Q&A
このたびは、ローランド (FA-76)をお買い上げいただき、まことにありが
とうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(取扱説明書
P.2 〜 3)と「使用上のご注意」(取扱説明書 P.4)をよくお読みください。また、こ
の機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、クイック・スタートと取扱説明
書、音色/パラメーター一覧および Q&A をよくお読みください。クイック・スタート
と取扱説明書、音色/パラメーター一覧および Q&A は必要なときにすぐに見ることが
できるよう、手元に置いてください。
このQ&A には、Fantom をさらに快適にお使いいただくために、今まで弊社に寄せられた
お客様のご質問にお答えする形でさまざまな情報を掲載しております。この小冊子で、ご
質問の多い機能のおおまかな内容をご理解いただき、さらに各々の操作や設定方法につい
て詳しくは、取扱説明書をご覧いただくとよいでしょう。Fantom の機能を十分に引き出
し、末永くお使いいただきたいと考えております。
また、思ったように動作しないときは、「故障かな?と思ったら」(P.7)を読んで、設定に
誤りがないかを確認してください。
お客様のFantom ご活用の手助けとして、ぜひご利用ください。
※MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
2001 ローランド株式会社
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
目次
Fantom について......................................................................................3
データの互換性に関して...............................................................................................................................3
データの保存に関して................................................................................................................................... 3
フロッピー・ディスクについて.................................................................................................................. 3
パッチ/マルチティンバー/パフォーマンス 各モード共通............................................................... 4
パフォーマンス(モード)、マルチティンバー(モード)共通.......................................................... 4
マルチティンバー(モード)関連..............................................................................................................5
パッチ(モード)関連................................................................................................................................... 5
内蔵シーケンサーに関して........................................................................................................................... 5
エフェクトに関して....................................................................................................................................... 5
フェイバリット・サウンドに関して.......................................................................................................... 5
ウェーブ・エクスパンション・ボードに関して....................................................................................... 6
接続について.................................................................................................................................................... 6
DIGITAL OUT に関して................................................................................................................................ 6
その他................................................................................................................................................................ 6
故障かな?と思ったら..............................................................................7
全体に共通の内容...........................................................................................................................................7
音に関する内容............................................................................................................................................... 7
エフェクトに関する内容...............................................................................................................................9
データの保存に関する内容.........................................................................................................................10
シーケンサーに関する内容.........................................................................................................................11
MIDIや外部機器に関する内容...................................................................................................................12
Fantom を活用する ................................................................................14
本体や外部MIDI 機器からのコントロールに関して.............................................................................14
外部MIDI 機器のコントロールに関して.................................................................................................15
パッチ(モード)関連.................................................................................................................................15
エフェクト関連.............................................................................................................................................17
2
Fantom について
データの互換性に関して
JV、XP、XV シリーズとパッチ/リズム・セット
の互換性はありますか?
JV、XP、XV シリーズで作ったパッチ/リズム・セットの
データをバルク・ダンプで Fantom に送ることで、Fantom
のパッチとして使うことができます。また、XP-50/60/80 で作っ
たパッチ/リズム・セットのデータをフロッピー・ディスクに保存
して、Fantom で使うこともできます。ただし、音源の制御方式や
アナログ回路の構成等の違いにより、出音が微妙に異なることがあ
ります。
逆に、Fantom のパッチやリズム・セットのデータをバルク・デー
タとして転送するときは、次のようになります。
JV、XP シリーズへ:転送できません。
XV シリーズへ:転送できます。
JV、XP シリーズとパフォーマンス/マルチティ
ンバーの互換性はありますか?
パフォーマンス/マルチティンバーのデータの互換性はあり
ません。また、バルク・データ、フロッピー・ディスクに保
存したデータ等で JV、XP シリーズとのデータのやりとりはできま
せん。
XV シリーズとパフォーマンス/マルチティン
バーの互換性はありますか?
互換性は以下の通りです。
•
パフォーマンス
XV シリーズで作ったパフォーマンスのデータをバルク・ダンプで
Fantom に送ることで、Fantom のパフォーマンスとして使うこと
ができます。逆に、Fantom のパフォーマンスをバルク・データと
して転送することもできます。
ただし、データをフロッピー・ディスクに保存した場合は互換性が
ありません。
•
マルチティンバー
互換性はありません。
XP-50/60/80 でフロッピー・ディスクに保存した
データは使用できますか?
データの種類ごとに次のようになります。
•
サウンド・データ
パフォーマンスは使用できませんが、パッチやリズム・セットは使
用できます。ただし、音源の制御方式やアナログ回路の構成等の違
いにより、出音が微妙に異なることがあります。また、Fantom の
フロッピー・ディスクのデータを XP-50/60/80 で使用することは
できません。
•
ソング・データ
MRC-Pro と SMF 形式のみ、Fantom で使用できます。
逆に Fantom のソング・データを XP-50/60/80 で使用する場合
は、SMF 形式で保存してください。
他の JV、XP、XVシリーズとプログラム・チェ
ンジでの互換性はありますか?
Fantom と JV/XP/XV シリーズでは、音色配列が異なるた
め、プログラム・チェンジでの互換性はありません。
データの保存に関して
GM 音源として使用するための設定を保存できま
すか?
できません。Fantom は、外部 MIDI 機器から GM システム・
オン・メッセージを受信すると、自動的にマルチティン
バー・モードに切り替わり、プリセットの GM 音色用のマルチティ
ンバーが選択されます。
ユーザー・メモリー(本体内部にデータを記憶さ
せるメモリー)に保存できるパッチ/リズム・
セット/マルチティンバー/パフォーマンスの数は?
パッチは128 個、リズム・セットは 16 個、マルチティンバー
は16個、パフォーマンスは64 個をそれぞれ記憶できます。
フロッピー・ディスクについて
2DD /2HD どちらのフロッピー・ディスクも使
用できますか?
どちらも使用できます。
新しいフロッピー・ディスクを使用するときは、Fantom で
使える状態にしてください(取扱説明書 P.192)。
フロッピー・ディスクには何が保存できますか?
ディスクにはパッチ、マルチティンバー、パフォーマンス、
およびシステムの設定を 1 つのファイルとしてまとめて保存
できます。また、インターナル・メモリーに記録されている、録音
や編集したソングを保存することもできます。
テンポラリー・エリアからフロッピー・ディスク
に直接保存することはできますか?
できません。フロッピー・ディスクには Fantom のすべての
設定を 1 つのファイルとして、まとめて保存されます。テン
ポラリー・エリアでエディットしたパッチやパフォーマンス、マル
チティンバーは、いったんユーザー・メモリーに保存してから一括
してフロッピー・ディスクに保存してください(取扱説明書
P.189)。
フロッピー・ディスクに保存できる Fantomの設
定ファイル/ソングの数は?
2HD / 2DD のどちらも、最大で 99 ファイルです。
3
Fantom について
パッチ/マルチティンバー/パフォーマ
ンス 各モード共通
パッチ・モード/マルチティンバー・モード/パ
フォーマンス・モードの違いは何ですか?
Fantom には、さまざまな使用条件に最適な状況で対応する
ためパッチ・モード、マルチティンバー・モード、パフォー
マンス・モードの 3 つのモードを持っています。以下はそれぞれの
モードの特長です。
パッチ・モード:単一の音色(パッチ/リズム・セット)を使って
鍵盤で演奏するためのモードです。リズム・セットを選んでいると
きは、鍵盤で打楽器を演奏することができます。鍵盤コントロー
ラー部と音源部は、単一の MIDI チャンネル(パッチの受信チャン
ネル)で接続されます。
マルチティンバー・モード:シーケンサーと組み合わせて曲作りを
したり、曲データを演奏するのに適したモードです。曲作りをする
ときや曲データを演奏するときは、各パートに使用するパッチを割
り当てて MIDI チャンネルを別々に設定します。鍵盤コントロー
ラー部と音源部は、単一の MIDI チャンネル(カレント・パートの
受信チャンネル)で接続されます。
パフォーマンス・モード:複数の音色(パッチ/リズム・セット)
を組み合わせて複雑な音作りをしたり、マスター・キーボードとし
て活用するためのモードです。パッチを重ねて鳴らしたり(レイ
ヤー)、鍵盤を 2 つの音域に分けて別々のパッチを鳴らす(スプ
リット)といった演奏ができます。鍵盤コントローラー部と音源部
は、ゾーンの設定にしたがって接続されます。
ユーザー・エリアを購入時の状態に戻すことはで
きますか?
できます。取扱説明書(P.195)をご覧ください。またこの
操作を実行すると、お客さまが作られたユーザー・エリアの
パッチやパフォーマンス/マルチティンバーのデータは失われま
す。必要に応じてフロッピー・ディスク等に保存してください。
エディットした音色は電源を切るとどうなります
か? また、エディット途中で音色を切り替える
とどうなりますか?
本体のユーザー・エリアにライト操作を行わない場合は失わ
れます。エディットした音色を保存したい場合は、音色を切
り替える前や電源を切る前にライト操作を行ってください。
Fantom は演奏やエディットのために、本体内に持っているパッチ、
パフォーマンス(ゾーンを含む)、マルチティンバーなどのデータ
を別のエリアに移して使用しています。このエリアをテンポラ
リー・エリアと呼びます。このエリアがあるために、パッチ等のエ
ディットを行っても元の状態に戻したり、テンポラリー・エリアに
外部 MIDI 機器からシステム・エクスクルーシブなどでデータを
送って、本体内のユーザー・エリアのデータを壊すことなく楽曲を
演奏することができます。このテンポラリー・エリアのデータは、
音色を切り替えると新たな音色データが上書きされるので、エ
ディット中の音色は失われます。また、電源を切ってもテンポラ
リー・エリアにあるデータは失われてしまします。
エディットしたデータを、電源を切っても失われないユーザー・エ
リアに書き込む操作をライト操作といいます。
パフォーマンス(モード)、マルチティン
バー(モード)共通
パフォーマンス・コントロール・チャンネルとパ
フォーマンスのパートの受信チャンネルを同じに
したとき、またはマルチティンバー・コントロール・
チャンネルとマルチティンバーの受信チャンネルを同
じにしたときはどうなりますか?
プログラム・チェンジのみを受信したときは、パフォーマン
ス・コントロール・チャンネル/マルチティンバー・コント
ロール・チャンネルが優先され、パフォーマンス/マルチティン
バーが切り替わります。その他の MIDI メッセージは、パートのも
のとして取り扱われます。Fantom では、バンク・セレクトとプロ
グラム・チェンジの組み合わせで、同じ MIDI チャンネルでもパ
フォーマンス/マルチティンバーを切り替えるためのものか、パッ
チを切り替えるためのものかを区別することができます。
バンク・セレクト MSB/LSB と対応する音色のグループの関係
は、<音色とバンク・セレクト、プログラム・チェンジ対応表>
(音色/パラメーター一覧)をご覧ください。
パフォーマンス/マルチティンバーでリズム・
セットを 2 セット以上使うことはできますか?
Fantom では、パフォーマンス/マルチティンバーで使用で
きるリズム・セットに上限はありません。16 個すべてのパー
トを同時にリズム・セットにして使用することも可能です。設定方
法については、取扱説明書(P.100、P.115)をご覧ください。
ユーザー・メモリーやウェーブ・エクスパンショ
ン・ボードのパッチをパフォーマンス/マルチ
ティンバーで使う場合の注意点は何ですか?
パフォーマンス/マルチティンバーでは、各パートにどのよ
うなパッチが割り当てられているかを、どのグループの何番
といった形の番号で記憶しています。USER のパッチは同じ番号の
ものでもパッチ・データの書き替えができるため、パフォーマンス
/マルチティンバーで使っているパッチの番号は同じでも内容
(音)が違う場合があります。このような書き替えや移動が可能な
エリアのデータをパフォーマンス/マルチティンバーで使う場合は
注意が必要です。
4
Fantom について
マルチティンバー(モード)関連
マルチティンバーは、従来の JV/XP/XVシリーズ
のパフォーマンスとは何が違うのですか?
Fantom のパフォーマンス/マルチティンバーは、どちらも
従来の JV/XP/XV シリーズではパフォーマンスと呼ばれて
いたものです。Fantom では、鍵盤から 1 つのパートのみ鳴らせる
ものをマルチティンバー、鍵盤から複数のパートを同時に鳴らせる
ものをパフォーマンスと呼びます。
パッチ(モード)関連
リズム・セットで使用できるノート・ナンバーは
何番ですか?
MIDI ノート・ナンバーでは 21 番から 108 番、キー・ナン
バーでは A0 から C8 までの 88 Key です。
内蔵シーケンサーに関して
どのような種類のデータを再生できますか?
以下のソング・データを再生できます。
•
MRC Pro ソング(.SVQ)
Fantom、XP-50/60/80、MC-80 のソング・ファイル
•
S-MRC ソング(.SNG)
MC-50、MC-50mkII のソング・ファイル
•
スタンダード MIDI ファイル(.MID)
いろいろなソングを連続して再生することができ
ますか?
できます。取扱説明書(P.122)をご覧ください。
録音したソングを編集することはできますか?
できます。指定した範囲の演奏データを編集する方法(ト
ラック・エディット)と、演奏データを 1 つずつ編集する方
法(マイクロ・エディット)があります。
RPS 機能やアルペジエーター、リズム・パター
ンを使った演奏を録音することはできますか?
RPS:録音できます。
アルペジエーター:録音できます。
リズム・パターン:録音できます。
他の MIDI 機器からバルク・ダンプを受信する際
の注意事項はありますか?
Fantom は、1 パケットが 512 バイト以上のシステム・エク
スクルーシブ・メッセージを受信することができま せん。送
信するパケットのバイト数は、お使いの機器の MIDI インプリメン
テーションでご確認ください。
エフェクトに関して
マルチエフェクトは全部で何種類ありますか?
90 種類あります。
マルチエフェクトを同時に複数使うことはできま
すか?
パフォーマンス・モードとマルチティンバー・モードでは、
最大 3 つまで同時に使用することができます。
ただし、使用しているマルチエフェクトによっては、3 種類のマル
チエフェクトを同時に使うことができない場合があります。
詳しくは、取扱説明書(P.170)をご覧ください。
ソングの録音方法には、どのようなものがありま
すか?
以下の 2 つの録音方法があります。
•
リアルタイム・レコーディング
リアルタイム・レコーディングは、鍵盤での演奏やコントロー
ラーの操作をそのまま録音する方法です。
•
ステップ・レコーディング
ステップ・レコーディングは、音符や休符を 1 つずつ順番に打
ち込んでいく録音方法です。ドラムやベースのようにきっちりし
たタイミングで入力したいときに利用します。また、音符の他に
パターンを組み合わせてソングを作ることもできます。
フェイバリット・サウンドに関して
フェイバリット・サウンドを使う際の注意点は?
フェイバリット・サウンドには、どの音色グループの何番の
パッチといった情報が登録されます。USER や XP グループ
のパッチを登録すると、次のようになりますのでご注意ください。
•
登録した後にパッチが書き替えられると登録したときと違うパッ
チが呼び出されます。
•
ウェーブ・エクスパンション・ボードの種類が変わるとパッチは
呼び出されず、音は鳴りません。
また、エディット途中の音をユーザー・エリアに保存せずにフェイ
バリット・リストに登録しても、パッチ・データの内容は記録され
ません。
5
Fantom について
ウェーブ・エクスパンション・ボードに関
して
何種類のウェーブ・エクスパンション・ボードを
取り付けることができますか?
SRX シリーズ 2 枚、SR-JV80 シリーズ 1 枚の、計 3 枚を取
り付けることができます。
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付け
るスロットを変えると、プログラム・チェンジ・
ナンバーやバンク・セレクト・ナンバーは変わります
か?
ウェーブ・エクスパンション・ボード自体に固有のバンク・セ
レクトが割り振られているため、取り付けるスロットの位置
によってバンク・セレクトのナンバーやプログラム・チェンジは変
わりません。
バンク・セレクト MSB/LSB と対応する音色のグループの関係
は、<音色とバンク・セレクト、プログラム・チェンジ対応表
>(音色/パラメーター一覧)をご覧ください。
同時に同じ種類のウェーブ・エクスパンション・
ボードを複数使用することはできますか?
できません。例えば、EXP Bスロットと EXP C スロットに、
同じ種類のウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付け
た場合は、EXP Bスロットに取り付けたウェーブ・エクスパンショ
ン・ボードのデータのみ選ぶことができます。
L(MONO)の使用法と注意点は?
L (MONO) は OUTPUT A (MIX) ジャックのみにある特別な仕
様です。この L (MONO) ジャックだけを使った場合、ステレ
オで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力された音はミックスされ、
モノラルの音として L (MONO) ジャックから出力されます。ステレ
オ効果を特に必要としない場合には、ケーブル 1 本で接続できるの
で便利です。また、注意点として、INDIVIDUAL 1/2を独立したパ
ラレル・アウトとして使いたいとき、INDIVIDUAL 1ジャックだけに
プラグがさされていると、L (MONO) の機能が働き、INDIVIDUAL
1 ジャックから両方の音が出力されます。この場合は、
INDIVIDUAL 2ジャックにもプラグをさして、L (MONO) の機能が
働かないようにしてください。
DIGITAL OUT に関して
出力のビット数、サンプリング・レートは?
24 ビット、44.1kHz です。
出力される信号は?
OUTPUT A(MIX)ジャックから出力される信号と同じにな
ります。
DIGITAL OUT を使う場合の注意点は何ですか?
本体の VOLUME は働きませんので、接続した機器の側で音
量調節してください。
接続について
本体リア面の OUTPUT A (MIX) ジャックと
OUTPUT B ジャックの違いは何ですか?
OUTPUT A ジャックのみに (MIX) の表示がありますが、これ
は製品出荷時の各音色のセンド系のコーラスとリバーブのエ
フェクトのリターン先が OUTPUT A ジャックに設定されているた
めです。このコーラスとリバーブのリターン先は、他のアウトプッ
ト・ジャックに設定することもできます。また、PHONES ジャック
はOUTPUT A (MIX) ジャックに接続されていますので、Mix/
Parallel パラメーター(SYSTEM/General)が「PARALLEL」のと
きには、OUTPUT B ジャックから出力される音はヘッドホンで聴
くことができません。すべての出力をヘッドホンでモニターしたい
場合は、Mix/Parallel パラメーターを「MIX」に設定してください。
その他
平均律以外のチューニングで使いたいのですが、
どうすればいいですか?
まず、各キーのスケール・チューンを設定します。スケー
ル・チューンの設定は、パッチ・モードではすべてのパッチ
に共通で 1 つです(取扱説明書 P.186)。パフォーマンス・モード
やマルチティンバー・モードでは、パフォーマンス/マルチティン
バーごとに設定できます(取扱説明書 P.104、P.120)。
次に、Scale Tune Switch パラメーター(SYSTEM/Scale Tune)
を「ON」に設定します(取扱説明書 P.186)。この設定は、すべて
のパッチ/パフォーマンス/マルチティンバーに有効です。
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