z オートネゴシエーション機能に対応し、10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tの
混在環境に容易に対応できます。また、設定により速度・通信モードの固定が可能で
す。
z MNOシリーズ省電力モードをサポートしており、接続状態を自動検知し、電力消費を必
要量に抑制します。
z TelnetおよびSSH機能により遠隔からスイッチの設定変更・設定確認が簡単にできます。
z 遠隔からポート毎にPoE給電の有効/無効の設定が可能です。
z 通信確認のためのPingコマンドを実行することができます。
z 標準MIB (MIBⅡ,Bridge MIB,RMON 4グループ等)をサポートし、SNMPマネージャ
からスイッチの管理が行えます。(詳細は付録A.を参照下さい。)
z スパニングツリープロトコルをサポートし冗長性のあるシステム構築が可能です。
11
z リングプロトコルをサポートし、リング構成による冗長化システムの構築が可能です。
z IEEE802.1QのタグVLANをサポートしており、最大256個のVLANが登録可能です。
z IEEE802.1pに準拠したQoS機能をサポートしています。
z IEEE802.3ad準拠のリンクアグリゲーション機能をサポートしており、最大8ポートま
での構成が可能です。
z IEEE802.1X準拠のポートベース認証機能(EAP-MD5/TLS/PEAP認証方式をサポー
ト)が利用可能です。
z IGMP Snooping機能をサポートしており、マルチキャストパケットによる帯域の占有
を防ぎます。
z アクセスコントロール機能をサポートしており、IPアドレス、MACアドレス、プロト
コル番号、L4ポート番号などでフィルタリングが可能です。
z リブートタイマー機能をサポートしており、指定した時間後(24時間以内)に再起動が
可能です。
12
.
11..22.
開封時に必ず内容物をご確認ください。不足があった場合は、販売店にご連絡ください。
z Switch-M8eGPWR+本体 1台
z 取扱説明書 1冊
z CD-ROM(本取扱説明書を含む) 1枚
z ゴム足 4個
z 取付金具(19インチラックマウント用) 2個
z ねじ(19インチラックマウント用) 4本
z ねじ(取付金具と本体接続用) 16本
z 電源コード 1本
●ポート LED 表示モード LED
ポート LED 表示モード「STATUS」において、ポート LED はリンクアップおよび通信状況
を表示しますが、前面パネルにある「LED 表示切替ボタン」を押すことによってポート LED
の表示モードを以下のように変更することができます。
ポート LED 表示モード 内容
STATUS/ECO リンクアップおよび通信状況を表示します。
PoE 接続している機器への給電状態を表示します。
GIGA 1000Mbps でのリンクアップ状況を表示します。
100M 100Mbps でのリンクアップ状況を表示します。
FULL 全二重・半二重でのリンクアップ状況を表示します。
LOOP HISTORY ループ検知履歴およびポート遮断状況を表示します。
18
●ポート LED
前項「ポート LED 表示モード」の切替に従って各ポートに搭載されたポート LED の表示が
前面パネルにある「LED 表示切替ボタン」を押すことにより、ポート LED の表示を以下の
順番で変更することができます。
ポート LED 表示モード 内容
STATUS/ECO リンク確立および通信状況を表示します。
PoE 接続している機器への給電状態を表示します。
GIGA 1000Mbps でのリンクアップ状況を表示します。
100M 100Mbps でのリンクアップ状況を表示します。
FULL 全二重・半二重でのリンクアップ状況を表示します。
LOOP HISTORY ループ検知履歴およびポート遮断状況を表示します。
ポート LED 表示モードを STATUS/ECO 以外に切替を行い、その後 1 分以上操作がなかっ
==============================================================================
PN28089 Local Management System Version x.x.x.xx
MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx
==============================================================================
PN28089 Remote Management System Version x.x.x.xx
MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx
==============================================================================
PN28089 Local Management System Version x.x.x.xx
MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx
[G]eneral Information
[B]asic Switch Configuration...
[A]dvanced Switch Configuration...
[S]tatistics
Switch [T]ools Configuration...
Save Configuration to [F]lash
Run [C]LI
[Q]uit
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-4-1 メインメニュー
33
画面の説明
General Information 本装置のハードウェアおよびファームウェアの情報とアドレス設定の内容を表
「Main Menu」で「G」を選択すると図4-5-1のような「General Information Menu」に
なります。この画面を選択すると、本装置の情報を見ることができます。この画面は表示
のみで設定する項目はありません。
PN28089 Local Management System
Main Menu -> General Information
System up for: 000day(s), 00hr(s), 00min(s), 00sec(s)
Boot / Runtime Code Version: x.x.x.xx / x.x.x.xx
Hardware Information
Version: Version1
CPU Utilization: xx.xx %
DRAM / Flash Size: 64MB / 16MB
DRAM User Area Size: Free: xxxxxxxx bytes / Total: xxxxxxxx bytes
System Fan Status: Good
System Temperature: CPU/xx ,System/xx degree(s) Celsius
Administration Information
Switch Name:
Switch Location:
Switch Contact:
System Address Information
MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx
IP Address: 0.0.0.0
Subnet Mask: 0.0.0.0
Default Gateway: 0.0.0.0
Press any key to continue...
図4-5-1 スイッチの基本情報の表示
35
画面の説明
System up for 本装置が起動してからの通算の時間を表示します。
Boot / Runtime
Code Version
Hardware
Information
Administration
Information
System
Address
Information
本装置のファームウェアのバージョンを表示します。
左側がBoot Code、右側がRuntime Codeのバージョンを表します。
(4.9.1項に記載されている”ファームウェアのバージョンアップ”は、Runtime
Code のバージョンアップになります。)
ハードウェアの情報を表示します。
Version ハードウェアのバージョンを表示します。
CPU Utilization CPUの使用率を表示します。
DRAM / Flash
Size
DRAM User
Area Size
System Fan
Status
System
Temperature
ここで表示される項目は4.6.1項の「System administration Configuration」で設定
を行います。
Switch Name 設定した本装置の名前を表示します。工場出荷時には何も設定され
System [A]dministration Configuration
System [I]P Configuration
S[N]MP Configuration
[P]ort Configuration Basic
Port Configuration [E]xtend
Port Configuration P[o]wer Saving
[S]ystem Security Configuration
[F]orwarding Database
[T]ime Configuration
A[R]P Table
[L]LDP Configuration
[Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-1 スイッチの基本機能設定メニュー
37
画面の説明
System Administration
Configuration
System IP Configuration IPアドレスに関するネットワーク情報の設定を行います。
SNMP Configuration SNMPに関する設定を行います。
Port Configuration Basic 各ポートの設定を行います。
Port Configuration Extend 各ポートの名称設定等を行います。
Port Configuration Power
Saving
System Security
Configuration
Forwarding Database MACアドレステーブルを表示します。
Time Configuration SNTPを利用した時刻同期機能の設定、およびマニュアルでの時刻設定を
ARP Table ARPテーブルを表示します。
LLDP Configuration LLDPに関する設定を行います。
Quit to previous menu メインメニューに戻ります。
Basic Switch Configuration -> Port Configuration Basic Menu
Port Trunk Type Admin Link Mode Flow Ctrl Auto-MDI
---- ----- ----------- -------- ---- ------------ --------- ------- 1 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
2 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
3 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
4 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
5 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
6 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
7 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
8 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Disabled
9 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Enabled
10 --- 1000T Enabled Down Auto Disabled Enabled
Set [A]dmin Status Set [F]low Control [Q]uit to previous menu
Set [M]ode [S]et Auto-MDI
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-8 ポートの設定
51
画面の説明
Port ポート番号を表します。
Trunk トランキングの設定状態をグループ番号で表示します。
Type
Admin
Link
Mode
Flow Ctrl
Auto-MDI
ポートの種類を表します。
100TX 10/100BASE-TXを表します。
1000T 10/100/1000BASE-Tを表します。
1000X SFPポートを表します。
現在のポートの状態を表します。工場出荷時はすべて「Enabled」に設定されています。
Enabled ポートが使用可能です。
Disabled ポートが使用不可です。
現在のリンクの状態を表します。
Up リンクが正常に確立した状態を表します。
Down リンクが確立していない状態を表します。
通信速度、全/半二重の設定状態を表します。
工場出荷時はすべて「Auto」に設定されています。
Auto オートネゴシエーションモード
100-FDx(100F) 100Mbps全二重
100-HDx(100H) 100Mbps半二重
10-FDx(10F) 10Mbps全二重
10-HDx(10H) 10Mbps半二重
フローコントロールの設定状態を表します。
工場出荷時は全て「Disabled」に設定されています。
Enabled フローコントロール機能が有効であることを表します。
Disabled フローコントロール機能が無効であることを表します。
Auto MDI/MDI-X機能の設定状態を表します。工場出荷時はポート1-8は「Disabled」、ポ
ート9-10は「Enabled」に設定されています。
Enabled Auto MDI/MDI-X機能が有効であることを表します。
Disabled Auto MDI/MDI-X機能が無効であることを表します。
52
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
各ポートを有効か無効か(Enabled/Disabled)に設定できます。 A
「A」を入力するとプロンプトが「Select port number to be changed>」となりますので、変更し
たいポート番号を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力し
てください。すると、プロンプトが「Enable or Disable port # (E/D)>」となりますので、有効
(Enabled)にする場合は「E」を無効(Disabled)にする場合は「D」を入力してください。入力が完
了し、設定が変更されると上部の表示も自動的に変更されます。
各ポートの速度と全/半二重を設定できます。
M
「M」を入力するとプロンプトが「Enter port number >」となりますので、変更したいポート番号
を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力してください。す
ると、プロンプトが「Enter mode for port # (A/N)>」となりますので、オートネゴシエーション
モードを使用する場合は「A」、使用しない場合は「N」を選択してください。「N」を選択した場合、
プロンプトが「Enter speed for port #(10/100)>」となりますので、設定したい通信速度を入力し
てください。指定するとプロンプトが「Enter duplex for port #(F/H)>」に変わりますので、全二
重の場合は「F」(Full duplex)、半二重の場合は「H」(Half duplex)を指定してください。入力が完了
し、設定が変更されると上部の表示も自動的に変更されます。
フローコントロールの有効/無効を設定できます。 F
「F」を入力するとプロンプトが「Select port number to be changed>」となりますので、変更し
たいポート番号を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力し
てください。すると、プロンプトが「Enable or Disable flow control for port # (E/D)>」となり
ますので、有効(Enabled)にする場合は「E」を、無効(Disabled)にする場合は「D」を入力して
ください。入力が完了し、設定が変更されると上部の表示も自動的に変更されます。
Auto MDI/MDI-Xの有効/無効を設定できます。 S
「S」を入力するとプロンプトが「Enter port number >」となりますので、変更したいポート番号を
1~10の間で入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力してく
ださい。すると、プロンプトが「Enable or Disable Auto-MDI for port # (E/D)>」となりますの
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
各ポートに名称を設定します A
「A」を入力するとプロンプトが「Select port number to be changed>」となりますので、変更し
たいポート番号を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力し
てください。すると、プロンプトが「Enter port name string>」となりますので、名称を半角15
以内で入力してください。入力が完了し、設定が変更されると上部の表示も自動的に変更されます。
Jumboフレーム転送機能の有効/無効を設定します。 J
「J」を入力するとプロンプトが「Select port number to be changed>」となりますので、変更し
たいポート番号を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力し
てください。すると、プロンプトが「Enable or Disable jumbo status for port # (E/D)>」となり
「Basic Switch Configuration Menu」でコマンド「O」を選択すると、図4-6-10のような
「Port Configuration Power Saving」の画面になります。この画面では、各ポートの状態
表示、およびMNOシリーズ省電力モードの設定を行います。
PN28089 Local Management System
Basic Switch Configuration -> Port Configuration Power Saving Menu
Port Link Trunk Type Mode Power-Saving
---- ------ ----- ------ ----------- ----------- 1 Down --- 1000T Auto Half
2 Down --- 1000T Auto Half
3 Down --- 1000T Auto Half
4 Down --- 1000T Auto Half
5 Down --- 1000T Auto Half
6 Down --- 1000T Auto Half
7 Down --- 1000T Auto Half
8 Down --- 1000T Auto Half
9 Down --- 1000T Auto Half
10 Down --- 1000T Auto Half
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
各ポートに名称を設定できます。 S
「S」を入力するとプロンプトが「Select port number to be changed>」となりますので、変更し
たいポート番号を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力し
てください。すると、プロンプトが「Enter Power Saving mode for port (F/H/D)>」となります
ので、有効(Enabled)にする場合は「E」を、無効(Disabled)にする場合は「D」を、他装置
との接続性を優先したMNOシリーズ省電力モードにする場合は「H」を入力してください。設定
完了後に上部の表示が更新されます。
Set [C]onsole UI Time Out Change Local User [N]ame
Set [T]elnet UI Time Out Change Local [P]assword
Enable/Disable Te[l]net Server [R]ADIUS Configuration
Enable/Disable [S]NMP Agent Syslo[g] Transmission Configuration Page
Enable/Disable S[y]slog Transmission [I]P Setup Interface
Telnet [A]ccess Limitation L[o]gin Method
SS[H] Server Configuration [Q]uit to previous menu
LED [B]ase Mode Configuration
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-11 アクセス条件の設定
59
画面の説明
Console UI Idle
Time Out:
Telnet UI Idle
Time Out:
[E]nable/Disable Telnet Access Limitation
[A]dd IP Address and Subnet Mask
[D]elete IP Address and Subnet Mask
[M]odify IP Address and Subnet Mask
[Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-12 Telnetアクセス制限の設定
63
ここで使用できるコマンドは下記の通りです。
Telnetからのアクセス制限の有効・無効を設定します。
E
E アクセス制限を有効にします。
D アクセス制限を無効にします。
許可するIPアドレスを設定します。5つの範囲を設定できます。 A
「A」と入力するとプロンプトが「Enter IP address entry number>」と変わりますので1~5の間
でエントリ番号を入力してください。プロンプトが「Enter IP address>」と変わりますので、ア
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- Set Server [S]tatus Set Server [I]P [Q]uit to previous menu
Set Server [F]acility Set S[y]sName/IP Include [C]lear Server Information
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-14 Syslog Transmissionの設定
画面の説明
Status Syslog Transmissionの状態を表示します。
IP Address SyslogサーバのIPアドレスを表示します。
Facillity Facillityの値を表示します。
Include
SysName/IP
追加する情報を表示します。
SysName 送信するシステムログに本装置のSysNameを追加します。
IP address 送信するシステムログに本装置のIP Addressを追加します。
67
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
Syslog Transmissionの状態を設定します。 S
「S」と入力すると表示が「Enter manager entry number>」となりますので、設定したいNo.を入力
してください。するとプロンプトが「Enable or Disable Server (E/D)>」と変わりますので、有効に
する場合は「E」を、無効にする場合は「D」を入力してください。
Facillityを設定します。 F
「F」と入力すると表示が「Enter manager entry number>」となりますので、設定したいNo.を入力
してください。するとプロンプトが「Enter Server Facility>」と変わりますので、0~7(Local0~
Local7)までの値を入力してください。
SyslogサーバのIPアドレスを設定します。 I
「I」と入力すると表示が「Enter manager entry number>」となりますので、設定したいNo.を入力
してください。するとプロンプトが「Enter IP address for manager>」と変わりますので、Syslog
してください。するとプロンプトが「Clear Syslog Server information>」と変わりますので、削除
する場合は「Y」を、削除しない場合は「N」を加しない場合は「N」を入力してください。
Q 上位のメニューに戻ります。
68
4.6.7.d. SSHサーバの設定(SSH Server Configuration)
「System Security Configuration」でコマンド「H」を選択すると、図4-6-15のような
「SSH Server Configuration」の画面になります。この画面では、SSHサーバの設定を行
います。
PN28089 Local Management System
Basic Switch Configuration -> SSH Server Configuration
SSH UI Idle Timeout: 5 Min.
SSH Auth. Idle Timeout: 120 Sec.
SSH Auth. Retries Time: 5
SSH Server: Disabled
SSH Server key: Key exists.
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- [G]enerate SSH Server key Enable/Disable SS[H] Server
Set SSH UI Time [O]ut Set SSH [A]uthentication Time Out
Set SSH Authentication [R]etries Time [Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
「Forwarding Database Information Menu」の画面になります。この画面では、パケッ
トの転送に利用するMACアドレステーブルのリストを表示します。
PN28089 Local Management System
Basic Switch Configuration -> Forwarding Database Menu
[S]tatic Address Table
M[A]C Learning
Display MAC Address by [P]ort
Display MAC Address by [M]AC
Display MAC Address by [V]ID
[Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-17 MACアドレステーブルの参照
画面の説明
Static Address Table MACアドレスの追加・削除を行います。
詳しくは次項(4.6.8.a.)を参照してください。
MAC Learning ポート毎にMACアドレス学習機能をAuto/OFFにする設定をします。
OFFにした場合、「Static Address Table」で登録したMACアドレスの
み通信可能となります。詳しくは次項(4.6.8.b.)を参照してください。
Display MAC Address by
Port
Display MAC Address by
MAC
Display MAC Address by
VID
Quit to previous menu 上位のメニューに戻ります。
ポート毎のMACアドレステーブルを表示します。
詳しくは次項(4.6.8.c.)を参照してください。
登録されている全てのMACアドレスを表示します。
詳しくは次項(4.6.8.d.)を参照してください。
VLAN毎のMACアドレステーブルを表示します。
詳しくは次項(4.6.8.e.)を参照してください。
73
4.6.8.a. MACアドレスの追加・削除
「Forwarding Database Information Menu」でコマンド「S」を選択すると、図4-6-18
のような「Static Address Table Menu」の画面になります。この画面では、静的にMAC
アドレスの追加・削除を行えます。
PN28089 Local Management System
Forwarding Database Menu -> Static Address Table Menu
MAC Address Port VLAN ID
----------------- ------ ------ Database is empty!
[N]ext Page [D]elete Entry
[P]revious Page [Q]uit to previous menu
[A]dd New Entry
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-18 MACアドレスの追加・削除
画面の説明
MAC Address MACアドレステーブル内のMACアドレスを表示します。
Port MACアドレスの属するポートを表示します。
VLAN ID MACアドレスの属するVLAN IDを表示します。
74
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のページを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のページを表示します。
MACアドレスを追加登録します。 A
「A」と入力すると表示が「Enter MAC Address(xx:xx:xx:xx:xx:xx)」となりますので、追加するアド
レスを入力してください。
登録されたMACアドレスを削除します。 D
「D」と入力すると表示が「Enter MAC Address(xx:xx:xx:xx:xx:xx)」となりますので、削除するアド
レスを入力してください。
Q 上位のメニューに戻ります。
75
4.6.8.b. MACアドレスの学習モードの設定
「Forwarding Database Information Menu」でコマンド「A」を選択すると、図4-6-19
のような「MAC Learning Menu」の画面になります。この画面では、ポート毎のMACア
ドレスの学習モードの設定を行えます。
PN28089 Local Management System
Forwarding Database Menu -> MAC Learning Menu
Port MAC Learning
------ ----------- 1 Auto
2 Auto
3 Auto
4 Auto
5 Auto
6 Auto
7 Auto
8 Auto
9 Auto
10 Auto
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-19 MACアドレスの学習モードの設定
画面の説明
Port ポート番号を表示します。
MAC Learning
MACアドレスの学習方法を表示します。
工場出荷時は「Auto」に設定されています。
Auto MACアドレスが自動学習されパケット転送が行われます。
Disabled MACアドレスの自動学習が無効であり、静的にMACアドレスを登
録しなければパケット転送がされません。
76
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
MACアドレスの学習モードを切り替えます。 S
「S」と入力するとプロンプトが「Select Port Number to be changed>」に変わりますので、設定変
更したいポート番号を入力してください。その後、プロンプトが「Change MAC Learning Mode
for port #(指定したポート番号)>」に変わりますので、MACアドレスの自動学習をさせる場合は
「A」、学習させない場合は「D」を入力してください。
Q 上位のメニューに戻ります。
ご注意:IEEE802.1Xポートベース認証機能およびMACベース認証機能を使用する場合、
MAC Learning Menuでポートに学習させない(Disabled)設定との同時使用は
できません。
77
4.6.8.c. ポート毎のMACアドレステーブルの表示
「Forwarding Database Information Menu」でコマンド「P」を選択すると、プロンプト
が「Enter Port Number>」に切り変わりますので、ここでポート番号を指定することによ
り、図4-6-20のような「Display MAC Address by Port」の画面になります。この画面では、
ポート毎のMACアドレステーブルの表示を行えます。
PN28089 Local Management System
Forwarding Database Menu -> Display MAC Address by Port
Age-Out Time: 300 Sec. Selected Port: 1
MAC Address Port
----------------- ----
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- [N]ext Page [S]elect Port No
[P]revious Page [Q]uit to previous menu
Set [A]ge-Out Time
Command>
Enter the character in square brackets to select option
の時間となります。工場出荷時は300秒(5分)に設定されています。
Select Port: 選択したポート番号を表示します。
MAC Address MACアドレステーブル内のMACアドレスを表示します。
Port MACアドレスの属していたポートを表示します。
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
MACアドレスの保管時間を設定します。 A
「A」と入力するとプロンプトが「Enter Age-Out time>」と変わりますので、時間を秒単位で10~
1000000の間で設定してください。
表示するポートを切り替えます。 S
「S」と入力するとプロンプトが「Enter Port Number>」に変わりますので、表示したいポート番号を
入力してください。
Q 上位のメニューに戻ります。
79
4.6.8.d. 全てのMACアドレスの表示
「Forwarding Database Information Menu」でコマンド「M」を選択すると、図4-6-21の
ような「Display MAC Address by MAC」の画面になります。この画面では、本装置の全
てのMACアドレステーブルの表示を行えます。
PN28089 Local Management System
Forwarding Database Menu -> Display MAC Address by MAC
の時間となります。工場出荷時は300秒(5分)に設定されています。
MAC Address MACアドレステーブル内のMACアドレスを表示します。
Port MACアドレスの属していたポートを表示します。
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
MACアドレスの保管時間を設定します。 A
「A」と入力するとプロンプトが「Enter Age-Out time>」と変わりますので、時間を秒単位で10~
1000000の間で設定してください。
Q 上位のメニューに戻ります。
80
4.6.8.e. VLAN毎のMACアドレステーブルの表示
「Forwarding Database Information Menu」でコマンド「V」を選択すると、プロンプ
トが「Enter VLAN ID>」に切り変わりますので、ここでポート番号を指定することにより、
図4-6-22のような「Display MAC Address by VLAN ID」の画面になります。この画面では、
VLAN毎のMACアドレステーブルの表示を行えます。
PN28089 Local Management System
Forwarding Database Menu -> Display MAC Address by VLAN ID
Age-Out Time: 300 Sec. Selected VLAN ID:1
MAC Address Port
----------------- ----
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- [N]ext Page [S]elect VLAN ID
[P]revious Page [Q]uit to previous menu
Set [A]ge-Out Time
Command>
Enter the character in square brackets to select option
の時間となります。工場出荷時は300秒(5分)に設定されています。
Select VLAN ID: 選択したVLAN IDを表示します。
MAC Address MACアドレステーブル内のMACアドレスを表示します。
Port MACアドレスの属していたポートを表示します。
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
MACアドレスの保管時間を設定します。 A
「A」と入力するとプロンプトが「Enter Age-Out time>」と変わりますので、時間を秒単位で10~
1000000の間で設定してください。
表示するVLANを切り替えます。 S
「S」と入力するとプロンプトが「Enter VLAN ID>」に変わりますので、表示したいVLAN IDを入力し
Sorting Method : By IP
ARP Age Timeout : 7200 seconds
IP Address Hardware Address Type
--------------- ----------------- -------
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- [N]ext Page [A]dd/Modify Static Entry
[P]revious Page [D]elete Entry
Set ARP Age [T]imeout [Q]uit to previous menu
[S]orting Entry Method
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-25 ARPテーブル
画面の説明
Sorting Method
ARP Age Timeout ARPテーブルのエージングタイムアウトを表示します。
IP Address ARPテーブル上にあるIP Addressを表示します。
Hardware Address ARPテーブル上にあるHardware Addressを表示します。
Type
ARPテーブル上にあるTypeを表示します。
By IP IPアドレス順に表示します。
By MAC MACアドレス順に表示します。
By Static Type 静的に登録されたARPエントリを表示します。
By Dynamic Type 動的に学習されたARPエントリを表示します。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると表示が次のページに切り変わります。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると表示が前のページに切り変わります。
ARPテーブルのエージングタイムアウトを設定します。 T
「T」と入力するとプロンプトが「Enter ARP age timeout value >」と変わりますので、ARPテーブ
ルのエージングタイムアウトを30~86400(秒)で設定してください。
ARPテーブルの表示する順番を選択します。 S
「S」と入力するとプロンプトが「Select method for sorting entry to display (I/M/T) >」と変わ
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると表示が次のページに切り変わります。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると表示が前のページに切り変わります。
LLDPの有効・無効を設定します。 S
「S」と入力するとプロンプトが「Enable or Disable (E/D)>」と変わります。
有効にする場合は「E」を、無効にする場合は「D」を入力してください。
LLDPの状態を設定します。 L
「L」と入力するとプロンプトが「Select port number to be changed>」と変わりますので、変更し
たいポート番号を入力してください。全ポートを一度に変更する場合はポート番号を「0」と入力
してください。すると、プロンプトが「Set Admin Status for port # (1-4)>」となりますので、
PN28089 Local Management System
Neighbor Table -> Neighbor Detail Information
Index : 1
Local Port : 1
Discovered Time : 000day(s), 00hr(s), 00min(s), 00sec(s)
Last Update Time : 000day(s), 00hr(s), 00min(s), 00sec(s)
ChassisId : xx:xx:xx:xx:xx:xx (MAC Address)
PortId : xx:xx:xx:xx:xx:xx (MAC Address)
System Name :
System Capability : x / x (Supported / Enabled)
(O:Other R:Repeater B:Bridge W:WLAN Access Point
r:Router T:Telephone D:DOCSIS cable device S:Station Only)
Port Description :
System Description:
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- [N]ext Entry [Q]uit to previous menu
[P]revious Entry
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-6-28 Neighborテーブルの詳細情報表示
画面の説明
Index エントリ番号を表示します。
Local Port LLDPフレームを受信したポート番号を表示します。
Discovered Time LLDPフレームを最初に受信した時間を表示します。
Last Update Time LLDPフレームを最後に受信した時間を表示します。
ChassisId エントリのChassis IDを表示します。
PortId エントリのポートIDを表示します。
System Name エントリのシステム名称を表示します。
System Capability エントリの能力情報を表示します。
Port Description エントリのインターフェース情報を表示します。
System
Description
エントリの概要情報を表示します。
93
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると次のポートを表示します。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると前のポートを表示します。
PN28089 Local Management System
Main Menu -> Advanced Switch Configuration Menu
[V]LAN Management
[L]ink Aggregation
Port [M]onitoring Configuration
Rapid [S]panning Tree Configuration
[A]ccess Control Configuration
Quality of Service [C]onfiguration
St[o]rm Control Configuration
802.1[X] Access Control Configuration
[I]GMP Snooping Configuration
[P]ower Over Ethernet Configuration
[R]RP Configuration
Loop [D]etection Configuration
[Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-7-1 拡張機能の設定
95
画面の説明
VLAN Management VLANに関する設定を行います。
Link Aggregation リンクアグリゲーションの設定を行います。
Port Monitoring
Configuration
Rapid Spanning Tree
Configuration
Access Conrol Configuration アクセスコントロールに関する設定を行います。
Quality of Service
Configuration
Storm Control Configuration ストームコントロール機能の設定を行います。
802.1X Access Control
Configuration
IGMP Snooping
Configuration
Power Over Ethernet
Configuration
RRP Configuration リングプロトコルの設定を行います。
Loop Detection
Configuration
Quit to previous menu Advanced Switch Configuration Menuを終了し、メインメニュ
PN28089 Local Management System
Advanced Switch Configuration -> VLAN Management Menu
Total VLANs : 1
Internet Mansion : Disabled Uplink :
VLAN ID VLAN Name VLAN Type Mgmt
------- -------------------------------- ---------- --- 1 Permanent UP
-------------------------------- <COMMAND> ---------------------------------- [N]ext Page [C]reate VLAN [S]et Port Config
[P]revious Page [D]elete VLAN Set [I]nternet Mansion
Set [M]anagement Status C[o]nfig VLAN Member [Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
図4-7-2 VLAN設定メニュー
98
画面の説明
Internet
Mansion
Uplink: インターネットマンションモード有効時のアップリンクポートを表します。
VLAN ID VLANのVLAN IDを表示します。
VLAN
Name
VLAN Type
ず、このVLANは削除できません。
Static 新たに設定されたVLANであることを表します。
VLANが管理VLANであるか否かを表示します。
UP このVLANが管理VLAN(CPUと通信できるVLAN)であることを表しま
す。
DOWN このVLANが管理VLANではないことを表します。
ご注意: 工場出荷時はVLAN ID=1が設定され、全てのポートがこのVLANに属しています。
また、管理VLANはVLAN ID1(Default VLAN)に設定されています。
99
ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
次のページを表示します。 N
「N」と入力すると表示が次のページに切り変わります。
前のページを表示します。 P
「P」と入力すると表示が前のページに切り変わります。
新たなVLANを作成します。 C
「C」と入力すると画面が「VLAN Create Menu」へ変わります。内容については次項(4.7.1.c)を参
照してください。
設定されているVLANを削除します。 D
「D」と入力するとプロンプトが「Enter VLAN ID >」となりますので、削除したいVLAN ID(2~
4094)を入力してください。
管理VLANを設定します。 M
「M」と入力するとプロンプトが「Enter index number>」に変わりますので、管理VLANとしたい
VLAN ID(1~4094)を入力してください。
インターネットマンションモードを設定します。 I
「I」と入力するとプロンプトが「Enable or Disable Internet Mansion Function? (E/D)>」に変わ