Yamaha DD-65 User Manual [ja]

Digital Percussion
取扱説明書
JA
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
う可能性が想定される」 内容です。
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損
注意
害が発生する可能性が想 定される」内容です。
DD-65 取扱説明書
2
(4)-15
1/4
警告
電源/電源アダプター
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源アダプターを使用する場合は、必ず指定のもの(PA­5D)を使用する。
(異なった電源 アダプターを使用すると)故障、発 熱、火災
必ず実行
必ず実行
禁止
などの原因になります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダプ ターコード をストーブ などの熱器 具に近づけ た り、無理に曲げたり、傷つけたりしない。また、電源コード
に重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因になりま す。
分解禁止
この製品の内部を開けた り、内部の部品を分解し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、また は故障の原因になります。
異常を感じた場合など、 点検や修理は、必ずお買
い上げの楽器店または巻 末のヤマハ電気音響製品
サービス拠点にご依頼く ださい。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。ま た、浴室や 雨天時の屋 外など湿 気の多いと ころで使 用しな
い。
禁止
禁止
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原 因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器 店または 巻末のヤマ ハ電気音 響製品サー ビス拠点に 点検を
ご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源アダプターコード /プラグがいたんだ場合、または、使 用中に音 が出なくな ったり異 常なにおい や煙が出た りした
場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセン
必ず実行
トから抜く。(乾電池を使用している場合は、乾電池を本体 から抜く。)
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源/電源アダプター
電源プラグ を抜くと きは、電源アダ プターコ ードを持た ず に、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原因になる
必ず実行
ことがあります。
注意
必ず実行
禁止
(4)-15
2/4
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因 になることがあります。
DD-65 取扱説明書
3
乾電池
必ず実行
必ず実行
禁止
乾電池はすべて+/−の極性表示どおりに正しく入れる。
正しく入れていない場合、発熱、火災、液漏れのおそれがあ ります。
乾電池は一度に全部を交換する。乾電池は新しいものと古い ものを一緒に使用しない。また、種類の異なったもの(アル
カリとマンガン、メーカーの異なるもの、メーカーは同じで も商品の異なるものなど)を一緒に使用しない。
発熱、火災、液漏れの原因になります。
乾電池を分解したり、火の中に入れたりしない。
乾電池の中のものが目に入ると危険です。また、火の中に入 れると破裂するおそれがあります。
使い切りタイプの乾電池は、充電しない。
充電すると液漏れや破裂の原因になります。
禁止
必ず実行
必ず実行
接続
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコードなどの接 続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも 微電流 が流れてい ます。この製 品を長時間 使用しな いとき
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
禁止
必ず実行
禁止
禁止
設置
禁止
長時間使用しない場合や乾電池を使い切った場合は、乾電池 を本体から抜いておく。
乾電池が消耗し、乾電池から液漏れが発生し、本体を損傷す るおそれがあります。
乾電池は子供の手の届くところに置かない。
お子様が誤って飲み込むおそれがあります。また、電池の液 漏れなどにより炎症を起こすおそれがあります。
乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触れない。万一液が 目や口に入ったり皮膚に付いたりした場合は、すぐに水で洗
い流し、医師に相談する。
失明や化学やけどなどのおそれがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。
必ず実行
手入れ
禁止
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上 で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機
器のボリュームを最小にする。さらに、演奏を始める場合も 必ず両機器のボリュームを最小にし、演奏しながら徐々にボ
リュームを上げていき適切な音量にする。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルやパッドが変色 /変質する原因になります。お 手入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった
柔らかい布をご使用ください。
禁止
DD-65 取扱説明書
4
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近 くで使用しない。
楽器本体ま たはテレビ やラジオな どに雑音が 生じる場合 が あります。
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3/4
使用時の注意
データの保存
禁止
禁止
禁止
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを 置かない。
本体のパネルやパッドが変色/変質する原因になります。
本体の上にのったり重 いもの をのせたりしな い。また、ボ
タンやスイッチ、入出力 端子 などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客 様や 他の方々がけがをした りする
原因になります。
大き な音量で長時間ヘッド フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
必ず実行
自分で演 奏したソン グデータ やコンピュ ーターから 読み込 んだデー タは故障や 誤動作な どのために 失われるこ とがあ
ります。大切なデータはコンピューターなどの外部機器に保 存してください。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源アダプター をご使用の場合、電源スイッチを切っ た状態(電源スイッチが「STANDBY」の状態)でも微電流が流れています。スタ ンバイ時の消費
電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源アダプターのプラグをコンセントから抜いてください。
使用済みの乾電池は、各自治体で決められたルールに従って廃棄しましょう。
この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
この製品は、ヤマハ (株 )が著作権を有する著作物やヤマハ(株 )が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱しています。その著作物とは、 すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、WAVE データ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含み
ます。ヤマハ ( 株 )の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、 許されていません。
● ヤマハ ( 株 )および第三者から販売もしくは提供されている音楽/ サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除い て、権利者に無断で複製または転用することは禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
・ Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。 ・「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょ う。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところ で迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッ ドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
●ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみください。
4/4
(4)-15
DD-65 取扱説明書
5
ごあいさつ
このたびはヤマハデジタルパーカッションDD-65をお買い求めいただき、ま ことにありがとうございます。 DD-65は、本格的なドラムセットのスタイルで、手軽にドラム演奏を楽しめ るように開発した楽器です。 DD-65のさまざまな機能を活用していただくために、取扱説明書をよくお読 みになってからご使用ください。また、ご一読いただいたあとも不明な点が 生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管いただきますよう、お願い いたします。
特長
■リアルなステレオサンプリングドラム音
254 音色(パーカッションの音や鳥の声などの効果音も含む)と25のフレーズ音か ら選んで演奏できます。
■100の内蔵ソング
デモソングやドラムのパターン、フィルインのパターンなどが入っております。全体 を鳴らしたり、特定のパートだけ音を消して自分で演奏したりできます。 
■自分の演奏を録音できます。
5曲まで録音でき、内蔵ソングと同じように再生できます。
● 付属品について
付属品を確認してください。
・ ドラムスティック × 2 ・ ペダル 1, 2 ・ 取扱説明書 ・ アダプター ・ 保証書
DD-65 取扱説明書
6
目次
特長.......................................................................... 6
演奏の準備 8
電源の準備.............................................................. 8
各部の名称 10
デモ曲を聞いてみよう 12
全体の音量調整(マスターボリューム )............. 12
ソングの音量調整(ソングボリューム )............. 12
パッド/ペダルを鳴らしてみよう 13
パッドの名前 ....................................................... 13
手でたたくかスティックでたたくかを設定..... 14
手でたたく設定に固定する................................ 14
ドラムキットの選びかた.................................... 15
カスタムキット
ペダルの音色を変更して保存する) ............. 16
リバーブ(残響効果 )のオン / オフ...................... 17
リバーブタイプを選ぶ........................................ 17
パッドの感度を調整する.................................... 18
クリック音のオン/オフ ..................................... 19
クリック音の設定 ............................................... 19
イコライザーのオン/オフ ................................. 21
CO1〜 CO3
( パッドや
MIDI機器を接続してみよう 30
MIDIって何? ......................................................30
MIDIでできること ..............................................30
演奏情報を送受信する........................................30
ローカルオン/オフ設定 .....................................31
MIDI送信ノートの設定.......................................32
送信ノートの自動選択........................................33
DD-65とコンピューターのあいだで
データを送受信する ......................................34
巻末資料 36
バックアップと初期化........................................36
故障かな?と思ったら........................................37
ドラム音色リスト................................................38
ソングリスト .......................................................40
ドラムキットリスト............................................41
音色リスト ...........................................................44
ドラムマップ .......................................................48
MIDIインプリメンテーションチャート............52
ドラム譜の見方....................................................56
仕様.......................................................................58
ソングを聞いてみよう 22
ソングを選んで聞く............................................ 22
タップスタート ................................................... 23
パッドスタート ................................................... 23
オートキットセレクトのオン/オフ.................. 24
テンポの設定 ....................................................... 25
ソングに合わせて演奏してみよう 26
トラックのオン/オフ ......................................... 26
ブレイク(BREAK) ............................................. 26
A-Bリピート........................................................ 27
録音してみよう 28
録音....................................................................... 28
再生....................................................................... 29
録音データの消去 ............................................... 29
DD-65 取扱説明書
7

演奏の準備

電源を入れる前に必要な準備について説明します。

電源の準備

DD-65は電源として電源アダプターか乾電池をご使用になれますが、基本的には電源アダプターをご使用に
なることをおすすめします。
家庭用コンセントから電源をとるときは
q
本体の電源スイッチが切れている(スタンバイ側)ことを 確認してください。
・ 電源アダプターをご使用になる場合は、必ず付属の電源
アダプターをご使用ください。他の電源アダプターの使 用は故障、発熱、発火などの原因になります。このよう な場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がござ いますので、充分にご注意ください。
アダプター
w
アダプターのDCプラグをサイドパネルのDC IN 12V( 電源アダプター接続)端子にさし込みます。
乾電池を使うときは
q
DD-65を柔らかい布などの上で裏返し、電池ブタをは ずします。
w
市販の乾電池(単2乾電池)を6本入れます。イラストに 合わせて、向きを間違えないように入れてください。 乾電池はアルカリ電池の使用をおすすめします。
電池ブタを閉めます。
e
e
アダプターのACプラグを家庭用(AC100V)コンセント にさし込みます。
・ 長時間使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ず
コンセントから電源プラグを抜いてください。感電や火 災故障の原因になることがあります。
アダプターを抜くときは、本体の電源スイッチを切り、ア ダプターのACプラグ、DC プラグの順で抜いてください。
NOTE
・ 乾電池が入っていても、電源アダプターが接続される
と、自動的に電源アダプターから電源が供給されるよう になります。
乾電池はお早めにお取りかえいただくことをおすすめしま す。電池が少なくなると、音量が小さくなったり、音質が 劣化したりディスプレイの表示が消えたりします。このよ うなときは、以下のことに注意して乾電池を交換してくだ さい。
・ 乾電池はアルカリ電池の使用をおすすめします。それ以外の
電池(充電式を含む )を使用した場合、電池の残量が急激に減 ることがあります。
・ 乾電池はすべて+/ −の極性表示どおりに正しく入れてくだ
さい。正しく入れていない場合、発熱、発火、液漏れのおそ れがあります。
・ 乾電池は一度に全部を交換してください。乾電池は新しいも
のと古いものを一緒に使用しないでください。また、種類の 異なったもの(アルカリとマンガン、メーカーの異なるもの、 メーカーは同じでも商品が異なるものなど)を一緒に使用し ないでください。発熱、発火、液漏れの原因になります。
・ 長時間使用しない場合や乾電池を使い切った場合は、乾電池
を本体から抜いてください。乾電池が消耗し、乾電池から液 漏れが発生し、本体を損傷するおそれがあります。
DD-65 取扱説明書
8
演奏の準備
外部MIDI 機器
PHONES/OUTPUT端子について
ヘッドフォンを接続すると自動的にDD-65のスピーカー から音が出なくなります。
PHONES/OUTPUT端子は外部出力端子にもなります。 PHONES/OUTPUT端子とキーボードアンプ、ステレオ、 ミキシングコンソールなどの入力端子を接続すれば、DD­65の演奏を外部機器で鳴らすことができます。
・ 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
・ DD-65 を外部機器と接続する場合は、すべての機器の電源を
切ったあとで接続してください。感電、または機器損傷のお それがあります。また、再生するスピーカーなどの損傷を防 ぐため、外部機器の音量を最小にしてから接続してください。
AUX IN 端子について
MIDI端子について
MIDI端子は接続した楽器やコンピューターと MIDI情報を 送受信します。
・ MIDIケーブルは楽器店などでお買い求めください。
・ MIDIケーブルは15mが限度とされています。これ以上長い
ケーブルをご使用になりますと、誤動作などトラブルの原因 になりますのでご注意ください。
電源を入れる
ボリュームを最小にして[STANDBY/ON]スイッチを押 し電源を入れます。
この端子に外部からオーディオ信号を入れると入力した演 奏をバックにしてドラムを演奏することができます。 入力信号の音量は外部機器側で調節してください。
PEDAL端子について
ペダル1 ペダル 2
PEDAL 1 の端子にはペダル1を、PEDAL 2の端子にはペ ダル2を間違えないように差し込んでください。
NOTE
・ ペダルを抜き差しするときは、電源を切ってから行なってく
ださい。またペダルを踏んだ状態で電源を入れないでくださ い。ペダルのオン/オフが逆になります。
電源を切るときはボリュームを最小にしてから電源を切り ます。
・ [STANDBY/ON]スイッチが切れている状態でも微電流が
流れています。この楽器を長時間使用しないときや落雷のお それがあるときは必ずコンセントから電源プラグを抜いてく ださい。また、乾電池を使用している場合は、乾電池を本体 から抜いてください。
・「-」が左から右に流れて表示しているときは楽器が保存の処
理実行中です。このとき電源を切らないでください。録音中 や録音済みのすべてのデータが壊れる原因になります。
DD-65 取扱説明書
9

各部の名称

フロントパネル
!9
001
r
e
w
q
y
i
フロントパネル
MASTER VOLUME( マスターボリューム)
q
コントロール....................................................... 12
ダイアル............................................................... 15
w
ASSIGN(アサイン)ボタン............................... 16
e
REVERB(リバーブ)ボタン .............................. 17
r
HAND PERC.(ハンドパーカッション)
t
ボタン................................................................... 14
KIT(キット)ボタン ............................................ 15
y
CLICK(クリック)ボタン ..................................19
u
SONG(ソング)ボタン.......................................22
i
TEMPO(テンポ)ボタン.................................... 25
o
PART MUTE DRUM 1〜 3(ドラム1〜3)、
!0
BACKING(バッキング)ボタン........................ 26
u
o
t
!8
001
!4
!0
!6
!56
FUNCTION(ファンクション )ボタン..............12
!1
DEMO(デモ)ボタン ...........................................12
!2
STANDBY/ON(電源)スイッチ ..............12, 36
!3
REC(録音)ボタン .............................................. 28
!4
BREAK/TAP
!5
(ブレイク /タップ )ボタン..........................23, 26
A-B REPEAT(A-Bリピート)ボタン............... 27
!6
START/STOP(スタート /ストップ )
!7
ボタン...........................................................12, 22
ディスプレイ .......................................................15
!8
ドラムパッド×8 ................................................13
!9
!7
!2 !3!1
10
DD-65 取扱説明書
リアパネル[後側]
各部の名称
・ DD-65 本体の左右にはスピーカー
が配置されているため、磁気があり ます。 フロッピーディスク、ビデオテープ
@0@1@2@3@4@5
などをそばに置かないでください。 また、DD-65をテレビやパソコン
画面に近づけないでください。画面 の色が変わることがあります。
・ スティックを演奏以外の目的で使用
しないでください。スティックを振 りまわしたりすると思わぬ事故の元 になりますのでご注意ください。
ペダル2ペダル1
スティック
リアパネル[後側]
DC IN 12V(電源アダプター接続)端子.............8
@0
AUX IN(外部入力端子 ) ....................................... 9
@1
PHONES/OUTPUT
@2
(ヘッドフォン/外部出力 )端子............................. 9
PEDAL 2(ペダル2)端子.....................................9
@3
PEDAL 1(ペダル1)端子.....................................9
@4
MIDI IN(MIDI入力)、
@5
MIDI OUT(MIDI出力)端子 ......................... 9, 30
ペダル1/2の接続
付属のペダル1を @4にペダル2 を @3に間違えないよ うに接続してください。通常のセットでは右足でバ スドラ、左足でハイハットが演奏できます。
・ ペダルを接続するときは、電源を切ってから接続してく
ださい。
・ ペダルを踏んだとき、床を傷つけないように注意してく
ださい。
・ フットペダルのコードに足などをひっかけないようご注
意ください。DD-65が落下して故障したり、お客様が けがをしたりする原因になります。
・ ペダルを踏みながら電源を入れないでください。踏みな
がら電源を入れるとペダルのオン/オフが逆になります。
DD-65 取扱説明書
11

デモ曲を聞いてみよう

DD-65のデモ曲を聞いてみましょう。
DD-65の内蔵ソングのうちデモ曲(ソングナンバー 001〜005の5曲)が順番に演奏さ
れます。
電源を入れます。
1
[STANDBY/ON]スイッチを押して、電源を入れます。
・ 電源を切っても微電流が流れています。
DD-65を長時間使用しないときは必ず電源アダプターを抜いてください。また、 乾電池を使用している場合は、乾電池を本体から抜いてください。
デモ曲をスタートします。
2
[DEMO]ボタンを押すと、デモ曲がスタートします。
左に回すと、 音量が小さく なります。
3
右に回すと、 音量が大きく なります。
デモ曲をストップします。
[DEMO]ボタン、または[START/STOP]ボタンを押すと、デモ曲がストッ
プします。
● 全体の音量調整(マスターボリューム) [MASTER VOLUME]コントロールを回して全体音量を調節し
ます。
● ソングの音量調整(ソングボリューム)
ソング音量(0〜127)を調整してバックで鳴るソングの音量と自 分でたたくパッドの音量バランスを調整します。
12
SGL
DD-65 取扱説明書
[FUNCTION]ボタンを押したあと [DRUM 1]または[DRUM 2] ボタンを何度か押して「
」を表示したあと現在の設定値が表示されます。
SGL
ダイアルでボリュームを調節します。 [FUNCTION]ボタンを押して設定を終了します。
NOTE
・ [DEMO]ボタンを押してデモが鳴ってるとき、ソングの音量は調整
できません。
・ [DRUM 1]ボタンと[DRUM 2]ボタンを押した場合ではファンク
ション項目の表示される順番が逆になります。
」を表示させます。
SGL

パッド/ペダルを鳴らしてみよう

付属のスティックを使ってパッドをたたいてみましょう。パッドを強くたたくと大きな音
が、弱くたたくと小さな音が鳴ります。また、パッドをたたく位置によって、同じ強さで
たたいても、音の大きさに違いが出る音もあります。
スティック以外に手でたたく方法もあります。手でたたく場合は[HAND PERC.]ボタン
を押してボタンの上のランプを点灯させた状態でたたいてください。
ペダルも踏んでみましょう。ペダルにアサインされている音が鳴ります。

パッドの名前

スモール
パッド1
113 : クラッシュ
シンバル ステレオ1
スモール
パッド2
100 : ハイハット
スモールパッド2には、ハイハットが設定されています (ドラムキット1)。 ペダル2を踏んだ状態でスモールパッド 2をたたくと、 ハイハットクローズの音が鳴ります。踏まずにたたく と、ハイハットオープンの音が鳴ります。
パッド2
52 : タムパワー 6
クローズ パワー 1
パッド1
21 : スネアパワー 1
例)ドラムキット「1」の場合
パッド3
54 : タムパワー 4
56 : タムパワー 2
119 : スプラッシュ
パッド4
スモール
パッド3
116 : ライド
スモール
パッド4
シンバル ステレオ
シンバル ステレオ2
ペダル2
101 : ハイハットペダルパワー
ペダル 2を踏むとハイハットの音  (ドラムキット「1」の場合)が鳴り ます。
・ ペダル2では、踏む強
NOTE
さを変えても音量は 変わりません。
ペダル1
3:バスドラムパワークローズ
ペダル1を踏むとバスドラムの音 (ドラム キット「1」の場合)が鳴ります。 ペダル1では、踏む強さによって音量が変わ ります。
・ ペダル 1では、踏みかたによっ
NOTE
て音が出ない場合があります。
DD-65 取扱説明書
13
パッド/ペダルを鳴らしてみよう

手でたたくかスティックでたたくかを設定

DD-65のパッドはスティックでたたいたり、手でたたいて演奏します。
手でたたく場合は以下のように設定を変更します。
1
[HAND PERC.] ボタンを押します。
点灯しているときは
「手でたたく」設定です。
[HAND PERC.]ボタンを押すと、ボタンの上のランプが点灯し、手でたた くのにふさわしいパッド感度に設定されます。 またこのとき手でたたくのにふさわしいドラムキットとソング(キット37、 ソング059)が自動的に選ばれます。 [HAND PERC.]ボタンを押してボタンの上のランプを消灯させるとドラム キット01とソング 001が自動的に選ばれます。
NOTE
・ ボタンの上のランプが点灯したとき、DD-65 のパッド感度が上がりますので、手
以外でパッドをたたかないでください。

手でたたく設定に固定する

スティックを使わずに手だけで演奏する場合は「手でたたく設定」に固定(ロック)しておくことができます。
ロックすることにより間違ってボタンを押しても設定が変わらないので安心です。
1
「手でたたく」設定に固定(ロック)します。
押し続ける。
LOC
手でたたく設定がオンになっている状態([HAND PERC.]ボタンの上のラン プが点灯している状態)で[HAND PERC.]ボタンを押し続けます。
」が表示され「手でたたく」設定に固定(ロック)されます。
LOC
2
ロックを解除する。
[HAND PERC.]ボタンを押し続けます。
14
DD-65 取扱説明書
パッド/ペダルを鳴らしてみよう

ドラムキットの選びかた

ドラムキットとは、DD-65の8つのパッドと2つのペダルに音色が割り当てられているセットのことです。
ドラムキットは50種類 (1 〜50 →41ページ「ドラムキットリスト」参照)あります。(そのほかに自分でド
ラム音色を各パッドに割り当てることができるカスタムキットが3 つあります。→16ページ参照 )
ドラムキットを選ぶと、8つのパッド、および 2つのペダルの音色は、そのキットにプリセットされている音
色に変わります。演奏したい音楽に合ったキットを選んで、たたいてみましょう。
1
[KIT]ボタンを押します。
[KIT]ボタンを押すと、現在選ばれているドラムキットのナンバーが、ディ
スプレイに表示されます。
1
1 C01250 C03
2
ドラムキットナンバーを選択します。
ダイアルを使ってドラムキットのナンバーを選びます。
右(時計回り)に回すとドラムキットのナンバーが増加し、左に回すと減少し ます。
NOTE
・ 電源を入れると、ドラムキットは「 1」が選ばれます。
CO1〜 CO3
・「
* カスタムキットとは各パッドやペダルに自分の好みの音色をセットして保存した
キットのことです。(16ページ参照 )
」はカスタムキット* です。
DD-65 取扱説明書
15
パッド/ペダルを鳴らしてみよう
カスタムキット
DD-65には、254種類の音色(ドラム音と効果音)や25のフレーズ音が用意されています(→38ページ「ド
ラム音色リスト」参照)。
好きな音色を好きなパッドに設定して鳴らしてみましょう。設定した内容はカスタムキットとして「
」に保存できます。
CO3
NOTE
・ パッドの音色を変更していない場合、「
ラムキットリスト」→41ページ参照 )
CO1〜 CO3
1
CO1
CO1
2
(パッドやペダルの音色を変更して保存する)
CO1
C01〜 C03
」には「ドラムキット1」がセットされています。(「ド
[ASSIGN]ボタンを押してボタンの上のランプを点灯 させます。
」が表示されます。
ダイアルを回して保存先のカスタムキット「
CO3
」を選びます。
CO1
CO3CO2CO1
20
27912021
3
音色を変更したいパッド(またはペダル)を選択します。
変更したいパッドを一度たたく(またはペダルを踏む)と、そのパッド /ペダ ルに現在設定されている音色ナンバーがディスプレイに表示されます。
4
音色ナンバーを選択します。
パッドをたたいて(またはペダルを踏んで)聞きながら音色を選ぶ方法と、ダ イアルを使って新しい音色ナンバーを選ぶ方法があります。
● パッドをたたいて(またはペダルを踏んで)聞きながら音色を選ぶ方法
パッドをたたくと(またはペダルを踏むと)、そのたびに音色ナンバーが1つ ずつ増加します。好みの音色が鳴るまでたたきます。
● ダイアルを回して音色ナンバーを選ぶ方法 ダイアルを右(時計回り)に回すと音色ナンバーが増加し、左に回すと減少し
ます。 →38ページ「ドラム音色リスト」参照
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DD-65 取扱説明書
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他のパッドの音色を変更する場合は上記 3と 4の操作を繰り返します。
パッド/ペダルを鳴らしてみよう
消灯
CO1
音色変更をカスタムキットに保存します。
5
[ASSIGN]ボタンを押して、ボタン上のランプを消灯させパッド/ペダルの 音色変更を終了します。 音色を変更した内容が手順2で指定したカスタムキットに保存されます。 保存をキャンセルする場合は[KIT]ボタン、[SONG] ボタンまたは[DEMO] ボタンを押します。
設定した音で演奏してみましょう。

リバーブ(残響効果)のオン/オフ

リバーブをオンにすると、演奏にリバーブ(残響効果)がかかります。
点灯しているときは リバーブオン
1
[REVERB]ボタンを押してボタンの上のランプを点灯 させます。
演奏に残響効果がかかります。
rbt
2
[REVERB]ボタンを押してボタンの上のランプを消灯 させるとオフになります。

リバーブタイプを選ぶ

現在選ばれているリバーブタイプを表示させます。
1
[FUNCTION]ボタンを押したあと[DRUM 1]または[DRUM 2]ボタンを何 度か押して「
rbt
」を表示したあと現在選ばれているリバーブタイプのナンバーが表示
されます。
2
ダイアルでリバーブタイプを設定します。
● リバーブタイプリスト
ナンバー リバーブタイプ ナンバー リバーブタイプ
rbt
」を表示させます。
1 ホール1 6 ステージ1 2 ホール2 7 ステージ2
3 ホール3 8 プレート1 4 ルーム1 9 プレート2
5 ルーム2 10 オフ
[FUNCTION]ボタンを押して設定を終了します。
3
DD-65 取扱説明書
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パッド/ペダルを鳴らしてみよう

パッドの感度を調整する

パッドの感度を調整します。設定値が大きくなるほど感度がよくなります。(設定範囲:0〜2)
1
パッド感度の設定値を表示させます。
[FUNCTION]ボタンを押したあと[DRUM 1]または[DRUM 2]ボタンを何
度か押して「
[
]を表示したあと現在選ばれているパッドの感度設定値が表示されます。
SnS
」を表示させます。
SnS
SnS
2
設定値を変更します。
ダイアルを右左に回し設定値を変更します。
NOTE
・ パッド感度の設定範囲は 0〜 2で初期設定は「1」です。
021
3
[FUNCTION]ボタンを押してパッド感度の変更を終了 します。
DD-65の音の鳴るしくみ
パッドをたたくと、そのパッドの下にあるセンサーが振動を感知して音が鳴ります。 しかし、パッドを強くたたくと、振動がほかのパッドのセンサーにも伝わり、たたいていない音まで鳴ってしまうこ とがあります。この現象を防ぐために、DD-65では、弱い振動は「雑音」とみなし、音を鳴らさないようになってい ます。 ただし、このしくみにより、2つのパッドを同時にたたいたときに、片方の音が強すぎると、もう片方が「雑音」と 判断されて鳴らないことがあります。
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以上の問題は下記のとおり、感度設定の調整や、たたき方の工夫で解決できます。
●2つのパッドをたたいても1つしか音が鳴らない
→パッドの感度を「 2」にしてください。弱くたたいたパッドも鳴りやすくなります。 →2つのパッドを同じくらいの強さでたたいてください。
● たたいていないパッドの音が鳴ってしまう
→パッドの感度を「 0」にしてください。パッドは弱い振動に反応しにくくなります。
DD-65 取扱説明書
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