取扱説明書
デジタルカメラ
はじめに
品番 DMC-FZ7
上手に使って上手に節電
保証書別添付
このたびは、デジタルカメラをお買い上げいただき、まことにありがとう
ございました。
≥ この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。特に「安
全上のご注意」(130〜 135ページ)は、ご使用前に必ずお読みいた
だき、安全にお使いください。お読みになったあとは、保証書と一緒に
大切に保管し、必要なときにお読みください。
≥ 保証書は、「お買い上げ日・販売店名」などの記入を必ず確かめ、販売
店からお受け取りください。
VQT0V62
Q
&
A
準備
基本
応用・
撮る
応用・
見る
メニュー
撮影
・
再生
他の機器との接続
その他
もくじ
はじめに
モードダイヤル・
ジョイスティックについて.............5
まずお読みください ............................6
故障を防ぐために ............................7
付属品.................................................... 9
各部の名前.........................................10
準備
バッテリーをチャージャーで
充電する.........................................12
バッテリーについて
(充電・記録可能枚数)..................13
バッテリーを入れる・取り出す ......14
カード(別売)を入れる・
取り出す.........................................15
カードについて .................................16
レンズキャップ・
ストラップをつける......................17
レンズフードをつける ....................18
時計を設定する .................................20
必要に応じて設定する
(セットアップメニュー).................21
基本
撮影する(プログラム AE モード).... 26
上手に撮影するために..................28
かんたんモードで撮る
(かんたんモード)............................ 30
ズームについて .................................33
光学ズームで撮る .........................33
EX 光学ズーム(EZ)で撮る......34
デジタルズームで撮る
さらに拡大する........................ 35
撮影した画像を確認する
(レビュー)....................................... 36
2
画像を再生する
(再生モード).......... 37
画像を削除する .................................38
応用・撮る
液晶モニター / ファインダー
の表示を切り換える .....................40
表示情報を切り換える..................40
液晶モニターの画面を見やすくする
(パワー LCD 機能 /
ハイアングルモード).................... 43
フラッシュを使って撮る..................44
セルフタイマーを使って撮る..........48
露出を補正して撮る .........................49
露出を自動的に変えながら撮る
(オートブラケット撮影)................. 50
手ブレを補正して撮る .....................51
連写する.............................................52
接近して撮る
絞り / シャッタースピード
を決めて撮る
シャッター優先 AE
手動で露出を合わせて撮る
(マニュアル露出)............................ 55
シャッタースピードと
絞り値について .............................57
手動でピントを合わせて撮る
(MF: マニュアルフォーカス).......... 58
シーンモードで撮る
(シーンモード)............................... 60
(マクロモード).......... 53
(絞り優先 AE/
)..................... 54
人物モード .............................61
美肌モード .............................61
風景モード .............................62
スポーツモード .....................62
夜景
& 人物モード.................62
夜景モード .............................63
流し撮りモード .....................63
料理モード .............................64
パーティーモード..................64
キャンドルモード..................65
花火モード .............................65
星空モード .............................66
1
赤ちゃんモード
2
赤ちゃんモード2.................. 66
1
雪モード .................................68
高感度モード .........................68
旅行の経過日数を記録する
(トラベル日付)............................... 69
動画を撮る
(動画撮影モード)........... 71
応用・見る
複数の画像を一覧表示する
(マルチ再生)................................... 73
画像を撮影日ごとに表示する
(カレンダー再生)............................ 74
再生画面を拡大する
(再生ズーム)................................... 75
動画 / 音声付き静止画を
再生する......................................... 76
撮影・再生メニュー
撮影メニューを使う .........................77
ホワイトバランス
自然な色合いに調整する.......... 78
ISO 感度
光に対する感度を設定する...... 81
アスペクト設定
画面の横縦比を設定する.......... 81
記録画素数 / クオリティ
用途に合わせて画素数、
画質を設定する
音声記録
音声付き静止画を撮る ............. 84
........................ 82
測光モード
明るさを測る方法を決める...... 84
AF モード
ピントを合わせる
方法を設定する
........................ 85
AF 連続動作
動きに合わせて連続的に
ピントを合わせる
.................... 86
AF 補助光
暗い場所でピントを合わせ
やすくする
............................... 86
カラーエフェクト
撮影する画像の
色彩効果を設定する
................ 87
画質調整
撮影する画像の画質を
調整する
.................................. 87
コマ撮りアニメ
画像をつなぎ合わせて動画
ファイルを作成する
................ 88
コンバージョン
別売品レンズを使う ................ 90
再生メニューを使う ......................... 93
スライドショー
画像を一定間隔で順番に
再生する
.................................. 94
お気に入り
お気に入りの画像を
設定する
.................................. 95
回転表示 / 画像回転
画像を回転して表示する ......... 96
ディーポフ
プリント
DPOF
プリントしたい画像と枚数を
設定する
.................................. 98
つづく
はじめに
準備
基本
撮る
見る
メニュー
Q
&
A
応用・
応用・
撮影
・
再生
他の機器との接続
その他
3
プロテクト
画像の誤消去を防止する....... 100
アフレコ
撮影したあとに
音声を入れる
........................ 101
リサイズ
画素数を小さくする.............. 102
トリミング
画像を拡大して切り抜く....... 103
アスペクト変換
16:9 の画像の
横縦比を変える
..................... 104
フォーマット
カードを初期化する.............. 105
他の機器との接続
パソコンと接続する ......................106
プリントする ..................................109
ピクトブリッジ
PictBridge
接続してプリントする...........109
日付プリントについて...............112
テレビで画像を再生する...............113
対応プリンターに
その他・Q&A
別売品のご紹介 .............................. 114
MC プロテクター /
ND フィルターを使う ...............115
海外で使う......................................116
液晶モニター /
ファインダーの表示 ..................118
メッセージ表示 .............................. 122
Q&A
故障かな?と思ったら.................. 124
安全上のご注意
(必ずお守りください).................. 130
使用上のお願い .............................. 136
記録可能枚数・記録可能時間....... 139
仕様 ................................................. 142
保証とアフターサービス
(よくお読みください).................. 145
さくいん..........................................149
ホームページではデジタルカメラの撮りかたやコツ、新製品の情報などを紹介し
ています。参考にご覧ください。
http://panasonic.jp
また製品のサポート情報については
http://panasonic.jp/support/
をご覧ください。
4
モードダイヤル・ジョイスティック
モードダイヤル・ジョイスティックについて
M
S
A
P
の部分に使用したいモードを合わせる
モードダイヤルはゆっくり回して確実に各モードに合わせてください。
SCN
(モードダイヤルは360°回転しますが、モードのない部分に合わせ
ないでください)
はじめに
シャッター優先AEモード
S
設定したシャッタースピードから絞り
値が自動的に決まり、撮影できます。
絞り優先AEモード
A
設定した絞り値からシャッター
スピードが自動的に決まり、
撮影できます。
プログラムAEモード
P
露出をカメラにまかせて撮影します。
再生モード
撮影した画像を再生します。
A
P
初心者におすすめのモードです。
マニュアル露出モード
M
絞り値とシャッタースピードを手動で
設定して、露出を決定します。
マクロモード
M
S
被写体に近づいて撮りたいときに。
動画撮影モード
音声付き動画を撮影します。
SCN
シーンモード
SCN
撮影シーンに合わせて撮りたい
ときに。
かんたんモード
■ 本書内の表示について
モードダイヤル設定:
M
S
A
各機能や設定が使用できるモードを表しています。
P
モードダイヤルをいずれかに合わせてご使用ください。
SCN
つづく
本機を使用するうえで、知っておくと便利なことや参考に
なることを記載しています。
次のページへ続くこと
を表しています。
■ カーソルボタンとジョイスティックのイラストについて
本書ではカーソルボタンとジョイスティックを下図のように説明しています。
カーソルボタン
例:4ボタンを
押すとき
MENU
SET
REV
ジョイスティック
例:右に傾けるとき 例:中心を押すとき
■ 本書内のイラスト表示について
本書内の製品姿図・イラスト・メニュー画面などは実物と多少異なりますが、ご
了承ください。
5
はじめに
まずお読みください
■ 事前に必ずためし撮りをしてください
大切な撮影(結婚式など)は、必ず事前に
ためし撮りをし、正常に撮影や録音されて
いることを確かめてください。
■ 撮影内容の補償はできません
本機およびカードの不具合で撮影や録音
されなかった場合の内容の補償について
はご容赦ください。
■ 著作権にお気をつけください
あなたが撮影や録音したものは、個人とし
て楽しむ以外は、著作権法上権利者に無断
では使用できません。個人として楽しむ目
的であっても、撮影を制限している場合が
ありますのでお気をつけください。
■ カードの画像について
≥
以下の画像は、本機で再生できない場合
があります。
・他機で記録、作成した画像
・パソコンで編集された画像
≥ 本機で記録、作成した画像は他機で再生
できない場合がありますので、あらかじ
めお確かめください。
■ 本機で使用できるカードは
SD メモリーカード、マルチメディアカー
ドです。
≥ マルチメディアカードは静止画のみ対
応しています。
≥ 本書ではSD メモリーカードとマルチメ
ディアカードを「カード」と記載してい
ます。
≥ 本製品に付属するソフトウェアを無断
で営業目的として複製(コピー)した
り、ネットワークに転載したりするこ
とを禁止します。
≥ 本製品の使用、または故障により生じ
た直接、間接の損害につきましては、
当社は一切の責任を負いかねますの
で、あらかじめご了承ください。
≥ 本製品によるデータの破損につきまし
ては、当社は一切の責任を負いかねま
すので、あらかじめご了承ください。
≥ 本書で説明する製品の外観と仕様は、
改良により実際とは異なる場合があり
ます。
≥ SD ロゴは商標です。
≥
Microsoft Windowsは、米国Microsoft
Corporation の商標です。
≥
Macintosh、MacOSはApple Computer
Inc. の登録商標または商標です。
≥ LEICA/ ライカはライカマイクロシス
テム IR GmbH の登録商標です。
≥ ELMARIT
AG の登録商標です。
/ エルマリートはライカカメラ
≥ その他、本書に記載されている各種名
称、会社名、商品名などは各社の商標
または登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自
主規制協議会(VCCI)の基準に基づくク
ラス B 情報技術装置です。この装置は、
家庭環境で使用することを目的としてい
ますが、この装置がラジオやテレビジョ
ン受信機に近接して使用されると、受信
障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをし
てください。
6
はじめに
つづく
故障を防ぐために
■ 本機の取り扱いについて
≥
本機に強い振動や衝撃を与えないでく
ださい。誤動作したり、画像が記録でき
なくなる可能性があります。また、レン
ズが破壊される可能性があります。
≥ 持ち運ぶときは、レンズを収納して持ち
運んでください。
≥ 再生するときは、なるべくレンズを収納
した状態でお使いください。
≥ 砂やほこりは、本機の故障につながりま
す。浜辺などで使うときは、レンズ部内
部や端子部に砂やほこりが入らないよ
うにしてください。
≥ 雨の日や浜辺などで撮影するときは、本
機をぬらさないようにお気をつけくだ
さい。
≥ 万一水や海水がかかったときは、よく
絞った布でふき、そのあと乾いた布でふ
いてください。
■ 液晶モニター/ ファインダーについて
≥ 液晶モニターを強く押さえないでくだ
さい。画面にムラが出たり、故障の原因
になります。
≥ 温度差が激しい場所では、液晶モニター
につゆが付くことがあります。柔らかい
乾いた布でふいてください。
≥
寒冷地などで本機が冷えきっている場合、電
源を入れた直後は液晶モニター / ファイン
ダーが通常より少し暗くなります。内部の温
度が上がると通常の明るさに戻ります。
液晶モニター / ファインダーは、精密度
の高い技術で作られていますが、液晶モ
ニターの画面上に黒い点が現れたり、常
時点灯(赤や青、緑の点)することがあ
ります。これは故障ではありません。液
晶モニター / ファインダーの画素につい
ては 99.99%以上の高精度管理をして
おりますが、0.01%以下で画素欠けする
ものがあります。またこれらの点は、カー
ドの画像には記録されませんのでご安心
ください。
■ レンズについて
≥
レンズ面を強く押さないでください。
≥ レンズを太陽に向けたまま放置すると、
故障の原因になります。屋外や窓際に置
くときにはお気をつけください。
≥ レンズ表面に汚れ(水、油、指紋など)
がついた場合、画像に影響をおよぼすこ
とがあります。撮影前後は、レンズの表
面を乾いた柔らかい布で軽くふき取っ
てください。
はじめに
7
はじめに
故障を防ぐために(つづき)
■
つゆつきについて
(レンズやファインダーがくもるとき)
≥ つゆつきは、下記のように温度差や湿度
差があると起こります。レンズ汚れ、か
び、故障の発生原因になりますのでお気
をつけください。
・寒い屋外から屋内に持ち込んだとき
・車外から冷房の効いた車などに持ち込
んだとき
・エアコンなどの冷風が本機に直接当
たっているとき
・湿度の高いところ
≥ つゆつきの発生を防ぐためにビニール
袋に入れて周囲の気温になじませてく
ださい。万一つゆつきが起こった場合、
電源を [OFF] にし、2 時間ほどそのまま
にしてください。周囲の温度になじむ
と、くもりが自然に取れます。
■ 長期間使用しないときは
≥
バッテリーは涼しくて湿気がなく、なる
べく温度が一定のところに保管してく
ださい。
(推奨温度 :15 ℃〜 25 ℃、推奨湿度 :
40%〜 60%です)
≥ バッテリーとカードは必ず本機から取
り出してください。
≥ バッテリーを付けたままにしておくと、
本機の電源が [OFF] であっても、絶えず
微少電流が流れています。
これをそのままにしておくと、過放電に
なり、充電してもバッテリーが使用でき
なくなる恐れがあります。
≥ 長期間保管する場合、1 年に 1 回は充電
し、バッテリー残量がなくなったあと、
本機から取り外して再保管することを
おすすめします。
≥ 押入れや戸棚に保管するときは、乾燥剤
(シリカゲル)と一緒に入れることをお
すすめします。
8
付属品
付属品
付属品をご確認ください。
記載の品番は 2006 年 2 月現在のものです。
バッテリーパック
DMW-BMA7
(本文中ではバッテリー
と表記します)
バッテリーチャージャー
DE-993A
(本品は共用タイプです)
(本文中ではチャージャー
と表記します)
AV ケーブル★
K1HA08CD0008
付属品は販売店でお買い求めいただけます
★
USB 接続ケーブル
K1HA08CD0007
CD-ROM
★
レンズキャップ★
レンズキャップひも★
VYK1T69
☆
★印は松下グループのショッピングサイト
「パナセンス」でもお買い求めいただけます
☆印は「パナセンス」では取り扱っていません)
(
★
レンズフード
VYQ3752(ブラック)
VYQ3672(シルバー)
フードアダプター★
VYQ3797(ブラック)
VYQ3796(シルバー)
ストラップ★
VFC4160
≥
SD メモリーカードは
別売です。
≥
別売品については114
ページを参照してください。
★
はじめに
http://www.sense.panasonic.co.jp/
9
各部の名前
各部の名前
レンズ部(P7)
レンズ鏡筒
液晶モニター(P40、118)
フラッシュOPEN ボ タ ン (P44)
ファインダー(P40、118)
フラッシュ発光部(P44)
マイク(P71、84)
AF補助光ランプ(P86)
セルフタイマーランプ(P48)
ストラップ取付部(P17)
デ ジ タ ル アウト
DIGITAL / AVOUT
端 子 (P106、109、113)
※1
DCIN 端 子 (P106、109)
※1
ACアダプターを使用するときは、当社製の
ACアダプター(別売:DMW‑AC7)を使
用してください。
スピーカー(P76)
EVF/LCDボ タ ン ( P40)
電 源 ス イ ッチ ( P20)
10
動作表示ランプ(P13、26)
ジョイスティック
( P27、54、55、58、78)
ディスプレイ
DISPLAY ( P40) /
モ ー ド
LCD MODEボ タ ン ( P43)
メ ニ ュ
ー セ ッ ト
MENU / SET ボ タ ン ( P20)
( P38) /
削除
単写・連写切換ボタン(P52)
各部の名前
手ブレ補正ボタン(P51)
AF/MF切換ボタン(P58)
モードダイヤル(P5)
S
C
N
P
A
M
S
シ ャ ッ タ ーボ タ ン (P26、71)
ズームレバー(P33)
視 度 調 整 ダイ ヤ ル (P41)
はじめに
カーソルボタン
3/露出補正(P49)
オートブラケット(P50)
WB微調整(P80)
フラッシュ発光量調整(P46)
逆光補正(P32)
2/セルフタイマー(P48)
1/フラッシュ(P44)
4/ REV(P36)
三脚取付部
※2
カ ー ド / バッ テ リ ー 扉 (P14、15)
※2
三脚を使用する場合は、本機を取り付けた状態で
三脚が安定していることを確認してください。
11
バッテリー
準備
バッテリーをチャージャーで充電する
≥ お買い上げ時、バッテリーは充電されていませんので、充電してからお使いください。
1 端子部を差し込み、バッテリー
を取り付ける
カチッ
2 電源コンセントに差し込む
充 電 [ CHARGE ]
ランプ
緑点灯
≥ 充電中は、充電 [CHARGE] ランプが
緑色に点灯します。
3 充電が完了したら、バッテリー
を取り外す
充 電 [ CHARGE ]
ランプ
消灯
≥ 満充電完了後(約 120 分後)、充電
[CHARGE] ランプが消灯します。
≥ 充電完了後、電源コンセントから外して
ください。
≥ 使用後、充電中や充電後はバッテリーが
温かくなります。また使用中は本機も温
かくなりますが、異常ではありません。
≥ 充電完了後にバッテリーを長期間放置
すると、バッテリーは消耗します。その
場合は、再度充電し直してください。
≥ 本機専用のチャージャーとバッテリー
を使用してください。
≥ チャージャーは海外でも使うことがで
きます。(P116)
≥
チャージャーは屋内で使用してください。
12
バッテリーについて(充電・記録可能枚数)
バッテリー
■ 残量表示について
残量表示が液晶モニター / ファインダーに
表示されます。
表示が赤色に変わり点滅します。
(液晶モニターが消灯しているときは、
動作表示ランプが点滅します)
バッテリーを充電または満充電されたバッ
テリーと交換してください。
[AC アダプター(別売:DMW-AC7)に
つないで使用するときは表示されません ]
■ 電池寿命について
液晶モニター使用時の撮影枚数
(条件は CIPA 規格でプログラム AE モード時)
記録可能枚数
CIPA 規格による撮影条件
≥
温度23℃/湿度50%、液晶モニターを点灯
約 320 枚
(約 160 分相当)
≥ 当社製の SD メモリーカード(別売:
16 MB)※使用
≥ 付属バッテリー使用
≥ 電源を入れてから 30 秒経過後、撮影を
開始(手ブレ補正 [MODE1] 使用)
≥ 30秒間隔で1回撮影、フラッシュを2回
に 1 回フル発光
≥ 撮影ごとに、T 端→ W端または W 端→ T
端にズームを動かす
≥ 10枚撮影ごとに電源をいったん切る
≥
CIPAは、カメラ映像機器工業会(Camera
&ImagingProductsAssociation)の
略称です。
※カードは付属していません。
記録可能枚数は撮影間隔によって変わり
ます。撮影間隔が長くなると記録可能枚数
は減少します。
≥ 例えば2 分に 1 回撮影した場合は、約
80 枚に減少します。
パワー LCD 機能またはハイアングルモー
ド(P43)使用時は撮影枚数が減少します。
ファインダー使用時の撮影枚数
(条件は左記 CIPA 規格と同じ)
記録可能枚数
液晶モニター使用時の再生時間
再生時間 約300分
撮影枚数 / 再生時間はバッテリーの保存状
態や使用条件によって多少変わります。
約340枚
(約 170 分相当)
■ 充電について
充電時間 約120分
別売のバッテリーパック(DMW-BMA7)
の充電時間と記録可能枚数は、付属のバッ
テリーパックの場合と同じです。
≥ 充電が始まると、充電 [CHARGE] ラン
プが点灯します。
■ 充電ランプが点滅したときは
≥
バッテリーが過放電(極端に放電した状
態)しています。しばらくすると点灯し、
通常の充電になります。
≥
バッテリーの温度が高過ぎる、あるいは
低過ぎます。充電時間が通常よりも長く
なります。
≥ 正しく充電したにもかかわらず、著しく
使用できる時間が短くなったときは、寿
命と考えられます。新しいバッテリーを
お買い求めください。
■ 充電する環境について
≥
充電は周囲の温度が10 ℃〜35 ℃(バッ
テリーの温度も同様)のところで行って
ください。
≥ スキー場などの低温下では、バッテリー
の性能が一時的に低下し、使用時間が短
くなる場合があります。
準備
13
バッテリーの出し入れ
バッテリーを入れる・取り出す
≥ 電源が [OFF]、レンズが収納されていることを確認する。
≥ フラッシュを閉じる。
1
14
カード / バッテリー扉をスライド
させて開く
2
バッテリーを入れるときは、カ
チッと音がするまで確実に入れる
取り出すときは 1 のレバーを矢
印の方向に押して取り出す
3
≥ 使い終わったら、バッテリーを取り出し
≥ 満充電されたバッテリーを挿入して約
≥
≥
≥ 付属のバッテリーは、本機専用です。
≥ 専用バッテリーパック(DMW-BMA7)
1
カード / バッテリー扉を閉じる
2 最後までスライドさせて確実
に閉じる
ておいてください。
24 時間経過すると、バッテリーを取り
出して放置しても、約 3ヵ月は時計設定
を記憶しています。(十分に充電されて
いないバッテリーを挿入した場合は、記
憶時間は短くなることがあります)しか
し、それ以上時間が経過すると設定が消
えますので、もう一度時計を設定してく
ださい。(P20)
カードのデータが破壊される可能性があ
りますので、アクセス中はカードやバッテ
リーを取り出さないでください。
カメラの設定が正しく保存されない可能
性がありますので、電源を [ON] にしたま
まバッテリーを取り出さないでください。
本機以外で使わないでください。
をお使いください。
(
P16
)
カードの出し入れ
カード(別売)を入れる・取り出す
≥ 電源が [OFF]、レンズが収納されていることを確認する。
≥ フラッシュを閉じる。
≥ SD メモリーカード(別売)またはマルチメディアカード(別売)を用意する。
1
カード / バッテリー扉をスライド
させて開く
2 カードを入れるときは「カチッ」
と音がし、ロックするまで奥まで
入れる
取り出すときは「カチッ」と音が
するまで押し、まっすぐ引き抜く
3 1カード/バッテリー扉を閉じる
2 最後までスライドさせて確実
に閉じる
≥ カード扉が完全に閉じない場合は、
一度カードを取り出してから、もう
一度入れ直してください。
準備
≥ カードの向きを確認してください。
≥ カードの裏の接続端子部に触れない
でください。
≥
カードを奥まで入れないと、カードが
壊れる原因になることがあります。
≥ 電源を [ON] にしたままカードを入れた
り、取り出したりすると、カードやカー
ドのデータが壊れる原因になることが
あります。
≥ カードは当社製のものをお使いいただ
くことをおすすめします。
15
カード
カードについて
■ カードアクセス中は・・・
カードに画像を記録しているときは、カー
ドアクセス表示が赤く点灯します。
19
カードアクセス表示
カードアクセス表示が点灯しているとき
や、画像の読み出しや削除、カードの
フォーマット(P105)中などは、以下の
ことをお守りください。
≥ 電源を [OFF] にしない
≥ バッテリーやカードを取り出さない
≥ 本機に振動や衝撃を与えない
カードやカードのデータが壊れたり、本機
が正常に動作しなくなることがあります。
≥
SDメモリーカードは
記録/読み出し速度が
速く、カードへの書き
込みやフォーマット
を禁止する書き込み
禁止スイッチを備え
ています。
(スイッチを「LOCK」側にしておくと、
カードへの書き込みやデータの消去、
フォーマットはできなくなり、戻すと可
能になります)
SDメモリーカード
書き込み禁止
スイッチ
2
≥ 本機では、以下の容量(8 MB 〜 2 GB
まで)の SD メモリーカードが使用でき
ます。
8 MB、16 MB、32 MB、64 MB、
128 MB、256 MB、512 MB、
1GB、2GBまで
最新情報は下記サポートサイトで
ご確認ください。
http://panasonic.jp/support/dsc/
■ カードの取り扱いについて
大切なデータはパソコン(P106)などに
も保存してください。電磁波、静電気、本
機やカードの故障などによりカードのデー
タが壊れたり消失することがあります。
≥ パソコンやその他の機器でフォーマッ
トされた場合、もう一度本機でフォー
マットしてください。(P105)
■ SD メモリーカード(別売)とマルチ
メディアカード(別売)について
≥
SD メモリーカードとマルチメディアカー
ドは小型、軽量で、着脱可能な外部メモ
リーカードです。
16
≥ SD メモリーカードの記録可能枚数・時
間については 139ページを参照してく
ださい。
≥
本機は SD 規格に準拠した FAT12、FAT16
形式でフォーマットされたSD メモリーカー
ドに対応しています。
≥ 本機はマルチメディアカードでの動画
撮影には対応していません。動画撮影に
は高速タイプのSD メモリーカードを使
用することをおすすめします。(P71)
■ miniSDTMカード(別売)について
≥
miniSDTMカードを本機で使用する場
合は、専用の miniSD
必ず装着してお使いください。
≥ miniSD
TM
アダプターのみを本機に挿
入すると、正常に動作しません。
必ず、miniSD
ください。
TM
アダプターを
TM
カードを入れてお使い
レンズキャップ・ストラップを付ける
レンズキャップ・ストラップ
■ レンズキャップ(付属)を付ける
1 レンズキャップにひもをとおす
2 カメラにレンズキャップひもを
とおす
3 レンズキャップを付ける
ここを
つまんで付ける
■ ストラップ(付属)を付ける
1 ストラップ取付部にとおす
準備
2 止め具にとおして止める
2cm 以 上
しておく
≥ 電源を[OFF]にしているときや持ち運ぶ
とき、撮影した画像の再生中は、レンズ
面の保護のため、レンズキャップを取り
付けてください。
≥ レンズキャップを外して撮影してくだ
さい。
≥ レンズキャップの紛失にお気をつけく
ださい。
≥ ねじれないように、もう片方も付けてく
ださい。
≥ ストラップがしっかり付けられている
ことを確認してください。
≥ LUMIX のロゴが見えるように付けてく
ださい。
17
レンズフード
レンズフードを付ける
日差しの強い中、逆光時にゴーストやフレアを軽減します。余分な光をさえぎり、
より美しく撮れます。
電源が [OFF]、レンズが収納されていることを確認する。
≥
≥ フラッシュを閉じる。
1 フードアダプター(付属)を取り
付ける
≥ フードアダプターは強く締め込みす
ぎないでください。
2 本機を下向きにして、レンズフー
ドのマークを本機のマークに合
わせて挿入する
3 レンズフードのねじをしっかり
締める
ねじを締める
≥ ねじが緩んでいることを確認してか
ら、レンズフードを付けてください。
≥ ねじは強く締め込みすぎないでくだ
さい。
■ フードアダプターを外す場合
18
印を合わせる
≥
フードアダプターの根元をつかんで
外してください。
レンズフード
■ 一時的にレンズフードを外して運ぶ
場合(仮収納)
1 ねじを緩めてレンズフードを取
り外す
ねじを緩める
2 レンズフードの向きを逆にする
3 レンズフードのねじが上にくる
ようにして、ねじを締める
≥ ねじが緩んでいることを確認してか
ら、レンズフードを付けてください。
≥
ねじは強く締め込みすぎないでください。
4 レンズキャップを付ける
≥ レンズキャップがしっかり付いてい
ることを確認してください。
≥ 仮収納した状態での撮影はしないで
ください。
≥
フラッシュを使用するときにレンズフー
ドを付けていると、フラッシュ光がレン
ズフードにさえぎられ、画面の下が暗く
(ケラレ)なり、調光もできなくなります。
レンズフードを外して使用することを
おすすめします。
≥ 暗いところで AF 補助光を使用するとき
は、レンズフードを外してください。
≥ MC プロテクターと NDフィルターの取
り付けかたについては 115ページをお
読みください。
≥ フードアダプターを付けているときは、
コンバージョンレンズまたはクローズ
アップレンズの取り付けはできません。
≥
コンバージョンレンズを装着する場合
は、レンズアダプター( 別 売:D M W - L A 2 )
が必要です。
≥
付属品をなくされたときは、お買い上げの
販売店または修理ご相談窓口(P145 〜
148)にお問い合わせください。
準備
19
時計設定
時計を設定する
■ お買い上げ時は・・・
時計設定はされていませんので、電源
を [ON] にすると、下のような画面が
表示されます。
OFF ON
MENU / SET
ボタン
カーソルボタン
時計を設定してください
≥
約 5 秒経過すると画面が消えますの
で、電源を入れ直してください。
1 [MENU/SET] ボタンを押す
2 3/4/2/1 で年月日、時刻、表
示の順番を合わせる
時計設定
2006.. 1. 1 0:00
年/月/日
表示順を変える
設定選択 終了
2/1:合わせたい項目(年・月・日・
時・分・表示順)を選ぶ
3/4:年月日、時刻、表示順を設定
する
20
時計設定
MENU
SET
MENU
表示順を変えると、以下のように表
≥
示されます。
(例;2006年 12月1日 10 時 00 分)
[年/月/日]:2006.12.1 10:00
[日/月/年]:10:00 1.DEC.2006
[月/日/年]:10:00 DEC.1.2006
3 [MENU/SET] ボタンを数回
押してメニューを終了する
≥ 時計設定終了後、一度電源を [OFF]
にしてからもう一度 [ON] にして、設
定どおり表示されているか確認して
ください。
■ 時計設定を変更する場合
1 [MENU/SET] ボタンを押して、メ
ニュー画面を表示し、
2
4
でセットアップメニューアイコン
[ ]を選び、
1 を押す
3 3/4 で[時計設定 ]を選んで1を押
し、上記
2、3
セットアップ
時計設定
液晶明るさ
トラベル
モニター優先
パワーセーブ
選択
≥ 満充電されたバッテリーを挿入して約
24 時間経過すると、バッテリーを取り
出して放置しても、約 3ヵ月は時計設定
を記憶しています。
≥ 年は 2000 年から2099 年まで設定で
きます。時刻は 24 時間表示です。
≥ 日付設定を行っていないと、お店にデジ
タルプリントを依頼するときに、日付を
プリントすることができませんのでお
気をつけください。(P99)
2 を押す
(P21)
の手順で設定する
1
/
4
n
終了
OFF
OFF
2分
0
MENU
日付
セットアップメニュー
必要に応じて設定する( セットアップメニュー)
≥
必要に応じて設定してください。(各項目については22〜25ページをお読みください)
≥ モードダイヤル(P5)で選んでいるモードによって、メニュー項目は異なります。
ここでは、プログラム AE モード [ ] で、[操作音]を設定する例で説明しています。
≥
メニュー設定をお買い上げ時の状態に戻すには、[ 設定リセット ] を実行してください。(P24)
1 [MENU/SET] ボタンを押して、
2 を押す
1
終了
終了
/
AUTO
AUTO
1
/
n
OFF
OFF
2分
3
MENU
SET
MENU
1
を押す
4
0
MENU
撮影
ホワイトバランス
ISO
感度
アスペクト
設定
記録画素数
クオリティ
選択
2 4
でセットアップメニューアイ
コン[ ]を選び、
セットアップ
時計設定
液晶明るさ
トラベル
日付
モニター優先
パワーセーブ
選択
3 3/4 でメニュー項目を選ぶ
1
終了
終了
/
4
n
OFF
OFF
2分
2
/
4
1秒
MF1
LEVEL
0
MENU
3
MENU
2/4画面
セットアップ
時計設定
液晶明るさ
トラベル
モニター優先
パワーセーブ
選択
セットアップ
オートレビュー
MFアシスト
操作音
シャッター
スピーカー
選択
日付
ここで4を押すと
次の画面に切り換わります。
音
音量
4 1
を押して3/4で設定内容を
選び、[MENU/SET] ボタンを押す
2
セットアップ
オートレビュー
MFアシスト
/
1秒
MF1
4
操作音
シャッター
音
音量
LEVEL
3
MENU
MENU
スピーカー
決定選択
SET
5
[MENU/SET]ボタンを押してメ
ニューを終了する
≥ 撮影モード時は、シャッターボタン
半押しでも終了できます。
■ メニュー画面の項目について
≥
メニュー画面は 1/4〜 4/4 画面まであ
ります。
≥ ズームレバーを回すと、簡単にメニュー
画面を切り換えることができます。
1/4画面
セットアップ
時計設定
液晶明るさ
トラベル
モニター優先
パワーセーブ
選択
日付
選択
1
/
4
n
セットアップ
0
1秒
オートレビュー
OFF
MFアシスト
2ಽ
2分
操作音
MENU
終了
シャッター
スピーカー
2/4画面
セットアップ
音
音量
終了
選択
2
/
4
1⑽
MF1
番号
リセット
LEVEL
3
リセット
設定
USBモード
MENU
ハイライト
ビデオ
出力
3/4画面
セットアップ
表示
終了
選択
3
/
4
OFF
TV
アスペクト
NTSC
MF m/ft表示
シーンメニュー
MENU
言語設定
4/4画面
4
/
4
㨙
AUTO
日本語
MENU
終了
つづく
準備
21
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してセットアップメニューを表示し、設定する項目を選んでください。
はお買い上げ時の設定です。
項目 設定内容
時計設定
日付や時刻を変更するときに設定します。(P20)
(P21)
液晶明るさ
/ ファイン
ダー明るさ
トラベル日付
液晶(液晶モニターに表示されている場合)またはファインダー
(ファインダー内に表示されている場合)の明るさを 7 段階で調整
できます。
OFF: 旅行の経過日数を記録しません。
設定 : 旅行の経過日数を記録します。
≥ トラベル日付の設定については 69ページをお読みください。
ON: 撮影モードでファインダーを選択していた場合、レ
モニター優先
1分 / 2 分 /5 分 /10 分 : 設定した時間の間に何も操作しない
パワーセーブ
OFF: パワーセーブモードになりません。
ビュー時や再生時に自動的に液晶モニター表示に切り
換わります。(P41)
OFF: 自動的に切り換わりません。
と、パワーセーブモード(電源を自
動的に切り、バッテリーの消耗を防
ぐ)になります。
≥ パワーセーブを解除するには、シャッターボタンを半押しするか、または電源を [OFF]
にしてからもう一度 [ON] にしてください。
≥ かんたんモード [ ] 時は [2 分] に固定されます。
≥ AC アダプター(別売:DMW-AC7)使用時、パソコン接続時、プリンター接続時、動
画撮影 / 再生時、スライドショー中はパワーセーブは働きません。(ただし、スライド
ショー一時停止中または [MANUAL] スライドショー中は、10 分固定でパワーセー
ブが働きます)
22
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してセットアップメニューを表示し、設定する項目を選んでください。
項目 設定内容
1秒: 撮影後に撮影画像が約 1 秒間表示されます。
3秒: 撮影後に撮影画像が約 3 秒間表示されます。
ZOOM:
オート
レビュー
OFF: 撮影後に撮影画像が自動的に表示されません。
撮影後に撮影画像が約 1 秒間表示されます。そのあ
と、4 倍に拡大された画像が約 1 秒間表示されます。
ピントの確認に便利です。オートブラケット撮影、連
写、音声付き静止画は、[ZOOM] に設定していても
拡大されません。
(P21)
≥ 動画撮影モード [ ] 時は、オートレビューされません。
≥ オートブラケット撮影(P50)、連写(P52)時は、オートレビューの設定に関わら
ず、オートレビューされます。(拡大はされません)
≥ オートレビューの設定に関わらず、音声付き静止画は、記録中(P84)にオートレ
ビューされます。(拡大はされません)
≥ クオリティを [TIFF] に設定して撮影したときは、カード記録終了までオートレビュー
されます。(拡大はされません)
≥ オートブラケット撮影、連写、動画撮影モード、音声記録時、クオリティを [TIFF] に
設定しているときは、オートレビューの設定はできません。
マニュアルフォーカス時に、液晶モニター/ ファインダーの中央部
が拡大され、ピントを合わせやすくなります。(P58)
MF アシスト
(撮影モー
ドのみ)
[MF1]: 画面中央部が拡大表示されます。画面全体の構図を決
めながら、ピントを合わせることができます。
[MF2]: 画面全体が拡大表示されます。ピントの動きがわかり
にくい W 端でのピント合わせに便利です。
[OFF]: 拡大表示されません。
つづく
準備
操作音
シャッター音
スピーカー音量スピーカーの音量を LEVEL6 〜 0 の 7 段階に調整できます。
≥
テレビと接続したとき、テレビのスピーカーの音量は変わりません。
:操作音なし :操作音小 :操作音大
:シャッター音なし :シャッター音小 :シャッター音大
LEVEL 3)
(
23
セットアップメニュー
MENU
SET
を押してセットアップメニューを表示し、設定する項目を選んでください。
(P21)
項目 設定内容
次に撮影される画像のファイル番号を 0001 から記録したい場合
番号リセット
に設定します。(フォルダー番号が更新され、ファイル番号が 0001
から始まります)
≥ フォルダー番号は 100 〜 999 まで作成されます。
フォルダー番号が 999 になると番号リセットができなくなりますので、データをパ
ソコンなどに保存してフォーマットすることをおすすめします。
≥ フォルダー番号を 100 にリセットするには、まずカードをフォーマット(P105)し
てから、番号リセットを実行し、ファイル番号をリセットしてください。
そのあと、フォルダー番号のリセット画面が表示されますので、[はい ] を選んでフォ
ルダー番号をリセットしてください。
≥ ファイル番号、フォルダー番号について、詳しくは 107ページを参照してください。
以下の設定をお買い上げ時の状態に戻します。
設定リセット
撮影設定
セットアップ設定
≥ セットアップ設定をリセットすると、シーンモードの赤ちゃんモード(P66)の誕生
日設定やトラベル日付(P69)の旅行の経過日数もリセットされます。また、再生メ
ニューの [ お気に入り ](P95)は [OFF]、[回転表示](P96)は [ON] になります。
≥ フォルダー番号、時計設定の設定内容は変わりません。
USB 接続ケーブル(付属)を使って本機をパソコンやプリンター
に接続する際に、USB 通信方式を設定します。
接続時に選択: パソコンまたは PictBridge 対応プ
リンターに接続したときに、[PC] ま
USBモード
PC:
PictBridge(PTP):PictBridge 対応プリンターに接続
マス
≥ [PC] に設定すると、USB の Mass
ストレージ
Storage
≥ [PictBridge(PTP)] に設定すると、USB の PTP(Picture
信方式で接続されます。
たは [PictBridge(PTP)] のいずれ
かを選択します。
パソコンに接続する場合に設定します。
する場合に設定します。
通信方式で接続されます。
ピクチャー
トランスファー
Transfer
プロトコル
Protocol
)通
24
ハイライト
表示
ON: オートレビューまたはレビュー時に、白とびの起こっ
ている部分を黒と白の点滅で表示します。(P41)
OFF: ハイライト表示しません。
MENU
SET
を押してセットアップメニューを表示し、設定する項目を選んでください。
項目 設定内容
ビデオ出力
(再生モー
ドのみ)
NTSC: ビデオ出力を NTSC 方式にします。
PAL: ビデオ出力を PAL 方式にします。(P116)
セットアップメニュー
(P21)
TV アスペクト
(再生モー
ドのみ)
[]は、アスペクト設定を [ ] で撮影した画像を 16:9 のテレビで画面いっぱいに
≥
表示するときに適しています。このとき、アスペクト設定を [ ] または [ ] で撮影
した画像には、左右に黒い帯が付いて表示されます。
≥
[ ]に設定した場合、アスペクト設定を[ ]または[ ]で撮影した画像には、上下
に黒い帯が付いて表示されます。
:
画面が 16:9 のテレビと接続する場合に選んでください。
:
画面が 4:3 のテレビと接続する場合に選んでください。
≥ [ ] に設定した場合、AV ケーブル(付属)を使って出力すると(P113)、本機の
液晶モニターでは画像が縦長に表示されます。
m: マニュアルフォーカス時のフォーカス距離表示がメート
MF m/ft 表示
ルになります。
ft: マニュアルフォーカス時のフォーカス距離表示がフィー
トになります。
≥ フォーカス距離表示については 58ページをお読みください。
シーン
メニュー
言語設定
AUTO:モードダイヤルをシーンモードに合わせたとき、シー
OFF:
メニュー画面は以下の 2 言語から設定できます。
び、[MENU/SET] ボタンで決定してください。誤って英語に設定し
た場合は、メニューアイコンの [ ] を選び言語を設定してください。
日本語: メニュー画面を日本語表記にします。
ENGLISH: メニュー画面を英語表記にします。
ンモードメニューが自動的に表示されます。お好みの
シーンモードを選択してください。
モードダイヤルをシーンモードに合わせたとき、シーンモー
ドメニューが表示されず、現在選択されているシーンモード
で動作します。シーンモードを変更する場合は、
[MENU/SET]ボタンを押してシーンモードメニューを表示
させてから、お好みのシーンモードを選択してください。
3/4
で言語を選
準備
≥ [液晶明るさ / ファインダー明るさ]、[操作音]、[ 番号リセット ]、[言語設定] は、かん
たんモード [ ] にも反映されます。
25
プログラムAE
モード
基本
撮影する( :プログラム AE モード)
モードダイヤルを に合わせてください。
被写体の明るさに応じて、シャッタースピードと絞り値をカメラが自動的に設定します。
≥ レンズキャップを外す。
≥ 電源を [ON] にする。
S
M
A
P
N
C
S
OFF ON
動作表示
ランプ
≥
液晶モニター使用時は、電源を [ON]
にすると動作表示ランプが約1秒間
点灯します。
≥
ファインダー使用時は、電源を [ON]
にすると動作表示ランプが点灯しま
す。バッテリー残量が少なくなると、
動作表示ランプは点滅します。
1 ピントを合わせたい位置にAF エ
リアを合わせ、シャッターボタン
を半押しする
P
26
フォーカス表示
測光モード
絞り値
F2.8
≥
フォーカス表示が点灯し、シャッター
スピードと絞り値が表示されます。
≥
AF モードを 9 点または 3点高速に設
定している場合は、ピントが合うまで
AF エリアは表示されません。(P85)
≥ 暗い場所での撮影時またはデジタル
ズーム時は、通常よりも大きな AF
エリアが表示されます。(P85)
≥
プログラムシフトについては 27ペー
ジをお読みください。
シャッター
スピード
1/25
AFエリア
シャッター
ボタン
フォーカス
表示
AF エリア
フォーカス音 ピピピピッ ピピッ
2 シャッターボタンを全押しして
撮影する
≥ 撮影前に、時計設定を確認することをお
すすめします。(P20)
≥ シャッターボタンを押すと、一瞬液晶モ
ニターの画面が明るくなったり、暗く
なったりする場合があります。これはピ
ントを合わせやすくするためで、記録さ
れる画像に影響はありません。
≥
パワーセーブの時間が設定されていると
き(P22)は、設定された時間内に本機の
操作をしないと自動的に電源が切れます。
再び本機の操作をするときは、シャッター
ボタンを半押しするか、電源を [OFF] にし
てからもう一度 [ON] にしてください。
≥ ノイズが気になるときは、ISO 感度を低
くするか、[ 画質調整 ] の [ ノイズリダ
クション ] を [ 高 ] にするか、[ ノイズリ
ダクション ] 以外の各項目を [ 低 ] にす
る(P87)ことをおすすめします。(お
買い上げ時の設定では、ISO 感度が
[AUTO] になっているため、屋内などの
撮影では ISO 感度が高くなります)
ピントが
合っていな
ピントが
合ったとき
いとき
点滅(緑) 点灯(緑)
白→赤
または AF エ
白→緑
リアなし
■ プログラムシフトについて
プログラム AE で本機が自動的に設定
したシャッタースピードと絞り値の組
み合わせを、同じ露出のままで変える
ことができます。これをプログラムシ
フトといいます。
プログラム AE での撮影時に、より背景
をぼかしたい(絞り値を小さくする)、
動きを表現したい(シャッタースピード
を遅くする)などの設定が可能です。
≥ シャッターボタンを半押しして、液晶モ
ニター/ ファインダーに絞り値とシャッ
タースピードの数値が表示されている
間に(約 10 秒間)、ジョイスティック
でプログラムシフトしてください。
19
1/60
F2.8
プログラムAE
モード
<プログラムシフトの例>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
(絞り値)
2
2.8
4
5.6
8
11
1 1
1
1
1
1
1
1
/
/
/
/
2
4
8
15
(シャッタースピード)
プログラムシフト量
プログラムシフト線図
プログラムシフト限界
1
/
/
/
/
30
60
125
250
1
1
/
/
500
1000
(Ev)
1
/
2000
≥ シャッターボタンを半押ししたときに、
適正露出でない場合は、絞り値とシャッ
タースピードが赤色で表示されます。
≥ プログラムシフトが有効になってから、
10 秒以上経過すると、プログラムシフ
ト設定可能な状態は解除され通常のプ
ログラム AE に戻りますが、プログラム
シフトされた設定は維持されています。
≥ 被写体の明るさによっては、プログラム
シフトできない場合があります。
つづく
基本
19
プログラム
シフト
表示
1/30
F4.0
≥ プログラムシフトされている場合は、画
面にプログラムシフト表示が出ます。
≥ プログラムシフトを解除するには、電源
を [OFF] にするか、プログラムシフト表
示が消えるまで、ジョイスティックを上
下に動かしてください。
27
プログラムAE
モード
上手に撮影するために
■ 本機の構えかたについて
≥
両手で本機を軽く持ち、脇を閉め足を開
いて構えてください。
≥ シャッターボタンを押す瞬間に、カメラ
が動かないようにお気をつけください。
≥ AF 補助光ランプやマイクなどを指など
でふさがないでください。
≥ レンズ部には触らないでください。
≥
太陽光などが液晶モニターに反射して画
面が見にくい場合は、手などでさえぎって
ご使用いただくことをおすすめします。
液晶モニターで撮る場合
縦に構える場合
ファインダーで撮る場合
縦に構える場合
■ 縦位置検出機能について
本機を縦に構えて撮影した画像を、再
生時に自動で縦向きに表示することが
できる機能です。([回転表示](P96)
を [ON] に設定している場合のみ)
≥
本機を上に向けたり、下に向けたりして
撮影すると、画像を縦向きに表示できな
い場合があります。
≥ 動画再生時、コマ撮りアニメ作成時は、
画像を縦向きに表示できません。
■ 撮りたい被写体が AF エリアから外
れている場合(AF/AE ロック)
下のような構図で人物の写真を撮影し
たい場合、被写体が AF エリアから外
れているので、そのままシャッターボ
タンを押すだけでは背景などにピント
が合ってしまい、被写体にピントが合
いません。
P
19
このようなときは、
1 被写体に AF エリアを合わせる
2 シャッターボタンを半押しし、ピン
トと露出を固定する
ピントが合うと、フォーカス表示が
≥
点灯します。
3 シャッターボタンを半押ししたま
ま、撮りたい構図に本機を動かす
4 シャッターボタンを全押しする
≥
AF/AE ロック操作は、シャッターを切
る前なら何回でもやり直せます。
PP
1/25
F2.8
AF:「AutoFocus」の略で、カメラが自
動でピントを合わせる機能です。
AE:「Auto Exposure」の略で、被写体
の明るさをカメラが判断して、自動
で露出を決める機能です。
1/25
F2.8
28
プログラムAE
モード
■ ピントについて
≥
ピントが合う範囲は 30 cm 〜∞(W 端
時)、2 m 〜∞(T 端時)です。近くの
ものを撮影したい場合は、マクロモード
をお使いください。(P53)
≥ 撮影可能範囲外で使用しているときは、
フォーカス表示が点灯していてもピン
トが合っていない場合があります。
≥ 以下のような場合はピントがうまく合
いません。
・遠くと近くのものを同時に撮る
・汚れたガラスの向こうのものを撮る
・キラキラと光るものが周りにある
・暗い場所を撮る
・動きの速いものを撮る
・コントラスト(濃淡)の低いものを撮る
・手ブレしている
・高輝度(非常に明るいもの)を撮る
置きピン(P59)、AF/AE ロックを使っ
て撮影することをおすすめします。暗い
場所では、ピント合わせのために AF 補
助光ランプ(P86)が点灯することがあ
ります。
≥ フォーカス表示が出てピントが合って
も、シャッターボタンを離すとピントが
解除されます。もう一度半押ししてピン
トを合わせてください。
≥ 手ブレ警告表示が出るときは、三脚の使
用をおすすめします。または撮る姿勢
(P28)にお気をつけください。三脚使
用時にはセルフタイマー(P48)を使う
と、シャッターボタンを押したときのカ
メラブレを防ぐことができます。
≥ 特に以下の場合にはシャッタースピー
ドが遅くなって撮影されますので、
シャッターを切ったあと、画像が出るま
で本機を固定してください。三脚の使用
をおすすめします。
・赤目軽減スローシンクロ(P44)
& 人物モード(P62)/
・夜景
夜景モード(P63)/
パーティーモード(P64)/
キャンドルモード(P65)/
花火モード(P65)/
星空モード(P66)
・シャッタースピードを遅くした場合
(P54、P55)
■ 露出について
≥
適正露出にならないときは、シャッター
ボタンを半押ししたときに、絞り値と
シャッタースピードの数値の色が赤色
になります。(ただし、フラッシュ発光
時は赤くなりません)
P
基本
■ 手ブレを防ぐために
≥
シャッターボタンを押し込む際の手ブ
レにお気をつけください。
≥
シャッタースピードが遅くなり手ブレし
やすいときは、手ブレ警告表示が出ます。
P
手ブレ警告表示
1/10
F2.8
数値が赤くなります
1/8
F2.8
≥
特に暗い場所での撮影は、液晶モニター /
ファインダーの明るさと実際に撮影さ
れる画像が異なる場合があります。
≥ 晴天の空や雪など、明るい被写体が画像
の大半を占めると、暗く撮影される場合
があります。その場合は、露出を補正し
てください。(P49)
29
かんたんモード
かんたんモードで撮る( :かんたんモード)
モードダイヤルを に合わせてください。
初心者でも簡単に撮影できます。必要な項目だけがわかりやすく表示されますの
で、迷うことがありません。
■ 必要に応じてメニュー設定をする
1 [MENU/SET] ボタンを押す
2 3/4 でメニュー項目を選び、1
を押す
かんたん
モード
画質設定
オートレビュー
操作音
時計設定
選択
3 3
/4で設定内容を選び、[MENU/
SET] ボタンを押す
4
[MENU/SET]ボタンを押してメ
ニューを終了する
≥ シャッターボタン半押しでも終了で
きます。
決定
引き伸ばし
サイズ(3:2)
L
E
メール
MENU
項目 設定内容
引き伸ばし:
画質設定
オート
レビュー
操作音
時計設定
≥
[画質設定 ] の [ L サイズ(3:2)]、[E
メール] は、EX 光学ズームが働き、ズー
ム倍率が最大 16.5 倍まで拡張されます。
(P34)
A3 や A4 などの大きめのサイ
ズにプリントするときに最適
です。
L サイズ(3:2):
L サイズ (89 mmk127 mm)
の大きさにプリントするときに
最適です。
E メール:
E メールの添付画像やホーム
ページ用画像などに使用すると
きに最適です。
≥ OFF:
自動的に表示されません。
≥ ON: 撮影後に撮影画像が約
1秒間表示されます。
OFF: 操作音なし
小 : 操作音小
大 : 操作音大
日付や時刻を変更するときに
設定します。(P20)
≥ [操作音 ]、[ 時計設定 ] のかんたんモード
での設定内容は、他の撮影モードにも反
映されます。
≥ セットアップメニューでの [液晶明る
さ](P22)、[番号リセット ](P24)、
[言語設定](P25)は、かんたんモード
にも反映されます。
30