取扱説明書
このたびは USB MIDI インターフェース UM-1EX をお買い上げいただき、まことにありがとう
ございます。
201
この機器を正 しくお使いいただ くために、ご使用前に「安全上のご注意」
(P. 2、3)と「使用上のご注意」(P. 4)をよくお読みください。また、こ
の機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお
読みください。取扱 説明書は必要なと きにすぐに見ることができるよう、
手元に置いてください。
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
2005 ローランド株式会社
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について 警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取
扱説明書をよく読んでください。
.................................................................................................
002a
● この機器を分解したり、改造したりしない
でください。
.................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書
かれていないことは、絶対にしないでくだ
さい。必ず お買 い上げ店またはロ ーラン
ド・サービスに相談してください。
.................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
004
● 次 のような 場所で の使用や保存はしな い
でください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当た
る場所、暖房機器の近く、発熱する機器
の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床
など)や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
.................................................................................................
●の中に描かれています。
2
警告
007
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所
に設置しないでください。必ず安定した水
平な場所に設置してください。
.................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュー スなど)を
絶対に入れないでください。
.................................................................................................
012d
● 次のような場合は、直ちに USB 接続をは
ずし てお 買い上げ店ま たはロ ーラ ンド・
サービスに修理を依頼してください。
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれた
りしたとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
.................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子
様の取り扱いやいたずらに注意してくださ
い。必ず大人のかたが、監視/指導してあ
げてください。
.................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝
撃を与えないでください。
.................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオCD プレー
ヤーで再生しないで下さい。大音量によっ
て耳を痛めたり、スピーカーを破損する恐
れがあります。
.................................................................................................
注意
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にな
らないように配慮してください。特に、コー
ドやケーブル類は、お子様の手が届かない
ように配慮してください。
.................................................................................................
006
● この機器の上に乗 ったり、機器の上に重い
ものを置かないでください。
.................................................................................................
108c
● この機器を移動す るときは、外部機器との
接続を外してください。
.................................................................................................
3
使用上のご注意
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
設置について
352a
● テレ ビやラ ジオ の近くでこの機 器を 動作さ せる
と、テレビ画面に 色ムラが出た り、ラジオから雑
音が出ること があります。この 場合は、この機器
を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの 無線機器を本機の 近くで使用する
と、着信時や発信 時、通話時に本機 から雑音が出
ることがあり ます。この場合は、そ れらの機器を
本機から遠ざ けるか、もしくは電源 を切ってくだ
さい。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉
め切った車内などに放置しないでください。変形、
変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度 の違う場所に移動 すると、内部に水
滴がつく(結露)こ とがあります。そ のまま使用
すると故障の原因になりますので、数時間放置し、
結露がなくなってから使用してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅
く絞った布で 汚れを拭き取って ください。汚れが
激しいときは、中 性洗剤を含んだ布 で汚れを拭き
取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の 原因となるベンジ ン、シンナーおよ
びアルコール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの 機器を分解、改造 された場合、以後
の性能につい て保証できな くなります。また、修
理をお断りする場合もあります。
453a
● 当社では、この製 品の補修用性能 部品(製品の機
能を維持するために必要な部品)を、製造打切後6
年間保有してい ます。この部品保有 期間を修理可
能の期間とさ せていただきま す。なお、保有期間
が経過した後も、故 障箇所によって は修理可能の
場合がありま すので、お買い上げ 店、または最寄
りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因に なりますの で、ボタン、つまみ、入
出力端子などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き 差しは、ショートや 断線を防ぐた
め、プラグを持ってください。
558b
● 音楽をお楽しみ になる場合、隣近所 に迷惑がかか
らないように、特 に夜間は、音量に十 分注意して
ください。
559b
● 輸送や引っ越し をするときは、機器 を緩衝材など
で十分に梱包してください。そのまま移動すると、
傷、破損、故障などの原因となります。
559c
● この機器が入って いた梱包箱や緩衝 材を廃棄する
場合、各市町村のゴ ミの分別基準に 従って行って
ください。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏 面(信号面)に触れ たり、傷をつけ
たりしないでく ださい。データの読 み出しがうま
くいかないことがあります。ディスクの汚れは、市
販の CD 専用クリーナーでクリーニングしてくだ
さい。
4
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です。
206e
※ 本書では Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows ®operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple Computer, Inc. の登録商標です。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
231
※ OMS は、米国 Opcode Systems, Inc. の登録商標です。
232
※ FreeMIDI は、米国 Mark of the Unicorn 社の商標です。
5
パッケージ内容を確認しよう
UM-1EX には次の内容物が含まれています。パッケージを開けたら、まず、すべての内容物があ
るかどうかを確認しましょう。不足している場合は、お買い上げになった販売店までご連絡くだ
さい。
USB MIDI インターフェース UM-1EX
CD-ROM
UM-1EX をお使いになるためのドライバが収録されています。
取扱説明書
本書です。常に手元に置いて、いつでも参照できるようにしましょう。
ローランド ユーザー登録カード(はがき)
UM-1EX のユーザーとして登録していただくためのカードです。
6
目次
各部の名称とはたらき ............................................................................................8
ドライバのインストールと設定(Windows).......................................................10
ドライバのモードについて .............................................................................................................. 10
ドライバのインストール...................................................................................................................11
Windows XP / 2000 をお使いのとき............................................................................... 11
Windows Me / 98 をお使いのとき.................................................................................... 16
ドライバの設定 ...................................................................................................................................17
Windows XP をお使いのとき ...............................................................................................17
Windows 2000 / Me をお使いのとき ..............................................................................18
Windows 98 をお使いのとき ................................................................................................19
ドライバのインストールと設定(Macintosh).....................................................20
ドライバのモードについて .............................................................................................................. 20
ドライバのインストールと設定 ......................................................................................................20
Mac OS X をお使いのとき ....................................................................................................21
Mac OS 9 をお使いのとき..................................................................................................... 25
基本的な使いかた ................................................................................................. 32
基本的な接続例と MIDI メッセージの流れ................................................................................... 32
MIDI キーボードや電子ピアノからシーケンス・ソフトウェアに
MIDI メッセージを送信する .........................................................................................32
シーケンス・ソフトウェアから MIDI 音源や電子ピアノに
MIDI メッセージを送信する .........................................................................................33
MIDI キーボードなどから MIDI 音源に MIDI メッセージを送信する............................ 34
資料 .......................................................................................................................36
標準ドライバ・モードについて ......................................................................................................36
標準ドライバのインストール ................................................................................................36
標準ドライバの設定 .................................................................................................................36
トラブルシューティング ......................................................................................37
主な仕様................................................................................................................ 45
7
各部の名称とはたらき
fig.panel
3
1
2
1
USB ケーブル
コンピューターの USB コネクターと接続します。
2
USB インジケーター
UM-1EX をコンピューターに接続後、UM-1EX がコンピューターに認識された状態になると点灯
します。
コンピューターに認識されるにはドライバのインストールと設定が必要です。
(→『ドライバのインストールと設定』Windows(P.10)/ Macintosh(P.20 ))
3
ADVANCE (モード切り替え)スイッチ
動作モードを、アドバンス・モード または標準ドライバ・モード に切り替えます。
※ 標準ドライバ・モードは Windows XP SP2 以降、Mac OS X のみ対応しています。
98 /Me/2000 /XP/XP SP1、Mac OS 9をお使いの場合は、ADVANCE(モー
Windows
ド切り替え)スイッチを必ず ON に設定してからコンピューターに接続してお使いください。
製品専用の MIDI ドライバを使用するモードです。
ON
(アドバンス・モード)
OFF
(標準ドライバ・モード)
専用ドライバを使用することで、*FPT 技術を使用して高速/高機能な
MIDI 転送をすることができます。
このモードでお使いになることをお勧めします。
OS が提供する標準 MIDI ドライバを使用するモードです。
専用ドライバのインストールなしでお使いいただけます。
4
5
7
*FPT=Fast Processing Technology of MIDI Transmission の略
6
8
8
4
THRU スイッチ
UM-1EX の MIDI IN ケーブルからの MIDI メッセージの出力先を切り替えます。
■THRU スイッチの ON/OFF 設定
THRU スイッチで、MIDI IN ケーブルに接続している MIDI キーボードや電子ピアノからの MIDI
メッセージの送信先を切り替えることができます。接続をしなおす必要はありません。
スイッチの設定 MIDI メッセージの送信先
OFF UM-1EX の M IDI IN ケーブルからのMIDI メッセージは、コンピューター
(シーケンス・ソフトウェア)に出力されます。通常はこの設定で使用します。
ON
※ 演奏中に THRU スイッチを切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
5
MIDI OUT インジケーター
THRU スイッチが OFF の状態で、コンピューター側からの MIDI メッセージを送信すると点灯
します。
6
MIDI OUT ケーブル(CONNECT TO MIDI IN)
音源など、コンピューターで演奏させる機器の MIDI IN 端子と接続しま
す。
7
MIDI IN インジケーター
THRU スイッチが OFF の状態で、MIDI IN に接続した機器側からの MIDI メッセージを受信す
ると点灯します。
8
MIDI IN ケーブル(CONNECT TO MIDI OUT)
MIDI キーボードなど、コンピューターに MIDI メッセージを送信する機
器の MIDI OUT 端子と接続します。
UM-1EX の M IDI IN ケーブルからのMIDI メッセージは、UM-1EX の MIDI
OUT ケーブ
する場合は ON に設定します。
ルから出力されます。シーケンス・ソフトウェアを使わないで演奏
MIDIメッセージの流れ(THRUOFF)
MIDIメッセージの流れ(THRUON)
9
ドライバのインストールと設定(Windows)
ドライバのモードについて
ドライバとは
ドライバ とは、コンピューターと UM-1EX が接続されているときに、コンピューター上のアプリ
ケーション・ソフトウェアと UM-1EX との間でデータのやりとりをするソフトウェアです。ドラ
イバは、アプリケーション・ソフトウェアからの情報を UM-1EX に送ったり、逆に UM-1EX か
らの情報をアプリケーション・ソフトウェアに渡したりします。
ドライバのモードについて
UM-1EX にはアドバンス・モード と標準ドライバ・モード の 2 つの動作モードがあり、それぞれ
使用するドライバが異なります。
※ 標準ドライバ・モードは Windows XP SP2 以降のみ対応しています。
ON
(アドバンス・モード)
OFF
(標準ドライバ・モード)
98 /Me/2000 /XP/XP SP1 をお使いの場合は、ADVANCE(モード切り替え)
Windows
スイッチを必ず ON に設定してからコンピューターに接続してお使いください。
製品専用の MIDI ドライバを使用するモードです。
専用ドライバを使用することで、*FPT 技術を使用して高速/高機能な
MIDI 転送をすることができます。
このモードでお使いになることをお勧めします。
(→『ドライバのインストール』(P.11))
OS が提供する標準 MIDI ドライバを使用するモードです。
専用ドライバのインストールなしでお使いいただけます。
(→『標準ドライバのインストール』(P.36))
*FPT=Fast Processing Technology of MIDI Transmission の略
10
ドライバのインストール
お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。
以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Windows XP / 2000 をお使いのとき............................................. P.11
•
•
Windows Me / 98 をお使いのとき ................................................. P.16
UM-1EX 本体で操作する手順には マークがついています。
Windows XP / 2000 をお使いのとき
UM-1EX を接続していない状態で Windows を起動します。
1.
手順 13(P.13)まで UM-1EX は、コンピューターに接続しないでください。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてく
ださい。
※ アカウントの種類がコンピュータの管理者であるユーザー名(Administrator など)で、
Windows にログオンしてください
システムのプロパティ ・ダイアログを開きます。
2.
Windows XP の場合:
1. Windows の スタート・メニューから コントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」から パフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、 システム・アイコンをクリックします。
お使いの状態によっては、システム ・アイコンが直接コントロールパネル に表示されているこ
とがあります(クラシック表示)。そのときはシステム ・アイコンをダブルクリックします。
Windows 2000 の場合:
1. Windows の スタート・メニューから 設定| コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにある システム・アイコンをダブルクリックします。
3.
ハードウェア・タブをクリックし、続けて [ドライバの署名]をクリックします。
ドライバ署名オプション・ダイアログが開きます。
4.
ドライバ署名オプション ・ダイアログで「無視」 を選び、[OK]をクリックします。
現在の設定が「警告」または「ブロック」であった場合は、ここでは「無視」 に設定し、ドライ
バのインストールが完了したら変更前の設定に戻してください。
UM-1EXの操作
11
5.
[OK] をクリックして、システムのプロパティ ・ダイアログを閉じます。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
6.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお
使いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
7.
※
「この種類のファイルのディスクを挿入したり〜。」
リックします。
8.
Windows の スタート ・メニューから ファイル名を指定して実行 を選びます。
9.
ファイル名を指定して実行ダイアログの 名前欄に次のように入力して [OK]をクリックします。
D:¥Driver¥XP2k¥Setup.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
10.
Driver Setup ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックします。
インストールを開始するために再度 [次へ]をクリックします。インストールが始まります。
11.
Windows XP の場合:
手順 4 で 「ドライバ署名オプション」の設定が 「無視」になっていないと 「!」または「×」
マークのダイアログが表示されます。[続行]ボタンが表示されている場合は、[続行]をク
リックしてインストールを続行します。続行できない場合は[OK] をクリックしてドライバ
のインストールを手順 1 からやり直してください。
Windows 2000 の場合:
手順 4 で 「ドライバ署名オプション」の設定が 「無視」になっていないと 「デジタル署名が
見つかりませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]ボタンが表示されている
場合は、[はい]をクリックしてインストールを続行します。続行できない場合は、[OK]を
クリックしてドライバのインストールを手順 1 からやり直してください。
「ドライバをインストールする準備ができました。」 というダイアログが開きます。
ドライバをインストールする準備ができました。
UM-1EXの操作
12.
※ ADVANCE(モード切り替え)スイッチを OFF にしていると、以下の手順通りにインストー
ルが行われません。
Windows
スイッチを必ず ON に設定してからコンピューターに接続してお使いください。
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチを ON に設定します。
98 /Me/2000 /XP/XP SP1 をお使いの場合は、ADVANCE(モード切り替え)
と表示された場合には、
[キャンセル]
をク
12
UM-1EXの操作
13.
UM-1EX をコンピューターに接続します。
「新しいハードウェアが見つかりました」 と表示されます。そのまましばらくお待ちください。
※ UM-1EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
Windows XP の場合:
1. 新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。
新しいハードウェアの検出ウィザードで Windows Update に接続するかを尋ねられた場合は
「いいえ、〜。」を選んで [次へ]をクリックします。
2.「EDIROL UM-1」と表示されていることを確認し 「ソフトウェアを自動的にインストールする
(推奨)」を選んで [次へ]をクリックします。
※手順4で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「!」マークのダ
イアログが表示されます。[続行]をクリックしてインストールを続行します。
Windows 2000 の場合:
手順 4 で 「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと 「デジタル署名が
見つかりませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]をクリックしてインス
トールを続行します。
14.
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されます。
[完了]をクリックします。
Driver Setup ダイアログで [閉じる]をクリックします。
15.
以上でドライバのインストールが完了しました。
システム設定の変更 ダイアログが表示された場合は[はい] をクリックしてください。Windows
が自動的に再起動します。
※手順4で
「ドライバ署名オプション」
更前の設定に戻します。
以上でドライバのインストールが完了しました。
続いて、MIDI の処理をスムーズにするために、バックグラウンドの処理を優先する設定を行いま
す。(→『バックグラウンドの処理を優先する』(P.14)
の設定を変更しているときは、Windows が再起動したら、変
13
■バックグラウンドの処理を優先する
MIDI の処理をスムーズにするために、次の手順で設定を行ってください。
Windows XP をお使いのとき
1.
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
1. Windows の スタート・メニューから コントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」から パフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、 システム・アイコンをクリックします。
お使いの状態によっては、システム ・アイコンが直接コントロールパネル に表示されているこ
とがあります(クラシック表示)。そのときはシステム ・アイコンをダブルクリックします。
詳細設定 タブをクリックします。
2.
パフォーマンス枠の右側にある [設定]をクリックします。
3.
パフォーマンスオプション ・ダイアログが開きます。
4.
詳細設定タブをクリックします。
fig.background
5.
プロセッサのスケジュール枠の 「バックグラウン
ドサービス」にチェック・マークをつけ、[OK]
をクリックします。
システムのプロパティ ・ダイアログで[OK] をクリックします。
6.
システムのプロパティ ・ダイアログが閉じます。
次にドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.17))
14
Windows 2000 をお使いのとき
1.
Windows の スタート・メニューから 設定| コントロールパネルを選びます。
コントロールパネルにある システム・アイコンをダブルクリックします。
2.
詳細 タブをクリックします。
3.
4.
パフォーマンス枠の右側にある [パフォーマンスオプション]をクリックします。
パフォーマンスオプション・ダイアログが開きます。
fig.background
5.
アプリケーションの応答枠の 「バックグラウン
ドサービス」にチェック・マークをつけ、
[OK]をクリックします。
6.
システムのプロパティ・ダイアログで [OK]をクリックします。
システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
次にドライバの設定を行います。(→ 『ドライバの設定』(P.17))
15
Windows Me / 98 をお使いのとき
1.
UM-1EX を接続していない状態で Windows を起動します。
手順 9 まで UM-1EX は、コンピューターに接続しないでください 。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお
使いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM を準備します。
3.
CD-ROM を、コンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
4.
Windows の スタート・メニューから ファイル名を指定して実行を選んでください。
ファイル名を指定して実行ダイアログが開きます。
5.
表示されたダイアログの名前欄に次のよう入力して [OK]をクリックします。
D:¥Driver¥Me98¥Setup.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
6.
Driver Setup ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックします。
インストールを開始するために、再度 [次へ]をクリックします。インストールが始まります。
7.
「ドライバをインストールする準備ができました。」 というダイアログが開きます。
ドライバをインストールする準備ができました。
UM-1EXの操作
8.
※ ADVANCE(モード切り替え)スイッチを OFF にしていると、以下の手順通りにインストー
ルが行われません。
Windows 98 /Me/2000 /XP/XP SP1 をお使いの場合は、ADVANCE(モード切り替え)
スイッチを必ず ON に設定してからコンピューターに接続してお使いください。
UM-1EXの操作
9.
「新しいハードウェアが見つかりました」 と表示されます。そのまましばらくお待ちください。
※ UM-1EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
Driver Setup ダイアログで[閉じる] をクリックします。
10.
次にドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.17))
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチ を ON に設定します。
UM-1EX をコンピューターに接続します。
16
ドライバの設定
メディアプレーヤーなど Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフトウェアで、
UM-1EX を使用するための設定を紹介します。
Windows 標準のデバイス設定を使用しないシーケンス・ソフトウェアでは、シーケンス・ソフ
トウェア側でデバイス設定を行ってください。
Windows XP をお使いのとき
1.
サウンドとオーディオデバイスのプロパティ・ダイアログを開きます。
1. Windows の スタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」から サウンド、音声、およびオーディオデバイスをクリックしま
す。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」 から、サウンドとオーディオデバイス ・アイコン
をクリックします。
お使いの状態によっては、サウンドとオーディオデバイス ・アイコンが直接コントロールパネ
ルに表示されていることがあります(クラシック表示)。そのときはサウンドとオーディオデ
バイス・アイコンをダブルクリックします。
オーディオ・タブをクリックします。
2.
fig.XP-J35
MIDI 音楽の再生の [既定のデバイス]欄の▼をクリック
3.
し、表示されるリストから MIDI デバイスを選びます。
「EDIROL UM-1 MIDI」 を選ぶと、メディアプレーヤー
など Windows 標準のデバイス設定を使用するシーケン
ス・ソフトウェアで、UM-1EX の MIDI OUT ケーブルに
接続した音源を鳴らせるようになります。
4.
サウンドとオーディオデバイスのプロパティ ・ダイアロ
グを閉じます。
[OK] をクリックしてください。
以上でドライバの設定が終わりました。
17
Windows 2000 / Me をお使いのとき
1.
「サウンドとマルチメディアのプロパティ」ダイアログを表示します。
1. Windows の スタート・メニューから 設定| コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネル
サウンドとマルチメディア
コントロールパネルのオプションを表示する」
オーディオ・タブをクリックします。
2.
fig.2K-J35
MIDI 音楽の再生の[優先するデバイス]欄の▼
3.
をクリックし、表示されるリストから MIDI デ
バイスを選びます。
「EDIROL UM-1 MIDI」 を選ぶと、メディアプ
レーヤーなど Windows 標準のデバイス設定を
使用するシーケンス・ソフトウェアで、UM1EX の MIDI OUT ケーブルに接続した音源を
鳴らせるようになります。
4.
サウンドとマルチメディアのプロパティ・ダイアログを閉じます。
[OK]をクリックしてください。
以上でドライバの設定が終わりました。
にある
サウンドとマルチメディア
・アイコンが表示されない場合は、 左側のフレームから「
・アイコンをダブルクリックします。
をクリックします。
すべての
18
Windows 98 をお使いのとき
1.
「マルチメディアのプロパティ」ダイアログを表示します。
1. Windows の スタート・メニューから 設定| コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにある マルチメディア・アイコンをダブルクリックします。
MIDI タブをクリックします。
2.
fig.2K-J35
[単一の機器]にチェック・マークをつけ、表
3.
示されるリストから MIDI デバイスを選びます。
「EDIROL UM-1 MIDI」 を選ぶと、メディアプ
レーヤーなど Windows 標準のデバイス設定を
使用するシーケンス・ソフトウェアで、UM1EX の MIDI OUT ケーブルに接続した音源を
鳴らせるようになります。
4.
マルチメディアのプロパティ ・ダイアログを閉
じます。
[OK] をクリックしてください。
以上でドライバの設定が終わりました。
19
ドライバのインストールと設定(Macintosh)
ドライバのモードについて
ドライバとは
ドライバ とは、コンピューターと UM-1EX が接続されているときに、コンピューター上のアプリ
ケーション・ソフトウェアと UM-1EX との間でデータのやりとりをするソフトウェアです。ドラ
イバは、アプリケーション・ソフトウェアからの情報を UM-1EX に送ったり、逆に UM-1EX か
らの情報をアプリケーション・ソフトウェアに渡したりします。
ドライバのモードについて
UM-1EX にはアドバンス・モードと標準ドライバ・モードの 2 つの動作モードがあり、それぞれ
使用するドライバが異なります。
※ 標準ドライバ・モードは Mac OS X のみ対応しています。
OS 9をお使いの場合は、ADVANCE (モード切り替え)スイッチを必ず ON に設定してから
Mac
Macintosh に接続してお使いください。
製品専用の MIDI ドライバを使用するモードです。
ON
(アドバンス・モード)
OFF
(標準ドライバ・モード)
ドライバのインストールと設定
お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。
以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Mac OS X をお使いのとき .................................................................. P.21
•
Mac OS 9 をお使いのとき .................................................................. P.25
•
UM-1EX 本体で操作する手順には マークがついています。
20
専用ドライバを使用することで、*FPT 技術を使用して高速/高機能
な MIDI 転送をすることができます。
このモードでお使いになることをお勧めします。
(→『ドライバのインストールと設定』(P.20))
OS が提供する標準 MIDI ドライバを使用するモードです。
専用ドライバのインストールなしでお使いいただけます。
(→『標準ドライバのインストール』(P.36))
*FPT=Fast Processing Technology of MIDI Transmission の略
UM-1EXの操作
Mac OS X をお使いのとき
■ドライバのインストール
最新 OS への対応状況、ドライバなどの情報については http://www.roland.co.jp/cs/ をご覧くだ
さい。
※ インストールの途中で認証 ダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、[OK] をクリッ
クしてください。
※ お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
1.
UM-1EX を接続していない状態で Macintosh を起動します。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてく
ださい。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
CD-ROM を準備します。CD-ROM を C D-ROM ドライブに入れます。
3.
4.
C
D-ROM の Driver (Mac OS X) フォルダにある UM1USBDriver.pkg をダブルクリックします。
「インストール可能かどうかを判断するために、〜」と表示されることがあります。
[続ける]をクリックします。
5.
「ようこそ EDIROL UM-1 Driver インストールへ」と表示されます。
[続ける]をクリックします。
6.
「インストール先を選択」 と表示されます。システムがインストールされているドライブをク
リックして選択し、[続ける]をクリックします。
※ ドライブは起動ディスクを選択してください。
「簡易インストール」 と表示されます。
7.
[インストール]または [アップグレード]をクリックします。
「このソフトウェアをインストールすると、インストールが終了したときにコンピューターの再
8.
起動が必要になります。〜」と表示されます。
[インストールを続ける]をクリックします。
9.
「ソフトウェアが正常にインストールされました」と表示されます。
[再起動]をクリックして Macintosh を再起動します。
これで UM-1EX ドライバのインストールは終了しました。
続いてデバイスの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.22))
21
■ドライバの設定
Macintosh 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフトウェアで、UM-1EX を使用するた
めの設定を紹介します。
Macintosh 標準のデバイス設定を使用しないシーケンス・ソフトウェアでは、シーケンス・ソフ
トウェア側でデバイス設定を行ってください。
※ お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
UM-1EXの操作
1.
UM-1EXの操作
2.
※ Macintosh 本体の USB 端子へ接続してください。キーボードの USB 端子には接続しないで
※ UM-1EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
3.
Macintosh のハードディスクの アプリケーション・フォルダの ユーティリティ・フォルダから
Audio MIDI 設定をダブルクリックし、 Audio MIDI 設定ダイアログを開きます。
4.
MIDI 装置 タブをクリックします。
5.
Audio MIDI 設定 ダイアログに UM-1 が表示されていることを確認します。
※ UM-1 が表示されていない、または淡色表示されている場合、UM-1EX が正常に認識されてい
※ バージョンの違うドライバをインストールした場合、以前の設定が残ってしまう場合がありま
装置を追加 をクリックします。
6.
新しい外部 MIDI 装置 が表示されます。
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチ を ON に設定します。
UM-1EX を Macintosh に接続します。
ください。
MIDI装置をクリック
4
装置を追加をクリック
6
ません。MIDI を再スキャン をクリックしてください。また UM-1EX を抜き、差しなおしてく
ださい。
す。その場合は淡色表示されている「UM-1」 または「EDIROL UM-1」 をクリックして選択
し、装置を取り除く をクリックして、設定を削除してください。
情報を見るをクリック
7
22
7.
装置名を設定します。
1. 新しい外部装置が選択された状態で 情報を見るをクリックします。
2. 装置名欄に以下のように名前を入力します。
UM-1アイコンと 新しい外部装置アイコンのそれぞれの出力と入力を意味する▼と▲をマウスで
8.
ドラッグして以下の図のように結びます。
fig.osx3-j
マウスでドラッグして
結び付ける
9.
Mac OS Ver.10.2 以前の場合:Audio MIDI 設定ダイアログを閉じてください。設定を完了します。
Mac OS Ver.10.3 以降の場合:MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。手順 10
〜 13(P.24)を行ってください。
23
10.
設定をテスト をクリック
します。
マウスカーソルが の形
に変わります。
図の部分をクリックしま
11.
す。UM-1EX の MIDI
OUT インジケーターが
点滅すれば正しく設定が
できています。
再度設定をテスト をク
12.
リックし、確認を終了し
ます。
13.
Audio MIDI 設定ダイアログを閉じます。
アイコンをクリック
11
設定をテストをクリック
10.12
シーケンス・ソフトウェアでお使いになるためのご注意
シーケンス・ソフトウェアなどでお使いになる前に、以下の内容を確認してください。
•
シーケンス・ソフトウェアを起動する前に、UM-1EX を Macintosh に接続しておいてくださ
い。
•
シーケンス・ソフトウェアの起動中に UM-1EX を Macintosh から抜かないでください。
シーケンス・ソフトウェアなどを終了してから、UM-1EX を抜いてください。
Macintosh のスリープ設定は、OFF にしてご利用ください。
•
Mac OS X のクラシック(Classic)環境では動作いたしません。クラシック環境を起動して
•
いない状態でお使いください。
24
Mac OS 9 をお使いのとき
■UM-1 ドライバのインストール
MIDI ドライバとして、OMS または FreeMIDI が必要です。
CD-ROM に収録されている UM-1 ドライバ は、OMS や FreeMIDI で UM-1EX を使用するための
追加モジュールになっています。
OMS は CD-ROM の OMS(Mac OS 9) フォルダのOMS 2.3.3J の中にあります。
OMS について詳しく知りたい場合は、同じフォルダにある OMS2.0JMac.pdf を参照してくだ
さい。
※ お使いのシーケンス・ソフトウェアにあわせて、OMS か FreeMIDI のどちらかを Macintosh
の起動ディスクにあらかじめインストールしておく必要があります。
※ UM-1EX ドライバのインストール後に OMS をインストールした場合は、もう一度 UM-1EX
ドライバのインストールを行ってください。
ドライバをインストールする前に、UM-1EX が Macintosh に接続されていると、Macintosh 起
動後に以下のようなメッセージが表示されます。表示されるメッセージの内容に応じて以下の手
順を実行してください。
「USB 装置 UM-1に必要なドライバが使用できません。インターネット経由でドライバを
探しますか?」
UM-1 ドライバを以下の手順に従ってインストールしてください。
UM-1EX を接続していない状態で Macintosh を起動します。
1.
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてく
ださい。
2.
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
3.
CD-ROM を準備します。CD-ROM を C D-ROM ドライブに入れてください。
CD-ROM の Driver J(Mac OS 9)フォルダ内の UM-1 Driver-J Installer アイコンをダブルクリッ
4.
クします。
と表示された場合:→[キャンセル]をクリックします。
25
5.
インストールする場所 を確認して、[インストール]をクリックします。
インストールする場所の表示は、お使いの環境によって異なります。現在使用しているシステム
の起動ディスクが選択されていることを確認してください。
fig.05-2030
次のようなメッセージが表示される場合は、
6.
[続行] をクリックします。
他の起動中のソフトウェアが終了して、インス
トールが続行されます。
「インストールが完了しました。」 というダイアログが表示されます。
7.
[再起動] をクリックして Macintosh を再起動します。
続いてドライバの設定を行います。
OMS をお使いのとき ............................................................................ P.27
•
FreeMIDI をお使いのとき..................................................................... P.30
•
26
■OMS の設定
FreeMIDI をお使いの場合は、 『FreeMIDI の設定』(P.30)へお進みください。
UM-1EXの操作
1.
ます。
UM-1EXの操作
2.
※ Macintosh 本体の USB コネクターへ接続してください。キーボードの USB コネクターには
※ UM-1EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
fig.3-3
3.
CD-ROM の Driver J(Mac OS 9)− OMS Setting フォルダを Macintosh のハード
ディスク(起動ディスク)の Opcode − OMS アプリケーション ・フォルダにド
ラッグし、コピーします。
fig.3-4
OMS がインストールされている場所(ハード・ディスク)にある Opcode − OMS
4.
アプリケーション ・フォルダの中の OMS Setup をダブルクリックして起動しま
す。
fig.3-535
5.
このようなダイアログが表示される場合は、
[オフにする] をクリックします。続いて、確
認のダイアログが表示されますが、そのまま
[OK] をクリックします。
※ アップル・メニューのセレクタで、
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチが ON になっていることを確認し
UM-1EX を Macintosh に接続します。
接続しないでください。
AppleTalk を不使用 にすることをお薦めし
ます。
27
fig.3-635
6.
新規セットアップ作成 ダイアログが表示される
場合は、[キャンセル]をクリックします。
[OK] をクリックしてしまった場合には、次の
画面で[キャンセル] をクリックしてくださ
い。
ig.OMS135
7.
ファイル・メニューから 開くを選びます。
手順 3 でコピーした OMS Setting フォルダの
中の UM-1 ファイルを選択して[開く] をク
リックします。
このような画面が表示されます。
fig.OMS235
編集メニューから OMS MIDI セットアップを選
8.
びます。
表示された OMS MIDI Setup ダイアログのバッ
クグランドで MIDI 使用 をチェックして、[OK]
をクリックします。
28
fig.OMS340
9.
ファイル ・メニューからセットアップを有効にする
を選択します。
セットアップを有効にする が選択できない場合は、
すでに有効になっていますので、そのままでかまい
ません。
MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。
10.
スタジオ・メニューから テストを選択します。
fig.3-1040
マウス・カーソルを MIDI 端子のアイコンに近付け
11.
ると、カーソルが♪の形に変わります。
図の MIDI 端子のアイコン上でクリックしてくださ
い。UM-1EX の MIDI OUT インジケーターが点滅す
れば正しく設定ができています。
12.
OMS Setup を終了します。
ファイル・メニューから 終了を選択します。 AppleTalk の確認ダイアログが表示された場合は
[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
◊ が付いていれば設定が有効になっています
29
■FreeMIDI の設定
UM-1EXの操作
1.
ます。
UM-1EXの操作
2.
※ Macintosh 本体の USB コネクターへ接続してください。キーボードの USB コネクターには
※ UM-1EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
3.
CD-ROM の Driver J (Mac OS 9)− FreeMIDI Setting フォルダを Macintosh のハードディスク
(起動ディスク)の FreeMIDI Applications フォルダにドラッグし、コピーします。
FreeMIDI がインストールされている場所(ハードディスク)の FreeMIDI Applications フォルダの
4.
中の FreeMIDI Setup アイコンをダブルクリックして起動します。
「OMS is installed on this computer...」というダイアログが開いたら、[FreeMIDI]をクリック
します。
初回起動時には、以下のことを行ってください。
5.
1.「 Welcome to FreeMIDI!」と書かれたダイアログが開きます。
[Continue]をクリックします。
2. FreeMIDI Preferences ダイアログが開きます。
[Cancel]をクリックします。
3. About Quick Setup ダイアログが開きます。
[Cancel]をクリックします。
6.
File メニューから Open を選びます。
Open が選べない場合は、以下のことを行った後、もう一度、 手順 4から設定を行ってください。
1. File メニューから FreeMIDI Preferences を選びます。
2. Use OMS when available のチェックをはずします。
3. FreeMIDI を終了します。
7.
手順 3 でコピーした FreeMIDI Setting フォルダ内の UM-1 を選択して、[開く]をクリックします。
MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。
8.
MIDI メニューから Check Connections を選択します。
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチが ON になっていることを確認し
UM-1EX を Macintosh に接続します。
接続しないでください。
30
9.
マウス・カーソルが鍵盤の形に変わります。図
のアイコン上でクリックしてください。UM1EX の MIDI OUT インジケーターが点滅すれば
正しく設定ができています。
再度、MIDI メニューの Check Connections を選択し、チェックを終了します。
10.
File メニューから Quit を選択し、 FreeMIDI Setup を終了します。
11.
31
基本的な使いかた
この章では UM-1EX の基本的な接続方法を用途別に説明します。
基本的な接続例と MIDI メッセージの流れ
MIDI キーボードや電子ピアノからシーケンス・ソフトウェアに MIDI メッセージを送信する
MIDI キーボードや電子ピアノの鍵盤などを演奏してコンピューター上のシーケンス・ソフトウェ
アに MIDI 録音する場合は、以下のように接続や設定を行います。
fig.connect-in
シーケンス・ソフトウェアへ
MIDIメッセージが送られます。
コンピューターの
USBコネクターと
接続します。
THRUOFF
MIDIキーボードや電子ピアノ
のMIDIOUT端子と接続します。
流れの方向
MIDIキーボード
電子ピアノ
MIDI デバイスの設定
MIDIメッセージの流れ
MIDI IN UM-1 MIDI
※ シーケンス・ソフトウェア側でデバイス設定を行ってください。
THRU スイッチの設定
THRU スイッチ OFF
UM-1EX の MIDI IN ケーブルに接続している MIDI 機器(MIDI キーボードや電子ピアノなど)か
らの MIDI メッセージは、コンピューターへ送信されます。
※ 演奏中に THRU スイッチ を切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
二度鳴りする場合(音源の音が重なって聞こえる場合)には、音源側でローカル・オフの設定をする、シーケンス・ソフトウェ
32
ア側でスルー機能をオフにするなどの設定を行ってください。設定方法についてはお使いの機器の説明書を参照してください。
シーケンス・ソフトウェアから MIDI 音源や電子ピアノに MIDI メッセージを送信する
コンピューターのシーケンス・ソフトウェアなどから MIDI 音源や電子ピアノを演奏させる(音
を鳴らす)場合は、以下のように接続や設定を行います。
fig.connect-iout60
コンピューターの
USBコネクターと
接続します。
THRUOFF
MIDI音源や電子ピアノの
MIDIIN端子と接続します。
シーケンス・ソフトウェアから
MIDIメッセージが送られます。
MIDIメッセージの流れ
流れの方向
MIDI デバイスの設定
MIDI OUT UM-1 MIDI
設定方法については『ドライバのインストールと設定』(→ Windows :(P.10)/ Macintosh :
(P.20))を参照してください。
※ Windows または Macintosh 標準のデバイス設定を使用しないシーケンス・ソフトウェアで
は、シーケンス・ソフトウェア側でデバイス設定を行ってください。
THRU スイッチの設定
THRU スイッチ OFF
コンピューターからの MIDI メッセージは、UM-1EX の MIDI OUT ケーブルに接続している MIDI
機器(MIDI 音源や電子ピアノなど)へ送信されます。
※ 演奏中に THRU スイッチ を切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
MIDI音源
電子ピアノ
33
MIDI キーボードなどから MIDI 音源に MIDI メッセージを送信する
MIDI キーボードなどを演奏して MIDI 音源に MIDI メッセージを送信する場合には、
以下のように接続、設定します。
コンピューターと接続する必要はありません。
fig.connect-ithru
流れの方向
THRUON
流れの方向
MIDI デバイスの設定
コンピューターを使用しないため、MIDI デバイスの設定は不要です。
MIDI音源などの
MIDIIN端子と接続します。
MIDIキーボードなどの
MIDIOUT端子と接続します。
THRU スイッチの設定
THRU スイッチ ON
UM-1EX の MIDI IN ケーブルに接続している MIDI 機器(MIDI キーボードや電子ピアノなど)か
らの MIDI メッセージは、UM-1EX の MIDI OUT ケーブルに接続している MIDI 機器へ送信され
ます。コンピューターと接続していても、コンピューターへは MIDI メッセージは送信されませ
ん。
※ 演奏中に THRU スイッチ を切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
MIDIメッセージの流れ
MIDI音源
MIDIキーボード
34
■THRU スイッチの ON/OFF 設定
THRU スイッチで、MIDI IN ケーブルに接続している MIDI キーボードや電子ピアノからの MIDI
メッセージの送信先を切り替えることができます。接続をしなおす必要はありません。
スイッチの設定 MIDI メッセージの送信先
OFF コンピューター(シーケンス・ソフトウェア)へ送信されます。
ON
※ 演奏中に THRU スイッチ を切り替えないでください。MIDI エラーの原因になります。
MIDI OUT ケーブルに接続している MIDI 機器(MIDI 音源など)へ送信
されます。
MIDIメッセージの流れ(THRUOFF)
MIDIメッセージの流れ(THRUON)
35
資料
標準ドライバ・モードについて
OS が提供する標準 MIDI ドライバをお使いになる場合に使用します。
※ 標準ドライバ・モードは Windows XP SP2 以降、Mac OS X のみ対応しています。
Windows 98 /Me/2000 /XP/XP SP1、Mac OS 9をお使いの場合は、ADVANCE(モー
ド切り替え)スイッチを必ず ON に設定してからコンピューターに接続してお使いください。
標準ドライバのインストール
1.
UM-1EX を接続していない状態でコンピューターを起動します。
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。
2.
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチ を OFF に設定します。
3.
UM-1EX をコンピューターに接続します。
4.
自動的にドライバがインストールされます。
※ UM-1EX は回路保護のため USB 接続をしてからしばらくは動作しません。
標準ドライバの設定
Windows 標準、または Macintosh 標準のデバイス設定を使用するシーケンス・ソフトウェア
で、UM-1EX を使用するための設定をします。
標準のデバイス設定を使用しないシーケンス・ソフトウェアでは、シーケンス・ソフトウェア側
でデバイス設定を行ってください。お使いになるシーケンス・ソフトウェアに応じたデバイスの
設定方法については、シーケンス・ソフトウェアの取扱説明書を参照してください。
Windows XP をお使いの場合
Windows XP をお使いのとき(P.17)の手順 1 に従って、 サウンドとオーディオデバイスのプロ
1.
パティ の オーディオ・タブ を開きます。
2.
MIDI 音楽の再生の [既定のデバイス]欄の▼をクリックし、表示されるリストから USB オー
ディオデバイスを選びます。
お使いの環境によっては、ポート名の後ろに「(2)」などの数字がつく場合があります。
Macintosh(Mac OS X)をお使いの場合
アドバンス・モードと手順は同じです。
ドライバの設定
(P.22)を参照してください。
36
トラブルシューティング
トラブルが発生したら、まずこの章を読みましょう。トラブルを解決するためのヒントが書かれ
ています。この章の内容を確認しても解決しない場合は、ホームページへアクセスしてみてくだ
さい。最新の情報が用意されていることがあります。(http://www.roland.co.jp/cs/)
それでも解決しない場合には、巻末の『お問い合わせの窓口』にお問い合わせください。
※ Windows や Macintosh 自体の操作については、お使いのコンピューターや OS の取扱説明書を
参照してください。
USB ドライバに関連したトラブル
正しくインストールできない
再度、『ドライバのインストールと設定』(Windows :P.10 / Macintosh :P.20)を参照して、
UM-1EX ドライバをインストールしてください。
UM-1EX は正しく接続されていますか?
UM-1EX がコンピューターに接続されているかを確認してください。
他の USB 機器が接続されていませんか ?
マウス、キーボード以外の USB 機器をコンピューターからはずした状態で、インストールを
行ってください。
他のソフトウェアや常駐ソフトウェア(ウィルスチェックなど)が起動していませんか?
他のソフトウェアが起動していると、インストールが正しく行われないことがあります。必ずイ
ンストールの前に他のソフトウェアを終了させてください。
CD-ROM は、正しく CD-ROM ドライブに入っていますか?
UM-1EX に付属の CD-ROM が CD-ROM ドライブに入っていないと、インストールができません。
CD-ROM が正しくドライブに入っていることを確認してください。
ネットワークの CD-ROM ドライブからインストールしていませんか ?
ネットワークの CD-ROM ドライブからはインストールできません。
CD-ROM や CD-ROM ドライブのレンズが汚れていませんか?
CD-ROM や CD-ROM ドライブのレンズが汚れていると、インストーラーが正常に動作しないこ
とがあります。市販の CD 専用クリーナーやレンズクリーナーでクリーニングしてください。
37
コンピューターの省電力設定はオフになっていますか?
省電力、パワー・セーブのための機能が有効になっている場合は、設定を解除してください。
解除方法はコンピューターの取扱説明書を参照してください。
ハードディスクに十分な空き容量がありますか ?
不要なファイルを削除して空き容量を増やしてください。ファイルを削除した後、ごみ箱を空に
してください。
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチが OFF になっていませんか?
UM-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチ を ON に設定して UM-1EX を接続しなおし、
再度ドライバのインストールを行ってください。
コンピューターや USB ハブの電源供給に余裕がありますか?
UM-1EX への電源供給が不足すると接続できません。次のケースに該当していないか確認してく
ださい。
•
バッテリーで動作しているノー トコンピューターでお使いの場合、コンピューターによって
は動作が不安定になることがあります。その場合は、コンピューターに AC アダプターを接
続してお使いください。
コンピューターの省電力モードによっては、USB に対する電力供給を制限する場合がありま
•
す。コンピューターの設定条件を見直してください。
バス電源ハブ(電源を内蔵しないハブ)では、UM-1EX を使用できない場合があります。自
•
己電源ハブ(電源を内蔵しているハブ)をお使いください。
コンピューターで USB が使用可能になっていますか?
お使いのコンピューターの取扱説明書を参照し、USB が使用可能になっているかを確認してください。
お使いのコンピューターが USB 規格を満たしていますか?
電気的に USB 規格を満たしていないコンピューターをお使いの場合は、動作が不安定になるこ
とがあります。その場合は電源を内蔵した USB ハブを接続することによって問題が解決するこ
とがあります。
デバイス マネージャに「 その他のデバイス」「不明なデバイス」「?/!/ ×がついたデバイス」はあり
ませんか?(Windows)
ドライバのインストールが正常に完了しなかった場合、インストールされたドライバが不完全な
ままで残ってしまうことがあります。
再度『ドライバのインストール』(P.11)を参照して UM-1EX ドライバのインストールを行って
ください。
OMS または FreeMIDIはインストールされていますか?( Mac OS 9 )
Mac OS 9 では、OMS または FreeMIDI がインストールされていないと、UM-1EX ドライバをイ
ンストールすることができません。OMS または FreeMIDI をインストールしてください。
38
Windows XP/2000 で「ハードウェアのインストール」、「デジタル署名が見つか
りませんでした」ダイアログが表示される(Windows)
「ドライバ署名オプション」の設定を行いましたか?
ドライバをインストールする/再インストールするには、「ドライバ署名オプション」の設定(
P.11)を行う必要があります。
ドライバのインストールしたのにドライバのファイルを要求される(Windows)
ドライバをインストールした時と違う USB コネクターに UM-1EX を接続しませんでしたか?
お使いのコンピューターや USB ハブ に 2 つ以上の USB コネクターが装備されている場合、
UM-1EX を接続する USB コネクターを変更すると、すでにドライバがインストールされている
コンピューターでもドライバのファイルを要求される場合があります。
この動作は異常ではありません。
以下の手順にしたがってドライバをインストールしてください。
1.
UM-1EX をコンピューターに接続します。
Windows XP の場合:
1. 新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。
Windows Update に接続するかを尋ねられた場合は「いいえ、〜。」を選んで[次へ]をク
リックします。
2.「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」を選んで [次へ]をクリックします。
「!」または「×」マークのダイアログが表示されたら、[続行]をクリックしてインストール
を続行します。続行できない場合は[OK] をクリックしてドライバのインストールをやり直
してください。(→『ドライバのインストール』(P.11))
Windows 2000 の場合:
「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが表示されたら、[はい]をクリッ
クしてインストールを続行します。続行できない場合は[OK] をクリックしてドライバのイ
ンストールをやり直してください。(→『ドライバのインストール』(P.11))
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」 と表示されます。
2.
[完了]をクリックします。
システム設定の変更ダイアログが表示された場合は [はい]をクリックしてください。Windows
3.
が自動的に再起動します。
上記の手順でインストールが完了できなかった場合、ドライバのインストールをやり直してくだ
さい。(→『ドライバのインストール』(P.11))
39
「新しいハードウェアの検索ウィザード」が自動的に行われない
「新しいハードウェアの検索ウィザード」が途中で終わってしまう
「 不明なデバイスが見つかりました」というダイアログが開いて、ドライバをインストールすることができない
(Windows)
USB ケーブルが正しく接続されていますか?
UM-1EX がコンピューターに正しく接続されているかを確認してください。
USB 接続をしてから、UM-1EX を認識するまでに 15 秒程度(あるいはそれ以上)かかる場合が
あります。
コンピューターや USB ハブの電源供給に余裕がありますか?
UM-1EX への電源供給が不足すると接続できません。次のケースに該当していないか確認してく
ださい。
•
バッテリーで動作しているノー トコンピューターでお使いの場合、コンピューターによって
は動作が不安定になることがあります。その場合は、コンピューターに AC アダプターを接
続してお使いください。
コンピューターの省電力モードによっては、USB に対する電力供給を制限する場合がありま
•
す。コンピューターの設定条件を見直してください。
バス電源ハブ(電源を内蔵しないハブ)では、UM-1EX を使用できない場合があります。自
•
己電源ハブ(電源を内蔵しているハブ)をお使いください。
コンピューターで USB が使用可能になっていますか?
お使いのコンピューターの取扱説明書を参照し、USB が使用可能になっているかを確認してくだ
さい。
お使いのコンピューターが USB 規格を満たしていますか?
電気的に USB 規格を満たしていないコンピューターをお使いの場合は、動作が不安定になるこ
とがあります。その場合は電源を内蔵した USB ハブを接続することによって問題が解決するこ
とがあります。
40
OMS、FreeMIDI の設定時に UM-1EX が検出されない(Mac OS 9)
UM-1EX は認識されていますか?
•
UM-1EX を接続しなおしてください。
他の USB 機器を接続している場合は、UM-1EX のみを接続してください。
•
Macintosh で UM-1EX の認識や初期化が正常に行われていない可能性があります。UM-1EX
•
を接続したまま Macintoshを再起動してください。それでも認識されない場合は、Macintosh
を終了します。その後、Macintosh を起動しなおしてください。
•
Macintosh のキーボードにある USB コネクターに接続すると、UM-1EX は認識されません。
Macintosh 本体の USB コネクターに接続してください。
41
ドライバの削除方法
手順どおりにドライバをインストールできなかった場合などには、UM-1EX がコンピューターで
正しく認識されないことがあります。その場合、誤認識されているドライバを削除する必要があ
ります。次の手順に従ってドライバの削除、再インストールを行ってください。
Windows をお使いの場合
1.
UM-1EX を接続していない状態で、Windows を起動します。
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくだ
さい。
アカウントの種類がコンピューターの管理者であるユーザー名(Administratorなど)でログオン
してください。
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
2.
Windows のスタート ・メニューからファイル名を指定して実行 を選びます。
3.
ファイル名を指定して実行ダイアログの名前欄に次のように入力して [OK]をクリックします。
Windows XP/2000: D:¥Driver¥XP2k¥Uninstal.exe
Windows Me/98: D:¥Driver¥Me98¥Uninstal.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
4.
表示されるダイアログの指示に従って、アンインストールを行ってください。
034
42
Macintosh(Mac OS X)をお使いの場合
1.
すべての USB ケーブルをはずした状態で Macintosh を起動します。
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくだ
さい。
CD-ROM を Macintosh の CD-ROM ドライブに入れます。
2.
CD-ROM の
3.
4.
「EDIROL UM-1 ドライバを削除します。」 と表示されますので、[Uninstall]をクリックします。
その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
5.
「ドライバを削除します。よろしいですか?」 と表示されますので、[OK]をクリックします。
6.
「認証」ダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
「アンインストールが完了しました。」と表示されますので、[Restart]をクリックして
7.
Macintosh を再起動します。
Driver (Mac OS X) フォルダ
にある「UM1Uninstaller」 をダブルクリックします。
Macintosh(Mac OS 9)をお使いの場合
すべての USB ケーブルをはずした状態で Macintosh を起動します。
1.
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくだ
さい。
2.
システムフォルダ の機能拡張フォルダ から「USB UM-1 Driver」 をゴミ箱 にドラッグして削除し
ます。
3.
システムフォルダ の OMS Folder から UM-1 をゴミ箱 にドラッグして削除します。
または、システムフォルダ の FreeMIDI Folder から UM-1 Driver をゴミ箱 にドラッグして削除し
ます。
Macintosh を再起動します。
4.
43
UM-1EX 使用時のトラブル
MIDI の再生中に音が途切れる
Windows XP/2000で、「バックグラウンドの処理を優先する」を行いましたか ?
MIDI の処理をスムーズにするために、「バックグラウンドの処理を優先する」の設定を行ってく
ださい。(→ Windows XP (P.14)、Windows 2000 (P.15))
USB ケーブルを抜き差ししませんでしたか?
UM-1EX を使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終了し、UM-1EX を接続しなおして
ください。
コンピューターがスタンバイ(サスペンド)状態やスリープ状態になりませんでしたか?
復帰後に UM-1EX を使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終了し、UM-1EX を接続
しなおしてください。
複数のソフトウェアを起動していませんか?
複数のソフトウェアを同時に起動すると、エラー・メッセージが表示されることがあります。こ
の場合は、使用していないソフトウェアを終了してください。
Windows では、ソフトウェアのウィンドウを閉じていても、タスクバーに残っていると起動して
いることになりますので、タスクバーに表示されている不要なソフトウェアを終了してください。
再生/録音が途中で停止し、その後再生/録音ができない
UM-1EX を使用中に CD-ROM ドライブやネットワークにアクセスするなど、負荷が重い処理
を行いませんでしたか?
UM-1EX を使用中に負荷の大きい処理を行うと、正しく動作しない場合があります。このような
場合は、いったん再生/録音を中止して、再度、再生/録音を開始してください。それでも再生
/録音が正しくできない場合は、UM-1EX を使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終
了し、UM-1EX を接続しなおしてください。
OS の動作が不安定になる
接続した状態でコンピューターを起動すると、動作が不安定になる
UM-1EX を接続しない状態でコンピューターを起動して、その後 UM-1EX を接続してください。
USB キーボードをお使いのコンピューターで、UM-1EX を接続した状態でコンピューターを起
動すると、動作が不安定になる場合があります。そのような場合は、UM-1EX を接続しない状態
でコンピューターを起動して、その後 UM-1EX を接続してください。
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主な仕様
UM-1EX:USB MIDI インターフェース
●コントローラー
ADVANCE スイッチ
THRU スイッチ
●接続端子
MIDI IN ケーブル× 1(1 系統)
MIDI OUT ケーブル× 1(1 系統)
USB ケーブル
●電源
USB ケーブルから取得
●消費電流
70 mA
●外形寸法
75(幅)× 41(奥行)× 20(高さ)mm
●質量
120 g
●付属品
取扱説明書
CD-ROM
ローランド ユーザー登録カード
962a
※ 製品の仕様および外観、内容は、改良のため予告なく変更することがあります。
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46
ローランド製品全般に関するお問い合わせ先
デジタル・ピアノ、シンセサイザー、デジタル・レコーダー、BOSSエフェクターなど
お客様相談センター
コンピューター・ミュージック関連製品に関するお問い合わせ先
オーディオ&MIDIインターフェース、DTM音源モジュール、DTMソフトウェアなど
DTMホットライン
電話受付時間: 午前10時〜午後5時(日曜および弊社規定の休日を除く)
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に0000
(ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
050-3101-2555
050-3101-2570
修理に関するお問い合わせ先
商品をお求めの販売店か、「修理の窓口」(サービスの窓口)(P.47)に記載の
サービスステーションへご相談ください。
最新サポート情報
よくある質問への回答、各種ソフトウェアのダウンロード、最新の動作確認情報など
ローランド・サポート
製品情報やイベント/キャンペーン情報など
ローランド・ホームページ
http://www.roland.co.jp/cs/
http://www.roland.co.jp/
'05.10.1現在
修理の窓口
※これらの窓口の名称、所在地、電話番号は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
修理に関するお問い合わせは・・・
商品をお求めの販売店か、下記のサービスステーションまでご相談ください。
なお、保証期間内の場合は保証書を添えてご依頼ください。
受付時間:10:00〜17:00(土日祝日、および弊社規定の休日を除く)
かけ間違いのないよう、番号をお確かめのうえお問い合わせください。
東京サービスステーション
浜松サービスステーション
大阪サービスステーション
TEL(03)3251-1391
〒101-0041東京都千代田区神田須田町2-7 タームスビル9F
TEL(053)437-3212
〒433-8118浜松市高丘西4-7-19
TEL(06)6258-2066
〒541-0053大阪市中央区本町3-2-6 フーバー本町ビル1F
’ 05.7.1現在
47
987
●取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized
Roland distributor.
03909367 2MP