Roland GT-PRO APPLICATIONS GUIDE [ja]

このたびは、BOSS ギター・エフェクツ・プロセッサー GT-PRO をお買い上げい ただきまして、ありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に ・ 安全上のご注意(P.2 〜 3) ・ 使用上のご注意(P.4 〜 5) をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、この取扱説明書をよ くお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元 に置いてください。
■ 文中の表記について
[ ] で囲んだ英字/数字は、パネル上のボタンを表します。
[WRITE] WRITE ボタン [SYSTEM] SYSTEM ボタン
EXP ペダルは、エクスプレッション・ペダルを示しています。
文中の(P.**)は、参照ページを示しています。
©
2005 ボス株式会社
本書の一部、または全部を無断で複写・転載することを禁じます。

安全上のご注意

安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
警告
注意
注意の意味について警告と
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
注意:
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに 依頼してください。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
001
● この機器を 使用する前に、以下の指示と取扱説 明書をよく読んでください。
...............................................................................................................
002a
● この機 器を分解したり、改造した りしないでく ださい。
...............................................................................................................
003
● 修理/部 品の交換などで、取扱説明書に 書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに 相談してください。
...............................................................................................................
警告 警告
2
004
● 次のよ うな場所での使 用や保存はしな いでくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
005
● この機器の設置には、ローランドが推奨する ラック(型番:SYR-4200、SYR-600)を使用
してください。
..............................................................................................................
006
● この機器の設置にラック(型番:SYR-4200、 SYR-600)を使用する場合、ぐらつくような所
や傾いた所にラックを設置しないでください。 安定した水平な所に設置してください。機器を
単独で設置する場合も、同様に安定した水平な 所に設置してください。
..............................................................................................................
警告
警告
注意
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント に差し込んでください。
..............................................................................................................
009
● 電源 コードを無理 に曲げたり、電源 コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に なります。大音量で、長時間使用しないでくださ
い。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに 使用をやめて専門の医師に相談してください。
..............................................................................................................
011
● こ の機器に、異 物(燃えや すいも の、硬貨、針 金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源 コードをコンセントから外し、お買い上げ店ま
たはローランド・サービスに修理を依頼してく ださい。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様 のいるご家庭で使 用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この 機器を落とし たり、この機器に 強い衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
015
● 電源 は、タコ足配線な どの無理な配 線をしない でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤー で再生しないで下さい。大音量によって耳を痛
めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。
026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺 虫 剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー
缶などを置かないでください。また、表面に付 着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で
拭き取ってください。
..............................................................................................................
101a
● この 機器は、風通しのよ い、正常な通気が保た れている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
102a
● 電源コードをコンセントに抜き差しするとき は、必ず電源プラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
● 定 期的に電源プラ グを抜き、乾いた 布でゴミや ほこりを拭き取ってください。また、長時間使
用しないときは、電源プラグをコンセントから 外してください。電源プラグとコンセントの間
にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こし て火災の原因になります。
..............................................................................................................
104
● 接続 したコードやケー ブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
● こ の機器の上に乗 ったり、機器の上 に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107a
● 濡 れた手で電源コ ードのプラグ を持って、コン セントに抜き差ししないでください。
..............................................................................................................
108a
● こ の機器を移動す るときは、電源プ ラグをコン セントから外し、外部機器との接続を外してく
ださい。
..............................................................................................................
109a
● お 手入れをすると きには、電源を切 って電源プ ラグをコンセントから外してください。
..............................................................................................................
110a
● 落 雷の恐れがある ときは、早めに電 源プラグを コンセントから外してください。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
3

使用上のご注意

2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、 次のことに注意してください。
電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイン バーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続
されているコンセントと同じコンセントに接続しないで ください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズに
より本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがありま す。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノ
イズ・フィルターを取り付けてください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 電源スイッチを切った後、本機上の LCD や LED などは消 えますが、これは主電源から完全に遮断されているわけで
はありません。完全に電源を切る必要があるときは、この 機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプラグを
抜いてください。そのため、電源コ−ドのプラグを差し込 むコンセントは、この機器にできるだけ近い、すぐ手の届
くところのものを使用してください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持 つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま
す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ い。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ 画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり
ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信 時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがありま
す。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、も しくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ た車内などに放置しないでください。変形、変色すること
があります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因
になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使 用してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ た布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、
中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布 で乾拭きしてください。
402
● 変色 や変形の原 因となる ベンジン、シン ナーおよび アル コール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能に ついて保証できなくなります。また、修理をお断りする場
合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあり ます。大切な記憶内容は、他の MIDI 機器(シーケンサー
など)やコンピューターに保存するか、記憶内容をメモし ておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細
心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記 憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容
の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持 するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有して
います。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていた だきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所に
よっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、 または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
メモリー・バックアップについて
501b
● 本体内には、電源を切った後も記憶した内容を保持するた めの電池を装備しています。電池が消耗してくると、ディ スプレイに次のように表示されます。電池が消耗すると記 憶した内容が失われますので、早めに交換してください。 交換するときは、必ずローランド・サービスに相談してく ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失 われることがあります。失っても困らないように、大切な
記憶内容はバックアップとして他の MIDI 機器(シーケン サーなど)やコンピューターに保存しておいてください。
552
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、 補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子 などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ グを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあり ません。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド
ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各 市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
4
使用上のご注意
561
● エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売: EV-5)をお使いください。他社製品を接続すると、本体
の故障の原因になる場合があります。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用 ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、
次の点にご注意ください。 ○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機
との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでく ださい。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなく なる場合があります。ケーブルの仕様につきまして は、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしな いでください。データの読み出しがうまくいかないことが
あります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用クリーナー でクリーニングしてください。
著作権について
852a
● 本機では、外部機器とデジタル接続でオーディオ信号をや りとりする際、SCMS(Serial Copy Management
System)による制約を受けず録音を行うことができます。 これは本機が専ら音楽制作を目的としており、他者の著作
権を侵害しない作品(自作曲など)の録音まで、制約を受 けることがないよう設計されているためです。(SCMS と
は、デジタル接続を介しての、第二世代以降のコピー録音 を制限する機能です。著作権保護の目的で、MD レコー
ダーなどの民生用デジタル・オーディオ機器に搭載されて います。)
853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用 しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作権を
854
● 個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、SCMS 等の技術的保護手段を回避して第三者の著作物を無断で
複製することは、第三者の著作権を侵害する行為となり、 法律で禁じられています。
855
● 技術的保護手段が施されていないもの、及び SCMS に対 応しての複製に関しては、従来どおり私的使用の範囲で行
えます。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です。
206e
※ 本書では Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows ®operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。
209
※ MacOS は、米国 Apple Computer, Inc. の登録商標です。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
231
※ OMS は、米国 Opcode Systems, Inc. の登録商標です。
232
※ FreeMIDI は、米国 Mark of the Unicorn 社の商標です。
5
目次
安全上のご注意....................................... 2
使用上のご注意....................................... 4
主な特長 ............................................. 10
各部の名称と働き................................. 11
フロント・パネル ..................................................... 11
リア・パネル............................................................. 13
信号の流れ(シグナル・フロー).............................. 14
第1章
音を出してみよう................................. 15
接続する.................................................................... 15
電源を入れる............................................................. 16
入力レベルを調節する .............................................. 17
出力レベルを調節する .............................................. 17
SUB OUT の出力レベルを調節する .............................. 17
MAIN OUT の出力機器(アンプ)を
設定する(メイン・アウトプット・セレクト)........ 17
SUB OUT の出力機器(アンプ)を
設定する(サブ・アウトプット・セレクト)................. 18
電源を切る ................................................................ 18
第3章
作った音色を記憶させる ....................... 24
パッチを記憶させる(パッチ・ライト)................... 24
パッチをコピーする(パッチ・コピー)................... 24
パッチを入れ替える
(パッチ・エクスチェンジ)....................................... 25
パッチを初期化する.................................................. 25
イメージに近い音色でパッチを初期化する.............. 26
エフェクト単位で設定を記憶させる
(ユーザー・クイック・セッティング)..................... 26
PREAMP/SPEAKER の
設定を別のチャンネルにコピーする......................... 27
第4章
エフェクト/パッチ・パラメーターの紹介
PREAMP/SPEAKER
(プリアンプ/スピーカー・シミュレーター).......... 28
OVERDRIVE/DISTORTION
(オーバードライブ/ディストーション)................. 31
DELAY(ディレイ)................................................... 32
Hold(ホールド・ディレイ)の使いかた ...................... 34
CHORUS(コーラス)............................................... 34
REVERB(リバーブ)................................................ 35
.... 28
第2章
音色(パッチ)を作る .......................... 19
パッチとは ................................................................ 19
パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ).......................... 19
つまみで音色を調整する........................................... 20
エフェクトをオン/オフする ................................... 20
簡単にエフェクトを設定する(クイック FX).......... 21
既存のパッチのエフェクト設定を呼び出す.............. 21
エフェクトをより細かく設定する ............................ 22
エフェクトの
接続順を入れ替える(エフェクト・チェイン)........ 22
パッチに名前をつける(パッチ・ネーム)................ 23
COMP(コンプレッサー)......................................... 35
WAH(ワウ)............................................................. 36
FX-1/FX-2 ................................................................. 36
ACS(アドバンスド・コンプレッサー)........................ 37
LM(リミッター)...........................................................37
TW(タッチ・ワウ).......................................................37
AW(オート・ワウ)...................................................... 38
TM(トーン・モディファイ).........................................38
GS(ギター・シミュレーター).....................................38
TR(トレモロ)...............................................................39
PH(フェイザー)...........................................................39
FL(フランジャー)........................................................ 40
PAN(パン)...................................................................40
VB(ビブラート)...........................................................40
UV(ユニ V).................................................................. 41
RM(リング・モジュレーター).....................................41
SG(スロー・ギア).......................................................41
DF(デフレッター).......................................................41
STR(シタール・シミュレーター)...............................42
FB(フィードバッカー)................................................ 42
6
目次
AFB(アンチ・フィードバック)................................... 43
HU(ヒューマナイザー)................................................43
SL(スライサー)........................................................... 43
WSY(ウェーブ・シンセ)............................................. 44
SEQ(サブ・イコライザー)..........................................44
FX-2 .......................................................................... 45
HR(ハーモニスト)....................................................... 45 ハーモニストの
スケールを作成する(ユーザー・スケール)................. 46
PS(ピッチ・シフター)................................................46
PB(ペダル・ベンド)....................................................47
OC(オクターブ).......................................................... 47
RT(ロータリー)........................................................... 47
2CE(2x2 コーラス).....................................................48
AR(オート・リフ)....................................................... 48 オリジナルのフレーズを作る(ユーザー・フレーズ)
SYN(ギター・シンセ)................................................. 49
AC(アコースティック・プロセッサー)....................... 50
SH(サウンド・ホールド)............................................ 51
SDD(サブ・ディレイ)................................................. 51
......49
EQ(イコライザー).................................................. 51
第6章
ペダルでエフェクトを操作する.............. 61
ペダル機能の設定について ....................................... 61
目的別ガイド............................................................. 61
外部フット・スイッチの使いかたを
設定する(CTL 1, 2, 3, 4 ファンクション)............... 62
外部 EXP ペダルの使いかたを
設定する(EXP1, 2 ファンクション)....................... 63
外部 MIDI 機器の使いかたを 設定する(CC#7, CC#80, CC#1 ファンクション)... 64
パッチごとに FV(フット・ボリューム)の使いかた を設定する(EXP1/CC# 7 フット・ボリューム)
パッチごとに 外部コントローラーの機能を設定する(アサイン)
クイック・セッティング................................................66
マニュアル・セッティング............................................67
インターナル・ペダル・システム .................................70
............. 65
..... 66
LOOP(外部エフェクト・ループ)1/2 .................... 52
PRE LOOP(プリ・ループ)..................................... 53
AMP CTL (アンプ・コントロール)1/2................. 54
MASTER(マスター)................................................ 54
NS(ノイズ・サプレッサー)......................................... 54
Patch Level(パッチ・レベル)...................................... 55
Output(アウトプット)................................................. 55
Master BPM(マスター BPM)....................................... 55
FV(フット・ボリューム)............................................. 55
FX CHAIN(エフェクト・チェイン)........................ 56
NAME(パッチ・ネーム)......................................... 56
ASSIGN(アサイン)................................................. 56
第5章
オリジナルのエフェクト・タイプを作る(カスタマイズ)
COSM プリアンプをカスタマイズする.................... 57
スピーカーをカスタマイズする................................ 58
... 57
第7章
外部 MIDI 機器と接続して使う.............. 72
MIDI でできること .................................................... 72
送受信可能な MIDI 情報について...................................73
MIDI に関する機能を設定する .................................. 73
設定データを送受信する........................................... 75
外部 MIDI 機器に
データを送信する(バルク・ダンプ)............................75 外部 MIDI 機器からの
データを受信する(バルク・ロード)............................76
プログラム・チェンジ・マップを設定する.............. 77
プログラム・チェンジ・マップの設定を
有効/無効にする(MIDI マップ・セレクト)................78
GT-PRO から 外部 MIDI 機器のパッチ・ナンバーを切り替える .... 78
MIDI について ........................................................... 79
MIDI 情報のやりとり .....................................................79
GT-PRO で扱う主な MIDI 情報......................................79
MIDI インプリメンテーションについて.........................80
カスタマイズする ..................................................... 59
ペダル・ワウをカスタマイズする ............................ 60
7
目次
第8章
FC-200 と接続して使う ..................... 81
FC-200 に関する機能を設定する.............................. 81
GT-PRO の動作を
FC-200 用に切り替える(FC-200 モード)....................81 FC-200 の
CTL ペダルの動作を設定する(FC-200 CTL ペダル)... 81 切り替え可能なバンクの
範囲を限定する(FC-200 バンク・リミット)............... 81 パッチ切り替えのタイミングを
設定する(FC-200 プログラム・チェンジ・アウト)....82 ナンバー・ペダルで
バンクを切り替える (FC-200 バンク・チェンジ)......82
GT-PRO に適した設定を FC-200 に送信する .......... 82
接続................................................................................82
FC-200 に設定データを送信する ..................................83
FC-200 で GT-PRO を操作する ................................ 83
接続................................................................................83
パッチを選ぶ ................................................................. 83
FC-200 の CTL ペダル/ EXP ペダルを使用する..........84
各エフェクトを FC-200 の
ペダルでオン/オフする(マニュアル・モード)..... 85
マニュアル・モードに切り替える................................. 85
ペダルでオン/オフさせるエフェクトを選ぶ............... 85
より進んだ使いかた.................................................. 86
GT-PRO の電源オン時、
FC-200 を自動的に GT-PRO に適した設定にする........87
マニュアル・モード.......................................................87
FC-200 モードでの外部 MIDI 機器の接続 ..................... 87
第10章
その他の機能 ....................................... 92
ギター側のボリュームで
いろいろなパラメーターをコントロールする .......... 92
ギター側のボリュームで、プリアンプ・チャンネル A/B をダイナミックに切り替える
ギター側のボリュームで、任意のエフェクト・
パラメーターを変化させる(アサイン・ソース)..........93
使用環境に応じて
全体の音質を調節する(グローバル)....................... 94
全体の音質の設定 ..........................................................94
メイン・グローバル EQ.................................................94
トータル NS...................................................................94
トータル REVERB.........................................................94
サブ・グローバル EQ....................................................95
出力先の設定..................................................................95
アウトプット・チャンネル............................................95
USB /デジタル・アウト .............................................. 95
ディスプレイの
コントラストを調節する(LCD コントラスト)........ 96
GT-PRO への
入力音を切り替える(インプット・セレクト)........ 96
GT-PRO への入力音の音質を調整する
(インプット・レベル/インプット・プレゼンス)... 97
パッチ切り替え時に エフェクト音を残す(パッチ・チェンジ・モード)
全パッチで同じ
プリ・アンプ設定を使う(プリアンプ・モード)..... 98
システムのプリアンプを設定する .................................98
.......................................92
..... 97
第9章 コンピューターと USB 接続して使う .... 88
USB 接続の前に........................................................88
付属ソフトウェアについて............................................88
ドライバ・モード ..........................................................88
ドライバ・モードを切り替える..................................... 88
USB に関する機能を設定する .................................. 89
デジタル・オーディオ信号の出力/入力の設定 ........... 89
ダイレクト・モニターの設定 ........................................89
GT-PRO の出力をコンピューターで録音する.......... 90
コンピューターのオーディオ再生音に
GT-PRO でエフェクトをかける ............................... 90
コンピューターから GT-PRO を操作する................ 91
8
切り替え可能な
パッチを限定する(パッチ・エクステント)............ 98
パッチ切り替え時に EXP ペダルの
状態を反映させる(アサイン・ホールド)................ 99
つまみの動作を設定する(ノブ・モード)................ 99
出力/入力レベルを切り替える.............................. 100
メイン・アウト・レベル..............................................100
サブ・アウト・レベル .................................................100
ループ 1/2 センド・レベル .......................................... 100
ループ 1/2 リターン・レベル .......................................100
エフェクト・レベルをメーターで確認する............ 100
ギターを
チューニングする(チューナー/バイパス).......... 101
チューナー機能をオンにする ......................................101
チューニング時の表示について...................................101
チューニングのしかた .................................................101
チューナーの設定を変える..........................................101
目次
資料..................................................103
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)..................................... 103
工場出荷時の設定一覧................................................. 103
MIDI インプリメンテーション・チャート.............. 105
主な仕様.................................................................. 106
付属ソフトウェア動作条件..........................................108
USB ドライバの
インストールと設定 ...........109
ドライバの
インストールと設定(Windows).......110
ドライバのモードについて..........................................110
専用ドライバのインストール ................................. 111
Windows XP をお使いのとき ...................................... 111
Windows 2000 をお使いのとき ................................... 114
Windows Me/98 をお使いのとき ................................. 117
専用ドライバの機能を設定する............141
オーディオのレイテンシを調節する....................... 141
ASIO Direct Monitor を使う ................................... 141
困ったときには..................................143
エラー・メッセージ................................................ 143
GT-PRO 本体のトラブル ........................................ 143
USB ドライバに関連したトラブル ......................... 145
ドライバ使用時のトラブル ..................................... 147
専用ドライバの削除方法......................................... 151
パッチ一覧 ........................................152
■ ユーザー・パッチ............................................... 152
■ プリセット・パッチ ........................................... 156
索引..................................................160
Windows 標準ドライバのインストール ................. 118
Windows XP/2000 をお使いのとき ............................. 118
Windows Me をお使いのとき ......................................119
Windows 98 をお使いのとき ....................................... 120
ドライバの設定....................................................... 123
入出力デバイスについて ............................................. 123
入出力デバイスの設定................................................. 124
ソフトウェアの設定..................................................... 125
ドライバの インストールと設定(Macintosh)....126
ドライバのモードについて..........................................126
専用ドライバのインストール ................................. 127
Mac OS X をお使いのとき ..........................................127
ドライバの設定............................................................128
Mac OS 9 をお使いのとき........................................... 129
Mac OS 標準ドライバのインストール ................... 136
Mac OS X をお使いのとき ..........................................136
Mac OS 9 をお使いのとき........................................... 138
9

主な特長

プロフェッショナル・ギター・エフェクツ・システム
厳選されたアナログ・パーツの採用、高品位 AD/DA コンバーターによるワイドなダイナミック・レンジ、XLR バランス出 力端子/デジタル出力端子(コアキシャル)の搭載をはじめとする徹底した高音質志向、史上最高クオリティのエフェクト
PROの名を冠した、真にプロ・ギタリストのためのギター・エフェクツ・システムです。
進化した COSM アンプ/スピーカー
新規モデリングを含む総計46 種ものアンプ・タイプを搭載したCOSM アンプ/スピーカーは、同時使用可能な 2 系統を装備。
2 基のアンプはミックスしたりステレオに定位させるなど、柔軟に組み合わせて演奏することができます。さらにアンプ/ス ピーカーのカスタマイズで、オリジナル・タイプの作成も自由自在です。
多彩な COSM エフェクト
同時使用可能な最大エフェクト数は実に 15 種類、自由な接続順も可能となり、膨大なサウンド・バリエーションを生み出し ます。
「ステレオ対応デュアル・ディレイ」「スプリング & モジュレーション・リバーブ」「シタール・シミュレーター」「ウェーブ・
シンセ」など、多数の新開発エフェクトを搭載。多機能を迅速・効率的に活用するためのクイック FX、EZ トーン機能など も加えて、ボスの誇るギター・エフェクト技術を惜しげもなく投入した、まさに究極のギター・マルチです。
ソロ・スイッチ/ダイナミック・センス/インターナル・ペダル・システム
COSM アンプには、オンにした瞬間強烈なブースト感を発揮するソロ・スイッチを各チャンネルに装備し、さらにピッキン グのニュアンスで 2 系統の COSM アンプをシームレスに切り替えるダイナミック・センスも実現。ギター本体のボリューム
で各種エフェクトをコントロールすることも可能です。 また、自動的にペダル動作を行うインターナル・ペダル・システムを搭載するなど、大幅な演奏表現力の向上を図りました。
エクスターナル・ループ & アンプ・コントロール
外部エフェクターを接続可能なエクスターナル・ループを 3 系統搭載。GT-PRO の各エフェクトとの接続順序の入れ替えに 加え、2 組の端子を用いるステレオ・モードなら外部の空間系エフェクターとも強力なコミュニケーションが可能。
また、2 系統のアンプ・コントロール端子を装備、接続先プリアンプのチャンネル切り替えや、フット・スイッチ対応の外部 機器も GT-PRO から集中コントロールが可能です。
FC-200 モード & 多彩な接続端子
ラック・サイズにとらわれない自由なエフェクト・コントロールを実現するために、MIDI フット・コントローラー FC-200
(別売)とのコンビネーションを実現する FC-200 モードを搭載し、フロア・タイプを凌駕する操作性を備えています。
さらに、背面インプット端子やダイレクト/チューナー・アウト端子はラック・システムとの親和性も抜群です。
また、コンピューターとの接続が可能な USB 端子により、DAW 環境の外部エフェクトとしてももちろん、付属の GT-PRO Editor/Librarian によってコンピューターからの緻密なエディットも可能。ステージ、スタジオ、ホーム・レコーディングな
ど、シーンを選ばない柔軟性を実現しました。
COSM (Composite Object Sound Modeling)
COSM とは、電気回路や構造、素材など、音に影響する様々な要素を解析し、それらを組み合わせて再構築していく ボス/ローランド独自のモデリング技術です。
10

各部の名称と働き

フロント・パネル

fig.00-0210
1 3
2 5
24 2825 26
23
20421 22 27 29
6
7 8 9
14
13
10 11 12
15 16 17 18 19
30
1. INPUT
INPUT ジャック
ギターを接続します。
INPUT LEVEL つまみ
INPUT ジャック(フロント/リア両方)からの入力レベ ルを調節します。
PEAK インジケーター
入力レベルの状態を示します。このインジケーターは、 歪み始めるレベルの 6 dB 手前で点灯します。
2. OUTPUT
PHONES ジャック
ヘッドホンを接続します。
※ PHONES ジャックからは、MAIN OUT ジャックと SUB
OUTジャックの出力がミックスされたものが出力されま す。
MAIN ボリュームつまみ
MAIN OUT ジャックからの出力レベルを調節します。
5. PREAMP/SPEAKER
TYPE つまみ
プリアンプの種類を選びます。
GAIN つまみ
プリアンプの歪み感を調整します。
BASS つまみ
プリアンプの低音域の音質を調節します。
MIDDLE つまみ
プリアンプの中音域の音質を調節します。
TREBLE つまみ
プリアンプの高音域の音質を調節します。
PRESENCE つまみ
LEVEL つまみ
プリアンプの音量を調節します。
PREAMP/SPEAKER オン/オフ・ボタン
設定を変えるときに押します。
SUB ボリュームつまみ
SUB OUT ジャック(標準ジャック)からの出力レベル を調節します。
※ SUB OUT コネクター(XLR タイプ)からの出力は、SUB
ボリュームつまみの位置に関わらず一定です。
3. ディスプレイ
GT-PRO のいろいろな情報を表示します。左側のディス プレイは、バンクのナンバーを表示します。
4. PATCH/VALUE ダイヤル
パッチの切り替えや、設定値を変更するときに使います。
TYPE VARIATION ボタン
タイプのバリエーションを切り替えます。
CHANNEL ボタン
プリアンプの A / B チャンネルを切り替えます。
SOLO ボタン
ソロ・スイッチ(P.29)のオン/オフを切り替えます。
SPEAKER ボタン
11
各部の名称と働き
6. COMP オン/オフ・ボタン
コンプレッサーの設定を変更するときに押します。
7. OS/DS オン/オフ・ボタン
オーバードライブ/ディストーションの設定を変更する ときに押します。
8. WAH オン/オフ・ボタン
ワウの設定を変更するときに押します。
9. EQ オン/オフ・ボタン
イコライザーの設定を変更するときに押します。
. DELAY オン/オフ・ボタン
10
ディレイの設定を変更するときに押します。
. CHORUS オン/オフ・ボタン
11
コーラスの設定を変更するときに押します。
. REVERB オン/オフ・ボタン
12
リバーブの設定を変更するときに押します。
13
. FX-1 オン/オフ・ボタン
FX-1 の設定を変更するときに押します。
14
. FX-2 オン/オフ・ボタン
FX-2 の設定を変更するときに押します。
15
. AMP CTL 1 オン/オフ・ボタン
アンプ・コントロール 1 のオン/オフを切り替えます。
16
. AMP CTL 2 オン/オフ・ボタン
アンプ・コントロール 2 のオン/オフを切り替えます。
17
. PRE LOOP オン/オフ・ボタン
プリ・ループのオン/オフを切り替えます。
20
. PARAMETER ボタン
パラメーターを選ぶときに押します。 一方のボタンを押しながらもう一方のボタンを押すと、
主要なパラメーターにジャンプします。パラメーター数 が少ないときは、最終(先頭)のパラメーターにジャン
プします。
21
. OUTPUT SELECT ボタン
GT-PRO の出力を、接続機器の種類に合わせた特性に調 整します。演奏前に必ず設定してください。
22
. SYSTEM ボタン
GT-PRO の使用環境に関する設定をするときに使いま す。
※ コンピュ ーターと接続すると、インジケー ターが点灯し
ます。
. EXIT ボタン
23
操作を取り消すときに使います。
. WRITE ボタン
24
設定を記憶させるときに使います。
. SHIFT ボタン
25
シフトのオン/オフを切り替えます。シフトをオンにす ると、PATCH/VALUE ダイヤルを操作したときに 10 単
位で値が変化します。 また、シフトをオンにしてから他のボタンを押して、ボ
タンの働きを変える場合もあります。
. TUNER/BYPASS ボタン
26
チューナー機能を使うときに押します。
. NAME/FX CHAIN ボタン
27
パッチ・ネーム(P.23)の設定やエフェクト・チェイン
(P.22)の設定をするときに押します。
. LOOP 1/2 オン/オフ・ボタン
18
ループ 1/2 の設定を変更するときに押します。
. ASSIGN オン/オフ・ボタン
19
アサインの設定を変更するときに押します。
12
. MASTER ボタン
28
マスターの設定を変えるときに押します。
. PATCH LEVEL つまみ
29
現在選ばれているパッチの音量を調節します。
. POWER スイッチ
30
電源をオン/オフします。

リア・パネル

fig.00-0220
各部の名称と働き
1 2 3 4 8
5 6 7
1.
AMP CTL 1 ジャック/ AMP CTL 2 ジャック
アンプ・コントロール機能(P.54)を使用する ときに、 ギター・アンプのチャンネル切り替えジャックと接続し
ます。
2. CTL 3/4/EXP PEDAL 2 ジャック
別売のフット・スイッチ(FS-6 など)やエクスプレッ ション・ペダル(EV-5 など)を接続します。
※ 工場出荷時には、何も機能が割り当てられていません。
3. CTL 1/2 ジャック
別売のフット・スイッチ(FS-6 など)を接続します。
11
9
10
. SUB OUT コネクター R/L
XLR タイプ・コネクターによるバランスの出力ジャック です。アンプやミキサーなどと接続します。
※ SUB OUT コネクター R/L は、SUB ボリュームつまみ
(P.17)やサブ・アウト・レベル(P.100)の設定に関係
なく、常に規定出力レベル(+4 dBu)で出力されます。
11
. GND LIFT スイッチ
入力のアース(GND)と 1: GND ピンを切り離すことが できます。アース・ループなどによってハムやノイズが
出た場合はONに切り替えます。通常はOFFで使 用します。
10
14 1512 13
4. EXP PEDAL 1 ジャック
別売のエクスプレッション・ペダル(EV-5 など)を接続 します。
※ 工場出荷時、自動的にフット・ボリューム(P.55)とし
て使用できるように設定されています。
5. MIDI IN/OUT/THRU コネクター
FC-200(P.81)などの外部 MIDI 機器を接続して、MIDI 情報の送信/受信をします。
6. USB コネクター
USB ケーブルを使ってパソコンと接続し、GT-PRO とパ ソコンとの間でデータのやりとりを行います。
7. DIGITAL OUT コネクター
8.
LOOP 1/2 SEND/RETURN ジャック
ループ 1/2(P.52)を使用するときに、外部エフェクター を接続します。
9. SUB OUT ジャック R/L (MONO)
標準ジャックによるアンバランスの出力ジャックです。 アンプやミキサーなどと接続します。
. MAIN OUT ジャック R/L (MONO)
12
標準ジャックによるアンバランスの出力ジャックです。 アンプやミキサーなどと接続します。
.
13
PRE LOOP SEND/RETURN ジャック
プリ・ループ(P.53)を使用するときに、外部エフェク ターを接続します。
14
.
DIRECT OUT/TUNER OUT ジャック
INPUT ジャック(フロント/リア)に入力された信号が そのまま出力されます。
チューナーなどを接続するときに使用します。
15
. INPUT ジャック
ギターを接続します。また、システム・ラックに設置し た場合などに、他のラック・タイプの機器から GT-PRO
へ入力するときに利用します。
※ フロント・パネルの INPUT ジャックと同時に使用するこ
とはできません。フロント・パネルの INPUT ジャックが 優先されます。
13
各部の名称と働き
GUITAR IN
(Rear)
(Front)
BYPASS
SEND
SEND 1
RETURN
1
SEND 2
RETURN
2
RETURN
AMP CTL 1
AMP CTL 2
Pre
Loop
USB
Digital
Out
Tuner
Output
Channel
MAIN
SUB
MAIN
SUB
(=USB In) (=Guitar In)
<Input Select>
(from USB)
Loop 1/2
USB Mix
Channel
MAIN
VOLUME
SUB
VOLUME
USB/Digital
Out Level
DIGITAL OUT
PHONES
DIRECT OUT/TUNER OUT
MAIN OUT L/R
(XLR Connector)
SUB OUT L/R
(
1/4” Phone Jack
)
USB Mix Level
MULTI EFFECTS(接続順の変更可)
EXP PEDAL 1
CTL PEDAL 1, 2
CTL PEDAL 3, 4/
EXP PEDAL 2
GT-PRO OUT (Audio)
GT-PRO IN (Audio)
USB
レコーダーなど
パソコン
オーディオ信号
コントロールまたはMIDI信号
Control OUT (MIDI)
Control IN (MIDI)
<Input Select>
CONTROL
ギター
フット・スイッチ
フット・スイッチ
エクスプレッション
ペダル
エクスプレッション
ペダル
ギター・アンプ
外部エフェクター
外部エフェクター
外部エフェクター
ヘッドホン
ギター・アンプ
ミキサー
チューナー

信号の流れ(シグナル・フロー)

14

第 1 章 音を出してみよう

フロント・パネル
ギター・アンプ
ステレオ
ヘッドホン
ギター
デジタル・レコーダーなど
MIDIフット・コントローラー
RolandFC-200
MIDIシーケンサーなど
外部エフェクター 外部エフェクター
INPUT INPUTOUTPUT OUTPUT
INPUTOUTPUT
C ENT
CENT
-5
0
0
チューナーなど
ミキサー
EXPペダル
(RolandEV-5など)
EXPペダル
(RolandEV-5など)
フット・スイッチ
(FS-6など)
外部エフェクター
コンピューター
MIDI OUTMIDI IN

接続する

fig.01-0010
第1章
15
第 1 章 音を出してみよう
※ 他の機器と接 続するときは、誤動作やスピー カーなどの
破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態 で電源を切ってください。
※ アンプのボリ ュームは、すべての機器の電源 をオンにし
たあとに上げてください。
※ モノで出力する場合は、MAIN OUT L(MONO)ジャッ
クだけにケーブルを接続してください。
※ エクスプレ ッション・ペダルには、必ず指 定のもの
(Roland EV-5:別 売)もし く は、FV-300L + PCS-33 (Roland)をお使いください。他社製品を接続すると、本
体の故障の原因になる場合があります。
※ 本機 はバラ ンス(XLR)タ イプの 端子を 装備し ており、
次のように配線されています。接続する機器の配線をご 確認のうえ、接続してください。
fig.XLRJack
※ EXP PEDAL 1 ジャック、EXP PEDAL 2 ジャックにエ
クスプレッション・ペダルを接続する際は、ミニマム・ ボリュームをMINの位置でお使いください。
※ CTL 1/2 ジャック、CTL 3/4 ジャックにフット・スイッ
チ FS-6(別売)を接続する際は、MODE スイッ チ、 POLARITY スイッチを次のように設定してください。
fig.01-0020
----------------------------------------
EXP PEDAL 1、EXP PEDAL 2 ジャックに、EXP ペダ ルを接続して使用するときは、P.63、P.65 の設定を
行ってください。
CTL 1/2、CTL 3/4 ジャックにフット・スイッチを接 続して使用するときは、P.62 の設定を行ってください。
AMP CTL 1 ジャック、AMP CTL 2 ジャックの使いか たについては、P.54 をご覧ください。
LOOP 1/2 SEND/RETURN ジャックの使いかたにつ
いては、P.52 をご覧ください。
----------------------------------------

電源を入れる

正しく接続したら(P.15)、必ず次の手順で電源を投入して ください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーな
どが破損する恐れがあります。
電源を入れる前に次のことを確認します。
1.
外部機器と正しく接続されていますか?
本体および接続するアンプなどの音量が最小になってい ますか?
GT-PROのフロント・パネルにあるPOWERスイッチをオ
2.
ンにします。
ディスプレイの表示が次のように変わり、数秒後に通常 の演奏ができる状態になります。
このときの画面を「プレイ画面」といいます。
fig.01-0050d
※ CTL 1/2 ジャック、CTL 3/4 ジャックにフット・スイッ
チ FS-5U(別売)を 接続 する 際は、ポ ラリ ティ ー・ス イッチを次のように設定してください。
fig.01-0030
ポラリティー スイッチ
※ 専用の接続コード PCS-31(Roland:別売)を使えば、
FS-5U を 2 つ接続することができます。
fig.01-0040
PCS-31
白 赤
16
※ 電源投入 時は、前回電源を切るときに選ん でいたパッチ
が選ばれています。
※ この機器 は回路保護のため、電源をオンし てからしばら
くは動作しません。
外部エフェクター→ ギター・アンプ(パワー・アンプ)
3.
の順に電源をオンにします。
第 1 章 音を出してみよう
第1章

入力レベルを調節する

接続したギターに合わせ、INPUT LEVEL つまみで入力レベ ルを調節します。
fig.01-0060
通常演奏時の最大音量を、GT-PRO に入力します。
1.
PEAK インジケーターが一瞬点灯するぐらいに
2.
INPUT LEVEL つまみを調節します。
※ PEAK インジケーターは、歪み始めるレベルの 6 dB 手
前で点灯します。
※ 入力レベルが大きすぎると、十分な効果を発揮できません。
複数のギターを使い分ける場合は、INPUT LEVEL つま みをパッチごとの入力音量の調整に、SYS: Input Level
をギターごとの音量差の調整に使うと便利です。 →『GT-PRO へ の入力音の 音質を調整 する (イン プッ
ト・レベル/インプット・プレゼンス)』(P.97)参照。

出力レベルを調節する

GT-PRO の出力レベルを調節します。
fig.01-0070
MAIN OUT ジャックからの出力レベルを、MAIN つまみ で調節します。

SUB OUT の出力レベルを調節する

SUB OUT ジャック(標準ジャック)の出力レベルを、
SUB つまみで調節します。
※ SUB OUT コネクター(XLR タイプ)からの出力は、SUB
つまみの位置に関わらず一定です。
----------------------------------------
PHONES ジャックからは、MAIN OUT と SUB OUT の出 力がミックスされたものが出力されます。
ヘッドホンをお使いの場合、使用環境に応じて MAIN / SUB つまみの両方で音量を調節してください。
----------------------------------------
MAIN OUT の出力機器(アンプ)を設定
する(メイン・アウトプット・セレクト)
MAIN OUT ジャックに接続する機器の種類を設定します。
fig.01-0080
12
3
[OUTPUT SELECT]を押します。
1.
メイン・アウトプット・セレクトの設定画面が表示され ます。
fig.01-0090d
2.
PATCH/VALUE ダイヤルで、MAIN OUT ジャックに接続 する機器の種類を設定します。
設定値 解説
JC-120
SMALL AMP
COMBO AMP
※ 使用されるギ ター・アンプによ っては、JC-120に設定
すると良い結果が得られる場合があります。
STACK AMP
JC-120 Return
COMBO Return
STACK Return
LINE/PHONES
※ スピーカー・シミュレーターを使用するときは、LINE/
PHONES に設定してください。
3.
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
ローランドのギター・アンプ JC-120 に 接続する場合の設定です。
小型のギター・アンプに接続する場合の 設定です。
JC-120 以 外のコンボ・タイ プ(アンプ とスピーカーが一体になったタイプ)の ギター・アンプのギター用入力に接続す る場合の設定です。
スタック・タイプ(アンプとスピーカー が分離したタイプ)のギター・アンプの
ギター用入力に接続する場合の設定で す。
JC-120 の RETURN に接続する場合の設 定です。
コンボ・タイプのギター・アンプで、 RETURN に接続する場合の設定です。
スタック・タイプのギター・アンプで、 RETURN に接続する場合の設定です。 ギター用パワー・アンプとスピーカー・ キャビネットの組み合わせで使用する場 合も、STACK Return に設定します。
ヘッドホンを使用するときや MTR に接 続してレコーディングをする場合の設定 です。
17
第 1 章 音を出してみよう
SUB OUT の出力機器(アンプ)を設定する
(サブ・アウトプット・セレクト)
SUB OUT ジャック/コネクターに接続する機器の種類を設 定します。
fig.01-0081
132
4
[OUTPUT SELECT]を押します。
1.
PARAMETER[][]SUB: Output Sel.を
2.
選びます。
fig.01-0100d

電源を切る

1.
電源を切る前に、次のことを確認します。
本体および接続しているアンプなどの音量が最小になっ
ていますか?
2.
外部エフェクターやギター・アンプ(パワー・アンプ) などの電源をオフにします。
3.
GT-PRO の電源をオフにします。
ギターのチューニング
GT-PRO に 内蔵さ れた「チ ュー ナー機 能」を使 ってギ ターのチューニングをすることができます。
操作方法については、『ギターをチューニングする
(チューナー/バイパス)』(P.101)をご覧ください。
3.
PATCH/VALUE ダイヤルで、SUB OUT ジャック/コネク ターに接続する機器の種類を設定します。
※ 設定可能な機 器の種類はメイン・アウトプ ット・セレク
トと同じです。
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
4.
GT-PRO の性能を最大限に発揮させるため、必ず使用環 境に合わせたメイン・アウトプット・セレクト/サブ・
アウトプット・セレクトの設定をしてください。
※ メイン・アウトプット・セレクト/サブ・アウトプッ
ト・セレクトを LINE/PHONES に設定したときだけ、 スピーカー・シミュレーター(P.28)が有効になり
ます。
※ PREAMP/SPEAKER の On/Off(P.28)が Off の場
合は、メイン・アウトプット・セレクト/サブ・ア ウトプット・セレクトによる音質の変化はありませ
ん。
18

第 2 章 音色(パッチ)を作る

パッチとは

GT-PRO は、エフェクトの組み合わせやパラメーターの設定 を 400 種類記憶しています。
この 1 つ 1 つの設定を「パッチ」と呼び、次のようにバンク
(1 〜 40)/ナンバー(1 〜 10)で整理されています。
fig.02-0010
バンク40
10
10
バンク20
バンク1
バンク1
バンク1
バンク1
6
6
1
6
7 8 9 10
6
2 3 4 5
1
ナンバー
2 3 4 5
1
2 3 4 5
1
2 3 4 5
1
バンク1
バンク1
バンク1
バンク21
6
6
1
6
6
1
2 3 4 5
1
7 8 9
6
7 8 9 10
2 3 4 5
1
2 3 4 5
1
7 8 9 10
7 8 9 10
2 3 4 5
7 8 9
6
7 8 9 10
7 8 9 10
2 3 4 5
7 8 9 10
7 8 9
2 3 4 5
10
ユーザー・バンク(1 〜 20)
ユーザー・バンクには、新たに作ったエフェクトの設定を記 憶できます。これらのバンクのパッチを「ユーザー・パッチ」
といいます。
ユーザー・パッチの場合は、右側のディスプレイにUと 表示されます。
fig.02-0020d

パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)

プレイ画面が表示されているときに、PATCH/VALUE ダイ ヤルを操作してパッチを切り替えることができます。
fig.02-0040d
バンク バンクーナンバー
[SHIFT]を押してインジケーターを点灯(シフト:オン)さ
せてから PATCH/VALUE ダイヤルを操作すると、バンク単 位で切り替えることができます。
※ PATCH/VALUE ダイヤルで選べるパッチの上限を設定
したい場合は、P.98 の設定を行ってください。
※ パ ッチ を切 り替え ると 変更 中の 設定 が消 えて しまい ま
す。設定を保存したいときはライト操作を行ってくださ い(P.24)。
エフェクト音を残してパッチが切り替わるように設定す ることができます。詳しくは『パッチ切り替え時にエフェ
クト音を残す(パッチ・チェンジ・モード)』(P.97)を ご覧ください。
パッチが切り替わらないときは
GT-PRO では、プレイ画面以外ではパッチの切り替えができ ません。
[EXIT]を押してプレイ画面に戻してください(P.16)。
第2章
プリセット・バンク(21 〜 40)
プリセット・バンクには、GT-PRO の特長を活かしたエフェ クトの設定が記憶されています。これらのバンクのパッチを
「プリセット・パッチ」といいます。プリセット・パッチには
書き込みはできませんが、プリセット・パッチの設定を変更
(エディット)することはできます。変更した設定を保存した
いときはユーザー・パッチに記憶してください。
プリセット・パッチの場合は、右側のディスプレイにPと 表示されます。
fig.02-0030d
※ FC-200 モードのときは、バンクが -1 表示(ユーザー:
0 〜 19、プリセット:20 〜 39)になります(P.81)。
19
第 2 章 音色(パッチ)を作る

つまみで音色を調整する

GT-PRO のパネルには、音色の調整用に 8 個のつまみが用意 されています。
選んだパッチの音色に少し変化を付けたい場合、これらのつ まみで簡単に行うことができます。
fig.02-0050
つまみ 解説
PREAMP/SPEAKER
TYPE(タイプ)
※[TYPE VARIATION]を押すと、つまみ位置のタイプに対応し
たバリエーションが選べます。
GAIN(ゲイン)
BASS(ベース)
MIDDLE(ミドル)
TREBLE(トレブル)
PRESENCE
(プレゼンス)
LEVEL(レベル)
PATCH LEVEL
パッチ・レベル
プリアンプの種類を選びます。
プリアンプの歪み感を調整します。右に回 すほど歪み感が強くなります。
プリアンプの低音域の音質を調節します。 右に回すほど低音域が強調されます。
プリアンプの中音域の音質を調節します。 右に回すほど中音域が強調されます。
プリアンプの高音域の音質を調節します。 右に回すほど高音域が強調されます。
プリアンプの超高音域の音質を調節しま す。右に回すほど超高音域が強調されます。
プリアンプの音量を調節します。右に回す ほど大きな音になります。
全体の音量を調節します。右に回すほど大 きな音になります。

エフェクトをオン/オフする

GT-PRO では、内蔵エフェクトのオン/オフの切り替えをボ タン操作で行ないます。
エフェクト・オンに設定したエフェクトは、オン/オフ・ボ タンのインジケーターが点灯します。
※ [AMP CTL1][AMP CTL2][PRE LOOP]は、1 度押
すだけでオン/オフが切り替わります。
fig.02-0060
エフェクト・オン/オフを切り替えたいエフェクトのオ
1.
ン/オフ・ボタンを押します。
ディスプレイには、選んだエフェクトの設定が表示され ます。
※ FX-1、FX-2 の場合は、現在選ばれているエフェクトの
設定が表示されます。
fig.02-0070d
2.
オン/オフ・ボタンをもう一度押します。
名が点滅しながら表示されます。
他のエフェクトのエフェクト・オン/オフを設定するに
3.
は、操作 1 〜 2 を繰り返します。
設定した音色を残しておきたいときは、引き続き『パッ チを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行います。
パッチ・ライトをしておかなければ、電源を切ったり音 色の切り替え(パッチ・チェンジ:P.19)を行うと、作っ
た音色は消えてしまいます。
※ パッチに名前 を付ける、または名前を変更し て保存した
いときは、先に『パッチに名前をつける(パッチ・ネー ム)』(P.23)の操作を行ってください。
20
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
4.
設定した音色を残しておきたいときは、引き続き『パッ
5.
チを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行います。
※ パッチに 名前を付ける、または名前を変更 して保存した
いときは、先に『パッチに名前をつける(パッチ・ネー ム)』(P.23)の操作を行ってください。
[ASSIGN]のインジケーターは、アサイン 1 〜 12(P.66)
のいずれかがオンの場合に点灯します。
第 2 章 音色(パッチ)を作る
簡単にエフェクトを設定する
(クイック FX)
各エフェクトには「クイック・セッティング」というサンプ ル設定があらかじめ用意されています。細かい設定をしなく
ても、クイック・セッティングを選んで組み合わせるだけで、 簡単に新しいエフェクト音を作り出すことができます。
fig.02-0080
23
1 14
設定を変更したいエフェクトのオン/オフ・ボタンを押
1.
します。
ディスプレイには、選んだエフェクトのパラメーターが 表示されます。
エディット中は、エフェクトごとに最後に操作したパラ メーターが表示されます(PREAMP/SPEAKERを除く)。
PARAMETER[ ]を押して、クイック・セッティン
2.
グ選択画面を表示させます。
fig.02-0090d
※ パッチに 名前を付ける、または名前を変更 して保存した
いときは、先に『パッチに名前をつける(パッチ・ネー ム)』(P.23)の操作を行ってください。
第2章

既存のパッチのエフェクト設定を呼び出す

クイック・セッティングと同じように、すでに作成したユー ザー・パッチやプリセット・パッチから特定のエフェクトの
設定のみを呼び出して利用することができます。
参考にしたいプリセット・パッチがあれば、細かな設定をし なくても簡単にパッチを作成することができます。
fig.02-0100
23
1 14
1.
設定を変更したいエフェクトのオン/オフ・ボタンを押 します。
ディスプレイには、選んだエフェクトのパラメーターが 表示されます。
2.
PARAMETER[ ]を押して、クイック・セッティン グ選択画面を表示させます。
fig.02-0110d
3.
PATCH/VALUE ダイヤルで、好みのクイック・セッティ ングを選びます。
U**:ユーザー・クイック・セッティング(P.26)
P**:プリセット・クイック・セッティング
※ - - -: User Settingは、画面上段に表示されているエ
フェクトが、現在選ばれているパッチに保存されている設 定、または現在変更中の設定になっていることを表してい
ます。
※ 操作 1 で FX-1、FX-2 を選んだ時には、FX1/FX2 Select
パラメーター(P.36、P.45)で設定し たエ フェ クト の セッティングが切り替わります。
※ 操作 1 で PREAMP/SPEAKER を選んだときには、プリ
アンプ・チャンネル A、B について、それぞれ別々にク イック・セッティングを選ぶことができます。
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
4.
5.
設定した音色を残しておきたいときは、引き続き『パッ チを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行います。
PATCH/VALUE ダイヤルで、設定を呼び出したいパッチ
3.
を選びます。
※ パッチは、クイック・セッティングの次に表示されます。
fig.02-0120d
4.
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
設定した音色を残しておきたいときは、引き続き『パッ
5.
チを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行います。
※ パッチに 名前を付ける、または名前を変更 して保存した
いときは、先に『パッチに名前をつける(パッチ・ネー ム)』(P.23)の操作を行ってください。
21
第 2 章 音色(パッチ)を作る

エフェクトをより細かく設定する

各エフェクトは、それぞれ数種類のパラメーターによって構 成されています。これらのパラメーターを 1 つ 1 つ修正する
ことで、より繊細な音作りをすることができます。
※ パラメーターの詳細については、『第 4 章 エフェクト/
パッチ・パラメーターの紹介』(P.28)をご覧ください。
fig.02-0130
2
3
1 16
1.
設定を変更したいエフェクトのオン/オフ・ボタンを押 します。
ディスプレイには選んだエフェクトのパラメーターが表 示されます。
エフェクトの接続順を入れ替える
(エフェクト・チェイン)
エフェクトの接続順序を自由に設定することができます。
fig.02-0140
2
2 13
3 35
[NAME/FX CHAIN]を 2 回押します。
1.
fig.02-0150d
※ エフェクト・オフのエフェクトは小文字で表示されます。
2.
PARAMETER[][]で設定を変更するパラメー ターを選びます。
1 画 面に複数 のパラメー ターが表 示されてい る場合は、 PARAMETER[ ][ ]で設定するパラメーター
にカーソルを合わせます。
PARAMETER[ ]([])を押しながら PARAMETER[ ]([])を押すと、主要なパ
ラメーターへジャンプします。パラメーター数が少ない エフェクトでは、最終(先頭)パラメーターへジャンプ
します。
3.
PATCH/VALUE ダイヤルで、設定値を変更します。
4.
他のパラメーターの設定を変更するときは、操作2〜3を 繰り返します。
5.
さらに他のエフェクトのパラメーターを変更する場合 は、操作 1 〜 4 を繰り返します。
6.
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
7.
設定した音色を残しておきたいときは、引き続き『パッ チを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行います。
※ パッチに名前 を付ける、または名前を変更し て保存した
いときは、先に『パッチに名前をつける(パッチ・ネー ム)』(P.23)の操作を行ってください。
2.
PATCH/VALUE ダイヤルまたは PARAMETER[
]で、エフェクトを挿入したい位置にカーソルを
移動させます。
※ DGTは、DIGITAL OUT コネクター/ USB コネクター
への出力を表します。
3.
挿入するエフェクトのオン/オフ・ボタンを押します。
カーソルの位置に、選択されたエフェクトが挿入されま す。
※ ノイズ・サプレッサーは[MASTER]、フット・ボリュー
ムは[ASSIGN]、デジタル・アウト/ USB は[OUTPUT SELECT]で操作します。
4.
さらに接続順序を変えるには、操作2〜3を繰り返します。
※ 接続順序 の設定中でも、エフェクト・オン /オフを切り
替えることができます。カーソルの左右に表示されてい るエフェクトに限り、エフェクトに対応するオン/オフ・
ボタンを押すとエフェクト・オン/オフが切り替わりま す。
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
5.
6.
設定した接続順序を残しておきたいときは、引き続き
『パッチを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行い
ます。
※ パッチに 名前を付ける、または名前を変更 して保存した
いときは、先に『パッチに名前をつける(パッチ・ネー ム)』(P.23)の操作を行ってください。
22

パッチに名前をつける(パッチ・ネーム)

各パッチには、最大 16 文字までの名前(パッチ・ネーム)を つけることができます。作成した音をイメージする名前や使
用する曲名など、好みに応じて名前をつけることができます。
fig.02-0160
2
3 1
5
1.
[NAME/FX CHAIN]を押します。
パッチ・ネーム設定画面が表示されます。
fig.02-0170d
第 2 章 音色(パッチ)を作る
第2章
カーソル
PARAMETER[ ][ ]を押して、修正したい文
2.
字部分にカーソルを移動させます。
PATCH/VALUE ダイヤルで、文字を変更します。
3.
文字の変更中には、次の機能が使えます。
ボタン 機能
INS
DEL
CAPS
4.
さらに名前を修正するには、操作 2 〜 3 を繰り返します。
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
5.
6.
パッチ・ネームを残しておきたいときは、引き続き『パッ チを記憶させる(パッチ・ライト)』(P.24)を行います。
カーソルの位置に空白を挿入します。 カーソルの位置の文字を削除し、それ以
降の文字を左に詰めます。 カーソルの位置の文字の大文字/小文字
を切り替えます。
23

第 3 章 作った音色を記憶させる

コピー先のユーザー・パッチ

パッチを記憶させる(パッチ・ライト)

設定を変更したパッチを残しておきたいときは、「ライト操 作」でユーザー・パッチに記憶させます。
fig.03-0010
2
1,3
1.
[WRITE]を押します。
ライト画面が表示され、記憶先のユーザー・パッチを指 定する状態になります。
fig.03-0020d
記憶先のユーザー・パッチ

パッチをコピーする(パッチ・コピー)

プリセットまたはユーザー・パッチを別のユーザー・パッチ にコピーすることができます。
fig.03-0030
3
2,4
1.
コピー元のパッチを選びます。
『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)参照。
2.
[WRITE]を押します。
パッチ・コピー画面が表示され、コピー先のパッチ・ナ ンバーを指定する状態になります。
fig.03-0040d
2.
PATCH/VALUE ダイヤルで、記憶先のユーザー・パッチ を選びます。
※ 現在のユーザ ー・パッチのままでよいとき は、この操作
は必要ありません。
※ ライ ト操作を中 止すると きは、[EXIT]を 押してく ださ
い。プレイ画面に戻ります。
※ 記憶先は『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)
と同様の操作でも選ぶことができます。
[WRITE]を押します。
3.
ライト先のパッチに切り替わり、プレイ画面に戻ります。
※ いったんライ ト操作をすると、ライト先のパ ッチに記憶
されていたパッチの音色は失われます。
3.
PATCH/VALUE ダイヤルで、コピー先のユーザー・パッ チを選びます。
※ コピーを中止するときは、[EXIT]を押してください。プ
レイ画面に戻ります。
※ コピー先は『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)
と同様の操作でも選ぶことができます。
[WRITE]を押します。
4.
コピー先のパッチに切り替わり、プレイ画面に戻ります。
※ いったん コピー操作をすると、コピー先の パッチに記憶
されていたパッチの音色は失われます。
24
第 3 章 作った音色を記憶させる
初期化するユーザー・パッチ
パッチを入れ替える
(パッチ・エクスチェンジ)
ユーザー・パッチ同士を入れ替えて、パッチの並びを変える ことができます。
fig.03-0050
4 3
2,5
1.
『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)参照。
※ プリセット・パッ チを選んだときは、以降の操 作を行う
ことができません。
2.
[WRITE]を押します。

パッチを初期化する

ユーザー・パッチの各エフェクトを標準的なセッティングに すること(初期化)ができます。
fig.03-0070
3
2,4
1.
『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)参照。
※ プリセッ ト・パッチを選んだときは、以降 の操作を行う
ことができません。
2.
[WRITE]を押します。
第3章
PARAMETER[ ]を押します。
3.
パッチ・エクスチェンジ画面が表示され、入れ替え先の パッチ・ナンバーを指定する状態になります。
fig.03-0060d
4.
PATCH/VALUE ダイヤルで、入れ替え先のユーザー・パッ チを選びます。
※ 入れ替えを中止するときは、[EXIT]を押してください。
プレイ画面に戻ります。
※ 入れ替え先は『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)
と同様の操作でも選ぶことができます。
5.
[WRITE]を押します。
入れ替え元のメモリーに記憶されたパッチと入れ替え先 のメモリーに記憶されたパッチが入れ替わり、プレイ画
面に戻ります。
入れ替え先のユーザー・パッチ
PARAMETER[ ]を 2 回押します。
3.
初期化先のパッチ・ナンバーを指定する画面が表示され ます。
fig.03-0080d
※ PATCH/VALUE ダイヤルで、初期化したいユーザー・
パッチを選び直すことができます。
※ 初期化を中止するときは[EXIT]を押してください。プ
レイ画面に戻ります。
4.
[WRITE]を押します。
初期化したパッチに切り替わり、プレイ画面に戻ります。
※ いったん 初期化操作を行うと、パッチに記 憶されていた
音色は失われます。
25
第 3 章 作った音色を記憶させる
イメージに近い音色でパッチを
初期化する
これから作成したいパッチのイメージがあらかじめわかって いるときは、自分のイメージに近いパッチをもとに好みの設
定に変化させていくと効率的です。 GT-PRO には、実際に演奏に使うパッチの他に、パッチを作
る際の手助けとなるサンプル・セッティングが内蔵されてい ます。これを「EZ トーン」と呼びます。
EZ トー ン機能を使うと、作りた い音のイメージに近 いセッ ティングを素早く探し出すことができます。
fig.03-0090
3,54,6
2,7
1.
『パッチを選ぶ(パッチ・チェンジ)』(P.19)参照。
※ プリセット・パッ チを選んだときは、以降の操 作を行う
ことができません。
2.
[WRITE]を押します。
[WRITE]を押します。
7.
初期化したパッチに切り替わり、プレイ画面に戻ります。
※ いったん 初期化操作を行うと、パッチに記 憶されていた
音色は失われます。
エフェクト単位で設定を記憶させる
(ユーザー・クイック・セッティング)
パッチ単位で設定を記憶させておくのとは別に、エフェクト 単位で設定を記憶させることができます。
記憶した設定は、プリセット・クイック・セッティング(P.21) と同様に他のパッチで利用することができるので、あらかじ
め好みの設定をエフェクトごとに記憶させておくと、新たに パッチを作成するときに便利です。
記憶可能なエフェクト
PREAMP
OVERDRIVE/DISTORTION WAH
DELAY
CHORUS
REVERB
COMP
fig.03-0120
の各チャンネル
EQ
LOOP 1/2
FX-1/FX-2
ASSIGN
3,4 1,5
の各エフェクト
4
PARAMETER[ ]を 3 回押します。
3.
使用する EZ トーンを指定する画面が表示されます。
fig.03-0100d
4.
5.
fig.03-0110d
6.
※ 初期化を中止するときは[EXIT]を押してください。プ
EZトーン
PATCH/VALUE ダイヤルで、EZ トーンを選びます。
PARAMETER[ ]を押します。
カーソルが、初期化先のパッチ・ナンバーの位置に移動 します。
初期化するユーザー・パッチ
PATCH/VALUE ダイヤルで、初期化先のパッチ・ナンバー を選びます。
レイ画面に戻ります。
2 2
1.
[WRITE]を押します。
設定を記憶させたいエフェクトのオン/オフ・ボタンを
2.
押します。
設定の記憶先を指定する画面が表示されます。
fig.03-0130d
アサイン 1 〜 12(P.66)の場合
続けて[ASSIGN]を数回押して、保存元のアサインの 番号を選びます。
※ PREAMP/SPEAKER では、Channel Select(P.28)で
現在選ばれているチャンネルのセッティングが保存され ます。
記憶先のエフェクト
26
第 3 章 作った音色を記憶させる
※ FX-1/FX-2 では、FX1/FX2 Select(P.36、P.45)で現
在選ばれているエフェクトのセッティングが保存されま す。
3.
PATCH/VALUE ダイヤルで、設定の記憶先を選びます。
4.
ユーザー・クイック・セッティングの名前(12 文字まで) を変更するときは、PARAMETER[] ]でカー ソルを移動させ、PATCH/VALUE ダイヤルで文字を変更 します。
fig.03-0140d
文字の変更中には、次の機能が使えます。
ボタン 機能
INS
DEL
CAPS
カーソルの位置に空白を挿入します。 カーソルの位置の文字を削除し、それ以
降の文字を左に詰めます。 カーソルの位置の文字の大文字/小文字
を切り替えます。
PREAMP/SPEAKER の設定
を別のチャンネルにコピーする
あるチャンネルの PREAMP/SPEAKER の設定を、別のチャ ンネルにコピーすることができます。
fig.03-0150
2,41,3
1.
[CHANNEL A]または[CHANNEL B]を押して、コピー
元になるチャンネルを選びます。
2.
[WRITE]を押します。
3.
[CHANNEL A]または[CHANNEL B]を押して、コピー
先のチャンネルを選びます。
第3章
5.
[WRITE]を押します。
設定が保存され、プレイ画面に戻ります。
チャンネルのコピー画面が表示されます。 PATCH/VALUE ダイヤルで、コピー先のチャンネルを変
更することもできます。
※ コピ ー元と 同じチャ ンネルの ボタン が押され た場合は、
コピー元と異なるチャンネルがコピー先に選ばれます。
fig.03-0160d
コピー元の チャンネル
※ コピーを中止するときは、[EXIT]を押してください。プ
レイ画面に戻ります。
4.
[WRITE]を押します。
コピーが実行され、プレイ画面に戻ります。
5.
設定した音色を残しておきたいときは、ライト操作
(P.24)を行います。
コピー先の チャンネル
27

第 4 章 エフェクト/パッチ・パラメーターの紹介

A
B
GT-PRO に 内蔵さ れている エフェ クトの特 長や効 果、パラ メーターについて説明します。
各エフェクトに入力された音を「ダイレクト音」、エフェクト によって変化した音を「エフェクト音」として表しています。
以降記載の会社名および製品名は各社の商標または登録 商標でボスとは関係ありません。
本書ではCOSMによってシミュレートされたサウンドを 適切に表現するために、これらの名称を使用しています。
PREAMP/SPEAKER
(プリアンプ/スピーカー・シミュレーター)
COSM 技術により、「プリアンプ」ではギター・アンプの特 性を、「スピーカー・シミュレーター」ではスピーカーのサイ
ズとキャビネットの形状をシミュレートします。
パラメーター/ 設定値
On/Off
Off, On
Channel Mode(チャンネル・モード)
Single, Dual Mono, Dual L/R, Dynamic
Single
チャンネル・セレクトで選んだチャンネルのみ使用します。
fig.04-0010
A
B
Dual Mono
A、B の 2 つのチャンネルの出力をミックスします。
fig.04-0020
解説
PREAMP/SPEAKER のオン/オフを 設定 します。
2 つの チャンネルをどのように 利用するか を選びます。
Dual L/R
チャンネル A の出力を左側に、チャンネル B の出力を右側にそれ ぞれ定位して出力します。
fig.04-0030
A
B
L
R
Dynamic
ギターの入力音量に応じて、A、B の 2 つのチャンネルを切り替え ます。ピッキングの強弱でダイナミックな音色の変化が得られま す。
※ 操作の詳細については、『ギター側のボリュームでいろいろなパ
ラメーターをコントロールする』(P.92)をご覧ください。
fig.04-0040
A
B
入力レベル検出
Channel Select(チャンネル・セレクト)
A, B 使用するチャンネルを選びます。
Channel Delay Time
0 〜 50ms チャンネル B の音をわずかに遅らせます。 調節すると、奥行き感、広がり感が向上します。
※ Channel Mode に Dual Mono、Dual L/R を選んだときに有効です。
(チャンネル・ディレイ・タイム)
Dynamic Sens(ダイナミック・センス)
Output Mode に Dynamic を選んだときに
0〜100
有効です。入力音量に対する感度を調節す ることで、チャンネル切り替えのタイミン グを変更します。
28
第 4 章 エフェクト/パッチ・パラメーターの紹介
パラメーター/ 設定値
解説
Type(タイプ)*1
タイプ一覧参照 プリアンプのタイプを設定します。
Gain(ゲイン)*1
0〜120 アンプの歪み具合を調節します。
Bass(ベース)*1
0〜100 低音域の音質を調節します。
Middle(ミドル)*1
0〜100 中音域の音質を調節します。
Treble(トレブル)*1
0〜100 高音域の音質を調節します。
Presence(プレゼンス)*1
0〜100 超高音域の音質を調節します。
Level(レベル)*1
0〜100 プリアンプ全体の音量を調節します。 ※ Level は上げ過ぎないように注意してください。
Bright(ブライト)*1
Off, On ブライト・オン/オフを設定します。
Off
ブライトを使用しません。
On
ブライトを使用して、より歯切れのよい明るい音質になります。 ※ Type の設定によっては、表示されないことがあります。
Gain SW(ゲイン・スイッチ)*1
アンプの歪み具合を Low/Middle/Highの 3
Low, Middle, High
※ 各タイプの音色は、ゲインが「Middle」のとき を基準に音 作り
されています。通常は「Middle」の位置で使用してください。
段階で切り替えます。Low、Middle、High の順番で歪みが大きくなります。
Solo Sw(ソロ・スイッチ)*1
Off, On
[SOLO]を押すと、ソロに適した音色に切
り替わります。
Solo Level(ソロ・レベル)*1
0〜100
ソロ・スイッチがオンの時の音量を調節し ます。
SP Type(スピーカー・タイプ)*1
下記参照 スピーカーの種類を選びます。 ※ メイン・アウトプット・セレクト(P.17)が LINE/PHONES 以
外に設定されているときは、MAIN OUT からの出力音にスピー カー・シミュレーターの効果はかかりません。
※ サブ・アウトプット・セレクト(P.18)が LINE/PHONES 以外
に設定されているときは、SUB OUT からの出 力 音に スピ ー カー・シミュレーターの効果はかかりません。
Off
Original
1x8”
1x10”
スピーカー・シミュレーターがオフになり ます。
Typeで選んだアンプに搭載されている
スピーカーです。 8 インチ・スピーカー 1 個の後面開放方式
の小型スピーカー・キャビネットです。 10 インチ・スピーカー 1 個の後面開放方式
の小型スピーカー・キャビネットです。
パラメーター/ 設定値
1x12”
2x12”
4x10”
4x12”
8x12”
Custom1
Custom2
解説
12 インチ・スピーカー 1 個の後面開放方式 の小型スピーカー・キャビネットです。
12 インチ・スピーカー 2 個の後面開放方式 の一般的なスピーカー・キャビネットです。
10 インチ・スピーカー 4 個の密閉方式の大 型スピーカー・キャビネットです。
12 インチ・スピーカー 4 個の密閉方式の大 型スピーカー・キャビネットです。
4X12" の 2 段積みです。 カスタム用スピーカー 1 カスタム用スピーカー 2
Mic Type(マイク・タイプ)*1
下記参照
DYN57
DYN421
CND451
CND87
FLAT
シミュレートするマイクの種類を設定しま す。
一般的な楽器・ボーカル用ダイナミック・ マイクです。ギター・アンプに最適です。
低域の伸びたダイナミック・マイクです。 楽器用スモール・コンデンサー・マイクで
す。 フラットな特性のコンデンサー・マイクで
す。 完全にフラットな特性のマイクをシミュ
レーションします。 スピーカーから出てきた音を直接(その場 で)聴いているのに近いイメージの音を得 られるようになります。
Mic Dis.(マイク・ディスタンス)*1
Off Mic, On Mic
Off Mic
マイクをスピーカーから離れた位置に設定します。
On Mic
マイクをスピーカーに近づけた状態に設定します。
マイクによる録音のしかた(オフ・マイク、 オン・マイク)をシミュレーションします。
Mic Pos.(マイク・ポジション)*1
Center, 1 〜 10 マイクの位置をシミュレーションします。
Center
スピーカー・コーン の中央にマイクをセッティングした状態をシ ミュレーションします。
1〜10
スピーカー・コーンの中央から設定した距離だけマイクを移動した 状態をシミュレーションします。
Mic Level(マイク・レベル)*1
0〜100 マイクの音量を調節します。
Direct Level(ダイレクト・レベル)*1
0〜100
*1 チャンネル A、B それぞれに設定することができます。
ダイレクト音(スピーカーをオフにした音) のミックス音量を調節します。
第4章
29
第 4 章 エフェクト/パッチ・パラメーターの紹介
タイプ一覧
TYPE 解説
JC-120
Warm Clean
Jazz Combo
Full Range
BrightClean
Clean TWIN
Pro Crunch
Tweed
Warm Crunch
Crunch
Blues
Wild Crunch
StackCrunch
VO Drive
VO Lead
VO Clean
MATCH Drive
Fat MATCH
MATCH Lead
BG Lead
BG Drive
BG Rhythm
SmoothDrive
Mild Drive
MS1959 (I)
MS1959 (II)
MS1959 (I+II)
ローランド JC-120 のサウンドです。 メロウなクリーン・サウンドです。 ジャズに適したサウンドです。 フラットな特性のサウンドです。 明るめのクリーン・サウンドです。
Fender の T win Reverb をモデリングして います。
Fender の P ro Reverb をモデリングしてい ます。
Fender の Bassman 4 x 10'' Combo をモデ リングしています。
メロウなクランチ・サウンドです。
自然な歪みの得られるクランチ・サウンド です。
ブルースに適したサウンドです。 粗い歪みのクランチ・サウンドです。 ハイ・ゲインなクランチ・サウンドです。
VOX AC-30TB のドライブ・サウンドをモ デリングしています。
VOX AC-30TB のリード・サウンドをモデ リングしています。
VOX AC-30TB のクリーン・サウンドをモ デリングしています。
Matchless D/C-30 の左イン プットに入力 したサウンドをモデリングしています。
ハイ・ゲイン改造を施した Matchless のサ ウンドをモデリングしています。
Matchless D/C-30 の右イン プットに入力 したサウンドをモデリングしています。
MESA/Boogie コ ンボ・アン プのリー ド・ サウンドをモデリングしています。
MESA/Boogie の TREBLE SHIFT SW をオ ンにしたときのサウンドをモデリングして います。
MESA/Boogie のリズム・チャン ネルのサ ウンドをモデリングしています。
滑らかなドライブ・サウンドです。 メロウなドライブ・サウンドです。
Marshall 1959 のインプット Iに入力した サウンドをモデリングしています。
Marshall 1959 のインプット IIに入力した サウンドをモデリングしています。
Marshall 1959 のインプット Iと IIをパラ レル接続したサウンドをモデリングしてい
ます。
JC CLEAN
TW CLEAN
CRUNCH
COMBO
BG LEAD
MS STACK
TYPE 解説
MS HiGain
Power Stack
中域ブースト改造を施した Marshall のサウ ンドをモデリングしています。
アクティブ・タイプのトーン回路を持った スタック・アンプのサウンドです。
R-FIER
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネ
R-FIER Cln
R-FIER Raw
R-FIER Vnt1
R-FIER Mdn1
R-FIER Vnt2
R-FIER Mdn2
ル 1 CLEAN モードをモデリングしていま す。
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネ ル 2 RAW モードをモデリングしています。
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネ ル 2 VINTAGE モードをモデリングしてい ます。
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネ ル 2 MODERN モードをモデリングしてい ます。
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネ ル 3 VINTAGE モードをモデリングしてい ます。
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネ ル 3 MODERN モードをモデリングしてい ます。
T-AMP
T-AMP Clean
T-AMP Crunch
T-AMP Lead
Edge Lead
Hughes & Kettner Triamp の AMP1 をモデ リングしています。
Hughes & Kettner Triamp の AMP2 をモデ リングしています。
Hughes & Kettner Triamp の AMP3 をモデ リングしています。
切れ味鋭いリード・サウンドです。
HiGAIN
SLDN
Drive Stack
Lead Stack
Heavy Lead
Soldano SLO-100 をモデリングして いま す。
ハイ・ゲインなドライブ・サウンドです。 ハイ・ゲインなリード・サウンドです。
過激に歪むパワフルなリード・サウンドで す。
METAL
5150 Drive
Metal Stack
Metal Lead
Peavey EVH5150 のリード・チャンネルを モデリングしています。
メタルに適したドライブ・サウンドです。 メタルに適したリード・サウンドです。
CUSTOM
Custom1
Custom2
Custom3
カスタム用アンプ 1 カスタム用アンプ 2 カスタム用アンプ 3
30
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