ ンツを含みます。ヤマハ
(株)の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上 記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されてい
ません。
・ Macintosh は、米国および他の国々で登録された Apple Computer, Inc. の商標です。 ・ Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名などは、各社の登録商標または商標です。 ・「MIDI 」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間に は小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがありま す。適度な音量を心がけ、窓を閉めたりヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。音楽はみんなで楽しむも の、お互いに心を配り快適な生活環境を守りましょう。
● ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみください。
(3)-7
4/4
YPP-100 安全上のご注意
5
付属品(お確かめください)
▼ 譜面立て
▼ キーボードスタンド
▼ 電源アダプター PA-5D
▼ 保証書
〔持込修理用〕
ヤマハポータブル楽器保証書
この度はヤマハポータブル楽器をお買上げ頂きましてありがとうございました。 本書は裏面の保証規定により無料修理を行なうことをお約束するものです。 お買上げの日から右期間中に万一故障が発生した場合は製品に本保証書を添えて お買上げの販売店にご依頼ください。
ご住所
電 話 ― ―
お名前 殿
▼ フットスイッチ
MODEL
YPP-100
お買上げ日 年 月 日
保証期間 本体 お買上げの日から一ヵ年間
販売店名
(所在地)
(電 話) (扱者名)
国内楽器営業本部E M営業統括部企画推進室
〒108-8568東京都港区高輪2丁目17-11 TEL(03)5488-5476
製造 番号
V837170
6
YPP-100 付属品(お確かめください)
YPP-100 でこんなことができます
リアルなピアノ音色と、リアルなタッチで、本格的なピアノらしい演奏が楽しめます。
本体にピアノ20曲の演奏データが入っています。 これらを鑑賞するだけではなく、便利な練習機能を 使って練習することもできます。 (P17〜20)
ピアノ以外の音色でも演奏できます。 (P21、26)
8. 8. 8.
「音量調節ができる」 「ヘッドフォンで練習できる」 「調律不要」 と、便利で経済的です。
メトロノーム機能が、練習のお役に立ちます。 (P27)
YPP-100 YPP-100 でこんなことができます
7
取扱説明書(本書)はこんなふうにお役に立ちます
この本は、「準備」「本編」「付録」の 3 部構成になっています。
準   備/ 最初にお読みください。
本   編/ YPP-100 の機能を詳しく説明しています。
付   録/その他の資料を掲載しています。
表記上の決まり
【   】: パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、スライダー、ジャック(端子)
といった言葉は省略します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で
MASTER VOLUME
・本書では、以下に示すような矢印を使って操作の結果と手順を区別しています。
○○○ ※※※ ○○○の操作を行った結果、※※※の状態になることを示しています。
○○○ ☆☆☆ ○○○の操作を行ったあと、☆☆☆の操作をすることを示しています。
マスター ボリューム
】と表記します。
(操作の結果を示します。)
(操作の手順を示します。)
※ この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕
様と異なる場合があります。
8
YPP-100 取扱説明書(本書)はこんなふうにお役に立ちます
目  次
準 備
安全上のご注意............................................................2
付属品(お確かめください)..................................... 6
YPP-100 でこんなことができます............................ 7
取扱説明書(本書)はこんなふうに
お役にたちます............................................................8
目次 ............................................................................... 9
ご使用前の準備.........................................................10
・ 電源の準備................................................................. 10
・ 電源を入れる ............................................................. 10
・ ボリュームを調節する ............................................. 10
・ ヘッドフォンについて ............................................. 11
・ フットスイッチ端子について ................................. 11
・ MIDI 端子について.................................................. 11
・ 譜面立ての取り付け方 ............................................. 12
本 編
各部の名前 ................................................................. 14
デモ曲を聞く............................................................. 16
ピアノ 20 曲(プリセットソング)を聞く........... 17
・ピアノ20 曲の片手練習をする................................ 18
・ピアノ20 曲の部分練習をする................................ 20
音色を楽しむ............................................................. 21
・ 音色を選ぶ..................................................................21
・ ペダルを使う ..............................................................21
・ 音に変化を付ける・・・
リバーブ
【REVERB ・ タッチ感を変える・・・【TOUCH ・ キー(調)を変える・・・【TRANSPOSE
・ 2 つの音色を混ぜる(デュアル)............................ 26
・ メトロノームを使う(METRONOME
演奏を録音(記録)する......................................... 28
・ 最初のトラックに録音する ..................................... 28
・ 録音し直す................................................................. 29
・ 続いて 2 つめのトラックに録音する..................... 30
・ 初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を
変更する..................................................................... 31
録音した曲を再生する............................................. 32
・ 再生の手順................................................................. 32
・ 再生に関する便利な機能 ......................................... 33
各種の便利な設定をする・・・
ファンクション
【FUNCTION
・ ファンクションでの基本操作 ................................. 35
・ 各ファンクション項目の説明 ................................. 37
】............................................................ 34
F1. 音程の微調整................................................ 37
F2. 音律(調律法)の選択................................ 37
F3. デュアルの諸設定......................................... 38
F4. ペダル機能の設定........................................ 39
エフェクト
】/【EFFECT
】........................................22
タッチ
】.......................24
トランスポーズ
メトロノーム
】.......... 25
)................27
F5. メトロノーム音量の設定 ............................ 39
F6. ピアノ 20 曲のパート再生 OFF
音量設定 ........................................................ 39
ミディ
F7. MIDI
ミディ
MIDI
F8. バックアップ ON/OFF
について.......................................................... 43
機能の諸設定...................................... 39
オン / オフ
オフ
時の
の設定.................. 41
他の機器と接続する..................................................44
・端子について............................................................. 44
・パーソナルコンピューターと接続する................. 45
故障かな ? と思ったら ............................................. 46
付 録
音色一覧..................................................................... 48
デモ曲一覧................................................................. 49
ピアノ 20 曲一覧........................................................49
基本設定一覧............................................................. 50
ミディ
MIDI
データフォーマット...................................... 51
ミディ
MIDI
インプリメンテンションチャート.............. 54
キーボードスタンドの組み立てかた......................55
別売品のご紹介.........................................................59
仕様............................................................................. 60
索引............................................................................. 61
保証とアフターサービス......................................... 63
YPP-100 目次
9
ご使用前の準備
電源を入れる前に必要な準備について説明します。
電源の準備
本体の電源スイッチが切れている ( スタンバイになっている ) ことを確認してください。
1
付属のアダプターをご使用ください。他の電源アダプターの使用は故障、発熱、発火などの原因になります。このような場 合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がございますので、充分にご注意ください。
2
アダプターの DC プラグをリアパネルの【DC IN 12V】( 電源アダプター 接続 ) 端子にさし込みます。
アダプターの AC プラグを家庭用 (AC100V) コンセントにさし込みます。
3
使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ずコンセントから電源プラグを 抜いてください。
2
3
電源を入れる
【STANDBY/ON
スタンバイ / オン
スイッチを押すと、電源が入ります。もう一度押すと電源が切れます。
スイッチが「切」(STNADBY の位置 ) の状態でも微電流が流れています。YPP-100 を長時間使用しないときは必ず電源ア ダプターを抜いてください。
ボリュームを調節する
本体パネル左の【MASTER VOLUME て音を出しながら、音量を調節してください。
マスター ボリューム
MASTER VOLUME
マスター ボリューム
【MASTER VOLUME
マスター ボリューム
= 全体の音量
】で【PHONES
を左右に動かして調節します。実際に鍵盤を弾い
フォーンズ
】の出力レベルや OUTPUT
アウト プット
の出力レベルも調節できます。
小さくなる
大きくなる
10
YPP-100 ご使用前の準備
ヘッドフォンについて
ヘッドフォンを【PHONES 接続すると YPP-100 本体のスピーカーからは音が出ません。
フォーンズ
また、【PHONES て 2 人で演奏を楽しむこともできます。(1 本だけ接続する場合は、どちら
の端子をご使用いただいても構いません。)
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。
別売ヘッドフォン…
YAMAHA ヘッドフォン HPE-150(税別価格:4,000 円)
フォーンズ
端子に接続して使います。ヘッドフォンを
端子は 2 つありますので、ヘッドフォンを 2 本接続し
フットスイッチ端子について
フットスイッチをこの端子に接続すると、スイッチ操作でサステインのオン / オ フ、音量の変化やソングのスタート / ストップができます。
ステレオフォーンプラグ (標準)
・フットスイッチを使用するとき は、【PEDAL
から電源を入れてください。
・フットスイッチを踏みながら電源を入れないでください。踏みながら電源を入れる
と、オン / オフが逆になります。
ペダル
端子にフットスイッチを接続して
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
INイン】端子は外部の MIDI
端子について
ミディ
機器から MIDI
ミディ
信号を受信します。MIDI
ミディ
100 で演奏した音符やキーをたたいた強さなど ) を他の機器に送ります。
ミディ
・MIDI
ケーブルは楽器店などでお買い求めください。
ミディ
・MIDI
ケーブルは 15m が限度とされています。 これ以上長いケーブルをご使用になりますと、誤動作などトラブルの原因にな
りますのでご注意ください。
アウト
OUT
端子は YPP-100 から MIDI
ミディ
信号 (YPP-
YPP-100 ご使用前の準備
11
譜面立ての取り付け方
スロットに差し込んでください。
12
YPP-100 ご使用前の準備
 ● YPP-100 の使い方を詳しく説明しています。
各部の名前
各種の便利な設定をする
................................................................. 14
デモ曲を聞く............................................................. 16
ピアノ 20 曲(プリセットソング)を聞く........... 17
ピアノ 20 曲の片手練習をする....................................... 18
ピアノ 20 曲の部分練習をする....................................... 20
音色を楽しむ..............................................................21
音色を選ぶ .......................................................................... 21
ペダルを使う...................................................................... 21
音に変化を付ける・・・【REVERB タッチ感を変える・・・【TOUCH
キー(調)を変える・・・【TRANSPOSE
2 つの音色を混ぜる(デュアル)..................................... 26
メトロノームを使う(METRONOME
リバーブ
】/【EFFECT
タッチ
】............................... 24
トランスポーズ
メトロノーム
)......................... 27
エフェクト
】..... 22
】................... 25
演奏を録音(記録)する..........................................28
最初のトラックに録音する.............................................. 28
録音し直す .......................................................................... 29
続いて 2 つめのトラックに録音する.............................. 30
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する .. 31
録音した曲を再生する..............................................32
再生の手順 .......................................................................... 32
再生に関する便利な機能 .................................................. 33
・・・【FUNCTION】....34
ファンクションでの基本操作 .......................................... 35
各ファンクション項目の説明 .......................................... 37
・F1.音程の微調整..............................................................37
・F2.音律(調律法)の選択..............................................37
・F3.デュアルの諸設定......................................................38
・F4.ペダル機能の設定......................................................39
・F5.メトロノーム音量の設定.......................................... 39
・F6.ピアノ 20 曲のパート再生 OFF
ミディ
・F7.MIDI ・F8.バックアップ ON/OFF
ミディ
MIDI
機能の諸設定................................................... 39
オン / オフ
について...........................................................43
オフ
時の音量設定......39
の設定 ............................... 41
他の機器と接続する .................................................44
・端子について ................................................................... 44
・パーソナルコンピューターと接続する ....................... 45
故障かな?と思ったら .............................................46
YPP-100
13
各部の名前
6
12435 7
8. 8. 8.
C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6
B0A0G0F0E0
D6 E6 F6 G6
8. 8. 8.
C
トップパネル
【STANDBY/ON
1
【MASTER VOLUME
2
【DEMOデモ】............................................ P16
3
【TRANSPOSE
4
【FUNCTION
5
6
【TEMPO/FUNCTION
7
【− /NOノー】/【+ /YES
8
【PRESET SONG 【TRACK 【TRACK
【REC
スタンバイ / オン
マスター ボリューム
】............................. P10
】...................... P10
トランスポーズ
ファンクション
メトロノーム
METRONOME
テンポ / ファンクション
】............................... P25
.................................... P35
【START/STOP
スタート / ストップ
▲▼】....... P27, 35
ディスプレイ ....................................... P15
プリセット ソング
トラック
1】
トラック
ソング
SONG
レコード
2】
【START/STOP
イエス
スタート / ストップ
】....................P16 〜 20, 28 〜 33
音色ボタン .......................................... P21
9
0
A
B
C
リバーブ
【REVERB
エフェクト
【EFFECT
タッチ
【TOUCH
フォーンズ
【PHONES
】........................................P22
】......................................... P22
】.......................................... P24
】....................................... P11
14
YPP-100 各部の名前
8
端子パネル
9
0AB
DE FG
ミディ
D
MIDI
【INイン】【OUT
ペダル
E
PEDAL
ダンパー
【DAMPER
アウト
】................... P43 〜 45
ソフト
】【SOFT
】......... P21, 39, 44
アウトプット
F
OUTPUT
G
DC IN 12V ....................................... P10
ディスプレイ
・ 操作結果をパネル中央のディスプレイで確認しながら進めてください。 ・ 場面に応じて下記のような表示になります。
テンポ
(通常の表示)
ピアノ20曲の曲番号 ファンクション項目番号 各種設定値
【R】【L/L+R】................... P44
YPP-100
 各部の名前
15
デモ曲を聞く
YPP-100 には、音色ごとに 1 曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。
25
操作
1. 電源を入れる
(まだ電源を入れていない場合)【STANDBY/ON
電源が入ります。
音量はデモ曲を再生しながら でも調節できますが、【MASTER VOLUME を中程まで上げておいてください。
2. デモ曲モードに入る
【DEMOデモ】を押します。
音色ボタンのランプが流れるように点滅します。
3. 選曲と再生スタート
聞きたいデモ曲の音色ボタンを押します。(音色ボタンを押さずに
ソング
SONG
デモ曲の再生がスタートします。その後、ストップするまで順番に別の 音色のデモ曲が連続して再生されます。
スタート/ ストップ
【START/STOP
を押すと、PIANO
8. 8. 8.
スタンバイ / オン
4
を押します。
ピアノ
1 の曲が再生されます。)
マス ター   ボ リ ュ ーム
3
デモ曲の曲名リスト
音色ごとのデモ曲に は、各音色の特 徴が よく わ かる 曲が 選 ばれ てい ま
す。デモ曲一覧を P49 に掲載してい ます。
デモ曲の再生データは MIDI
されません。また、デモ曲 モード中
ミデ ィ
はMIDI
受信を行ないません。
ピアノ曲モード(P17)のと
き、録音モード(P28)のとき、 録音した曲の再生中(P32)は…
デモ曲モードには入れません。
モードとは…
ある機能を実行できる状 態を意味し ます。ここでは、デモ曲を 再生でき
る状態のことを「デモ 曲モード」と 呼んでいます。
デモ曲では、テンポの調節や「片
手練習」(P18)、「部分練習」(P20) はできません。
ミデ ィ
送信
16
音量の調節
デモ曲を聞きながら【MASTER VOLUME
4. 再生ストップ
再生をストップ する場合 は、SONG タン(再生中は点滅しています)を押します。
5. デモ曲モードを抜ける
【DEMOデモ】を押します。
音色ボタンのランプの流れるような点滅が止まります。
YPP-100 デモ曲を聞く
マスター ボリューム
ソング
で音量を調節します。
スタート/ ス トップ
【START/STOP
か再生中の音 色ボ
ピアノ20曲(プリセットソング)を聞く
YPP-100 には、ピアノ 20 曲の演奏データが入っています。聞いてみましょう。
2 14-123
8. 8. 8.
操作
1. ピアノ曲 ( プリセットソング ) モードに入る
【PRESET SONG
2. 選曲と再生スタート
2-1 【− /NO
2-2 音量の調節
【TEMPO/FUNCTION
【▼】【▲】を同時に押すと曲固有 のテン
プリセット ソング
プリセット ソング
【PRESET SONG
ノー
】【+ /YES
を押します。
のランプが点灯します。
イエス
】を押して、聞くピアノ曲を選
びます。
1 〜 20:聞く曲番号を指定して 1 曲だけ再生する
オール
ALL
ランダム
rnd
ソング
SONG
ピアノ曲を聞きながら【MASTER VOLUME
モードです。
ピアノ 20 曲を順番に、ストップするまで
連続再生するモードです。
ピアノ20 曲を順不同に、ストップするまで連続再生するモードです。
スタート/ ストップ
【START/STOP
を押すと再生がスタートします。
マスター ボリューム
で音量を調節します。
テンポの調節
ピアノ曲ごとに固有のテンポが 設定され ていますが
てテンポの変更ができます。
ポに戻ります。
テンポ / フ ァンクション
▼▲】を押 し
操作時、曲固有のテンポに対してのプラスマ イナスの値(-50〜50)で表示されます。(曲に よって 増 減 幅 は 異 なります 。)曲固有のテン ポのときは「―――」と表 示されます。
-2
デモ曲モード(P16)のとき、
録音モード(P28)のとき、曲の 再生中(P32) は・・・
ピアノ曲モードには入れません。
SONG ソングとは・・・
YPP-100 では、演奏データを総称し て「ソング(SONG)」と呼んでいま
す。デモ曲やピアノ曲も 演奏データ です。
曲番号
再生に合わせて、ご自身で鍵
盤を弾くこともでき ます。音色も変 えられます
手弾き音と再生音用に
リバーブ
【REVERB
に【EFFECT ることができ、【TOUCH
切り替えることもできます。
新しい曲を選ぶと(ま たは、連続再 生で新しい曲がスタ ートすると)テ
ンポは自動的にその曲の 固有のテン ポにリセットされます。
と(または、連続再生で新 しい曲が スタートすると)【HALL
す。
】(P22)を、手弾 き音 用
エフェクト
】(P22)の効果を付け
タッチ
】(P24)を
テンポのリセット(再設定)
リバーブ
【REVERB
】は 新し い曲を 選ぶ
ホール
1】になりま
メトロノームを鳴らす
ピアノ曲の再生と一緒にメトロノームを鳴らすこともできます。
メト ロ ノー ム
METRONOME
度押すと止まります。
3. 再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中に(ま たは連続再生中に)ストップする場合は、
・続いて他の曲を再生する場合は、操作 2 に戻ります。
スタート / ストップ
[START/STOP
] を押すとメトロノー ムが鳴り、もう一
ソング
SONG
スタート/ ス トップ
【START/STOP
を押します。
YPP-100 ピアノ 20 曲(プリセットソング)を聞く
17
4. ピアノ曲モードを抜ける
【PRESET SONG
プリセット ソング
プリセット ソング
を押します。
【PRESET SONG
のランプが消灯します。
ピ アノ曲の再生 データは、MIDI
送信されません。また、ピアノ曲モー
ミデ ィ
ド中は MIDI
受信を行ないません。
次に、ピアノ 20 曲の、右手または左手パートの再生を OFFオフにしてご自分で練 習する方法(片手練習)と、曲中のフレーズを指定して繰り返し練習する方法
(部分練習)を説明します。
ピアノ 20 曲の片手練習をする
オン / オフ
ピアノ 20 曲では、右手パートと左手パートが別々のトラックに入っています。それぞれの再生を ON/OFF し、再生を OFFオフにしたパートをご自分で練習することができます。右手パートが【TRACK トが【TRACK
トラック
2】に入っています。
8. 8. 8.
1
23
トラック
1】に、左手パー
ミデ ィ
操作
オフ
1. 練習するパートの再生を OFF
選曲したあと再生を OFFオフにしたい側のトラック【TRACK を押します。(選曲した時点では【TRACK
しています。)
押した方のボタンのランプが消灯します。
・ それぞれのボタンは、押すごとに再生の ON/OFF
2. 再生スタート / 演奏
ソング
SONG
スタート/ ストップ
【START/STOP
したパートをご自身で演奏してください。
を押して再生をスタートします。再生を OFFオフに
トラック
にする
1】【TRACK
オン / オフ
トラック
トラック
1】【TRACK
トラック
2】共ランプが点灯
が切り替わります。
2】
オール
ピアノ 20曲を ALL
で再生しているとき は、パートの再
オフ
生を OFF
生 ON/OFF
再生中でも、パートごとの再生 ON/
OFFオフを切り替えることができます。
の音量調節…
再生をOFFオフにしたパートは演奏タイ ミングのガイドのた めに、完全に音
を消すのではなく、少し だけ音を出 すようにしています。こ の音量を調
節して、完全に音を消す こともでき ます。ファンクション (P39)をご
参照ください。
にすることはできません。
再生中の、パートごとの再
オン / オフ
再生を OFFオフにしたパート
ランダム
とrnd
(P17)
オン /
18
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弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート)
鍵盤を弾くと同時 に再生をス タート(シンク ロス タート)することができます。
再生 ONオンのパートのボタンを押したまま SONG
スタート / ストップ
【START/STOP
を押すとシンクロスタート待
機状態になります。
ディスプ レイに シン クロ スタ ート のマー ク
「.」が現れ、点滅します。
(もう一度同じ操作をすると、シンクロスタートは
解除されます。)
このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。
ペダルでスタート / ストップする
ペダルでスタート / ストップすることができます。 ファンクション(P39)でペダルの機能をスタート / ストップ(パネルの
ソング
SONG
スタート/ ストップ
【START/STOP
と同じ機能)に切り替えます。
3. 再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中で ストップする場合は、SONG
ソング
【START/STOP
スタート/ ストップ
ソング
を押します。
曲番号
シンクロスタートの
マーク
シンクロ=同時 の、同時に起こ
再生 OFFオフのパートのボタン
を押したまま
ソング
SONG 押すと…
そのパートの再生が ONオンになり、シ ンク ロス タ ート 待機 状 態に なり ま
す。
パート再生のリセット(再設
定)…
新しい曲を選ぶと自動的 に両パート
とも再生 ON
スタート / ストップ
【START/S TOP
オン
にリセットされます。
】を
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19
ピアノ 20 曲の部分練習をする
曲中のフレーズを指定して繰り返し練習(部分練習)することができます。18 ページの「ピアノ 20 曲の片 手練習」も一緒にお使いいただけます。
操作
1.
フレーズの始まり(A 点)と終わり(B 点)の指定と練習スタート
選曲し、再生をスタートします。聞きながら、始まり
(A 点)にしたいところで
始まり(A点)が設定され、ディスプレイに と表示されます。
続いて、終わり(B 点)にしたいところで もう一度
ファンクション
【FUNCTION
終わり(B点)が設定され、ディスプレイに と表示されます。
同時に、A 点に 戻って繰り 返し再生 が自動的に ス タートします。練習してください。
1
ファンクション
【FUNCTION
を押します。
8. 8. 8.
を押します。
2
オール
ピアノ 20曲を ALL
で再生しているとき は、パートの再 生を OFFオフにすることはできません。
曲の先頭から繰り返しを始め
たいときは…
再生をスタートする前に
ファンクション
【FUNCTION
を設定します。
をとるためのタクト音が鳴ります。
】を押して始まり(A 点)
再生 の出だ しで タイミ ング
ランダム
とrnd
(P17)
20
2. 練習ストップ
A 点、B 点の設定を保ったまま一時練習をストップするときは SONG
スタート /ス トップ
【START/STOP
を押すと、再び A 点〜 B 点の繰り返し再生がスタートします。)
A 点、B 点の設定を解除するときはもう一度【FUNCTION
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を押します。(この場合、再度 SONG
ソング
【START/STOP
ファンクション
を押します。
スタート/ ス トップ
ソング
新しい曲を選ぶと…
A 点、B 点は自動的に解除されます。
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