取扱説明書
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.4 〜 P.5)と
「使用上のご注意」(P.6)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご
理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにす
ぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
2010 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
©
※IDX および ENDURA は株式会社アイ・ディー・エクスの登録商標です。
※アントンバウアーは Anton/Bauer, Inc. の登録商標です。
※Neutrik および EtherCon はノイトリック社の登録商標です。
※文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
同梱物を確認する
以下のものが同梱されています。すべてそろっているかご確認ください。同梱物に不足があった場合には、お買い上げ
店までご連絡ください。
S-0808 本体
fig.S0808-iotself.eps
バッテリー・プレート・ホルダー
および固定用ネジ(8 本)
fig.bat-plate-holder.eps
※株式会社アイ・ディー・エクス製 P-V2(V-Plate)および
Anton/Bauer, Inc. 製 QRC-GOLD 対応。
※8 本のネジのうち 4 本はバッテリー・プレート・ホルダー
を S-0808 本体に固定するために使います。 残り 4 本は
バッテリー・プレート(P-V2 または QRC-GOLD)をバッ
テリー・プレート・ホルダーに固定するために使います。
フェライト・コア(2 個)
fig.ferrite-core.eps
ボトム・パネル固定用ネジ(4 本)
fig.four-screws.eps
取扱説明書(本書)
fig.owners-manual.eps
ローランド ユーザー登録カード
fig.user-card.eps
REAC コネクター・カバー
fig.connector-cover.eps
REAC(リアック)とは
REAC(Roland Ethernet Audio Communication) はイーサネット技術をベースとしたローランド独自のオーディオ信号転
送技術です。24 ビット /96kHz の非圧縮音声信号を最大 40 チャンネル送受信することができます。REAC 機器の接続に
は Cat5e(エンハンスト・カテゴリー 5)規格に適合したイーサネット・ケーブルを使用します。
REAC EMBEDDED POWER(リアック・エンべデッド・パワー)とは
REAC 信号の通信を行うのと同時に、同じケーブルを経由して、給電機器から接続された受電機器への電源供給を行います。
電源供給を受ける側の受電機器では、電源ケーブルやバッテリーの接続は不要になります。
MMP(Moore Microprocessor Portfolio)はマイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関る TPL(Technology
Properties Limited)社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL 社よりライセンスを得ています。
保証書
fig.warranty.eps
3
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
002a
● この機器を分解したり、改造したりしないでく
ださい。
......................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランドお客様相談セ
ンターに相談してください。
......................................................................................................
004
● 次のような場所に設置しないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 湯気や油煙が当たる場所
○ 塩害の恐れがある場所
○ 雨に濡れる場所
○ ほこりや砂ぼこりの多い場所
○ 振動や揺れの多い場所
......................................................................................................
007
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設
置しないでください。必ず安定した水平な場所
に設置してください。
......................................................................................................
010
● 本機をヘッドホンあるいはアンプ、スピーカー
と組み合わせて使用した場合、設定によっては
永久的な難聴になる程度の音量になります。大
音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談
してください。
......................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
.......................................................................................................
012d
● 次のような場合は、直ちに電源を切って、お買
い上げ店またはローランドお客様相談センター
に修理を依頼してください。
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
.......................................................................................................
013
● お子様が周りにいる環境で使用する場合、お子
様の取り扱いやいたずらに注意してください。
必ず大人のかたが、監視/指導してあげてくだ
さい
.......................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
.......................................................................................................
●の中に描かれています。
4
注意
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
......................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
......................................................................................................
108c
● この機器を移動するときは、外部機器との接続
を外してください。
......................................................................................................
118c
● 下記のような小さな部品は、小さなお子様が
誤って飲み込んだりすることのないようお子様
の手の届かないところへ保管してください。
・取り外した部品:
接地端子ネジ
・付属品
REAC コネクター・カバー、フェライト・コ
ア、バッテリー・プレート・ホルダー
固定用ネジ、ボトム・パネル固定用ネジ
......................................................................................................
120
● ファンタム電源供給の必要なコンデンサー・マ
イクを接続したとき以外は、ファンタム電源を
必ずオフにしてください。ダイナミック・マイ
クやオーディオ再生装置などにファンタム電源
を供給すると故障の原因になります。マイクの
仕様については、お使いのマイクの取扱説明書
をお読みください。
安全上のご注意
(本機のファンタム電源:各チャンネル DC +48V、
14mA Max)
......................................................................................................
5
使用上のご注意
電源、電池のセットや交換について
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを
持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて
ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ
ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく
ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着
信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、
もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め
切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ
く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって
から使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の
ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ることがあります。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷
くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が
滑って動いたりしないことを確認してからお使いくださ
い。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔
らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能
について保証できなくなります。また、修理をお断りす
る場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ
ります。大切な記憶内容は、記憶内容をメモしておいて
ください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注
意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内
容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の
修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維
持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上
げ店、またはローランドお客様相談センターにご相談く
ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、
失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容は、記憶内容をメモしておいてください。
552
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、
補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、スイッチ、入出力
端子などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない
ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ
ます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ
ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、
各地域のゴミの分別基準に従って行ってください。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と
の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ
い。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくな
る場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブルを
ご使用ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる
場合、ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメー
カーにお問い合わせください。
6
目次
各部の名称と機能 ...........................................................................................8
リモート・コントローラーについて .........................................................10
入出力機器を接続する ................................................................................11
入力機器を接続する .......................................................................................................................... 11
アンプやスピーカーを接続する....................................................................................................... 12
REAC 機器を接続する...............................................................................13
REAC 接続を行う前に ...................................................................................................................... 13
S-0808 同士を接続する .................................................................................................................14
REAC スプリッター(S-4000D/S-4000-SP)と接続する................................................... 15
REAC マージ・ユニット(S-4000M)と接続する ................................................................... 16
RSS V-Mixer と接続する................................................................................................................17
RSS V-Mixer と直結する.......................................................................................................................17
S-4000D 経由で接続する(M-48 のシステムを構築する).............................................................18
電源を入れる/切る ....................................................................................19
REAC EMBEDDED POWER を使用する ................................................................................... 19
外部バッテリーを使用する............................................................................................................... 20
外部バッテリーについて .........................................................................................................................21
入力チャンネルを設定する ........................................................................22
S-4000R を使って設定する........................................................................................................... 22
プリアンプ・ゲインを調整する..............................................................................................................23
ゲイン・レンジを切り替える(パッド)................................................................................................24
ファンタム電源を供給する......................................................................................................................24
2 つのチャンネルをペアで操作する(ステレオ・リンク).................................................................25
S-4000 RCS を使って設定する ................................................................................................... 26
RSS V-Mixer で設定する................................................................................................................26
資料 ...............................................................................................................27
故障かな?と思ったら....................................................................................................................... 27
主な仕様..............................................................................................................................................28
バッテリー持続時間 .......................................................................................................................... 28
ピン配列図.......................................................................................................................................... 29
寸法図.................................................................................................................................................. 30
7
各部の名称と機能
fig.front-panel.eps
1
INPUT コネクター(P.11)
各種入力機器を接続します。各インプットには、ゲイン
可変のプリアンプがあり、-65 〜 +10dBu(定格、最
大入力 +28dBu)の信号を受けることができます。
INPUT 1 〜 4
バランス・タイプのメス型 XLR コネクターです。
INPUT 5/6
バランス・タイプのメス型 XLR コネクターと TRS 標
準コネクターです。同時入力された場合には TRS から
の入力が優先になります。
INPUT 7/8
バランス・タイプのメス型 XLR コネクターと TRS 標
準コネクターです。同時入力された場合には TRS から
の入力が優先になります。
Hi-Z スイッチはエレクトリック・ギターなど、高イン
ピーダンス出力の機器からの入力を受けるときに ON に
します。
S-4000R やパソコンからのリモート・コントロールで、
プリアンプ・ゲインの調整やファンタム電源のオン/オフ
ができます。
Hi-Z スイッチを ON にするとノイズの影響を受けやすく
なりますので、接続ケーブルを短くするなどして対処して
ください。
REMOTE コネクター(P.22)
9 ピンのメス型 D-sub コネクターです。デジタル・ス
ネーク機器専用リモート・コントローラー(S4000R)やリモート・コントロール専用ソフト(S4000 RCS)をインストールしたパソコンを接続しま
す。
OUTPUT コネクター(P.12)
バランス・タイプのオス型 XLR コネクターです。アン
プやパワード・スピーカーを接続します。出力される信
号のレベルは +4dBu(定格、最大出力 +22dBu)で
す。
REAC MODE スイッチ(P.14 、15、16、17 )
S-0808 の動作モードを設定します。システムを正し
く動作させるには、接続されている各 REAC 機器の
モード設定を正しく行う必要があります。間違った設定
を行うと、音声の入出力が正しく行われません。
•
M REAC マスター機器として動作します。
•
S REAC スレーブ機器として動作します。
•
SP REAC スプリット機器として動作します。
MUTE ALL OUTPUTS ボタン
システム全体のオーディオ出力をミュート(消音)しま
す。ミュート中は、ノイズ・レスで入出力用のケーブル
や REAC ケーブルの抜き差しができます。押してから
数秒後に全ての出力がミュートされます。ボタンを離す
とミュートが解除されます。
8
各部の名称と機能
6
REAC ポート/インジケーター(P.13)
他の REAC 機器を接続します。接続された REAC 機器との通信が確立すると、インジケーターが点灯します。スタン
バイ時は点滅します。
※S-0808 は R EAC EMBEDDED POWER 受電機器です。S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電
機器を接続すると、S-0808 を自動認識し、REAC ケーブルを通しての電源の供給が始まります。 S-0808 は供給される電源で動
作するようになります。
REAC EMBEDDED POWER 給電機器から電源供給を受けられない場合は、 外部バッテリーが必要です。
7
DC IN ポート(P.20)
外部バッテリーを接続します。REAC EMBEDDED POWER 給電機器から電源供給を受けられない場合は、外部バッ
テリーを取り付けて使用します。
※業務用ビデオ・カメラに使用されるバッテリー(IDX、アントンバウアー)に対応しています。
※一般的な業務用ビデオ・カメラのバッテリーには、残容量を表示する機能があります。接続する前に残容量を確認するようにしてく
ださい。
8
POWER インジケーター
外部バッテリーや REAC EMMBEDDED POWER 給電機器からの電源供給を受けると、インジケーターが点灯しま
す。
バッテリー・プレート・ホルダー取り付け穴(P.21)
外部バッテリーを取り付けるときに使用します。付属のバッテリー・プレート・ホルダーを付属の専用ネジ 4 本で固定
します。
ボトム・パネル固定用ネジについて
ホルダーなどに S-0808 を固定するときに使用します。付属のボトム・パネル固定用ネジ 4 本で以下のネジ穴に固定
します。
fig.bottom-screw-holes.eps
単位:mm
バッテリー・プレート・ホルダーの固定用ネジとボトム・パネル固定用ネジとでは直径/長さが異なります。それぞれ専用のネジです
ので、間違わないようにご注意ください。
9
リモート・コントローラーについて
S-0808 には、デジタル・スネ−ク機器専用のリモート・コントローラー(S-4000R)を接続することができます。
S-4000R からプリアンプ・ゲインの調整やファンタム電源のオン/オフができます。S-4000R は最大で 40 チャン
ネルまでのコントロールに対応しますが、S-0808 システムの場合、チャンネル 1 〜 16 を使用します。チャンネル
とプリアンプの対応は以下のとおりです。
チャンネル 1 〜 8: REAC マスターに設定された S-0808 の INPUT 1 〜 8
•
チャンネル 9 〜 16:REAC スレーブに設定された S-0808 の INPUT 1 〜 8
•
S-0808 に S-4000R を接続した状態で REAC EMBEDDED POWER の電源供給を行うと、S-0808 が正常に起動しない場合が
あります。S-4000R を接続しないで電源供給を開始し、S-0808 が正常に起動したことを確認した上で S-4000R を接続してくだ
さい。または外部バッテリーからの電源供給を行ってください。
S-0808 が REAC EMBEDDED POWER の電源供給のみで動作していて、+48V ファンタム電源を入力機器に供給しているとき、
S-4000R を接続すると、S-0808 の電源が一時的に切れることがありますが、故障ではありません。外部バッテリーから電源供給
を行っている場合は、S-0808 の電源が切れることはありません。
1
fig.S4000R.eps
2
3
456 7 8 9
1
シグナル・ステータス・インジケーター
デジタル・スネーク機器に入力される信号の状態を表示しま
す。
CLIP インジケーター
入力信号が 0dB に達すると点灯します。[CLIP CLEAR /
ENTER] ボタンを押すと消灯します。
SIG インジケーター
入力信号レベルが -40dB を超えると点灯します。
2
MEMORY ボタン
S-0808 との接続では使用しません。
3
CHANNEL つまみと数値表示部
設定変更したいチャンネルやレベルを表示したいチャンネルを
選びます。現在選択しているチャンネルの番号が数値表示部に
示されます。
10
11
12
PHANTOM +48V ボタン
選択されているチャンネルに接続されている機器に +48V の
ファンタム電源を供給します。点灯するとオン、消灯している
とオフです。
PAD ボタン
選択しているチャンネルの入力レベルを 20dB 減衰させます。
GAIN つまみ
選択しているチャンネルのインプット・ゲインを調整します。
インプット・レベル・メーター
選択しているチャンネルのインプット・レベルを表示します。
POWER インジケーター
S-4000R に RS-232C ケーブル経由で電源が供給されると
点灯します。
4
LOCK ボタン
S-4000R からの操作をロックします。ロックがかかると点灯
します。消灯するまで押し続けるとロックが解除されます。
5
CLIP CLEAR / ENTER ボタン
いずれかの CLIP インジケーターが点灯すると、点滅します。
消灯させたいときに押します。
10
REAC インジケーター
接続された S-0808 が REAC 通信を始めると点灯します。
CTRL インジケーター
S-4000R と S-0808 との通信が確立すると点灯します。