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iControl
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はじめに
M-Audio iControlをお買い上げ頂きまして誠に有り難うございます。M-Audio iControlは、Apple社の
GarageBandミュージック・ソフトウエア向けにデザインされたコントロール・インターフェイスで
す。
iControlの直感的なコントロール・サーフィスは、GarageBandのあらゆる機能をコントロール
することができ、どんな作業も格段にスピードアップします。
iControlは、操作がわかりやすく簡単
ですが、お使いになる前に本マニュアルをよくお読みになり
iControlの機能について理解を深め、よ
り一層
iControlをお楽しみ下さい。
製品パッケージ内容
iControlの製品パッケージには以下の物が含まれます:
< iControl 1台
< 製本版クイックスタートガイド
< USBケーブル1本(180cm)
iControl
の特徴
< エンドレス・ロータリー・エンコーダー8系統
< マスター音量スライダ
< トランスポート・ボタン6系統
< セレクト・ボタン、ミュート・ボタン、ソロ・ボタン、録音ボタンを装備
< ジョグホイール装備
< USBバス電源で動作
< 設定不要、GarageBand用に完全調整済み
動作環境
注意:iControlとコンピュータ間でMIDI通信する場合にのみ以下の動作環境が必要です。GarageBandソ
フトウエアに必要な環境はこれ以上の場合もありますが、本機の動作環境とは関係ありません。
< GarageBand 2.0.1以降
< Mac OS X 10.3.4以降
< コンピュータに搭載のUSB端子
本マニュアルについて
本マニュアルは、iControlの取扱い方法がセクション別に詳しく説明されています。最初にインスト
ール方法、次にコントロール各種の説明、最後に
iControlの操作方法が解説されていますので、ご使
用の前によくお読み下さい。
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インストールの方法
基本的なインストール
iControlはクラスコンプライアントなため、Mac OS Xではドライバのインストールが不要で簡単に接
続できます:
< 付属のUSBケーブルを使ってiControlをコンピュータのUSB端子に接続するだけで、準備は完
了です(コンピュータの電源がオ ン
す。また、ドライバをインストールする必要はありません)。
/オフどちらの場合でも、USBケーブルの接続ができま
iControlをGarageBand
iControlは、Apple社のGarageBandソフトウエア(バージョン2.0.1以降)専用にデザインされてい
ます。
iControlをコンピュータに接続すると、GarageBandは自動的にiControlを認識し有効にしま
す。従って設定を変更する必要はありません。
iControl
このセクションでは、iControlのインターフェイスについて説明します。以下の図を参考にして各種
コントロールの説明をお読み下さい。
のコントロールとインジケータ
で使用する
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iControl
1. オプション・ボタン:このボタンによりiControlに装備された各ボタンの機能を変更すること
ができます。
2. トラック
した場合)では、この
することができます。トラックを選択して編集している時(エフェクトの編集など)には、
これらのボタンでロータリー・エンコーダーの割当てを
Info
ボタンを押すとトラック/パラメータ・ボタンは無効になります。
3. ボリューム・ボタン:このボタンを押すと、ロータリー・エンコーダーで選択したトラック
の音量を調節することができます。
4. パン・ボタン:このボタンを押すと、ロータリー・エンコーダーで選択したトラックのパン
のポジションをコントロールすることができます。
5. ジェネレーター・ボタン:このボタンを押すと、iControlのロータリー・エンコーダーを使っ
て選択したトラックでジェネレータのパラメータを編集することができます。
6. トラック情報ボタン:このボタンを押すと、iControlのロータリー・エンコーダーを使って選
択したトラックでインストゥルメント・プリセットのパラメータを編集することができます。
7.
ボタン:このボタンを押すと、iControlのロータリー・エンコーダーを使って選択したト
EQ
ラックのイコライザーを編集することができます。
押すと、選択したトラックの
8. エフェクト・ボタン
選択し たトラックに最初に挿入 した エフェクトのパラメータ を編集することができま す。
Optionボタンを押した状態でエフェクト1のボタンを押すと、選択したトラックのエフェクト
1の有効/無効を切り替えます。
9. エフェクト・ボタン
選択したトラックに
Optionボタンを押した状態でエフェクト1のボタンを押すと、選択したトラックのエフェクト
2の有効/無効を切り替えます。
10. 選択ボタン:これらのボタンでは、編集するトラックを選択します。トラック情報モードで
は、選択ボタンは選択したトラックの特定の機能をオン
上から下へ機能が割当てられています。
< SEL 1ノイズ・ゲートの有効/無効を切り替えます(リアル音源トラックの場合)
< SEL 2コンプレッサの有効/無効を切り替えます。
< SEL 3第一エフェクトの有効/無効を切り替えます。
< SEL 4第二エフェクトの有効/無効を切り替えます。
< SEL 5EQの有効/無効を切り替えます。
< SEL 6エコーの有効/無効を切り替えます。
< SEL 7リバーブの有効/無効を切り替えます。
< SEL 8割当てがありません。
11. 録音ボタン:このボタンを押すと対応するトラックを録音可能な状態にします。Optionボタンを
押した状態で任意の録音ボタンを押すと、全てのトラックの録音ができない状態になります。
12. ミュート・ボタン:このボタンを押すと対応するトラックの出力のオン/オフを切り替えま
す。
トを解除します。
13. ソロ・ボタン:このボタンを押すと対応するトラック(複数可)だけをモニターできます。
Optionボタンを押した状態で任意のソロ・ボタンを押すと、全てのトラックのソロを解除します。
Optionボタンの使い方については以下の各ボタンの説明をお読み下さい。
パラメータ・ボタン:オール・トラック・モード(ボリュームまたはパンを選択
/
2つのボタンでGarageBandのトラックを8トラック単位で上下に移動
8パラメータずつ選択します。Track
Optionボタンを押した状態でEQボタンを
EQの有効/無効を切り替えます。
:このボタンを押すと、iControlのロータリー・エンコーダーを使って
1
:このボタンを押すと、iControlのロータリー・エンコーダーを使って
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2番目に挿入したエフェクトのパラメータを編集することができます。
/オフするのに使用し、以下の通りに
Optionボタンを押した状態で任意のミュート・ボタンを押すと、全てのトラックのミュー
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