Sony XM-754HX User Manual [ja]

3-862-338-01 (2)
警告
安全のために
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、次のような表示をしています。表示の内容 をよく理解してから本文をお読みください。
警告 注意
警告
本機は
DC12V
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電などによ り死亡や大けがなど人身事故の原因となります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故 によりけがをしたり自動車に損害を与えたりすることが あります。
下記の注意を守らないと火災・感電
より
火災
感電
マイナスアース車専用です
死亡大けがの原因となります。
雨、水がかかる場所、湿気、ほこりの多い 場所には取り付けない
車で使用すると火災
24V
注意を促す記号
火災
行為を禁止する記号
禁止
感電
分解禁止
ステレオパワーアンプ
取扱説明書
お買上げいただきありがとうございます。
警告
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と 製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよ くお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みに なったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してく ださい。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
運転操作や車体の可動部を妨げないように 取り付ける
ネジやシートレールなどの可動部にコード類をはさ
み込まない。 コード類はまとめる。
ステアリングやシフトレバー、ブレーキペダルなど
が正しく操作できることを確認する。
禁止
配線作業中は、バッテリーのマイナス端子 をはずす
マイナス端子をつないだまま作業をすると、ショート により感電の原因となります。
ステアリングやブレーキ系統、タンクなど にある車の性能を維持するための部品を使 わない
車体のボルトやナットを利用するとき、ステアリング やブレーキ系統、タンクなどの部品を使うと、制動不 能や火災の原因となります。
下記の注意を守らないとけがをしたり
注意
自動車に損害を与えたりすることがあります。
付属の部品で正しく取り付ける
安定した場所に取り付ける
禁止
パイプ類、タンク、電気配線などを傷つけ ない
禁止
分解や改造をしない
火災や感電、事故の原因となります。 電源リード線の被覆を切って、他の機器の電源を取る と、リード線の電流容量を超えてしまいます。内部の 点検や修理はお買い上げ店またはソニーサービス窓口 にご依頼ください。
分解禁止
規定容量のヒューズを使う
ヒューズを交換するときは、必ず電源コードの ヒューズケースまたは本体に記された規定容量のア ンペア数のものをお使いください。規定容量を超え るヒューズを使うと、火災の原因となります。
禁止
ヒューズ
本機の通風口や放熱板をふさがない
通気口や放熱板などをふさぐと、内部に熱がこもり、 火災の原因となることがあります。
禁止
取り付けはお買上げ店に依頼する
本機の取り付けは車種や年式により異なり、専門知識 が必要です。万一、ご自分で取り付けるときは、この 取扱説明書に従って、正しく取り付けてください。正 しい取り付けをしないと、火災や感電または自動車の 損傷の原因となります。
XM-754HX
Sony Corporation ©1998 Printed in Japan
主な仕様
回路方式
入力コネクター
出力コネクター スピーカー端子 適合インピーダンス1*〜8Ω(ステレオ)
最大出力(ハイカレント/ハイボルテージ)
定格出力(
14.4 V
周波数特性 高調波ひずみ率 入力感度
ハイパスフィルター50〜 ローパスフィルター50〜 ローブースト 電源 電源電圧 消費電流
リモート消費電流 外形寸法 質量 約 付属品 取り付けビス(4)、保護キャップ(1)、ス
別売りアクセサリー 電源コード
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することが ありますが、ご了承ください。
OTL(Output Transformerless
パルス電源
ピンジャック、ハイレベルイン
RCA
プットコネクター
(ブリッジ接続)
2*8
*ハイカレントモード
90/170 W × 4(4 90 W × 2 + 250 W × 1/170 W × 2 + 400 W 250/400 W × 2(4
、ハイカレント/ハイボルテージ)
35/75 W × 4(20Hz〜20kHz
0.04%THD、4 50/100 W × 4(20Hz〜20kHz
0.1%THD、2 100/200 W × 2(20Hz〜20kHz
0.1%THD、4 5Hz〜50kHz(
0.005%
0.2〜4.0V(RCA
0.4〜8.0V 200Hz、-12dB/oct 200Hz、-12dB/oct
0〜10dB(40Hz DC12V
10.5〜16V
40 A(4
モード)
2 mA
258 × 50 × 320 mm (幅/高さ/
3.5 kg
ピーカーコード用圧着端子(赤、青各4)、 取扱説明書(1)、ソニーご相談窓口のご 案内(1)、保証書(1)
ピンコード
RCA RC-65(5m)、RC-89(5m
スピーカーコード
負荷)
× 1(4Ω負荷)
負荷)
負荷)
負荷)
負荷、ブリッジ接続)
+0.5
–3
dB
以下(
1kHz、4
ピンジャック)
(ハイレベルインプット)
カーバッテリー(マイナスアース)
、定格出力、ハイボルテージ
(付属品含まず)
RC-46
RC-64(2m
RC-58、RC-86
)回路
負荷)
奥行き)
)、
保証書とアフターサービス
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買
い上げの際お受け取りください。 所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、
大切に保存してください。 保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
それでも具合の悪いときは
お買い上げ店、または添付の「ソニーご相談窓口の ご案内」にあるお近くのソニーサービス窓口にご相 談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきま す。くわしくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望によ り有料修理させていただきます。
部品の保有期間について
当社ではカーオーディオの補修用性能部品(製品の 機能を維持するために必要な部品)を、製造打切り 後最低6年間保有しています。この部品保有期間を 修理可能の期間とさせていただきます。保有期間が 経過したあとも、故障箇所によっては修理可能の場 合がありますので、お買い上げ店か、サービス窓口 にご相談ください。
Sony online
トロニクスとエンターテインメントのホームページです。
」は、インターネット上のソニーのエレク
主な特長
ご注意
最大出力
* パルス電源
170 W×4
デジタルソースに対応する広いダイナミックレンジ、低ひずみ率( 最大出力
400 W×2
アンプ内部の温度上昇やスピーカー保護のための保護回路内蔵 安定した電源を供給する高効率パルス電源*を採用 ラインアウト端子を持たないカーオーディオのスピーカー出力をダイレクトに接続することができるハイレベルイ ンプットを搭載 左右独立したローパスフィルター、ハイパスフィルターおよびローブースト回路を内蔵 ハイカレントモード(1〜2Ω)とハイボルテージモード(2〜4Ω)の切り換えスイッチを搭載
のバッテリー電源を半導体スイッチによって高速パルスに変換し、それをパルストランスで昇圧、さらに‘’電源
DC12V
にふり分けたあと再び直流( ています。
の余裕あるパワー(4Ω負荷)
%)
0.005
のハイパワーが得られる2チャンネルパワーアンプとしても使用可能(ブリッジ接続)
)に戻すコンバーターのことで、小型軽量で、低出力インピーダンスを有する特性をもっ
DC
各部の名称と働き
FILTER
LPF OFF HPF
)モードかを表示し
MODE POWER/PROTECTOR
HI-CURRENT HI-VOLTAGE OVER CURRENT OFFSET THERMAL
1 モードインジケーター
ハイカレント(
HI-CURRENT
ます。
LEVEL
MIN MAX 0dB +10dB 50Hz 200Hz
)モードかハイボルテージ(
LOW BOOST
HI-VOLTAGE
設置上のご注意
本機は12ボルトマイナスアース車専用です。大型トラックや寒冷地仕様のディーゼル車など、24ボルト車では使
えません。 次のような場所への取り付けはお避けください。
直射日光が当たる場所、ヒーターの熱風を直接受ける場所など、温度が極端に高いところ
雨が吹き込んだり、水がかかったりする場所や湿気の多いところ
ほこりの多いところ
水平に取り付けて使用するときは、ヒートシンク面を上にして取り付けてください。ヒートシンクの上にマットや
カーペットをかけないでください。 本機には
放送の受信に障害をおよぼすことがあります。なるべく離れた位置に設置してください。 運転の妨げにならない場所で、同乗者に危険が およばないところを選んで取り付けてください。
取り付けと接続が終わったら、ブレーキランプやライト、ホーン、ウインカーなどすべての電装品が正しく動作す
ることを必ず確認してください。
コンバーターを使用していますので、ラジオやアンテナの近くに取り付けると、ラジオやテレビ
DC-DC
使用上のご注意
窓を閉めきった自動車を直射日光下に放置すると、車内は相当な高温になります。このようなときは、車内の温度
を下げてからご使用ください。 次のような場合には、出力トランジスターやスピーカーを保護するため、アンプ内部の保護回路が働
パワー プロテクター
き、
POWER/PROTECTOR
なります。
アンプ内部の温度が異常に高くなった場合
異常が発生してDC電圧が発生した場合
出力端子がショートした場合
このような場合には、すぐに接続してある機器の電源を切り、異常の原因をお調べください。温度上昇が原因と考 えられる場合は、しばらく放置して本機の温度を下げてからお使いください。 弱ったバッテリーで使用しないでください。本機の性能は電源の状況に左右されるため、十分に性能を発揮できま せん。 安全のため、運転中は車外の音が十分聞こえる程度の音量でご使用ください。
インジケーターの色が緑から橙に変わり、スピーカーから音が聞こえなく
パワー プロテクター
2
POWER/PROTECTOR
オーバーカレント
OVER CURRENT
(電源/保護回路)インジケーター
: 本機の動作中、緑色に点灯します。異常に大きな音が入ったときにアンバー(橙色)に変わり ます。
オフセット
OFF SET
: 本機の動作中、緑色に点灯します。出力端子(スピーカー端子もしくはピンジャック)に異常 電圧が出たときにアンバー(橙色)に変わります。
サーマル
THERMAL
: 本機の動作中、緑色に点灯します。アンプ内部の温度が異常に高くなったときにアンバー(橙 色)に変わります。ハイカレントモードにすると発熱を抑えることができます。
レベル
3
LEVEL
つまみ
他社のカーオーディオなどを接続する場合、このつまみで入力レベルを調節します。入力レベ ルが小さい場合は
の方向に、大きい場合は
MAX
の方向につまみを回してください。
MIN
ノイズを少なくしたい場合には、アンプのレベル(ゲイン)は小さめ、カーオーディオ側のボ リュームは大きめに調節してください。
ローブースト
4
LOW BOOST
低域の出力レベルを調整することができます。
付近の周波数の音を最大
40Hz
ます。
つまみ
10dB
まで増幅し
dB
10
0
10
40 100 1k
周波数
5 カットオフ周波数設定つまみ
ローパスまたはハイパスフィルターをかけた場合のカットオフ周波数(50〜
200Hz
)を設定し
ます。
周波数特性(代表例)
dB
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
フィルター
6
FILTER
LPF
選択スイッチ
側にするとローパス(低音域通過)フィルターがかかり、
HIGH PASS
50Hz 80Hz
150Hz 200Hz
10 100 1k
LOW PASS
200Hz 150Hz
80Hz 50Hz
周波数
Hz
側にするとハイパス(高音域通
HPF
過)フィルターがかかります。
7 ハイカレント/ハイボルテージモード切り換えスイッチ(本体底面)
ハイカレント
HI-CURRENT
モード: スピーカーのインピーダンスをチャンネルあた り2Ω(または1Ω)に設定します。スピーカーを 並列接続することでパワフルなサウンドをお楽 しみいただけます。
ハイボルテージ
HI-VOLTAGE
モード:
スピーカーのインピーダンスをチャンネルあた
(または2Ω)に設定します。ダイナミック
4
レンジの広い抜けの良い音質でお楽しみいただ けます。
ヒューズの取り換えかた
ショートしたときや、本機に故障があるときは、 ヒューズが切れ、本機に過大電流が流れることを防 ぎます。ヒューズが切れた場合は、電源コード、アー スコードの接続を再確認してからヒューズを交換し てください。交換したあともすぐ切れる場合は、お 近くのソニーサービス窓口にご相談ください。
ご注意
指定のアンペア数のヒューズ以外はお使いにならないでください。故障の原因になります。
故障かな?と思ったら
症状
POWER/PROTECTOR
インジケーターが点灯しない。
ヒューズが切れている。nヒューズを交換する。 アースコードが接続されていない。n車体の金属部にしっかり接続
する。 本機のリモート端子への入力電圧が発生していない(または低い)。
接続しているカーオーディオの電源が入っていない。
n電源を入れる。
バッテリーの電圧が適切であるか(
Hz
OVER CURRENT
ケーターが橙色に点灯する。
OFF SET
インジケーターが
橙色に点灯する。
THERMAL
橙色に点灯する。
オルタネーターの雑音が入 る。
インジ
インジケーターが
スピーカー出力がショートしている。 nショートの原因を取り除く。
電源を切り、スピーカーコードおよびアースコードがきちんと接続さ れているか確かめる。
適合インピーダンスのスピーカーを使用する。
ステレオ動作時:2〜8Ω(ハイボルテージ)、1〜8Ω(ハイカレント)
ブリッジ動作時:4〜8Ω(ハイボルテージ)、2〜8Ω(ハイカレント)
風通しの良い場所へ移設する。
電源コードが
ピンコードに近い。n
RCA
す。
ピンコードが車両ハーネスに近い。n離して配線する。
RCA
アースが不十分である。n車体の金属部にしっかり接続する。 スピーカーの端子が車体に接触している。n車体から離す。
音がこもる。 音が小さい。
FILTER LEVEL
選択スイッチが「
つまみが「
MIN
以上の処置を行っても効果が見られないときは、接続に問題があるか、故障と考えられます。お買い 上げ店またはお近くのソニーサービス窓口にご相談ください。
ブロック図(フロント
Lch
(MONO)
Rch
Normal
Inverted
リア共通)
/
FILTER
HPF
OFF
LPF
FILTER
HPF
OFF
LPF
原因(処置)
」になっている。
LPF
」になっている。
LOW BOOST
LOW BOOST
10.5〜16V
RCA
LEVEL
LEVEL
)確認する。
ピンコードから離
Power
AMP
Lch
MONO
Power
AMP
Rch
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