Sony EV-H100s, H100V User Manual

Sony Corporation
取扱説明書 
JP
Operating Instructions _____
GB
4-299-489-11 (2)
© 2011 Sony Corporation
HD Color Video Camera
EVI-H100S/H100V
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取 り扱いかたを示してあります。この取扱説明書をよくお読みのうえ、 製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見 られるところに必ず保管してください。
安全のために
ソニー製品は正しく使用すれば事故が起きないよう に、安全には充分配慮して設計されています。しかし、 電気製品は、まちがった使いかたをすると、火災や感 電などにより死亡や大けがなど人身事故につながる ことがあり、危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4 〜 5 ページの注意事項をよくお読みください。製品全 般および設置の注意事項が記されています。
定期点検を実施する
長期間、安全にお使いいただくために、定期点検をす ることをおすすめします。点検の内容や費用について は、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご相 談ください。
故障したら使用を中止する
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に ご連絡ください。
万一、異常が起きたら
・ 煙が出たら ・ 異常な音、においがしたら ・ 内部に水、異物が入ったら ・ 製品を落としたりキャビネットを破損したときは
m
1 電源を切る。 2 電源コードや接続ケーブルを抜く。 3 お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に連絡
する。
警告表示の意味
取扱説明書および製品 では、次のような表示 をしています。表示の 内容をよく理解してか ら本文をお読みくださ い。
この表示の注意事項を 守らないと、火災や感 電などにより死亡や大 けがなど人身事故につ ながることがありま す。
この表示の注意事項を 守らないと、感電やそ の他の事故によりけが をしたり周辺の物品に 損害を与えたりするこ とがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
2
安全のために
行為を指示する記号
目次
はじめに
本機の性能を維持するために...............6
CMOS 特有の現象.........................................7
概要
特長 .......................................................................8
付属品.....................................................................8
各部の名称と働き..........................................9
カメラ本体..................................................9
設置と接続
設置する ............................................................14
デスクトップへ設置する...............14
三脚に取り付ける...............................14
天井に設置する....................................15
固定用ネジを使って取り付
ける.......................................................18
接続する ............................................................19
AC 電源への接続................................19
コンピューターとの接続...............19
アナログコンポーネント入力端子
を持つモニターなどとの
接続.......................................................21
DVI 入力端子を持つモニターなど
との接続 ............................................21
コンポジットビデオ入力端子を持
つビデオモニターや VTR との
接続.......................................................22
HD-SDI 入力端子を持つ VTR な
どとの接続.......................................22
付録
メッセージ一覧.............................................23
故障かな?と思ったら ............................24
仕様 ....................................................................25
VISCARS-422 端子のピン配列と
使いかた.............................................29
保証とアフターサービスに
ついて..........................................................30
JP
目次
3
下記の注意を守らないと、 より
死亡や大けが
につながることがあります。
火災や感電、落下
電源コードのプラグおよびコネク ターは突き当たるまで差し込む
まっ直ぐに突き当たるまで差 し込まないと、火災や感電の原 因となります。
水にぬれる場所で使用しない
水ぬれすると、漏電による感 電、発火の原因となることがあ ります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜き 差しすると、感電の原因となる ことがあります。
分解や改造をしない
分解や改造をすると、火災や感 電、けがの原因となることがあ ります。 内部の点検や修理は、お買い上 げ店またはソニーのサービス 窓口にご依頼ください。
設置は専門の工事業者に依頼する
設置については、必ずお買い上 げ店またはソニーの業務用製 品ご相談窓口にご相談くださ い。 壁面や天井などへの設置は、本 機と取り付け金具を含む重量 に充分耐えられる強度がある ことをお確かめの上、確実に取 り付けてください。充分な強度 がないと、落下して大けがの原 因となります。 また、1年に一度は取り付けが ゆるんでいないことを点検し てください。また、使用状況に 応じて、点検の間隔を短くして ください。
不安定な場所に設置しない
次のような場所に設置すると 倒れたり落ちたりして、故障や けがの原因になることがあり ます。
ぐらついた台の上傾いたところ振動や衝撃のかかるところ
また、設置・取り付け場所の強 度を充分にお確かめください。
カメラの取り付けネジは確実に締め つける
取扱説明書の取り付け方法に 従って確実に組み立てないと、 落下してけがの原因となるこ とがあります。
4
警告
下記の注意を守らないと、けがをしたり周辺の物品に
損害を与えることがあります。
機器や部品の取り付けは正しく行う
機器や部品の取り付け方や、本 機の分離・合体の方法を誤る と、本機や部品が落下して、け がの原因となることがありま す。 取扱説明書に記載されている 方法に従って、確実に行ってく ださい。
お手入れの際は、電源を切る
電源を接続したままお手入れ をすると、感電の原因となるこ とがあります。
注意
5
B はじめに
本機の性能を維持す るために
使用・保管場所について
次のような場所での使用および保管は 避けてください。故障の原因となりま す。 極端に暑いところや寒いところ(使用
温度は 0 ℃〜 40 ℃)
直射日光が長時間あたる場所や暖房
器具の近く
強い磁気を発するものの近く強力な電波を発するテレビやラジオ
の送信所の近く
振動や衝撃のあるところ
放熱について
動作中は布などで包まないでください。 内部の温度が上がり、故障や事故の原 因となります。
輸送について
化学ぞうきんをご使用の際は、その注
意書に従ってください。
殺虫剤のような揮発性の物をかけた
り、ゴムやビニール製品に長時間接触 させると、変質したり、塗装がはげた りすることがあります。
定期メンテナンスについて
本機は駆動部を持つ製品であるため、 使用条件により、磨耗やグリス切れに よる異音が発生する場合があります。 性能を維持するため、定期メンテナン スを行うことをおすすめします。異音 などが発生した場合は、ソニーのサー ビス窓口にご連絡ください。
レーザービームについてのご注意
レーザービームは CMOS 撮像素子に 損傷を与えることがあります。レー ザービームを使用した撮影環境では、 撮像素子表面にレーザービームが照射 されないように充分注意してくださ い。
輸送するときは、付属のカートンと クッション、または同等品で梱包し、 強い衝撃を与えないようにしてくださ い。
本体のお手入れ
汚れがひどいときは、水でうすめた中
性洗剤に柔らかい布をひたし、固くし ぼってから汚れを拭き取り、乾いた布 で仕上げてください。
アルコール、シンナー、ベンジンなど
は使わないでください。変質したり、 塗装がはげたりすることがあります。
6
本機の性能を維持するために
CMOS 特有の現象
撮影画面に出る下記の現象は、CMOS
(ComplementaryMetalOxide
Semiconductor)特有の現象で、故障で はありません。
白点
CMOS 撮像素子は非常に精密な技術で 作られていますが、宇宙線などの影響 により、まれに画面上に微小な白点が 発生する場合があります。 これは CMOS 撮像素子の原理に起因す るもので故障ではありません。
また、下記の場合、白点が見えやすく なります。
高温の環境で使用するときGAIN(感度)を上げたとき
本機においては、カメラの電源を切り、 再び電源を入れることで現象が改善す ることがあります。
はじめに
折り返しひずみ
細かい模様、線などを撮影すると、ぎ ざぎざやちらつきが見えることがあり ます。
CMOS 特有の現象
7
B 概要
特長
1/2.8 型 Exmor CMOS(有効画素約
200 万画素)を採用し高感度、高精細 の HD 映像が得られます。
光学倍率 20 倍、F1.6 の高倍率、明る
いズームレンズを搭載しています。
ワイドダイナミックレンジ機能の搭
載により、明るい被写体と暗い被写体 を同時に有している画面にて最適映 像が可能となります。
多彩な HD ビデオフォーマット選択と
デジタルとアナログのインター フェース端子を備えています。 EVI-H100S では長距離伝送に適した HD-SDI を備えています。EVI-H100V では DVI-I 端子でデジタル、アナログ 両方の出力に対応しています。
レターボックスサイズでの NTSC,
PAL 出力に対応しています。
(EVI-H100S)
外部通信で業界標準である VISCA カ
メラプロトコルの RS-232C インター フェースを搭載。RS-422 も加えて、長 距離でのコントロールが可能です。
高速、広範囲駆動のパンチルト機能と
Imageflip(上下反転)機能により、天 井への設置にも対応が可能となりま す。
カメラの向きや状態を 6 種類まで記憶
できます。
付属品
梱包をあけたら、以下の付属品が一式 そろっているか確認してください。
カメラ本体(1)
シーリングブラケット (A)(1)
シーリングブラケット (B)(1)
8
特長/付属品
ワイヤーロープ(1)
各部の名称と働き
カメラ本体
前面
取り付け用ネジ+M3 × 8(8)
VISCARS-422 コネクタープラグ
(1)
取扱説明書(1)
1
23 4
A レンズ
光学 20 倍ズームレンズです。
B リモコン受光部
C POWER ランプ
電源が入ると点灯します。 このランプが点灯してから、映像が 出力されるまでに約 7 〜 16 秒ほど かかります。
概要
D STANDBY ランプ
スタンバイ状態のとき、点灯しま す。
各部の名称と働き
9
背面
際、プリセットされていた設定が初 期設定にもどります。
G IRSELECT スイッチ
複数のカメラを 1 台のリモコンで操 作するとき、カメラ番号を決めま す。
H VISCARS-422端子
RS-422 で通信する場合に接続しま す。 同梱されている VISCARS-422 コネ クタープラグをご利用ください。
EVI-H100S
EVI-H100V
E リモコン受光部
F IMAGEFLIPスイッチ
映像の上下反転を行います。通常は OFFで使用します。天井に設置す るときは ONで使用します。 IMAGEFLIP を切り換えるには、 本機の電源が切れている状態(スタ ンバイ状態も含む)で、その後 DC 電源、VISCA 通信のいずれかで電 源を入れてください。切り換えた
I SYSTEMSELECT スイッチ
VIDEOOUT 端子から出力する映 像信号の出力方式の設定に使用しま す。 詳しくは、「SYSTEMSELECT ス イッチの設定」(11 ページ)をご覧 ください。
J SDOUTVIDEO端子
本機からの映像をアナログコンポ ジット信号として出力します。
K HDOUTHD-SDI 端子(EVI-
H100S)
本機からの映像を HD-SDI 信号
(SMPTE292M シリアルデジタルイ
ンターフェース規格準拠)として出 力します。
VIDEOOUT 端子(EVI­H100V)
本機から映像をデジタル信号として 出力します。アナログコンポーネン ト信号も、この端子から出力しま す。
10
各部の名称と働き
L VISCAIN 端子
RS-232C で通信する場合に接続しま す。複数のカメラを接続するとき は、前のカメラの VISCAOUT 端 子と接続します。
M VISCAOUT 端子
複数のカメラを接続するとき、次の カメラの VISCAIN 端子と接続しま す。
N DC12 V 端子
O BOTTOM スイッチ
RS-232CとRS-422 の切り換え、 ボーレート 9,600bps と 38,400bps の 切り換え、D70 モードへの切り換 え、IROUT 出力設定に使用しま す。詳しくはテクニカルマニュアル をご覧ください。
P 三脚取り付け部
Q 天井設置用ブラケット取り付けネ
ジ穴
概要
ご注意
この製品には、極性統一形プラグ・ JEITA 規格(タイプ 4)をご使用 ください。
極性統一形プラグ
底面
重要
機器の名称と電気定格は、底面に表示さ れています。
SYSTEMSELECT スイッチの設定
本スイッチを使用して、VIDEOOUT 端子から出力する映像出力方式(ビデ オフォーマット)を設定できます。
ご注意
スイッチの設定は、本機の電源を入れ
る前に行ってください。スタンバイ状 態での設定も有効となります。スイッ チの設定後、DC 電源、VISCA 通信の いずれかで電源を入れてください。 スイッチ切り換えの際は、必ずプラスド
ライバーをご使用ください。 指定された工具以外で切り換え操作を行 うと十字溝がつぶれる場合があります。
本機の映像信号出力には、DVI モニ
ターの解像度に合わせて自動的に出力 を選択する機能がありません。必ずモ ニターの解像度に合わせた設定をして ください。(EVI-H100V)
ハイビジョン映像信号出力は、アスペ
クト比 16:9 のモニターで歪みのない画 像となります。
各部の名称と働き
11
EVI-H100S/H100V
希望の映像出力方式に 合わせる。
スイッ チ位置
映像出力形式
(ビデオ
EVI-H100V対応EVI-H100S
対応
フォーマット)
1080i/
0
59.94(29.97PsF)
○○
1 1080p/29.97 ○ 2 720p/59.94 ○ 3 720p/29.97
NTSC(LB)
4
×○(SD
OUT) 5 出力なし ― 6 出力なし
VISCA
7
Control
○○―
59.94 Hz 系
スイッ チ位置
映像出力形式
(ビデオ
EVI-H100V対応EVI-H100S
対応
フォーマット)
1080i/
8
50(25PsF)
○○
9 1080p/25 ○ A720p/50 ○ ○ B720p/25 ○ ○
50 Hz
PAL(LB)
C
×○(SD
OUT) D 出力なし ― E 出力なし ― F 出力なし
○:映像信号が出力される。 ×:映像信号が出力されない。 LB:LetterBox の略。アスペクト比 4:3 のモニターで歪みのない画像となるよう に上下に無信号〈黒〉領域を設け、アス ペクト比が 16:9 の画像として出力する。
ご注意
スイッチ位置が「出力なし」の場合は、
POWER ランプと STANDBY ランプの 両方が点灯した状態になります。この 場合は VISCA 通信で制御できません。
VISCAControl では、外部通信でビデ
オフォーマットの設定ができますが、 映像が出力されるまでには他のスイッ チ位置よりも時間が多くかかります。 詳しくはテクニカルマニュアルを参照 してください。テクニカルマニュアル については、お買い上げ店にお問い合 わせください。
12
各部の名称と働き
BOTTOM スイッチの設定
12345
モードを切り換えるには、本機の電 源が切れている状態(スタンバイ状 態を含まない)で BOTTOM スイッ チを切り換え、その後 DC 電源を入 れてください。 電源投入後の切り換えには対応しま せん。
A D70 モードスイッチ
EVI-D70/D70P 用の VISCA コマン ドを使用して操作するには、このス イッチをオンにします。
B IROUTスイッチ
ONにすると VISCAIN端子(28 ページ)から赤外線リモコンの受信 信号が出力され、OFFにすると出 力されません。
C RS-232C/RS-422SELECT
スイッチ
RS-422 インターフェース経由で VISCA コマンドを使用してカラー ビデオカメラを操作するにはこのス イッチを ONにします。 モードを切り換えるには、本機の電 源が切れている状態(スタンバイ状 態を含まない)で BOTTOM スイッ チを切り換え、その後 DC 電源を入 れてください。電源投入後の切り換 えには対応しません。
E スイッチ 5(未使用)
常に OFF に設定します。
概要
D BAUDRATESELECT スイッチ
ボーレート 38,400bps でカメラを操 作するにはこのスイッチを ON、 ボーレート 9,600bps でカメラを操作 するにはこのスイッチを OFF にし ます。
各部の名称と働き
13
B 設置と接続
設置する
設置は確実に
設置については、必ずお買い 上げ店またはソニーのサービ ス窓口にご相談ください。 設置は、本機と取り付け金具 を含む重量に充分耐えられる 強度があることをお確かめく ださい。充分な強度がない と、落下して、大けがの原因 となります。 また、一年に一度は、取り付 けがゆるんでいないかを点検 してください。
デスクトップへ設置する
カメラ本体は、平らなところに置きま す。 やむを得ず傾いたところに設置すると きは、パン・チルト動作性能を保証す るため、水平に対して± 15°以内のと ころに設置し、落下防止処置を施して ください。
カメラヘッド部をパン方向やチルト方
向へ手で回さないでください。故障の 原因となります。
未接続でカメラヘッド部を手で回すと
本体前面のランプが点灯する場合があ りますが、これは故障ではありません。
三脚に取り付ける
三脚の取付部のネジは取付面から飛び 出し量(4)が下記のものを使用し、ハ ンドドライバーで締めこんでください。
4 =4.3mm 〜 5mm 4 =0.17 インチ〜 0.20 インチ
ご注意
持ち運ぶときは、カメラヘッド部を持
たないでください。
14
設置する
三脚用ネジによる固定は、高所への設置 には使用しないでください。
天井に設置する
設置のしかた
付属のシーリングブラケットとワイ ヤーロープ、ネジを使って、既存の天 井のジャンクションボックスなどにカ メラを取り付けることができます。 設置する際には、水平な天井に設置し てください。やむをえず傾きのある天 井に設置する場合は、傾きが水平面に 対して± 15° 以内の天井に設置してく ださい。
警告
天井などの高所に設置する場合は、専
門の工事業者に依頼してください。
高所への設置は、設置部および使用す
る取り付け部材(付属品を除く)が、 20kg以上の重量に充分耐えられる強 度があることをお確かめの上、確実に 取り付けてください。充分な強度がな いと落下して大けがの原因となりま す。
落下事故防止のため、付属ワイヤー
ロープは必ず取り付けてください。
高所へ設置した場合は、1 年に一度は
取り付けがゆるんでいないことを点 検してください。また、使用状況に応 じて点検の間隔を短くしてください。
1 カメラ後面のIMAGEFLIPスイッ
チを ON にする。
ご注意
BOTTOM スイッチが正しい位置
に設定されているかご確認くださ い。詳しくは、「BOTTOM ス イッチの設定」(13 ページ)をご 覧ください。
電源を入れた後に IMAGEFLIP
スイッチを ON にしても画像は反 転しません。もう一度電源を入れ なおすと反転します。映像が現れ るまで約 7 〜 16 秒ほどかかりま す。
IMAGEFLIP スイッチの切り換
えをするとプリセットされた設定 はすべて初期設定に戻ります。
2 天井のジャンクションボックスへ
ワイヤーロープを取り付ける
ジャンクションボックスのネジ穴に 合ったネジ(付属していません)を お使いください。
天井
設置と接続
設置する前に
カメラの撮影方向を決めてから、天井 にジャンクションボックス、接続ケー ブル用の各穴を開けておきます。
ご注意
接続ケーブルは、シーリングブラケッ ト(A)の中を通して配線できません。 天井の本体後部の位置に、配線用の穴 が必要です。
接続ケーブル用穴
設置する
15
3 シーリングブラケット(B)を天
井のジャンクションボックスに取 り付ける。
ジャンクションボックスのネジ穴に 合ったネジ(付属していません)を お使いください。 シーリングブラケット(B)の形状 で丸みがある方の先端にネジ穴が開 いています。あとでカメラの正面に なる位置です。カメラが正面を向く よう、向きを調整して取り付けてく ださい。
天井
4 シーリングブラケット(A)を付
属のネジ(M3x8)3 本でカメ ラの底面に取り付ける。
ブラケットのネジ穴をカメラ本体の 穴に合わせて取り付けます。
天井
ワイヤーロープ を共締めします
M3x8
(付属)
1
3
2
シーリング ブラケット
(A)
カメラ正面
16
設置する
シーリング ブラケット
(B)
ネジは図中の番号順に仮止めしてく ださい。 3 はワイヤーロープと共締めしま す。仮止めが終わったら、それぞれ のネジをしっかりと締めてくださ い。
ご注意
取り付けネジは付属のネジをご使用 ください。付属品以外のネジを使用 した場合、本体内部を破損する恐れ があります。
5 シーリングブラケット(A)の突
起をシーリングブラケット(B) の穴に差し込み、シーリングブラ ケット(A)を後ろ方向へ押して 仮固定する。
シーリング ブラケット
(B)
天井
5-2 ジャンクションボックス等にワ
イヤーを取り付けられない場合 はシーリングブラケット(B) の下記箇所へ取り付けてくださ い。
設置と接続
6 カメラ前部を押し上げながら、付
属のネジ(M3x8)3 本で 1 から固定する。
天井
シーリング ブラケット(A)
1
M3x8(付属)
設置する
17
7 カメラ後面の端子にケーブルを接
続する。
天井
ご注意
接続したケーブル類は接続部に負荷 がかからないように処理してくださ い。
固定用ネジを使って取り付ける
底面の取り付け用ネジ穴(M3)3 箇所 を使って固定します。M3 ネジは、次 の規格のものを使用してください。ネ ジは、金具などの段差のない平面に取 り付け、しっかり締めてください。
M3 ネジ
4 =3mm 〜 5mm
カメラの外しかた
1 「設置のしかた」の手順6で、カ
メラを固定したネジ 3 本をはず す。
2 カメラ全体を天井側へ押し上げな
がら、カメラの前方へ動かす。
フックがはずれ、カメラがはずれま す。
18
設置する
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