SNC-DF70N/DF70P
3-869-483-01 (1)
Network Camera
この説明書は 100%古紙再生紙と VOC(揮発性有機化合物)
ゼロ植物性型インキを使用しています。
Printed on 100% recycled paper using VOC (Volatile
Organic Compound)-free vegetable oil based ink.
設置説明書
Installation Manual __________________________
Manuel d’installation ___________________________
Manual de instalación __________________________
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この設置説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取
り扱いかたを示しています。この設置説明書をよくお読みのうえ、
製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見
られるところに必ず保管してください。
SNC-DF70N/DF70P
JP
GB
FR
ES
ony Corporation
Printed in Japan
© 2004 Sony Corporation
安全のために
ソニー製品は正しく使用すれば事故が起きないよう
に、安全には充分配慮して設計されています。しか
し、電気製品は、まちがった使いかたをすると、火
災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につ
ながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
5 〜 6 ページの注意事項をよくお読みください。製品
全般および設置の注意事項が記されています。
定期点検を実施する
長期間、安全にお使いいただくために、定期点検を
することをおすすめします。点検の内容や費用につ
いては、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口
にご相談ください。
故障したら使用を中止する
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口
にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
警告表示の意味
設置説明書および製品で
は、次のような表示をし
ています。表示の内容を
よく理解してから本文を
お読みください。
この表示の注意事項を守
らないと、火災や感電な
どにより死亡や大けがな
ど人身事故につながるこ
とがあります。
この表示の注意事項を
守らないと、感電やそ
の他の事故によりけが
をしたり周辺の物品に
損害を与えることがあ
ります。
注意を促す記号
・ 煙が出たら
・ 異常な音、においがしたら
・ 内部に水、異物が入ったら
・ 製品を落としたりキャビネットを破損したときは
m
1 電源コードおよび接続ケーブルを抜く。
2 お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に連絡
する。
JP
2
安全のために
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
目次
警告 .....................................................................4
注意 .....................................................................5
概要
特長 ...........................................................................7
使用上のご注意....................................................8
CCD 特有の現象..................................................9
付属品....................................................................... 10
付属の説明書について................................. 11
説明書の種類.............................................. 11
CD-ROM マニュアルの使いかた. 11
各部の名称と働き............................................ 13
基本的な設置と接続
設置する.................................................................17
設置する前に.............................................. 17
1 カメラを取り付ける...................... 17
2 撮影方向と撮影範囲の調整 ..... 19
3 ドームケースを取り付ける ..... 20
レンズを取り換える.............................. 20
コンピューターまたはネットワークに
接続する......................................................... 21
必要なシステム構成.............................. 21
本機をネットワークに接続する... 22
本機をコンピューターに接続
する...........................................................22
電源を接続する................................................. 23
本機に IP アドレスを割り当てる ........ 24
セットアッププログラムを使って
IP アドレスを割り当てる.........24
Web ブラウザでモニタリング
する...........................................................27
その他
仕様 ........................................................................29
寸法図...............................................................32
I/O 延長ケーブル(付属品 ) のピン
配列............................................................33
保証書とアフターサービス ......................34
JP
目次
JP
3
警告
下記の注意を守らないと、火災や感電により死亡や
大けがにつながることがあります。
設置や配線工事のときに屋内配線や
屋内配管を傷つけないよう気をつけ
る
特に壁に穴を開けたり、電源
コードやケーブルを固定した
りするときは充分に気をつけ
てください。屋内配線や屋内配
管の傷は、火災や感電、漏電の
原因となります。
電源コードやケーブルを窓やドアに
はさみ込まない
コードやケーブルが傷つくと、
ショートによる火災や感電の
原因となります。
ドームケースはしっかりと固定して
使用する
ドームケースをしっかりと固
定しないと、落下してけがの原
因となることがあります。
設置は専門の工事業者に依頼する
設置については、必ずお買い上
げ店またはソニーの業務用製
品ご相談窓口にご相談くださ
い。
壁面や天井などへの設置は、本
機と取り付け金具を含む重量
に充分耐えられる強度がある
ことをお確かめの上、確実に取
り付けてください。充分な強度
がないと、落下して、大けがの
原因となります。
また、1年に一度は、取り付け
がゆるんでいないことを点検
してください。また、使用状況
に応じて、点検の間隔を短くし
てください。
製品の設置は充分な強度のある場所
に取り付ける
強度の不充分な場所に設置す
ると、落下、転倒などにより、け
がの原因となります。
機器や部品の取り付けは正しく行う
機器や部品の取り付け方や、本
機の分離・合体の方法を誤る
と、本機や部品が落下して、け
がの原因となることがありま
す。
設置説明書に記載されている
方法に従って、確実に行ってく
ださい。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたと
ころに設置すると、倒れたり落
ちたりして、けがの原因となる
ことがあります。
また、設置・取り付け場所の強
度を充分にお確かめください。
JP
4
警告
注意
下記の注意を守らないと、けがをしたり周辺の物品に
損害を与えることがあります。
持ち運び、取り付け時にドームケー
スだけを持たない
持ち運び、取り付け時にドーム
ケースだけを持つと、カメラ本
体がはずれて落下し、けがをす
る場合があります。
レンズは確実に取り付ける
レンズはしっかり締めて取り
付けてください。
取り付けかたがゆるいと、レン
ズがはずれて、けがの原因とな
ることがあります。
また一年に一度は、取り付けが
ゆるんでいないことを点検し
てください。
分解や改造をしない
分解や改造をすると、火災や感
電、けがの原因となることがあ
ります。
内部の点検や修理は、お買い上
げ店またはソニーの業務製品
ご相談窓口にご依頼ください。
指定された電源ケーブルや AC 電源
アダプター、接続ケーブルを使う
設置説明書に記されている電
源ケーブルや AC 電源アダプ
ター、接続ケーブルを使わない
と、火災や故障の原因となるこ
とがあります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜き
差しすると、感電の原因となる
ことがあります。
指定された電源電圧で使用する
指定されたものと異なる電源
電圧で使用すると、火災や感電
の原因となります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると、火災の原因
となります。
万一、水や異物が入ったとき
は、すぐに本機が接続されてい
る電源供給機器の電源コード
や DC 電源ケーブル、本機の接
続ケーブルを抜いて、お買い上
げ店またはソニーの業務用製
品ご相談窓口にご相談くださ
い。
油煙、湯気、ほこりの多い場所には
設置しない
上記のような場所やこの設置
説明書に記されている使用条
件以外の環境に設置すると、火
災や感電の原因となることが
あります。
熱器具の近くには置かない
変形したり、故障したりするだ
けでなく、レンズの特性により
火災の原因となることがあり
ます。
注意
JP
5
AC 電源コードや接続コードを傷つ
けない
AC 電源コードや接続コー
ドを傷つけると、火災や感
電の原因となります。
コードを加工したり、傷つ
・
けたりしない
・ 重い物をのせたり、引っ
張ったりしない
・ 熱器具に近づけたり、加熱
したりしない
・ コードを抜くときは、必ず
プラグを持って抜く
万一、コードが傷んだら、お買
い上げ店またはソニーの業務
用製品ご相談窓口に交換をご
依頼ください。
接続の際は電源を切る
電源コードや接続コードを接
続するときは、電源を切ってく
ださい。
感電や故障の原因となること
があります。
移動の際は電源コードや接続コード
を抜く
コード類を接続したまま本機
を移動させると、コードに傷が
ついて火災や感電の原因とな
ることがあります。
JP
6
注意
・ 本ネットワークカメラで提供するシステムおよびサービスはセキュリティーサービス
ではなく、また確実な安全を保障するものではありません。
・ ネットワークカメラをご使用されることにより、インターネットを通じて容易にカメ
ラ映像にアクセスすることが可能です。一方で第三者によりネットワークを通じてモ
ニタリング画像および音声を閲覧、使用等される可能性があります。ネットワークの
ご利用については、被写体のプライバシー、肖像権などを考慮のうえ、お客様の責任
で行ってください。
・ ネットワークカメラへのアクセス権限は、ユーザー名およびパスワードを設定するこ
とにより行われます。それ以上のカメラによる認証作業は行われません。
・ 諸事情による本ネットワークカメラに関連するサービスの停止、中断について、ソ
ニーは一切の責任を負いません。
B 概要
・ カメラ設置後に撮影方向を調整可能
特長
本機は、1/4 型 SuperHADCCDを採
用したドーム型カラービデオカメラで、
次のような特長をもっています。
カメラ部
です。パン方向、チルト方向、画像
の傾きをカメラ設置後手動で調整で
きます。
・ 中央スポット測光による逆光補正機
能を有しています。
・ 多彩な露出モード(オートアイリス
レンズ、CCD アイリス、手動)を搭
・ デイ/ナイト機能により、周囲が暗
載しています。
くなると白黒モードに切り換えて感
度を上げます。AUTO 切り換えだけ
でなく外部コントロールすることも
可能です。
・ バリフォーカルオートアイリスレン
ズを標準装備しています。
レンズの焦点距離は 3.0 〜 8.0mm で
す。
・ 最低被写体照度 0.9lux(color
mode 時)で、最適な画質が得られま
す。
・ 高性能 CCD /クリアドームケースの
採用により高感度を実現しました。
・ IP66 に適合した耐水構造を採用し、
丈夫な密閉構造で屋外での使用も可
能な防水設計です。
ネットワーク部、制御部
・ コンピューターの Web ブラウザを
使って、カメラの映像・音声をリア
ルタイムでモニタリングできます。
・ 映像圧縮方式に MPEG4 を採用し、
毎秒 30 フレーム(QVGA サイズ)の
スムーズな動画を配信できます。ま
た、映像圧縮方式を JPEG に設定す
れば、MotionJPEG による映像配信
もできます。
・ プラグインパワー方式(基準電圧
2.5VDC)のマイク入力端子(ミニ
ジャック、モノラル)に市販のマイ
クを接続することもできます。
概要
特長
JP
7
・ 動体検知機能(MPEG4 モード時)、
センサー入力端子(1 系統)、アラー
ム出力端子(2系統)を装備していま
す。動体検知やセンサー入力に連動
してメール添付や FTP サーバーへ画
像を配信したり、アラーム出力端子
に接続した周辺機器のコントロール
ができます。
・ プリアラーム、ポストアラーム機能
を搭載し、アラーム検出時前後の映
像と音声を転送することができます。
・ 携帯電話から静止画がモニタリング
できます。(対応する携帯電話につい
ては、お買い上げ店またはソニー業
務用製品ご相談窓口にお問い合わせ
ください。)
・ マルチキャスト配信機能を搭載して
います。
その他
使用上のご注意
使用・保管場所
非常に明るい被写体(照明や太陽など)
を長時間にわたって撮影しないでくだ
さい。水にぬれる所に設置するときは、
充分に防水処理を行ってください。ま
た、次のような場所での使用および保
管は避けてください。
・ 極端に暑い所や寒い所(動作温度は
− 10 ℃〜+ 50 ℃)
・ ほこりの多い所
・ 激しく振動する所
・ 強力な電波を発するテレビやラジオ
の送信所の近く
・ 蛍光灯や窓の反射の影響を受ける所
・ 不安定な照明の下(フリッカーを起
こします。)
・ 強い磁気を発するものの近く
・ PoE(PoweroverEthernet) に対応し
ています。
・ 簡単にカメラのネットワーク設定を
行うことができる IP セットアッププ
ログラムを付属しています。
・ Microsoft、Windows、Internet
Explorer および MS-DOS は、米国
MicrosoftCorporation の米国およびそ
の他の国における登録商標です。
・ SuperHADCCD
の商標です。
・ IP66 は JIS ならびに IEC(国際電気標
準会議)によって規定されている保護
等級です。
・IPELAおよび は、
ソニー株式会社の商標です。
JP
8
使用上のご注意
はソニー株式会社
ドームケースの取り付け
ドームケースは付属のレンチでしっか
りと取り付けてください。
お手入れ
・ レンズやドームケースの表面に付着
した指紋やごみ、ほこりは、めがね
拭きなどのやわらかい布で傷をつけ
ないように軽く拭き取ってください。
・ 外装の汚れは、乾いた柔らかい布で
軽く拭き取ってください。汚れがひ
どいときは、中性洗剤水溶液を少し
含ませた布で汚れを拭き取ったあと、
から拭きしてください。
・ アルコール、ベンジン、シンナー、
殺虫剤など揮発性のものをかけると、
表面の仕上げをいためたり、表示が
消えたりすることがあります。
カメラを屋外に取り付けるとき
ドームケースの防水用ゴムを確実には
め込み、カメラ本体とドームケースを
しっかり取り付けてください。
カメラ本体に雨などが入らないように、
シーリング材(シリコンシーラントな
ど)で次の場所を密閉してください。
・ カメラ取り付け用ネジ穴(4 か所)
・ 接続口(本体ケースの側面と底面)
異常や不具合が起きたときは、お買い
上げ店またはソニー業務用製品ご相談
窓口にお問い合わせください。
レーザービームについてのご注意
レーザービームは CCD に損傷を与え
ることがあります。レーザービームを
使用した撮影環境では、CCD 表面に
レーザービームが照射されないように
充分注意してください。
CCD 特有の現象
CCD カメラの場合、次のような現象が
起きることがありますが、故障ではあ
りません。
スミア
高輝度の被写体を写したときに、明る
い帯状の縦線 ( 垂直スミア ) がモニター
画面に見える現象です。( 下図参照 )
モニター画面
この現象は、CCD がインターライン転
送方式を採用しているため、フォトセ
ンサーの深いところに入った赤外線な
どにより誘起された電荷が、レジス
ターに転送されるために起こるもので
す。
縦に薄く尾を引い
たような画像にな
る。( 垂直スミア
高輝度の被写体
( 電灯、蛍光灯、
太陽、強い反射
光など )
概要
折り返しひずみ
縞模様、線などを写したとき、ギザギ
ザのちらつきが見えることがあります。
傷
CCD はフォトセンサー ( 素子 ) が縦横
に並んでできており、フォトセンサー
のいずれかに欠陥があると、その部分
だけ画像が写らず、モニター画面に傷
となって見えます ( 実用上支障がない
程度 )。
微小白点
高温時に暗い被写体を写している場合、
画面全体に多数の白点が現れることが
あります。
JP
CCD 特有の現象
9
付属品
梱包を開けたら、以下の付属品が一式
そろっているか確認してください。
取り付けネジ(4)
カメラ本体(1)
CD-ROM(セットアッププログラム、
ユーザーガイド)(1)
モニターケーブル(1)
レンチ(1)
I/O 延長ケーブル(1)
保証書(冊子)(1)
保証シート(1)
設置説明書(本書)(1)
ワイヤーロープ(1)
JP
10
付属品
付属の説明書について
説明書の種類
本機には、以下の説明書が付属されて
います。
設置説明書(本書)
この設置説明書には、カメラ本体の各
部の名称や設置、接続のしかたが記載
されています。操作の前に必ずお読み
ください。
ユーザーガイド(CD-ROM に収録)
カメラのセットアップの方法や、Web
ブラウザを介したコントロールの方法
が記載されています。
ユーザーガイドの開きかたは、下記の
「CD-ROM マニュアルの使いかた」を
ご覧ください。
CD-ROM マニュアルの使いかた
付属の CD-ROM には、本機のユーザー
ガイド(日本語、英語、フランス語、
ドイツ語、スペイン語、イタリア語、
中国語)が収録されています。
CD-ROM の動作環境
付属の CD-ROM を動作させるには、次
の環境が必要です。
・ コンピューター:IntelPentium プロ
セッサー搭載のコンピューター
搭載メモリー:64MB 以上
CD-ROM ドライブ:8 倍速以上
・ ディスプレイモニター:解像度 800
× 600 ドット以上
・ OS:MicrosoftWindowsMillennium
Edition,Windows2000ServicePack
2,WindowsXPProfessional または
HomeEdition
上記の条件を満たさない環境では、
CD-ROM の動作が遅くなったり、まっ
たく動作しないことがあります。
準備
付属の CD-ROM に収録されているユー
ザーガイドを使用するためには、以下
のソフトウェアがコンピューターにイ
ンストールされている必要があります。
・ AdobeAcrobatReader4.0 以上、ま
たは AdobeReader6.0 以上
ソフトウェアがインストールされてい
ない場合は、次の URL からダウンロー
ドできます。
・ AdobeReader:
http://www.adobe.co.jp/products/
acrobat/readstep2.html
マニュアルを読むには
1 付属の CD-ROM を CD-ROM ドライ
ブに入れる。
しばらくすると画面に CD-ROM の
内容が表示されます。
2 「Japanese」という PDF をダブルク
リックする。
アプリケーションが起動し、取扱説
明書の表紙が画面に表示されます。
「目次」の各項目をクリックすると、
その見出しのページが表示されま
す。
付属の説明書について
11
概要
JP
ご注意
ハードウェアの故障または CD-ROM の
誤使用により、CD-ROM 内の情報が読
めなくなったり消失したりした場合は、
ソニーのサービス担当者にご依頼くだ
さい(有料)。
・ Intel および Pentium は、アメリカ合
衆国および他の国におけるインテル
コーポレーションの登録商標です。
・ Adobe、Acrobat および Adobe
Reader は、AdobeSystems
Incorporated(アドビシステムズ社)
の商標です。
JP
12
付属の説明書について
各部の名称と働き
下図はドームケースとスリットカバーを外した状態です。
側面
8
9
1 AC24V/DC12V(電源入力)
ケーブル
AC24V または DC12V の電源供給
装置へ接続します。
2 BNC ケーブル
本機からの映像をコンポジット信号
として出力します。
コンポジットビデオ入力端子を持つ
ビデオモニター、VTR などと接続
します。
3 接続口(NPT3/4)
パイプを接続します。接続口はカメ
ラ本体の底面と側面にあります。出
荷時は側面の接続口にカバーが付い
ています。必要に応じてカバーをは
概要
17
2
3
4
WT
5
N
6
ずし、パイプを取り付けてくださ
い。
4 チルト角度調整固定ネジ
ネジをゆるめてから撮影角度を調整
し、そのあと固定します。
5 ズームレバー
撮影範囲を調整します。ズームレ
バーはネジになっているので、設定
したあと締めて固定します。
6 フォーカスレバー
フォーカスを調整します。フォーカ
スレバーはネジになっているので、
設定したあと締めて固定します。
各部の名称と働き
13
JP
7 オーディオケーブル
長いケーブルをライン出力端子、短
いケーブルをマイク入力端子として
使用します。
・ マイク入力端子(ミニジャック、
モノラル)
市販のマイクを接続します。プラ
グインパワー方式(基準電圧
2.5VDC)に対応しています。
◆本機には次の仕様のマイクが接続でき
ます。
タイプ: エレクトリックコンデ
ンサーマイクロホン
プラグインパワー方式
指向性: 無指向性
感度: -40 ± 3.5db
周波数帯域:50 〜 15,000Hz
プラグ: φ3.5mm ミニプラグ
・ ライン出力端子(ミニジャック、
モノラル)
市販のアンプ内蔵スピーカーを接
続します。
◆本機には次の仕様のスピーカーが接続
できます。
タイプ: アクティブスピーカー
インピーダンス:
入力インピーダンス
4.7KΩ 以上
プラグ: φ3.5mm ミニプラグ
トリガーボタン、または時刻と連動
して周辺機器をコントロールすると
きに使用します。
デイ/ナイト機能は赤外線カット
フィルターの動作をコントロールす
るときに使用し、カラー/白黒モー
ドの切り換えができます。
◆各機能や設定について詳しくは、付属
の CD-ROM に収録されているユー
ザーガイドをご覧ください。
ご注意
付属の I/O 延長ケーブルを接続した
あと難燃性絶縁ビニールテープを巻い
て固定してください。
9 レンズ
8 I/O(入出力)ケーブル
1 系統のセンサー入力、2 系統のア
ラーム出力、デイ/ナイト機能の制
御を備えています。
センサー入力は、アラーム入力とし
て使用します。また、E メールなど
のアプリケーションに連動させる場
合に使用します。
アラーム出力は、外部センサー入力
や内蔵の動体検知機能、マニュアル
JP
14
各部の名称と働き
内面
0
qa
qs
D701
D702
D702
UP
qd
qf
qg
qh
qj
qk
l
q; MON(モニター)出力端子
付属のモニターケーブルを使い、モ
ニターの映像入力端子と接続しま
す。カメラおよびレンズの調整を行
うとき、本機で撮っている画像をモ
ニター画面上で見ることができま
す。カメラを設置したら、ケーブル
をはずしてください。
qa LEDON/OFF スイッチ
POWER インジケーター、
NETWORK インジケーターを点灯
させて確認するときは ON に設定し
ます。
ご注意
LED の光がドームケースにうつり
込むことがありますので、通常は
OFF に設定します。
qs LED(基板の下の見えにくい所に
配置されています。)
w;
概要
wa
ws
wd
wf
・ NETWORK(ネットワーク)イ
ンジケーター(オレンジ / 緑)
(R702/D702)
ネットワークが 10BASE-T で接
続されているときはオレンジ色で
点滅します。
100BASE-TX で接続されている
ときは緑色で点滅します。
ネットワークが接続されていない
ときは消えています。
・ POWER( パワー ) インジケー
ター(緑)(D701)
カメラに電源が供給されると、カ
メラ内部でシステムチェックを行
います。
正常の場合はこのインジケーター
が点灯します。
qd 接続口カバー固定ネジ
側面の接続口を使うには、このネジ
をゆるめてカバーをはずします。
JP
各部の名称と働き
15
qf ケーブル留め
BNC ケーブル、AC24V/DC12V
ケーブル、I/O ケーブル、オーディ
オケーブルを留めます。
qg ネットワークポート(RJ45)
ネットワークケーブル(UTP、カ
テゴリー 5)を使用してネットワー
ク(10BASE-T/100BASE-TX)に
接続します。
qh EXTCTRL(外部入出力)端子
I/O ケーブルを接続します。
qj MIC/SP( マイク/スピーカー) 端
子
オーディオケーブルを接続します。
qk VIDEOOUT( 映像出力 ) 端子
BNC ケーブルを接続します。
ql AC/DCIN( 電源入力 ) 端子
AC24V/DC12V ケーブルを接続し
ます。
w; カメラ本体
アルミダイカスト製で、接続口が側
面と底面にあります。
wa ドームケース
ドームケースはポリカーボネート製
です。本体との接合部には防水用ゴ
ムが付いています。
ws 脱落防止コード
ドームケースを開けたときにカメラ
本体からドームケースが脱落するの
を防ぎます。コードが、ドームケー
スとカメラ本体の間にはさまらない
ように注意してください。コードを
回して、ドームケースをカメラ本体
に取り付けるときの位置を調整して
ください。
wd リセットスイッチ
先の細いもので、このスイッチを押
しながら電源を供給すると、工場出
荷時の設定に戻ります。
wf ワイヤーロープ固定ネジ(底面)
wg
U
P
wh
wj
k
wg カメラ取り付け用ネジ穴(4 か
所)
取り付ける際、取り付けネジはしっ
かり締めてください。
wh パン角度調整固定ネジ
ネジをゆるめてから撮影範囲を調整
し、そのあと固定します。
wj スリットカバー固定ネジ(2 か所)
wk ドームケース固定用ネジ穴(3 か
所)
JP
16
各部の名称と働き
B 基本的な設置と接続
設置する
附属のネジを使って、天井または壁な
どにカメラを取り付けることができま
す。
・ 初めてお使いになる場合は、レンズ
部分に輸送保護のためのシートが取
り付けられています。レンズカバー
をはずし、このシートをはずしてか
ら設置してください。
ご注意
・ 天井や壁に設置する場合は、専門の
工事業者に依頼してください。
・ 天井や壁への設置は、本体の重量に
充分耐えられる強度があることを確
かめてください。充分な強度がない
と落下して大けがの原因となります。
・ 天井や壁へ設置した場合は、1 年に一
度は取り付けがゆるんでいないこと
を点検してください。また、使用状
況に応じて点検の間隔を短くしてく
ださい。
・ 本機のレンズを覆うレンズカバーに
汚れをつけたり、物を当てたりする
と、撮影時に本機の性能を充分に発
揮できないばかりか、故障の原因と
なりますのでご注意ください。
ご注意
・ お客様が設置工事を行うと、火災、
感電や人身事故につながることがあ
ります。お客様自身では絶対に設置
工事をしないでください。
設置については必ずお買い上げ店ま
たはソニーの業務用製品ご相談窓口
にご依頼ください。
取り付けネジについて
カメラ本体には φ4.5mm の穴が 4 か
所あいています。この穴を使ってカメ
ラ本体をネジ止めします。設置する場
所や材質により、使用するネジ類が異
なります。
鋼材の場合:M4 ネジ(付属していま
せん)とナットで固定してくださ
い。
木材の場合:付属のタッピンネジ(呼
び径 4)で固定してください。板厚
は 15mm 以上必要です。
コンクリート壁の場合:ドライビット、
またはプラグボルトで固定してくだ
さい。(ネジは付属していません)
ジャンクションボックスの場合:ジャ
ンクションボックスのネジ穴に合っ
たネジ(付属していません)で固定
してください。
1 カメラを取り付ける
1 ドームケースをはずす。
付属のレンチでドームケース固定ネ
ジ(3 本)をゆるめ、ドームケース
をはずしてください。
基本的な設置と接続
設置する前に
・ カメラの撮影方向を決めてから、天
井や壁に接続ケーブル用の各穴を開
けておきます。
2 スリットカバーを取りはずす。
スリットカバー固定ネジ(2 本)を
ゆるめて、スリットカバーを図のよ
うに回して取りはずしてください。
設置する
17
JP
2
1
3 ケーブルの引き出し口を確認す
る。
出荷時は底面の接続口から BNC
ケーブル、AC 24V/DC 12V ケーブ
ル、I/O ケーブル、オーディオケー
ブルが接続されています。側面の接
続口から各種ケーブルを引き出した
い場合は以下の手順に従ってくださ
い。
1 側面の接続口カバー固定ネジを
ゆるめ、接続口カバーをはずす
2 各種ケーブルをコネクターから
はずし、底面の接続口よりケー
ブルを取り出す
3 各種ケーブルを側面の接続口よ
り差し込み、コネクターに接続
する
ネットワークケーブル:本機の
ネットワークポートにつなぐ
AC24V/DC12V( 電源ケーブ
ル ) ケーブル:AC/DCIN( 電源
入力 ) 端子につなぐ
I/O ケーブル:EXTCTRL(外
部入出力)端子につなぐ
オーディオケーブル:MIC/SP
(マイク/スピーカー)端子につ
なぐ
4 はずした接続口カバーを底面の
接続口に取り付ける
ご注意
・ 底面の接続口が汚れていると、接
続口カバーがうまく取り付けられ
ず、カメラ本体に雨などが入り、
故障の原因になります。柔らかい
布などで汚れを拭き取り、しっか
りと締めて取り付けてください。
・ 雨などを防ぐため、パイプやカ
バーを取り付けたあとに、シリコ
ンシーラントなどで、密閉してく
ださい。
・ カメラ本体の内部が傷つかないよ
うに、パイプやカバーはネジ部分
が 12 mm 以下のものを使ってく
ださい。
12mm 以下
4 天井や壁に設置する場合は付属の
ワイヤーロープをカメラと、天井
または壁に取り付ける。
JP
18
設置する
1 カメラ本体に固定したワイヤー
ロープを天井または壁に取り付
ける。
2 カメラ底面のネジを取り外し、ワ
イヤーロープの先端を穴に通し
てネジを締め直します。
天井
ワイヤー
ロープ
5 付属の取り付けネジ(4 本)で天
井または壁にカメラ本体を取り付
ける。
ご注意
・ 天井や壁に取り付ける場合は、安全
のために必ず付属のワイヤーロープ
を取り付けてください。
・ 天井や壁にカメラを設置する場合、
安全を確かめてください。しっかり
と設置しないとカメラが落ちたりし
てけがの原因になることがあります。
・ 天井や壁に取り付けネジを使えない、
またはカメラ本体を目立たせたくな
い場合は天井埋め込み金具 YT-ICB70
(別売り)をご使用ください。
2 撮影方向と撮影範囲の調整
5
6
2, 4
a
1, 4
b
c
1 パン角度調整固定ネジをゆるめ
る。
角度調整用台座にパン角度調整固定
ネジがあります。撮影範囲の調整が
できるように 3 ドライバーでネジ
をゆるめてください。
2 チルト角度調整固定ネジをゆるめ
る。
角度調整用台座の片側にチルト角度
調整固定ネジがあります。レンズの
角度調整ができるように 3 ドライ
バーでネジをゆるめてください。
ご注意
パンおよびチルト角度調整用のネジ
を緩めずにパンおよびチルトを調整
すると、内部の金属部品が変形する
ことがあります。
3 カメラを調整して撮影したい方向
にレンズを向ける。
パン、 チルト、 回転させて撮
影方向と範囲の調整ができます。
基本的な設置と接続
4 レンズ方向が決まったら、パンお
よびチルト角度調整固定ネジを締
めてカメラを固定する。
設置する
19
JP
5 ズームレバーをゆるめて左右に動
かして画角を決め、ズームレバー
のネジを締めて画角を固定する。
3 ドームケースを取り付ける
6 フォーカスレバーをゆるめて左右
に動かしてピントを合わせ、
フォーカスレバーのネジを締めて
ピントを固定する。
7 希望の撮影範囲とフォーカスが決
まるまで、手順 1 〜 6 を繰り返
す。
ご注意
・ 角度調整をする場合は、レンズマウ
ント部に刻印されている MUP を天井
側に設定してください。MUP の刻印
を床側に設定すると、映像が逆さま
になります。
・ ズームレバーやフォーカスレバーの
固定がしづらいときは、レンズのス
リップ機構を利用して、レンズのみ
を少し回してから固定してください。
1
2
1 スリットカバーのネジ穴とスリッ
トカバー固定ネジ(2 本)を合わ
せてはめ込み、スリットカバーを
回してからスリットカバー固定ネ
ジを締めつける。
2 ドームケースのネジ穴とカメラ本
体のネジ穴を合わせる(3 か所)。
3 付属のレンチでドームケース固定
ネジ(3 本)をしっかり締めて、
ドームケースとカメラ本体を固定
する。
レンズを取り換える
使用できるレンズ(CS マウントレン
ズ)
お買い上げ店またはソニーの業務用製
品ご相談窓口にお問い合わせください。
JP
20
設置する
レンズの取り付け
コンピューターまた
2
1
4
3
U
P
1 レンズのプラグをはずす。
2 レンズを左に回してはずす。
ご注意
・ スリップ機構により初めはレンズ
が空回りしますが、止まったとこ
ろでもう一度同じ方向へ回し、レ
ンズをはずしてください。
・ レンズをはずすとき、レンズのプ
ラグやケーブルを傷つけないよう
に充分注意してレンズを回してく
ださい。
はネットワークに接
続する
コンピューターへの接続には市販の
ネットワークケーブル(クロスケーブ
ル)をご用意ください。
ネットワークへ接続するときは、市販
のネットワークケーブル(ストレート
ケーブル)をご用意ください。
ご注意
本機にネットワークケーブルなどの接
続ケーブルをつなぐとき、それらの
ケーブルの端子部が長すぎると接続で
きない場合があります。接続部にあっ
たケーブルをご用意ください。
必要なシステム構成
カメラの映像を見たり、制御したりす
るコンピューターには、次の動作環境
が必要です。
基本的な設置と接続
3 レンズをマウント部に合わせ、右
に回しながら止まったところでも
う一度同じ方向へ回してはめ込
む。
4 レンズのプラグを差し込む。
コンピューターまたはネットワークに接続する
プロセッサー
PentiumIII、1GHz 以上
(Pentium4、2GHz 以上を推奨)
RAM
256MB 以上
OS
Windows2000/XP
Web ブラウザ
InternetExplorerVer.5.5 または Ver.
6.0
21
JP
本機をコンピューターに接続す
る
市販のネットワークケーブル(クロス
ケーブル)を使って、本機のネット
ワークポートとコンピューターのネッ
トワークコネクターを接続する。
本機
市販のネットワーク
ケーブル ( クロス )
本機をネットワークに接続する
市販のネットワークケーブル(スト
レートケーブル)を使って、本機の
ネットワークポートとネットワークの
ハブを接続する。
本機
市販のネットワーク
ケーブル ( ストレート )
ネットワーク
コネクター
コンピューター
JP
22
コンピューターまたはネットワークに接続する
10BASE-T/
100BASE-TX
ハブ
ネットワーク
電源を接続する
AC24V/DC12V(電源入力)ケーブル
を AC24V または DC12V の電源供給装
置へ接続します。
AC24V または DC12V へ
推奨電源ケーブル
AC24V の場合
ケーブル
(AWG)
最大ケー
ブル長
(m)
#24
(0.22
mm)
35 60 100 150
DC12V の場合
ケーブル
(AWG)
最大ケー
ブル長
(m)
#24
(0.22
mm)
12 18 30 50
#22
(0.33
mm)
#22
(0.33
mm)
#20
(0.52
mm)
#20
(0.52
mm)
#18
(0.83
mm)
基本的な設置と接続
#18
(0.83
mm)
電源について
AC24V または DC12V は、AC100V
に対して絶縁された電源を使用してく
ださい。
それぞれの電源の使用電圧範囲は次の
とおりです。
AC24V:21.6V 〜 26.4V
DC12V:10.8V 〜 13.2V
AC24V または DC12V の配線には、
UL ケーブル(VW-1style1007)を使
用してください。
電源を接続する
23
JP
本機に IP アドレスを
割り当てる
本機をネットワークを介して接続する
ためには、本機に新しい IP アドレスを
割り当てる必要があります。
IP アドレスを割り当てるときは、本機
をコンピューターまたはネットワーク
へ接続してください。(「コンピュー
ターまたはネットワークに接続す
る」(21 ページ ))
IP アドレスの割り当ては、次の 2 通り
の方法で行うことができます。
セットアッププログラムを使っ
て IP アドレスを割り当てる
1 付属の CD-ROM をコンピュー
ターの CD-ROM ドライブに入れ
る。
しばらくすると、画面に CD-ROM
の内容が表示されます。
2 IPSetupProgram の Setup ア
イコンをクリックする。
「ファイルのダウンロード」ダイア
ログが表示されます。
3 [ 開く ] をクリックする。
・ 付属の CD-ROM に収録されている
セットアッププログラムを使う
◆操作方法は、「セットアッププログラムを
使って IP アドレスを割り当てる」(24
ページ ) をご覧ください。
・ ARP(AddressResolution
Protocol)コマンドを使う
コンピューターで DOS ウィンドウを開
き、指定の ARP コマンドを入力しま
す。
◆詳しい操作方法は、付属の CD-ROM に収
録されているユーザーガイドの「ARP コ
マンドを使って IP アドレスを割り当て
る」をご覧ください。
ご注意
本機に割り当てる IPアドレスは、必ずシ
ステム管理者と相談の上、決定してくだ
さい。
ご注意
「ファイルのダウンロード」ダイアロ
グで [ 保存 ] をクリックすると、正常
にインストールできません。
ダウンロードされたファイルを削除し
て、もう一度 Setup アイコンをク
リックしてください。
4 画面に表示されるウィザードに
従って「IPSetupProgram」を
インストールする。
使用許諾に関する文面が表示された
ら、よくお読みいただき、承諾の
上、インストールを行ってくださ
い。
5 IPSetupProgram を起動する。
Network タブが表示され、IPSetup
Program がローカルネットワーク
上に接続されている SNC-DF70N/
DF70P を検出してリスト表示しま
す。
JP
24
本機に IP アドレスを割り当てる
6 リストからIP アドレスを割り当て
たいカメラをクリックして選択す
る。
IPaddress(IP アドレス )、Subnet
mask( サブネットマスク )、Default
gateway( デフォルトゲートウェイ )
が自動的に割り当てられます。
固定 IP アドレスを設定するときは
[UsethefollowingIPaddress] を選
択し、[IPaddress]、[Subnetmask]、
[Defaultgateway] 欄にそれぞれの値
を入力します。
8 DNS サーバーアドレスを設定す
る。
DNS サーバーアドレスを自動取得
するには
[ObtainDNSserveraddress
automatically] を選択します。
基本的な設置と接続
選択されたカメラのネットワーク設
定状況が画面に表示されます。
7 IP アドレスを設定する。
IP アドレスを DHCP サーバーから
自動的に取得するときは
[ObtainanIPaddressautomatically]
を選択します。
DNS サーバーアドレスを自動取得
しないときは
[UsethefollowingDNSserver
address] を選択してから、[Primary
DNSserveraddress] と [Secondary
DNSserveraddress] に DNS サー
バーアドレスを入力します。
本機に IP アドレスを割り当てる
25
JP
11正しく設定されていることを確認
してから [OK] ボタンをクリック
する。
ご注意
本機では [ThirdDNSserveraddress]、
[FourthDNSserveraddress] は入力
しても無効です。
9 HTTPポート番号を設定する。
通常は、HTTPportNo. の[80]を
選択します。[80]以外のポート番
号に設定するときは、テキストボッ
クスを選択し、ポート番号 1024 〜
65535 を入力します。
10[Administratorname] と
[Administratorpassword] に
管理者の名前とパスワードを入力
する。
工場出荷時は、両方とも「admin 」
に設定されています。
「 SettingOK 」が表示されれば、IP
アドレスの設定は終了です。
12直接カメラにアクセスするには、
リスト上のカメラ名をダブルク
リックする。
「ネットワークカメラ SNC-DF70N」ま
たは「ネットワークカメラ SNCDF70P」のウェルカムページが表示さ
れます。
ご注意
ここでは、管理者の名前とパスワード
の変更はできません。
変更のしかたは、付属の CD-ROM に
入っているユーザーガイドの「ユー
ザー設定をする− User 設定ページ」
をご覧ください。
JP
26
本機に IP アドレスを割り当てる
ご注意
IP アドレスが正しく設定されていない
と、手順 12 の操作をしてもウェルカム
ページが表示されません。この場合は IP
アドレスの設定をやり直してみてくださ
い。
Web ブラウザでモニタリングす
る
本機に IP アドレスを割り当てたら、実
際に Web ブラウザから本機にアクセス
できることを確認します。
ここでは、InternetExplorer を使った
操作のしかたを説明します。
◆その他の Web ブラウザを使う場合など、
Web ブラウザを使った操作について詳し
くは、付属の CD-ROM に収録されている
「ユーザーガイド」をご覧ください。
1 コンピューターで Web ブラウザ
を起動し、本機の IP アドレスを
アドレス欄に入力する。
例:
ウェルカムページが表示されます。
2 [Enter] をクリックする。
メインビューアーが表示されます。
基本的な設置と接続
メインビューアーが正しく表示され
れば IP アドレスの割り当ては完了
です。
初めてカメラのメインビューアーを表
示するときは
[Enter] ボタンをクリックすると「セ
キュリティ警告」が表示されます。[は
い]をクリックすると、ActiveX コン
トロールがインストールされ、メイン
ビューアーが表示されます。
ご注意
・ InternetExplorer のローカルエリア
ネットワーク(LAN)の設定を自動設
定にすると、画像が表示されない場合
があります。この場合は自動設定を使
用不可にして手動でプロキシサーバー
を設定してください。プロキシサー
本機に IP アドレスを割り当てる
27
JP
バーの設定については、ネットワーク
管理者にご相談ください。
・ Windows2000、WindowsXPをお使い
の場合は、ActiveXviewer のインス
トール時は「管理者権限」でコン
ピューターにログインしておく必要が
あります。
補足
本ソフトウェアの各ページは、Internet
Explorer の表示文字サイズ[ 中 ]で最適
化されています。
ウェルカムページを正しく表示させる
には
ウェルカムページを正しく動作させる
ためには、以下の手順で Internet
Explorer のセキュリティレベルを
[中]以下に設定してください。
1 InternetExplorer のメニュー
バーから[ツール]―[インター
ネットオプション]―[セキュリ
ティ]タブの順に選択する。
コンピューターでウイルス対策ソフト
ウェアをお使いの場合
・ コンピューターでウイルス対策ソフ
トウェアをお使いの場合、画像表示
のフレームレートが低下するなど、
カメラのパフォーマンスが低下する
場合があります。
・ 本機にアクセスしたときに表示され
る Web ページは Java スクリプトを
使用しています。ご使用になるコン
ピューターでウィルス対策ソフト
ウェアをお使いの場合には、Web
ページが正しく表示されない場合が
あります。
2 [ インターネット ] アイコン(本機
をインターネット環境で使用して
いるとき)、または[イントラ
ネット]アイコン(本機をイント
ラネット環境で使用していると
き)をクリックする。
3 レベルバーを操作して[中]以下
にする。(レベルバーが表示され
ていない場合は、[既定のレベル]
ボタンをクリックしてからレベル
バーを操作してください。)
JP
28
本機に IP アドレスを割り当てる
B その他
仕様
ネットワーク
プロトコル TCP/IP、ARP、ICMP、
HTTP、FTP( サーバー / ク
ライアント )、SMTP(クラ
イアント)、DHCP( クライ
アント )、DNS(クライアン
ト)、NTP(クライアント)、
SNMP(MIB-2)、RTP/
RTCP、PPPoE
圧縮部
画像圧縮方式
MPEG4/JPEG(切り換え)
音声圧縮方式
G.711/G.726(40,32,24,16kbps)
出力画像サイズ
640 × 480、480 × 360、384 ×
288、320 × 240、256 ×
192、160 × 120
最大フレームレート
JPEG:30fps(QVGA)
MPEG4:30fps(QVGA)
ブラウザ InternetExplorerVer.5.5 また
は6.0
(対応 OS:Windows2000/
XP)
コンピューター環境
CPU:PentiumIII、1GHz 以上
(Pentium42GHz 以上推奨 )
RAM:256MB 以上
表示サイズ:1024 × 768 画
素
最大ユーザーアクセス数
JPEG モード時:20 ユーザー
MPEG モード時:10 ユーザー
ネットワークセキュリティ
パスワード ( 基本認証 )
IP フィルタリング
その他の機能
動体検知機能、画像切り出し
機能、時計内蔵など
カメラ
撮像素子 1/4 型インターライン転送方
式(SuperHADCCD
万画素 (NTSC)/44 万画素
(PAL)
有効画素数 NTSC:768(H) ×494(V)
PAL:752(H) × 582(V)
レンズマウント
CS マウント
信号方式 NTSC/PAL
VBS:1.0Vp-p± 5%以内(75Ω
同期負極性)
走査方式 525本(NTSC)/625 本 (PAL)、
2:1 インターレース
同期方式 INT のみ
水平解像度 480TV 本 (アナログビデオ)
S/N 50dB 以上(AGCOFF、
WeightOn)( アナログビデ
オ)
最低被写体照度
0.9lux(AGCON、F1.0)
AGC ON/OFF切り換え
露光制御 AUTOIRIS
電子シャッター
CCD アイリス
ホワイトバランス
ATW
BLC ON/OFF切り換え
)、38
その他
仕様
29
JP
インターフェース
その他
ネットワークポート
10BASE-T/100BASE-TX(RJ-
45)
I/O ポート センサー入力:× 1、MAKE
接点
アラーム出力:× 2(最大
AC/DC24V、1 A)
(メカニカルリレー出力、
本体とは電気的に絶縁)
デイ/ナイトコントロール入
力:
× 1、DC5V 入力
デイ/ナイトコントロール出
力:
× 1、DC5V 出力
オートアイリスレンズ端子
DC 制御
映像出力端子
2Pin コネクター
1.0Vp-p、75Ω 不平衡、
同期負極性
モニター出力端子
2Pin コネクター
1.0Vp-p、75Ω 不平衡、
同期負極性
マイク入力 感度 − 40 ± 3.5dB
周波数帯域 50 〜 15,000Hz
プラグ φ3.5mm ミニプラグ
プラグインパワー方式
ライン出力 タイプ アクティブスピー
カー
入力インピーダンス 4.7kΩ
以上
プラグ φ3.5mm ミニタイプ
電源電圧 AC24V± 10%50/60Hz、DC
12V ± 10%、PoE
消費電力 最大 8W
使用温度 − 10 ℃〜 +50 ℃
保存温度 − 20 ℃〜 +60 ℃
動作湿度 20 〜 80%
保存湿度 20 〜 95%
外形寸法(高さ/幅/奥行き)
135 × 164.5 × 166.1mm
質量 約 1.8kg
付属品 CD-ROM(セットアッププロ
グラム、ユーザーガイド)
(1)
モニターケーブル(1)
取り付け用ネジ(4)
レンチ(1)
I/O 延長ケーブル(1)
ワイヤーロープ(1)
保証書(冊子)(1)
保証シート(1)
設置説明書(1)
本機の仕様および外観は、改良のため
予告なく変更することがありますが、
ご了承ください。
この装置は、情報処理装置等電波障
害自主規制協議会 (VCCI) の基準に
基づくクラス B 情報技術装置です。
この装置は、家庭環境で使用するこ
とを目的としていますが、この装置
がラジオやテレビジョン受信機に近
接して使用されると、受信障害を引
き起こすことがあります。取扱説明
書に従って正しい取り扱いをしてく
ださい。
JP
30
仕様