Wacom Intuos4 Wireless Operating Instruction [ja]

索引目次
1
ユーザーズガイド forWindows®/Macintosh
ペンを使う ペンのカスタマイズ トラブルシューティング タブレットを使う タブレットのカスタマイズ デジタルインク マウスを使う マウスのカスタマイズ ラジアルメニューの使い方と設定 特定のソフトウェアに対する設定
索引目次
®
1
索引目次
製品の保証についてのお願い 保証規定をよくお読みになり、お買い上げから1年間は保証書を保管してください。保証書に販売店による記入がな
い場合は、直ちに販売店にお申し出になるか、ご購入時の領収書(またはその写し)を保証書に添付して保管してく ださい。保証書に、販売店による記入も領収書の添付もない場合は、保証書が無効になります。
電波障害自主規制等について この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(
置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受像器に近接して使用され ると、受信障害を引き起こすことがあります。取り扱い説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
)の基準に基づくクラスB情報技術装置です。この装
VCCI
2
商標について
Wacom、Intuos Bluetooth
標を使用する許可を受けています。
®
Adobe、Acrobat、Adobe Reader、Photoshop
商標あるいは商標です。
Apple、Apple
す。
Windows
その他の会社名、および製品名は、一般に各社の商標、または登録商標です。なお、本文中では「TM」「®」マーク を表記しておりません。
著作権について 付属のタブレットドライバの著作権は、株式会社ワコムにあります。 タブレットドライバ、および本書の内容の一部または全部を、無断で複製、転載することは禁止されています。 タブレットドライバを含む本製品の仕様、および本書の内容は、将来予告なしに変更することがあります。
Intuos 4
は、米国マイクロソフト社の米国およびその他の国における登録商標です。
ユーザーズガイド
は、株式会社ワコムの登録商標です。
ワードマークおよびロゴは、
ロゴ、
Macintosh
は、米国およびその他の国で登録されたアップルコンピュータ社の登録商標で
Bluetooth SIG,Inc.
for Windows/Macintosh
が所有する商標であり、株式会社ワコムはこれら商
は、アドビシステムズ社の米国およびその他の国における登録
Version 1.0, Rev L1409
©
2010 Wacom Co., Ltd. All rights reserved.
上記の年は、このマニュアルが作成された年を示しています。 しかしながら、マニュアルがユーザに公開される日は、該当するワコム製品が市場に導入される時と同時です。
索引目次
2
索引目次
目 次
3
本書について 本書の使い方
Intuos4 Wireless
タブレットの機能
Intuos4
電池および電源管理
ワイヤレス通信
ペン
電池の起動 電池の充電 省電力機能 充電状態ランプおよびワイヤレス通信ランプ
Bluetooth Bluetooth
接続での通信
USB
お使いになる前に
正しい姿勢 タブレットの向きを設定する タブレットの操作エリアについて マルチディスプレイへのマッピング
Intuos4 Wireless
ペンを使う
ぺンの持ち方 ポインタの移動 クリック ドラッグ サイドスイッチを使う 筆圧を使って描画する ペンを傾けて描画する 消しゴム 画面を見ながらペンを使う
タブレットを使う
ファンクションキーを使う タッチホイールを使う
22
28
Intuos4 Wireless
コントロールパネルを開く コントロールパネル概要 タブレットのプロパティの使い方 ペンのカスタマイズ
ペン先の感触とダブルクリックの調整 テールスイッチ(消しゴム)の感触を調整する ペン先とテールスイッチ(消しゴム)の
詳細な設定 サイドスイッチのカスタマイズ
タブレットについて
通信を確立する 通信を最適化する
タブレットを使う
23
27 27
28
29
をカスタマイズする
32
36
10 10 12 13 14 15 17 17
18
18 19 20 21
22
24 25 25 26
30 31
32
33 35
37 38
38 39
5 6
7
7 9 9
傾き感度のカスタマイズ
マウスのカスタマイズ
マウスボタンのカスタマイズ
タブレット機能のカスタマイズ
ファンクションキーのカスタマイズ タッチホイールのカスタマイズ
タブレットを画面にマッピングする
タブレットの向き 表示エリア 縦横比を保持
タブレット操作エリア ボタン機能 ラジアルメニューの使い方と設定 マッピング画面切り替えを使う 複数デバイスでの作業 特定のソフトウェアに対する設定
特定のソフトウェアに対する設定を作成する
特定のソフトウェアに対する設定を変更する
特定のソフトウェアに対する設定を削除する
トラブルシューティング
タブレットのテスト 入力デバイスのテスト
ペンのテスト
タッチホイールのテスト
ファンクションキーのテスト
マウスのテスト トラブルシューティング情報
通信の問題
一般の問題
Windows
Macintosh
テクニカルサポート ドライバのダウンロード
付録
タブレットドライバのインストール 電池寿命について タブレットの電池交換 タブレットと入力デバイスのお手入れ 芯を交換する
50
の問題
の問題
82
83
40 40 41 42 43 44 45 47 48 49 49
56 57 59 60 61 61 61
62
63 65 66 67 67 68 69 69 71 75 76 78 79
80
80 81
82
索引目次
3
索引目次
4
タブレットドライバのアンインストール タブレット設定ファイルの管理 タブレットモードの変更 複数タブレットの設置 オプション設定 ファンクションディスプレイの最適化 タブレットコントロールができる処理が
組み込まれたソフトウェアを使う マウスを使う エアブラシとアートペンを使う
Windows
デジタルインク機能
Windows Tablet PC
製品仕様
Intuos4 Wireless
PTK-540WL Intuos4 Intuos4 Intuos4 Intuos4 Intuos4 Intuos4
製品情報 部品と付属品の注文
利用可能な部品と付属品
でのペン入力機能および
入力パネルについて
タブレット
モデル)
グリップぺン
マウス
(KC-100) 94
エアブラシ インクぺン アートペン( クラシックペン(
93
(KP-501E-01) 94
(KP-400E-01) 94
(KP-130-01) 95
KP-701E-01
KP-300E-01
84
85 86 86 87 88
88 89 90
91 92 93
95 95 95 96 96
Radio and television interference 98
FCC notice 98 Industry Canada (Canada only) 98 CE declaration 98
機器認定について 本機の使用上の注意事項
安全上のご注意
警告 充電式リチウムイオン電池の安全上の注意 リチウムイオン電池のリサイクル
リチウムイオン電池のリサイクル方法
注意
用語 索 引
99
99 100 100 101 102 102 103
105 108
索引目次
4
本書について
索引目次
5
本書は、
Intuos4 Wireless
Windows とMacintosh
用しています。
目次または索引で項目をクリックすると、その項目に移動することができます。
Intuos4 Wireless
て説明しています。また、電池および電源管理に関する情報やワイヤレス接続の詳細についても記載 されています。
お使いになる前にでは、
ただけ、快適にご使用いただけるよう、お役に立つポイントを説明しています。
Intuos4 Wireless
様々な機能、 なる方向けの練習についても説明します。
Intuos4 Wireless
Intuos4 Wireless
を最適化する方法を説明します。
トラブルシューティングでは、タブレットと入力デバイスのテストおよびトラブルシューティングの
情報が記載されています。 トラブルシューティング情報 では、よくある質問に対する回答が掲載され ています。
付録には、
ウェアのアンインストール方法と保証など す。また、 しています。
Intuos4 Wireless
Windows 7
の使い方や機能について説明しています。本書に記載される情報は、
コンピュータに共通するもので、特に指定のない限り、
タブレットについてでは、
Intuos4 Wireless
タブレットを使うでは、
の各入力デバイスの特徴と機能を説明するとともに、初めてお使いに
をカスタマイズするでは、作業しやすいように
の電池を最大限に活用するためのヒント、機器のお手入れ方法、ソフト
Intuos4 Wireless
とコンピュータの接続について、お客様が簡単にご理解い
Intuos4 Wireless
Intuos4 Wireless
および
Windows Vista
におけるペンとデジタルインク機能についても説明
や入力デバイスの様々な機能につい
の使い方を習得します。タブレットの
Intuos4 Wireless
に関する様々な情報が掲載されていま
Windows
の画面を使
と入力デバイス
補足: 本書では、タブレットドライバのインストールに関する情報は、記載しておりません。タブレット
ドライバのインストールについては、製品に付属する「クイックスタートガイド」、およびタブレットド ライバ
電子マニュアルを初めて利用する場合、 本書の使い方を読んで確認してください。
ダイアログボックス、コントロールパネルなどのオプションの名前は、「 」で囲んで表示しています。
画面でマニュアルを拡大するには、ビューアのズームインツールを使用してください。
特定のコンピュータハードウェア、オペレーティングシステム、他のメーカーの
ドウェアまたはソフトウェア、およびお使いのソフトウェアに関する情報は、この製品には含まれて おりません。これらの情報については、ハードウェア、オペレーティングシステム、アプリケーショ ンに付属するマニュアルをお読みください。
•Intuos4 Wireless
ています。これらの機能をサポートするソフトウエアは、ワコムのホームページでご覧になることが できます(
特定のソフトウェア内で、
ウェアのマニュアルをご覧ください。
タブレットドライバおよび本製品の仕様、および本書の内容は、将来予告なしに変更することがあります。
に収録されている自動ソフトウェアインストーラを参照してください。
CD
の機能(筆圧、傾き、消しゴム機能など)は、多くのソフトウェアでサポートされ
製品情報をご覧ください)。
Intuos4 Wireless
の機能を最大限に活用する方法については、各ソフト
索引目次
Bluetooth
対応ハー
5
索引目次
目次
索引
トピック
本書の使い方
本書の中を移動するには、次のボタンやテキストをクリックします。
表紙へ移動します。
目次のはじめへ移動します。
索引のはじめへ移動します。
見た順に表示を戻ります。
ページ番号順に戻ったり、進んだりします。
6
Adobe Reader
いては、
Adobe Reader
トピックへ移動します。
次のトピックへ進みます。
には、本書の使用および印刷のための追加的なツールが用意されています。使い方につ
のヘルプをご覧ください。
索引目次
6
索引目次
ステータスランプ
電源がオンになると、ランプの1つがほん のり明るくなります。ペンやマウスのス イッチを押すと明るく光ります。タッチホ イール機能を切り替えると、対応するラン プが点灯します。
タッチホイール
ホイールの中央には、タッチ ホイール機能を切り替えたり、 オートスリープモードから復 帰させる切り替えボタンがあ ります。
ファンクションキー
ファンクションディスプレイ
現在のファンクションキーの設定を表示します。
操作エリア
ここがペン入力用の操作エリア です。
Intuos4
ペンをご覧くだ
さい。
ワイヤレス通信ランプ
Bluetooth
通信を確立するをご
覧ください。
充電状態ランプ
7
Intuos4 Wireless
このセクションでは、
Intuos4 Wireless
ンやマウスで構成されています。
Intuos4 Wireless
めします。
タブレットの機能 Intuos4 ペン 電池および電源管理 ワイヤレス通信 USB 接続での通信

タブレットの機能

Intuos4 Wireless
は、操作エリアとして使用するワイヤレスタブレットと、タブレット上で使用する
の操作を早くマスターするために、製品の外観と機能に親しんでいただくことをお勧
タブレットについて
タブレットについて紹介します。
索引目次
7
USB
ポート
充電とデータ通信ができます。
ペアリングボタン
Bluetooth
通信を確立するをご覧くだ
さい。
充電式リチウムイオン電池
工場出荷時には本体にセットされています。 起動する場合は電池の起動
、充電する場合
電池の充電
をご覧ください。
USB
接続ケーブル
Intuos4 Wireless
を充電する場合に使用します。まず
USB
接続ケー
ブルの小さい端子をタブレットの
USB
ポートに接続し、大きい端子を
コンピュータの
USB
ポートに接続します。充電に関しては、電池の充
をご覧ください。
充電中もタブレットを使うことができます。
USB
接続での通信をご覧
ください。
ケーブル取り付け穴
市販のセキュリティーケーブルな どを取り付けられます。
ペンホルダー取り付け位置
付属のペンホルダーの取り付けや 取り外しが簡単にできるように なっています。
電源スイッチとインジケータ
スイッチをスライドさせて電源をオン/オ フします。 スイッチがオンのときは、インジケータは 赤色です。タブレットを使うときは、ス イッチをオンにしてください。
電池収納部
指先でラッチバーを内側に押すと、カバー を取り外せます。中に電池が収納されてい ます。
ペンホルダータブレット
に取り付けて使います。
索引目次
8
索引目次
8
索引目次
テールスイッチ
グリップ部
Intuos4
グリップペン
ペンスタンド
ペンスタンドの下部を回して外し、芯抜きと替え芯 を取り出すことができます。
芯抜き
交換用の芯
標準芯(5本、黒色)
ハードフェルト芯
3
本、グレー)
エラストマー芯
1
本、中心が白色、
外縁が黒色)
ストローク芯(1本、 白色、バネ付き)
サイドスイッチ
す)
ペンの先端部分を回して軸か ら外し、ラバーグリップとの 間のリングを他の色のリング
(付属)に取り替えることが
できます。ペンを個別に識別 できるようになります。
その他のペンやマウス、オプション品の情報については部品と付属品の注文
をご覧ください。
9
Intuos4
Intuos4
ペンはコードレスで、電池は不要です。
ペン

電池および電源管理

このセクションでは、
Intuos4 Wireless
ます。必ず以下の項目をご覧ください。
電池の起動 電池の充電 省電力機能 充電状態ランプおよびワイヤレス通信ランプ
タブレットの詳細な使い方については、タブレットを使うもご覧ください。
の電池および電源管理の機能に関する重要な情報を記載してい
索引目次
9
索引目次
警告:充電式リチウムイオン電池の安全上の注意をご
覧ください。
ヒント:
電池の充電中でもタブレットドライバをインストールしたり、
USB
を通して
Intuos4 Wireless
を操作することができます。
充電時間は、電源がオフの場合は約
5
時間、タブレットを使
用している場合は最大約
6
時間かかります。(電池残量0の状 態からフル充電にした場合)実際の充電時間は、電池の残量お よび充電中のタブレットの使用状況により変わります。
充電中にタブレットを使用する場合、ファンクションディス プレイをオフにすると、充電時間を短縮できます。
ファンクションディスプレイのオン/オフに関する情報は、
オプション設定
をご覧ください。
USB
ポート
充電状態ランプは、充電中は黄色に、フル充電では緑 色に点灯します。
詳細は充電状態ランプおよびワイヤレス通信ランプ
ご覧ください。
USB
接続ケーブルは、電池の充電、および
IIntuos4 Wireless をUSB
タブレットとして
操作する時に使用します。
USB
接続ケーブルが接続されている場合、電 池は常に充電中です。電池残量が不十分な場合 には、
USB
接続して使用してください。
補足:
Intuos4 WirelessにUSB
接続ケーブ
ルが接続されている場合には、
Bluetooth
アンテナおよび
Intuos4 Wireless
との
Bluetooth
接続
は自動的にオフになります。

電池の起動

お買い上げ時
Intuos4 Wireless
タブレットの裏側の電池カバーを開きます。指先でラッチバーを内側に押し、カバーを外側に開いて
1.
Intuos4 Wireless
を使用する前に、まず電池から絶縁シートを抜き取り、充電してください。
取り外します。 電池を所定の位置から動かさず、ゆっくりとタグを引き、電池と接触端子の間から抜き取ります。タ
2.
グは廃棄してください。 電池カバーを閉じます。続いて電池の充電に進んでください。
3.
には充電式リチウムイオン電池がセットされています。

電池の充電

Intuos4 Wireless
おきます。充電は、
をワイヤレスモードでご使用になる前に、
USB
い端子をコンピュータの
接続ケーブルの小さい端子を
ポートに接続して行います。
USB
Intuos4 Wireless
Intuos4 WirelessのUSB
の電池を十分に充電して
ポートに接続し、大き
10
索引目次
10
索引目次
充電の状態を確認する場合は、コントロールパネルを開き、コントロールパネルの「タブレット」リスト のタブレットアイコンを確認します。詳細は
電池の使用時間を最大にするには、ファンクションディスプレイをオフにすることをお勧めいたしま
す(
オプション設定をご覧ください)。
作業が終了したら、電池を節約するために、タブレットの電源スイッチをオフにします。
電源スイッチがオンの場合、タブレットにはいつでも電池から電流が流れています。オートスリープ
やタブレットのオートシャットダウンモードの場合でも、電池からは電流が放電されています。タブ レットを数日間使用しない場合は、あらかじめ電池を充電し、タブレットの電源スイッチをオフにし ておくことをお勧めします。
電池の残量が少ない状態で、電源スイッチがオンのまま電池が長期間(1週間以上)タブレット内に
あると、電池から少量の電流が流れ、電池が放電しやすくなります。この場合、電池の内部保護回路 が作動し、電池を充電することができなくなります。電池の寿命を長くするために、1週間以上タブ レットを使用しない場合は、タブレットの電源をオフにしてください。
長期間(1カ月以上)使用しない場合は、電源をオフにする前に、半分以上電池を充電することをお
勧めします。この場合には電池を取り外す必要はありません。電源をオフにすることで、電池がタブ レットの回路から遮断され、放電することがなくなります。
電池を充電できなくなった、または十分に充電してもすぐに消耗してしまう場合には、電池を交換し
てください。 詳細はタブレットの電池交換をご覧ください。
タブレットのプロパティの使い方をご覧ください。
11
警告:充電式リチウムイオン電池の安全上の注意をご覧ください。
索引目次
11
索引目次

省電力機能

Intuos4 Wireless
搭載されています。
自動節電モード:次のような場合に、タッチホイールのステータスランプおよびファンクションディ
スプレイへの電力供給を自動的に低減させます。
オートスリープモード:タブレットを使用していないときの電池を節電するため、30分間ユーザの入
力がなければ、タブレットは自動的にスリープモードになります。操作を再開するには、タッチホ イール機能切り替えボタンを押すか、タブレットを再起動します。
コンピュータの電源をオフにした場合や、タブレットがワイヤレス通信の範囲外に移動するなど、ワイ ヤレス通信が確立しない状態が ります。操作を再開するには、コンピュータの 信の範囲内であることを確認します。次に、タッチホイール機能切り替えボタンを押すか、タブレット を再起動します。
には、電池の電力を節約しつつ、性能を向上させるよう設計された多くの節電機能が
分間入力がない場合 ファンクションディスプレイやステータスラ
1
ンプの明るさを低減
2分30
入力中 明るさの設定レベルを元に戻す
秒入力がない場合 ファンクションディスプレイのステータスラ
ンプがオフになります ステータスランプの明るさを低減
秒を超えた場合に、
5
Bluetooth
Intuos4 Wireless
機能が動作し、タブレットがワイヤレス通
はスリープモードに切り替わ
12
タブレットのオートシャットダウン:電池の残量が少ない場合には、タブレットは自動的にシャットダ
ウンします。タブレットのオートシャットダウンモードでは、タブレットは動作しません。直ちに電池 を再充電するか、電源スイッチをオフにしてください。
重要:タブレットがオートシャットダウンモードの場合でも、電源スイッチがオンのままになっている と、電池から少量の電流が流れ続け、電池の故障の原因になることがあります。
タブレットのプロパティの使い方もご覧ください。
索引目次
12
索引目次

充電状態ランプおよびワイヤレス通信ランプ

充電状態ランプおよびワイヤレス通信ランプの状態を見て、タブレットの動作状態を確認します。
充電状態ランプ タブレットと充電状態
13
緑色 電池残量:多い(35〜 赤色 電池残量:少ない(15〜 赤色の点滅 電池残量:極めて少ない(
すぐに電池を充電する必要があります
オフ タブレットが手動または自動でオフにされている、あるいは電池残
量がありません。また、以下の場合には、タブレットの電源がオフ になることがあります。
電源スイッチをオフにする。
ペアリングボタンを押した後、タブレットを3分以内にコン
ピュータと接続しなかった。
分以上入力がない。(タブレットはオートスリープモードに
入ります。)
秒以上ワイヤレス通信がない。
電池残量が操作不可能なレベルに低下し、 でコンピュータとタブレットが接続されていない。
接続ケーブルで、タブレットとコンピュータの
USB
ポートを接続します。ランプが点灯しない場合は、電池を交換 します。
タブレットの電池交換をご覧ください。
USB
接続ケーブルが接続されており、充電中であることを示しま
黄色
•30
•5
タブレットに充電済みの電池が入っている、またはコンピュータと タブレットが ブレットの電源がひとりでに落ちる場合には、タブレットを再起動 するか、またはタッチホイールの切り替えボタンを押します。
USB
す。フル充電になると、ランプは緑色に変わります。
100%
接続ケーブルで接続されているにも関わらずタ
34%
15%
未満)
!
接続ケーブル
USB
USB
補足:ランプが点灯しない場合、タブレットの電源スイッチをオン
にしてみてください。
ワイヤレス通信ランプ タブレット状態
オフ タブレットとコンピュータ間で 青色の点滅
青色 タブレットは、
Bluetooth
レットの電源をオンにした後) タブレットはコンピュータとの接続またはペアリングを検出してい
ます。
います。
検出モード(ペアリングボタンを押した後またはタブ
Bluetooth
索引目次
通信を確立するをご覧ください。
Bluetooth
ワイヤレスでコンピュータと接続して
Bluetooth
通信されていません。
13
索引目次

ワイヤレス通信

Intuos4 Wireless
高周波による無線技術であるため机のような非金属類も通過します。このため たコンピュータの近くでタブレットを使う必要は必ずしもありません。
タブレットは、
Bluetooth
ワイヤレスでコンピュータに接続されます。
Bluetooth
14
Bluetooth
機能を搭載し
重要:
Bluetooth
2.4 GHz Bluetooth
ブレットの動作不良や通信障害を引きおこす可能性があります。 もし、通信がうまくいかない場合は、
Bluetooth Bluetooth
Intuos4 Wireless
アンテナから約10メートルの範囲で操作できます。
帯で動作する他のネットワークからの干渉や、お使いのコンピュータに接続された他の
対応デバイス(オーディオなど)、あるいは電波の通り道やその近くに置かれた金属類は、タ
通信を確立する 通信を最適化する
タブレットはクラス2の
Bluetooth
Bluetooth
通信を最適化するをご覧ください。
対応のデバイスです。コンピュータの
索引目次
14
索引目次
タブレットは3分間、あるいはコンピュータとの ペアリングが確立されるまで
Bluetooth
検出モー
ドのままです。
3
分以内にペアリングしない場合、
タブレットの電源はオフになります。
タブレットは、タブレットが
Bluetooth
検出モー ドになっている間のみ、コンピュータにペアリン グ
(
ワイヤレス接続)できます。
タブレットがペアリングできるコンピュータは、 1度に1台だけです。
ペアリングボタン
15
Bluetooth
タブレットを接続する前に、ヒューマンインタフェースデバイス( 可能な 蔵されていない場合、市販の
Intuos4 Wireless
以下は概要です。 ペアリングに関する詳細な説明については、お使いのオペレーティングシステムまたは に付属の取扱説明書をご覧ください。
1.
2.
Bluetooth
コンピュータの電源をオンにし、システムが完全にロードされるまで待ちます。 タブレットの電源をオンにし、
ことを確認します。タブレット側面のペアリングボタンを押して、タブレットを ドにします。ワイヤレス通信ランプが青色に点滅します。
通信を確立する
)プロファイルをサポートし、使用
HID
機能がお使いのコンピュータに装備されていることを確認します。
Bluetooth USB
とコンピュータが「初めて」互いを認識するプロセスをペアリングと呼びます。
Bluetooth
が使用可能なデバイスとコンピュータ、および特定の
接続ケーブルが使用可能な
USB
アダプタ(ドングル)を購入し接続してください。
ポートに取り付けられていない
USB
Bluetooth
Bluetooth
Bluetooth
機器との
Bluetooth
検出モー
機能が内
機器
タブレットを
3.
たはメニューバーかシステムトレイから 機器を起動し、選択して新しいデバイスに追加します。一般的なオプションは、「 の追加」または「デバイスの追加」のどちらかです。 イコンをクリックして新しいデバイスを設定します。セットアップアシスタントの指示に従い作業し てください。
設定するデバイスのタイプを入力するよう表示された場合、「タブレット」(使用可能な場合)また
は「マウス」のどちらかを選択します。 認証コードまたはパスキーを入力するよう表示された場合、「
れば、「使用しない」または「いいえ」を選択します。 コンピュータに正常にペアリングされると、
Bluetooth
Intuos4 Wireless
表示されます)、ワイヤレス通信ランプが青色に点灯します。 コントロールパネルにタブレットが一覧表示されない場合、セットアップアシスタントをリフレッ
シュするか、またはデバイスの追加をやり直し、再びペアリングボタンを押してください。
4. Bluetooth
してみて、接続状態を調べます。
のデバイスコントロールパネルを閉じます。タブレット上でペンを使ってポインタを動か
検出モードにした後、
が接続済みデバイスとして表示され(デバイスリストには「
Bluetooth
Bluetooth
索引目次
デバイスコントロールパネルを開くか、ま
アイコンを選択します。必要に応じて
Bluetooth
Macintosh
Bluetooth
のコントロールパネルでは、「+」ア
」を入力します。それ以外であ
0000
デバイスのコントロールパネルに
PTK-540WL
Bluetooth
デバイス
」と
15
索引目次
タブレットドライバをコンピュータにインストールしていない場合は、インストールを行ってください。 タブレットドライバ をクリックし、手順に従ってタブレットドライバをインストールします。
重要:タブレットの全機能およびペンの筆圧機能などをご使用になる前に、必ずタブレットドライバを、 コンピュータにインストールしてください。
タブレットとコンピュータのペアリングを行うと、タブレットは接続したコンピュータを記憶するため、 それ以外のコンピュータとの接続はできなくなります。
コンピュータを起動するときは、オペレーティングシステムのロードが完了してからタブレットの電
源スイッチをオンにします。タブレットとお使いのコンピュータは相互に記憶し、 自動的に再確立されます。
CD-ROM
をコンピュータの
ドライブに挿入し、「タブレットのインストール」
CD
Bluetooth
16
通信は
リンクが5秒以上中断された場合(例:コンピュータをシャットダウンする、
プタ(ドングル)のプラグを抜く、 から離しすぎたなどの場合)、タブレットはスリープモードに切り換わります。通信を再開するには、 タッチホイールの切り替えボタンを押すか、タブレットをの電源を一度オフにし、再度オンにします。
タブレット、またはタブレットと接続しているコンピュータから、タブレットとコンピュータ間のペアリ ングを切断できます。ペアリングが切断されると、タブレットは再び タによって検出可能になります。
タブレットをコンピュータから取り外す場合:
タブレットから切断する:タブレット側面のペアリングボタンを押します。ワイヤレスタブレット切
断メッセージがコンピュータに送信されます。 コンピュータから切断する:デバイスコントロールパネルを開き、タブレットのペアリングを削除し
ます。
重要:ワイヤレスデバイスの使用は、国によって規制が設けられています。ワイヤレスタブレットを持っ て旅行する場合には、渡航先の国で製品に適用される制限について、必ず関係規制当局にご確認くださ い。
ワイヤレス信号を使用する製品は、民間飛行機の機器を妨害することがあり、規則により、飛行機内すべ てのワイヤレスデバイスの電源を切るよう要求されます。機内に持ち込む場合、 レットの電源スイッチをオフ(充電状態ランプは消灯します)にして、ワイヤレス信号もオフにしてくだ さい。特に離発着、飛行時には決して電源スイッチをオンにしないでください。
Bluetooth
機器の電源を切る、またはタブレットをコンピュータ
Bluetooth
Bluetooth USB
使用可能なコンピュー
Intuos4 Wireless
アダ
タブ
極めて高い信頼性が要求される場所や、ワイヤレスタブレットがその他の電子機器を妨害または誤作動の 原因になる恐れのある、施設管理システムやその他の環境では ないでください。使用が禁止されている場合には、タブレットの電源を切り(ワイヤレス信号が切ってあ ることを確認)、その他の電子機器を妨害またはその電子機器の誤作動の原因になる可能性を防止します。 弊社は直接的または間接的損害に対しての責任を一切負わないものとします。詳細については、本書の巻 末の保証をご覧ください。
索引目次
Intuos4 Wireless
は決してお使いになら
16
索引目次
USB
接続ケーブルの小さい端子をタブレットの
USB
ポートに接続し、大きい端子をコンピュータの
USB
ポートに接続します。タブレットの電源スイッチをオ ンにします。
コンピュータに接続すると、タブレットのすべての機 能をお使いになることができます。タブレットの電池 はケーブルを通して充電されます。
補足
USB
接続ケーブルでコンピュータとタブレット
が接続されているときは、
Bluetooth
のアンテ
ナとタブレットとの
Bluetooth
接続は、自動的
に切断されます。 必ず
Intuos4 Wireless
に付属の
USB
接続
ケーブルをお使いください。
17
Bluetooth
ポインタがタブレット上のペンの動きに遅れたり頻繁に「跳ね」回る場合や、グラフィックソフトウェア で描画している時に極端にまっすぐな線が表示される場合には、 トからすべてのデータを送信できていない可能性があります。これは、その他の電波発生源からの妨害、 電波経路にある障害物、またコンピュータから離れすぎているなど複数の理由が考えられます。
以下の対策を行って
•Intuos4 WirelessとBluetooth
•USB
を机の上または
Bluetooth v2.1
する。詳細については、お使いの クラス1の
Bluetooth
タブレットをコンピュータの
コンピュータに接続されているヘッドホンなど
•WiFi
コンピュータから遠ざける。
USB
Bluetooth
禁止されている状況(飛行機内など)で 線通信で使用することができます。
接続での通信
通信を最適化する
Bluetooth
接続の
Bluetooth
Intuos4 Wireless
に適合し、
Bluetooth
機能内蔵のコンピュータをお使いの場合、コンピュータの向きを最適な方向に変更する。
ネットワーク、携帯電話など
に対応していないコンピュータで
の通信を向上させ、タブレットの機能を最適化してください。
のアンテナまたはアダプタの電波経路上にある金属類を取り除く。
アダプタ(ドングル)を使用している場合、アダプタを差したコンピュータ
(高速データレート)プロトコルに対応する
EDR
Bluetooth
アダプタ(ドングル)を使用する。
Bluetooth
の近くに置く。
機器のメーカーにお問い合わせください。
のアンテナに近づける。
Bluetooth
2.4 GHz
無線周波数で動作するその他のデバイスの電源を切るか、
Intuos4 Wireless
Intuos4 Wireless
Bluetooth
機能内蔵のオーディオ装置を取り外す。
を使用する場合、またワイヤレス通信が
を使用する場合は、
機能が最適な速度でタブレッ
Bluetooth
機器を使用
Intuos4 Wireless
を有
索引目次
17
索引目次
作業の合間に休憩をとり、筋肉を伸ばした り、リラックスさせてください。
ペンやマウスを持つときはなるべく力を抜 いてください。
1日のうちで性質の異なる作業を入れ替え て行い、入力デバイスも持ち替えてくださ い。
不快感を伴う不自然な姿勢や、反復動作を 控えてください。
作業姿勢に不快感を感じたら、姿勢を変え てください。
右手で使う場合は、操作エリアがファンク ションキーの右側に来るようにタブレット を置いてください。
タブレットを通常のマ ウスの代わりに使う場合は、キーボードの 右に置くことをおすすめします。
左手で使う場合は、操作エリアがファンク ションキーの左側に来るようにタブレット を置いてください。詳細については、
タブ レットの向きを設定する をご覧ください。
タブレットを通常のマウスの代わりに使う 場合は、キーボードの左に置くことをおす すめします。
タブレットで絵を描いたり、写真を加工し たりする場合は、タブレットをキーボード の手前、ディスプレイに対して中央に置く ことをおすすめします。
18

お使いになる前に

このセクションには、タブレットを快適に使用し、ユーザとタブレットがコンピュータとやりとりする方 法をさらによく理解する上で役立つ情報が記載されています。
正しい姿勢 タブレットの向きを設定する タブレットの操作エリアについて マルチディスプレイへのマッピング

正しい姿勢

疲労が軽減するように、作業環境を整えて楽に作業できるようにしてください。タブレット、入力デバイ ス、キーボードを手の届きやすい場所に配置してください。目を疲れさせずに、楽に見ることができるよ うな場所へディスプレイを置いてください。画面のポインタがタブレット上の手の動きと同じ方向へ移動 するようにタブレットを置いてください。
に関しての補足:
RSI
Intuos4 Wireless
についての治療や予防の説明、約束、保証はいたしかねます。必ず医師の診断を受け、適切な処置をとる ようにしてください。
が原因と思われる反復性ストレスの徴候、障害、あるいは症状
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18
索引目次
タブレットを左利き用に設定する
コントロールパネルを開いて、「マッピング」タブを選択します。
タブレットの向き」オプションを「ファンクションキーを右側」
に設定します。タブレットの設定(ワコムタブレットのコント ロールパネルオプションも含みます)が、タブレットドライバに より自動的に左利き用に調整されます。
次に、タブレットを回転させて、タッチホイールが右側に配置さ れるようにします。
タブレットを右利き用に設定する
コントロールパネルを開いて、「マッピング」タブを選択しま す。
タブレットの向き」オプションを「ファンクションキーを
左側」に設定します。タブレットの設定(ワコムタブレットの コントロールパネルオプションも含みます)が、タブレットド ライバにより自動的に右利き用に調整されます。
次に、タブレットを回転させて、タッチホイールが左側に配置 されるようにします。
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タブレットの向きを設定する

ペンを持った利き手で操作中「ファンクションキー」を不意に押さないように、「ファンクションキー」 を利き手と反対側に配置することをお勧めします。次のように、
Intuos4 Wireless
利き用に設定してください。標準設定としてのタブレットの向きを変えたい場合は、タブレットドライバ
CD-ROM
からタブレットドライバを再インストールしてください。
次のようにしてタブレットの向きを変更することもできます。ただし初期設定での向きは変わりません。
を右利き用または左
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19
索引目次
操作エリア ペン入力を検出するタブレットの操作面の領域を指します。
Intuos4 Wireless
の入力デバイスは、タブレットの操作エリアで
のみ動作します。
タブレットにペンを置くと、ポインタは画面の対応する場所に ジャンプします。画面のポインタはペンの位置を示し、タブレッ ト操作面のペンの動作に従います。これがペンの標準設定です。
のしかた」をご覧ください。
補足:ペン入力に対応したタブレットにおいては、操作エリアは コンピュータ画面の表示域に割り当てられます。標準設定では、 画面全体、またはディスプレイが複数ある場合はすべてのディス プレイに割り当てられています。タブレット操作エリアとディス プレイのマッピングを設定するには、「タブレットの座標検出
」を
ご覧ください。

タブレットの操作エリアについて

お使いの す。
Intous4
ペンおよびその他の入力デバイスは、タブレットの操作エリアでのみ使うことができま
20
索引目次
20
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ディスプレイ
1
ディスプレイ
2

マルチディスプレイへのマッピング

お使いのコンピュータに複数のディスプレイが接続されている場合、 パティ」ダイアログのディスプレイ設定に基づいて、ディスプレイをマッピングします。
複数のディスプレイが設定されていて、拡張ディスプレイモードをお使いの場合、すべてのディスプ
レイを スプライを拡張ディスプレイモードで使用する場合、デスクトップ表示は下の図のようになります。
つの大きなディスプレイと見なし、タブレットはその全体に割り当てられます。2台のディ
1
Intuos4 Wireless
は、「画面のプロ
21
ミラーモードをお使いの場合、タブレットは各ディスプレイのスペース全体に割り当てられます。
ポインタは各ディスプレイに同時に表示されます。
複数ディスプレイでのご利用について、コンピュータとオペレーティングシステムの設定に関する詳細に ついては、コンピュータ本体とオペレーティングシステムの取扱説明書をご覧ください。
複数ディスプレイでのご利用のために、コンピュータを正しく設定したあと、コントロールパネルを開い て、適切なオプションを設定することにより ディスプレイまたは画面の一部のみにマッピングすることもできます。
ヒント:システムが複数のディスプレイで構成されている場合、「マッピング画面切り替え」機能をファ ンクションキーに割り当てます。これにより、システムデスクトップまたはプライマリディスプレイと他 のディスプレイ間で、タブレットのマッピングとポインタを交互に切り替えることができます。
グ画面切り替えを使うをご覧ください。
タブレットのマッピングを調整できます。たとえば、1つの
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マッピン
21
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Intuos4 Wireless
初めてタブレットと入力デバイスをお使いになる場合、次の章をお読みください。
ペンを使う タブレットを使う

ペンを使う

ペンはコードレス、電池レスで、筆圧を感知します。ペンの基本的な使い方は、ポインタの移動、クリッ ク、ダブルクリック、ドラッグの4つです。ペンを使うことに慣れていない場合は、次のページからの練 習を行ってください。
ぺンの持ち方 ポインタの移動 クリック ドラッグ サイドスイッチを使う 筆圧を使って描画する ペンを傾けて描画する 消しゴム 画面を見ながらペンを使う
タブレットを使う
索引目次
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ペンの持ち方 テールスイッチ(消しゴム)の
使い方
タブレットからすぐ手の届くところにペンスタンドを置いてください。ペン スタンドには、ペンを立てるか横にして置いておくことができます。
重要
: Intuos4
ペンを使用しない場合、ペンスタンドに置くか机の上 にペンを寝かせてください。ペンの筆圧感度を保つためには、ペン先 や消しゴムが押されてしまうような入れ物でペンを保管しないでく ださい。ペン先やテールスイッチ(消しゴム)が押された状態でペン を収納すると、故障する場合があります。
Intuos4
入力デバイスをタブレット上に置いたままにすると、通常のマウ スなどを使用する際、画面上のポインタの位置決めができなくなる場合が あります。また、コンピュータがスリープしなくなる場合があります。
また、タブレットのスイッチを切らずペンをタブレット上に置いたま まにすると、タブレットの電池が消耗する原因になります。
オプションのペンホルダーを取り付ける
ペンホルダー取付部のカバーをタブ レットから取り外します。
ペンホルダーをペンホルダー取付部に はめ込んで取り付けます。ペンはホル ダーの輪に通します。
ペンホルダーは、簡単にタブレットから取 り外せます。ペンホルダーを外したら、タ ブレットを保護するために、ペンホルダー 取付部には元通りカバーを取り付けてくだ さい。
タブレットには着脱可能なペンホルダーも付属しています。ペンホルダーは、ペンスタン ドを置く場所がない場合に便利なアクセサリです。ペンホルダーを使って、グリップペン やオプションのエアブラシをしっかり保持することができます。
23

ぺンの持ち方

鉛筆やボールぺンと同じようにお持ちください。サイドスイッチが、親指、または人差し指で押せるよう な位置にあることを確認してください。ペンで線を引いたり位置を決めたりするときに誤ってサイドス イッチを押さないようにしてください。最も描きやすい角度にペンを傾けてご使用ください。
索引目次
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ペンを持ち上げてペン先をタブレットの
作エリアに置きます。ポインタが新しい場
所へジャンプします。 タブレット面でペンを動かして、画面のポ
インタを移動させます。
タブレットの表面
に触れずに
ペン先をタブレットの読み取り
高さに保ちながら行ってみてください。
アイコンやフォルダを選択するには、ペン で画面のポインタをそのオブジェクトまで 移動させ、ペンを押して選択します。
ヒントペンの操作に少し違和感がある場 合は、画面を見ながらペンを使う
を参照し
てください。 画面のポインタが、タブレット上の手の動
きと同じ方向へ移動するように、ディスプ レイの向きに合わせてタブレットを置く と、ポインタを簡単に操作できるようにな ります。
10 mm
ペンのサイドスイッチを使う場合、ペン先をタブレット面から
10mm
以 内に近づけます。画面のポインタを移動させたり、サイドスイッチを使用 するのにペン先でタブレットに触れる必要はありません。
Intuos4 Wireless
では、マウスを含むすべての入力デバイスは、タブ
レットの操作エリアでのみ動作します。

ポインタの移動

画面にカーソル(またはポインタ)を置きます。
24
画面上のポインタの動きかたには、以下の2つの設定があります(タブレットの座標検出を参照してくだ さい)。
ペンモードでは、タブレット面にペン先を置くと、画面のポインタが対応する位置に移動します。ポ
インタはペン先の位置を示し、ペン先の動きに合わせて移動します。これは です。
マウスモードでは、通常のマウスのように、動いた方向と距離に応じてポインタが移動します。
Intuos4
索引目次
ペンの標準設定
24
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ヒント: ペンをアイコン上に移動した後、シングルクリックでアイコンを起動するように
Windows
を設定する
ことができます。この機能を使用するには、フォルダを開いて、以下の設定を行なってください。
Windows 7
および
Vista
の場合:「整理」プルダウンメニューから、「フォルダと検索のオプション
...
」を
選択します。「一般」タブで、「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」を選択します。
Windows XP
の場合:任意のフォルダを開いて「ツール」メニューを選択し、プルダウンメニューから
「フォルダオプション」を選択します。「全般」タブの「クリック方法」から「ポイントして選択し、シングル
クリックで開く」を選択します。
クリック:クリックするには、タブレット を1度ペン先で軽くたたきます。または、 強めにタブレットにペン先を押し当てます
フォルダアイコン上に画面のポインタを移 動させ、ペン先を押してアイコンをクリッ クしてみてください。フォルダアイコンを 押すと、ハイライトされます。
ダブルクリック ダブルクリックするに は、ペン先で同じ場所を短く2回たたき ます。マウスボタンで2回クリックする のと同じです。フォルダアイコンをダブ ルクリックして、開いてみてください。
ヒント:サイドスイッチの1つをダブル クリックに設定しておくと、ペン先で
2
回タブレットをたたくよりも簡単にダブ ルクリックすることができます。
ペンで画面上のオブジェクトをドラッグ するには、まずオブジェクトを選択しま す。
次にペン先をタブレットに押し当て たままタブレット面の上を滑るように移 動させます。選択したオブジェクトは、 画面上を移動します。
テキストを選択するには、画面のポイン タを行の開始位置に移動させます。次に タブレット上でペンをドラッグさせ、テ キストをハイライトします。
25

クリック

画面上にあるものをハイライトさせたり、または選択する場合、クリックします。開くにはダブルクリッ クします。

ドラッグ

ドラッグして、画面上のオブジェクトを選択したり、移動したりできます。
索引目次
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サイドスイッチの標準設定
ダブルクリック:ダブルクリックするには、上側のサイ ドスイッチを押します。ペン先で2度タブレットの面を たたく方法よりも簡単に、ダブルクリック操作を行うこ とができます。
上側: 「ダブルクリック」 下側: 「右ボタンクリック」
右クリック:特定のソフトウェア、また は特定のアイコンのメニューを表示させ るには、右クリックを使います。
サイドスイッチの機能設定:「スクロー ル
/
移動」は、ペンのサイドスイッチを 押しながら、ペン先をタブレットの操作 エリアに押し当てて、ペンを移動させま す。ウィンドウ内の書類または画像が任 意の方向に移動します。タブレット上で のペンの動きに合わせて、ウィンドウ内 の書類あるいは画像が移動します。ペン のサイドスイッチを放すか、またはタブ レットからペン先を離すと、「スクロー ル
/
移動」は終了します。 ソフトウェアによっては、ペン先の動き
に対応する画面上のポインタと同じ方向 に書類や画像が移動するだけの場合もあ ります。

サイドスイッチを使う

Intuos4
す。スイッチをいずれかの方向に押して、機能を切り替えます。
グリップペンにはカスタマイズできる2種類の機能を備えたサイドスイッチが装備されていま
26
補足:ペン先がタブレットの操作エリアから高さ ことができます。ペン先がタブレットに触れていなくても、サイドスイッチは使用できます。
10mm
以内にある場合に、サイドスイッチを使用する
新しいスイッチ機能を割り当てるには、サイドスイッチのカスタマイズをご覧ください。
索引目次
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索引目次
筆圧を使用して、絵や文字を書いたり、色 を塗ったりするには、ペン先に加える力を 変えながら、ペン先でタブレット面をなぞ るようにしてペンを移動させます。
線を太 く、または色を濃くするには、強く押しま す。
線を細く、または色を薄くするには、
軽く押します。
なお、ソフトウェアによっ ては最初にツールパレットから筆圧ツール を選択する必要があります。
ペン先の感触を調整するには、ペン先の
感触とダブルクリックの調整をご覧くだ
さい。 筆圧をサポートするグラフィックソフト
ウェアについては、ワコムのホームペー ジをご覧ください。本書の製品情報
もご
覧ください。
傾きをテストするには、傾きをサポート する
Painter
などのようなグラフィック ソフトウェアで曲線を描いてみます。ソ フトウェアの傾き認識機能が有効である ことを確認し、次にブラシで線を描きな がらペンの傾きを変えて、線の形や太さ が変わることを確認します。
例として、
Corel Painter
でブラシの形を 傾きに対応するように構成した場合、ペン を傾けることにより長く引き伸ばされたパ ターンが作成できます。これにより、塗面 から角度が付いたエアブラシのスプレー効 果をシミュレートすることができます。
使用するソフトウェアで、ペンの傾き加 減を調整するには、傾き感度のカスタマ
イズをご覧ください。
傾きをサポートするソフトウェアについ ては、製品情報
をご覧ください。
27

筆圧を使って描画する

ペンは手の動きに応じて、ペンとブラシのストロークを作成できます。多くのグラフィックソフトウェア には、ペンに加えられた筆圧に反応する描画機能が備わっています。
Office 2007
デジタルインク機能も筆圧に反応します。ソフトウェアによっては、スライダーで筆圧を
Microsoft Windows 7/Vista
調整することで、線をさまざまに特徴づけることができます(太さ、色、透明度など)。このような特徴 はペンの筆圧機能でさらに調整できます。ペンに加える力で、線の太さ、色の混ぜ合わせ、透明度を変え られます。
Microsoft Windows 7/Vista
および
Office 2007
以降のデジタルインクツールもペンにかか
る筆圧に反応します。

ペンを傾けて描画する

ペンを垂直位置から傾けると、タブレットがこれを認識します。グラフィックソフトウェアのなかには、 線の形や太さのコントロールに傾きを使用できるものがあります。これは、ペンを傾けた場合は線が太く なり、ペンを垂直にすると線が細くなるエアブラシと同じような機能です。ソフトウェアによっては、傾 きを調整することで、ブラシの太さ、色、不透明度といった特性を決めることができます。
索引目次
27
索引目次
消しゴム機能をサポートするグラフィッ クソフトウェアでは、直感的に消すこと ができます。ペンのテールスイッチを使 うと、自動的に消しゴムツールに切り替 わります。
筆圧をサポートするソフトウェアで、 ツールパレットから筆圧感度ツールを選 択すると、ペンの筆圧変更と同様に、消 す範囲の幅と強さを変化させることがで きます。
消しゴム機能の使用については、テール
スイッチ(消しゴム)の感触を調整する
をご覧ください。
Office 2007
またはそれ以降のバージョ
ン、
Windows 7/Vista
デジタルイン
で書かれたメモやスケッチも、消しゴ
ム機能で消すことができます。
また、ソ フトウェア内のテキストや表計算のセル の中のテキストを選択して消去すること もできます。
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消しゴム

Intuos4
ペンのテールスイッチ(消しゴム)は、鉛筆の消しゴムのように働きます。
消しゴム機能をサポートするグラフィックソフトウェアのリストについては、ワコムのホームページをご 覧ください。消しゴム機能がサポートされていないソフトウェアでも、ポインタの移動や、線引き、アノ テーション(書き込み)には、消しゴム機能を使うことができます。

画面を見ながらペンを使う

この練習は、ペンを使用するために、目と手の連動に慣れるために作られています。
グラフィックソフトウェアを開きます。直線ツールを使って20〜
1.
通常のマウスを使ってもよいでしょう。 フリーハンドツールを選択して、格子の交点にペンで点を打ちます。
2.
格子の交点にペンでX印をつけます。
3.
今度は、画面をクリアして好きな絵を描いてみてください。ペンを使うほどに、絵や字を書いたりポ
4.
インタを操作することが楽になっていきます。
25mm
索引目次
の間隔で格子を描きます。
28
索引目次
操作エリア
ファンクションキーを押すこと によって、よく使われる機能、 キーストローク、ボタンのクリッ ク、修飾キー押下などを実行でき ます。ファンクションキーはカス タマイズが可能です。
タッチホイールの上を指でなぞると、 ズームやスクロール、その他の割り 当てた機能を実行できます。
タッチホイールの中央にある切り替 えボタンを押すと、タッチホイール に割り当てられた
4
つの機能を切り 替えることができます。設定を切り 替えると、
4
つのステータスランプ の内、対応するステータスランプが 点灯します。
ファンクションディスプレイ
ファンクションキーの現在の設定が表示 されます。ファンクションディスプレイ
の最適化をご覧ください。
ファンクションキー
タッチホイール
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タブレットを使う

Intuos4 Wireless
の中央部分が、ペンとマウスを使うことができる操作エリアです。タブレットの操作 エリアにペンまたはマウスを置くと、ポインタが、画面上の対応するポイントに表示されます。使い方に ついては、
ペンを使うタブレットを使う参照してください。
タブレットの電源管理に関する詳細については、電池および電源管理をご覧ください。
索引目次
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索引目次
タブレットの左側にファンクション キーが配置された場合
タブレットの右側にファンクショ ンキーが配置された場合
(ファンクションキーを右側)
ファンクションキーの標準設定
ファンクションディスプレイ
自動的に更新され、実行中のソフトウェ アにおけるファンクションキーの設定が 表示されます。ファンクションキーが無 効の場合、そのキーに対しては何も表示 されません。ファンクションディスプレ
イの最適化もご覧ください。
ファンクションキーの設定を変更するに は、ファンクションディスプレイの最適
ファンクションキーのカスタマイズ
をご覧ください。
設定内容の表示
ラジアルメニュー
プレシジョンモード
マッピング画面切り替え
[Shift]
キー
[Ctrl/Cmd]
キー
[Alt/Opt]
キー
スクロール
/
移動
重要:ソフトウェアによっては、ファンクション機能が無効になったり、制限される場合がありま す。詳細については、タブレットコントロールができる処理が組み込まれたソフトウェアを使う
ご覧ください。
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ファンクションキーを使う

よく使われる機能やキーストロークは、機能を割り当てられたキーを押して実行します。作業時に、ファンクショ ンキーを使って、ペンまたはその他の入力デバイスのプロパティを変更することもできます。ファンクションキー を組み合わせて操作することもできます。たとえばあるキーが
CTRL
トロークの働きをするように設定されている場合、両方のキーを同時に押すと
キーの働きをし、別のキーが
CTRL+ALT
の働きをします。
ALT
キース
ヒント:
Adobe Photoshop
キーを押すと、ツールの変更や機能の追加などの機能拡張ができます。
など多くのグラフィックソフトウェアのツールを使用中に
索引目次
Alt、Ctrl、Shift
30
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