KYOCERA KM-1530 installation Guide

静電複写機
使用説明書使用説明書
使用説明書
使用説明書使用説明書
ご使用前に必ずこの使用説明書をお読みください。ご使用前に必ずこの使用説明書をお読みください。
ご使用前に必ずこの使用説明書をお読みください。
ご使用前に必ずこの使用説明書をお読みください。ご使用前に必ずこの使用説明書をお読みください。 お読みになった後は、お読みになった後は、
お読みになった後は、
お読みになった後は、お読みになった後は、 してください。してください。
してください。
してください。してください。
本製品の近くに大切に保管本製品の近くに大切に保管
本製品の近くに大切に保管
本製品の近くに大切に保管本製品の近くに大切に保管
弊社は、国際エネルギースタープログラムの参加事業者とし て、本製品が国際エネルギースタープログラムの対象製品に 関する基準を満たしていると判断します。
国際エネルギースタープログラムとは
国際エネルギープログラムは、その基準に適合した機器の製造・販売 を促進させることにより、効率的なエネルギー活用を促進し、エネル ギーの消費にともなう環境汚染を低減させることを基本目的としてい ます。 国際エネルギースタープログラムの基準により、複写機では、最後に 機器を使用してから一定時間経過すると自動的に消費電力を低減する
「低電力モード」に移行し、さらに設定時間以上機器を使用しないと
自動的に電源オフになる「オフモード」を備えていることが必要で す。また複写機にプリンタやファクス機能がある場合は、最後に機器 を使用してから一定時間経過するとプリンタおよびファクスが待機状 態のまま自動的に消費電力を低減する「低電力モード」に移行し、さ らに設定時間以上機器を使用しないとプリンタおよびファクスが待機 状態のまま消費電力を最小にする「スリープモード」を備えているこ とが必要です。 本製品は、国際エネルギースタープログラムの基準に適合するため に、以下の仕様を備えております。
財団法人日本環境協会 エコマーク事務局認定 エコマーク商品 認定番号 01117007 号
「製造」「使用」「廃棄」の段階で環境のためにより良い商品です。
本製品は、「グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の 推進に関する法律)」の定める「特定調達物品」の判断基準に 適合する環境に配慮した製品です。
●「低電力モード」 最後にご使用になってから 15 分を経過しますと自動的に「低電 力モード」に移行します。 なお「低電力モード」への移行時間は、延長が可能です。詳しく は「予熱(プレヒート)機能」をご覧ください。
●「オフモード」 最後にご使用になってから 30 分を経過しますと自動的に「オフ モード」に移行します。 なお「オフモード」への移行時間は、延長が可能です。詳しくは
「オートシャットオフ機能」をご覧ください。
●「スリープモード」(複写機にプリンタおよびファクス機能がある 場合) 最後にご使用になってから 30 分を経過しますと自動的に「ス リープモード」に移行します。 なお「スリープモード」への移行時間は、延長が可能です。詳し くは「オートシャットオフ機能」をご覧ください。
● 再生紙 エネルギースタープログラムでは環境に与える負荷の少ない再生 紙の使用をお勧めしています。推奨紙などは販売担当者または サービス担当者にご相談ください。
[注意]本使用説明書で使用されているイラストはオプション
カセットが 1 段設置されたものを使用しています。
この使用説明書では、オプション品について、簡略化した名 称を使って説明を行っています。 オプション品の正式な商品名は以下のとおりです。
商品名
シートスルー ADFSTDF-3
使用説明書記載の名称
ADF(原稿送り装置)
または DF 積木カセットST-12 ジョブセパレータJ-1302 キーカウンタ キーカード 1 ビットマップ用メモリMB-5 プリンタキット
カセット
ジョブセパレータ
キーカウンタ
キーカード
メモリボード
プリンタキット PrintingSystem(K)
本資料の全部又は一部を無断で複写複製(コピー)することは著作権法上での例外を除き、禁じられています。
をご購入いただきまして
誠にありがとうございます。
この使用説明書は、複写機を良好な状態でご使用いただくために、正しい操作方法・日常の手入れおよび簡 単なトラブルの処置などができるようにまとめたものです。
ご使用前に必ずこの使用説明書をお読みください。また、お読みになった後は、本製品の近くに保管してく ださい。
この使用説明書及び本製品への表示では、本製品を正しくお使い頂き、あなたや他の人々への危害や 財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のよう になっています。
危険:この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険が差し 迫って生じることが想定される内容を示しています。
警告:この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を示しています。
注意:この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内 容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
絵表示
△記号は注意(危険・警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。図の中に具体的な注意 内容が描かれています。
「注意一般」、 「感電注意」、 「高温注意」
記号は禁止の行為であることを告げるものです。図の中に具体的な禁止内容が描かれています。
「禁止一般」、 「分解禁止」
●記号は行為を規制したり指示する内容を告げるものです。図の中に具体的な指示内容が描かれてい ます。
「強制一般」、 「電源プラグをコンセントから抜け」、
「必ずアース線を接続せよ」
本製品使用時の汚れなどによって本使用説明書の注意・警告事項が判読できない場合や、本使用説明書を紛 失した場合には、弊社製品取り扱い店等へご連絡の上、新しい使用説明書を入手してください。(有償)
〈お願い〉
使用説明書の内容は、機械性能改善のために、予告なく変更する場合がありますので御了承ください。
目 次
1 章 はじめにお読みください ................ 1-1
1. 注意ラベルについて ................................... 1-1
2. 機械を設置する時のご注意 ....................... 1-2
3. 取り扱い上のご注意 ................................... 1-3
4. コピー禁止事項 ................................................. 1-4
2 章 各部の名称 ........................................
(1)機械本体 ........................................................ 2-1
(2)操作パネル .................................................... 2-3
3 章 ご使用の前に.....................................
1. 用紙の補給 ......................................................... 3-1
(1)用紙補給時の注意 .................................... 3-1
(2)カセットへの補給 .................................... 3-1
(3)手差しへの補給 ........................................ 3-2
2. トナーカートリッジと
トナー回収タンクの交換 .................................. 3-5
4 章 基本的なコピー .................................
1. 基本的なコピーのしかた .................................. 4-1
2. コピーの縮小/拡大 .......................................... 4-3
(1)自動倍率選択モード ................................ 4-3
(2)ズームコピー ............................................ 4-3
(3)定型変倍コピー ........................................ 4-4
3. 割り込みコピー ................................................. 4-5
4. 予熱(プレヒート)機能 .................................. 4-6
5. オートシャットオフ機能 .................................. 4-6
5 章 機能的なコピー .................................
1. マージンコピー ................................................. 5-1
2. 枠消し ................................................................. 5-2
(1)シート枠消し ............................................ 5-2
(2)ブック枠消し ............................................ 5-2
3. 集約コピー ......................................................... 5-4
●2in1 ........................................................... 5-4
●4in1 ........................................................... 5-4
4. ソートコピー ..................................................... 5-6
5. 回転コピー ......................................................... 5-6
2-12-1
2-1
2-12-1
3-13-1
3-1
3-13-1
4-14-1
4-1
4-14-1
5-15-1
5-1
5-15-1
6 章 複写機の管理モード .........................
1. 部門管理 ............................................................. 6-1
(1)部門管理のモード ..................................... 6-1
(2)部門管理の設定方法 ................................. 6-2
(3)部門管理時のコピー ................................. 6-3
2. 初期設定 ............................................................. 6-4
(1)初期設定の項目 ........................................ 6-4
(2)初期設定の設定方法 ................................. 6-8
7 章 オプション ........................................
(1)ADF(原稿送り装置)................................... 7-1
① DF にセットできる原稿 ........................... 7-1
② DF の使用上の注意 .................................. 7-1
③ DF の各部の名称 ...................................... 7-1
④ DF への原稿のセット............................... 7-1
⑤オートセレクションモード ...................... 7-2
コンタクトガラスへの原稿のセット ...............
(2)カセット ......................................................... 7-3
(3)ジョブセパレータ.......................................... 7-3
(4)キーカウンタ ................................................. 7-3
(5)キーカード ..................................................... 7-4
(6)メモリボード ................................................. 7-4
(7)プリンタキット ............................................. 7-4
(8)プリンタネットワークキット ...................... 7-4
8 章 こんなときには .................................
1. こんな表示がでたら ......................................... 8-1
2. 紙詰りが発生したら ......................................... 8-3
(1)紙詰り位置表示 ....................................... 8-3
(2)注意事項 ................................................... 8-3
(3)処理方法 ................................................... 8-3
3. トラブルが発生した場合 ................................. 8-7
9 章 保守・運用のために .........................
1. 機械の清掃のしかた .......................................... 9-1
2. 消耗品 ................................................................. 9-2
3. 製品の保守サービスについて .......................... 9-3
4. 保守サービス契約書について .......................... 9-3
5. 補修用性能部品について .................................. 9-3
6. 廃棄について ..................................................... 9-3
7. 仕様 ..................................................................... 9-4
索引 ......................................................................... 9-5
6-16-1
6-1
6-16-1
7-17-1
7-1
7-17-1
7-2
8-18-1
8-1
8-18-1
9-19-1
9-1
9-19-1
i
●本機の高機能を存分にご活用ください
原稿と同じサイズの用紙を機
1
械が自動的に選択 〈自動用紙選択モード〉 (P 4-1 参照)
写真原稿もきれいにコピー
34
〈画質選択〉(P 4-2 参照)
多彩な変倍方法
2
■指定したカセットサイズに 縮小/拡大〈自動倍率選択 モード〉(P 4-3 参照)
コピーにとじ代を作る 〈マージンコピー〉 (P 5-1 参照)
※オプションのメモリーボー
ド装着時
■50 〜 200%の範囲で縮小/拡大 〈ズームコピーモード〉 (P 4-3 参照)
原稿のまわりを消去してコピー
5
〈枠消し〉(P 5-2 参照)
※オプションのメモリーボード
装着時
■サイズを指定して倍率を指定〈定 型変倍モード〉
(P 4-4 参照)
2 枚または 4 枚の原稿を1枚に
6
〈集約コピー〉(P 5-4 参照)
※オプションのメモリーボー
ド装着時
自動で仕分けを行う
78
〈ソートコピー〉(P5-6参照)
※オプションのメモリーボー
ド装着時
オプションも充実
11
■ ADF(原稿送り装置)  (P 7-1 参照)
用紙の向きを変えて仕分けを しやすく〈回転ソートコピー〉
(P 5-6 参照)
※オプションのメモリーボー
ド装着時
■カセット(P 7-3 参照) ■ジョブセパレータ(P7-3参照) ■キーカウンタ(P 7-3 参照)
サイズの異なる原稿を一緒にコ
9
ピー 〈オートセレクション〉 (P 7-2 参照)
※オプションの ADF 装着時
10
部門コードでコピー管理
〈部門管理〉(P 6-1 参照)
■キーカード(P 7-4 参照) ■メモリボード(P 7-4 参照)
■プリンタキット(P 7-4 参照)
■プリンタネットワークキット (P 7-4 参照)
ii
1 章 はじめにお読みください
1. 注意ラベルについて
本製品には、下記に示す位置に安全に関する注意ラベルを貼っています。紙詰まり処置やトナー補給時に火傷や感電 などの事故のないようご注意ください。
ラベルラベル
ラベル
ラベルラベル
この部分の内側は高温になっています。 火傷などのおそれがありますので、触れ
ないようにしてください。.........................
ラベルラベル
ラベル
ラベルラベル
トナーまたはトナーの入った容器を火中 に投じないでください。火花が飛び散り、
やけどの原因となることがあります。.....
22
2
22
33
3
33
ラベルラベル
ラベル
ラベルラベル
この部分には高電圧が発生しています。 感電事故を防ぐため、絶対に触れないよ
うにしてください。....................................
11
1
11
1-1
〈お願い〉これらのラベルははがさないようにしてください。
2. 機械を設置する時のご注意
■設置環境について
注意
●本製品をぐらついた台の上や傾いた所など不 安定な場所に置かないでください。落ちたり、 倒れたりして、けがの原因となることがあり
ます。....................................................................
●本製品を湿気やほこりの多い場所に置かない でください。万一電源プラグにほこりやゴミ などが付着している場合は取り除いてくださ い。火災、感電の原因となることがあります。
●本製品をストーブなどの熱源や可燃物が近く にある場所に置かないでください。火災の原
因となることがあります。.................................
●本製品の冷却効果を保つため、機械の周辺は 下記のスペースを確保してください。特に機 械左側と後ろ側には通気口があり、壁などに 近づけないでください。充分なスペースがな いと冷却されず、発熱や性能不良の原因とな
ります。................................................................
■設置電源・アースについて
警告
●表示された電源電圧以外の電圧で使用しない でください。またタコ足配線をしないでくだ
さい。火災、感電のおそれがあります。..........
●電源プラグはコンセントに確実に差し込んで ください。電源プラグの刃に金属などが触れ
ると火災、感電の原因となります。..................
●必ずアース線をアース対象物に接続してくだ さい。アース接続がされないで万一、漏電し た場合は火災、感電のおそれがあります。な お、アース接続ができない場合は、弊社製品
取り扱い店等にご相談ください。......................
その他の注意事項
●電源プラグは製品の近くの容易に接続できるコンセ ントにつないでください。
その他の注意事項
●本製品は設置する場所によっては外気条件が加わっ て、性能が維持できなくなる場合がありますので、 常温常湿の室内(室温 20℃、湿度 65%RH が適当) に設置し、下記のような場所は避けてください。
・窓際など、直射日光の当たる場所や明るい場所 ・振動の多い場所 ・急激に温度や湿度が変化する場所 ・冷暖房の冷風や温風が直接当たる場所 ・通気性、換気性の悪い場所
●複写機の使用中はオゾンが発生しますが、その量は 人体に影響を及ぼさないレベルです。ただし、換気 の悪い部屋で長時間使用する場合や大量にコピーを とる場合には、臭気が気になることもあります。快 適な作業環境を保つためには部屋の換気をすること をお勧めいたします。
■ビニールの取り扱いについて
警告
●本製品に使っている包装用のビニールを子供 に触れさせないでください。ビニールが鼻や 口に吸着すると、窒息するおそれがあります。
1-2
3. 取り扱い上のご注意
■機械の取り扱いについて
注意
警告
●本製品の上に花瓶、植木鉢、コップや水など の入った容器または金属物を置かないでくだ さい。こぼれたり、中に入った場合、火災、
感電のおそれがあります。.................................
●本製品のカバーは外さないでください。内部 には電圧の高い部分があり、感電のおそれが
あります。............................................................
●電源コードを傷つけたり、破損したり、加工 したりしないでください。また重いものをの せたり、引っぱったり、無理に曲げたりする と電源コードをいため、火災、感電のおそれ
があります。.........................................................
●本製品の改造や分解は絶対に行わないでくだ さい。火災、感電、レーザ光線への被爆のお それがあります。レーザ光洩れによる失明の
おそれがあります。.............................................
●万一、発熱していたり、煙が出ている、へん な臭いがするなどの異常状態のまま使用する と、火災、感電のおそれがあります。すぐに メインスイッチを切り、その後必ず電源プラ グをコンセントから抜いてください。そして
弊社製品取り扱い店等にご連絡ください。......
●万一、異物(金属片、水、液体)が本製品の 内部に入った場合は、まず本体のメインス イッチを切り、電源プラグをコンセントから 抜いて弊社製品取り扱い店等にご連絡くださ い。そのまま使用すると火災、感電のおそれ
があります。.........................................................
●濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。感電のおそれがあります。..................
●内部の点検・修理は弊社製品取り扱い店等に
依頼してください。.............................................
●電源プラグをコンセントから抜くときは、電 源コードを引っ張らないでください。電源 コードが傷つき、火災、感電の原因となるこ とがあります。(必ず電源プラグを持ってコン
セントから抜いてください)..............................
●本製品を移動させる場合は、必ず電源プラグ をコンセントから抜いて行ってください。電 源コードが傷つき、火災、感電の原因となる
ことがあります。.................................................
●夜間等で長時間本製品をご使用にならない場 合は、メインスイッチを切ってください。ま た連休等で長期間、本製品を使用にならない ときは、安全のため必ず電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。.................................
●本製品を持ち上げたり、動かす場合は、所定
の箇所を持つようにしてください。..................
●本製品の清掃を行うときには安全上、必ず電 源プラグをコンセントから抜いてください。..
●本製品内部の清掃については弊社製品取り扱 い店等にご相談ください。本製品の内部にほ こりがたまったまま長い間掃除をしないと火 災や故障の原因となることがあります。特に、 湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効 果的です。なお、内部清掃費用については弊
社製品取り扱い店等にご相談ください。..........
その他の注意事項
●本製品の上には重いものをのせたり、衝撃を与えた りしないでください。
●コピー中には次のことをしないでください。
・前カバーを開ける。 ・メインスイッチを切る。 ・電源コードを抜く。
●転居などで本製品を動かす場合は、弊社製品取り扱 い店等へご連絡ください。
●コネクタ、プリント基板等の電気部品に触らないで ください。静電気により破損する可能性があります。
●この使用説明書に記載されていないことは行わない でください。
1-3
■消耗品の取り扱いについて
4. コピー禁止事項
注意
●トナーコンテナおよびトナー回収タンクは、 火中に投じないでください。火花が飛び散り、
やけどの原因となることがあります。..............
●トナーコンテナおよびトナー回収タンクは、 子供の手に触れる事のない様に保管してくだ
さい。....................................................................
●トナーコンテナおよびトナー回収タンクより、 トナーが漏れた場合には、トナーを吸い込ん だり、口に入れたり、眼、皮膚に触れない様
にしてください。.................................................
・トナーを吸い込んだ場合は、新鮮な空気の
場所に移動し、多量の水でよくうがいをし てください。咳などの症状が出るようであ れば医師の診察を受けてください。
・トナーを飲み込んだ場合は、口の中をすす
ぎ、コップ 1、2 杯の水を飲んで胃を薄め、 必要に応じて医師の診察を受けてください。
・眼に入った場合は、直ちに流水で良く洗い、
刺激が残るようであれば医師の診察を受け てください。
・皮膚に触れた場合は、石鹸を使って水で良
く洗い流してください。
●トナーコンテナおよびトナー回収タンクは、 無理に開けたり、壊したりしないでください。
複写機を使って何をコピーしてもよいとは限りません。 特に法律により、そのコピーを所有するだけでも罰せ られることがありますので、次の点に充分ご注意くだ さい。
1. 法律で禁止されているものには
①紙幣、貨幣、政府発行の有価証券、国債証券、地方
債証券は、コピーすることを禁止されています。 例えば、見本の印が押してあっても、コピーするこ とはできません。
②外国において流通する紙幣、貨幣、証券類のコピー
も禁止されています。
③政府の模造許可を取らない限り、未使用郵便切手、
官製はがきの類は、コピーすることを禁止されてい ます。
④政府発行の印紙、酒税法で規定されている証紙類の
コピーもできません。
(関係法律)
●通貨及ビ証券模造取締法
●外国ニオイテ流通スル貨幣、紙幣、銀行券、証券、 偽造変造及ビ模造ニ関スル法律
●郵便切手類模造等取締法
●印紙等模造取締法
●紙幣類似証券取締法
その他の注意事項
●使用後、不要となりましたトナーコンテナおよびト ナー回収タンクは、お買い上げの販売店もしくは弊 社のサービス担当者にご返却ください。回収された トナーコンテナおよびトナー回収タンクは、再使用 もしくは再資源化のために再利用されるか、法律に 従い廃棄処理されます。
●消耗品は冷暗所に保管ください。
●本製品を長時間使わない場合は、用紙をカセットま たはデッキから取り出し、もとの包装紙に戻して密 封してください。
2. 注意を要するものには
①民間発行の有価証券(株券、手形、小切手など)、定
期券、回数券などは、事業会社が業務に供するため の最低必要部数をコピーする以外は、政府の指導に よって、注意を呼びかけられています。
②政府発行のパスポート、公共機関や民間団体の免許
証許可証、身分証明証や通行券、食券などの切符類 も勝手にコピーしないほうがよいと考えられます。
3. 著作権にもご注意を
著作権の目的となっている書籍、音楽、絵画、版画、 地図、図面、映画及び写真などの著作物は、個人的に または、家庭内その他、これに準ずる限られた範囲内 で使用するためにコピーする以外は、禁じられていま す。
1-4
2 章 各部の名称
(1)機械本体
2-1
1原稿押さえ
(コンタクトガラスに原稿をセットするときに開閉してく
ださい。)
2操作パネル
(コピーの操作はここで行います。)
3左カバー取手
(左カバーを開けるときにはここを持ってください。)
4左カバー
(紙詰りが発生したときに開いてください。)
5手差し
(小サイズの用紙にコピーするときや特殊紙にコピーする
ときはここに用紙をセットしてください。)
6スライダー
(手差しに用紙をセットするときに用紙幅に合わせてくだ
さい。)
7補助ガイド 8トナーカートリッジ 9トナーカートリッジ解除レバー
(トナーカートリッジを交換するときに操作してくださ
い。)
0トナー回収タンク !トナー回収タンク解除レバー
(トナー回収タンクを交換するときに操作してください。)
@クリーナー棒
(トナーカートリッジを交換した後や画像に汚れがあらわ
れたときに引いてもう一度、押し込んでください。)
#前カバー
(トナーカートリッジを交換するときやトナー回収タンク
を交換するときに開いてください。)
$メインスイッチ
(コピーを始める前にこのスイッチをON(l)にしてく
ださい。)
%コピー収納部
(仕上がったコピー用紙はここに収納されます。)
^排出部 &カセット
(普通紙が 250 枚セットできます。)
*コンタクトガラス
(原稿をここにセットしてください。セットするときは左
奥に合わせて下向きにセットしてください。)
(原稿サイズ指示板
(原稿をセットするときは必ずこの指示線に合わせてくだ
さい。)
)縦サイズ変更プレート
(カセットにセットする用紙の縦サイズに合わせてくださ
い。)
横サイズ変更つまみ
(このつまみを持って横ガイドをカセットにセットする用
紙の横サイズに合わせてください。)
¤カセット底板
(用紙をセットする際、押し下げてください。)
搬送取手
(右側 2 カ所は凹部になっています。左側 2 カ所は引き出
すと取手になります。)
2 章 各部の名称
2-2
2 章 各部の名称
(2)操作パネル
1スタートキー / 表示
(コピーを開始するときに押してください。スタート表示
が緑色に点灯しているときはコピーを開始します。)
2ストップ/クリアキー
(コピー枚数や設定を変更するときに押してください。)
3テンキー
(コピー枚数や倍率を入力するときに押してください。)
4リセットキー
(P 2-4、「●初期モード」参照)
5割り込みコピーキー/表示
(割り込みコピーするときに押してください。表示が緑色
に点灯します。P4-5 参照)
6予熱キー/表示
(コピーを使用しないときに、節電モードにするときに押
してください。表示が緑色に点灯します。P4-6 参照)
7等倍/ OK キー
(コピー倍率を等倍に戻すときに押してください。選択し
た項目を確定するときにも押してください。)
8コピー枚数/倍率表示
(コピー枚数や縮小 / 拡大時の倍率を表示します。倍率を
表示しているときは%が点灯します。)
9倍率アップキー
(コピー倍率を大きくするときに押してください。)
0倍率ダウンキー
(コピー倍率を小さくするときに押してください。)
!自動モード選択キー/自動用紙選択表示/自動倍率選択表
(自動用紙選択モードまたは自動倍率選択モードを選択す
るときにしてください。それぞれの表示が緑色に点灯しま す。)
@ズームコールキー/表示
(ズームコピーモードでコピーをするときに押してくださ
い。P 4-3 参照)
#用紙選択キー
(カセットもしくは手差しを選択するときに押してくださ
い。カセット段表示と用紙サイズ表示が緑色に点灯しま す。)
$カセット段表示
(選択されているカセット段の表示が緑色に点灯します。)
%紙詰まり位置表示
(用紙が詰まっている位置が赤色に点灯します。)
^用紙サイズ表示
(選択されたカセットもしくは手差しの用紙サイズを示し
ます。)
&原稿サイズ選択キー
(原稿サイズを選択するときに押してください。)
*原稿サイズ表示
(選択された原稿サイズを示します。)
(紙詰り表示 )用紙補給表示トナー補給表示
(トナーが少なくなっているときに赤色に点灯します。 
P 3-5 参照)
¤トナー回収表示
(トナー回収タンクの交換時期です。P 3-5 参照)
定期点検表示
(赤色に点灯したときはメンテナンスの時期がきています。
P 8-2 参照)
メモリオーバーフロー/データエラー表示
(原稿読み取り時にメモリ容量を超えたときに赤色に点灯
します。)
2-3
2 章 各部の名称
コピー濃度調整キー
(コピー濃度を薄くするときは左のキーを、濃くするとき
は右のキーを押してください。)
コピー濃度表示
(手動濃度調整のとき、設定されている濃度レベルを示し
ます。)
画像モード選択キー/自動濃度表示/文字 + 写真表示/
写真表示/文字表示
(画像モードを選択するときに押してください。P 4-2 参照)
オートセレクションキー/表示
(オプションのADFを設置しているときに使用できます。
P 7-2 参照)
·集約コピーキー/ 2 イン 1 表示/ 4 イン 1 表示
(集約コピーを行うときに押してください。P 5-4 参照)
マージンキー/表示
マージンコピーを行うときに押してください。P 5-1 参照
Œシート枠消しキー/表示
(シート枠消しを行うときに押してください。P 5-2 参照)
OHP モードキー/表示
(厚紙や OHP フィルムにコピーするとき押してください。
P 3-3 参照)
´ブック枠消しキー/表示
(ブック枠消しを行うときに押してください。P 5-2 参照)
ソートキー/表示
(ソートコピーを行うときに押してください。P 5-6 参照)
ˇプリンタキー
(オプションのプリンタ機能を使用するとき押してくださ
い。)
Áデータオンライン表示
(オプションのプリンタ機能を使用しているときや、PC
からのデータ受信時に緑色に点灯/点滅します。)
●初期モード(ウォームアップが完了またはリセットキーを 押したしたとき)
コピーモードは原稿と同じサイズの用紙にコピーする自動 用紙選択モード、コピー枚数はセットは1、コピー濃度 は文字+写真モードが自動的に選択されます。
●オートクリア機能について
コピー終了後、約 120 秒経過すると機械は自動的に ウォームアップが完了した状態に戻ります。(ただし露光 モードは元に戻りません。)オートクリア機能がはたらく前 なら、コピーモードやコピー枚数、コピー濃度の設定など を同じ状態で繰り返しコピーできます。
●オートカセットチェンジ機能について
同じサイズで同じ向きの用紙がセットされているカセット が 2 つ以上あって、コピー中に 1 つのカセットの用紙が無 くなったとき、自動的に同じサイズで同じ向きの用紙が セットされているカセットに切り換えてコピーを継続しま す。 ※オートカセットチェンジ機能を OFF にすることもできま
す。(P6-5、「オートカセットチェンジ」参照)
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3 章 ご使用前の準備
1. 用紙の補給
本機はカセットと手差しに用紙をセットすることができます。
(1)用紙補給時の注意
包装紙から出した用紙はトレイにセットする前に数回さばい てください。
重要
標準カセット、オプションカセットおよび手差しに用紙が 残っている状態で用紙を補給すると紙詰まりの原因になりま す。
カセット底板を押し下げて、固定してください。
2
横サイズ変更つまみを持って用紙幅に横ガイドを合わ
3
せてください。 用紙サイズはカセットに刻印されています。
(2)カセットへの補給
カセットには、普通紙(64g/m2)やカラーペーパーをそれ ぞれ 250 枚収納できます。 カセットは A3 〜 A5R まで自由にサイズを変更することが できます。
カセットを手前いっぱいに引き出してください。
1
※オプションカセットを設置しているときは複数のカ
セットを抜かないようにしてください。
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縦サイズ変更プレートの両側をつまみながら移動さ
4
せ、縦方向の用紙長さに合わせてください。
3 章 ご使用前の準備
用紙をカセットの左端にそろえて、セットしてくださ
5
い。
重要
※用紙の収納可能量を示すラベル(イラストの①)を貼って
います。ラベルの目盛り以下に用紙をセットしてください。
※カセットに用紙を補給する場合は、コピーされる面を上向
きにセットしてください。(用紙を開封したとき、コピー面 が上側になります。)
※縦サイズ及び横サイズの変更プレートがしっかりと用紙に
当たっているか確認し、隙間があるときは縦サイズ変更プ レートまたは横ガイドをセットしなおしてください。
※高温多湿環境で小サイズの用紙で紙詰まりが発生する場合
は、用紙のセット量をラベル(イラストの①)に指示され た黒線まで枚数を減らしてください。
カセットを静かに押し込んでください。
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※強く押し込むと用紙がカセットの爪から外れ、紙詰
まりの原因となることがあります。
※機械を長時間使用しない場合は、用紙を湿気から守
るために、カセットから用紙を取り出し、元の包装 紙に戻して密封してください。また、高温多湿環境 で保存するときは、防湿袋に入れて密封保管してく ださい。
(3)手差しへの補給
普通紙の他、特殊紙をセットすることができます。特殊紙へ コピーするときは必ず手差しを使用してください。
※普通紙やカラーペーパのセットできる枚数はサイズによっ
て異なります。 A3,B4:25 枚 A4、B5、A5(タテ)、B6(タテ)、A6(タテ):50 枚
セットした用紙サイズがカセット正面からわかるよう
6
に付属の用紙シートをセットしてください。
※使用できる特殊紙とそのセット可能枚数は次の通りです。
・第2原図:1枚 ・更紙:1 枚 ・官製ハガキ:20 枚 ・のし紙:1 枚 ・OHP フィルム:1 枚 ・普通紙(120 g / m2、160 g / m2):1 枚
1
手差しを開いてください。
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3 章 ご使用前の準備
重要
厚手の用紙や OHP フィルムにコピーするときは、OHP モー ドキーを押して、OHP モード表示を点灯させてください。
※ OHP フィルムをセットするときは、初期設定の「O
HP モード設定」(P6-6 参照)でOHPを厚紙を 使用するときは、厚紙を選択してください。
セットする用紙の幅にスライダーを合わせてくださ
2
い。
用紙をスライダーに沿わせて、止まる位置まで挿入し
3
てください。
重要
手差しに用紙を補給する場合は、コピーされる面を下向きに セットしてください。(用紙を開封したとき、コピー面が上側 になります。)先端カールがある場合は、まっすぐにのばして からセットしてください。
補足
手差しから OHPフィルムを通す時は、OHPフィルムと同 じ大きさの紙を1枚OHPフィルムの下にしいて手差しに セットしてください。
※A4(タテ)より長い用紙をセットするときは、補助
ガイド開いてください。
●手差しのサイズ設定
手差しのサイズを設定すると自動用紙サイズ選択などで原稿 サイズに応じた自動選択が可能となります。 ※手差し不定形サイズ幅設定の方法は初期設定(P6-6 参照)
の項目表示 F13 を参照ください。
用紙選択キーを 3 秒間押し続けてください。現在の
1
手差しの用紙サイズが点灯します。 枚数表示にF12が表示された後、2 秒後に数字 が表示されます。 表示される数字は以下の用紙サイズを示します。 1:A3 2:A4(タテ) 3:A5(タテ) 4:A4 5:B4 6:B5(タテ) 7:B5 8:手差し XXX:手差し不定形サイズ幅設定値
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3 章 ご使用前の準備
倍率アップキーまたは倍率ダウンキーを押して、数字
2
を変更し、用紙サイズを選択してください。
OK キーを押してください。選択されたサイズの用紙
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サイズ表示が点灯します。通常のコピーができます。
●封筒のセットのしかた
オプションのプリンタ機能を使用するときは、手差しに封筒 をセットすることができます。
封筒の口を閉じて機械手前になるように、スライダー
3
にあわせて奥までセットしてください。
※正しくセットされないと、異なった方向、異なった
面にプリントすることがあります。
補足
使用できる封筒の種類は、洋型 4 号、洋型 2 号で一度に 6 枚 までセットできます。
手差しを開いてください。
1
セットする封筒に合わせてスライダーを合わせてくだ
2
さい。
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3 章 ご使用前の準備
2. トナーカートリッジとトナー回収タンクの交換
トナー補給表示が点灯したときは、トナーの補給を行ってく ださい。表示が点灯すると数枚はコピーができますがすぐに トナーカートリッジを交換してください。トナーカートリッ ジの交換が終わりしだいトナー回収タンクの交換も行ってく ださい。トナーカートリッジ交換後、トナー回収タンクが交 換されないときはトナー回収表示が点灯します。 ※トナーの補給は、トナー補給表示が点灯したときのみ行っ
てください。
注意
トナーカートリッジ解除レバーを右に止まるまで引き
2
出してください。古いトナーカートリッジの固定が解 除されます。
古いトナーカートリッジを手前に引き出してくださ
3
い。
トナーコンテナおよびトナー回収タンクは、火中に 投じないでください。火花が飛び散り、やけどの原 因となることがあります。
注意
トナーコンテナおよびトナー回収タンクは、無理に 開けたり、壊したりしないでください。
前カバーを開けてください。
1
警告
本製品本体内部の帯電部は高電圧です。感電のおそ れがありますので取り扱いにご注意ください。
新しいトナーカートリッジを軽く上から 5 〜 6 回た
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たいて、水平方向に 8 〜 10 回振ってください。
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