M710qユーザー・ガイド
マシン・タイプ:10YC
注:本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、iiiページの「はじめにお読みください:重要な
安全上の注意」および43ページの付録D「特記事項」に記載されている情報を読んで理解してください。
第2版(2018年10⽉)
©CopyrightLenovo2018.
制限付き権利に関する通知:データまたはソフトウェアが米国一般調達局(GSA:GeneralServicesAdministration)契約に
準じて提供される場合、使用、複製、または開示は契約番号GS-35F-05925に規定された制限に従うものとします。
⽬次
はじめにお読みください:重要な安全
上の注意................iii
保守およびアップグレード..........iii
静電気の防止................iv
電源コードおよび電源アダプター........iv
日本の電源コードと電源アダプターの説明..v
延長コードおよび関連デバイス........v
プラグおよびコンセント...........v
外付けデバイス...............vi
熱および製品の通気.............vi
コンピューターの設置に関する注意事項.....vi
操作環境.................vii
レーザー規格に関する記述.........vii
危険なエネルギーについての注意.......viii
コイン型リチウム電池の注意事項.......viii
イヤホン、ヘッドホンまたはヘッドセットの使
用.....................ix
クリーニングと保守.............ix
第1章.概要...............1
前面....................1
背面....................2
システム・ボード..............4
マシン・タイプとモデル・ラベル........6
仕様....................6
第2章.コンピューターの使⽤.....9
お客様登録.................9
よくある質問と答え.............9
第3章.コンピューターを快適に使
う...................11
環境と電源入力..............11
ワークスペースの準備...........11
グレア(まぶしさ)と照明........11
換気.................12
電源コンセントおよびケーブルの長さ...12
作業の快適性.............12
ユーザー補助情報.............12
コンピューターのクリーニング.......13
保守...................13
基本的な保守のヒント.........13
保守の実行..............14
コンピューターの移動...........14
第4章.セキュリティー........15
Kensingtonスタイルのケーブル・ロックの取り付
け....................15
第5章.問題判別...........17
コンピューターの問題を修正するための基本手
順....................17
問題判別.................17
起動の問題..............17
再現性の低い問題...........18
画面の問題..............18
ネットワークの問題..........18
シリアル・コネクターにアクセスできない.19
USBデバイスにアクセスできない.....19
ソフトウェアおよびドライバーの問題...19
第6章.ハードウェアの交換.....21
ハードウェアを交換する前に........21
FRU(CRUを含む)について.........21
FRU(CRUを含む)の位置..........22
キーボードまたはマウスの交換.......24
電源アダプターの交換...........24
VESA取り付け金具の交換..........26
第7章.情報、ヘルプ、およびサービ
スの⼊⼿................29
製品情報の入手方法............29
他のマニュアルへのアクセス.......29
LenovoサポートWebサイト.......29
LenovoWebサイト...........29
ヘルプおよびサービス...........29
サービスの依頼............30
その他のサービスの使用........30
有償サービスの利用..........30
付録A.規制情報............31
付録B.WEEEおよびリサイクル情報.35
付録C.有害物質の使⽤制限(RoHS)指
令...................39
付録D.特記事項............43
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i
iiM710qユーザー・ガイド
はじめにお読みください:重要な安全上の注意
警告:
コンピューターをご使⽤になる前に、当製品に関連するすべての安全上の注意事項をお読みになり、
理解してください。このセクションの安全上の注意と、本製品に付属の「
セ ッ ト ア ッ プ に つ い て の ⼿ 引 き
理解いただくことによって、けがや製品損傷のリスクを軽減することができます。「
保 証 お よ び セ ッ ト ア ッ プ に つ い て の ⼿ 引 き
(http://www.lenovo.com/UserManuals
」を参照してください。この安全上の注意をすべてお読みになり、ご
」をお持ちでない場合は、LenovoサポートWebサイト
)からPDF版を⼊⼿できます。
保守およびアップグレード
スマートセンターまたは説明書で指示されないかぎり、お客様ご自身で製品の保守を行わないでくださ
い。それぞれの製品ごとに認可を受けている保守サービス提供業者をご利用ください。
注:コンピューター部品によっては、お客様がアップグレードや交換を実施できるものがあります。アッ
プグレードは通常、オプションと呼びます。お客様ご自身での取り付けが承認された交換部品は、お客様
での取替え可能部品(CRU)と呼びます。Lenovoでは、どのような時にお客様がオプションを取り付けた
りCRUを交換できるかを説明した文書をご提供しています。部品の取り付けまたは交換をする場合
は、すべての手順を厳守してください。電源表示ライトがオフ状態でも、製品内部の電圧レベルがゼロ
であるとは限りません。電源コードが付いた製品からカバーを取り外す前に、電源がオフになってお
り、製品のプラグが電源から抜かれていることを必ず確かめてください。ご質問や不明点がございま
したら、スマートセンターにご連絡ください。
コンピューターの内部には電源コードを取り外した後に動く部品はありませんが、安全のために以下の
警告を遵守してください。
安 全 上 の 注 意 と 保 証 お よ び
安 全 上 の 注 意 と
警告:
危険な作動中の部品に指や体の他の部分が触れないようにしてください。けがをした場合は、すぐに医師
の診断を受けてください。
警告:
コンピューター内部の⾼温部品に触れないでください。動作中、⼀部の部品はやけどするほど⾼温になり
ます。コンピューター・カバーを開く場合は、コンピューターの電源をオフにし、電源を切り離して、10
分待って部品の温度が下がってから⾏ってください。
警告:
CRUを交換した後、電源を接続してコンピューターを操作する前に、コンピューターのカバーを含むすべ
ての保護カバーを取り付けなおしてください。この作業は、予期しない感電事故を防ぐため、また極めて
まれな状況で発⽣する恐れがある予期しない出⽕を抑制するために重要です。
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iii
警告:
CRUを交換するときは、けがをする可能性のある鋭利なエッジやコーナーに注意してください。けがをし
た場合は、すぐに医師の診断を受けてください。
静電気の防止
静電気は人体には無害ですが、ご使用のコンピューターのコンポーネントやオプションには重大な損傷
を与える可能性があります。静電気に弱い部品を不適切に取り扱うと、部品を損傷する恐れがありま
す。オプションまたはCRUを開梱するときは、部品を取り付ける指示があるまで、部品が入ってい
る帯電防止パッケージを開けないでください。
オプションまたはCRUを取り扱うか、コンピューター内部で作業を行うときは、静電気による損傷を避
けるために以下の予防措置を取ってください。
•身体の動きを最小限にとどめてください。動くと、周囲に静電気が蓄積されることがあります。
•コンポーネントは常に注意して取り扱う。アダプター、メモリー・モジュール、およびその他の回
路ボードを取り扱うときは、縁を持ってください。回路のはんだ付けした部分には決して手を触
れないでください。
•他の人がコンポーネントに触れないようにする。
•静電気に弱いオプションまたはCRUを取り付ける際には、部品が入っている帯電防止パッケージを、
コンピューターの金属の拡張スロット・カバーか、その他の塗装されていない金属面に2秒間以上接触
させる。これによって、パッケージや人体の静電気を放電することができます。
•静電気に弱い部品を帯電防止パッケージから取り出した後は、部品をできるだけ下に置かず、コン
ピューターに取り付ける。これができない場合は、帯電防止パッケージを平らな場所に置き、その上
に部品を置くようにしてください。
•コンピューターのカバーやその他の金属面の上に部品を置かないようにする。
電源コードおよび電源アダプター
電源コードおよび電源アダプターは、製品の製造メーカーから提供されたものだけをご使用ください。電
源コードおよび電源アダプターは、この製品専用です。他の電気機器には使用しないでください。そ
の他のデバイスにこのAC電源コードを使用しないでください。
電源コードは、安全性が承認されているものでなければなりません。ドイツの場合は、H03VV-F、3G、
0.75mm
に接続している電源コード)以上である必要があります。その他の国の場合、その国に応じて適切な
タイプを使用する必要があります。
電源アダプターその他に電源コードを絶対に巻き付けないでください。コードに負荷がかかり、コー
ドのすり切れ、ひび割れ、しわなどの原因となります。このような状態は、安全上の問題となる可能
性があります。
電源コードを、踏み付けたり、つまずいたり、他の物体によって挟んだりしないように設置してください。
電源コードおよび電源アダプターに、液体がかからないようにしてください。例えば、電源コードや電源
アダプターを、流し台、浴槽、便器の近くや、液体洗剤を使って清掃される床に放置しないでください。
液体は、特に誤使用により電源コードまたは電源アダプターに負荷がかかっている場合、ショートの原因
となります。また、液体が原因で電源コード端子または電源アダプターのコネクター端子(あるいはその
両方)が徐々に腐食し、最終的にオーバーヒートを起こす場合があります。
ivM710qユーザー・ガイド
2
(電源アダプターに接続されている電源コード)、H05VV-F、3G、0.75mm
2
(内蔵電源機構
すべての電源コード・コネクターが安全かつ確実に電源アダプターとコンセントに接続されてい
るか、確認してください。
電源アダプターは、AC入力ピンや電源アダプターのいずれかの場所に腐食や過熱の痕跡がある場合は
(プラスチック部分が変形しているなど)使用しないでください。
どちらかの端の電気接触部分に腐食またはオーバーヒートの痕跡がある電源コードや、なんらかの損傷を
受けたと考えられる電源コードを使用しないでください。
日本の電源コードと電源アダプターの説明
延長コードおよび関連デバイス
ご使用の延長コード、サージ保護器、無停電電源装置、および電源タップが製品の電気要件を満たしたも
のであることを確認してください。それらのデバイスが過負荷にならないようにしてください。電源タッ
プを使用した場合、負荷が電源タップの入力定格値を超えてはなりません。電力負荷、電源要件、入力定
格値について疑問がある場合は、電気技術者に詳細を問い合わせてください。
プラグおよびコンセント
コンピューター機器で使用する予定のコンセント(電源コンセント)が損傷または腐食しているように思わ
れる場合は、資格のある電気技術者が交換するまで、コンセントを使用しないでください。
プラグを曲げたり、改変しないでください。プラグに損傷がある場合は、製造メーカーに連絡して、交
換品を入手してください。
コンセントを、電気を多量に消費する他の家庭用または業務用の装置と共用しないでください。電圧が不
安定になり、コンピューター、データ、または接続されたデバイスを損傷する可能性があります。
製品によっては、3ピンプラグが装備されている場合があります。このプラグは、接地したコンセントに
のみ適合します。これは、安全機構です。この安全機構を接地されていないコンセントに差し込むことに
よってこの機構を無効にしないでください。プラグをコンセントに差し込めない場合は、電気技術者に連
絡して承認済みコンセント・アダプターを入手するか、またはこの安全機構に対応できるコンセントと交
換してもらってください。コンセントが過負荷にならないようにしてください。システム負荷全体が、
分岐回路レーティングの80%を超えてはなりません。電力負荷および分岐回路レーティングについて
疑問がある場合は、電気技術者に詳細を問い合わせてください。
ご使用のコンセントが適切に配線されており、容易に手が届き、機器の近くにあることを確認してくださ
い。コードに負荷がかかるほどいっぱいにコードを伸ばさないでください。
取り付ける製品に対して、コンセントの電圧と電流が正しいことを確認してください。
コンセントと機器の接続と取り外しは、丁寧に行ってください。
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v
外付けデバイス
コンピューターの電源がオンになっているときに、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)ケーブル以外の
外付けデバイス・ケーブルを接続したり、取り外したりしないでください。コンピューターを損傷する場
合があります。接続されたデバイスへの損傷のリスクを回避するために、コンピューターのシャットダウ
ン後5秒以上待ってから、外付けデバイスを取り外してください。
熱および製品の通気
コンピューター、電源アダプター、および多くのアクセサリーは、電源を入れたり、バッテリーを充電す
ると熱を発生します。必ず、下記の基本的な予防措置を取ってください。
•コンピューター、電源アダプター、または付属品の機能時、あるいはバッテリーの充電時に、長時間に
渡りひざや身体のその他の部分にこれらの製品を接触させたままにしないでください。コンピュー
ター、電源アダプター、および付属品の多くは、通常の操作中に多少の熱を発します。長時間に渡り身
体の部分に接触していると、不快感ややけどの原因となります。
•可燃物の近くや爆発の可能性のある環境でバッテリーを充電したり、コンピューター、電源アダプ
ター、または付属品を操作したりしないでください。
•安全性と快適さ、および信頼性のために、製品には、換気口、ファン、およびヒートシンクが使用され
ています。しかし、ベッド、ソファー、カーペット、その他の柔らかな表面の上にコンピューターを
おくと、気付かないうちにこうした機能が働かなくなります。これらの機構を、塞いだり、覆った
り、使用不能にしないでください。
少なくとも3カ月に一度は、ご使用のデスクトップ・コンピューターにほこりがたまっていないか点検し
てください。点検をする前に、コンピューターの電源をオフにして電源コンセントからコンピューターの
電源コードを抜きます。次に、ベゼル内の換気装置と接続部分からほこりを取り除きます。外側にほこり
がたまっている場合も、よく確認して、放熱板(ヒートシンク)吸入フィン、電源供給換気装置、ファンな
どコンピューターの内部からほこりを取り除きます。カバーを開ける前には常に、コンピューターの電源
をオフにして電源コードを抜いておきます。可能であれば、人通りの多い場所から約60cm以内でのコン
ピューターの使用を避けてください。コンピューターを人通りの多い場所やその近くで操作しなくてはな
らない場合、コンピューターをこまめに点検し、必要に応じて掃除を行ってください。
コンピューターを安全に、最適なパフォーマンスでお使いいただくために、デスクトップ・コンピュー
ターを使用する際の基本的な次の予防措置を常に行ってください。
•コンピューターがコンセントに接続されている状態のときは、カバーを開けないでください。
•コンピューターの外側にほこりがたまっていないか定期的に点検してください。
•ベゼル内の換気装置と接続部分からほこりを取り除いてください。ほこりの多い場所や人通りの多い場
所で使用しているコンピューターは、頻繁に掃除が必要となることがあります。
•通気孔をふさいだり、妨げたりしないでください。
•家具の中にコンピューターを保管したり操作をしないでください。過熱状態になる危険が高くなり
ます。
•コンピューター内への換気の温度は、35°C(95°F)を超えないようにしてください。
•空気フィルター装置を取り付けないでください。適切な冷却ができなくなるおそれがあります。
コンピューターの設置に関する注意事項
コンピューターを適切に設置しないと、お子様がけがをする恐れがあります。
viM710qユーザー・ガイド
•コンピューターは安定した背の低い家具または固定されている家具に設置してください。
•コンピューターを家具の端に設置しないでください。
•コンピューターのケーブルは、お子様の手の届かない所に置いてください。
•玩具などの物品がお子様の興味を引く場合があります。このような物品をコンピューターのそばに置
かないでください。
上記の安全上の注意を完全に実行できない部屋では、お子様から目を離さないようにしてください。
操作環境
コンピューターは、温度が10°C~35°C(50°F~95°F)、湿度が35%~80%の環境下での使用が最適で
す。コンピューターが10°C(50°F)未満の温度で保管または輸送されていた場合、使用する前にコンピュー
ターを10°Cから35°C(50°Fから95°F)の最適な稼働温度へとゆっくり上昇させます。このプロセスは、極
端な条件のもとでは、2時間かかることがあります。コンピューターを使用する前に最適な稼働温度へと
上昇させないと、コンピューターに修復不能な損傷が発生する場合があります。
可能な限り、コンピューターを換気がよく、直射日光が当たらない乾燥した場所に置いてください。
扇風機、ラジオ、高性能スピーカー、エアコン、電子レンジなどの電気製品は、これらの製品によって
発生する強力な磁界がモニターやストレージ・ドライブ上のデータを損傷する恐れがあるので、コン
ピューターから離しておいてください。
コンピューターまたは他の接続されたデバイスの上または横に飲み物を置かないでください。液体が
コンピューターや接続されたデバイスの上または中にこぼれると、ショートまたはその他の損傷が生
じる恐れがあります。
キーボードの上で食べたり喫煙したりしないでください。キーボードの中に落下した粒子が損傷の原
因となる場合があります。
レーザー規格に関する記述
警告:
レーザーを使⽤した製品(CD-ROM、DVDドライブ、光ファイバー装置、または送信機など)に関して
は、以下のことに注意してください。
•分解したりカバーを取り外さないでください。カバーを取り外すと有害なレーザー光を浴びる可能性が
あります。この装置の内部には交換可能な保守部品はありません。
•本書で指定された内容以外の、お客様による整備、調整、または⼿順を⾏った場合、レーザー光が放
射される危険があります。
危険
⼀部のレーザー製品には、クラス3Aまたはクラス3Bのレーザー・ダイオードが組み込まれてい
ます。次の点に注意してください。
カバーを開くとレーザー光線の照射があります。光線を⾒つめたり、光学機械を使って直接⾒た
り、光線を直接浴びることは避けてください。
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vii
危険なエネルギーについての注意
危険
コンピューター・カバーまたは上記のラベルが貼られている部品を取り外す前に、電源コンセントから
すべての電源コードを切り離してください。
上記のラベルが貼られている部品を分解しないでください。これらの部品内部に修理可能な部品はあ
りません。
ご使用の製品は安全に使用できるように設計されています。ただし、このラベルが貼られているコン
ポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらの部品を分解すると、発火し
たり、最悪の場合死亡する恐れがあります。これらの部品のいずれかに問題があると考えられる場合
は、サービス技術員にお問い合わせください。
警告:
強い光、肌または⽬の損傷。作業を⾏う前には、電源を切り離してください。
警告:
⾚外線、肌または⽬の損傷。作業を⾏う前には、電源を切り離してください。
コイン型リチウム電池の注意事項
危険
バッテリーの交換は正しく⾏わないと、破裂のおそれがあります。
コイン型リチウム電池を交換する場合は、同じまたはメーカーが推奨する同等タイプのバッテリーのみを
使用してください。バッテリーにはリチウムが含まれており、誤った使用や取り扱い、または廃棄が原因
で爆発する危険性があります。コイン型リチウム電池を飲み込むと、窒息したり、わずか2時間以内に体
内で重度のやけどを負い、最悪の場合死亡する恐れがあります。
電池をお子様の手の届くところに置かないでください。コイン型リチウム電池を飲み込んだ場合またはコ
イン型リチウム電池が体内に入り込んだ場合は、すぐに医師の診断を受けてください。
以下のことは⾏わないでください。
•水に投げ込む、あるいは浸す
viiiM710qユーザー・ガイド
•100°C(212°F)以上に加熱する
•修理または分解
•大気圧が極端に低い環境に放置する
•気温が極端に高い環境に放置する
•ぶつける、穴をあける、切断する、焼却する
バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例または規則に従ってください。
以下の文は、米国カリフォルニア州のユーザーに適用されます。
カリフォルニアでの過塩素酸塩に関する情報:
二酸化マンガン・コイン型リチウム電池には過塩素酸塩が含まれていることがあります。
過塩素酸物質-特別な取り扱いが必要な場合があります。www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorateを
参照してください。
イヤホン、ヘッドホンまたはヘッドセットの使用
•コンピューターにヘッドホン・コネクターとオーディオ出力コネクターの両方がある場合は、イヤホ
ン、ヘッドホンまたはヘッドセット用にはヘッドホン・コネクターを常に使用してください。ただし、
ヘッドホン・コネクターはヘッドセットのマイクロホンをサポートしません。
•コンピューターにヘッドセット・コネクターとオーディオ出力コネクターの両方がある場合は、イヤホ
ン、ヘッドホンまたはヘッドセット用にはヘッドセット・コネクターを常に使用してください。
警告:
イヤホンやヘッドホンからの過度の⾳圧により難聴になることがあります。イコライザーを最⼤に調整す
ると、イヤホンおよびヘッドホンの出⼒電圧が増加し、⾳圧レベルも⾼くなります。聴覚を保護するた
め、イコライザーは最適なレベルに調整してください。
EN50332-2規格に準拠していないヘッドホンやイヤホンを大音量で長時間使用すると、危険です。ご使用
のコンピューターのヘッドホン出力コネクターは、EN50332-2副節7に準拠しています。この規格は、
コンピューターの広帯域での最大の実効出力電圧を150mVに制限しています。聴力の低下を防ぐた
めに、ご使用のヘッドホンまたはイヤホンが75mVの広帯域の規定電圧に対してEN50332-2(副節7
制限)にも準拠していることを確認してください。EN50332-2に準拠していないヘッドホンを使用す
ると、音圧レベルが高くなりすぎて危険です。
ご使用のLenovoコンピューターにヘッドホンまたはイヤホンが同梱されている場合は、このヘッドホンま
たはイヤホンとコンピューターの組み合わせはセットでEN50332-1の規格に準拠しています。別のヘッド
ホンまたはイヤホンを使用する場合は、EN50332-1(副節6.5の制限値)に準拠していることを確認してく
ださい。EN50332-1に準拠していないヘッドホンを使用すると、音圧レベルが高くなりすぎて危険です。
クリーニングと保守
コンピューターおよびワークスペースを清潔に保持してください。コンピューターをクリーニングする前
に、コンピューターをシャットダウンしてから、電源コードを抜いてください。コンピューターをクリー
ニングするのに、液体洗剤をコンピューターに直接吹き付けたり、可燃性の物質を含む洗剤を使用したり
しないでください。洗剤を柔らかい布に吹き付けてから、コンピューターの表面を拭いてください。
©CopyrightLenovo2018
ix
xM710qユーザー・ガイド
第1章概要
この章では、コンピューターについての理解を深める基本的な情報を説明します。
前面
注:ご使用のコンピューター・モデルの外観は、図と若干異なる場合があります。
図 1. 前 面
1電源インジケーター
3ストレージ・ドライブ状況インジケーター
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2電源ボタン
4マイクロホン・コネクター
1
5ヘッドセット・コネクター6USB3.1Gen1コネクター
7AlwaysOnUSB3.1Gen1コネクター
1電源インジケーター
このインジケーターは、コンピューターがオンのときに点灯します。
2電源ボタン
コンピューターの電源を入れるために使用します。オペレーティング・システムからコンピューター
をシャットダウンできない場合は、電源ボタンを4秒間以上押し続けてコンピューターの電源をオフ
にします。
3ストレージ・ドライブ状況インジケーター
このインジケーターは、ストレージ・ドライブが使用中であるときにオンになります。
4マイクロホン・コネクター
コンピューターにマイクロホンを接続するために使用します。マイクロホンは、音声録音や音声認識ソフ
トウェアを使用したコンピューターの操作に使用します。
5ヘッドセット・コネクター
コンピューターにヘッドセットまたはヘッドホンを接続するために使用します。
8点灯した赤色のドット
6USB3.1Gen1コネクター
USB対応デバイスを接続するために使用します。最適なデータ転送を実現するには、USB3.1Gen1デバ
イスはUSB2.0コネクターではなくUSB3.1Gen2またはUSB3.1Gen1コネクターに接続してください。
7AlwaysOnUSB3.1Gen1コネクター
USB対応デバイスを接続するために使用します。最適なデータ転送を実現するには、USB3.1Gen1デバ
イスはUSB2.0コネクターではなくUSB3.1Gen2またはUSB3.1Gen1コネクターに接続してください。
8点灯した⾚⾊のドット
このインジケーターは、コンピューターがオンのときに点灯します。
背面
注:ご使用のコンピューター・モデルの外観は、図と若干異なる場合があります。
2M710qユーザー・ガイド
図 2. 背 面
9オプションのコネクター110オプションのコネクター2
11セキュリティー・ロック・スロット12Wi-Fiアンテナ・スロット
13イーサネット・コネクター14USB3.1Gen2コネクター(2)
15USB3.1Gen1コネクター16DisplayPort
17USB3.1Gen1コネクター18DisplayPort1.2出力コネクター
19電源アダプター・コネクター
®
1.2出力コネクター
9オプションのコネクター2
コンピューター・モデルによって、このコネクターは異なります。
10オプションのコネクター1
コンピューター・モデルによって、このコネクターは異なります。
11セキュリティー・ロック・スロット
第1章.概要3
Kensingtonスタイルのケーブル・ロックの固定に使用します。
12Wi-Fiアンテナ・スロット
一部のモデルでのみ使用可能な背面Wi-Fiアンテナ・ケーブル・コネクターを取り付けるために使用しま
す。背面Wi-Fiアンテナは背面Wi-Fiアンテナ・ケーブル・コネクターに取り付けます。
13イーサネット・コネクター
イーサネット・ケーブルを接続してネットワークにアクセスするために使用します。
14USB3.1Gen2コネクター
USB対応デバイスを接続するために使用します。最適なデータ転送を実現するには、USB3.1Gen2デバ
イスはUSB3.1Gen1またはUSB2.0コネクターではなくUSB3.1Gen2コネクターに接続してください。
15USB3.1Gen1コネクター
USB対応デバイスを接続するために使用します。最適なデータ転送を実現するには、USB3.1Gen1デバ
イスはUSB2.0コネクターではなくUSB3.1Gen2またはUSB3.1Gen1コネクターに接続してください。
16HDMI1.4出⼒コネクター
コンピューターからのビデオ信号および音声信号を、高性能モニターなど他のオーディオまたはビ
デオ・デバイスに送信するために使用します。
17USB3.1Gen1コネクター
USB対応デバイスを接続するために使用します。最適なデータ転送を実現するには、USB3.1Gen1デバ
イスはUSB2.0コネクターではなくUSB3.1Gen2またはUSB3.1Gen1コネクターに接続してください。
18DisplayPort1.2出⼒コネクター
コンピューターからの音声信号およびビデオ信号を、高性能モニターなど他のオーディオまたはビ
デオ・デバイスに送信するために使用します。
19電源アダプター・コネクター
コンピューターに電源アダプターを接続して電源を供給するために使用します。
システム・ボード
注:構成部品のその他の説明は、「前面」および「背面」を参照してください。
4M710qユーザー・ガイド
図 3. シ ス テ ム ・ ボ ー ド
1シリアル・コネクター12シリアル・コネクター2
3USB3.1Gen1コネクター
5マイクロプロセッサー・ソケット
4ストレージ・ドライブ・ファン・コネクター
6コイン型電池
7点灯した赤色のドットのコネクター8内蔵スピーカーまたは高度なスピーカーのコネクター
第1章.概要5
9システム・ファン・コネクター
11M.2Wi-Fiカード・スロット12メモリー・スロット(DIMM1)
10SATAストレージ・ドライブ・コネクター
13メモリー・スロット(DIMM2)
14M.2ストレージ・ドライブ・スロット
マシン・タイプとモデル・ラベル
コンピューターは、マシン・タイプとモデル・ラベルで識別されます。Lenovoのサービスやサポートを受
ける場合に、マシン・タイプとモデルの情報は、サポート担当技術者がお客様のコンピューターを特定
して迅速なサービスをご提供するのに役立ちます。マシン・タイプとモデル・ラベルは、図のように
コンピューターに示されています。
図 4. マ シ ン ・ タ イ プ と モ デ ル ・ ラ ベ ル
仕様
電源機構
•65ワット電源機構(自動電圧切り替え機能付き)(オプション)
•90ワット電源機構(自動電圧切り替え機能付き)(オプション)
ストレージ・ドライブ
•2.5型ストレージ・ドライブ(オプション)
•M.2ソリッド・ステート・ドライブ(オプション)
ビデオ
•内蔵グラフィック・カードは以下をサポートします。
–DisplayPort1.2出力コネクター
オーディオ
•内蔵オーディオ・カードは以下をサポートします。
–高度なスピーカー(オプション)
–ヘッドセット・コネクター
6M710qユーザー・ガイド