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推奨設定ガイド
‒スポーツAF編‒
Revision 2.0
目次
スポーツ撮影のAFの基本設定
●
モードを
AF
●
AF
●
AF
●
AF
●
半押しタイマーの設定を長めに!
エリアモードのヒント
AF
●
AF
●
AF
AF-Cに! .................................................................................................
エリアモードをダイナミックAF・25点に!
ロックオンの[横切りへの反応]を[2]に!
ロックオンの[被写体の動き]は標準に!
エリアモードの種類
エリアモードのカスタム設定
フォーカスポイントのヒント
●
装着レンズ別クロスセンサーの点数
●
テレコンバーター使用時のフォーカスポイント
スポーツ撮影のAFに関するカスタムメニューについて
●
モード時の優先
a1:AF-C
●
ロックオン
a3:AF
●
点数切り換え
a6:AF
●
横位置フォーカス切換
a7:縦/
●
:半押しAFレンズ駆動
a8
●
エリアモードの限定
a9:AF
●
モードの制限
a10:AF
●
:フォーカスポイント循環選択
a11
に便利なカスタムボタンの割り当てについて
AF
●
に関する機能を割り当てられるボタン
AF
●
ボタンに割り当てられるAFに関する機能
●
レンズのフォーカス作動ボタンについて
微調節の自動設定
AF
撮影競技別の推奨設定
●
撮影シーン別AFに関する推奨設定一覧
●
サッカー
............................................................................................................................
●
ウィンタースポーツ
●
体操
......................................................................................................................................
●
陸上競技
............................................................................................................................
●
水泳
......................................................................................................................................
2
.........................
............................................
........................................
................................................
..........................................................................
......................................................
................................................................................................
................................................
...................................................................
...........................................
.......................................................................................
......................................................................................................
.................................................................................................
............................................................................
......................................................................................
...................................................................................
..............................................................................................
....................................................................
...
.......................................................
.....................................................
.........................................................
.................................
.......................................................
..........................................................
....................................................................................................
...................................
.........
3
3
3
4
4
5
6
6
10
11
12
13
17
18
20
22
22
25
26
26
26
27
27
28
30
31
34
34
40
41
52
60
68
スポーツ撮影のAFの基本設定
スポーツ撮影をするためのAFの基本設定は次の通りです。
モード
AF
エリアモード
AF
カスタムメニュー
a1:AF-C
a3:AF
a10:AF
c2
●
AF
AF-ON
半押ししている間は常にピントを合わせ続けるモードです。
●
AF
モード時の優先 [レリーズ]
ロックオン
モードの制限 [
: 半押しタイマー [1分]
モードを
ボタンを押している間、またはシャッターボタンを
エリアモードを
横切りへの反応 [2]
被写体の動き 標準
に!
AF-C
AF-C
ダイナミックAF・25点
]
AF-C
ダイナミックAF・25点に!
撮影者が選んだ1つのフォーカスポイントから被写体が
一時的に外れても、周辺のフォーカスポイントからのピ
ント情報を利用してピントを合わせます。
下の図はAFモードボタンを押している間の表示です。
上面表示パネル
ファインダー内表示
ファインダー内下表示
3
スポーツ撮影のためのAF設定の基本
●
ロックオンの
AF
[横切りへの反応]を[2]に!
敏感側に設定することで、撮影対象
の被写体が頻繁に切り替わる場合に
も素早く対応できます。
●
ロックオンの
AF
[被写体の動き]は標準に!
[被写体の動き]は標準(ランダムとスムーズの中間)に設
定することで、幅広い被写体に対応できます。
4
●
半押しタイマーの設定を長めに!
半押しタイマーの状態がオフのと
きにオートフォーカス動作をする
と、半押しタイマーがオンになる
まで のタ イム ラグ が生 じるため、
オートフォーカスの初動が遅れる
ことがあります。半押しタイマー
がオンの状態であれば、オートフォーカス動作の遅れが
生じないため、カスタムメニューc2[半押しタイマー]
で半押しタイマーの時間を長めに設定することをおすす
めします。
半押しタイマーの時間を長めに設定するとバッテリーの消費量も
•
増加します。必要に応じて設定を変更してください。
たとえばサッカーの試合で、コーナーキックからのゴ ールシー
•
ンを狙っている場合に、コーナーキックを待っている 間に半押
しタイマーがオフになってしまうことがあります(初期設定の
秒で半押しタイマーがオフになる場合)。このような場合、半押
しタイマーの時間を1分以上に設定することをおすすめします。
各競技 における最適なAFの設定 は、「撮影競技別の
推奨設定」(
)を参照してください。
P.34
5
6
エリアモードのヒント
AF
●
エリアモードの種類
AF
撮影シーンに合った10種類のAFエリアモードを選択で
きます。
エリア
AF
モード
シングル
ポイント
ダイナミック
・9点
AF
ダイナミック
・25点
AF
ダイナミック
・72点
AF
ダイナミック
・
153
AF
上面表示
パネル
ファインダー
内下表示
ファインダー内
表示(設定時)
ファインダー内
表示(撮影時)
AF
点
6
説明
フォーカスポイントを自分で選べます。選んだフォーカスポイントだ
けを使ってピント合わせをします。撮影者が被写体を確実に捉え続け
られる場合に有効です。
開始時、 撮影者が 選んだフォーカスポ
AF
イン トでピント 合わせを行 います。その
後、選んだフォーカスポイントから一時的
に被写体が外れた場合にも、周辺のピント
情報を利用してピント合わせを行う設定で
す。被写体のコントラストが低く、選んだ
フォーカスポイントでピントが合いにくい場合や、被写体の動きが激
しく、1つのフォーカスポイントだけでは捉え続けることが難しい場
合に有効です。
撮影時は選んだフォーカス ポイントとその周辺のフォーカスポイン
•
ト(小さな・)のみ表示されますが、実際にはその周辺のフ ォーカ
スポイントの9点、25点、72点または
合わせます。
被写体の占める面積が大きい場合や、被写体の動きが速く複雑な場合
•
は、ダイナミック点数を増やすことが有効です。周辺部のフォーカス
ポイントを選ぶ場合は、点数を一段増やすことをおすすめします。
点を使用してピントを
153
7
エリアモードのヒント
AF
エリア
AF
モード
3D-
トラッキング
グループ
エリア
AF
グループ
エリアAF(HL)
グループ
エリアAF(VL)
オートエリア
AF
8
上面表示
パネル
ファインダー
内下表示
ファインダー内
表示(設定時)
ファインダー内
表示(撮影時)
説明
被写体の色情報を認 識し、シャッターボタンを半押しして いる間は
度ピントを合わせた被写体を追いかけ、ピントを合わせ続けます。
撮影者が選んだポイントとその周辺のフォーカスポイント(グループ)
のすべてを使ってピント合わせをします。シングルポイントAFよりも
広い範囲で、最も手前にある被写体を優先してピントを合わせるため、
誤って背景にピントが合ってしまうことが起こりにくくなります。1つ
のフォーカスポイントでは捉えにくい被写体を撮影する場合に適して
います。
撮影者 が選んだ 横一列ま たは縦一 列のフォ ーカスポ イントの 中から、
最も手前にある被写体を捉えているフォーカスポイントを優先してピ
ント合わせをします。
主要被写体と思われる場所のフォーカスポイントをカメラが自動で選
択し、ピント合わせを行います。人物の顔を認識した場合は、優先し
て顔にピントを合わせます。
9
1
エリアモードのヒント
AF
●
エリアモードのカスタム設定
AF
ボタンに[AFエリアモード]を割り当てて
複数のAFエリアモードを素早く切り替える
各ボタンに機能を割 り当て るには、 カ
スタム メニューf1[カス タムボタンの
機能](
ボタンに[ダイナミックAF(72点)]、
レンズのフォーカス 作動ボ タンに[ グ
ループエリアAF]を設定して おけば、
何もボタンを押していなければダイナミックAF・25点、Pvボタ
ンを押している間だけはダイナミックAF・72点、レンズのフォー
カス作動ボタンを押 している間だけはグループエリアAFで撮影
できます。
)を使用します。たとえば
P.27
Pv
縦位置/横位置別にAFエリアモードを設定する
カスタムメニューa7[縦/横位置フォーカス切換](
カスポイ ントとAFエリアモ ード]に設定 した場合、カメラの横
位置と縦位置を切り換えたと きに、選択したフォーカスポイント
と
エリアモードを姿勢ごとに保持できます。
AF
)を[フォー
P.22
使用するAFエリアモードを限定する
カス タムメニュ ーa9[AFエリ アモー
ドの限定](
モードを限定できます。
)で使用するAFエリア
P.26
10
フォーカスポイントのヒント
このカメラは、
ポイントを使用してフォーカスを合
わせます。そのうち の55点(右図
で赤いrで表示され ているポイン
ト)は自分で選ぶことができます。装着しているレンズやテ
レコンバーターによって、クロスセンサーの数や使用可能な
フォーカスポイントが異なります(
フォーカスポイントの選択について
使用するフ ォーカスポイントを移動した場合、マルチセレ
•
クターの中央ボタンを押すと フォーカスポイントは中央に
移動します。
選択可能なフォーカスポイントの数を変更できます(
•
フォーカス ポイント移動時に、上下左右に循環して選択で
•
きます(
P.26
153
)。
点のフォーカス
P.12〜P.16
)。
P.22
)。
11
フォーカスポイントのヒント
●
装着レンズ別クロスセンサーの点数
緑のエリ ア内にあるフォーカスポイントがクロスセンサーを使用
し、それ以外のポイントはラインセンサーで横線を検出します。
装着するレンズ クロスセンサー
下 記の レ ンズ を 除く 開 放絞り 値
以上明るい
F4
AF-S
レンズ
※
が
クロスセンサー99点
•
• AF-S DX Zoom-Nikkor 12–24mm
f/4G IF-ED
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
•
• AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
• AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
• AF-S Nikkor 600mm f/4D IF-ED II
クロスセンサー63点
•
• AF-S Nikkor 600mm f/4D IF-ED
•
AF-S NIKKOR 200–400mm f/4G ED VR II
• AF-S VR Zoom-Nikkor 200–400mm
f/4G IF-ED
• AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
• AF-S Nikkor 500mm f/4D IF-ED II
クロスセンサー45点
• AF-S Nikkor 500mm f/4D IF-ED
開放絞り値※がF4より暗い
•
レンズを除くその他のレンズ
• AF-S
※ズームレンズの場合は最も望遠側の開放絞り値
AF-S
•
レンズ
12
●
テレコンバーター使用時のフォーカスポイント
テレコンバーター使用時にオートフォーカスとフォーカスエイド
が可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです(
現在)。緑のエリア内にあるフォーカスポイントがクロスセンサー
を使用します。
使用する
テレコンバーター
装着するレンズの
開放絞り値
オートフォーカスと
フォーカスエイド可能な
フォーカスポイント
2016年3
• TC-14E/TC-14E II/
TC-14E III
• TC-17E II
• TC-20E/TC-20E II/
TC-20E III
• TC-14E/TC-14E II/
TC-14E III
F2
F2.8
点(選 択可能ポイ
• 153
ント55点)
クロスセンサー99点
•
• TC-17E II
• TC-20E/TC-20E II/
F2.8
TC-20E III
点(選 択可能ポイ
• TC-14E/TC-14E II/
TC-14E III
F4
• 153
ント55点)
クロスセンサー45点
•
• TC-17E II F4
点(選択可能ポイン
• TC-800-1.25E ED F5.6
• 37
ト17点)
クロスセンサー25点
•
※
13
月
フォーカスポイントのヒント
使用する
テレコンバーター
• TC-20E/TC-20E II/
TC-20E III
• TC-14E/TC-14E II/
TC-14E III
※ グレー部分 のフォーカスポイントを選択した場合、条件によっては
オートフォーカスが機能することがあります。
装着するレンズの
開放絞り値
(合成F値
F4
に対応)
F8
(合成F値
F5.6
に対応)
F8
レンズとテレコンバーターの組み合わせによる
オートフォーカスとフォーカスエイド可能な
オートフォーカスと
フォーカスエイド可能な
フォーカスポイント
点(選択可能ポイン
• 15
•
※
ト9点)
クロスセンサー5点
フォーカスポイント
■
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR、
AF-S NIKKOR 70–200mm f/2.8G ED VR II
レンズ単体
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー99点
•
/
TC-20E/TC-20E II/TC-20E III
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー45点
•
の場合
TC-17E II/
14
■
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
レンズ単体
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III
の場合
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー99点
•
153
•
クロスセンサー45点
•
TC-17E II TC-20E/TC-20E II/TC-20E III
点(選択可能ポイント17点)
37
•
クロスセンサー25点
•
■
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
レンズ単体
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー63点
•
• 15
クロスセンサー5点(合成F値
•
F8
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III
153
•
クロスセンサー45点
•
TC-17E II TC-20E/TC-20E II/TC-20E III
点(選択可能ポイント17点)
37
•
クロスセンサー25点
•
• 15
クロスセンサー5点(合成F値
•
F8
点(選択可能ポイント55点)
点(選択可能ポイント9点)
に対応)
の場合
点(選択可能ポイント55点)
点(選択可能ポイント9点)
に対応)
15
フォーカスポイントのヒント
■
AF-S NIKKOR 200–400mm f/4G ED VR II
レンズ単体
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー45点
•
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー45点
•
TC-17E II TC-20E/TC-20E II/TC-20E III
点(選択可能ポイント9点)
点(選択可能ポイント17点)
37
•
クロスセンサー25点
•
■
AF-S NIKKOR 80–400mm f/4.5–5.6G ED VR、
• 15
クロスセンサー5点(合成F値
•
に対応)
F8
AF-S NIKKOR 200–500mm f/5.6E ED VR
レンズ単体
点(選択可能ポイント55点)
153
•
クロスセンサー45点
•
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III
点(選択可能ポイント9点)
• 15
クロスセンサー5点(合成F値
•
に対応)
F8
16
の場合
の場合
スポーツ撮影の
に関する
AF
カスタムメニューについて
カスタムメニュー[aオートフォーカス]の
D5とD4S
のカスタムメニュー[aオートフォーカス]には、
D5
て次の差異があります。
の違いについて
D4S
と比べ
D5 D4S
a1 AF-C
a2 AF-S
a3 AF
a4 3Da5
a6 AF
a7縦/
a8
a9 AF
a10 AF
a11
a12
• D5にa4
• D4Sのa8[AF-ON
• D4Sのa5
モード時の優先
モード時の優先
ロックオン
トラッキングの顔認識
トラッキングの捕捉領域a5フォーカスポイント表示
3D-
点数切り換え
横位置フォーカス切換
半押しAFレンズ駆動
エリアモードの限定
モードの制限
フォーカスポイント循環選択
フォーカスポイント表示の設定
[
トラ ッキン グの顔 認識]、a5[
グの捕捉領域]が追加されています。
の機能]がf1[カスタムボタンの機能]に集約されています。
スポイント表示の設定]に変更されています。子項目の[連写
時の表示]、[グループエリアAFモード時の表示] が削除され
ています。
3D-
ボタンの機能]、a9[縦位置
[フォーカスポイント表示]がD5の
モード時の優先
a1 AF-C
モード時の優先
a2 AF-S
ロックオン
a3 AF
半押しAFレンズ駆動
a4
フォーカスポイント循環選択
a6
点数切り換え
a7 AF
a8 AF-ON
a9
a10縦/
a11 AF
a12 AF
ボタンの機能
縦位置
エリアモードの限定
モードの制限
ボタンの機能
AF-ON
横位置フォーカス切換
3D-
トラ ッキン
AF-ON
[フォーカ
a12
ボタン
17
スポーツ撮影のAFに関するカスタムメニューについて
●
a1:AF-C
モード時の優先
ピントの状態とレリーズのタイミングのどちらを優先す
るかを設定できます。
レリーズ
G
ピント状態に関係なく、レリーズのタイ
ミングを優先してシャッターをきること
ができます。連続撮影する場合にも連続
撮影速度を維持します。
フォーカス/レリーズ
B
コマ目はレリーズのタイミングが遅れ
1
ることもありますが、1コマ目からピン
トの合った撮影が可能になります。連続
撮影時には2コマ目以降からレリーズの
タイミングを優先し、連続撮影速度を維
持します。
レリーズ/フォーカス
E
コマ目はピント状態に関係なく、レリー
1
ズのタイミングを優先してシャッターをき
ることができます。2コマ目以降はピント
が合いにくい場合は撮影速度が低下するこ
とがありますが、ピント合わせを優先する
ためピントの合う割合が向上します。
フォーカス
F
ピントの状態を優先するため、ピントが
合うまでシャッターがきれませんが、ピ
ントの合う割合が向上します。
シャッターボタンを全押しした時
1
2
1
1
2
1
18
ピントが合っていない状態
ピントが合っている状態
撮影できた画像(左上の数字はコマ数を表しています)
※この図はレリーズの正確なタイミングを表すものではありません。
3
2
3
2
4
3
5
4
4
3
6
5
7
6
5
4
19
スポーツ撮影のAFに関するカスタムメニューについて
スポーツ撮影のAFに関するカスタムメニューについて
●
a3:AF
ロッ クオ ンに は[横切りへの
AF
ロックオン
反応]と[被写体の動き]の2種
類の設定があります。
横切りへの反応
モードを
AF
被写体が横切り被写体によって捉えることができなくても一定時
間ピントの位置を維持します。 被写体とカメラの間を障害物が横
切るような撮影など、意図に反 して障害物にピント合わせを行う
ことを防止できます。追従する ピント合わせの切り替えを開始す
るまでの時間が短い順に[1(敏感)]、[2]、[3]、[4]、[5(鈍感)]
の5段階になります。
主要被写体
横切り
被写体
に設定している場合、ピント合わせをしている
AF-C
主要被 写体のそ ばの物体 には追従 してピン
•
ト合わせを行います。
鈍感側 に設定すると、主 要被写体 との間に
•
横切り 被写体が横切っ ても、撮影 対象の主
要被写 体にピントを合 わせ続け ます。敏感
側に設 定すると、撮影対象の主要 被写体と
の間に 横切り被写体が横切ったときに素早
くピン ト合わせ の対象を 切り換え ることが
できま す。頻繁に被写体 を切り換 えたい場
合に便利です。
20
[横切りへの反応]はAF作動中に有効です。撮影中の被写体か
•
ら距離の離れた別の被写体に瞬時に切り替えて撮影したい場合
には、再度AFをし直すことをおすすめします。
被写体の動き
被写体 がどのような動きを している かを選択することに よって、
ピントの追従性を向上させます。
スピードスケートやモータースポーツなど、一定の速 さでカメ
•
ラに向かってくる被写体を撮影する場合は[スムーズ ]に設定
してください。
アイスホッケーなど、カメラに向かってくる速度が急 激に変化
•
する被写体を撮影する場合は[ランダム]に設定してください。
21
スポーツ撮影のAFに関するカスタムメニューについて
スポーツ撮影のAFに関するカスタムメニューについて
●
a6:AF
選択可能なフォーカスポイントの数を設定できます。
1
2
●
a7
カメラの横位置と縦位置を切り換えたときに、選択した
フォーカスポイ ントとAFエリアモードを 姿勢ごと に保
持できます。カメラの姿勢を変えてもフォーカスポイン
トを設定し直さなくてもよいため、撮影に専念できます。
設定は[フォーカスポイント]、[フォーカスポイントと
エリアモード]または[しない]から選べます。
AF
[フォーカスポイント]に設定すると、横位置と時計回りの縦位
•
置、反時計回りの縦位置で個別にフォーカスポイント を保持で
きます。設定後、フォーカスポイントを移動すると、そのフォー
カスポ イントの位置が 自動的に保持されます。一 度[しない]
に設定すると、フォーカスポイントはカメラの位置に 関係なく
中央にリセットされます。
点数切り換え
点全てのフォーカスポイント
55
点
を選べます。構図を細かくコン
55
トロールしたい時に有効です。
点のフォーカスポイントか
15
ら選 べます。 フォー カスポイ
点
15
ントの位置をすばやく動かし
たいときに有効です。
:縦/横位置フォーカス切換
22