Roland UM-3EX User Manual [ja]

取扱説明書
このたびは USB MIDI インターフェース UM-3EX をお買い上げいただき、まことにありがとう ございます。
201
この機器を正 しくお使いいただ くために、ご使用前に「安全上のご注意」
の機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお 読みください。取扱 説明書は必要なと きにすぐに見ることができるよう、 手元に置いてください。
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
 2005 ローランド株式会社
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取 扱説明書をよく読んでください。
.................................................................................................
002a
● この機器を分解したり、改造したりしない でください。
.................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書 かれていないことは、絶対にしないでくだ さい。必ず お買 い上げ店またはロ ーラ ン ド・サービスに相談してください。
.................................................................................................
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
004
● 次 のよう な場所 での使用や保存はし ない でください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当た
る場所、暖房機器の近く、発熱する機器 の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床
など)や湿度の高い場所 ○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所 ○ 振動の多い場所
の中に描かれています。
.................................................................................................
2
警告 警告
005
● この機器の設置には、ローランドが推奨す るラッ ク・マウント・ア ダプター(RAF­70)を使用してください(P.40)。
.................................................................................................
006
● この機器の設置にラック・マウント・アダ プター(RAF-70)を使 用する場合、ぐ ら つくよ うな所 や傾いた所にラッ クを設 置 しないでください。安定した水平な所に設 置してください。機器を単独で設置する場 合も、同様に安定した水平な所に設置して ください。
.................................................................................................
008d
● UM-3EX 接続コネクターには、指定の機器
(UM-3EX)のみを接続してください。
.................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、 針金など)や液体(水、ジュースなど)を 絶対に入れないでください。
.................................................................................................
012d
● 次のような場 合は、直ちに電源 を切って、 お買い上げ店またはローランド・サービス に修理を依頼してください。
○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部 に入ったり、液体 がこぼれたりした
とき ○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
.................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子 様の 取り扱 いやいたずらに注意 してく だ さい。必ず大人のかたが、監視/指導して あげてください。
.................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝 撃を与えないでください。
.................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレー ヤーで再生しないで下さい。大音量によっ て耳を痛めたり、スピーカーを破損する恐 れがあります。
注意
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にな らないように配慮してください。特に、 コードやケーブル類は、お子様の手が届か ないように配慮してください。
.................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重い ものを置かないでください。
.................................................................................................
108c
● この機器を移動するときは、外部機器との 接続を外してください。
.................................................................................................
118a
● 取り外したネジは、小さなお子様が誤って 飲 み込ん だりすることのない ようお 子様 の 手の届 かないところへ保管 してく ださ い。
.................................................................................................
3
使用上のご注意
291a
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
307
● 接続するとき は、誤動作やスピーカ ーなどの破損 を防ぐため、必ず すべての機器の電 源を切ってく ださい。
設置について
352a
● テレ ビやラ ジオ の近くでこの機 器を 動作さ せる と、テレビ画面に 色ムラが出た り、ラジオから雑 音が出ること があります。この 場合は、この機器 を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの 無線機器を本機の 近くで使用する と、着信時や発信 時、通話時に本機 から雑音が出 ることがあり ます。この場合は、そ れらの機器を 本機から遠ざ けるか、もしくは電源 を切ってくだ さい。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉 め切った車内などに放置しないでください。変形、 変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度 の違う場所に移動 すると、内部に水 滴がつく(結露)こ とがあります。そ のまま使用 すると故障の原因になりますので、数時間放置し、 結露がなくなってから使用してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅 く絞った布で 汚れを拭き取って ください。汚れが 激しいときは、中 性洗剤を含んだ布 で汚れを拭き 取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の 原因となるベンジ ン、シンナーおよ びアルコール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの 機器を分解、改造さ れた場合、以後 の性能につい て保証できなく なります。また、修 理をお断りする場合もあります。
453a
● 当社では、この製 品の補修用性能 部品(製品の機 能を維持するために必要な部品)を、製造打切後6 年間保有してい ます。この部品保有 期間を修理可 能の期間とさ せていただきま す。なお、保有期間 が経過した後も、故 障箇所によって は修理可能の 場合がありま すので、お買い上げ 店、または最寄 りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因に なりますの で、ボタン、つまみ、入 出力端子などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き 差しは、ショートや 断線を防ぐた め、プラグを持ってください。
558b
● 音楽をお楽しみ になる場合、隣近所 に迷惑がかか らないように、特 に夜間は、音量に十 分注意して ください。
559b
● 輸送や引っ越し をするときは、機器 を緩衝材など で十分に梱包してください。そのまま移動すると、 傷、破損、故障などの原因となります。
559c
● この機器が入って いた梱包箱や緩衝 材を廃棄する 場合、各市町村のゴ ミの分別基準に 従って行って ください。
4
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの 裏面(信号面)に触れ たり、傷をつけ たりしないで ください。データの読 み出しがうま くいかないことがあります。ディスクの汚れは、市 販の CD 専用クリーナーでクリーニングしてくだ さい。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft
Corporation の米国及びその他の国における登録 商標です。
206e
※ 本書では Microsoft Corporationのガイドライン
に従って画面写真を使用しています。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows
operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer,
Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple Computer, Inc. の登録商
標です。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登
録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標また
は登録商標です。
231
※ OMS は、米国 Opcode Systems, Inc. の登録商標で
す。
232
※ FreeMIDI は、米国 Mark of the Unicorn 社の商標で
す。
®
5
目次
パッケージ内容を確認しよう............................................................................................. 7
各部の名称とはたらき ....................................................................................................... 8
フロント・パネル...........................................................................................................................8
リア・パネル ................................................................................................................................ 10
ドライバのインストールと設定(Windows).................................................................. 12
ドライバをインストールする前に........................................................................................... 12
ドライバのインストール ........................................................................................................... 13
Windows XP / 2000 をお使いのとき.......................................................................................................13
Windows Me / 98 をお使いのとき ........................................................................................................... 18
ドライバの設定............................................................................................................................ 19
Windows XP をお使いのとき .......................................................................................................................19
Windows 2000 / Me をお使いのとき ......................................................................................................20
Windows 98 をお使いのとき........................................................................................................................ 21
ドライバのインストールと設定(Macintosh)................................................................22
ドライバをインストールする前に........................................................................................... 22
ドライバのインストールと設定............................................................................................... 23
Mac OS X をお使いのとき ............................................................................................................................24
Mac OS 9 をお使いのとき ............................................................................................................................ 28
基本的な使いかた............................................................................................................. 36
基本的な接続例と MIDI メッセージの流れ............................................................................ 36
MIDI キーボードや電子ピアノからシーケンス・ソフトウェアに MIDI メッセージを送信する ....36
シーケンス・ソフトウェアから MIDI 音源や電子ピアノに MIDI メッセージを送信する ................37
MIDI キーボードなどから MIDI 音源に MIDI メッセージを送信する ................................................... 38
資料 .................................................................................................................................. 40
UM-3EX を複数台接続する場合 .............................................................................................. 40
ドライバのインストール.................................................................................................................................41
接続例..................................................................................................................................................................42
トラブルシューティング .................................................................................................. 45
主な仕様 ...........................................................................................................................54
索引 .................................................................................................................................. 55
6

パッケージ内容を確認しよう

UM-3EX には次の内容物が含まれています。パッケージを開けたら、まず、すべての内容物があ るかどうかを確認しましょう。不足している場合は、お買い上げになった販売店までご連絡くだ さい。
USB MIDI インターフェース UM-3EX
fig.um-3front.eps50
CD-ROM
UM-3EX をお使いになるためのドライバが収録されています。
取扱説明書
本書です。常に手元に置いて、いつでも参照できるようにしましょう。
ローランド ユーザー登録カード(はがき)
UM-3EX のユーザーとして登録していただくためのカードです。
7

各部の名称とはたらき

フロント・パネル

fig.front.eps25
21
1
MIDI IN コネクター
MIDI キーボードなど、コンピューターに MIDI メッセージを送信する機器の MIDI OUT コネクター と接続します。
2
MIDI OUT / THRU コネクター
音源など、コンピューターから MIDI メッセージを送信して演奏させる機器の MIDI IN コネクターと 接続します。
3
MIDI IN インジケーター
THRU スイッチが OFF の状態で、MIDI IN コネクターに接続した機器側からの MIDI メッセージを 受信すると点灯します。
4
MIDI OUT インジケーター
THRU スイッチが OFF の状態で、コンピューター側からの MIDI メッセージを送信すると点灯しま す。
5
THRU スイッチ
MIDI IN コネクターに接続した機器からの MIDI メッセージの送信先を切り替えます。
3
4
65
8
■THRU スイッチの ON/OFF 設定
THRU スイッチで、MIDI IN コネクターに接続している MIDI キーボードや電子ピアノからの
MIDI メッセージの送信先を切り替えることができます。接続をしなおす必要はありません。
THRU スイッチ: OFF
THRU スイッチ: ON
fig.thru.eps60
※ 演奏中に THRU スイッチを切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
6
USB インジケーター
UM-3EX をコンピューターに接続後、UM-3EX がコンピューターに認識された状態になると点灯し ます。 コンピューターに認識されるにはドライバのインストールと設定が必要です。 ドライバのインストール方法については『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.12)、
『ドライバのインストールと設定(Macintosh)』(P.22)を参照してください。
UM-3EX の M IDI IN コネクターに入力されたMIDI メッセージは、コン ピューター(シーケンス・ソフトウェア)に送信されます。通常はこの 設定で使用します。
UM-3EX の M IDI IN コネクターに入力されたMIDI メッセージは、UM­3EX の M IDI OUT/THRU コネクターから送信されます。シーケンス・ソ フトウェアを使わないで演奏する場合は ON に設定します。
MIDIメッセージの流れ(THRUOFF)
MIDIメッセージの流れ(THRUON)
9

リア・パネル

fig.rear.eps25
7
7
USB ケーブル
コンピューターの USB コネクターと接続します。
8
MODE 切り替えスイッチ
UM-3EX をマスターにするかスレーブにするか切り替えます。
UM-3EX を 1 台接続して使う場合 UM-3EX を 1 台で使う場合は MASTER に設定します。
UM-3EX を複数台接続して使う場合
※ UM-3EX をコンピューターに接続した状態で MODE 切り替えスイッチの切り替え操作を行わないで
ください。UM-3EX をコンピューターから一度はずしてから切り替えを行い、再度接続してくださ い。
※ 複数台接続は、Windows XP、Mac OS X のみ対応しています。詳しくは『UM-3EX を複数台接続
する場合』(P.40)を参照してください。
98
10 1
コンピューターに接続する UM-3EX は MASTERに設
定します。 UM-3EX 接続コネクター(P.11)に接続する UM-
3EX は SLAVE に設定します。
2
10
9
UNIT 番号切り替えスイッチ
UM-3EX の UNIT 番号(P.40) を設定します。 UM-3EX を複数台接続してお使いになる場合は、UNIT 番号切り替えスイッチの設定を行う必要があ ります。それぞれの UM-3EX には異なる UNIT 番号を設定してください。
※ UM-3EX をコンピューターに接続した状態で UNIT 番号切り替えスイッチの切り替え操作を行わな
いでください。UM-3EX をコンピューターから一度はずしてから切り替えを行い、再度接続してく ださい。
※ 複数台接続は、Windows XP、Mac OS X のみ対応しています。詳しくは『UM-3EX を複数台接続
する場合』(P.40)を参照してください。
10
UM-3EX 接続コネクター
UM-3EX を複数台接続して使う場合に使用します。
※ UM-3EX 接続コネクターには、UM-3EX 以外の機器を接続しないでください。本体の故障の原因に
なる場合があります。
※ 複数台接続は、Windows XP、Mac OS X のみ対応しています。詳しくは『UM-3EX を複数台接続
する場合』(P.40)を参照してください。
11

ドライバのインストールと設定(Windows)

ドライバをインストールする前に

ここでは 1 台の UM-3EX をインストールする手順を説明します。
Windows XP をお使いの場合、1 台のコンピューターに最大 3 台までの UM-3EX を USB で同時接 続できます。
※ 複数台接続は、Windows XP のみ対応しています。詳しくは『UM-3EX を複数台接続する場合』
(P.40)を参照してください。
※ お使いのシステムによっては、CPU の処理速度、ハードディスク、メモリ、ソフトウェアのパ
フォーマンスの問題などで 2 台以上同時に使えないことがあります。
■接続時のご注意
コンピューターに UM-3EX を接続する前に、MODE 切り替えスイッチUNIT 番号切り替えスイッ チの設定を行います。
fig.single-install.eps65
MASTER
に設定
MODE 切り替えスイッチ MASTER に設定します。 UNIT 番号切り替えスイッチ 1 に設定します。
※ UM-3EX をコンピューターに接続した状態で MODE 切り替えスイッチUNIT 番号切り替えスイッ
の切り替え操作を行わないでください。UM-3EX をコンピューターから一度はずしてから切り替
えを行い、再度接続してください。
1に設定
12

ドライバのインストール

ドライバとは
「ドライバ」とは、コンピューターと UM-3EX が接続されているときに、コンピューター上のアプ
リケーション・ソフトウェアと UM-3EX との間でデータのやりとりをするソフトウェアです。ドラ イバは、アプリケーション・ソフトウェアからの情報を UM-3EX に送ったり、逆に UM-3EX からの 情報をアプリケーション・ソフトウェアに渡したりします。
お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。 以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Windows XP / 2000 をお使いのとき ............................... P.13
Windows Me / 98 をお使いのとき .................................... P.18
UM-3EX 本体で操作する手順には マークがついています。

Windows XP / 2000 をお使いのとき

1.
UM-3EX を接続していない状態で Windows を起動します。
手順 14(P.15)まで UM-3EX は、コンピューターに接続しないでください。 ※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。 ※ アカウントの種類がコンピュータの管理者であるユーザー名(Administratorなど)で、Windows
にログオンしてください
2.
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
Windows XP の場合:
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」からパフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、システム・アイコンをクリックします。
お使いの状態によっては、システム・アイコンが直接コントロールパネルに表示されているこ とがあります(クラシック表示)。そのときはシステム・アイコンをダブルクリックします。
Windows 2000 の場合:
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるシステム・アイコンをダブルクリックします。
UM-3EXの操作
13
3.
ハードウェア・タブをクリックし、続けて[ドライバの署名]をクリックします。
ドライバ署名オプション・ダイアログが開きます。
ドライバ署名オプション・ダイアログで「無視」を選び、[OK]をクリックします。
4.
現在の設定が「警告」または「ブロック」であった場合は、ここでは「無視」に設定し、ドライバ
のインストールが完了したら変更前の設定に戻してください。
[OK]をクリックして、システムのプロパティ・ダイアログを閉じます。
5.
6.
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお使
いのときは、それらも必ず終了してください。
7.
CD-ROM を準備します。
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。 ※「この種類のファイルのディスクを挿入したり〜。」と表示された場合には、[キャンセル]をクリッ
クします。
8.
Windows のスタート・メニューからファイル名を指定して実行を選びます。
ファイル名を指定して実行ダイアログの名前欄に次のように入力して[OK]をクリックします。
9.
D:¥Driver¥XP2k¥Setup.exe
※ ドライブ名 D: は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
Driver Setup ダイアログが表示されます。
10.
[次へ]をクリックします。
11.
インストールを開始するために再度[次へ]をクリックします。インストールが始まります。
Windows XP の場合:
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「!」または「×」 マークのダイアログが表示されます。[続行]ボタンが表示されている場合は、[続行]をクリッ クしてインストールを続行します。続行できない場合は[OK]をクリックしてドライバのインス トールを手順 1 からやり直してください。
Windows 2000 の場合:
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「デジタル署名が見つ かりませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]
[はい]をクリックしてインストールを続行します。続行できない場合は、[OK]をクリックして
ドライバのインストールを手順 1 からやり直してください。
「ドライバをインストールする準備ができました。」というダイアログが開きます。
ボタンが表示されている場合は、
14
UM-3EXの操作
12.
UM-3EXの操作
13.
UM-3EXの操作
14.
「新しいハードウェアが見つかりました」と表示されます。そのまましばらくお待ちください。
UM-3EX の MODE 切り替えスイッチMASTER に設定します。
UM-3EX の UNIT 番号切り替えスイッチ1 に設定します。
UM-3EX を 1 台のみコンピューターに接続します。
※ UM-3EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
Windows XP の場合:
1. 新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。 新しいハードウェアの検出ウィザードで Windows Update に接続するかを尋ねられた場合は
「いいえ、〜。」を選んで[次へ]をクリックします。
2.「EDIROL UM-3」と表示されていることを確認し「ソフトウェアを自動的にインストールする
(推奨)」を選んで[次へ]をクリックします。
※手順4で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「!」マークのダイア
ログが表示されます。[続行]をクリックしてインストールを続行します。
Windows 2000 の場合:
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「デジタル署名が見つ かりませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]をクリックしてインストールを
続行します。
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されます。
15.
[完了]をクリックします。
Driver Setup ダイアログで[閉じる]をクリックします。
16.
システム設定の変更ダイアログが表示された場合は[はい]をクリックしてください。Windows が 自動的に再起動します。
※手順4で「ドライバ署名オプション」の設定を変更しているときは、Windows が再起動したら、変
更前の設定に戻します。
以上でドライバのインストールが完了しました。 続いて、MIDI の処理をスムーズにするために、バックグラウンドの処理を優先する設定を行います。
(→『バックグラウンドの処理を優先する』(P.16))
15
■バックグラウンドの処理を優先する
MIDI の処理をスムーズにするために、次の手順で設定を行ってください。
Windows XP をお使いのとき
1.
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」からパフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、システム・アイコンをクリックします。
お使いの状態によっては、システム・アイコンが直接コントロールパネルに表示されているこ とがあります(クラシック表示)。そのときはシステム・アイコンをダブルクリックします。
詳細設定タブをクリックします。
2.
パフォーマンス枠の右側にある[設定]をクリックします。
3.
パフォーマンスオプション・ダイアログが開きます。
4.
詳細設定タブをクリックします。
fig.background-xp.eps70
5.
プロセッサのスケジュール枠の「バックグラウンドサービ ス」にチェック・マークをつけ、[OK]をクリックします。
システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックします。
6.
システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
次にドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.19))
16
Windows 2000 をお使いのとき
1.
Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
コントロールパネルにあるシステム・アイコンをダブルクリックします。
2.
詳細タブをクリックします。
3.
4.
パフォーマンス枠の右側にある[パフォーマンスオプション]をクリックします。 パフォーマンスオプション・ダイアログが開きます。
fig.background-2k.eps70
5.
アプリケーションの応答枠の「バックグラウンドサービス」 にチェック・マークをつけ、[OK]をクリックします。
6.
システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックします。 システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
次にドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.19))
17

Windows Me / 98 をお使いのとき

1.
UM-3EX を接続していない状態で Windows を起動します。 手順 10 まで UM-3EX は、コンピューターに接続しないでください
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお使 いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM を準備します。
3.
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
4.
Windows のスタート・メニューからファイル名を指定して実行を選んでください。 ファイル名を指定して実行ダイアログが開きます。
5.
表示されたダイアログの名前欄に次のように入力して[OK]をクリックします。 D:¥Driver¥Me98¥Setup.exe
※ ドライブ名 D: は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
6.
Driver Setup ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックします。
インストールを開始するために、再度[次へ]をクリックします。インストールが始まります。
7.
「ドライバをインストールする準備ができました。」というダイアログが開きます。
UM-3EXの操作
8.
UM-3EXの操作
9.
UM-3EXの操作
10.
「新しいハードウェアが見つかりました」と表示されます。そのまましばらくお待ちください。
※ UM-3EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
11.
Driver Setup ダイアログで[閉じる]をクリックします。
次にドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.19))
UM-3EX の MODE 切り替えスイッチMASTER に設定します。
UM-3EX の UNIT 番号切り替えスイッチ1 に設定します。
UM-3EX をコンピューターに接続します。
18

ドライバの設定

メディアプレーヤーなど、Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフトウェアで、 UM-3EX を使用するための設定を紹介します。 Windows 標準のデバイス設定を使用しないシーケンス・ソフトウェアでは、シーケンス・ソフト ウェア側でデバイス設定を行ってください。

Windows XP をお使いのとき

1.
サウンドとオーディオデバイスのプロパティ・ダイアログを開きます。
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」からサウンド、音声、およびオーディオデバイスをクリックしま
す。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、サウンドとオーディオデバイス・アイコン をクリックします。 お使いの状態によっては、サウンドとオーディオデバイス・アイコンが直接コントロールパネ
に表示されていることがあります(クラシック表示)。そのときはサウンドとオーディオデ バイス・アイコンをダブルクリックします。
オーディオ・タブをクリックします。
2.
fig.device-xp.eps25
MIDI 音楽の再生[既定のデバイス]欄の▼をクリックし、
3.
表示されるリストから MIDI デバイスを選びます。
「1:EDIROL UM-3 MIDI 1」を選ぶと、メディアプレーヤー
など Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ ソフトウェアで、UM-3EX の MIDI 1 の OUT/THRU コネク ターに接続した音源を鳴らせるようになります。
※ デバイス名の先頭の数字「1:」は、UM-3EXの UNIT 番号
です。UNIT番号切り替えスイッチの設定によって値が変わ ります。
4.
サウンドとオーディオデバイスのプロパティ・ダイアログを 閉じます。
[OK]をクリックしてください。
以上でドライバの設定が終わりました。
19

Windows 2000 / Me をお使いのとき

1.
サウンドとマルチメディアのプロパティ・ダイアログを表示します。
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるサウンドとマルチメディア・アイコンをダブルクリックします。 サウンドとマルチメディア・アイコンが表示されない場合は、左側のフレームから「すべての コントロールパネルのオプションを表示する」をクリックします。
オーディオ・タブをクリックします。
2.
fig.device-2k.eps25
MIDI 音楽の再生[優先するデバイス]欄の▼をクリック
3.
し、表示されるリストから MIDI デバイスを選びます。
「EDIROL UM-3 MIDI 1」を選ぶと、メディアプレーヤーなど
Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフ トウェアで、UM-3EX の MIDI 1 の OUT/THRU コネクター に接続した音源を鳴らせるようになります。
4.
サウンドとマルチメディアのプロパティ・ダイアログを閉じます。
[OK]をクリックしてください。
以上でドライバの設定が終わりました。
20

Windows 98 をお使いのとき

1.
マルチメディアのプロパティ・ダイアログを表示します。
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるマルチメディア・アイコンをダブルクリックします。
MIDI タブをクリックします。
2.
fig.device-98.eps25
[単一の機器]にチェック・マークをつけ、表示されるリス
3.
トから MIDI デバイスを選びます。
「EDIROL UM-3 MIDI 1」を選ぶと、メディアプレーヤーなど
Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフ トウェアで、UM-3EX の MIDI 1 の OUT/THRU コネクター に接続した音源を鳴らせるようになります。
4.
マルチメディアのプロパティ・ダイアログを閉じます。
[OK]をクリックしてください。
以上でドライバの設定が終わりました。
21

ドライバのインストールと設定(Macintosh)

ドライバをインストールする前に

ここでは 1 台の UM-3EX をインストールする手順を説明します。
Mac OS X をお使いの場合、1 台の Macintosh に最大 3 台までの UM-3EX を USB で同時接続でき ます。
※ 複数台接続は、Mac OS X のみ対応しています。詳しくは『UM-3EX を複数台接続する場合』
(P.40)を参照してください。
※ お使いのシステムによっては、CPU の処理速度、ハードディスク、メモリ、ソフトウェアのパ
フォーマンスの問題などで 2 台以上同時に使えないことがあります。
■接続時のご注意
Macintosh に UM-3EX を接続する前に、MODE 切り替えスイッチUNIT 番号切り替えスイッチの 設定を行います。
fig.single-install-m.eps65
MASTER
に設定
MODE 切り替えスイッチ MASTER に設定します。 UNIT 番号切り替えスイッチ 1 に設定します。
※ UM-3EX を Macintosh に接続した状態で MODE 切り替えスイッチUNIT 番号切り替えスイッチ
の切り替え操作を行わないでください。UM-3EX を Macintosh から一度はずしてから切り替えを行 い、再度接続してください。
1に設定
22

ドライバのインストールと設定

ドライバとは
「ドライバ」とは、Macintosh と UM-3EXが接続されているときに、Macintosh 上のアプリケー
ション・ソフトウェアと UM-3EX との間でデータのやりとりをするソフトウェアです。ドライバ は、アプリケーション・ソフトウェアからの情報を UM-3EX に送ったり、逆に UM-3EX からの情報 をアプリケーション・ソフトウェアに渡したりします。
お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。 以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Mac OS X をお使いのとき..................................................... P.24
Mac OS 9 をお使いのとき..................................................... P.28
UM-3EX 本体で操作する手順には マークがついています
UM-3EXの操作
23

Mac OS X をお使いのとき

■ドライバのインストール
最新 OS への対応状況、ドライバなどの情報については http://www.roland.co.jp/cs/ をご覧くださ い。
※ インストールの途中で認証ダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、[OK]をクリックし
てください。
※ お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
1.
UM-3EX を接続していない状態で Macintosh を起動します。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ
い。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
CD-ROM を準備します。CD-ROM を C D-ROM ドライブに入れます。
3.
4.
CD-ROM の Driver (Mac OS X)フォルダにある UM3USBDriver.pkg をダブルクリックします。
「インストール可能かどうかを判断するために、〜」と表示されることがあります。 [続ける]をクリックします。
5.
「ようこそ EDIROL UM-3 Driver インストールへ」と表示されます。 [続ける]をクリックします。
6.
「インストール先を選択」と表示されます。システムがインストールされているドライブをク
リックして選択し、[続ける]をクリックします。
※ ドライブは起動ディスクを選択してください。
「簡易インストール」と表示されます。
7.
[インストール]または[アップグレード]をクリックします。
「このソフトウェアをインストールすると、インストールが終了したときにコンピューターの再
8.
起動が必要になります。〜」と表示されます。
[インストールを続ける]をクリックします。
9.
「ソフトウェアが正常にインストールされました」と表示されます。 [再起動]をクリックして Macintosh を再起動します。
これで UM-3EX ドライバのインストールは終了しました。 次にドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.25))
24
■ドライバの設定
Macintosh 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフトウェアで、UM-3EX を使用するため の設定を紹介します。 Macintosh 標準のデバイス設定を使用しないシーケンス・ソフトウェアでは、シーケンス・ソフト ウェア側でデバイス設定を行ってください。
※ お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
UM-3EXの操作
1.
UM-3EXの操作
2.
UM-3EXの操作
3.
※ Macintosh 本体の USB 端子へ接続してください。キーボードの USB 端子には接続しないでください。 ※ UM-3EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
Macintosh のハードディスクのアプリケーション・フォルダのユーティリティ・フォルダから
4.
Audio MIDI 設定をダブルクリックし、Audio MIDI 設定ダイアログを開きます。
fig.osx-4.eps60
5.
MIDI 装置タブをクリックします。
Audio MIDI 設定ダイアログに 1:UM-3 が表示されていることを確認します。
6.
※ デバイス名の先頭の数字「1:」は、UM-3EXの UNIT 番号です。UNIT 番号切り替えスイッチの設
定によって値が変わります。
「1:UM-3」が表示されていない、または淡色表示されている場合、UM-3EX が正常に認識されてい
ません。MIDI を再スキャンをクリックしてください。また UM-3EX を抜き、差しなおしてくださ い。
※ バージョンの違うドライバをインストールした場合、以前の設定が残ってしまう場合があります。
その場合は淡色表示されている「1:UM-3」をクリックして選択し、装置を取り除くをクリックし て、設定を削除してください。
装置を追加を 3 回クリックします。
7.
新しい外部装置が 3 つ表示されます。
UM-3EX の MODE 切り替えスイッチMASTER に設定します。
UM-3EX の UNIT 番号切り替えスイッチ1 に設定します。
UM-3EX を 1 台だけ Macintosh に接続します。
5
MIDI装置をクリック
装置を追加をクリック
7
情報を見るをクリック
8
25
8.
それぞれの新しい外部装置について、装置名を設定します。
1. 追加した新しい外部装置をクリックして選択し、情報を見るをクリックします。
2. 装置名欄に、以下のように名前を入力します。
fig.osx-8.eps20
1番目の新しい外部装置 1:UM-3 1 2番目の新しい外部装置 1:UM-3 2 3番目の新しい外部装置 1:UM-3 3
※ 先頭の数字「1:」は UM-3EX の UNIT
番号を入力してください。
1:UM-3 アイコンと新しい外部装置アイコンのそれぞれの出力と入力を意味する▼と▲をマウス
9.
でドラッグして以下の図のように結びます。
fig.osx-9.eps75
マウスでドラッグして 結び付ける
Mac OS Ver.10.2 の場合:Audio MIDI 設定ダイアログを閉じてください。設定を完了します。
10.
Mac OS Ver.10.3 以降の場合:MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。手順 11 〜 14(P.27)を行ってください。
26
11.
設定をテストをクリックします。 マウスカーソルが の形に変わります。
fig.osx-11.eps35
設定をテストをクリック
1113
12 アイコンをクリック
12.
図の部分をクリックします。UM-3EX の対応する MIDI OUT インジケーターが点滅すれば正しく 設定ができています。
13.
再度設定をテストをクリックし、確認を終了します。
Audio MIDI 設定ダイアログを閉じます。
14.
シーケンス・ソフトウェアでお使いになるためのご注意
シーケンス・ソフトウェアなどでお使いになる前に、以下の内容を確認してください。
シーケンス・ソフトウェアを起動する前に、UM-3EX を Macintosh に接続しておいてください。 シーケンス・ソフトウェアの起動中に UM-3EX を Macintosh から抜かないでください。
シーケンス・ソフトウェアなどを終了してから、UM-3EX を抜いてください。 Mac OS X のクラシック(Classic)環境では動作いたしません。クラシック環境を起動し
ていない状態でお使いください。
27

Mac OS 9 をお使いのとき

■UM-3 ドライバのインストール
MIDI ドライバとして、OMS または FreeMIDI が必要です
CD-ROM に収録されている UM-3 ドライバは、OMS や FreeMIDI で UM-3EX を使用するための追 加モジュールになっています。 OMS は CD-ROM の OMS(Mac OS 9)フォルダのOMS 2.3.3J の中にあります。 OMS について詳しく知りたい場合は、同じフォルダにある OMS2.0JMac.pdf を参照してくださ い。
※ お使いのシーケンス・ソフトウェアにあわせて、OMS FreeMIDI のどちらかを Macintosh の起動
ディスクにあらかじめインストールしておく必要があります。
※ UM-3EX ドライバのインストール後に OMS をインストールした場合は、もう一度 UM-3EX ドライ
バのインストールを行ってください。
ドライバをインストールする前に、UM-3EX が Macintosh に接続されていると、Macintosh 起動後に以下のようなメッセージが表示されます。表示されるメッセージの内容に応じて以下 の手順を実行してください。
「USB 装置 UM-3に必要なドライバが使用できません。インターネット経由でドライバを
探しますか?」
と表示された場合:→[キャンセル]をクリックします。
1.
UM-3EX を接続していない状態で Macintosh を起動します。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ
い。
2.
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
3.
CD-ROM を準備します。CD-ROM を C D-ROM ドライブに入れてください。
CD-ROM の Driver J(Mac OS 9)フォルダ内の UM-3 Driver-J Installer アイコンをダブルクリッ
4.
クします。
28
5.
インストールする場所を確認して、[インストール]をクリックします。 インストールする場所の表示は、お使いの環境によって異なります。現在使用しているシステムの 起動ディスクが選択されていることを確認してください。
fig.os9-6.eps35
次のようなメッセージが表示される場合は、[続
6.
行]をクリックします。 他の起動中のソフトウェアが終了して、インス トールが続行されます。
「インストールが完了しました。」というダイアログが表示されます。
7.
[再起動]をクリックして Macintosh を再起動します。
続いてドライバの設定を行います。
OMS をお使いのとき...............................................................P.30
FreeMIDI をお使いのとき ....................................................... P.34
29
■OMS の設定
FreeMIDI をお使いの場合は、『FreeMIDI の設定』(P.34)へお進みください。
UM-3EXの操作
1.
UM-3EXの操作
2.
UM-3EXの操作
3.
※ Macintosh 本体の USB コネクターへ接続してください。キーボードの USB コネクターには接続し
ないでください。
※ UM-3EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
fig.oms-3.eps35
CD-ROM の Driver J(Mac OS 9)− OMS Setting フォルダを Macintosh のハードディス
4.
ク(起動ディスク)の Opcode OMS アプリケーション・フォルダにドラッグし、コ ピーします。
fig.oms-4.eps35
OMS がインストールされている場所(ハード・ディスク)にある Opcode − OMS アプリ
5.
ケーション・フォルダの中の OMS Setupをダブルクリックして起動します。
fig.oms-5.eps
6.
このようなダイアログが表示される場合は、[オ フにする]をクリックします。続いて、確認のダ
イアログが表示されますが、そのまま[OK]を クリックします。
※ アップル・メニューのセレクタで、AppleTalk
不使用にすることをお薦めします。
UM-3EX の MODE 切り替えスイッチMASTER に設定します。
UM-3EX の UNIT 番号切り替えスイッチ1 に設定します。
UM-3EX を Macintosh に接続します。
30
fig.oms-6.eps35
7.
新規セットアップ作成ダイアログが表示される場 合は、[キャンセル]をクリックします。
[OK]をクリックしてしまった場合には、次の画
面で[キャンセル]をクリックしてください。
fig.oms-7.eps35
8.
ファイル・メニューから開くを選びます。 手順 4 でコピーした OMS Setting フォルダの中
UM-3 ファイルを選択して[開く]をクリック します。 このような画面が表示されます。
31
fig.oms-8.eps35
が付いていれば設定が有効になっています
9.
編集メニューから OMS MIDI セットアップを選びます。 表示された OMS MIDI Setup ダイアログのバックグラン ドで MIDI 使用をチェックして、[OK]をクリックしま す。
fig.oms-9.eps35
ファイル・メニューからセットアップを有効にするを選
10.
択します。 セットアップを有効にするが選択できない場合は、すで に有効になっていますので、そのままでかまいません。
11.
MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。 スタジオ・メニューからテストを選択します。
32
fig.oms-11.eps35
12.
マウス・カーソルを MIDI 端子のアイコンに近付ける と、カーソルが♪の形に変わります。 図の MIDI 端子のアイコン上でクリックしてくださ い。UM-3EX の対応する MIDI OUT インジケーター が点滅すれば正しく設定ができています。
OMS Setup を終了します。
13.
ファイル・メニューから終了を選択します。AppleTalk の確認ダイアログが表示された場合は[OK] をクリックしてダイアログを閉じます。
33
■FreeMIDI の設定
UM-3EXの操作
1.
UM-3EXの操作
2.
UM-3EXの操作
3.
※ Macintosh 本体の USB コネクターへ接続してください。キーボードの USB コネクターには接続し
ないでください。
※ UM-3EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
CD-ROM の Driver J (Mac OS 9)− FreeMIDI Setting フォルダを Macintosh のハードディスク
4.
(起動ディスク)の FreeMIDI Applications フォルダにドラッグし、コピーします。
FreeMIDI がインストールされている場所(ハードディスク)の FreeMIDI Applications フォルダの
5.
中の FreeMIDI Setup アイコンをダブルクリックして起動します。
「OMS is installed on this computer...」というダイアログが開いたら、[FreeMIDI] をクリックしま
す。
6.
初回起動時には、以下のことを行ってください。
1.「Welcome to FreeMIDI!」と書かれたダイアログが開きます。
2. FreeMIDI Preferences ダイアログが開きます。
3. About Quick Setup ダイアログが開きます。
7.
File メニューから Open を選びます。 Open が選べない場合は、以下のことを行った後、もう一度、手順 5 から設定を行ってください。
1. File メニューから FreeMIDI Preferences を選びます。
2. Use OMS when available のチェックをはずします。
3. FreeMIDI を終了します。
手順 4 でコピーした FreeMIDI Setting フォルダ内の UM-3を選択して、[開く]をクリックします。
8.
MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。
9.
MIDI メニューから Check Connections を選択します。
UM-3EX の MODE 切り替えスイッチMASTER に設定します。
UM-3EX の UNIT 番号切り替えスイッチ1 に設定します。
UM-3EX を Macintosh に接続します。
[Continue]をクリックします。
[Cancel]をクリックします。
[Cancel]をクリックします。
34
fig.freemidi-10.eps
10.
マウス・カーソルが鍵盤の形に変わります。図の アイコン上でクリックしてください。UM-3EX の 対応する MIDI OUT インジケーターが点滅すれば 正しく設定ができています。
再度、MIDI メニューの Check Connections を選択し、チェックを終了します。
11.
File メニューから Quit を選択し、FreeMIDI Setup を終了します。
12.
35

基本的な使いかた

この章では UM-3EX の基本的な接続方法を用途別に説明します。

基本的な接続例と MIDI メッセージの流れ

MIDI キーボードや電子ピアノからシーケンス・ソフトウェアに MIDI メッセージを送信する

MIDI キーボードや電子ピアノの鍵盤などを演奏してコンピューター上のシーケンス・ソフトウェア に MIDI 録音する場合は、以下のように接続や設定を行います。
fig.connect-in.eps60
MIDIキーボード
シーケンス・ソフトウェアへ MIDIメッセージが送られます
コンピューターのUSB コネクターと接続します
MIDI デバイスの設定
MIDI 機器(MIDI キーボードや電子ピアノなど)を接続したコネクターに対応した MIDI デバイスを、 シーケンス・ソフトウェア側で選択してください。
THRU スイッチの設定
THRU スイッチOFF に設定します。 UM-3EX の MIDI IN コネクターに接続している MIDI 機器(MIDI キーボードや電子ピアノなど)か らの MIDI メッセージは、コンピューターへ送信されます。
※ 演奏中に THRU スイッチを切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
二度鳴りする場合(音源の音が重なって聞こえる場合)には、音源側でローカル・オフの設定をする、シーケンス・ソフトウェ
36
ア側でスルー機能をオフにするなどの設定を行ってください。設定方法についてはお使いの機器の説明書を参照してください。
THRUOFF
MIDIキーボードや電子ピアノ のMIDIOUT端子と接続します
電子ピアノ
MIDIメッセージの流れ

シーケンス・ソフトウェアから MIDI 音源や電子ピアノに MIDI メッセー ジを送信する

コンピューターのシーケンス・ソフトウェアなどから MIDI 音源や電子ピアノを演奏させる(音を鳴 らす)場合は、以下のように接続や設定を行います。
fig.connect-out.eps60
MIDI音源
シーケンス・ソフトウェアから MIDIメッセージが送られます
コンピューターのUSB コネクターと接続します
MIDIメッセージの流れ
MIDI デバイスの設定
MIDI 機器(MIDI 音源や電子ピアノなど)を接続したコネクターに対応した MIDI デバイスを、シー ケンス・ソフトウェア側で選択してください。
※ Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフトウェアでの設定方法については『ドラ
イバの設定』(P.19)を参照してください。
THRU スイッチの設定
THRU スイッチOFF に設定します。 コンピューターからの MIDI メッセージは、UM-3EX の MIDI OUT/THRU コネクターに接続してい る MIDI 機器(MIDI 音源や電子ピアノなど)へ送信されます。
※ 演奏中に THRU スイッチを切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
THRUOFF
MIDI音源や電子ピアノの MIDIIN端子と接続します
電子ピアノ
37

MIDI キーボードなどから MIDI 音源に MIDI メッセージを送信する

MIDI キーボードなどを演奏して MIDI 音源に MIDI メッセージを送信する場合には、以下のように接 続、設定します。 コンピューターと接続する必要はありません。
fig.connect-thru.eps60
MIDI音源などの MIDIIN端子と接続します。
THRUON
MIDIメッセージの流れ
MIDI デバイスの設定
コンピューターを使用しないため、MIDI デバイスの設定は不要です。
THRU スイッチの設定
THRU スイッチON に設定します。 UM-3EX の MIDI IN コネクターに接続している MIDI 機器(MIDI キーボードや電子ピアノなど)か らの MIDI メッセージは、UM-3EX の MIDI OUT/THRU コネクターに接続している MIDI 機器へ送信 されます。コンピューターと接続していても、コンピューターへは MIDI メッセージは送信されませ ん。
MIDI音源
MIDIキーボード
MIDIキーボードなどの MIDIOUT端子と接続します
※ 演奏中に THRU スイッチを切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
38
■THRU スイッチの ON/OFF 設定
THRU スイッチで、MIDI IN コネクターに接続している MIDI キーボードや電子ピアノからの
MIDI メッセージの送信先を切り替えることができます。接続をしなおす必要はありません。
THRU スイッチの設定 MIDI メッセージの送信先
OFF
ON
fig.thru.eps
※ 演奏中に THRU スイッチを切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
コンピューター(シーケンス・ソフトウェア)へ送信されます。 MIDI OUT/THRU コネクターに接続している MIDI 機器(MIDI
音源など)へ送信されます。
MIDIメッセージの流れ(THRUOFF)
MIDIメッセージの流れ(THRUON)
39
資料

UM-3EX を複数台接続する場合

Windows XP および Mac OS X をお使いの場合、1 台のコンピューターに最大 3 台までの UM-3 EX を USB で同時接続できます。お使いのシステムによっては、CPU の処理速度、ハードディスク、 メモリ、ソフトウェアのパフォーマンスの問題などで 2 台以上同時に使えないことがあります。
※ 複数台接続は、Windows XP 、Mac OS X のみ対応しています。
■UNIT 番号
UM-3EX を複数台接続してお使いになる場合は、UNIT 番号切り替えスイッチの設定を行う必要があ ります。それぞれの UM-3EX には異なる UNIT 番号を設定してください。 UNIT番号は MIDI デバイス名の先頭に「1:」や「2:」のように表示されます。
「1:」や「2:」の数字は、UNIT 番号切り替えスイッチの設定によって値が変わります。
『ドライバのインストール』(P.41)を参照して、ドライバのインストールを行ってください。
別売のラック・マウント・アダプター RAF-70 を利用すると、3 台まで並べて EIA-1U ラック にマウントできます。
fig.RackMount.eps40
40

ドライバのインストール

※ Winodows XP をお使いの場合、アカウントの種類がコンピュータの管理者であるユーザー名
(Administratorなど)で、Windows にログオンしてください 『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.12)、『ドライバのインストールと設定
1.
(Macintosh)』(P.22)を参照して、1 台のみインストールを行います。
※ 2 台目、3 台目の UM-3EX は接続しないでください。
2.
1 台目の UM-3EX をコンピューターからいったんはずします。
3.
2 台目、3 台目の UM-3EX の接続と設定を行います。
1. 2 台目、3 台目の UM-3EX の MODE 切り替えスイッチSLAVE に設定します。
2. 2 台目、3 台目の UM-3EX の UNIT 番号切り替えスイッチ2 または 3 に設定します。
3. 2 台目、3 台目の UM-3EX を 1 台目の UM-3EX 接続コネクターに接続します。
1 台目の UM-3EX をコンピューターに接続します。
4.
Windows XP の場合:
新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。
5.
Windows Update に接続するかを尋ねられた場合は「いいえ、〜。」を選んで[次へ]をクリックし ます。
「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」を選んで[次へ]をクリックします。
6.
「!」または「×」マークのダイアログが表示されたら、[続行]をクリックしてインストールを続
行します。続行できない場合は[OK]をクリックして「ドライバ署名オプション」の設定(P.14) を行い、手順 4 からやり直してください。
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されます。
7.
[完了]をクリックします。
8.
再び新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示された場合は、手順 5 〜手順 8 をくり 返します。
以上でドライバのインストールが完了しました。
Mac OS X の場合:
以上でドライバのインストールが完了しました。
『ドライバの設定』(P.25)にしたがって、2台目、3 台目の UM-3EX についてもドライバの設定を
行ってください。
41
接続例
■UM-3EX を 2 台使用する
fig.double.eps67
MASTER
に設定
コンピューターの USBコネクターに接続
1台目(MASTER)の UM-3EX接続コネクター に接続
MODE 切り替えスイッチと UNIT 番号切り替えスイッチの設定
コンピューターに接続する UM-3EX は MASTER に設定します。
MODE 切り替えスイッチ
UNIT 番号 切り替えスイッチ
※ UM-3EX をコンピューターに接続した状態で MODE 切り替えスイッチUNIT 番号切り替えスイッ
の切り替え操作を行わないでください。UM-3EX をコンピューターから一度はずしてから切り替
えを行い、再度接続してください。
UM-3EX 接続コネクターに接続する UM-3EX は SLAVE に設定します。
1 台目を 1 に設定します。
2 台目を 2 に設定します。
1に設定
1台目
SLAVE
に設定
2に設定
2台目
42
■UM-3EX を 3 台使用する
fig.triple.eps70
MASTER
に設定
コンピューター のUSBコネクター に接続
1に設定
1台目
SLAVE
に設定
2に設定
1台目(MASTER) のUM-3EX接続コ ネクターに接続
SLAVE
に設定
2台目
3に設定
3台目
MODE 切り替えスイッチと UNIT 番号切り替えスイッチの設定
MODE 切り替えスイッチ
UNIT 番号 切り替えスイッチ
※ UM-3EX をコンピューターに接続した状態で MODE 切り替えスイッチUNIT 番号切り替えスイッ
の切り替え操作を行わないでください。UM-3EX をコンピューターから一度はずしてから切り替
えを行い、再度接続してください。
コンピューターに接続する UM-3EX は MASTER に設定します。
UM-3EX 接続コネクターに接続する UM-3EX は SLAVE に設定します。
1 台目を 1 に設定します。 2 台目を 2 に設定します。
3 台目を 3 に設定します。
43
以下のような接続はしないでください。
SLAVE に設定した UM-3EX をコンピューターに接続
fig.ng-double.eps70
MASTERに
MASTER
MASTER
に設定
に設定
MASTERに 設定
設定
1台目
SLAVEに
SLAVEに
設定
設定
MASTER に設定した UM-3EX を UM-3EX 接続コネクターに接続
fig.ng-double.eps270
SLAVEに
SLAVEに
設定
設定
44

トラブルシューティング

トラブルが発生したら、まずこの章を読みましょう。トラブルを解決するためのヒントが書かれて います。この章の内容を確認しても解決しない場合は、ホームページへアクセスしてみてください。 最新の情報が用意されていることがあります。(http://www.roland.co.jp/cs/) それでも解決しない場合には、巻末の『お問い合わせの窓口』にお問い合わせください。
※ Windows や Macintosh 自体の操作については、お使いのコンピューターや OS の取扱説明書を参
照してください。
USB ドライバに関連したトラブル
正しくインストールできない
再度、『ドライバのインストールと設定』(Windows:P.12 / Macintosh:P.22)を参照して、 UM-3EX ドライバをインストールしてください。
UM-3EX は正しく接続されていますか?
UM-3EX がコンピューターに接続されているかを確認してください。
他の USB 機器が接続されていませんか ?
マウス、キーボード以外の USB 機器をコンピューターからはずした状態で、インストールを行って ください。
他のソフトウェアや常駐ソフトウェア(ウィルスチェックなど)が起動していませんか?
他のソフトウェアが起動していると、インストールが正しく行われないことがあります。必ずイン ストールの前に他のソフトウェアを終了させてください。
CD-ROM は、正しく CD-ROM ドライブに入っていますか?
UM-3EX に付属の CD-ROM が CD-ROM ドライブに入っていないと、インストールができません。 CD-ROM が正しくドライブに入っていることを確認してください。
ネットワークの CD-ROM ドライブからインストールしていませんか ?
ネットワークの CD-ROM ドライブからはインストールできません。
CD-ROM や CD-ROM ドライブのレンズが汚れていませんか?
CD-ROM や CD-ROM ドライブのレンズが汚れていると、インストーラーが正常に動作しないこと があります。市販の CD 専用クリーナーやレンズクリーナーでクリーニングしてください。
45
コンピューターの省電力設定はオフになっていますか?
省電力、パワー・セーブのための機能が有効になっている場合は、設定を解除してください。 解除方法はコンピューターの取扱説明書を参照してください。
ハードディスクに十分な空き容量がありますか ?
不要なファイルを削除して空き容量を増やしてください。ファイルを削除した後、ごみ箱を空にし てください。
コンピューターや USB ハブの電源供給に余裕がありますか?
UM-3EX への電源供給が不足すると接続できません。次のケースに該当していないか確認してくだ さい。
バッテリーで動作しているノートコンピューターでお使いの場合、コンピューターによっては動作 が不安定になることがあります。その場合は、コンピューターに AC アダプターを接続してお使い ください。 コンピューターの省電力モードによっては、USB に対する電力供給を制限する場合があります。コ
ンピューターの設定条件を見直してください。 バス電源ハブ(電源を内蔵しないハブ)では、UM-3EX を使用できない場合があります。自己電源
ハブ(電源を内蔵しているハブ)をお使いください。
コンピューターで USB が使用可能になっていますか?
お使いのコンピューターの取扱説明書を参照し、USB が使用可能になっているかを確認してくださ い。
お使いのコンピューターが USB 規格を満たしていますか?
電気的に USB 規格を満たしていないコンピューターをお使いの場合は、動作が不安定になることが あります。その場合は電源を内蔵した USB ハブを接続することによって問題が解決することがあり ます。
デバイス マネージャに「その他のデバイス」「不明なデバイス」「?/!/ ×がついたデバイス」はありま せんか?(Windows)
ドライバのインストールが正常に完了しなかった場合、インストールされたドライバが不完全なま まで残ってしまうことがあります。 再度『ドライバのインストール』(P.13)を参照してドライバのインストールを行ってください。
OMS または FreeMIDI はインストールされていますか?(Mac OS 9)
Mac OS 9 では、OMS または FreeMIDI がインストールされていないと、UM-3 ドライバをインス トールすることができません。OMS または FreeMIDI をインストールしてください。
46
ドライバをインストールしたのにドライバのファイルを要求される(Windows)
コンピューターに接続する UM-3EX の MODE 切り替えスイッチが SLAVE になっていませんか?
UM-3EX の MODE 切り替えスイッチMASTER に設定し、接続しなおしてください。
ドライバをインストールした時と違う USB コネクターに UM-3EX を接続しませんでしたか?
お使いのコンピューターや USB ハブに 2 つ以上の USB コネクターが装備されている場合、UM­3EX を接続する USB コネクターを変更すると、すでにドライバがインストールされているコン ピューターでもドライバのファイルを要求される場合があります。 この動作は異常ではありません。 以下の手順にしたがってドライバをインストールしてください。
1.
UM-3EX をコンピューターに接続します。
Windows XP の場合:
1. 新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。 Windows Update に接続するかを尋ねられた場合は「いいえ、〜。」を選んで[次へ]をク リックします。
2.「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」を選んで[次へ]をクリックします。
「!」または「×」マークのダイアログが表示されたら、[続行]をクリックしてインストール
を続行します。続行できない場合は[OK]をクリックしてドライバのインストールをやり直 してください。(→『ドライバのインストール』(P.13))
Windows 2000 の場合:
「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが表示されたら、[はい]をクリックし
てインストールを続行します。続行できない場合は[OK]をクリックしてドライバのインストール をやり直してください。(→『ドライバのインストール』(P.13))
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されます。
2.
[完了]をクリックします。
システム設定の変更ダイアログが表示された場合は[はい]をクリックしてください。Windows
2.
が自動的に再起動します。
上記の手順でインストールが完了できなかった場合、ドライバのインストールをやり直してくださ い。(→『ドライバのインストール』(P.13))
47
Windows XP/2000 で「ハードウェアのインストール」、「デジタル署名 が見つかりませんでした」ダイアログが表示される(Windows)
「ドライバ署名オプション」の設定を行いましたか?
ドライバをインストールする/再インストールするには、「ドライバ署名オプション」の設定( P.14)を行う必要があります。
「新しいハードウェアの検索ウィザード」が自動的に行われない 「新しいハードウェアの検索ウィザード」が途中で終わってしまう
「不明なデバイスが見つかりました」というダイアログが開いてドライバをインストールすることができない
(Windows)
USB ケーブルが正しく接続されていますか?
UM-3EX がコンピューターに正しく接続されているかを確認してください。 USB 接続をしてから、UM-3EX を認識するまでに 15 秒程度(あるいはそれ以上)かかる場合があ ります。
コンピューターや USB ハブの電源供給に余裕がありますか?
UM-3EX への電源供給が不足すると接続できません。次のケースに該当していないか確認してくだ さい。
バッテリーで動作しているノートコンピューターでお使いの場合、コンピューターによっては動作
が不安定になることがあります。その場合は、コンピューターに AC アダプターを接続してお使い ください。 コンピューターの省電力モードによっては、USB に対する電力供給を制限する場合があります。コ
ンピューターの設定条件を見直してください。 バス電源ハブ(電源を内蔵しないハブ)では、UM-3EX を使用できない場合があります。自己電源
ハブ(電源を内蔵しているハブ)をお使いください。
コンピューターで USB が使用可能になっていますか?
お使いのコンピューターの取扱説明書を参照し、USB が使用可能になっているかを確認してくださ い。
お使いのコンピューターが USB 規格を満たしていますか?
電気的に USB 規格を満たしていないコンピューターをお使いの場合は、動作が不安定になることが あります。その場合は電源を内蔵した USB ハブを接続することによって問題が解決することがあり ます。
48
OMS、FreeMIDI の設定時に UM-3EX が検出されない(Mac OS 9)
UM-3EX は認識されていますか?
UM-3EX を接続しなおしてください。 他の USB 機器を接続している場合は、UM-3EX のみを接続してください。
Macintoshで UM-3EX の認識や初期化が正常に行われていない可能性があります。UM-3EXを接続し
たまま Macintosh を再起動してください。それでも認識されない場合は、Macintosh を終了しま す。その後、Macintosh を起動しなおしてください。
Macintosh のキーボードにある USB コネクターに接続すると、UM-3EX は認識されません。 Macintosh 本体の USB コネクターに接続してください。
49
ドライバの削除方法
手順どおりにドライバをインストールできなかった場合などには、UM-3EX がコンピューターで正 しく認識されないことがあります。その場合、誤認識されているドライバを削除する必要がありま す。次の手順に従ってドライバの削除、再インストールを行ってください。
Windows をお使いの場合
1.
UM-3EX を接続していない状態で、Windows を起動します。 USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ い。
※ Windows XP/2000 をお使いの場合は、アカウントの種類がコンピューターの管理者であるユー
ザー名(Administratorなど)でログオンしてください。 CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
2.
Windows のスタート・メニューからファイル名を指定して実行を選びます。
3.
ファイル名を指定して実行ダイアログの名前欄に次のように入力して[OK]をクリックします。
Windows XP/2000: D:¥Driver¥XP2k¥Uninstal.exe Windows Me/98: D:¥Driver¥Me98¥Uninstal.exe
※ ドライブ名 D: は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
4.
表示されるダイアログの指示に従って、アンインストールを行ってください。
50
Macintosh(Mac OS X)をお使いの場合
1.
すべての USB ケーブルをはずした状態で Macintosh を起動します。 USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ い。
CD-ROM を Macintosh の CD-ROM ドライブに入れます。
2.
CD-ROM の Driver (Mac OS X)フォルダにある「UM3Uninstaller」をダブルクリックします。
3.
4.
「EDIROL UM-3 ドライバを削除します。」と表示されますので、[Uninstall]をクリックします。
その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
5.
「ドライバを削除します。よろしいですか?」と表示されますので、[OK]をクリックします。
6.
「認証」ダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。 「アンインストールが完了しました。」と表示されますので、[Restart]をクリックして
7.
Macintosh を再起動します。
Macintosh(Mac OS 9)をお使いの場合
すべての USB ケーブルをはずした状態で Macintosh を起動します。
1.
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ い。
2.
システムフォルダ機能拡張フォルダから「USB UM-3 Driver」ゴミ箱にドラッグして削除し ます。
3.
システムフォルダOMS Folder から 「UM-3」ゴミ箱にドラッグして削除します。 または、システムフォルダFreeMIDI Folder から「UM-3 Driver」 ゴミ箱にドラッグして削除し ます。
Macintosh を再起動します。
4.
51
UM-3EX 使用時のトラブル
MIDI の再生中に音が途切れる
Windows XP/2000 で、「バックグラウンドの処理を優先する」を行いましたか ?
MIDI の処理をスムーズにするために、『バックグラウンドの処理を優先する』(P.16)の設定を行っ てください。
USB ケーブルを抜き差ししませんでしたか?
UM-3EX を使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終了し、UM-3EX を接続しなおしてく ださい。
コンピューターがスタンバイ(サスペンド)状態やスリープ状態になりませんでしたか?
復帰後に UM-3EX を使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終了し、UM-3EX を接続しな おしてください。
複数のソフトウェアを起動していませんか?
複数のソフトウェアを同時に起動すると、エラー・メッセージが表示されることがあります。この 場合は、使用していないソフトウェアを終了してください。 Windows では、ソフトウェアのウィンドウを閉じていても、タスクバーに残っていると起動してい ることになりますので、タスクバーに表示されている不要なソフトウェアを終了してください。
再生/録音が途中で停止し、その後再生/録音ができない
UM-3EX を使用中に CD-ROM ドライブやネットワークにアクセスするなど、負荷が重い処理を行い ませんでしたか?
UM-3EX を使用中に負荷の大きい処理を行うと、正しく動作しない場合があります。このような場 合は、いったん再生/録音を中止して、再度、再生/録音を開始してください。それでも再生/録 音が正しくできない場合は、UM-3EX を使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終了し、 UM-3EX を接続しなおしてください。
52
OS の動作が不安定になる
接続した状態でコンピューターを起動すると、動作が不安定になる
UM-3EX を接続しない状態でコンピューターを起動して、その後 UM-3EX を接続してください。 USB キーボードをお使いのコンピューターで、UM-3EX を接続した状態でコンピューターを起動す ると、動作が不安定になる場合があります。そのような場合は、UM-3EX を接続しない状態でコン ピューターを起動して、その後 UM-3EX を接続してください。
53

主な仕様

UM-3EX:USB MIDI インターフェース
● コントローラー
THRU スイッチ 1 THRU スイッチ 2 THRU スイッチ 3 MODE 切り替えスイッチ UNIT番号切り替えスイッチ
● 接続端子
MIDI IN コネクター× 3(3 系統) MIDI OUT/THRU コネクター× 3(3 系統) USB ケーブル UM-3EX 接続コネクター× 2
●電源
USB ケーブルから取得
● 消費電流
90mA
● 外形寸法
138(幅)×67(奥行)× 42(高さ)mm
●質量
210g
● 付属品
取扱説明書 CD-ROM ローランド ユーザー登録カード
※ 製品の仕様および外観、内容は、改良のため予告なく変更することがあります。
54
索引
F
FreeMIDI ................................................................ 28, 34
M
MASTER ....................................................... 10, 12, 22
MIDI IN インジケーター ............................................... 8
MIDI IN コネクター ....................................................... 8
MIDI OUT インジケーター .......................................... 8
MIDI OUT / T HRU コネクター ................................ 8
MIDI 音楽の再生 ............................................... 19 〜 20
MIDI 装置 ....................................................................... 25
MODE 切り替えスイッチ ........ 10, 12, 22, 42 〜 43
O
OMS ........................................................................ 28, 30
R
RAF-70 .......................................................................... 40
S
SLAVE ........................................................................... 10
T
THRU スイッチ ..................................................... 8 〜 9
U
UM-3EX 接続コネクター ........................................... 11
UNIT番号切り替えスイッチ 11 〜 12, 22, 42 〜 43
USB インジケーター .................................................... 9
USB ケーブル ............................................................... 10
既定のデバイス ............................................................ 19
サウンドとオーディオデバイスのプロパティ ...... 19
サウンドとマルチメディアのプロパティ .............. 20
システムのプロパティ ........................................ 13, 16
スレーブ ........................................................................ 10
設定をテスト ................................................................ 27
装置を追加 .................................................................... 25
ドライバ ................................................................. 13, 23
ドライバ署名オプション ........................................... 14
二度鳴り ........................................................................ 36
バックグラウンドサービス ............................ 16 〜 17
パフォーマンスオプション ....................................... 17
55
マスター ......................................................................... 10
マルチメディアのプロパティ ................................... 21
優先するデバイス ........................................................20
ラック・マウント・アダプター ............................... 40
ローカル・オフ ............................................................ 36
56
MEMO
57
58
ローランド製品全般に関するお問い合わせ先
デジタル・ピアノ、シンセサイザー、デジタル・レコーダー、BOSSエフェクターなど
お客様相談センター
コンピューター・ミュージック関連製品に関するお問い合わせ先
オーディオ&MIDIインターフェース、DTM音源モジュール、DTMソフトウェアなど
DTMホットライン
電話受付時間: 午前10時〜午後5時(日曜および弊社規定の休日を除く)
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に0000  (ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
050-3101-2555
050-3101-2570
修理に関するお問い合わせ先
商品をお求めの販売店か、「修理の窓口」(サービスの窓口)(P.59)に記載の サービスステーションへご相談ください。
最新サポート情報
よくある質問への回答、各種ソフトウェアのダウンロード、最新の動作確認情報など
ローランド・サポート
製品情報やイベント/キャンペーン情報など
ローランド・ホームページ
http://www.roland.co.jp/cs/
http://www.roland.co.jp/
'05.10.1現在
修理の窓口
※これらの窓口の名称、所在地、電話番号は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
修理に関するお問い合わせは・・・
商品をお求めの販売店か、下記のサービスステーションまでご相談ください。 なお、保証期間内の場合は保証書を添えてご依頼ください。 受付時間:10:00〜17:00(土日祝日、および弊社規定の休日を除く) かけ間違いのないよう、番号をお確かめのうえお問い合わせください。
東京サービスステーション TEL(03)3251-1391
浜松サービスステーションTEL(053)437-3212
大阪サービスステーションTEL(06)6258-2066
  
〒101-0041東京都千代田区神田須田町2-7 タームスビル9F
〒433-8118浜松市高丘西4-7-19
〒541-0053大阪市中央区本町3-2-6 フーバー本町ビル1F
  
05.7.1現在
59
987
●取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.
03909512 2MP
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