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ELECTRONIC PIANO
1
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SONG SETTING
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TRACK
START/STOP
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TOP
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SYNCHRO START NEW SONG
SONG SELECT
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KEYBOARD
BALANCE
SONG
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MAX
VOLUME
IN
M
MASTER
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POWE
OFF
ON
LATION
ODU
M
取扱説明書
PITCH
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然
に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」して く ださいという 強制を示 します。
「警告」と「注意」について
■
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するため
に、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
警告
■
本体に表示されている注意マークについて
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
本体には、次の注意マークが付いています。
注意
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理 /交換できる
部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依
頼ください。」
2 P-250
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電源 / 電源コード
警告
電源は必ず交流 100Vを使用する。
エアコンの電源など交流 200Vのものがあります。誤っ
て接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをき
れいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード /プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード /プラグを使用すると、発熱や感電の原
因になります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理
に曲げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重
いものをのせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改
造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。
禁止
禁止
禁止
禁止
必ず実行
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かな
い。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで
使用しない。
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に
音が出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場
合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセ
ントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お
買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品
サービス拠点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず
電源プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることが
必ず実行
あります。
注意
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必ず実行
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長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ず
コンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
P-250
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禁止
設置
禁止
禁止
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の
原因になることがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの
近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端
に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用
しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりす
る原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品
の近くで使用しない。
楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生じる場合
があります。
必ず実行
禁止
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った
上で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必
ず機器のボリュームを最小にする。さらに、演奏を始める
場合も必ず両機器のボリュームを最小にし、演奏しながら
徐々にボリュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、
化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になります。
お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがを
したりする原因になります。
本体を壁につけない。
換気が十分でないと、本体内部に熱がこもり、故障や火
災の原因になることがあります。壁から 3cm 以上離し
てください。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケー
ブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりす
るおそれがあります。
指定のスタンドを使用する。また、付属のネジがある場
合は必ずそれを使用する。
本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりする
原因になります。
ご注意
ください
禁止
禁止
禁止
パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を入れ
ない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがありま
す。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プ
ラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店
または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検
をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品な
どを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 /変質する原因になります。
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。また、
ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えな
い。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりす
る原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
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禁止
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データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
カレントメモリーのデータ (33ページ ) は電源を切る
と消えてしまいます。保存しておきたいデータは保存用
メモリー (33ページ ) に保存してください。(44、
必ず実行
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。また、データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
音楽を楽しむエチケット
54ページ )
音のエチケット 音のエチケット
音のエチケット
これは日本電子
機械工業会「音
のエチケット」
キャンペーンの
マークです。
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間に
は小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがありま
す。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互
いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
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はじめに
このたびは YAMAHA Electronic Piano P-250 をお買い求めいただき、まことにありがとうございます。
P-250 はヤマハの豊かな音楽性と長年にわたる楽器づくりのテクニックによって誕生した電子ピアノです。美しいサウン
ドと多彩なエディット機能により、ライブパフォーマンスからレコーディングに至るまで、さまざまなシチュエーションに
あわせてご利用いただけます。
P-250 の優れた機能を使いこなしていただくために、この取扱説明書をご活用いただきますようご案内申し上げます。
また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備え、この取扱説明書を大切に保管いただきますようお願い申し上
げます。
本書の構成と使い方
本書は次に示すように、「基本編」、「エディット編」、「資料
編」から構成されています。まず基本編で P-250 の基礎
と構成を一通り理解したあとで、必要な機能を参照したり、
一歩進んだ使い方をマスターするためにエディット編や資
料編をご利用ください。
また、P-250 のすべての機能をいろいろな場所から検索
できるように参照ページをたくさん載せています。
基本編
接続をはじめとする演奏前の準備や P-250 の最も基本的
な操作方法を示したクイックガイドが用意されています。
また、P-250 の概念や構成をわかりやすく解説していま
す。
エディット編
P-250 をさらに便利に使いこなすための細かい設定を説
明しています。
資料編
ボイスやパフォーマンスの一覧表、MIDI のデータフォー
マットなどの参考資料や索引などが用意されています。
表記について
本書では次に示すアイコンや記号を使用しています。
【 】
パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、
ダイアル、スライダー、ジャック (端子 ) といった言葉は
省略します。たとえば、マスターボリュームのダイアル
は、文章中で【MASTER VOLUME】と表記します。
[ ]
パネル中央の画面中の表示を示します。
( ワンポイント説明) 機能の詳細や基本設定、補足事項を
説明しています。
( ご注意いただくこと) 操作するときにご注意いただく
内容、できない内容を説明しています。
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はじめに
付属品とオプションについて
付属品
電源コード
フットペダル FC3
譜面立て
取扱説明書 (本書 )
保証書、ご愛用者カード
CD-ROM (TOOLS for P-250)
TOOLS for P-250 インストールガイド
オプション
フットペダル Yamaha FC3
フットスイッチ Yamaha FC4/FC5
フットコントローラー Yamaha FC7
キーボードスタンド Yamaha LP-3/LG-100
ヘッドフォン Yamaha HPE-170/RH シリーズなど
※ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場
合があります。
この製品は、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する著作物やヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または
同梱しています。その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、MIDI データ、WAVE データ、音声記録データ
などのコンテンツを含みます。ヤマハ ( 株 ) の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコン
テンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されていません。
● 市販の音楽サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用するこ
とは禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
●Macintoshは、米国および他の国々で登録された Apple Computer, Inc. の商標です。
●Windowsは、米国 MicrosoftCorporation の米国およびその他の国における登録商標です。
●「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
●その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です
■
特長
●3段階のダイナミックサンプリング、ダンパーペダル使用時の音色変化、鍵盤を離したときの微妙な発音などによりアコー
スティックピアノに極限まで近づけたハイクオリティなピアノ音色を内蔵しています。
●88鍵のピアノライクなグレードハンマー鍵盤を装備しています。
● 最大同時発音数128、ピアノ音色をはじめとする AWM 音源による45種類のオリジナルボイス (P93)および XG対応
の480 種類のノーマル音色 (P97) と 12種類のドラムキット (P101) を内蔵しています。
● バックライト付 LCD とパネル操作によるシンプル&イージーオペレーティングを実現しています。
● 演奏に豊かさや広がりをつけるエフェクトや充実した MIDI 機能を用意しています。
● パネル上で簡単に音色を変化させることができるマスターイコライザー(P38) を装備しています。
● ライブ演奏時に威力を発揮するフットコントロール機能 (P39)、ピッチベンド / モジュレーションホイール(P38) を装
備しています。
● さまざまなパラメーターやセッティングを記憶しておき、瞬時に呼び出すことができるパフォーマンス機能 (P30) を採
用しています。
● 演奏情報を記録、再生できる 16 トラックシーケンサー機能 (P46)を搭載しています。
P-250
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基
本
編
目次
安全上のご注意 . . . . . . . . . ...............................2
はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...................6
本書の構成と使い方. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........6
表記について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............6
付属品とオプションについて. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........7
特長 .................................................................................7
基本編 .............................................13
エ
デ
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ッ
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編
資
料
編
各部の名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ................14
トップパネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............14
リアパネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............15
ご使用前の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...............16
付属品の取り付け. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............ 16
譜面立て . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............ 16
ペダル. . . . .....................................................................16
電源の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............16
電源ON! . . . . . . . . . . ............................................................... 16
外部機器との接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............. 17
外部オーディオ機器との接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........ 17
2 台のアンプ内蔵スピーカーを使う場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. 17
他の楽器との接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......... 17
ミキサーを使う場合. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .........17
外部MIDI機器との接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........18
P-250 で外部 MIDI 機器をコントロールする場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. 18
外部MIDI機器でP-250をコントロールする場合. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. 18
P-250 の演奏を外部 MIDI シーケンサー(QYシリーズなど)へレコーディングしたり、
外部MIDIシーケンサーを使って P-250 を音源として鳴らす場合. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
MIDI 【THRU】を使って、複数のMIDI機器をコントロールする場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
コンピューターとの接続. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... 19
1:コンピューターの USB ポートと P-250 の【USB 】とを直接接続する場合. . . . . . . . . . . . . . . . . 19
2:コンピューターのシリアルポートと P-250 の【TO HOST】とを直接接続する場合. . . . . . . . . . . 20
3:MIDIインターフェースを通じてコンピューターと P-250 の MIDI 端子とを接続する場合. . . . . . . 22
ペダルの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............23
ヘッドフォンの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........23
P-250 クイックガイド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............24
デモソング / プリセットソングを聞く. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......24
デモソングを聞く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......... 24
プリセットソングを聞く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ....... 24
音色選択による演奏 / 音色編集と保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......26
パフォーマンス選択による演奏/パフォーマンス編集と保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
音色選択による演奏 / 音色編集とパフォーマンスとしての保存 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
P-250 の特徴とそのしくみ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............. 28
ボイス . . . . . . .....................................................................28
パフォーマンス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............. 30
パフォーマンスパラメーター. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......30
8 P-250
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目次
パフォーマンスファイル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........32
ソング. . . . ........................................................................33
ソングファイル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..........33
P-250 のメモリー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............33
保存用メモリー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..........33
カレントメモリー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..........33
基本操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..................34
音色を選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............34
デュアルプレイで演奏する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..........35
別の音色グループどうしのデュアルプレイ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..35
同じ音色グループの中でのデュアルプレイ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..35
スプリットプレイで演奏する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .........36
エフェクトの構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............37
システムエフェクト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .........37
インサーションエフェクト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......37
エフェクトを使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............37
【REVERB】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............37
【CHORUS】.....................................................................37
【MASTER EQUALIZER】を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........38
【PITCH】/【MODULATION】を使う. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........38
【PITCH】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...............38
【MODULATION】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............38
ペダルを使う. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............39
サステイン効果をかける. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........39
ソステヌート効果をかける . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......39
ソフト効果をかける . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .........39
エクスプレッションをかける . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......39
パネルロックを使う. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............39
MIDI 送信を ON/OFFする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............40
MIDI パニックを送信する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........40
パフォーマンス操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............41
パフォーマンスを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........41
パフォーマンスファイル管理【PERFORM.FILE】..............................................42
パフォーマンスファイル管理の基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .....42
パフォーマンスを保存する[Performance]...............................................43
パフォーマンスの名前を変更する [Perf.Name]...........................................43
パフォーマンスファイルを保存用メモリーに保存する[SaveToMemory]........................44
パフォーマンスファイルを保存用メモリーから呼び出す[LoadFromMem.].......................44
パフォーマンスファイルを保存用メモリーから削除する[DeleteFile]. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45
パフォーマンスファイルの名前を変更する[RenameFile]. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ....45
ソング操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .................46
ソングの録音( 記録 ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............46
新しいソング(NewSong) に録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........47
録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............47
部分的に録音し直す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .........48
そのほかの録音方法とテクニック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......49
既存のソングに追加 / 上書き録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ....49
録音後に音色やテンポなどを変更する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ....49
【SONG BALANCE】で曲の再生音と手弾き音の音量バランスを調節する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
デュアルやスプリットを使って録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..50
ソングの再生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ................51
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目次
再生する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............... 51
ソングファイル管理【SONG FILE】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........... 53
ソングファイル管理の基本操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........ 53
ソングファイルを保存用メモリーに保存する[SaveToMemory].. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .54
ソングファイルを保存用メモリーから削除する[DeleteSong]................................54
曲名(ソングファイルの名前)を変更する[RenameSong]. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. 55
表示文字の種類を切り替える[CharacterCode]. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ....... 55
本
編
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資
料
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エディット編 . ........................................57
エディットについて. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............. 58
設定項目の一覧表. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............ 58
エディット操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............. 61
ソングの録音/再生に関する設定【SONG SETTING】.........................................62
音符のタイミングのずれを修正する[Quantize]............................................. 62
最初の発音からすぐにスタートさせるかどうかを決める[QuickPlay].......................... 62
各チャンネルの中身を聞いて確かめる [ChannelListen]...................................... 63
1 チャンネル単位でデータを消去する [ChannelClear]....................................... 63
範囲指定して繰り返し再生する[FromToRepeat]............................................. 63
フレーズマークを使って再生する[PhraseMark]............................................. 63
曲(ソング)単位で繰り返し再生する[SongRepeat]......................................... 64
クリックの拍子設定[TimeSignature]....................................................... 64
クリックの音量設定[ClickVolume]........................................................ 64
クリックの ON/OFFの設定[ClickOnOff]................................................... 64
音色に関する設定【VOICE EDIT】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............ 65
【VOICE EDIT】の基本操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... 65
オクターブの設定[Octave]............................................................... 65
音量の設定[Volume].................................................................... 65
左右の音の位置の設定[Pan].............................................................. 66
デュアルの場合の 2 音色間の音の高さの微調整[Detune]..................................... 66
リバーブタイプの設定[ReverbType]....................................................... 66
リバーブのかかり具合の設定[ReverbSend]................................................. 66
コーラスタイプの設定[ChorusType]....................................................... 66
コーラスのかかり具合の設定[ChorusSend]................................................. 67
コーラス ON/OFFの設定[ChorusOnOff].................................................... 67
インサーションエフェクトタイプの設定 [Ins.Type(Ins)]..................................... 67
ビブラフォンのビブラート効果のスピードの設定[VibeRotorSpeed(RotorSpeed)]................. 67
ビブラフォンのビブラート効果 ON/OFFの設定[VibeRotorOnOff(RotorOnOff)].................. 67
ロータリースピーカーの回転スピードの設定[RotarySpeed(Rot.Speed)]......................... 67
インサーションエフェクトのかかり具合の設定[Dry/WetBalance(Dry/Wet)]..................... 68
音の明るさを調節する[Brightness]........................................................ 68
レゾナンス効果を調節する[HarmonicContent(Harmonic)]..................................... 68
パート EQの低域周波数を調節する[EQLowFreq.(EQ L.Freq)]................................ 68
パート EQの高域周波数を調節する[EQHighFreq.(EQ H.Freq)]................................ 68
パート EQの低域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する[EQ LowGain]............................... 68
パート EQの高域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する[EQ HighGain]............................... 68
タッチに対する音量変化度合の設定[TouchSense]........................................... 68
ペダル 1 の機能設定[Pedal1]............................................................. 69
ペダル 2 の機能設定[Pedal2]............................................................. 69
ペダル 3 の機能設定[Pedal3]............................................................. 69
ペダル 4 の機能設定[Pedal4]............................................................. 69
10
P-250
Page 11
目次
モジュレーションホイールの機能設定[Modulation].......................................... 69
送信バンクセレクト MSBの設定[SendBankMSB(SendMSB)].................................. 70
送信バンクセレクト LSB の設定[SendBankLSB(SendLSB)]................................... 70
送信プログラムチェンジの設定[SendPG#]................................................. 70
内部音源の ON/OFFの設定[InternalTG].................................................... 70
マスターイコライザーに関する設定【MASTER EQ EDIT】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .....71
マスター EQ タイプの設定 ................................................................71
マスター EQ 低域ゲインの設定 [LowGain]................................................. 71
マスター EQ 中低域ゲインの設定 [LowMidGain]............................................ 71
マスター EQ 中域ゲインの設定 [MidGain]................................................. 71
マスター EQ 中高域ゲインの設定 [HighMidGain]........................................... 71
マスター EQ 高域ゲインの設定[HighGain]................................................. 71
マスター EQ 低域周波数の設定 [LowFreq.]................................................. 71
マスター EQ 中低域周波数の設定 [LowMidFreq.]............................................ 71
マスター EQ 中域周波数の設定 [MidFreq.]................................................. 71
マスター EQ 中高域周波数の設定 [HighMidFreq.]........................................... 71
マスター EQ 高域周波数の設定 [HighFreq.]................................................. 71
マスター EQ 低域 Q の設定[LowQ]........................................................ 72
マスター EQ 中低域 Q の設定[LowMidQ].................................................. 72
マスター EQ 中域 Q の設定[MidQ]........................................................ 72
マスター EQ 中高域 Q の設定[HighMidQ].................................................. 72
マスター EQ 高域 Q の設定[HighQ]....................................................... 72
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............73
MIDI について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...............73
MIDI 端子. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..............73
【TO HOST】. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............73
【USB】.........................................................................73
MIDI 送信チャンネルの設定[MidiOutChannel].............................................. 74
MIDI 受信チャンネルの設定[MidiInChannel]................................................ 74
ローカルコントロール ON/OFFの設定[LocalControl]........................................ 74
手弾き音か曲(ソング)再生音のどちらを MIDI送信するかの設定[MidiOutSelect].............. 74
MIDI 受信するデータの種類の設定[ReceiveParameter]....................................... 75
MIDI 送信するデータの種類の設定[TransmitParameter]...................................... 75
パネル初期設定データの送信[InitialSetup].................................................. 75
音色設定データのバルクダンプの実行[VoiceBulkDump]..................................... 75
その他の設定【OTHER SETTING】........................................................76
タッチ感度の選択[TouchResponse]........................................................ 76
音の高さの微調整[Tune]................................................................. 76
ピアノ音色の調律曲線の選択[PianoTuningCurve]............................................ 76
音律の選択[Scale]....................................................................... 77
スプリットポイントの設定[SplitPoint]..................................................... 77
キー (調)の設定[Transpose]............................................................. 77
ソフトペダルのかかり具合の設定[SoftPedalDepth].......................................... 77
弦共鳴音 ( ストリングレゾナンス ) のかかり具合の設定[StringResonanceDepth]................. 77
ダンパーペダル使用時の共鳴効果 ( サステインサンプリング ) のかかり具合の設定
[SustainSamplingDepth]................................................................... 78
キーオフ音の音量設定[KeyOffSamplingDepth].............................................. 78
ビブラフォンのペダル機能の選択[VibraphonePedalM ode].................................... 78
SONG【START/STOP】機能のペダルへの割り当て[ PedalStart/Stop]........................... 78
ペダルのタイプ選択[PedalType].......................................................... 78
ペダルが効き始めるポイントの設定[HalfPedalPoint]......................................... 78
ピッチベンド幅の設定[PitchBendRange]................................................... 79
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本
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編
資
料
編
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Page 12
基
本
編
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編
目次
【SONG BALANCE】の機能のアサインの設定[SongBalanceAssign]............................ 79
スピーカーの ON/OFFを切り替える設定[Speaker].......................................... 79
マスターイコライザーロックの設定[EqualizerLock]......................................... 79
電源 OFF時に保存する項目の設定[MemoryBackUp]......................................... 79
基本設定に戻す[FactorySet].............................................................. 79
資料編 .............................................81
メッセージ一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...............82
故障かな?と思ったら( トラブルシューティング ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .... 86
MIDI データの互換性について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............ 88
基本的な確認事項. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............ 88
シーケンスフォーマット. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... 88
音色配列フォーマット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... 88
基本設定一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ................90
パネル音色一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...............93
プリセットパフォーマンス一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... 95
XG 音色一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ................97
XG ドラムキット一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............101
XG エフェクトタイプ一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........103
資
料
編
XG エフェクトパラメーター一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .........104
XG エフェクトデータアサインテーブル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......111
MIDI データフォーマット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............113
仕様 ..............................................................................125
目的別索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...............126
聞く/ 弾く . . . . . . . ................................................................126
コントローラーを活用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........126
音を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .............126
ピッチ (音の高さ )を変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ......................................126
音量( ボリューム )、レベルに関する設定をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..127
曲を録音/再生 / 保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........127
パフォーマンスを操作/変更 / 保存する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ....127
他の機器と接続して使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......127
こんなときは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ............127
索引 ..............................................................................128
ユーザーサポートサービスのご案内. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ........133
保証とアフターサービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ...........133
12
P-250
Page 13
基
本
基本編
接続をはじめとする演奏前の準備やP-250 の最も基本的な操作方法を示したクイックガイドが用意されています。
また、P-250 の概念や構成をわかりやすく解説しています。
各部の名称 . .................................................14
ご使用前の準備. . . . . ..........................................16
外部機器との接続 . . . ..........................................17
P-250 クイックガイド. . . . . . ...................................24
P-250 の特徴とそのしくみ . . ...................................28
基本操作 . . . .................................................34
パフォーマンス操作 . ..........................................41
パフォーマンスファイル管理【PERFORM.FILE】.....................42
編
ソング操作 . .................................................46
ソングの再生. . . . . . . ..........................................51
ソングファイル管理【SONG FILE】. . . ............................53
P-250
13
Page 14
各部の名称
トップパネル
■
基
本
編
1
PITCH
3
POWER
ON OFF
2
MODULATION
4
MIN
MASTER VOLUME
R L/MONO
OUTPUT
R L/MONO
INPUT
USB
TO HOST
USB Mac
HOST SELECT MIDI
MIDI THRU OUT PC-2
7 E F
0 B C
5
KEYBOARD SONG
MAX
6
TOP SONG SELECT
SYNCHRO START NEW SONG
9 A D
8
REC START/STOP
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK2
TRACK1
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
TEMPO SO NG SONG BALANCE
PANEL LOCK
A
C
V
1
【PITCH】.............................................. P38
2
【MODULATION】............................... P38
3
【POWER】............................................ P16
4
【MASTER VOLUME】......................P16
5
【SONG BALANCE】......................... P49
SONG SELECT【 】【】 ..P47、51
6
【TRACK1】【TRACK2】/
7
【EX.TRACKS】
【TOP】/
8
SONG【START/STOP】.......
【REC】
9
【SONG FILE】
0
【SONG SETTING】
A
【MIDI OUT】
B
【PANEL LOCK】
C
TEMPO【DOWN】【UP】
D
LCD 操作ボタン A【−】【+】/
E
....................................................P47
B【− (NO)】【+ (YES)】/
C【−】【+】/ D【−】【+】
.........................P47 〜 50
P47、51
...................................... P53
............................P62
.........................................P40
................................. P39
.................. P51
................ P16
F
LCD
........................................................P16
G
【CONTRAST】
【EXIT】
H
VOICE/PERFORMANCE ボタン
I
【VOICE EDIT】
J
【SPLIT】
K
【REVERB】..........................................
L
【CHORUS】
M
【PERFORMANCE】
N
【MIDI SETTING】
O
VARIATION【▼】【▲】
P
MASTER EQ EDIT【▼】【▲】
Q
【PERFORM. FILE】
R
【OTHER SETTING】
S
【MASTER EQUALIZER】
T
ロゴマーク
U
【PHONES】..........................................P17
V
...................................................P16
..................................... P16
....................................P65
.................................................P36
..........................................P37
............................P41
................................P74
.....................P34
....... P71
.................P41 〜42
..........................P76
.................P38
.............................................P89
...P34
P37
14
P-250
Page 15
各部の名称
4
UT IN AUX
MIDI ASSIGNABLE FOOT PEDAL
3
SOFT
E I T F
B
YES NO
D
1
SOSUTENUTO2SUSTAIN
G
G.PIANO 1
G.PIANO 2
E.PIANO1
1
2
3
ORGAN 1
ORGAN 2
EXIT
STRINGS
9 BA
10
11
H
E.PIANO2
4
SYNTH.PAD
CHOIR
12
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
6
5
GUITAR
14
13
AC INLET
JK LMN O
VOICE EDIT VIBES
8
7
VARIATION
BASS
XG
16
15
P Q R S
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
MIDI SETTING
OTHER SETTING
基
本
編
LOW
LO-MID MID
MASTER EQUALIZER VOICE/PERFORMANCE
HIGH HI-MID
U
P-250
ELECTRONIC PIANO
■
W
【AC INLET】........................................ P16
X
ASSIGNABLE FOOT PEDAL
【1(SUSTAIN)】
【2(SOSTENUTO)】
【3(SOFT)】【4(AUX)】..................... P23
リアパネル
AC INLET
W
1
2
SUSTAIN
SOSUTENUTO3SOFT
X Y
Y
MIDI【IN】【OUT】
【THRU】.......................... P18 〜 20、22
Z
【HOST SELECT】........P18〜 20、22
[
【TO HOST】.........................................P20
\
【USB】...................................................P19
]
OUTPUT【R】【L/MONO】..............P17
_
INPUT【R】【L/MONO】...................P17
IN THRU OUT
MIDI ASSIGNABLE FOOT PEDAL
4
AUX
HOST SELECT
TO HOST
MIDI PC-2 USB Mac
Z [ \
USB
OUTPUT
R L/MONO
INPUT
R L/MONO
] _
P-250
15
Page 16
ご使用前の準備
付属品の取り付け
■
3
電源プラグをコンセントに差し込みます。
基
本
編
譜面立て
図のように P-250 リアパネルの穴に差し込んでセットし
ます。
ペダル
付属のペダル FC3 は、目的に応じてリアパネルの【1
(SUSTAIN)】、【2(SOSTENUTO)】、【3(SOFT)】に差
し込んで使用します。通常は【1(SUSTAIN)】に接続して
サステインペダルとして使用します。(P23 参照)
電源の準備
■
1
【POWER】が OFF になっていることを確認します。
2
付属の電源コードを【AC INLET】に差し込みます。
AC INLET
■
電源 ON!
【POWER】を押して電源を ON にします。
1
POWER
ON OFF
【CONTRAST】を回して、画面の明るさ(コントラ
2
スト)を調整します。
鍵盤を弾いたりデモ演奏を鳴らしながら、
3
【MASTERVOLUME】で音量を調節します。
LCD とLCD 操作ボタン
画面に表示される内容は、LCD 操作ボタン A、B、C、D
で選択、設定します。操作の結果を LCD で確認しながら
進めてください。【EXIT】を押すと、電源を入れたときの
画面に戻ります。
【MASTERVOLUME】 LCD操作ボタン
TRACK1
TOP SONG SELECT
SYNCHRO START NEW SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
KEYBOARD SONG
LCD操作ボタン
TRACK2
EX.TRACKS SONG FILE
REC START/STOP
MIDI OUT
PANEL LOCK
DOWN SONG SETTING UP
LCD
A
C
B
YES NO
D
【CONTRAST】
G.PIANO 2
G.PIANO 1
2
1
ORGAN 2
ORGAN 1
EXIT
10
9 BA
【EXIT】
16
P-250
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
6
5
GUITAR
SYNTH.PAD
14
13
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
XG
BASS
16
15
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
OTHER SETTING
PERFORM. FILE
Page 17
外部機器との接続
12345678910111213141516LR
ミキサー
スピーカー
アンプ
L
OUTPUT L
【
R
】
OUTPUT
【L/MONO】
R
R
ヘッドフォ ン
【PHONES 】
P-250
外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った状態で行なってください。また、電源を入れたり切ったりす
る前に、必ず機器のボリュームを最小 (0)にしてください。感電または機器の損傷のおそれがあります。
■
外部オーディオ機器との接続
P-250 にはスピーカーが内蔵されていますが、外部ステレオシステムやアンプ、スピーカーなどと接続して音を出すことも
できます。ヘッドフォンをお使いになって直接音を聞くこともできます。(P23)
ここでは、一般的な接続の方法をいくつかご紹 介します。次のイラストを参照して外部のオーディオシステムと接続しま
しょう。
2 台のアンプ内蔵スピーカーを使う場合
アンプ内蔵スピーカーを 2台使用すると、各ボイスのパン
やエフェクトなどの設定が再現され、拡がりのある豊かな
サウンドが得られます。この場合リアパネルの OUTPUT
【L/MONO】と OUTPUT【R】を使用します。
アンプ内蔵スピーカー
(左側)
OUTPUT 【L /MONO 】
アンプ内蔵スピーカー
(右側)
INPUT INPUT
OUTPUT【R】
P-250
ヘッドフォ ン
【PHONES 】
ミキサーを使う場合
レコーディングやライブパフォーマンスでは、ミキサーを
接続して使用することが一般的です。大規模なサウンドシ
ステムを通じて P-250 での演奏を再現できます。
基
本
編
アンプ内蔵スピーカーを 1台だけ使う場合は、リア
パネルのOUTPUT【L/MONO】だけを使用します。
他の楽器との接続
他の楽器や外部機器からの音を P-250 本体のスピーカー
から出せます。この場合リアパネルの INPUT【L/MONO】
とINPUT【R】を使用します。
INPUT 【L/MONO 】
【R 】
【R】
OUTPUT【L】
外部シンセサイザーや音源など
P-250
MUSIC
SYNTHESIZER
PRODUCTION
Sequencer
Sampling
Integrated
Real-timeExternalControl
Surface
Modular
SynthesisPlug-in
System
OUTPUT【L/MONO】や OUTPUT【R】などか
らのサウンドは、ヘッドフォンの抜き差しに関係
なく出力されます。なお、ヘッドフォンを使うと、
OUTPUT【L/MONO】や OUTPUT【R】の出力
と同じ信号をモニターできます。
P-250
17
Page 18
外部機器との接続
MIDI OUT端子
MIDI【 OUT】
外部MIDI
シーケンサーなど
P-250
MIDI【 IN】
MIDI IN端子
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
MIDI IN端子
MIDI【 THRU】
MIDI OUT端子
MIDI【 IN】
外部MIDI
シーケンサーなど
外部MIDI
シンセサイザーなど
外部MIDIシンセサイザーなど
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
MIDI【 OUT】
MIDI IN端子
P-250
MUSIC
PRODUCTION
SYNTHESIZER
Integrated
Sampling
Sequencer
Real-timeExternalControl
Surface
Modular
SynthesisPlug-in
System
外部 MIDI 機器との接続
■
P-250 の演奏を外部 MIDI シーケンサー
基
本
編
市販の MIDI ケーブルを使って、P-250 の MIDI【IN/
OUT/THRU】と外部MIDI機器のMIDI 端子を接続しま
す。P-250 から外部 MIDI 機器をコントロールしたり、
外部 MIDI キーボードやシーケンサーで P-250 の音源
(QY シリーズなど)へレコーディングし
たり、外部 MIDI シーケンサーを使ってP250 を音源として鳴らす場合
を鳴らしたりできます。ここでは、用途別にいくつかの
例をご紹介します。
以下のMIDI接続を行なう場合は、HOSTSELECTス
イッチをMIDI に設定しておきます。HOSTSELECT
スイッチが MIDI に設定されていないと、P-250 の
演奏情報は MIDI[OUT]から出力されません。
P-250 で外部MIDI 機器をコントロール
する場合
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
MIDI信号のスタート(FAh)/コンティニュー(FBh)/
ストップ(FCh)は送受信しません。ご注意ください。
MIDI 【THRU】を使って、複数のMIDI
MIDI【 OUT】
機器をコントロールする場合
P-250
MUSIC
SYNTHESIZER
PRODUCTION
Sequencer
Sampling
Integrated
Real-timeExternalControl
Surface
Modular
SynthesisPlug-in
System
MIDI 【IN 】
外部MIDIキーボード
やシンセサイザーなど
外部 MIDI 機器で P-250 をコントロー
ルする場合
HOST SELECT
MIDI【 IN】
MIDI【 OUT】
18
P-250
外部MIDIキーボード
やシンセサイザーなど
MIDI PC-2 USB Mac
P-250
MUSIC
SYNTHESIZER
PRODUCTION
Sequencer
Sampling
Integrated
Real-timeExternalControl
Surface
Modular
SynthesisPlug-in
System
この例では、MIDI 【OUT】からは P-250 による演奏情
報が送信されます。
また、外部 MIDI シーケンサーからの MIDI データはその
まま MIDI 【THRU】から出力されます。
MIDI ケーブルはMIDI 規格のもの (長さ15m 以
内)をお使いください。また、MIDI【THRU】を
使って複数のMIDI機器を接続する場合、3台程度
にとどめましょう( それ以上の台数を接続する場
合、MIDIスルーボックスなどを使ってください)。
あまり長いケーブルや スルー接続を行なうと誤
動作やエラーの原因となります。
MIDI信号のスタート(FAh)/コンティニュー(FBh)/
ストップ(FCh)は送受信しません。ご注意ください。
Page 19
コンピューターとの接続
【USB】
USBケーブル
コンピューター
P-250
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
■
外部機器との接続
1:コンピューターのUSBポートとP-250
P-250 とコンピューターを接続することにより、コン
ピューター側から P-250 をコントロールしたり (音源
を鳴らしたり)、P-250からコンピューターへMIDIデー
タを送信したりできます。たとえば P-250 のボイスを
エディットしたり P-250のボイスデータをコンピュー
ターに保存したりできます。
大きく分けると、次の 3 種類の接続方法があります。
1: コンピューターの USB ポートとP-250 の【USB】
とを直接接続する
2: コンピューターのシリアルポートとP-250 の【TO
HOST】とを直接接続する
3: MIDI インターフェースを通じてコンピューターと
P-250の MIDI端子とを接続する
接続後、お使いの環境に応じてローカルオン / オ
フ(P22、74) の設定を確認してください。
コンピューターで MIDI を扱う場合、お使いのコ
ンピューターや目的にあった MIDI アプリケー
ションソフトウェアが必要となります (別冊イン
ストールガイド参照 )。
パーソナルコンピューターと接続する場合は、最初
に、P-250 とコンピューターの電源を切った状態
で、ケーブル接続、HOST SELECT スイッチの設
定を行ない、その後コンピューター→ P-250 の順
番で、電源を入れてください。
P-250 とパーソナルコンピューターをつないで使用
しない場合は、必ず【TO HOST】と【USB】から
ケーブルを抜いてください。ケーブルを接続したまま
だと、P-250 が正常に動作しないことがあります。
【HOST SELECT】の設定によって、使える端子
が異なります。
【HOST SELECT】
の設定
MIDI
PC-2,Mac 【TO HOST】
USB 【USB】
MIDI 端子(【IN】【OUT】【THRU】共)
使える端子
どの方法で接続される場合も、ご使用になるコンピュー
ターの環境によって、つぎのように接続方法が異なります。
の【USB 】とを直接接続する場合
USB ドライバーについて
コンピューターのUSB 端子とP-250 の【USB】
を接続してデータのやりとりをするためには、指
定の USB ドライバー(YAMAHA USB MIDI
Driver)をコンピューターにインストールする必
要があります。
YAMAHA USB MIDI Driver は同梱の TOOLS
for P-250 からインストールできます。
YAMAHA USB MIDI Driver は、下記の OS に
対応しています。
Windows98, Windows98SE, Windows Me,
Windows 2000, Windows XP
Mac OS8.6 〜 9.2.1
コンピューターで MIDI を扱う場合、お使いのコ
ンピューターや目的にあった MIDI アプリケー
ションソフトが必要になります。
P-250とコンピューターを USBケーブルで接続す
る場合は、必ず USB ケーブルを接続してから P-
250 の電源を入れてください。
また、USB MIDI を扱うアプリケーションソフトが
立ち上がった状態で、P-250 の電源を入れたり
切ったりしないでください。
P-250 は USB 接続後しばらくしてから通信を
開始します。
P-250とコンピューターをUSB ケーブルで接続す
る場合は、ハブを経由せずに直接接続してください。
コンピューターの状態によっては、P-250 の状態
が不安定になることがあります。コンピューターが
不安定になるような使い方をしないでください。
基
本
編
【HOST SELECT】の設定
接続するパーソナルコンピューターの種類によって、P250 の【HOST SELECT】を切り替えます。
・ Macintosh
【Mac】(ボーレート =31,250bps、1MHz のクロック
を使用)
・ Windows
【PC-2】(ボーレート =38,400bps)
使用するソフトウェアの種類によって、上記の設定
では動作しないものがあります。お使いになるソフ
トウェアの取扱説明書をご覧いただき、適合する
ボーレートの位置に【HOST SELECT】を設定し
てください。
以下の状態でP-250 の電源オン/オフまたは USB
ケーブルの抜き差しをすると、コンピューターのシ
ステムに異常が発生し停止したり(ハングアップ)、
P-250 の機能が停止したりする恐れがあります。
- ドライバーインストール中
-OS起動中または終了途中
- サスペンド(スリープ)中
- MIDI アプリケーションが起動している状態
以下の行為をすると、同様にコンピューターがハン
グアップしたり P-250 の機能が停止したりする恐
れがあります。
- 頻繁な電源のオン / オフやケーブルの抜き差し
- MIDI データ転送中の省電力(スリープ)モードへ
の移行、スリープモードからの復帰
- P-250 が電源オンの状態でのケーブルの抜き差し
- 大量にデータが流れている状態での P-250 の電
源オン / オフ、コンピューターの起動、またはド
ライバーのインストール
P-250
19
Page 20
外部機器との接続
・ 外付けの MIDI インターフェースを使用する場合
2:コンピューターのシリアルポートとP-250
基
本
編
の【TO HOST】とを直接接続する場合
・ MIDI インターフェース内蔵のコンピューターを使用する場合
CCJ-TGCCJ-PC2(別売)
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
(Macintosh) (Windows)
(別売)
モデムポート
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
RS-232C
(D-SUB9ピン)
【TOHOST】
MIDI
OUT
MIDI【IN】
MIDI
IN
MIDI
インター
フェース
IN THRU OUT
MIDI
MIDI【OUT】
MIDI
OUT
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
MIDI
IN
MIDI
インター
フェース
Windows Macintosh
Windows をご使用のお客様へ(MIDI ドライ
バーについて)
コンピューターのシリアルポートとP-250の【TO
HOST】を接続して、データのやり取りをするため
には、指定の MIDI ドラ イバー(YAMAHA CBX
Driver[Windows 対応])をコンピューターにイン
ストールする必要があります。
YAMAHA CBX Driver は、インターネットのヤ
マハホームページ / XGライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/xg/
からダウンロードするか、同梱のTOOLS for P-250
からインストールできます。
Windows Macintosh
20
P-250
Page 21
外部機器との接続
接続するシリアルケーブルの種類と内部配線図
接続するコンピューターの種類に合わせて、下記のシリア
ルケーブルを使用してください。
Windows 用(シリアル端子が D-SUB9 ピンの場合)
8 ピンミニDIN → D-SUB 9 ピンケーブル
(YAMAHA CCJ-PC2 または同等品)
ミニDIN
8-ピン
1
2
3
4
8
5
Macintosh 用
システムペリフェラル → 8 ケーブル
(YAMAHA CCJ-TG または同等品)
ミニDIN
8-ピン
1
2
3
4
5
6
7
8
8 (CTS)
7 (RTS)
2 (RxD)
5 (GND)
3 (TxD)
2 (HSK i)
1 (HSK O)
5 (RxD-)
4 (GND)
3 (TxD-)
8 (RxD+)
7 (GP-)
6 (TxD+)
D-SUB
9ピン
ミニDIN
8-ピン
基
本
編
プラグのピン番号
各プラグのピン番号は下記のとおりです。
オモテから見たピン番号
ミニ DIN
8-ピン
D-SUB
9-ピン
P-250
21
Page 22
外部機器との接続
エコーバ ッ ク=オン
ローカルオフ
コンピューター
(アプリケーション )
音源部 鍵盤
【MIDISETTING】[LocalControl]=off
IN OUT
USB
OUT
IN
P-250
エコーバ ッ ク=オフ
ローカルオン
コンピューター
(アプリケーション )
音源部 鍵盤
【MIDISETTING】[LocalControl]=on
OUT
IN
USB
P-250
基
本
編
3:MIDIインターフェースを通じてコン
ピューターと P-250 の MIDI 端子とを接
続する場合
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
接続ケーブル
MIDI【IN】 MIDI【OUT】
MIDI
OUT
MIDI
MIDIインターフェース
IN
内蔵コンピューター
P-250
MIDI インターフェース内蔵のコンピューターを使用する場合
HOST SELECT
MIDI PC-2 USB Mac
MIDIインターフェース
MIDIOUT
MIDIIN
MIDI【IN】 MIDI【OUT】
コンピューター
コンピューターと接続しているときのローカルオ
ン/オフの設定(LocalControl)
P-250をコンピューターと接続して使用する場合、通常は、鍵
盤で演奏したデータをコンピューターに送信し、その情報をコ
ンピューターから返してもらって音源部を鳴らします。このと
きに Local Sw の設定が on になっていると直接音源部にも情
報を送信してしまうので、音が重なって発音してしまいます。
コンピューター上のアプリケーションの設定にもよりますが、
一般的には以下のように設定します。
アプリケーションの設定でエコーバック=オンのとき
バルクダンプなど、システムエクスクルーシブ
(P75、122) データの送受信の際は、次の " エ
コーバック = オフ" の設定でご使用ください。
アプリケーションの設定でエコーバック=オフのとき
シリアルポート
モデムまたはプリンター端子)
(
P-250
またはUSB端子
外付けの MIDIインターフェースを使用する場合
MIDI インターフェースは、お使いのコンピュー
ターの端子に合わせたものをご準備ください。
USB 端子が準備されたコンピューターをご使用
の場合は、USB ケーブルを使って本体の USB端
子と接続することをおすすめします。
エコーバックがオフのとき、Local の on、off に
かかわらず、コンピューター上で再生された
MIDI メッセージは、音源部に伝達されます。
* エコーバックとは、MIDI IN から受信した MIDI データ
を、MIDI OUT にスルーアウトする機能です。コン
ピューター用のアプリケーションでは、MIDI スルーと
も言います。
エコーバックについて詳しくは、それぞれのアプ
リケーションに付属の取扱説明書をご参照くだ
さい。
22
P-250
Page 23
外部機器との接続
ペダルの接続
■
リアパネルのASSIGNABLE FOOT PEDAL【1(SUSTAIN)】
【2(SOSTENUTO)】【3(SOFT)】【4(AUX)】に、付属のフット
ペダルFC3以外のフットペダル(FC3)、フットスイッチ(FC4、
FC5)、フットコントローラー (FC7) を接続して、さまざまな
パラメーターをコントロールできます。(P69)
ペダルの基本的な使い方については P39 を、機
能設定の方法については P69 をご参照くださ
い。
1
SUSTAIN2SOSUTENUTO3SOFT
4
AUX
リアパネル
IN T OUT
MIDI ASSIGNABLE FOOT PEDAL
ヘッドフォンの接続
■
本体の手前にある【PHONES】にヘッドフォンを接続で
きます。
基
本
編
フットペダル
FC3
フットスイッチ
FC4またはFC5
別売ペダル
・YAMAHA フットペダル FC35,000 円(税
別価格)
・YAMAHA フットコントローラーFC7 6,000
円(税別価格 )
・YAMAHA フットスイッチFC4 3,000 円(税
別価格 )
・YAMAHA フットスイッチFC5 1,500 円(税
別価格 )
フットコントローラー
FC7
P-250
23
Page 24
基
P-250 クイックガイド
デモソング / プリセットソングを聞く
■
P-250には、音色グループごとに1曲ずつ、特徴がよくわかる音色紹介用のデモソング/プリセットソングが入っています。
音色毎のデモソング / プリセットソングを聞いてみましょう。
本
編
デモソングを聞く
デモソングモードに入る
1
【MIDI SETTING】と【OTHER SETTING】を同時
に押します。
VOICE/PERFORMANCE ボタンのランプが順次点滅し
ます。
2
選曲する / 再生をスタートさせる
聞きたいデモソングの VOICE/PERFORMANCE ボ
タンを押します。
押した VOICE/PERFORMANCE ボタンのランプが点灯
し、デモソングの再生がスタートします。
その後再生をストップするまで、VOICE/
PERFORMANCE ボタンの左上から順にデモソングが連
続して再生されます。
音量調節
デモソングの音量は、【MASTER VOLUME】で
調節します。
【SONG BALANCE】(P49)で曲の再生音と手弾き音の
音量バランスを調整することもできます。
3
再生をストップする
再生中の VOICE/PERFORMANCE ボタンまたは
SONG【START/STOP】を押します。
4
デモソングモードを抜ける
【EXIT】を押します。
プリセットソングを聞く
選曲する
SONG SELECT【 】【 】を押して聞く曲を選
びます。曲番号は[P-***]で表示されます。
・ SONG SELECT【】 【】 を押したあと、C
【−】【+】で曲を選ぶこともできます。
・[P-000:NewSong]は、自分の演奏を録音す
るため に用意されてい る空のソング です。
(P47)
・【 SONGSETTING】の[SongRepeat]で、全
曲連続再生や、1 曲だけの繰り返し再生を選べ
ます。(P64)
【MIDI SETTING】と【OTHER SETTING】を同時に
してから A【−】【+】を押して[PianoDemo]を表示さ
せると、ピアノデモを聞けます。ピアノデモでは、各サン
プリング技術が有効 / 無効の場合を聞き比べられます。各
デモ曲は、下記のように VOICE/PERFORMANCEボタン
に割り当てられています。
GRANDPIANO1......ステレオサンプリング
GRANDPIANO2......モノサンプリング
E.PIANO1................. メゾピアノサンプル
E.PIANO2................. メゾフォルテサンプル
E.PIANO3................. フォルテサンプル
CLAVI......................... サステインサンプルアリ
HARPSICHORD...... サステインサンプルナシ
VIBRAPHON............キーオフサンプルアリ
ORGAN1................... キーオフサンプルナシ
ORGAN2................... ストリングレゾナンスアリ
STRINGS ストリングレゾナンスナシ
押
24
P-250
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
TEMPO SONG SONG BALANCE
PANEL LOCK
A
C
POWER
ON OFF
MIN
MASTER VOLUME
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TO P SONG SELECT
KEYBOARD SONG
MAX
REC START/STOP
SYNCHRO STAR T NEW SONG
Page 25
P-250 クイックガイド
再生をスタートさせる
SONG【START/STOP】を押して、再生をスタート
させます。
小節数
フリーテンポで録音されたソングデータでは、曲の小
節数と画面表示の小節数が合わない場合があります。
プリセットソングの中には、フリーテンポで録音さ
れたソングデータが含まれています。
テンポを調節する
プリセットソングごとに固有のテンポが設定されていま
すが、TEMPO【DOWN】【UP】を押してテンポを変更
できます。【DOWN】【UP】を同時に押すと曲固有のテ
ンポに戻ります。
SONG SELECT【 】【 】を押すと、選曲画面に
戻ります。
テンポの画面でD【−】【+】を押してもテンポを
変更できます。
再生をストップする
再生が終了すると、自動的にストップし、曲の先頭に
戻ります。途中でストップする場合は【TOP】を押し
ます。SONG【START/STOP】を押すと、押した
位置でストップします。
早送り / 巻き戻しなどの操作
選曲画面で以下の操作ができます。
・B【− (NO)】【+ (YES)】で小節を進めたり( 早送り )
戻したり( 巻き戻し ) できます。曲の再生中でもストッ
プ中でもできます。
・ 曲の再生中に、SONG SELECT【 】か C【−】を
押すと、曲の先頭に戻り、再生がスタートします。
・ 曲の再生中に、SONG SELECT【 】か C【+】を
押すと、次の曲の再生がスタートします。
・ 曲の一時停止中に、SONG SELECT【 】か C【−】
を押すと、曲の先頭に戻ります。
基本画面に戻る
【EXIT】を押します。
基
本
編
新しい曲を選ぶと、テンポは自動的にその曲の
固有のテンポにリセットされます。
1 2, 3
LOW
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
CHOIR
12
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
5
GUITAR
SYNTH.PAD
13
G.PIANO 1
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
V OICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONT RAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
BASS
XG
16
15
14
MIDI SETTIN G
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SET TING
LO-MID MID
MASTER EQUALIZER VOICE/PERFORMANCE
HIGH HI-MID
P-250
ELECTRONIC PIANO
P-250
25
Page 26
P-250 クイックガイド
音色選択による演奏 / 音色編集と保存
■
P-250 には高品位なピアノ音色やオルガン音色などが数多く用意されています。好きな音色を選んで演奏してみましょう。
また、パラメーターを変えてみたり、変えた結果を保存してみましょう。
基
本
編
1
パフォーマンスが OFFであることを確認する
パフォーマンスがONのときはパフォーマンスをOFF
にする
【PERFORMANCE】を押すと、ランプが消えます。
2
音色を選ぶ
【GRAND PIANO1】〜【XG】のVOICE/PERFORMANCE
ボタンを押して、好きな音色を選びます。VARIATION【▼】
【▲】か A【−】【+】を押すたびに、同じグループの中の
音色を切り替えることもできます。
3
演奏する
鍵盤を弾いて演奏します。
4
音色を変更する
他の VOICE/PERFORMANCE ボタンを押すと、別
のグループの音色に切り替えられます。
( デュアルモード、スプリットモードで演奏すること
もできます。方法は P35、36をご参照ください。)
5
リバーブエフェクトをかける
【REVERB】を押すごとに ON/OFF が切り替わりま
す。
ランプが点灯していないときはリバーブ OFF の状態です。
(P37 参照 )
6
コーラスエフェクトをかける
【CHORUS】を押すごとに ON/OFF が切り替わりま
す。
ランプが点灯していないときはコーラスOFF の状態です。
(P37 参照 )
7
マスターイコライザーを使う
パネルの LOW、LO-MID、MID、HI-MID、HIGHの
スライダーを動かすことにより、演奏音の音質を調整
できます。(P38参照 )
8
ピッチベンド / モジュレーションホイールを使う
各ホイールを上下に回すことにより、それぞれピッチ
ベンドやモジュレーションなどの演奏効果をつけら
れます。(P38 参照 )
9
ペダルを使う
リアパネルの【1 (SUSTAIN)】などに接続したフッ
トペダル FC3 をサステインなどの演奏効果用のペダ
ルとして利用できます。(P39参照 )
10
エディット機能を使う
【VOICE EDIT】を押して、A【−】【+】でエディッ
トする項目を選び、C【−】【+】、D【−】【+】で音
色をエディットできます。
11
エディット結果を保存する
エディットした結果を、B【+(YES)】を押して保存
できます。
26
P-250
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
TEMPO SONG SONG BALANCE
PANEL LOCK
USB
MIDI THRU PC-2
TO HOST
USB Mac
HOST SELECT
A
C
R L/MONO
OUT PUT
R L/MONO
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
INPUT
POWER
ON OFF
8
PITCH
MODULATION
MIN
MASTER VOLUME
MAX
KEYBOARD SONG
Page 27
P-250 クイックガイド
パフォーマンス選択による演奏 / パフォーマンス編集と保存
■
音源や MIDI などに関するさまざまな情報をひとまとめに記録したものをパフォーマンスといいます。P-250 では 32種類
のパフォーマンスがあらかじめ用意してあります。その中から好きなものを選んで演奏してみましょう。また、パラメーター
を変えてみたり、変えた結果を新しいパフォーマンスとして保存してみましょう。
プリセットパフォーマンスをロードする
【PERFORM.FILE】を押し、A【−】【+】で
[LoadFromMem.]を選び、C【−】【+】で
[000:PresetPerformance]を選び、B【+
(YES)】を押します。LCDに[Sure?-->]が表示さ
れたら、もう一度 B【+(YES)】を押します。
パフォーマンスを変更する
他の VOICE/PERFORMANCE ボタンを押すと、別の
パフォーマンスに切り替えられます。選択していないバ
ンクのパフォーマンスに切り替えるときは、
VARIATION【▼】【▲】を押して【PERFORMANCE】
のランプを点滅させてから、VOICE/PERFORMANCE
ボタンを押します。
パフォーマンスが ONであることを確認する
パフォーマンスがOFFのときはパフォーマンスをON
にする
【PERFORMANCE】を押すと、ランプが点滅します。
パフォーマンスを選ぶ
【EXIT】を押したあと、VARIATION【▼】【▲】でバ
ンク A と B(P30)を切り替え、それぞれのバンク
に16あるパフォーマンスのなかから VOICE/
PERFORMANCEボタン ([1]〜[16]の一つ ) を
押して、好きなパフォーマンスを選びます。
エディット機能を使う
【VOICE EDIT】を押して、A【−】【+】でエディッ
トする項目を選び、C【−】【+】、D【−】【+】で音
色をエディットできます。
パフォーマンスを保存する
現在の楽器の状態をパフォーマンス(P30)として保
存できます。
【PERFORM.FILE】を押し、A【−】【+】で
[Performance]を選び、C【−】【+】かVARIATION
【▼】【▲】でパフォーマンスを保存する場所を決め、
演奏する
B【+ (YES)】を押します。
鍵盤を弾いて演奏します。
音色選択による演奏 / 音色編集とパフォーマンスとしての保存
■
基
本
編
OUT IN AUX
MIDI ASSIGNABLE FOOT PEDAL
4
音色を選択してパラメーターを変えていくうちに、現在の楽器の状態をパフォーマンスとして保存したくなることがありま
す。その場合は、以下の手順を参考にしてください。
「■音色選択による演奏 / 音色編集と保存」の1〜10まで実行します。その後、「■パフォーマンス選択による演奏 / パ
フォーマンス編集と保存」の を実行します。
9
1
3
SOSUTENUTO2SUSTAIN
SOFT
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
SYNTH.PAD
CHOIR
12
E.PIANO3 HARPSI.
G.PIANO 1
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
AC INLET
6 5
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REV ERB SPLIT CONTR AST
MASTER EQ EDIT
CLAVI.
7
8
6
5
BASS
XG
GUITAR
15
16
14
13
MIDI SETTING
CHO RUS
PERFOR MANCE
P ERFORM. FIL E
OTHER SETTING
7
LOW
LO-MID MID
MASTER EQ U ALIZER VO ICE/PERFORMANCE
HIGH HI-MID
P-250
ELECTRONIC PIANO
P-250
27
Page 28
基
P-250 の特徴とそのしくみ
「ボイス」 「パフォーマンス」 「ソング」、および P-250 のメモリーについて説明します。
ボイス
■
本
編
P-250にはボイス( 音色)として、45種類のパネル音色、およびXG音色セットがあります。XG音色セットはXG音色セッ
ト全体を1音色として扱います。各音色はデュアルやスプリットとして組み合わせて、手弾きで演奏するときに同時に使用で
きます。デュアルやスプリットについては図を参照してください。
各音色は、エフェクトやコントロールなどを設定でき、音色を選ぶと、その設定が自動的に呼び出されます。デュアル時やス
プリット時は図のように音色の組み合わせごとに設定します。同じ音色でも、違う組み合わせのものとは設定は共通ではあ
りません。
設定できるパラメーターの一覧は P58 を、実際の設定方法は「エディット操作」(P61) と【VOICE EDIT】(P65) を参照し
てください。
XG
G rand Piano 2
Grand Piano 1
それぞれの音色(パネル音色45種類とXG)が【VOICE
EDIT】の設定を持っています。これ らの音色は、Leftパ
ートの音色として使用されます。
Leftパート
28
P-250
XG
Fretless Bass
Phaser E.Piano
1
Mellow Piano 1
Grand Piano 1
Rock Piano
Grand Piano 1
それぞれの音色の組み合わせ(パネル音色45種類と
XG)が【VOICEEDIT】の設定を2つ持っています。こ
れらの 組み合わされた音色は、それぞれLeftパート、
LeftLayerパートの音色として使用されます。
Honky Tonk
Piano
Grand Piano 1
Grand Piano 2
Grand Piano 1
LeftLayerパート
XG
Grand Piano 1
Leftパート
Page 29
P-250 の特徴とそのしくみ
基
本
編
●デュアルもスプリットもない状態
Main
●デュアル
Layer Layer
Main
●スプリット
Left Left Main
●スプリットで右側の領域だけデュアル
Layer
Layer
Left
Left Main
XG
Rock Piano
Grand Piano 1
それぞれの音色(パネル音色45種類とXG)が【VOICE
EDIT】の設定を持っています。これ らの音色は、Main
パートの音色として使用されます。
Mainパート
Layerパート
●スプリットで左側の領域だけデュアル
LeftLayer LeftLayer
Left
Left Main
●スプリットデュアル
LeftLayer
LeftLayer
Left
Left Main
Layer
Layer
XG
Fretless Bass
Grand Piano 2
Mello w Piano 2
Honkky T onk
Piano
Mellow Piano 1
Grand Piano 1
Rock Piano
Grand Piano 1
Honky Tonk
Piano
Grand Piano 1
Grand Piano 2
Grand Piano 1
それぞれの音色の組み合わせ(パネル音色45種類と
XG)が【VOICEEDIT】の設定を2つ持っています。こ
れらの 組み合わされた音色は、それぞれMainパート、
Layerパートの音色として使用されます
P-250
XG
Grand Piano 1
29
Page 30
P-250 の特徴とそのしくみ
パフォーマンス
■
P-250 では、音源や MIDI などに関するさまざまな情報をひとまとめにして記憶したものをパフォーマンスと呼びます。パ
フォーマンスはパネルから呼び出せます。パネルから 1回で呼び出せるパフォーマンスは 32個あり、16個ずつそれぞれバ
ンク A と Bに分けられます。バンク A にあるパフォーマンスを A01 〜 A16、バンク B にあるパフォーマンスを B01 〜
B16 とします。
パフォーマンスの呼び出し方は「パフォーマンス操作」(P41)をご参照ください。
基
本
編
パフォーマンスパラメーター
パフォーマンスに記憶できるパラメーターをパフォーマンスパラメーターといいます。
これらのパラメーターをエディットした結果は、パフォーマンスに記憶できます。
Name パフォーマンスの名前 ( パフォーマンスの名前) P43
Voice リバーブ ON/OFFの設定 ( なし) P37
【VOICE EDIT】 オクターブの設定
項目 LCD 表示 参照ページ
デュアルとスプリットの設定 ( なし) P35 〜 36
音色選択
音量の設定
左右の音の位置の設定
デュアルの場合の 2音色間の音の高さの微調整
リバーブタイプの設定 ReverbType P66
リバーブのかかり具合の設定
コーラスタイプの設定 ChorusType P66
コーラスのかかり具合の設定
コーラス ON/OFFの設定
インサーションエフェクトタイプの設定
ビブラフォンのビブラート効果のスピードの設定
ビブラフォンのビブラート効果 ON/OFF の設定
ロータリースピーカーの回転スピードの設定
インサーションエフェクトのかかり具合の設定
音の明るさを調節する
レゾナンス効果を調節する
パート EQの低域周波数を調節する*1 EQ LowFreq. P68
パート EQの高域周波数を調節する*1 EQ HighFreq. P68
パート EQの低域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する
パート EQの高域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する
タッチに対する音量変化度合の設定
ペダル 1の機能設定
ペダル 2の機能設定
ペダル 3の機能設定
ペダル 4の機能設定
モジュレーションホイールの機能設定
送信バンクセレクト MSB の設定
送信バンクセレクト LSBの設定
送信プログラムチェンジの設定
内部音源の ON/OFF の設定
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*2
*1
*1
*1
*1
*1
*2
*2
*2
*2
*2
*1
*1
*1
*1
(なし) P34
Octave P65
Volume P65
Pan P66
*2
Detune P66
ReverbSend P66
ChorusSend P67
ChorusOnOff P67
Ins.Type P67
*1
VibeRotorSpeed P67
*1
VibeRotorOnOff P67
RotarySpeed P67
*1
Dry/WetBalance P68
Brightness P68
HarmonicContent P68
*1
EQ LowGain P68
*1
EQ HighGain P68
TouchSense P68
Pedal 1
Pedal 2
Pedal 3
Pedal 4
Modulation P69
SendBankMSB P70
SendBankLSB P70
SendPG# P70
InternalTG P70
P69
P69
P69
P69
30
P-250
Page 31
P-250 の特徴とそのしくみ
【MASTER EQ EDIT】
【MIDI SETTING】(一部) MIDI 送信チャンネルの設定 MidiOutChannel P74
【OTHER SETTING】(一部) タッチ感度の選択 TouchResponse P76
マスター EQ タイプの設定
マスター EQ 低域ゲインの設定
マスター EQ 中低域ゲインの設定
マスター EQ 中域ゲインの設定
マスター EQ 中高域ゲインの設定
マスター EQ 高域ゲインの設定
マスター EQ 低域周波数の設定
マスター EQ 中低域周波数の設定
マスター EQ 中域周波数の設定
マスター EQ 中高域周波数の設定
マスター EQ 高域周波数の設定
マスター EQ 低域 Q の設定
マスター EQ 中低域 Q の設定
マスター EQ 中域 Q の設定
マスター EQ 中高域 Q の設定
マスター EQ 高域 Q の設定
MIDI 受信チャンネルの設定 MidiInChannel P74
ローカルコントロール ON/OFF の設定 LocalControl P74
手弾き音か曲(ソング)再生音のどちらを MIDI送
信するかの設定
ピアノ音色の調律曲線の選択 PianoTuningCurve P76
音律の選択 Scale P77
スプリットポイントの設定 SplitPoint P77
キー (調 ) の設定 Transpose P77
ソフトペダルのかかり具合の設定 SoftPedalDepth P77
弦共鳴音(ストリングレゾナンス)のかかり具合の
設定
ダンパーペダル使用時の共鳴効果のかかり具合の設定
キーオフ音の音量設定 KeyOffSamplingDepth P78
ビブラフォンのペダル機能の選択 VibraphonePedalMode P78
SONG【START/STOP】機能のペダルへの割り当て PedalStart/Stop P78
ペダルが効き始めるポイントの設定 HalfPedalPoint P78
ピッチベンド幅の設定 PitchBendRange P79
【SONG BALANCE】の機能のアサインの設定 SongBalanceAssign P79
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
*3
(Edit またはマスターEQのタ
イプの名前 )
LowGain P71
LowMidGain P71
MidGain P71
HighMidGain P71
HighGain P71
LowFreq. P71
LowMidFreq. P71
MidFreq. P71
HighMidFreq. P71
HighFreq. P71
LowQ P71
LowMidQ P72
MidQ P72
HighMidQ P72
HighQ P72
MidiOutSelect P74
StringResonanceDepth P77
SustainSamplingDepth P78
P71
基
本
編
*1...デュアル (P35) やスプリット (P36) の設定によりパラメーターの数が変わります。
*2...スプリット (P36) の設定によりパラメーターの数が変わります。
*3...マスターイコライザーロックの設定[EqualizerLock]がONのときは、パネルからパフォーマンスを呼び出してもパラメーターは
変更されません。
P-250
31
Page 32
基
P-250 の特徴とそのしくみ
パフォーマンスファイル
パフォーマンスを 32 個組み合わせたもの(バンク A +バンクB)をパフォーマンスファイルと呼びます。
P-250 は、特徴あるパフォーマンスで構成されたパフォーマンスファイルをあらかじめ 1つ内蔵しています。このパフォーマンスファ
イルをプリセットパフォーマンスファイルと呼びます。この中のパフォーマンスをエディットして、新しいパフォーマンスを作ること
もできます。また、エディットしたパフォーマンスを組み合わせたパフォーマンスファイルは保存用メモリー( 後述 ) に保存できます。
パフォーマンスファイルの操作方法は「パフォーマンスファイル管理【PERFORM.FILE】」(P42)をご参照ください。
保存用メモリーにあるパフォーマンスファイルは、コンピューターと接続して管理することもできます。接続方法は「コンピューターと
の接続」(P19) をご参照ください。
本
編
パフォーマンスファイル
A02
A01
A04
A03
B02
B01
B04
B03
A16
Layer
Main
VOiCEEDITon
B16
パフォーマンス
MIDISetting
32
P-250
Page 33
P-250 の特徴とそのしくみ
ソング
■
P-250 では演奏を録音 /再生できます。また、内蔵されているデモソングを呼び出して再生することもできます。P-250 に
は16の録音トラックがありますので、パートごとに違うトラックに録音したり、任意のトラックのみを選択して再生するこ
ともできます。
操作方法は「ソング操作」(P46)をご参照ください。
ソングファイル
ソングは、ソングファイルとして保存用メモリー( 後述 )に保存できます。ソングファイルの操作方法は「ソングの再生」(P51)をご参照
ください。
P-250のソングファイルはコンピューターに取り込めます。(P19)
コンピューターに取り込まれたソングファイルは「SMF フォーマット 0」のファイルになります。
また、コンピューターから曲データを「ソングファイル」として取り込んで再生することもできます。
コンピューターとの接続方法は「コンピューターとの接続」(P19) をご参照ください。
P-250 で再生できる曲データの種類
シーケンスフォーマット
SMF( スタンダード MIDIファイル ) フォーマット 0 と1
ESEQ
音色配列フォーマット
XG 音色配列
GM システムレベル 1 音色配列
基
本
編
各フォーマットについて詳しくは、「MIDIデータの互換性について」(P88)をご覧ください。
■
P-250 のメモリー
保存用メモリー
パフォーマンスファイルとソングファイルを保存するメモリー領域です。
保存用メモリーに入っているパフォーマンスファイルとソングファイルは、電源を切っても消えません。
メモリーの容量は約 1.5MB(メガバイト)です。
カレントメモリー
そのとき選ばれているパフォーマンスファイルとソングファイルが、それぞれ1つずつ入っているメモリー領域です。
カレントメモリーにあるパフォーマンスファイルのパフォーマンスをパネルから呼び出せます。
また、現在録音再生するために選ばれているソングがカレントメモリーにあります。
カレントメモリーの内容は電源を切ると消えてしま
います。
P-250
33
Page 34
基本操作
音色を選ぶ
■
基
本
編
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
1
パフォーマンスをOFFにする(パフォーマンスがON
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
MIDI OUT
PANEL LOCK
DOWN SONG SETTING UP
の場合 )
【PERFORMANCE】を押します。
パフォーマンスのON/OFFについては、「パフォー
マンス操作」(P41)をご参照ください。
音色グループを選ぶ
2
VOICE/PERFORMANCEボタンを押します。
音色を選ぶ
3
VARIATION【▼】【▲】か A【−】【+】で音色を選
びます。
2 3
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
SYNTH.PAD
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
6
5
GUITAR
14
13
G.PIANO 1
A
C
B
YES NO
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
EXIT
ORGAN 2
9 BA
10
3
VOICE EDIT VIBES
8
7
VARIATION
XG
BASS
16
15
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
1
MIDI SETTING
CHORUS
PERFOR MANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
XGを選んだ場合
XG を選んだ場合は XG 音色グループを選んでから XG
音色を選ぶこともできます。
3-1
XG音色名が表示されている隣の画面ボタン【−】
【+】を同時に押して、XG 音色を選ぶ画面を表示
させます。
3-2
A【−】【+】で XG音色グループを選びます。
3-3
C【−】【+】で音色を選びます。
XG
「GMシステムレベル 1」をさらに拡張し、豊かな表
現力とデータの継続性を可能にしたヤマハの音源
フォーマットの音色配列です。
XG を選んでから VARIATION【▼】【▲】を同時に
押すと、XG 音色を選ぶ画面を表示できます。
音色選択の情報はパフォーマンスパラメーター(P30)です。
音色グループ 音色名 音色グループ 音色名 音色グループ 音色名
GRANDPIANO1
(G.PIANO1)
GRANDPIANO2
(G.PIANO2)
E.PIANO1
(E.PIANO1)
E.PIANO2
(E.PIANO2)
E.PIANO3
(E.PIANO3)
Grand Piano 1
Mellow Piano 1 Clavi. Synth Strings
CLAVI.
(CLAVI.)
Rock Piano Wah Clavi. Slow Strings
HonkyTonk Piano
Grand Piano 2 Harpsichord 8'+4' Slow Choir
Mellow Piano 2
Chorus E.Piano Marimba
HARPSICHORD
(HARPSI.)
VIBRAPHONE
(VIBES)
Phaser E.Piano Celesta Synth Pad 2
AutoPan E.Piano
Standard E.Piano Theater Organ Steel Guitar
DX E.Piano 1 Rock Organ
ORGAN1
(ORGAN1)
DX E.Piano 2 Draw Organ Bass&Cymbal
Synth Piano
ORGAN2
Tremolo Vintage E.P.
(ORGAN2)
Vintage E.Piano Pipe Organ Flute
Amp.Sim.Vintage
Phaser Clavi.
STRINGS
Strings
(STRINGS)
Harpsichord 8'
CHOIR
Choir
(CHOIR)
Vibraphone Scat
SYNTH. PAD
Synth Pad 1
(SYNTH. PAD)
Jazz Organ
GUITAR
Nylon Guitar
(GUITAR)
Wood Bass
Pipe Organ Principal
BASS
(BASS)
Electric Bass
Pipe Organ Tutti Fretless Bass
E.P.
※()内は、パネル表示です。
XG 音色については「XG 音色一覧」(P97)をご参照ください。
34
P-250
Page 35
デュアルプレイで演奏する
■
デュアルプレイは2つの音色を混ぜて弾くことです。2つの音色でメロディをデュエットさせたり、同系統の音色を混ぜて厚
みのある音を作り出したりできます。
基本操作
別の音色グループどうしのデュアルプレイ
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
KEYBOARD SONG
同じ音色グループどうしのデュアルプレイ
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
3
A
C
3
別の音色グループどうしのデュアルプレイ
1
パフォーマンスをOFFにする(パフォーマンスがON
の場合 )
【PERFORMANCE】を押します。
2
デュアルモードに入る
VOICE/PERFORMANCE ボタンを 2 つ同時に押し
ます。
Mainパート Layer パート
3
2, 4
1
基
E.PIANO1
2
STRINGS
11
E.PIANO3 HARPSI.
E.PIANO2
3
4
SYNTH.PAD
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
2, 5
CLAVI.
5
GUITAR
13
G.PIANO 1
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
ORGAN 2
ORGAN 1
9 BA
10
4
同じ音色グループの中でのデュアルプレイ
1
パフォーマンスをOFFにする(パフォーマンスがON
の場合 )
【PERFORMANCE】を押します。
2
音色グループを選ぶ
VOICE/PERFORMANCEボタンを押します。
3
音色を選ぶ
A【−】【+】で音色を選びます。
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
BASS
XG
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFOR MANCE
PERFOR M. FILE
OTHER SETTING
本
編
1
鍵盤全体を左右の領域に分けたとき(P36)に、左
の領域をデュアルモード にするには、【SPLIT】を
押したまま 2 つの VOICE/PERFORMANCE ボ
タンを同時に押します。
音色を選ぶ
3
A【−】【+】と B【− (NO)】【+ (YES)】で音色を
選びます。
選んだ2音色のうち、音色グループ番号(P93 参照)が小さ
い方がMainパート、大きい方が Layerパートとなります。
VARIATION【▼】【▲】で第 1 音色を選ぶこともで
きます。
XG音色の選び方については、P34をご参照くださ
い。
デュアルモードを抜けて通常の演奏状態に戻る
4
新たに VOICE/PERFORMANCEボタンを 1つ押し
ます。
4
もう一つの音色を選ぶ
B【−(NO)】【+ (YES)】で同じ音色グループの中か
らもう一方の音色を選びます。
B【− (NO)】【+(YES)】を1回だけ押すと、同じ音色どうし
のデュアルになります。
B【− (NO)】【+ (YES)】を何回か押すと、同じ音色グループ
の他の音色とのデュアルになります。
鍵盤全体を左右の領域に分けたとき(P36)に、左
の領域をデュアルモードにするには、D【−】【+】を
押します。
5
デュアルモードを抜けて通常の演奏状態に戻る
新たに VOICE/PERFORMANCEボタンを 1つ押し
ます。
P-250と外部の音源を MIDIで接続(P18) する
と、[MidiOutChannel](P74)、[InternalTG]
(P70) を利用して Layer で外部の音源と音を重
ねて同時に鳴らせます。
デュアルモード時の録音については(P50)をご参照
ください。
デュアルモードの情報はパフォーマンスパラメーター
(P30)です。
P-250
35
Page 36
基
本
編
基本操作
■
スプリットプレイで演奏する
スプリットプレイは鍵盤全体を左右の領域に分け、別々の音色で演奏することです。左の領域で「Wood Bass」などの音色
でベースパートを、右の領域でメロディパートを演奏できます。
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
A
C
MIN MAX
MASTER VOLUME
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
5
GUITAR
SYNTH.PAD
13
G.PIANO 1
B
YES NO
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
EXIT
ORGAN 2
9 BA
10
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPL IT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
XG
BASS
16
15
14
1 2, 4, 5, 6 3, 4 4 5
MIDI SETTING
CHORUS
PERFOR MANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
パフォーマンスをOFFにする(パフォーマンスがON
1
の場合 )
【PERFORMANCE】を押します。
スプリットモードに入る
2
【SPLIT】を押します。
右側の音色を決める
3
VOICE/PERFORMANCE ボタンと VARIATION
【▼】【▲】で右の領域の音色を選びます。
A【−】【+】で右の領域の音色を選ぶこともできま
す。
XG音色の選び方については、P34をご参照くださ
い。
左側の音色を決める
4
【SPLIT】を押したまま VOICE/PERFORMANCE ボ
タンを押して、左の領域の音色グループを選びます。
音色を選ぶには、C【−】【+】を押します。
スプリットポイント ( 領域の境界点 )を決める
5
スプリットポイントは「F♯2」が基本設定になっています。
♯
F2
中央の
「ド」(C3)
スプリットポイントの鍵盤は左側に含まれます。
スプリットポイントを変えたい場合に次の操作を行ないま
す。
【SPLIT】を押したまま、D【−】【+】でスプリットポイント
を選びます。
または【SPLIT】を押したままスプリットポイントにした
い鍵盤を押します。
【SPLIT】を離すと基本画面に戻ります。
スプリットポイント は【OTHERSETTING】の
[SplitPoint]で設定することもできます。(P77)
スプリットモードを抜けて通常の演奏状態に戻る
6
【SPLIT】を押します。
スプリットモードの、右の領域 / 左の領域それぞれで
デュアル (P35)を利用できます。
36
スプリットモードの情報はパフォーマンスパラメーター
(P30)です。
スプリットモードで、P-250と外部の音源を
MIDI で接続 (P18) した場合【MIDI SETTING】
の[MidiOutChannel]( P74)、【VOICEEDIT】
の[InternalTG](P70) を利用してスプリットプ
レイで P-250と外部の音源を左右で独立に鳴ら
せます。
スプリットモード時の録音については P50をご
参照ください。
P-250
Page 37
【CHORUS】
【REVERB】
基本操作
MIDI OUT
PANEL LOCK
DOWN SONG SETTING UP
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
■
エフェクトの構成
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
エフェクトにはシステムエフェクトとインサーション
エフェクトがあります。
システムエフェクト
システムエフェクトは、すべてのパートに対して共通
の効果をかけるエフェクトです。エフェクトをかける
量はパートごとに設定します。P-250 にはシステム
エフェクトとしてリバーブ、コーラスが1つずつあり
ます。リバーブとコーラスのかかり具合は、
それぞれ【VOICE EDIT】の [ReverbSend](P66)
と [ChorusSend](P67) で設定します。
・ リバーブ
残響効果を加えて、コンサートホールやライブハウスで演
奏しているような臨場感を味わえます。
内蔵されているリバーブの種類は「XG エフェクトタイプ
一覧」(P103)をご参照ください。
・ コーラス
複数のパートが同時に鳴っているかのような効果、広がり
感を付けるエフェクトです。
内蔵されているコーラスの種類は「XG エフェクトタイプ
一覧」(P103)をご参照ください。
G.PIANO 1
A
C
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
E.PIANO3 HARPSI.
E.PIANO1
E.PIANO2
CLAVI.
STRINGS
5
3
4
GUITAR
SYNTH.PAD
CHOIR
13
11
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
2
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
XG
BASS
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
基
本
■
エフェクトを使う
編
【REVERB】
【REVERB】を押すごとにリバーブの ON/OFF が切
り替わります。
ON の場合【REVERB】上のLED が点灯します。
[GRAND PIANO1]と[GRAND PIANO2]の音色グルー
プでは、リバーブが OFF の場合でもピアノの響板の響き
( サウンドボードリバーブ) を残すようになっています。
【VOICE EDIT】の[ReverbType]でリバーブのタ
イプを、[ReverbSend]でリバーブの深さ(かかり
具合) を音色ごとに設定できます。(P66)
リバーブの ON/OFF の情報はパフォーマンスパラメー
タ(P30)です。
【CHORUS】
【CHORUS】を押すごとにコーラスの ON/OFF が切
り替わります。
ON の場合【CHORUS】上のLED が点灯します。
インサーションエフェクト
インサーションエフェクトは、特定のパートに対して
かけるエフェクトです。P-250 には3系統のイン
サーションエフェクトがありますので、3つのパート
にインサーションエフェクトをかけられます。
パートごとのインサーションエフェクトのかかり具
合は【VOICE EDIT】の [Dry/WetBalance](P68)
で設定します。
P-250にはシステムエフェクトとインサーション
エフェクトのどちらにも使えるバリエーションエ
フェクトが1系統あります。使用できるエフェク
トの種類は「XGエフェクトタイプ一覧」(P101)を
ご参照ください。なお、バリエーションエフェクト
はMIDIメッセージのみで操作できます。
コーラスのON/OFFは、パネルの【CHORUS】での設定と、
【VOICE EDIT】の[ChorusOnOff](P67) での設定があり
ます。パネルの【CHORUS】での設定は、別の音色が選ばれ
ると無効になります。[ChorusOnOff]での設定は音色ご
とに記憶される設定で、その音色が選ばれると、設定に従っ
て自動的にコーラスの ON/OFF も切り替わります。
【VOICE EDIT】の「ChorusType」でコーラスの
タイプを、[ChorusSend]でコーラスの深さ ( か
かり具合)を、[ChorusOnOff]でコーラスのON/
OFFを音色ごとに設定できます。(P66、67)
P-250
37
Page 38
基本操作
基
本
編
【MASTER EQUALIZER】を
■
使う
LOW( 低音域 )、LO-MID( 中低音域 )、MID( 中音域 )、
HI-MID( 中高音域)、HIGH( 高音域) の5 バンドのマス
ターイコライザー(マスターEQ)で、音質を調節できま
す。
たとえば、アンサンブルの中で P-250 のサウンドのヌ
ケを良く(音の通りを良く)するために高域を強めたり、
ダイナミックなサウンドを演出するために低域を強め
るなど、演奏時の状況や音色に合わせてお使いくださ
い。
【LOW】、【LO-MID】、【MID】、【HI-MID】、【HIGH】の各ス
ライダーを上げるとその帯域の出力が強まり、下げると
弱まります
LOW LO-MID MID
HIGH HI-MID
MASTER EQUALIZER
【PITCH】/【MODULATION】
■
を使う
演奏中のサウンドにホイールでリアルタイムにビブ
ラートやピッチベンドの効果をかけられます。効果的に
活用すれば、ソロのフレーズなどの演奏表現を高められ
ます。
【PITCH】
【PITCH】を上下方向に動かすことにより、演奏中の
サウンドにピッチベンド ( 音程を上下に変化させる )
効果をつけられます。
ピッチベンド効果は手弾き音にのみ有効です。
各スライダーが真ん中にあるときが標準の状態です。
マスターイコライザーの周波数や Q は
【MASTER EQ EDIT】(P71) で設定し
ます。ゲイン ( 増幅量 ) も設定できます
が、ゲインはスライダーか【MASTER
EQ EDIT】で、後から設定されたものが
有効になります。
【MASTER EQ EDIT】のすべてのパラメー
ターは、パフォーマンスパラメーター(P30)
です。
マスターイコライザー(マスターEQ)は
P-250 の サウンド全体 に共通の機能
で、現在演奏中のサウンドを調節するの
に使用します。
【VOICE EDIT】で、パート単位で設定す
るパートイコライザー( パート EQ)も用
意されています。(P68 参照 )
【OTHER SETTING】の[EqualizerLock]
(P79)をONにすると、パフォーマンス呼
び出しや、MIDI 入力、ソング再生 でマス
ターイコライザーの設定が変更されなく
なります。
音 程変化の幅は【OTHERSETTING】の
[PitchBendRange](P79) で設定できます。
[PitchBendRange]を大きくした場合、音程の高
い鍵盤では音程感をそこなうことがありますので
ご注意ください。
[PitchBendRange]はパフォーマンスパラメーター
(P30)です。
【MODULATION】
【MODULATION】を上下方向に動かすことにより、
演奏中のサウンドにビブラート効果をつけたり、リ
バーブやモジュレーションなどのかかり具合を変え
たりできます。
【MODULATION】でコントロールする効果は、
【VOICE EDIT】の[Modulation](P69)で設定で
きます。
【MODULATION】を機能させる必要がない場合は
[Modulation]をOFF にしておくと、演奏中に
誤って機能させたり、無駄なMIDI メッセージ送信
を防止することもできます。
音色によっては [Modulation] の初期状態が OFF
のものがあります。その状態のままでは
【MODULATION】を動かしても音色に変化はあり
ません。
38
P-250
Page 39
ペダルを使う
■
基本操作
ソフト効果をかける
P-250 には 4 つのペダル端子が装備されていま
す。用途に合わせて、次のように使い分けられま
す。
接続については P23 をご参照ください。
ここでは電源投入直後の基本設定の状態について説
明します。P-250 ではペダル端子の機能を自由に設
定できますので、設定状態によっては効果が異なるこ
とがあります。詳しくは【VOICE EDIT】の[Pedal1]/
[Pedal2]/[Pedal3]/[Pedal4] (P69) をご参照
ください。
サステイン効果をかける
付属のフットペダル FC3 を PEDAL【1(SUSTAIN)】に接
続して使用すると、演奏中のサウンドにサステイン効果を
かけられます。
ペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離しても
長く響かせられます。
ここでペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵
盤とその後弾いた音すべ
てが長く響く
付属のフットペダル FC3 を PEDAL【3(SOFT)】に接続し
て使用すると、演奏中のサウンドにソフト効果をかけられ
ます。
ペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだ後に弾いた音の音
量や音の明るさをわずかに下げ、音の響きを柔らかくしま
す。(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果
はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏み
ます。)
エクスプレッションをかける
オプションのフットコントローラーFC7をPEDAL【4(AUX)】
に接続して使用すると、演奏中のサウンドにエクスプレッショ
ンをかけられます。
フットコントローラーは、強く踏み込むほど効果を強くか
けられます。
【OTHER SETTING】の[PedalStart/Stop] で、
PEDAL【2(SO STENU TO)】【3( SOF T) 】
【4(AUX)】に接続されたペダルを、パネルの
【START/STOP】と同じ機能に切 り替えられま
す。(
【OTHER SETTING】の[PedalType] で、各ペダ
ルを踏んだときのON/OFFや強弱などの効果を逆
にできます。(P78)
パネルロックを使う
■
P78
)
基
本
編
[Grand Piano1] の音色でこのペダルを踏むと、踏んだと
きの響板や弦の共鳴効果 ( サステインサンプリング ) が加
わります。
【OTHER SETTING】の[SustainSamplingDepth]
でダンパーペダルの共鳴効果( サステインサンプリン
グ)の深さを調節できます。(P78)
ソステヌート効果をかける
付属のフットペダル FC3 を PEDAL【2(SOSTENUTO)】
に接続して使用すると、演奏中のサウンドにソステヌート
効果をかけられます。
ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤
から離しても長く響かせられます。ペダルを踏んだあとに
弾いた音には効果はかかりません。
ここでペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵
盤の音だけが長く響く
パネルロック機能は、演奏中に音色やモードを誤って変
更してしまわないように、P-250 のパネル操作を一時
的に無効にする「ロック」機能です。
【PANEL LOCK】をすばやく 2 回押すと、パネルロッ
クが設定および解除されます。
パネルロック時にはディスプレイに[PANEL
LOCK]と表示されます。
【PANELLOCK】
MIN MAX
MASTER VOLUME
KEYBOARD SONG
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
TEMPO SONG SONG BALANCE
PANEL LOCK
A
C
P-250
39
Page 40
基本操作
基
本
編
MIDI送信をON/OFFする
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
MIDIパニックを送信する
MIDI 送信を ON/OFF する
■
P-250 からの MIDI メッセージの送信をいつでもワン
タッチで ON/OFF できます。
【MIDI OUT】を押すと、各種の MIDI メッセージが出
力される状態(MIDI 送信 ON)と出力されない状態
(MIDI 送信 OFF)が切り替わります。
MIDI メッセージが出力される状態ではボタンのラン
プが点灯し、出力されない状態では消灯します。
【MIDIOUT】
G.PIANO 1
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
A
C
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
E.PIANO3 HARPSI.
E.PIANO1
E.PIANO2
CLAVI.
STRINGS
5
3
4
GUITAR
SYNTH.PAD
CHOIR
13
11
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
2
VOICE EDIT VIBES
7
8
6
14
VARIATION
BASS
XG
15
16
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
CHORUS
【MIDIOUT】 【REVERB】
MIDI パニックを送信する
■
P-250 で、外部音源を MIDIで接続して演奏していると
きに起きた音の鳴りっぱなしを、MIDIパニックの送信に
よって回避します。接続している外部音源の音の鳴りっ
ぱなしを止めようとする MIDI 信号が送信されます。
【MIDI OUT】を押しながら、【REVERB】を押します。
また、ディスプレイにパニックの送信を表示します。
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
MIDI SETTING
OTHER SETTING
コンピューターと接続していても、MIDI送信がOFF
のときは、コンピューターと通信できません。
MIDI送信をOFFにしたときに送信されるMIDI信号
SUSUTAIN OFF, SOSTENUTO OFF, SOFT
OFF
押鍵中に MIDI 送信を OFF にした際は、押鍵をや
めたときにKEY OFF 信号が出力されます。
あくまでもパニックは応急処置なので、必ず音が止
まるとは限りません。
【REC】を押しているときには、MIDIパニックは送
信できません。
MIDI パニックで送信される MIDI 信号
ALL NOTE OFF、ALL SOUND OFF、ALL
RESET CONTROLLER、SUSTAIN OFF、
MODULATION DEPTH OFF、PITCH BEND
CENTER、CHANNEL PRESSURE OFF
MIDI パニックはすべてのチャンネルに対して送
信されます。
MIDI パニック送信は MIDI送信 OFF(P40)時以
外有効です。
40
P-250
Page 41
パフォーマンス操作
パフォーマンスファイル
パフォーマンス
Main
VOICEEDITon
Layer
MIDISetting
A01
A02
A16
B01
B02
B03
B04
A04
A03
B16
パフォーマンスを選ぶ
■
TRACK1
TRACK2
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
パフォーマンスファイルをロードする
1
TOP SONG SELECT
SYNCHRO START NEW SONG
EX.TRACKS SONG FILE
REC START/STOP
MIDI OUT
PANEL LOCK
DOWN SONG SETTING UP
【P ERFORM.FILE 】を押し、A【−】【+】で
[LoadFromMem.]、C【−】【+】でパフォーマンス
ファイルを選び、B【+ (YES)】を押します。
あらかじめパフォーマンスパラメータが設定してあるプリ
セットパフォーマンスファイルを選ぶ場合は、C【−】【+】
で[000:PresetPerformance]を選びます。
2
パフォーマンスを ON にする ( パフォーマンスが
OFF の場合)
【PERFORMANCE】を押します。
3
パフォーマンスを選ぶ
【EXIT】を押してから、VARIATION【▼】【▲】でバ
ンク A、B を切り替え、VOICE/PERFORMANCE
ボタンでパフォーマンスを選びます。
3 1 3 1 1
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
6
5
GUITAR
SYNTH.PAD
14
13
G.PIANO 1
A
C
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
3
VOICE EDIT VIBES
8
7
VARIATION
BASS
XG
16
15
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
2
MIDI SETTING
CHORU S
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
基
本
編
現在ロードされているパフォーマンスファイル
の名前を確認するには、A【−】を押します。A【−】
を押している間パフォーマンスファイルの名前
が表示されます。
パフォーマンス画面の表示中に B【−(NO)】を押
しながら【PERFORMANCE】を押してパフォー
マンスを OFF にしたとき、そのままの状態(パ
フォーマンスパラメーターが変わらない状態)で
パフォーマンスが OFFになります。
B【−(NO)】を押さずに【PERFORMANCE】を押
したときは、パフォーマンスパラメーターが ON
になる直前の状態に戻ります。
パフォーマンス画面
【PERFORMANCE】のランプが点滅している場合、
現在選択されているパフォーマンスとLCDに表示さ
れているパフォーマンスが違うことがあります。
パフォーマンス OFF........VOICE/PERFORMANCE ボ
(ボタンのランプは消えてます)
パフォーマンス ON.........VOICE/PERFORMANCE ボ
(ボタンのランプは点滅または点灯します)
【PERFORMANCE】を押してパフォーマンスの ON と
OFFを切り替えます。
パフォーマンス画面のときは、A【+】を押してい
る間全パートの音色が表示されます。
タンで音色(ボイス)が選択で
きる状態
タンでパフォーマンスが選択
できる状態
P-250
41
Page 42
パフォーマンスファイル管理
【PERFORM.FILE】
パフォーマンスファイルに関する操作には、以下の項目があります。
基
項目 表示 ページ
本
編
■
パフォーマンスを保存する [Performance] P43
パフォーマンスの名前を変更する [Perf.Name] P43
パフォーマンスファイルを保存用メモリーに保存する [SaveToMemory] P44
パフォーマンスファイルを保存用メモリーから呼び出す [LoadFromMem.] P44
パフォーマンスファイルを削除する [DeleteFile] P45
パフォーマンスファイルの名前を変更する [RenameFile] P45
パフォーマンスファイル管理の基本操作
操作中、操作をスムーズに導くために、LCD に各種のメッセージ (情報や確認など ) が表示されることがあります。その意味
や対処の方法については、「メッセージ一覧」(P82) をご参照ください。
23 4 3
3
1, 2
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
1
パフォーマンスファイル操作モードに入る
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
MIDI OUT
PANEL LOCK
DOWN SONG SETTING UP
【PERFORM. FILE】を押します。
これ以降操作を中止してファイル操作モードを抜ける場合
は、【EXIT】を 1回か 2 回押します。
2
項目を選ぶ
【PERFORM. FILE】またはA【−】【+】を何度か押
して、設定したい項目を選びます。
項目:[Performance]/[Perf.Name]/[SaveToMemory]
/[LoadFromMem.]/[DeleteFile]/[RenameFile]
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
SYNTH.PAD
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
5
GUITAR
13
G.PIANO 1
A
C
B
YES NO
D
3
設定または実行する
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
ORGAN 2
EXIT
9 BA
10
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
XG
BASS
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
B【− (NO)】【+ (YES)】/ C【−】【+】/ D【−】
【+】/ VARIATION【▼】【▲】で設定/ 実行します。
ここの操作について詳しくは、それぞれ該当する項目を参
照してください。
4
パフォーマンスファイル操作モードを抜ける
【EXIT】を押します。
42
P-250
Page 43
パフォーマンスファイル管理【PERFORM.FILE】
パフォーマンスを保存する
■
[Performance]
パフォーマンスファイルの基本操作は42ペー
ジを参照してください。
そのなかの手順 3の部分は、下記に従って操作
します。
プリセットパフォーマンスファイルをもとにパフォー
マンスを変えた場合、パフォーマンスファイルの名前
は「PresetPerformance.PER」になっています。こ
のとき [RenameFile](P45) で、パフォーマンスファ
イルの名前を変えることをおすすめします。呼び出し
たプリセットパフォーマンスファイルの名前を変えず
に[Performance] でパフォーマンスを保存すると、保
存用ファイルの[PresetPerformance.PER]に警告な
く上書きされてしまいます。
3-1
3-2
パフォーマンスを決める
C【−】【+】または VARIATION【▼】【▲】で 32
種類の設定の中から選択します。
実行する
[Set?-->]の隣にある B【+(YES)】を押します。
実 行中は[Executing]が表示され、完了すると
[Completed]に変わります。
パフォーマンスファイル
A16
B16
パフォーマンスの名前を変更する
■
[Perf.Name]
パフォーマンスファイルの基本操作は42ペー
ジを参照してください。
そのなかの手順 3の部分は、下記に従って操作
します。
プリセットパフォーマンスファイルをもとにパ
フォーマンスの名前を変更したとき、パフォーマン
スファイルの名前は「PresetPerformance.PER」
になっています。このとき [RenameFile](
パフォーマンスファイルの名前を変えることをおす
すめします。呼び出したプリセットパフォーマンス
ファイルの名前を変えずに [Perf.Name] でパ
フォーマンスの名前を変更すると、保存用ファイル
の[PresetPerformance.PER] に警告なく上書き
されてしまいます。
3-1
3-2
パフォーマンス名を付ける
C【−】【+】でカーソル ( 下線 ) を移動します。
同時押しでスペースが挿入されます。
D【−】【+】でカーソルの位置の文字を選択します。
同時押しで文字が削除されます。
最大20文字までのパフォーマンスの名前が付けられます。
実行する
[Set?-->]の隣にある B【+ (YES)】を押します。
実行中は[Executing]が表示され、完了すると[Completed]
に変わります。
パフォーマンス名表示について・・・
【SONG FILE】の[CharacterCode](P55) で、
表示文字の種類を切り替えられます。
(設定された LCDの表示文字は、ソングファイル
とパフォーマンスで同じものになります。)
P45
)で、
基
本
編
A02
A01
A04
A03
B02
B01
B04
B03
Layer
Main
VOICEEDITon
パフォーマンス
MIDISetting
P-250
43
Page 44
パフォーマンスファイル管理【PERFORM.FILE】
基
本
編
パフォーマンスファイルを保存
■
用メモリーに保存する
[SaveToMemory]
パフォーマンスファイルの基本操作は42ペー
ジを参照してください。
そのなかの手順 3の部分は、下記に従って操作
します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
3-1
3-2
パフォーマンスファイルの名前を付ける
C【−】【+】でカーソル(下線)を移動します。
同時押しでスペースが挿入されます。
D【−】【+】でカーソルの位置の文字を選択します。
同時押しで文字が削除されます。
最大 58 文字までのパフォーマンスファイル名が付けられ
ます。画面からはみだした文字は、C【−】【+】でカーソ
ル(下線)を移動し、順次表示させられます。
実行する
[Execute?-->]の隣にある B【+(YES)】を押します。
このあと[Sure?-->]が表示され、もう一度 B【+(YES)】
を押すと実行されます。(中止する場合は B【−(NO)】を
押します。)
実行中は[Executing]が表示され、完了すると[Completed]
に変わります。
保存用メモリーの中に既にいくつかパフォーマンスファイ
ルがあった場合、新たにパフォーマンスファイルを保存す
ると、自動的にすべてのパフォーマンスファイルがアル
ファベット / アイウエオ順などに分類されて、番号が付け
直されます。
パフォーマンスファイル名表示について ...
・【SONG FILE】の[CharacterCode](P55) で、
表示文字の種類を切り替えられます。
( 設定された LCD の表示文字は、ソングファイ
ルとパフォーマンスで同じものになります。)
・あとでこのファイルを選択画面で選ぶと、ここ
で付けたファイル名に「.PER」が自動的に付加
されて表示されます。
パフォーマンスファイルを保存
■
用メモリーから呼び出す
[LoadFromMem.]
パフォーマンスファイルの基本操作は42ペー
ジを参照してください。
そのなかの手順 3の部分は、下記に従って操作
します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
3-1
3-2
呼び出すパフォーマンスファイルを決める
C【−】【+】でパフォーマンスファイルを選択します。
実行する
[Execute?-->]の隣にある B【+(YES)】を押します。
このあと[Sure?-->]が表示され、もう一度B【+(YES)】
を押すと実行されます。(中止する場合は B【−(NO)】を
押します。)
実行中は[Executing]が表示され、完了すると[Completed]
に変わります。
保存用メモリーから呼び出されたパフォーマン
スファイルは、一度電源を OFF にして、次に ON
にしたときにも、呼び出された状態になっていま
す。
44
P-250 の表示文字の種類が、ファイルが作成された
ときと異なっている場合は、そのファイルにアクセ
スできないことがあります。ご注意ください。
P-250
Page 45
パフォーマンスファイル管理【PERFORM.FILE】
パフォーマンスファイルを保存
■
用メモリーから削除する
[DeleteFile]
保存用メモリーにあるパフォーマンスファイルを削除
します。プリセットパフォーマンスファイルやカレント
メモリーにあるパフォーマンスファイルは削除できま
せん。
パフォーマンスファイルの基本操作は42ペー
ジを参照してください。
そのなかの手順 3の部分は、下記に従って操作
します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
3-1
3-2
削除するパフォーマンスファイルを選ぶ
C【−】【+】で削除するパフォーマンスファイルを選
びます。
[Execute?-->]の隣にある B【+(YES)】を押します。
あとは画面の指示に従って操作します。
実行する
パフォーマンスファイルを削除しても、現在ロー
ドされているパフォーマンスは削除されません。
削除後、残ったパフォーマンスの番号は自動的に
詰められます。
パフォーマンスファイルの名前
■
を変更する[RenameFile]
保存用メモリーにあるパフォーマンスファイルの名前
を変更します。プリセットパフォーマンスファイルは変
更できません。
パフォーマンスファイルの基本操作は42ペー
ジを参照してください。
そのなかの手順 3の部分は、下記に従って操作
します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
3
[SaveToMemory]の場合と同様の操作(P44)で
パフォーマンスファイルの名前を付け、実行する
パフォーマンスファイルの名前の変更後、自動的にすべて
のパフォーマンスはアルファベット / アイウエオ順などに
分類されて、番号が付け直されます。
表示文字の種類を切り替えるには【SONG FILE】
の[CharacterCode](P55) を使用します。
(設定された LCDの表示文字は、ソングファイル
とパフォーマンスで同じものになります。)
基
本
編
P-250
45
Page 46
基
本
編
ソング操作
ソングの録音 ( 記録 )
■
P-250 の録音機能を使って演奏の録音方法を説明します。
自分の演奏を録音して聞いてみたり、あるパートだけ録音しておいて、再生しながら他のパートを練習したりすることもで
きます。
また 16の録音トラックに別々に録音できますので、パート毎に分けて録音してソングを完成させたりすることもできます。
「録音」と「記録」...
カセットテープに録音するのと P-250の録音機能を使って録音( 記録) するのとでは、録音されるデータの形式が異なりま
す。
カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、P-250 の録音機能では音そのものではなく、「どの音をどのタイミン
グで弾き、音色はこれで、テンポはいくつで...」という情報が「記録」されます。再生の際は記録された情報どおりに「音源」部が
鳴ります。
P-250 の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、広義に捉えて、本書では一般的に理解しやすい「録音」
という言葉を使います。ただし、特に区別してご理解いただきたい場合は、「記録」という場合もあります。
操作中、操作をスムーズに導くために、画面に各種のメッセージ ( 情報や確認など ) が表示されることがあります。その意味
や対処の方法については、「メッセージ一覧」(P82) をご覧ください。
別の録音方法 ...
OUTPUT端子を使ってカセットテープレコーダー
などに接続し、オーディオ録音することもできま
す。(P17)
パフォーマンスがON のとき、録音モード(P47)
になると、パフォーマンスは一時的にOFF(P41)
になります。
ただし、パフォーマンスパラメーターの設定はそ
のままです。
46 P-250
Page 47
新しいソング (NewSong) に録音する
■
ソング操作
1
MIDI OUT
PANEL LOCK
DOWN SON G SETTING UP
MIN MAX
MASTER VOLUME
EX.TRACKS SONG FILE
TRA CK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
REC START/STOP
SY NCHRO STAR T NEW SONG
4, 5 4, 5
録音する
録音用のソング「NewSong( 新しい曲 )」を選ぶ
1
SONG SELECT【 】【 】の両方のボタンを同
時に押します。
ここで[P-000:NewSong]以外の曲を選んでデー
タがあるトラックに録音すると、それまでのデータ
は消えてしまいますので、ご注意ください。
2 3
G.PIANO 2
E.PIANO1
E.PIANO2
A
C
B
YES NO
D
G.PIANO 1
1
ORGAN 2
ORGAN 1
EXIT
10
9 BA
E.PIANO3 HARPSI.
2
3
STRINGS
11
CLAVI.
4
5
CHOIR
GUITAR
SYNTH.PAD
12
13
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
引き続き【REC】を押したまま【EX.TRACKS】を
押します。
【EX.TRACKS】【START/STOP】のランプが赤く
点滅します。
( 録音を中止する場合は、もう一度【REC】または【TOP】
を押します。)
【SONGSETTING】の[ClickOnOff」が設定され
ている場合は、クリック音が鳴り出します。
録音待機画面
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
XG
BASS
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
OTHER SETTING
PERFORM. FILE
基
本
編
録音する音色を選ぶ
2
録音に使う音色を選びます (P34)。
必要に応じてそのほかの設定 ( リバーブやコーラスなど )
も選んでください。
テンポを設定する場合は手順 3 で行なってくだ
さい。
デュアル / スプリットを使った録音については、
50 ページをご覧ください。
【MASTER VOLUME】は弾きやすい音量に設定してくだ
さい。再生のときにも【MASTER VOLUME】で音量を
調節できます。
設定が終わったら、SONG SELECT【 】【 】のど
ちらかを押して[NewSong]の画面に戻ります。
3
録音モードに入る / 録音トラックを選ぶ
トラック 1の場合:
【REC】を押したまま【TRACK1】を押します。
【TRACK1】【START/STOP】のランプが赤く点滅
します。
トラック 2の場合:
【REC】を押したまま【TRACK2】を押します。
【TRACK2】【START/STOP】のランプが赤く点滅
します。
トラック 3〜 16 の場合:
【REC】を押したまま B【−(NO)】【+ (YES)】で録
音トラック (3 〜 16) を選びます。
テンポを設定する場合は、ここで行ないます。
テンポは TEMPO【DOWN】【UP】を押して設定します。
テンポを設定したときや、録音待機画面が表示されていな
いときは、SONG SELECT【 】【 】のどちらかを
押します。
4
録音をスタート / ストップする
演奏を始めると自動的に録音がスタートします。
または、SONG【START/STOP】を押すと録音がスター
トします。
録音画面では、録音中の小節番号が表示されます。
録音画面 録音中の小節番号
録音途中で SONG【START/STOP】を押すと、
一時停止となります。再度押すか、いずれかの鍵
盤を弾くと録音を再開します。
【REC】を押すと、録音がストップし、押した位置
にとどまります。
【TOP】を押すと、録音がストップし、曲の先頭に戻
ります。
トラック 1 または 2 の場合は赤く点滅していたランプが
緑に点灯します。( 録音モードは自動的に解除されます。)
P-250
47
Page 48
基
本
編
ソング操作
5
6
録音したソングを再生する
SONG【START/STOP】を押して、今録音した演
奏を再生します。
再生が終了すると自動的にストップし、曲の先頭に戻りま
す。途中でストップする場合は【TOP】を押します。SONG
【START/STOP】を押すと、押した位置でストップしま
す。
録音したトラックのデータを削除するには、
【SONGSETTING】の[ChannelClear]を使いま
す。(P63)
録音したソングを保存する
録音した演奏データは、電源を切ると消えてしまいます。
保存したい場合は、必ず SONG FILE 操作の[SaveToMemory]
(P54) で保存を実行してください。
曲の録音 /再生時に、録音 / 選曲画面へ戻る場合
は SONG SELECT【】 【】 のどちらかを
押してください。
録音した演奏がうまくいかなかった場合など、も
う一度録音し直したい場合は、同じ SONG、同じ
トラックを指定して同じ手順で録音してくださ
い。元の演奏データは新しい演奏データに上書き
されて、消えてしまいます。
部分的に録音し直す
部分的に録音し直したい場合の手順を説明します。
録音し直したい場所で一時停止する
1
再生画面の B【− (NO)】【+ (YES)】で小節を移動する
か、録音した演奏を再生して、録音し直したい場所の少し
手前のところで SONG【START/STOP】を押します。
再生 画面が表示されていないときは、SONG
SELECT【】 【】 のどちらかを押してくだ
さい。
2
必要に応じて、録音する音色を選び直す
P47 の手順 2 と同様です。先に録音したときと設定を変
えたい場合に行なってください。
3
録音の仕方(録音開始方法と録音終了方法)を選ぶ
【REC】を押したまま、C【−】【+】で録音開始方法
を、D【−】【+】で録音終了方法を選びます。
【REC】を押している間、録音の仕方を選ぶ画面が表示さ
れます。
録音開始方法(Start):
Norm( 録音開始以降のデータを消す)
KeyOn( 録音開始しても最初に鍵盤を弾く前のデータは消
さない )
録音終了方法(End):
Replace( 録音終了以降にあった元のデータを消す )
PunchOut( 録音終了以降にあった元のデータを残す )
このあと、P47 の手順 3 以降に従って録音します。
録音を【REC】で中止した場合は、その位置にと
どまります。【TOP】で中止した場合は曲の先頭
に戻ります。
48
P-250
Page 49
そのほかの録音方法とテクニック
SONG BALANCE
KEYBOARD SONG
手弾き音が小さくなる 曲の再生音が小さくなる
■
ソング操作
既存のソングに追加 / 上書き録音する
ここまで[P-000: NewSong]を選んではじめから録音
する方法を説明してきましたが、[P-001]〜 [P-016]
のプリセットソングや自分で既に録音して保存してある既
存の曲などに、追加録音や上書き録音して保存することも
できます。
録音用ソング[P- ***]を選ぶ
1
「録音する」の手順 1(P47) で、[P-000: NewSong]の
代わりに[P-001]〜[P-016]の曲を選びます。ご自
身で既に録音して保存してある曲を選びたい場合は 51
ページの操作 1、2の方法で選びます。
このあとは47ページで説明している「新しい曲(NewSong)
に録音する」と同様の方法で録音します。
データがあるトラックに録音すると、それまでの
データは消えてしまいますので、ご注意ください。
録音後に音色やテンポなどを変更する
録音を終えたあとでも、曲の音色やテンポなどを変更でき
ます。録音したあとで音色を変更して違った雰囲気の曲に
したり、曲を適切なテンポに調節できます。曲の途中での
変更もできます。
この操作は録音の仕方の録音開始方法 (P48) が
Norm のときのみ有効です。
【SONG BALANCE】で曲の再生音と手
弾き音の音量バランスを調節する
複数のパートをトラックごとに重ねて録音していくとき
に、録音済みのパートの再生音と録音する手弾き音との音
量バランスを調節できます。
1
【SONG BALANCE】を左右に動かして調節する
【SONG BALANCE】の機能は、【OTHER SETTING】
の[SongBalanceAssign](P79)で変更できます。
基
本
編
1
SONGSELECT 【】【】 で変更する曲を選ぶ
音色やテンポのほかに変更できる内容について
詳し くは、「録音(記 録)される データ の種類」
(P50)をご参照ください。
2
曲の途中から変更したい場合は、B【−(NO)】【+(YES)】
で変更する小節を選ぶ
3
変更したい内容 (音色やリバーブなど ) を設定する
たとえば、録音した[ Standard E.Piano]の音色を[DX
E.Piano1]に変更したい場合は、VOICE/PERFORMANCE
ボタンと A【−】【+】で[E.PIANO2]を選びます。
テンポを変更する場合は、手順4 で行なってくだ
さい。
設定が終わったら、SONG SELECT【 】【 】のど
ちらかを押して、選曲画面に戻ります。
ここで設定した内容(テンポ以外)は、次の手順 4
の操作を行なった時点で書き込まれ、元に戻すこと
ができなくなります。ご注意ください。
4
【REC】を押したまま値を変更するトラックを選ぶ
選ばれたトラックのランプが赤く点滅します。
テンポを変更する場合はここで行ないます。
ここで、鍵盤や SONG【START/STOP】を押さないよ
うに注意してください。録音がスタートしてしまい、録音
済みのデータが消えてしまいます。
5
【TOP】または【REC】を押して、録音モードを抜ける
P-250
49
Page 50
ソング操作
基
本
編
デュアルやスプリットを使って録音する
デュアルやスプリットを使って録音する場合は、自動的に
音色ごとに別々のトラックに録音されます。トラックの割
り当ては次表のようになります。
複数のパートをトラックごとに重ねて録音していく
ときや、既存の曲への上書き録音(P49)のときに、
データのあるトラックに録音してしまうと元のデー
タは消えてしまいますので、ご注意ください。
それぞれ指定した録音トラックが 1、2、EXTRA TRACKn
の場合を示します。
指定した録音トラック
TRACK1 TRACK2
↓↓ ↓
Main TRACK1 TRACK2 TRACKn
デ
ア
Layer TRACK3 TRACK4 TRACKn+2
ル
実
際
に
使
ス
プ
リ
Main TRACK1 TRACKn
Left TRACK2 TRACKn+1
わ
れ
る
ラ
ク
ス
プ
リ
Main TRACK1 TRACKn
Left TRACK2 TRACKn+1
Layer TRACK3 TRACKn+2
デ
ア
LeftLayer TRACK4 TRACKn+3
ル
TRACKn=TRACK3 〜 TRACK16
「n +1」「n + 2」「n +3」が 16 を超える場合は折り返
して TRACK1、2、3 が使われます。
曲の途中でのデュアル / スプリットへの切り替
えは録音されません。
EXTRA
TRACKn
録音 ( 記録) されるデータの種類
トラックごとに録音されるデータ
・ ノートデータ ( 弾いた音 )
・ 音色選択
・ ペダル / モジュレーションホイールの ON/OFF
・【REVERB】のかかり具合[ReverbSend]
・【CHORUS】のかかり具合[ChorusSend]
・ インサーション エフェクトのかかり具合[Dry/WetBalance]
・ 音の明るさ[Brightness]
・ レゾナンス効果の設定[Harmonic Content]
・ イコライザーの低域周波数の設定[EQ LowFreq.]
・ イコライザーの低域ゲイン値の設定[EQ LowGain]
・ イコライザーの高域周波数の設定[EQ HighFreq.]
・ イコライザーの高域ゲイン値の設定[EQ HighGain]
・ 音色のオクターブ設定[Octave]
・ 音色ごとの音量の設定[Volume]
・ 音色ごとの左右の音の位置の設定[Pan]
・2つの音色の音の高さの微調整(デュアルのみ)[Detune]
・ 音色ごとのタ ッチに対する音 量変化度合の 設定
[TouchSense]
・ 音色のトランスポーズ設定 [Transpose]
・音律[Scale]
・ ソフトペダルのかかり具合 [SoftPedalDepth]
・ ストリングレゾナンスのかかり具合
[StringResonanceDepth]
・ サステインサンプリングのかかり具合
[SustainSamplingDepth]
・ キーオフ音の音量 [KeyOffSamplingDepth]
・ モジュレーション
・ ピッチベンド
・ ピッチベンドレンジ
全トラックで共通に録音されるデータ
・ テンポ
・拍子
・【REVERB】のタイプ
・【CHORUS】のタイプ
・ インサーションエフェクトのタイプ
※ノートデータ([Octave]、[Transpose]を含む)以外
は録音後に変更できます。
※拍子の設定は曲の先頭か、曲の先頭から B【−】【+】で
移動した位置で停止中のときだけ変更できます。
50
P-250
Page 51
ソングの再生
録音したソングなどを再生します。ソング再生中に演奏することもできます。
再生する
■
TEMPO 【UP】 【DOWN】
1
2-1
基
本
編
MIDI OUT
P ANEL LOCK
DOWN SONG SETTING UP
2-2
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
1
選曲画面を表示させる
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
REC START/STOP
SY NCHRO START NEW SONG
4 3 5
SONG SELECT【】 【】 のどちらかを押します。
【SONGSETTING】の[SongRepeat](P64)
で、全曲を連続再生させたり、1曲だけを繰り返
し再生させたりできます。
選曲する
2
A【−】【+】で、[PresetSong][MemorySong]
2-1
の種類を選びます。
「MemorySong」は、P-250 内部の保存用メモリーに曲
がある場合に表示されます。
曲名が画面の表示範囲を超えている場合、D【+】
で1文字ずつ右へずらせます。元に戻す(1 文字
ずつ左へずらす)ときは、D【−】を押します。
2-2
C【−】【+】または SONG SELECT【】 【】
で、曲を選びます。
3
再生をスタートさせる
SONG【START/STOP】を押します。
弾くと同時に再生をスタートする (シンクロスタート )
曲を再生させながらご自身も演奏する場合、鍵盤を弾く
と同時に再生をスタート(シンクロスタート)させられま
す。
【TOP】を押したまま SONG【START/STOP】を押す
と、SONG【START/STOP】のランプが点滅し、シン
クロスタート待機状態になります。
このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。
待機状態で【TOP】を押すと、シンクロスタートは解除
されます。
G.PIANO 1
A
C
B
YES NO
EXIT
D
G.PIANO 2
1
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
E.PIANO3 HARPSI.
E.PIANO1
E.PIANO2
CLAVI.
STRINGS
5
3
4
GUITAR
SYNTH.PAD
CHOIR
13
11
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
2
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
XG
BASS
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
選曲画面の B【− (NO)】【+ (YES)】で、再生中でもス
トップ中でも、小節を進めたり ( 早送り) 戻したり ( 巻き
戻し )できます。
再生しながら、演奏することもできます。この場合、録
音された音色とは違う音色をパネルで選ぶと、再生音と
違う音色で演奏できます。その場合、【SONG
BALANCE】で手弾き音と再生音の音色バランスを調節
できます。(P49)
SONG SELECT【】 【】を押すと、選曲画面に
戻ります。
テンポを調節する
再生スタート前でも再生中でも、TEMPO【DOWN】
【UP】を押してテンポを変更できます。【DOWN】【UP】
を同時に押すと、録音された曲に設定されているテンポ
に戻ります。
SONG SELECT【】 【】を押すと、選曲画面に
戻ります。
選曲画面で ...
・曲の途中で停止中に、SONG SELECT【】
かC【−】を押すと、現在の曲の先頭に戻ります。
・曲の再生中に、SONGSELECT【】 かC【−】
を押すと、現在 の曲の先頭に戻り、再生がス
タートします。
・曲の再生中に、SONGSELECT【】 かC【+】
を押すと、次の曲の再生がスタートします。
フリーテンポで録音されたソングデータでは、曲の小
節数と画面表示の小節数が合わない場合があります。
プリセットソングの中には、フリーテンポで録音さ
れたソングデータが含まれています。
P-250
51
Page 52
基
本
編
ソングの再生
4
再生をストップする
再生が終了すると、自動的にストップし、曲の先頭に戻り
ます。
途中でストップする場合は、【TOP】を押します。SONG
【START/STOP】を押すと、押した位置でストップしま
す。
5
基本画面に戻る
【EXIT】を押します。
トラックの再生を ON/OFF する
選曲した時点では、データが入っているトラックボタン
(【TRACK1】【TRACK2】【EX.TRACKS】) のランプ
が緑に点灯しています。
再生中でも停止中でも、ランプが点灯しているトラック
のボタンを押すと、ランプが消灯し、そのトラックのデー
タが再生されなくなります。ボタンを押すごとに再生の
ON/OFF が切り替わります。
再生を OFF にしたパートをご自身で弾くこともできま
す。
曲データの容量が大きいと P-250 本体に読み込め
ず、選曲できないことがあります。容量の上限の目
安としては、およそ 200KB 〜 300KB ですが、曲
データの内容により異なります。
[CharacterCode]を再生する曲のファイル名
に適した種類に設定してください。(P55)
再生できる曲データの種類は、P33をご参照ください。
パフォーマンスが ONのとき、再生状態になると
パフォーマンスは一時的に OFFになります。
ただしパフォーマンスパラメーターの設定はそ
のままです。
52
P-250
Page 53
ソングファイル管理【SONG FILE】
【SONG FILE】を押して表示される一連の画面 ( ソングファイル画面 ) では、録音した曲の保存 /削除 / 曲名変
更といったソングファイルに関する操作と、表示文字の切り替えを行ないます。
以下の項目があります。
項目 表示 ページ
ソングファイルを保存用メモリーに保存する [SaveToMemory] P54
ソングファイルを保存用メモリーから削除する [DeleteSong] P54
曲名(ソングファイルの名前)を変更する [RenameSong] P55
表示文字の種類を切り替える [CharacterCode] P55
ソングファイル管理の基本操作
■
操作中、操作をスムーズに導くために、画面に各種のメッセージ ( 情報や確認など ) が表示されることがあります。その意味
や対処の方法については、「メッセージ一覧」(P82) をご参照ください。
基
本
編
2, 3 1
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
SYNCHRO START NEW SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
1
KEYBOARD SONG
選曲する
保存 / 曲名変更する曲を選びます。
2
ソングファイル操作モードに入る
【SONG FILE】を押します。
これ以降操作を中止してソングファイル操作モードを抜け
る場合は、【EXIT】を 1 回か 2 回押します。
MIDI OUT
REC START/STOP
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
3
4
G.PIANO 2
E.PIANO1
E.PIANO2
STRINGS
3
11
E.PIANO3 HARPSI.
4
CHOIR
SYNTH.PAD
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
CLAVI.
5
GUITAR
13
A
C
B
YES NO
D
G.PIANO 1
2
1
ORGAN 1
EXIT
ORGAN 2
10
9 BA
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
XG
BASS
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
OTHER SETTING
PERFORM. FILE
5
4
設定または実行する
B【− (NO)】【+ (YES)】/ C【−】【+】/ D【−】
【+】で設定 / 実行します。
ここの操作について詳しくは、それぞれ該当する項目を参
照してください。
5
ソングファイル操作モードを抜ける
【EXIT】を押します。
項目を選ぶ
3
【SONG FILE】またはA【−】【+】を何度か押して、
設定したい項目を選びます。
項目:[SaveToMemory]/[DeleteSong]/[RenameSong]
/[CharacterCode]
P-250
53
Page 54
ソングファイル管理【SONG FILE】
基
本
編
ソングファイルを保存用メモリー
■
に保存する[SaveToMemory]
録音した曲は、そのままでは電源を切ると消えてしまい
ます。電源を切っても残しておきたい場合は、P-250 内
部の保存用メモリーに保存する必要があります。プリ
セットソング、あるいはそれに追加/ 上書き録音(P49)
した曲を、保存用メモリーに保存することもできます。
ソングファイルを保存用メモリー
■
から削除する[DeleteSong]
保存用メモリーにあるソングファイルを削除します。プ
リセットソングや現在選ばれているソングは削除でき
ません。
ソングファイルの基本操作は53ページを参照
ソングファイルの基本操作は53ページを参照
してください。
してください。
そのなかの手順 4の部分は、下記に従って操作
します。
そのなかの手順 4の部分は、下記に従って操作
します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
4-1
曲名を付ける
C【−】【+】でカーソル(下線)を移動します。
同時押しでスペースが挿入されます。
D【−】【+】でカーソルの位置の文字を選択します。
同時押しで文字が削除されます。
最大 58 文字までの曲名が付けられます。画面からはみだ
した文字は、C【−】【+】でカーソル(下線)を移動し、
順次表示させられます。
4-1
4-2
[Execute?-->]の隣にある B【+(YES)】を押します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
削除する曲を選ぶ
C【−】【+】で削除する曲を選びます。
実行する
あとは画面の指示に従って操作します。
メモリーソングを削除しても、カレントメモリーに読み込
まれている曲データは削除されません。ただし、その時点
で読み込んだ元データがなくなったため、選曲画面に戻る
と、曲名以外は[------]で表示されます。
削除後、残った曲の番号は自動的に詰められます。
4-2
実行する
[Execute?-->]の隣にある B【+(YES)】を押します。
このあと[Sure?-->]が表示され、もう一度 B【+(YES)】
を押すと実行されます。(中止する場合は B【−(NO)】を
押します。)
実行中は[Executing]が表示され、完了すると[Completed]
に変わります。
曲番号は「M −」のあとに自動で付けられます。「M」は
「Memory(メモリー)」の「M」です。
保存用メモリーの中に既にいくつか曲ファイルがあった場
合、新たに曲を保存すると、自動的に全曲アルファベット
/ アイウエオ順などに分類されて、番号が付け直されます。
曲名表示について ...
・[CharacterCode](P55) で、表示文字の種類
を切り替えられます。
・あとでこの曲を選曲画面で選ぶと、ここで付け
た曲名に「.MID」が自動的に付加されて表示さ
れます。
現在選ばれているソングは、【SONGSETTING】
の[ChannelClear](P63)で[ALL]を選 び削 除
できます。または、SONG SELECT【】 【】
を 同時に押して、そのときに表示される
[SongChangedSave?](曲が書き替えられて
います保存しますか?)でB【−(NO)】を押しま
す。現在選ばれているソングが削除され、空の
[NewSong]が選ばれます。
54
P-250
Page 55
ソングファイル管理【SONG FILE】
曲名(ソングファイルの名 前)
■
を変更する[RenameSong]
曲名を変更します。プリセットソングと[P-000:
NewSong]は変更できません。
ソングファイルの基本操作は53ページを参照
してください。
そのなかの手順 4の部分は、下記に従って操作
します。
保存用メモリーのデータが失われることがあるの
で、[Executing]の表示中は、決して電源を切ら
ないでください。
4
[SaveToMemory]の場合と同様の操作(P54)で、
曲名を付け、実行します
曲名変更後、自動的に全曲アルファベット / アイウエオ順
などに分類されて、番号が付け直されます。
表示文字の種類を切り替える
■
[CharacterCode]
曲名を表示 / 入力する際の文字の種類を切り替えます。
D【−】【+】で International/Japanese を選択し
ます。
文字一覧
International
Japanese
基
本
編
[CharacterCode]を設定すると、パフォーマン
ス/パフォーマンスファイルの名前の表示文字の
種類も切り替わります。
P-250
55
Page 56
MEMO
56
P-250
Page 57
エディット編
P-250 をさらに便利に使いこなすための細かい設定を説明しています。
エディットについて . ..........................................58
ソングの録音/再生に関する設定【SONG SETTING】. . ..............62
音色に関する設定【VOICE EDIT】. . . . ............................65
マスターイコライザーに関する設定【MASTER EQ EDIT】. . . ..........71
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】. ............................73
その他の設定【OTHER SETTING】. . . ............................76
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
P-250
57
Page 58
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
エディットについて
P-250 をさらに便利に使いこなすための設定ができます。各設定項目の基本操作については、P61 をご覧くだ
さい。
設定項目の一覧表
■
以下の項目が用意されています。
ソングの録音 /再生に関する設定【SONG SETTING】
項目 表示 ページ
音符のタイミングのずれを修正する Quantize P62
最初の発音からすぐにスタートさせるかどうかを決める QuickPlay P62
各チャンネルの中身を聞いて確かめる ChannelListen P63
1 チャンネル単位でデータを消去する ChannelClear P63
範囲指定して繰り返し再生する FromToRepeat P63
フレーズマークを使って再生する PhraseMark P63
曲(ソング)単位で繰り返し再生する SongRepeat P64
クリックの拍子設定 TimeSignature P64
クリックの音量設定 ClickVolume P64
クリックの ON/OFF の設定 ClickOnOff P64
音色に関する設定【VOICE EDIT】
* が付いている項目は、デュアルの場合、Main パートと Layerパートの音色についてそれぞれ設定します。スプリットデュアルの場
合も同様です。
項目 表示 ページ
オクターブの設定 * Octave P65
音量の設定 * Volume P65
左右の音の位置の設定 * Pan P66
デュアルの場合の2音色間の音の高さの微調整 Detune P66
リバーブタイプの設定 ReverbType P66
リバーブのかかり具合の設定 * ReverbSend P66
コーラスタイプの設定 ChorusType P66
コーラスのかかり具合の設定 * ChorusSend P67
コーラス ON/OFF の設定 ChorusOnOff P67
インサーションエフェクトタイプの設定 * Ins.Type (Ins) P67
ビブラフォンのビブラート効果のスピードの設定 * VibeRotorSpeed (RotorSpeed) P67
ビブラフォンのビブラート効果 ON/OFF の設定* VibeRotorOnOff(RotorOnOff) P67
ロータリースピーカーの回転スピードの設定 * RotarySpeed(Rot.Speed) P67
インサーションエフェクトのかかり具合の設定 * Dry/WetBalance (Dry/Wet) P68
音の明るさを調節する * Brightness P68
レゾナンス効果を調節する * HarmonicContent(Harmonic) P68
パート EQ の低域周波数を調節する * EQ LowFreq. (EQ L.Freq) P68
パート EQ の高域周波数を調節する * EQ LowGain P68
パート EQ の低域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する * EQ HighFreq. (EQ H.Freq) P68
パート EQ の高域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する * EQ HighGain P68
タッチに対する音量変化度合の設定 * TouchSense P68
ペダル 1 の機能設定 Pedal 1 P69
ペダル 2 の機能設定 Pedal 2 P69
ペダル 3 の機能設定 Pedal 3 P69
ペダル 4 の機能設定 Pedal 4 P69
58
P-250
Page 59
エディットについて
モジュレーションホイールの機能設定 Modulation P69
送信バンクセレクト MSBの設定* SendBankMSB (SendMSB) P70
送信バンクセレクト LSBの設定 * SendLSB (SendLSB) P70
送信プログラムチェンジの設定 * SendPG# P70
内部音源の ON/OFFの設定 * InternalTG P70
マスターイコライザーに関する設定【MASTEREQ EDIT】
項目 表示 ページ
マスター EQタイプの設定
マスター EQ低域ゲインの設定 LowGain P71
マスター EQ中低域ゲインの設定 LowMidGain P71
マスター EQ中域ゲインの設定 MidGain P71
マスター EQ中高域ゲインの設定 HighMidGain P71
マスター EQ高域ゲインの設定 HighGain P71
マスター EQ低域周波数の設定 LowFreq. P71
マスター EQ中低域周波数の設定 LowMidFreq. P71
マスター EQ中域周波数の設定 MidFreq. P71
マスター EQ中高域周波数の設定 HighMidFreq. P71
マスター EQ高域周波数の設定 HighFreq. P71
マスター EQ低域 Qの設定 LowQ P72
マスター EQ中低域 Qの設定 LowMidQ P72
マスター EQ中域 Qの設定 MidQ P72
マスター EQ中高域 Qの設定 HighMidQ P72
マスター EQ高域 Qの設定 HighQ P72
(Edit またはマスター EQ のタイプの
名前)
P71
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】
項目 表示 ページ
MIDI 送信チャンネルの設定 MidiOutChannel P74
MIDI 受信チャンネルの設定 MidiInChannel P74
ローカルコントロール ON/OFFの設定 LocalControl P74
手弾き音か曲(ソング)再生音のどちらを MIDI送信するかの設定 MidiOutSelect P74
MIDI 受信するデータの種類の設定 ReceiveParameter P75
MIDI 送信するデータの種類の設定 TransmitParameter P75
パネル初期設定データの送信 InitialSetup P75
音色設定データのバルクダンプの実行 VoiceBulkDump P75
その他の設定【OTHER SETTING】
項目 表示 ページ
タッチ感度の選択 TouchResponse P76
音の高さの微調整 Tune P76
ピアノ音色の調律曲線の選択 PianoTuningCurve P76
音律の選択 Scale P77
スプリットポイントの設定 SplitPoint P77
キー (調 ) の設定 Transpose P77
ソフトペダルのかかり具合の設定 SoftPedalDepth P77
弦共鳴音 (ストリングレゾナンス ) のかかり具合の設定 StringResonanceDepth P77
ダンパーペダル使用時の共鳴効果 ( サステインサンプリング ) のかか
り具合の設定
キーオフ音の音量設定 KeyOffSamplingDepth P78
ビブラフォンのペダル機能の選択 VibraphonePedalMode P78
SONG【START/STOP】機能のペダルへの割り当て PedalStart/Stop P78
SustainSamplingDepth P78
P-250
59
Page 60
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
エディットについて
ペダルのタイプ選択 PedalType P78
ペダルが効き始めるポイントの設定 HalfPedalPoint P78
ピッチベンド幅の設定 PitchBendRange P79
【SONGBALANCE】の機能のアサインの設定 SongBalanceAssign P79
スピーカーの ON/OFF を切り替える設定 Speaker P79
マスターイコライザーロックの設定 EqualizerLock P79
電源 OFF 時に保存する項目の設定 MemoryBackUp P79
基本設定に戻す FactorySet P79
60
P-250
Page 61
エディット操作
■
エディットについて
2
1
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
2, 3
A
C
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
MIN MAX
MASTER VOLUME
パラメーター設定状態に入る
1
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
設定したい内容に応じて、セッティングボタン
【SONG SETTING】、【VOICE EDIT】、【MASTER
EQ EDIT】、【MIDI SETTING】、【OTHER SETTING】
を押し、それぞれの設定モードに入ります。
これ以降いつでも【EXIT】を押すと設定モードを抜けられ
ます。
設定する項目または音色パートを選ぶ
2
セッティングボタン、A【−】【+】、C【−】【+】を
必要な回数押します。
選択または設定する
3
選んだ項目、パートによってさらに項目が画面に表示
されますので、B【− (NO)】【+ (YES)】、C【−】
【+】、D【−】【+】を押して選択または設定します。
設定値については【−】と【+】を同時に押すと、基本設
定に戻ります。
1 1 3, 4
G.PIANO 1
G.PIANO 2
E.PIANO1
E.PIANO2
STRINGS
3
11
E.PIANO3 HARPSI.
4
CHOIR
SYNTH.PAD
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
CLAVI.
5
GUITAR
13
B
YES NO
D
3 1
データを書き込む / 実行する / 記憶させる
4
1
2
ORGAN 2
ORGAN 1
EXIT
9 BA
10
5 1
項目によって次の方法があります。
[Execute?-->]または[Start?-->]が表示され
る場合
B【+ (YES)】を押すと[Sure?-->]( いいですか? ) と
確認表示が出ます。
もう一度 B【+ (YES)】を押すと[Executing]( 実行中 )
の表示になり、データが書き込まれる ( または実行が完了す
る)と[Completed](完了 ) の表示が3 秒間出て元の画面
に戻ります。中止する場合は[Sure?-->]のところでB【−
(NO)】を押します。
ただし、3秒以上立っても[Completed]から元の画面
に戻らないときは、B【+(YES)】または【EXIT】を押
して、元の画面に戻してください。
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
6
BASS
XG
16
15
14
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
[Set?-->]が表示される場合
B【+ (YES)】を押すと[ Executing]( 実行中 ) の表示
になり、データが記憶されると[Completed]( 完了 ) の
表示が 3 秒間出て元の画面に戻ります。
パラメーター設定状態を抜ける
5
【EXIT】を押します。
パフォーマンスパラメーターとして保存する場合は、
4 の操作を次のように変更します。
4
.【PERFORM.FILE】を 押 し、A【−】【+】で
[Performance] を選び、C【−】【+】か VARIATION
【▼】【▲】で保存するパフォーマンスを決め、B【+
(YES)】を押します。
P-250
61
Page 62
ソ ングの録音/再生に関する設定
3 3
手弾きデータ
SwingRate=50%
:跳ねた感じになりません
SwingRate=75%(51%以上)
:偶数拍のタイミングを後ろにずらします
SwingRate=25%(49%以下)
:偶数拍のタイミングを前にずらします
SwingRate=67%
:3連符の3つめの拍にずらせます
【SONG SETTING】
現在選ばれているソングについて設定ができます。まず、設定をしたいソングを選んでおきます (P51)。
ソングを選んでから、【SONG SETTING】を押して、ソング設定状態になります。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
A
C
MIN MAX
MASTER VOLUME
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
【SONGSETTING】
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は P90 〜 P92を参照してください。
■
音符のタイミングのずれを修正する[Quantize]
Quantize = 音符などのタイミングを補正する
機能
音符のタイミングのずれを修正できます。たとえば、録音
した曲の音符を正確に8分音符や16分音符に修正したり、
曲全体のノリを跳ねた感じ ( スイング感のあるリズム ) に
変えたりできます。修正や変更は 1 曲単位で実行され、再
生して音を確認しながら設定を変更できます。
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
SYNTH.PAD
CHOIR
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
6
5
GUITAR
14
13
8
7
XG
BASS
16
15
G.PIANO 1
B
YES NO
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
ORGAN 2
EXIT
9 BA
10
修正する音符の単位[1/8]の場合
VOICE EDIT VIBES
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
VARIATION
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
OTHER SETTING
修正する音符の単位を D【−】【+】で選び、修正したデー
タを書き込むかどうかを B【− (NO)】【+ (YES)】で決定
します。
修正する音符の単位で[1/8]と[1/16]を選んだ場合
は、[SwingRate=**%]が表示され、SwingRate を C
【+】、C【−】で 0% 〜100%で指定し全体的に跳ねた
感じ ( スイング感のあるリズム) に変更できます。
修正する音符の単位の選択範囲
OFF
1/4. . . . ...... 4分音符
1/8. . . . ...... 8分音符
1/12. . . . . . . . . 8分 3 連音符
1/16. . . . . . . . . 16分音符
1/24. . . . . . . . . 16分 3 連音符
62
P-250
修正した曲データは、[SaveToMemory](P54)
で保存してください。
最初の発音からすぐにスタートさせるかどうかを決
■
める[QuickPlay]
弱起の曲や最初の音の前に空白がある曲を再生する場合
に、D【−】【+】で実際に音が鳴るところから再生する
3
3
(ON) か、休符や空白を含めて曲のデータどおりに再生す
る (OFF) かを選びます。
Page 63
ソングの録音/再生に関する設定【SONG SETTING】
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P61を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は P90〜 P92 を参照してください。
■
各チャンネルの中身を聞いて確かめる
[ChannelListen]
チャンネル別の中身を確認するために、1 チャンネルだけ
を選んで再生できます。
実際の音が鳴るところからすぐに再生されます。
D【−】【+】で聞きたいチャンネル (Ch1 〜 Ch16) を選
び、B【+(YES)】を押している間選んだチャンネルだけ
が再生されます。
■
1 チャンネル単位でデータを消去する
データのないチャンネルは表示されません。ただ
し曲データによって、データのないチャンネルも
含めて全チャンネル表示される場合もあります。
[ChannelClear]
1〜16 チャンネルの中から、1 チャンネルずつ選んで
データを消去できます。
■
範囲指定して繰り返し再生する[FromToRepeat]
再生する範囲を自由に指定して、曲の繰り返し再生ができ
ます。再生する範囲は 1拍単位で指定できます。
・終わりの位置に指定した拍の直前で繰り返します。
・[Repeat On]にして曲の再生をスタートすると、カウ
ント音に続いて、指定した範囲の再生がスタートします。
【TOP】を押すまで繰り返し再生されます。
・[Repeat Off]の場合は、通常どおりの再生になります。
B【−】【+】で[Repeat On][Repeat Off]を切り替
えます。C【−】【+】で繰り返しの始まり、D【−】【+】
で繰り返しの終わりの位置を指定します。
曲の再生中にも、C【−】【+】、D【−】【+】を押して
繰り返し位置を指定できます。
新しい曲を選ぶと、指定した範囲は自動的に解除
され、リピートモードも Offになります。
フリーテンポで録音されたソングデータで
[FromToRepeat] を使った場合、カウント音と曲
の拍子が合わない場合があります。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
D【−】【+】で消去したいチャンネル (Ch1 〜 Ch16 ま
たは ALL... すべてのチャンネル ) を選び、B【+(YES)】
を押してデータの消去を実行します。
・ データのないチャンネルは表示されません。た
だし曲データによって、データのないチャンネ
ルも含めて全チャンネル表示される場合もあ
ります。
変更した曲データは、[SaveToMemory](P54)
で保存してください。
プリセットソングの中には、フリーテンポで録音さ
れたソングデータが含まれています。
フレーズマークを使って再生する[PhraseMark]
■
「フレーズマーク」データのある曲が選ばれている場合、
楽譜に書いてあるフレーズ番号を指定して、フレーズマー
クの位置から再生させたり、そのフレーズだけ繰り返し再
生させたりできます。
・[Repeat On]の場合は、曲の再生をスタートすると、
カウント音に続いて、指定したフレーズの再生がスター
トします。【TOP】を押すまで繰り返し再生されます。
・[Repeat Off]の場合は、フレーズ番号の位置からの通
常再生になります。
C【−】【+】でフレ−ズ番号を指定して、B【− (NO)】
【+ (YES)】で[Repeat On][Repeat Off]を切り替
えます。
フレ−ズ番号の指定範囲は Off(指定なし ) または 1 〜そ
の曲の最終フレーズ番号です。
・「フレーズマーク」データのない曲が選ばれている場合
は、Off に固定となります。
P-250
63
Page 64
ソングの録音/再生に関する設定【SONG SETTING】
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は P90 〜 P92を参照してください。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
■
曲(ソング)単位で繰り返し再生する
[SongRepeat]
プリセットソングに入っている曲全曲や本体メモリーに
入っている曲全曲を連続再生させたり、1 曲を繰り返し再
生させたりできます。
曲の再生をスタートすると、現在パネル上で選ばれている
曲が再生されたあと、指定した範囲の曲の連続再生が始ま
ります。【TOP】を押すまで繰り返し再生されます。
B【−】【+】で[On][Off]、D【−】【+】で繰り返し
再生する範囲を指定します。
繰り返し再生する範囲は
・MemorySongs ...保存用メモリーに入っている全曲
・PresetSongs......プリセットソング全曲
・All ...........................[MemorySongs]と
・OneSong .............現在パネル上で選ばれている1 曲
から選択します。
■
クリックの拍子設定[TimeSignature]
[PresetSongs]の全曲
■
クリックの ON/OFF の設定[ClickOnOff]
D【−】【+】で
・Off..........................発音しない
・BellOn...................1 拍目はベル音
残りの拍はカチカチ音で発音
・BellOff ..................すべての拍がカチカチ音で発音
から選択します。
クリック音は[ClickOnOff]の設定にかかわら
ず、録音時以外では発音されません。
TimeSignature = 拍子記号
C【−】【+】で拍子の分子の数字 (1 〜 16)、D【−】【+】
で拍子の分母の数字 (2、4、8)を指定します。
たとえば、3/4 拍子にしたい場合は、C【−】【+】で
[3]、D【−】【+】で[4]を選びます。
■
クリックの音量設定[ClickVolume]
D【−】【+】で音量 (0〜 127) を指定します。
64
P-250
Page 65
音色に関する設定【VOICE EDIT】
デュアルの場合
設定の対象となる音色(Main または Layerパートの音色)
デュアルの場合
設定の対象となる音色(Main または Layerパートの音色)
デュアルやスプリット音色に関する設定や、音色効果に関する細かい設定ができます。音色 ( または音色の組み合わせ )ごと
に個別に設定します。鍵盤を弾いて音を確認しながら変更できます。
【VOICEEDIT】
G.PIANO 1
G.PIANO 2
E.PIANO1
MIN MAX
MASTER VOLUME
E.PIANO2
STRINGS
3
11
E.PIANO3 HARPSI.
4
CHOIR
SYNTH.PAD
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
CLAVI.
5
GUITAR
13
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
A
C
B
YES NO
D
1
2
ORGAN 2
ORGAN 1
EXIT
9 BA
10
VOICE EDIT VIBES
8
6
7
VARIATION
XG
BASS
16
14
15
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
CHORUS
PERFORM. FILE
PERFORMANCE
MIDI SETTING
OTHER SETTING
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P61を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は、P90〜 P92 を参照してください。
【VOICE EDIT】のすべてのパラメーターはパフォーマンスパラメーター(P30)です。
【VOICE EDIT】の基本操作
音色を選んでから、【VOICE EDIT】を押して、ボイ
1
スエディットモードに入ります。
続いて A【−】【+】を押して設定や変更をする音色
2
パートを選びます。
表示される音色パートの範囲は、現在選ばれている音色に
よって変わります。
Main ....................Main パート(P29)の音色(スプリッ
Main× Layer.....Layerパート(P29)の音色(デュアル
Left .....................Left パート(P28)の音色(スプリッ
Left × Layer ....LeftLayer パート(P28)の音色(ス
*がついている項目は、デュアルの場合、Mainパー
トとLayerパートの音色についてそれぞれ設定し
ます。スプリットデュアルの場合も同様です。
トでもデュアルでもないか、スプリット
で右側の領域がデュアルでない場合)
か、スプリットで右側の領域がデュアル
の場合)
トで左側の領域がデュアルでない場合)
プリットで左側の領域がデュアルの場
合)
■
オクターブの設定 *[Octave]
同じ鍵盤の音の高さをオクターブ単位で上下に 2 オク
ターブまでシフトできます。
D【−】【+】で − 2(2 オクターブ下) 〜0( シフトしな
い)〜+ 2(2 オクターブ上) を設定します。
■
音量の設定 *[Volume]
音色パートごとに音量を設定できます。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
( )の中の設定名は、デュアルのときの表示です。
D【−】【+】で音量 (0 〜127)を設定します。
P-250
65
Page 66
音色に関する設定【VOICE EDIT】
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は、P90 〜 P92を参照してください。
【VOICE EDIT】のすべてのパラメーターはパフォーマンスパラメーター(P30)です。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
■
■
左右の音の位置の設定 *[Pan]
Pan =左右に動かす
音が左右のどのあたりから聞こえてくるようにするかを
設定します。
デュアルの場合
設定の対象となる音色(Mainまたは Layer パートの音色)
D【−】【+】で L64( 左寄り ) 〜C( 中央)〜 R63( 右寄
り)を設定します。
デュアルの場合の 2 音色間の音の高さの微調整
[Detune]
Detune =チューニングをずらす
デュアルで選んだ 2音色の音の高さを微妙にずらせます。
■
リバーブタイプの設定[ReverbType]
音色パートの[Left]と[Left × Layer]には設定
できません。
D【−】【+】で
Room.......部屋のような残響
Hall1........ コンサートホールのような残響
Hall2........ Hall1 より少し長めの残響
Stage...... ソロ楽器向きの残響
Plate........ 金属板の振動を利用したような残響
を選択します。
リバーブのかかり具合の設定 *[ReverbSend]
■
D【−】【+】で、かかり具合 (0 〜 127)を設定します。
デュアルの場合
D【−】【+】でずらし具合 ( − 20 〜+20)を設定します。
ずらし具合は+方向で第 1 音色の音が高く第 2 音色の音
が低くなり、−方向はその逆となります。
設定の対象となる音色(Main または Layerパートの音色)
コーラスタイプの設定[ChorusType]
■
音色パートの[Left]と[Left × Layer]には設定
できません。
D【−】【+】で
Chorus ................豊かな広がりを加える効果
Celeste............... うねりと広がりを加える効果
Flanger ............... ジェット機の上昇、下降音のようなう
ねりを加える効果
を選択します。
66
P-250
Page 67
音色に関する設定【VOICE EDIT】
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P61を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は、P90〜 P92 を参照してください。
【VOICE EDIT】のすべてのパラメーターはパフォーマンスパラメーター(P30)です。
■
コーラスのかかり具合の設定 *[ChorusSend]
デュアルの場合
設定の対象となる音色(Main または Layerパートの音色)
D【−】【+】でかかり具合 (0〜 127) を設定します。
コーラス ON/OFF の設定[ChorusOnOff]
■
音色ごとにパネルの【CHORUS】の ON/OFF を設定で
きます。音色を選ぶと、ここでの設定に従って自動的に
【CHORUS】の ON/OFF が切り替わります。
D【−】【+】で On/Off を設定します。
インサーションエフェクトタイプの設定 *
■
[Ins.Type(Ins)]
リバーブ、コーラス以外の音色効果をここで選んでかけら
れます。
AutoWah.............ワウフィルターの中心周波数を周期的
に変化させる効果
SoundBoard.......ピアノの響板の響き
AmpSimulator...音を歪ませる効果
Off.........................効果なし
を選択します。
■
ビブラフォンのビブラート効果のスピードの設定 *
[VibeRotorSpeed(RotorSpeed)]
Rotor= 電動機などの回転子
上記の Ins.Type で VibeRotor を選んだときだけ表示さ
れます。
Vibraphoneを選んでいて VibeRotorペダルを使っている
場合の、ビブラート効果の音揺れのスピードを設定します。
D【−】【+】でスピード (1 〜10) を設定します。
■
ビブラフォンのビブラート効果 ON/OFFの設定 *
[VibeRotorOnOff(RotorOnOff)]
Ins.Typeで VibeRotor を選んだときだけ表示されます。
VibeRotor ペダルを使っている場合の、ビブラート効果
の ON/OFFを設定します。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
D【−】【+】で
Delay LCR.......... 左、中央、右の 3 つの位置でかかるディ
レイ (音を遅らせる ) 効果
Delay LR ............ 左右 2 つの位置でかかるディレイ効果
Echo....................「こだま」のようなディレイ効果
CrossDelay....... 左右 2 つのディレイを交差してかけた
効果
Symphonic ........豊かで奥行きのある響きを作る効果
Rotary...................ロータリースピーカー( 回転スピーカー)
を使っているようなビブラート感が得ら
れる効果
Tremolo.............. 音量が周期的に変化する効果
VibeRotor........... ビブラフォン特有のビブラート
AutoPan............. 音が左右に揺れ動くような効果
Phaser................ 位相を周期的に変化させ、音にうねり
を持たせる効果
D【−】【+】で On/Offを設定します。
■
ロータリースピーカーの回転スピードの設定 *
[RotarySpeed(Rot.Speed)]
Ins.Typeで Rotaryを選んだときだけ表示されます。
ロータリースピーカーエフェクトの回転スピードを設定
します。
D【−】【+】で Slow/Fast を設定します。
P-250
67
Page 68
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
音色に関する設定【VOICE EDIT】
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は、P90 〜 P92を参照してください。
【VOICE EDIT】のすべてのパラメーターはパフォーマンスパラメーター(P30)です。
■
インサーションエフェクトのかかり具合の設定 *
[Dry/WetBalance(Dry/Wet)]
インサーションエフェクトのかかり具合を変更します。
Ins.Type の中には Dry/WetBalance の設定ができない
ものがあります。
D【−】【+】で、D63>W( ほとんどエフェクトのかかっ
ていない元の音だけを出力 ) 〜 D=W ( エフェクトのか
かっていない元の音とエフェクトのかかった音を同じく
らい出力)〜 D<W63 (エフェクトのかかった音だけを出
力)を設定します。
■
音の明るさを調節する *[Brightness]
LowGain
(低域ゲイン値)
LowFreq.
(低域周波帯)
D【−】【+】で低域周波数は 32Hz 〜 2.0KHz、高域周
波数は 500Hz 〜 16.0 KHz に設定します。
HighFreq.
(高域周波帯)
HighGain
(高域ゲイン値)
D【−】【+】で− 64 〜+63 を設定します。
■
レゾナンス効果を調節する *
[HarmonicContent(Harmonic)]
レゾナンス = 共鳴、共振
D【−】【+】で− 64 〜+63 を設定します。
■
パート EQ の低域周波数を調節する *
[EQ LowFreq.(EQ L.Freq)]
■
パート EQ の高域周波数を調節する *
[EQ HighFreq.(EQ H.Freq)]
パートイコライザー(パート EQ)は、音色ごとに 2 バン
ドのゲイン(増幅量)を調整できます。
P-250のイコライザーは、5バンドのマスターイ
コライザー(マスターEQ)と2 バンドのパートイ
コライザー(パート EQ)の2種類があります。ご
注意ください。
マスターイコライザーについては P38、P71を
ご参照ください。
パート EQ の低域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する *
■
[EQ LowGain]
パート EQ の高域ゲイン値 ( 増幅量 ) を調節する *
■
[EQ HighGain]
D【−】【+】でそれぞれのバンドのゲイン ( − 12 〜+
12dB) を設定します。
タッチに対する音量変化度合の設定 *
■
[TouchSense]
タッチに対する音量変化幅/音量の出やすさを設定します。
デュアルの場合
設定の対象となる音色(Mainまたは Layerパートの音色)
68
D【−】【+】で 0( 音量が出にくい ) 〜 64( 音量変化幅
が最大 )〜127(音量が出やすく一定音量)を設定します。
[TouchSense] と【OTHER SETTING】の
[TouchResponse]との違いはP76をご参照く
ださい。
P-250
Page 69
音色に関する設定【VOICE EDIT】
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P61を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は、P90〜 P92 を参照してください。
【VOICE EDIT】のすべてのパラメーターはパフォーマンスパラメーター(P30)です。
■
ペダル 1 の機能設定[Pedal 1]
■
ペダル 2 の機能設定[Pedal 2]
ペダル 3 の機能設定[Pedal 3]
■
ペダル端子に接続されたペダルの機能を設定します。
D【−】【+】で
Sustain............... ON/OFFスイッチ式のダンパー(P39)
SustainCont .....踏み込むほど音が長く伸びるダンパー
(P39)
Sostenuto .........ソステヌート (P39)
Soft...................... ソフト (P39)
Expression ........ 演奏中に音の強弱を付ける機能
Off ........................機能なし
を選択します。
■
ペダル 4 の機能設定[Pedal 4]
D【−】【+】で
Sustain............... ON/OFFスイッチ式のダンパー(P39)
SustainCont .....踏み込むほど音が長く伸びるダンパー
Sostenuto .........ソステヌート (P39)
Soft...................... ソフト (P39)
Expression ........ 演奏中に音の強弱を付ける機能
ReverbSend ......演奏中にリバーブの強弱を付ける機能
ChorusSend...... 演奏中にコーラスの強弱を付ける機能
Brightness......... 演奏中に音の明るさの強弱を付ける機能
Harmonic
Content.............. 演奏中にレゾナンス効果の強弱を付け
AfterTouch........ 演奏中にアフタータッチの強弱を付け
Ctrl#0 〜 #119.. 演奏中にコントローラー# 0 〜# 119
Off ........................機能なし
を選択します。
(P39)
る機能
る機能(MIDI 送信のみ)
の強弱を付ける機能(MIDI 送信のみ)
機能ごとの推奨ペダル
Sustain、SustainCont、Sostenuto、Softの機
能で使用する場合は、FC3、FC4/FC5、FC7 を、
その他の機能で使用する場合は FC7を接続して
ください。
■
モジュレーションホイールの機能設定
[Modulation]
モジュレーションホイールでコントロールするパラメー
ターを設定します。
D【−】【+】で
Expression.........演奏中に音の強弱を付ける機能
MainVolume.......演奏中にMainパートの音量を変化させ
る機能
LayerVolume.....演奏中に Layer パートの音量を変化さ
せる機能
(MainVolumeとLayerVolumeはMain
がデュアルの場合のみ表示 )
LeftVolume........演奏中にLeft パートの音量を変化させ
る機能
LeftLayer
Volume................演奏中に LeftLayer パートの音量を変
化させる機能
(LeftVolume と LeftLayerVolume は
Left がデュアルの場合のみ表示 )
RotarySpeed.....演奏中にロータリースピーカーの回転
スピードを変化させる機能
VibeRotor...........演奏中にビブラフォンのビブラート効
果のスピードを変化させる機能
Modulation.........モジュレーションのかかり具合の強弱
を付ける機能
ReverbSend.......演奏中にリバーブの強弱を付ける機能
ChorusSend.......演奏中にコーラスの強弱を付ける機能
Brightness......... 演奏中に音の明るさの強弱を付ける機能
Harmonic............演奏中にレゾナンス効果の強弱を付け
る機能
AfterTouch.........演奏中にアフタータッチの強弱を付け
る機能(MIDI 送信のみ)
Ctrl#0〜 #119..演奏中にコントローラー# 0 〜# 119
の強弱を付ける機能(MIDI 送信のみ)
Off.........................機能なし
を選択します。
エ
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編
P-250
69
Page 70
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
音色に関する設定【VOICE EDIT】
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は、P90 〜 P92を参照してください。
【VOICE EDIT】のすべてのパラメーターはパフォーマンスパラメーター(P30)です。
■
送信バンクセレクト MSB の設定 *
[SendBankMSB(SendMSB)]
■
送信バンクセレクト LSB の設定*
[Send
送信プログラムチェンジの設定 *
■
[SendPG#]
D【−】【+】で PRESET( プリセット値)、または固定値
0〜 127(SendPG# の場合は1 〜 128)に設定します。
PRESET の場合は固定の値ではなく内部音源に送出され
る値と同じ値が出力されます。
この3つのパラメーターのうち1つをPRESETに変更す
ると、他の 2 つも PRESET になります。1つをPRESET
から固定値に変更したときも、他の 2 つも PRESET から
固定値に変わります。
Bank
LSB(SendLSB)]
内部音源の ON/OFF の設定 *[InternalTG]
■
D【−】【+】で On/Off を設定します。
70
P-250
Page 71
マスターイコライザーに関する設定
【MASTER EQ EDIT】
マスターイコライザー(マスターEQ)に関する設定ができます。
ゲインはパネルの【MASTER EQUALIZER】(P38)でも設定できますが、後から設定されたゲインが有効になります。
【MASTEREQEDIT】
TRACK1
TOP REC START/STOP
SYNCHRO START
TRACK2
EX.TRACKS SONG FILE
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
A
C
B
YES NO
EXIT
D
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P60を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は、P90〜 P92 を参照してください。
・【 MASTER EQ EDIT】のすべてのパラメーターは、パフォーマンスパラメーター
(P30)です。
■
マスター EQ タイプの設定
マスターイコライザーのパラメーターをプリセットされ
た値に設定します。
B【−】【+】で、Mellow3 〜 1( 柔らかくまろやかな特
性 )、Normal、Bright1〜 3( 明るい特性 )、Editを設定
します。
Editに設定した場合、【MASTRER EQ EDIT】の他のパ
ラメーターの設定が直前のプリセットの値になりますが、
ゲインは【MASTER EQUALIZER】の位置が反映されま
す。また、他のパラメーターを設定した場合も Edit にな
ります。
マスター EQ 低域ゲインの設定
■
[LowGain]
■
マスター EQ 中低域ゲインの設定
[LowMidGain]
■
マスター EQ 中域ゲインの設定
[MidGain]
マスター EQ 中高域ゲインの設定
■
[HighMidGain]
マスター EQ 高域ゲインの設定
■
[HighGain]
Master EQ のそれぞれのバンドのゲインを設定します。
E.PIANO1
STRINGS
3
11
E.PIANO2
4
CHOIR
12
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
6
5
GUITAR
SYNTH.PAD
14
13
7
BASS
15
G.PIANO 1
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
ORGAN 2
9 BA
10
D【−】【+】でそれぞれのゲイン ( − 9dB 〜 + 9dB) を
設定します。
■
マスター EQ 低域周波数の設定
[LowFreq.]
マスター EQ 中低域周波数の設定
■
[LowMidFreq.]
■
マスター EQ 中域周波数の設定
[MidFreq.]
■
マスター EQ 中高域周波数の設定
[HighMidFreq.]
マスター EQ 高域周波数の設定
■
[HighFreq.]
Master EQ のそれぞれのバンドの中心周波数を設定しま
す。
D【−】【+】でそれぞれの周波数 ( 低域:32Hz〜 2.0kHz、
中低域〜中高域 :100Hz 〜 10.0kHz、高域 :500Hz 〜
16.0kHz)
VOICE EDIT VIBES
8
VARIATION
XG
16
を設定します。
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
LOW
CHORUS
MIDI SETTING
PERFORMANCE
P ERFORM. FILE
OTHER SETTING
LO-MID MID
MASTER EQUALIZER VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG
HIGH HI-MID
ELECTRONIC
MIDI入力では−12dB〜+12dBの範囲が指定
できます。表示範囲も−12dB〜+ 12dBとなり
ます。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
P-250
71
Page 72
マスターイコライザーに関する設定【MASTER EQ EDIT】
LowFreq. LowMidFreq. MidFreq. HighMidFreq. HighFreq.
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
マスター EQ 低域 Q の設定
■
[LowQ]
■
マスター EQ 中低域 Q の設定
[LowMidQ]
■
マスター EQ 中域 Q の設定
[MidQ]
マスター EQ 中高域 Q の設定
■
[HighMidQ]
■
マスター EQ 高域 Q の設定
[HighQ]
LowGain
LowMidQ MidQ
HighGain
HighMidQ
D【−】【+】でそれぞれの Q(0.1 〜 12.0)を設定します。
Qを小さくして、ゲインを大きくした場合、音が歪
むことがあります。そのようなときは Q を大きく
したり、ゲインを下げたりしてお使いください。
【OTHER SETTING】の[EqualizerLock]をON
にするとパフォーマンス呼び出しやMIDI、ソング
再生でマスターイコライザーの設定が変更され
なくなります。
72
P-250
Page 73
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】
送受信チャンネルの設定などの MIDI に関する設定ができます。
MIDI について
■
MIDI(Musical Instrument Digital Interface) とは、MIDI 端子を備えた MIDI 機器間や、MIDI 機器とパーソナルコン
ピューター間で演奏データや命令を送受信しあうための、各種送受信データ様式についての統一規格です。
MIDI機器間 (MIDI機器とパーソナルコンピューター間) でMIDIデータを送受信することにより、P-250 から外部のMIDI
機器の演奏をコントロールしたり、外部の MIDI 機器やパーソナルコンピューターから P-250 をコントロールしたりでき
ます。
具体的な接続方法は「外部 MIDI 機器との接続」(P18)をご参照ください。
MIDI 端子
IN THRU OUT
MIDI
【TO HOST】
P-250 とパーソナルコンピューターを接続する場合に使
います。
TO HOST
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
MIDI【IN】: MIDIデータを受信する端子です。
MIDI【OUT】: MIDIデータを送信する端子です。
MIDI【THRU】: MIDI【IN】から入ってきたデータをそ
のまま送信する端子です。
MIDI 接続専用のケーブルをご用意ください。
YAMAHA MIDI ケーブル
MIDI01(長さ 1m、税別価格:800 円 )
MIDI03(長さ 3m、税別価格:1,100 円 )
MIDI15(長さ 15m、税別価格:3,000 円 )
接続ケーブルは、コンピューターの種類によって異なりま
す。詳しくは「コンピューターとの接続」(P19) をご覧
ください。
【USB】
P-250 とパーソナルコンピューターを接続する場合に使
います。
USB
P-250
73
Page 74
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】
【MIDI SETTING】を押して、MIDI セッティングモードに入ります。
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
SYNCHRO START NEW SONG
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P60 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は P90 〜 P92を参照してください。
MIN MAX
MASTER VOLUME
KEYBOARD SONG
EX.TRACKS SONG FILE
REC START/STOP
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
【MIDISETTING
E.PIANO2
E.PIANO1
STRINGS
3
11
4
CHOIR
SYNTH.PAD
12
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
5
6
GUITAR
13
14
VOICE EDIT VIBES
VARIATION
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
8
7
XG
BASS
16
15
MIDI SETTING
CHORUS
PERFORMANCE
OTHER SETTING
PERFORM. FILE
G.PIANO 1
A
C
B
YES NO
D
G.PIANO 2
1
2
ORGAN 1
EXIT
ORGAN 2
9 BA
10
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
■
MIDI 送信チャンネルの設定[MidiOutChannel]
P-250 から MIDI データを送信するときのチャンネルを
設定します。
C【−】【+】で音色パート (Main、Left、Layer、Left
Layer) を選択し、D【−】【+】でチャンネル (Ch1 〜
Ch16 または Off... 送信しない) を指定します。
[MidiOutChannel] は、パフォーマンスパラメーター
(P30)です。
MIDI 受信チャンネルの設定[MidiInChannel]
■
P-250 が受信した MIDI データについて、チャンネルご
とに受信パートを設定します。
C【−】【+】でチャンネル (Ch1 〜Ch32) を選択し、D
【−】【+】で MIDI受信パート (Song、Main、Left、Layer、
LeftLayer、Keyboard、Off) を設定します。
■
ローカルコントロール ON/OFF の設定
[LocalControl]
P-250 の鍵盤を弾くと P-250 の「音源部」から音が鳴る
状態を、「ローカルコントロール ON」と呼びます。「ローカ
ルコントロール OFF」にすると「鍵盤」と「音源」が切り
離され、鍵盤を弾いても P-250 からは音が出なくなりま
す。一方、鍵盤を弾いたデータは MIDI 送信されますので、
P-250 では音を鳴らさずに MIDI接続した外部音源を鳴ら
したいときなどに、ローカルコントロールをOFFにします。
D【−】【+】で On/Offを設定します。
[LocalControl]は、パフォーマンスパラメーター(P30)
です。
手弾き音か曲(ソング)再生音のどちらを MIDI 送
■
信するかの設定[MidiOutSelect]
手弾き音のデータと曲再生音のデータ ( デモ曲も含む) の
どちらを MIDI 送信するかを設定します。
MIDIデータ
(Aポート) (Bポート)
音源A
1〜16チャンネル
音源B
17〜32チャンネル
(曲の再生専用) (曲の再生専用)
[MidiInChannel] は、パフォーマンスパラメーター
(P30) です。
74
P-250
(チャンネルの設定が
Song、Off以外)
手弾き音
D【−】【+】で
Keyboard ........... 手弾き音のデータ
Song.................... 曲再生音のデータ
を設定します。
[MidiOutSelect]は、パフォーマンスパラメーター
(P30)です。
Page 75
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P60を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は P90〜 P92 を参照してください。
■
MIDI 受信するデータの種類の設定
[ReceiveParameter]
MIDI データの種類ごとに、受信するかしないかを設定で
きます。
C【−】【+】でデータの種類 (Note、Control、Program、
AfterTouch、PitchBend、SysEx) を選び、D【−】【+】
で On/Off を設定します。
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】
■
MIDI 送信するデータの種類の設定
[TransmitParameter]
MIDI データの種類ごとに、送信するかしないかを設定で
きます。
C【−】【+】でデータの種類 (Note、Control、Program、
AfterTouch、PitchBend、SystemRealTime、SysEx)
を選択し、D【−】【+】で On/Off を設定します。
■
パネル初期設定データの送信[InitialSetup]
P-250 に接続したシーケンサーなどへ、音色選択などの
パネル設定データを送信できます。MDF3 や外部シーケ
ンサーに演奏データを録音する際、演奏データの頭に、録
音データを再生しながら自分で演奏するためのパネル設
定データを送信して記録しておくと、再生しながらの演奏
の際、便利です。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
B【+ (YES)】で送信がスタートします。
■
音色設定データのバルクダンプの実行
[VoiceBulkDump]
【VOICE EDIT】(P65) で設定した音色設定のデータを、
MIDI のバルクデータとして送信できます。
B【+】で送信がスタートします。
送信中でも B【−】を押すと中止できます。
P-250
75
Page 76
その他の設定【OTHER SETTING】
タッチ感やチューニング、音律などの細かい設定ができます。
【OTHER SETTING】を押して、アザーセッティングモードに入ります。
MIDI OUT
DOWN SONG SETTING UP
PANEL LOCK
A
C
MIN MAX
MASTER VOLUME
EX.TRACKS SONG FILE
TRACK1
TRACK2
TOP SONG SELECT
KEYBOARD SONG
REC START/STOP
SYNCHRO START NEW SONG
B
YES NO
D
G.PIANO 2
E.PIANO1
ORGAN 2
E.PIANO2
2
3
4
STRINGS
CHOIR
10
11
12
G.PIANO 1
1
ORGAN 1
EXIT
9 BA
E.PIANO3 HARPSI.
CLAVI.
5
GUITAR
SYNTH.PAD
13
VOICE/PERFORMANCE TEMPO SONG SONG BALANCE
VOICE EDIT VIBES
8
7
6
14
VARIATION
XG
BASS
16
15
REVERB SPLIT CONTRAST
MASTER EQ EDIT
CHORUS
PERFORMANCE
PERFORM. FILE
【OTHERSETTING
MIDI SETTING
OTHER SETTING
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は P90 〜 P92を参照してください。
■
タッチ感度の選択[TouchResponse]
鍵盤を弾く強さに対する音の強弱の付き方 ( タッチ感度 )
を選べます。
D【−】【+】で
Light....................弱いタッチで大きい音を出すことがで
き、比較的音 のつぶがそろいやすい
タッチ
Medium ............. 標準的なタッチ
Heavy..................強いタッチで弾かないと大きい音が出
にくい設定でピアニッシモからフォル
ティッシモまで表情豊かな演奏が可能
Fixed.................... タッチによる強弱は付かず一定のボ
リューム
を選択します。
Fixedの場合、B【−】【+】でボリューム (1 〜 127) を
設定します。
[TouchResponse]は、パフォーマンスパラメーター
(P30) です。
■
音の高さの微調整[Tune]
楽器全体の音の高さを微調整できます。ほかの楽器との合
奏や CD の再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽器
やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合
に使います。
D【−】【+】でA3の音の高さを427.0Hz〜453.0Hz(0.1Hz
単位 ) の範囲で設定します。
■
ピアノ音色の調律曲線の選択
[PianoTuningCurve]
[GRANDPIANO1]と[GRANDPIANO2]の音色グ
ループの調律曲線を選べます。多重録音をしたときなど、
ピアノ特有の調律カーブが他の楽器の音の高さと微妙に
合わないと感じた場合に、[Flat]を選ぶと解消されます。
76
[TouchResponse] と【VOICE EDIT】の
[TouchSense](P68) の違い
[TouchSense]は、タッチに対する音量変化幅 /
音量の出やすさのパートごとの設定です。MIDI
出力されるノートオンのベロシティーデータは
一定で、ベロシティーが同じときの音量が変わり
ます。
[TouchResponse] は楽器としてのタッチ感度
の選択です。同じ強さで鍵盤を弾いたとき、MIDI
出力されるノートオンのベロシティーデータが
変わります。
P-250
D【−】【+】で
Stretch............... ピアノ特有の調律曲線
Flat....................... 全音域に渡ってオクターブで周波数が
倍になる調律曲線
を設定します。
[PianoTuningCurve]は、パフォーマンスパラメーター
(P30)です。
Page 77
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P61を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は P90〜 P92 を参照してください。
その他の設定【OTHER SETTING】
■
音律の選択[Scale]
音律 ( 調律法) を選べます。現在もっとも一般的なピアノ
の調律法「平均律」が完成するまでには、時代と共に様々
な音律が考えられ、またそれによる音楽が誕生しました。
当時の調律法で演奏することで、その曲が誕生したときの
響きを味わえます。
D【−】【+】で以下の音律から設定します。
Equal( 平均律)
1 オクターブを12の間隔で等分した音律。現在もっとも
ポピュラーなピアノの調律法。
PureMajor/PureMinor( 純正律[長調]/[短調])
自然倍音を基準とするため、主要 3 和音が美しく純粋に響
くのが特長。現在でも合唱のハーモニーなどで見られる。
Pythagorean( ピタゴラス音律)
ギリシャ時代の哲学者ピタゴラスによって考えられた 5
度音程だけの組み合わせからできた音律。3 度はうなりが
生じるが 4 度と 5 度の音程が美しく、旋律の演奏に向い
ている。
MeanTone( 中全音律)
ピタゴラス音律の 3 度のうなりをなくすために改良され
た音律。16 世紀後半から 18 世紀後半までにかけて広く
普及し、ヘンデルも使用した。
WerckMeister/KirnBerger
中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、両者は
その組み合わせ方が異なる。転調により曲想が変化するの
が特長。バッハやベートーベン時代に使用され、現在でも
その時代の音楽をハープシコード (= チェンバロ ) などで
演奏するときにしばしば用いられる。
なお、Equal 以外の音律を選んだときは、基音 ( 演奏する
曲の調の主音 ) を設定する必要があります。B【−】【+】
でC、C
、D、E 、E、F、F 、G、A 、A、B 、B から設定します。
[Scale]は、パフォーマンスパラメーター (P30)です。
■
キー ( 調 )の設定[Transpose]
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに
キー( 調 ) を合わせたり、演奏する曲や再生する曲を移調
したりできます。
たとえば、トランスポース量を「5」に設定すると、「ド」
を弾いたときに「ファ」の音がでることになり、「ハ長調」
を弾いて「ヘ長調」の演奏ができます。
C【−】【+】で設定する対象を
Master.................楽器全体の音 (手弾き音、再生曲 )
Keyboard............手弾きの音
Song.....................再生する曲
から選択して、
D【−】【+】で − 12( − 1 オクターブ) 〜 0( 標準音程)
〜+12(+1オクターブ)のトランスポース量を設定します。
[Transpose]は、パフォーマンスパラメーター (P30)
です。
ソフトペダルのかかり具合の設定
■
[SoftPedalDepth]
D【−】【+】でかかり具合 (1 〜10) を設定します。
[SoftPedalDepth]は、パフォーマンスパラメーター
(P30) です。
■
弦共鳴音(ストリングレゾナンス)のかかり具合の設
定[StringResonanceDepth]
GRAND PIANO1 の音色グループに有効です。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
■
スプリットポイントの設定[SplitPoint]
右側の音域と左側の音域に分けるスプリットポイントを
設定します。
D【−】【+】で A-1〜 C7 から設定します。
[SplitPoint]は、パフォーマンスパラメーター (P30)
です。
D【−】【+】でかかり具合 (Off または 1 〜 10) を設定
します。
[StringResonanceDepth]は、パフォーマンスパラ
メーター (P30) です。
P-250
77
Page 78
その他の設定【OTHER SETTING】
・パラメーター設定の一般的な操作方法は P61 を参照してください。
・パラメーターの基本設定は P90 〜 P92を参照してください。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
■
ダンパーペダル使用時の共鳴効果 ( サステインサン
プリング ) のかかり具合の設定
[SustainSamplingDepth]
GRAND PIANO1 の音色グループに有効です。
D【−】【+】でかかり具合 (Off または 1 〜 10) を設定
します。
キーオフ音の音量設定
■
[SustainSamplingDepth]は、パフォーマンスパラ
メーター (P30) です。
[KeyOffSamplingDepth]
キーオフ音 (鍵盤を離したときの微妙な発音 ) の音量を変
えられます。
GRANDPIANO1、E.PIANO1、CLAVI.、
HARPSICHORD の音色グループに有効です。
■
SONG【START/STOP】機能のペダルへの割
り当て[PedalStart/Stop]
ここで SONG【START/STOP】の機能を割り当て、ON
にして使っている間は、【VOICE EDIT】でそのペダルに
設定したペダル機能 (P69) は無効になります。
C【−】【+】で割り当てるペダル (Pedal2/Pedal3/
Pedal4) を選び、D【−】【+】で On/Off を設定します。
[PedalStart/Stop]は、パフォーマンスパラメーター
(P30)です。
ペダルのタイプ選択[PedalType]
■
PEDAL【1(SUSTAIN) 】、【2(SO STENUTO ) 】、
【3(SOFT)】、【4(AUX)】に接続したペダルによって、踏
んだときの効果 (ON/OFFや強弱など)が逆になる場合が
あります。そのような場合に切り替えてください。
D【−】【+】でかかり具合 (Off または 1 〜 10) を設定
します。
■
ビブラフォンのペダル機能の選択
[KeyOffSamplingDepth]は、パフォーマンスパラメー
ター (P30) です。
[VibraphonePedalMode]
Vibraphoneが選ばれている場合、ピアノと同じように鍵
盤を押しているあいだ音が伸びる (PianoLike) か、ビブ
ラフォン本来の動きと同じようにサステインペダルを踏
んだときだけ音が伸びる (Normal) かを選択します。
D【−】【+】で PianoLike/Normal を設定します。
[VibraphonePedalMode]は、パフォーマンスパラメー
ター (P30) です。
C【−】【+】でペダル(Pedal1/Pedal2/Pedal3/Pedal4)
を選択し、D【−】【+】で Make/Break を設定します。
ペダルが効き始めるポイントの設定
■
[HalfPedalPoint]
ペダルをどのくらい踏み込めば効果 ( ダンパーやソステ
ヌートなど、各ペダルに割り当てられる効果 (P69)。
Expression は除く。) が効き始めるかを設定できます。
効果が ON/OFF 式のときは、ペダルをどのくらい踏み込
めば効果が ON/OFF するかを設定できます。
D【−】【+】で − 2( 浅い位置で効く )〜 0 〜+2( 深い
位置で効く ) を設定します。
[HalfPedalPoint]は、パフォーマンスパラメーター
(P30)です。
78
P-250
Page 79
・ パラメーター設定の一般的な操作方法は P61を参照してください。
・ パラメーターの基本設定は P90〜 P92 を参照してください。
■
ピッチベンド幅の設定[PitchBendRange]
【PITCH】(P38)で音の高さを連続的に変化させるピッチ
ベンド機能の変化幅を設定します。なお、この設定は手弾
き音に対して有効です。
D【−】【+】で半音単位に 0 〜+ 12(12 半音 <1 オク
ターブ >上がる/ 下がる ) を設定します。
[PitchBendRange]は、パフォーマンスパラメーター
(P30) です。
【SONG BALANCE】の機能のアサインの設定
■
[SongBalanceAssign]
その他の設定【OTHER SETTING】
パネルの【MASTEREQUALIZER】や【MASTER
EQ EDIT】のパラメーター設定では[EqualizerLock]
の設定にかかわらず変更可能です。
D【−】【+】で On/Off を設定します。
電源 OFF 時に保存する項目の設定
■
[MemoryBackUp]
音色選択やMDIに関する設定など自分で設定した内容を、
電源を OFF にしても消さずに残す ( バックアップする )
ようにできます。
・本体メモリーに保存した[MemorySong]とここでのバッ
クアップ ON/OFFの設定自体、および[CharacterCode]
の設定 (P55) は、常にバックアップされます。
エ
デ
ィ
ッ
ト
編
D【−】【+】で
Off ........................機能しません
SongBalance.... ソング再生音と手弾き音の音量バラン
スが変化します
DualBalance...... Main(Left)パートとLayer(LeftLayer)
パートの音量バランスが変化します
SplitBalance...... Main(Layer)パートとLeft(LeftLayer)
パートの音量バランスが変化します
から選択します。
[SongBalanceAssign] はパフォーマンスパラメー
ター(P30)です。
■
スピーカーの ON/OFF を切り替える設定
[Speaker]
スピーカーの ON/OFFを切り替えられます。
D【−】【+】で
Normal
(HeadphoneSW).... ヘッドフォンが接続されていない
ときだけスピーカーが鳴ります。
On......................... 常にスピーカーが鳴ります。
Off ........................スピーカーは鳴りません。
を設定します。
■
マスターイコライザーロックの設定
[EqualizerLock]
パフォーマンス呼び出しや MIDI、ソング再生でマスター
イコライザーの設定が変更されないようにします。
C【−】【+】で設定対象(Transpose、Equalizer、Reve rbOnOff、
SplitPoint、Main/LeftVoice、 SongSetting、MidiSetting、
OtherSetting) を選択し、D【−】【+】でOn/Offを設定します。
なお、OtherSetting の場合は Transpose、Split Point
は除きます。
基本設定に戻す[FactorySet]
■
P-250 を、基本設定(P90)( 工場出荷時の状態=はじ
めて電源を入れたときの状態 )に戻せます。
・【SONGFILE】操作の[CharacterCode]の設定は変
わりません。
・[MemoryBackUp](上記) の On/Off 設定も基本設定
に戻ります。
・保存用メモリーの中のファイルについては、消去するか
しないかを選択できます。
D【−】【+】で MemoryFileExcluded/
MemoryFileIncluded について選択して、B【+】で実
行します。
基本設定に戻す他の方法
右端の白鍵 (C7)を押したまま電源を ON(【POWER】を
押す )にしても、基本設定に戻せます。この場合、保存用
メモリーの中のファイルは消去されません。
保存用メモリーの中のファイルも同時に消去したい場合
は、右端の白鍵 (C7)と右端の黒鍵 (B♭ 6) を押したまま
電源を ON(【POWER】を押す)
にします。
P-250
79
Page 80
MEMO
80
P-250
Page 81
資料編
ボイスやパフォーマンスの一覧表、MIDI のデータフォーマットなどの参考資料や索引などが用意されています。
メッセージ一覧. . . . . ..........................................82
MIDIデータの互換性について. ...................................88
基本設定一覧. . . . . . . ..........................................90
パネル音色一覧. . . . . ..........................................93
プリセットパフォーマンス一覧 ...................................95
XG音色一覧 .................................................97
XGドラムキット一覧 .........................................101
XGエフェクトタイプ一覧. . . . ..................................103
XGエフェクトパラメーター一覧. . . . . . ...........................104
XGエフェクト データアサインテーブル ...........................111
MIDIデータフォーマット . . . . ..................................113
仕様 ......................................................125
目的別索引 . ................................................126
索引 ......................................................128
資
料
編
P-250
81
Page 82
メッセージ一覧
ABC 順に掲載しています。
メッセージ 内 容
バルクデータレシービング
コンプリーテッド
「バルクデータの受信が完了しました」:「BulkDataReceiving Voice」のメッセージ
に続いて表示されます。バルクデータの受信が完了したというお知らせです。このメッ
セージを確認したら、次の操作に移れます。
資
料
バルクデータレシービング
エラー
バルクデータレシービング
ボイス
キャンセルド
コンプリーテッド
データフォーマットエラー
デュプリケートネーム
エクセキュート?-->
「バルクデータ受信に失敗しました」: バルクデータの受信に失敗したというメッセー
ジです。この場合は、もう一度受信操作をし直してみてください。
「音色設定のバルクデータを受信しています」:音色設定のバルクデータを受信してい
る間、表示されます。この間は次の操作に移ることはできません。しばらくお待ちくださ
い。
「キャンセルされました」:[VoiceBulkDump](P75)で、データを送信中 に B【−
(NO)】を押して中止した場合に、中止されたことを確認するメッセージです。
「完了しました」:「Executing(実行中)」のメッセージに続いて表示されます。保存用メ
モリーへの書き込みや操作の実行が、完了したというお知らせです。このメッセージを
確認したら、次の操作に移れます。
「ファイルフォーマットが不正です」:[LoadFromMem.](P44) でパフォーマンスファ
イルをロードしたときに、ファイルフォーマットが不正な場合に表示されます。
「曲名またはパフォーマンスファイル名が重複しています」: [RenameSong](P55)で
曲名、[RenameFile](P43) でパフォーマンスファイル名を変更して保存しようとした
場合、保存用メモリーに既に同じ名前の曲またはパフォーマンスファイルがある場合に
表示されます。表示 3 秒後に元の画面に戻りますので、名前を付け直してください。
「実行しますか ?」: 各種ファイル操作で、実行を促すメッセージです。実行する場合はB
【+(YES)】を、中止する場合は【EXIT】を押してください。
編
エクセキューティング
ファクトリーセット コンプリーテッド
メモリーソングエクスクルーデッド
ファクトリーセット コンプリーテッド
メモリーソングインクルーデッド
82
P-250
「実行中です」: PF-500 の内部で処理を実行している間、表示されます。この間は次の
操作に移ることはできません。しばらくお待ちください。
「基本設定に戻しました(保存用メモリーのファイル以外)」:[FactorySet](P79)の
実行(保存用メモリーのファイル以外)が完了したというメッセージです。「C7 の鍵盤
を押したまま電源をON にする」操作(P79)でも表示されます。
「基本設定に戻しました(保存用メモリーのファイルを含む)」:[FactorySet](P79)
の実行(保存用メモリーのファイルを含む)が完了したというメッセージです。「C7とB
♭
6の鍵盤を押したまま電源を ON にする」操作(P79)でも表示されます。
Page 83
メッセージ 内 容
フラッシュメモリーライフタイム
エグジット -->
メッセージ一覧
「保存用メモリーの寿命が来ています」: PF-500 の保存用メモリーの寿命が来ている
ことを示しています。お買い上げの楽器店またはヤマハ電気音響製品サービス拠点(巻
末)にご連絡ください。このメッセージが表示された場合、保存用メモリーの曲や各種設
定はバックアップされません。【EXIT】を押すと元の画面に戻ります。
ホストエラー
ラストパワーオフイリーガル
メモリーファイルチェッキング
ラストパワーオフイリーガル
メモリーファイルエラーリカバード
「TO HOST / USB 端子に関する不具合です」:
PF-500 をパーソナルコンピューターと接続してお使いの場合...
コンピューターの電源が切れているか、ケーブルが正しく接続されていない、または、HOST
SELECT スイッチが正しく設定されていないか、コンピューター側のドライバーや MIDI ア
プリケーションが正しく機能していません。この場合は、いったん PF-500 とコンピュータ
の電源を切り、ケーブルの接続、HOST SELECT スイッチの設定を確認してください。その
後、コンピューター→ PF-500 の順番で電源を入れ直し、コンピューター側のドライバーや
MIDI アプリケーションが正しく機能しているか確認してください。
PF-500 を単独でお使いの場合...
PF-500 の[TO HOST]/[USB]端子にケーブルが接続されたままになっていると、この
メッセージが表示されることがあります。この場合は、PF-500 の電源を切った上でケーブ
ルを抜き、再度電源を入れてください。ケーブルを接続したままだと、PF-500 が正常に動作
しないことがあります。
「前回不正に電源が OFF されました 保存用メモリーをチェックしています」: ファイ
ルを保存用メモリーに書き込み途中に電源を OFF にしてしまって、次回電源を ON に
したときに表示されます。この場合、保存用メモリーの修復が可能かどうかがチェック
されます。
「保存用メモリーのファイルは可能な分だけ修復されました」:[LastPowerOffIllegal/
MemoryFileChecking]に続いて表示されます。この場合は、保存用メモリーの修復作
業の結果、メモリーのファイルが可能な分だけ修復されたことを示します。
ラストパワーオフイリーガル
メモリーファイルイレーズド
メモリーエラー
メモリーエラー
メモリーフル
「保存用メモリーのファイルは削除されました」:[LastPowerOffIllegal/MemoryFileChecking ]
に続いて表示されます。この場合は、保存用メモリーの修復が不可能だったため、メモリーのファイ
ルがすべて削除されたことを示します。
「メモリーに不具合があります」:ソングを読み込むとき、メモリーの不具合が発見され
ると表示されます。このような場合は、曲データのバックアップを取ってから
[FactorySet](P79) を[MemoryFileIncluded]で行ないます。
「メモリーに不具合がある可能性があります」:曲や パフォーマンスファイルを選んだ
ときなどに、メモリーに不具合がある可能性があると表示されます。
そのまま操作しても何度も表示される場合は、曲とパフォーマンスファイルのデータの
バックアップを取ってから[FactorySet](P79)を[MemoryFileIncluded]で行ない
ます。
「メモリーがいっぱいです」:保存用メモリーの残り容量が少ないため、曲やパフォーマ
ンスファイルが保存できないときに表示されます。この場合、すでにある保存用メモ
リーの曲やパフォーマンスファイル を削除(P45、54)してから、改めて保存用メモ
リーに保存してください。
資
料
編
P-250
83
Page 84
メッセージ一覧
ノーソング
メッセージ 内 容
「保存する曲がありません」:[SaveToMemory](P54) で保存対象となる曲がない場
合に表示されます。この場合、曲の保存はできません。
ノーファイルトゥーデリート
ノーソングトゥーデリート
オーバーライト?
プリーズウェイト
プロテクテッドファイル
プロテクテッドソング
セット?-->
「削除するファイルがありません」:[DeleteFile](P45)で、削除対象となるファイルが
ない場合に表示されます。この場合、ファイルの削除はできません。
「削除する曲がありません」:[DeleteSong](P54)で、削除対象となる曲(メモリーソ
ング)がない場合に表示されます。この場合、曲の削除はできません。
「上書きしますか ?」:すでにデータがある曲に追加録音した場合や、すでにデータがあ
るパフォーマンスファイルを変更した場合、前の曲を消して上書きするかどうか確認を
求めるメッセージです。上書きする場合はB【+(YES)】を、中止する場合はB【−(NO)】
を押してください。
「お待ちください」:曲を選んですぐ、読み込み中に曲をスタートさせようとしたり、他
の操作をしようとしたりしたときに表示されます。このメッセージが消えるまでお待ち
ください。
「保護されているファイルです」:内部的に保護されているファイルを編集しようとし
た場合に表示されます。そのファイルは編集できません。
「保護されている曲です」:内部的に保護されている曲を PF-500 のカレントメモリー
や保存用メモリーに読み込んだあと、さらにそれをパーソナルコンピューターなどに保
存しようとした場合に表示されます。このような曲はパーソナルコンピューターなどに
保存し直すことはできません。
「記憶させますか ?」:各種セッティング操作で、設定を記憶させるかどうかを確認する
メッセージです。実行する場合は B【+(YES)】を、中止する場合は【EXIT】を押してくだ
さい。
資
料
編
ソングチェンジドセーブ?
ソングエラー 1. 「曲データの不具合が発見されました」: 曲を選んだときや曲の再生中に、曲データの不具
84
P-250
「曲が書き替えられています 保存しますか ?」:曲を録音したあと、保存用メモリーに
保存する前にほかの操作をしようとした場合、その操作をするとその曲が消えてしまう
ときに表示されます。消していいときはB【−(NO)】を押します。保存しておきたいとき
は、B【+(YES)】を押すと[SaveToMemory](P54)の画面に移ります。曲を保存して
から、操作し直してください。
合が発見された場合に表示されます。この場合、もう一度曲を選び直し、再生してみてく
ださい。それでもこのメッセージが出る場合は、曲データが壊れている可能性がありま
す。
2. 曲名を付けたときと違う[CharacterCode](P55) が設定されている場合に表示されま
す。この場合、[CharacterCode]を切り替えてから曲を選び直し、再生してください。
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メッセージ 内 容
ソングトゥービッグ
ソングトゥービッグ
メッセージ一覧
「曲データが大きすぎます」:
1. 録音中にカレントメモリーの容量がいっぱいになってしまった場合に表示されます。そ
こで自動的に録音がストップします。それまで録音したデータは残ります。追加録音しよ
うとして録音モードに入ろうとしたときに、その曲の容量がすでにカレントメモリーの
容量いっぱいになっている場合にも表示されます。その場合は追加録音はできません。既
に録音した不要なトラックがある場合は[ChannelClear](P63) で不要なトラックを削
除すると、その容量分さらに録音できるようになります。
2. 曲を選んだときに、その曲がカレントメモリーの容量より大きいため読み込めない場合
に表示されます。その曲は PF-500 では読み込めず、再生できません。ほかの曲を選んで
ください。
「曲データが大きすぎます」:曲を編集したときに、その曲がカレントメモリーの容量よ
り大きいため編集できない場合に表示されます。その曲は PF-500 では編集できませ
ん。
スタート ?-->
シュア ?-->
ボイスバルクダンプ
エラー
ロングネーム
「スタートしますか ?」: 各種セッティング操作で、スタートを促すメッセージです。ス
タートする場合は B【+(YES)】を、中止する場合は【EXIT】を押してください。
「いいですか ?」: 処理実行の確認を求めるメッセージです。実行していい場合は B【+
(YES)】を、中止する場合は B【−(NO)】を押してください。
「ボイスバルクデータ送信に失敗しました」:ボイスバルクデータの送信に失敗したと
いうメッセージです。この場合は、コンピューターの電源が切れていないか、ケーブルが
正しく接続されているか、HOST SELECT スイッチが正しく設定されているか、コン
ピューター側のドライバーが正しく機能しているか確認してから、もう一度送信操作を
し直してください。
「曲名またはパフ ォーマンスファイル 名が不適切です」:[RenameSong](P55)
[RenameFile](P45)[SaveToMemory](P44、54)で、曲名やパフォーマンス名の
先頭にピリオドやスペースが使われた場合や、PF-500が対応していない文字が使われ
ている既存の曲の曲名を変更したとき、内部的に処理ができず結果的に不適になってし
まう場合に表示されます。表示 3 秒後に元の画面に戻りますので、名前を付け直してく
ださい。
資
料
P-250
編
85
Page 86
資
料
編
故障かな ? と思ったら
( トラブルシューティング )
現象 考えられる原因 解決法
P-250 の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません
(本体側とコンセント側)。
【POWER】を押して電源を入
れたとき、または切ったとき、
「カチッ」と音がする。
P-250 から雑音が出る。
全体的に音が小さい。まったく
音が出ない。
鍵盤で弾く音が曲の再生音に
比べて小さい。
ヘッドフォンを差してもス
ピーカーからの音が切れない。
特定の音域でピアノ音色の音
の高さ、音質がおかしい。
鍵盤を弾くと、機構音がカタカ
タ鳴る。
電気が流れたためです。 異常ではありません。
P-250 の近くで携帯電話を使っていま
す(または呼び出し音が鳴っています)。
【MASTER VOLUME】(P16)が下
がっています。
ヘッドフォンを接続しています(ただ
し、スピーカーの設定が Normal
(HeadphoneSW)の場合)。(P79)
スピーカーの設定が OFFになってい
ます。
[LocalControl](P74)がOFFに
なっています。
[InternalTG](P70)がOFF になって
います。
接続されているペダル、または
Modulation Wheel のうち、どれかに
Expression が設定されている。
マスターEQ(P38)のゲインが低く
なっています。
パート EQ(P68)のゲインが低くなっ
ています。
手弾き音の音量が下がっています。 【SONG BALANCE】をKEYBOARDの方向
スピーカーの設定が Onになっています。[SPEAKER]をNormal にしてください。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をで
きる限り忠実に再現しようとしており
ます。その結果、音域により倍音が強調
されて聞こえるなど、音の高さや音域
が異質に感じる場合があります。
P-250 の鍵盤機構は、ピアノの鍵盤機
構をシミュレートして設計されていま
す。ピアノの場合でも機構音は実際に
出ているものです。
電源プラグを本体とコンセント(AC100V)
に、確実に差し込んでください。(P16)
P-250 の近くでは、携帯電話の電源を切って
ください。P-250 の近くで携帯電話を使った
り、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出る
場合があります。
【MASTER VOLUME】を上げてください。
ヘッドフォンのプラグを抜いてください。
[SPEAKER](P79)をNormalまたは ONに
してください。
[LocalControl]をONにしてください。
[InternalTG]をONにしてください。
ペダルの機能をExpression 以外に設定して
ください。
マスターEQ のゲインを上げてください。
パート
へ動かしてください。
(P79)
異常ではありません。
異常ではありません。
EQ のゲインを上げてください。
86
P-250
Page 87
現象 考えられる原因 解決法
ボタンを押しても動作しない。 他の機能の動作中にはできない操作が
いくつかあります。
タイプが Sostenuto になっ
ているペダルを使うと音が鳴
り続ける。
トランスポーズやオクターブ
を設定したときに、高い方や低
い方の音がおかしい。
テンポを変更して録音したの
にテンポが変わらない。
デュアル / スプリットで録音
したはずの音が録音されず、思
わぬトラックのデータが消え
てしまった。
録音したあとで曲途中の拍子
が変更できない。
曲名表示がおかしい。 名前を付けたときと違う
[FactorySet](P79)なしで
電源を入れたとき、前回電源を
切る前のパフォーマンスファ
イルがロードされていない。
【ORGAN1】、【ORGAN2】、【STRINGS】、
【CHOIR】や【SYNTH.PAD】グループの音
色、および【XG】グループの一部の音色で
は、ソステヌートペダルを使うと、音が減
衰せず踏んでいる間鳴り続ける効果にな
ります。
トランスポーズやオクターブを設定し
た場合、発音する音域は C-2 〜 G8
(P-250 の 88 鍵は A-1 〜 C7)で
す。C-2 より低くなる場合は 1 オク
ターブ上の音で、G8 より高くなる場
合は 1 オクターブ下の音で鳴ります。
テンポ変更をしたタイミングによっ
て、変更したテンポが録音(記録)され
ずに元のテンポで再生されることがあ
ります。録音するトラックが選ばれて
いて、トラックの赤いランプが点滅し
ている状態のときにテンポを変更して
ください。録音後にテンポデータだけ
を変更する場合も同じです。
デュアル / スプリット音色を使った録
音では、デュアルの第 2 音色 /スプ
リットの左側の音色の録音トラックは
自動的に決められます(P50)。した
がって、それらのトラックに既存の
データがあった場合は、上書きされて
消えてしまいます。また、曲の途中での
デュアル / スプリットへの切り替えは
録音されませんので、第2音色/スプ
リットポイント以下の鍵域で弾いた音
は録音されません。
録音したあとでは、仕様上曲途中の拍
子が変更できない場合があります。
[CharacterCode]が設定されていた
り、ほかの楽器で録音した曲の場合、正
しく表示されない場合があります。
[CharacterCode](P55) の設定がパ
フォーマンスファイルの名前を付けた
ときと異なっています。
前回電源を切る前に、そのパフォーマ
ンスファイルが削除されています。
保存用メモリーに不具合があります。 何度やっても同じ場合は、メモリー上のファイ
故障かな ?と思ったら ( トラブルシューティング )
曲の録音 /再生中の場合は曲の録音 / 再生を
止めて、その他の場合は【EXIT】で基本画面に
戻ってから操作してください。
異常ではありません。
異常ではありません。
異常ではありません。テンポ変更箇所を確認し
てください。
異常ではありません。
【TOP】を押して曲の先頭に戻り、B【− (NO)】
【+ (YES)】で拍子を変更したい小節の位置に
移動してから、変更してください。
【SONG FILE】の[CharacterCode](P55)で
設定を切り替えてください。ただし、ほかの楽
器で録音した曲の場合は、[CharacterCode]
を切り替えても正しく表示されない場合があ
ります。
[CharacterCode] の設定をパフォーマンス
ファイルの名前を付けたときのものにしてく
ださい。
必要なパフォーマンスファイルをメモリーに
セーブ後、ロードし直してください。
ルのバックアップを取ってから、
[FactorySet] を[MemoryFileIncluded]で
実行してください。
資
料
編
P-250
87
Page 88
MIDI データの互換性について
ここでは、P-250 で録音したデータを、他の MIDI機器で再生できるかどうか、あるいはその逆の、市販のいろい
ろな種類のミュージックデータや、電子楽器などで録音した曲データ、パーソナルコンピューターなどで作成し
た曲データを P-250 で再生できるか、といった各種演奏データの互換性について考える上での、一般的な基礎
知識の一端をご紹介します。実際は、再生できる場合でも、そのまま再生できる場合、再生するためにいくつかの
特殊な作業が必要となる場合など、再生する MIDI機器やデータの特性により異なってきますので、事例ごとに、
下記を参考にしてお考えください。
基本的な確認事項
下記項目について、演奏データと、再生する MIDI 機器が対応
しているタイプが一致していないと再生できません。
・ シーケンスフォーマット
・ 音色配列フォーマット
資
料
編
シーケンスフォーマット
演奏データを記録する書式のことをシーケンスフォーマット
と言います。
・ 再生したい演奏データのシーケンスフォーマットと、再生し
たい MIDI機器が対応しているシーケンスフォーマットが一
致していないと、再生できません。
主なシーケンスフォーマットを紹介します。
■
SMF(Standard MIDI File)
代表的なシーケンスフォーマットの 1つです。
・ 一般的な SMF には「フォーマット 0」と「フォーマッ
ト1」があります。
・ 多くの MIDI機器が「SMF フォーマット 0」に対応して
います。また、市販のミュージックデータの多くが、
「SMF フォーマット 0」で作られています。
・ P-250は、「SMFフォーマット0と1」に対応しています。
・ P-250で録音した演奏データを保存用メモリーに保存
すると「SMF フォーマット 0」になります。
ESEQ
■
ヤマハの多くの機器やミュージックデータで採用されてい
る代表的なシーケンスフォーマットの 1つです。
・ P-250 は「ESEQ」に対応しています。
音色配列フォーマット
MIDI では音色を番号で指定します。(プログラムチェンジナン
バーと言います。)その番号の付け方(音色を並べる順番)の
規格を「音色配列フォーマット」と言います。
・ 再生したい演奏データの音色配列フォーマットと、再生した
いMIDI機器が対応している音色配列フォーマットが一致し
ていないと、音色が正しく再生されません。
主な音色配列フォーマットを紹介します。
GM システムレベル 1 ロゴマーク
■
このロゴマーク (GM マーク )「GMシステムレベル 1」に
対応した音源やミュージックデータに付いています。
「GM システムレベル1」は、メーカーや機種が異なった音
源でもほぼ同じ系統の音色で演奏が再現されることを目的
に設けられた、音源の音色配列や MIDI 機能に関する一定の
基準のことです。
・ 多くの MIDI機器が「GM システムレベル 1」に対応して
います。また、市販のミュージックデータの多くが「GM
システムレベル 1」で作られています。
・ P-250 は「GM システムレベル 1」に対応しています。
XG ロゴマーク
■
このロゴマーク (XG マーク ) は「XG」に対応した音源や
ミュージックデータに付いています。
XG は、「GM システムレベル 1」をさらに拡張し、豊かな
表現力とデータの継続性を可能にしたヤマハの音源フォー
マットです。
・ P-250 は「XG」に対応しています。
・ P-250のパネル音色を使って録音した演奏データは、XG
対応の他の楽器でも再生できます
88
P-250
Page 89
XG フォーマット関連書籍のご紹介
「XG バイブル」米谷知己著
・ MIDI 音源の可能性を飛躍的に拡大した XG
フォーマットのすべてを解説しています。
(発売:(株)リットーミュージック)
¥3,800(税別価格)
「誰にでも分かる XG スーパーマニュアル」
関和則編著
・XGについて初歩からわかる DTM 入門ガイド
ブックです。
(発売:(株)ヤマハミュージックメディア)
¥1,900(税別価格)
MIDI データの互換性について
資
料
編
P-250
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Page 90
基本設定一覧
機 能 基本設定値
音色選択 Grand Piano 1 P34
スプリット機能 Off P36
リバーブ ON/OFF ON P37
テンポ 120 P25、51
ソングセレクト プリセットソング[NewSong] P24、47、51
ソングバランス 電源を入れたときの設定 P49
エキストラトラックチャンネル:3 P47
録音モード
キャラクターコード Japanese P55
スタート:Normal P47
エンド:Replace P47
参照ページ
ソングの録音 / 再生に関する設定【SONG SETTING】
機 能 基本設定値 参照ページ
音符のタイミングのずれを修正する[Quantize]
スイングレート[SwingRate]
最初の発音からすぐにスタートさせるかどうかを決める[QuickPlay] On P62
各チャンネルの中身を聞いて確かめる[ChannelListen] − P63
1 チャンネル単位でデータを消去する[ChannelClear] − P63
範囲指定して繰り返し再生する[FromToRepeat] RepeatOff P63
フレーズマークを使って再生する[PhraseMark] RepeatOff P63
曲(ソング)単位で繰り返し再生する[SongRepeat] Off P64
クリックの拍子設定[TimeSignature] 4/4 P64
クリックの音量設定[ClickVolume] 100 P64
クリックの ON/OFF の設定[ClickOnOff] Off P64
Off
50%
P62
資
料
編
90
P-250
Page 91
音色に関する設定【VOICE EDIT】
機 能 基本設定値 参照ページ
オクターブの設定[Octave]
音量の設定[Volume]
左右の音の位置の設定[Pan]
デュアルの場合の 2音色間の音の高さの微調整[Detune]
リバーブタイプの設定[ReverbType]
リバーブのかかり具合の設定[ReverbSend]
コーラスタイプの設定[ChorusType]
コーラスのかかり具合の設定[ChorusSend]
コーラス ON/OFF の設定[ChorusOnOff]
インサーションエフェクトタイプの設定 [Ins.Type(Ins)]
ビブラフォンのビブラート効果のスピードの設定[VibeRotorSpeed(RotorSpeed)]
ビブラフォンのビブラート効果 ON/OFF の設定 [VibeRotorOnOff(RotorOnOff)]
ロータリースピーカーの回転スピードの設定 [RotarySpeed(Rot.Speed)]
インサーションエフェクトのかかり具合の設定[Dry/WetBalance(Dry/Wet)]
音の明るさを調節する[Brightness]
レゾナンス効果を調節する [HarmonicContent(Harmonic)]
イコライザーの低域周波数を調節する [EQ LowFreq.(EQ L.Freq)]
イコライザーの高域周波数を調節する [EQ HighFreq.(EQ H.Freq)]
イコライザーの低域ゲイン値(増幅量)を調節する[EQ LowGain]
イコライザーの高域ゲイン値(増幅量)を調節する[EQ HighGain]
タッチに対する音量変化度合の設定[TouchSense]
ペダル1 の機能設定[Pedal 1]
ペダル2 の機能設定[Pedal 2]
ペダル3 の機能設定[Pedal 3]
ペダル4 の機能設定[Pedal 4]
モジュレーションホイール設定[Modulation]
送信バンクセレクト MSB の設定[SendBankMSB(SendMSB)]
送信バンクセレクト LSBの設定[SendBankLSB(SendLSB)]
送信プログラムチェンジの設定[SendPG#]
内部音源のON/OFF の設定[InternalTG]
*1 音色と音色の組み合わせごとに持っています。
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
*1
基本設定一覧
P65
P65
P66
P66
P66
P66
P66
P67
P67
P67
P67
P67
P67
P68
P68
P68
P68
P68
P68
P68
P68
P69
P69
P69
P69
P69
P70
P70
P70
資
P70
料
マスターイコライザーに関する設定【MASTER EQ EDIT】
機 能 基本設定値 参照ページ
マスター EQタイプの設定
マスター EQ低域ゲインの設定[LowGain
マスター EQ中低域ゲインの設定[LowMidGain
マスター EQ中域ゲインの設定[MidGain
マスター EQ中高域ゲインの設定[HighMidGain
マスター EQ高域ゲインの設定[HighGain
マスター EQ低域周波数の設定[LowFreq.
マスター EQ中低域周波数の設定[LowMidFreq.
マスター EQ中域周波数の設定[MidFreq.
マスター EQ中高域周波数の設定[HighMidFreq.
マスター EQ高域周波数の設定[HighFreq.
]0 d B
]0 d B
]0 d B
]0 d B
]0 d B
]9 0 H z
] 315 Hz
] 1.1 kHz
] 2.5 kHz
] 4.0 kHz
Edit
P71
P71
P71
P71
P71
P71
P71
P71
P71
P71
P71
P-250
編
91
Page 92
基本設定一覧
機 能 基本設定値 参照ページ
マスター EQ低域 Q の設定[LowQ
マスター EQ中低域 Q の設定[LowMidQ
マスター EQ中域 Q の設定[MidQ
マスター EQ中高域 Q の設定[HighMidQ
マスター EQ高域 Q の設定[HighQ
] 0.7
] 2.4
] 2.8
] 1.8
] 0.7
MIDI に関する設定【MIDI SETTING】
機 能 基本設定値
MIDI 送信チャンネルの設定[MidiOutChannel]
MIDI 受信チャンネルの設定[MidiInChannel]
ローカルコントロール ON/OFF の設定[LocalControl] On P74
手弾き音か曲再生音のどちらを MIDI 送信するかの設定[MidiOutSelect] Keyboard P74
MIDI 受信するデータの種類の設定[ReceiveParameter] すべてのデータが On P75
MIDI 送信するデータの種類の設定[TransmitParameter] すべてのデータが On P75
パネル初期設定データの送信[InitialSetup] − P75
音色設定データのバルクダンプの実行[VoiceBulkDump] − P75
Main:Ch1、Left:Ch2、
Layer:Ch3、LeftLayer:Ch4
Ch1 〜16:Song、Ch17:
Keyboard、Ch18:Main、
Ch19:Left、Ch20:Layer、
Ch21:LeftLayer、他:Off
参照ページ
P72
P72
P72
P72
P72
P74
P74
資
料
編
その他の設定【OTHER SETTING】
機 能 基本設定値
タッチ感度の選択[TouchResponse]
Fixed のボリューム
音の高さの微調整[Tune] A3=440.0Hz P76
ピアノ音色の調律曲線の設定[PianoTuningCurve] Stretch P76
音律の選択[Scale]
基音
スプリットポイントの設定[SplitPoint] F
キー(調)の設定[Transpose]
トランスポ−ズ量
ソフトペダルのかかり具合の設定[SoftPedalDepth] 5 P77
弦共鳴音(ストリングレゾナンス)のかかり具合の設定
[StringResonanceDepth]
ペダル使用時の共鳴効果(サステインサンプリング)のかかり具
合の設定[SustainSamplingDepth]
キーオフ音の音量設定[KeyOffSamplingDepth] 5 P78
ビブラフォンのペダル機能の選択[VibraphonePedalMode] PianoLike P78
SONG【START/STOP】機能のペダルへの割り当て[PedalStart/Stop]
ペダルのタイプ選択[PedalType]
ペダルが効き始めるポイントの設定[HalfPedalPoint] 0 P78
ピッチベンド幅の設定[PitchBendRange] 2 P79
【SONG BALANCE】の機能のアサインの設定
[SongBalanceAssign]
スピーカーの ON/OFF を切り替える設定[Speaker] Normal (HeadphoneSW) P79
マスターイコライザーロックの設定[EqualizerLock] On P79
電源 OFF 時に保存する項目の設定[MemoryBackUp]
基本設定に戻す[Factoryset] MemoryFileExcluded P79
Make(ペダル1 〜 3)、Break(ペダル 4)
Transpose、Main/LeftVoice、
Medium
64
Equal
C
2 P77
Master
0
5 P77
5 P78
どのペダルも Off P78
SongBalance P79
OtherSetting:Off、他:On
参照ページ
P76
P77
P77
P78
P79
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Page 93
パネル音色一覧
音色グループ
(パネル表記)
<音色グループ番号>
GRAND PIANO1
(G.PIANO1)
<1>
GRAND PIANO2
(G.PIANO2)
<2>
E.PIANO1
(E.PIANO1)
<3>
E.PIANO2
(E.PIANO2)
<4>
E.PIANO3
(E.PIANO3)
<5>
CLAVI.
(CLAVI.)
<6>
音色名
Grand Piano 1 ○○○○○
Mellow Piano1 ○○○○○
Rock Piano ○○○○○
Honky Tonk
Piano
Grand Piano 2 ○○×××
Mellow Piano2 ○○×××
Chorus E.Piano ×○○○×
Phaser E.Piano ×○○○×
AutoPan E.Piano ×○○○× 電気ピアノの独特なパンニング効果を持つ音です。
Standard E.Piano ×○○○×
DX E.Piano 1 ○○○××
DX E.Piano 2 ×○×××
Synth Piano ×○×××
Tremolo Vintage
E.P.
Vintage E.Piano ×○○××
Amp.Sim.Vintage
E.P.
Phaser Clavi. ×○×○×
Clavi. ×○×○×
Wah Clavi. ×○×○×
ステレオ
サンプリング
○○○○×
×○○××
×○○××
タッチ
センス
ダイナミック
サンプリング
キーオフ
サンプリング
ストリング
レゾナンス
音色紹介
フルコンサートグランドピアノからサンプリングしま
した。3 段階のダイナミックサンプリング、ダンパー
ペダル使用時の音色変化、鍵盤を離したときの微妙な
発音まで、アコースティックピアノに極限まで近づけ
たぜいたくな音作りです。また、生ピアノ独特の、弦
どうしの共鳴( ストリングレゾナンス) も再現しまし
た。あらゆるジャンルの曲に合う音です。
暖かみのあるメローなピアノの音です。バラードなど
の歌の伴奏に最適です。
明るい響きを持ったブライトピアノの音です。ロック
系の音楽に最適です。
ホンキートンク風のピアノの音です。グランドピアノ
と異なったキャラクターをお楽しみください。
明るい響きを持った広がりのあるクリアなピアノの音
です。ポピュラー音楽に最適です。
Mellow Piano1 と異なるキャラクターを持ったメ
ローなピアノ音です。
金属棒をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの
音です。弱く弾いたときはやわらかく、強く弾くと芯
のある音がします。コーラス効果で音の広がりがあり
ます。
個性的なフェイザー効果で、フュージョン系の音楽に
マッチします。
エフェクトはリバーブのみのストレートな電気ピアノ
の音です。
DX7 で代表される FM シンセサイザーによる電子ピ
アノの音です。タッチの強弱に応じて音色の変化も楽
しめます。ポピュラーな曲に最適です。
FMシンセサイザーによる DX E.Piano 1 と異なる
アルゴリズムの電子ピアノの音です。ブライトなイ
メージをもったキャラクターです。
ポピュラー音楽でよく耳にするシンセサイザーによる
電子ピアノ音。ピアノとのデュアルでも楽しめます。
E.Piano1 とタイプの異なる電気ピアノの音です。
ロック、ポピュラー音楽によく使われます。
エフェクトはリバーブのみの時代を感じさせる電気ピ
アノの音です。
アンプシミュレーター効果で歪を持たせた電気ピアノ
の音です。ロック系の音楽に最適です。
電磁ピックアップの付いた鍵盤式打弦楽器です。ファ
ンキーなサウンドはブラックコンテンポラリー音楽な
どでおなじみです。その構造から、鍵盤を離したとき
には独特の発音があります。ポピュラーなフェイザー
効果をかけています。
電磁ピックアップの付いた鍵盤式打弦楽器で、エフェ
クトはリバーブのみとしたストレートな音です。
個性的なエフェクトをプリセットしています。
資
料
編
P-250
93
Page 94
パネル音色一覧
資
料
編
音色グループ
(パネル表記)
<音色グループ番号>
HARPSICHORD
(HARPSI.)
<7>
VIBRAPHONE
(VIBES)
<8>
ORGAN1
(ORGAN1)
<9>
ORGAN2
(ORGAN2)
<10>
STRINGS
(STRINGS)
<11>
CHOIR
(CHOIR)
<12>
SYNTH.PAD
(SYNTH.PAD)
(13)
GUITAR
(GUITAR)
<14>
BASS
(BASS)
<15>
音色名
Harpsichord8' ○××○×
Harpsichord8'+4' ○××○×
Vibraphone ○○○××
Marimba ○○×××
Celesta ○○○××
Jazz Organ ЧЧЧЧЧ
Theater Organ ЧЧЧЧЧ 明るく華やかな感じのする電気オルガンの音です。
Rock Organ ЧЧЧЧЧ ロックに最適な刺激的な電気オルガンの音です。
Draw Organ ЧЧЧЧЧ スタンダードな電気オルガンの音です。
Pipe
OrganPrincipal
Pipe Organ Tutti ○××××
Pipe Organ Flute ○××××
Strings ○○×××
Synth Strings ○○×××
Slow Strings ○○×××
Choir ×○×××
Slow Choir ×○×××
Scat ×○○××
Synth Pad1 ×○×××
Synth Pad2 ×○×××
Nylon Guitar ×○×××
Steel Guitar ×○×××
Wood Bass ×○×××
Bass& Cymbal ×○×××
Electric Bass ×○×××
FretlessBass ×○×××
ステレオ
サンプリング
○××××
タッチ
センス
ダイナミック
サンプリング
キーオフ
サンプリング
ストリング
レゾナンス
音色紹介
バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッチに
よって音量は変わらず、鍵盤を離したときには独特の
発音があります。
オクターブ上の音がミックスされたハープシコードの
音です。より華やかさが感じられます。
比較的柔らかなマレットでたたいたビブラフォンの音
です。強く弾くほど金属的な音になります。ビブラ
フォン独特な効果とステレオサンプリングにより、広
がりある音になっています。
ステレオサンプリングによる広がり感と臨場感あるマ
リンバの音です。
オーケストラの中で印象的に用いられるチェレスタの
音です。
歯車回転式電気オルガンの音です。ジャズ、ロックな
どの音楽でよく用いられます。
パイプオルガンのプリンシパル系 (金管楽器系 ) の混
合音栓の音(8フィート+4フィート+2フィート)
です。バロック時代の教会音楽の演奏に適していま
す。
バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプオル
ガンのフルカプラーの音です。
パイプオルガンのフルート系 (木管楽器系 ) の混合音
栓の音(8フィート+4フィート)です。讃美歌の伴
奏などに適した柔らかい音です。
ステレオサンプリングでリアルな響きがする大編成弦
楽アンサンブルの音です。ピアノとのデュアルでも楽
しめます。
明るく広がりのあるストリングスの音です。アンサン
ブルのバックの通奏音に適しています。
立ち上がりの緩やかな弦楽アンサンブルの音です。グ
ランドピアノ音色や E.ピアノ音色とのデュアルに向
いています。
空間に広がる心和む合唱の音です。スローな曲で和音
の広がりが得られます。
立ち上がりの緩やかな合唱の音です。グランドピアノ
音色や E.ピアノ音色とのデュアルに向いています。
ジャズのスキャットが楽しめます。弾く強さ、音域で
いろいろな音が飛び出します。
暖かくメローで広がりのあるシンセ音です。アンサン
ブルのバックの通奏音に最適です。
スペイシーな広がりとうねりを持ったシンセ音です。
暖かみのあるナチュラルなナイロンギターの音です。
静かな曲で雰囲気を楽しんでください。
明るく華やかな感じのするスチールギターの音です。
ポピュラー音楽に最適です。
アップライトベースを指で弾く奏法の音です。ジャズ
やラテン音楽などによく用いられます。
シンバルの音を重ねてあります。ジャズのウオーキン
グベースに用いると効果的です。
エレクトリックベースの音です。ジャズ、ロック、ポ
ピュラーなどの音楽によく用いられます。
フレットレスベースの音です。ジャズ、フュージョン
などの音楽に向いています。
94
P-250
Page 95
パネル音色一覧 /プリセットパフォーマンス一覧
音色グループ
(パネル表記)
<音色グループ番号>
GRANDPIANO1
(G.PIANO1)
<1>
GRAND PIANO2
(G.PIANO2)
<2>
E.PIANO1
(E.PIANO1)
<3>
E.PIANO2
(E.PIANO2)
<4>
E.PIANO3
(E.PIANO3)
<5>
CLAVI.
(CLAVI.)
<6>
HARPSICHORD
(HARPSI.)
<7>
VIBRAPHONE
(VIBES)
<8>
音色名
Grand Piano 1 0 122 1
Mellow Piano 1 0 123 1 Theater Organ 0 124 17
Rock Piano 0 122 3 Rock Organ 0 122 19
HonkyTonk Piano 0 122 4 Draw Organ 0 125 17
Grand Piano 2 0 112 1
Mellow Piano 2 0 114 1 Pipe Organ Tutti 0 122 20
Chorus E.Piano 0 122 5 Pipe Organ Flute 0 124 20
Phaser E.Piano 0 124 5
AutoPan E.Piano 0 125 5 Synth Strings 0 122 51
Standard E.Piano 0 126 5 Slow Strings 0 122 50
DX E.Piano 1 0 122 6
DX E.Piano 2 0 123 6 Slow Choir 0 123 53
Synth Piano 0 122 89 Scat 0 122 54
Tremolo Vintage
E.P.
Vintage E.Piano 0 121 5 Synth Pad 2 0 122 92
Amp.Sim.Vintage
E.P.
Phaser Clavi. 0 124 8 Steel Guitar 0 122 26
Clavi. 0 122 8
Wah Clavi. 0 123 8 Bass&Cymbal 0 124 33
Harpsichord 8' 0 122 7 Electric Bass 0 122 34
Harpsichord 8'+4' 0 123 7 Fretless Bass 0 122 36
Vibraphone 0 122 12
Marimba 0 122 13
Celesta 0 122 9
MSB
(0-127)
0 123 5
0 120 5
LSB
(0-127)
prg#
(1-128)
音色グループ
(パネル表記)
<音色グループ番号>
ORGAN1
(ORGAN1)
<9>
ORGAN2
(ORGAN2)
<10>
STRINGS
(STRINGS)
<11>
CHOIR
(CHOIR)
<12>
SYNTH.PAD
(SYNTH.PAD)
<13>
GUITAR
(GUITAR)
<14>
BASS
(BASS)
<15>
音色名
Jazz Organ 0 122 17
Pipe Organ
Principal
Strings 0 122 49
Choir 0 122 53
Synth Pad 1 0 122 90
Nylon Guitar 0 122 25
Wood Bass 0 122 33
MSB
(0-127)
0 123 20
LSB
(0-127)
prg#
(1-128)
プリセットパフォーマンス一覧
番号
A01
A02
A03
A04
A05
A06
パフォーマンス
名
Piano+
Pad
Piano+
E.Piano
Piano+
DX E.P.1
Piano+
DX E.P.2
Piano+
SoftStr
HonkyTonk
Piano
タイプ
Dual GrandPiano1 WarmPad
Dual GrandPiano1 ChorusE.P.
Dual GrandPiano1 DX E.Piano1
Dual GrandPiano2 DX E.Piano2
Dual GrandPiano2 S.SlwStr
Dual GrandPiano1 GrandPiano1
Main Layer Left LeftLayer
使用音色
グランドピアノとやわらかなパッドのレイヤー音色
です。早いパッセージからバラードまで幅広い演奏
に対応します。
ピアノとエレピの定番のレイヤー音色です。80年代
ポップスに最適です。
ピアノとDX エレピの定番のレイヤー音色です。キ
ラキラしたエレピとのハーモニーをお楽しみくださ
い。
ピアノとDX エレピのもう 1 つのタイプとのレイ
ヤー音色です。
ピアノとやわらかなストリングスとのレイヤー音色
です。
調律が少しずれたところを再現したホンキートンク
のピアノです。
パフォーマンスの紹介
P-250
資
料
編
95
Page 96
プリセットパフォーマンス一覧
資
料
編
パフォーマンス
番号
A07
A08
A09
A10
A11
A12
A13
A14
A15
A16
B01
B02
B03
B04
B05
B06
B07
B08
B09
B10
B11
B12 Room Piano Single
B13 Old piano Single
B14
B15 AOR Split
B16 Drum Kit Drm StandardKit1
名
E.Piano+
Pad
E.Piano+
DX E.P.
E.Piano+
SlowStr
E.Piano+
Vintage E.P.
DX E.P.+
SoftStr
DX E.P.+
SynthPiano
PipeOrgan+
Choir
Strings+
Choir
Orchestral
Harp
PolySynth
Pad
WoodBass/
GrandPiano
WoodBass/
NylonGuitar
WoodBass/
VibraPhone
Bass+Cym/
JazzOrgan
E.Bass/
PhaserE.P.
Bass+
Cym/Scat
Organ
Upper/Lower
E.Piano/
GrandPiano
JazzOrg/
GrandPiano
SynBass/
SynBrass
Delay
E.Piano
Baroque
Ensemble
タイプ
Dual AutoPanE.P. SynthPad1
Dual StandardE.P DX E.Piano1 エレピとDX エレピのレイヤー音色です。
Dual ChorusE.P. SlowStrings
Dual StandardE.P VintageE.P.
Dual DX E.Piano2 S.SlwStr
Dual DX E.Paino2 SynthPiano DXエレピとシンセピアノのレイヤー音色です。
Dual PipeOrganTu Choir
Dual Strings Choir
Dual NylnHarp Harp
Dual PolySyPd NewAgePd
Split
Split Nylon Guitar Wood Bass
Split Vibraphone Wood Bass
Split JazzOrgan
Split
Split Scat
Dual+
Split
Split
Split
Dual+
Split
Single
Dual+
Split
Dual+
Split
Main Layer Left LeftLayer
Grand Piano 1
PhaserE.
Piano
JazzOrgan SoloSine Jazz Organ
Grand Piano 1
Grand Piano 1
SynBrss1 SynBrss1
Standard
E.Piano
Grand Piano 1
Grand Piano 2
Hc8'+4' PipeOrganP Strings Choir
GrandPiano2 SynthPad1 E.Bass MuteGtr
使用音色
Wood Bass
Bass &
Cymbal
Electric Bass
Bass &
Cymbal
Phaser
E.Piano
Jazz Organ
SynBass
1Dark
パフォーマンスの紹介
AutoPan がかかったエレピとやわらかなパッドのレ
イヤー音色です。左右の広がりがきれいです。
コーラスのかかったエレピとアタックの遅いストリ
ングスとのレイヤー音色です。
標準的なエレピとビンテージタイプのエレピのレイ
ヤー音色です。
DXエレピとやわらかなストリングスとのレイヤー音
色です。
パイプオルガンとコーラスの壮大なレイヤー音色で
す。
ストリングスとコーラスのクラシカルなレイヤー音
色です。
2つのハープの音色をレイヤーした美しいハープの
音色です。ディレイが少しかかっています。
分厚いモーションパッド系の音色です。キーオンと
共に音色が変化していきます。
定番のウッドベースとピアノのスプリット音色です。
一人でジャズを演奏するのに最適です。
ナイロンギターとウッドベースがスプリットされて
います。
これも定番のウッドベースとビブラフォンのスプ
リット音色です。
左手ではベースとシンバルでリズムを、右手でオル
ガンのソロを演奏しましょう。
70年代フュージョン定番のフェイザーのかかったエ
レピとエレクトリックベースのスプリット音色です。
右手でスキャットを、左でベースとシンバルを演奏
します。スキャットはベロシティ- の強さで弾き分け
ます。
2 段鍵盤のオルガンをイメージしています。左で
コードワークをしながら右手でソロができます。
左手でフェイザーのかかったエレピでコードワーク
をしながら右手でピアノのソロができます。
左手でオルガンのバッキングをしながら右手でピア
ノのソロができます。
左手でシンセベースを演奏しながら右手で華やかな
シンセブラスを演奏します。
ディレイをかけて空間を演出したエレピの音です。
ちょっと広めの部屋で遠くから聞いたピアノの音で
す。
古い時代のレコードのピアノ音を再現した音です。
強く弾くと少し歪むようになっています。
左手でストリングスとコーラス、右手でハープシ
コードとパイプオルガンが奏でられる壮大な音色で
す。
左手でミュートギターとベース、右手でピアノと
パッドが同時に演奏できる豪華な音色です。
ピアノだけでなくハイクオリティーなドラム音も内
蔵されています。ドラムプレイに挑戦してみましょ
う。
96
P-250
Page 97
XG 音色一覧
■
Bank Select MSB=00
Instrument
Group
Piano 1 Acoustic Grand Piano GrandPno 2 GrndPnoK 1 MelloGrP 2
Chromatic 9 Celesta Celesta 1
Percussion 10 Glockenspiel Glocken 1
Organ 17 Drawbar Organ 1 DrawOrgn 1
Guitar 25 Acoustic Guitar (nylon) 1 NylonGtr 1 NylonGt2 1
Bass 33 Acoustic Bass Aco.Bass 1
Strings 41 Violin Violin 1 Slow Vln 1
Ensemble 49 String Ensemble 1 Strings1 1 S.Strngs 2 Slow Str 1 Arco Str 2
Brass 57 Trumpet Trumpet 1 Trumpet2 1 BriteTrp
Reed 65 Soprano Sax SprnoSax 1
Pipe 73 Piccolo Piccolo 1
Synth Lead 81 Lead 1 (square) SquareLd 2 SquarLd2 1 LMSquare 2 Hollow 1 Shroud 2
Synth Pad 89 Pad 1 (new age) NewAgePd 2
Synth Effects 97 FX 1 (rain) Rain 2
Ethnic 105 Sitar Sitar 1
Percussive 113 Tinkle Bell TnklBell 2
Sound Effects 121 Guitar Fret Noise FretNoiz 2
Bank 0と同 じ音色が入って います。 音は鳴りません。 E エレメント数
Bank 0
Pgm#
Bank Select LSB=00
2 Bright Acoustic Piano BritePno 2 Br itPnoK 1
3 Electric Grand Piano El.Grand 2 ElGrPnoK 2
4 Honky-tonk Piano HnkyTonk 2 HnkyTnkK 2
5 Electric Piano 1 E.Piano1 2 El.Pno1K 1 MelloEP1 2
6 Electric Piano 2 E.Piano2 2 El.Pno2K 1
7 Harpsichord Harpsi. 1 Harpsi.K 1
8 Clavi Clavi. 2 Clavi K 1
11 Music Box MusicBox 2
12 Vibraphone Vibes 1 Vibes K 1
13 Marimba Marimba 1 MarimbaK 1
14 Xylophone Xylophon 1
15 Tubular Bells TubulBel 1
16 Dulcimer Dulcimer 1
18 Percussive Organ PercOrgn 1 70sPcOr1 2
19 Rock Organ RockOrgn 2
20 Church Organ 1 ChrchOrg 2
21 Reed Organ ReedOrgn 1
22 Accordion Acordion 2
23 Hamonica Harmnica 1
24 Tango Accordion TangoAcd 2
26 Acoustic Guitar (steel) SteelGtr 1 SteelGt2 1
27 Electric Guitar (jazz) Jazz Gtr 1 MelloGtr 1
28 Electric Guitar (clean) CleanGtr 1
29 Electric Guitar (muted) Mute.Gtr 1
30 Overdriven Guitar Ovrdrive 1
31 Distortion Guitar Dist.Gtr 1
32 Guitar Harmonics GtrHarmo 1
34 Electric Bass (finger) FngrBass 1 FingrDrk 2
35 Electric Bass (pick) PickBass 1
36 Fretless Bass Fretless 1
37 Slap Bass 1 SlapBas1 1
38 Slap Bass 2 SlapBas2 1
39 Synth Bass 1 SynBass1 1
40 Synth Bass 2 SynBass2 2
42 Viola Viola 1
43 Cello Cello 1
44 Contrabass Contrabs 1
45 Tremolo Strings Trem.Str 1 SlwTrStr 1
46 Pizzicato Strings Pizz.Str 1
47 Orchestral Harp Harp 1
48 Timpani Timpani 1
50 String Ensemble 2 Strings2 1
51 Synth Strings 1 Syn.Str1 2
52 Synth Strings 2 Syn.Str2 2
53 Choir Aahs ChoirAah 1 S.Choir 2 Ch.Aahs2 2
54 Voice Oohs VoiceOoh 1
55 Synth Voice SynVoice 1
56 Orchestra Hit Orch.Hit 2
58 Trombone Trombone 1 Trmbone2 2
59 Tuba Tuba 1 Tuba 2 1
60 Muted Trumpet Mute.Trp 1
61 French Horn Fr. Horn 2 FrHrSolo 1
62 Brass Section 1 BrasSect 1
63 Synth Brass 1 SynBrss1 2 Quack Br 2 RezSynBr 2 PolyBrss 2
64 Synth Brass 2 SynBrss2 1
66 Alto Sax Alto Sax 1
67 Tenor Sax TenorSax 1
68 Baritone Sax Bari.Sax 1
69 Oboe Oboe 2
70 English Horn Eng.Horn 1
71 Bassoon Bassoon 1
72 Clarinet Clarinet 1
74 Flute Flute 1
75 Recorder Recorder 1
76 Pan Flute PanFlute 1
77 Blown Bottle Bottle 2
78 Shakuhachi Shakhchi 2
79 Whistle Whistle 1
80 Ocarina Ocarina 1
82 Lead 2 (sawtooth) Saw Ld 2 Saw Ld 2 1 ThickSaw 2 Dyna Saw 1 Digi Saw 2 Big Lead 2 HeavySyn 2
83 Lead 3 (calliope) CaliopLd 2
84 Lead 4 (chiff) Chiff Ld 2
85 Lead 5 (charang) CharanLd 2
86 Lead 6 (voice) Voice Ld 2 SynthAah 2
87 Lead 7 (fifths) Fifth Ld 2
88 Lead 8 (bass+lead) Bass&Ld 2 Big&Low 2
90 Pad 2 (warm) Warm Pad 2 ThickPad 2 Soft Pad 2 Sine Pad 2
91 Pad 3 (polysynth) PolySyPd 2
92 Pad 4 (choir) ChoirPad 2
93 Pad 5 (bowed) BowedPad 2
94 Pad 6 (metallic) MetalPad 2
95 Pad 7 (halo) Halo Pad 2
96 Pad 8 (sweep)
98 FX 2 (soundtrack) SoundTrk 2
99 FX 3 (crystal) Crystal 2
100 FX 4 (atmosphere) Atmosphr 2
101 FX 5 (br ightness) Bright 2
102 FX 6 (goblins) Goblins 2
103 FX 7 (echoes) Echoes 2 Echoes 2 2 Echo Pan 2
104 FX 8 (sci-fi) Sci-Fi 2
106 Banjo Banjo 1
107 Shamisen Shamisen 1
108 Koto Koto 1
109 Kalimba Kalimba 1
110 Bagpipe Bagpipe 2
111 Fiddle Fiddle 1
112 Shanai Shanai 1
114 Agogo Agogo 2
115 Steel Dr ums SteelDrm 2
116 Woodblock Woodblok 1
117 Taiko Drum TaikoDr m 1
118 Melodic Tom 1 MelodTom 2
119 Synth Dr um Syn Drum 1
120 Reverse Cymbal RevCymbl 1
122 Breath Noise BrthNoiz 2
123 Seashore Seashore 2
124 Bird Tweet Tweet 2
125 Telephone Ring Telphone 1
126 Helicopter Helicptr 1
127 Applause Applause 1
128 Gunshot Gunshot 1
SweepPad 2
KSP Stereo Single Slow Fast Decay Double Attack Bright Dark Resonant Attack
Bank 0 E Bank 1 E Bank 3 E Bank 6 E Bank 8 E Bank 12 E Bank 14 E Bank 16 E Bank 17 E Bank 18 E Bank 19 E Bank 20 E Bank 24 E
MelloSBa 1 Seq Bass 2 ClkSynBa 2 SynBa2Dk 1
S.SlwStr 2 LegatoSt 2
SynDrCmp 2Popcor n 2 TinyBell 2
SynBa1Dk 1 FastResB 1 AcidBass 1
2
Soft Brs 2
Shwimmer 2
WarmAtms 2 HollwRls 2
P-250
資
料
編
97
Page 98
XG 音色一覧
資
料
編
Instrument
Group
Piano 1 Acoustic Grand Piano GrandPno 2 PianoStr 2
Chromatic 9 Celesta Celesta 1
Percussion 10 Glockenspiel Glocken 1
Organ 17 Drawbar Organ 1 DrawOrgn 1 DetDrwOr 2 60sDrOr1 2 60sDrOr2 2 70sDrOr1 2 DrawOrg2 2 60sDrOr3 2 Even Bar 2 16+2"2/3 2
Guitar 25 Acoustic Guitar (nylon) 1 NylonGtr 1 NylonGt3 2
Bass 33 Acoustic Bass Aco.Bass 1 JazzRthm 2
Strings 41 Violin Violin 1
Ensemble 49 String Ensemble 1 Strings1 1 60sStrng 2 Orchestr 2
Brass 57 Trumpet Trumpet 1 Wa rm Trp 2
Reed 65 Soprano Sax SprnoSax 1
Pipe 73 Piccolo Piccolo 1
Synth Lead 81 Lead 1 (square) SquareLd 2
Synth Pad 89 Pad 1 (new age) NewAgePd 2
Synth Effects 97 FX 1 (rain) Rain 2
Ethnic 105 Sitar Sitar 1 DetSitar 2 Sitar 2 2
Percussive 113 Tinkle Bell TnklBell 2
Sound Effects 121 Guitar Fret Noise FretNoiz 2
Bank 0
Pgm#
Bank Select LSB=00
2Bright Acoustic Piano BritePno 2
3 Electric Grand Piano El.Grand 2 Det.CP80 2 LayerCP1 2
4 Honky-tonk Piano HnkyTonk 2
5 Electric Piano 1 E.Piano1 2 Chor.EP1 2 HardEl.P 2
6 Electric Piano 2 E.Piano2 2
7 Harpsichord Harpsi. 1 Harpsi.2 2
8 Clavi Clavi. 2 ClaviWah 2
11 Music Box MusicBox 2
12 Vibraphone Vibes 1
13 Marimba Marimba 1
14 Xylophone Xylophon 1
15 Tubular Bells TubulBel 1
16 Dulcimer Dulcimer 1 Dulcimr2 2
18 Percussive Organ PercOrgn 1
19 Rock Organ RockOrgn 2
20 Church Organ 1 ChrchOrg 2 ChurOrg3 2 ChurOrg2 2 NotreDam 2
21 Reed Organ ReedOrgn 1
22 Accordion Acordion 2
23 Hamonica Harmnica 1 Harmo. 2 2
24 Tango Accordion TangoAcd 2
26 Acoustic Guitar (steel) SteelGtr 1 12StrGtr 2 Nyln&Stl 2
27 Electric Guitar (jazz) Jazz Gtr 1
28 Electric Guitar (clean) CleanGtr 1 ChorusGt 2
29 Electric Guitar (muted) Mute.Gtr 1 FunkGtr1 2
30 Overdriven Guitar Ovrdrive 1
31 Distortion Guitar Dist.Gtr 1 FeedbkGt 2
32 Guitar Harmonics GtrHarmo 1
34 Electric Bass (finger) FngrBass 1
35 Electric Bass (pick) PickBass 1
36 Fretless Bass Fretless 1 Fretles2 2 Fretles3 2 Fretles4 2
37 Slap Bass 1 SlapBas1 1 ResoSlap 1 PunchThm 2
38 Slap Bass 2 SlapBas2 1
39 Synth Bass 1 SynBass1 1 Clv Bass 2 TechnoBa 2
40 Synth Bass 2 SynBass2 2
42 Viola Viola 1
43 Cello Cello 1
44 Contrabass Contrabs 1
45 Tremolo Strings Trem.Str 1 Susp.Str 2
46 Pizzicato Strings Pizz.Str 1
47 Orchestral Harp Harp 1 YangChin 2
48 Timpani Timpani 1
50 String Ensemble 2 Strings2 1
51 Synth Strings 1 Syn.Str1 2
52 Synth Strings 2 Syn.Str2 2
53 Choir Aahs ChoirAah 1 MelChoir 2 ChoirStr 2
54 Voice Oohs VoiceOoh 1
55 Synth Voice SynVoice 1 SyVoice2 2
56 Orchestra Hit Orch.Hit 2
58 Trombone Trombone 1
59 Tuba Tuba 1
60 Muted Trumpet Mute.Trp 1
61 French Horn Fr. Horn 2 FrHorn 2 1 HornOrch 2
62 Brass Section 1 BrasSect 1 Tp&TbSec 2 BrssSec2 2
63 Synth Brass 1 SynBrss1 2
64 Synth Brass 2 SynBrss2 1 SynBrss4 2
66 Alto Sax Alto Sax 1 Sax Sect 2
67 Tenor Sax TenorSax 1
68 Baritone Sax Bari.Sax 1
69 Oboe Oboe 2
70 English Horn Eng.Horn 1
71 Bassoon Bassoon 1
72 Clarinet Clarinet 1
74 Flute Flute 1
75 Recorder Recorder 1
76 Pan Flute PanFlute 1
77 Blown Bottle Bottle 2
78 Shakuhachi Shakhchi 2
79 Whistle Whistle 1
80 Ocarina Ocarina 1
82 Lead 2 (sawtooth) Saw Ld 2 WaspySyn 2 PulseSaw 2
83 Lead 3 (calliope) CaliopLd 2
84 Lead 4 (chiff) Chiff Ld 2
85 Lead 5 (charang) CharanLd 2
86 Lead 6 (voice) Voice Ld 2
87 Lead 7 (fifths) Fifth Ld 2 Big Five 2
88 Lead 8 (bass+lead) Bass&Ld 2
90 Pad 2 (warm) Warm Pad 2
91 Pad 3 (polysynth) PolySyPd 2
92 Pad 4 (choir) ChoirPad 2
93 Pad 5 (bowed) BowedPad 2
94 Pad 6 (metallic) MetalPad 2
95 Pad 7 (halo) Halo Pad 2
96 Pad 8 (sweep) SweepPad 2 Converge 2
98 FX 2 (soundtrack) SoundTrk 2 Prologue 2
99 FX 3 (crystal) Crystal 2 RndGlock 2 GlockChi 2
100 FX 4 (atmosphere) Atmosphr 2
101 FX 5 (br ightness) Br ight 2
102 FX 6 (goblins) Goblins 2
103 FX 7 (echoes) Echoes 2
104 FX 8 (sci-fi) Sci-Fi 2
106 Banjo Banjo 1 MuteBnjo 1
107 Shamisen Shamisen 1
108 Koto Koto 1
109 Kalimba Kalimba 1
110 Bagpipe Bagpipe 2
111 Fiddle Fiddle 1
112 Shanai Shanai 1
114 Agogo Agogo 2
115 Steel Dr ums SteelDrm 2
116 Woodblock Woodblok 1
117 Taiko Drum TaikoDr m 1
118 Melodic Tom 1 MelodTom 2
119 Synth Dr um Syn Drum 1
120 Reverse Cymbal RevCymbl 1
122 Breath Noise BrthNoiz 2
123 Seashore Seashore 2
124 Bird Tweet Tweet 2
125 Telephone Ring Telphone 1
126 Helicopter Helicptr 1
127 Applause Applause 1
128 Gunshot Gunshot 1
Bank 0と同じ音 色が入ってい ます。 音は鳴りません。 E エレメント数
Release Rezo Sweep Muted Detune 1 Detune 2 Detune 3 Octave 1 Octave 2 5th 1 5th 2 Bend Tutti
Bank 0 E Bank 25 E Bank 27 E Bank 28 E Bank 32 E Bank 33 E Bank 34 E Bank 35 E Bank 36 E Bank 37 E Bank 38 E Bank 39 E Bank 40 E
Chor.EP2 2 DX Hard 2 DXLegend 2 DX Phase 2
DetPrcOr 2 Lite Org 2 PercOrg2 2
AccordIt 2
Jazz Amp 2
FlangeBa 2 Ba&DstEG 2
Reso Str 2
SynBrss3 2 JumpBrss 2
MutePkBa 1
SmthSynB 2 ModulrBa 2
Harpsi.3 2
Puff Org 2
Warm Str 2
OrchHit2 2
BrthTnSx 2
Nylon EP 2
98
P-250
Page 99
XG 音色一覧
Instrument
Group
Piano 1 Acoustic Grand Piano GrandPno 2 Dream 2
Chromatic 9 Celesta Celesta 1
Percussion 10 Glockenspiel Glocken 1
Organ 17 Drawbar Organ 1 DrawOrgn 1 Organ Ba 1 70sDrOr2 2 CheezOrg 2 DrawOrg3 2
Guitar 25 Acoustic Guitar (nylon) 1 NylonGtr 1 VelGtHrm 2
Bass 33 Acoustic Bass Aco.Bass 1 VXUprght 2
Strings 41 Violin Violin 1
Ensemble 49 String Ensemble 1 Strings1 1 Orchstr2 2 TremOrch 2 Velo.Str 2
Brass 57 Trumpet Trumpet 1
Reed 65 Soprano Sax SprnoSax 1
Pipe 73 Piccolo Piccolo 1
Synth Lead 81 Lead 1 (square) SquareLd 2 Mellow 2 SoloSine 2 SineLead 1
Synth Pad 89 Pad 1 (new age) NewAgePd 2 Fantasy 2
Synth Effects 97 FX 1 (rain) Rain 2 ClaviPad 2 HrmoRain 2 AfrcnWnd 2 Carib 2
Ethnic 105 Sitar Sitar 1
Percussive 113 Tinkle Bell TnklBell 2
Sound Effects 121 Guitar Fret Noise FretNoiz 2
Bank 0
Pgm#
Bank Select LSB=00
2Bright Acoustic Piano BritePno 2
3 Electric Grand Piano El.Grand 2 LayerCP2 2
4 Honky-tonk Piano HnkyTonk 2
5 Electric Piano 1 E.Piano1 2 VX El.P1 2 60sEl.P1 1
6 Electric Piano 2 E.Piano2 2 DX+Analg 2 DXKotoEP 2 VX El.P2 2
7 Harpsichord Harpsi. 1
8 Clavi Clavi. 2 PulseClv 1 PierceCl 2
11 Music Box MusicBox 2 Orgel 2
12 Vibraphone Vibes 1 HardVibe 2
13 Marimba Marimba 1 SineMr mb 2
14 Xylophone Xylophon 1
15 Tubular Bells TubulBel 1
16 Dulcimer Dulcimer 1
18 Percussive Organ PercOrgn 1
19 Rock Organ RockOrgn 2 Rotar yOr 2 SloRotar 2 FstRotar 2
20 Church Organ 1 ChrchOrg 2 OrgFlute 2 TrmOrgFl 2
21 Reed Organ ReedOrgn 1
22 Accordion Acordion 2
23 Hamonica Harmnica 1
24 Tango Accordion TangoAcd 2 TngoAcd2 2
26 Acoustic Guitar (steel) SteelGtr 1 Stl&Body 2
27 Electric Guitar (jazz) Jazz Gtr 1
28 Electric Guitar (clean) CleanGtr 1
29 Electric Guitar (muted) Mute.Gtr 1 MuteStlG 2 FunkGtr2 2 Jazz Man 1
30 Overdriven Guitar Ovrdrive 1 Gt.Pinch 2
31 Distortion Guitar Dist.Gtr 1 FeedbkG2 2
32 Guitar Harmonics GtrHarmo 1 GtFeedbk 1 GtrHrmo2 1
34 Electric Bass (finger) FngrBass 1 FngrSlap 2 FngBass2 2 Mod.Bass 2
35 Electric Bass (pick) PickBass 1
36 Fretless Bass Fretless 1
37 Slap Bass 1 SlapBas1 1
38 Slap Bass 2 SlapBas2 1 VeloSlap 2
39 Synth Bass 1 SynBass1 1 Orbiter 2 Sqr.Bass 1 RubberBa 2
40 Synth Bass 2 SynBass2 2 DX Bass 2 X WireBa 2
42 Viola Viola 1
43 Cello Cello 1
44 Contrabass Contrabs 1
45 Tremolo Strings Trem.Str 1
46 Pizzicato Strings Pizz.Str 1
47 Orchestral Harp Harp 1
48 Timpani Timpani 1
50 String Ensemble 2 Strings2 1 Kingdom 2 70s Str 1 Strings3 1
51 Synth Strings 1 Syn.Str1 2 Syn Str4 2 Syn Str5 2
52 Synth Strings 2 Syn.Str2 2
53 Choir Aahs ChoirAah 1
54 Voice Oohs VoiceOoh 1
55 Synth Voice SynVoice 1 Choral 2 AnaVoice 1
56 Orchestra Hit Orch.Hit 2 Impact 2
58 Trombone Trombone 1
59 Tuba Tuba 1
60 Muted Trumpet Mute.Trp 1
61 French Horn Fr. Horn 2
62 Brass Section 1 BrasSect 1 Hi Brass 2 MelloBrs 2
63 Synth Brass 1 SynBrss1 2 AnVelBr1 2 AnaBrss1 2
64 Synth Brass 2 SynBrss2 1 ChoirBrs 2 AnVelBr2 2 AnaBrss2 2
66 Alto Sax Alto Sax 1 HyprAlto 2
67 Tenor Sax TenorSax 1 SoftTenr 2 TnrSax 2 1
68 Baritone Sax Bari.Sax 1
69 Oboe Oboe 2
70 English Horn Eng.Horn 1
71 Bassoon Bassoon 1
72 Clarinet Clarinet 1
74 Flute Flute 1
75 Recorder Recorder 1
76 Pan Flute PanFlute 1
77 Blown Bottle Bottle 2
78 Shakuhachi Shakhchi 2
79 Whistle Whistle 1
80 Ocarina Ocarina 1
82 Lead 2 (sawtooth) Saw Ld 2 Dr. Lead 2 VeloLead 2
83 Lead 3 (calliope) CaliopLd 2 PureLead 2
84 Lead 4 (chiff) Chiff Ld 2 Rubby 2
85 Lead 5 (charang) CharanLd 2 DistLead 2 WireLead 2
86 Lead 6 (voice) Voice Ld 2 Vo x Lead 2
87 Lead 7 (fifths) Fifth Ld 2
88 Lead 8 (bass+lead) Bass&Ld 2 Fat&Prky 2 Soft Wrl 2
90 Pad 2 (warm) Warm Pad 2 Hor n Pad 2 RotarStr 2
91 Pad 3 (polysynth) PolySyPd 2 PolyPd80 2 ClickPad 2 Ana. Pad 2 SquarPad 2
92 Pad 4 (choir) ChoirPad 2 Heaven 2 Itopia 2 CC Pad 2
93 Pad 5 (bowed) BowedPad 2 Glacier 2 GlassPad 2
94 Pad 6 (metallic) MetalPad 2 Tine Pad 2 Pan Pad 2
95 Pad 7 (halo) Halo Pad 2
96 Pad 8 (sweep) SweepPad 2 PolarPad 2 Celstial 2
98 FX 2 (soundtrack) SoundTrk 2 Ancestrl 2
99 FX 3 (crystal) Crystal 2 ClearBel 2 ChorBell 2 SynMalet 1 SftCr yst 2 LoudGlok 2 ChrstBel 2 VibeBell 2 DigiBell 2 AirBells 2 BellHarp 2
100 FX 4 (atmosphere) Atmosphr 2
101 FX 5 (br ightness) Br ight 2 FantaBel 2
102 FX 6 (goblins) Goblins 2 GobSynth 2 Creeper 2 Ring Pad 2 Ritual 2 ToHeaven 2 Night 2 Glisten 2
103 FX 7 (echoes) Echoes 2
104 FX 8 (sci-fi) Sci-Fi 2 Starz 2
106 Banjo Banjo 1
107 Shamisen Shamisen 1
108 Koto Koto 1
109 Kalimba Kalimba 1
110 Bagpipe Bagpipe 2
111 Fiddle Fiddle 1
112 Shanai Shanai 1 Shanai 2 1
114 Agogo Agogo 2
115 Steel Dr ums SteelDrm 2
116 Woodblock Woodblok 1
117 Taiko Drum TaikoDr m 1
118 Melodic Tom 1 MelodTom 2 Mel Tom2 1 Real Tom 2 Rock Tom 2
119 Synth Dr um Syn Drum 1 Ana Tom 1 ElecPerc 2
120 Reverse Cymbal RevCymbl 1
122 Breath Noise BrthNoiz 2
123 Seashore Seashore 2
124 Bird Tweet Tweet 2
125 Telephone Ring Telphone 1
126 Helicopter Helicptr 1
127 Applause Applause 1
128 Gunshot Gunshot 1
Bank 0 E Bank 41 E Bank 42 E Bank 43 E Bank 45 E Bank 64 E Bank 65 E Bank 66 E Bank 67 E Bank 68 E Bank 69 E Bank 70 E Bank 71 E
Velo-Switch
Bank 0と同 じ音色が入って います。 音は鳴りません。 E エレメント数
Velo-
other wave
Xfade
NylnHarp 2 Harp Vox 2 AtmosPad 2 Planet 2
EchoBell 2 Big Pan 2 SynPiano 2 Creation 2 StarDust 2 Reso&Pan 2
資
料
編
P-250
99
Page 100
XG 音色一覧
資
料
編
Instrument
Group
Piano 1 Acoustic Grand Piano GrandPno 2
2B r ight Acoustic Piano BritePno 2
3 Electric Grand Piano El.Grand 2
4 Honky-tonk Piano HnkyTonk 2
5 Electric Piano 1 E.Piano1 2
6 Electric Piano 2 E.Piano2 2
7 Harpsichord Harpsi. 1
8 Clavi Clavi. 2
Chromatic 9 Celesta Celesta 1
Percussion 10 Glockenspiel Glocken 1
11 Music Box MusicBox 2
12 Vibraphone Vibes 1
13 Marimba Marimba 1 Balimba 2 Log Drum 2
14 Xylophone Xylophon 1
15 Tubular Bells TubulBel 1 ChrchBel 2 Carillon 2
16 Dulcimer Dulcimer 1 Cimbalom 2 Santur 2
Organ 17 Drawbar Organ 1 DrawOrgn 1
18 Percussive Organ PercOrgn 1
19 Rock Organ RockOrgn 2
20 Church Organ 1 ChrchOrg 2
21 Reed Organ ReedOrgn 1
22 Accordion Acordion 2
23 Hamonica Harmnica 1
24 Tango Accordion TangoAcd 2
Guitar 25 Acoustic Guitar (nylon) 1 NylonGtr 1 Ukulele 1
26 Acoustic Guitar (steel) SteelGtr 1 Mandolin 2
27 Electric Guitar (jazz) Jazz Gtr 1
28 Electric Guitar (clean) CleanGtr 1
29 Electric Guitar (muted) Mute.Gtr 1
30 Overdriven Guitar Ovrdrive 1
31 Distortion Guitar Dist.Gtr 1
32 Guitar Harmonics GtrHarmo 1
Bass 33 Acoustic Bass Aco.Bass 1
34 Electric Bass (finger) FngrBass 1
35 Electric Bass (pick) PickBass 1
36 Fretless Bass Fretless 1 SynFretl 2 SmthFrtl 2
37 Slap Bass 1 SlapBas1 1
38 Slap Bass 2 SlapBas2 1
39 Synth Bass 1 SynBass1 1 Hammer 2
40 Synth Bass 2 SynBass2 2
Strings 41 Violin Violin 1
42 Viola Viola 1
43 Cello Cello 1
44 Contrabass Contrabs 1
45 Tremolo Strings Trem.Str 1
46 Pizzicato Strings Pizz.Str 1
47 Orchestral Harp Harp 1
48 Timpani Timpani 1
Ensemble 49 String Ensemble 1 Strings1 1
50 String Ensemble 2 Str ings2 1
51 Synth Strings 1 Syn.Str1 2
52 Synth Strings 2 Syn.Str2 2
53 Choir Aahs ChoirAah 1
54 Voice Oohs VoiceOoh 1
55 Synth Voice SynVoice 1
56 Orchestra Hit Orch.Hit 2
Brass 57 Trumpet Trumpet 1
58 Trombone Trombone 1
59 Tuba Tuba 1
60 Muted Trumpet Mute.Trp 1
61 French Horn Fr. Horn 2
62 Brass Section 1 BrasSect 1
63 Synth Brass 1 SynBrss1 2
64 Synth Brass 2 SynBrss2 1
Reed 65 Soprano Sax SprnoSax 1
66 Alto Sax Alto Sax 1
67 Tenor Sax TenorSax 1
68 Baritone Sax Bari.Sax 1
69 Oboe Oboe 2
70 English Horn Eng.Horn 1
71 Bassoon Bassoon 1
72 Clarinet Clar inet 1
Pipe 73 Piccolo Piccolo 1
74 Flute Flute 1
75 Recorder Recorder 1
76 Pan Flute PanFlute 1
77 Blown Bottle Bottle 2
78 Shakuhachi Shakhchi 2
79 Whistle Whistle 1
80 Ocarina Ocarina 1
Synth Lead 81 Lead 1 (square) SquareLd 2
82 Lead 2 (sawtooth) Saw Ld 2 Seq Ana. 2
83 Lead 3 (calliope) CaliopLd 2
84 Lead 4 (chiff) Chiff Ld 2
85 Lead 5 (charang) CharanLd 2
86 Lead 6 (voice) Voice Ld 2
87 Lead 7 (fifths) Fifth Ld 2
88 Lead 8 (bass+lead) Bass&Ld 2
Synth Pad 89 Pad 1 (new age) NewAgePd 2
90 Pad 2 (warm) Warm Pad 2
91 Pad 3 (polysynth) PolySyPd 2
92 Pad 4 (choir) ChoirPad 2
93 Pad 5 (bowed) BowedPad 2
94 Pad 6 (metallic) MetalPad 2
95 Pad 7 (halo) Halo Pad 2
96 Pad 8 (sweep) SweepPad 2
Synth Effects 97 FX 1 (rain) Rain 2
98 FX 2 (soundtrack) SoundTrk 2
99 FX 3 (crystal) Crystal 2 Gamelmba 2
100 FX 4 (atmosphere) Atmosphr 2
101 FX 5 (br ightness) Bright 2 Smokey 2
102 FX 6 (goblins) Goblins 2 BelChoir 2
103 FX 7 (echoes) Echoes 2
104 FX 8 (sci-fi ) Sci-Fi 2
Ethnic 105 Sitar Sitar 1 Tambra 2 Tamboura 2
106 Banjo Banjo 1 Rabab 2 Gopichnt 2 Oud 2
107 Shamisen Shamisen 1
108 Koto Koto 1 Taisho-k 2 Kanoon 2
109 Kalimba Kalimba 1
110 Bagpipe Bagpipe 2
111 Fiddle Fiddle 1
112 Shanai Shanai 1 Pungi 1 Hichriki 2
Percussive 113 Tinkle Bell TnklBell 2 Bonang 2 Altair 2 Gamelan 2 S.Gamlan 2 Rama Cym 2 AsianBel 2
114 Agogo Agogo 2
115 Steel Dr ums SteelDrm 2 GlasPerc 2 ThaiBell 2
116 Woodblock Woodblok 1 Castanet 1
117 Taiko Drum TaikoDrm 1 Gr.Cassa 1
118 Melodic Tom 1 MelodTom 2
119 Synth Dr um Syn Drum 1
120 Reverse Cymbal RevCymbl 1
Sound Effects 121 Guitar Fret Noise FretNoiz 2
122 Breath Noise BrthNoiz 2
123 Seashore Seashore 2
124 Bird Tweet Tweet 2
125 Telephone Ring Telphone 1
126 Helicopter Helicptr 1
127 Applause Applause 1
128 Gunshot Gunshot 1
Bank 0と同じ音 色が入ってい ます。 音は鳴りません。 E エレメント数
Pgm#
Bank Select LSB=00
Bank 0
Bank 0 E Bank 72 E Bank 96 E Bank 97 E Bank 98 E Bank 99 E Bank 100 E Bank 101 E
Bank Select MSB=64
■
SFX
Pgm# Bank 0 E
1 CuttngNz 1
2 CttngNz2 2
3
4 Str Slap 1
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17 Fl.KClik 1
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33 Shower 1
34 Thunder 1
35 Wind 1
36 Stream 2
37 Bubble 2
38 Feed 2
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49 Dog 1
50 Horse 1
51 Tweet 2 1
52
53
54
55 Ghost 2
56 Maou 2
57
58
59
60
61
62
63
64
65 PhonCall 1
66 DoorSqek 1
67 Door Slam 1
68 ScratchC 1
69 ScratchS 2
70 WindChim 1
71 Telphon2 1
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81 CarEIgnt 1
82 CarTSqel 1
83 Car Pass 1
84 CarCrash 1
85 Siren 2
86 Train 1
87 JetPlane 2
88 Starship 2
89 Burst 2
90 Coaster 2
91 Submarin 2
92
93
94
95
96
97 Laugh 1
98 Scream 1
99 Punch 1
100 Hear t 1
101 Footstep 1
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113 MchinGun 1
114 LaserGun 2
115 Xplosion 2
116 Firework 2
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
100
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