3-277-770-02(1)
リニア
PCM
レコーダー
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱い
かたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全に
お使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず
保管してください。
PCM-D50
©2007 Sony Corporation
安全のために
本製品は安全に充分配慮して設計されています。
しかし、電気製品はすべて、まちがった使いかたを
すると、火災や感電などにより人身事故になること
があり危険です。事故を防ぐために次のことを必
ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
この取 扱説明 書の注意事項 をよくお読 みください。
定期的に点検する
1年に1度は、ACパワーアダプターのプラグ部とコ
ンセントの間にほこりがたまっていないか、故障し
たまま使用していないか、などを点検してください。
故障したら使わない
動作がおかしくなったり、ACパワーアダプターや充
電器などが破損しているのに気づいたら、すぐにソ
ニーの相談窓 口(裏表紙)に修理をご依頼ください。
万一、異常が起きたら
変な音・においがしたら、煙が出たら
POWERスイッチをOFFにします。
1
本体から電池を取り出します。
2
ACパワーアダプターを使用しているときは、コン
3
セントから抜きます。
ソニーの相談窓口(裏表紙)に修理を依頼します。
4
2
警告表示の意味
本書および製品では、次のような表示をしています。
表示の内容をよく理解してから本文をお読みくだ
さい。
この表 示の注意 事項を 守らないと、火災・感電・破
裂などにより死亡や大けがなどの人身事故が生じ
ます。
この表 示の注意 事項を 守らないと、火災・感電など
により死亡 や 大 けがなど人身事故の 原因となります。
この表 示の注意 事項を 守らないと、感電やその他
の事故によりけがをしたり周辺の家財に損害を与
えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
この装 置は、情報処理装置等電波障害自主規制
協議会(
VCCI)の基準に基づくクラスB情報技
術装置です。この装置は、家庭環境で使用する
ことを目的 として います が、この装置がラジオ
やテレビジョン受信機に近接して使用されると、
受信障害を引き起こすことがあります。取扱説
明書に従って正しい取り扱いをしてください。
●
本製品の不具合により、録音ができなかった
場合、および 録 音内容 が 破 損または消去 され
た場合、録音内容の補償についてはご容赦く
ださい。
●
本製品を使用したことによって生じた金銭上
の損害、逸失利益および第三者からのいかな
る請求につきましても、当社は一切その責任
を負いかねます。
●
録り直しのきかない録音の場合は、必ず事前
にためし録りをしてください。
●
あなたが録音したものは個人として楽しむな
どのほかは、著作権法上、権利者に無断で使
用できません。
行為を指示する記号
バックアップ のおすすめ
万一の誤消去や、レコーダーの 故障などによる
データの消滅 や破損 にそなえ、大切な録音内容
は、必ず予備として、パソコンなどにバックアッ
プしてください。
3
目次
概説
準備
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
安全のために
電池についての安全上のご注意
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなことができます
楽器演奏の練習に
屋外での録音に
高音質なミュージックプレーヤーとして
各部の名前と働き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
9
10
10
11
12
13
録音
4
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
付属品を確認する
準備1:電源を準備する
準備2:時計を合わせる
録音前の準備
アナログ入力の録音
録音中の音を聞く(録音モニター)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
録音開始の少し前から録音する(プリレコーディング)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外部マイクロホンを使う
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18
18
20
22
24
26
27
28
外部機器から録音する(ライン入力)
デジタル録音
外部機器からデジタル信号を録音する
再生に同期して録音を開始する(デジタルシンクロ録音)
リモートコマンダーを使って録音する
録音後の操作
録音した音声(トラック)を再生する
聞きたいところをすばやく探す(イージーサーチ機能)
再生速度を調節する (
外部機器に接続して再生する
繰り返し再生する
トラックを分割する(
トラックを消去 する(
トラックをパソコンに保存する
フォルダとトラックのファイル構成 につい て
パソコンからコピーしたファイルを本機で再生 する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
(デジタル・ピッチ・コントロール 機能))
DPC
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
)
DIVIDE
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
)
DELETE
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28
29
29
30
30
31
33
33
34
34
35
35
36
38
39
準備概説 録音
録音後の操作
メニュー操作 その他
メニュー操作
メニューを使う
メニュー項目一覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ランプ点灯)
LED
(日時設定)
CLOCK
41
42
5
目次(つづき)
その他
MEMORY
FORMAT
DELETE ALL
DELETE TRK
DPC(Digital Pitch Control
EASY SEARCH
REC MODE
LIMITER
LCF
SBM (Super Bit Mapping
PRE REC
SYNC REC
PLUG IN PWR
別売「メモリースティック」の使いかた
「メモリースティック」を入れる
「メモリースティック」を録音/再生に使う
使用上のご注意
故障?と思われたときは
メッセージ 一 覧
保証書とアフターサービス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主な仕様
ファイル の 仕 様
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
索引
(録音/再生先メモリー)
(メモリー初期化)
(フォルダ内全トラック削除)
(トラック削除)
機能)
(イージーサーチ機能)
(サンプリング周波数・量子化ビット数)
(歪み防止)
(
Low Cut Filter
機能)
機能)
(プリレコーディング機能)
(シンクロ録音機能)
(プラグインパワー機能)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
46
46
47
48
50
53
56
57
59
61
6
下記の注意事項を守らないと火災・感電・人身事故
の原因となることがあります。
運転中は使用しない
●
自動車、オートバイなど の 運 転 をしながら ヘッド
ホンを使 用したり、細かい操作をしたり、表示画
面を見ることは絶対におやめください。交通事故
の原因となります。
●
運転中以外でも、踏切や駅のホーム、車の通る
道、工事現場など、周囲の音が聞こえないと危険
な場所では使用しないでください。
●
歩きながら使用するときは、事故を防ぐため、周
囲の交通や路面状況に充分ご注意ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに
イッチ を
OFFにして、ACパワーアダプターや充電
器を使用中ならコンセントから抜き、ソニーの相談
窓口(裏表紙)にご 連絡ください。
POWERス
雷が鳴りだしたら、電源プラグに
ふれない
感電の原因となります。
指定以外のACパワーアダプター
や充電器を使わない
破裂・液漏れや、過熱などにより、火災 、けがや周囲
の汚損の原因となります。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い
場所や、直射日光のあたる場所に
は置かない
火災や感電の原因となることがあります。
とくに風呂場では 絶 対 に使用しない でくだ さい 。
国内専用機は海外で使用しない
付属のACパワーアダプターは日本国内専用です。
交流
100Vの電源でお使いください。海外など、異
なる電源電圧で使 用すると、火災・感電の原因とな
ります。
7
下記の注意を守らないとけがをしたり周辺の家財に損害を
与えたりすることがあります。
大音量で長時間つづけて聞きす
ぎない
耳を刺激するような大きな音で長時間つづけて聞
くと、聴力に悪い影響を与えることがあります。
とくにヘッドホンで 聞くときにご 注意くだ さい 。
呼びかけられて返事 ができるくらいの音で 聞きま
しょう。
はじめからボリュームを上げすぎ
ない
突然大きな音が出て耳をいためることがあります。
ボリュームは徐々に上げましょう。とくに、
ダー、
MD 、CDやDATなど、雑音の少ないデジタル
機器をヘッドホンで聞くときにはご注意ください。
ICレコー
通電中のACパワーアダプターや
充電器に長時間ふれない
長時間皮膚がふれたままになっていると、低温やけ
どの原因となることがあります。
内部を開けない
感電の原因となることがあります。内部の点検修
理は、お買い上げ店またはソニーサービス窓口に
お問い合わせください。
ぬれた手でACパワーアダプター
や充電器をさわらない
感電の原因となることがあります。
本体やACパワーアダプターを布
団などでおおった状態で使わない
熱がこもってケースが変形したり、火災の原因とな
ることがあります 。
8
電池についての安全上のご注意
液漏れ・破裂・発熱・発火・誤飲による大けがや失明
を避けるため、下記の注意事項を必ずお守りくだ
さい。
乾電池、充電式電池が液漏れしたとき
乾電池、充電式電池の液が 漏れたときは素手で液
を触らない
液が本体内部に残ることがあるため、ソニーの相談
窓口(裏表紙)にご 相談する。
液が目に入ったときは、失明の原因になることがあ
るので目をこすらず、すぐに水 道水などのきれいな
水で充分洗い、ただちに医師 の治療を受ける。
液が身体や衣服についたときも、やけどやけがの原
因になるので、すぐにきれいな水で洗い流し、皮膚
に炎症やけがの症状があるときには医師に相談する。
乾電池・ボタン型電池について
●
小さい電池は飲み込む恐れがあるので、乳幼児
の手の届くところに置かない。万が一飲み込ん
だ場合は、窒息や胃などへの障害の原因になる
ので、直ちに医師に相談する。
●
機器の表示に合わせて+と−を正しく入れる。
●
充電しない。
●
火の中に入れない。分解、加熱しない。
●
コイン 、キー 、ネックレ スなどの 金 属 類 と 一 緒 に
携帯・保管しない。ショート させな い 。
●
液漏れした電池は使わない。
●
使いきった電池は取りはずす。長時間使用しな
いときや交 流電 源 で 使用するときも取りはずす。
●
新しい電池と使用した電池、種類の違う電池を
混ぜて使わない。
乾電池、ボタン型電池について
●
火のそばや直射日光のあたるところ・炎天下の車
中など、高温の場所で使用・保管・放置しない。
●
外装のビニールチューブをはがしたり傷つけたり
しない。
●
指定された種類以外の電池は使用しない。
充電式電池について
●
指定された充電器以外で充電しない。
●
火の中に入れない。分解、加熱しない。
●
火のそばや直射日光のあたるところ・炎天下の車
中など、高温の場所で使用・保管・放置しない。
●
液漏れした電池は使わない。
●
機器の表示に合わせてとを正しく入れる。
●
コイン、キー 、ネックレ ス など の 金 属 類と一緒に
携帯・保管しない。ショートさせな い 。
●
外装のビニールチューブをはがしたり傷つけたり
しない。
●
指定された種類以外の電池は使用しない。
●
使いきった電池は取りはずす。長時間使用しな
いときも取りはずす。
9
こんなことができます
楽器演奏の練習に
●
内蔵マイクロホンで簡単に録音 。複雑なマイク
セッティング は 不 要 です 。
●
デジタルピッチコントロールで速聴き・遅聴き
が可能。お手本となる楽曲を本機で再生して練
習するのに最適です。(
●
付属のパソコン用ソフトウェアSonicStage
Mastering Studio Recorder Edition
高音質で音楽
●
別売のリモートコマンダー(RM-PCM1)で離れ
た場所から録音開始
可能です。
●
別売の三脚(VCT-PCM1)に取り付けられます。
10
33ページ)
で、簡単に
CDを作成できます。
/停止、分割などの操作が
屋外での録音に
高
高感度内蔵マイクロホンで手軽に録音ができま
す。
高
外部マイクロホンも接続可能です。(ステレオミ
ニプラグ)
高
別売のウインドスクリーン(AD-PCM1)を使う
と、屋外の風切音を低減できます。
高
別売のXLRマイクロホンアダプター(XLR-1)に
取り付ければ、
ロホンが 使用可能です。
源にも対応しています。
高
プリレコーディング機能を使うと、録音スタート
の
5秒前にさかのぼって音源を記録できます。
(
27ページ)
高
余裕のロングバッテリーライフ。単3形アルカリ
乾電池
XLRバランス接続の外部マイク
XLR-1は、ファンタ ム 電
4本で約12 時間の録音が可能です。
高
別売のキャリングケース(CKL-PCMD50)は、本
機の持ち運びに最適。ベルトストラップで腰に
取り付けて携帯可能です。
概説
11
こんなことができます(つづき)
高音質なミュージックプレーヤーとして
高
高性能ヘッドホンアンプ搭載で、低域から高域ま
でバランスの良いパワフルな再生が可能です。
高
外部機器からのデジタル録音に対応。DATや
MDなど過去 の ミュージックライブラリーをデジ
タルでそのまま記録できます。(
高
ラインイン接続で アナログレコードやカセット
テープのアナログ音源を デ ジタ ル化できます 。
(
28ページ)
パソコンに転送して保存することもできます。
(
36ページ)
高
MP3再生にも対応しています。
高
別売のキャリングケース(CKL-PCMD50)は本
機の持ち運びに最適。ベルトストラップで腰に
取り付けて携帯可能です。
12
29ページ)
各部の名前と働き
本体前面 本体右側面
概説
次のページへ続く
13
各部の名称と働き(つづき)
内蔵マイクロホン(22ページ )
ピークレベルランプ(L/R)(25ページ)
入力レベルに応じて、「
-
」(緑)と「OVER」
12dB
(赤)のランプでピークレベルを確認できます。
表示窓(16ページ )
ボリュームダイヤル(26ページ)
ダイヤルを回し、「
•」の位置にレベル(0 〜 10)を
合わせ、再生時の音量を調節します。
A-B(リピート A-B)ボタン(34ページ)
FF(早送り)/
/MENU(フォルダ /メニュー)ボタン(24、31、
(上)ボタン(32 、41ページ)
32、41ページ)
フォルダを切り替えます。長押しすると、メ
ニュー操作画面が表示されます。
LIGHT(ライト)ボタン
表示窓のバックライトを点灯
FR(早戻し)/
(
32、41ページ)
REC LEVEL(録音レベル)ダイヤル
(
25ページ)
ダイヤルを回し、「
•」の位置にレベル(0 〜 10)を
/消灯します。
(下)ボタン
合わせ、録音時の音量を調節します。
DISPLAY(表示)ボタン(16ページ)
表示窓の時間情報表示を切り換えます。
PAU SE(一時停止)ボタン /ランプ
(
25、27、32ページ)
ACCESS(アクセス)ランプ(19 、46ページ)
メモリーへのアクセス中 に点滅します(録音中は除
きます)。
REC(録音)ボタン /ランプ(25ページ)
DIVIDE(分割)ボタン(35ページ)
PLAY/ENTER(再生/決定)ボタン /ランプ
(
31、34、41ページ )
STOP(停止)ボタン(25、32ページ)
(マイクロホン)ジャック(28ページ)
LINE IN(OPT)(ライン入力(光))ジャック
(
28 〜30ページ)
メモリースティックスロット(46ページ)
POWER(電源)スイッチ(19ページ)
電源を「
ON」/「OFF」(入/切)します。
電池ぶた(18ページ)
ストラップ 取 り 付 け 部
(ストラップは付属していません。)
14
本体左側面
LIMITER(リミッター )スイッチ(23 、44ペー
ジ)
LOW CUT FILTER(ローカットフィルター )ス
イッチ(
23、44ページ)
三脚取り付け用穴
INPUT(入力)スイッチ(24 、28 、29ページ )
「」(マイクロホン)に合わせると、内蔵マイクロ
ホンまたは
から入力された音声を録音します。「
わせると、
ジャックに接続したマイクロホン
LINE」に合
LINE IN(OPT)ジャックに接続した機
器からの音声を録音します。
LINE OUT(OPT)(ライン出力(オプティカル))
ジャック (
(ヘッドホン)ジャック(26、31ページ)
MIC ATT(マイクアッテネーター)スイッチ(23
34ページ)
ページ)
USB端子(36ページ)
DC IN 6Vジャック(20ページ)
HOLD(ホールド)スイッチ
「
ON」側にずらすと、ボタン操作が働かなくなり、
誤操作を防ぎます。録音
/再生中は、常に「ON」位
置にしておくことをお奨めします。解除するとき
は、「
OFF」側にずらします。
DPC (デジタルピッチコントロール)スイッチ
(
33、43ページ)
REMOTE(リモート)ジャック(30ページ)
概説
次のページへ続く
15
各部の名称と働き(つづき)
表示窓
時間情報
DISPLAYボタンを押すたびに、時間情報が下記の
順で切り換わります。一時停止中は、表示が点滅
します。
録音/再生 経過時間
使用中のメモリーの 録音可能残り時間
(再生中は再生中トラックの 再生残り時間)
録音日時(録音中は録音開始日時)
録音 /再生状態
本機の操作状態に応じて、下記の表示が出ます。
録音
(点滅)
(点滅)
/
/
録音一時停止、録音スタンバイ
再生
再生一時停止
停止
早戻し/早送り再生
連続トラック戻し/送り
16
レベルメーター /ピーク値(25ページ )
レベルメーターとピーク値の最大値を数値で表示
します。設定値を超えた場合は
ます。
と表示され
MP3ファイルを再 生中は、この位置にアーティス
ト名とタイトル情報が表示されます。
メモリースティック表示
使用中のメモリーが「メモ リースティック」のとき
に表示されます。
フォル ダ /トラック番号
フォルダ は
は
(録音/再生可能なフォルダ)、また
(再生専用フォルダ)で区別されます。(38
ページ)
トラック番号 は、「現在のトラック番号
/フォルダ
内の総トラック数」が表示されます。
録音モード
停止中はメニューで設定 されている 録音モードが、
録音
/再生中は現在のトラックの録音モードが表
示されます。
リミッター設定
LIMITERスイッチが「ON」のときに表示されます。
LCF設定
LOW CUT FILTERスイッチが「ON」のときに表示
されます。
シンクロ録音設定
メニューの「
SYNC REC」設定が「ON」のときに
表示されます。
メモリー残量
使用中のメモリーの残量が表示されます
(
26ページ)。
ファイル情報
トラックのファイル名が表示されます。
電池残量(19ページ )
概説
17
準備
付属品を確認する
●
USBケーブル(36ページ)
●
ACパワーアダプター(6V)(20ページ)
●
単3形アルカリ乾電池 4個
●
CD-ROM
(「SonicStage Mastering Studio Recorder
Edition
」* 、「Windows 2000用ドライバ 」)
●
取扱説明書(本書)
●
SonicStage Mastering Studio Recorder
Edition
のご案内
準備1: 電源を準備する
付属の単3形アルカリ乾電池4個を使用します。
本体後面の 電池ぶたを開けます。
1
下方向に動か
してから開く。
本体から バッテリーケースを 取 り出します。
2
バッテリーケース
両側のボタンを押し
ながら引き出す。
電池4個を、取り出したバッテリーケースに入
3
れます。
電池のとの向きを正しく入れてください。
* 「SonicStage Mastering Studio Recorder Edition」は、パ
ソコンでの加 工や
フトウェです 。ソフトウェアの 紹介 とインストールの方法 につ
いては、「
のご案内 」をご覧 ください。
CD作成をサポートするアプリケーションソ
SonicStage Mastering Studio Recorder Edition
この取扱説明書で説明している以外の変更や改造
を行った場合、本機を使用できなくなることがあり
ますので、ご注意ください。
18
バッテリーケースを本体 の 元 の 位 置 に 入 れ、電
4
池ぶたを閉めます。
Information
●
本体からバッテリーケースを取り出すときは、本機の電源を
切ってください。
お買い上げ後初めて電源を入れると
POWERスイッチを「ON」の位置に合わせて電源
を入れると、表示窓に「
と表示されます。また、
ACCESSING MEMORY...」
ACCESSランプ が 点滅 し、
動作に必要な情報を読み込みます。お買い上げ時
は時計が設定されていないため、時計設定画面に
変わります。
電池の交換時期
電池を使用しているとき、表示窓に 電池残量が表
示されます。
電池の持続時間
乾電池の持続時間(ソニーアルカリ乾電池LR6
(SG)を連続使用時)*
リニア PCM MP3
96kHz
24bit
再生 約20 時間 約 20時間 約26 時間
録音(モニ
ター時 )
録音(モニ
ターなし )
約
12時間 約 14時間
20時間 約24時間
約
44kHz
16bit
128 kbps
44.1 kHz
準備
残量は充分です。
電池を4本とも交換してください。
「CHANGE BATTERY」とメッセージが表示さ
れます。電池が完全に消耗したため、操作ができ
なくなります。
充電式の電池を 使用する場合のご注意
• 本機では、充電式電池も使用できます。
• 充電池で満充電状態 でも、本機に入れたときにバッテリー残量
表示がフル状態を示さない場合があります。
• 充電器は常温で使用してください。
• 充電池電池および充電器は、以下の製品をご利用ください。
−充電式ニッケル水素電池:
−ニッケル 水 素 電 池専 用 急 速充 電 器:
BCG-34HRES
NH-AA-4BF
充電池の持続時間(ソニー充電式ニッケル水素電
池
NH-AAを連続使用時)
96kHz
24bit
再生 約25 時間 約 25時間 約27時間
録音(モニ
ター時 )
録音(モニ
ターなし )
* 常温での連続再生/録音時。LIMITERスイッチを「OFF」、メ
ニューの「
た場合。電池持続時間は使用条件によって短くなる場合があり
ます。
約
約
LED」を「OFF」に設定の上、内蔵メモリーに録音し
*
リニア PCM MP3
44kHz
16bit
13時間 約 15時間
20時間 約25時間
次のページへ続く
128 kbps
44.1 kHz
19
準備(つづき)
パワーアダプターを接続して使うには
AC
付属のACパワーアダプターを DC IN 6Vジャックに
接続します。
コンセントへ
ACパワー
アダプター
(付属)
DC IN 6V
ジャックへ
準備2: 時計を合わせる
本機は、本体内時計の日時をもとに、録音した音声
ファイル(トラック)の名前を付けます。あらかじめ、
時計を合わせておくと、録音日時を正確に記録で
きます。
時計が設定されていない状態で電源を入れる
1
と、「
SET CLOCK」と表示されます。約3秒後
にメッセージが自動的に消え、メニューの
「
CLOCK」画面が表示されます。
Information
表示窓に「ACCESSING MEMORY...」と表示されている間や、
ACCESSランプが点 滅している間は、メモリーへアクセス中
です。アクセス中は、電池をはずしたり、
を抜いたり、
USBケーブル を抜 き 差ししたりしないでください。
データが 破損 する 恐れが あります。
ACパワーアダプター
20
FF/
2
同様に、月(m)、日(d)、時、分を合わせます。
3
または FR/ボタンで年(y)を合
わせ、
PLAY/ENTERボタンを押して決定し
ます。
分を合わせて
時計が動き始めます。
PLAY/ENTERボタンを押すと、