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取扱説明書
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.4 〜 P.5)と
「使用上のご注意」(P.6)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご
理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにす
ぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
2010 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
©
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※IDX および ENDURA は株式会社アイ・ディー・エクスの登録商標です。
※アントンバウアーは Anton/Bauer, Inc. の登録商標です。
※Neutrik および EtherCon はノイトリック社の登録商標です。
※文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
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同梱物を確認する
以下のものが同梱されています。すべてそろっているかご確認ください。同梱物に不足があった場合には、お買い上げ
店までご連絡ください。
S-0808 本体
fig.S0808-iotself.eps
バッテリー・プレート・ホルダー
および固定用ネジ(8 本)
fig.bat-plate-holder.eps
※株式会社アイ・ディー・エクス製 P-V2(V-Plate)および
Anton/Bauer, Inc. 製 QRC-GOLD 対応。
※8 本のネジのうち 4 本はバッテリー・プレート・ホルダー
を S-0808 本体に固定するために使います。 残り 4 本は
バッテリー・プレート(P-V2 または QRC-GOLD)をバッ
テリー・プレート・ホルダーに固定するために使います。
フェライト・コア(2 個)
fig.ferrite-core.eps
ボトム・パネル固定用ネジ(4 本)
fig.four-screws.eps
取扱説明書(本書)
fig.owners-manual.eps
ローランド ユーザー登録カード
fig.user-card.eps
REAC コネクター・カバー
fig.connector-cover.eps
REAC(リアック)とは
REAC(Roland Ethernet Audio Communication) はイーサネット技術をベースとしたローランド独自のオーディオ信号転
送技術です。24 ビット /96kHz の非圧縮音声信号を最大 40 チャンネル送受信することができます。REAC 機器の接続に
は Cat5e(エンハンスト・カテゴリー 5)規格に適合したイーサネット・ケーブルを使用します。
REAC EMBEDDED POWER(リアック・エンべデッド・パワー)とは
REAC 信号の通信を行うのと同時に、同じケーブルを経由して、給電機器から接続された受電機器への電源供給を行います。
電源供給を受ける側の受電機器では、電源ケーブルやバッテリーの接続は不要になります。
MMP(Moore Microprocessor Portfolio)はマイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関る TPL(Technology
Properties Limited)社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL 社よりライセンスを得ています。
保証書
fig.warranty.eps
3
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安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
002a
● この機器を分解したり、改造したりしないでく
ださい。
......................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランドお客様相談セ
ンターに相談してください。
......................................................................................................
004
● 次のような場所に設置しないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 湯気や油煙が当たる場所
○ 塩害の恐れがある場所
○ 雨に濡れる場所
○ ほこりや砂ぼこりの多い場所
○ 振動や揺れの多い場所
......................................................................................................
007
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設
置しないでください。必ず安定した水平な場所
に設置してください。
......................................................................................................
010
● 本機をヘッドホンあるいはアンプ、スピーカー
と組み合わせて使用した場合、設定によっては
永久的な難聴になる程度の音量になります。大
音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談
してください。
......................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
.......................................................................................................
012d
● 次のような場合は、直ちに電源を切って、お買
い上げ店またはローランドお客様相談センター
に修理を依頼してください。
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
.......................................................................................................
013
● お子様が周りにいる環境で使用する場合、お子
様の取り扱いやいたずらに注意してください。
必ず大人のかたが、監視/指導してあげてくだ
さい
.......................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
.......................................................................................................
●の中に描かれています。
4
Page 5

注意
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
......................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
......................................................................................................
108c
● この機器を移動するときは、外部機器との接続
を外してください。
......................................................................................................
118c
● 下記のような小さな部品は、小さなお子様が
誤って飲み込んだりすることのないようお子様
の手の届かないところへ保管してください。
・取り外した部品:
接地端子ネジ
・付属品
REAC コネクター・カバー、フェライト・コ
ア、バッテリー・プレート・ホルダー
固定用ネジ、ボトム・パネル固定用ネジ
......................................................................................................
120
● ファンタム電源供給の必要なコンデンサー・マ
イクを接続したとき以外は、ファンタム電源を
必ずオフにしてください。ダイナミック・マイ
クやオーディオ再生装置などにファンタム電源
を供給すると故障の原因になります。マイクの
仕様については、お使いのマイクの取扱説明書
をお読みください。
安全上のご注意
(本機のファンタム電源:各チャンネル DC +48V、
14mA Max)
......................................................................................................
5
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使用上のご注意
電源、電池のセットや交換について
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを
持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて
ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ
ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく
ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着
信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、
もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め
切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ
く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって
から使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の
ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ることがあります。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷
くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が
滑って動いたりしないことを確認してからお使いくださ
い。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔
らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能
について保証できなくなります。また、修理をお断りす
る場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ
ります。大切な記憶内容は、記憶内容をメモしておいて
ください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注
意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内
容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の
修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維
持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上
げ店、またはローランドお客様相談センターにご相談く
ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、
失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容は、記憶内容をメモしておいてください。
552
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、
補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、スイッチ、入出力
端子などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない
ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ
ます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ
ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、
各地域のゴミの分別基準に従って行ってください。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と
の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ
い。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくな
る場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブルを
ご使用ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる
場合、ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメー
カーにお問い合わせください。
6
Page 7

目次
各部の名称と機能 ...........................................................................................8
リモート・コントローラーについて .........................................................10
入出力機器を接続する ................................................................................11
入力機器を接続する .......................................................................................................................... 11
アンプやスピーカーを接続する....................................................................................................... 12
REAC 機器を接続する...............................................................................13
REAC 接続を行う前に ...................................................................................................................... 13
S-0808 同士を接続する .................................................................................................................14
REAC スプリッター(S-4000D/S-4000-SP)と接続する................................................... 15
REAC マージ・ユニット(S-4000M)と接続する ................................................................... 16
RSS V-Mixer と接続する................................................................................................................17
RSS V-Mixer と直結する.......................................................................................................................17
S-4000D 経由で接続する(M-48 のシステムを構築する).............................................................18
電源を入れる/切る ....................................................................................19
REAC EMBEDDED POWER を使用する ................................................................................... 19
外部バッテリーを使用する............................................................................................................... 20
外部バッテリーについて .........................................................................................................................21
入力チャンネルを設定する ........................................................................22
S-4000R を使って設定する........................................................................................................... 22
プリアンプ・ゲインを調整する..............................................................................................................23
ゲイン・レンジを切り替える(パッド)................................................................................................24
ファンタム電源を供給する......................................................................................................................24
2 つのチャンネルをペアで操作する(ステレオ・リンク).................................................................25
S-4000 RCS を使って設定する ................................................................................................... 26
RSS V-Mixer で設定する................................................................................................................26
資料 ...............................................................................................................27
故障かな?と思ったら....................................................................................................................... 27
主な仕様..............................................................................................................................................28
バッテリー持続時間 .......................................................................................................................... 28
ピン配列図.......................................................................................................................................... 29
寸法図.................................................................................................................................................. 30
7
Page 8

各部の名称と機能
fig.front-panel.eps
1
INPUT コネクター(P.11)
各種入力機器を接続します。各インプットには、ゲイン
可変のプリアンプがあり、-65 〜 +10dBu(定格、最
大入力 +28dBu)の信号を受けることができます。
INPUT 1 〜 4
バランス・タイプのメス型 XLR コネクターです。
INPUT 5/6
バランス・タイプのメス型 XLR コネクターと TRS 標
準コネクターです。同時入力された場合には TRS から
の入力が優先になります。
INPUT 7/8
バランス・タイプのメス型 XLR コネクターと TRS 標
準コネクターです。同時入力された場合には TRS から
の入力が優先になります。
Hi-Z スイッチはエレクトリック・ギターなど、高イン
ピーダンス出力の機器からの入力を受けるときに ON に
します。
S-4000R やパソコンからのリモート・コントロールで、
プリアンプ・ゲインの調整やファンタム電源のオン/オフ
ができます。
Hi-Z スイッチを ON にするとノイズの影響を受けやすく
なりますので、接続ケーブルを短くするなどして対処して
ください。
REMOTE コネクター(P.22)
9 ピンのメス型 D-sub コネクターです。デジタル・ス
ネーク機器専用リモート・コントローラー(S4000R)やリモート・コントロール専用ソフト(S4000 RCS)をインストールしたパソコンを接続しま
す。
OUTPUT コネクター(P.12)
バランス・タイプのオス型 XLR コネクターです。アン
プやパワード・スピーカーを接続します。出力される信
号のレベルは +4dBu(定格、最大出力 +22dBu)で
す。
REAC MODE スイッチ(P.14 、15、16、17 )
S-0808 の動作モードを設定します。システムを正し
く動作させるには、接続されている各 REAC 機器の
モード設定を正しく行う必要があります。間違った設定
を行うと、音声の入出力が正しく行われません。
•
M REAC マスター機器として動作します。
•
S REAC スレーブ機器として動作します。
•
SP REAC スプリット機器として動作します。
MUTE ALL OUTPUTS ボタン
システム全体のオーディオ出力をミュート(消音)しま
す。ミュート中は、ノイズ・レスで入出力用のケーブル
や REAC ケーブルの抜き差しができます。押してから
数秒後に全ての出力がミュートされます。ボタンを離す
とミュートが解除されます。
8
Page 9

各部の名称と機能
6
REAC ポート/インジケーター(P.13)
他の REAC 機器を接続します。接続された REAC 機器との通信が確立すると、インジケーターが点灯します。スタン
バイ時は点滅します。
※S-0808 は R EAC EMBEDDED POWER 受電機器です。S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電
機器を接続すると、S-0808 を自動認識し、REAC ケーブルを通しての電源の供給が始まります。 S-0808 は供給される電源で動
作するようになります。
REAC EMBEDDED POWER 給電機器から電源供給を受けられない場合は、 外部バッテリーが必要です。
7
DC IN ポート(P.20)
外部バッテリーを接続します。REAC EMBEDDED POWER 給電機器から電源供給を受けられない場合は、外部バッ
テリーを取り付けて使用します。
※業務用ビデオ・カメラに使用されるバッテリー(IDX、アントンバウアー)に対応しています。
※一般的な業務用ビデオ・カメラのバッテリーには、残容量を表示する機能があります。接続する前に残容量を確認するようにしてく
ださい。
8
POWER インジケーター
外部バッテリーや REAC EMMBEDDED POWER 給電機器からの電源供給を受けると、インジケーターが点灯しま
す。
バッテリー・プレート・ホルダー取り付け穴(P.21)
外部バッテリーを取り付けるときに使用します。付属のバッテリー・プレート・ホルダーを付属の専用ネジ 4 本で固定
します。
ボトム・パネル固定用ネジについて
ホルダーなどに S-0808 を固定するときに使用します。付属のボトム・パネル固定用ネジ 4 本で以下のネジ穴に固定
します。
fig.bottom-screw-holes.eps
単位:mm
バッテリー・プレート・ホルダーの固定用ネジとボトム・パネル固定用ネジとでは直径/長さが異なります。それぞれ専用のネジです
ので、間違わないようにご注意ください。
9
Page 10

リモート・コントローラーについて
S-0808 には、デジタル・スネ−ク機器専用のリモート・コントローラー(S-4000R)を接続することができます。
S-4000R からプリアンプ・ゲインの調整やファンタム電源のオン/オフができます。S-4000R は最大で 40 チャン
ネルまでのコントロールに対応しますが、S-0808 システムの場合、チャンネル 1 〜 16 を使用します。チャンネル
とプリアンプの対応は以下のとおりです。
チャンネル 1 〜 8: REAC マスターに設定された S-0808 の INPUT 1 〜 8
•
チャンネル 9 〜 16:REAC スレーブに設定された S-0808 の INPUT 1 〜 8
•
S-0808 に S-4000R を接続した状態で REAC EMBEDDED POWER の電源供給を行うと、S-0808 が正常に起動しない場合が
あります。S-4000R を接続しないで電源供給を開始し、S-0808 が正常に起動したことを確認した上で S-4000R を接続してくだ
さい。または外部バッテリーからの電源供給を行ってください。
S-0808 が REAC EMBEDDED POWER の電源供給のみで動作していて、+48V ファンタム電源を入力機器に供給しているとき、
S-4000R を接続すると、S-0808 の電源が一時的に切れることがありますが、故障ではありません。外部バッテリーから電源供給
を行っている場合は、S-0808 の電源が切れることはありません。
1
fig.S4000R.eps
2
3
456 7 8 9
1
シグナル・ステータス・インジケーター
デジタル・スネーク機器に入力される信号の状態を表示しま
す。
CLIP インジケーター
入力信号が 0dB に達すると点灯します。[CLIP CLEAR /
ENTER] ボタンを押すと消灯します。
SIG インジケーター
入力信号レベルが -40dB を超えると点灯します。
2
MEMORY ボタン
S-0808 との接続では使用しません。
3
CHANNEL つまみと数値表示部
設定変更したいチャンネルやレベルを表示したいチャンネルを
選びます。現在選択しているチャンネルの番号が数値表示部に
示されます。
10
11
12
PHANTOM +48V ボタン
選択されているチャンネルに接続されている機器に +48V の
ファンタム電源を供給します。点灯するとオン、消灯している
とオフです。
PAD ボタン
選択しているチャンネルの入力レベルを 20dB 減衰させます。
GAIN つまみ
選択しているチャンネルのインプット・ゲインを調整します。
インプット・レベル・メーター
選択しているチャンネルのインプット・レベルを表示します。
POWER インジケーター
S-4000R に RS-232C ケーブル経由で電源が供給されると
点灯します。
4
LOCK ボタン
S-4000R からの操作をロックします。ロックがかかると点灯
します。消灯するまで押し続けるとロックが解除されます。
5
CLIP CLEAR / ENTER ボタン
いずれかの CLIP インジケーターが点灯すると、点滅します。
消灯させたいときに押します。
10
REAC インジケーター
接続された S-0808 が REAC 通信を始めると点灯します。
CTRL インジケーター
S-4000R と S-0808 との通信が確立すると点灯します。
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入出力機器を接続する
マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下の
ように対処してください。
1. マイクの向きを変える
2. マイクをスピーカーから遠ざける
3. 音量を下げる
※他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、電源を切った状態で行っ
てください。
※本機はバランス(XLR/TRS)タイプの端子を装備しており、「ピン配列図」(P.29)の「INPUT/OUTPUT 端子」のように配線さ
れています。接続する機器の配線をご確認のうえ、接続を行ってください。
入力機器を接続する
入力機器を INPUT 1 〜 8 に接続します。オス型 XLR のコネクターは INPUT 1 〜 8 に接続できます。TRS 標準コネ
クターは INPUT 5 〜 8 に接続します。
fig.source-connection.eps
※INPUT 5 〜 8 に XLR と TRS とを同時に接続した場合は、TRS からの入力が優先となります。
※抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(INPUT 1 〜 8)に接続した機器の音量が小さくなることがあります。 このと
きは、抵抗の入っていない接続ケーブルをご使用ください。
ハイ・インピーダンス出力のエレクトリック・ギターなどは、INPUT 7 または 8 に接続します。このとき、INPUT コネクターの横
にある Hi-Z スイッチを ON にします。H-Z スイッチを ON にすると、INPUT 7/8 はアンバランス・タイプになります。
INPUT 1 〜 8 の XLR 端子から +48V のファンタム電源を供給することができます。コンデンサー・マイクなどを接続し、ファンタ
ム電源を供給する必要がある場合は、リモート・コントロールでオンにします。「入力チャンネルを設定する」(P.22)をご参照くだ
さい。
リモート・コントロールによって設定されたプリアンプ・ゲインやファンタム電源のオン/オフは、S-0808 の電源を切っても記憶
されます。電源を切る前にリモート・コントロールのロック操作を行うと、確実に設定を記憶させることができます。S-4000R の場
合は、[LOCK] ボタンを押して点灯させてから数秒後に S-0808 の電源を切ります。
11
Page 12

入出力機器を接続する
アンプやスピーカーを接続する
アンプやパワード・スピーカーを OUTPUT 1 〜 8 に接続します。
S-0808 の OUTPUT 1 〜 8 はオス型です。メス型 XLR のコネクターで接続します。
fig.output-connection.eps
出力される信号のレベルは +4dBu(定格、最大出力 +22dBu)です。
接続したアンプやパワード・スピーカーへの入力が大きすぎて出力音声が歪む場合には、アンプ側の入力アッテネータ−でゲインを調
整するようにしてください。S-0808 のプリアンプ・ゲインを下げることで調整しようとすると、S/N が悪くなる場合があります。
12
Page 13

REAC 機器を接続する
REAC 接続を行う前に
REAC 接続用のケーブルについて
RSS デジタル・スネークおよび V-Mixing System では、REAC(Roland Ethernet Audio Communication)によ
る音声信号のデジタル伝送がおこなわれます。アナログ伝送と比較し、外来ノイズには極めて強いシステムですが、お
使いの環境によっては、ごくまれにノイズが発生する可能性があります。特にケーブルの選択や取扱いを間違えると、
ノイズの原因となります。ケーブルについては、以下の点を守ってご使用ください。
接続に使用するケーブルは、必ず Cat5e(エンハンスド・カテゴリー 5)規格に適合したものを使用してください。
•
ケーブルの長さは 1 本につき 100m を超えないようにしてください。
•
ケーブルの被覆に傷や破れのあるものは使用しないでください。
•
踏みつけるなど、ケーブルに強い力を加えないでください。
•
ケーブルをきつく巻いたり折り曲げたりしないでください。
•
通信品質を保つため、下記オプション品の REAC ケーブルの使用を推奨します。
100m: SC-W100S(ケーブル単品)または W100S-R(リール付)
•
20m: SC-W20F
•
REAC コネクター・カバーについて
市販のイーサネット・ケーブルを使用して REAC 機器と接続する場合は、REAC ポートに付属の REAC コネクター・
カバーを取り付けてください。取り付けないで接続すると、電磁ノイズの影響を受ける可能性があります。
fig.fit-connector-cover.eps
※オプション品の REAC ケーブル(上記)を使用する場合、REAC コネクター・カバーの取り付けは必要ありません。市販のイーサ
ネット・ケーブルを使用する場合、必ず Cat5e(エンハンスド・カテゴリー 5)規格に適合したものを使用してください。
フェライト・コアについて
S-0808 には 2 個のフェライト・コアが付属しています。1 個のフェライト・コアを S-0808 に接続する REAC
ケーブルに取り付けます。ケーブル先端のプラグ付近をフェライト・コアで挟み込み、パチンと音がするまで押さえて、
フェライト・コアを閉じます。
残り 1 個のフェライト・コアは、外部バッテリーからの電源ケーブルに取り付けます。
fig.fit-ferrite-core.eps
※フェライト・コアの取り付けの際には、指などを挟まないようにご注意ください。
※REAC 機器の接続には、フェライト・コアを取り付けたケーブルをご使用ください。
13
Page 14

REAC 機器を接続する
S-0808 同士を接続する
S-0808 をステージ側とミキサー側(FOH:Front of House)とに設置することで、8 チャンネル入力/ 8 チャンネ
ル出力のシンプルなデジタル・スネーク・システムを構築することができます。
fig.0808-0808.eps
ステージ
FOH
M(マスター)
※ステージ側の S-0808 の動作モードを M(マスター)、ミキサー側の動作モードを S(スレーブ)に設定します。 マスター機の
INPUT 1 〜 8 の信号がスレーブ機の OUTPUT 1 〜 8 に出力され、スレーブ機の INPUT 1 〜 8 の信号がマスター機の
OUTPUT 1 〜 8 に出力されます。
REAC モードの設定は S-0808 の電源を切った状態で行ってください。
2 台の S-0808 を直接 REAC ケーブルで接続する場合は、両方の S-0808 に外部バッテリーを取り付け、DC IN ポートから電源供
給を行ってください。外部バッテリーに関しては「外部バッテリーを使用する」(P.20)をご参照ください。
S-0808 の OUTPUT1 〜 8 は、出力レベル +4dBu(定格、最大 +22dBu)の固定出力になっています。FOH 側のミキサーと接続
する場合には、最大 +22dBu の入力が可能な入力端子に接続してください。
S(スレーブ)
14
Page 15

REAC 機器を接続する
REAC スプリッター(S-4000D/S-4000-SP)と接続する
S-4000D/S-4000SP や市販のスイッチング・ハブを接続すると、REAC マスター機器の入力信号を分岐することが
できます。スピーカーなどとは別に、収録機器や放送機器に対して音声を出力したい場合は、以下のように接続します。
fig.via-S-4000D.eps
ステージ
FOH
M(マスター)
マスター機器
スプリット機器
S(スレーブ)
スレーブ機器
S-4000D
スプリット機器
レコーディング・ルーム
SP(スプリット)
※収録機器側の S-0808 の動作モードを SP(スプリット)に設定します。ステージ側を M(マスター)、ミキサー側を S(スレー
ブ)に設定するのは、S-0808 同士を接続する場合と同じです。
REAC モードの設定は S-0808 の電源を切った状態で行ってください。
S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電機器から電源供給を受けている場合、外部バッテリーは必要あ
りません。しかし、S-4000SP や市販のスイッチング・ハブのように、REAC EMBEDDED POWER に対応していない機器を接続
する場合、すべての S-0808 に外部バッテリーを取り付け、DC IN ポートから電源供給が必要となります。外部バッテリーに関して
は「外部バッテリーを使用する」(P.20)をご参照ください。
スプリット・モードに設定した REAC スプリット機器は、REAC マスター機器からの信号を受信するだけの動作となります。REAC
スプリット機器に信号を入力しても、ほかの REAC 機器に送信することはできません。
REAC スプリット機器から出力される信号は、REAC スレーブ機器の OUTPUT 端子から出力される信号と同じです。 また、端子の
番号も同じです。
15
Page 16

REAC 機器を接続する
REAC マージ・ユニット(S-4000M)と接続する
S-4000M は複数台の REAC スレーブ機器をまとめて管理することができる REAC マージ・ユニットです。REAC ス
レーブに設定された複数台の S-0808 を S-4000M 経由で REAC マスター機器に接続することにより、規模の大き
いシステムを構築することができます。
※S-4000M を経由して接続する場合、REAC マスター機器(下の図では S-4000H)からは、複数の S-0808 が 1 台の REAC ス
レーブ機器として認識されます。
fig.0808-4000M.eps
ステージ
FOH
S-4000M
M(マスター)
※S-4000M に接続するすべての S-0808 は、動作モードを S(スレーブ)に設定します。
REAC モードの設定は S-0808 の電源を切った状態で行ってください。
S-0808 は S-4000M から電源供給を受けて動作します。この接続を行う場合は、外部バッテリーは必要ありません。
S-4000R または専用ソフトウェア(S-4000 RCS)をインストールしたパソコンを S-4000M または S-4000H の REMOTE コ
ネクターに接続することにより、S-0808 のプリアンプをリモート・コントロールすることができます。
S-4000H
16
Page 17

REAC 機器を接続する
RSS V-Mixer と接続する
RSS V-Mixer と接続し、V-Mixing System のステージ・ユニットとして使用することができます。
RSS V-Mixer と直結する
他のデジタル・スネーク機器同様、V-Mixer のステージ・ユニットとして直結できます。V-Mixer の REAC ポート A
または B に接続します。
fig.M380-0808.eps
ステージ
FOH
M-380
※V-Mixer に接続するすべての S-0808 は、動作モードを S(スレーブ)に設定します。
※RSS V-Mixer のバージョンによっては、S-0808 は S-4000S(8 入力/ 8 出力のモジュール構成)として認識されます。
REAC モードの設定は S-0808 の電源を切った状態で行ってください。
RSS V-Mixer は REAC EMBEDDED POWER に対応していません。この接続を行う場合は、すべての S-0808 に外部バッテリー
を取り付け、DC IN ポートから電源供給を行ってください。外部バッテリーに関しては「外部バッテリーを使用する」(P.20)をご
参照ください。ただし、S-4000M を経由して RSS V-Mixer と接続する場合、S-0808 は S-4000M からの電源供給を受けて動作
しますので、外部バッテリーは必要ありません。S-4000M 経由での RSS V-Mixer との接続に関しては S-4000M の取扱説明書を
ご参照ください。
17
Page 18

REAC 機器を接続する
S-4000D 経由で接続する(M-48 のシステムを構築する)
ライブ・パーソナル・ミキサー M-48 を含めたシステムを構築する場合は、S-4000M と S-4000D を経由して VMixer を接続します。S-0808 は S-4000M に、M-48 は S-4000D に接続します。
※S-4000D および S-4000M のモード設定等に関しては、 各機器の取り扱い説明書をご参照ください。
fig.M48-system.eps
LIVE PERSONAL MIXER M
MEMORY
STORERECALL
LAYER
9-16
9 10
1-8
1 2
DIMMER
AUX IN AMBIENT MIC
RECRL
LINE OUT PHONES
-
48
AMBIENT MICAUX IN
BASS
REVERB
VOLUME
-
11 12 13 14 15 16
3 4 5 6 7 8
DIMMER
LIVE PERSONAL MIXER M
MEMORY
STORERECALL
LAYER
9-16
9 10
1-8
1 2
AUX IN AMBIENT MIC
LINE OUT PHONES
-
48
AMBIENT MICAUX IN
VOLUME
11 12 13 14 15 16
3 4 5 6 7 8
DIMMER
LIVE PERSONAL MIXER M
MEMORY
STORERECALL
LAYER
9-16
9 10
1-8
1 2
AUX IN AMBIENT MIC
LINE OUT PHONES
-
48
AMBIENT MICAUX IN
VOLUME
11 12 13 14 15 16
3 4 5 6 7 8
ATT
12
PHONES
LINE OUT
0
6
VOLUMELIMITER
TREBLE
18
30
42
OFF
+
+
MAXMIN MAXMIN MAXMIN MAX MIN MAX
LR
-
CONTROL
SOLO
EQ
REVERB
HI GAIN
SEND
SIG
MID GAIN
SIG
PAN
MID FREQ
VOLUME
LO GAIN
ATT
RECRL
12
PHONES
LINE OUT
0
6
BASS
VOLUMELIMITER
TREBLE
REVERB
18
30
42
OFF
+
+
MAXMIN MAXMIN MAXMIN MAX MIN MAX
LR
-
-
CONTROL
SOLO
EQ
REVERB
HI GAIN
SEND
SIG
MID GAIN
SIG
PAN
MID FREQ
VOLUME
LO GAIN
ATT
RECRL
12
PHONES
LINE OUT
0
6
BASS
VOLUMELIMITER
TREBLE
REVERB
18
30
42
OFF
+
+
MAXMIN MAXMIN MAXMIN MAX MIN MAX
LR
-
-
CONTROL
SOLO
EQ
REVERB
HI GAIN
SEND
SIG
MID GAIN
SIG
PAN
MID FREQ
VOLUME
LO GAIN
M-48
ステージ
S-4000MS-4000D
M-380
FOH
※S-4000M に接続するすべての S-0808 は、動作モードを S(スレーブ)に設定します。
REAC モードの設定は S-0808 の電源を切った状態で行ってください。
S-0808 は S-4000M から電源供給を受けて動作します。この接続を行う場合は、外部バッテリーは必要ありません。
18
Page 19

電源を入れる/切る
S-0808 は以下の 2 種類の電源に対応しています。
REAC EMBEDDED POWER S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電機器と接続した場合、
•
REAC ケーブル経由で電源供給を受けて動作します。
外部バッテリー REAC EMBEDDED POWER 給電機器と接続しない場合は、外部バッテリーからの給電を
•
受ける必要があります。
外部バッテリーとして、業務用ビデオ・カメラのバッテリーを使用します。
※正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れが
あります。
※アンプやスピーカーの音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、
故障ではありません。
REAC EMBEDDED POWER を使用する
S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電機器を接続することで、REAC ケーブル経由で
電源が供給されます。
※REAC EMBEDDED POWER 給電機器のすべての REAC ポートから給電されるわけではありません。該当機器のどのポートから
給電されるのかを確認した上で接続してください。給電可能なポートについては、それぞれの機器の取扱説明書をご参照ください。
fig.power-from-S4000M.eps
給電機器
音声信号
電源
電源を入れる
..
1111..
電源を供給する機器と REAC ケーブルで接続する
S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電機器と S-0808 を REAC ケーブルで接続しま
す。
※接続時にはすべての機器の電源を切っておいてください。
..
2222..
REAC EMBEDDED POWER 給電機器の電源を入れる
給電機器の電源を入れます。S-0808 のPOWER インジケーターが点灯し、その後 REAC インジケーターが点滅します。
REAC 機器にアンプやスピーカーを接続する場合、誤動作やスピーカーの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、電源を
切った状態で行ってください。
電源を切る
REAC EMBEDDED POWER 給電機器の電源を切ります。S-0808 の POWER インジケーターと REAC インジケー
ターが消灯します。すべての機器の電源が切れてから REAC ケーブルを抜いてください。
19
Page 20

電源を入れる/切る
外部バッテリーを使用する
外部バッテリーから給電する場合、まず S-0808 に付属のホルダーをバッテリー・プレートに取り付けます。外部
バッテリーからの電源ケーブルを S-0808 の DC IN ポートに接続すると電源が入ります。
※付属のホルダーは、株式会社アイ・ディー・エクスの P-V2(V-Plate)およびアントンバウアー(Anton/Bauer, Inc.)の QRC-
GOLD に対応しています。
※一般的な業務用ビデオ・カメラのバッテリーには残容量を表示する機能があります。接続する前に残容量を確認するようにしてくだ
さい。
外部バッテリー、バッテリー・プレートおよび電源ケーブルは付属していません。別途ご購入ください。
外部バッテリーからの電源ケーブルには、付属のフェライト・コアを取り付けてください。
バッテリーの消耗を防ぐため、S-0808 を使わないときは、電源ケーブルを DC IN ポートから抜いておいてください。
S-0808 が REAC EMBEDDED POWER の給電機器から電源供給を受けている場合、外部バッテリーは必要ありません。ただし、
S-0808 に S-4000R を接続した状態で、入力機器に +48V ファンタム電源を供給する場合、DC IN ポートに接続した外部バッテ
リーからの電源供給を行ってください。
fig.S0808-and-IDX.eps
電源を入れる
..
1111..
バッテリー・プレートを付属のホルダーに取り付ける
付属のバッテリー・プレート・ホルダー固定用ネジ 4 本を使って、P-V2(V-Plate)または QRC-GOLD プレートを
付属のホルダーに取り付けます。
fig.fit-V-Plate.eps
バッテリー・プレート・ホルダー固定用ネジは 8 本付属しています。付属のボトム・パネル固定用ネジ(4 本)とは直径/長さが異
なります。それぞれ専用のネジですので、間違わないようにご注意ください。
20
Page 21

電源を入れる/切る
..
2222..
手順 1 でバッテリー・プレートと組み合わせたホルダーを固定する
手順 1. でバッテリー・プレートと組み合わせたホルダーを、付属のネジ 4 本で S-0808 のサイド・パネルに固定します。
※過度な締め付けは S-0808 を破損させることがありますので、ご注意ください。
fig.fit-to-S0808.eps
..
3333..
外部バッテリーを取り付ける
バッテリー・プレートに対応した外部バッテリーを取り付けます。
fig.fit-IDX.eps
..
4444..
外部バッテリーから給電を開始する
電源ケーブルを S-0808 の DC IN ポートに接続します。給電が始まり、S-0808 の電源が入ります。電源が入ると、
POWER インジケーターが点灯します。
fig.plug-ext-bat.eps
電源を切る
電源ケーブルを S-0808 の DC IN ポートから抜くと、S-0808 の電源が切れます。
外部バッテリーについて
出力電圧が DC 12V から 18V の間の外部バッテリーに対応しています。この範囲に該当する製品をご使用ください。
株式会社アイ・ディー・エクスの ENDURA-10(E-10)を満充電にした場合の持続時間は約 4.5 時間です。
※+48V ファンタム電源をすべての INPUT チャンネルから供給した場合の持続時間です。
※気温や +48V ファンタム電源の供給を受ける入力機器の消費電流など、 使用状況によって持続時間は異なります。
※一般的な業務用ビデオ・カメラのバッテリーには、残容量を表示する機能があります。接続する前に残容量を確認するようにしてく
ださい。残容量の確認は給電中も可能です。時々確認することをおすすめします。
21
Page 22

入力チャンネルを設定する
S-0808 の REMOTE 端子に S-4000R やパソコンを接続し、入力チャンネルの各種設定を行うことができます。
RSS V-Mixer に REAC 接続している場合は、V-Mixer のパネル上からも同様の設定を行うことができます。
S-0808 に S-4000R を接続した状態で REAC EMBEDDED POWER の電源供給を行うと、S-0808 が正常に起動しない場合が
あります。S-4000R を接続しないで電源供給を開始し、S-0808 が正常に起動したことを確認した上で S-4000R を接続してくだ
さい。または外部バッテリーからの電源供給を行ってください。
S-0808 が REAC EMBEDDED POWER の電源供給のみで動作していて、+48V ファンタム電源を入力機器に供給しているとき、
S-4000R を接続すると、S-0808 の電源が一時的に切れることがあります。外部バッテリーからの電源供給を行っている場合、S0808 の電源が切れることはありません。
S-0808 と接続した場合、S-4000R のメモリー機能は動作しません。
S-4000R を使って設定する
S-4000R はデジタル・スネーク機器専用のリモート・コントローラーです。S-4000R の各部の名称と機能について
は「リモート・コントローラーについて」(P.10)をご参照ください。
S-0808 の REMOTE 端子に、S-4000R に付属の RS-232C ケーブルを使って接続します。
fig.connect-S4000R.eps
ロックを解除する
デジタル・スネーク機器の各種設定を変更するには、S-4000R のロックを解除します。[LOCK] ボタンが点灯してい
るとロックがかかっており、設定作業は行えません。[LOCK] ボタンを 1.5 秒程度押し、消灯を確認してください。
fig.unclock-S4000R.eps
意図しない操作によって設定が変わらないよう、入力チャンネルの設定作業が終了したらロックをかけておくようにしましょう。
[LOCK] ボタンを押し、点灯するとロックがかかります。
22
Page 23

入力チャンネルを設定する
プリアンプ・ゲインを調整する
デジタル・スネーク機器では、ステージ・ユニット内でプリアンプ・ゲインを調整し、ゲイン・アップを行った上でミ
キサーに信号を送ることができます。
..
1111..
チャンネルを選択する
[CHANNEL] つまみを回して、設定を変更したいチャンネルの番号を選択します。
fig.channel-dial.eps
..
2222..
音声を入力する
選択したチャンネルにソース機器からの音声を入力します。
..
3333..
適正レベルに調整する
[GAIN] つまみを回し、適正なレベルになるよう調整します。つまみの周りにあるインジケーターは、ゲイン・レベル
を表示します。選択したチャンネルの入力レベルは、インプット・レベル・メーターに表示されます。
fig.turn-gain-dial.eps
..
4444..
他のチャンネルを選択する
[CHANNEL] つまみを回して他のチャンネルを選択し、手順 2. と 3. を繰り返します。
インプット・レベルが 0dB に達すると、インプット・レベル・メーターの [CLIP] とシグナル・ステータス・インジケーターの
[CLIP] が点灯します。この場合、音声が歪む可能性があります。高品位な音声を伝送するには、インプット・レベル・メーターの
ピーク・レベルが -18 〜 -3dB の間で振れるようにプリアンプ・ゲインを調整してください。
[CLIP] インジケーターの点灯を消すには、[CLIP CLEAR/ENTER] ボタンを押します。
fig.press-clip-clear.eps
23
Page 24

入力チャンネルを設定する
ゲイン・レンジを切り替える(パッド)
パッドをオン/オフして、チャンネルごとにプリアンプ・ゲインの可変域を切り替えることができます。オンにすると、
チャンネルの入力レベルが 20dB 減衰します。[GAIN] つまみを左に回し切り、プリアンプ・ゲインを最低にしていて
も CLIP が点灯する場合は、そのチャンネルのパッドをオンにしてください。
..
1111..
チャンネルを選択する
[CHANNEL] つまみを回して、設定を変更したいチャンネルの番号を選択します。
..
2222..
パッドを当てる
[PAD] ボタンを押します。ボタンが点灯し、選択しているチャンネルの入力レベルが下がります。
fig.PAD-ON.eps
他のチャンネルにもパッドを当てたい場合は、上記手順を繰り返します。
※パッドのオン/オフを行う場合は、ノイズの発生を抑えるため、選択しているチャンネルの音声が一時的にミュートされます。
ファンタム電源を供給する
コンデンサー・マイクなど、+48V の電源を必要とする機器を接続した場合、S-0808 からファンタム電源の供給を
行うことができます。
+48V ファンタム電源を必要としない機器を接続するときは、必ずファンタム電源を切ってください。ダイナミック・マイクやオー
ディオ再生機器、その他の機器に誤ってファンタム電源が供給されると、故障の原因になります。使用するマイクやそのほかの機器に
付属の取扱説明書をよくお読みになり、仕様を確認してください。
(S-0808 のファンタム電源:各チャンネル +48V DC、最大 14mA)
..
1111..
チャンネルを選択する
[CHANNEL] つまみを回して、ファンタム電源を供給したいチャンネルの番号を選択します。
..
2222..
ファンタム電源を供給する
[PHANTOM/+48V] ボタンを押します。ボタンが点灯し、選択しているチャンネルに +48V ファンタム電源が供給さ
れます。
fig.phantom-on.eps
他のチャンネルにもファンタム電源を供給したい場合は、上記手順を繰り返します。
※ ファンタム電源のオン/オフを行う場合は、ノイズの発生を抑えるため、選択しているチャンネルの音声が一時的にミュートされます。
24
Page 25

入力チャンネルを設定する
2 つのチャンネルをペアで操作する(ステレオ・リンク)
ステレオ・リンク機能を使うと、隣り合った奇数と偶数のチャンネル(1/2、3/4、5/6、7/8)を同時に操作できま
す。ステレオ音源を S-0808 に入力しているときに使います。ステレオ・リンクをオンにすると、奇数チャンネル側
のゲイン、パッドなどの設定は、偶数チャンネル側に自動的にコピーされます。
ステレオ・リンクをオンにする
..
1111..
チャンネルを選択する
[CHANNEL] つまみを回して、リンクしたいチャンネルを選びます。3 チャンネルと 4 チャンネルをリンクしたい場合
は、[03] または [04] を選びます。
..
2222..
奇数チャンネルと偶数チャンネルをリンクする
[CLIP CLEAR/ENTER] ボタンを押しながら [CHANNEL] つまみを時計方向に回します。ステレオ・リンクがオンに
なります。
fig.link-on.eps
..
3333..
リンクを確認する
[CLIP CLEAR/ENTER] ボタンから指を離すと、数値表示部に表示されるチャンネル番号に 2 つのピリオド(.)が表
示されます。
fig.stereo-link-LED.eps
チャンネル7と8を
ステレオ・リンクしたとき
ステレオ・リンクをオフにする
..
1111..
チャンネルを選択する
[CHANNEL] つまみを回して、リンクを解除したいチャンネルを選びます。
..
2222..
リンクを解除する
[CLIP CLEAR/ENTER] ボタンを押しながら [CHANNEL] つまみを反時計方向に回します。ステレオ・リンクがオフ
になります。
..
3333..
リンク解除を確認する
[CLIP CLEAR/ENTER] ボタンから指を離すと、数値表示部に表示されていた 2 つのピリオドが消えます。
ステレオ・リンクがオンのときでも、+48V ファンタム電源のオン/オフは各チャンネルごとに行うことができます。
ステレオ・リンクをオフにしても、ゲイン/パッドなどの値はリンクをオンにする前の状態には戻りません。リンク中に操作した値が
残ります。
25
Page 26

入力チャンネルを設定する
S-4000 RCS を使って設定する
デジタル・スネーク機器専用のリモート・コントロール・ソフトウェア(S-4000 RCS)を使って入力チャンネルの
設定を行うこともできます。
fig.connect-PC.eps
S-4000 RCS は以下のローランド ホームページからダウンロードしてください。
http://www.roland.co.jp/solution/
※パソコンの動作条件や操作方法について、詳しくは S-4000 RCS の取扱説明書をご参照ください。
S-4000 RCS を使った設定には、以下のメリットがあります。
全チャンネルの入力レベルを一覧表示できます。
•
全チャンネルのパラメーター(ファンタム電源/パッドなど)を設定および一覧表示することができます。
•
100 個までの設定を保存/呼び出しできます。
•
コンピューターに複数の RS-232C ポートがある場合、複数のシステムを管理できます。(最大 4 系統)
•
RSS V-Mixer で設定する
RSS V-Mixer のパネル面から入力チャンネルの設定を行うこともできます。S-0808 を RSS V-Mixer に接続し、
CHANNEL DISPLAY 画面で各種設定を行います。
※RSS V-Mixer のバージョンによっては、S-0808 は S-4000S(8 入力/ 8 出力のモジュール構成)として認識されます。
fig.Mixer-screen.eps
26
Page 27

資料
故障かな?と思ったら
電源について
REAC EMBEDDED POWER で電源が入らない。
接続している機器は REAC EMBEDDED POWER 給電機器ですか? REAC 接続用のケーブルに断線などの問題はありませんか?
REAC EMBEDDED POWER で電源供給を受ける場合、S-4000M や S-4000D のような REAC EMBEDDED POWER 給電機器
を接続する必要があります。REAC 接続用のケーブルについては「REAC 接続を行う前に」(P.13)をご参照ください。
また、S-0808 に S-4000R を接続した状態で REAC EMBEDDED POWER の電源供給を行うと、S-0808 が正常に起動しない
場合があります。S-4000R を接続しないで電源供給を開始し、S-0808 が正常に起動したことを確認した上で S-4000R を接続し
てください。
外部バッテリーで電源が入らない。
S-0808 の規定電圧に対応したバッテリーですか?
外部バッテリーから電源供給を受ける場合、電圧が 12V から 18V の間でなければなりません。バッテリーの出力電圧をご確認くだ
さい。また、一般的な業務用ビデオ・カメラのバッテリーには、残容量を表示する機能があります。接続する前に残容量を確認するよ
うにしてください。
入出力について
入出力ができない。
動作モードは正しく設定されていますか?
REAC には以下の 3 つの動作モードがあり、接続されている各 REAC 機器のモード設定を正しく行う必要があります。間違った設定
を行うと、音声の入出力が正しく行われません。
M REAC マスター機器として動作します。
•
S REAC スレーブ機器として動作します。
•
SP REAC スプリット機器として動作します。
•
各種接続方法と、それぞれに対応した動作モードの設定に関しては P.14 〜 18 をご参照ください。
INPUT 1 〜 8 に接続した機器の音量が小さい。
抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?抵抗の入っていない接続ケーブルをご使用ください。
出力レベルが大きすぎる。
出力先の機器(アンプ/スピーカー/デッキなど)の規定入力レベルと S-0808 の規定出力レベルはマッチしていますか?
S-0808 の出力レベルは +4dBu(定格、最大 +22dBu)です。出力先の機器で入力ゲインを絞っても大きすぎる場合には、S0808 と出力先の機器との間にアッテネ−タ−を挟んでください。S-0808 のプリアンプ・ゲインを絞ることでも調整できますが、
S/N が悪くなる場合があります。
チャンネル設定について
S-4000R で入力チャンネルの設定ができない。
S-0808 に外部バッテリーを接続していますか?また、接続した外部バッテリーの残容量は十分にありますか?
REAC EMBEDDED POWER 給電機器からの電源供給を受けている場合でも、入力機器に +48V ファンタム電源を供給していると、
S-0808 から S-4000R への電源供給に外部バッテリーが必要です。
プリアンプ・ゲインの調整を行うときにノイズが発生する。
S-4000R や S-4000 RCS を使ってプリアンプ・ゲインの設定を行うとき、以下の値の間で切り替わるときに多少のノイズがでる
ことがありますが、故障ではありません。
PAD オン:+3 と +2、-13 と - 14、-29 と -30(dBu)の 3 カ所
•
PAD オフ:-17 と -18、-33 と -34、-49 と -50(dBu)の 3 カ所
•
また、プリアンプ・ゲインの変化が滑らかに感じられない場合がありますが、故障ではありません。
S-4000R でチャンネル設定が保存できない。
S-0808 を接続した場合、S-4000R の MEMORY ボタン(STORE/RECALL)は機能しません。複数の設定を記憶させたい場合
には、以下のローランド・ホームページから専用リモート・コントロール・ソフトウェア S-4000 RCS をダウンロードしてご使用く
ださい。
http://www.roland.co.jp/solution/
その他
S-4000D 経由で接続した M-48 のコントロールができない
ライブ・パーソナル・ミキサー M-48 を S-4000D 経由で S-0808 に接続することはできますが、S-0808 の REMOTE 端子に接
続したパソコンの専用ソフトで M-48 をリモート・コントロールすることはできません。M-48 を含めたシステム構築に関しては、
「S-4000D 経由で接続する( M-48 のシステムを構築する)」(P.18)をご参照ください。
27
Page 28

資料
主な仕様
fig.spec-sheet.eps
内部処理
チャンネル数 8チャンネル入力/8チャンネル出力
AD/DA変換 サンプリング周波数:96kHz、48kHz、44.1kHz
入出力規格
周波数特性 -2dB/+0dB(@+4dBu、20Hz〜20kHz)
全高調波ひずみ率 0.04%以下
ダイナミック・レンジ 110dB
クロス・トーク -80dB以下(InputGain:+4dBu、typ.)
規定入力レベル -65〜-10dBu(PAD:Off)
規定出力レベル +4dBu(最大+22dBu)
PAD 20dBOn/Off
入力インピーダンス 7kΩ
推奨負荷インピーダンス 10kΩ以上
残留ノイズ・レベル
(IHF-A、typ.)
等価入力雑音レベル
(E.I.N.)
信号処理:24bit
(PAD:On、InputGain:+4dBu、22Hz〜20kHz)
-45〜+10dBu(PAD:On)
(1dBステップ、最大+28dBu)
-80dBu以下
-128dB
接続端子
REAC RJ-45、イーサコン・タイプx1
DCIN XLR4ピン・タイプx1(DC12V〜18V対応)
REMOTE RS-232C(D-Sub9ピン・タイプ)x1
アナログ入力
(バランス・タイプ
/ファンタム電源)
INPUT1〜8:XLR3ピン・タイプx8
INPUT5〜8:TRS標準タイプx4
*INPUT5〜8にXLRとTRSが同時入力された場合、TRS優先。
*INPUT7/8はHi-Z対応(Hi-Zオン時はアンバランス)。
アナログ出力 XLR3ピン・タイプx8(バランス・タイプ)
その他
ネットワーク遅延時間 375μ秒(REACのみの遅延時間、AD→REAC→DAでは約1.2m秒)
電源
消費電力
ファンタム電源 +48V/最大14mA(INPUT1〜8)
動作温度範囲 0℃〜40℃
外形寸法/質量 220(W)x176(D)x156.6(H)mm、2.9kg
付属品
REACEMBEDDEDPOWERまたは
外部バッテリー(DC12V〜18V)
26W(DC12V使用時)
バッテリー・プレート・ホルダーおよび
固定用ネジx8、REACコネクター・カバーx1、
フェライト・コアx2、ボトム・パネル固定用ネジx4、
取扱説明書、ローランドユーザー登録カード、保証書
※0dBu = 0.775Vrms
※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
※REAC の回線に REAC スプリッターやスイッチング・ハブを挿入する場合、それらスプリット機器の性能に応じてネットワーク遅
延時間が増えます。スプリット機器が挿入された場合の遅延時間は、1 台あたりで最大 200 マイクロ秒(0.2mS)です。
バッテリー持続時間
fig.bat-life.eps
IDXENDURA-7
約3.5時間
※+48V ファンタム電源をすべての INPUT チャンネルから供給した場合の持続時間です。
※ 上記の時間は目安です。気温や +48V ファンタム電源の供給を受ける入力機器の消費電流など、使用状況によって持続時間は異なります。
※ バッテリーの残容量が無くなり、バッテリー給電から REAC EMBEDDED POWER 給電に切り替わった場合、数秒間音声が途切れる
ことがあります。
IDXENDURA-10
約4.5時間
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ピン配列図
REAC 端子
fig.crossover.eps
Cat5eクロス・オーバー・ケーブルの場合 Cat5eストレート・ケーブルの場合
REMOTE 端子
※ケーブルの長さは、最大 15m までを推奨します。
fig.232C-config.eps
ピン番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
信号名
NC
TxD(DataOut)
RxD(DataIn)
NC
GND
+5V
8番ピンと接続
7番ピンと接続
NC
ピン配置
S-4000Rに付属の
RS-232Cケーブル
資料
INPUT/OUTPUT 端子
fig.XLR-config.eps
XLRバランス
GND
1
2
HOT
※XLR のアンバランス接続のときは、コールドとグランドを接続します。
COLD
3
XLRアンバランス
GND
1
3
2
HOT
DC IN 端子
fig.DC-IN-config.eps
1:ー(マイナス)
2:NC
3:NC
4:+(プラス)
1
2
4
3
TRSバランス
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資料
寸法図
fig.dimension.eps
単位:mm
※ハンドルのがたつき、緩みが生じた場合は使用を中止し、お買い上げ店またはローランドお客さま相談センターにご相談ください。
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