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Professional
テクニカルガイド
便利な機能
–
–
Page 2

目次
操作性向上編
ボタンによく使う機能を割り当てたい
よく使うメニュー画面をワンタッチで表示させたい
撮影場面に応じたフォルダーをあらかじめ作成しておきたい
●
野球のイニングごとにフォルダーを分けて撮影する
撮影編
ホワイトバランスについてもっと知りたい
●
ホワイトバランスの設定について
●
電球色照明下でのオートホワイトバランスの
オプションについて
●
プリセットマニュアルデータの取得について
シャッタースピードと絞り値を維持して適正露出で撮影したい
白とびや黒つぶれを抑えて撮影したい
多重露出で[合成モード]の効果が知りたい
連写時の露出を安定して撮影したい
フリッカー現象の影響を低減して撮影したい
撮影音を抑えて撮影したい
●
静音撮影
●
動画から静止画を作成する
レンズのVRの
●
SPORT
●
SPORT
.............
............................
..........................................................
.................................................
................................................
...............................................................................................................
........................................................................
モードについて詳しく知りたい
SPORT
モードの特長
モードと
.....................................................................................
モードの使い分け
NOMAL
..................................
................................
.......................
...................................
....................................
................
2
....................
........
5
6
10
...
12
12
15
16
16
18
19
...
20
21
22
23
...
24
27
27
28
29
30
31
Page 3

再生編
必要な画像を素早く探したい
●
画像を右手で素早く表示させるには
●
画像を素早く探すには
●
ピントを素早く確認するには
●
必要な画像に印をつけるには
ネットワーク編
画像に
IPTC
著作権情報を添付したい
●
HTTP
●
IPTC
送信できている画像なのかをパソコン上で確認したい
情報、画像コメント、
サーバーモードの「文字情報編集」について
プリセットについて
.............................................
.....................................................
.............................................
...................................................................
...................................................................
................................................
............................................................................
.....................
..........
33
34
35
36
38
40
43
44
44
45
46
アクセサリー編
複数のカメラのシャッターをリモートできりたい
(連動レリーズ機能)
●
連動レリーズモード設定について
●
連動レリーズで撮影した画像の送信について
.......................................................
..........................................................
..................................
47
48
48
51
3
Page 4

4
Page 5

操作性向上編
5
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ボタンによく使う機能を割り当てたい
このカ メラに 装備さ れてい るFn(ファ
ンクション)などのボタンは、カスタム
メニ ュ ーf1[カ ス タム ボ タン の機能 ]
で自分の好 みの機能を 割り 当てること
が可能です。メニューにアクセスするこ
となく、ボタン操作だけで機能を切り替
えられるため、操作性が向上します。
ボタンを押したときの機能
機能を割り当てられるボタンは次の通りです。
•
プレビューボタン
0
ボタン
v Fn1
ボタン
x Fn2
ボタン
V AF-ON
サブセレクター中央
8
レンズのフォーカス作動ボタン
S
(フォ ーカス作動設定スイッチがあ
るレンズを装着し、スイッチが
に設定されている場合に、レンズの
フォーカス作動ボタンを押したとき
の機能を設定できます。)
別売のマルチパワーバッテリーパック
•
を装着した 場合、
MB-D17
のボタンの機能]で
D17
ボタ ンま たは
Fn
を割り当てられます。
AF-ON
f10[MB-
MB-D17
ボタ ンに 機能
の
AF-L
6
Page 7

各ボタンに割り当てられる機能は次の通りです。
•
D500
0 v x V 8 S
A
プリセット
フォーカスポイント
K
AF
q
AF
q
プレビュー ● ● ● ●
r
FV-L
B
AE-L/AF-L
C
AE-L
D
AE-L
E
AE-L
F
AF-L
A
AF-ON
h
I
1
BKT
4
プラス
L
マルチパターン測光簡易設定
M
中央部重点測光簡易設定 ● ● ● ●
N
スポット測光簡易設定 ● ● ● ●
t
ハイライト重点測光簡易設定
b
ファインダー内格子線表示
!
ファインダー内水準器 ● ● ●
c
連動レリーズ切り換え ● ● ● ●
%
マイメニュー ● ● ● ● ●
3
マイメニューの
トップ項目先へジャンプ
K
再生 ● ● ● ●
c
レーティング ●
エリアモード ● ● ● ● ● ●
エリアモード
(レリーズでリセット)
(ホールド) ● ● ● ● ● ●
発光禁止/許可切換 ● ● ● ●
自動連写 ● ● ●
記録 ● ● ● ●
RAW
● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
+AF-ON
● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
● ● ● ●
● ● ● ●
● ● ● ●
● ● ● ● ●
MB-D17
Fn
AF-ON
7
Page 8

ボタンによく使う機能を割り当てたい
D500
0 v x V 8 S
J
フォーカスポイント中央
リセット
K
選択フォーカスポイント
表示
設定しない ● ● ● ● ● ● ●
G
カメラの
AF-ON
と同じ
ボタンを押しながら
●
●
ボタン
●
コマンドダイヤルを回したときの機能
機能を割り当てられるボタンは次の通りです。
•
プレビューボタン
1
w Fn1
サブセレクター中央
9
n BKT
動画撮影ボタン
Q
別売 のマ ルチ パワ ーバ ッテ リー パッ ク
•
合、
f10[MB-D17
MB-D17のFn
のボタ ン の機能 ] の[Fnボタン+y]で
ボタンに機能を割り当てられます。
ボタン
ボタン
+y
+y
MB-D17
+y
+y
を装 着し た場
8
+y
※
MB-D17
Fn
AF-ON
Page 9

各ボタンに割り当てられる機能は次の通りです。
•
D500
1w 9 nQ
撮像範囲選択 ● ● ● ● ●
J
シャッタースピードと絞り値の
$
ロック
シャッター・絞り値1段選択
v
手動設定済みレンズの選択 ● ● ● ●
w
アクティブD-ライティング設定 ● ● ●
y
露出ディレーモード ● ● ●
z
静止画撮影メニュー切り換え ● ● ● ● ●
n
露出モード ● ●
v
オートブラケティング ●
t
多重露出 ●
$
(ハイダイナミックレンジ) ●
2 HDR
設定しない ● ● ● ● ● ●
感度 ●
9 ISO
露出補正 ●
E
測光モード ●
w
● ● ● ● ●
● ● ●
MB-D17
Fn+y
押し時の動作とコマンドダイヤル併用時の動作が
併用できない場合
[プレビューボタン]と[プレビュ ーボタン
同じボタンに押し時の動作とコマ ンドダイ ヤル併用時の動作
を設定できるボタンでは、 両方の機能を同時に設定 できない
場合があります。その場合 は後に設定された機能が 有効にな
り、先に設定していた内容が[設定しない]に変更されます。
]のように、
+y
9
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よく使うメニュー画面を
ワンタッチで表示させたい
カスタ ムメニューf1[カス タムボタン
の機能]で[0プレビューボタン]に[マ
イメニューのトップ項目先へジャンプ]
を割り 当てて おくと、Pvボタン を押し
てマイメニ ューの最上 位に 登録してあ
るメニュー 画面を表示 させ ることがで
きます。カス タムボタンに直接割り当てられない機能でも、ワン
タッチでメニュー項目を表示させることが可能です。
ここでは例として、マイメニューのトッ プ項目に[記録フォル
•
ダー設定]を登録します。
マイメニュー[マイメニュー登録]
1
の[静止画撮影メニュー]で[記
録フォルダー設 定] を選 んで
ボタンを押す
[登録位置設定 ]で一 番上の位置
2
を選ぶ
•
メニューの並び順は[登録項目
の順序変更]で後から変更する
ことも可能です。
J
10
Page 11

カス タム メニューf1[カ スタ ム
3
ボタンの機能]で[0プレビュー
ボタン]を選ぶ
•
ボタ ン、
Fn1
セレクター中央にもこの機能を
割り当てられます。
•
別売のマルチパワーバッテリーパック
た場合、
ボタンに割り当てることもできます。
Fn
[マイメニュー のトッ プ項目先へ
4
ジャンプ]を割り当てる
•
撮影時、再生時、メニュー表示時にPvボタンを押すと[記録フォ
ルダー設定]の設定画面が表示されます。
ボタ ン、 サブ
Fn2
f10[MB-D17
のボタンの機能]で
MB-D17
を装着し
MB-D17
の
11
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撮影場面に応じたフォルダーを
あらかじめ作成しておきたい
撮影画像は メモリーカ ード の記録フォ
ルダー内に保存 され ます。このカメラ
では、フォルダー 番号 とフォルダーグ
ループ名を編集 でき るため、サッカー
の前半、 後 半、 野球の イ ニ ングな ど、
場面ごとに 名前を変え たフ ォルダーを
あらかじめ作成 して おくと、撮影後の
整理がしやすくなります。
●
野球のイニングごとにフォルダーを分けて
フォルダー名
フォルダー
番号
フォルダー
グループ名
撮影する
場面ごとの フォルダーを作成するには、静止画撮影メニュー[記
録フォルダー設定]の[フォルダーグループ名変更]と[フォルダー
番号指定]を使います。
回の表と裏のフォルダーを作る
1
[フォルダーグループ名変更]
1
を選び、表を表 す5文字の
任 意 の 文 字(
を入力してJボタンを押す
[ フ ォ ル ダ ー 番 号 指 定 ] で
2
と設定する
100
•
ボタンを押すと、「
J
フォルダーが作成されます。
_TOP_
100_TOP_
な ど )
」
12
Page 13

[フォルダーグループ名変更]を選び、裏を表す5文字の
3
任意の文字(
[フォルダー番号指定]で
4
•
ボタンを押すと、「
J
•
フォル ダーグループ名が 異なっ ていても、同じ値の フォル
ダー番号を設定することはできません。
回の表と裏のフォルダーを作る
2
[既存フォルダーから選択]で
1
2
撮影 時 は、[既 存 フォ ル ダー か ら選 択 ]
で場面に相当するフォルダーを選択して
撮影を行ってください。
を選択し、[フォルダー
_TOP_
番号指定]で
•
ボタンを押すと、「
J
フォルダーが作成されます。
[既存フォルダーから選択]で
を選択し、[フォルダー
_BTM_
番号指定]で
•
ボタンを押すと、「
J
フォルダーが作成されます。
•
この操作を繰り返して9回までの
表裏のフォルダーを作成します。
など)を入力してJボタンを押す
_BTM_
と設定する
101
」フォルダーが作成されます。
」
200_TOP_
201_BTM_
」
200
201
101_BTM_
と設定する
と設定する
13
Page 14

14
Page 15

撮影編
15
Page 16

ホワイトバランスについて
もっと知りたい
ホワイトバランスを初期設定のv(オート)に設定しておくと
ほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い通りの色
みにならないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを
変更してください。
●
ホワイトバランスの設定について
このカメラで設定できるホワイトバランスの項目は次の通りです。
標準
設定される
色温度
約
3500
8000K
3000K
約
2700K
3000K
3700K
※
カメラが自動的にホワイトバ ラ
ンスを調 節し、ほと んどの光 源
に対応できます。また、別売の
〜
ス ピードライト 使 用 時 は、 フ
ラッシュ発光時の条件に応じ て
適したホワイトバランスに調 整
されます。種類の違いは
ジを参照してください。
白熱電球下での撮影に適して い
ます。
蛍光灯など、次の7種類の光源を
使った撮影に適しています。
野球場、体 育館など のナトリ ウ
ム灯の混合光を使った撮影に 適
しています。
電球色蛍光灯下での撮影に適 し
ています。
温白色蛍光灯下での撮影に適 し
ています。
内容
18
ペー
ホワイトバランス
オート
v
AUTO0
白を優先する
AUTO1
AUTO2
電球色を残す
電球 約
J
蛍光灯
I
ナトリウム灯
混合光
電球色蛍光灯 約
温白色蛍光灯 約
16
Page 17

設定される
色温度
4200K
5000K
6500K
約
7200K
5200K
5400K
6000K
8000K
約
2500
10000K
※
白色蛍光灯下での撮影に適し て
います。
昼白色蛍光灯下での撮影に適 し
ています。
昼光色蛍光灯下での撮影に適 し
ています。
高色温度の水銀灯などを使っ た
撮影に適しています。
晴天の屋外での撮影に適して い
ます。
別売 のスピードライトを使って
撮影する場合に適しています。
曇り空の屋外での撮影に適し て
います。
晴天の日陰での撮影に適して い
ます。
〜
色温度を直接指定できます。
撮影者が被写体や光源を基準 に
ホワイ ト バ ラ ン ス を合わせ た
り、メモリ ーカード 内の画像 と
同じホワイトバランスで撮影 し
たりできます。設定方法は
ジを参照してください。
内容
ホワイトバランス
白色蛍光灯 約
昼白色蛍光灯 約
昼光色蛍光灯 約
高色温度の水
銀灯
晴天 約
H
フラッシュ 約
N
曇天 約
G
晴天日陰 約
M
色温度設定
K
プリセット
L
マニュアル
微調整を行っていない場合の値です。各ホワイトバランスは微
※
調整を行って、色みを調整できます。
19
ペー
17
Page 18

ホワイトバランスについて もっと知りたい
●
電球色照明下でのオートホワイトバランス
のオプションについて
このカメラのホワイトバランス[
には、[
標準]、[
の項目が用意さ れて います。電球 を光
源とする環境で 撮影 する場合、電 球色
を残さず補正する場合は[
優先する]、電球色を残して暖かみのある画像に仕上げたいときは
[
AUTO2
白を優先する]、[
AUTO0
電球色を残す]の3つ
AUTO2
電球色を残す]をおすすめします。
AUTO1
AUTO0
AUTO
白を
]
AUTO0
AUTO2
18
白を優先する
電球色を残す
AUTO1
標準
Page 19

●
プリセットマニュアルデータの取得について
ライブビュー時にプリセットマニュアルデータを取得すると、画
像モニターに表示されている被写体の白、またはグレーの部分で
プリセットマニュアルデータを取得できます。
ホワ イト バラ ンス を[プ リセ ットマ
•
ニュアル]に設定して、ライブビュー
表示中にUボタンを押 し続けると
プリ セッ トマ ニュアル取得モードに
なりま す。 画 面のLが点滅 中 に、
画像モニターにタッチすると、タッチ
した位置にrが移動してプリセットマニュアルデータを取得で
きます。Xボタンを押すと、rで選択された部分が拡大します。
ボタンを押すとプリセットマニュアル取得モードを終了します。
• U
静止画撮影メニューまたは動画撮影メ
•
ニュー[ホワイトバランス]の[プリ
セットマニュアル]を選ぶと、プリセッ
トマ ニュ アル デー タを 確認 でき ます
(
)。ライブビューで取 得し た
d1 – d6
プリセットマニュアルデータにはタッ
チした部分のrが表示されています。
ホワ イトバ ラン ス がプ リセッ トマ ニュア ルモー ドの とき、
ボタン を 押 し ながら サ ブ コ マンド ダ イ ヤ ルを回 す と
U
を切り替えることができます。
d1 – d6
19
Page 20

シャッタースピードと絞り値を
維持して適正露出で撮影したい
静止画 撮 影 メ ニュー[
の[感 度自動制御]を[する ]に 設定
しておくと、日な たと 日影が混在する
環境で撮影する 場合 など、周囲や被写
体の明るさが変 わる ときでも、カメラ
が自動的に
のため、露出モードをMでシャッター
スピードと絞り値を設定した場合でも、
その値を維 持したまま 適正 露出で撮影
できます。
[制御上 限感度]を設定すると、感度
•
自動 制御 する とき に
なりすぎないように、上限感度(
〜
Hi 5
抑えたい場合などに設定しま す。
感度の下限は[
感度になります。
ISO
[制御上限感度]で設定した
•
した
感度として撮影します。
[感度自動制御]の[する]または[し
•
ない]の切り換えは、Sボタンを押
しながらサブコマンドダイヤルを回し
ても行えます。[感度自動制 御]の設
定は表示パネルとファインダー内表示
で確認できます。
感度を変更しま す。こ
ISO
)を 設定 でき ます。 ノイズを
ISO
感度が高い場合、[
ISO
感度設 定 ]
ISO
感度 が高 く
ISO
200
ISO
感度]で設定した
感度よりも[
ISO
感度]で設定した値を制御上限
ISO
20
感度]で設定
ISO
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白とびや黒つぶれを抑えて撮影したい
暗い 室 内から 外の風 景 を撮 影 した り、
直射日光の 強い海辺な ど明 暗差の激し
い景色を撮 影するときは、[アクティブ
ライティング]を使 うことで、ハイ
D-
ライト部の白と びを 抑え、暗部の黒つ
ぶれを軽減し、見 た目 のコントラスト
に近い画像を撮影できます。
オートしない
Y
オート]に設定すると撮影シーンに応じて自動的に効果の
• [Y
度合いが設定されます。
測光モードはマルチ パターン測光に設定 して撮影することをお
•
すすめします。
露出モードがMのときは[Yオート]に設定しても[Q標準]
•
相当の度合いに固定されます。
高感度撮影時にはノイズが目立ちやすくなる場合があります。
•
ボタン操作でアクティブD-ライティングを切り替える
カスタムメニューf1[カスタムボタンの機能]で任意のボタン
に[アクティブD-ライティング設 定]を割り当て ておくと、
撮影時に設定したボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す
だけでアクティブD-ライティングの設定を切り換えられます。
21
Page 22

多重露出で[合成モード]の
効果が知りたい
このカメラ の多重露出撮影では、[合成モード]を選択できます。
合成モードには次の種類があります。多重露出撮影の目的や環境
に合わせて設定してください。
加算 全ての露光結果をそのまま重ね合わせます。
加算平均 重ね合わせた画像の露出が適切になるように、露光
比較明合成 撮影した画像の中から、画素ごとに明るい方を選ん
比較暗合成 撮影した画像の中から、画素ごとに暗い方を選んで
回数に合わせて自動的にゲイン(出力)を補正します。
で合成します。
合成します。背景と被写 体の輝度の 差が大きい場合
に有効です。
22
Page 23

連写時の露出を安定して撮影したい
被写体の動きや明るさが変わる場面で、露出モードをM以外に設
定して連続撮影をするとコマごとに露出(明るさ)が変わってし
まうことが あります。露出を安定させて撮影するには、次の機能
を使用します。
カスタムメニューb5[マルチパターン測光]:
[顔認識しない]
測光 モー ドが マル チパ ター ン測 光の 場
合、カスタムメニューb5[マルチパター
ン測光]を[顔認識する]に設定してカ
メラが顔を認識すると、顔を優先して測
光を行います。ただし、人物の動きが激
しいスポーツ撮影などでは常に顔が正面
に向いているわけではありません。またゴーグルやヘルメットなど
を装着すると顔認識がしにくく、露出が一定にならないことがあり
ます。このような場合にマルチパターン測光で安定した露出を得る
ためには、[顔認識しない]にすることをおすすめします。
カスタムメニューc1[シャッターボタンAEロッ
ク]:[する(連続撮影時)]
動いている被写体を連続撮影する場合、
被写体や背景 な ど の 明 る さ の 変 化 に
よって露出 が一定にな らな いことがあ
ります。カスタム メニューc1[シャッ
ターボタンAEロック]を[する(連続
撮影時)]に 設定すると、シャッターボ
タンを半押し時 にはAEロックは行わず、 全押ししたとき に(実
際にシャッターが切れるタイミングで)AEロックを行います。こ
れにより、連続撮影時の露出を一定にすることができます。
23
Page 24

フリッカー現象の影響を低減して
撮影したい
蛍光灯をは じめとする 一部 の人工照明
下で撮影すると、 照明 の明滅による明
るさのちらつき( フリ ッカー現象)に
よって画像 の一部に露 出ム ラが生じた
り、連続撮影時に 露出 や色みにばらつ
きが生じることがあります。フリッカー
低減機能を使う と、フ リッカーの周期
を検知し、露出や 色合 いへの影響が少
ないタイミ ングでシャ ッタ ーがきれる
ように撮影のタイミングをずらします。
フリッカー低減機能を使うには、静止
•
画撮影メニュー[フリッカー低減]の
[フリッ カー低減機能]を[有効]に
します。
[有効]
[無効]
24
Page 25

[フ リッ カー 検出 の表 示] を[す る]
•
に設定すると、フリッカーを検出して
いるときにシャッターボタンを半押し
した場合、
インダー内に表示されます。
各設定時の効果と、
•
です。
[フリッカー
低減機能]
[無効]
[有効]
ライブビュー表示中および動画記録時のフリッカー低減につ
いては、動画撮影メニュー[フリッカー低減]で設定します。
検出アイコンがファ
FLICKER
検出アイコン
FLICKER
検出アイコン表示の関係は次の通り
FLICKER
設定 効果
[フリッカー
検出の表示]
[する]
[しない] 表示なし
[する]
[しない] 表示なし
フリッカー低減レリーズの
しない 影響なし
する
タイミング
遅れる
可能性あり
フリッカー
検出時の
アイコン表示
点滅表示
点灯表示
25
Page 26

フリッカー現象の影響を低減して 撮影したい
静止画撮影メニュー[フリッカー低減]について
フリッカー低減機能を使うと、光源によってシャッターのき
•
れるタイミングが少し遅れることがあります。また、連続撮
影時は撮影速度が遅くなったり、撮影間隔が一定ではなくな
ることがあります。
電源周波数が
•
源周波数が
連続撮影中に光源の点滅周期が変化した場合、フリッカーの
影響は低減できません。
背景が暗い場合や輝度が高い光源が含まれる場合など光源や
•
撮影条件によっては、フリッカーが検出できなかったり、フ
リッカー低減の効果が得られないことがあります。
イルミネーションなどの特殊な光源下では、フリッカー低減
•
機能の効果が得られないことがあります。
増灯時を除くフラッシュ撮影では、フリッカー低減が機能し
•
ます。
静止画撮影メニュー[フリッカー低減]の制限について
次の場合など、静 止画撮影メニュ ー[フリッカー低 減]が無
効になります。
レリーズモードが
•
露出ディレーモードが有効の場合
•
シャッタースピ ードが
•
(バルブ)または%(タイム)の場合
60Hz
の場合は
50Hz
の場合は
MUP
100Hz
120Hz
(ミラーアップ撮影)の場合
秒より低速の場 合や、
1/100
の点滅周期を、また電
の点滅周期を検出します。
A
26
Page 27

撮影音を抑えて撮影したい
舞台の撮影や、インタビュー時、動物を撮影するときなど、カメラ
の撮影音を抑えて撮影したいときは、静音撮影を使うと便利です。
●
静音撮影
撮影時 のミラーダウン音が1コマ撮 影に比べて静かになります。
シャッターボタンを全押ししている間はミラーダウンせず、シャッ
ターボタンを半押し状態に戻すとミラーダウンするため、ミラー
ダウン音のタイミングを遅らせることができます。ライブビュー
撮影時には、ミラーアップ音がないためより静かになります。
レリーズモードダイヤルロックボ
•
タンを押しながら、レリーズモー
ドダイヤルを回してQ(静音撮影)
を選んでください。
静音連続撮影に設定する
レリーズモードダイヤルを回 し
て
(静音連続撮影)に設定す
Q
C
ると、シャ ッターボ タンを全 押
しして いる間、 約3コマ/秒で
連続静音撮影します。
27
Page 28

撮影音を抑えて撮影したい
●
動画から静止画を作成する
動画で撮影を行い、動画のフレームを静止画として切り出せば、撮
影時には撮影音を出さずにすみます。
用すると、選択した動画の1フレームを切り出して、
して保存します。
動画を再生して、保存したい
1
位置で動画を一時停止する
•
を押すと一時停止します。
3
またはJボタンを 押し て
i
2
[選択フレームの 保存]を選
んで2を押す
保存したいフレームを選んで
3
を押し、[はい]を選んで
1
ボタンを押す
J
•
の画像として保存します。
JPEG
[選択フレームの保存]で作成した画像について
画質モード[
•
画像編集はできません。
•
再生時の画像情報で表示されない項目があります。
•
FINE
★]の
[選択フレームの保存]を使
画像を作成します。
JPEG
JPEG
画像と
28
Page 29

レンズのVRの
詳しく知りたい
SPORT
モードについて
一部のレンズには、VRモードに
このカメラは、これまでのカメラよりも連続撮影時のファインダー
像の見え方が安 定しているため、 レンズのVRの
組み合わせて使用することにより、高速連続撮影中の被写体の追
いやすさが更に向上します。
モードが搭載されているレンズ
SPORT
• AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
• AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
• AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
• AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
• AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
モードが搭載されています。
SPORT
SPORT
※
2016年4
モードと
月現在
29
Page 30

レンズのVRの
●
SPORT
動きの変化が激しい 被写体を撮影すると きに不要なブレのみを
•
除去し、自然なファインダー像で撮影できます。
手持ち撮影で、一脚を使ってい るかのような安定し たファイン
•
ダー像で撮影できます。
ファインダー像が安定してい るため、高速連続撮影 時の被写体
•
を追いやすくなります。
流し撮り時にも被写体を追いやすくなっています。
•
このカメラとの組み合わせで は、連続撮影速度が低 下したりレ
•
リーズタイムラグが長くなることはありません。
モードで撮影した場合
SPORT
自然で安定したファインダー像を実現します。
モードについて詳しく知りたい
SPORT
モードの特長
NORMAL
手ブレを強く補正するため、レンズを動かしたときにファインダー
像が不自然になる場合があります。
モードで撮影した場合
30
Page 31

●
SPORT
使い分け
モードと
NOMAL
モードの
適している被写体 動体 静止体
動体撮影時のファインダー像 自然 不自然
連写時の違和感 なし あり
モード は、動体撮影 を行うスポ ーツ、航空機、 野鳥な
SPORT
どのシーンにおいて、ファ インダー像の安定性と手 ブレ補正
効果のバランスを実現し た機能です。風景や静止画 被写体の
撮影などで、より強い手ブ レ補正効果を必要とする 場合には
モードのご利用をおすすめします。
NORMAL
SPORT NORMAL
31
Page 32

32
Page 33

再生編
33
Page 34

必要な画像を素早く探したい
このカメラ の画像モニターは、タッチパネルを採用しており、従
来のマルチセレクターやボタン操作などによる画像切り換えや拡
大操作に加え、再生時に指で画面をフリックして画像を切り換え
たり、画 面をダ ブルタ ップし て画像 を拡大 するこ とがで きます。
これによっ て、画像を探す、ピントを確認するという一連の行為
を素早く行 うことができます。また、プロテクトアイコンやレー
ティングを設定することで、必要な画像に目印をつけることがで
きます。
タッチパネルの操作方法
タッチパネルの操作方法は次の通りです。
フリック
タッチパネルを指で左右に払
う操作です。
スライド
タッチパネルに触れたまま指
を上下左右に動かす操作です。
広げる/つまむ
タッチパネルに2本の指を触
れたまま、指の間隔を広げた
り、つまむように狭めたりす
る操作です。
ダブルタップ
タッチ パ ネ ルを 素 早 く2回
タップします。
34
Page 35

●
画像を右手で素早く表示させるには
カスタ ムメニューf1[カス タムボタン
の機能](
生]を割り当て てお くと、左手の撮影
姿勢を保持 したまま右 手の 操作のみで
画像を再生できます。
• Pv
•
)で[
P.6
ボタン、サブセレクター中央にも機能を割り当てることがで
きます。
別売のマルチパワーバッテリーパック
f10[MB-D17
当てることもできます。
ボタン]に[再
v Fn1
のボタンの機能]で
MB-D17
MB-D17のFn
を装着した場合、
ボタンに割り
35
Page 36

必要な画像を素早く探したい
●
画像を素早く探すには
画像 モニ ター を左 右に フリ ック する
•
と、前後に画像を送ることができます。
コマ表示時に画 面下部をタッチ すると、フレーム アドバンス
• 1
バーが表示されます。フレーム アドバンスバーに触 れたまま指
を左右にスライドすると、画像を高速で送ることができます。
マルチセレクターの42を押して前後に画像を送ります。
•
を長押しすると、画像を高速で送ることができます。
コマンドダイヤルでコマ送りするには
カスタムメニューf4[コマンドダイヤルの設定]の[再生
•
メニュー画面で使用]で[する]を選ぶと、1コマ表示時に
コマンドダイヤルを回してコマ送りを行えます。
[コマンドダイヤルの設定]の[サブコマンドダイヤルで
• f4
画像送り]でサブコマンドダイヤルを回したときのコマ送り
するコマ数や、コマ送りする画像の種類などを設定できます。
フレームアドバンスバー
36
42
/
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再生メニュー[連続撮影後の再生画像]
最後に撮影した画像が連続撮影の場合、再生メニューの[連
続撮影後の再生画像]で画像を再生したときに連続撮影した
最初のコマまたは最後のコマのどちらを表示するかを設定で
きます。
最後に撮影した画像(連続撮影)
DSC_0001.jpg DSC_0002.jpg DSC_0003.jpg DSC_0004.jpg DSC_0014.jpg DSC_0015.jpg
[先頭の画像]設定時に表示 [最後の画像]設定時に表示
再生メニュー[撮影直後 の画像確認 ]が[しない]に設定
•
されている場合のみ有効です。
37
Page 38

必要な画像を素早く探したい
●
ピントを素早く確認するには
次の操作を行うと画像が拡大表示され、ピントが確認しやすくな
ります。
マ ル チ セ レ ク
タ ー の 中 央 ボ
タンを押す
画 面 を ダ ブ ル
タップする
画面を 広げる・
つ ま む 動 作 を
する
X / W(M
ボタンを押す
)
撮影時のフォー カス ポイン
トを中心にして 撮影 画像を
拡大 でき ます。 もう一度中
央ボタンを押す と元 の表示
に戻ります。
タッチした場所 を中 心に拡
大表 示さ れま す。もう一度
画面を素早く2回タッチす
ると元の表示に戻ります。
画像モニターで 広げ る操作
をす ると 拡大 表示し、つま
む操作をすると 拡大 率が下
がり ま す。1コマ 表 示 中に
つま む操 作を すると、サム
ネイル表示されます。
ボタンを押 すごとに拡 大
X
率が 上が り、W(M)ボ タ
ンを押すごとに 拡大 率が下
がります。
38
Page 39

カスタムメニューf2[中央ボタンの機能]
•
大画面との切り換え]を選んで2を押すと、画像モニターをダ
ブルタップしたとき とマルチセレクター の中央ボタンを押した
ときの拡大率を[ 低倍率(
(
)]から選べます。
200%
拡大表示中にメインコマンド ダイヤルを回すと、そ のままの拡
•
大率と表示範囲で、前後の静止画を表示 します。画面下部に表
示されるefをタッチしても画像を切り換えられます。
表示する顔を切り換える
カメラが人物の顔を認識した場合に
拡大 表 示す る と、画 面右下 のナビ
ゲーションウィンドウに白枠が表示
されます。操作ガイドをタッチする
かサブ コマン ドダイ ヤルを 回すと、
認識した顔に順次移動します。
フォーカスポイントを表示させる
再生メ ニ ュ ー[ 再 生画面 設 定 ] の
[フ ォーカスポイント]のチェック
ボックスをオン
に選んだフォーカスポイントまたは
ピント合わせに使用したフォーカス
ポイントを再生画像に表示できます。
にすると、撮影時
M
50%
)]、[等倍(
[再生モード]
>
100%
操作ガイド
)]、[高倍率
>
[拡
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Page 40

必要な画像を素早く探したい
●
必要な画像に印をつけるには
プロテクトアイコンをつける
画像の再生中にL(
押す と、 プロ テ クト ア イコンPが表
示されます。 カスタムメ ニュ ーf4[コ
マンドダイヤルの設定]
ドダイヤルで画像送り]
に設定すると、サ ブコ マンドダイヤル
を回したと きにプロテ クト を付けた画
像だけをコマ送りして表示します。
)ボタンを
Z/Q
[サブコマン
>
[プロテクト]
>
レーティングを設定する
画像 に再 生中にiボタ ンを 押して、
メ ニ ュ ー か ら[ レ ー テ ィ ン グ ] を 選
択すると、画像に レー ティングを付け
る こ と が で き ま す。 レ ー テ ィ ン グ は
ccccc〜c
補)から選べま す。プ ロテクトした画
像にはレーティングを設定できません。
ボタンを押してレーティングを設定する
Fn2
カスタムメニューf1[カスタムボタンの機能]で[
を[レーティング]に設定している場合、再生画面で
タンを押しながら4または2を押してレーティングを設定
できます。
、星なし、d(削除候
i
ボタン]
Fn2
Fn2
ボ
40
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画像に 設定したレ ーティ ングは、パソコンに 転送して
や
Capture NX-D
トも可能です。
などで確認できます。レーティングによるソー
ViewNX-i
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42
Page 43

ネットワーク編
43
Page 44

画像に
情報、画像コメント、
IPTC
著作権情報を添付したい
このカメラでは、カメラのセットアップメニューの[
像コメント]、[著作権情報]を使ってそれぞれの情報を画像に添
付できます。
文字や数字などはタッチ操作で入力が
•
できます。
●
サーバーモードの「文字情報編集」
HTTP
IPTC
]、[画
について
このカメラのネットワーク機能で
ある
する と、「文字情報編集」でパソ
コンま たは
ら、
ント、著作権情報の入力ができま
す。なお、
半角英数文字以外の入力も可能となります(一部の項目を除く)。
その場合、カ メラでは半角英数字のみ表示されるため、その他の
文字はカメラでは伏せ文字で表示されますが、パソコンでは正し
く表示されます。
サーバーモードを使用
HTTP
iOS、Android
プリセ ッ ト、 画 像 コ メ
IPTC
プリセット では、
IPTC
端末か
44
Page 45

●
プリセットについて
IPTC
カメラに登 録した
ながらマルチセレクターの3を押すと一覧表示されます。添付す
る
プリセット を選んでJボタンを押 すと、表示中の静止画
IPTC
に添付されます。
プリセットをパソコンで作成する
IPTC
プリセット登録用ソフト
IPTC
ウェア
IPTCPresetManager
を使う と、 パ ソ コンで
プリセッ ト を 作 成 し て、 メ
モリー カ ー ド に保存 で き ま
す。カメラでは半角英数字の
み表示されるため、その他の
文字はカメラでは伏せ文字で
表 示されますが、
セットを添付した画像をパソ
コンで表 示 す る と、 正 し く
表 示 さ れ ま す。
は、下記ホームペー
Manager
ジから ダ ウ ン ロード し て イ
ン ス ト ー ル で き ま す。
Preset Manager
は、
IPTC Preset Manager
ヘルプを参照してください。
プリセット は、再生時にJボタンを押 し
IPTC
IPTC
プ リ
IPTC
IPTC Preset
IPTC
の使用方 法
の
http://downloadcenter.nikonimglib.com/
45
Page 46

送信できている画像なのかを
パソコン上で確認したい
ワイ ヤレ スト ランスミッ ター
使用し て
た場合、カメラの 画像 モニター上では
画像送信マ ークの色に よっ て送信済み
の画像かど うかを判別 する ことができ
ますが、パソコン 上で は送信マークは
表示されないため判別ができません。
セットアップメニュー[ネットワーク]
[オプション]
>
[する]に設定すると、画像が送信され
た日時をメ モリーカー ド内 の画像に記
録します。
上 記 の 設 定 を 行 っ た カ メ
ラ か ら 送 信 し た 画 像 を、
サーバ ーに画像を 送信し
FTP
[送信記録の保存]を
>
WT-7
を
送信済みマーク(青色)
Vie wNX-i、Capture NX-D
を使 用 し てパ ソ コンで 開 く
と、ファイル情報に送信日が
表示されます。その画像をカ
メラで送信したかどうかを確
認するときに便利です。
送信日時の 情報は画像送信後に画像に記録されるため、受
•
信者側では送信日時の情報は確認できません。
• ViewNX-i、Capture NX-D
は最新版のものをお使いください。
46
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アクセサリー編
47
Page 48

複数のカメラのシャッターをリモート
できりたい(連動レリーズ機能)
このカメラでは、別売ワイヤ
レスリモートコントローラー
または
WR-1
することで、撮影しているカ
メラ(マスターカメラ)から
離れたところに置いたカメラ
(リモートカメラ)のシャッターをきることができます。
WR-R10
を使用
このカメラ に
•
ター
WR-A10
ワイヤレスリモートコントローラーの接続設定方法について
•
は、ワイヤレスリモートコントローラーの使用説明書をご覧
ください。
●
連動レリーズモード設定について
カスタムメニューd4[連動レリーズモー
ド設定]で、マス ター カメラのシャッ
ターをきっ たときにリ モー トカメラの
シャッター を連動して きる かどうかを
設定できます。
を装着する には、WR用変換アダ プ
WR-R10
が必要です。
48
Page 49

カスタムメニューf1[カスタムボタンの機能](
•
サブセレクター中央、またはレン ズのフォーカス作動ボタンに
[連動レリーズ切り換え]を割り当てられます。設定できる内容
は、d4[連動レリーズモード設定]により異なります。
[連動レリーズモード設定]とf1[連動レリーズ切り換え]
• d4
の設定を組み合わせることで、シ ーンに合ったリモート撮影が
可能です。
設定 シャッターがきれるカメラ
[連動レ
d4
リーズモー
ド設定]
[連動する]
[連動
しない]
※
[連動レリーズ切り換え]を割り当てたボタン
f1
[ 連 動 レ
f1
リ ー ズ 切 り
換え]
[マスター
カメラのみ]
[リモートカ
メラのみ
レリーズ]
[マスターと
リモートが
連動]
[リモートカ
メラのみ
レリーズ]
シャ ッタ ーボ タン
を押したとき
6
マスター リモート
6
マスター リモート
c
マスター リモート
c
マスター リモート
P.6)でPv、Fn1
カスタムボタン※を押
しな がら シャ ッタ ー
ボタンを押したとき
c
マスター リモート
d
マスター リモート
6
マスター リモート
d
マスター リモート
、
49
Page 50

複数のカメラのシャッターをリモートできりたい
使用例:サッカーでシュートシーンのみマスター
カメラとリモートカメラの両方で撮影したい
通常はマスターカメラでのみ撮影を行い、シュートシーンのみゴー
ル裏に設置したリモートカメラで撮影したい場合は次のように設
定します。
[連動レリーズモード設定][連動しない]
d4
[カスタムボタンの機能]
f1
[連動レリーズ切り換え]
■ シャッターボタンのみを押した場合
マスターカメラのみ撮影し、リモートカメラは撮影しません。
[マスターとリモートが連動]
>
マスターカメラ
NO IMAGE
リモートカメラ
■ シャッターボタンと[連動レリーズ切り換え]を割り当て
たボタンを押した場合
マスターカメラとリモートカメラ両方で撮影します。
マスターカメラ
リモートカメラ
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Page 51

●
連動レリーズで撮影した画像の送信について
ワイヤレストランスミッター
•
または
WR-1
およびリ モートカメラで撮影した画像をパソコン、または
サーバーに転送できます。
動作モードは、[
•
ド]に設定する必要があります。
セットアップメニュー[ネットワーク]
•
後自動送信]を[する]に設定すると、撮 影と同時に画像を自
動送信します。カ メラと 無線
せて使用する場合は、必ず[する]に設定してください。
ワイヤレストランスミッター
•
の使用説明書をご覧ください。
WT-7
で連動レリーズを行うことで、 マスタ ー
WR-R10
画像送信モード]または[PC画像送信モー
FTP
を画像送信モードに設定し、
WT-7
[オプション]
>
または有線
LAN
の接続設定方法については、
WT-7
LAN
>
を組み合わ
FTP
[撮影
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複数のカメラのシャッターをリモートできりたい
連動レリーズを行う場合のご注意
天候や電波状況により、通信距離が短くなる場合があります。
•
リモートカ メラを地面近くに設置すると、電波が届きにく
•
くなります。
複数の電波 が飛び交っている場所や人ごみの中では、電波
•
が届きにくい場合があります。
ワイヤレスリモートコントローラーをお使いいただく場合
•
は、
バージョンアップしてください。ファームウェアのバージョ
ンアップ方 法については、当社のホームページでご確認く
ださい。
WR-R10
ならびに
のファームウェ アを最新版に
WR-1
52