Roland KR107 User Manual [ja]

取扱説明書
201a
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」
(P.2、3、4)と「使用上のご注意」(P.5、6、7)をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書 をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができ るよう、手元に置いてください。
©
 2005 ローランド

安全上のご注意

安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
警告
注意
注意の意味について警告と
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
注意:
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに 依頼してください。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説 明書をよく読んでください。
............................................................................................................................
002a
● この機器を分解したり、改造したりしないでく ださい。
............................................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必 ずお買い上げ店またはローランド・サービスに 相談してください。
............................................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所 ○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所 ○ 振動の多い場所
............................................................................................................................
警告 警告
007
● この機器を、ぐ らつく台の 上や傾いた 場所に設 置しないでください。必ず安定した水平な場所 に設置してください。
............................................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント に差し込んでください。
............................................................................................................................
008e
● 電源コード は、必ず付属の ものを使用 してくだ さい。また、付属の電源コードを他の製品に使 用しないでください。
............................................................................................................................
009
● 電源コード を無理に曲 げたり、電源コ ードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源 コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
............................................................................................................................
2
警告
警告
注意
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、 設定によっては永久的な難聴になる程度の音量 になります。大音量で、長時間使用しないでく ださい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、 直ちに使用をやめて専門の医師に相談してくだ さい。
............................................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針 金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に 入れないでください。
............................................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源 コードをコンセントから外し、お買い上げ店ま たはローランド・サービスに修理を依頼してく ださい。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたり
したとき ○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
............................................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず 大人のかたが、監視/指導してあげてください。
............................................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を 与えないでください。
............................................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない でください。特に、電源タップを使用している 場合、電源タップの容量(ワット/アンペア) を超えると発熱し、コードの被覆が溶けること があります。
............................................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランド・サービスに相談してください。
............................................................................................................................
019
● 電池は、充電、加熱、分解したり、または火や 水の中に入れたりしないでください。
............................................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤー で再生しないで下さい。大音量によって耳を痛 めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。
............................................................................................................................
0026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺 虫 剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー 缶などを置かないでください。また、表面に付 着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で 拭き取ってください。
101a
● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保た れている場所に設置して、使用してください。
............................................................................................................................
102b
● 電源コードを機器本体やコンセントに抜き差し するときは、必ずプラグを持ってください。
............................................................................................................................
103a
● 定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でゴミや ほこりを拭き取ってください。また、長時間使 用しないときは、電源プラグをコンセントから 外してください。電源プラグとコンセントの間 にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こし て火災の原因になります。
............................................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
............................................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
............................................................................................................................
107b
● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器 本体やコンセントに抜き差ししないでくださ い。
............................................................................................................................
108d(選択)
● この機器を移動するときは以下のことを確認し た後、必ず 2 人以上で水平に持ち上げて運んで ください。このとき、手をはさんだり、足の上 に落とさないように注意してください。
1
○ 機器本体とスタンドを固定しているネジがゆるんで
いないか、確認する。ゆるんでいる場合は、しっか り固定する。
2
○ 電源コードを外す。
3
○ 外部機器との接続を外す。
4
○ スタンドのアジャスティング・ボルトを上げる
(P.17 )。
5
○ フタを閉じる。
7
○ 譜面立てを倒す。
............................................................................................................................
109a
● お手入れをするときには、電源を切って電源プ ラグをコンセントから外してください(P.16 )。
............................................................................................................................
3
注意
110a
● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを コンセントから外してください。
............................................................................................................................
111(選択)
● 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液 漏れしたりします。次のことに注意してくださ い(P.16 )。
1
○ 電池の + と - を間違えないように、指示ど
おり入れてください。
2
○ 新しい電池と一度使用した電池や、違う種
類の電池を混ぜて使用しないでください。
3
○ 長時間使用しないときは、電池を取り出し
ておいてください。
5
○ 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電
池ケースについた液をよくふきとってから 新しい電池を入れてください。また、漏れ た液が身体についた場合は、皮膚に炎症を 起こす恐れがあります。また眼に入ると危 険ですのですぐに水でよく洗い流してくだ さい。
6
○ 電池を、金属性のボールペン、ネックレ
ス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保 管したりしないでください。
..............................................................................................................
112
● 使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収集の しかたに従って、捨ててください。
..............................................................................................................
116
● フタの開け閉めは、指などをはさまないように、 注意して行なってください(P.16 )。小さいお 子様が使用されるときは、大人のかたが介添え してください。
............................................................................................................................
117(選択)
● 椅子を使用するときは、必ず次の事項を守って ください。
1
○ 椅子で遊んだり、踏み台にしない。
2
○ 2 人以上で腰掛けない。
3
○ 腰掛けたままで、高さ調節しない。
4
○ 椅子の脚を止めているボルトが緩んでいた
ら、腰掛けない。(緩みがあるときは随時付 属の工具で締め直してください)
6
○ シート下の隙間(昇降装置の金属部)には
絶対に手を入れないでください。手を挟ん だりけがをしたりする恐れがあります。
............................................................................................................................
118c
● 以下の取り外した部品や付属の部品は、小さな お子様が誤って飲み込んだりすることのないよ うお子様の手の届かないところへ保管してくだ さい。 ○ 付属の部品
・ 外部メモリー端子カバーの固定用ネジ
○ 取り外した部品
・ スタンド組み立て用ネジ ・ ヘッドホン・フックの蝶ネジ ・ 譜面立て用ネジ
............................................................................................................................
4

使用上のご注意

291a
2 〜 4 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイン
バーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続さ れているコンセントと同じコンセントに接続しないでくだ さい。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより 本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電 源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・ フィルターを取り付けてください。
306b
この機器には、電池が付属されています。この電池は、機
器の動作確認用のため、寿命が短い場合があります。
307
接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
電源スイッチを切った後、本機上の LCD や LED などは消
えますが、これは主電源から完全に遮断されているわけで はありません。完全に電源を切る必要があるときは、この 機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプラグを 抜いてください。そのため、電源コ−ドのプラグを差し込 むコンセントは、この機器にできるだけ近い、すぐ手の届 くところのものを使用してください。
設置について
351
この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持
つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ い。
352a
テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ
画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b(一部修正)
携帯電話の赤外線通信機能を使って本機にデータを転送す
るとき以外は、携帯電話はなるべく本機から遠ざけるか、 もしくは電源を切ってください。近くに携帯電話があると、 着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり ます。
354b
直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ
た車内などに放置しないでください。また、至近距離から 照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力なスポット・ ライトで長時間同じ位置を照射しないでください。変形、 変色することがあります。
355b
極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因に
なりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用 してください。
356
本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置しな
いでください。変形、変色することがあります。
358
鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音しな
くなるなどの故障の原因になります。
359
本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外装
の仕上げを損なうことがあります。
お手入れについて
401b
お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で
汚れを拭き取ってください。木目にそって全体を均一の力 で拭きます。同じ所ばかり強くこすると、仕上げを損なう 恐れがあります。
402
変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
403
本機のペダル は真鍮製です。
真鍮は酸化し、黒ずむ性質があります。酸化した場合のお 手入れは、市販の金属みがきをご使用ください。
修理について
451a
お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能に
ついて保証できなくなります。また、修理をお断りする場 合もあります。
452
修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあり
ます。大切な記憶内容は、外部メモリーなどに保存するか、 記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記 憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー 部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。 失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容 赦願います。
453b
当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持
するために必要な部品)を、製造打切後 8 年 間保有してい ます。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただ きます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっ ては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、また は最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
551
記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失
われることがあります。失っても困らないように、大切な 記憶内容はバックアップとして外部メモリーなどに保存し ておいてください。
552(*** は、複数になる場合もあります)
外部メモリーなどの失われた記憶内容の修復に関しまして
は、補償を含めご容赦願います。
553
故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子
などに過度の力を加えないでください。
554
ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
556
ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ
グを持ってください。
557
この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあり
ません。
558a
音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ
うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559b
輸送や引っ越しをするときは、機器を緩衝材などで十分に
梱包してください。そのまま移動すると、傷、破損、故障 などの原因となります。
5
使用上のご注意
560
譜面立てを使用するときは、譜面立てに強い力を加えない
でください。
561
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:
EV-7/5)をお使いください。他社製品を接続すると、本体 の故障の原因になる場合があります。
562
接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用く
ださい。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次 の点にご注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と
の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ い。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場 合があります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブ ルのメーカーにお問い合わせください。
565
ペットなどの小動物を本機上(特に鍵盤の上)に載せたま
まで鍵盤蓋を開閉しないでください。本機の構造上、ペッ トなどの小動物が内部へ入ってしまうことがあります。そ のような場合は、直ちに電源を切って電源コードをコンセ ントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービス にご相談ください。
フロッピー・ディスクの取り扱い
(別売のフロッピー・ディスク・ドライブをお使いのとき)
651
ディスクはフィルムに磁性体を塗布した円盤状の記憶媒体
です。磁性面には非常に高密度でデータが記憶されますの で、取り扱いについては次の点に注意してください。
○ 磁性面に触れない ○ ホコリの多い場所で使用しない
○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中などに
放置しない(保存温度:10 〜 50 ℃)
○ スピーカーなどの強い磁界を発生する場所やものに近づ
けない
652
ディスクには、書き込んだデータを誤って消さないように
保護するプロテクト・タブがあります。書き込み操作を行 なうとき以外は、プロテクト・タブをプロテクトの位置に しておいてください。
fig.DiskProtect.j
裏面
CD-ROM の取り扱い
801
ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしな
いでください。データの読み出しがうまくいかないことが あります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用クリーナーで クリーニングしてください。
外部メモリー端子をお使いになる前に
外部メモリー端子の取り扱い
705(一部修正)
外部メモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしないで
ください。
708(一部修正)
外部メモリーは精密な電子部品で作られていますので、取
り扱いについては次の点に注意してください。 ○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に帯電
している静電気を放電しておく。
○ 端子部に手や金属で触れない。 ○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。
○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中などに
放置しない。(保存温度:0 度〜 50 度)
○ 水に濡らさない。 ○ 分解や改造をしない。
704(一部修正)
外部メモリーを接続するときは、確実に奥まで差し込んで
ください。
● 外部メモリーは外部メモリー端子に対して水平になるよう にして、無理な力を加えずに挿入してください。無理に挿 入すると、
外部メモリー
● 外部メモリー端子に外部メモリー以外のもの(針金、硬貨、 別の種類のディスクなど)を入れないでください。外部メ モリー端子の故障の原因になります。
● 外部メモリー端子カバーや接続した外部メモリーに強い力 を加えないでください。
● 外部メモリーを長期間使用しないときは、外部メモリーの カバーをしてください。
端子が破損することがあります。
ライト (書き込み可能)
プロテクト・タブ
653
ディスクのラベルは、しっかりと貼り付けてください。
プロテクト (書き込み禁止)
ディスク・ドライブの中ではがれると、ディスクが取り出 せなくなります。
654
ディスクは、傷めたり、チリ、ホコリなどが付かないよう 保管には十分注意してください。チリ、ホコリなどが付い たディスクを使用すると、ディスクが破損したり、ディス ク・ドライブの故障の原因になります。
655
本機の演奏データが入ったディスクを、プロテクト・ タブ
がライトの状態で、他の機種(HP-G シリーズ、HPi シリー ズ、MT シリーズ、KR シリーズ、ATELIER シリーズ、PR­300 を除く)やコンピューターなどでディスク操作(内容 確認、セーブ、削除など)をすると、以降、本機のディス ク・ドライブで使用できなくなる場合があります。他の機 種やコンピューターで、演奏データの内容確認やロードを する場合は、ディスクのプロテクト・タブをプロテクトの 状態で行なってください。
6
203
GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。
※ XGlite( )は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
215a
MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標で
す。
215b
GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電子
事業協会(AMEI)の登録商標です。
※ i モード 、i アプリ は NTT ドコモの
登録商標です。
207
Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米国
及びその他の国における登録商標です。
220
文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商
標です。

はじめに

主な特長

○ 豊かな響きと幅広い表現力を持つピアノ音色
○ グランドピアノの弾き心地を追求
このたびは、ローランド・デジタル・インテリジェント・ピアノ KR シリーズをお買い 上げいただき、誠にありがとうございます。
本機は、本格的なピアノ演奏はもちろん、簡単な操作で自動伴奏などの多彩な機能を楽 しめるインテリジェント・ピアノです。
本機を存分にお楽しみいただき、いつまでも良い状態でご愛用いただくためにも、この 取扱説明書をよくお読みいただけるようお願い申し上げます。
ハンマーが弦をたたく音や、離鍵時の音までもリアルに再現し、高品位なコンサート・ グランドピアノの音色を実現しています。最大同時発音数 128 音で、ペダルを多用し た演奏にも余裕で対応できます。
さらに、「ピアノ・デザイナー」では、お好みのピアノ音色をつくることができます。
低音域は重く、高音域は軽く、グランドピアノのタッチを再現したプログレッシブ・ハ ンマー・アクション鍵盤を採用。さらに、グランドピアノで打鍵したときに起こる特有 のクリック感(脱進感)まで忠実に再現しています(エスケープメント機構)。
鍵盤の重さ感に加え、ハンマーの微妙な動きを再現する「ハンマー・レスポンス機能」 の 2 つのキータッチ・コントロールで、鍵盤の微妙な調整が可能です。また、十分な 踏みごたえと、きめ細かな演奏表現を実現するペダルを採用しています。
○ メイン・ボタンでやりたいことが簡単に実現
曲の再生、譜面表示、自動伴奏、音色選択など本機の主な機能は、画面の左側のメイン
・ボタンで簡単に操作できます。
○ 豊かな音楽性を育てる多彩な練習支援機能
「ビジュアル・レッスン」を使うと、楽しく練習することができます。演奏結果を採点
したり、お手本との違いを譜面で確認することができます。 他にも、譜面に沿って演奏すると自動的に譜面をめくるなど、練習に便利な機能を搭載
しています。
○ 譜面や歌詞を大きく表示できる接続端子
テレビや外部ディスプレイ用の接続端子を搭載しました。 大きな画面に接続すると、たくさんの小節を一度に表示することができます。
○ 使いやすい自動伴奏機能「ミュージック・アシスタント」
500 種類もの設定の中から、弾きたい曲にあわせて、最適な自動伴奏を選ぶことがで きます。
自動伴奏の設定は、曲に合わせてわかりやすく表示されるので、伴奏を変えながら演奏 することも簡単にできます。
また、手軽に自動伴奏を楽しめるよう、コード譜を見ながら演奏できる曲も用意して います。
7
はじめに
○ 操作性の高いカラー画面
カラー画面のタッチ・パネルを搭載することによって、表現力が豊かになり、より見や すくなりました。また、画面にタッチして簡単に操作できます。
○ 新メディアの外部メモリーを採用
外部メモリー(別売)に、本機で作成した曲データを保存することができます。手軽に 持ち運べる大容量の外部メモリーは、コンピューターとも簡単に接続でき、曲データな どをやりとりすることが可能です。
また、大容量メモリーの特長を活かして、オーディオ・ファイルを本機で再生すること もできます。

取扱説明書の読みかた

本機の取扱説明書は、クイック・スタート から構成されています。
はじめに、 ドの接続や電源の入れかたを説明しています。
本機の電源を入れたら、 クイック・スタートを読みながら操作していただくと、「メイン・ボタン」の操作を中
心に、本機の主な機能を使って演奏をお楽しみいただけます。 取扱説明書では、本機の演奏機能を使いこなすための基本操作から、本機を使って伴奏
や曲を作るための応用操作まで説明しています。 USB 端子を経由してコンピューターと接続するときは、パソコン接続ガイドをお読み
ください。USB 接続のために必要なドライバのインストール手順を説明しています。
※ 動作条件については、「パソコン接続ガイド」をご覧ください。ただし、本機では、Mac
OS 9 には対応していませんので、ご了承ください。

本文中の表記について

この取扱説明書では、操作方法を簡潔に説明するために、次のように表記しています。
[ ]で囲まれた文字は、ボタン名を表し、ワンタッチ[ピアノ]ボタン、のように表
記します。 見やすさを重視して、一部の画面図は本体画面と色使いを変えています。本体表示と異
なる場合がありますが、ご了承ください。
< >で囲まれた文字は、画面上の文字を表し、<戻る>、のように表記します。 タッチ・パネルに指で触れることを、「タッチする」と表記します。
取扱説明書、パソコン接続ガイドの3冊
取扱説明書(本書)の「演奏する前に」をお読みください。本機の電源コー
クイック・スタートをお読みください。
8
文章の先頭に、 や※ マーク が付いて いるも のは注意 文です。必 ずお読 みくださ い。
本文中の(P.**)は参照ページを表しています。
目次
安全上のご注意.................................................................................... 2
使用上のご注意.................................................................................... 5
はじめに ........................................................... 7
主な特長................................................................................................7
取扱説明書の読みかた....................................................................... 8
本文中の表記について................................................................8
各部の名称と働き ............................................12
パフォーマンス・パッド......................................................... 12
録音/再生 ................................................................................. 13
リア・パネル..................................................................................... 14
ボトム・パネル................................................................................. 14
演奏する前に...................................................15
ペダル・コードを接続する............................................................ 15
スピーカー・ケーブルを接続する ............................................... 15
電源コードを接続する.................................................................... 15
譜面立てを立てる ............................................................................ 15
譜面立てを倒す ......................................................................... 15
譜面押さえを使う ..................................................................... 15
譜面立てをはずす ..................................................................... 16
リモコンに電池を入れる................................................................ 16
フタを開ける/閉める.................................................................... 16
電源を入れる/切る ........................................................................ 16
ペダルについて................................................................................. 17
音の大きさや明るさを調節する ................................................... 17
ヘッドホンを接続する.................................................................... 17
ヘッドホン・フックを使う ....................................................18
マイクを接続する ............................................................................ 18
タッチ・パネルについて................................................................ 18
画面の明るさを調節する......................................................... 18
主な画面............................................................................................. 19
ピアノ画面 ................................................................................. 19
基本画面...................................................................................... 19
主なアイコンの使いかた......................................................... 19
[設定]ボタンと[戻る]ボタン..........................................19
スクロール・バーとページ・アイコン................................ 19
第 1 章 演奏する..............................................20
ピアノ演奏をする(ワンタッチ・ピアノ)................................. 20
いろいろな音で演奏する(音色ボタン)..................................... 21
打楽器の音や効果音を鳴らす ................................................ 22
キーワードで音色を検索する(音色検索)......................... 23
複数の音を重ねて演奏する(レイヤー)..................................... 24
鍵盤の右手側と左手側を別の音で演奏する(スプリット).... 25
音の高さをオクターブ単位で変える
(オクターブ・シフト)............................................................. 26
音に響きをつける(リバーブ)...................................................... 27
伴奏の音に立体的な広がりをつける(アドバンスト 3D)..... 29
音にメリハリをつける
(ダイナミクス・サウンド・コントロール)............................... 31
好みの音質に調節する(イコライザー)..................................... 32
音にさまざまな効果をかける(エフェクト)............................. 34
マイクの声に効果をかける(ボーカル・エフェクト)............35
ミュージックデータに合わせてカラオケをする............... 41
メトロノームを鳴らす ....................................................................42
メトロノームを鳴らす............................................................. 42
メトロノームの設定を変える................................................ 43
第 2 章 自動伴奏 .............................................45
伴奏スタイルと自動伴奏................................................................ 45
自動伴奏を使って演奏する(ワンタッチ自動伴奏)................46
コードについて......................................................................... 47
簡単な指使いでコードを押さえる
(コード・インテリジェンス)................................................ 47
コードの押さえかたを画面で確認する(コード検索)..... 48
伴奏スタイルを選ぶ(伴奏スタイル・ボタン)........................ 49
キーワードで伴奏スタイルを検索する
(スタイル検索)......................................................................... 50
外部メモリーの伴奏スタイルを選ぶ.................................... 51
伴奏スタイルのリズム・パートだけ鳴らす............................... 52
伴奏のテンポを調節する................................................................ 52
伴奏をスタート/ストップする ................................................... 53
鍵盤を弾くと同時に伴奏をスタートする
(シンクロ・スタート)............................................................. 53
自動伴奏をストップする......................................................... 54
イントロの終わりにカウント音を鳴らす
(カウントダウン).....................................................................55
伴奏に変化をつける ........................................................................ 56
伴奏パターンを変える(フィルイン・ボタン)................. 56
画面で伴奏パターンを変える................................................ 57
伴奏スタイルの楽器構成を変える(スタイル編成)......... 57
右手で弾いた音にハーモニーをつける(自動ハーモニー).... 58
伴奏を鳴らしながら左手で弾いた音を鳴らす
(左手音色)......................................................................................... 59
伴奏をつけてピアノ演奏する
(ピアノ・スタイル自動伴奏)........................................................60
パートごとに音量のバランスを調節する
(音量バランス)................................................................................. 61
伴奏と鍵盤の音量バランスを変える
(音量バランスつまみ)............................................................. 61
演奏パートごとに音量を調節する
(パート・バランス)................................................................. 61
第 3 章 曲の再生 .............................................63
曲を再生する..................................................................................... 63
キーワードで曲を検索する(曲検索).................................. 66
曲をお気に入りに登録する............................................................ 67
お気に入りの曲を削除する....................................................68
リモコンを使う................................................................................. 69
リモコンの使い方.....................................................................69
リモコンのボタンについて....................................................70
携帯電話でダウンロードした曲を聴く....................................... 72
9
目次
第 4 章 練習機能..............................................74
譜面を表示する................................................................................. 74
音符にタッチして音を確認する(おんぷにタッチ)......... 75
演奏に合わせて譜面をめくる(自動譜めくり)................. 75
譜面表示の詳細設定をする ....................................................76
譜面を画像データとして保存する........................................ 78
テンポを調節する ............................................................................ 80
ボタンを押す間隔でテンポを決める
(タップ・テンポ).....................................................................80
一定のテンポで再生する(テンポ・ミュート)................. 81
カウント音をつけてタイミングを合わせる
(カウントイン)................................................................................. 82
特定のパートの音を鳴らさない(トラック・ボタン)............ 83
マークをつけて繰り返し練習する(マーク)............................. 84
曲中にマークをつける............................................................. 84
マークの位置から再生する ....................................................85
マークを取り消す ..................................................................... 85
マークを移動する ..................................................................... 85
同じところを繰り返し再生する ............................................ 86
鍵盤の音や再生した曲を移調する(トランスポーズ)............ 87
第 5 章 演奏の録音と保存...............................89
新しい曲(New Song)を録音する............................................ 90
伴奏をつけて録音する.................................................................... 92
曲に合わせて録音する.................................................................... 94
トラック・ボタンを選んで録音する(録音をやり直す)........ 95
録音した演奏を消去する................................................................ 96
特定のトラックの演奏を消去する........................................ 96
録音の止めかたを変える................................................................ 96
弱起の曲を録音する ........................................................................ 97
外部メモリーの使いかた................................................................ 98
外部メモリーを接続する......................................................... 98
記憶メディアの初期化(フォーマット).............................. 99
曲を保存する...................................................................................101
保存した曲を消す ..........................................................................104
外部メモリーの曲を「お気に入り」にコピーする ................105
「お気に入り」に保存されている曲を外部メモリーに
コピーする ...............................................................................106
第 6 章 お気に入り演奏設定の登録 ................. 107
演奏設定を登録する ......................................................................107
登録した演奏設定を呼び出す......................................................108
お気に入り演奏設定の呼び出しかたを変える .................108
演奏設定セットを保存する..........................................................108
保存した演奏設定セットを読み込む..................................109
保存した演奏設定を消す..............................................................110
外部メモリーの演奏設定セットをユーザー・メモリーに
コピーする.......................................................................................110
ユーザー・メモリーに保存されている演奏設定セットを
外部メモリーにコピーする ..................................................111
ペダルで「お気に入り演奏設定」を切り替える ....................111
設定を切り替えるペダルを選ぶ
(ペダル・シフト)...................................................................111
保存したお気に入り演奏設定セットを次々に読み込む
(ロード・ネクスト)...............................................................111
お気に入り演奏設定の切り替えと同時に PC ナンバーを
送信する...........................................................................................112
第 7 章 曲を作る/編集する .......................... 113
16 パートを使って多重録音する
(16 トラック・シーケンサー)...................................................113
16 トラック・シーケンサー画面 ........................................113
各パートの設定を変更する..................................................114
音楽ジャンルに合わせて各パートの音色を決める
(音色セット)...........................................................................115
演奏を録音する.......................................................................115
録音方法を変える(録音モード)...............................................116
録音済みの音を消しながら録音する(リプレース).......117
録音済みの音に重ねて録音する(ミックス)...................117
同じ区間を繰り返し録音する(ループ)............................118
ある区間の録音をやり直す(パンチ・イン)...................119
コードを入力して伴奏を作る(コード・シーケンサー)......120
鍵盤を弾かずにコードを入力する......................................121
曲を編集する...................................................................................121
編集機能の基本操作...............................................................121
編集の取り消し.......................................................................122
小節をコピーする...................................................................122
音のばらつきを揃える...........................................................123
小節を削除する.......................................................................123
空白の小節を挿入する...........................................................124
パートごとに移調する...........................................................124
小節を空白にする...................................................................125
パートを入れ替える...............................................................125
1 つ 1 つの音符を修正する ..................................................126
曲の途中の音色変更を修正する..........................................126
曲の途中で拍子の変わる曲を作る(ビート・マップ)..........127
録音した曲のテンポを変える......................................................127
曲の途中でテンポを変える..........................................................127
曲を聴きながらテンポを変える..........................................127
ある小節からテンポを変える..............................................128
第 8 章 伴奏スタイルを作る .......................... 129
オリジナルの伴奏スタイルを作る
(ユーザー・スタイル)..................................................................129
内蔵スタイルを組み合わせて新しいスタイルを作る
(スタイル・コンポーザー)..................................................129
自分で作った曲からスタイルを作る
(スタイル・コンバーター)..................................................131
ユーザー・スタイルを保存する .................................................134
保存したユーザー・スタイルを消す..................................135
外部メモリーのスタイルをユーザー・メモリーに
コピーする.......................................................................................136
10
目次
ユーザー・メモリーに保存されているスタイルを
外部メモリーにコピーする ..................................................136
第 9 章 いろいろな設定................................. 137
自動伴奏の設定を変える..............................................................137
設定方法....................................................................................137
鍵盤のタッチ感を変える
(キー・タッチ).......................................................................137
伴奏スタイルを変えても音色やテンポが変わらない
ようにする(ワンタッチ設定)............................................138
鍵盤が分かれる位置を変える
(スプリット・ポイント).......................................................138
コードの鳴りかたや指定のしかたを変える
(自動伴奏設定).......................................................................138
小節の途中にマークをつける......................................................140
カウントの設定を変える..............................................................140
その他の設定...................................................................................141
設定方法....................................................................................141
調律方法を変える(調律).....................................................141
ペダルやパフォーマンス・パッドに機能を割り当てる
(ペダル設定/ユーザー機能)..............................................142
ベンド・レンジを変える(ペダル設定)............................145
基準ピッチを変える(チューニング)................................145
画面に表示される言語を変える(言語)............................146
本体や外部ディスプレイに表示する画像を設定する
(ユーザー画像表示)...............................................................146
電源投入時の画面表示を変える
(オープニング・メッセージ)..............................................147
電源を切っても設定を記憶させておく
(メモリー・バックアップ)..................................................148
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)..................................................148
曲の転送後の再生の設定をする(赤外線再生設定).......149
リモコンのボタンの機能を切り替える..............................149
リモート・センサーのオン/オフを切り替える
(赤外線機能)...........................................................................150
タッチ・パネルの位置調整をする(タッチ・パネル)...151
エフェクトのかかるパートを選ぶ .............................................151
ユーザー・メモリーを初期化する .............................................152
デモを自動でスタートする..........................................................152
ピアノ・デザイナーのレゾナンスを調節する.........................153
ピアノ演奏以外できないようにする(パネル・ロック)......153
曲再生の設定をする ......................................................................154
曲再生時の音色セットを変える(再生モード)...............154
曲の情報を見る .......................................................................154
歌詞を表示しない(歌詞自動表示)....................................154
SMF 再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを
変える(トラック・アサイン)............................................155
外部ディスプレイやテレビで表示する設定を変える
(外部ディスプレイ)...............................................................158
各設定項目の説明...................................................................158
映像機器と接続する(V-LINK)..................................................159
V-LINK を使う .........................................................................159
MIDI 機器と接続する .....................................................................159
接続端子....................................................................................159
接続の手順...............................................................................160
MIDI 楽器とアンサンブルをする(MIDI アンサンブル).......160
MIDI の設定 .....................................................................................161
MIDI 送信チャンネルを選ぶ( 送信チャンネル)..............161
鍵盤と内蔵音源を切り離す
(ローカル・コントロール)..................................................161
音色の切り替え情報を送る(プログラム・チェンジ/
バンクセレクト MSB /バンクセレクト LSB)..............162
録音した演奏データを MIDI 機器に送信する
(曲の MIDI アウト)........................................................................162
オーディオ機器と接続する..........................................................163
接続端子....................................................................................163
接続の手順...............................................................................163
コンピューターと接続する..........................................................164
MIDI 端子に接続する .............................................................164
USB 端子に接続する .............................................................164
USB ドライバーを設定する.................................................165
資料 ............................................................ 166
故障かな?と思ったら ..................................................................166
エラー表示一覧...............................................................................170
音色一覧...........................................................................................171
ドラム・セット/効果音セット一覧 .........................................173
エフェクト一覧...............................................................................177
伴奏スタイル一覧 ..........................................................................178
コードの押さえかた一覧..............................................................179
内蔵曲一覧.......................................................................................181
記憶される設定一覧 ......................................................................184
使用できるミュージックデータ .................................................185
本機で使用できるミュージックデータ..............................185
本機の音源について...............................................................185
主な仕様...........................................................................................186
MIDI インプリメンテーション・チャート ...............................188
索引 ............................................................ 189
第 10 章 外部機器との接続 .........................156
テレビや外部ディスプレイと接続する.....................................156
外部ディスプレイを接続する ..............................................156
テレビを接続する ...................................................................157
11

各部の名称と働き

3
5 7 9 1411 12 18 2019
2 4 6 8 10 2216 1713
Power
1
1.
[Power(電源)]スイッチ
電源をオン/オフします(P.16)。
2.
[音量]つまみ
全体の音量を調節します(P.17)。
3.
[サウンド・コントロール]ボタン
音の粒だちを良くして、音にメリハリをつけます
(P.31)。
4.
[音質]つまみ
音の明るさを調節します(P.17)。
5.
[パートバランス]ボタン
演奏パートごとに音量バランスを調節します(P.61)。
6.
[音量バランス]つまみ
鍵盤を弾く音と、曲や伴奏の音量バランスを調節しま す(P.61)。
7.
[トランスポーズ]ボタン
鍵盤の音や再生する曲を移調します(P.87)。
8.
[ボーカル・エフェクト]ボタン
マイクからの音声にさまざまな効果をかけます
(P.35)。
9.
[リバーブ/アドバンスト 3D]ボタン
音に響きをつけます(P.27)。 また、音に奥行きをつけます(P.29)。
10.
[お気に入り演奏設定]ボタン
選んでいる機能やボタンの状態を登録します(P.107)。
パフォーマンス・パッド
11.
[スタイル編成]ボタン
パフォーマンス・パッドで伴奏スタイルのアレンジを 変えます(P.57)。
15 21
13.
[1]〜[3]
11 〜 12 のボタンによって働きが変わります。
14.
伴奏スタイル・ボタン
自動伴奏の伴奏スタイルを選びます(P.49)。
[ユーザー]ボタンで、自分で作ったユーザー・スタイ
ルや外部メモリーに保存した伴奏スタイルを選びます
(P.51)。
15.
フィルイン・ボタン
自動伴奏にフィルインを入れて、伴奏パターンを変え ます(P.56)。
[バリエーション]ボタン [オリジナル]ボタン
16.
[イントロ/エンディング]ボタン
自動伴奏のイントロやエンディングを演奏します
(P.53)。
17.
[スタート/ストップ]ボタン
自動伴奏をスタート/ストップします(P.53)。
18.
[カウント/マーク]ボタン
カウントの設定をします(P.55、P.82)。 また、譜面にマークをつけて、簡単に移動したり繰返 し再生できるようにします(P.84)。
19.
拍ランプ
メトロノームや、選んでいる伴奏スタイルまたは曲の テンポに合わせて点灯します(P.44)。
20.
[メトロノーム]ボタン
内蔵のメトロノームを鳴らします(P.42)。
21.
テンポ[−][+]ボタン
テンポを調節します(P.80)。
[−]と[+]ボタンを同時に押すと、基本のテンポに
戻ります。
12.
[ユーザー機能]ボタン
パフォーマンス・パッドにさまざまな機能を割り当て ます(P.142)。
12
2827 40383223 24 31
各部の名称と働き
25 26 29
30 33 34 35 36 37 39
22. メイン・ボタン
→別冊の「クイック・スタート」をご覧ください。
[選曲/ファイル]ボタン
内蔵曲や外部メモリーの曲を選びます(P.63)。
[デジスコア]ボタン
曲の譜面を表示します(P.74)。
[ビジュアル・レッスン]ボタン
練習機能を使うことができます。
[ピアノ・デザイナー]ボタン [ミュージック・アシスタント]ボタン [おすすめ音色]ボタン
23.
タッチ・パネル
画面にタッチしてさまざまな操作をします(P.18)。
24.
ダイヤル
画面上で選んでいる項目の値を変更します。
25.
[戻る]ボタン
ひとつ前の画面に戻ります。
26.
[設定]ボタン
詳細を設定する画面を表示します。
27.
コントラストつまみ
画面の明るさを調節します(P.18)。
28.
音色ボタン
鍵盤で演奏する音色を選びます(P.21)。
29.
ワンタッチ・ボタン
[ピアノ]ボタン
ピアノ演奏の設定にします(P.20)。
[自動伴奏]ボタン
自動伴奏で演奏する設定にします(P.46)。
30.
[自動ハーモニー]ボタン
鍵盤で弾いている音にハーモニーをつけます(P.58)。
録音/再生
31.
[メニュー]ボタン
曲の再生や録音、編集の機能を選びます(P.96、 P.113、P.129、P.154)。
32.
トラック・ボタン
トラックごとに曲を再生したり、演奏を録音したりし ます(P.83、P.95)。
33.
[曲の頭]ボタン
曲の再生を始める位置を、曲の先頭に戻します。
34.
[再生/停止]ボタン
曲の再生や録音をスタート/ストップします。
35.
[録音]ボタン
録音待機状態にします(P.90、P.113)。
36.
[巻戻し]ボタン
曲を巻戻します。
37.
[早送り]ボタン
曲を早送りします。
38.
リモート・センサー
携帯電話でダウンロードした曲データを、赤外線通信 を使って受信します(P.72)。 また、リモコンからの情報を受信します(P.69)。
39.
[ワンダーランド/ゲーム]ボタン
楽しみながら楽器に触れることができます。
→別冊の「クイック・スタート」をご覧ください。
40.
外部メモリー端子
外部メモリーを接続して、曲の再生(P.63)や保存
(P.98)をします。
※ 外部メモリーは、ローランドから販売しているものをお使いく
ださい。
13
各部の名称と働き
リア・パネル
fig.panelRear
1 2 3
Speaker 端子
1.
専用スタンドのスピーカー・ケーブルを接続します
(P.15)。
Ext Display 端子
2.
外部ディスプレイを接続します。譜面表示画面や歌詞 を表示することができます(P.156)。 Video Out 端子と同時に使うことはできません。
Video Out 端子
3.
テレビと接続します。接続したテレビに譜面表示画面 や歌詞を表示することができます(P.157)。 Ext Display 端子と同時に使うことはできません。
Expression Pedal 端子
4.
エクスプレッション・ペダル(別売)を接続して、音
ボトム・パネル
4 5 6 7
量を調節することができます(P.156)。
Pedal 端子
5.
専用スタンドのペダル・コードを接続します(P.15)。
Input 端子
6.
他の音源機器やオーディオ機器と接続し、本機のス ピーカーから他の機器の音を出すことができます
(P.163)。
Output 端子
7.
オーディオ機器などに接続すると迫力のある音が楽し めます。また、録音機器に接続して、演奏を録音する ことができます(P.163)。
本体底面(左側)
fig.panelbottom
1 2 3 4 5
Phones(ヘッドホン)端子
1.
ヘッドホンを接続します(P.17)。
Mic Volume つまみ
2.
マイクの音量を調節します(P.18)。
Mic 端子
3.
マイクを接続し、本機のスピーカーから音を出すこと ができます(P.18)。
MIDI Out/ In 端子
4.
外部 MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりします
(P.159)。
USB 端子
5.
コンピューターと接続して演奏情報をやりとりします
(P.164)。
本体底面(右側)
fig.panelUSB
6
フロッピー・ディスク・ドライブ端子
6.
フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)を接続して、 曲の再生や保存をします。
※ フロッピー・ディスク・ドライブは、ローランドから販売して
いるものをお使いください。
14

演奏する前に

KR107背面
スピーカー・ ケーブル
スピーカー端子
ツメ
1
2
演奏する前に

ペダル・コードを接続する

ペダル・コードを、本体背面の Pedal 端子に差し込みま
す。
fig.00-01

スピーカー・ケーブルを接続する

図のように、スタンドのスピーカー・ボックスから出て
いるスピーカー・ケーブルを、本体背面側の底面にある スピーカー端子に接続します。
スピーカー・ケーブルは、カチッというまで差し込んで ください。

電源コードを接続する

付属の電源コードを、本体底面の AC インレットに差し
込み、次に、コンセントに差し込みます。
電源コードは、必ず付属のものをお使いください。
fig.00-02

譜面立てを立てる

1.
譜面立てを両手で持ち、前に起こします。
2.
譜面立て背面の支えで譜面立てを固定します。
本機の上に水の入った容器(花瓶など)、殺虫剤、香水、アルコー ル類などを置かないでください。 本機のスピーカーは、本体上面に、上向きに装備されていますの で、液体などがスピーカー部に付着すると、故障や事故の原因にな ります。
スピーカー
譜面立ての角度を 3 段階で調節できます。

■ 譜面立てを倒す

1.
譜面立て背面の支えを上げて、譜面立てをゆっくりと倒
します。

■ 譜面押さえを使う

譜面押さえを立てて、楽譜のページを押さえることができま す。
使用しないときは、譜面押さえを倒しておきます。
15
演奏する前に
演奏する前に

■ 譜面立てをはずす

本機の譜面立てを取りはずすことができます。
ノートパソコンなどを本機にのせて使用することができま す。
譜面立てを起こして、ネジを 2 カ所はずします。
ネジは、十円玉などのコインを使ってはずすことができ ます。
譜面立てからはずしたネジは、なくしたり、小さなお子さまが誤っ て飲み込んだりしないよう、ご注意ください。

フタを開ける/閉める

フタを開けるときは、フタを両手で持って軽く持ち上
げ、奥にスライドさせます。
フタを閉めるときは、ゆっくりと手前に引き、止まった
ところで静かに下におろします。
fig.00-05
指をはさまないように注意して、フタを開け閉めしてください。小 さなお子さまが使用される場合は、大人の方が介添してください。
ピアノの移動は、危険防止のため必ずフタを閉じた状態で行なって ください。

リモコンに電池を入れる

リモコンに付属の電池を入れます。
fig.Remote Control-1.j
リモコン裏側
リモコン・
カバー
リモコンの裏側にある、カバーを開けます。
1.
付属の単 3 電池を、リモコンに描かれている図の向きに
2.
入れます。

電源を入れる/切る

必ず次の手順で電源を入れたり、切ったりしてください。手順を間 違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがありま す。
941
電源を入れるときは、[音量]つまみを左いっぱいに回
してから、[Power(電源)]スイッチを押します。
電源が入り、本機前面左の Power ランプが点灯します。
しばらくすると、鍵盤を弾いて音を出せるようになりま す。[ボリューム]つまみで音量を調節してください。
本機は、回路保護のため電源を入れてからしばらくは動作しませ ん。
942 fig.00-06.j
Power
カバーを閉めます。
3.
※ 電池の+、−を間違えないように注意してください。
リモコンのボタンの働きについては、69 ページをご覧 ください。
16
Powerランプ
電源を切るときは、[音量]つまみを左いっぱいに回し
てから、[Power(電源)]スイッチを押します。
本機前面左の Power ランプが消灯し、電源が切れます。
演奏する前に
演奏する前に

ペダルについて

ペダルには、次のような働きがあり、主にピアノ演奏のとき に使います。
fig.00-08.j
ソフト・ペダル
ソステヌート・ペダル
ダンパー・ペダル(右のペダル)
このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音が切れ ずに長い余韻が続きます。
ペダルを踏む深さによって余韻の長さが微妙に変わります。 アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだ
ときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して豊かな響きと広 がりが加わります。
本機では、この共鳴音(ダンパー・レゾナンス)を再現して います。
ダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴量を変えることができます。 クイック・スタートの「[ピアノ・デザイナー]ボタン」をご覧く ださい。
ソステヌート・ペダル(真ん中のペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻 を与えます。
ダンパー・ペダル

音の大きさや明るさを調節する

[音量]つまみを回して全体の音量を調節します。
[音質]つまみを回して音の明るさを調節します。
fig.00-07.j
小さく 大きく 落ち着いた音
明るい音

ヘッドホンを接続する

本機にはヘッドホン端子が 2 つあります。2 人で同時にヘッ ドホンを使うことができますので、レッスン時や連弾曲を演
奏するときなどに便利です。また、夜間でも周囲を気にせず に演奏を楽しむことができます。
ヘッドホンを本体左下面の Phones(ヘッドホン)端
子に差し込みます。
ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーからは音が出 なくなります。
ヘッドホンの音量は、本体の[音量]つまみで調節しま す。
fig.00-04.j
ソフト・ペダル(左のペダル)
このペダルを踏んだまま鍵盤を弾くと、音の響きが柔らかく なります。
ペダルを踏む深さによって、音の柔らかさが微妙に変わりま す。
アジャスターについて
本機を移動したときや、ペダルが不安定に感じるときは、ペ ダルの下部にあるアジャスターを次のように調節してくださ
い。 ○ アジャスターを回して下げ、確実に床にあたるように調
節してください。床との間に隙間があると、ペダルを破 損する原因になります。特にカーペットの上などに設置
する場合は、床面を強く押しつけるように調節してくだ さい。
fig.00-09.j
アジャスター
Phones (ヘッドホン)端子×2
ヘッドホンはステレオ標準タイプのものをお使いください。 ヘッドホンはローランド製品をお使いください。他のヘッドホ ンを使用すると、場合によっては十分な音量を得られないこと があります。
ヘッドホンご使用上の注意
コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本
体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。 接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホン
を壊す恐れがあります。音量を最小にしてから接続して ください。
過大入力で使用すると、耳を痛めるだけでなく、ヘッド ホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみくだ
さい。
17
演奏する前に
MicIn(マイク端子)
Volume(マイク音量) つまみ
演奏する前に

■ ヘッドホン・フックを使う

ヘッドホンを使用しないときは、本体左下にあるヘッドホ ン・フックにヘッドホンをかけておくことができます。
ヘッドホン・フックの取り付けかた
付属されているヘッドホン・フックを、本体下にある穴に差 し込みながら回します(下図参照)。ヘッドホン・フックの 蝶ネジを回して、ヘッドホン・フックを固定します。

タッチ・パネルについて

本機ではタッチ・パネルを採用しています。 タッチ・パネルは、画面にタッチする(軽く触れる)だけ
で、さまざまな操作をすることができます。
タッチ・パネルは指で軽く触れるだけで動作します。強く押した り、固いもので押したりすると、タッチ・パネルを破損することが あります。力の入れすぎには十分注意して、必ず、指で操作してく ださい。
蝶ネジ
ヘッドホン・フック

マイクを接続する

マイク端子にマイクを接続して、カラオケや弾き語りをする ことができます。
fig.00-28(マイク&本体)
タッチ・パネルは周囲環境の変化や時間経過とともにポイントがず れて、タッチしたところとは別の位置を認識したりするようになる ことがあります。そのようなときには「タッチ・パネルの位置調整 をする(タッチ・パネル)」(P.151)の手順に従って、ポイントの 修正をしてください。
タッチ・パネルの上に物を置いたままにしないでください。

■ 画面の明るさを調節する

画面の横にあるコントラストつまみで明るさを調節しま
す。
fig.00-29-1(ピアノ画面)
本体左下面の Mic In 端子に、マイク(別売)を接続し
1.
ます。
マイク端子の左にある Volume(マイク音量)つまみを
2.
回して、音量を調節します。
マイクご使用上の注意
夜間や早朝にご使用の際には、音量にご注意ください。
本体とマイクを接続するときは音量を下げてください。 音量が大きいとスピーカーから雑音が出ることがありま
す。
マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音
(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、
以下のように対処してください。
- マイクの向きを変える
- マイクをスピーカーから遠ざける
- 音量を下げる
983
18
演奏する前に
テンポ
曲名または
伴奏スタイル名
拍子 小節
自動伴奏の設定に なっているとき、
表示されます。
選んでいる音色名 が表示されます。
演奏する前に

主な画面

■ ピアノ画面

電源を入れた直後は、以下の「ピアノ画面」が表示されま す。詳しくは P.20 をご覧ください。
fig.00-29-1(ピアノ画面)

■ 基本画面

次のような画面を「基本画面」といいます。
fig.00-29-1(ピアノ画面)
歌詞情報を含んだ内蔵曲やミュージック データを選ぶとピアノ画面または基本画面 に表示されます。 このアイコンにタッチすると、歌詞を表示 します。
985
本書では、ディスプレイを使用して機能説明をしていますが、工場 出荷時の設定(音色名など)と本文中のディスプレイの設定は一致 していません。あらかじめご了承ください。

■[設定]ボタンと[戻る]ボタン

[設定]ボタン
通常、[戻る]ボタンを数回押すと、この画面が表示されま す。
また、次の操作でも基本画面が表示されます。
ワンタッチ[自動伴奏]ボタンを押す。
基本画面が表示され、自動伴奏の設定になります。 ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押してから、いずれかの
音色ボタンを押し、[戻る]ボタンを押す。

■ 主なアイコンの使いかた

本機では、基本画面以外のさまざまな画面を使って操作しま す。画面に表示される立体的なボタンのようなものを「アイ
コン」といいます。アイコンにタッチすると、さまざまな設 定ができます。
各画面で共通の主なアイコンには、次のようなものがあり、 ます。
詳細を設定する画面を表示します。
[設定]ボタンを押したときに表示されている画面に合わせ
て、異なる設定画面が表示されます。
[戻る]ボタン
現在行っている設定をキャンセルしたり、表示されている画 面を終了するときに押します。通常、[戻る]ボタンを数回
押すと、基本画面に戻ります。

■ スクロール・バーとページ・アイコ ン

曲や音色を選ぶ画面では、リストの右側にスクロール・バー があり、スクロール・バーの上下にページ・アイコンがあり
ます。
fig.d-tonesel.eps60
ページ・アイコン
スクロール・バー
ページ・アイコン
機能によって、複数ページで構成されてい るものがあります。このアイコンにタッチ すると、画面の次ページや前ページを表示 することができます。
スクロール・バーにタッチして上下になぞると、リストがス クロールします。
>< >(ページ・アイコン)にタッチすると、
ページをめくります。
19

第 1 章 演奏する

を押すと、ピアノ演奏の設定 を変えることができます。詳 しくは、クイック・スタート
ン」をご覧ください。
本機はアコースティック・ピ
歌詞情報を含んだ内蔵曲や
ヘッドホンを接続すると、ピ

ピアノ演奏をする(ワンタッチ・ピアノ)

ボタン 1 つで、ピアノ演奏に最適な設定にすることができます。
fig.panel
第 1章
1.
ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押します。
次のような「ピアノ画面」が表示されます。
fig.d-piano.eps60
ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押すと、それまでのパネルの設定にかかわらず、 次のような設定になります。
鍵盤が右側と左側に分かれていたとき(P.25)は、1 つの鍵盤に戻ります。 ペダルの働きは、通常のペダルの働きに戻ります(P.17)。
グランドピアノの音色が選ばれます。
エフェクトは、「ダンパー・レゾナンス」になります(P.34)。
アノの動作を忠実に再現して いるため、高音部の 1.5 オク ターブ程度の範囲はダンパー・ ペダルに関係なく音が最後ま で延び、また、音色も違って 聞こえます。ダンパー・ペダ ルの影響を受けない範囲は、 キー・トランスポーズ(P.87) の設定によっても変化します。
ミュージックデータを選ぶと ピアノ画面または基本画面に
20
>が表示されま
す。タッチすると、歌詞を表 示します。
アノ画面または基本画面に
>が表示されます。
ヘッドホンからの音に立体的 な広がりをつけることができ ます(P.29)。

いろいろな音で演奏する(音色ボタン)

内蔵されている音色について
本機は多くの楽器の音や効果音を内蔵しています。様々な音楽ジャンルの曲に 合った音で演奏をお楽しみください。
内蔵しているさまざまな種類の音を「音色」といいます。音色は 6 つの音色グ ループに分けられ、それぞれ音色ボタンに割り当てられています。
fig.panel
1.
いずれかの音色ボタンを押して、音色グループを選びます。
押した音色ボタンのランプが点灯します。
画面には、そのグループに含まれる音色名が表示されます。
fig.d-tonesel.eps60
第 1 章 演奏する
は、「音色一覧」(P.171)を ご覧ください。
第 1章
このような画面を「音色選択画面」と言います。
」が表示されている音色を「EX 音色」といい、特にお勧めする音色です。
赤色の「 」マークが表示されている音色は、キー・オフ音が鳴ります。 キー・オフ音とは、鍵盤から指を離したときに鳴る音色変化を再現したものです。
「GS」と表示されている音色は、GS 音色です。
スクロール・バーにタッチして上下になぞると、画面がスクロールし、他の選択 肢が表示されます。
<試聴>にタッチすると、その音色をフレーズで確認することができます。
スクロール・バーにタッチして上下になぞると、画面がスクロールして他の選択 肢が表示されます。
<エフェクト>にタッチすると、それぞれの音色に効果をかけることができます
(P.34)。
<音色検索>にタッチすると、条件や音色名から音色を検索することができます
(P.23)。
(ページ・アイコン)にタッチすると、ページをめくります。
21
第 1 章 演奏する
ドラム・セットによって、鍵
音色名にタッチして、音色を選びます。
2.
鍵盤を弾くと選んだ音色が鳴ります。
ダイヤルを使うと、鳴る音色を切り替えながら画面をスクロールさせることがで きます。
[戻る]ボタンを押します。
3.
第 1章

■ 打楽器の音や効果音を鳴らす

基本画面または元の画面に戻ります。
打楽器の音や、パトカーの音や動物の声などの効果音を、鍵盤から鳴らすことが できます。
fig.panel
1.
[おすすめ音色]ボタンを押して、ランプを点灯させます。
2.
fig.d-drum.eps60
ドラム画面 効果音画面
[戻る]ボタンを数回押します。
3.
または に数回タッチして、「ドラム」画面または「効果音」
画面を表示させます。
鍵盤を弾くと、1 つ 1 つの鍵から違う音が鳴ります。
また、画面にタッチして音を出すこともできます。
または を押すと、他のドラム音色を選ぶことができます。
基本画面または元の画面に戻ります。
盤に割り当てられている音の 組み合わせが違います。「ドラ ム・セット/効果音セット一 覧」(P.173)をご覧くださ い。
22

■ キーワードで音色を検索する(音色検索)

条件検索では、選んだすべて の条件を満たす音色を検索し ます。
楽器の種類や音楽ジャンルから条件に合った音色を検索することができます。
また、音色名の頭文字から、音色を検索することができます。
第 1 章 演奏する
いずれかの音色ボタンを押します。
1.
音色選択画面が表示されます。
<音色検索>にタッチします。
2.
次のような「音色検索画面」が表示されます。
fig.d-tonesrch.eps60
条件検索画面 文字検索画面
タッチすると、画面が切り替わります。
その 1 条件で検索する
3.
<カテゴリー>または<ジャンル>にタッチして、ダイヤルで検索する条
第 1章
件を選びます。
4.
<検索開始>にタッチします。
検索結果が表示されます。
音色名にタッチして、音色を選んでください。
[戻る]ボタンを押すと音色選択画面に戻ります。
その 2 音色名で検索する
3.
<文字検索>にタッチします。
<条件検索>にタッチすると「その 1」の条件検索の画面が表示されます。
4.
検索する 1 文字を決めます。
選んだ 1 文字が画面中央に表示されます。
検索する 1 文字を入力します。例えば<ア>のアイコンにタッチするごとに、入 力する文字がア→イ→ウ→エ ... と切り替わります。
<ア -0 >にタッチすると、カタカナと数字が切り替わります。
5.
<検索開始>にタッチします。
検索結果が表示されます。
音色名にタッチして、音色を選んでください。
[戻る]ボタンを数回押すと、基本画面または元の画面に戻ります。
23
第 1 章 演奏する
歌詞情報を含んだ内蔵曲や
ヘッドホンを接続すると、ピ アノ画面または基本画面に
>が表示されます。
ヘッドホンからの音に立体的 な広がりをつけることができ ます(P.29)。
音色選択画面のオクターブ<
右手音色とレイヤー音色の音

複数の音を重ねて演奏する(レイヤー)

1 つの鍵盤で、2 つ以上の音色を重ねて演奏することを「レイヤー演奏」といいま す。
例えば、ピアノに 2 種類のストリングス音色を重ねて鳴らすことができます。
fig.layer.j
第 1章
レイヤー演奏:複数の音色を重ねて鳴らす
ナチュラルグランド1
1.
基本画面の<レイヤー 1 >にタッチします。
fig.d-layer.eps60(基本からレイヤー画面へ)
レイヤー演奏になる前に鳴っていた音色と下段に表示された音色が重なって鳴り ます。
このとき、上段に表示されている音色を「右手音色」、下段に表示されている音色
(重ねた音色)を「レイヤー音色」といいます。
ストリングス1
ストリングス2
ミュージックデータを選ぶと
基本画面に< >が表
示されます。タッチすると、 歌詞を表示します。
同じように<レイヤー 2 >にタッチすると、さらに音を重ねることができます。
音色を変える
変更する音色名にタッチします。
2.
タッチすると、音色名の表示が明るくなります。
音色ボタンを押して、音色を選びます(P.21)。
3.
音色を選んだら[戻る]ボタンを押します。
4.
基本画面に戻ります。
レイヤーを解除する
<レイヤー 1 >にタッチします。
5.
24
<レイヤー 2 >も鳴らしているときは、<レイヤー 2 >にもタッチします。
<レイヤー 1 >、<レイヤー 2 >アイコンが暗くなり、レイヤー演奏が解除され ます。
鍵盤を弾くと、画面に表示されている音色だけが鳴ります。
−><+>にタッチすると、 レイヤー音色の音の高さがオ クターブ単位で変わります。 詳しくは「音の高さをオク ターブ単位で変える(オク ターブ・シフト)」(P.26)を ご覧ください。
量バランスを変えることがで きます。「パートごとに音量の バランスを調節する (音量バ ランス)」(P.61)をご覧くだ さい。
鍵盤の右手側と左手側を別の音で演奏する
スプリット・ポイントは変え
歌詞情報を含んだ内蔵曲や
ヘッドホンを接続すると、ピ アノ画面または基本画面に
>が表示されます。
ヘッドホンからの音に立体的 な広がりをつけることができ ます(P.29)。
音色選択画面のオクターブ<
鍵盤右手側と鍵盤左手側の音
(スプリット)
第 1 章 演奏する
ある鍵を境に、鍵盤を右手側と左手側に分けて、それぞれで違う音色を鳴らすこ とを「スプリット演奏」といいます。スプリット演奏のとき、境になる鍵を「ス プリット・ポイント」といいます。
スプリット・ポイントの鍵は、鍵盤左手側に含まれます。スプリット・ポイント は、電源を入れたときには「F#3」に設定されます。
fig.split.j
スプリット演奏:鍵盤の右側と左側で違う音色を鳴らす
スプリット・ポイント
アコースティック・ベース
基本画面の<スプリット>にタッチします。
1.
fig.d-split.eps60
ナチュラルグランド1
第 1章
ることができます「鍵盤が分 かれる位置を変える (スプ リット・ポイント)」(P.138) をご覧ください。
ミュージックデータを選ぶと
基本画面に< >が表
示されます。タッチすると、 歌詞を表示します。
鍵盤右手側はスプリット演奏になる前に鳴っていた音色、鍵盤左手側は<左手 1 >または<左手 2 >に表示された音色が鳴ります。
このとき、右側に表示されている音色を「右手音色」、左側に表示されている音色 を「左手音色」といいます。
<左手 1 >や<左手 2 >にタッチして、音色をオン/オフすることができます。
音色を変える
2.
変更する音色名にタッチします。
3.
音色ボタンを押して、音色を選びます(P.21)。
4.
音色を選んだら、[戻る]ボタンを押します。
基本画面に戻ります。
スプリットを解除する
5.
<スプリット>にタッチします。
スプリット演奏が解除されます。 鍵盤を弾くと、画面に表示されている音色だけが鳴ります。
−><+>にタッチすると、 右手音色や左手音色の音の高 さがオクターブ単位で変わり ます。詳しくは「音の高さを オクターブ単位で変える(オ クターブ・シフト)」(P.26) をご覧ください。
量バランスを変えることがで きます。「演奏パートごとに音 量を調節する(パート・バラ ンス)」(P.61)をご覧くださ い。
25
第 1 章 演奏する
鍵盤が右手側と左手側に分か
レイヤー演奏とスプリット演奏を同時にオンにする
レイヤー演奏とスプリット演奏をどちらもオンにすると、鍵盤を右手側と左手側 に分け、左手側では 2 つ、右手側では 3 つの音色を重ねて演奏することができま す。
fig.d-layersplit.eps60
第 1章

■ 音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)

レイヤー演奏(P.24)やスプリット演奏(P.25)をしているときに、音の高さを オクターブ単位で変えることができます。この機能を「オクターブ・シフト」と いいます。
れているときにダンパーペダ ルを踏むと、鍵盤右側の音に だけ余韻がかかります。左側 の音に余韻をかけたい場合は
「ペダルやパフォーマンス・
パッドに機能を割り当てる (ペダル設定/ユーザー機能)」 (P.142)をご覧ください。
例えば、レイヤー演奏時に、一方の音色の音の高さを変えて重ねて鳴らすと、音 色の印象が変わります。
1.
基本画面で<レイヤー 1 >または<スプリット>にタッチします。
レイヤー演奏またはスプリット演奏になります。
2.
オクターブ・シフトする音色名にタッチします。
3.
音色ボタンを押して、音色選択画面を表示します。
fig.d-octshift.eps60
画面下部のオクターブ<−>または<+>にタッチして、音の高さを調節
4.
します。
<+>にタッチするたびに、1 オクターブずつ高くなります。 <−>にタッチするたびに、1 オクターブずつ低くなります。 音の高さは、2 オクターブ低い音(ー 2)から 2 オクターブ高い音(+ 2)まで変 えられます。
[戻る]ボタンを押すと、基本画面または元の画面に戻ります。
26

音に響きをつける(リバーブ)

本機は、鍵盤で弾く音に「リバーブ効果」(残響)をかけることができます。
リバーブ効果をかけると、コンサート・ホールなどで演奏しているような心地よ い響きが得られます。
fig.panel
1.
[リバーブ/アドバンスト 3D]ボタンを押して、ボタンのランプを点灯
させます。
次のような「リバーブ画面」が表示されます。
fig.d-reverb.eps60
第 1 章 演奏する
第 1章
2.
アイコンにタッチして、演奏空間を選びます。
表示
ホール 1 明るい響きのホール ホール 2 あたたかい響きのホール
ルーム 1
教会 荒野 残響のない広い空間 ルーム 2 小さい部屋 ラウンジ 大きめの部屋 スタジオ レコーディングスタジオ 体育館 体育館 ホール 3 大型のコンサートホールの残響 ドーム ドーム球場 洞窟 洞窟内の長い残響がつきます。
GS ルーム 1
GS ルーム 2
GS ルーム 3
室内での残響
天井の高い教会
室内での残響を再現したリバーブです。 きれのよい、広がりのある残響が得られます。
解説
27
第 1 章 演奏する
スライダーを最も左側にする
第 1章
3.
[戻る]ボタンを押すと、リバーブ効果がかかったまま、画面だけが元に戻ります。
効果を解除する
[リバーブ/アドバンスト 3D]ボタンを押して、ボタンのランプを消灯
4.
表示 解説
GS ホール 1
GS ホール 2
GS プレート
GS ディレイ 山びこのように反射音の遅れた音が加わります。 GS パンディレイ 反射音が左右にパンニング(移動)します。
アイコンの下のスライダーにタッチして、効果のかかり具合を調節します。
右側に動かすと効果が深くなり、左側に動かすと浅くなります。
ダイヤルでも、効果のかかり具合を調節することができます。
させます。
リバーブ効果が解除されます。
ホールでの残響を再現しています。 GS ルームより奥行き感のある響きが得られます。
プレート・エコー(金属板の振動を利用した残響) を再現しています。
と、効果はかからなくなりま
す。そのときは、[リバーブ/
アドバンスト 3D]ボタンを押
しても、ボタンのランプは消
灯しています。
28
伴奏の音に立体的な広がりをつける
オン オフ
ヘッドホンを接続すると、画
すべてのパートがオフのとき
(アドバンスト 3D)
第 1 章 演奏する
自動伴奏(P.45)や内蔵曲、ミュージックデータに合わせて演奏しているときに、 外部スピーカーを使わずに本体スピーカーだけで演奏に立体的な広がりをつける ことができます。この効果のことを「アドバンスト 3D」といい、伴奏の音につつ み込まれるような心地よさを得ることができます。
fig.panel
1.
[リバーブ/アドバンスト 3D]ボタンを押して、リバーブ画面を表示さ
せます。
2.
<アドバンスト 3D >にタッチします。
次のような「アドバンスト 3D 画面」が表示されます。
fig.d-adv3d.eps60
第 1章
<オン>にタッチします。
3.
音に立体的な広がりがつきます。
アイコンにタッチすると、パートごとにオン/オフが切り替わります。
4.
[戻る]ボタンを押すと、アドバンスト 3D 効果がかかったまま、画面だけが元に
戻ります。
効果を解除する
<オフ>にタッチします。
5.
アドバンスト 3D 効果が解除され、すべてのパートに効果がかからなくなります。
面に< >が表示されま
す。
は、<オン>にタッチしても、
アドバンスト 3D 効果はかか
りません。
29
第 1 章 演奏する
アドバンスト 3D の詳細設定をする
[リバーブ/アドバンスト 3D]ボタンを押して、ボタンのランプを点灯
1.
させます。
<アドバンスト 3D >にタッチして、アドバンスト 3D 画面を表示させま
2.
第 1章
す。
[設定]ボタンを押します。
3.
fig.d-adv3dopt.eps60
にタッチして、ページをめくります
各設定項目の にタッチして、値を設定します。
4.
表示 設定値 解説
全パート
パート
モード
奥行き 1〜4
ひろがり 1 〜 128 音の広がりを変えます。
ダイヤルでも値を変えることができます。
「パート」は、アイコンにタッチして値を選びます。
[戻る]ボタンを押して、アドバンスト 3D 画面に戻ります。
5.
レイヤー・ パート
自動
スピーカー スピーカーから音を聴くのに適した設定になります。
ヘッドホン ヘッドホンで音を聴くのに適した設定になります。
鍵盤で弾くすべての音色(右手音色、左手音色、レ イヤー音色)に効果がかかります。
レイヤー音色のみに効果がかかります。レイヤー演 奏(P.24)をしていないときは、アドバンスト 3D 画面の<鍵盤>をオンにしても、鍵盤の演奏にアド バンスト 3D 効果がかかりません。
ヘッドホンを接続するとヘッドホンに適した設定に なります。ヘッドホンを接続していないときは、ス ピーカーに適した設定になります。
音の奥行きを変えます。値が大きいほど効果のかか り具合が大きくなります。
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