Pentax OPTIO W30 User Manual [ja]

デジタルカメラ
使用説明書
カメラの正しい操作のため、ご使用前に
必ずこの使用説明書をご覧ください。
このたびは、ペンタックス・デジタルカメラOptioW30をお買い上げいただ
き誠にありがとうございます。本製品の機能を十分活用していただくため
に、ご使用になる前に本書をよくお読みください。また本書をお読みになっ
た後は必ず保管してください。使用方法がわからなくなったり、機能につ
いてもっと詳しく知りたいときにお役に立ちます。
著作権について
本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、
権利者に無断で使用できません。なお、実演や興行、展示物の中には、個人と
して楽しむ目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意く
ださい。また著作権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内
で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。
商標について
PENTAXおよびペンタックス、Optioおよびオプティオはペンタックス株式会社
の登録商標です。
SDロゴ、SDHCロゴは商標です。
QuickTime
および
QuickTime
ロゴは、ライセンスに基づいて使用される商標です。
QuickTimeは、米国およびその他の国々で登録された商標です。
その他、記載の商品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。
本機を使用するにあたって
強い電波や磁気を発生する施設などの周囲では、カメラが誤動作を起こす場合
があります。
液晶モニターに使用されている液晶パネルは、非常に高度な精密技術で作られ
ています。99.99%以上の有効画素数がありますが、0.01%以下の画素で点灯
しないものや常時点灯するものがありますので、あらかじめご了承ください。
なお、記録される画像には影響ありません。
本製品はPRINT Image Matching III に対応しています。PRINT Image Matching
対応プリンターでの出力及び対応ソフトウェアでの画像処理において、撮影時
の状況や撮影者の意図を忠実に反映させることが可能です。なお、PRINT Image
Matching IIIより前の対応プリンターでは、一部機能が反映されません。
PRINT Image MatchingPRINT Image Matching IIPRINT Image Matching III
に関する著作権はセイコーエプソン株式会社が所有しています。
PictBridgeについて
PictBridgeは、プリンターとデジタルカメラを直接接続して、画像をプリントア
ウトするダイレクトプリントの統一規格で、カメラ側から簡単な操作で画像を
プリントできます。
本文中のイラストおよび液晶モニターの表示画面は、実際の製品と異なる場合
があります。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ
B情報技術装置です。この装置は、庭環境で使用されることを目的としています
が、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を
引き起こすことがあります。使用説明書にしたがって、正しい取り扱いをしてくだ
さい。
1
この製品の安全性については充分注意を払っておりますが、下
記マークの内容については特に注意をしてお使いください。
警告
カメラを分解改造などしないでください。カメラ内部に高電圧部が
あり、感電の危険があります。
落下などにより、カメラ内部が露出したときは、絶対に露出部分に手
をふれないでください。感電の危険があります。
•SDメモリーカードは、乳幼児の手の届くところに置かないでくださ
い。誤って飲み込む恐れがあります。万一、飲み込んだと思われる場
合は、直ちに医師にご相談ください。
ストラップが首に巻き付くと危険です。小さなお子様がストラップを
首に掛けないようにご注意ください。
•ACアダプターは、必ず専用品を指定の電源・電圧でご使用ください。
専用品以外のAC アダプターをご使用になったり、専用のAC アダプ
ターを指定以外の電源・電圧でご使用になると、火災・感電・故障の
原因になります。
使用中に煙が出ている、変なにおいがするなどの異常が発生した場
合、すぐに使用を中止してバッテリーを取り外したうえ、サービス窓
口にご相談ください。そのまま使用すると、火災や感電の原因となり
ます。

ご注意ください

警告
このマークの内容を守らなかった場合、人が重
大な傷害を受ける可能性があることを示すマー
クです。
注意
このマークの内容を守らなかった場合、人が軽
傷または中程度の傷害を受けたり、物的損害の
可能性があることを示すマークです。
本体について
2
注意
バッテリーをショートさせたり、火の中に入れないでください。
た、分解しないでください。破裂・発火の恐れがあります。
充電式リチウムイオンバッテリー D-LI63 以外は充電しないでくださ
い。破裂・発火の恐れがあります。
ストロボの発光部に手を密着させたまま発光させないでください。
けどの恐れがあります。
ストロボの発光部を衣服などに密着させたまま発光させないでくだ
さい。変色などの恐れがあります。
バッテリーの液が目に入ったときは、失明の恐れがありますので、
すらずにすぐにきれいな水で洗ったあと、直ちに医師の治療を受けて
ください。
バッテリーの液が皮膚や衣服に付着したときは、皮膚に障害をおこす
恐れがありますので、すぐにきれいな水で洗い流してください。
万一、カメラ内のバッテリーが発熱・発煙を起こした時は、速やかに
バッテリーを取り出してください。その際は、やけどに充分ご注意く
ださい。
このカメラには、使用していると熱を持つ部分があります。その部分
を長時間持ちつづけると、低温やけどを起こす恐れがありますのでご
注意ください。
万一液晶が破損した場合、ガラスの破片には十分ご注意ください。
の液晶が皮膚や目に付いたり、口に入らないよう十分にご注意くださ
い。
警告
指定された電源以外の電圧で使用しないでください。指定以外の電
源・電圧で使用すると、火災・感電の原因となります。AC 指定電圧
は、100-240V です。
分解したり、改造したりしないでください。火災・感電の原因となり
ます。
使用中に煙が出ている・変なにおいがするなどの異常が発生した場
合、すぐに使用を中止し、当社お客様相談センター、またはお客様窓
口にご相談ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となり
ます。
バッテリー充電器とACアダプターについて
3
万一、内部に水などが入った場合は、当社お客様相談センター、また
はお客様窓口にご相談ください。そのまま使用すると、火災・感電の
原因となります。
使用中に雷が鳴り出したら、電源プラグをはずし、使用を中止してく
ださい。機器の破損、火災・感電の原因となります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、よくふいてください。
災の原因となります。
注意
•ACコードの上に重いものを載せたり、落としたり、無理にまげたり
してコードを傷めないでください。もしACコードが傷んだら、当社
お客様相談センター、またはお客様窓口にご相談ください。
コンセントに差し込んだまま、AC コードの接続部をショートさせた
り、さわったりしないでください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因とな
ります。
強い衝撃を与えたり、落としたりしないでください。故障の原因とな
ります。
バッテリー充電器で充電式リチウムイオンバッテリー D-LI63 以外の
バッテリーは充電しないでください。他のバッテリーを充電しようと
すると、発熱や、充電器の故障の原因となります。
海外旅行にお出かけの際は、国際保証書をお持ちください。また、
行先での問い合わせの際に役立ちますので、製品に同梱しております
ワールドワイド・サービス・ネットワークも一緒にお持ちください。
長時間使用しなかったときや、大切な撮影(結婚式、旅行など)の前
には、必ず試し撮りをしてカメラが正常に機能しているかを確認して
ください。万一、カメラや記録媒体(SD メモリーカード)などの不
具合により、撮影や再生、パソコン等への転送がされなかった場合、
画像や音声などの記録内容の保証についてはご容赦ください。
このカメラはレンズ交換式ではありません。レンズの取り外しはでき
ません。
汚れ落としに、シンナーやアルコール、ベンジンなどの有機溶剤は使
用しないでください。
高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでカ
メラを車内に放置しないでください。

取り扱い上の注意

4
防腐剤や有害薬品のある場所では保管しないでください。また、高温
多湿の場所での保管は、カビの原因となりますので、乾燥した風通し
のよい場所に、カメラケースから出して保管してください。
破損や故障、また防水性能が損なわれる原因となりますので、強い振
動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・車・
などの振動からは、クッションに包むなどして保護してください。
が一、強い振動・ショック・圧力などが加わってしまったら、当社の
サービス窓口に点検にお出しください。
カメラの使用温度範囲は0℃~40℃です。
高温では液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れば正常に
なります。
低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることもありますが、これ
は液晶の性質によるもので、故障ではありません。
高性能を保つため、1 2 年ごとに定期点検にお出しいただくことを
お勧めします。
急激な温度変化を与えると、カメラの内外に結露し水滴が生じます。
カメラをバッグやビニール袋などに入れ、温度差を少なくしてから取
り出してください。
•SDメモリーカードの取り扱いについては、SD メモリーカード使用
上の注意」p.29)をご覧ください。
•SDメモリーカードや内蔵メモリーに記録されたデータは、カメラや
パソコン等の機能による消去やフォーマットを行っても、市販の修復
ソフトを使用すると、データを再び取り出せることがあります。デー
タの取り扱いや管理は、お客様の責任において行ってください。
破損や故障の原因になりますので、液晶モニターの表面を強く押さな
いでください。
カメラを腰のポケットに入れた状態で椅子などに座ると、カメラが変
形したり液晶モニターが破損する恐れがありますのでご注意くださ
い。
三脚使用時は、ネジの締め過ぎに十分ご注意ください。
本製品に付属している AC コード D-CO24J は、バッテリー充電器 D-
BC63専用です。他の機器に接続してお使いにならないでください。
このカメラはJIS防水保護等級8級、JIS防塵保護等級5IP58準拠
の防水・防塵機能を備えたカメラです。
防水・防塵機能について
5
このカメラは、防水性能を高めるために、レンズ正面に保護ガラスを
配置しています。保護ガラスが汚れていたり、水滴が付いていると、
撮影した画像に影響を与えますので、保護ガラスは常にきれいな状態
を保つようにしてください。
浜辺などでカメラを砂の上に置いたままにすると、カメラの使用温度
を超えたり、スピーカーやマイクに砂が詰まることがあります。
このカメラは水中では沈みますので、必ずストラップを取り付け、使
用する際は腕に巻いて落ちないように注意してください。
水中や浜辺など、カメラが濡れたり汚れる環境でお使いになる場合
は、必ずバッテリー/カードカバーが確実にロックされていることを
確認してからご使用ください。カメラの内部に水・砂・泥が入ると故
障の原因になります。また使用後は、カメラに付いた水滴や汚れを早
いうちに乾いた布できれいに拭き取ってください。
海上や海辺でのバッテリー/カードカバーの開閉はなるべく避けて
ください。なおバッテリーやSDメモリーカードを交換する際は、完
全に乾いてから、濡れたり汚れたりしやすい場所を避け、濡れた手を
よく拭いてから行ってください。
汚れのひどいときや海水がかかったときは、電源が切れていること、
バッテリー/カードカバーが確実に閉まっていることを確認してか
ら、水道水を少し流しながら水洗いするか、底の浅い洗面器などに真
水をため、短時間2 3分)でカメラをつけ置き洗いしてください。
石けん水中性洗剤・アルコールなどでの洗浄は防水効果を損ないま
すので避けてください。
防水パッキンやパッキンの当たる面にゴミや砂が付いたときは、よく
拭き取ってからご使用ください。パッキンやパッキンの当たる面に傷
が付いていたり、へこんだり、パッキンがはがれると防水機能が損な
われます。このような場合は、当社のサービス窓口にご相談ください。
カメラの防水性能を維持するために、1 年に 1 度は防水パッキンの交
換をお勧めします。パッキンの交換については、当社のサービス窓口
にご相談ください。(有料)
カメラに強い振動・ショック・圧力などが加わると、防水性能が損な
われる原因となります。もし強い振動・ショック・圧力が加わってし
まった場合は、当社のサービス窓口に点検にお出しください。
日焼け止めやサンオイルが付着すると、カメラの表面が変色すること
があります。万が一付着させてしまった場合は、速やかにぬるま湯で
洗い流してください。
本製品の付属品には防水機能はありません。
6
ご注意ください ................................................................................1
取り扱い上の注意.............................................................................3
目次 ..................................................................................................6
本書の構成......................................................................................11
このカメラの楽しみ方..........................................................................12
主な同梱品の確認...........................................................................16
各部の名称......................................................................................17
操作部の名称..................................................................................18
画面の表示......................................................................................18
準備 21
ストラップを取り付ける ......................................................................21
電源を準備する.....................................................................................22
バッテリーを充電する....................................................................22
バッテリーをセットする................................................................23
ACアダプターを使用する ..............................................................25
SDメモリーカードをセットする..........................................................27
静止画の記録サイズと画質 ............................................................30
動画の記録サイズ、画質、フレームレー ...................................31
電源をオン/オフする..........................................................................33
再生起動モード ..............................................................................34
初期設定をする.....................................................................................35
言語を設定する ..............................................................................35
日時を設定する ..............................................................................37
クイックスタート 40
静止画を撮影する .................................................................................40
静止画を再生する .................................................................................42
画像を再生する ..............................................................................42
前後の画像を再生する....................................................................42
表示された画像を回転表示する .....................................................43
機能共通操作 44
ボタンの機能を使用する ......................................................................44
Aモード時.....................................................................................44
Qモード時 ....................................................................................46
カメラの機能を設定する ......................................................................48
メニューで設定する .......................................................................48
メニュー一覧..................................................................................51
撮影モードを設定する....................................................................53
目次
7
特定のメニューをすばやく呼び出す..............................................58
再生モードを設定する....................................................................60
撮影 62
撮影する................................................................................................62
カメラまかせで撮影する(オートピクチャーモード)...................62
機能を設定して撮影する(プログラムモード)..............................63
簡単撮影モードで撮影する(グリーンモード)..............................64
暗いシーンを撮影する(夜景/Digital SR(ぶれ軽減)/
花火モード)....................................................................................66
フレームをつけて撮影する(フレーム合成モード).......................67
人物を撮影する(ポートレート/セルフポートレート/
美肌モード)....................................................................................68
ペットを撮影する(ペットモード)................................................70
水中で撮影する(マーメード/マーメードムービーモード)........72
音を入れて撮影する(ピクチャーボイスモード)..........................74
テキストを撮影する(テキストモード).........................................75
セルフタイマーを使って撮影する..................................................76
連続して撮影する(連続撮影/高速連写..................................... 77
設定した時間間隔で撮影する(インターバル撮影).......................78
ズームを使って撮影する................................................................80
露出を補正する ..............................................................................82
撮影情報を確認する..............................................................................83
撮影のための機能を設定する...............................................................85
ピントの合わせ方を選ぶ(フォーカスモード)..............................85
ストロボの発光方法を選択する .....................................................87
記録サイズを選択する....................................................................89
画質を選択する ..............................................................................91
ホワイトバランスを調整する.........................................................92
測光方式を設定する .......................................................................94
ISO感度を設定する ........................................................................96
オートフォーカス条件を設定する..................................................98
クイックビューの時間を設定する................................................100
シャープネスを設定する..............................................................101
彩度を設定する ............................................................................102
コントラストを設定する..............................................................103
設定を保存する(モードメモリ)........................................................104
動画を撮影する...................................................................................106
動画を撮影する ............................................................................106
動画の記録サイズを選択する.......................................................108
動画の画質を選択する..................................................................109
フレームレートを選択する ..........................................................110
白黒やセピア色で動画を撮影する(カラーモード).....................111
動画の手ぶれ補正を設定する(Movie SR..................................112
8
設定した時間間隔で動画を撮影する(インターバル動画).......... 113
動画撮影時のピントの合わせ方を選ぶ ........................................116
光学ズームを設定する..................................................................117
画像の再生と消去 118
再生する..............................................................................................118
AモードとQモードの切り替え ................................................118
静止画を再生する.........................................................................118
9画面表示、フォルダ表示、カレンダー表示をする ....................119
再生画像を拡大する .....................................................................121
撮影時の情報を表示する..............................................................123
スライドショウで連続再生する ...................................................124
動画を再生する...................................................................................126
動画を再生する ............................................................................126
AV機器と接続する..............................................................................127
消去する..............................................................................................128
1画像/音声ずつ消去する............................................................128
選択して消去する(9画面表示で消去)........................................130
まとめて消去する.........................................................................132
消去した画像を復活する..............................................................133
消去できないようにする(プロテクト)....................................... 134
画像の編集と印刷 136
編集する..............................................................................................136
画像のサイズと画質を変更する(リサイズ)...............................136
画像をトリミングする..................................................................138
画像や音声をコピーする..............................................................139
デジタルフィルタを使う..............................................................141
明るさフィルタを使う..................................................................143
赤目を補正する ............................................................................144
フレーム合成をする .....................................................................145
動画を編集する ............................................................................147
DPOFの設定をする ............................................................................151
1画像ずつ設定する.......................................................................151
全画像を設定する.........................................................................153
カメラとプリンターをつないでプリントする(PictBridge.............154
カメラをプリンターに接続する ...................................................154
1画像ずつプリントする ...............................................................155
全画像をプリントする..................................................................157
DPOFの設定でプリントする .......................................................158
プリンターからケーブルを取り外す............................................158
9
音声の録音と再生 159
音声を録音する(ボイスレコーディングモード)...............................159
音声を再生する...................................................................................161
画像に音声を付ける(ボイスメモ)....................................................162
ボイスメモを録音する..................................................................162
ボイスメモを再生する..................................................................163
設定 164
カメラの設定をする............................................................................164
SDメモリーカード/内蔵メモリーをフォーマットする.............. 164
日時を変更する ............................................................................165
サウンドの設定を変更する ..........................................................167
決まった時刻にアラームを鳴らす................................................169
ワールドタイムを設定する ..........................................................171
表示言語を変更する .....................................................................173
画像のフォルダ名を変更する.......................................................174
USB接続モードを変更する ..........................................................175
ビデオ出力方式を選択する ..........................................................176
液晶モニターの明るさを設定する................................................177
節電機能を使う(エコモード).....................................................178
オートパワーオフを設定する.......................................................179
起動画面を変更する .....................................................................180
メニューの並びを変更する ..........................................................181
ガイド表示を設定する..................................................................182
設定をリセットする .....................................................................182
スタイルウォッチを使う ....................................................................184
付録 185
都市名一覧..........................................................................................185
初期設定一覧 ......................................................................................186
撮影モードごとの使える機能/使えない機能....................................189
別売アクセサリー一覧........................................................................191
メッセージ一覧...................................................................................192
こんなときは?...................................................................................194
主な仕様..............................................................................................196
索引.....................................................................................................200
アフターサービスについて.................................................................204
ペンタックスピックアップリペアサービ........................................205
10
本書では、十字キーの操作を次のように表記しています。
操作説明中で使用されている表記の意味は次のようになっています。
1
関連する操作の説明が記述されているページを記載しています。
知っておくと便利な情報などを記載しています。
操作上の注意事項などを記載しています。
Aモード
静止画と動画の撮影、音声の録音をするモードです。本書では、
静止画を撮影するモードを「静止画撮影モード」、動画を撮影す
るモードを「C モード」、音声を録音するモードを「O モード」
と表記します。
Qモード 静止画と動画、音声を再生するモードです。
5, 9, R, A,
C, O, Y, q, <,
I, B, Q, i, C,
\, E, 4, Q,
X, >, y, D,
N, J, z, R
タイトルの上に表示されたマークは、その機能が使える撮影モー
ドを表します。
例)
5
または
2
4
3
または
R A C Y C 4
シャープネスを設定する
11
本書は、次の章で構成されています。

本書の構成

1 準備 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
お買い上げ後、写真を撮るまでの準備操作について説明しています。撮影
をはじめる前に必ずお読みになり、操作を行ってください。
2 クイックスタート –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
一番簡単な撮影方法と再生方法を説明しています。すぐに撮影、再生した
いときは、このページをご覧ください。
3 機能共通操作 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
各ボタンの機能、メニューの設定方法など、各機能に共通する操作につい
て説明しています。詳しい内容は、4章以降をご覧ください。
4 撮影 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
さまざまな撮影の方法や、撮影に関する機能の設定方法について説明して
います。
5 画像の再生と消去 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
静止画や動画をカメラやテレビで再生する方法、カメラから消去する方法
について説明しています。
6 画像の編集と印刷 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
撮影した静止画を印刷するためのさまざまな方法や、カメラで編集する方
法について説明しています。撮影した画像のパソコンへの保存方法と
ACDSee for PENTAX のインストール方法に関しては別紙の「PC 接続ガイ
ド」を、パソコンでの画像の加工や印刷方法に関してはACDSee for PENTAX
のヘルプをご覧ください。
7 音声の録音と再生 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
音声の録音や静止画像に音声(ボイスメモ)を追加する方法、音声の再生
のしかたを説明しています。
8 設定 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
カメラに関する機能の設定方法について説明しています。
9 付録 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
困ったときの対処のしかたや、別売品の案内などをしています。
1
3
2
4
5
6
7
8
9
12

このカメラの楽しみ方

Optio W30では、一般的な写真撮影のほか、いろいろなシーンに応じた
バリエーションに富んだ撮影方法をお楽しみいただけます。ここでは、
Optio W30の特長的な楽しみ方をご紹介しましょう。操作説明のページ
もあわせてご覧いただき、ぜひOptio W30の楽しさを味わってみてくだ
さい。
Optio W30 は、防水・防塵機能を
備え、レンズのカバーガラスに撥
水コーティングを施していますの
で、水深3mで連続2時間の水中撮
影が楽しめるほか、水しぶきを浴
びたり、砂浜やキッチンなど、ホ
コリをかぶったり汚れやすい場所
でも安心して使えます。またバッ
テリー/カードカバーにロック機
構を採用していますので、しっか
りロックしておけば、水中でも安
全にお使いいただけます。p.72
Optio W30では、手ぶれ補正機能を使って動画撮影時のぶれを補正する
ことができます。p.112)また、動画を撮影中に写真を撮ることが
きます。p.107
水中撮影、水辺での撮影もOK
動画撮影の機能が充実!
浅瀬でのシュノーケリングなどの際の水中撮影に。
川や湖、プールなど、水辺のレジャーでの撮影に。
ちょっと汚れても水拭きOKだから、いろいろなアウトドア
シーンでの撮影に。
運動会で、躍動感あふれる動画撮影に。走っている姿は動
画に、ゴールインの瞬間は写真に。
13
Optio W30では、撮った写真に後で音声メモを追加できるだけではあり
ません。「ピクチャーボイス」モードに切り替えることにより、シャッ
ターボタンを押して撮影するまでの間、周囲の音声を自動的に集音。
影した瞬間に、シャッターボタンを押した前後 10 秒の音声が記録され
ます。p.74
Opito W30では、子供やペットの写真
を撮るときにかわいいフレームを合
成することができます。p.67)撮
した写真に後からフレームを合成す
るのも、もちろんOK!フレームの形
や大きさに合わせて被写体の位置を
微調整したり、写真を縮小・拡大し
て合成することもできます。フレー
ムと被写体のバランスが微妙に合わ
ない・・・なんていうことはありま
せん。p.145
シャッターチャンス前後の音声録音が可能!
かわいいフレームと合成して撮れる!
記念撮影のときの「はい、チーズ!」「こっち向いて」など
の声の記録に。
スポーツ観戦などでのシャッターチャンスが到来したと
き、そのときの歓声の記録に。
フレームを使った記念写真に。
14
Optio W30は、少ないボタンで操作ができるカンタン設計。いろいろな
撮影シーンで最適な設定を選べる「撮影モード」p.53)も、再生・編
集を楽しむための「再生モード」p.118p.136)も、わかりやすいア
イコンを選ぶだけでOK。各モードの機能や使い方も、液晶モニターに
表示されるガイドで確認できる親切設計です。p.53
Optio W30では、撮影した画像や録音した音声を日付ごとにカレンダー
形式で表示できます。p.120)再生したい写真や音声を、すばやく見
つけることができます。
撮影も再生も、カメラがナビゲートしてくれる!
カレンダー形式で表示できる!
モードパレット表示時にモードを選ぶと、ガイドを表示。
p.53p.60
グリーンモードを使うと、標準設定で手軽に撮影可能。
p.64
15
Optio W30 はスポーティでシャープ
なデザイン。携帯性もバツグンだか
ら、カバンのポケットに入れたり首
から下げたり、携帯電話のような感
覚でいつでも身近に持ち歩けます。
また、ちょっと時間を知りたいとき
に役立つ「スタイルウォッチ」機能
を装備。p.184
Optio W30では、パソコンに接続
し画像の転送を行わなくても画
像の再生や編集が楽しめる機能
が充実。パソコンを起動するのが
面倒だな、というときなどでも、
これ一台で撮影から画像加工、
画の編集まで楽しんでいただけ
ます。p.136また、うっかり画
像を削除してしまったとき、復活
が可能なのも、Optio W30ならで
は。p.133
いつでも身近に持ち歩ける!
パソコンがなくても楽しめる、再生・編集機能も充実!
リサイズp.136トリミングp.138色調変更p.141
明るさ補正(p.143)など、多彩な画像編集が可能。
カメラでの画像再生時に、赤目補正が可能。p.144
動画の分割・結合、動画から静止画を取り出すといった動
画編集が可能。p.147
16
(※)の製品は、別売アクセサリーとしてもご用意しております。
(バッテリー充電器とAC コードはセット ( バッテリー充電器キット K-BC63J)
のみの販売となります。
その他の別売アクセサリーについては「別売アクセサリー一覧」p.191)をご
覧ください。

主な同梱品の確認

本体
Optio W30
ストラップ
O-ST20(※)
ソフトウェア(CD-ROM
S-SW63
USBケーブル
I-USB7(※)
AVケーブル
I-AVC7(※)
充電式リチウムイオン
バッテリー D-LI63(※)
バッテリー充電器
D-BC63(※)
ACコード
D-CO24J(※)
PC接続ガイド
保証書
使用説明書
(本書)
簡単ガイド
17
前面
背面

各部の名称

シャッターボタン
電源スイッチ、電源ランプ(緑)
マイク
セルフタイマーランプ(赤)
ストロボ
スピーカー
レンズ
バッテリーカバー
ロックレバー
バッテリー/カードカバー
液晶モニター
端子カバー
端子カバー
ロックレバー
三脚ネジ穴
PCAV端子
DC入力端子
18
静止画撮影モード 通常表示
撮影条件などを表示します。

操作部の名称

各ボタンの機能は、「ボタンの機能を使用するp.44p.47)を
ださい。

画面の表示

シャッターボタン
電源スイッチ
4/Wボタン
3ボタン
十字キー
グリーン/i ボタン
ズーム/w/x/f/yボタン
Qボタン
14:25
1 4 : 2 5
14:25+1.0
+ 1 . 0
+1.0
38
3 8
38
2007/01/01
2 0 0 7 / 0 1 / 01
2007/01/01
1
2
1
3
1
2
6
3
8
9
1
0
11
7
4
5
19
静止画撮影モード ヒストグラム+情報表示
「白とび」「黒つぶれ」表示について
被写体の中で明るすぎて白くとんでしまう部分がある場合、その部分
が赤の点滅で警告表示されます。また暗すぎて黒くつぶれてしまう部
分がある場合、その部分が黄色の点滅で警告表示されます。
1
撮影モード(p.53
8
撮影可能枚数
2
ストロボモード(p.87
9
バッテリー残量表示(p.24
3
ドライブモード
p.76p.77p.78
10
フォーカスフレーム(p.40
11
露出補正値(p.82
4
フォーカスモード(p.85
12
現在の日時(p.37
5
手ぶれ警告表示(p.83
13
ワールドタイム設定中(p.171
6
デジタルズーム表示(p.80
7
メモリー状態表示(p.33
+ 内蔵メモリー(カードなし)
a SDメモリーカード
r :カードロック状態
1
白とび(赤で点滅)
6
画質(p.91
2
黒つぶれ(黄色で点滅)
7
ホワイトバランス(p.92
3
シャッター速度
8
測光方式(p.94
4
絞り値
9
ISO感度(p.96
5
記録サイズ(p.89
10
ヒストグラム(p.84
F3.3
F 3 . 3
1/250
1 / 2 5 0
F3.3
1/250
+1.0
+ 1 . 0
+1.0
38
3 8
38
7
M
200
200
200
1
5
2
3
4
6
7
8
9
10
20
静止画再生モード フル表示
(説明のためにすべてを表示させたイラストで記載しています。
撮影条件などを表示します。A1A11 は「通常表示」「ヒストグラム
+情報」表示のいずれの場合も表示されます。B1B10 は「ヒストグ
ラム+情報」表示のときにのみ表示されます。p.123
通常表示時にボタン操作を2 秒間何も行わないと、A6A9の表示は消
えます。
ガイド表示について
操作中は液晶モニターにボタン操作のガイドが表示されます。
ガイド表示では、ボタンは次のように表されます。
A1
再生モード(p.60
A10
十字キーガイド表示
A2
フォルダ番号(p.174
A11
キーロック表示(p.65
A3
ファイル番号
B1
白とび(赤で点滅)p.19
A4
画像プロテクト表示(p.134
B2
記録サイズ(p.89
A5
ボイスメモ表示(p.163
B3
画質(p.91
A6
バッテリー残量表示(p.24
B4
ホワイトバランス(p.92
A7
音量表示(p.163
B5
測光方式(p.94
A8
メモリー状態表示(p.33
B6
ISO感度(p.96
+
内蔵メモリー(カードなし)
B7
黒つぶれ(黄色で点滅)
p.19
a SDメモリーカード
B8
シャッター速度
r :カードロック状態
B9
絞り値
A9
撮影日時(p.37
B10
ヒストグラム(p.84
十字キー(2
2
ズームボタン
十字キー(3
3
4/Wボタン
十字キー(4
4
シャッターボタン
十字キー(5
5
グリーン/iボタン |
i
3ボタン
F3.3
F 3 . 3
1/250
1 / 2 5 0
F3.3
1/250
100
1 0 0
-
0038
0 0 3 8
100
-
0038
14:25
1 4 : 2 5
14:25
200
200
200
7
M
2007/01/01
2 0 0 7 / 0 1 / 01
2007/01/01
A1
A4
A5
A6
A8
B10
A9
A10
A2
A3
B2
B3
B4
B5
B6
B7
B8
B9
B1
A7
A11
OK
SHUTTER
MENU
21
1
準備

ストラップを取り付ける

付属のストラップ(O-ST20)を取り付けます。
1 ストラップの細いひもの部分を、本体のストラップ取り付
け部に通す
2 ストラップ端を細いひもの輪にくぐらせて引き締める
2
1
22
1

電源を準備する

はじめてご使用になるときや長時間使用しなかったとき、「電池容量が
なくなりました」というメッセージが表示されたときは、バッテリー
を充電してください。
1 バッテリー充電器D-BC63ACコードを接続する
2 ACコードをコンセントに差し込む
3 専用バッテリーをPENTAX ロゴ面を上にしてセットする
充電中はインジケーターランプが赤色に点灯します。
充電が完了すると、インジケーターランプが消灯します。
4 充電終了後、バッテリー充電器からバッテリーを取り出す

バッテリーを充電する

充電時間は、最大で約120分です。周囲の温度が0℃~ 40℃の範囲で
充電してください。(周囲の温度や充電状態によって異なります。
正しく充電しても使用できる時間が短くなったらバッテリーの寿命
です。新しいバッテリーと交換してください。
付属のバッテリー充電器では、専用の充電式リチウムイオンバッテ
リー D-LI63 以外のバッテリーは充電しないでください。充電器の
損や発熱の原因となります。
バッテリーを正しい向きにセットしてもインジケーターランプが点
灯しない場合は、バッテリーの異常です。新しいバッテリーと交換し
てください。
バッテリー充電器
インジケーター
ランプ
3
専用バッテリー
ACコード
1
2
充電中 :赤色点灯
充電完了:消灯
コンセントへ
23
1
専用バッテリーをセットします。はじめてご使用になるときは、バッ
テリーを充電してからセットしてください。
1 バッテリー/カードカバーを開ける
1 の方向にバッテリーカバーロックレバーを押しながら、2 の方向
に引き出してから3の方向に引き上げます。
2 バッテリーのPENTAXロゴが見える面をカメラの背面側に
向け、バッテリーの側面でバッテリーロックレバーを矢印
4の方向に押しながら挿入する
ロックされるまでバッテリーを挿入してください。
3 バッテリー/カードカバーを閉じる
2と逆方向にバッテリー/カードカバーを押し下げます。カチッと音
がするまで押し込んでロックしてください。
1 バッテリー/カードカバーを開ける
2 バッテリーロックレバーを矢印4の方向に押す
バッテリーが少し飛び出すので、引き抜いてください。

バッテリーをセットする

バッテリーを取り出す
バッテリー/カードカバーを開閉するときは、防水パッキンが外れる
おそれがありますので、カメラの前後方向に無理な力を加えないでく
ださい。防水パッキンが正しい位置から外れると、カメラの防水性能
が発揮できなくなります。
バッテリー/カードカバーを閉じるときは、ロックがしっかりされて
いないと、カメラ内部に水・砂・泥が入る原因となります。
1
2
バッテリーカバーロックレバー
バッテリー
ロックレバー
24
1
静止画撮影可能枚数と動画撮影、音声録音、再生時間の目安
23℃・液晶モニター点灯・専用バッテリーフル充電時)
1:撮影可能枚数はCIPA規格に準じた測定条件による目安であり、
使用条件により変わります。CIPA 規格抜粋:液晶モニター
ON、ストロボ使用率50%、23℃)
2:時間は当社の測定条件による目安であり、使用条件により変わ
ります。
バッテリーの残量表示
液晶モニターに表示された で、バッテリーの残量を確認できます。
リサイクルについて
このマークは小型充電式電池のリサイクルマークです。
ご使用済みの小型充電式電池を廃棄するときは、端子部
に絶縁テープをはって、小型充電式電池リサイクル協力
店へお持ちください。
充電式リチウムイオンバッテリー D-LI63 が、このカメラの専用バッ
テリーです。他のバッテリーを使用すると、カメラが破損し作動しな
くなることがあります。
バッテリーは正しく入れてください。間違った向きに入れると故障の
原因になります。
電源スイッチがオンのときはバッテリーを取り出さないでください。
カメラを長時間使用しない場合はバッテリーを取り出した状態で保
管してください。
バッテリーを長時間取り出していると、日時の設定がリセットされる
ことがあります。
バッテリーを交換する際は、カメラが完全に乾いてから、濡れたり汚れ
たりしやすい場所を避け、濡れた手をよく拭いてから行ってください。
静止画撮影可能枚数
1
(ストロボ使用率
50
%)
動画撮影時間
2
音声録音時間
2
再生時間
2
210 80 240 240
使用環境の温度が下がると、バッテリーの性能が低下することがあります。
海外旅行など長期のおでかけ、寒冷地で撮影する場合や、大量に撮影
する場合は、予備のバッテリーをご用意ください。
画面表示 バッテリーの状態
(緑) バッテリーがまだ十分に残っています。
(緑) 少し減っています。
(黄) だいぶ減っています。
(赤) 残量がほとんどありません。
「電池容量がなくなりました」 メッセージ表示後、電源がオフとなります。
25
1
長時間ご使用になるときや、パソコンと接続するときは、ACアダプター
キットK-AC63J(別売)のご使用をおすすめします。
1 カメラの電源が切れていることを確認してから、端子カ
バーを開ける
2 ACアダプターのDC端子を、2マークを液晶モニター側に
向けてカメラのDC入力端子に接続す
3 ACコードをACアダプターに接続する
4 電源プラグをコンセントに差し込む

ACアダプターを使用する

端子カバーの開閉のしかたについては、「端子カバーの開閉のしかた」
p.26)をご覧ください。
•ACアダプターの接続やとり外しは、必ずカメラの電源が切れた状態で行っ
てください。
電源および接続ケーブルはしっかりと差し込んでくださいSD メモリー
カードまたは内蔵メモリーにデータを記録中にケーブルが外れると、デー
タが破壊されることがあります。
•ACアダプターを使用する場合は、火災や感電に十分ご注意ください。
ご使用の前に、必ず「ご注意ください」p.1)をお読みください。
•ACアダプターをご使用になるときは、ACアダプターキットK-AC63Jの使
用説明書をあわせてご覧ください。
•ACアダプターを接続しても、カメラ内のバッテリーを充電することは
きません。
端子カバーを開閉するときは、防水パッキンが外れるおそれがありますの
で、カメラの前後方向に無理な力を加えないでください。防水パッキンが
正しい位置から外れると、カメラの防水性能が発揮できなくなります。
ACコード
DC端子
2
3
1
ACアダプター
4
26
1
端子カバーの開閉のしかた
端子カバーを開くには、1の方向に端子カバーロックレバーを押して
端子カバーのロックを解除し、端子カバーを 2 の方向に引き上げま
す。端子カバーを閉じるには、カチッと音がするまでカバーを押し込
んで、しっかりとロックをしてください。
端子カバーを開閉するときは、防水パッキンが外れるおそれがありますの
で、カメラの前後方向に無理な力を加えないでください。防水パッキンが正
しい位置から外れると、カメラの防水性能が発揮できなくなります。
端子カバーを閉じるときは、ロックがしっかりされていないと、カメラ内部
に水・砂・泥が入る原因となります。
端子カバーロックレバー
端子カバー
27
1

SDメモリーカードをセットする

このカメラでは、SDメモリーカードをご使用いただけます。撮影した
画像や録音した音声はカメラにセットしたSD メモリーカードに記録さ
れます。SDメモリーカードをセットしていないときは、内蔵メモリー
に記録されます。p.33
未使用または他のカメラやデジタル機器で使用したSD メモリーカー
ドは、必ずこのカメラでフォーマット(初期化)してからご使用くだ
さい。フォーマットについては「SDメモリーカード/内蔵メモリー
をフォーマットする」p.164)をご覧ください。
•SDメモリーカードをセットするときや取り出すときは、必ず電源を
オフにしてください。
•SDメモリーカードを交換する際は、カメラが完全に乾いてから、濡
れたり汚れたりしやすい場所を避け、濡れた手をよく拭いてから行っ
てください。
バッテリー/カードカバーを開閉するときは、防水パッキンが外れる
おそれがありますので、カメラの前後方向に無理な力を加えないでく
ださい。防水パッキンが正しい位置から外れると、カメラの防水性能
が発揮できなくなります。
撮影できる静止画の枚数は、使用するSD メモリーカードの容量と画
像の記録サイズ、画質によって異なります。p.30
SD
メモリーカードにアクセス中(データの記録や読み出し中)は、
源ランプが点滅します。
データバックアップのおすすめ
内蔵メモリーに記録されたデータは、故障などの原因でまれに読み出しができ
なくなることがあります。大切なデータは、パソコンなどを利用して、内蔵メ
モリーとは別の場所に保存しておくことをおすすめします。
SDメモリーカード
バッテリーカバーロックレバー
SDメモリーカード
ソケット
1
2
28
1
1 バッテリー/カードカバーを開ける
1 の方向にバッテリーカバーロックレバーを押しながら、2 の方向
に引き出してから3の方向に引き上げます。
2 SD メモリーカードのラベル面をカメラのレンズ側に向け、
カメラのSDメモリーカードソケットに挿入する
カードはカチッと音がするまでしっかり押し込んでください。カード
がしっかり入っていないと、画像や音声が正常に記録されないことが
あります。
3 バッテリー/カードカバーを閉じる
2と逆方向にバッテリー/カードカバーを押し下げます。カチッと音
がするまで押し込んでロックしてください。
1 バッテリー/カードカバーを開ける
2 SDメモリーカードを中に押し込む
SDメモリーカードが少し飛び出しますので、そのまま引き抜いてく
ださい。
SDメモリーカードを取り出す
バッテリー/カードカバーを閉じるときは、ロックがしっかりされてい
ないと、カメラ内部に水・砂・泥が入る原因となります。
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