クイック・リファレンス
TDS3000B
デジタル・フォスファ・
オシロスコープ
071-0932-01
*P071093201*
071093201
シリーズ
Copyright E Tektronix, Inc. All rights reserved.
当社の製品は、米国その他各国における登録特許および出
願中特許の対象となっています。本書の内容は、すでに発
行されている他の資料の内容に代わるものです。また製品
の仕様は、予告なく変更されていただく場合がありますの
で、予めご了承ください。
Tektronix, Inc., P.O. Box 500, Beaverton, OR 97077
TEKTRONIX、TEK、TEKPROBE および TekSecure は、
Tektronix, Inc の登録商標です。
DPX、 WaveAlert および e*Scope は、 Tektronix, Inc の
商標です。
WARRANTY SUMMARY
Tektronix warrants that the products that it manufactures and
sells will be free from defects in materials and workmanship
for a period of one (1) year from the date of shipment from an
authorized Tektronix distributor. If a product proves defective
within the respective period, Tektronix will provide repair or
replacement as described in the complete warranty statement.
To arrange for service or obtain a copy of the complete
warranty statement, please contact your nearest Tektronix sales
and service office.
EXCEPT AS PROVIDED IN THIS SUMMARY OR THE
APPLICABLE WARRANTY STATEMENT, TEKTRONIX
MAKES NO WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS OR
IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION THE
IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND
FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. IN NO EVENT
SHALL TEKTRONIX BE LIABLE FOR INDIRECT,
SPECIAL OR CONSEQUENTIAL DAMAGES.
マニュアル
この製品の詳細情報については、 TDS3000B Series Digital
Phosphor Oscilloscope Manuals and Application Notes の
CD に収録されている 「TDS3000B シリーズ ユーザ・マ
ニュアル」をご参照ください。
目次
安全にご使用いただくために 2 ..............
初めてのご使用にあたって 4 ................
波形取込メニュー 10 ........................
XY カーソル・メニュー 13 ....................
YT カーソル・メニュー 14 ....................
表示メニュー 17 ............................
波形測定メニュー 20 ........................
保存 / 呼出メニュー 23 .......................
トリガ・メニュー 25 ........................
ユーティリティ・メニュー 30 ................
垂直軸メニュー 37 ..........................
自動測定 43 ................................
注: このマニュアルでは、メニュー表示を「日
本語」で記載しています。オシロスコープの設定
が日本語以外になっている場合は、次の手順で日
本語に設定してからお読みください。
1. フロント・パネルの ユーティリティ
(UTILITY )ボタンを押します。
2. メイン・メニューの システム を繰返し押して
設定 を選択します。
3. メイン・メニューの 言語 を選択します。
4. サイド・メニューから 日本語 を選択します。
サイド・メニューに「日本語」が表示されない
場合は、 - 次へ - を押してページを切り替え
ます。
1
安全にご使用いただくために
安全にご使用いただくため、最初に
TDS3000B Series Digital Phosphor Oscilloscope
Manuals and Application Notes の CD に収録されている
「TDS3000B シリーズ デジタル・フォスファ・オシロス
コープ ユーザ・マニュアル」の「安全にご使用いただく
ために」の章を必ずお読みください。
本製品のサービスは、専門のサービス員のみが行えます。
詳しくは、当社 お客様コールセンターまでお問い合わせ
ください。
本製品をご使用になる場合、他のシステムの製品を操作す
ることがあります。このような場合、他のシステムの製品
の、安全に関する注意事項もお読みください。
静電気に対する注意事項
注意: 静電気によってオシロスコープおよびモ
ジュール回路が損傷するおそれがあります。次の
注意事項をよくお読みになり、モジュールのイン
ストール、取り外しおよび取り扱いには十分にご
注意ください。
リスト・ストラップの使用
モジュールを取り扱う場合、帯電防止用のリスト・ストラッ
プを着け、体に蓄積される静電気を放電してください。
作業環境に対する注意
モジュールのインストール、取り外しを行う場合、帯電し
やすい機器を周囲に置かないでください。また、静電気を
発生しやすい床、作業台での作業は避けてください。
モ
ュールの取り扱いについて
作業台の上などでモジュールを引きずることのないように
ご注意ください。モジュールの金属部分には手を触れない
でください。また、モジュールの取り扱いは手早く行って
ください。
モジュールの保管について
モジュールの保管、輸送には、静電気防止袋またはコンテ
ナを使用してください。
マニュアルの収納について
このマニュアルは、オシロスコープのフロント・カバーの
内側に収納できます。
2
3
初めてのご使用にあたって
ここでは、初めてのご使用にあたり、電源の入れ方、簡単
な機能チェック、内蔵の校正信号を使用したプローブ補正
および測定確度を維持するのに必要な SPC (自己校正)
の手順を説明します。
H 初めてご使用になる場合は、これから説明する「機能
チェック」、「プローブ補正」および「SPC 」を必ず実
行してください。
H プローブを接続し直した場合は、プローブ補正を必ず
実行してください。
H 前回の SPC 実行時との温度 差が 10 ℃ 以上ある場合
は、SPC を必ず実行してください。
機能チェック
オシロスコープの電源ケーブルを電源に接続します。
1.
オシロスコープの電源をオ
2.
ンにします。
セルフテストで異常がない
ことを確認します。
電源スイッチ
付属の電圧プローブを
3.
コネクタの突起に合わせて
差し込み、ロックされるま
で時計方向に回します。次
に、プローブ・チップ(プ
ローブ先端のフック)を
PROBE COMP
ランド・リード(ワニ口ク
リップ付)をアース端子に
接続し、
を押します。
AUTOSET ボタンを押しま
4.
す。スクリーンには、方形
波(出力電圧:約 5V、周
波数:約 1kHz)が表示さ
れます。
プローブ補正
表示される波形を確認しま
5.
す。
表示される方形波の水平部
6.
がフラットになるように、
マイナス・ドライバで調整
します。
端子に、グ
AUTOSET
CH1
ボタン
PROBE COMP 端子
CH 1
プローブ補正過大
プローブ補正不足
適切なプローブ補正
L
4
5
自己校正
測定時と前回の自己校正実施時との周囲温度が 10 ℃ 以上
ある場合、セルフテストで異常 が生じ たり、測定誤差 が大
きくなったりします。高精 度測定のためには、測定の前に
自己校正の実施 をお勧 めします。
自己校正の手順を次に示します。
1.
入 力コネクタに接続されている、す べてのプローブ、
ケーブルを外します。
2.
ユーティリティ(UTILITY )ボタンを押します。
3.
メイン・メニューの システム を押し、ポ ップアップ・
メニューから 校正 を選択します。
4.
メイン・メニューで 自己校正 を選択します。
5.
サイド・メニューで OK を選択すると、自己校正を 開
始します。自己校正は 数分で 終了します。
注: 自己校正には、プローブ補正は含 まれてい
ません。
日付と時刻の設定
スクリーンに表示される日付 と時刻 を設定します。
1.
ユーティリティ(UTILITY )ボタンを押します。
2.
メイン・メニューの システム を押し、ポ ップアップ・
メニューから 設定 を選択します。
3.
メイン・メニューで 日付と時刻 を選択します。
4.
変更する項目 のサイド・メニュー・ボタンを押し、汎
用ノ ブを回して設定します。
5.
サイド・メニューで OK を選択すると、設定した日付、
時刻 で時計 がリセットされます。
ユーザ・マニュアルについて
The TDS3000B Series DPO Oscilloscope Manuals and
Application Notes の CD には、各国言語によるユーザ・
マニュアル情報が収録されています。このユーザ・マニュ
アルには、TDS3000B シリーズ・オシロスコープの詳細
な操作方法 が記載されています。
この CD には TDS3000B シリーズのアクセサリ、アプリ
ケ ーショ ン・ノ ートおよびプローブに関する情報も含 まれ
ています。また、これらのドキ ュメント類 を表示するため
の Adobe Acrobat Reader をインストールするためのソフ
トウ ェアも収録されています。
6
7
クイックメニュー
クイックメニューは、オシロスコープを簡単に操作するた
めの機能です。フロント・パネルの クイックメニュー
(QUICKMENU )ボタンを押すと、頻繁 に使用する項目
が表示されます。
クイックメニューを使用すると、通常 のメニュー・システ
ムを使用しなくても、簡単にオシロスコープを設定するこ
とができます。
クイックメニューの操作手順を次に示します。
1.
フロント・パネルの クイックメニュー (QUICKMENU )
ボタンを押します。
2.
設定に対応 した押しボタンを押します。選択肢が複数
ある場合は、ボタンを繰返し押します。小 さな矢印が
表示される項目 は、画面 には表示されていないものの、
いくつかの選択肢 があることを示しています。
クイックメニューを使用すると、ほとんどの設定が一 度に
設定できます。例えば、チャ ンネル・ボタンを押して別の
チャ ンネルを選択すると、選択されたチャンネルに関する
情報が一 度に表示されます。
通常 のメニューから操作することもできます。例 えば、フ
ロント・パネルの 波形測定 (MEASURE )ボタンを押す
と、通常 の自動波形 測定が行えます。クイックメニューに
戻 ると、測定値 はスクリーンに残 ります。
オプショ ンのアプリケーショ ン・モジュールをインストー
ルしている場合、クイックメニューの左下に表示されるメ
ニュー・ボタンを押すと、クイックメニューが切り替えら
れます。
8
9
波形取込メニュー
メイン・
メニュー
モード
水平分解能
遅延時間の
リセット
サイド・
メニュー
サンプル 通常の波形取り込みを行い
ピーク検出 グリッチを検出し、エイリ
エンベロープN設定した時間内における信
アベレージNランダム・ノイズまたは相
高速トリガ
ポイント
500
ノーマル
ポイント
10k
秒に設定 遅延時間を 0 秒にリセット
0
機能
ます。
アシングを抑えます。
号の変動を捉えます。(設定
時間は、汎用ノブを回して
N を設定します。)
関性のないノイズによる影
響を抑えます。(平均回数は、
汎用ノブを回して N を設定
します。)
レコード長を 500 ポイント
にし、高速にトリガします。
レコード長を 10,000 ポイン
トにし、詳細に取り込みます。
します。
メイン・
メニュー
オートセット
WaveAlert
サイド・
メニュー
通常の
オートセット
オートセット
実行前の設定
異常波形検出
オン オフ
感度
nn.n %
異常時に
ブザー音
オン オフ
異常時に
取込停止
オン オフ
機能
オートセットが機能します。
(オプションのアプリケーショ
ン・モジュールを装備してい
る場合は、さらに項目が追加
されることもあります。)
オートセットを実行する前
の設定に戻ります。
Wav eAl ert 機能をオン/ オフ
します(12 ページを参照)。
Wav eAl ert の感度を設定し
ます。0% ~100% で設定し、
数値が大きいほど感度が上
がります。
オンに設定すると、アクティ
ブになっているチャンネル
で異常が検出された場合に
ブザーが鳴ります。
オンに設定すると、アクティ
ブになっているチャンネル
で異常が検出された場合に
波形取り込みを停止します。
異常波形または異常部分は
スクリーンに表示されたま
まになります。
10
11
WaveAlert
(続き)
WaveAlert
異常時に
ハードコピー
オン オフ
異常時に
波形保存
オン オフ
波形全体を
ハイライト
異常部分のみ
ハイライト
t
(異常波形検出機能)
オンに設定すると、アクティ
ブになっているチャンネル
で異常が検出された場合に
スクリーン・イメージをプ
リンタまたはフロッピーに
出力します。
オンに設定すると、アクティ
ブになっているチャンネル
で異常が検出された場合に
異常波形データをフロッピー
に保存します。
異常波形全体をハイライト
表示します。
異常部分のみをハイライト
表示します。
Wav eA lert t 機能は、安定した状態 の 波形 の中から 逸脱し
た波形 を検出することができます。Wav eA le rtt では、最
後 に取り込ん だ 波形 とその前の取り 込ん だ波形を比較 し、
設定した感度を元 に、異常波形 を検出します。異常波形 を
検出した場合、波形取り 込みの 停止、ブザー音を 鳴らす、
異常波形をフロッ ピーに保存する、スクリーン・イメージ
をハ ードコピー・デバイスに保存 する、またはこれらの組
み合わせ、などのアクショ ンを設定できます。詳細につい
ては、「TDS3000B シリーズ デジタル・フォスファ・オシ
ロスコープ ユーザ・マニュアル」を参照してください。
XY カーソル・メニュー
以下 に示す XY カーソ ルおよび XYZ カーソ ル・メニュー
は、波形表示モードが XY モード(表示 (WAVEFORM )
→ XY 表示 → オン)の場合に表示されます。XY モードに
おいて、フロント・パネルの カーソル (CURSOR )ボタ
ンを押すと、カーソ ル・メニューが表示されます。
ボトム・
メニュー
機能
移動モード
注: オプショ ンの TDS3AAM 型 拡張演算 モ
ジュールをインストールしている場合は、波形目
盛カー ソルや極座標リードア ウトなどの機能が 付
加されます。
サイド・
メニュー
オフ カーソルを消去します。
波形 波形カーソルをオンにし、直
独立
同時
機能
交座標(X 値、Y 値)による
測定値を表示します。カーソ
ルを切り替えには SELECT
ボタンを押し、カーソルの移
動には汎用ノブを回します。
2 本のカーソルが独立して移
動します。
2 本のカーソルが同時に移動
します。
12
13
YT カーソル・メニュー
以下に示す YT カーソ ルは、波形 表示モードが YT モード
(表示 (WAVEFORM )→ XY 表示 → オフ (YT ))の場合
に表示されます。フロント・パネルの カーソル (CURSOR )
ボタンを押すと、カーソ ル・メニューが表示されます。
ボトム・
メニュー
機能
移動モード
サイド・
メニュー
オフ カーソルを消去します。
水平バー 垂直方向の測定に使用します。
垂直バー 垂直および水平方向の測定
選択された
カーソルを
画面中央に
移動
両方のカー
ソルを画面
上に移動
独立
同時
機能
に使用します。
選択されたカーソルをスク
リーンの中央に移動します。
スクリーンから外れている
カーソルを、スクリーン内
に移動します。
2 本のカーソルが独立して移
動します。
2 本のカーソルが同時に移動
します。
ボトム・
メニュー
垂直バーの
測定単位
サイド・
メニュー
秒(s)
1/秒(Hz
比率(%) 水平方向の単位を「パーセ
位相(゜) 水平方向の単位を「度」に
カーソル間を
に設定
100%
を
5 divs
に設定
100%
機能
水平方向の単位を「秒」ま
たは「Hz 」に設定します。
)
ント」に設定します。
設定します。
現在の左側のカーソルの位
置を 0% (0 ゜)に、右側の
カーソルの位置を 100%
(360 ゜)に設定します。
波形目盛の 5divを 100%
(360 ゜)に設定します。こ
の場合、0% ( 0 ゜)は
-2.5div の位置に、100%
(360 ゜)は +2.5 div の位
置になります。
14
15
ボトム・
メニュー
水平バーの
測定単位
サイド・
メニュー
垂直軸の
単位系
比率(%) 垂直方向の単位を「パーセ
カーソル間を
に設定
100%
を
5 divs
に設定
100%
機能
垂直方向の単位を、選択さ
れた波形の単位系(V、IRE、
dB 等)に設定します。
ント」に設定します。
現在の下側のカーソルの位
置を 0% (0 ゜)に、上側の
カーソルの位置を 100%
(360 ゜)に設定します。
波形目盛の 5divを 100%
(360 ゜)に設定します。こ
の場合、0% ( 0 ゜)は
-2.5div の位置に、100%
(360 ゜)は +2.5 div の位
置になります。
カーソルの移動
汎 用ノ ブを回すと、選択されている(実線 )カー ソ ルのみ
が移動します。選択 (SELECT)ボタンを押すと、移動 す
るカーソ ルが切り替わります。
カーソルの高速移動
粗調整(COARSE )ボタンを押して汎 用ノ ブを回すと、
カーソ ルの移動 が高速 に行えます。
示メニュー
メイン・
メニュー
波形表示
バックライト
波形目盛 全目盛
サイド・
メニュー
ドット表示 オンではドット表示、オフ
パーシスタン
ス表示
自動設定 波形輝度(WAVEFORM IN-
パーシスタン
スのリセット
明るい 周囲の輝度が明るい場合に
中間 周囲の輝度が暗い場合に設
暗い この設定では、バッテリに
グリッド
クロス・ヘア
フレーム
機能
ではベクタ表示になります。
パーシスタンス(残光)時
間を設定します。
TENSITY )ノブでパーシス
タンス時間を設定します。
パーシスタンス表示をリセッ
トします。
設定します。
定します。
よる使用時間を延ばすこと
ができます。
スクリーンに表示される波
形目盛の種類を選択します。
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17
メイン・
メニュー
表示
XY
カラー・
パレット
サイド・
メニュー
オフ(YT)
トリガ付
ゲート
Ch1 (X)
Ref1 (X)
または
ゲート
チャネル
ノーマル カラー表示に設定します。
モノクロ すべての表示波形を白黒で
機能
XY 表示をオフにします。
XY
XY 表示をオンにします。
XYZ
Z 入力が設定値より大きい
場合のみに XY 波形を表示
します。
対
Y 軸に入力するチャンネル
を、Ch2 、Ch3 または Ch4
から選択します。
対
Y 軸に入力するチャンネル
を、Ref2 、Ref3 または
Ref4 から選択します。
Z 入力(ゲート)に使用す
るチャンネルを、 Ch2、
Ch3 または Ch4 から選択し
ます。
表示します。
XY 表示
XY 表示では、Ch1 波形または Ref1 波形は水平軸 (X 軸)
に表示されます。XY 表示波形 の水平 方向のポジションおよ
び大きさは、 Ch1 を選択した後、垂直軸ポジションおよび
垂直軸スケール ノブで調整します。
垂直 軸(Y 軸 )に入力したチャンネル波形またはリファレ
ンス 波形の 垂直方 向の ポ ジシ ョンおよび 大きさは、 Y 軸
波形を選択した 後、垂直軸ポジション および 垂直軸スケー
ル ノブで調整します。
XY 表示のトリガについて
XY 表示ではトリガが利 用できますので、入力信号に同期し
た XY 波形 を観 測することができます。これは、入力 信号
周期のある一 部分のみで XY 表示したい場合に有効 です。
時間軸の設定に関係なく、すべ ての周期で XY 波形 を観 測
する場合は、使用していないチャ ンネルをトリガ・ソース
に、またトリガ ・モードをオート に設定します。
ゲートXYZ について
ゲ ート XYZ では、 Z( ゲ ート)チャンネルが「真 」の場合
にのみ XY 波形 が表示されます。アナログ ・オシロスコー
プの変調 XYZ 表示に似 ていますが、輝度変調 は行わず表示
のオン/ オフのみになります。ゲート XYZ は、コンスタレー
ション表示に適 しています。
Z チャ ンネルのス レ ッシ ョ ルド電 圧は、汎用ノ ブを回して
設定します。
18
19
波形測定メニュー
メイン・
メニュー
測定項目の
選択
測定項目の削除測定項目
ゲート測定 オフ 全レコード長において波形
サイド・
メニュー
測定項目
測定項目
測定項目
すべての
測定項目
スクリーン スクリーンに表示されている
カーソル 垂直カーソルで囲まれた部
機能
測定項目を選択すると、選
択されているチャンネルに
対して測定され、結果 が表
示されます。一 度に 4 項目
まで表示できます(43 ペー
ジを参照)。
測定項目を削除 します。
1
2
3
4
すべての測定項目を削除 し
ます。
測定します。
部分のみで波形測定します。
分のみで波形測定します。
メイン・
メニュー
ゲート測定 選択された
ハイ・ロー設定自動 測定項目に応じて自動的に
サイド・
メニュー
カーソルを
画面中央に
移動
両方のカー
ソルを画面
上に移動
ヒストグラム パルス波形を測定する場合
Min-Max
機能
選択されたカーソルをスク
リーン中央に移動します。
スクリーンから外れている
カーソルをスクリーン内に
移動します。
設定されます。
に設定します。
パルス波形以外の波形を測
定する場合に設定します。
20
21
メイン・
メニュー
基準レベル 基準レベルの
サイド・
メニュー
設定
単位
%
基準値
High
基準値
Mid
Mid2
基準値
Low
デフォルト設定基準値をデフ ォルトの値に
インジケータ 測定項目
1~4
オフ インジケータを消去します。
機能
ユ ーザ定義 のリファ レンス・
レベルを、相対値または絶
対値で設定します。
High の基準 値を ユ ーザ定 義
します。
Mid の基準値をユ ーザ定 義
します。
遅延、位相測定を行う場合
の第二波形の Mid 基準 値を
ユ ーザ定義 します。
Low の基準値をユ ーザ定義
します。
リセットします。
測定項目を選択すると、測
定対象 となっている部分に
マーカが表示されます。
存 / 呼出メニュー
メイン・
メニュー
設定の保存 ファイルに フロッピー・ディスクに設
設定の呼出 ファイルから フロッピー・ディスクから
工場出荷時
設定呼出
波形の保存 ファイルに ファ イル形式 を選択し、フ
波形の呼出 ファイルから
サイド・
メニュー
設定
1
...
設定
10
設定
1
...
設定
10
OK
Ref 1
...
Ref 4
Ref 1
...
Ref 4
機能
定を保存します。
不揮発 性メモリに設定を保
存します。
設定を呼 び出します。
不揮発性メモリから設定を
呼び出します。
工場出 荷時の設定を 呼び出
します。
ロッピー・ディスクに保存
します。
選択された波形を不揮発 性
メモリに保存します。
不揮発 性メモりに保存され
ている波形を呼 び出しま
す。フロッピーから呼 び出
す場合は、呼 び出す先のメ
モり番 号を指 定します。
22
23
ファイル・ユーティリティ・メニュー
メイン・
メニュー
ファイル操作 削除 ファ イルを削除 します。
波形/設定の
ラベル
サイド・
メニュー
ファイル名変更ファ イル名 を変更 します。
コピー ファ イルを他 のディレクト
印刷 ハードコピー・ポートに接
ディレクトリ作成ディレクトリを作成 します。
削除の確認 ファイルを削除 する場合の、
書き換え禁止 ファ イルの書 き換 え禁 止を
フォーマット フロッピー・ディスクをフォー
不揮発 性メモリに保存されているリファ レ
ンス波形と機器の設定のラベル名を作成
集 します。
機能
リにコピーします。
続されたプリンタから印刷
します。
確認メッセージの表示をオ
/
オフします。
ン
/
オフします。
オン
マットします。(すべてのファ
イルは削除 されます。)
トリガ・メニュー
エッジ・トリガ・メニュー
メイン・
メニュー
ソース
/
編
サイド・
メニュー
Ch1
...
機能
トリガ・ソースにするチャ
ンネルを選択します。
Ch4
電源 トリガ・ソースを AC 電源
AC
外部 外部入力をトリガ・ソース
外部
/10
外部プローブ
×
<nn>
電流
/
電圧
(
チャンネ
4
ル機種のみ)
ラインに設定します。(AC
電源で使用する場合のみ)
として使用します。外部/10
では、信号振幅 が 1/10 に減
衰 されます。
外部トリガ・コネクタに接
続したプローブの減衰比 と
プローブの種類(電圧また
は電流 )を設定します。ボ
タンを押すとプローブの種
類が選択でき、汎用ノブを
回すと減衰比 が設定できま
す。デフォ ルト値は減衰比
1 ×、電圧プローブになって
います。
24
25
メイン・
メニュー
ソース 垂直軸入力 表示されているチャンネル
結合
スロープ
サイド・
メニュー
オルタネート
(全ライブ・
チャンネル)
DC
高周波除去 トリガ信号の 30 kHz 以上の
低周波除去 トリガ信号の 80 kHz 以下の
ノイズ除去
(立上がり
/
エッジ)
(立下がり
\
エッジ)
機能
の中から、最も番 号の小さ
なチャンネルに設定します。
番 号の小 さいライブ・チャ
ンネルから大きい番 号のラ
イブ・チャンネルまで、ト
リガ・ソースを順番に切り
替えます。
DC カップリングを選択しま
す。
成分を 除去します。
成分を 除去します。
DC カップリングでの感度を
下げ 、結果としてトリガ信
号のノイズによる影響を抑
えます。
信号の立ち 上がりエッジで
トリガします。
信号の立ち 下がりエッジで
トリガします。
メイン・
メニュー
レベル レベル トリガ・レベルは、汎用ノ
モードと
ホールドオフ
サイド・
メニュー
TTL
ECL
振幅 トリガ・レベルを信号振幅
50%
オート
(トリガなし
ロール)
ノーマル 有効なトリガがあった場合
ホールドオフ
(時間)
ホールドオフ
(レコード長
に対する
ホールドオフ
(最小値)
機能
ブで設定できます。
トリガ・レベルをTTL ロジッ
ク用に +1.4 V に設定します。
トリガ・レベルを ECL ロジッ
ク (V
= - 5.2 V) 用に
ee
- 1.3 V に設定します。
の 50% レベルに設定します。
フリーランおよびロール・
モードをオンにします。
にのみトリガします。
ホ ールドオフを時間で設定
します。
ホ ールドオフをレコード長
に対するパーセントで設定
)
します。
%
ホ ールドオフを最小 時間に
設定します。
26
27
ビデオ・トリガ・メニュー
B トリガ・メニュー
メイン・
メニュー
放送方式
ソース トリガ・ソースを選択しま
トリガ 奇数 奇数または 偶数フィールド
サイド・
メニュー
525/NTSC
625/PAL
SECAM
偶数
全フィールド インタレースまたはノンイ
全ライン すべてのラインでトリガし
機能
NTSC 信号にトリガします。
PAL 信号にトリガします。
SECAM信号にトリガします。
す。エッジ・トリガ・メニュー
の項を参照してくだ さい。
のイン
ガします。
ンタレース信号のすべての
フィールドでトリガします。
ます。
ー
注: オプショ ンの TDS3VID 型拡張ビデオ・モ
ジュールをインストールしている場合、カスタ
ム・ビデオ・トリガ 機能、ビデオ・ピ クチャ、ベ
クトル・スコープおよびアナログ HDTV トリガ
機能が追加 されます。
メイン・
メニュー
トリガ後の
A
トリガ
B
ソース
結合
スロープ
レベル
サイド・
メニュー
時間
の時間
M
B→
トリガ
B
を
待ちに設定
し、
B→
に設定
0s
最小値に
リセット
イベントAトリガ後 、汎用ノブで設定
B
最小値に
リセット
機能
トリガ後 、汎用ノブで設定
A
した時間経過 した後の
トリガ・イベントでトリガ
B
します。
B トリガ・マークから
の時間を A トリガ後の待ち
時間にした後、B トリガ・
マークから
を
M
0sに設定します。
B→
トから拡 大の中心 となるポ
イントまでの時間を意味 し
ます。
A トリガ 後 の 待ち時間を
26.4 ns に設定します。
した
ベントでトリガします。
B トリガ・イベントの回数
を 1 回に設定します。
トリガのソース、結 合
B
およびトリガ・レベルを設
定します。
設定ですが、Aトリガからは
独立しています。エッジ・
トリガ・メニューの項目を
参照してくだ さい。
Mまでの時間を
は、B トリガ・ポイン
M
回目のBトリガ・イ
N
。
A
ロー
トリガと同様の
M
まで
28
29
ユーティリティ・メニュー
システム設定メニュー
メイン・
メニュー
言語
サイド・
メニュー
English
(英語)
Français
(フランス語)
Deutsch
(ドイツ語)
Italiano
(イタリア語)
Español
(スペイン語)
Português
(ポルトガル語)
(ロシア語)
日本語
(ハングル語)
(簡体中国語)
(繁体中国語)
機能
スクリーンに表示され
る言語を選択します。
メイン・
メニュー
日付と時刻 日時の表示 日付 / 時 刻の表示をオン
バッテリ 電源の
Tek Secure
メモリ消去
バージョン ファ ームウェ ア・バー
サイド・
メニュー
時分 時計の時分を設定します。
月日 時計の月日 を設定します。
西暦 時計の西暦年を設定し
OK
タイムアウト
バックライトの
タイムアウト
機能
/ オフします。
ます。
日 付と時刻 の設定を確
認します。
オート・パワーオフの
時間を設定します。
バックライトのオート・
シャットオフ時間を設
定します。
不揮発 性メモリに保存さ
れているすべての波形と
設定を消去します。
ジョンを表示します。
30
31
システム I/O ・メニュー
メイン・
メニュー
GPIB
(TDS3GV
RS-232
サイド・
メニュー
トーク/リス
ン・アドレス
型
)
ハードコピー
(トークの
み)
オフ・バス
デバッグ
通信速度 通信速度を 1200 ~ 38400
フラグ ハード(RTS/CTS )、
EOL
デバッグ
デフォルト
に設定
機能
GPIB アドレスを設定します。
GPIB ポートを、ハードコピー
用(トークのみ)に設定し
ます。
GPIB ポートを切り離 します。
GPIB のデバッグ機能をオン
/オフします。
の範 囲で設定します。
またはオフから選択します。
EOL (end-of-line) ターミ ネー
タを選択します。
RS-232 のデバッグ機能をオ
ン / オフします。
通信速度を 9600 、ハード・
フラギ ングおよび EOL を
LF に設定します。
メイン・
メニュー
イーサネット
ネットワーク
設定
(TDS3002B
に
TDS3EM
ン
ルした場合を
含む
)
イーサネット
プリンタ設定
(TDS3002B
に
TDS3EM
ルした場合を
含む
)
サイド・
メニュー
機器の
設定変更
型
DHCP /
型
BOOTP
ー
ー
デバッグ イーサ ネット のデバッグ機
接続テスト ネットワークへ の接続をテ
プリンタの追加ネットワーク・プリンタの
型
プリンタ名の
型
変更
ー
ー
プリンタの
削除
削除の確認 ネットワーク・プリンタの
機能
アドレス、機器名 、ドメイ
ン名 などのイーサ ネット設
定を変更 します。
DHCP/BOOTP サポートを
オン/ オフします。
能をオン / オフします。
ストします。
追加、削除 およびプリンタ
名の変 更を行います。
削除におおける、確認メッ
セージの表示をオン / オフし
ます。
機能の詳細について
イーサネット等 のコミ ュニケーショ ン・ポ ートの詳細につ
いては、TDS3000B Series Digital Phosphor
Oscilloscope Programmer Manual (英文 )を参照してく
ださい。
32
33
システム・ハードコピー・メニュー
システム校正メニュー
メイン・
メニュー
フォーマット ハードコピー・フォ ーマッ
オプション 縦向き 用紙 の短 い辺 を下にして印
インクセーバ オフ スクリーンに表示されてい
出力ポート セントロ パラレル・プリンタ・ポー
スプーラの
クリア
サイド・
メニュー
横向き 用紙 の長い辺 を下にして印
ファイル圧縮
オン 白い紙に 適 したカラーで印
プレビュー 実際に印刷されるイメージを
GPIB
RS-232
ファイル ハードコピー・データをフ
イーサネット イーサ ネット LAN ポートを
OK
機能
トを選択します。
刷します。
刷します。
.gz フォ ーマットによるフ ァ
イル圧縮 のオン/ オフを設定
します。
るカラーで印刷 します。
刷 します。
スクリーンで確認します。
トを使用します。
GPIB ポートを使用します。
RS-232ポートを使用します。
ロッピー・ディスクに保存
します。
使用します。
処理 中の印刷 を中止し、プ
リンタ・スプーラをクリア
します。
メイン・
メニュー
校正
自己校正 最高の 精度が得 られるよう、
ファクトリ サービス要員用の 校正メニュー
校正時期の
通告方法
サイド・
メニュー
機器の
稼動時間
期日指定 校正時期 を、期日指 定で知
機能
信号の経路 を補正 します。
です。
校正 時期 を、機 器 の実 稼 動
時間を基に知 らせます。
らせます。
自己校正
自己校正はいつでも実行することができますが、周囲温度
が 10 ℃ 以上変化 した場合は、必ず実行してください。
34
35
システム診断メニュー
垂直軸メニュー
メイン・
メニュー
自己診断
実行 自 己診断を実行します。
ループ 一 度のみ 一度 だけ自己診断 を実行し
エラーログ 前ページ 前ページのエラー・ログを
サイド・
メニュー
連続 連続して自己診断 を実行し
不合 格ま で エラーが発生 するまで、自
次ページ 次ページのエラー・ログを
機能
ます。
ます。
己診断 を続けます。
表示します。
表示します。
チャンネル・メニュー
メイン・
メニュー
結合
極性反転 反転オフ 極性反転機能をオフします。
帯域制限 全帯域 オシロスコープのすべての
スケール 汎用ノブを回すと、垂直軸
サイド・
メニュー
DC
AC
GND
反転オン 信号の極性を反転 させます。
150 MHz
20 MHz
機能
入力結 合(カップリング)
を DC に設定します。
入力結 合(カップリング)
を AC に設定します。
基準 となる 0V 信号を表示
します。BNC コネクタに接
続された信号は、内部回路
から切り離 されます。
入力抵抗 を 50 または
で切り替えます。
1M
帯域 を使用します。
周波数帯域 を 150 MHz に制
限 します。(機種によっては利
用できない場合もあります。)
周波数帯域 を 20 MHz に制
限 します。
スケールが微 調整できます。
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37
メイン・
メニュー
ポジション 垂直軸
オフセット 垂直軸
プローブ 電圧プローブ
サイド・
メニュー
ポジション
に設定 垂直軸ポジションを 0divに
0 div
オフセット
に設定 オフセットを 0V に設定し
0V
電流プローブ
スキ ュー 各プローブ間の時間ス キュー
秒に設定 スキューを 0 に設定します。
0
機能
波形の垂直軸ポジションを
調整します。
設定します。
垂直軸方向のオフセットを、
汎用ノブで設定します。
ます。
TekProb e II インタフェ ース
を持たないプローブの
または減衰率を設定します。
を調整します。
MATH メニュー
メイン・
メニュー
波形での
2
演算波形
サイド・
メニュー
第1波形 第 1 の波形を選択します。
演算子
第2波形 第 2 の波形を選択します。
REF メニュー
メイン・
メニュー
Ref 1 Ch1をRef1
Ref 2
Ref 3
Ref 4
サイド・
メニュー
に保存
Ch2をRef1
に保存
Ch3をRef1
に保存
Ch4をRef1
に保存
を
MATH
に保存
Ref1
Ref の部分をそれ ぞれ Ref2、 Ref3 および
Ref4 として上の 説明と同じです。
機能
演算 子(+, - ,× , ÷ )を
選択します。
機能
Ch1 波形を Ref1 メモリに
保存します。
Ch2 波形を Ref1 メモリに
保存します。
Ch3 波形を Ref1 メモリに
保存します。
Ch4 波形を Ref1 メモリに
保存します。
MATH( 演算)波形を
Ref1 メモリに保存します。
38
39
e*Scope ウェ
e*Scope は、ワークステーショ ン、 PC または ノ ートブッ
ク・コンピュータのブラウ ザから、ネットワークに接続さ
れた TDS3000B シリーズ・オシロスコープにアクセスで
きる機能です。オシロスコープの取込波形 を観 測したり、
波形 や設定をダウ ンロード /アップロードできます。また、
TDS3000B プログラ ミン グ ・コマンドにより、リモート
制御もできます。
e*Scope には、ベ ーシックとアドバンスの 2 つの レベ ルが
あります。ベーシック・レベ ルではオシロスコープがホス
トとなり、オシロスコープのプログラミング ・コマンドの
使用により、現在 の取り込み波形の観測、波形 や設定の保
存 / 呼 出およびリモート・コントロールが行えます。
アドバンス・レベルではシステムがホ ストとなり、グラフィ
カル・ユーザ・インタフェースにより、オシロスコープを
リモートで操作します。アドバンス・レベルの操作には、
アドバンス・レベ ル・ソ フトウ ェアが必要になります。ソ
フトウ ェアは、当社の TDS3000B ウ ェブ・サイトからダ
ウ ンロードします。
注: e*Scope は、TDS3EM 型 イーサネット・モ
ジュールをインストールした TDS3000 シリーズ
オシロスコープ(ファームウ ェア Ver. 3.00 以
上)でも機能します。
形式リモート・コントロール
オシロスコープのイーサネット設定
e*Scope を使用するためには、まずオシロスコープのイー
サネット設定が必要になります。設定方法については、
TDS3000B シリーズ デジタル・フォスファ・オシロスコー
プ ユーザ・マニュアルの付録 G 「イーサネット設定」を
参照してください。
e*Scope の使用方法
オシロスコープのイーサネット設定が終 わった後 の、
e*Scope の使用方法を説明します。
1.
ご使用の PC またはワ ークステーショ ンで使用してい
るブラウ ザ・プログ ラムを実行します。
URL (ウ ェブ・アド レ ス)を入 力 するフ ィールドで、
2.
TDS3000B シリーズの I.P. アドレ ス(例:
188.121.212.107)のみを入力してリターン・キ ーを押
します。
3.
ブラ ウザには、オシロスコープの 画面が e*Scope の
ホームページとして表示されます。
40
41
メニューの詳細
ウェブ・スクリーン上部に表示されるメニューを説明します。
H Home
オシロスコープ画面 を表示します。
H Applications
Configure タブで設定された URL にリンクします。デ
フォルトの URL は www.tektronix.com に設定されて
います。
H Configure
Control (アドバンス・レベ ルの ウ ェブ 形式コントロー
ル HTML ページ)、Applications(アプリケ ーショ
ン・ノ ート)および Help (ヘ ルプ)のための URL を
設定します。デフォルトでは当社のウ ェブ・サイトが
設定されています。ご使用の環境に合わせて設定して
ください。
H Data
波形データ・ファイルおよびオシロスコープ設定を ダ
ウンロード /アップロードします。また、オシロスコー
プのプログ ラム・コマンドを使用して、オシロスコー
プをリモート・コントロールします。
H Status
オシロスコープのファームウェア・バージョ ンおよび
インストールされているアプリケ ーショ ン・モジュー
ル名 が表示されます。
H Control
アドバンス・レベルのウ ェブ形式 コントロール・ペー
ジが表示され、オシロスコープをリモートで操作でき
ます。
動測定
測定項目 定義
振幅 全波形領域 で測定されます。
振幅 = ハイ (100%) − ロー (0%)
バースト幅バースト区 間の時間を測定します。全波形領域
サイクル
平均 値
サイクル
実効 値
遅延時間 二つの異なった波形間またはゲートで 範囲を指
立下がり時間最初の立 ち下がりパルスの 90% 振幅から 10%
周波数 最初の 1 周期 の逆 数として計算 します。単位は
ハイ
ロー
で測定されます。
最初の 1 周期の平均値を測定します。
最初の 1 周期の実効電圧値を測定します。
定した部分の、Mid 基準 値電圧間の時間差を測
定します。
振幅までの時間を測定します。
ヘル ツ(Hz )。
100% 基準値として定義 されます。Min/Max 法
またはヒ ストグラム法によって解釈 が異なりま
す。全波形領域 で測定されます。
0% 基準値として定義 されます。 Min/Max 法ま
たはヒ ストグラム法 によって解釈が異なりま
す。全波形領域 で測定されます。
42
43
測定項目 定 義
最大 値 全波形領域 の正の最 大値として測定されます。
平均 値 全波形領域 の平均値として測定されます。
最小値 全波形領域 の負 の最小値として測定されます。
負 の
デューティ
比
負 の
オーバ
シュート
負 の
パルス幅
位相 二つの波形間の位相差を測定し、1 サ イクルを
ピーク・
ピーク
周期 最初の 1 サ イクルに要 する時間を、秒を単位と
最初の 1 周期で測定されます。
負のパルス幅
負のデューティ比
全波形領域 で測定されます。
負のオーバシュート
最初の負のパルスの 50% 振幅におけるパルス
幅を測定します。
360 °として deg (° )で表示します。
全波形領域 で測定されます。
ピーク・ピーク = 最大値 − 最小値
して測定します。
=
ロー−最小値
=
周期
振幅
× 100%
× 100%
測定項目 定 義
正の
デューティ
比
正の
オーバ
シュート
正の
パルス幅
立上がり時間最初の立 ち上がりパルスの 10% 振幅から 90%
実効 値 全波形領域 における実 効値電圧を測定します。
ス ナ ップ
ショット
測定(全
項目)
最初の 1 周期で測定されます。
正のパルス幅
正のデューティ比
全波形領域で測定されま
す。
正のオーバシュート
最初の正のパルスの 50% 振幅におけるパルス
幅を測定します。
振幅までの時間を測定します。
スナップショット測定 のメニュー・ボタンが
押された時の、選択された波形に関する全項目
(2 チャンネル間の測定項目は除く )が一 度に
測定、表示されます。スナップショット測定
のメニュー・ボタンを押すたびに測定値は更
新 されます。MENU OFF ボタンを押すと、測
定値リストは消去されます。
=
最大 値 − ハイ
=
周期
振幅
× 100%
× 100%
44
45
保証規定
保証期間 (納入後 1 年間) 内に、通常の取り扱いによって生じた故
障は無料で修理いたします。
.
1
取扱説明書、本体ラベルなどの注意書きに従った正常な使用
状況で保証期間内に故障した場合には、販売店または当社に
修理をご依頼下されば無料で修理いたします。なお、この保
証の対象は製品本体に限られます。
.
転居、譲り受け、ご贈答品などの場合で表記の販売店に修理
2
をご依頼できない場合には、当社にお問い合せください。
.
保証期間内でも次の事項は有料となります。
3
H 使用上の誤り、他の機器から受けた障害、当社および当
社指定の技術員以外による修理、改造などから生じた故
障および損傷の修理
H 当社指定外の電源(電圧・周波数)使用または外部電源の
異常による故障および損傷の修理
H 移動時の落下などによる故障および損傷の修理
H 火災、地震、風水害、その他の天変地異、公害、塩害、
異常電圧などによる故障および損傷の修理
H 消耗品、付属品などの消耗による交換
H 出張修理(ただし故障した製品の配送料金は、当社負担)
.
本製品の故障またはその使用によって生じた直接または間接
4
の損害について、当社はその責任を負いません。
.
この規定は、日本国内においてのみ有効です。
5
(This warranty is valid only in Japan.)
お問い合わせ
製品についてのご相談・ご質問につきましては、下記まで
お問い合わせください。
お客様コールセンター
TEL 03-3448-3010 FAX 0120-046-011
東京都品川区北品川 5-9-31 〒141 ー0001
電話受付時間/9:00 ~12:00 ・13:00 ~19:00
月曜~金曜 (休祝日を除く)
E-Mail: ccc.jp@tektronix.com
URL: http://www.tektronix.co.jp
修理・校正につきましては、お買い求めの販売店または下
記サービス受付センターまでお問い合わせください。
(ご連絡の際に、型名、故障状況等を簡単にお知らせください)
サービス受付センター
TEL 0120-741-046 FAX 0550-89-8268
静岡県御殿場市神場 143-1 〒412 ー0047
電話受付時間/9:00 ~12:00 13:00 ~19:00
月曜~金曜 (休祝日を除く)
H この保証規定は本書に明示された条件により無料修理をお約
束するもので、これによりお 客様の法 律上の権利を制限する
ものではありません。
H ソフトウェアは、本保証の対象外です。
H 保証期間経過後の修理は有料となります。詳しくは、販売店
または当社までお問い合せください。
Original English Manual
TDS 3000B Series Digital Phosphor Oscilloscopes
Reference
071-0923-00