Lenovo ThinkCentre M75q-1 User Guide [ja]

M75q-1
ユーザー・ガイド
はじめにお読みください
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、以下に記載されているドキュメントを読んで理解
してください。
•69ページの付録A重要な安全上の注意
•「
•「
第2版(2020年3⽉)
©CopyrightLenovo2019,2020.
制限付き権利に関する通知:データまたはソフトウェアが米国一般調達局(GSA:GeneralServicesAdministration)契約に
準じて提供される場合、使用、複製、または開示は契約番号GS-35F-05925に規定された制限に従うものとします。
⽬次
本書について.............iii
第1章.コンピューターを⾒る.....1
前面....................1
背面....................3
システム・ボード..............5
機能および仕様...............7
USBの転送速度に関する声明........8
第2章.コンピューターを初めて使う..9
Windows10を初めて使う...........9
Windowsアカウント...........9
Windowsユーザー・インターフェース...10
ネットワークへの接続...........11
有線イーサネットへの接続........11
Wi-Fiネットワークへの接続(一部のモデル).11
LenovoVantageの使用............11
マルチメディアの使用...........12
オーディオの使用...........12
第3章.コンピューターの探索....13
電源の管理................13
電源ボタンの動作の設定........13
電源プランの設定...........13
データの転送...............13
Bluetoothデバイスの接続(一部のモデル)..13
アクセサリの購入.............14
第4章.コンピューターと情報を保護
する..................15
コンピューターのロック..........15
パスワードの使用.............15
ソフトウェア・セキュリティー・ソリューション
の使用..................16
ファイアウォールの使用........16
アンチウィルス・プログラムの使用....17
ファームウェアに組み込まれたComputrace
Agentソフトウェアの使用(一部のモデル)..17 BIOSセキュリティー・ソリューションの使用..17
すべてのストレージ・ドライブ・データの消
去..................17
カバー検出スイッチの使用........18
SmartUSBProtectionの使用........18
第5章.UEFIBIOS..........19
UEFIBIOSとは..............19
BIOSメニューを開く............19
BIOSインターフェース内を移動する.....19
UEFIBIOSの表示言語の変更.........19
システム日付とシステム時刻の設定......20
起動デバイスの変更............20
構成変更検出機能の有効化または無効化....20
自動電源オン機能の有効化または無効化....21
スマート電源オン機能の有効化または無効化..21 ErPLPS適合モードの有効化または無効化...21 ICE熱アラート機能の有効化または無効化...22
ICEパフォーマンス・モードの変更......22
BIOS設定を変更してから、新しいオペレーティ
ング・システムをインストールする......22
UEFIBIOSの更新.............23
BIOS更新の障害からのリカバリー......23
CMOSのクリア..............24
第6章.トラブルシューティング、診
断、リカバリー............25
コンピューターの問題を修正するための基本手
順....................25
問題判別.................25
起動の問題..............25
オーディオの問題...........26
ネットワークの問題..........27
パフォーマンス上の問題........28
ストレージ・ドライブの問題.......29
CDまたはDVDの問題.........30
シリアル・コネクターの問題.......31
USBデバイスの問題..........31
ソフトウェアの問題..........31
診断...................32
Lenovo診断ツール...........32
リカバリー................32
システム・ファイルおよび設定の以前の時点
への復元...............32
バックアップからのファイルの復元....32
コンピューターのリセット........32
詳細オプションの使用.........32
Windowsの自動回復..........32
リカバリーUSBデバイスの作成.....33
デバイス・ドライバーの更新.......33
第7章.CRU交換部品.........35
CRUとは.................35
CRUの交換................36
電源アダプターおよび電源コード.....36
縦置きスタンド............38
VESA取り付け金具...........40
©CopyrightLenovo2019,2020
i
外付け光学式ドライブ.........40
電源アダプター・ブラケット.......42
コンピューター・カバー........43
ストレージ・ドライブ.........45
内蔵スピーカー............48
システム・ファン...........49
コイン型電池.............50
Wi-Fiカード..............53
下部カバー..............57
メモリー・モジュール.........58
M.2ソリッド・ステート・ドライブ....60
部品交換の完了............62
第8章.サービスとサポート.....65
自己ヘルプ・リソース...........65
電話によるサポート............66
Lenovoに電話をかける前に.......66
Lenovoスマートセンター........66
有償サービスの購入............67
付録A.重要な安全上の注意......69
付録B.ユーザー補助および⼈間⼯学
情報..................83
付録C.Ubuntuオペレーティング・シ
ステムに関する補⾜情報.......87
付録D.規制情報............89
付録E.特記事項および商標.....101
iiM75q-1ユーザー・ガイド

本書について

•この資料に示す図は、ご使用の製品とは異なる場合があります。
•モデルによっては、オプションの付属品、機能、およびソフトウェア・プログラムが、ご使用のコン
ピューターで使用できない場合があります。
•オペレーティング・システムおよびプログラムのバージョンによって、一部のユーザー・インター
フェースに関する指示がご使用のコンピューターに該当しない場合があります。
•ドキュメントの内容は予告なしに変更される場合があります。Lenovoは、この「
など、コンピューターの資料に対して常時改善を行っています。最新のドキュメントを入手するには、
https://pcsupport.lenovo.com
•Microsoft
®
は、WindowsUpdateを通じてWindows
にアクセスしてください
®
オペレーティング・システムに定期的な機能変更を 行っています。その結果、このドキュメントに記載されている情報の一部が古くなっている可能性があ ります。Microsoftのリソースで最新情報を参照してください。
©CopyrightLenovo2019,2020
iii
ivM75q-1ユーザー・ガイド
第1章コンピューターを⾒る
1.電源ボタン
2.ストレージ・ドライブ活動イ ンジケーター
3.マイクロホン・コネクター
4.ヘッドセット・コネクター
©CopyrightLenovo2019,2020
押すと、コンピューターがオンになります。
コンピューターの電源をオフにするには、「スタート」メニューを開き、 「電源」をクリックして、「シャットダウン」を選択します。
電源ボタンのインジケーターは、コンピュータのシステム状況を示します。
オン:コンピューターの電源がオンになっています。
オフ:コンピューターは、オフか休止状態です。
点滅:コンピューターはスリープ状態になっています。 このインジケーターは、ストレージ・ドライブが使用中であるときにオン
になります。 マイクロホンを接続します。 コンピューターにヘッドセットまたはヘッドホンを接続します。
1
5.USB-C Gen1)
コネクター(USB3.1
•出力電圧5Vおよび電流0.9AでUSB-C対応デバイスを充電します。
•USB3.1速度(最大5Gbps)でデータを転送します。
•USB-Cアクセサリーに接続することで、コンピューターの機能を拡張できま す。USB-C付属品を購入するには、https://www.lenovo.com/accessories
にアク
セスしてください。
「AlwaysOnUSB」機能が有効の場合、AlwaysOnUSB3.1コネクターGen1はコ ンピューターの電源が入った状態、切れた状態、スリープ状態、または休止 状態のときにUSB対応デバイスを充電できます。
6.AlwaysOnUSB3.1コネクター Gen1
7.ThinkCentre
©
LED
「AlwaysOnUSB」機能を有効にするには、次のようにします。
1.UEFIBIOSメニューを開きます。19ページの「BIOSメニューを開く 参照してください。
2.「Devices」「USBSetup」「FrontUSBPorts」「USBPort2」を クリックし、AlwaysOnUSB機能を有効にします。
このインジケーターは、コンピューターがオンのときに点灯します。
2M75q-1ユーザー・ガイド
1.オプションのコネクター(2)*
2.セキュリティー・ロック・ス ロット
3.Wi-Fiアンテナ・スロット
4.イーサネット・コネクター
5.USB2.0コネクター(2)
6.USB2.0コネクター
7.HDMI™1.4出力コネクター
8.USB3.1コネクターGen1
コンピューター・モデルによって、このコネクターは異なります。 Kensingtonスタイルのケーブル・ロックを使用して、コンピューターを机、
テーブル、またはその他の備品に固定します。 一部のモデルにのみ装備されている背面Wi-Fiアンテナ・ケーブル・コネク
ターを取り付けるために使用します。背面Wi-Fiアンテナは背面Wi-Fiアンテ ナ・ケーブル・コネクターに取り付けます。
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に接続します。緑色のインジケーター が点灯している場合、コンピューターがLANに接続されています。黄色のイン ジケーターが点滅している場合は、データの転送中です。
USBキーボード、USBマウス、USBストレージ・デバイス、USBプリンターな どのUSB対応デバイスを接続します。
USBキーボード、USBマウス、USBストレージ・デバイス、USBプリンターな どのUSB対応デバイスを接続します。このコネクターはスマート電源オン機能 をサポートしています。詳しくは、21ページの「スマート電源オン機能の有効 化または無効化」を参照してください。
コンピューターからのビデオおよび音声信号を、高性能モニターなど他のオー ディオまたはビデオ・デバイスに送信します。
USBキーボード、USBマウス、USBストレージ・デバイス、USBプリンターな どのUSB対応デバイスを接続します。
1章.コンピューターを見る3
9.DisplayPort1.2出力コネクター
10.電源アダプター・コネクターコンピューターの電源機構に電源アダプターを接続します。
コンピューターからのビデオおよび音声信号を、高性能モニターなど他のオー ディオまたはビデオ・デバイスに送信します。
*一部のモデル
4M75q-1ユーザー・ガイド

システム・ボード

1CMOS(相補型金属酸化膜半導体)クリア/リカバ
リー・ジャンパー
3ボード・ツー・ボード・コネクター4マイクロプロセッサー・ソケット 5コイン型電池 7内蔵スピーカー・コネクター
2シリアル・コネクター
6カバー検出スイッチ 8システム・ファン・コネクター
1章.コンピューターを見る5
9ストレージ・ドライブ・コネクター 11メモリー・スロット(DIMM1)12メモリー・スロット(DIMM2) 13M.2ソリッド・ステート・ドライブ・スロット
10M.2Wi-Fiカード・スロット
6M75q-1ユーザー・ガイド

機能および仕様

⼨法
•幅:37mm(1.5インチ)
•高さ:179mm(7.0インチ)
•奥行き:183mm(7.2インチ)
重量(梱包を除く)
ハードウェアの構成
電源機構
電源⼊⼒
マイクロプロセッサー
メモリー
ストレージ・デバイス
出荷時の最大構成:1.3kg(2.9ポンド)
1.「スタート」ボタンを右クリックして「スタート」のコンテキスト・メ ニューを開きます。
2.「デバイスマネージャー」をクリックします。管理者パスワードの入力ま たは確認を求められることがあります。
•65ワット電源機構(自動電圧切り替え機能付き)
•入力電力:100VAC~240VAC
•入力周波数:50/60Hz コンピューターのマイクロプロセッサー情報を参照するには、「スタート」ボ
タンを右クリックし、「システム」をクリックします。 DDR4(Doubledatarate4)SODIMM(smalloutlinedualin-linememorymodule)
•2.5インチ・フォーム・ファクター、高さ7mm(0.28インチ)のハードディ スク・ドライブ
•M.2ソリッド・ステート・ドライブ
ストレージ・ドライブの容量を確認するには、次のことを行います。
1.「スタート」ボタンを右クリックして「スタート」のコンテキスト・メ ニューを開きます。
2.「ディスクの管理」をクリックします。
注:システムが示しているストレージ・ドライブの容量が通常の容量を下 回っています。
ビデオ機能
オーディオ機能
拡張
ネットワーク機能
*一部のモデル
•内蔵グラフィック・カードは以下をサポートします。 –DisplayPort1.2出力コネクター
–HDMI1.4出力コネクター
•内蔵オーディオ・カードは以下をサポートします。 –ヘッドセット・コネクター
–内蔵スピーカー* –マイクロホン・コネクター
•外付け光学式ドライブ・ボックス*
•メモリー・スロット
•M.2ソリッド・ステート・ドライブ・スロット
•Bluetooth*
•イーサネットLAN
•ワイヤレスLAN*
1章.コンピューターを見る7

USBの転送速度に関する声明

ホストおよび周辺装置の処理能力、ファイル属性、およびシステム構成や操作環境に関連した他の要因な どの多くの要因により、このデバイスについて、さまざまなUSBコネクターを使用した実際の転送レー トは、それぞれの対応デバイスについて以下に掲載したデータ・レートより遅くなり、異なります。
USBデバイスデータ・レート(ギガビット/秒)
3.2Gen1/3.1Gen1
3.2Gen2/3.1Gen2
3.2Gen2×220
5 10
8M75q-1ユーザー・ガイド
第2章コンピューターを初めて使う

Windows10を初めて使う

Windows10の基本について学び、すぐに作業を開始してください。Windows10の詳細については、 Windowsヘルプ情報を参照してください。

Windowsアカウント

Windowsオペレーティング・システムを使用するには、ユーザー・アカウントが必要です。Windowsユー ザー・アカウントまたはMicrosoftアカウントのいずれかを指定できます。
Windowsユーザー・アカウント
初めてWindowsを起動するときは、Windowsのユーザー・アカウントを作成するプロンプトが表示されま す。作成したこの最初のアカウントは「管理者」タイプです。管理者アカウントでは、以下を実行して追 加のユーザー・アカウントを作成したり、アカウントの種類を変更することができます。
1.「スタート」メニューを開き、「設定」「アカウント」「家族とその他のユーザー」を選 択します。
2.画面の指示に従います。
Microsoftアカウント
Microsoftアカウントを使用して、Windowsオペレーティング・システムにもログインできます。
Microsoftアカウントを作成するには、https://signup.live.com し、画面に表示される指示に従います。
Microsoftアカウントを使用して、以下のことを実行できます。
•その他のMicrosoftサービス、OneDrive、Skype、Outlook.comなどを使用している場合のワンタイ ムサインイン。
•その他のWindowsベースのデバイス間で、パーソナル設定を同期する。
のMicrosoftサインアップ・ページにアクセス
©CopyrightLenovo2019,2020
9

Windowsユーザー・インターフェース

1.アカウント
2.ドキュメント
3.画像
4.設定
5.電源
6.「スタート」ボタン
7.Windowsサーチ
8.タスク表⽰
9.Windows通知領域通知と一部の機能の状況を表示します。
10.バッテリー状況アイコン
11.ネットワークアイコン
12.アクションセンター
アカウントの設定を変更したり、コンピューターをロックしたり、現在のアカ ウントからログ・アウトしたりします。
ドキュメント」フォルダー(デフォルトのフォルダー)を開き、受信したファ イルを保存します。
画像」フォルダー(デフォルトのフォルダー)を開き、受信した画像を保存 します。
設定を起動します。
シャットダウン、再起動、またはコンピューターをスリープ・モードにします。
スタート」メニューを開きます。
探すものを検索ボックスに入力し、コンピューターとWebから検索結果 を取得します。
開いているすべてのアプリを表示し、それらの間で切り替えます。
電源状況を表示し、バッテリーまたは電源設定を変更します。コンピューター がAC電源に接続されていない場合、アイコンは
使用可能なワイヤレス・ネットワークに接続し、ネットワーク状況を表示しま す。有線ネットワークに接続すると、アイコンが
アプリから最新の通知を表示し、一部の機能にすばやくアクセスできます。
に変わります。
に変わります。
「スタート」メニューを開きます
•「スタート」ボタンをクリックします。
•キーボードのWindowsロゴ・キーを押します。
「スタート」のコンテキスト・メニューを開く
「スタート」ボタンを右クリックします。
10M75q-1ユーザー・ガイド
「コントロールパネル」にアクセスする
•「スタート」メニューを開き、「Windowsシステムツール」「コントロールパネル」をク リックします。
•WindowsSearchを使用します。
アプリを起動する
•「スタート」メニューを開き、起動するアプリを選択します。
•WindowsSearchを使用します。

ネットワークへの接続

ご使用のコンピューターは、有線または無線ネットワークを介して世界中に接続するのに役立ちます。

有線イーサネットへの接続

イーサネット・ケーブルを使用して、イーサネット・コネクターを通してコンピューターをローカル・ ネットワークに接続します。

Wi-Fiネットワークへの接続(一部のモデル)

1.Windowsの通知領域にあるネットワーク・アイコンをクリックします。使用可能なワイヤレス・ネッ トワークのリストが表示されます。
2.接続に使用するネットワークを選択します。必要な情報を入力します。

LenovoVantageの使用

初期インストールされているLenovoVantageは、自動化されたアップデートと修正、ハードウェア設定 の構成、およびパーソナライズされたサポートを提供して、コンピューターをメンテナンスするのに 役立つカスタマイズされたワンストップ・ソリューションです。
LenovoVantageにアクセス
スタート」メニューを開き、「LenovoVantage」をクリックします。検索ボックスに「Lenovo Vantage」と入力することもできます。
LenovoVantageの最新バージョンをダウンロードするには、MicrosoftStoreにアクセスし、アプリ名 で検索してください。
主な機能
LenovoVantageを使用すると次のことができます。
•デバイスの状態を簡単に把握してデバイスの設定をカスタマイズできます。
•UEFIBIOS、ファームウェアとドライバーの更新をダウンロードしてインストールし、コンピューター を最新の状態に保ちます。
•コンピューターの正常性を監視し、外部の脅威からコンピューターを保護します。
•保証状況を調べます(オンライン)。
•「
」および役立つ記事にアクセスします。
2章.コンピューターを初めて使う11
注:
•使用可能な機能は、コンピューターのモデルによって異なります。
•LenovoVantageでは、コンピューターの体験を向上させるために定期的に機能を更新しています。機能 の説明が、実際のユーザー・インターフェースと異なる場合があります。

マルチメディアの使用

ビジネスまたはエンターテイメントの用途で、(カメラ、モニター、スピーカーなどの)デバイスとと
もにコンピューターを使用します。

オーディオの使用

オーディオ・エクスペリエンスを向上させるため、スピーカー、ヘッドホン、またはヘッドセットをオー
ディオ・コネクターに接続します。
ボリュームの調整
1.タスクバーのWindows通知領域にある音量アイコンをクリックします。
2.画面の指示に従って、音量を調整します。オーディオをミュートするには、スピーカーのアイコン をクリックします。
サウンド設定の変更
1.「コントロールパネル」に移動し、カテゴリー別表示にします。
2.「ハードウェアとサウンド」「サウンド」をクリックします。
3.必要に応じて設定を変更します。
12M75q-1ユーザー・ガイド
第3章コンピューターの探索

源の管理

このセクションの情報を使用して、パフォーマンスと電源の効率の最適なバランスを実現します。

源ボタンの動作の設

好みに応じて、電源ボタンを定義することができます。たとえば、電源ボタンを押してコンピューターの 電源をオフにしたり、スリープ状態または休止状態にできます。
電源ボタンの動作を変更します。
1.「コントロールパネル」に移動し、大きいアイコンまたは小さいアイコンで表示します。
2.「電源オプション」「電源ボタンの動作を選択する」の順にクリックします。
3.必要に応じて設定を変更します。

源プランの設

ENERGYSTAR アイドル状態になったときに有効になります。
1. (AC )
•ディスプレイの電源を切る:10分後
•コンピューターをスリープ状態にする:25分後
®
準拠コンピューターの場合、次の電源プランは、コンピューターが指定された期間
コンピューターをスリープ状態から復帰させるには、キーボードの任意のキーを押します。
電源プランをリセットして、パフォーマンスと省電力の最適なバランスを実現するには:
1.「コントロールパネル」に移動し、大きいアイコンまたは小さいアイコンで表示します。
2.「電源オプション」をクリックし、必要に応じて電源プランをカスタマイズします。

データの転送

同じ機能を備えたデバイス間で、内蔵のBluetoothテクノロジーを使用してファイルをすばやく共有でき ます。また、ディスクまたはメディア・カードを装着してデータを転送することもできます。

Bluetoothデバイスの接続(一部のモデル)

キーボード、マウス、スマートフォン、スピーカーなど、すべてのタイプのBluetooth対応デバイスを コンピューターに接続できます。正常に接続されるには、デバイスをコンピューターから10メート ル(33フィート)以内に置いていてください。
1.コンピューターでBluetoothを有効にします。 a.「スタート」メニューを開き、「設定」「デバイス」「Bluetoothとその他のデバイス」
の順にクリックします。
b.「Bluetooth」スイッチをオンにします。
2.「Bluetoothまたは他のデバイスの追加」「Bluetooth」をクリックします。
3.Bluetoothデバイスを選択し、画面の指示に従います。
©CopyrightLenovo2019,2020
13
Bluetoothがオンになっているときは、2つのデバイスが互いの範囲内にある場合に、Bluetoothデバイスと コンピューターは次回自動的に接続されます。Bluetoothを使用して、データ転送またはリモート制御 および通信を行うことができます。

アクセサリの購入

Lenovoでは、コンピューターの機能を拡張するための、さまざまなハードウェア・アクセサリーや、アッ プグレードするためのオプションを用意しています。メモリー・モジュール、ストレージ・デバイス、 ネットワーク・カード、電源アダプター、キーボード、マウス、その他を取り揃えています。
Lenovoでのショッピングは、https://www.lenovo.com/accessories
にアクセスしてください。
14M75q-1ユーザー・ガイド
第4章コンピューターと情報を保護する

コンピューターのロック

注:セキュリティー・システム・ロック装置とセキュリティー機構の評価、選択、実装は、お客様の責任 で行っていただきます。Lenovoでは、その機能性、品質、および性能についての言及、評価、および保証 は行いません。コンピューターのロックは、Lenovoからご購入いただけます。
Kensingtonスタイルのケーブル・ロック
Kensingtonスタイルのケーブル・ロックを使用して、コンピューターを机、テーブル、またはその他 の備品に固定します。

パスワードの使用

パスワードの種類
UEFI(UnifiedExtensibleFirmwareInterface)BIOS(BasicInput/OutputSystem)で以下のパスワードを設定するこ とで、コンピューターへの不正アクセスを防ぐことができます。ただし、コンピューターがスリープ状態 から復帰したときにUEFIBIOSパスワードを入力するよう求められることはありません。
•パワーオン・パスワード パワーオン・パスワードを設定すると、コンピューターの電源を入れるたびに、有効なパスワード
の入力を求める画面が表示されます。有効なパスワードを入力しなければ、コンピューターを使 用できません。
•スーパーバイザー・パスワード
スーパーバイザー・パスワードを設定しておくことにより、許可されていないユーザーによる構成設定 値の変更を防止できます。複数のコンピューターの構成設定値を管理する場合は、スーパーバイザー・ パスワードを設定することをお勧めします。
スーパーバイザー・パスワードを設定すると、BIOSメニューを開こうとするたびに、有効なパス
ワードの入力を求める画面が表示されます。
©CopyrightLenovo2019,2020
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パワーオン・パスワードとスーパーバイザー・パスワードの両方を設定してある場合、どちらのパ スワードでも入力できます。ただし、構成設定値を変更する場合には、スーパーバイザー・パス ワードを使用する必要があります。
•ハードディスク・パスワード ハードディスク・パスワードを設定することで、ストレージ・ドライブのデータへの不正アクセスを防
ぐことができます。ハードディスク・パスワードを設定すると、ストレージ・ドライブにアクセスしよ うとするたびに、有効なパスワードの入力を求める画面が表示されます。
注:ハードディスク・パスワードを設定すると、ストレージ・ドライブがコンピューターから取り外さ れて他のコンピューターに取り付けられた場合でも、ストレージ・ドライブのデータは保護されます。
•システム管理パスワード(一部のモデル) スーパーバイザー・パスワードと同じ権限を持つシステム管理パスワードを有効にして、セキュリ
ティー関連の機能を制御できます。UEFIBIOSメニューを通して、システム管理パスワードの権限 をカスタマイズするには、以下を行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Security」「SystemManagementPasswordAccessControl」を選択します。
3.画面の指示に従います。
スーパーバイザー・パスワードとシステム管理パスワードの両方を設定している場合、スーパーバイ ザー・パスワードによりシステム管理パスワードが上書きされます。
パスワードの設定、変更、削除
作業を始める前に、以下の手順を印刷してください。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Security」を選択します。
3.パスワードのタイプに応じて、「SetSupervisorPassword」、「SetPower-OnPassword」、「Set SystemManagementPassword」、または「HardDiskPassword」を選択し、Enterキーを押します。
4.画面に表示される指示に従い、パスワードの設定、変更、または削除を行います。
5.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。
パスワードを記録し、大切に保管しておいてください。パスワードを忘れてしまった場合は、24ページの CMOSのクリア」を参照してご自身で削除してください。または、Lenovo認定サービス提供者に連絡し てパスワードの削除を依頼することもできます。
注:
•スーパーバイザー・パスワードを忘れてしまった場合は、BIOS設定によってはCMOSをクリアして
も、パスワードが削除されない場合があります。
•ハードディスク・パスワードを忘れてしまうと、Lenovoではパスワードの削除や、ストレージ・
ドライブからのデータのリカバリーを行うことができません。

ソフトウェア・セキュリティー・ソリューションの使用

このセクションでは、ご使用のコンピューターと情報を保護するためのソフトウェアによる方法につい て説明します。

ファイアウォールの使用

ファイアウォールは、必要なセキュリティー・レベルに応じて、ハードウェア、ソフトウェア、または両 方を組み合わせて構築できます。ファイアウォールは、一連のルールを使用して、許可されている着信接 続と発信接続を判断します。コンピューターにファイアウォール・プログラムが初期インストールされて
16M75q-1ユーザー・ガイド
いる場合、そのプログラムは、インターネットにおけるセキュリティー上の脅威、無許可アクセス、侵 入、およびインターネット・アタックからコンピューターを保護するのに役立ちます。お客様のプライバ シーも保護されます。ファイアウォール・プログラムの使用方法について詳しくは、ファイアウォー ル・プログラムのヘルプを参照してください。
ファイアウォールを使用するには、以下のことを行います。
1.「コントロールパネル」に移動し、大きいアイコンまたは小さいアイコンで表示します。
2.「WindowsDefenderファイアウォール」をクリックし、画面に表示される指示に従います。

アンチウィルス・プログラムの使用

コンピューターには、ウィルス対策、ウィルスの検出や除去を行うのに役立つアンチウィルス・プログラ ムが初期インストールされています。
Lenovoは、30日間無償で使用できる、完全バージョンのアンチウィルス・ソフトウェアを初期インス トール済みの状態で提供します。30日間が経過した後、アンチウィルス・ソフトウェアの更新を継続す るにはライセンスを更新する必要があります。
注:新しいウィルスから保護するためには、ウィルス定義ファイルを最新の状態に保つことが必要です。
アンチウィルス・ソフトウェアの使用方法について詳しくは、アンチウィルス・ソフトウェアのヘル プ・システムを参照してください。

ファームウェアに組み込まれたComputraceAgentソフトウェアの使用 (一部のモデル)

ComputraceAgentソフトウェアは、IT資産管理と、コンピューターが盗難にあった場合のリカバリーを 行うソリューションです。ハードウェア、ソフトウェア、コンピューターのコールイン場所など、コ ンピューターに変更が加えられているかどうかを検出します。ComputraceAgentソフトウェアをアク ティブにするために、製品のご購入が必要になる場合があります。

BIOSセキュリティー・ソリューションの使用

このセクションでは、ご使用のコンピューターと情報を保護するためのBIOSによる方法について説 明します。

すべてのストレージ・ドライブ・データの消去

ストレージ・ドライブまたはコンピューターをリサイクルする前に、ストレージ・ドライブのすべての データを消去することをお勧めします。
すべてのストレージ・ドライブ・データを消去するには、次のことを行います。
1.リサイクルするストレージ・ドライブのハードディスク・パスワードを設定します。15ページの パスワードの使用」を参照してください。
2.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
3.「Security」「HardDiskPassword」「SecurityEraseHDDData」を選択し、Enterキーを 押します。
4.リサイクルするストレージ・ドライブを選択してEnterキーを押します。
5.操作を確認するメッセージが表示されます。「Yes」を選択し、Enterキーを押します。消去プロセ スが開始されます。
注:消去プロセス中は、電源ボタンとキーボードは無効になります。
4章.コンピューターと情報を保護する17
6.消去プロセスが完了すると、システムをリセットするように促すメッセージが表示されます。 「Continue」を選択します。
注:ストレージ・ドライブの容量によって、消去処理に要する時間は30分から3時間です。
7.リセット・プロセスが完了すると、以下のいずれかが行われます。
•システム・ストレージ・ドライブのデータが消去された場合、使用できるオペレーティング・シス
テムがないというプロンプトが表示されます。
•システム・ストレージ・ドライブ以外のストレージ・ドライブのデータが消去された場合は、
コンピューターが自動的に再起動します。

カバー検出スイッチの使用

カバー検出スイッチは、コンピューターのカバーが正しく取り付けられていない場合や正しく閉じら れていない場合に、そのコンピューターのオペレーティング・システムにログインできないように する機能です。
システム・ボード上のカバー検出スイッチ・コネクターを使用可能にするには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Security」「CoverTamperDetected」を選択し、Enterキーを押します。
3.「Enabled」を選択し、Enterキーを押します。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。
システム・ボードのカバー検出スイッチ・コネクターが有効である場合に、コンピューター・カバーが正 しく取り付けられていない(または、正しく閉じられていない)ことがカバー検出スイッチによって検出さ れると、コンピューターの電源をオンにしたときにエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッ セージをバイパスし、オペレーティング・システムにログインするには、以下のことを行います。
1.コンピューター・カバーを正しく取り付けるか、または正しく閉じます。
2.BIOSメニューを開いて保存した後、終了します。

SmartUSBProtectionの使用

SmartUSBProtection機能は、データがコンピューターからコンピューターに接続されたUSBストレー ジ・デバイスにコピーされることを防止するためのセキュリティー機能です。SmartUSBProtection 機能は次のいずれかのモードに設定できます。
Disabled(デフォルト設定):制限なくUSBストレージ・デバイスを使用できます。
ReadOnly:コンピューターからUSBストレージ・デバイスにデータをコピーできません。ただし、
USBストレージ・デバイスのデータにアクセスしたり変更することはできます。
NoAccess:コンピューターからUSBストレージ・デバイスにアクセスできません。
SmartUSBProtection機能を構成するには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Security」「SmartUSBProtection」を選択し、Enterキーを押します。
3.必要な設定を選択して、Enterキーを押します。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。
18M75q-1ユーザー・ガイド
第5章UEFIBIOS
この章では、UEFIBIOSの構成と更新、およびCMOSのクリアに関する情報を提供します。

UEFIBIOSとは

注:SetupUtilityプログラムで値を設定しても、オペレーティング・システムに同様の設定があれば、 UEFIBIOSでの設定は上書きされることがあります。
UEFIBIOSは、コンピューターの電源をオンにしたときに最初に実行されるプログラムです。UEFI BIOSによってハードウェア・コンポーネントが初期化され、オペレーティング・システムや他のプロ グラムがロードされます。ご使用のコンピューターには、UEFIBIOSの設定を変更できるセットアッ プ・プログラムが付属しています。

BIOSメニューを開く

コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されているときに、すぐにF1キーまたはFn+F1キーを 押して、BIOSメニューに入ります。
注:BIOSパスワードが設定されている場合は、プロンプトが出されたら、正しいパスワードを入力しま す。「No」を選択するかEscを押してパスワード・プロンプトをスキップし、BIOSメニューに入ること もできます。ただし、パスワードで保護されているシステム構成は変更できません。

BIOSインターフェース内を移動する

注意:デフォルト構成は、「太字」で通常のご使用に最適な状態に設定されています。構成を誤って変更 すると、予期しない結果が生じる場合があります。
キーボードによっては、次のキーを押すか、またはFnと次のキーを組み合わせて押すことで、BIOSイ ンターフェース内を移動できます。
F1またはFn+F1 EscまたはFn+Esc
↑↓またはFn+↑↓ ←→またはFn+←→ +/–またはFn++/– Enter
F9またはFn+F9 F10またはFn+F10
一般的なヘルプ画面を表示します。 サブメニューを終了し、親メニューに戻ります。 項目を探します。
タブを選択します。 より小さい値に変更されます。 選択したタブまたはサブメニューを入力します。 デフォルト設定に復元します。 構成を保存して終了します。

UEFIBIOSの表示言語の変更

UEFIBIOSでは、3つの表示言語(英語、フランス語、簡体字中国語)がサポートされています。
UEFIBIOSの表示言語を変更するには、以下のことを行います。
1.「Main」「Language」を選択し、Enterキーを押します。
2.必要に応じて、表示言語を設定します。
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システム日付とシステム時刻の設定

1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Main」「SystemTime&Date」を選択し、Enterキーを押します。
3.必要に応じて、システムの日付および時刻を設定します。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。

動デバイスの変更

コンピューターが想定していたデバイスから起動しない場合は、始動デバイス順序を永続的に変更するこ とも、一時的な起動デバイスを選択できます。
始動デバイス順序の永続的な変更
1.ストレージ・デバイスのタイプに応じて、次のいずれかを実行します。
•ストレージ・デバイスが内蔵の場合は、ステップ2に進みます。
•ストレージ・デバイスがディスクの場合は、コンピューターの電源がオンであることを確認する か、コンピューターの電源をオンにします。次に、ディスクを光学式ドライブに挿入します。
•ストレージ・デバイスがディスク以外の外付けデバイスの場合は、ストレージ・デバイスをコン ピューターに接続します。
2.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
3.「スタート」を選択し、画面の指示に従って、起動順序を変更します。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。
⼀時的な起動デバイスの選択
注:すべてのディスクおよびストレージ・ドライブがブート可能であるとは限りません。
1.ストレージ・デバイスのタイプに応じて、次のいずれかを実行します。
•ストレージ・デバイスが内蔵の場合は、ステップ2に進みます。
•ストレージ・デバイスがディスクの場合は、コンピューターの電源がオンであることを確認する か、コンピューターの電源をオンにします。次に、ディスクを光学式ドライブに挿入します。
•ストレージ・デバイスがディスク以外の外付けデバイスの場合は、ストレージ・デバイスをコン ピューターに接続します。
2.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F12またはFn+F12を押します。
3.必要なストレージ・デバイスを選択し、Enterキーを押します。
永続的に起動デバイス順序を選択する場合は、「StartupDeviceMenu」で「EnterSetup」を選択し、
Enterキーを押してBIOSメニューを開きます。

構成変更検出機能の有効化または無効化

構成変更検出を有効にすると、POSTがハードウェア・デバイス(ストレージ・ドライブまたはメモ リー・モジュールなど)の構成の変更を検出した場合、コンピューターの電源をオンにしたときにエ ラー・メッセージが表示されます。
構成変更検出機能を有効または無効にするには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Security」「CongurationChangeDetection」を選択し、Enterキーを押します。
3.必要に応じて機能を有効または無効にします。
20M75q-1ユーザー・ガイド
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。
エラー・メッセージをバイパスし、オペレーティング・システムにログインするには、F2または Fn+F2キーを押します。エラー・メッセージをクリアするには、BIOSメニューに入り、保存してか ら終了します。

自動電源オン機能の有効化または無効化

UEFIBIOSのAutomaticPowerOn項目には、コンピューターを自動的に起動するためのさまざまなオ プションがあります。
自動電源オン機能を有効化または無効化するには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Power」「AutomaticPowerOn」を選択し、Enterキーを押します。
3.必要な機能を選択して、Enterキーを押します。
4.必要に応じて機能を有効または無効にします。
5.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。

スマート電源オン機能の有効化または無効化

スマート電源オン機能をサポートしているUSBコネクターにキーボードを接続していることを確認しま す。スマート電源オン機能を有効にすると、Alt+Pキーを押すことで、コンピューターが休止状態から 起動またはウェイクアップします。
スマート電源オン機能を有効または無効にするには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Power」「SmartPowerOn」を選択し、Enterキーを押します。
3.必要に応じて機能を有効または無効にします。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。

ErPLPS適合モードの有効化または無効化

Lenovoコンピューターは、ErPLot3規制のエコ・デザイン要件を満たしています。詳細については、次の Webサイトにアクセスしてください。
https://www.lenovo.com/us/en/compliance/eco-declaration
ErPLPS適合モードを有効にし、コンピューターが電源オフ状態またはスリープ状態になっている ときの消費電力量を削減できます。
ErPLPS適合モードを有効または無効にするには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Power」「EnhancedPowerSavingMode」を選択し、Enterキーを押します。
3.「Enabled」または「Disabled」のどちらを選択したかによって、以下のいずれかを実行します。
•「Enabled」を選択した場合は、Enterキーを押します。次に、「Power」「AutomaticPower On」を選択し、Enterキーを押します。WakeonLAN機能が自動的に無効になるかどうかを確認し ます。この機能が自動的に無効にならない場合は、無効にします。
•「Disabled」を選択した場合は、Enterキーを押します。次のステップに進みます。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。
5章.UEFIBIOS21
ErPLPS適合モードが有効になっていると、以下のいずれかを実行して、コンピューターをウェイク アップできます。
•電源ボタンを押します。
•WakeUponAlarm機能を有効にすると、指定の時刻にコンピューターのスリープ状態を解除できます。
ErP指令のオフ・モード要件を満たすには、高速スタートアップ機能を無効にする必要があります。
1.「コントロールパネル」に移動し、大きいアイコンまたは小さいアイコンで表示します。
2.「電源オプション」「電源ボタンの動作を選択する」「現在利⽤可能ではない設定を変更し ます」をクリックします。
3.「シャットダウン設定」から、「⾼速スタートアップを有効にする(推奨)」オプションを外します。

ICE熱アラート機能の有効化または無効化

ICEの熱アラート機能が有効になっている場合、熱的に重大な状況が発生した際、Windowsのシステム・ ログにアラート・ログが書き込まれます。アラート・ログは、ファンの誤作動、異常な高温、冷却性能の 不足など、熱に関する問題の特定に役立ちます。
ICE熱アラート機能を有効または無効にするには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Power」「IntelligentCoolingEngine(ICE)」を選択し、Enterキーを押します。
3.ICEThermalAlertを選択してEnterキーを押します。
4.必要に応じて機能を有効または無効にします。
5.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。

ICEパフォーマンス・モードの変更

ICEパフォーマンス・モードを変更して、コンピューターの音響性能や熱性能を調整できます。選 択項目には、次の3つがあります。
BetterAcousticPerformance(デフォルト設定):通常の熱環境下でこのコンピューターが作動すると きのノイズが減少します。
BetterThermalPerformance:通常の音響性能を使用しているときのコンピューターの熱レベルが 改善されます。
「Fullspeed」:コンピューター内のファンがすべてフルスピードで動作します。
ICEパフォーマンス・モードを変更するには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.「Power」「IntelligentCoolingEngine(ICE)」を選択し、Enterキーを押します。
3.「ICEPerformanceMode」を選択し、Enterキーを押します。
4.必要に応じて、ICEパフォーマンス・モードを設定します。
5.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。

BIOS設定を変更してから、新しいオペレーティング・システムをインス トールする

BIOS設定は、オペレーティング・システムによって異なります。BIOS設定を変更してから、新しいオペ レーティング・システムをインストールしてください。
22M75q-1ユーザー・ガイド
MicrosoftはWindows10オペレーティング・システムを定期的に更新しています。特定のWindows10バー ジョンをインストールする前に、Windowsバージョンの互換性リストを確認してください。詳しくは、
https://support.lenovo.com/us/en/solutions/windows-support
を参照してください。
BIOS設定を変更するには、以下のことを行います。
1.コンピューターを再起動します。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
2.メイン・インターフェースから、「Security」「SecureBoot」を選択し、Enterキーを押します。
3.インストールするオペレーティング・システムに応じて、以下のいずれかを実行します。
•Windows10(64ビット)およびほとんどのLinuxオペレーティング・システムをインストールするに は、「SecureBoot」で「Enabled」を選択します。
•セキュア・ブートをサポートしていないオペレーティング・システムをインストールするには、 「SecureBoot」で「Disabled」を選択します。
4.F10またはFn+F10キーを押し、変更を保存して閉じます。

UEFIBIOSの更新

新しいプログラム、デバイス・ドライバー、またはハードウェア・コンポーネントをインストールする と、UEFIBIOSの更新が必要な場合があります。オペレーティング・システムまたはフラッシュ・ディ スク(一部のモデルでのみサポート)からBIOSを更新できます。
次のいずれかの方法で最新のUEFIBIOS更新パッケージをダウンロードしてインストールします。
•LenovoVantageから: LenovoVantageを開いて、利用可能な更新パッケージを確認します。最新のUEFIBIOS更新パッケージ
が利用可能である場合、画面の指示に従ってパッケージをダウンロードしてインストールします。
•LenovoサポートWebサイトから:
1.https://pcsupport.lenovo.com
2.オペレーティング・システムのバージョンまたはISOイメージのバージョン(フラッシュ更新ディ スクの作成に使用)に合わせたフラッシュBIOS更新ドライバーをダウンロードします。次に、ダ ウンロードしたフラッシュBIOS更新ドライバーのインストール手順をダウンロードします。
3.ダウンロードしたインストール手順を印刷し、手順に従ってBIOSを更新します。
にアクセスします。

BIOS更新の障害からのリカバリー

1.すべてのメディアをドライブから取り出し、接続されているすべてのデバイスの電源をオフにします。
2.BIOS更新ディスクを光学式ドライブに挿入し、コンピューターの電源を切ります。
3.すべての電源コードを電源コンセントから抜きます。次に、CMOSクリア/リカバリー・ジャンパー へのアクセスを妨げているすべての部品を取り外します。
4.ジャンパーを標準位置から保守位置に移動させます。
5.コンピューターとモニターの電源コードをコンセントに再び接続します。
6.コンピューターとモニターをオンにします。コンピューターのビープ音が鳴ると、リカバリー処 理が開始されます。
7.リカバリー・プロセスが完了すると、コンピューターの電源が自動的に切れます。
注:コンピューター・モデルによっては、リカバリー・プロセスに2~3分間かかります。
8.すべての電源コードを電源コンセントから抜きます。
9.ジャンパーを標準の位置に戻します。
5章.UEFIBIOS23
10.取り外したすべての部品を再び取り付けます。次に、コンピューターとモニターの電源コードをコン セントに再び接続します。
11.コンピューターとモニターをオンにします。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
12.データ損失を防ぐために、BIOS設定が前の時点の状態に復元されていることを確認してください。 BIOS構成については、19ページの第5章「UEFIBIOSを参照してください。

CMOSのクリア

1.すべてのメディアをドライブから取り出し、接続されているすべてのデバイスおよびコンピュー ターの電源をオフにします。
2.すべての電源コードを電源コンセントから抜きます。次に、CMOSクリア/リカバリー・ジャンパー へのアクセスを妨げているすべての部品を取り外します。
3.ジャンパーを標準位置から保守位置に移動させます。
4.コンピューターとモニターの電源コードをコンセントに再び接続します。
5.コンピューターとモニターをオンにします。コンピューターのビープ音が鳴ったら、約10秒 間電源待機します。
6.電源ボタンを約4秒間押し続けて、コンピューターの電源をオフにします。
7.すべての電源コードを電源コンセントから抜きます。
8.ジャンパーを標準の位置に戻します。
9.取り外したすべての部品を再び取り付けます。次に、コンピューターとモニターの電源コードをコン セントに再び接続します。
10.コンピューターとモニターをオンにします。ロゴ画面が表示されたら、F1またはFn+F1を押します。
11.データ損失を防ぐために、BIOS設定が前の時点の状態に復元されていることを確認してください。 BIOS構成については、19ページの第5章「UEFIBIOSを参照してください。
24M75q-1ユーザー・ガイド
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