Yamaha CLP-340, CLP-S308, CLP-370, CLP-S306 User Manual [ja]

Page 1
CLP-370/340/330
CLP-S308/S306
取扱説明書
組み立て説明については巻末をご参照ください。
JA
Page 2
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ ス拠点にご依頼ください。」
う可能性が想定される」 内容です。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
2
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
(1)B-19
1/4
Page 3
警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
分解禁止
この製品の 内部を開け た り、内部の部 品を分解 し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または 故障の原因になります。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原
禁止
因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器
店または 巻末のヤマ ハ電気音 響製品サー ビス拠点に 点検を ご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
禁止
火に注意
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が 出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
必ず実行
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
必ず実行
ます。
注意
必ず実行
(1)B-19
2/4
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因 になることがあります。
禁止
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
3
Page 4
組み立て
手入れ
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近 くで使用しない。
楽器本体ま たはテレビ やラジオな どに雑音が 生じる場合 が あります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも 微電流が流 れていま す。この製品を 長時間使 用しないと き
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
( 艶出し仕上げのモデルの場合)本体のほこりや汚れは、柔ら かい布で軽く拭き取る。
強く拭くと、ほこりの粒子で本体の表面に傷がつく場合があ
必ず実行
ります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手 入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
禁止
らかい布をご使用ください。
使用時の注意
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、 キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異 物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。 入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
禁止
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを 置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
禁止
( 艶出し仕上げのモデルの場合)本体の表面に金属、陶器、 その他硬い物を当てない。
表面にひびが入ったり、剥がれたりする場合があります。
禁止
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。また、ボタ ンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりする原 因になります。
禁止
接続
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上 で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機
器のボリュームを最小にする。さらに、演奏を始める場合も
必ず実行
4
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
必ず両機器のボリュームを最小にし、演奏しながら徐々にボ リュームを上げていき適切な音量にする。
(1)B-19
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
3/4
Page 5
イス
禁止
禁止
禁止
禁止
必ず実行
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。
イスにすわったままでイスの高さを調節しない。
イスにすわったままイスの高さを調節すると、高低調節機構 に無理な力が加わり、高低調節機構がこわれたりお客様がけ
がをしたりする原因になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚で フローリン グの床やた たみを傷つ けることが あ ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
必ず実行
禁止
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
保存したデ ータは故障 や誤操作な どのために 失われるこ と があります。大切なデータは、フロッピーディスク/USB記
憶装置 /コ ンピュ ーターな どの外 部機器 に保存し てくだ さ
必ず実行
フロッピーディスク /USB記憶装置 /外部メディアの バックアップ
必ず実行
い。
保存したフロッピーディスク/USB 記憶装置/ 外部メディア の万一の事 故に備え て、大切なデー タは予備 のフロッピ ー
ディスク/USB 記憶装置/ 外部メディアにバックアップとし て保存されることをおすすめします。
● データが破損したり失われ たりした場合の補償はいたしかねます ので、ご了承ください。 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイ切った状態で も微電流が流れています。そのときの消費電力は、最 小限の値 で設計されています。この 製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグを コンセン
トから抜いてください。
(1)B-19
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時 と場所によっては、大変 気になるものです。隣近所 への配慮を充分 にいたしましょう。静かな 夜間には小さな音でもよ
く通り、特に低音は 床や壁などを伝わり やすく、思わぬところで迷 惑をかけてしま うことがあります。夜間の 演奏には特に気を配りま
しょう。窓を閉めた り、ヘッドフォンをご使 用になるのも一つの方 法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
4/4
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
5
Page 6
準備編
このたびは、ヤマハクラビノーバを
お買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。
準 備 編
この楽器の優れた機能を十分に生かして
演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。
また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに
大切に保管してください。
取扱説明書(本書)について
取扱説明書(本書)は、「準備編」、「本編」、「付録」の3部構成になっています。
準備編
最初にお読みください。 10ページの「各部の名前と機能」では、パネル図からクラビノーバの使い方と、その説明ページを見つけることができます。
本編
クラビノーバの機能の使い方と操作を詳しく説明しています。 実際にクラビノーバの操作をしながらご覧ください。
付録
音色一覧などの資料を掲載しています。
表記上の決まり
[].... パネル上にあるボタン類を示します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で[MASTER VOLUME
スライダーと表記します。
マスターボリューム
]
*パネルのイラストは、断りのない限りCLP-370のパネルを使用します。 *この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。 *本文中では、CLP-370/340/330、CLP-S308/S306を「クラビノーバ」または「CLP」と表記することがあります。
「MIDIデータフォーマット」や「MIDIインプリメンテーションチャート」などMIDI に関する資料が、ヤマハマニュアルライブラリーから
ダウンロードできます。コンピューターを使用して、インターネットに接続し、以下のウェブサイトを開き、「モデル名から検索」テキスト ボックスにモデル名(「CLP-370」など) を入力して「検索」ボタンを押します。データリストをダウンロードしてください。MIDI情報が掲 載されています。
ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱しています。 その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、WAVEデータ、音声記録データ、楽譜や楽譜データな どのコンテンツを含みます。ヤマハ(株)の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについて は、著作権法等に基づき、許されていません。
本製品はTCP/IPプロトコルスタック技術として、株式会社ACCESSのAVE-TCP ®を搭載しています。 Copyright ©1986〜2008 ACCESS CO., LTD.
本製品は暗号モジュール技術として、株式会社ACCESSのAVE ®-SSLを搭載しています。 Copyright ©1997〜2008 ACCESS CO., LTD.
● ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除い て、権利者に無断で複製または転用することは禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
● Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
●「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
6
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 7
特長
進化したタッチと表現力「グレードハンマー 3(GH3)鍵盤」(CLP-330)、「グレードハンマー 3 (GH3)鍵盤象牙調仕上げ」(CLP-340、CLP-S306)
鍵盤の重さ(低音部は重く、高音部は軽く)などをグランドピアノに近付けたことにより、従来の電子ピアノを 越える弾き心地が楽しめます。また、グランドピアノと同様に、ペダルを踏まずに音をつなげる奏法や高速の 同音連打も可能です。さらにCLP-340、CLP-S306では象牙調仕上げを採用することにより、象牙に近い適 度な吸湿性、指の滑りにくさ、しなやかなタッチ感が得られます。また、あたたかい色合いも魅力です。
自然な弾き心地を実現した「ナチュラルウッド(NW)鍵盤象牙調仕上げ」 (CLP-370、CLP-S308)
GH3鍵盤象牙調仕上げの特長に加え、白鍵の内側にはアコースティックピアノの鍵盤と同様に木材を使用して いるので、従来の電子ピアノを越えるグランドピアノのような重量感のある弾き心地が楽しめます。
フルコンサートグランドピアノの音をデジタルで録音(AWMダイナミックステレオサンプリング)
この楽器はヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWMダイナミックステレオサンプリング」による豊かな 音色を備えた電子ピアノです。「AWM」とは楽器そのものの音をデジタル録音し、精度の高いデジタルフィル ター技術を加え、リアルに再現するヤマハのサンプリング方式です。 グランドピアノ1の音色は、ヤマハフルコンサートグランドピアノから新たにサンプリングしました。サンプ リングされた音は、音の良さをそのまま電子ピアノで再現できるよう、一音一音丁寧に調整されています。 これにより、立ち上がりが速く輪郭がはっきりした音になり、弾きごたえが増しています。 この音色では、鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリング(ダイナミックサンプリング)しており、 より生楽器らしいダイナミックな表現を実現します。さらにCLP-370/340では、ダンパーペダルを踏んだと きの響板や弦の共鳴音をサンプリングした「サステインサンプリング」、鍵盤を離したときの微妙な発音をサン プリングした「キーオフサンプリング」を採用し、ぜいたくな音作りを行なっています。
準 備 編
インターネットダイレクト接続機能(CLP-370/340、CLP-S308/S306)
楽器を直接インターネットに接続することにより、専用サイトの曲データをご利用いただくことができます。 さまざまなジャンルのたくさんの曲データをお楽しみください。
付属品(お確かめください)
□ 保証書 □ 取扱説明書(本書) □ ピアノで弾く名曲50選(楽譜集) □ ヘッドフォン □ アクセサリー CD-ROM □ アクセサリー CD-ROMインストールガイド □ 高低自在イス □ ユーザー登録のご案内*
  *ユーザー登録の際に記載されているプロダクトID (PRODUCT ID)が必要です。
調律について
クラビノーバでは、調律は必要ありません。
お引っ越しの際は
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題ありません が、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。また、大きな振動、衝撃を与えないでください。組み立
てた状態でお運びいただいた場合は、設置の際、各部のネジのゆるみを確認し、ゆるんでいる場合は締め直してください。
(CLP-S308/S306) 傷防止のため、本体移動時は鍵盤保護シート(90ページ)で鍵盤全体を覆ってから蓋を閉じて
ください。鍵盤保護シートは、移動の際必要となりますので保管してください
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
7
Page 8
目次
準備編
準 備 編
取扱説明書(本書)について ........................................................................................................................................... 6
特長................................................................................................................................................................................. 7
付属品(お確かめください) ........................................................................................................................................... 7
各部の名前と機能.....................................................................................................................................................10
ご使用前の準備 ........................................................................................................................................................12
キーカバーについて....................................................................................................................................................12
譜面立てについて .......................................................................................................................................................13
譜面止めについて(CLP-370/340)........................................................................................................................14
電源を入れる...............................................................................................................................................................14
音量(ボリューム)を調節する .....................................................................................................................................15
ヘッドフォンを使う....................................................................................................................................................15
スピーカーのオン/オフを切り替える.......................................................................................................................15
デモ曲を聞く ............................................................................................................................................................16
本編
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く ................................................................................................................17
ピアノ50曲を片手で練習する..................................................................................................................................18
ピアノ50曲のフレーズを指定して練習する...........................................................................................................19
音色を楽しむ ............................................................................................................................................................20
音色を選ぶ...................................................................................................................................................................20
ペダルを使う...............................................................................................................................................................20
音に変化を付ける[VARIATION](CLP-370/340)/[BRILLIANCE]/[REVERB]/[EFFECT]/
[DAMPER RES.] ......................................................................................................................................................21
タッチ感を変える[TOUCH]......................................................................................................................................23
キー (調)を変える[TRANSPOSE] ..........................................................................................................................24
2つの音色を混ぜる(デュアル)..................................................................................................................................25
鍵域を左右に分けて別々の2つの音色で弾く
[SPLITスプリット](CLP-370/340) ....................................................................................................................26
メトロノームを使う(METRONOME).....................................................................................................................28
演奏を録音(記録)する .............................................................................................................................................29
演奏を簡単に録音する................................................................................................................................................29
録音した演奏を聞いてみる........................................................................................................................................30
録音し直す...................................................................................................................................................................30
RIGHT/LEFTパートに録音する ..............................................................................................................................31
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する ..................................................................................................33
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする..................................................................................34
保存と読み込みについて............................................................................................................................................34
録音した曲を1曲ずつUSB記憶装置に保存する.....................................................................................................35
USB記憶装置に保存した曲を楽器に読み込む........................................................................................................36
USB記憶装置に入っている曲を削除する................................................................................................................37
USB記憶装置をフォーマットする ...........................................................................................................................38
USB記憶装置の取り扱いについて ...........................................................................................................................39
フロッピーディスクの取り扱いについて.................................................................................................................40
曲を再生する ............................................................................................................................................................41
ユーザーソングや楽器に取り込んだ外部ソングを再生する..................................................................................42
USB記憶装置に保存されているユーザーソングを再生する.................................................................................43
再生に関する便利な機能............................................................................................................................................44
8
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 9
インターネットダイレクト接続機能
(CLP-330を除く)..................................................................................................................................................45
楽器をインターネットに接続する準備.....................................................................................................................45
楽器をインターネットに接続する ............................................................................................................................47
インターネット設定について....................................................................................................................................48
無線LANの電波強度を表示する(USB無線LANアダプターをお使いの場合) .....................................................50
接続情報ファイルを書き出す....................................................................................................................................51
インターネットに関するその他の設定.....................................................................................................................52
インターネットの曲を聞く(CLP-330を除く)....................................................................................................55
インターネット用語集................................................................................................................................................56
初期設定(工場出荷時の設定)に戻すには..................................................................................................................57
各種の便利な設定をする[FUNCTION] ...............................................................................................................58
ファンクションでの基本操作....................................................................................................................................59
各ファンクション項目の説明....................................................................................................................................61
他の機器と接続する.................................................................................................................................................71
端子について...............................................................................................................................................................71
USB記憶装置を接続する...........................................................................................................................................73
コンピューターと接続する........................................................................................................................................75
コンピューターと楽器間でソングデータを送受信する..........................................................................................76
データのバックアップ.............................................................................................................................................77
メッセージ一覧 ........................................................................................................................................................78
困ったときは ............................................................................................................................................................79
準 備 編
付録
音色一覧....................................................................................................................................................................80
デモ曲一覧 ................................................................................................................................................................82
基本設定一覧 ............................................................................................................................................................82
CLP-370の組み立て方..........................................................................................................................................84
CLP-340/330の組み立て方 ...............................................................................................................................87
CLP-S308/S306の組み立て方 .........................................................................................................................90
別売品のご紹介 ........................................................................................................................................................94
フロッピーディスクドライブ(別売)の取り付け方(CLP-370/340) ..............................................................95
CLP-370/340/330、CLP-S308/S306仕様.............................................................................................96
索引............................................................................................................................................................................98
保証とアフターサービス......................................................................................................................................103
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
9
Page 10
各部の名前と機能
CLP
-
370
USB TO DEVICE
SELECT
●パネルのイラストはCLP-370を使用しています。
準 備 編
2
(
CLP-370/340のみ
3
645
8 )
7 @
# %
9
$
!
1
^
*
&
OFF
ON
NORMAL
HP. SW
SPEAKER
PHONES
本体手前方向
CLP-370/340/330
AUX IN
AUX OUT
L/L+R
R
L/L+R
R
本体手前方向
¡
º
CLP-370/
§
340のみ
(このイラストは下から見たイラストです)
¢
このイラストはCLP-370のイラストです。
CLP-340/330の場合はMIDI端子の隣 に、CLP-S308/S306の場合はLAN端 子の隣になります。
このイラストは下から見たイラストです。
THRU
OUT
£
MIDI
IN
TO HOST
USB
TO DEVICE
CLP-370/
(
340のみ
CLP-S308/S306
本体左側 本体右側
£
このイラストは下から見たイラストです。
¡º §
10
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 11
各部の名前と機能
パワー
[POWER
1
2
[MASTER VOLUME
]スイッチ ..............................14ページ
マスターボリューム
]スライダー ........15ページ
音量を調節できます。
デモ
3
[DEMO
]ボタン....................................16ページ
音色ごとのデモ曲を聞くことができます。
トランスポーズ
[TRANSPOSE
4
]ボタン........................24ページ
弾く鍵盤を変えずに、他の楽器や歌う人の声の高さに合 わせて、キー (調)を簡単に変えることができます。
レコード
5
]ボタン........................................29ページ
[REC
ご自身の演奏を録音できます。
[RIGHT
6
ライト
レフト
]、[LEFT
]ボタン ....................18ページ
曲の特定のパートを再生オフにし、再生オフにしたパー トをご自身で練習できます。
7
プレイ/ ポーズ
[PLAY/PAUSE
ストップ
]、[STOP
]ボタン
.................................................. 17、30ページ
楽器本体に入っているピアノ50曲やご自身の演奏を録 音したものなどを再生できます。
ソングセレクト
[SONG SELECT
8
]ボタン............ 17、55ページ
再生や録音する曲を選べます。CLP-370/340、CLP­S308/S306ではインターネット上の曲にアクセスす ることもできます。
ファイル
[FILE
9
]ボタン .............................. 34、38ページ
録音した曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル 操作ができます。USB記憶装置のフォーマットもでき ます。
)
テンポ / ファンクションナンバー
[TEMPO/FUNCTION
]ボタン.... 28、59ページ
テンポを調節したり、各種の便利な機能を利用したりで きます。
メトロノーム
[METRONOME
!
]ボタン.......................28ページ
メトロノームの機能を利用できます。
画面 .....................................................14ページ
@
画面に「---」が順番に表示されているとき(データアクセス中)は、 電源を切らないでください。データが壊れるおそれがあります。
#
[−/NO]、[+/YES]ボタン
数値を設定したり曲や項目を選んだりできます。テンポ やトランスポーズなどの値を設定しているときにボタン を2つ同時に押すと、元の値(基本設定値)に戻すことが できます。
$
音色ボタン............................................20ページ
グランドピアノをはじめとした14種類の音色をお楽し
バリエーション
みいただけます。CLP-370/340には[VARIATION タンがあります。
スプリット
%
[SPLIT
]ボタン(CLP-370/340) ........26ページ
鍵盤を左右の領域に分けて、別々の音色で演奏できます。
]ボ
ブリリアンス
[
BRILLIANCE
^
リバーブ
]、[REVERB
エフェクト
]、[EFFECT
]ボタン
...........................................................21ページ
音の明るさを調節したり(ブリリアンス)、音に残響(リ バーブ)や、効果(エフェクト)をかけたりすることができ ます。
&
タッチ
[TOUCH
]ボタン..................................23ページ
弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感)を調節す ることができます。
ダンパーレゾナンス
[DAMPER RES.
*
]ボタン .....................22ページ
このボタンを押して(オンの状態にして)、ダンパーペダ ルを踏むと、よりピアノのダンパー効果に近い効果が得 られます。またダンパー効果の深さも設定できます。
(
ユーエスビー
USB
トゥーデバイス
[TO DEVICE
]端子....................73ページ
USB記憶装置を接続して、録音した曲を保存したり、 記憶装置に入っているデータを楽器本体で再生したりで きます。CLP-370/340の場合、USB [TO DEVICE] 端子は、AとBの2つがあり、楽器パネルの左側にあるの がAで、楽器底面側はBです。A端子の右に付いている [SELECT]スイッチで、使う端子を切り替えます。
エーユーエックス アウト
º
AUX OUT
[L/L+R][R] ......................71ページ
クラビノーバをステレオなどに接続して外部のスピー カーで鳴らすことができます。
エーユーエックス イン
AUX IN
¡
[L/L+R][R]端子 ..................72ページ
外部機器の音をクラビノーバから出すことができます。
ユーエスビー
USB
トゥー ホスト
[TO HOST
]端子.......................75ページ
コンピューターと接続して、コンピューターとクラビ ノーバの間でMIDIデータをやり取りできます。
£
ミディ
MIDI
アウト
[INイン][OUT
スルー
][THRU
]端子 .............72ページ
MIDI機器を接続して、MIDIを活用できます。
¢
[PHONES
フォーンズ
]端子、[SPEAKER
スピーカー
]スイッチ
...........................................................15ページ
[PHONES]端子にヘッドフォンを接続できます。 [SPEAKER]スイッチで、スピーカーのオン/オフを切 り替えることができます。
ペダル..................................................20ページ
主にピアノ演奏で使います。左ペダルに機能を割り当て て使うこともできます。
§
[
LANラン]端子(CLP-370/340, CLP-S308/
S306)
...........................................................72ページ
楽器を直接インターネットに接続して専用サイトの曲 データを直接ご利用になれます。接続方法は45ページ をご参照ください。
ペダル
[PEDAL
]端子......................................86ページ
ペダルコードを接続します。
準 備 編
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
11
Page 12
キーカバーについて
準 備 編
キーカバーを開閉するときは、両手でゆっくりと行なってください。 また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの縁と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、 発火や故障などの原因になります。
USB [TO DEVICE]端子Aに別売のUSB記憶装置を接続している場合は、キーカバーを閉める前に外してください。USB記憶装置を接続した ままキーカバーを閉じると、記憶装置がキーカバーに当たって破損するおそれがあります。
(CLP-S308/S306)傷防止のため、本体移動時は鍵盤保護シート(90ページ)で鍵盤全体を覆ってから蓋を閉じてください。鍵盤保護シート は、移動の際必要となりますので保管してください。
CLP-370/340/330
開けるとき
少し持ち上げて、奥へ押し込みます。
閉めるとき
手前に引いて、静かに降ろします。
CLP-S308/S306
開けるとき
手前のくぼみに手をかけてキーカバーを持ち上げます。
1.
2.
キーカバーの上部を折りたたみます。
閉めるとき
譜面立てが開いてるときは譜面立てを閉じます
1.
(鍵盤の傷防止)。
キーカバーの上部を開き、キーカバーの上部を持って
2.
手前にゆっくり倒します。
12
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 13
譜面立てについて
ご使用前の準備
CLP-370/340/330
立てるとき
1.
譜面立てを、止まる位置まで手前に起こします。
2.
譜面立て裏にある左右2つの金具を下ろします。
3.
金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
倒すとき
1.
譜面立てを、止まる位置まで手前に起こします。
2.
譜面立て裏にある左右2つの金具を上げます。
3.
譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
金具が固定されていない位置で譜面立てを使用したり、放置した りしないでください。また、譜面立てを倒すときは、途中で手を 離さないでください。
CLP-S308/S306
キーカバーの内側に譜面立てが付いています。
使うとき
キーカバーについている譜面立てを、手前に倒します。
準 備 編
しまうとき
譜面立てを、キーカバー側へ戻します。
手や指をはさまないように注意
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
13
Page 14
ご使用前の準備
譜面止めについて(CLP-370/340)
準 備 編
譜面立てに置いた楽譜のページを止めることができます。
上げるとき 下げるとき
電源を入れる
電源コードを接続する
1.
最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用AC100V)のプラグを差し込みます。
1-1
(裏板)
このイラスト は CLP-370のイラストです。 このイラストは楽器の下側から見たイラストです。 CLP-S308/S306の場合は、楽器裏面にあります。 
1-2
電源を入れる
2.
鍵盤右の[POWER 本体パネル中央の画面に表示が現れます。また、クラビノーバ前面左の電源ランプが点灯します。
POWER(パワー )=電源
電源ランプについて
クラビノーバのご使用後、電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合、電源ランプの点灯により、電源が入ったままであることを知ら せてくれます。
電源を切るときは、もう一度[POWER]スイッチを押します。 画面の表示が消え、クラビノーバ前面左の電源ランプも消灯します。
パワー
]スイッチを押すと、電源が入ります。
[POWER]スイッチ
電源ランプ
画面
通常はテンポが表示されます。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
14
Page 15
音量(ボリューム)を調節する
ご使用前の準備
本体パネル左の[MASTER VOLUME
マスターボリューム
]スライダーで調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節して
ください。
小さくなる
MASTER VOLUME (マスターボリューム)=全体の音量
[MASTER VOLUME]スライダーで[PHONES] ( フォーンズ)端子の出力レベルやAUX OUT端子の出力レベルも変わります。
大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。
大きくなる
ヘッドフォンを使う
ヘッドフォンを[PHONES [PHONES]端子は2つありますので、ヘッドフォン を2本接続して2人で演奏を楽しむこともできます。 1本だけ接続する場合は、どちらの端子をご使用いた だいても構いません。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。
別売ヘッドフォン
ヤマハヘッドフォン HPE-160
フォーンズ
]端子に接続して使います。
NORMAL
HP. SW
SPEAKER
PHONES
底面
OFF
ON
ステレオ フォーンプラグ
(標準)
準 備 編
ヘッドフォンハンガー
付属のヘッドフォンハンガーを取り付けると、クラビノーバにヘッドフォンを掛 けることができます。 付属のネジ(4×10mm) 2本で、図のように取り付けてください。
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないでください。 本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合があります。
スピーカーのオン/オフを切り替える
スピーカーのオン/オフを切り替えることができます。
ノーマル
NORMAL
ON ................................... 常にスピーカーが鳴ります。
OFF ................................. スピーカーは鳴りません。
(HP. SW).... ヘッドフォンが接続されていないときだけスピーカーが
鳴ります。
NORMAL
HP. SW
SPEAKER
PHONES
OFF
ON
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
15
Page 16
本編
デモ曲を聞く
この楽器には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。
本 編
1
24
1.
電源を入れる
(まだ電源を入れていない場合)[POWER →電源が入ります。
音量はデモ曲を再生しながらでも調節できますが、[MASTER VOLUME を中程まで上げておいてください。
デモ曲モードに入る
2.
43
パワー
]スイッチを押します。
マスターボリューム
[DEMOデモ]ボタンを押します。
音色ボタンのランプが流れるように点滅します。
選曲と再生スタート
3.
聞きたいデモ曲の音色ボタンを押します。(音色ボタンを押さずにSONG
プレイ/ ポーズ
[PLAY/PAUSE デモ曲の再生がスタートします。その後、ストップするまで順番に別の音色のデモ曲
が連続して再生されます。
]ボタンを押すと、GRAND PIANO
グランドピアノ
ソング
1の曲が再生されます。)
3
]スライダー
CLP
デモ曲の曲名については、「デモ曲一 覧」(82ページ)をご参照ください。
デモ曲の再生データはMIDI ( ミディ ) 送信されません。また、デモ曲モー ド中はMIDI受信を行ないません。
録音モード(29ページ)のとき、 ファイル操作中(34ページ)は
デモ曲モードには入れません。
モードとは
ある機能を実行できる状態を意味 します。ここでは、デモ曲を再生 できる状態のことを「デモ曲モー ド」と呼んでいます。
デモ曲では、テンポの調節や
(
「片手練習」
レーズを指定して練習」(19ペー ジ)はできません。
18ページ)、「
-
370
再生をストップしてデモ曲モードを抜ける
4.
ソング
[DEMO]ボタンかSONG
ストップ
[STOP
]ボタンを押します。
CLP-370/340では、 [DEMO]ボタンを押したあと、 [VARIATION] (バリエーション)] ボタンを押してさらに音色ボタン を押すとピアノ音色説明デモを聞 くことができます。各デモの割り 当ては、「ピアノ音色説明デモ一 覧」(82ページ)を参照してくださ い。
16
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 17
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く
この楽器には、ピアノ50曲の演奏データが入っています。また付属の『ピアノで弾く名曲50選』には、ピアノ50曲 の楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。
1
2-23
1.
ピアノ曲(プリセットソング)モードに入る
ソングセレクト
[SONG SELECT
2.
選曲と再生スタート
2-1
[−/NOノー][+/YES を選びます。
1〜50.............聞きたいピアノ曲を1曲指定して再生するモードです。
ランダム
rnd
オール
ALL
2-2 SONG
ソング
音量の調節
ピアノ曲を聞きながら[MASTER VOLUME
テンポの調節
ピアノ曲ごとに固有のテンポが設定されていますが[ TEMPO/FUNCTION ンを押してテンポを変更できます。
[▼][▲]ボタンを同時に押すと曲固有のテンポに戻ります。
]ボタンを押して、「PRESET
イエス
]ボタンを押して、聞きたいピアノ曲を1曲選んだり再生方法
................ピアノ50曲を順不同に、ストップするまで連続再生するモードです。
.................ピアノ50曲を順番に、ストップするまで連続再生するモードです。
プレイ / ポ ーズ
[PLAY/PAUSE
42-1
プリセット
]ボタンを押すと再生がスタートします。
マスターボリューム
」のランプを点灯させます。
]スライダーで音量を調節します。
テンポ / ファンクション
▼ ▲]ボタ
デモ曲モード(16ページ)のと き、録音モード(29ページ)の とき、曲の再生中(41ページ) ファイル操作中(34ページ)は
ピアノ曲モードには入れません。
ソングとは
この楽器では、演奏データを総称 して「ソング(SONG)」と呼んで います。デモ曲やピアノ曲も演奏 データです。
再生に合わせて、ご自身で鍵盤を 弾くこともできます。音色も変え られます。
手弾き音と再生音用に [BRILLIANCE (ブリリアンス)] (21ページ)、[REVERB (リバー ブ)] (21ページ)の設定を変更でき ます。手弾き音用に[EFFECT (エ フェクト)] (22ページ)、 [TOUCH (タッチ)] ( 23ページ)の 設定を変更できます。
本 編
操作時、曲固有のテンポに対してのプラスマ イナスの値(−50〜50)で表示されます。
(曲によって増減幅は異なります。)曲固有の
テンポのときは「---」と表示されます。
3.
再生ストップ
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中に(または
連続再生中に)ストップする場合は、SONG 続いて他の曲を再生する場合は、操作2に戻ります。 再生途中にSONG [ PLAY/PAUSE]ボタンを押すと、曲が一時停止します。
4.
ピアノ曲モードを抜ける
ソングセレクト
[SONG SELECT [SONG SELECT]のランプが消灯します。
次に、ピアノ50曲の、右手または左手パートの再生をオフにしてご自分で練習する方法 (片手練習)と、曲中のフレーズを指定して繰り返し練習する方法(部分練習)を説明します。
]ボタンを押します。
ソング
ストップ
[STOP
]ボタンを押します。
テンポのリセット(再設定)
新しい曲を選ぶと(または、連続再 生で新しい曲がスタートすると)テ
ンポは自動的にその曲の固有のテ ンポにリセットされます。
[REVERB]、[EFFECT]は新しい 曲を選ぶと(または、連続再生で新 しい曲がスタートすると)その曲に 合ったリバーブ/エフェクト ます。
になり
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
17
Page 18
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く
ピアノ50曲を片手で練習する
本 編
ピアノ50曲では、右手パートと左手パートに分かれています。それぞれの再生をオン/オフし、再生をオフにしたパー
トをご自分で練習することができます。右手パートが[RIGHT
1
23
練習するパートの再生をオフにする
1.
選曲したあと、[RIGHT][LEFT]ボタンのうち再生させない側のパート(練習したいパー ト)のボタンを押してランプを消灯させます。(選曲した時点では[RIGHT][LEFT]共ラ ンプが点灯しています。)
押した方のボタンのランプが消灯します。 それぞれのボタンは、押すごとに再生のオン/オフが切り替わります。
2.
再生スタート/演奏
ソング
SONG パートをご自身で演奏してください。
プレイ / ポーズ
[PLAY/PAUSE
]ボタンを押して再生をスタートします。再生をオフにした
ライト
]に、左手パートが[LEFT
レフト
]に入っています。
ピアノ50曲をALL (オール)とr n d (ランダム)(17ページ)で再生して いるときは、パートの再生をオフ にすることはできません。
再生中の、パートごとの再生 オン/オフ
再生中でも、パートごとの再生オ ン/オフを切り替えることができ ます。
弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート)
鍵盤を弾くと同時に再生をスタート(シンクロスタート)することができます。
ソング
SONG ト待機状態になります。
(もう一度同じ操作をすると、シンクロスタートは解除されます。) このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。
ストップ
[STOP
]ボタンを押したまま[PLAY/PAUSE]ボタンを押すとシンクロスター
左のペダルで再生/一時停止する
左のペダルで再生/一時停止することができます。 ファンクション(65ページ)で左のペダルの機能を再生/一時停止(パネルのSONG
[PLAY/PAUSE]と同じ機能)に切り替えます。
再生ストップ
3.
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中でストッ プする場合は、SONG [STOP]ボタンを押します。
再生途中でSONG [ PLAY/PAUSE]ボタンを押すと、曲が一時停止します。
シンクロ=同時の、同時に起こる
パート再生のリセット(再設定)
新しい曲を選ぶと自動的に両パート とも再生オンにリセットされます。
18
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 19
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く
ピアノ50曲のフレーズを指定して練習する
曲中のフレーズを指定して繰り返し練習(部分練習)することができます。前ページの「ピアノ50曲の片手練習」も一緒 にお使いいただけます。
1.
フレーズの始まり(A点)と終わり(B点)の指定と練習スタート
選曲し、再生をスタートします。聞きながら、始まり(A点)に
したいところで[TEMPO/FUNCTION
始まり(A点)が設定され、画面に と表示されます。
テンポ/ ファンクション
12
]ボタンを押します。
ピアノ50曲をALL (オール)と rnd(ランダム) (17ページ)で再 生しているときは、繰り返し練習 はできません。
本 編
続いて、終わり(B点)にしたいところでもう一度[TEMPO/FUNCTION]ボタンを押し ます。
終わり(B点)が設定され、画面に と表示されます。
同時に、A点に戻って繰り返し再生が自動的にスタートしま す。練習してください。
練習ストップ
2.
A点、B点の設定を保ったまま一時練習をストップするときはSONG
押します。(この場合、SONG り返し再生がスタートします。)
A点、B点の設定を解除するときはもう一度[TEMPO/FUNCTION]ボタンを押します。
ソング
[PLAY/PAUSE
プレイ / ポーズ
ソング
]ボタンを押すと、再びA点〜B点の繰
ストップ
[STOP
曲の先頭から繰り返しを始めた いときは
再生をスタートする前に [TEMPO (テンポ)/FUNCTION (ファンクション) ]ボタンを押し て始まり(A点)を設定します。
曲の終わりをB点に設定したい ときは
A点を設定したあとで曲の終わり まで再生すると、曲の終わりが自 動的にB点に設定されます。
再生の出だしでタイミングをとる ためのタクト音が鳴ります。
]ボタンを
新しい曲を選ぶと
A点、B点は自動的に解除されます。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
19
Page 20
音色を楽しむ
音色を選ぶ
音色ボタン
本 編
使いたい音色ボタンを押します。 ランプが点灯します。
マスターボリューム
[MASTER VOLUME
]スライダーで音量を調節しながら演奏してください。
ペダルを使う
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダ ル(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフトペダル)があり ます。これらはピアノ演奏で使われます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離し ても長く響かせることができます。
ダンパーペダルはハーフペダル機能に対応しています。
ダンパーレゾナンス
[DAMPER RES むと、グランドピアノのような共鳴効果が得られます。
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、 鍵盤から指を離しても長く響かせることができます。 ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はかかりません。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた 音量をわずかに下げ、音の響きを柔らかくすることができ ます。(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効 果はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏 みます。)
.]ボタンをオンにして、ダンパーペダルを踏
ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く
ここでソステヌートペダルを踏む と、このとき押さえていた鍵盤の 音だけが長く響く
音色の特徴をつかむには
音色ごとのデモ曲を聞いてみてく ださい。(16ページ)
「音色一覧」(80ページ)もご参照
ください。
音色ボタンの下に印刷されている 「VOICE (ボイス)」は、「声」や 「音」などの意味があります。
タッチにより音の強弱を付けるこ
とができますが、音色によっては
音の強弱が付かないものがありま
す。「音色一覧」(80ページ)をご
参照ください。
ダンパーペダルが効かない
ペダルコードのプラグが[PEDAL
(ペダル)]端子に差し込まれていな
いと思われます。確実に差し込ん
でください。(86ページ)
ハーフペダル機能とは
ペダルを踏んで音が響きすぎたと
き、ペダルを踏み込んだ状態から
少し戻し、音の響きを押さえる
(音の濁りを減らす)機能です。
ファンクションでダンパーペダル
の共鳴効果の深さを調節できます。
(65ページ)
オルガンやストリングス、クワ
イアの音色では
ソステヌートペダルを踏むと、音
が減衰せず、踏んでいる間鳴り続
けます。
左のペダルの機能切り替え
ファンクション(65ページ)で左の
ペダルをパネルのSONG [PLAY/
PAUSE (プレイ/ポーズ)]や
[VARIATION (バリエーション)]
(CLP-370/340)と同じ機能に切
り替えることができます。
ペダルは一般的なアコースティッ
クピアノ同様経年変化によって変
色することがあります。その際は
ピアノ用コンパウンドを楽器店な
どでお買い求めいただき、使用上
の注意をよくご確認のうえご使用
ください。
20
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 21
音色を楽しむ
バリエーション
音に変化を付ける[VARIATION
リバーブ
[REVERB
バリエーション
[VARIATION
]/[EFFECT
](CLP-370/340)
エフェクト
]/[DAMPER RES
](CLP-370/340)/[BRILLIANCE
ダンパーレゾナンス
.]
[−/NO][+/YES]ボタン
[VARIATION]ボタン [DAMPERRES.]ボタン
[BRILLIANCE]ボタン
現在選ばれている音色の表情を変えます。音色ごとのバリエーションの特徴について は、「音色一覧」(80ページ)をご参照ください。
操作
[VARIATION]ボタンまたは選ばれている音色ボタンを押すごとにオン/オフが切り替 わります。ランプが点灯したときがオンです。
ブ リリアンス
[REVERB]ボタン
[EFFECT]ボタン
基本設定
オフ
基本設定とは
本書では、初めて電源を入れたと きの設定のことを「基本設定」と 呼んでいます。
ペダルでバリエーションのオン/オ フを切り替えるように設定するこ ともできます。(65ページ)
]/
本 編
ブリリアンス
[BRILLIANCE
音質を調節します。BRIGHT
]
ブライト
にするほど明るく鋭い音になり、MELLOW
メロー
にするほど柔
らかくまろやかな音になります。ブリリアンスの設定は、楽器全体にかかります。
操作
[BRILLIANCE]ボタンを押すごとに音質が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。ブリリアンスは、5種類の音質が選べます。
2つのランプが点灯している場合は、2つの音質の中間の設定になっています。たとえ
ノーマル
ば、NORMAL 中間の音質が選ばれていることになります。
リバーブ
[REVERB
]
音に残響を付けます。種類により、その場所で演奏しているような臨場感を味わえま す。その深さ(かかり具合)を変えることもできます。
オフ ........................................リバーブはかかりません。
ルーム
ROOM
HALL
HALL
STAGE
...................................部屋の中にいるような響きになります。
ホール
1 ..................................小さいコンサートホールにいるような響きになります。
ホール
2 ..................................大きいコンサートホールにいるような響きになります。
ステージ
..................................ステージにいるような響きになります。
メロー
とMELLOW
のランプが両方点灯していたら、NORMALとMELLOWの
基本設定
NORMAL (ノーマル)
BRIGHT (ブライト)にすると、 音量が少し大きくなりますので、 [MASTER VOLUME (マスターボ リューム)]が上がっていると、音が ひずむことがあります。この場合、 [MASTER VOLUME]を少し下げ てご使用ください。
基本設定
音色ごとにリバーブの種類(オフも 含む)が設定されています。
リバーブの種類は[REVERB ( リ バーブ)]ボタンを押して離したと きに切り替わります。[REVERB] ボタンを押したまま深さを変更し たときは、[REVERB]ボタンを離 しても種類は切り替わりません。
操作
[REVERB]ボタンを押すごとに種類が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。オフの場合はどのランプも点灯しません。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
21
Page 22
音色を楽しむ
本 編
深さ(かかり具合)を変える
[REVERB]ボタンを押している間は画面にリバーブの深さの値が表示されます。 [REVERB]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタンを押すと、深さの値(0
〜20)が変わります。
エフェクト
[EFFECT
]
音に効果を付け加えます。 その深さ(かかり具合)を変えることもできます。
オフ ........................................エフェクトはかかりません。
コーラス
CHORUS
フェーザー
PHASER
TREMOLO
ロータリースピーカー
ROTARY SP
..............................広がり感を付けます。
...............................うねりを持たせます。
トレモロ
............................音量を揺らします。
.......................ロータリースピーカー (回転スピーカー )を使っているよう
なビブラート感が得られる効果です。
操作
[EFFECT]ボタンを押すごとに種類が切り替わります。 選ばれている種類のランプが点灯します。オフの場合はどのランプも点灯しません。
深さ(かかり具合)を変える
[EFFECT]ボタンを押している間は画面にエフェクトの深さの値が表示されます。 [EFFECT]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタンを押すと、深さの値(0
〜20)が変わります。
ダンパー
[DAMPER
レゾナンス
RES
.]
[DAMPER RES.]をオンにしてダンパーペダルを踏むと、ダンパーの残響音が付加され、 ピアノのダンパーペダルを踏んだときに近い効果が得られます。深さも設定できます。 [DAMPER RES.]の設定は、楽器全体にかかります。
操作
[DAMPER RES.]ボタンを押すごとにオン/オフが切り替わります。 ランプが点灯したときがオンです。
深さ0: 効果なし〜 深さ20: 深さ最大
基本設定
音色ごとに標準の深さが設定され ています。
基本設定
音色ごとにエフェクトの種類(オフ も含む)が設定されています。
エフェクトの種類は[EFFECT (エ
フェクト)]ボタンを押して離したと
きに切り替わります。[EFFECT]
ボタンを押したまま深さを変更し
たときは、[EFFECT]ボタンを離
しても種類は切り替わりません。
深さ0: 効果なし〜
深さ20: 深さ最大
基本設定
音色ごとに標準の深さが設定され
ています。
基本設定
オン
深さ 0: 効果なし〜
深さ20: 深さ最大
深さ(かかり具合)を変える
[DAMPER RES.]ボタンを押している間は画面に[DAMPER RES.]の深さの値が表示 されます。[DAMPER RES.]ボタンをを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタンを 押すと、深さの値(0〜20)が変わります。
22
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 23
音色を楽しむ
タッチ
タッチ感を変える[TOUCH
]
弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感)を4種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによって使い分けて ください。
ハード
HARD
....................... 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッ
シモからフォルティッシモまで表現豊かな演奏ができます。
ミディアム
MEDIUM
ソフト
SOFT
.................. 標準的なタッチです。
........................ 軽いタッチで大きい音を出すことができます。比較的音のつぶが
そろいやすいタッチです。
フィックスト
FIXED
....................... タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。その場合
の音量を任意に設定することもできます。
鍵盤の重さ自体は変わりません。
HARD=「強い」
MEDIUM=「中間の、中位の」
SOFT=「やさしい、楽な」
FIXED=「固定された」
基本設定
MEDIUM
タッチの種類は全音色に共通の設
定となります。ただし、音色に
よっては、ここでの設定にかかわ
らず、タッチによる音の強弱がつ
かないものもあります。「音色一
覧」(80ページ)をご参照ください。
本 編
[−/NO][+/YES]ボタン [TOUCH]ボタン
操作
[TOUCH]ボタンを押すごとに種類が切り替わります。
選ばれている種類のランプが点灯します。FIXEDのときは、どのランプも点灯しません。
FIXEDの場合の音量を変える
FIXEDを選んでいるとき(どのランプも点灯していないとき)、 [TOUCH]ボタンを押している間は画面に音量を示す値が表 示されます。
[TOUCH]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/YES]ボタ ンを押すと、音量を示す値(1〜127、基本設定=64)が変わ ります。
音量
1: 最小音量 〜
127: 最大音量
FIXEDの場合の音量も全音色に共
通の設定となります。
タッチの種類は[TOUCH]ボタン
を押して離したときに切り替わり
ます。[TOUCH]ボタンを押した
ままFIXEDの場合の音量を変更し
たときは、[TOUCH]ボタンを離
しても種類は切り替わりません
(FIXEDのままとなります)。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
23
Page 24
本 編
音色を楽しむ
トランスポーズ
キー (調)を変える[TRANSPOSE
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー (調)を合わせたり、演奏する曲を移調したりすることがで きます。半音単位でトランスポーズ量を設定できます。 たとえばトランスポーズ量を「5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長 調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
]
[−/NO][+/YES]ボタン[TRANSPOSE]ボタン
操作
[TRANSPOSE]ボタンを押している間は画面にトランスポー ズ量の半音単位の値が表示されます。
[TRANSPOSE]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/ YES]を押すと、トランスポーズ量の半音単位の値(−12〜0 〜12、基本設定=0)が変わります。
通常[TRANSPOSE]ボタンのランプは、[TRANSPOSE]ボタンを押している間だけ 点灯しますが、トランスポーズ量を0 (ゼロ )以外に設定したときは、ボタンから指を離 しても、点灯し続けます。
0以外に設定したあとは、[TRANSPOSE]ボタンを押すごとに、トランスポーズのオ ン/オフを切り替えることができます。
トランスポーズ量
TRANSPOSE:移調する
移調: 曲全体の音の高さを上げた
り下げたりしてキー (調)を変える
こと。
トランスポーズ量
−12: −12半音(−1オクターブ)
0: 標準の音の高さ
12: 12半音(+1オクターブ)
24
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 25
音色を楽しむ
2つの音色を混ぜる(デュアル)
2種類の音色を混ぜて使うことができます。2つの音色でメロディーをデュエットさせたり、同系統の音色を混ぜて厚み のある音を作り出したりすることができます。
デュアルモードに入る
1.
2つの音色ボタンを同時に押します。(または1つの音色ボタンを押したままもう1つの 音色ボタンを押します。)
2つの音色ボタンのランプが点灯します。
1
2
デュアル=2つ
デュアルとスプリット
(CLP-370/340)
デュアルとスプリット(26ページ)
を同時に使うことはできません。
本 編
※ 右記の優先順位で2つの音色のうち番号の
若い方の音色が第1音色になります(もう一 方は第2音色)。
デュアルでの音量バランスやオクターブ設定をはじめとした、いろいろな設定が
「ファンクションF3」(63ページ )でできます。(特に設定しなくても基本の設定が音色
ごとに自動的に選ばれます。)
デュアルモードを抜ける
2.
新たに1つの音色ボタンを押すとデュアルモードを抜け、通常の演奏状態に戻ります。
優先順位
12
891011
34567
12 13 14
デュアルのときの
[VARIATION(バリエーショ
ン)](CLP-370/340)
両方または片方の音色の
[VARIATION]がオンになってい
るときにランプが点灯します。
両音色ともオフの場合には消灯し
ます。
その後[VARIATION]ボタンを押
すごとに両音色ともオン、両音色
ともオフを切り替えることができ
ます。片方だけオン/オフを切り
替えたい場合は、他方の音色ボタ
ンを押したまま、バリエーション
のオン/オフの切り替えたい音色
ボタンを押します。
デュアルのときの[REVERB
(リバーブ)]
第1音色のリバーブの種類が、優
先されます。(オフの場合は第2音
色のものになります。)
デュアルのときの[EFFECT
(エフェクト)]
状況に応じて1つのエフェクトの
種類が優先されます。
深さは、音色の組み合わせごとに
基本設定を持っていますが、 「ファンクションF3」(63ページ)
で音色ごとに任意に設定すること
もできます。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
25
Page 26
音色を楽しむ
鍵域を左右に分けて別々の2つの音色で弾く
スプリット
[SPLIT
](CLP-370/340)
本 編
鍵盤全体を左右の領域に分け、別々の音色で演奏することができます。左の領域で「WOOD BASS などの音色でベースパートを、右の領域でメロディーパートを演奏したりすることができます。
音色ボタン [SPLIT]ボタン
1.
スプリットモードに入る
[SPLIT]ボタンを押します。 ランプが点灯します。 この時点で、左側音色に基本設定の音色[WOOD BASS]が選ばれます。
スプリットでの音量バランスやオクターブ設定をはじめとした、いろいろな設定が
「ファンクションF4」(64ページ )でできます。(特に設定しなくても基本の設定が音色
ごとに自動的に選ばれます。)
スプリットポイント(2音色の境め)を決める
2.
ウッドベース
スプリットとデュアル
スプリットとデュアル(25ページ)
を同時に使うことはできません。
スプリットポイントの鍵盤は左側
に含まれます。
エレクトリックベース
」や「 E.BASS
スプリットポイントの基本設定は「F♯2」です。変える必要がない場合はこの操作 は必要ありません。
[SPLIT]ボタンを押している間は画面にスプリットポイントの鍵盤名が表示されます。
スプリットポイントはF2です。
♯を表します。
スプリットポイントはF♯2です。
スプリットポイントはE♭2です。
♭を表します。
[SPLIT]ボタンを押したまま、スプリットポイントにしたい鍵盤を押します。
A-1 C1 C2 F#2C3 C4 C5 C6 C7
スプリットポイントは「ファンク
ションF4」(64ページ)でも設定
できます。
スプリットポイントは次の方法で
も設定できます。
[SPLIT]ボタンを押したまま、
[−/NO]/[+/YES]ボタンを必要
な回数押します。
また[SPLIT]ボタンを押したまま、
[−/NO]と[+/YES]ボタンを同時
に押すと初期設定のF #2に戻りま
す。
初期設定: F
26
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
2
#
Page 27
3.
右側の音色を決める
演奏したい音色ボタンを押します。
4.
左側の音色を決める
スプリット
[SPLIT
]ボタンを押したまま、演奏したい音色ボタンを押します。([SPLIT]ボタンを
押している間は左側の音色ボタンのランプが点灯します。)
[SPLIT]ボタンを押したまま、[VARIATION 押すと、バリエーションのオン/オフが切り替わります。
5.
スプリットモードを抜ける
[SPLIT]ボタンを押します。 ランプが消灯します。
バリエーション
]ボタンまたは選ばれている音色ボタンを
音色を楽しむ
スプリットのときの
[VARIATION]
音色ごとに[VARIATION]のオン/
オフが設定できます。
通常の状態では、パネルの音色ボ
タンは右側の音色の状態を示しま
す。(右側の音色に選ばれている音
色ボタンのランプが点灯し、
[VARIATION]がオンのとき、その
ランプが点灯します。)
[SPLIT]ボタンを押している間は、
パネルの音色ボタンは左側の音色
の状態を示します。(左側の音色に
選ばれている音色ボタンのランプ
が点灯し、[VARIATION]がオンの
とき、そのランプが点灯します。)
スプリットのときの
[REVERB(リバーブ)]
右側の音色に設定されているリ
バーブの種類が、優先されます。
(オフの場合は左側に設定されてい
るリバーブの種類になります。)
本 編
スプリットのときの
[EFFECT(エフェクト)]
状況に応じて1つのエフェクトの
種類が優先されます。
深さは、音色の組み合わせごとに
基本設定を持っていますが、 「ファンクションF4」(64ページ)
で音色ごとに任意に設定すること
もできます。
パネルで深さを調節する場合は
[EFFECT]ボタンを押したまま
[−/NO][+/YES]ボタンを押しま
す。この場合右側の音色にだけに
効果がかかります。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
27
Page 28
本 編
音色を楽しむ
メトロノーム
メトロノームを使う(METRONOME
この楽器には、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご使用ください。
2
1.
メトロノームを鳴らす
METRONOME [ ON/OFF]ボタンを押します。 メトロノームが鳴り出します。
1
[TEMPO/FUNCTION▼▲]ボタン
[−/NO][+/YES]ボタン
)
メトロノームが鳴っている間、 テンポに合わせて点滅します。
テンポの調節
テンポ / ファンクション
[TEMPO/FUNCTION FUNCTION ▼ ▲]ボタンを押すとテンポの値(32〜280〔1分間の拍数〕、基本設定 =120)が変わります。
拍子の設定
METRONOME [ ON/OFF]ボタンを押している間は画面に 拍子が表示されます。
METRONOME [ ON/OFF]ボタンを押したまま[−/NO]また は[+/YES]ボタンを押して拍子0〜15を設定します。
1拍目に「チーン」と鳴りその他の拍では「カチ」と鳴ります。 0に設定したときは「チーン」と鳴らずに、すべての拍で
「カチ」と鳴ります。
メトロノームを止める
2.
METRONOME [ ON/OFF]ボタンを押します。 メトロノームが止まります。
]ボタンのTEMPOのランプが点灯している状態で、[TEMPO/
拍子
[TEMPO/FUNCTION]ボタンの
TEMPOのランプが消灯している
場合は、[TEMPO/FUNCTION]
ボタンを押して、TEMPOのラン
プを点灯させてください。
メトロノームの音量は
ファンクション(66ページ)で設定
できます。
28
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 29
演奏を録音(記録)する
録音機能を使ってご自身の演奏を録音する方法を説明します。 練習の中で、ご自身の演奏を録音して聞いてみたり、左手(右手)パートだけ録音しておいて、再生させながら右手(左手) パートを練習したりすることもできます。 また、2つの録音パートに別々に録音できますので、右手パートと左手パートを分けて録音したり、連弾曲を1パートず つ録音して完成させたりすることもできます。 この楽器では、3曲まで録音することができます。この楽器で録音した曲を「ユーザーソング」と呼びます。ユーザー ソングは別売のUSB記憶装置にも保存できます。
「録音」と「記録」
カセットテープに録音するのと楽器の録音機能を使って録音(記録)するのとでは、録音される データの形式が異なります。 カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、楽器の録音機能では音そのものではな く、「どの音をどのタイミングで弾いた。音色はこれで、テンポはいくつで…」という情報が
「記録」されます。再生の際は記録された情報どおりに、「音源」部が鳴ります。
楽器の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、広義に捉えて、本書で は一般的に理解しやすい「録音」という言葉を使います。ただし、特に区別してご理解いただ きたい場合は、「記録」という場合もあります。
演奏を簡単に録音する
本 編
練習中のピアノ曲を録音して聞いてみるなど、録音パートを指定せずに手軽に録音する方法です。
この方法では、自動的に[RIGHT
ライト
]に録音されます。
2 4 4 3
録音済みのパートを消さないために
すでに録音されているパートのランプは、緑に点灯します。 このパートに録音すると、それまでの録音データは消えてしまいますのでご注意ください。
演奏をUSB記憶装置に直接保存することはできません。録音後に楽器本体に自動保存さ れたデータを、USB記憶装置に保存し直してください(35ページ)。
録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ
1.
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。 必要に応じてそのほかの設定(リバーブやエフェクトなど)も変更してください。
マスターボリューム
[MASTER VOLUME] にも[MASTER VOLUME]スライダーで音量を調節することができます。
録音モードに入る
2.
レコード
[REC
]ボタンを押します。
→ U01〜U03が表示されていない場合に[REC]ボタンを押すと、ユーザーソング
U01〜U03のうちまだ録音されていないソングが自動的に選ばれ、[RIGHT]パー
トがオンになります。空のソングが無い場合はU01〜U03のうちU01が選ばれます。
ソング
SONG
録音を中止する場合は、もう一度[REC]ボタンを押します。
プレイ / ポーズ
[PLAY/PAUSE
スライダーは弾きやすい音量に設定してください。再生のとき
]のランプが現在のテンポのタイミングで点滅します。
デモ曲モードのときとファイル操
作中のときは録音モードに入るこ
とができません。
記憶残容量とは
この楽器 に録音できるスペースが
あとどれだけ残っているかを示す
値です。データの量を表す単位KB
(キロバイト)で表示されます。
この楽器は3曲まで録音できます
が、それぞれ1曲分の容量は
100KBでおよそ11,000音符分
になります。
同じ曲で前回[LEFT]パートを選ん
でいると、手順2で[REC]ボタンを
押したときに[LEFT]パートがオン
になります。
メトロノームを使う
メトロノームを使って録音するこ
ともできます。手順2でメトロノー
ムをオンにしてください。ただし
メトロノームの音は、録音されま
せん。
録音されるデータの種類について
は、32ページをご覧ください。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
29
Page 30
演奏を録音(記録)する
本 編
録音をスタートする
3.
演奏を始めると自動的に録音がスタートします。または、SONG タンを押すと録音がスタートします。
→ 画面に録音中の小節番号がリアルタイムで表示されます。
4.
録音をストップする
ソング
SONG → 録音をストップすると、「-」が流れて表示され保存中であることを示します。保存が
ストップ
[STOP
]または[REC
終ると、曲名(U01〜U03)が表示されます。録音したパートのランプが緑に点灯 し、録音モードは自動的に解除されます。
---
」が表示されているときに電源を切らないでください。「
切ると、外部ソング( 42ページ)を含むすべての曲データが消去されるおそれがあります。
レコード
]ボタンを押します。
ソング
---
」が表示されているときに電源を
プレイ / ポ ーズ
[PLAY/PAUSE
録音した演奏を聞いてみる
左のペダルを使ってスタートする
ファンクション(65ページ)で左の
]ボ
ペダルをパネルのSONG [PLAY/
PAUSE]ボタンと同じ機能に切り
替えることができます。そうする
と、左のペダルで録音をスタート
できます。
録音中に記憶残容量が無くなっ
てしまった場合
画面に「FUL」のメッセージが出て
録音が自動的にストップします。
(それまでの演奏データは録音さ
れ、残ります。)
1.
演奏を再生する
SONG [PLAY/PAUSE]ボタンを押すと、今録音した演奏が再生されます。
2.
再生をストップする
SONG [STOP]ボタンを押すと、再生が止まります。
録音し直す
録音した演奏がうまくいかなかった場合など、もう一度録音し直したい場合の手順を説明します。
1.
必要に応じて、変更したい内容(音色やその他の設定)を選び 直す
録音した設定内容を変えたい場合に行なってください。 録音されるデータの種類は32ページを参照してください。
2.
再び録音モードに入る
再び[REC]ボタンを押します。
→ 今録音したパートが自動的に録音パートとして選ばれ、ランプが赤く点灯します。
このあと、「演奏を簡単に録音する」(前述 )の手順3からの操作に従って録音します。
演奏内容を変更しないで、音色などの設定だけを変更したい場合はここで[REC]を押 して録音を終了します。
テンポ、[REVERB]の種類、
[EFFECT]の種類の変更は、録音
モードに入ったあとで行なってく
ださい。
曲の途中から録音し直すことはで
きません。
パパパパーーーートトトトののののデデデデーーーータタタタをををを削削削削除除除除すすすするるるるににににはは SONG [PLAY/PAUSE]ボタンで録音をスタートし、何もせずSONG [STOP]ボタンで録音をストッ プすると、そのパートのデータがすべて削除されます。
30
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
はは
Page 31
RIGHT/LEFTパートに録音する
演奏を録音(記録)する
ライト
右手(RIGHT パートを録音できますので、連弾曲を1パートずつ録音するのに便利です。
1.
2.
3.
4.
「演奏を簡単に録音する」の手順3からの操作(30ページ)に従って録音します。
)、左手(LEFT
録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定も選ん でください。
録音先のユーザーソングをU01〜U03から選ぶ
ソングセレクト
[SONG SELECT YES]ボタンを押して録音先を選びます。
録音済みのパートを消さないために
すでに録音されているパートのランプは、緑に点灯します。このパートに録音すると、それまでの 録音データは消えてしまいますのでご注意ください。
録音モードに入る
レコード
[REC
]ボタンを押してから録音するパートのボタン([RIGHT]/[LEFT])を押します。
→ 指定したパートのランプが赤く点灯します。
また、SONG
録音を中止する場合は、もう一度[REC]ボタンを押します。
ソング
指定したパートに録音する
レフト
)のパートを選んで、各パートを別々に録音する方法です。右手パートを再生させながら左手
]ボタンを押して「USER
プレイ / ポ ーズ
[PLAY/PAUSE
]のランプが現在のテンポのタイミングで点滅します。
ユーザー
」のランプを点灯させてから、[−/NO][+/
本 編
パートボタンのランプの色
消灯: データなし
点灯(緑): データあり
点灯(赤): 録音指定
記憶残容量とは
この楽器 に録音できるスペースが
あとどれだけ残っているかを示す
値です。データの量を表す単位KB
(キロバイト)で表示されます。
この楽器は3曲まで録音できます
が、それぞれ1曲分の容量は
100KBでおよそ11,000音符分
になります。
メトロノームを使う
メトロノームを使って録音するこ
ともできます。ただしメトロノー
ムの音は、録音されません。
メトロノームの拍子を変更する場
合は録音モードに入る前に変更し
てください。テンポ、[REVERB]
の種類、[EFFECT]の種類を変更
する場合は録音モードに入ってか
ら変更してください。
録音したソングの拍子は変更でき
ません。
拍子を変更して録音をやり直す場
合は、USB記憶装置にソングデー
タを保存し(35ページ)、本体のソ
ングデータを全パート削除(30
ページ)し、拍子を変更して録音を
し直します。
前に録音したパートのデータの再
生をオフにして録音するには
再び録音モードに入る前(手順3の
前)に、前に録音したパートのボタ
ンを押し、緑色のランプを消灯さ
せ、手順3に進みます。
録音されるデータの種類について
は、32ページをご覧ください。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
31
Page 32
本 編
演奏を録音(記録)する
録音(記録)されるデータの種類
実際には、弾いた音や音色のほかにも録音(記録)されるデータがあります。 下記のように「パートごとに録音されるデータ」と「2つのパートで共通に録音される データ」があります。
パートごとに録音されるデータ
ノートデータ(弾いた音)
音色
バリエーション
[VARIATION
ペダル操作(ダンパー、ソフト、ソステヌート)
リバーブ
[REVERB
エフェクト
[EFFECT
デュアルの音色
デュアル音量バランス デュアルデチューン
デュアルオクターブシフト
スプリットの音色(CLP-370/340)
スプリット音量バランス(CLP-370/340)
スプリットオクターブシフト(CLP-370/340)
]のオン/オフ(CLP-370/340)
]の深さ
]の深さ
2つのパートで共通に録音されるデータ
テンポ
[REVERB]の種類(オフも含む) [EFFECT]の種類(オフも含む)
32
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 33
演奏を録音(記録)する
初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する
録音を終えたあとでも、曲の初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更することができます。たとえば、録音したあ とで音色を変更して違った雰囲気の曲にしたり、曲を適切なテンポに調節したりすることができます。
以下のデータの初期値を変更することができます。
パートごとのデータ
音色
バリエーション
[VARIATION
リバーブ
[REVERB
エフェクト
[EFFECT デュアルの音色
スプリットの音色 (CLP-370/340)
ダンパー /ソフトペダルのかかり具合
]のオン/オフ (CLP-370/340)
]の深さ
]の深さ
本 編
2つのパートに共通のデータ
テンポ
1.
2.
3.
[REVERB]の種類 (オフも含む) [EFFECT]の種類 (オフも含む)
変更したい項目をパネルで操作して変更します。
たとえば、録音した[ E. PIANO で[E. PIANO 2]ボタンを押します。
エレクトリックピアノ
1]の音色を[E. PIANO 2]に変更したい場合は、ここ
録音モードに入り、初期値を変更するパートを選びます。
ランプが赤く点灯します。(2つのパートで共通に録音されるデータはどちらのパート を選んでも変更されます。)
ここで鍵盤やSONG てしまい、録音済みのデータが消えてしまいます。
レコード
[REC
]ボタンを押して録音モードを抜けます。
ソング
プレイ / ポーズ
[PLAY/PAUSE
]ボタンを押さないようご注意ください。録音がスタートし
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
33
Page 34
曲をUSB記憶装置に保存するなどの ファイル操作をする
本 編
録音機能を使って録音した曲をUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置をフォー マットするなどのファイル操作を行ないます。
USB記憶装置をご使用になる前に「USB記憶装置の取り扱いについて」(39ページ)を ご覧ください。
保存と読み込みについて
保存(SAVE)
この楽器で録音したユーザーソングを、1曲ずつ、ひとつのファイル(SMFソング)とし てUSB記憶装置に保存できます。メモリー領域は、全部で100 (S00〜S99)ありま す。保存したしたソングデータは、SMFというほかのMIDI機器などと互換性のある
フォーマット形式で保存されますので、ほかの楽器(クラビノーバのほかのモデルを含む) で再生することもできます。
メモリー領域
楽器本体のメモリー
保存
ユーザーソング1(U01)
USB記憶装置
SMFソング0(S00)
USB記憶装置の接続については、 「USB記憶装置を接続する」(73
ページ)をご参照ください。
USB記憶装置を使用する前に、
記憶装置にプロテクトがかかって
いないかどうかお確かめください。
プロテクトがかかっていると、
記憶装置にアクセスできません。
SMFソングのファイル名の最初に
付いている「S」は、SMFの「S」
です。
SMF(Standard MIDI File)
代表的なシーケンスフォーマット
(演奏データを記録する形式)のひと
つです。一般的なSMFにはフォー
マット0とフォーマット1がありま
す。多くのMIDI機器がSMFフォー
マット0に対応しています。
また、市販のミュージックデータ
の多くがSMFフォーマット0で作
られています。この楽器で録音し
た曲はSMFフォーマット0で保存
されます。
ユーザーソング2(U02)
ユーザーソング3(U03)
SMFソング1(S01)
SMFソング2(S02)
SMFソング99(S99)
読み込み(LOAD)
USB記憶装置内のソングを再生するだけの場合はここでの読み込み操作は必要ありませ ん。再生方法は「USB記憶装置に保存されているユーザーソングを再生する」(43ペー ジ) を参照してください。上記で保存したソングファイルを楽器上で編集したい場合だ け、読み込み(LOAD)操作を行います。 ソングは1ソングだけ読み込み可能で本体のユーザーファイルU03に読み込まれます。
メモリー領域
楽器本体のメモリー
ユーザーソング1(U01)
ユーザーソング2(U02)
読み込む
USB記憶装置
SMFソング0(S00)
SMFソング1(S01)
ユーザーソング3(U03)
34
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
SMFソング2(S02)
SMFソング99(S99)
Page 35
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
録音した曲を1曲ずつUSB記憶装置に保存する
132 3 41
1.
ソングセレクト
[SONG SELECT るユーザーソングを選びます。
2.
ファイル操作モードに入る
USB記憶装置が楽器に接続されているのを確認してから、[FILE
セーブ トゥー ユーエスビー
「SAVE TO USB
]ボタンで「USER
」のランプを点灯させます。
ユーザー
」を点灯させ[−/NO][+/YES]ボタンで、保存す
ファイル
]ボタンを押して
SMF(Standard MIDI File)
34ページをご参照ください。
ユーザーソングに曲データがない
場合は、保存できません。(メモ
リー領域S00〜S99が選べませ
ん。) [RIGHT(ライト)]/[LEFT(レ
フト)]ボタンのランプが点灯して
データがあることを確認してくだ
さい。
USB記憶装置の取り扱いについて
は、39ページを参照してください。
本 編
3.
USB記憶装置内の保存先を選ぶ
[FILE]ボタンを押したまま[−/NO][+/YES]ボタンを押して、メモリー領域(S00­S99)を選びます。[FILE]ボタンを離したときに「ny(no/yes)」が表示されます。 保存する場合は[+/YES]ボタンを押します。
「-」が流れて表示され保存中であることを表します。
ユーザーソングはUSB記憶装置内の「USERFILES れ、自動的に「USESONGXX.MID」というファイル名が付けられます。
ユーザーファイル
」フォルダーにSMF形式で保存さ
SMFソングの上書き
すでにSMFソングが保存されているメモリー領域を選んだときは、「S.X.X.」のよう に、画面にピリオドが3つ表示されます。上書きを中止する場合は、「n y (no/yes)」 が表示されたときに[−/NO]ボタンを押してからほかの領域を選び直します。 上書きするときは、「n y (no/yes)」が表示されたときに[+/YES]ボタンを押します。
上書きを確認するために「n して上書きします。
保存/削除/フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウント中(USB接続後 [FILE]ボタンの「LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、USBケーブルを抜いたり、 USB記憶装置からメディアを取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源を 切ったりしないでください。 メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
4.
ファイル操作モードを抜ける
[FILE]ボタンを何回か押して、ファイル操作モードを抜けます。([FILE]ボタンのラン プを消灯させます。)
y」が表示されますので、もう一度[+/YES]ボタンを押
ミュージックデータプレーヤー
MDP10で再生する場合
演奏データをMDP10で再生させ
る場合は、コンピュータなどを使
用し、演奏データのみをフロッ
ピーディスクの一番上の階層(フォ
ルダーを使わない)にコピー / 保存
してください。フォルダー内に演
奏データが保存されていると、演
奏データは再生できません。
USB記憶装置の空き容量が不十分
な場合は、保存できません。不要
なファイルを削除(37ページ)する
などして、空き容量を確保してく
ださい。
コンピューターを使用してソング
を「USER FILES」フォルダーか
ら一番上の階層に移動させた場合
は、楽器では外部ソング(42ペー
ジ)として扱います。
保存したソングの再生方法は42ページを参照してください。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
35
Page 36
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
USB記憶装置に保存した曲を楽器に読み込む
1 4 2 3
本 編
(楽器U03にソングがすでにある場合)読み込みを実施するとU03のソングは上書きされて消えてしまいます。 大切なデータはあらかじめ外部の記憶装置やコンピューターに保存しておいてください。
1
. 読み込み(LOAD)モードに入る
USB記憶装置が楽器に接続されていることを確認してから、[FILE
ロード トゥ ユーザー
「LOAD TO USER
. 読み込む曲を選ぶ
2
[FILE]ボタンを押したまま、[ー /NO][+/YES]ボタンを押して読み込みたいソング ファイルを選びます。
ここで読み込めるソングファイルは楽器から保存したソングファイルだけです。
. 読み込む
3
「n y (no/yes)」の確認が表示されますので[+/YES]を押します。 読み込みが始まり、「−」が流れて表示され読み込み中であることを表します。
保存/読み込み/削除/フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウント中(USB接 続後[FILE]ボタンの「LOAD TO USER」ランプの点滅中)は、USBケーブルを抜いたり、USB 記憶装置からメディアを取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源を切っ たりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするおそれ があります。
」のランプを点灯させます。
ファイル
]ボタンで
ユーザーファイルの名前をコンピューターで変更しないでください。ユーザーファイルの名前を変 更すると、楽器に読み込めなくなります。
「−」が流れて表示されているときに電源を切らないでください。「 源を切ると、外部ソング( 42ページ)を含むすべての曲データが消去されるおそれがあります。
読み込みが終了すると「End」が表示されます。ソングファイルは本体のユーザー 3 (U03)に読み込まれました。
4
.読み込みモードを抜ける
[FILE]ボタンを何回か押して、ファイル操作モードを抜けます。([FILE]ボタンのラン プを消灯させます。)
36
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
---
」が表示されているときに電
Page 37
USB記憶装置に入っている曲を削除する
1 2 3 4 2 3
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
ファイル操作モードに入る
1.
USB記憶装置が接続されている状態で、[FILE ランプを点灯させます。
削除する曲を選ぶ
2.
[FILE]ボタンを押したまま[−/NO][+/YES]ボタンを押して、削除する曲を選びます。 以下の曲ファイルが順番に表示されます。
Sxx ................. SMFソング
xxx .................. 外部ソング(市販のミュージックデータやコンピューターで編集した
3.
曲を削除する
[FILE]ボタンを離して「n y (no/yes)」を表示させ、[+/YES]ボタンを押します。 削除を確認するために「n
ます。 削除を中止するときは、[−/NO]ボタンを押します。
保存/削除/フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウント中(USB接続後 [FILE]ボタンの「LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、USBケーブルを抜いたり、 USB記憶装置からメディアを取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源を 切ったりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするお それがあります。
曲など)
y」が表示されますので、もう一度[+/YES]ボタンを押し
ファイル
]ボタンを押して「DEL./FORMAT
デリート / フォーマット
」の
削除モードに入ると曲の再生がで
きなくなります。削除する曲を再
生して確認する場合は、削除モー
ドに入る前に行なってください。
ファイルが入っているメモリー領
域のみが表示されます。
下記のファイルは削除できません。
(削除しようとすると「Pro
(Protected)」が表示されます。)
プロテクトがかかった曲 (拡張子
が.Cxx、.Exx、.SMEのもの) ピアノプレーヤ用の曲
MUMAフォルダーに入っている曲
SMFソング (Sxx)は、ファイルを
削除してもファイル番号が固定さ
れたままで入れ替わりません。
外部ソングは、ファイルを削除す
るとファイル番号が自動的に入れ
替わったり移動したりします。
本 編
4.
ファイル操作モードを抜ける
[FILE]ボタンを押して、ファイル操作モードを抜けます。([FILE]ボタンのランプを消 灯させます。)
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
37
Page 38
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
USB記憶装置をフォーマットする
1 2 3 1 2
本 編
フォーマットを実行するとUSB記憶装置に保存されているデータがすべて消去されます。大切な データはコンピューターなど、他の記憶装置に保存しておいてください。
1.
フォーマットモードに入る
USB記憶装置が接続されている状態で、[FILE のランプを点灯させます。
[FILE]ボタンを押したまま[−/NO]と[+/YES]ボタンを同時に押して、
フォーマット
「For (Format)
2.
フォーマットする
[FILE]ボタンを離して「n y (no/yes)」を表示させ、[+/YES]ボタンを押します。 フォーマットしてもよいかどうかを確認するために「n
もう一度[+/YES]ボタンを押します。 フォーマットを中止するときは、[−/NO]ボタンを押します。
保存/削除/フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウント中(USB接続後 [FILE]ボタンの「LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、USBケーブルを抜いたり、 USB記憶装置からメディアを取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源を 切ったりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするお それがあります。
」を表示させます。
ファイル
]ボタンを押して「DEL/FORMATL
y」が表示されますので、
デリート / フォーマット
3.
フォーマットモードを抜ける
[FILE]ボタンを押して、フォーマットモードを抜けます。([FILE]ボタンのランプを消 灯させます。)
38
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 39
USB記憶装置の取り扱いについて
■ USB TO HOST端子ご使用時の注意
USB TO HOST端子でコンピューターと接続するとき は、以下のことを行なってください。以下のことを行な わないと、コンピューターや本体が停止(ハングアップ) して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあり ます。コンピューターや本体が停止したときは、アプリ ケーションやコンピューターを再起動したり、本体の電 源を入れなおしてください。
USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。
また、3メートル以下のケーブルをご使用ください。 USB TO HOST端子でコンピューターと接続する前に、
コンピューターの省電力(サスペンド/スリープ/スタンバ イ/休止)モードを解除してください。 本体の電源を入れる前に、USB TO HOST端子とコン
ピューターを接続してください。 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする前
に、以下のことを行なってください。
すべてのアプリケーションを終了させてください。
本体からデータが送信されていないか確認してくださ
い。(鍵盤を演奏したりソングを再生させたりしても、 本体からデータが送信されます。)
本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、6秒
以上間隔を空けて行なってください。
この楽器にはUSB TO DEVICE端子があります。 USB TO DEVICE端子にUSB機器を接続する場合は、 以下のことをお守りください。
USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明
n
書もご参照ください。
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
本機はUSB1.1に対応していますが、USB2.0の機器で も使用できます。ただし転送スピードはUSB1.1相当に なりますので、ご了承ください。
■ USB記憶装置の取り扱いについて
本機にUSB記憶装置を接続すると、楽器本体で制作した データをUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置の データを楽器本体で再生したりできます。
n
USB記憶装置としてCD-R/RWドライブを接続した場合、CD­ROMのデータ(MIDIデータ)を楽器本体で再生/再現することはで きますが、楽器本体のデータを保存してCD-ROMを作ることはで きません。
■ 接続できるUSB記憶装置の数
同時に使用できるUSB記憶装置は、1台だけです。
■ USB記憶装置のフォーマット
USB記憶装置の中には、本機で使用する前にフォーマッ トが必要なものがあります。USB TO DEVICE端子に USB記憶装置を接続したとき(またはUSB記憶装置に フロッピーディスクなどのメディアを挿入したとき)に、 フォーマットを促すメッセージが表示された場合は、 フォーマットを実行してください(38ページ)。
フォーマットを実行すると、そのメディアの中身は消去されます。 必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットして ください。
本 編
■ 使用できるUSB機器
USB対応の記憶装置(フラッシュメモリー、フロッピー
ディスクドライブ、ハードディスクドライブなど)
動作確認済みUSB機器については、ご購入の前にイン ターネット上の下記URLでご確認ください。 http://www.yamaha.co.jp/product/epiano­keyboard/usb/
上記以外のUSB機器(マウス、コンピューターのキーボードなど)
n
は、接続しても使えません。
■ USB機器の接続
USB TO DEVICE端子の形状に合うプラグを上下の向き
に注意して差し込んでください。
トップパネルのUSB TO DEVICE端子にUSB機器を接続してい る場合は、キーカバーを閉める前に外してください。USB機器を 接続したままキーカバーを閉じると、USB機器がキーカバーに当 たって破損するおそれがあります。
■ 誤消去防止
USB記憶装置には、誤ってデータを消してしまわないよ うライトプロテクト機能のついたものがあります。 大切なデータが入っている場合は、ライトプロテクトで 書き込みができないようにしましょう。逆にデータを保 存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSB記憶装置 のライトプロテクトが解除されていることをご確認くだ さい。
■ USB記憶装置の抜き差し
USB記憶装置を外すときは、保存/削除などデータのア クセス中でないことをあらかじめ確認したうえで外して ください。
USB記憶装置の頻繁な電源のオン/オフや抜き差しをしないでく ださい。楽器本体の機能が停止するおそれがあります。保存/削除 /フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウン ト中は、USBケーブルを抜いたり、USB記憶装置からメディア 取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源 を切ったりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本体/メ ディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
39
Page 40
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
フロッピーディスクの取り扱いについて
本 編
フロッピーディスクドライブは別売品(95ページ)をご使 用ください。 ディスク挿入口にフロッピーディスクを挿入すると、 ディスク内のデータを本体に読み込むことができます。 フロッピーディスクをご使用いただく場合は、以下のこ とをお守りください。
■ 使用できるフロッピーディスクの種類
3.5インチの2DD、または、2HDフロッピーディスク が使用できます。
■ フロッピーディスクの挿入/取り出し
●フロッピーディスクの挿入
フロッピーディスクのシャッターに文字が書かれている
方(表面)を上にして、ディスク挿入口にカチッと音がする までていねいに差し込みます。
●フロッピーディスクの取り出し
あらかじめフロッピーディスクにアクセス中*でないこと
を確認した上で(ディスク挿入口左下のユーズランプが消 えたことを確認した上で)、ディスク挿入口の右上にある イジェクトボタンをしっかりと奥まで押します。フロッ ピーディスクが押し出されるので、取り出して(引き抜い て)ください。フロッピーディスクが途中で引っかかり取 り出せなくなった場合は、無理に取り出そうとせず、も う一度イジェクトボタンを押しなおすか、またはフロッ ピーディスクをディスク挿入口に完全に押し込んでから やり直してください。
*アクセス中: ディスク内のデータを本体に読み込み中であることを指し
ます。また、電源が入っている状態でフロッピーディスクを挿入した ときも、楽器本体がディスクの内容を確認するために自動的にアクセ ス中になります。
アクセス中にフロッピーディスクを取り出したり、楽器本体の電 源を切ったりしないでください。ディスク内容がこわれるだけで なく、フロッピーディスクドライブの故障の原因になります。
■ 磁気ヘッドの定期的なクリーニング
ディスクドライブユニットは高精度の磁気ヘッドを使用 しています。ディスクドライブユニットを長時間使用し ていくうちに、磁気ヘッドはフロッピーディスクの磁性 粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れると、録音や再生 にエラーが生じることがあります。
ディスクドライブユニットを良好な状態でご使用いただ
くために、磁気ヘッドを定期的に(1ヵ月に1回程度)ク リーニングしていただくことをおすすめします。
磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッドク リーニングディスク」をご使用ください。なお、取扱説 明書巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点で、弊社推 奨の「乾式ヘッドクリーニングディスク」をお求めいた だくこともできます。
■ フロッピーディスクについてのご注意
フロッピーディスクの取り扱いと保管
(持ち運ぶ場合も含めて)必ず市販のケースに入れて保管
し、落としたり、物をのせたり、折り曲げたりしないで ください。また、ディスク内部に水やほこりなどが入ら ないようにしてください。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低 いところに置かないでください。
ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れな
いでください。
磁気を帯びたもの(テレビやスピーカーなど)には近づけな
いでください。
シャッターやディスク自体が変形しているようなディス
クは、使用しないでください。
フロッピーディスクにはラベル以外のもの(メモなど)を貼
らないでください。ラベルは所定の位置にはがれないよ うにしっかりと貼ってください。
電源を切るときは、フロッピーディスクはあらかじめ
ディスクドライブユニットから取り出してください。 電源を切ったあと、フロッピーディスクを入れたまま長 時間放置すると、ディスクが汚れ、データの読み書きに エラーが生じる原因になります。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
40
■ 誤消去防止
フロッピーディスクには、誤ってデータを消してしまわ
ないようにライトプロテクトタブ(書き込み禁止タブ)が付 いています。大切なデータが入っているディスクは、ラ イトプロテクトタブをオン(タブの窓が開いた状態)にし て、書き込みができないようにしてください。
逆に、データを保存する場合などは、ご使用の前にディ
スクのライトプロテクトタブがオフになっていることを ご確認ください。
市販フロッピーディスクの中には粗悪品もございます。 メーカー名をご確認の上、お求めください。
Page 41
曲を再生する
録音機能を使って録音した曲や市販のミュージックデータなどを再生します。再生しながら、ご自身で演奏することも
できます。
この楽器で再生できる曲
デモ曲 ............................................................................................................................. 16ページ
音色ごとのデモ曲です。
ピアノ50曲(プリセットソング) ................................................................................. 17ページ
楽器本体に入っているピアノ50曲です。
楽器本体に保存したユーザーソング...........................................................................42ページ
この楽器で録音し、楽器本体に保存されている曲です。
楽器本体に保存した外部ソング................................................................................... 42ページ
付属のソフトウェア「ミュージックソフトダウンローダー」を使って、コンピューターか ら楽器に保存した曲です。これらの曲は、ユーザーソングとは別のメモリーに保存されま す。この楽器では255曲(曲番号001〜255)まで選択できます。
USB記憶装置に保存したユーザーソング ..................................................................43ページ
この楽器で録音した曲をUSB記憶装置に保存したファイルです。
USB記憶装置に保存した外部ソング.......................................................................... 43ページ
市販の曲やコンピューターで編集した曲などをUSB記憶装置に保存したものです。 この楽器では999曲(曲番号001〜999)まで選択できます。
インターネットに接続して曲を聞く...........................................................................45ページ
専用サイトの曲データをご利用いただくことができます。さまざまなジャンルのたくさん の曲データをお楽しみください。
この楽器が対応しているシーケンスフォーマット(演奏データを記録する形式)
SMF(Standard
スタンダード
代表的なシーケンスフォーマットのひとつです。一般的なSMFにはフォーマット0と フォーマット1があります。多くのMIDI機器がSMFフォーマット0に対応しています。
また、市販のミュージックデータの多くがSMFフォーマット0で作られています。 この楽器で録音した曲はSMFフォーマット0になります。
ミディ
MIDI
ファイル
File
)フォーマット0と1
この楽器に入っている音色以外の 音色を含む曲(XGやGMソングな ど)を再生した場合、元の曲の音色 が正確に再現されないことがあり ます。その場合、曲再生チャンネ ル選択(65ページ)を「1&2」に切 り替えると3〜16チャンネルの再 生が消音され、より自然に聞こえ ることがあります。
曲のロード(読み込み)ができない場 合は、文字種を切り替えてみてく ださい(70ページ)。
曲の再生データは、MIDI送信され ません。ただし下記のソングで曲 再生チャンネル選択(65ページ)が
「1&2」の場合は、3〜16チャン
ネルがMIDI送信されます。
ピアノプレーヤ用ソング
MUMAで購入した曲
プロテクトがかかっていない外 部ソング
この楽器で読み込めるフォルダー 階層は、2階層までです(外部ソン グの場合)。ただし、この楽器では 階層が表示されませんので、どの 階層にある曲も001〜999までの 曲番号で表示されます。
本 編
イーシーク
ESEQ
ヤマハの多くの機器やミュージックデータで採用されている代表的なシーケンスフォー マットのひとつです。この楽器で再生できるESEQファイルは、ピアノプレーヤ用のソン グのみです。
メトロノームを鳴らしながら再生 することもできます。この場合、 再生をストップすると、メトロ ノームも同時に止まります。
再生中に[REVERB (リバーブ)] の種類を切り替えた場合
再生中に[REVERB]の種類をパネ ル操作で切り替えた場合、再生音 も手弾き音もリバーブの種類が切 り替わります。
再生中に[EFFECT (エフェクト)] の種類を切り替えた場合
再生中に[EFFECT]の種類をパネ ル操作で切り替えた場合、再生音 にはエフェクトがかからなくなる 場合があります。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
41
Page 42
曲を再生する
ユーザーソングや楽器に取り込んだ外部ソングを再生する
1123
本 編
再生する曲を選ぶ
1.
ソングセレクト
[SONG SELECT そのあと[−/NO][+/YES]ボタンを押してユーザーソング(Uxx*)/外部ソング(xxx*)を 選びます。
*
ユーザーソングの曲名の最初に付いている「U」は「User」の「U」です。xxは、曲番号を示しています。
再生スタート
2.
ソング
SONG
[PLAY/PAUSE
スタート後、画面に再生中の小節番号が表示されます。
再生しながら、演奏することもできます。この場合、録音された音色とは違う音色
をパネルで選ぶと、再生音と違う音色で演奏することができます。
]ボタンを押して「USER
プレイ / ポーズ
]ボタンを押すと再生がスタートします。
ユーザー
」のランプを点灯させます。
音量の調節
マスターボリューム
[MASTER VOLUME
]スライダーで音量を調節します。
テンポの調節
再生スタート前でも再生中でも、[TEMPO/FUNCTION を変更することができます。[▼][▲]ボタンを同時に押すと、録音された曲に設定され ているテンポに戻ります。
テンポ / ファンクション
▼▲]ボタンを押してテンポ
録音データがないときは
SONG(ソング) [PLAY/PAUSE
(プレイ/ポーズ)]ボタンを押しても
再生はスタートしません。
「連弾や2台のピアノのための曲の
一方のパートを録音し、それを再生
しながら自分でもう一方のパートを
弾く」という方法で、1人でアンサ
ンブルを楽しむこともできます。
外部ソングは、繰り返し再生でき
ます。
ALL: 外部ソングを順番に、ストッ
プするまで連続再生するモードです。
rnd:
外部ソングを順不同に、 ス トップするまで連続再生するモー ドです。
外部ソングをこの楽器に取り込む 方法は76ページ(コンピューター と楽器間でソングデータを送受信 する)を参照ください。
3.
再生ストップ
曲を停止させるときは、SONG 曲を一時停止させるときは、曲の再生中にSONG [PLAY/PAUSE]ボタンを押します。
42
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
ソング
ストップ
[STOP
]ボタンを押します。
Page 43
USB記憶装置に保存されているユーザーソングを再生する
112
曲を再生する
1.
再生する曲を選ぶ
USB記憶装置が楽器に接続されていることを確認してから、[SONG SELECT を押して「USB」のランプを点灯させます。そのあと[−/NO][+/YES]ボタンを押し て再生させたいソング番号(Sxx*)/外部ソング(xxx*)またはALL(連続再生番号順)、 rnd(連続再生で番号は順不同)を選びます。
* SMFソングのファイル名の最初に付いている「S」は、SMFの「S」です。xxは、曲番号を示しています。
2.
再生スタート/ストップ
「ユーザーソングや楽器本体に取り込んだ外部ソングを再生する」(42ページ)の手順2
〜3と同様の操作です。
ソング セレクト
]ボタン
USB記憶装置に保存されている ユーザーソングは、繰り返し再生 できます。
ソングをソング番号順に再生
ALL: します。ストップするまで再生は続 きます。 rnd:
ソングを順不同に再生します。 ストップするまで再生は続きます。
本 編
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
43
Page 44
曲を再生する
再生に関する便利な機能
本 編
パートの再生オン/オフ
録音後は、録音したデータが入っているパートボタン([RIGHT
ライト
たは両方)のランプが緑に点灯します。 ランプが点灯しているパートのボタンを押すと、ランプが消灯し、そのパートのデータ が再生されなくなります。ボタンを押すごとに再生のオン/オフが切り替わります。
レフト
][LEFT
]ボタンの片方ま
弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート)
鍵盤を弾くと同時に再生をスタート(シンクロスタート)することができます。
ソング
SONG ト待機状態になります。
→ SONG [PLAY/PAUSE]ボタンのランプが現在のテンポのタイミングで点滅します。
(もう一度同じ操作をすると、シンクロスタートは解除されます。)
このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。 再生しながらご自身も弾く場合、再生とご自身の演奏の出だしを合わせたいときに便利 です。
ストップ
[STOP
]ボタンを押したまま[PLAY/PAUSE
プレイ/ ポーズ
]ボタンを押すと、シンクロスター
パートの再生オン/オフの切り替 えは
再生前でも再生中でもできます。
シンクロ=同時の、同時に起こる
左のペダルで再生/一時停止する
左のペダルで再生/一時停止することができます。 ファンクション(65ページ)で左のペダルの機能を再生/一時停止(パネルのSONG [PLAY/PAUSE]ボタンと同じ機能)に切り替えます。 自分が先に弾き出して、途中から再生をスタートさせたいときに便利です。
44
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 45
インターネットダイレクト接続機能 (CLP-330を除く)
この機能を使って専用サイトの曲データをご利用いただくことができます。さまざまなジャンルのたくさんの曲データ をお楽しみください。
ここでは、コンピューターや通信規格に関する用語が出てきます。わからない用語については「インターネット用語集」 (56ページ)を参照してください。
楽器をインターネットに接続する準備
ブロードバンドルーターまたはルーター機能付きモデムを通して、楽器を常時接続回線 (ADSL、光ファイバー、ケーブルテレビインターネット)に接続します。最新のサービ ス内容、具体的な接続方法(使用できる機器など)については、インターネット上の下記 URLでご確認ください。 http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/idc/clp/
モデムやブロードバンドルーターの設定は楽器上ではできませんので、楽器を接続する前 に、コンピューターで設定してください。
本 編
また、インターネットで通信をするためには、あらかじめインターネットプロバイダー との契約をしておく必要があります
接続例1:有線で接続する(ルーター機能のないモデムを使用)
モデム*
ルーター機能なし
LANケーブル
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ご用意いただくもの LANケーブル
ルーター
有線タイプ
LANケーブル
[LAN]端子
インターネットの契約内容によって は、2台以上の機器(コンピュー ター、楽器など)に接続できない場 合があります。この場合、楽器を接 続することはできません。契約内容 をご確認ください。
LANケーブルは、[LAN]端子に接 続してください。
モデムの種類によっては、複数の機 器(コンピューターと楽器など)を接 続するために、別途イーサネットハ ブが必要な場合もあります。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
45
Page 46
インターネットダイレクト接続機能
接続例2: 有線で接続する(ルーター機能のついているモデムを使用)
本 編
モデム*
ルータ機能あり
LANケーブル
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ご用意いただくもの LANケーブル
LANケーブル
[LAN]端子
接続例3: 無線で接続する (無線LANイーサネットコンバーターを使用)
モデム*
無線LANイーサネットコンバーター
アクセス ポイント
[LAN]端子
LANケーブルは、[LAN]端子に接 続してください。
無線LANイーサネットコンバー ターは、[LAN]端子に接続してくだ さい。
モデム、アクセスポイントのどちら かにルーター機能が必要です。
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ご用意いただくもの 無線LANイーサネットコンバーター
接続例4: 無線で接続する (USB無線LANアダプターを使用)
モデム*
アクセス ポイント
USB無線LANアダプター
USB[TODEVICE]端子
*モデム=ADSLモデム、ONU(光ネットワークユニット)、ケーブルモデム
ご用意いただくもの USB無線LANアダプター
USB無線LANアダプターは、 USB[TO DEVICE]端子に接続して ください。
モデム、アクセスポイントのどちら かにルーター機能が必要です。
この楽器が対応している暗号化方式 はWEPのみです。
46
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 47
楽器をインターネットに接続する
有線LAN(DHCP使用)をお使いの場合
楽器での設定は不要です。 ブロードバンドルーター、またはルーター機能付きモデムと楽器をLANケーブルで接続 するだけでインターネットへの接続が可能です。
楽器をインターネットに正しく接続したあと、[SONG SELECT を点灯させると、ディスプレイにインターネット上のチャンネルが表示されます。
専用サイトのインターネット上の曲を再生することができます。再生方法について は、「インターネットの曲を聞く」(55ページ)をご覧ください。
ソングセレクト
]ボタンで
有線LAN(固定IPアドレス、プロキシサーバー使用)を お使いの場合
楽器でのインターネット設定が必要です。 インターネット設定の方法については「インターネット設定について」(48ページ)をご 覧ください。
インターネット
「INTERNET
インターネットダイレクト接続機能
一般的なブロードバンドルーターや 一般的なルーター機能付きモデムに はDHCP機能があります。
本 編
無線LAN(無線LANイーサネットコンバーター )をお使 いの場合
楽器での設定は不要です。 無線LANイーサネットコンバーターを楽器に接続するだけでインターネットへの接続が 可能です。
*無線LANイーサネットコンバーターはアクセスポイントなどの設定が必要です。設定方法については使用され る製品の取扱説明書をご覧ください。
楽器をインターネットに正しく接続したあと、[SONG SELECT
インターネット
「INTERNET
が表示されます。
専用サイトのインターネット上の曲を再生することができます。再生方法について は、「インターネットの曲を聞く」(55ページ)をご覧ください。
」ランプを点灯させると、ディスプレイにインターネット上のチャンネル
ソングセレクト
]ボタンを押して
無線LAN(USB無線LANアダプター )をお使いの場合
コンピューターでインターネット設定ファイルを作り、その設定ファイルを楽器に読み 込む必要があります。 インターネット設定の方法については「インターネット設定について」(48ページ)をご 覧ください。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
47
Page 48
インターネットダイレクト接続機能
インターネット設定について
本 編
インターネット設定は、コンピューターを使って専用ウェブページ上で行ないます。 有線LAN (固定IPアドレス、プロキシサーバー使用)、または無線LAN (USB無線LAN アダプター )をお使いの場合は、以下の設定を行なってください。
インターネット設定
初めてインターネットダイレクト接続機能を利用するときは、以下の流れでインターネッ ト設定を行ないます。コンピューターで
専用ウェブページ
ファイルの
インターネット 設定ファイルの作成
詳しくは、インターネット上のウェブページ <http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/idc/clp/>をお読みく ださい。
保存
設定ファイルを作成し楽器に読み込みます。
USB
フラッシュ
メモリー
ファイルの
読み込み
インターネット設定ファイルを作成する
有線LAN (DHCP使用)または無線 LAN (無線LANイーサネットコン バーター )をお使いの場合は、ここで のインターネット設定は不要です。
インターネット設定の内容は楽器内 部にバックアップされます。
インターネットに接続するためにはあらかじめコンピューターを使って専用ウェブペー ジ上でインターネット設定ファイルを作成しておく必要があります。 インターネット設定ファイルの作成方法は、ウェブページ <http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/idc/clp/>の説明を お読みください。
インターネット設定ファイルを読み込む
コンピューターを使って専用ウェブページ上で作成したインターネット設定ファイルを 楽器に読み込み、インターネット設定を行ないます。
5
. ファンクションモードに入る
1
インターネット設定ファイル「config.n21」が保存されているUSBフラッシュメモ リーが、楽器に接続されているのを確認してから、[TEMPO FUNCTION]ボタンを押 してファンクションモードに入ります。
15 4
53
2
53
インターネット設定ファイル
「config.n21」はウェブページ上で
作成します。
デモ曲モード、曲の再生中、録音 中、ファイル操作中はファンクショ ンモードに入れません。
48
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 49
.「F9.y」(CLP-370/340)、「F8.y」(CLP-S308/
2
S306)を表示させる
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲]ボタンを押して「F9.y」(CLP-370/340)、または
「F8.y」(CLP-S308/S306)を表示させます。
.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)
3
に続く小項目の設定に入る
[+/YES]ボタンを押して小項目の設定に入ります。
.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)
4
に続く小項目を設定する
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.1」(CLP-370/340)、「F8.1」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
インターネットダイレクト接続機能
本 編
読み込みを中止する場合は[ー /NO]ボタンを押します。
. 読み込みをスタートする
5
[+/YES]ボタンを押します。
「n y」が確認のために表示されます。読み込みする場合はもう一度[+/YES]ボタンを
押します。
キャンセルする場合は[−/NO]ボタンを押します。 → USBフラッシュメモリーからの読み込みが完了すると、
ディスプレイに「End」が表示されます。
「End」表示を消すには、[+/YES]または[ー /NO]ボタン
を押します。
→ 読み込みが完了すると、インターネットダイレクト接続に必要なインターネット設
定が完了します。
楽器がインターネットに正しく接続されると、[SONG SELECT]ボタンで [INTERNET]ランプを点灯させたときに、ディスプレイにインターネット上のチャン ネルが表示されます。
再生の方法についは
「インターネットの曲を聞く」(55ページ)
をご参照ください。
読み込みが正常に完了しなかった場 合は、ディスプレイに「Err」とエ ラーコードが交互に表示されます。 この状態から元の状態に戻すには [ー /NO]ボタン、または、
[+/YES]ボタンを押します。
エラーコード
エラーコードの内容については、 インターネット上のウェブページ
http://www.yamaha.co.jp/
< product/epiano-keyboard idc/clp/>で、ご確認ください。
インターネット設定ファイルはバッ クアップ(77ページ)をとっておく ことをおすすめします。
/net/
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
49
Page 50
インターネットダイレクト接続機能
無線LANの電波強度を表示する(USB無線LANアダプターをお使いの場合)
本 編
USB無線LANアダプターをお使いになる場合(46ページの接続例4)は、以下の方法で 電波強度をディスプレイに表示させることができます。
48ページの「インターネット設定ファイルを読み込む」の手順1〜3と同じ操作をして 次の小項目を設定する手順に進みます。
.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)
1
に続く小項目を設定する
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.3」(CLP-370/340)、「F8.3」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
→ ディスプレイに電波強度が約3秒間表示されます。
電波強度の表示パターン
電波状態 ディスプレイ
電波が届いていない
電波強度 弱
電波強度はインターネットへの接続 後、表示させることができます。
無線LANイーサネットコンバーター をお使いの場合は、「無線LANが使 われていない」の表示になります。
電波強度 中
電波強度 強
無線LANが使われていない
50
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 51
接続情報ファイルを書き出す
デ 中
書 合
エ イ < p
インターネットダイレクト接続機能
現在の接続情報の詳細をテキストファイルとしてUSBフラッシュメモリーに書き出します。 書き出した情報はコンピューター上で見ることができます。
48ページの「インターネット設定ファイルを読み込む」の手順1〜3と同じ操作をして 次の小項目を設定する手順に進みます。
1
.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)
に続く小項目を設定する
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.2」(CLP-370/340)、「F8.2」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
2
. 書き出しの準備をする
[+/YES]ボタンを押して「OUt」を表示させます。
書き出しを中止する場合は[−/NO]ボタンを押します。
接続情報ファイル を使ってインター ネット設定 (48 ページ ) をすること
はできません。接続 情報ファイルは 閲覧のみ可能です。
モ曲モード、曲の再生中、録音 、ファイル操作中はファンクショ
ンモードに入れません。
本 編
3
. 書き出しをスタートする
[+/YES]ボタンを押します。
「n y」が確認のために表示されます。書き出しする場合はもう一度[+/YES]ボタンを
押します。 キャンセルする場合は[−/NO]ボタンを押します。 USBフラッシュメモリーに同じ名前のファイルがある場合には、ディスプレイに
y」が表示されます。上書きをする場合には、[+/YES]ボタンを押してください。
「n
書き出しを中止する場合には、[−/NO]ボタンを押してください。 →
USBフラッシュメモリーへの書き出しが完了すると、ディス プレイに「End」が表示されます。「End」表示を消すには、 [+/YES]または[ー /NO]ボタンを押します。
書き出しが完了したあと、USBフラッシュメモリーをコンピューターに接続して、
「ConnectionInfo.txt」という名前のファイルを開くと接続情報の詳細が表示されます。
き出しが正常に完了しなかった場 は、ディスプレイに「Err」とエ
ラーコードが交互に表示されます。
エラーコード
ラーコードの内容については、
ンターネット上のウェブページ http://www.yamaha.co.jp/ roduct/epiano-keyboard/net/
idc/clp/>で、ご確認ください。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
51
Page 52
本 編
インターネットダイレクト接続機能
インターネットに関するその他の設定
楽器プログラムのバージョン表示
楽器プログラムのバージョンを確認します。 48ページの「インターネット設定ファイルを読み込む」の手順1〜3と同じ操作をして 次の小項目を設定する手順に進みます。
1.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)に続く小項目 を設定します。
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.4」(CLP-370/340)、「F8.4」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
2. バージョン番号を表示させます。
[+/YES]ボタンを押してバージョン番号を表示させます。
「PrG」とバージョン番号「1.00」(例)が交互に表示されます。
3. 表示を終了します。
[+/YES]ボタンを押して「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)の 表示に戻ります。
4. ファンクションの操作を終了します。
[TEMPO/FUNCTION] ボタンを押します。
LAN端子ドライバーのバージョン表示
この楽器に使用されているLAN 端子ドライバーのバージョンを表示します。
48ページの「インターネット設定ファイルを読み込む」の手順1〜3と同じ操作をして 次の小項目を設定する手順に進みます。
1.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)に続く小項目 を設定します。
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.5」(CLP-370/340)、「F8.5」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
2. バージョン番号を表示させます。
[+/YES]ボタンを押してバージョン番号を表示させます。
「L-P」とバージョン番号「1.2.7」(例)が交互に表示されます。
3. 表示を終了します。
[+/YES]ボタンを押して「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)の 表示に戻ります。
4. ファンクションの操作を終了します。
[TEMPO/FUNCTION]ボタンを押します。
52
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 53
USB-LANアダプタードライバーのバージョン表示
この楽器に使用されているUSB-LAN アダプタードライバーのバージョンを表示します。
48ページ「インターネット設定ファイルを読み込む」の手順1〜3と同じ操作をして次 の小項目を設定する手順に進みます。
1.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)に続く小項目 を設定します。
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.6」(CLP-370/340)、「F8.6」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
インターネットダイレクト接続機能
2. バージョン番号を表示させます。
[+/YES]ボタンを押してバージョン番号を表示させます。
「L-A」とバージョン番号「2.4.1」(例)が交互に表示されます。
3. 表示を終了します。
[+/YES]ボタンを押して「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)の 表示に戻ります。
4. ファンクションの操作を終了します。
[TEMPO/FUNCTION]ボタンを押します。
本 編
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
53
Page 54
インターネットダイレクト接続機能
場 す 側
7
インターネット設定を初期化する
本 編
48ページの「インターネット設定ファイルを読み込む」の手順1〜3と同じ操作をして 次の小項目を設定する手順に進みます。
1.「F9.」(CLP-370/340)、「F8.」(CLP-S308/S306)に続く小項目 を設定します。
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲] ボタンを押して「F9.7」(CLP-370/340)、「F8.7」 (CLP-S308/S306)を表示させます。
2. 初期化操作に入ります。
[+/YES]ボタンを押して初期化の操作に入ります。
「CLr」と表示されます。
3. 初期化の確認操作に入ります。
[+/YES]ボタンを押します。 初期化しても良いか再確認のため「n y」が表示されます。 初期化をキャンセルする場合は[−/NO]ボタンを押します。
4. 初期化します。
もう一度 [+/YES]ボタンを押します。 初期化が行なわれます。 初期化が終わると「End」が表示されます。
期化を実行すると、インターネッ
ト設定で行なったすべての設定が工
出荷時の状態に戻ります。初期化 る前に設定状態をコンピューター に保存しておくことをおすすめし
ます。(「データのバックアップ」
7ページ参照)
「初期設定に戻す」の操作との関
について
ンターネット設定の初期化は
初期設定に戻すには」(57ページ)
は初期化されません。
クッキーについて
クッキー (Cookie)もあわせて初期
されます。
5. 初期化を終了します。
[+/YES]ボタンを押して初期化を終了します。表示は「F9.7」(CLP-370/340)、
「F8.7」(CLP-S308/S306)になります。
6. ファンクションの操作を終了します。
[TEMPO/FUNCTION] ボタンを押します。
インターネット初期設定一覧
工場出荷時楽器の設定は以下のようになっております。
DHCP 使用する
無線LAN 設定なし
プロキシサーバー 設定なし
54
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 55
インターネットの曲を聞く(CLP-330を除く)
専用サイトの曲データをご利用いただくことができます。さまざまなジャンルのたくさんの曲データをお楽しみください。
134
インターネットへの接続については、最初に「インターネットダイレクト接続機能」(45ページ)をお読みください。
インターネット
1.
「INTERNET」
楽器がインターネットに接続されているのを確認してから、[SONG SELECT を押して「INTERNET」ランプを点灯させます。(通信中は、「INTERNET」ランプが 点滅します。
チャンネルを変更する
2.
[−/NO]または[+/YES] ボタンを押して、チャンネルを変更します。 この間、ディスプレイには選択されているチャンネルが表示されます。
例
ランプを点灯させる
2
ソングセレクト
デモ曲モード、録音中、ファイル 操作中、曲の再生中はINTERNET に入れません。
]ボタン
ディスプレイのイラストは、操作 説明のためのものです。したがっ て実際のディスプレイと異なる場 合があります。
本 編
. 再生をスタートする
3
プレイ/ ポーズ
[PLAY/PAUSE 中は、[INTERNET]アクセスランプが赤く点滅します)。
4
. 再生をストップする
[STOP]ボタンを押します。
]ボタンを押すと、インターネット上の曲データが再生されます(通信
手弾き音と再生音用に [BRILLIANCE (ブリリアンス)] (21ページ)、[REVERB (リバーブ)] (21ページ)を、手弾き音用に [EFFECT (エフェクト)] (22ページ)、 [TOUCH (タッチ)] (23ページ)を切 り替えることもできます。
リバーブは新しい曲を選ぶと(また は、連続再生で新しい曲がスター トすると)その曲に合ったリバーブ の種類になります。
シンクロスタート機能、トラック ON/OFF、A-Bリピート機能を使 用する場合は一度[PLAY]を実行し てから行なってください。
インターネットの曲の再生データ は、MIDI 送信されません。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
55
Page 56
インターネットダイレクト接続機能
インターネット用語集
本 編
アクセスポイント
インターネット
ウェブページ
クッキー (Cookie)
サイト
サーバー
ダウンロード
ブラウザー
プロキシ
ブロードバンド
プロバイダー
ホームページ
無線LAN
無線LANイーサネット コンバーター
モデム
ルーター
DHCP
IP アドレス
LAN
SSL
URL インターネット上に存在するウェブページの場所を指し示す文字列。通常は、「http://」で始まる。
無線LANで電波のやりとりを行なうときの基地局となる機器。無線LANを有線LANにつなぐ役割も持つ。
コンピューター間の通信規格にもとづいて、世界中のコンピューターや携帯電話などを接続した、巨大なネットワークの こと。
サイトを構成する各ページのこと。
ユーザーがウェブページとの間でやりとりした内容を記憶するしくみ。以前訪れたウェブページで、そのときに入力した 内容があらかじめ表示されるのはこのしくみによるもの。
正式には「ウェブサイト」という。ひとまとまりに公開されているウェブページ群。 たとえば、"http://www.yamaha.co.jp/"で始まるウェブページを「ヤマハのサイト」と呼ぶ。
ある特定のサービスを提供するシステムやコンピューターのこと。
ネットワークを通じて、サーバーに保存されているデータをお使いのコンピューターや携帯電話などに転送すること。 この楽器では、ウェブサイトからソングなどのデータを楽器に送ることを指す。
ウェブページを閲覧するためのソフトウェア。この楽器では、ウェブページの内容を表示する画面のこと。
LAN(内部のネットワーク)とインターネット(外部のネットワーク)の境にあって、直接インターネットに接続できない内 部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてインターネットとの接続を行なうコンピュータのこと。内部 ネットワークを外部からの不正アクセスから守ったりするのに使われる。
大容量のデータを高速に通信できるインターネット接続サービスのこと。ADSL、光ファイバーなどがある。
インターネット接続サービスを提供する通信事業者。インターネットに接続するには、プロバイダーと契約する必要がある。
ブラウザー起動時(インターネット機能に入ったとき)に最初に表示されるウェブページのこと。または、ウェブサイトの トップページのことを指すこともある。
ケーブルを使わず、無線通信でデータの送受信をするLANのこと。
LAN端子を搭載したデジタル家電、プリンター、ゲーム機などを簡単に無線化するための機器。
一般の電話回線とコンピューターをつなぐための装置。コンピューターから送られてくるデジタル信号を、電話回線に流 す音声信号に変換したり、電話回線を通じて聞こえてくる音声信号をデジタルデータに変換したりする。
異なるネットワーク同士を相互接続するための機器。たとえば家庭などで複数のコンピューターを同時にインターネット に接続して、それぞれに異なるはたらきをさせたい場合に必要となる。一般的にはモデムとコンピューターの間に接続す るが、モデム自体にルーター機能が内蔵されているものもある。
インターネットに接続するたびに、コンピューターにIP アドレスなどの必要な情報を自動的に割り当てるための規格。
ネットワークに接続されたコンピューター 1台1台に割り振られた、ネットワーク上の所在を示す識別番号。
同じ建物の中にあるコンピューター同士を専用のケーブルで接続し、データをやり取りするネットワーク。 Local Area Networkの略。
インターネット上で情報を暗号化して送受信する通信規格。プライバシーに関わる情報がもれるのを防ぐ。
WEP 無線LAN時の暗号化技術。無線LANのアクセスポイントと端末に共通の暗号キーを設定することで、データを暗号化し、
56
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
第三者による傍受を防ぐ。
Page 57
初期設定(工場出荷時の設定)に戻すには
この操作をすると本体に記憶されているデータが消去されます。大切なデータはコンピューター側に保存 してください。(76ページ参照)
いったん電源をオフにし、右端の鍵盤(C7)を押したまま電源をオンにします。 この操作でいつでも基本設定(=初めて電源を入れたときの設定)に戻すことができます。 (ここでの「バックアップオン/オフの設定」も含めたすべての項目が基本設定に戻ります。 また、本体内に録音された演奏データも消えます。)(基本設定一覧が83ページに掲載され ています。)
インターネットダイレクト接続機能
「CLr」が表示されているときに電源を切らないでください。「CLr」が表示されているときに電源を切る
と、外部ソング(42ページ)を含むすべての曲データが消去されるおそれがあります。
本 編
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
57
Page 58
ファンクション
本 編
各種の便利な設定をする[FUNCTION
]
この楽器には、「音の高さを微調整」したり、「メトロノームの音量を設定」したりなど、いろいろ便利な設定をするこ とができます。それらをまとめて「ファンクション」と呼んでいます。
ファンクション=機能
まずは、以下のファンクション機能一覧をご覧ください。 ファンクションには大項目が9個(CLP-370/340: F1〜F9)/8個(CLP-S308/S306、CLP-330: F1〜F8)あります。 大項目の中には小項目をいくつか持つものもあります。
ファンクション一覧
CLP-
大項目 小項目
音の高さの微調整 F1 F1 F1 61
音律(調律法)の設定
デュアルの諸設定
スプリットの諸設定
その他の諸設定
メトロノーム音量の設定 F6 F5 F5 66
MIDI機能の諸設定
バックアップオン/オフの設定
文字種の切り替え F8.5 F7.5 F7.5 70
LAN設定
楽器のバージョン確認 楽器プログラムバージョン表示 F9.4 F8.4 52
音律(調律法)の種類の設定 F2.1 F2.1 F2.1 62 基音の設定 F2.2 F2.2 F2.2 62 2音色の音量バランスの設定 F3.1 F3.1 F3.1 63 2音色の音の高さを微妙にずらす設定 F3.2 F3.2 F3.2 63
第1音色のオクターブシフトの設定 F3.3 F3.3 F3.3 63 第2音色のオクターブシフトの設定 F3.4 F3.4 F3.4 63 第1音色のエフェクトの深さの設定 F3.5 F3.5 F3.5 63 第2音色のエフェクトの深さの設定 F3.6 F3.6 F3.6 63 基本設定に戻す操作 F3.7 F3.7 F3.7 63 スプリットポイントの設定 F4.1 64
2音色の音量バランスの設定 F4.2 64 右側音色のオクターブシフトの設定 F4.3 64 左側音色のオクターブシフトの設定 F4.4 64 右側音色のエフェクトの深さの設定 F4.5 64 左側音色のエフェクトの深さの設定 F4.6 64 ダンパーペダルの有効域の設定 F4.7 64
基本設定に戻す操作 F4.8 64 左のペダル機能の設定 F5.1 F4.1 F4.1 65 ソフトペダル効果の深さの設定 F5.2 F4.2 F4.2 65 共鳴効果の深さの設定 F5.3 65 キーオフ音の音量設定 F5.4 65
曲再生チャンネル選択 F5.5 F4.3 F4.3 65
MIDI送信チャンネルの設定 F7.1 F6.1 F6.1 66 MIDI受信チャンネルの設定 F7.2 F6.2 F6.2 67 ローカルコントロールオン/オフの設定 F7.3 F6.3 F6.3 67 プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定 F7.4 F6.4 F6.4 67
コントロールチェンジ送受信オン/オフの設定 セットアップデータのMIDI送信 F7.6 F6.6 F6.6 68 イニシャルセットアップ送信 F7.7 F6.7 F6.7 68 音色関連項目のバックアップ設定 F8.1 F7.1 F7.1 69 MIDI関連項目のバックアップ設定 F8.2 F7.2 F7.2 69 音の高さ、音律関連項目のバックアップ設定 F8.3 F7.3 F7.3 69
その他の項目のバックアップ設定 F8.4 F7.4 F7.4 69
インターネット設定ファイルを読み込む F9.1 F8.1 48 インターネット接続情報ファイル書き出し F9.2 F8.2 51 無線LAN電波強度表示 F9.3 F8.3 50
370/
340
F7.5 F6.5 F6.5 67
CLP-
330
CLP-
S308/
S306
ページ
58
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 59
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
LAN設定
大項目 小項目
LAN端子ドライバーバージョン表示 F9.5 F8.5 52 USB-LANアダプタードライバーバージョン
表示 インターネット設定初期化 F9.7 F8.7 54
CLP-
370/
340
F9.6 F8.6 53
CLP-
330
ファンクションでの基本操作
ファンクションの各項目は以下の手順で操作します。 (ファンクションの各項目の説明で、操作がわからなくなった場合はここに戻ってご覧ください。)
3 4
デモ曲/曲の再生モードのときと、 曲の録音中、ファイル操作中ファ ンクションモードに入ることはで きません。
ファンクションモードに入る
1.
テンポ / ファンクション
[TEMPO/FUNCTION
]ボタンを押します。
1245
CLP-
S308/
S306
ページ
本 編
FUNCTIONのランプが点灯し、ファンクションモードの画面 になります。 (*.*のところは、そのときの使用状態によって異なる表示になります。)
2.
大項目を選ぶ
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲]ボタンでファンクションの大項目(CLP-370/340: F1 〜F9)、(CLP-330: F1〜F7)、(CLP-S308/S306: F1〜F8)を選びます。
3.
[−/NO] [+/YES]ボタンで
小項目がない場合..........直接設定の操作に入ります。
小項目がある場合..........[+/YES]ボタンで小項目を選択する操作に進みます。
4.
これ以降次の2種類のボタンを使って操作
[TEMPO/FUNCTION ▼ ▲]ボタン
大項目または小項目の選択に使います。
手順 2、3、4でファンクション の操作を中止したいときは
[FUNCTION]ボタンを押せばいつ でもファンクションモードから抜 けることができます。
項目を選んだあと、最初に [−/NO] [+/YES]ボタンを押した ときは、現在の設定状態(設定値)が 表示されます。
[−/NO] [+/YES]ボタン
大項目または小項目を選んだあと、オン/オフの設定、種類の設定、数値の設定をします。 [−/NO] [+/YES]を同時に押すと基本設定(初めて電源を入れたときの設定)に戻る場合 があります。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
59
Page 60
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
操作例1(F1.「音の高さの微調整」)
本 編
画面表示
ファンクションモードに入る 大項目を選ぶ 数値を設定する
操作例2(F3.1「(デュアルの)2音色の音量バランスの設定」)
画面表示
大項目を選ぶ
画面表示
数値を設定する
5.
操作が完了したら
テンポ / ファンクション
[TEMPO/FUNCTION TEMPOのランプが点灯し、画面がテンポ表示に戻ります。
]ボタンを押してファンクションモードから抜けます。
小項目を選択する操作に入るファンクションモードに入る 小項目を選ぶ
画面表示
画面表示
60
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 61
各ファンクション項目の説明
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
F1. 音の高さの微調整
楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のとき や、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽 器やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場 合に使います。
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選 びます。
2. [−/NO] [+/YES]ボタンで、A3の鍵盤の音の高さ
ヘルツ
をHz
の数値で設定します(約0.2Hz単位)。
表示は10の位と1の位と小数点第一位で表示します。
例 440.2Hzのときの表示は になります。
設定範囲: 427.0〜453.0 (Hz) 基本設定: 440.0 (Hz) 基本設定に戻す: [ー /NO]と[+/YES]ボタンを同時に
押します。
約1Hz単位で設定する方法もあります (ファンクションモードでないときに操作できます。)
約1Hz単位で音の高さを上下させる
A -1、B -1とC0、またはA -1、B -1とC #0の鍵盤を同時に押したま ま、[−/NO]または[+/YES]ボタンを押す。
基本設定に戻す
A -1、B -1とC0、またはA -1、B -1、C
/NO]と[+/YES]ボタンを同時に押す。
[
(上記操作中、Hz表示の画面に切り替わります。操作後、元の画面に戻 ります。)
C#0
A#-1
C0
B -1
A -1
0の鍵盤を同時に押したまま、
#
C3
B3
本 編
Hz(ヘルツ)とは
音の高さを示す単位です。(音の高さは音波の振動数によって決まりま す。1秒間に何回振動するかという数値の単位がHzです。)
鍵盤を使った設定方法もあります (ファンクションモードでないときに操作できます。)
音の高さを上げる(約0.2Hz単位)
A -1、B -1とC0の鍵盤を同時に押したまま、C3〜B3の1つの鍵盤を 押す。
音の高さを下げる(約0.2Hz単位)
A -1、B -1とC #0の鍵盤を同時に押したまま、C3〜B3の1つの鍵盤を 押す。
基本設定に戻す
A -1、B -1、C0とC #0の鍵盤を同時に押したまま、C3〜B3の1つの 鍵盤を押す。
(上記操作中、Hz表示の画面に切り替わります。操作後、元の画面に戻 ります。)
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
61
Page 62
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
本 編
F2. 音律(調律法)の選択
音律(調律法)を選ぶ機能です。 現在もっとも一般的なピアノの調律法「平均律」が完成 するまでには、時代と共にさまざまな音律が考えられ、 またそれによる音楽が誕生しました。 当時の調律法で演奏することでその曲が誕生したときの 響きを味わうことができます。 次の7種類の音律(調律法)が用意されています。
イコールテンペラメント
平均律 (Equal Temperament
1オクターブを12の間隔で等分した音律です。 現在もっともポピュラーなピアノの調律法です。
ピュア テンペラメント
純正律(長調) (Pure Temperament
純正律(短調) (Pure Temperament)(minor
自然倍音を基準とするため、主要3和音が美しく純粋に 響くのが特長です。現在でも合唱のハーモニーなどで見 られます。
ピタゴラス音律 (Pythagorean Temperament
ギリシャ時代の哲学者ピタゴラスによって考えられた5 度音程だけの組み合わせからできた音律です。3度はう なりが生じますが5度と4度の音程が美しく、旋律の演 奏に向いています。
)
)(Majer
ピタゴリアン テンペラメント
メジャー
)
マイナー
)
1. ファンクションモードに入り、大項目 を選 びます。
2. [+/YES]ボタンを押して確定し、
テンポ / フ ァンクション
[TEMPO/FUNCTION
▼ ▲]ボタンで以下の小項目
を選び、[−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。
小項目
音律(調律法)の種類の設定
設定範囲: 1 .............平均律
2 .............純正律(長調)
3 .............純正律(短調)
4 .............ピタゴラス音律
5 .............中全音律
6 .............ヴェルクマイスター音律
7 .............キルンベルガー音律
基本設定: 1 .............平均律
基音の設定
)
平均律以外のときは、基音(演奏する曲の調の主音)を設 定する必要があります。設定した基音の調に対して各音 律の効果が得られます。(平均律を選んでいても基音の 設定はできますが、平均律では意味を持ちません。他の 音律を選んだときに意味を持つようになります。)
ミーントーン テンペラメント
中全音律 (Meantone Temperament
)
ピタゴラス音律の3度の音程のうなりをなくすために改 良された音律です。 十六世紀後半から十八世紀後半までにかけて広く普及 し、ヘンデルも使用しました。
ヴェルクマイスター
ヴェルクマイスター音律 (Werckmeister
キルンベルガー
キルンベルガー音律 (Kirnberger
)
)
中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、両者 はその組み合わせ方が異なります。転調により曲想が変 化するのが特長です。 バッハやベートーベン時代に使用され、現在でもその時 代の音楽をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏す るときにはしばしば用いられます。
設定範囲: C, C 基本設定: C
基音表示の例
シャー プ のとき 
,D,E♭,E,F,F♯,G, A♭,A,B♭,B
(F#) (G)
(A♭)
フラットのとき
上に−
下に−
62
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 63
F3. デュアルの諸設定
デュアルモードでの各種設定をします。 2音色の音量バランスを調節したりなど、弾く曲に最適 な設定を作ることができます。 音色の組み合わせごとに個別に設定されます。
1. デュアルモードで音色を選んでからファンクション
モードに入り、大項目 を選びます。
2. [+/YES]ボタンを押して確定し、
デュアルモードでないときには
1. この場合は音色を2つ選んで、デュアルモードに入ることもできます。
小項目
テンポ / フ ァンクション
[TEMPO/FUNCTION
▼ ▲]ボタンで以下の小項目
を選び、[−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。
での表示が になり、 [+/YES]ボタンを押しても反応しません。
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
第1音色のエフェクトの深さの設定
第2音色のエフェクトの深さの設定
設定範囲: 0〜20 基本設定: 音色の組み合わせごと
エフェクトの深さを第1音色と第2音色を別々に設定し ます。 エフェクトがオフのときは設定できません。(ファンク ションモードに入ってからではエフェクトの種類を選ぶ ことができませんので、ファンクションモードを一度抜 けてからエフェクトの種類を選んでください。)
「第1音色」「第2音色」については、25ページをご覧く
ださい。
基本設定に戻す操作
[+/YES]ボタンを押すと上記すべての設定が、その音 色の組み合わせが持つ基本設定に戻ります。
本 編
2音色の音量バランスの設定
設定範囲: 0〜20 (20に近付くほど第1音色の音量が
大きくなる、10で同音量)
基本設定: 音色の組み合わせごと
片方の音をメインにしてもう片方の音を薄く混ぜるな ど、2音色の音量バランスを工夫してみてください。
2音色の音の高さを微妙にずらす設定
設定範囲: −20〜0〜20 (+方向で第1音色の音の高
さが高く、第2音色の音の高さが低くなる。
−方向で第2音色の音の高さが高く、第1音 色の音の高さが低くなる。)
ずらすことができる音の幅は、低音域ほど大きく(A-1で±60セント)、 高音域ほど小さく(C7で±5セント)なっています。(100セント=1半音 です。)
基本設定: 音色の組み合わせごと
2音色の音の高さを微妙にずらすと音に厚みが出ます。
ショートカット操作
デュアルの2つの音色ボタンを押したまま[TEMPO/FUNCTION]ボタン を押すと直接ファンクションモードの に入ることができます。 この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の操作 ([TEMPO/FUNCTION]ボタンを押す→TEMPOのランプ点灯)が必要です。
第1音色のオクターブシフトの設定
第2音色のオクターブシフトの設定
設定範囲: −1、0、1 基本設定: 音色の組み合わせごと
音程を1オクターブ上下にシフトさせます。第1音色と 第2音色を別々に設定できます。音の響き方が違ってき ます。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
63
Page 64
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
本 編
F4.(CLP-370/340) スプリットの諸設定
スプリットモードでの各種設定をします。 スプリットポイントを変更したりなど、弾く曲に最適な 設定を作ることができます。
1. スプリットモードで音色を選んでからファンクショ
ンモードに入り、大項目 を選びます。
2. [+/YES]ボタンを押して確定し、
テンポ / フ ァンクション
[TEMPO/FUNCTION
▼ ▲]ボタンで以下の小項目
を選び、[−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。
スプリットモードでないときには
1.での表示が になり、[+/YES]ボタンを押しても反応しません。 ファンクションモードに入ってからではスプリットモードに入ることが できませんので、ファンクションモードを一度抜けてからスプリット モードに入ってください。
小項目
スプリットポイントの設定
設定範囲: 全鍵盤 基本設定: F♯2
右側音色のオクターブシフトの設定
左側音色のオクターブシフトの設定
設定範囲: −1、0、1 基本設定: 音色の組み合わせごと
音の高さを1オクターブ上下にシフトさせます。右側音 色と左側音色別々に設定できます。弾く曲の音域などに 応じて選んでください。 音色の組み合わせごとに設定されます。
右側音色のエフェクトの深さの設定
左側音色のエフェクトの深さの設定
設定範囲: 0〜20 基本設定: 音色の組み合わせごと
エフェクトの深さを右側音色と左側音色別々に設定しま す。 エフェクトがオフのときは設定できません。(ファンク ションモードに入ってからではエフェクトの種類を選ぶ ことができませんので、ファンクションモードを一度抜 けてからエフェクトの種類を選んでください。) 音色の組み合わせごとに設定されます。
左鍵域と右鍵域の境め(スプリットポイント)にする鍵盤 を指定します。スプリットポイントの鍵盤自体は左鍵域 に含まれます。
[−/NO] [+/YES]ボタンの代わりに、スプリットポイン
トにしたい鍵盤を押しても設定できます。
ファンクションモードでないとき、[ SPLIT
しながら鍵盤を押しても設定できます。(26ページ)
スプリットポイントの鍵盤名表示の例
(F#2)(G2)
シャー プ のとき 
上に−
(A♭2)
フラットのとき
下に−
スプリット
]ボタンを押
2音色の音量バランスの設定
設定範囲: 0〜20 (20に近付くほど右側音色の音量が大
きくなる、10で同音量)
基本設定: 音色の組み合わせごと
ダンパーペダルの有効域の設定
設定範囲:ALL 基本設定
ダンパーペダル効果を両音色にかけるか(ALL)、右側音 色にだけかけるか(1)、左側音色にだけかけるか(2)を設 定します。
オール
(両音色)、1(右側の音色)、2(左側の音色)
:
ALL
基本設定に戻す操作
[+/YES]ボタンを押すと上記すべての設定がその音色 の組み合わせが持つ基本設定に戻ります。
ショートカット操作
[SPLIT]ボタンを押したまま[TEMPO/FUNCTION]ボタンを押すと直接 ファンクションモードの に入ることができます。 この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の操作 ([TEMPO/FUNCTION]ボタンを押す→TEMPOのランプ点灯)が必要です。
組み合わせる音色により、2音色の音量バランスを好み の状態に設定します。 音色の組み合わせごとに設定されます。
64
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 65
F5.(CLP-370/340)/F4.(CLP-S308/S306、
CLP-330)
その他の諸設定
左のペダルの機能を切り替えたり、ダンパーペダルの共 鳴効果の深さを設定します。曲再生チャンネルの選択も できます。
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) ソフトペダル効果の深さの設定
設定範囲: 1〜5 基本設定: 3
ソフトペダル効果の深さを設定します。
1. ファンクションモードに入り、大項目 (CLP-
370/340)/ (CLP-S308/S306、CLP-
330)を選びます。
2. [+/YES]ボタンを押して確定し、
テンポ / フ ァンクション
[TEMPO/FUNCTION
▼ ▲]ボタンで以下の小項目
を選び、[−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。
小項目
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) 左のペダル機能の設定
設定範囲: 1 (ソフトペダル)
ペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾い た音の音量をわずかに下げ、音の響きを柔らかくす ることができます。(ペダルを踏んだときに押さえて いた鍵盤の音には効果はかかりませんので、効果を かけたい音を弾く直前に踏みます。)
ソング
2(SONG
曲の再生/一時停止をコントロールします。パネルの SONG [PLAY/PAUSE]と同じ機能になります。
バリエーション
3([VARIATION
音色のバリエーションのON/OFFを切り替えます。 パネルの[VARIATION]と同じ機能になります。
基本設定: 1(ソフトペダル)
プレイ/ ポーズ
[PLAY/PAUSE
])(CLP-370/340)
])
(CLP-370/340)
共鳴効果の深さの設定
設定範囲: 0〜20 基本設定: 12
グランドピアノ
[GRAND PIANO
1]の音色でダンパーペダルを踏んだと
きに加わる響板や弦の共鳴効果の深さを設定します。
(CLP-370/340)
キーオフ音の音量設定
設定範囲: 0〜20 基本設定: 10
[GRAND PIANO1][HARPSICHORD
エレクトリッククラビコード
[E.CLAVICHORD
](各音色VARIATIONを含む)の音色
ハープシコード
]
で、キーオフ音(鍵盤を離したときの微妙な発音)の音量 を設定します。
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) 曲再生チャンネル選択
設定範囲: ALL 基本設定: ALL 再生させるチャンネルを選択します。「ALL」では、 チャンネル1〜16すべてが再生されます。「1&2」で は、チャンネル1と2だけが再生され、3〜16チャンネ ルはMIDI送信されます。
n
オール
、1&2
SONG SELECTで[USER]または[PRESET]を選んでいるとき は、チャンネル1&2を設定しても1〜16のすべてのチャンネル が再生されます。ただし、SONG SELECTで[USER]または
[PRESET]を選んでいるときは、チャンネル1&2を設定しても 1〜16のすべてのチャンネルが再生されます。
本 編
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
65
Page 66
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
本 編
F6.(CLP-370/340)/F5.(CLP-S308/S306、
CLP-330)
メトロノーム音量の設定
メトロノームの音量を設定します。 メトロノームの音量を大きくしたいときや、小さくした いときに使います。
1. ファンクションモードに入り、大項目 (CLP-
370/340)/ (CLP-S308/S306、CLP-
330)を選びます。
2. [−/NO][+/YES]ボタンで設定します。 設定範囲: 1〜20 基本設定: 10
ショートカット操作
METRONOME(メトロノーム)[ON/OFF]ボタンを押したまま [TEMPO/FUNCTION(テンポ/ファンクション)]ボタンを押すと直接 ファンクションモードの (CLP-370/340)/ ( CLP­S308/S306、CLP-330)に入ることができます。 この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の操作 ([TEMPO/FUNCTION]ボタンを押す→TEMPOのランプ点灯)が必要です。
F7.(CLP-370/340)/F6.(CLP-S308/S306、
CLP-330)
MIDI機能の諸設定
MIDIに関する各種設定/操作をします。 MIDIについての簡単なご紹介が「MIDIについて」(72 ページ)にあります。ご参照ください。
ここでのMIDIに関する設定は、USB[TO HOST]端子での信号の 入出力に対しても有効です。
1. ファンクションモードに入り、大項目
( (CLP-370/340)/ (CLP-S308/ S306、CLP-330)を選びます。
2. [+/YES]ボタンを押して確定し、[TEMPO/ FUNCTION ▼ ▲]ボタンで以下の小項目を選び、 [−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。
小項目
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) MIDI送信チャンネルの設定 
MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送 信側と受信側でMIDIチャンネル(1〜16チャンネル)を 合わせておく必要があります。ここでクラビノーバから MIDIデータを送信するときのチャンネルを設定します。
選択範囲: 1〜16、OFF(送信しない) 基本設定: 1
デュアルのときの第2音色、スプリット(CLP-370/340)のときの 左側音色は
ここで設定したチャンネルの次のチャンネルで送信されます。 (第1音色、右側音色は、ここで設定したチャンネルで送信されます。) ただし、上記設定チャンネルをオフに設定した場合は送信されません。
曲データはMIDI送信されません。ただし、ピアノプレーヤ用ソング、 MUMAで購入した曲、プロテクトがかかっていない外部ソングで曲再 生チャンネル選択(65ページ)を「1&2」に切り替えた場合、3〜16 チャンネルがMIDI送信されます。
66
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 67
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) MIDI受信チャンネルの設定
MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送 信側と受信側でMIDIチャンネル(1〜16チャンネル)を 合わせておく必要があります。ここでクラビノーバが MIDIデータを受信するときのチャンネルを設定します。
選択範囲: ALL 基本設定: ALL
ALLの場合は
「マルチティンバー」と呼ばれる仕様になっており、外部MIDI機器から
送信される複数のチャンネルのデータを、同時にチャンネルごとに独立 して受信します。 この状態で、シーケンサーなどから送信される複数のチャンネルを使っ て作られた演奏データを、この楽器で受信して再生させることができま す。
「1&2」の場合は
シーケンサーなどの外部MIDI機器から1、2チャンネルのデータだけ受 信し、この楽器で本体で再生することができます。
この楽器でパネル設定や手弾き音は、送信されてくるプログラムチェン ジ(音色切り替え)などのチャンネルメッセージから影響を受けません。
デモ曲モード中やファイル操作中に楽器は、MIDI受信を行ないません。
オール
、1&2、1〜16
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定
MIDIで送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替 える情報をプログラムチェンジと言います。 たとえばこの楽器からプログラムチェンジを送信すると MIDI接続した外部機器の音色を切り替えることができ ます。(楽器のパネルで音色を切り替えたときに、切り 替えた音色のプログラムチェンジナンバーが送信されま す。)逆にMIDI接続した外部機器から送信されたプログ ラムチェンジを受信すると、同時に受信しているMIDI の演奏データの音色が切り替わります。(このとき鍵盤 での手弾き音色は切り替わりません。) このプログラムチェンジの送/受信ができたほうが便利 な場合(MIDI接続した外部機器と音色切り替えを連動さ せたい場合)と、できないほうが便利な場合(MIDI接続し た外部機器と音色切り替えを連動させたくない場合)が あります。音色切り替えを連動させたい場合はオンに、 連動させたくない場合は、オフにします。
各音色のプログラムチェンジナンバーについては「MIDIデータフォー マット」(web上のデータリスト)を参照してください。(アクセス方法は 6ページを参照してください。)
選択範囲: ON/OFF 基本設定: ON
本 編
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) ローカルコントロールオン/オフの設定
この楽器の演奏を内部の音源で鳴らすか、ならさないか を設定します。通常、楽器の鍵盤を弾くと本体内部の
「音源部」から音が出ます。この状態は「ローカルコン
トロールオン」と呼ばれます。「ローカルコントロール をオフ」にすると、「鍵盤」と「音源」が切り離され、 鍵盤を弾いても楽器本体からは音が出なくなりますが、 鍵盤を弾いた演奏データはMIDI送信されますので、外 部の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロー ルをオフにします。
選択範囲: ON/OFF 基本設定: ON
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) コントロールチェンジ送受信オン/オフの設定
MIDIで送信側の機器から受信側の機器にダンパーペダ ルの操作やボリュームなどの演奏表現を伝える情報をコ ントロールチェンジと言います。 たとえばこの楽器からからコントロールチェンジを送信 するとMIDI接続した外部機器の演奏をコントロールする ことができます。(この楽器でダンパーペダルなどを操作 したときにコントロールチェンジが送信されます。) MIDI接続した外部機器からコントロールチェンジを受 信すると、MIDIの演奏にコントロールチェンジの効果 が付きます。(このとき鍵盤での手弾き音は影響を受け ません)。 このコントロールチェンジの送/受信ができたほうが便 利な場合と、できないほうが便利な場合があります。送 /受信ができたほうが便利な場合はオンに、できないほ うが便利な場合は、オフにします。
この楽器が扱えるコントロールチェンジ情報については「MIDIデータ フォーマット」(web上のデータリスト)を参照してください。(アクセス 方法は6ページを参照してください。)
選択範囲: ON/OFF 基本設定: ON
逆に
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
67
Page 68
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
本 編
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) セットアップデータのMIDI送信
楽器のセットアップデータを、シーケンサーなどに送信 します。シーケンサーなどにこのデータを最初に録音す ることにより、再生時に、録音したときと同じパネル設 定で再生することができます。
セットアップデータとは
現在の楽器のパネル設定状態一式のデータです。
操作
1. 送信するパネル設定を作ります。
2. シーケンサーなどとMIDIケーブルで接続シーケン サー側の受信側の機器を受信できる状態にセットし ます。
3. ファンクションモードに入って (CLP-370/
340)/ (CLP-S308/S306、CLP-330)を 選びます。
4. [+/YES]ボタンを押すと送信が実行されます。
送信が終わると、 が表示されます。
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) イニシャルセットアップ送信
MIDIケーブルで接続したシーケンサーなどにイニシャ ルセットアップデータ(楽器のパネル設定状態のデータ) を送信します。演奏データを録音する前にイニシャル セットアップ送信をすると、演奏データの頭にセット アップデータを記録しておくことができます。また、音 源モジュールにセットアップデータを送信すれば、音源 モジュールを楽器と同様の設定にすることができます。
操作
1. 送信するパネル設定を作ります。
2. シーケンサーなどとMIDI接続し、シーケンサー側の セットアップデータ受信準備を整えます。
3. ファンクションモードに入って (CLP-370/
340)/ (CLP-S308/S306、CLP-330)を 選びます。
4. [+/YES]ボタンを押すと送信が実行されます。
送信が終わると、 が表示されます。
送信される「セットアップデータ」の内容
「MIDIデータフォーマット」(web上のデータリスト)を参照してくださ
い。パネルデータ詳細に掲載されている内容が送信されます。(データリ ストのアクセス方法は6ページを参照してください)
送信したデータの受信方法
データを送信した機器と楽器をMIDIケーブルで接続します。
1.データを送信した機器側で送信操作をします。 自動的に楽器がそのデータを受信し、パネルの設定状態に反映されます。
→ (送信した機種と同じ機種でだけ受信することができます。)
セットアップデータMIDI送受信の操作については、接続する外部機器の 取扱説明書もご覧ください。
以下のデータをイニシャルセットアップ送信できます。
音色
リバーブ
[REVERB
[REVERB]の深さ
エフェクト
[EFFECT
[EFFECT]の深さ
スプリットポイント
チューニング(音の高さの微調整)値(F1)
2音色の音の高さを微妙にずらす設定の値(F3.2)
]の種類
]の種類
68
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 69
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
F8.(CLP-370/340)/F7.(CLP-S308/S306、
CLP-330)
バックアップオン/オフの設定
バックアップとは
ご自身で設定した音色選択や、リバーブのタイプなどをはじめとする設 定内容を、電源を切っても消さずに残しておくことを言います。 バックアップをオンにしておくと、次回電源を入れたときにも前回の設 定が有効になります。 バックアップをオフにしておくと、電源をオフにした時点でメモリーの 内容は消され、次回電源を入れたときには基本設定(=初めて電源を入れ たときの設定)に戻ります。(基本設定一覧が82ページに掲載されていま す。)
ただし「本体内に録音された演奏データ」、「文字種の切 り替え」、ここでの「バックアップオン/オフの設定」自 体は常にバックアップされます。
機能グループごと(以下の小項目ごと)にバックアップの オン/オフを設定します。
1. ファンクションモードに入り、大項目 (CLP-
370/340)/ (CLP-S308/S306、CLP-
330)を選びます。
・各小項目の内容
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) 音色関連項目のバックアップ設定
音色選択
デュアルモードのオン/オフと音色
デュアルの諸設定( の設定内容)(音色の組み合わせ ごと)
スプリットモードのオン/オフと音色(CLP-370/340)
スプリットの諸設定(CLP-370/340)( の設定内
容)(音色の組み合わせごと)
リバーブの種類と深さ(音色ごと)
エフェクトの種類と深さ(音色ごと)
バリエーションのオン/オフ(CLP-370/340)(音色ごと)
タッチの設定(FIXED
メトロノームの拍子と音量(音量は、 (CLP-370/
340)/ (CLP-S308/S306、CLP-330)の設定内容)
フィックスト
時の音量も含む)
本 編
2. [+/YES]ボタンを押して確定し、
テンポ / フ ァンクション
[TEMPO/FUNCTION
▼ ▲]ボタンで以下の小項目
を選び、[−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。
小項目
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) 音色関連項目のバックアップ設定
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) MIDI関連項目のバックアップ設定
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) 音の高さ、音律関連項目のバックアップ設定
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) その他の項目のバックアップ設定
設定範囲:オン/オフ 基本設定:音色関連項目のバックアップ設定……オフ
MIDI関連項目のバックアップ設定〜その他 の項目のバックアップ設定……オン
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) MIDI関連項目のバックアップ設定
MIDI機能の諸設定( (CLP-370/340)/
(CLP-S308/S306、CLP-330)の設定内容)
( (CLP-370/340)/
(CLP-S308/S306、CLP-330))を除く
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) 音の高さ、音律関連項目のバックアップ設定
トランスポーズの設定
音の高さの微調整( の設定)
音律(調律法)の種類と基音の設定( の設定内容)
(CLP-370/340)/ (CLP-S308/
S306、CLP-330) その他の項目のバックアップ設定
その他の諸設定( (CLP-370/340)/ (CLP­S308/S306、CLP-330)の設定)
ブリリアンスの設定
DAMPER RES. のオン/オフと深さ
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
69
Page 70
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
F8.5(CLP-370/340)/F7.5(CLP-S308/
S306、CLP-330)
文字種の切り替え
この楽器で曲が読み込めない場合は、ファイル名の文字 種に問題があることがあります。ここで文字種を切り替 えてみてください。 設定範囲: Int (International)/JA (Japanese) 基本設定: JA
本 編
F9. (CLP-370/340)/F8. (CLP-S308/S306) LAN設定
インターネット関連の設定は48ページ〜54ページを参 照してください。
70
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 71
他の機器と接続する
端子について
外部のオーディオ機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、 必ず機器のボリュームを最小(0)にしてください。感電または機器の損傷のおそれがあります。
CLP-370/340/330
THRU
OUT
5
MIDI
IN
4
TO HOST
USB
TO DEVICE
CLP-370/340のみ
3
CLP-370/340のみ
本体左側 本体右側
CLP-S308/S306
1
AUX OUT [L/L+R][R]端子
AUX IN
AUX OUT
L/L+R
R
L/L+R
R
2
1
6
(このイラストは下から見たイラストです)
4
本体手前方向
5216
クラビノーバにアンプ内蔵スピーカーなどを接続して、より大きな音を出すことがで きます。AUX OUT に出力される音量は、楽器本体のMASTER VOLUMEつまみ (ダイアル)で調節できます。外部スピーカー使用時、本体スピーカーからの音を消した い場合は、スピーカースイッチをオフ側にしてください(15ページ参照)。
クラビノーバのAUX OUTを使う場合、電源を入れるときはクラビノーバ→外部オーディオ機器の 順に、電源を切るときは、外部オーディオ機器→クラビノーバの順に行なってください。
クラビノーバ本体
AUX OUT
L/L+R
R
フォーンプラグ(標準) フォーンプラグ(標準)
キーボードアンプ
AUXINAUXOUT
(パネルの左側)
SELECT
USB TO DEVICE
3
CLP-370/340のみ
接続ケーブルおよび接続プラグは 抵抗のないものをお使いください。
AUX OUTから出力した音をAUX INに入力しないでください
AUX OUTに接続しているときで、 スピーカーからも音を出している 場合、スピーカーからの音はフ ラットな(スピーカー補正EQのか かっていない)音に変わります。
モノラル信号を取り出すときは AUX OUT[L/L+R]端子側を使用 してください。
本 編
接続コード
スピーカーやヘッドフォンから出力される音の音質は、楽器の使用状況に応じて適切な 設定になるように自動的に切り替わります(以下スピーカースイッチの表参照)。
AUX OUT端子にプラグを未接続 AUX OUT端子にプラグを接続中
スピーカーNormal
(HeadphoneSW)
フラット フラット フラット フラット フラット
スピーカーに最適な
イコライザー
スピーカーOff スピーカーOn
フラット フラット フラット フラット
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
ヘッドフォン
接続中
ヘッドフォン
未接続
スピーカーOn
スピーカーに最適な
イコライザー
スピーカーに最適な
イコライザー
スピーカーNormal
(HeadphoneSW)
スピーカーが鳴ります。 スピーカーは鳴りません。
スピーカーOff
71
Page 72
他の機器と接続する
AUX IN [L/L+R][R]端子
2
外部機器の音をクラビノーバ本体のスピーカーから出すことができます。オーディオ 接続コードを使って図のように接続します。
クラビノーバのAUX INを使う場合、電源を入れるときは外部機器→クラビノーバの順に、電源を 切るときは、クラビノーバ→外部機器の順に行なってください。
クラビノーバ
AUX IN からの入力音には クラビノーバ本体の[MASTER VOLUME(マスターボリューム)]は 効きますが、[BRILLIANCE(ブリ リアンス)]、[REVERB(リバー ブ)]、[EFFECT(エフェクト)]は効 きません。
本 編
L/L+R
R
AUX IN
フォー ンプ ラグ 
(標準)
フォー ンプ ラグ 
(標準)
トゥー デバイス
3
USB [TO DEVICE
AUXIN
接続コード
AUXIN
接続コード
]端子
USB記憶装置を接続する端子です。 詳しくは73ページの「USB記憶装置を接続する」をご覧ください。
トゥー ホスト
USB [TO HOST
4
]端子
コンピューターに直接接続する端子です。 詳しくは75ページの「コンピューターと接続する」をご覧ください。
外部機器
フォー ンプ ラグ 
EMR1
フォー ンプ ラグ 
(標準)
AUXOUT
ステレオ
(標準)
OUTPUT
モノラル信号を入力するときは AUX IN[L/L+R]をご使用ください。
楽器本体のUSB端子には、USB [TO HOST]端子とUSB [TO DEVICE]端子の2種類があります。 どちらもUSB端子ですが、形状/ 用途が違いますので、接続すると きに間違えないようご注意くださ い。(「ABタイプコネクター USB ケーブル」のプラグを上下の向きに 注意して差し込んでください。)
イン
5
MIDI [IN
アウト
][OUT
スルー
][THRU
]端子
MIDI接続専用のケーブルを使って外部MIDI機器と接続する端子です。
MIDI [IN] .......................MIDIデータを受信する端子です。
MIDI [OUT]...................MIDIデータを送信する端子です。
MIDI [THRU]................MIDI INから入ってきたデータをそのまま送信する端子です。
MIDIについて
MIDI (Musical Instrument Digital Interface)とは、MIDI端子を備えたMIDI機器間や、MIDI 機器とコンピューター間で演奏データや命令を送受信しあうための、各種送受信データ様式に ついての統一規格です。MIDI機器間(MIDI機器とコンピューター間)でMIDIデータを送受信する ことにより、クラビノーバから外部のMIDI機器の演奏をコントロールしたり、外部のMIDI機器 やコンピューターからクラビノーバをコントロールしたりすることができます。
[LAN]端子(CLP-370/340、CLP-S308/S306)
6
楽器をインターネットに直接接続できます。接続方法は45ページを参照してください。
MIDIでは、演奏データやコント ロールデータを数値データとして 送受信します。
MIDI機器の中でも、機種ごとに送 受信できるMIDIデータの内容が同 じではないため、接続している MIDI機器間で共通に扱えるデータ や命令だけが送受信できることに なります。共通に扱えるデータや 命令は、web上のデータリスト
「MIDIインプリメンテーション
チャート」を参照してください。 (アクセス方法は6ページを参照し てください。)
72
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 73
他の機器と接続する
USB TO DEVICE
SELECT
USB記憶装置を接続する
USB対応の記憶装置(フラッシュメモリー、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクドライブなど)を接続して、楽器本 体で録音したデータをUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置のデータを楽器本体で再生したりできます。
使用できるUSB記憶装置
USB [TO DEVICE ディスクドライブ、ハードディスクドライブ、CD-ROMドライブなど、1台です。その他の
機器(マウス、コンピューターのキーボードなど)は接続しても使えません。
動作確認済みUSB機器については、ご購入の前にインターネット上の下記URLでご確認ください。 それ以外のUSB記憶装置については、動作保証ができません。
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/usb/
トゥーデバイス
]端子に接続できるUSB記憶装置は、フラッシュメモリー、フロッピー
USB記憶装置の頻繁な電源のオン/オフやUSBケーブルの抜き差しをしないでください。楽器本体の機能 が停止するおそれがあります。保存/削除/フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウン ト中(USB接続後[FILE]ボタンの「LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、USBケーブルを 抜いたり、USB記憶装置からメディアを取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源 を切ったりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするおそれが あります。
USB記憶装置の接続
CLP-370/340の場合は、USB [TO DEVICE]端子が2箇所(パネル左側と本体底面の端子 部)にあります。また、CLP-370/340以外の楽器の場合は、パネル側だけにUSB [TO
DEVICE]端子があります。
USB [TO DEVICE]端子A
使用する端子を 設定する
CD-R/RWドライブについて
CD-R/RWドライブを接続した場 合、CD-ROMのデータ(MIDIデー タ)をクラビノーバで再生/再現す ることはできますが、クラビノー バのデータを保存してCD-ROMを 作ることはできません。
接続できるUSB記憶装置の数
この楽器では、USB [TO DEVICE] 端子に対して1台のUSB記憶装置 を接続できます。USB 記憶装置に 複数のドライブがある場合は、1ド ライブだけが認識されます。
UBS記憶装置をUSB [TO DEVICE] 端子AとB両方同時に接続しないで ください。USB記憶装置の動作が
不安定になることがあります。
楽器本体上ではUSB1.1に対応し ていますが、USB2.0の機器を接 続し使用できます。ただし転送ス ピードはUSB1.1相当になります ので、ご了承ください。
USBハブは使用できません。
A/Bを切り替える場合は、USB 記憶装置を楽器から抜いてから切 り替えてください。
本 編
USB [TO DEVICE]端子B
どちらも同じ端子ですが、2つの端子を同時に使用することはできません。パネル左にある
セレクト
[SELECT
]スイッチで、使用する端子を選んでください。[SELECT]スイッチを「A」に合わ
せると、パネル左のUSB [TO DEVICE]端子が有効になります。「B」に合わせると、
ネル
のUSB [TO DEVICE]端子が有効になります。
USB記憶装置を接続すると、[FILE
ファイル
]ボタンの「LOAD TO USER」のランプが点滅します。
この間は、楽器に記憶装置が認識されています。認識が終わるとランプが消灯します。ランプ が消灯してから、USB記憶装置での操作を行なってください。
保存/コピー /削除など、データのアクセス中やUSB記憶装置のマウント中(USB接続後[FILE]ボタンの
「LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、[SELECT]スイッチを切り替えないでください。
メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
USB [TO DEVICE]端子AにUSB記憶装置を接続している場合は、キーカバーを閉める前に外してくだ さい。USB記憶装置を接続したままキーカバーを閉じると、記憶装置がキーカバーに当たって破損するお それがあります。
USB記憶装置のフォーマット
USB記憶装置でファイル操作をしたときに、未フォーマットのメディアであることを示す メッセージが表示されることがあります。その場合は、フォーマットを実行してください
(38ページ)。
フォーマットを実行すると、そのメディアの中身は消去されますのでご注意ください。
誤消去防止
USB記憶装置には、誤ってデータを消してしまわないようにするためライトプロテクトができるもの があります。大切なデータが入っている場合は、ライトプロテクトで書き込みができないようにしま しょう。逆にデータを保存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSB記憶装置のライトプロテクト が解除されていることをご確認ください。
端子パ
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
73
Page 74
他の機器と接続する
本 編
USB記憶装置からの選曲
USB記憶装置に入っている曲をクラビノーバで選ぶには、[ SONG SELECT
ソングセレクト
]ボタンを押
して「USB」のランプを点灯させてから[−/NO][+/YES]ボタンで選曲します。
詳細は、43ページをご覧ください。
コンピューターのハードディスクにバックアップ
■ 楽器本体で作ったデータをコンピューターのハードディスクにバックアップする
楽器本体で制作したデータをUSB記憶装置に保存したあと、メディアをコンピューターに読み 込ませてファイルを整理したり、コンピューターのハードディスクにコピーすることでバック アップをとったりできます。
本体のデータをUSB記憶装置に保存する
楽器本体
USB記憶装置を楽器本体から外し、コンピューターへ接続する
コンピューター操作でファイルを整理したり、
コンピューターのハードディスクにバックアップを取ったりする
USB[TODEVICE]端子
USB記憶装置
コンピューター
コンピューター上のデータをUSB記憶装置にコピーして楽器本体で再生/再現する
コンピューターのハードディスクに保存してあるファイルを、USB記憶装置にコピーしたあ と、それらのファイルを楽器本体で再生/再現できます。 楽器本体で作ったファイルだけでなく、楽器本体以外で作られたスタンダードMIDIファイルな どを、コンピューターのハードディスクからUSB記憶装置にコピーし、それらを楽器本体の USB [TO DEVICE]端子に接続して、楽器本体で再生/再現することもできます。
コンピューターのハードディスク上にあるデータを、
コンピューター
USB記憶装置をコンピューターから外し、楽器本体へ接続する
USB記憶装置にコピーする
USB記憶装置のデータを本体で再生/再現する
USB[TODEVICE]端子
USB記憶装置
USB記憶装置
楽器本体
USB記憶装置
74
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 75
他の機器と接続する
コンピューターと接続する
コンピューターとクラビノーバを「ABタイプコネクター USBケーブル」で接続して、コンピューターとデータをやりと りしたり、コンピューター用の音楽ソフトを楽しんだりできます。コンピューターとデータをやりとりするには、付属 のCD-ROMに入っているドライバーとをコンピューターにインストールしてください。次にweb上にあるミュージック ソフトダウンローダーをダウンロードしてください。詳細は「アクセサリー CD-ROMインストールガイド」を参照して ください。
コンピューターと接続する場合は、最初にクラビノーバの電源を切り、コンピューター上のすべてのアプリ ケーションソフトを終了した状態でケーブルを接続し、そのあとクラビノーバの電源を入れてください。
クラビノーバとコンピューターをつないで使用しない場合は、必ずUSB端子からケーブルを抜いてくださ い。ケーブルを接続したままだと、クラビノーバが正常に動作しないことがあります。
コンピューターのUSB端子と、クラビノーバのUSB [TO HOST
トゥー ホスト
]端子を、USBケーブ
ルで接続します。
楽器本体
TO DEVICE
USB
TO HOST
USB[TOHOST]端子
USBケーブル
コンピューター
USB [TO HOST]端子ご使用時の注意
USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続するときは、以下のことを行なってください。 以下のことを行なわないと、コンピューターや本体が停止(ハングアップ)して、データが壊れ たり、失われたりするおそれがあります。 コンピューターや本体が停止したときは、電源を入れ直し、コンピューターを再起動してくだ さい。
ドライバーとは
ドライバーとは、コンピューター とそこに接続された機器との、 データをやりとりするための仕組 みを整えるソフトウェアのことで す。コンピューターと楽器をUSB ケーブルで接続する場合は、コン ピューターにUSB-MIDIドライ バーをインストールします。USB­MIDIドライバーは、付属のCD­ROMからインストールできます。
楽器がコンピューターとUSB接 続されているときは、MIDI端子 は使用できません。
楽器本体はUSB接続後しばらく
してから通信を開始します。 楽器本体とパソコンをUSBケー
ブルで接続する場合は、ハブを経 由せずに直接接続してください。
使用するパソコンやシーケンス
ソフトウェアでの必要なMIDI設 定については、それぞれの取扱 説明書をお読みください。
本 編
USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続する前に、コンピューターの省電力
(サスペンド/スリープ/スタンバイ/休止)モードを解除してください。 本体の電源を入れる前に、USB [TO HOST]端子とコンピューターを接続してくだ
さい。 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする前に、以下のことを行なってく
ださい。
 - すべてのアプリケーションを終了させてください。
 - 本体からデータが送信されていないか確認してください。(鍵盤を演奏したりソング を再生させたりしても、本体からデータが送信されます。)
本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行なってく
ださい。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
75
Page 76
他の機器と接続する
コンピューターと楽器間でソングデータを送受信する
本 編
この楽器にはデモソングやピアノ50曲を内蔵していますが、そのほかにコンピュー ターからソングデータを読み込んで演奏することもできます。 この操作をするためには、web上にあるミュージックソフトダウンローダーをダウン ロードしてください。詳細は「アクセサリー CD-ROMインストールガイド」を参照して ください。
● ミュージックソフトダウンローダーを使用するために必要なコンピューターシステム
・OS: Windows ®2000/XP Home Edition/XP Professional(64ビットは除く)/
Vista(64ビットは除く) ・CPU: 233MHz 以上のIntel ®Pentium ®およびCeleron ®ファミリー ・メモリー : 64MB以上(256MB以上推奨) ・ハードディスク:128MB 以上の空き領域(512MB 以上推奨) ・ディスプレイ: 800 × 600 HighColor(16-bit) ・その他: Microsoft ®Internet Explorer ®5.5 以上がインストールされていること
コンピューターからソングデータを楽器に読み込む
主に、ピアノだけのソングを読み込んだり、この楽器で録音してコンピューターに保存 した曲をもう一度楽器に読み込むのに使用します。 SMF Format 0のMIDIデータはこの楽器に読み込めますが、そのデータがこの楽器に ない機能を使用している場合は、データどおりに再生できません。 コンピューターからソングデータを楽器に読み込む方法は、ミュージックソフトダウン ローダーについているヘルプ「コンピューターと電子楽器の間でデータを転送する」を ご参照ください。
● コンピューターから楽器に読み込める内容
ミュージックソフトダウンロー ダーのソフトウェアは、無料でダ ウンロードできます。
SMF(スタンダードMIDIファイル)
代表的なシーケンスフォーマット (演奏データを記録する形式)の一つ です。「MIDIファイル」と呼ばれる こともあります。ファイルの拡張 子は.MIDです。 SMFフォーマットでセーブされた 曲(ソング)データは、SMF対応の 音楽ソフトやシーケンサーで手軽 に再生できます。 この楽器もSMFに対応しています。
・ソング  :外部ソング、ユーザーソング(楽器から読み込んだソング) ・データ量  :合計で748KB(キロバイト) ・データフォーマット:SMF Format 0 ・バックアップデータ:楽器から読みこんだデータ
ファイル名 08CLP-M.BUP (CLP-370/340) 08CLP-ML.BUP (CLP-330) 08CLP-S.BUP (CLP-S308/S306)
楽器からソングデータをコンピューターに送信する
ミュージックソフトダウンローダーを使って、楽器内のユーザーソングをコンピュー ターに送信できます。 ユーザーファイルをコンピューターに送信する方法は、ミュージックソフトダウンロー ダーについているヘルプ「コンピューターと電子楽器の間でデータを転送する」をご参 照ください。
● 楽器からコンピューターへ送信できる内容
・ユーザーソング、外部ソング(コンピューターから読み込んだソング) ・バックアップデータ(パネル設定)
データ送信中は電源を切ったり、電 源プラグを抜き差ししないでくださ い。送信中のデータが保存されない だけではなく、フラッシュメモリー の動作が不安定になり、メモリー内 容が電源入/切時にすべて消える可 能性があります。
楽器の操作をするためには、 ミュージックソフトダウンロー ダーの画面を閉じて終了させる必 要があります。
76
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 77
データのバックアップ
本体に保存したデータの万一の事故に備えて、大切なデータはコンピューターにバックアップとして保存することをお すすめします。コンピューターへの保存は、付属のCD-ROM (Windows専用)でご案内しているweb上のソフトウェア
「ミュージックソフトダウンローダー」をダウンロードして使用します。
バックアップ対象となるデータ
●パネル設定、ユーザーソング、インターネット設定
パネル設定とは、69ページの「バックアップオン/オフの設定」でバックアップをオン にしたときバックアップされる項目のことです。パネル設定、ユーザーソング、イン ターネット設定をまとめてひとつのファイルとして保存します。
●コンピューターから楽器に保存した曲
web上のソフトウェア「ミュージックソフトダウンローダー」を使用して、コンピュー ターから楽器に保存した曲です。
1.
付属のCD-ROMを使用して、USB-MIDIドライバーとミュージックソフ トダウンローダーをコンピューターにインストールします。 そのあと、楽器とコンピューターを接続します。
ソフトウェアのインストールについては、付属のインストールガイドをご参照くださ い。楽器とコンピューターとの接続については、75ページをご参照ください。
左記のバックアップファイルは、 USB記憶装置には保存できません
本 編
2.
ミュージックソフトダウンローダーを使って、下記の操作をします。
・ パネル設定とユーザーソングをコンピューターに移動する
「電子楽器」→「System Drive 」の中にある「CLP-xxx.BUP」をコンピューター
に移動します。
・ コンピューターから楽器に保存した曲をもう一度コンピューターに移動する
「電子楽器」→「Flash Memory 」の中にある曲データをコンピューターに移動し
ます。
ミュージックソフトダウンローダーの操作について詳しくは、ミュージックソフトダ ウンローダーのヘルプをご参照ください。
楽器のパネル設定を元に戻すときは、コンピューターに移動したファイルを「電子楽 器」の中のそれぞれのフォルダーに戻します。
楽器とコンピューターを接続して ミュージックソフトダウンロー ダーを使っているときは、楽器の 画面に「con (computer connection)」が表示されます。 この表示が出ている間は、楽器の 操作ができません。
楽器が以下の状態のときは、 ミュージックソフトダウンロー ダーとの接続ができません。
デモモードに入っているとき
曲再生中
録音中
ファイル操作中
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
77
Page 78
表示 表示内容
楽器を基本設定(初めて電源を入れたときの設定)に戻しています。
CLr
「CLr」が表示されているときに電源を切らないでください。「CLr」が表示されているときに電源を切ると、
外部ソング(42ページ)を含むすべての曲データが消去されるおそれがあります。
本 編
con
E01 USB記憶装置が壊れているので、記憶装置にアクセスできません。
E02 曲データが壊れています。
E04 ファイルが大きすぎてロードできません。
End 処理が終わりました。
Err
FCL
For
FUL
Lod
ny
n−y
Pro USB記憶装置にプロテクトがかかっています。
楽器をコンピューターと接続してミュージックソフトダウンローダーを使用しているときに表示されます。 このメッ セージが表示されているときは、 楽器の操作ができません。
楽器をコンピューターと接続してミュージックソフトダウンローダーを使用しているときに、MIDI/USBケーブルを 抜くと表示されます。
処理中に電源を切ったので、楽器本体のメモリーが初期化されました。ご自身で録音した曲、コンピューターから取 り込んだ曲やパネルの設定などが消去されています。
「FCL」が表示されているときに電源を切らないでください。
USB記憶装置のフォーマットモードに入っています。
(曲の録音中に)楽器本体のメモリー容量がいっぱいになりました。
USB記憶装置のメモリー容量がいっぱいで、曲を保存できません。
ファイルやフォルダーの数が制限を超えました。
プロテクトがかかった曲をロードしています。
操作を実行しますか?
データの上書きや削除、またはUSB記憶装置のフォーマットを実行しますか?
「Err」が表示されている状態から元の状態に戻すには[−/NO]ボタン、または[+/YES]ボタンを押します。
インターネットダイレクト接続機能のエラーメッセージ(エラーコード)に関しては、インターネット上のウェブページ http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/net/idc/clp/でご確認ください。
78
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 79
困ったときは
現象 考えられる原因 解決法
クラビノーバの電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません
パワー
]スイッチを押して電源を入
[POWER れたとき、または切ったとき、
「カチッ」と音がする。
クラビノーバから雑音が出る。
全体的に音が小さい。まったく音が 出ない。
ヘッドフォンを差してもスピーカー からの音が切れない。
ダンパーペダルが効かない。
特定の音域でピアノ音色の音の高さ、 音質がおかしい。
スピーカーまたはヘッドフォンの音 質や音量感が変わった。
鍵盤を弾くと、機構音がカタカタ鳴る。
曲データが入ったUSB記憶装置を接 続しても、
ソングセレクト
[SONG SELECT を選ぶことができない。
USB記憶装置がフリーズする、また は動作しない。
]ボタンで「USB」
(本体側と家庭用コンセント側)。
電気が流れたためです。 異常ではありません。
クラビノーバの近くで携帯電話を使っています (または呼び出し音が鳴っています)。
マスター ボリューム
[MASTER VOLUME います。
ヘッドフォンを接続しています。 ヘッドフォンのプラグを抜くか、[SPEAKER]スイッチをオンにし
スピーカー
[SPEAKER
ローカルコントロールがオフになっています。 ローカルコントロールをオンにしてください(58ページ)。
[SPEAKER]スイッチがオンになっています。 [ SPEAKER]スイッチをNORMALにしてください(15ページ)。
ペダルコードのプラグが[PEDAL 込まれていません。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をできる限 り忠実に再現しようとしております。その結 果、音域により倍音が強調されて聞こえるな ど、音の高さや音域が異質に感じる場合があ ります。
AUX OUT 端子にプラグが差し込まれている。 AUX OUT端子からプラグを抜いてください。( 71ページ)
クラビノーバの鍵盤機構は、ピアノの鍵盤機 構をシミュレートして設計されています。ピ アノの場合でも機構音は実際に出ているもの です。
USB記憶装置が楽器に認識されていません。 1. [SELECT]スイッチが適切に設定されているか確認します。
動作確認されていないUSB記憶装置です。 以下URLで、使用できるUSB装置であるかを確認してください。
USB記憶装置の動作が不安定になっています。
]スライダーが下がって
]スイッチがオフになっています。
ペダル
]端子に差し
電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コンセントに、確実に差し込 んでください( 14ページ)。
クラビノーバの近くでは、携帯電話の電源を切ってください。クラ ビノーバの近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりする と、雑音が出る場合があります。
[MASTER VOLUME]スライダーを上げてください(15ページ)。
てください(15ページ)。
[SPEAKER]スイッチを NORMALまたはオンにしてください (15ページ)。
ペダルコードのプラグを[ PEDAL]端子に確実に差し込んでください (86、89ページ)。
異常ではありません。
異常ではありません。
CLP-370/340の場合、USB [TO DEVICE]端子はは2つあり ますが、USB記憶装置を同時に2つ使用することはできません。 パネル左にある[SELECT]スイッチで、使用する端子を選んでく ださい。[SELECT]スイッチを「A」に合わせると、パネル左の USB [TO DEVICE]端子が有効になります。「B」に合わせると、 本体底面にある端子パネルのUSB [TO DEVICE]端子が有効にな ります。
2. USB記憶装置が壊れていないか確認します。 USB記憶装置を楽器本体に接続したときに[FILE]ボタンの
「LOAD TO USER」のランプが点滅するか確認します。ランプ
が点滅しなければ、その記憶装置は壊れている可能性がありま す。
3. USB記憶装置が動作確認済みであることを確認します (73ページ)。
4. 再度[SONG SELECT]ボタンで「USB」を選びます。 USB記憶装置が楽器に認識されるまでに、時間がかかることが あります。もう一度、[SONG SELECT]ボタンで「USB」を選 んでみてください。
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/usb/
USB記憶装置をいったん外して電源を入れ直し、それからUSB記 憶装置を接続し直してください。
本 編
USB記憶装置を楽器に差し込んだと き[FILE] ボタンの 3つのランプ "SAVE TO USB"、"LOADTO USER"、"DEL/FORMAT"が点滅す る。
USB記憶装置を使用中[FILE]ボタン の 3つのランプ"SAVE TO USB"、 "LOAD TO USER"、"DEL/ FORMAT"が約5秒間点滅した。
USB記憶装置の操作中にディスプレ イが何も表示しなくなった。
USB記憶装置を抜いて楽器の電源を一度切っ てください。
通信エラーです。 USB記憶装置を挿し直してもう一度操作してください。
通信エラーです。 [−/NO]または[+/YES]ボタンを押してもう一度操作してみてくだ
そのUSB記憶装置はこの楽器では使用できません。
さい。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
79
Page 80
音色一覧
(CLP-370/340)
付 録
付録
GRAND PIANO 1 (グランドピアノ1)
VARIATION (バリエーション)
GRAND PIANO 2 (グランドピアノ2)
VARIATION (バリエーション)
E.PIANO 1 (エレクトリックピアノ1)
VARIATION (バリエーション)
E.PIANO 2 (エレクトリックピアノ2)
VARIATION (バリエーション)
HARPSICHORD (ハープシコード)
VARIATION (バリエーション)
E.CLAVICHORD
(エレクトリッククラビコード)
VARIATION (バリエーション)
VIBRAPHONE (ビブラフォン)
VARIATION (バリエーション)
CHURCH ORGAN (チャーチオルガン)
VARIATION (バリエーション)
JAZZ ORGAN (ジャズオルガン)
VARIATION (バリエーション)
STRINGS (ストリングス)
VARIATION (バリエーション)
CHOIR (クワイア)
VARIATION (バリエーション)
GUITAR (ギター )
VARIATION (バリエーション)
WOOD BASS (ウッドベース)
VARIATION (バリエーション)
E.BASS (エレクトリックベース)
VARIATION (バリエーション)
ステレオ
サンプリング
○○○○
○○○○
○○――
○○――
―○○―
―○――
―○○○
―○○―
○――○
○――○
―○―○
―○―○
○○○―
○○――
○―――
○―――
――――
――――
○○――
○○――
―○――
―○――
○○○―
―○――
―○○―
―○○―
―○――
―○――
タッチ による
音の強弱
ダイナミック サンプリング
*1
キーオフ
サンプリング
*2
音色のご紹介
フルコンサートグランドピアノからサンプリングしました。 4段階のダイナミックサンプリング(*1)、ダンパーペダル使用 時の音色変化、鍵盤を離したときの微妙な発音まで、アコース ティックピアノに極限まで近づけたぜいたくな音作りです。ク ラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。
暖かみのあるメローなピアノの音です。クラシック音楽に最適 です。
明るい響きを持った広がりのあるクリアなピアノの音です。 ポピュラー音楽に最適です。
広がりのある明るいピアノの音です。ポピュラー、ロックなど の音楽に最適です。
FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。タッチの強弱に 応じて音色の変化も楽しめます。ポピュラー音楽に最適です。
ポピュラー音楽でよく耳にするシンセサイザーによる電子ピア ノの音です。ピアノとのデュアルでも楽しめます。
金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。 弱く弾いたときは柔らかく、強く弾くと芯のある音がします。
異なるタイプの電気ピアノの音です。ロック、ポピュラー音楽 によく使われています。
バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッチによって音 量は変わらず、鍵盤を離したときには独特の発音があります。
オクターブ上の音がミックスされたハープシコードの音です。 より華やかさが感じられます。
電磁ピックアップの付いた鍵盤式打弦楽器です。ファンキーな サウンドはブラックコンテンポラリー音楽などでおなじみです。 その構造から、鍵盤を離したときには独特の発音があります。
個性的なエフェクトをプリセットしています。
比較的柔らかなマレットでたたいたビブラフォンの音です。強 く弾くほど金属的な音になります。
ステレオサンプリングによる広がり感と臨場感あるマリンバの 音です。
パイプオルガンのプリンシパル系(金管楽器系)の混合音栓の音 (8フィート+4フィート+2フィート)です。バロック時代の教 会音楽の演奏に適しています。
バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプオルガンのフ ルカプラーの音です。
歯車回転式電気オルガンの音です。ジャズ、ロックなどの音楽 で良く用いられます。
エフェクトである回転スピーカー効果のスピードが異なり、バ リエーションの方が速い効果の音です。また、押鍵中にバリ エーション切り替えすると徐々にスピードが変化するしくみに なっています。
ステレオサンプリングでリアルな響きがする大編成弦楽アンサ ンブルの音です。ピアノとのデュアルでも楽しめます。
立ち上がりの緩やかな広がりある弦楽アンサンブルの音です。 ピアノや電子ピアノとのデュアルに向いています。
空間に広がる心和む合唱の音です。スローな曲で和音の広がり が得られます。
立ち上がりの緩やかな合唱の音です。ピアノや電子ピアノとの デュアルに向いています。
暖かみのあるナチュラルなナイロンギターの音です。静かな曲 で雰囲気を楽しんでください。
明るく華やかな感じのするスチールギターの音です。ポピュ ラー音楽に最適です。
アップライトベースを指で弾く奏法の音です。ジャズやラテン 音楽などによく用いられます。
シンバルの音を重ねてあります。ジャズのウォーキングベース に用いると効果的です。
エレクトリックベースの音です。ジャズ、ロック、ポピュラー などの音楽によく用いられます。
フレッドレスベースの音です。ジャズ、フュージョンなどの音 楽に向いています。
*1: ダイナミックサンプリングとは
鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしたものです。より生楽器らしいダイナミックな表現を実現します。
*2: キーオフサンプリングとは
鍵盤を離したときの微妙な発音をサンプリングしたものです。
80
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 81
(CLP-330、CLP-S308/S306)
GRAND PIANO 1 (グランドピアノ 1)
GRAND PIANO 2 (グランドピアノ2)
E.PIANO 1 (エレクトリックピアノ1)
E.PIANO 2 (エレクトリックピアノ2)
HARPSICHORD 1 (ハープシコード 1)
HARPSICHORD 2 (ハープシコード 2)
VIBRAPHONE (ビブラフォン)
CHURCH ORGAN 1 (チャーチオルガン1)
CHURCH ORGAN 2 (チャーチオルガン2)
JAZZ ORGAN (ジャズオルガン)
STRINGS 1 (ストリングス 1)
STRINGS 2 (ストリングス 2)
CHOIR (クワイア)
GUITAR (ギター )
ステレオ
サンプリング
○○○―
○○――
―○○―
―○○○
○――○
○――○
○○○―
○―――
○―――
――――
○○――
○○――
―○――
○○○―
タッチ による
音の強弱
ダイナミック サンプリング
*1
キーオフ
サンプリング
*2
音色のご紹介
フルコンサートグランドピアノからサンプリングししました。 3 段階のダイナミックサンプリング(*1)で音造りをしており、 ク ラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。
明るい響きを持った広がりのあるクリアなピアノの音です。 ポピュラー音楽に最適です。
FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。ポピュラー音楽 に最適です。
金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。 弱く弾いたときは柔らかく、強く弾くと芯のある音がします。
バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッチによって音 量は変わらず、鍵盤を離したときには独特の発音があります。
オクターブ上の音がミックスされたハープシコードの音です。 より華やかさが感じられます。
比較的柔らかなマレットでたたいたビブラフォンの音です。強 く弾くほど金属的な音になります。
パイプオルガンのプリンシパル系(金管楽器系)の混合音栓の音 (8フィート+4フィート+2フィート)です。バロック時代の教 会音楽の演奏に適しています。
バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプオルガンのフ ルカプラーの音です。
歯車回転式電気オルガンの音です。ジャズ、ロックなどの音楽 でよく用いられます。
ステレオサンプリングでリアルな響きがする大編成弦楽アンサ ンブルの音です。ピアノとのデュアルでも楽しめます。
立ち上がりの緩やかな広がりある弦楽アンサンブルの音です。 ピアノや電子ピアノとのデュアルに向いています。
空間に広がる心和む合唱の音です。スローな曲で和音の広がり が得られます。
暖かみのあるナチュラルなナイロンギターの音です。静かな曲 で雰囲気を楽しんでください。
*1: ダイナミックサンプリングとは
鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしたものです。より生楽器らしいダイナミックな表現を実現します。
*2: キーオフサンプリングとは
鍵盤を離したときの微妙な発音をサンプリングしたものです。
付 録
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
81
Page 82
デモ曲一覧
音色
GRAND PIANO1 (グランドピアノ1)
HARPSICHORD (ハープシコード)
HARPSICHORD1 (ハープシコード1)
HARPSICHORD2 (ハープシコード2)
CHURCH ORGAN (チャーチオルガン) オルガン小曲集
CHURCH ORGAN1 (チャーチオルガン1)
CHURCH ORGAN2 (チャーチオルガン2) トリオ ソナタ 第6番 BWV.530
上記デモ曲は、原曲から編曲/抜粋されています。 上記以外の曲は、オリジナル曲です。(
2008 Yamaha Corporation)
©
CLP-370/
340
CLP-330、
CLP-S308/
S306
曲名 作曲者
抒情小品集 第4集 アルバムの綴り op.47-2
チェンバロ協奏曲 第7番 BWV.1058
フランス組曲 第5番ジーグ BWV.816
「神のひとり子なる主キリスト」
BWV.601
ピアノ音色説明デモ一覧(CLP-370/340)
音色ボタン ピアノ音色説明デモ
GRAND PIANO1 (グランドピアノ1) ステレオサンプリング
GRAND PIANO2 (グランドピアノ2) モノサンプリング
E.PIANO1 (エレクトリックピアノ1) サステインサンプリングあり
E.PIANO2 (エレクトリックピアノ2) サステインサンプリングなし
HARPSICHORD (ハープシコード) キーオフサンプリングあり
E.CLAVICHORD (エレクトリッククラビコード) キーオフサンプリングなし
E. H. グリーグ
J. S. バッハ
付 録
基本設定一覧
基本設定(=初めて電源を入れたときの設定)を一覧にしました。
バックアップグループ
項目 基本設定値
音色選択 GRAND PIANO 1 (グランドピアノ1)
バリエーション(CLP-370/340) オフ
デュアル機能 オフ F7.1
スプリット機能(CLP-370/340) オフ
スプリット左側音色(CLP-370/340) WOOD BASS (ウッドベース)
ブリリアンスの種類 NORMAL (ノーマル) F8.4 F7.4
リバーブの種類 音色ごとに最適な設定値
リバーブの深さ 音色ごとに最適な設定値
エフェクトの種類 音色ごとに最適な設定値
エフェクトの深さ 音色ごとに最適な設定値
タッチの種類 MEDIUM (ミディアム)
タッチがFIXED (フィックスト) のときの音量 64
DAMPER RES. オン F8.4
DAMPER RES. の深さ 6 F8.4
メトロノーム オフ
メトロノームの拍子 0 (無拍子)
テンポ 120
トランスポーズ 0 F8.3 F7.3
「−」の項目はバックアップはありません。
CLP-370/
340
F8.1
F8.1 F7.1
CLP-330、
CLP-S308/
S306
F7.1
82
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 83
ファンクションの基本設定
CLP-370/
340
F1. F1. 音の高さ A3=440Hz
F2.2 F2.2 基音 C
F3.1 F3.1
F3.2 F3.2
F3.3、F3.4 F3.3、F3.4
F3.5、F3.6 F3.5、F3.6
F4.1
F4.2
F4.3、F4.4
F4.5、F4.6
CLP-330、
CLP-S308/
S306
項目 基本設定値
デュアル 音量バランス 音色の組み合わせごとに
デュアル 音の高さのずらし方の設定 音色の組み合わせごとに
デュアル オクターブ設定 音色の組み合わせごとに
デュアル エフェクトの深さ 音色の組み合わせごとに
スプリット ポイント
スプリット 音量バランス 音色の組み合わせごとに
スプリット オクターブ設定 音色の組み合わせごとに
スプリット エフェクトの深さ 音色の組み合わせごとに
最適な設定値
最適な設定値
最適な設定値
最適な設定値
2
F
最適な設定値
最適な設定値
最適な設定値
バックアップグループ
CLP-370/
340
F8.3 F7.3F2.1 F2.1 音律 1(平均律)
F8.1 F7.1
CLP-330、
CLP-S308/
S306
F4.7 スプリット ダンパーペダルの有効域 ALL (オール)
F5.1 F4.1 左ペダル機能 1 (ソフトペダル)
F5.2 F4.2 ソフトペダルの効果の深さ 3
F5.3 共鳴効果の深さ 12
F5.4 キーオフ音の音量 10
F5.5 F4.3 曲再生チャンネル選択 ALL
F6. F5. メトロノーム音量 10 F8.1 F7.1
F7.1 F6.1 MIDI送信チャンネル 1
F7.2 F6.2 MIDI受信チャンネル ALL
F7.3 F6.3 ローカルコントロール オン
F7.4 F6.4 プログラムチェンジ送受信 オン
F7.5 F6.5 コントロールチェンジ送受信 オン
F8 F7
F8.5 F7.5 文字種の切り替え JA
「*」の項目は常にバックアップされます。
バックアップの設定 音色関連項目の設定のみ
オフ、その他の設定はオン
F8.4 F7.4
F8.2 F7.2
**
付 録
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
83
Page 84
CLP-370の組み立て方
注意
平らな場所で組み立ててください。
部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。
組み立ては、必ず2人以上で行なってください。
ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になる ことがあります。
ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。
解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。
ネジ山のサイズにあったプラス(+)のドライバーを用意してください。
すべての部品を取り出し、部品がそろっていることを確かめてください。
ネジセット
長いネジ(6×25mm): 4本
A
先のとがったネジ (4×20mm): 4本
付 録
スチロールパッド
スチロールパッドを取り出し、その上にAを置く。 スチロールパッドはA底面のスピーカーボックスを避けて 配置する。
B
C
裏側にペダルコードが束ねてあります。
DE
短いネジ(6×16mm):6本
細いネジ(4×12mm): 2本
ヘッドフォンハンガーセット
細いネジ(4×10mm): 2本
電源コード
コードホルダー:2個
ヘッドフォンハンガー
84
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 85
CLP-370の組み立て方
DとEをCに固定する
1.
1-1
ペダルコードをほどく。 外したビニールひもは、手順5で使用する。
長いネジ(6×25mm)4本できつく締め固定する。
1-2
D
C
E
1-2
1-1
Bを固定する
2.
モデルによって、Bの裏表の色が違うものがあり ます。演奏者側から見てB、D、Eの色が同じにな るように取り付けてください。
2-1
Bのネジ穴とD、Eのネジ穴の位置を合わせ、上側 を、細いネジ(4×12mm)2本で仮留めする。
2-2
下側を先のとがったネジ(4×20mm)4本で締め 固定する。
Aを載せる
3.
本体を持つときは底面端から15cm以上内側の位 置と、背面の取っ手を持ってください。
A
ネジ穴の位置を 合わせる
指をはさんだり、本体を落としたりしないよう十分ご注意ください。
指定した位置以外を持たないでください。
4.
Aを固定する
前面から見て、Aの張り出し部分が左右均等にな
4-1
るように調整する。
15cm以上内側を持つ
前面から、短いネジ(6×16mm)6本で固定する。
4-2
4-1
付 録
2-3
仮留めした上側のネジ(手順2-1)をきつく締め直す。
2-1 2-3
E
B
D
2-2
Aの張り出し 部分
A
A
4-2
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
85
Page 86
CLP-370の組み立て方
PEDAL
付 録
ペダルコードを接続する
5.
5-1
ペダルコードのプラグを背面から前面に出し、 ペダル端子に差し込む。
5-2
コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを固定 する。
5-3
ペダルコードをビニールひもで束ねる。
5-1
6
5-3
5-2
ヘッドフォンハンガーを固定する
8.
細いネジ(4×10mm)2本で、図のように取り付 けます。
組み立て後、必ず以下の点をチェックしてくだ さい。
部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
部屋のドアなどがクラビノーバにあたりませんか?
→クラビノーバを移動してください。
クラビノーバがぐらぐらしませんか?
→ネジを確実に締めてください。
ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしませ んか?
→アジャスターを回して床にぴったりつけてください。
ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本体 に差し込まれていますか?
→確認してください。
6.
電源コードを接続する
電源コードのプラグを背面から前面に出して差し 込む。
7.
アジャスターを回す
アジャスターを回して、床にぴったりつける。
使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらする などの症状が出たら、組み立て図に従って各部のネ ジを締め直してください。
組み立て後、本体を移動するときは、必ず本体の底面 端から15cm以上内側の位置と背面の取っ手を持って ください。
天板やキーカバーを持たないでください。本体が破損 したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
天板
キーカバー
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
86
Page 87
CLP-340/330の組み立て方
注意
平らな場所で組み立ててください。
部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。
組み立ては、必ず2人以上で行なってください。
ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になる ことがあります。
ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。
解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。
ネジ山のサイズにあったプラス(+)のドライバーを用意してください。
すべての部品を取り出し、部品がそろっていることを確かめてください。
ネジセット
A
長いネジ(6×25mm):4本
先のとがったネジ (4×20mm):4本
スチロールパッド
スチロールパッドを取り出し、その上にAを置く。 スチロールパッドはA底面のコネクターを避けて配置する。
B
C
裏側にペダルコードが束ねてあります。
ED
短いネジ(6×16mm):4本
細いネジ(4×12mm):2本
ヘッドフォンハンガーセット
細いネジ(4×10mm):2本
電源コード
コードホルダー:2個
ヘッドフォンハンガー
付 録
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
87
Page 88
CLP-340/330の組み立て方
DとEをCに固定する
1.
1-1
ペダルコードをほどく。 外したビニールひもは、手順5で使用する。
長いネジ(6×25mm)4本できつく締め固定する。
1-2
D
C
E
1-1
1-2
2.
Bを固定する
モデルによって、Bの裏表の色が違うものがあり ます。演奏者側から見てB、D、Eの色が同じにな るように取り付けてください。
Aを載せる
3.
本体を持つときは底面端から15cm以上内側を 持ってください。
A
15cm 以上内側
15cm 以上内側
指をはさんだり、本体を落としたりしないよう十分ご注意ください。
指定した位置以外を持たないでください。
付 録
Bの下側をD、Eの足に載せて、上側のネジ穴の位
2-1
置が合うようにBをはめる。
上側を、細いネジ(4×12mm)2本で仮留めする。
2-2
DとEの下部を左右から押しながら、下側を先のと
2-3
がったネジ(4×20mm)4本で締め固定する。
仮留めした上側のネジ(手順2-2)をきつく締め直す。
2-4
2-2 2-4
2-1
E
裏板の下側を 足のふちに載 せる
B
2-3
D
4.
Aを固定する
前面から見て、Aの張り出し部分が左右均等にな
4-1
るように調整する。
前面から、短いネジ(6×16mm)4本で固定する。
4-2
Aの張り出し 部分
4-1
A
4-2
前面からネジで固定
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
88
Page 89
CLP-340/330の組み立て方
PEDAL
ペダルコードを接続する
5.
5-1
ペダルコードのプラグを背面から前面に出し、 ペダル端子に差し込む。
5-2
コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを固定 する。
5-3
ペダルコードをビニールひもで束ねる。
5-1
5-3
ヘッドフォンハンガーを固定する
8.
細いネジ(4×10mm)2本で、図のように取り付 けます。
PHONES
組み立て後、必ず以下の点をチェックしてくだ さい。
部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
部屋のドアなどがクラビノーバにあたりませんか?
→クラビノーバを移動してください。
クラビノーバがグラグラしませんか?
→ネジを確実に締めてください。
5-2
6
6.
電源コードを接続する
電源コードのプラグを背面から前面に出して差し 込む。
7.
アジャスターを回す
アジャスターを回して、床にぴったりつける。
ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしま せんか?
アジャスターを回して床にぴったりつけてください。
ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本
体に差し込まれていますか?
→確認してください。
使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらす るなどの症状が出たら、組み立て図に従って各部 のネジを締め直してください。
組み立て後、本体を移動するときは、必ず本体の底 面を持ってください。
天板やキーカバーを持たないでください。本体が破 損したり、お客様がけがをしたりする原因になりま す。
天板
付 録
キーカバー
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
89
Page 90
CLP-S308/S306の組み立て方
注意
平らな場所で組み立ててください。
部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。
組み立ては、必ず2人以上で行なってください。
ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になる ことがあります。
ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。
解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。
ネジ山のサイズにあったプラス(+)のドライバーを用意してください。
すべての部品を取り出し、部品がそろっていることを確かめてください。
付 録
鍵盤保護
A
端子パネル
スチロールパッド
スチロールパッドを取り出し、その上にAを置く。 スチロールパッドはA底面のコネクターを避けて配置する。
鍵盤保護シートは移動の際必要となりますので保管してく ださい。本体移動時は、傷防止のため、鍵盤保護シートで 鍵盤全体を覆ってから蓋を閉じてください。
シート
B
C
ペダルコード
D
ネジセット
長いネジ(6×20mm):10本
短いネジ(6×16mm):6 本
細いネジ(4×14mm):5 本
ヘッドフォンハンガーセット
細いネジ(4×10mm):2本
電源コード
先のとがったネジ (4×20mm):5本
コードホルダー:2個
ヘッドフォンハンガー
EF
90
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 91
CLP-S308/S306の組み立て方
EとFをDに固定する
1.
1-1
長いネジ(6×20mm)4本で固定する。
1-2
背面を長いネジ(6×20mm)2本で固定する。
1-3
ペダルコードを束ねているビニールひもをほどく。 穴のところで留めてあるひもはほどかない。
1-1
F
D
1-3
1-2
Bを仮留めする
2.
E
Aを載せる
3.
3-1
A底面の端から15cm以上内側を持ってのせる。
3-2
A背面の下にある留め木が前板より後ろになる位 置にAを置き、EとFを中央側に軽く押しながらA を後ろにスライドさせる。 このとき、A側面にある2ヶ所のガイドピン1がそ れぞれEとFのガイド2に入るようにします。
1
2
15cm
以上内側
F
3-2
指をはさんだり、Aを落としたりしないよう十分ご注意ください。
指定した位置以外を持たないでください。
A
3-1
15cm
以上内側
E
1
2
Bを図のようにEとFのあいだに入れる。
2-1
BをF/D/Eの前側に合わせてはめ込む。
2-2
2-1
2-2
F
B
E
D
2-3
長いネジ(6×20mm)4本で仮留めする。 金具内の大きい方の穴にネジを差し込み仮留めする。
(4か所とも)
2-4
細いネジ(4×14mm)1本で固定する。 金具内の小さい方の穴にネジを差し込み固定する。
4.
Aを固定する
4-1
背面から、短いネジ(6×16mm)2本で固定する。
4-2
背面から、細いネジ(4×14mm)2本で固定する。
4-3
前面から、短いネジ(6×16mm)4本で固定する。
4-2
A
4-1
Bを仮留めしたネジをきつく締め直す。
4-4
4-3
2-3
2-4
4-4
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
91
Page 92
CLP-S308/S306の組み立て方
スピーカーコードを接続する
5.
5-1
スピーカーコードをほどく。
5-2
スピーカーコードのプラグを、背面から見てつめ が右にくる向きで、端子に差し込む。
5-2
6.
ペダルコードを接続する
ペダルコードのプラグをペダル端子に差し込む。
6-1
コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを固定
6-2
する。このとき、プラグとコードホルダーの間で ペダルコードが大きくたるまないように注意する。
電源コードを接続する
8.
本体背面の[AC IN]端子に、電源コードを差し込む。
9.
アジャスターを回す
アジャスターを回して、床にぴったりつける。
付 録
6-1
6-2
E
Cを固定する
7.
Cの下側にある留め木をDにのせてから、上側には
7-1
める。
上側の左右を、細いネジ(4×14mm)2本で固定
7-2
する。
上側の中央と下側を、先のとがったネジ(4×
7-3
20mm)5本で固定する。
7-2
10.
ヘッドフォンハンガーを固定する
細いネジ(4×10mm)2本で、図のように取り付 ける。
7-1
D
C
C
7-3
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
92
Page 93
組み立て後、必ず以下の点をチェックしてくだ さい。
部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
部屋のドアなどがクラビノーバにあたりませんか?
→クラビノーバを移動してください。
クラビノーバがグラグラしませんか?
→ネジを確実に締めてください。
ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしま
せんか?
アジャスターを回して床にぴったりつけてください。
ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本 体に差し込まれていますか?
→確認してください。
使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらす
るなどの症状が出たら、組み立て図に従って各部 のネジを締め直してください。
CLP-S308/S306の組み立て方
組み立て後、本体を移動するときは、必ず本体の底 面を持ってください。
天板やキーカバーを持たないでください。本体が破 損したり、お客様がけがをしたりする原因になりま す。
傷防止のため、本体移動時は鍵盤保護シート(90ページ) で鍵盤全体を覆ってから蓋を閉じてください。鍵盤 保護シートは、移動の際必要となりますので保管し
てください。
天板
キーカバー
付 録
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
93
Page 94
ヘッドフォン HPE-160
USB-FDDユニット UD-FD01
フロッピーディスクを使うと、楽器本体で録音したデー タをディスクに保存したり、ディスク内のデータを本体 に読み込んだりできます。
付 録
94
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 95
フロッピーディスクドライブ(別売)の 取り付け方(CLP-370/340)
別売のフロッピーディスクドライブUD-FD01を楽器本体底面に取り付けることができます。 CLP-330、CLP-S308/S306の場合、楽器本体に取り付けできませんので、楽器の上においてご使用ください。 パネルのキーカバーを閉じるときはUSBケーブルを引っ掛けないよう、ケーブルをはずしてから閉じてください。
ネジ山のサイズにあったプラス(+)の
ドライバーを用意してください。
1.
ケースの3か所の両面テープから、はくり紙をは がし、フロッピーディスクドライブをケースに取 り付けます。
両面テープ
ゴムのストッパーがある面を下に 向けて取り付ける
3.
付属のネジ(4×10mm)4本で、本体底面の左側に フロッピーディスクドライブケースを固定します。
USBケーブルをUSB [TO DEVICE]端子に接続
4.
します。
付 録
USBケーブルを、ケースに収まるように折りたた
2.
みます。
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
95
Page 96
付 録
CLP-370/340/330、CLP-S308/ S306仕様
CLP-370 CLP-340 CLP-330 CLP-S308 CLP-S306
間口 1408 mm 1449 mm
寸法 / 質量
操作子
本体
音源/音色
効果
録音/再生
機能
メモリー
高さ
[黒色艶出し仕上げのモデル]
高さ
(譜面板を立てた場合)
[黒色艶出し仕上げのモデル]
奥行き 511 mm 514 mm 430 mm
質量
[黒色艶出し仕上げのモデル]
鍵盤数 88
鍵盤種 NW鍵盤象牙調
タッチ感度 Yes
ペダル数 3
ハーフペダル Yes
ペダル機能 ダンパー (ハーフペダル機能付き)、ソステヌート、ソフト
ディスプレイ 7-Segment LED
パネル言語 英語
鍵盤蓋 スライド式キーカバー 回転式キーカバー
譜面立て Yes
譜面止め Yes No
音源方式 AWMダイナミックステレオサンプリング
サステインサンプリング
キーオフサンプリング Yes No
発音数 128
音色数 14 × 2 14
リバーブ 4 タイプ
デュアル Yes
スプリット Yes No
プリセットソング 50
曲数 3
録音
再生データフォーマット
録音データフォーマット
メトロノーム Yes
テンポ Yes
トランスポーズ Yes
チューニング Yes
スケール 7タイプ
フロッピーディスク ドライブ
内部メモリー 300KB/外部ソング447KB
USB記憶装置 別売USB記憶装置を[USB TO DEVICE]端子に接続可
トラック数
容量 フラッシュメモリー(内蔵) ユーザーソング: 100KB X 3 、外部ソング: 447KB
[81 kg]
1018 mm
[1019 mm]
78 kg
仕上げ
917 mm
[920 mm]
1019 mm
[1021 mm]
69 kg
[71 kg]
GH3鍵盤象牙調
仕上げ
Yes No
SMF (Format 0 & 1)、ESEQ (ピアノプレーヤ用ソングのみ)
別売フロッピーディスクドライブを[USB TO DEVICE]端子に接続可
65 kg
[68 kg]
GH3 NW鍵盤象牙調
2
SMF (Format 0)
[977 mm]
[78 kg]
仕上げ
GH3鍵盤象牙調
仕上げ
96
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 97
CLP-370 CLP-340 CLP-330 CLP-S308 CLP-S306
LAN端子使用、無線
インター ネット ダイレクト 接続
接続端子
アンプ/ スピーカー
電源
付属ソフト
付属品
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
LANイーサネット コンバーター (LAN端子使用)、 USB-LANアダプター (USB TO DEVICE端 子使用)
ヘッドフォン ×2
MIDI [IN][OUT][THRU]
AUX IN [L/L+R][R]
AUX OUT [L/L+R][R]
USB [TO DEVICE] ×2 ×1
USB [TO HOST] Yes
[LAN] Yes No Yes
アンプ出力 40W × 2 20W × 2 40W × 2
スピーカー (16cm + 5cm) × 2 16cm × 2 (16cm + 5cm) × 2
スピーカーボックス
定格電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 50W
CD-ROM アクセサリー CD-ROM
Yes No Yes
保証書、取扱説明書(本書)、アクセサリー CD-ROMインストールガイド(別冊)、
ピアノで弾く名曲50選(楽譜集)、ヘッドフォン、高低自在椅子、ユーザー登録のご案内
CLP-370/340/330、CLP-S308/S306仕様
付 録
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
97
Page 98
索引
付 録
A
ABリピート AUX IN [L/L+R][R]端子 AUX OUT [L/L+R][R]端子
................................................................................. 19
.............................................................. 72
.......................................................... 71
B
[BRILLIANCE](ブリリアンス)ボタン
............................................. 21
D
[DAMPER RES.](ダンパーレゾナンス)ボタン [DEMO](デモ)ボタン
................................................................... 16
................................ 22
E
[EFFECT](エフェクト)ボタン
....................................................... 22
F
[FILE]ボタン FUNCTION(ファンクション)
............................................................................... 35
........................................................ 58
I
INTERNET(インターネット)
......................................................... 55
L
..................................................................................... 70
LAN設定 [LAN](ラン)端子 LEFT(レフト) [LEFT](レフト)ボタン
LOAD TO USER(ロードトゥーユーザー )
.......................................................................... 72
.............................................................................. 31
.................................................................. 44
...................................... 36
M
[MASTER VOLUME](マスターボリューム)スライダー METRONOME[ON/OFF](メトロノームON/OFF)ボタン MIDI
........................................................................................... 72
MIDI[IN][OUT][THRU](MIDI イン/アウト/スルー )端子 MIDI機能の諸設定(ファンクション)
............................................. 66
................... 15
................ 28
.................. 72
V
[VARIATION](バリエーション) VOICE(ボイス)
.............................................................................20
......................................................21
安全上のご注意
...............................................................................2
.............................................................................................24
移調 インターネットダイレクト接続機能
インターネットに関するその他の設定(CLP-330を除く) インターネットの曲を聞く(CLP-330を除く) インターネット設定
.......................................................................48
.................................................45
...................52
..................................55
運搬
...............................................................................................7
音に変化を付ける 音色ボタン 音色を混ぜる
.............................................................................................62
音律 音量(ボリューム)を調節する
..........................................................................21
...................................................................................20
................................................................................25
...........................................................15
外部ソング
...................................................................................42
キーオフ音の音量設定 キーカバー キー (調)を変える 基本設定一覧 共鳴効果の深さの設定 曲再生チャンネル選択 曲を再生する
...................................................................................12
...................................................................65
..........................................................................24
................................................................................82
...................................................................65
...................................................................65
................................................................................41
P
[PEDAL]端子 [PHONES](フォーンズ)端子 [PLAY/PAUSE](プレイ/ポーズ)ボタン [POWER](パワー )スイッチ
........................................................................ 86, 89
......................................................... 15
............................. 44, 17, 42
.......................................................... 14
R
[REC](レコード)ボタン [REVERB](リバーブ)ボタン RIGHT(ライト) [RIGHT](ライト)ボタン
................................................................ 29
......................................................... 21
............................................................................ 31
................................................................ 44
S
SAVE TO USB(セーブトゥーユーエスビー ) SMF (Standard MIDI File) [SONG SELECT](ソングセレクト)ボタン [SPEAKER]スイッチ [SPLIT](スプリット)ボタン [STOP](ストップ)ボタン
.......................................................... 34
................................................................... 15
.......................................................... 26
........................................................ 17, 42
.................................. 35
................................ 17, 42
T
[TEMPO/FUNCTION](テンポ/ファンクション)ボタン [TOUCH](タッチ)ボタン [TRANSPOSE](トランスポーズ)ボタン
.............................................................. 23
......................................... 24
U
USB 記憶装置の取り扱い USB[TO DEVICE](USB トゥー デバイス) 端子 USB[TO HOST](USB トゥー ホスト)端子 USB記憶装置を接続する
............................................................. 39
....................... 72, 73
.............................. 72, 75
.............................................................. 73
............. 59, 28
......................................................................................84
組み立て 繰り返し再生
................................................................................19
鍵域を左右に分けて弾く
................................................................26
工場出荷時の設定 困ったときは コンピューターと接続する
..........................................................................57
................................................................................79
.............................................................75
削除
.......................................................................................30, 37
.............................................................................................96
仕様 初期化(インターネット設定)
......................................................................................57
初期設定 シンクロスタート
....................................................................18, 44
...........................................................54
スピーカー スピーカーのオン/オフを切り替える スプリットの諸設定 スプリットポイント
...................................................................................15
...............................................15
.......................................................................64
.......................................................................26
ソステヌートペダル ソフトペダル ソフトペダル効果の深さの設定 ソングデータを送受信する
.......................................................................20
................................................................................20
.......................................................65
.............................................................76
98
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Page 99
索引
端子について ダンパーペダル
............................................................................... 71
............................................................................ 20
チューニング 調律について
............................................................................... 61
................................................................................. 7
......................................................................................... 16
デモ曲
..................................................................................... 25
デュアル デュアルの諸設定 電源を入れる
テンポ
......................................................................................... 28
......................................................................... 63
............................................................................... 14
トランスポーズ
............................................................................ 24
バージョン(LANドライバー ) バージョン(楽器) パートの再生オン/オフ バックアップ バックアップオン/オフの設定
.......................................................................... 52
............................................................................... 77
......................................................... 52
................................................................. 44
........................................................ 69
ピアノ50曲(プリセットソング) 左ペダル機能の設定(ファンクション)
............................................................................................ 28
拍子
..................................................... 17
............................................. 65
録音し直す 録音(パートごとに録音する)
...................................................................................30
...........................................................31
ファイル操作 ファクトリーセット ファンクション一覧 ファンクションの基本設定 フォーマット 付属品 譜面立て 譜面止め プレイ/ポーズ(ペダル) フロッピーディスクドライブ(別売)の取り付け方
フロッピーディスクの取り扱い
............................................................................... 34
...................................................................... 57
...................................................................... 58
............................................................ 83
............................................................................... 38
........................................................................................... 7
..................................................................................... 13
..................................................................................... 14
.................................................................. 44
.............................. 95
...................................................... 40
ペダル
......................................................................................... 20
ヘッドフォン ヘッドフォンハンガー
............................................................................... 15
................................................................... 15
......................................................................................... 20
ボイス
...................................................................................... 34, 35
保存
メッセージ一覧 メトロノーム メトロノーム音量の設定
............................................................................ 78
............................................................................... 28
............................................................... 66
文字種の切り替え
......................................................................... 70
付 録
読み込み
............................................................................... 34, 36
連続再生
..................................................................................... 17
録音
............................................................................................ 29
録音(記録)されるデータの種類
....................................................... 32
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
99
Page 100
メモ
100
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
Loading...